JP2000121961A - 共焦点光走査プローブシステム - Google Patents

共焦点光走査プローブシステム

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JP2000121961A
JP2000121961A JP10291076A JP29107698A JP2000121961A JP 2000121961 A JP2000121961 A JP 2000121961A JP 10291076 A JP10291076 A JP 10291076A JP 29107698 A JP29107698 A JP 29107698A JP 2000121961 A JP2000121961 A JP 2000121961A
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confocal
light
probe
optical scanning
scanning
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JP10291076A
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English (en)
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Hiroki Hibino
浩樹 日比野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の内視鏡検査も十分でき、さらに共焦点
光走査(顕微鏡)検査も容易にできる共焦点光走査プロ
ーブシステムを提供する。 【解決手段】 内視鏡画像を得るためのCCD18を内
蔵した内視鏡2と、その先端部48、84にそれぞれ側
視スキャナ49,86を設けた光走査プローブ3或いは
4は制御装置5に着脱自在で接続でき、CCD18によ
り得られた信号はCCU20で信号処理されて内視鏡画
像信号がスーパインポーザ46を介してモニタ47で内
視鏡画像として表示され、光走査プローブ3或いは4レ
ーザ光源79からのレーザ光を光ファイバ69或いは6
9′で伝送し、側視スキャナ49或いは86を介して被
検体側に照射し、その焦点からの光のみを逆の経路を経
て光ディテクタ81で電気信号に変換し、コントローラ
65で共焦点光走査画像信号に変換し、内視鏡画像と共
に、モニタ47で表示できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検部の観察像を得
る内視鏡と、共焦点光走査画像を取得する共焦点光走査
プローブとを備えた共焦点光走査プローブシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開9−230248号公報、特
表平5−506318号公報、特開平3−87804号
公報に示すように共焦点顕微鏡を内視鏡検査に使用する
ことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−230248号公報、特表平5−506318号公
報では通常内視鏡検査については触れられていない。通
常内視鏡検査では、微妙な色調の変化を観察するのが微
細な病変部の発見には重要であるが、これができない欠
点がある。
【0004】また、特開平3−87804号公報には上
記通常内視鏡検査の代わりに探索的な検査をする開示
(6〜8図)がある。しかしながら、この探索的な検査
ではレーザ光を使用するためにモノクロ画像しか得られ
ない。通常内視鏡検査では、微妙な色調の変化を観察す
るのが微細な病変部の発見には重要である。しかしなが
ら、モノクロではこれができない。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、通常の内視鏡検査も十分でき、さ
らに共焦点光走査(顕微鏡)検査も容易にできる共焦点
光走査プローブシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】被検部の観察像を形成す
る信号を取得する撮像素子を少なくとも有する内視鏡
と、この内視鏡からの信号を画像信号に変換するカメラ
コントロールユニット部を少なくとも有する内視鏡制御
部と、共焦点光走査画像を形成する情報を取得する共焦
点光走査プローブと、前記共焦点光走査プローブからの
情報を共焦点光走査画像信号に変換する共焦点光走査コ
ントローラ部を少なくとも含む共焦点光走査制御部とを
有する共焦点光走査プローブシステムにおいて、上記少
なくとも内視鏡制御部と共焦点光走査制御部を一体的に
設けたことにより、内視鏡による通常の観察像と共に、
共焦点光走査画像とを容易に得られるようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図11は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
の共焦点光走査プローブシステムの外観を示し、図2は
共焦点光走査プローブシステムの全体構成を示し、図3
は回転フィルタの構成を示し、図4は共焦点光走査プロ
ーブを使用しない状態で内視鏡検査を行う動作の説明図
を示し、図5は共焦点光走査プローブを使用した状態で
内視鏡検査を行う動作の説明図を示し、図6は共焦点光
走査プローブを接続した場合のコントローラの制御動作
をフローチャートで示し、図7は第1の共焦点光走査プ
ローブの先端部の構造を示し、図8は図7のXYスキャ
ナの構成を示し、図9はXYスキャナの構成を分解図で
示し、図10は第2の共焦点光走査プローブの先端部の
構造を示し、図11は図10のジンバルミラーの構成を
示す。
【0008】図1に示すように共焦点光走査プローブシ
ステム1は被検体に対する可視光の波長域のカラーの観
察像を取得するための内視鏡2と、この内視鏡2の処置
具挿通チャンネル10(図2参照)内に挿通して使用で
き、共焦点走査画像を形成する情報(信号)を取得する
第1の共焦点光走査プローブ3及び第2の共焦点光走査
プローブ4(単に光走査プローブ或いは光プローブと略
記することもある)と、内視鏡2及び共焦点光走査プロ
ーブ3或いは4が着脱自在に接続され、内視鏡に内蔵し
た撮像素子に対して画像信号を生成する処理等と共焦点
画像信号を生成する処理等を行う共焦点光走査/内視鏡
制御装置(以下、単に制御装置と略記)5とからなる。
【0009】つまり、内視鏡2のコネクタ2aは制御装
置5に設けたソケット6に着脱自在で接続でき、また制
御装置5のソケット7には、第1の共焦点光走査プロー
ブ3のコネクタ8あるいは第2の共焦点光走査プローブ
4のコネクタ9が選択的に着脱自在に接続される。
【0010】図2に示すように内視鏡2の処置具挿通チ
ャンネル(以下、単にチャンネルと略記)10は制御装
置5内に設けられた図示しない吸引ポンプに連通してい
る。図1に示すように内視鏡2は軟性で体腔内等に挿入
される細長の挿入部11、この挿入部11の後端に設け
られた操作部12、この操作部12から延出されたユニ
バーサルケーブル13とからなり、ユニバーサルケーブ
ル13の手元側端部には上記コネクタ2aが設けられて
いる。
【0011】挿入部11内に設けられた上記チャンネル
10は操作部12で一端が開口した挿入口10aが設け
てあり、この挿入口10aから上記光走査プローブ3ま
たは4がチャンネル10内に挿通可能である。挿入部1
1は硬質の先端部14、この先端部14の後端に隣接し
て設けられ、湾曲自在の湾曲部15、この湾曲部15の
後端から操作部12の前端まで至る長尺の可撓管部16
とが設けられており、操作部12の湾曲操作ノブ12a
を回動操作することにより湾曲部15を湾曲することが
できる。
【0012】なお、内視鏡2は、本実施の形態における
軟性の挿入部11を有する軟性内視鏡のみならず、硬性
の挿入部を有するいわゆる硬性内視鏡でも良いのは言う
までも無い。
【0013】図2に示すように先端部14内には、可視
光による観察を行う対物レンズ系17と、その結像位置
に配置された固体撮像素子としての例えば電荷結合素子
(CCDと略記)18が、被検部や試料等からの光を撮
像するように設けられている。
【0014】CCD18は信号線を介して制御装置5内
に設けられた画像信号(映像信号)を生成する信号処理
を行うカメラコントロールユニット部としてのカメラコ
ントロールユニット(以下、CCUと略記)20と接続
され、CCU20内の図示しないCCDドライバからの
CCD駆動信号が印加されることによって、CCD18
は光電変換した信号をプリアンプ19を介してCCU2
0内の映像信号を生成する映像信号処理回路に出力す
る。
【0015】上記対物レンズ系17の対物窓表面17a
に対向してノズル21が設けられ、洗浄水とその洗浄水
を吹き飛ばす送気を対物窓表面17aに対して行えるよ
うにしている。このノズル21は、内視鏡2内に挿通さ
れた送気送水管路22、及びこの送気送水管路22の後
端側で分岐した送気管路23、送水管路24に連通す
る。送気管路23における例えば操作部12に対応する
中途部に送気制御弁23aが、送水管路24における例
えば操作部に対応する中途部に送水制御弁24aが設け
られている。
【0016】送気管路23、送水管路24は、制御装置
5内の送気管路25、送水管路26に連通する。送気管
路25は送気ポンプ27、送水タンク28に連通する。
また、送水管路は送水タンク28に連通する。先端部1
4内には照明光を出射する照明窓29が設けられ、被検
部や試料等を照明可能となっている。
【0017】この照明窓29に取り付けた照明レンズに
対向して照明用ファイババンドル30の先端が配置さ
れ、このファイババンドル30の手元側はコネクタ2a
に至る。そして、コネクタ2aを制御装置5のソケット
6に接続することにより、コネクタ2aにおけるファイ
ババンドル30の端部は制御装置5内の内視鏡用光源部
41を構成する集光レンズ31に対向する。集光レンズ
31には回転フィルタ32を介して例えば白色で発光す
るランプ33からの照明光が入射する。このランプ33
はランプドライバ(単にドライバと略記するばあもあ
る)34により点灯駆動される。
【0018】ランプドライバ34は上記CCU20から
その点灯駆動が制御される(後述する図5に示すように
CCU20は光走査プローブ3或いは4を使用しない場
合は連続点灯させるように制御し、光走査プローブ3或
いは4を使用する場合は間欠的に点灯させるように制御
する)。
【0019】上記回転フィルタ32はモータ35により
一定速度で回転される。モータ35はモータドライバ3
6により駆動される。回転フィルタ32は図3に示すよ
うにR(赤),G(緑),B(青)の各色(波長域)の
光を透過するフィルタ部37R、37G、37Bと各色
の照明の下で撮像した信号をCCD18から転送する
(読み出す)転送時間を作るための遮光部38R、38
G、38Bと、各遮光部38I(I=R、G、B)のタ
イミングを検出する検出孔39R,39G,39Bと例
えばRの遮光部38Rのタイミングを検出する検出孔4
3が設けられている。なお、図3ではランプ33の出射
光束を点線33aに示す。
【0020】上記検出孔39R,39G,43のタイミ
ング時間を検出するセンサ45はモータドライバ36に
遮光部38R、38G、38Bの開始のタイミング信号
を送る。しかして、CCU20からのCCD18への駆
動のタイミングに同期してモータドライバ36を介して
モータ35を駆動することにより各色の照明の下で撮像
された色信号成分の電荷の蓄積、電荷の転送のタイミン
グが制御される。
【0021】即ち、CCU20はCCD18へのRGB
の色成分の信号電荷転送のタイミングに同期した同期パ
ルスをモータドライバ36に送出する。モータドライバ
36はこの同期パルスとセンサ45からの検出孔39R
&43、39G、39Bの検出パルスが同期するように
モータ35の回転を駆動制御する。
【0022】この場合の動作説明図を図4に示す。セン
サ45は図4(A)に示す検出孔43と、図4(B)に
示す各遮光部38Iの始まりの検出孔39Iとを検出
し、これらに同期した面順次の照明光(図4(C)参
照)の下でCCD18で撮像し、検出孔39Iが検出さ
れるとCCD18で撮像した信号電荷を図4(D)に示
すように転送する。図4(D)では例えばR(赤)の照
明の下で撮像した信号電荷の転送をrで示している。他
のG(緑),B(青)の照明の下で撮像した信号電荷の
転送をそれぞれg、bで示している。
【0023】なお、図4は光走査プローブ3、4を使用
していない状態での動作説明図であり、図4(E)で
“0”レベルとなっている。これに対し、光走査プロー
ブ3又は4を使用した場合には図5を参照して後述する
ように“1”レベルとなった時に共焦点光走査画像が取
得される。
【0024】CCD18で撮像された面順次の照明光の
下で撮像された撮像信号はCCU20内の映像信号処理
回路によりカラーのテレビ信号に変換され、スーパイン
ポーザ46を介してモニタ47の表示面に内視鏡画像4
7a(図1参照)が表示される。
【0025】上記共焦点光走査プローブ3はいわゆる斜
視(側視を含む)型のプローブであり、細長のプローブ
挿入部(挿入部と略記)50の先端のプローブ先端部
(先端部と略記)48には側視スキャナ49が設けられ
ている。
【0026】側視スキャナ49から出射する光の方向が
対物レンズ17で観察でき、モニタ47に表示される内
視鏡画像47aにより容易に判別可能なように、先端部
48の出射方向と反対側に共焦点光走査画像取得位置指
示手段としてのマーカ48aが(例えば内視鏡画像と区
別し易い例えば青色の色で、或いは他の模様等で)設け
られている。
【0027】これにより、どの部位の共焦点光走査画像
を取得しているかを内視鏡画像47aから容易に判別可
能である。このマーカ48aが無いとどの部位の共焦点
画像を得ているか判別が従来では難しかった。
【0028】図7に示すようにこのプローブ先端部48
に設けた側視スキャナ49は(図8に示す)X方向にス
キャンするX方向スキャンミラー51、Y方向にスキュ
ンするY方向スキャンミラー52とを有するXYスキャ
ナ53と、例えばバイモルフ圧電素子により構成される
Z方向に走査するZスキャナ54からなる。
【0029】側視スキャナ49からX,Y,Z方向の各
スキャン用にそれぞれ一対(2本)の電線55a、55
bと56a、56bと57a、57bが延出され、挿入
部50、コネクタ8、ソケット7、制御装置5内の電線
58a、58bと,59a、59bと60a、60bを
介してドライバ61に電気的に着脱自在に接続される。
なお、図2等では例えば2本の電線58a、58bを1
本で58a(b)で略記する。
【0030】コネクタ8内に設けたROM62は電線6
3と接続され、さらに制御装置5内の電線64を介して
制御装置5内の共焦点光走査コントローラ部としてのコ
ントローラ65に電気的に着脱自在に接続される。RO
M62には、直視、斜視等の光走査プローブの種類、X
Yスキャナ、Zスキャナの種類、各スキャナの駆動周波
数等の光走査プローブ情報が記憶されている。なお、光
走査プローブ3は、軟性の挿入部を有するものに限ら
ず、硬性の挿入部を有するものでも良いのは言うまでも
ない。
【0031】XYスキャナ53は、図8、図9に示すよ
うに構成される。図8に示すように、光走査プローブ3
の先端部48内に配置されたスキャナ53は、図9に示
すように、半導体製造技術により製造された例えば特開
平9−230248号公報に示される微小共焦点顕微鏡
と同様な構成であり、シリコン基板66、シリコンスペ
ーサ67、光ウインドウ板68から構成されている。
【0032】すなわち、スキャナ53を構成するシリコ
ンスペーサ67及び光ウインドウ板68には、光ファイ
バ69の先端面、第1及び第2のアルミ蒸着ミラー7
0、71が配置されており、光ファイバ69の微小サイ
ズの先端面から出射される光が第1のアルミ蒸着ミラー
70で反射され、シリコン基板66に設けられているY
方向スキャンミラー52で反射される。
【0033】このミラー52で反射された光は、第2の
アルミ蒸着ミラー71で反射された後、シリコン基板6
6に設けられているX方向スキャンミラー51で反射さ
れて、光ウインドウ板68に設けられたレンズ72を介
して患部等の被検体(図示せず)に集光して照射され
る。
【0034】ここで、光ファイバ69はシングルモード
光ファイバであるのでピンホールの役割となり、焦点1
10の被検体からの戻り光のみが光ファイバ69の先端
面に戻る。つまり、光ファイバ69の先端面と互いに共
焦点関係の焦点110の位置の反射情報が検出される。
この場合、焦点110の位置はXYスキャナ53によ
り、X及びY方向に2次元的にスキャンされるので2次
元共焦点画像に対応する反射情報が得られ、さらにZス
キャナ54によりZ方向にスキャンすることにより多数
枚の2次元共焦点画像に対応する反射情報が得られるこ
とになる。
【0035】図9に示すように、シリコン基板66に設
けられているXYスキャンミラー51、52は、光の焦
点110位置を被検体等に対して走査するために向きが
可変の可変ミラーであって、それぞれがヒンジ部73、
74によって支持されている。このヒンジ部73、74
は、図中に示す互いに直交したY軸及びX軸をそれぞれ
の回転軸として静電気力によって回転可動に構成されて
いる。なお、この静電気力は、前記ドライバ61により
制御される。
【0036】図2に示すように光走査プローブ3の挿入
部50内を挿通された上記光ファイバ69はコネクタ8
をソケット7に接続することにより、制御装置5内の共
焦点光走査用光源部42を構成する光ファイバ75に光
学的に着脱自在に接続される。本実施の形態における共
焦点光走査用光源部42は光走査プローブ3の光ファイ
バ69に共焦点光走査用光源部42で発生した共焦点光
走査用光を導光(伝送)する上記光ファイバ75及び4
端子カプラ76とを有する。
【0037】上記光ファイバ75は4端子を備え光学的
に光結合する4端子カプラ76の端部77に光学的に接
続される。この4端子カプラ76の一端78には共焦点
光走査用光として例えばレーザ光を発生するレーザ光源
79が対向して配置され光学的に接続される。
【0038】4端子カプラ76の一端80には、この一
端80から出力される光を検出する光ディテクタ81が
対向して配置され光学的に接続される。4端子カプラ7
6の一端82に対向してダンパ83が配置され、このダ
ンパ83により一端82から出射される光を減衰させて
殆ど反射光が無いようにする。
【0039】なお、レーザー光源79は、各種の光源を
使用可能である。そして、例えば、パルスレーザーを用
いて2フォトン(あるいはマルチフォトン)効果を利用
した共焦点光走査画像を取得しても良い。この場合は垂
直方向の深達度(光の)を向上させる効果がある。
【0040】レーザ光源79は共焦点光走査画像信号を
生成するコントローラ65により制御される。一端80
から出力される光(つまり、共焦点走査光の戻り光にお
ける4端子カプラ76からの光)を検出する光ディテク
タ81で検出され、光電変換された検出信号はコントロ
ーラ65に入力される。
【0041】また、コントローラ65は、ROM62の
内容を読み取り光走査プローブ3に応じて最適な制御を
行なう。コントローラ65はドライバ61を介してスキ
ャナ49を最適な制御で駆動し、光走査プローブ3によ
り得られた反射情報の信号から共焦点画像に対応する共
焦点画像信号(映像信号)を生成する。
【0042】このため、このコントローラ65は光ディ
テクタ81からの信号から干渉信号成分を抽出して検波
する抽出検波回路と、この抽出検波回路の出力信号をA
/D変換するA/D変換回路と、A/D変換回路の出力
信号としての画像データを少なくとも1フレーム分記憶
する記憶容量を有するメモリ回路と、このメモリ回路か
ら順次読み出された画像データをD/A変換して共焦点
光走査画像信号として出力するD/A変換回路等を有す
る。
【0043】なお、レーザ光源79の替わりに白色光を
使用しても良い。また、ダンパ83の替わりにリファレ
ンスミラーを設置し、レーザ光源79を低干渉性光を発
する超高輝度発光ダイオード(SLD)に変更すれば、
被検体に対する光軸方向の検出深さを深くできると共
に、さらにヘテロダインによりS/Nを向上させること
も可能である。
【0044】上記コントローラ65から出力される共焦
点画像信号はスーパインポーザ46を介してモニタ47
に出力され、モニタ47の表示面に内視鏡画像47aと
同時に共焦点光走査画像47bが表示される。
【0045】一方、第2の共焦点光走査プローブ4はい
わゆる直視型のプローブであり、挿入部85の先端部8
4に直視スキャナ86が設けられている。この挿入部8
6の内部に側視型プローブ3と同様に光ファイバ69′
が設けられている。
【0046】図10に示す様に、直視スキャナ86は先
端部本体87、XY走査(スキャン)ミラー88、集光
レンズ89からなる。光ファイバ69′の微小面積サイ
ズの端面69bに対向してミラー90が先端部本体87
の角部に固定されている。そして、光ファイバ69′の
端面69bから出射されたはこのミラー90、前記XY
走査ミラー88で反射して集光レンズ89から集光され
て被検体側に出射し、焦点110′で集光する。
【0047】被検体側に出射された光で、焦点110′
で反射された光のみが逆の経路を経て光ファイバ69′
の端面69bに入射する。つまり、光ファイバ69′の
端面69bと共焦点関係の焦点110′の反射情報が得
られる。換言すると、直視スキャナ86は共焦点関係の
光(或いは共焦点関係に設定された光)を2次元的に走
査する。XY走査ミラー88をXY方向に走査すること
により、被検体の2次元画像情報が得られることにな
る。なお、集光レンズ89は例えば非常に短い焦点距離
を有し、照射される光を焦点110′で非常に小さな光
スポット(光点)になり、この焦点110′からずれる
とサイズ(面積)は急激に大きくなる。また、光ファイ
バ69′の端面69bのサイズも同様に小さい(光ファ
イバ69′の端面のサイズが所望とするサイズより大き
い場合には、端面69bに(所望とするサイズの)ピン
ホールを設けた遮光板を設けたり、ピンホールとする部
分以外の端面69bを遮光性の塗料を塗布するなどして
も良い)。
【0048】従って、被検体における焦点110′に対
し非常に分解能が高い反射情報が得られる。そして、こ
の光走査プローブ4により、集光レンズ89の光軸上の
前方位置付近の被検体における共焦点顕微鏡的に組織を
拡大した2次元画像情報が得られるようにしている。以
下走査ミラー88の構成を説明する。走査ミラー88は
ジンバルミラー92とくぼみ部93を有するグランド9
4によって構成されている。
【0049】ジンバルミラー92の本体はシリコンのプ
レートであり、図11に示すように95a、95b、9
5c、95dは駆動用配線、96a、96b、96c、
96dは電極部である。ここで、駆動用配線及び電極部
はミラーの役割も兼ねる。図中梨地模様で示す開口部9
7は、ヒンジ部98、99を軸としてミラー部がX方
向、Y方向に回動する。
【0050】電極部96a、96bと96c、96d
は、それぞれ一対(2本)のX方向駆動配線95a、9
5bと一対(2本)のY方向駆動配線95c、95dを
介して、制御装置5内のそれぞれ一対の電気ケーブル5
8a、58bと59a、59bをさらに介してドライバ
61に電気的に接続される。
【0051】図2に示すようにコネクタ9内に設けたR
OM100は電線101そして制御装置5内の電線64
を介してコントローラ65に電気的に着脱自在に接続さ
れる。ROM100には、直視、斜視等の光走査プロー
ブの種類、XYスキャナ、Zスキャナの種類、各スキャ
ナの駆動周波数等の光走査プローブ情報が記憶されてい
る。なお、図示しないZスキャナからの一対(2本)の
電線102a、102bは制御装置5内の電線60a、
60bを介してドライバ61に(着脱自在に)電気的に
接続される。
【0052】しかして、コントローラ65はソケット7
に接続されるコネクタ8、9に設けられたROM62、
100内の情報を判別してドライバ61に対して、接続
された各X,Y,Zスキャナの種類に応じて最適な制御
をする。
【0053】レーザ光源79の光は4端子カプラ76、
光ファイバ75、69′を介して端面69bから出射し
(光ファイバの端面69bがピンホールの役割をかね
る)、ミラー90で変向された光は、電極部96a、9
6bのミラー機能で反射され集光レンズ89を通して被
検部側の焦点110′を1点照明する。
【0054】焦点110′での反射光はこの照明のルー
トと全く同一のルートを通り戻り、4端子カプラ76に
導光され、光ディテクタ81により検出される。検出さ
れた光信号はコントローラ65で画像信号が形成され、
スーパインポーザ46を介してモニタ47に共焦点画像
47b(図1参照)が表示される。
【0055】コントローラ65には画像取り込みスイッ
チ103を操作による指示信号が入力する。スイッチ1
03は操作者の近傍たとえば、内視鏡2の操作部12に
設けても良い。コネクタ8に設けてもよい。
【0056】図1に示すように内視鏡2の操作部12に
はフリーズの指示をするフリーズスイッチ104、レリ
ーズの指示をするレリーズスイッチ105、ビデオプリ
ンタにハードコピーの指示をするビデオプリンタスイッ
チ106が設けられ、図示しない電線を介してCCU2
0に電気的に接続される。図2に示すようにCCU20
はランプドライバ34、モータドライバ36、コントロ
ーラ65、スーパインポーザ46とそれぞれ電気ケーブ
ル200、201,202,203により電気的に接続
されている。
【0057】コントローラ65はドライバ61、スーパ
インポーザ46、レーザ光源79、スイッチ103とそ
れぞれ電気ケーブル204、205、206、207に
より電気的に接続されている。スーパーインポーザ46
は電気ケーブル208を介してモニタ47に電気的に接
続される。なお、スーパーインポーザ46は、スイッチ
ャであっても良い。
【0058】スイッチ103は、内視鏡の操作部12に
設けて、そのON/OFF信号をCCU20からコント
ローラ65に転送しても良い。
【0059】本実施の形態では内視鏡2の撮像手段に対
する内視鏡画像信号を生成する信号処理を行うCCU2
0を含む内視鏡制御部と、光走査プローブ3、4による
共焦点光走査画像を生成する処理を行うコントローラ6
5を含む共焦点光走査制御部とを制御装置5として一体
的に設けていると共に、モニタ47等も一体的に設けて
いる。
【0060】次に本実施の形態の作用を内視鏡検査を行
う場合で説明する。内視鏡検査を行う場合には、図1に
示すように内視鏡2のコネクタ2aを制御装置5のソケ
ット6に接続する。
【0061】内視鏡2を患者の体内に挿入して内視鏡2
による検査をする。この場合は図4に示すように通常の
撮像、即ちR(赤),G(緑),B(青)の各光による
照明に引き続いてCCD18から各色に対応する蓄積さ
れた信号電荷をCCU20に転送する。即ち、CCU2
0はランプ33が連続発光するようにランプドライバ3
4を駆動する。そして、モ二夕47には内視鏡画像47
aがカラーで表示される。
【0062】次に病変部を見つけたら、その病変に応じ
て最適な共焦点光走査プローブを選択する。たとえば、
第1の共焦点光走査プローブ3を選択した場合には、そ
の光走査プローブ3のコネクタ8をソケット7に接続す
る。コントローラ65はROM62の内容を把握する。
【0063】即ち、図6に示すようにまずステップS1
のスキャナの種類が判別され、2ミラータイプかジンバ
ルミラータイプかが判別される。光走査プローブ3は2
ミラータイプであるので、この光走査プローブ3の場合
にはステップS2のX方向ミラーの駆動周波数がセット
され、さらにステップS3のY方向ミラーの駆動周波数
がセットされる。コントローラ65はこのセットされた
駆動周波数によりスキャナ49を駆動する。
【0064】光走査プローブ3を内視鏡2のチャンネル
10内に挿入口10aから挿入する。そして、内視鏡画
像47aを見ながら病変部に光走査プローブ3の先端部
48を押し当てる。そして、画像取り込みスイッチ10
3により光走査プローブ3の画像を取り込み指示する。
コントローラ65はドライバ61に対してスキャナ49
に対してXYの2次元画像がZ方向に多数枚取り込める
ように制御する。
【0065】一方、この場合は図5に示すように制御す
る。即ち、コントローラ65は画像取り込みスイッチ1
03が押されるとCCU20に対して光走査プローブ3
の画像が取り込まれることを通信により連絡する。
【0066】CCU20はランプドライバ34に対して
ランプ33が間欠発光(図5(C)の照明光参照)とな
るように制御する。つまり、図4に比較してR、G、B
の照明期間が短くなるように回転フィルタ32の回転に
同期して間欠発光させる(例えば、図4の状態で遮光さ
れた期間になった場合、その期間から次の色フィルタが
光路上に介挿された時間後までの一定時間消灯させる。
これにより、各色での照明期間は短くなり、逆に遮光期
間は長くなる)。そして、各色の照明光の間に行われる
CCD18の電荷の転送を例えば2回に分けて行う。
【0067】この2回のうち、最初と最後の転送の間に
レーザ光源79が駆動され、そしてスキャナ49が駆動
されることによりレーザ光源79の光が病変部に照射走
査され、その戻り光を光ディテクタ81により検出す
る。このレーザ光源が点灯駆動され、スキャナ49によ
り走査される走査期間を図5(E)ではLにより示して
いる。
【0068】上記光ディテクタ81により検出された信
号はコントローラ65に入力され、画像化する処理が施
されてモニタ47に共焦点光走査画像47bとして内視
鏡像47aと同時に表示される。
【0069】なお、CCU20は上記最初の転送が終了
したという開始信号をコントローラ65に対して通信す
る。つまり、最初の転送が終了したので共焦点画像の取
り込みを開始して良いという開始信号をコントローラ6
5に送る。
【0070】コントローラ65はこの開始信号を受けて
上記共焦点光走査画像の取得を開始する。また、CCU
20は最後の転送を開始する前に終了信号をコントロー
ラ65に通信する。つまり、CCU20は最後の転送を
開始する直前のタイミングになったので、共焦点光走査
画像の取得を終了させる終了信号をコントローラ65に
送る。コントローラ65はこの終了信号を受けて上記共
焦点光走査画像の取得を終了する。
【0071】そして、CCU20はCCD18に転送を
行う信号を印加して、残りの信号電荷を読み出す(但
し、読み出すだけで表示はしない)。図5(D)ではこ
の転送期間をLで示している。そして、モニタ47には
図1に示すように(カラーの)内視鏡画像47aとモノ
クロの共焦点光走査画像47bとが表示される。
【0072】このように本実施の形態では内視鏡装置に
よる微妙な色変化も把握できる内視鏡画像47aと共
に、その内視鏡画像47aにおいて顕微鏡的に検査した
い部位が存在する場合には例えば光走査プローブ4の先
端部84をその部位に近接対置することにより、その部
位を顕微鏡的に拡大した2次元画像が得られる。
【0073】このため、従来では内視鏡検査により、病
変部の可能性がある部位を発見した場合には、処置具等
によりその部位の組織を採取して、その組織を体外に取
り出し、その組織を顕微鏡等で検査すること等必要とな
ったが、本実施の形態によれば、その部位に光走査プロ
ーブ4の先端部84を対向配置すればその部位の組織を
顕微鏡的に拡大観察した共焦点光走査画像47bがモニ
タ47に表示されるので、より簡単かつ短時間で同等の
診断を行うことができる。
【0074】なお、2回に分けて転送を行う場合、例え
ば各色成分画像1フレーム分をフィールド単位に分けて
転送するようにしても良い。もう一度スイッチ103が
押されると、コントローラ65とCCU20が通信し
て、レーザ光源79の照射が中止され、図4に示す通常
の内視鏡像の取得が行われる状態となる。
【0075】図5から分かるように内視鏡画像を得るた
めの照明は光走査プローブ3による共焦点画像の取得を
行う走査期間には停止し、かつ内視鏡画像を得るための
照明期間には共焦点画像の取得を行うための光走査を行
わないようにしている。従って、一方の光が他方に悪影
響を及ぼすことはない。
【0076】なお、スイッチ103が押されると自動的
に共焦点光走査画像47bがモニタ47に表示されるよ
うにしても良い。また、表示サイズは内視鏡画像47a
が共焦点光走査画像47bより大きくても良いし小さく
てもよい。また、共焦点光走査画像47bが表示されな
い時は、モニタ画面一杯に内視鏡画像47aが表示され
るようにしても良い。
【0077】一方、第1の共焦点光走査プローブ3でな
く、第2の共焦点光走査プローブ4のコネクタ9がソケ
ット7に接続されると、コントローラ65はROM10
0の内容を把握する。即ち図6に示すようにまずステッ
プS1のスキャナの種類が判別され、2ミラータイプか
ジンバルミラータイプかが判別される。
【0078】この光走査プローブ4はジンバルミラータ
イプであり、これを判別するとステップS4のX方向ミ
ラーの駆動周波数がセットされ、さらにステップS5の
Y方向ミラーの駆動周波数がセットされる。コントロー
ラ65はこのセットされた駆動周波数によりスキャナ8
5を駆動する。しかして、光走査プローブ3の場合と同
様に共焦点光走査画像情報と内視鏡画像情報とが取得さ
れ、モニタ47に光走査画像47bと内視鏡像47aと
が表示される。
【0079】内視鏡2のフリーズスイッチ104、レリ
ーズスイッチ105、ビデオプリンタスイッチ106の
いずれかが押された場合は、CCU20はそのフリーズ
動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作が終了す
るまでコントローラ65に対して共焦点光走査画像の取
得を禁止する。したがって、この期間にスイッチ103
が押されてもレーザ光源79は発光しない。
【0080】スイッチ103が押され、共焦点光走査画
像が取得されている場合は、通信によりCCU20はそ
れを認識しており、その期間にフリーズスイッチ10
4、レリーズスイッチ105、ビデオプリンタスイッチ
106のいずれかが押されても、CCU20はそのフリ
ーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作を禁
止する。
【0081】内視鏡2のコネクタ2aがソケット6に接
続されていない場合はCCU20はその情報をコントロ
ーラ65に通信する。この際にスイッチ103が押され
た場合にはレーザ光源79は連続発光し、共焦点光走査
画像情報が連続的に取得される。
【0082】上記共焦点光走査用光源部42におけるレ
ーザ光源79の発光、フリーズ動作、レリーズ動作、ビ
デオプリンタ撮影動作が禁止されている状態の場合は、
それを告知する手段、例えばブザーや画面表示をしても
良い。
【0083】なお、取得する共焦点光走査画像は、反射
光(後方散乱光)でも良い。また、レーザ光等の励起光
を照射して共焦点位置からの蛍光画像を得る場合にも適
用できる。また、自家蛍光画像を得る場合にも適用でき
る。
【0084】本実施の形態は以下の効果を有する。通常
のカラーの内視鏡画像により微妙な色変化などから通常
の内視鏡検査(内視鏡診断)が行えると共に、病変部な
どの可能性がある所望とする部分を顕微鏡的に診断しよ
うと望む場合には、共焦点光走査プローブをチャンネル
10内に挿通して使用することにより、所望とする部分
を分解能が高い状態で顕微鏡的に拡大した共焦点画像を
得ることができる。
【0085】観察対象に応じて種々の共焦点光走査プロ
ーブが選択接続可能である。直視、側視、斜視の各共焦
点光走査プローブが自動的に判別され、最適な制御がさ
れる。
【0086】モニタ47を共用でき経済的である。同一
モニタ47に同時に表示できるため、内視鏡画像内のど
こを共焦点光走査プローブで観察しているか容易に認識
できる。
【0087】共焦点光走査プローブの照射光により内視
鏡画像に悪影響を及ぼすことが無い。また、内視鏡用の
照明光により共焦点光走査画像に悪影響を及ぼすことが
無い。
【0088】共焦点光走査プローブの光スキャナの駆動
周波数の自動調整がされる。内視鏡検査と共焦点光走査
プローブによる検査を同時に行なう場合には制御装置5
のみ準備すれば良く準備が楽である。
【0089】なお、共焦点光走査用光としてのレーザ光
としては、例えば赤外の波長域を用いCCD18の撮像
面にこの赤外の波長域の光をカットする赤外カットフィ
ルタを取り付けた場合には、レーザ光を照射している状
態で内視鏡光源部41による撮像のための照明を行って
も良い。
【0090】この場合、共焦点光走査画像に内視鏡光源
部41による照明が悪影響を及ぼす可能性がある場合に
は、例えば回転フィルタ32の赤の色を透過する色フィ
ルタ37Rに赤外の波長域の光をカットするフィルタを
用いると良い(他の色フィルタ37G,37Bは赤外の
波長域の光をカットする特性を有するとする)。この場
合には、共焦点光走査画像の取込のための共焦点光走査
用光の走査と内視鏡画像の取込のための面順次照明との
期間が重なるようにしても良い。
【0091】また、例えば共焦点光走査用光として赤外
域のレーザ光等を用いた場合には、可視域よりも生体組
織に対する透過性が高いので、より深部に焦点を合わせ
ることにより、表面内部の状態の共焦点光走査画像を得
ることもできる。
【0092】また、側視スキャナ49或いは直視スキャ
ナ86の駆動周波数を選択できるようにして得られる共
焦点光走査画像の倍率を変化させることができるように
しても良い。
【0093】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図12及び図13を参照して説明する。図
12は、本発明の第2の実施の形態の共焦点光走査プロ
ーブシステムの外観を示し、図13は共焦点光走査プロ
ーブシステムの全体構成を示す。第1の実施の形態と同
様なものは同一番号を付し説明を省略する。
【0094】図12に示すように本実施の形態の共焦点
光走査プローブシステム1では内視鏡2のコネクタ2a
の側面にはCCD用のソケット120が設けられてい
る。このソケット120にはカールコード121の一方
のコネクタ122が着脱自在に固定される。カールコー
ド121の他方のコネクタ123は、(CCU20を内
蔵した)CCU装置124のソケット125に着脱自在
に固定される。
【0095】内視鏡2のコネクタ2aは(内視鏡用光源
部41を内蔵した)光源装置126のソケット127に
着脱自在に固定される。共焦点光走査プローブ3、4の
コネクタ8、9は選択的に(コントローラ65等を内蔵
した)共焦点光走査制御装置128のソケット7に着脱
自在に接続される。
【0096】図13に示すようにCCU装置124内の
CCU20は光源装置126内のランプドライバ34、
モータドライバ36と電気ケーブル200a、201a
さらに接点129、130さらに電気ケーブル200
b、201bをそれぞれ介して着脱自在に電気的に接続
されており、CCU20は両ドライバ34,36に制御
信号を送出する。
【0097】また、CCU20は共焦点光走査制御装置
128内のコントローラ65と電気ケーブル202a、
接点131、電気ケーブル202bを介して電気的に着
脱自在に電気的に接続されており、CCU20はコント
ローラ65と通信して各種情報のやり取りをする。
【0098】また、CCU20は共焦点光走査制御装置
128内のスーパインポーザ46と電気ケーブル203
a、接点132、電気ケーブル203bを介して電気的
に着脱自在に接続されており、CCU20はスーパイン
ポーザ46に対して内視鏡画像信号を送出する。
【0099】共焦点光走査制御装置128内のスーパイ
ンポーザ46はモニタ装置133のモニタ47と電気ケ
ーブル208a、接点134、電気ケーブル208bを
介して電気的に着脱自在に接続されており、スーパイン
ポーザ46はモニタ47に内視鏡画像信号及び/または
共焦点光走査画像信号を送出する。
【0100】なお、接点129〜132、134の代わ
りに着脱自在なケーブルで電気的に接続しても良い。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同様である。本実施の
形態の作用は第1の実施の形態と同様なので省略する。
本実施の形態は以下の効果を有する。
【0101】第1実施の形態と同様な効果の他に、共焦
点光走査プローブによる観察が不要な場合は、光走査プ
ローブ3、4、共焦点光走査制御装置128を片づけれ
ば広いスペースで内視鏡検査を行なえる。
【0102】また、共焦点光走査プローブによる検査だ
けを行なう時は、光走査プローブ3、4と制御装置12
8とモニタ装置133だけを準備すればよく、準備が簡
単でスペース効率も良い。
【0103】また、CCU装置124,光源装置12
6、モニタ装置133と制御装置128が別体なので、
従来の内視鏡検査に加えて共焦点光走査プローブによる
検査を行なう場合に共焦点光走査プローブと共焦点光走
査制御装置128のみを購入すれば良く、安価に実現で
きる。
【0104】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図14及び図15を参照して説明する。図
14は本発明の第3の実施の形態の共焦点光走査プロー
ブシステムの外観を示し、図15は共焦点光走査プロー
ブシステムの全体構成を示す。なお、第2の実施の形態
と同様なものは同一番号を付し説明を省略する。
【0105】図14に示すように本実施の形態のシステ
ム1は、基本的には図12の共焦点光走査制御装置12
8を共焦点光走査コントローラ装置152と共焦点光走
査用光源装置156とに分離した構成となっている。
【0106】また、図15に示すようにCCU装置12
4の電気接点131a、132aには電気ケーブル15
0、151の一端がそれぞれ着脱自在に接続される。電
気ケーブル150、151の他端は、共焦点光走査コン
トローラ装置152及びモニタ装置133′の各電気接
点131b、132bに着脱自在に接続される。
【0107】コントローラ装置152の電気接点153
aはモニタ装置133′の電気接点153bに対して電
気ケーブル154の一端及び他端が電気的に着脱自在に
接続される。電気接点153a、153bはそれぞれ電
気ケーブル205a、205bによりコントローラ6
5、スーパインポーザ46に電気的に接続される。電気
接点132bは電気ケーブル203bによりスーパイン
ポーザ46に接続される。
【0108】図14にも示すようにコントローラ装置1
52のソケット155及び共焦点光走査用光源装置15
6のソケット157には接続コード158の一方のコネ
クタ158aおよび他方のコネクタ158bが着脱自在
に接続される。
【0109】共焦点光走査コントローラ装置152の4
端子カプラ76の端部78は上記接続コード158のコ
ネクタ158aが接続されると接続コード158内に設
けられた光ファイバ159に光学的に接続される。光フ
ァイバ159は上記接続コード158のコネクタ158
bがソケット157に接続されると光ファイバ160に
光学的に接続される。光ファイバ160はレーザ光源7
9に光学的に接続される。レーザ光源79は共焦点光走
査用光源装置156に設けられたドライバ161により
駆動される。
【0110】コントローラ65はドライバ161に電気
ケーブル162、接点163、電気ケーブル164、接
点165、電気ケーブル166によりドライバ161と
電気的に着脱自在に接続されており、コントローラ65
はドライバ161を制御する。なお、電気ケーブル16
4は接続コード158内に設けられる。
【0111】なお、図15ではカールコード121のコ
ネクタ122がソケット120に接続された状態で示し
ている。その他は図13と同様の構成である。本実施の
形態の作用は第2の実施の形態とほぼ同様のため省略す
る。
【0112】本実施の形態は以下の効果を有する。第
1、2の実施の形態と同様の効果の他に、共焦点光走査
ブローブによる観察が不要な場合は、光走査プローブ
3、4、共焦点光走査コントローラ装置152、共焦点
光走査用光源装置156、接続コード158を片づけれ
ば広いスペースで内視鏡検査を行なえる。
【0113】また、共焦点光走査プローブによる検査だ
けを行なう時は、内視鏡2、CCU装置124、内視鏡
光源装置126を準備する必要がなく、準備が簡単でス
ペース効率も良い。
【0114】また、CCU装置124,光源装置12
6、モニタ装置133′とコントローラ装置152、光
源装置156が別体なので、従来の内視鏡検査に加えて
共焦点光走査プローブによる検査を行なう場合に共焦点
光走査プローブと共焦点光走査制御装置部分、つまり共
焦点光走査コントローラ装置152、共焦点光走査用光
源装置156及び接続コード158のみを購入すれば良
く、安価である。
【0115】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図16の共焦点光走査プローブシステム1
を参照して説明する。なお、第1、2、3の実施の形態
と同様なものは同一番号を付し説明を省略する。
【0116】本実施の形態は第2の実施の形態とはスー
パインポーザ46が共焦点光走査制御装置128内でな
く、CCU装置124内にある点で異なる。コントロー
ラ65はスーパインポーザ46に対して電気ケーブル2
05a、電気接点153a、電気ケーブル170を介し
て電気的に着脱自在に接続されている。CCU20は電
気ケーブル203によりスーパインポーザ46に接続さ
れている。
【0117】本実施の形態の作用は第2の実施の形態と
同様であるので、その説明を省略する。また、本実施の
形態の効果は第2の実施の形態と同様である。
【0118】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図17の共焦点光走査プローブシステム1
を参照して説明する。第1、2、3、4の実施の形態と
同様なものは同一番号を付し説明を省略する。
【0119】本実施の形態は、第1の実施の形態の制御
装置5とは、以下の点で異なる。即ち、内視鏡制御装置
180と共焦点光走査制御装置128とスーパインポー
ザ装置190とモニタ装置133が別体である点で異な
る。
【0120】スーバインポーザ装置190はスーパイン
ポーザ46を内蔵する。本実施の形態の作用は、第1、
第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略す
る。また、本実施の形態の効果は第1、第2の実施の形
態とほぼ同様である。
【0121】(第6の実施の形態)次に本発明の第6の
実施の形態を図18の共焦点光走査プローブシステム1
を参照して説明する。第1の実施の形態と同様なものは
同一番号を付し説明を省略する。
【0122】本実施の形態は第1の実施の形態におい
て、光走査プローブ3、4の代わりに制御装置5のソケ
ット7に着脱自在の共焦点光走査プローブ本体230を
介して側視アダプタ238或いは直視アダプタ239を
着脱自在を使用する構成にした。制御装置5のソケット
7に共焦点光走査プローブ本体230の手元側コネクタ
231が着脱自在に固定されると、光ファイバ75が共
焦点光走査プローブ本体230の光ファイバ232に光
学的に接続される。
【0123】電気ケーブル58a(58b)、59a
(59b)、60a(60b)、64は共焦点光走査プ
ローブ本体230の電気ケーブル233a(233
b)、234a(234b)、235a(235b)、
236に接続される。
【0124】このように光ファイバ232、電気ケーブ
ル233a(233b)、234a(234b)、23
5a(235b)、236はプローブ本体230に内蔵
されている。
【0125】プローブ本体230の先端側コネクタ23
7には、側視アダプタ238と直視アダプタ239のコ
ネクタ240、241が選択的に着脱自在に固定され
る。プローブ本体230の先端側コネクタ237と側視
アダプタ238のコネクタ240が接続されると、光フ
ァイバ232、電気ケーブル233a(233b)、2
34a(234b)、235a(235b)、236
は、光ファイバ69、電気ケーブル55a(55b)、
56a(56b)、57a(57b)、63とそれぞれ
光学的、電気的に接続される。
【0126】プローブ本体230の先端側コネクタ23
7と直視アダプタ239のコネクタ241が接続される
と、光ファイバ232、電気ケーブル233a(233
b)、234a(234b)、235a(235b)、
236は、光ファイバ69′、電気ケーブル95a(9
5b)、55c(95d)、102a(102b)、1
01とそれぞれ光学的、電気的に接続される。
【0127】次に本実施の形態の作用を説明する。な
お、第1の実施の形態と同様のものの説明は省略する。
共焦点光走査プローブを使用時は、そのプローブ本体2
30の先端側コネクタ237に所望のアダプタ(側視ア
ダプタ238又は直視アダプタ239)を装着する。装
着状態に設定した後の作用は第1の実施の形態とほぼ同
様である。
【0128】本実施の形態は以下の効果を有する。第1
の実施の形態と同様な効果の他に、共焦点光走査プロー
ブはそのプローブ本体230の先端側に側視アダプタ2
38、直視アダプタ239を装着するだけで共焦点光走
査プローブの種類を選択できる。また、共焦点光走査プ
ローブの大部分(本体)を共用できるので安価に提供で
きる。
【0129】(第7の実施の形態)次に本発明の第7の
実施の形態を図19ないし図22を参照して説明する。
図19は本発明の第7の実施の形態の共焦点光走査プロ
ーブシステムの全体構成を示し、図20は共焦点光走査
プローブの先端部の構造を示し、図21は図20の光学
ユニットの構成を示し、図22は図21のジンバルミラ
ー(スキャンミラー)の構成を示す。なお、第1の実施
の形態と同様なものは同一番号を付し、その説明を省略
する。
【0130】図19に示すように本実施の形態では内視
鏡2の固体撮像素子には、CCD18の撮像面の前に色
分離用カラーフィルタ18aを備えたものが採用されて
いる。この固体撮像素子に合わせ、内視鏡用光源部41
は白色光を出射するタイプが採用されている。例えば、
図2の内視鏡用光源部41において、モータ35で回転
される回転フィルタ32を有しないで、ランプ33の白
色光はレンズ31により集光されてライトガイド30に
照射される。このランプ33はランプドライバ252に
より駆動され、ランプドライバ252は電気ケーブル2
00を介してカメラコントロールユニット部としてのC
CU253により点灯駆動が制御される。
【0131】CCU253からの内視鏡画像と共焦点光
走査コントローラ部としてのコントローラ254からの
共焦点光走査画像はスイッチャ255により切り替えら
れモニタ47に選択的に表示される。スイッチャ255
は電気ケーブル256を介してスイッチ257に電気的
に接続される。スイッチ257に従いスイッチャ255
は切り替えられる。どちらが選択されているかは、スイ
ッチャ255からCCU253、コントローラ254に
通信される。
【0132】側視光走査プローブ3′の先端部48は図
20に示すような構成である。図20に示すように、先
端部48は、本体321、光学ユニット322及び図中
のZ軸方向に可動なZ軸アクチュエータ323からな
り、本体321は透明な窓部324を有している。
【0133】Z軸アクチュエータ323は、バイモルフ
型の圧電アクチュエータによって構成され、電圧を印加
することによって光学ユニット322を矢印で示す方向
325へアクチュエーションする。Z軸アクチュエータ
323の一端(基端)は本体321に接着され、他端
(先端)側に光学ユニット322が取り付けられてい
る。このZ軸アクチュエータ323からの配線は電気ケ
ーブル102a、102bを通って図19に示した制御
装置5のドライバ61へと接続されている。
【0134】ここで、本体321は、内部に光学ユニッ
ト322等を有する中空のパイプになっており、このパ
イプを前側からふさぐ前蓋321aと根本側からふさぐ
後蓋321bとがパイプに接着固定されており、さらに
透明な窓部324も本体321の内部が水密構造となる
ように接着固定されている。
【0135】図21に示すように、光学ユニット322
は、Z軸アクチュエータ323の端部に接着されたシリ
コン基板331と、このシリコン基板331に接着した
プレート332と、このプレート332に接着されたス
ペーサ333と、スペーサ333に接着された上板33
4とによって構成されている。このスペーサ333に
は、例えば波長780nmのレーザ光を発生する小型の
半導体レーザ335が接着固定されている。
【0136】また、シリコン基板331とプレート33
2によって、ジンバルミラーであるスキャンミラー33
6が構成されている。また、スペーサ333はミラー部
337を有し、上板334には回折格子レンズ338が
設けられている。
【0137】ここで、半導体レーザ335から出射され
る光が、最初にスペーサ333のミラー部337で反射
し、次にスキャンミラー336で反射した後に、上板3
34の回折格子レンズ338を透過することによって焦
点339を結ぶように導かれるような位置関係に、それ
ぞれが構成されている。
【0138】また、半導体レーザ335の出射端面には
レーザが出射される範囲にのみハーフミラー膜340が
設けられており、焦点339からの戻り光の一部がプレ
ート332面に導かれるように構成されている。また、
この戻り光が導かれるプレート332面上には光を検知
するフォトダイオード341が設けられている。
【0139】また、スキャンミラー336、半導体レー
ザ335及びフォトダイオード341は、プレート33
2上の図示しないパターンを介してランド部342,…
に電気的に接続され、このランド部342,…に電気ケ
ーブル95a,95b,95c,95d,400a、4
00b(半導体レーザ用)、401a、401b(フォ
トダイオード用)が接続される。
【0140】シリコン基板331には、くぼみ352が
形成されている。スキャンミラー336は図22に示す
ような構成である。図11と同一構成には同一符号を付
し説明を略す。なお、スキャンミラー336は図11に
示すジンバルミラー92と同様な構成である。
【0141】図19に示すように半導体レーザ335の
電気ケーブル400a、400bは、制御装置5側の電
気ケーブル402a、402bを介してドライバ403
に着脱自在に電気的に接続される。ドライバ403はコ
ントローラ254に電気ケーブル404にて電気的に接
続される。しかして、コントローラ254はレーザ33
5の点灯をドライバ403を介して制御する。
【0142】フォトダイオード341の電気ケーブル4
01a、401bは、制御装置5側の電気ケーブル40
5a、405bを介してアンプ406に着脱自在に電気
的に接続される。アンプ406はコントローラ254に
電気ケーブル407にて電気的に接続され、フォトダイ
オード341で検出された信号を増幅してコントローラ
254に出力する。しかして、コントローラ254はフ
ォトダイオード341で検出した共焦点光走査信号を画
像信号に変換しスイッチャ255を介してモニタ47に
表示する。
【0143】次に本実施の形態の作用を説明する。第1
の実施の形態と同様部分は説明を略す。内視鏡2のコネ
クタ2aがソケット6に接続され、光走査プローブ3′
のコネクタ8がソケット7に接続され検査が開始され
る。内視鏡検査時にはスイッチャ255を切替え、内視
鏡画像をモニタ47に表示する。
【0144】共焦点光走査プローブ3による検査時には
スイッチ257を操作してスイッチャ255を切替え、
共焦点光走査画像をモニタ47に表示する。
【0145】スイッチャ255が内視鏡画像を選択して
いる場合は、コントローラ254はドライバ403を制
御してレーザ335の点灯を禁止すると共に、CCU2
53に対して、レーザ335を消灯したという信号を送
出する。CCU253はこの信号を受けて撮像を開始す
る。
【0146】スイッチャ255が共焦点光走査画像を選
択している場合は、CCU253はドライバ252を制
御して光源ランプ33の点灯を禁止するとともにコント
ローラ254に対して、光源ランプ33を消灯したとい
う信号を送出する。コントローラ254はこの信号を受
けて画像取得を開始する。
【0147】本実施の形態は以下の効果を有する。第1
の実施の形態と同様な効果の他に、共焦点光走査用光源
としてのレーザ335および戻り光を検出する検出器が
光走査プローブ3′内に内蔵されることにより、制御装
置5内にレーザや検出器を設ける必要がなく小型化でき
る。
【0148】また、光ファイバでの減衰をなくすことが
でき、画像取得の効率が良い(S/Nを向上できる)。
【0149】(第8の実施の形態)次に本発明の第8の
実施の形態を図23の共焦点光走査プローブシステム1
を参照して説明する。なお、第7の実施の形態と同様な
ものは同一番号を付し、その説明を省略する。内視鏡装
置側は図19に示すものとほぼ同様の構成である。
【0150】共焦点光走査プローブとしての光ファイバ
プローブ500はその先端部501に設けられた対物レ
ンズ502に対向して一端(先端)が配置された光ファ
イババンドル503の他端(基端)はコネクタ504ま
で延出して設けられる。このコネクタ504はソケット
7に着脱自在に固定される。
【0151】コネクタ504には、共焦点光走査用光源
部499のランプ505の光がレンズ506、ハーフミ
ラー507、複数の共焦点ピンホール508aが設けら
れたニポウディスク508、集光レンズ509を介して
入射する。このニポウディスク508はモータ510に
より回転され、このモータ510はドライバ511によ
り駆動される。
【0152】上記コネクタ504から光ファイババンド
ル503の基端に入射された光はこの光が入射された光
ファイバにより伝送され、先端面から対物レンズ502
を介して被検体側に集光照射され、その際結像位置Kで
光ファイバ端面に対応した微小な光スポットになる。被
検体側からの反射光は光ファイババンドル503に入射
されるが、ニポウディスク508のディスク面により遮
光され、このディスク面に形成した共焦点ピンホール5
08aを通過した光のみ、つまり結像位置Kからの戻り
光のみがハーフミラー側に導光されるようにしている。
【0153】ハーフミラー507により反射された光は
結像レンズ512を介してCCD513に入射し、光電
変換される。上記ニポウディスク508が回転されるこ
とにより、共焦点ピンホール508aの位置が2次元的
に変化し、これに応じて集光レンズ509により光ファ
イババンドル503の基端に入射される光も2次元的に
変化する。図23では実線と点線で共焦点ピンホール5
08aが移動した場合における光が集光される様子を示
している。そして、光ファイババンドル503の先端面
から対物レンズ502により結像される結像位置Kが光
ファイババンドル503の端面に対応して2次元的に走
査する。
【0154】CCD513で得られた共焦点光走査画像
に対応する信号はプリアンプ514で増幅された後、共
焦点光走査コントローラ部としてのコントローラ515
に入力される。このコントローラ515は内部にCCU
517が設けてあり、CCU517からCCD513に
駆動信号を印加して読み出した共焦点光走査画像を形成
する信号からモニタ47に表示するための標準的な画像
信号(映像信号)を生成し、この画像信号(映像信号)
をスイッチャ255を介してモニタ47に表示する。コ
ントローラ515はドライバ516を制御して上記ラン
プ505の点灯を制御する。
【0155】なお、少なくともCCU253を含む内視
鏡制御装置側と、少なくともコントローラ515を含む
共焦点光走査制御装置側を別体的に設けても良い。ま
た、モニタ47も別体的に設けても良い。なお、本実施
の形態では図示しないスイッチ等により、コントローラ
515或いはCCU253に共焦点光走査画像の取り込
みの指示を行うことができるようにしている。
【0156】次に本実施の形態の作用を説明する。第1
の実施の形態で説明したのと同様に内視鏡2により内視
鏡検査を行う。そして、この内視鏡検査により、例えば
病変部を顕微鏡的に詳しく観察したい場合には、光ファ
イバプローブ500をチャンネル10内に挿通し、その
コネクタ504を制御装置5のソケット7に接続する。
【0157】そして、病変部に光ファイバプローブ50
0の先端を対向配置して図示しないスイッチを操作して
共焦点光走査画像の取り込みの指示を行う。この指示に
より、CCU253はランプドライバ252を介してラ
ンプ33を間欠発光させる。例えば、2フレーム期間を
周期として1フレーム期間はランプ33は点灯し、次の
1フレーム期間は消灯し、その消灯期間に同期してラン
プ505を点灯して共焦点光走査画像の取り込み動作を
行う。
【0158】この場合、CCU253は内視鏡画像信号
を2フレーム期間にわたり同じ信号を繰り返してスイッ
チャ255側に出力する。
【0159】また、スイッチ257を操作しないと、ス
イッチャ255によりモニタ47には内視鏡画像が表示
される状態である。そして、スイッチ257を操作する
と、スイッチャ255が切り換えられ、コントローラ5
15側からの共焦点光走査画像が表示される。
【0160】共焦点画像の取得動作はほぼ以下のように
なる。本実施の形態では上述のようにニポウディスク5
08を回転することによって、その共焦点ピンホール5
08aを通った光が集光レンズ509により、そのピン
ホール508aと共焦点となる位置に基端が配置された
光ファイババンドル503の基端を2次元的に走査し、
その走査に対応して(入射した光を伝送する光ファイバ
により)光ファイババンドル503の先端面から被検体
側に照射される光も対物レンズ502により、その結像
面上の結像位置Kを2次元的に走査する。
【0161】そして、各結像位置Kからの反射光が逆の
経路をたどって共焦点ピンホール508aを通り、ハー
フミラー507で反射され、結像レンズ512によりC
CD513の撮像面における共焦点ピンホール508a
の位置に対応した位置に結像される。
【0162】2次元的走査によりこのCCD513に1
フレーム分の反射情報に対応した信号電荷が蓄積される
と、コントローラ515(内のCCU517)はCCD
513に駆動信号を印加して読み出し、その読み出した
信号を標準的な映像信号に変換する処理を行った後、ス
イッチャ255を経てモニタ47に出力し、モニタ画面
に共焦点画像を表示する。
【0163】本実施の形態はプローブ500内には光を
2次元的に走査する走査機構を必要としないので、単純
な構成で共焦点画像を得るためのプローブを実現でき
る。その他は前述した他の実施の形態と同様の効果を有
する。
【0164】なお、上述の説明では内視鏡は撮像素子を
備えたもので説明したが、対物レンズ系17の結像位置
に光ファイババンドルで構成されたイメージガイドの先
端面を配置し、このイメージガイドの後端面に伝送され
た内視鏡像を肉眼で観察できる光学式の内視鏡の場合に
も適用できる。また、光ファイババンドルの代わりにリ
レーレンズ系を用いたイメージガイドの光学式の内視鏡
の場合にも適用できる。また、上述した各実施の形態等
を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態等も本
発明に属する。
【0165】1.被検部の観察像に対応する信号を取得
する撮像素子を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡
からの信号を画像信号に変換するカメラコントロールユ
ニット部(以下、CCUと略記)を少なくとも有する内
視鏡制御部と、共焦点光走査画像を形成する情報を取得
するための共焦点光走査プローブと、前記共焦点光走査
プローブからの情報を共焦点光走査画像信号に変換する
共焦点光走査コントローラ部を少なくとも有する共焦点
光走査制御部とを有する共焦点光走査プローブシステム
において、上記少なくとも内視鏡制御部と共焦点光走査
制御部を一体的に設けたことを特徴とする共焦点光走査
プローブシステム。
【0166】1a.付記1において、上記内視鏡制御部
と共焦点光走査制御部の一部の機能を共用した。 1aa.付記1aにおいて、共用した機能はモニタであ
る。 1ab.付記1aにおいて、共用した機能はスーパイン
ポーザである。 1ac.付記1aにおいて、共用した機能はスイッチャ
である。
【0167】1b.付記1において、上記内視鏡は照明
用光ファイバを有し、この光ファイバに光を導入する内
視鏡用光源部を内視鏡制御部は有する。 1c.付記1において、上記画像信号及び/または共焦
点光走査画像信号を表示するモニタを有する。 1d.付記1において、内視鏡制御部は上記画像信号を
表示するモニタを有する。 1da.付記1dにおいて、内視鏡制御部は上記画像信
号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに同時に表示す
るスーパインポーザを有する。 1db.付記1dにおいて、内視鏡制御部は上記画像信
号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択的に表示
するスイッチャを有する。
【0168】1e.付記1において、共焦点光走査制御
部は上記共焦点光走査画像信号を表示するモニタを有す
る。 1ea.付記1eにおいて、共焦点光走査制御部は上記
画像信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに同時に
表示するスーパインポーザを有する。 1eb.付記1eにおいて、共焦点光走査制御部は上記
画像信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択的
に表示するスイッチャを有する。 1f.付記1において、共焦点光走査制御部に共焦点光
走査画像の取得を開始する開始スイッチを有する。 1g.付記1において、内視鏡のコネクタと着脱自在な
ソケットを有する。
【0169】1h.付記1において、共焦点光走査プロ
ーブは内視鏡の処置具導入チャンネルに挿入可能であ
る。 1i.付記1において、共焦点光走査プローブは共焦点
光走査画像取得位置の指示手段を有する。 1ia.付記1iにおいて、共焦点光走査画像取得位置
の指示手段は、先端部に設けられたマーカである。
【0170】1j.付記1において、共焦点光走査プロ
ーブは直視タイプである。 1k.付記1において、共焦点光走査プローブは側視タ
イプである。 1l.付記1において、共焦点光走査プローブは斜視タ
イプである。 1m.付記1において、共焦点光走査プローブはその先
端部に光を走査するスキャナを有する。 1ma.付記1mにおいて、上記スキャナを駆動するス
キャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。
【0171】1n.付記1において、共焦点光走査プロ
ーブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有する。 1na.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はメモリである。 1nb.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は半導体メモリである。 1nc.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はROMである。 1nd.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、スキャナのタイプを記憶する。 1ne.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、光を走査するスキャナの駆動周波数を記憶す
る。 1nf.付記1nにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、共焦点光走査プローブのタイプを記憶する。
【0172】1o.付記1において、共焦点光走査制御
部は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケ
ットを有する。 1oa.付記1oにおいて、共焦点光走査プローブは、
光を走査するスキャナとプローブ種類判別信号記憶手段
を有し、かつ共焦点光走査制御部は上記スキャナを駆動
するスキャナドライバを有する。 1oaa.付記1oaにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を
判別し、その内容に応じスキャナドライバのスキャナの
駆動周波数を制御する。 1ob.付記1oにおいて、共焦点光走査プローブは、
光を走査するスキャナとプローブ種類判別信号記憶手段
を有する。 1oba.付記1obにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を
判別し、その内容に応じ上記内視鏡制御部を制御する。
【0173】1p.付記1において、内視鏡制御装置は
上記CCUと、観察像を得るための照明光を発生する内
視鏡光源部を含む。 1q.付記1において、共焦点光走査制御装置は、上記
共焦点光走査コントローラ部と、共焦点光走査用光を発
生する共焦点光走査用光源部を含む。 1qa.付記1qにおいて、共焦点光走査コントローラ
部とCCUとの情報伝達手段を有する。
【0174】1qaa.付記1qaにおいて、共焦点光
走査制御部は共焦点光走査画像の取得を開始する開始ス
イッチのONまたはOFF信号をCCUに伝達する。 1qb.付記1qにおいて、共焦点光走査コントローラ
部とCCUは、相互の画像の取得のタイミングを相互に
制御する。
【0175】1qc.付記1qにおいて、CCUは、開
始スイッチのON信号が共焦点光走査コントローラ部か
ら伝達されると、観察像を得るための照明光を発生する
内視鏡光源部の光源ランプが間欠発光となるように制御
し、各色の照明光の間に行われる撮像素子(以下、CC
Dと略記)の電荷の転送を2度行なう。 1qca.付記1qcにおいて、共焦点光走査コントロ
ーラ部は、上記CCDの2度の電荷の転送の最初と最後
の転送の間に共焦点光走査光源部を駆動し、そして上記
共焦点光走査プローブに設けたスキャナを駆動して共焦
点光走査光源部の光を被検部に照射走査し、その戻り光
をディテクタにより検出する。
【0176】1qcaa.付記1qcaにおいて、CC
Uは上記最初の転送が終了したという第1の終了信号を
共焦点光走査コントローラ部に対して通信し、共焦点光
走査コントローラ部は第1の終了信号を受けて上記共焦
点光走査画像の取得を開始する。 1qcab.付記1qcaにおいて、CCUは上記最後
の転送を開始する前に第2の終了信号を共焦点光走査コ
ントローラ部に通信し、共焦点光走査コントローラ部は
第2の終了信号を受けて上記共焦点光走査画像の取得を
終了する。 1qaa.付記1qaにおいて、CCUは、内視鏡のフ
リーズスイッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリンタス
イッチのONまたはOFF信号を共焦点光走査コントロ
ーラ部に対して伝達し、共焦点光走査コントローラ部は
フリーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作
が終了するまで共焦点光走査用光源部の発光を禁止す
る。
【0177】1qab.付記1qaにおいて、共焦点光
走査コントローラ部は、共焦点光走査画像の取得を開始
する開始スイッチのONまたはOFF信号をCCUに伝
達し、CCUは共焦点光走査画像が取得されている間フ
リーズスイッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリンタス
イッチのいずれかが押されても、そのフリーズ動作、レ
リーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作を禁止する。 1qd.付記1qにおいて、上記共焦点光走査用光源部
の発光、フリーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ
撮影動作が禁止されている状態であることを告知する手
段を有する。 1qae.付記1qaにおいて、CCUは、内視鏡のコ
ネクタが内視鏡制御部のソケットに接続されていない時
その情報を共焦点光走査コントローラ部に通信し、共焦
点光走査コントローラ部はこの場合共焦点光走査画像の
取得を開始する開始スイッチのONまたはOFF信号に
応じて共焦点光走査光源部の連続発光を許可し共焦点光
走査画像を連続的に取得可能とする。
【0178】1r.付記1において、上記画像信号はカ
ラーの画像信号である。 1s.付記1において、上記撮像素子は色分離フィルタ
を有する。 1t.付記1において、上記内視鏡光源部は面順次の照
明光を上記内視鏡に供給する。 1ta.付記1tにおいて、上記CCUは面順次の照明
光の下で上記撮像素子で撮像された信号からカラーの画
像信号を生成する。
【0179】(1−1):共焦点光走査制御装置に光
源、ディテクタを内蔵し、プローブ内のファイバにより
光伝送するタイプの付記。 1−1a.付記1において、共焦点光走査プローブはそ
の先端部に光を走査するスキャナを有する。 1−1b.付記1において、共焦点光走査制御部は、上
記共焦点光走査プローブに共焦点光走査用の光を供給す
る共焦点光走査光源部を有する。 1−1ba.付記1−1bにおいて、共焦点光走査プロ
ーブは先端部に配設された光を走査するスキャナに、共
焦点光走査光源部からの光を送るファイバを有する。
【0180】1−1bb.付記1bにおいて、共焦点光
走査プローブのコネクタが共焦点光走査制御装置のソケ
ットに接続されると、上記共焦点光走査プローブに内蔵
されたファイバに上記共焦点光走査光源部からの光を伝
達する伝達ファイバを共焦点光走査制御部は有する。 1−1bba.付記1−1bbにおいて、上記伝達ファ
イバ、上記共焦点光走査光源部および、上記スキャナか
ら入射した光を検出するディテクタに光学的に接続する
光カプラを共焦点光走査制御部は有する。
【0181】1−1bab.付記1−1baにおいて、
上記共焦点光走査プローブはプローブ種類判別信号記憶
手段を有する。 2baba.付記2babにおいて、共焦点光走査プロ
ーブのコネクタが共焦点光走査制御装置のソケットに接
続されると、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信
号記憶手段の内容を判別し、その内容に応じ上記共焦点
光走査光源部、上記スキャナを駆動するスキャナドライ
バを制御する。
【0182】(1−2):光源内蔵プローブ 1−2.付記1において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくとも共焦点光走査用光を発生する共焦点光走
査光源部と、共焦点光走査用光を走査するスキャナとを
内蔵し、この共焦点光走査光源部からの出射光がスキャ
ナに入射される。 1−2a.付記1−2において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0183】1−2b.付記1−2において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 1−2c.付記1−2において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 1−2d.付記1−2において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 1−2e.付記1ー2において、上記スキャナを駆動す
るスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。
【0184】1−2f.付記1−2において、共焦点光
走査プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有す
る。 1−2fa.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 1−2fb.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 1−2fc.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 1−2fd.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 1−2fe.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 1−2ff.付記1−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0185】1−2fg.付記1−2fにおいて、共焦
点光走査プローブのコネクタが共焦点光走査制御部のソ
ケットに接続されると、共焦点光走査制御部はプローブ
種類判別信号記憶手段の内容を判別し、その内容に応じ
スキャナを駆動するスキャナドライバのスキャナ駆動周
波数を制御する。 1−2g.付記1−2において、共焦点光走査制御部
は、共焦点光走査コントローラ部と上記スキャナを駆動
するスキャナドライバと上記共焦点光走査用光源部を駆
動するドライバを有する。
【0186】(1−3):ディテクタ内蔵プローブ 1−3.付記1において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくともスキャナとディテクタを内蔵し、このス
キャナからの戻り光がディテクタに入射する。 1−3a.付記1−3において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0187】1−3b.付記1−3において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 1−3c.付記1−3において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 1−3d.付記1−3において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 1−3e.付記1−3において、上記スキャナを駆動す
るスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。 1−3f.付記1−3において、共焦点光走査プローブ
は、プローブ種類判別信号記憶手段を有する。
【0188】1−3fa.付記1−3fにおいて、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段はメモリである。 1−3fb.付記1−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 1−3fc.付記1−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 1−3fd.付記1−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 1−3fe.付記1−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 1−3ff.付記1−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0189】1−3fg.付記1−3fにおいて、共焦
点光走査制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと着
脱自在なソケットを有する。 1−3fga.付記1−3fgにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じ上記スキャナを駆動
するスキャナドライバにおけるスキャナの駆動周波数を
制御する。 1−3g.付記1−3において、共焦点光走査制御部
は、少なくとも共焦点光走査コントローラ部と上記スキ
ャナを駆動するスキャナドライバと上記ディテクタから
の検出信号を増幅して上記共焦点光走査コントローラ部
に信号伝送するアンプを有する。
【0190】(1−4):直視、側視、斜視の各共焦点
光走査プローブのコネクタが共用である。 1−4.付記1oにおいて、上記ソケットは、直視、側
視、斜視の各共焦点光走査プローブのコネクタと選択的
に接続可能である。
【0191】(付記1群の背景) (付記1群に対する従来の欠点)本文と同じ。 (付記1群の目的)通常内視鏡検査も十分でき、さらに
共焦点光走査(顕微鏡)検査も容易にできるシステムを
提供する。 2群:共焦点光走査制御装置、内視鏡制御装置が別体の
シリーズ 2.被検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素子
を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号を
画像信号に変換するカメラコントロールユニット部(以
下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、共焦点
光走査画像を形成する情報を取得する共焦点光走査プロ
ーブと、前記共焦点光走査プローブからの情報を共焦点
光走査画像信号に変換する共焦点光走査コントローラ部
を少なくとも有する共焦点光走査制御部とを有する共焦
点光走査プローブシステムにおいて、前記内視鏡制御部
を内視鏡制御装置として、共焦点光走査制御部を共焦点
光走査制御装置として別体的に設けたことを特徴とする
共焦点光走査プローブシステム。
【0192】2a.付記2において、内視鏡制御装置
は、上記CCUと観察像を取得する照明光を発生する内
視鏡光源部を有する。 2b.付記2において、内視鏡制御装置は、上記CCU
と観察像を取得する照明光を発生する内視鏡光源部を一
体的に設けた。 2c.付記2において、内視鏡制御装置は、別体的に設
けられたCCUを含むCCU装置と観察像を取得する照
明光を発生する内視鏡光源部を含む内視鏡光源装置から
なる。 2d.付記2において、共焦点光走査制御装置は、共焦
点光走査コントローラ部と共焦点光走査用光を発生する
共焦点光走査用光源部を有する。 2e.付記2において、共焦点光走査制御装置は、共焦
点光走査コントローラ部と共焦点光走査用光源部を一体
的に設けた。
【0193】2f.付記2において、共焦点光走査制御
装置は、別体的に設けた共焦点光走査コントローラ装置
と、共焦点光走査用光を発生する共焦点光走査用光源装
置を有する。 2aa.付記2aにおいて、上記内視鏡は照明用光ファ
イバを有し、この光ファイバに光を導入する内視鏡用光
源部を内視鏡制御部は有する。 2g.付記2において、上記画像信号及び/または共焦
点光走査画像信号を表示するモニタを、上記内視鏡制御
装置および上記共焦点光走査制御装置と別体的に設け
た。 2h.付記2において、内視鏡制御装置は上記画像信号
及びまたは共焦点光走査画像信号を表示するモニタを有
する。
【0194】2ha.付記2hにおいて、内視鏡制御装
置は上記画像信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタ
に同時に表示するスーパインポーザを有する。 2hb.付記2hにおいて、内視鏡制御装置は上記画像
信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択的に表
示するスイッチャを有する。 2i.付記2において、共焦点光走査御装置は上記共焦
点光走査画像信号及び/または上記画像信号を表示する
モニタを有する。 2ia.付記2iにおいて、共焦点光走査制御装置は上
記画像信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに同時
に表示するスーパインポーザを有する。 2ib.付記2iにおいて、共焦点光走査制御装置は上
記画像信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択
的に表示するスイッチャを有する。
【0195】2j.付記2において、共焦点光走査制御
装置は共焦点光走査画像の取得を開始する開始スイッチ
を有する。 2k.付記2において、内視鏡制御装置は上記内視鏡の
コネクタと着脱自在なソケットを有する。 2l.付記2において、共焦点光走査制御装置は共焦点
光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケットを有す
る。 2m.付記2において、共焦点光走査プローブは内視鏡
の処置具導入チャンネルに挿入可能である。 2n.付記2において、共焦点光走査プローブは共焦点
光走査画像取得位置指示手段を有する。
【0196】2na.付記2nにおいて、共焦点光走査
画像取得位置指示手段は、先端部に設けられたマーカで
ある。 2o.付記2において、共焦点光走査プローブは直視タ
イプである。 2p.付記2において、共焦点光走査プローブは側視タ
イプである。 2q.付記2において、共焦点光走査プローブは斜視タ
イプである。 2r.付記2において、共焦点光走査プローブは先端部
に光走査を行うスキャナを有する。 2ra.付記2rにおいて、上記スキャナを駆動するス
キャナドライバを共焦点光走査制御装置は有する。
【0197】2s.付記2において、共焦点光走査プロ
ーブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有する。 2sa.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はメモリである。 2sb.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は半導体メモリである。 2sc.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はROMである。 2sd.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、共焦点光走査プローブに設けたスキャナのタイ
プを記憶する。 2se.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、共焦点光走査プローブに設けたスキャナの駆動
周波数を記憶する。 2sf.付記2sにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0198】2sg.付記2sにおいて、共焦点光走査
制御装置は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在
なソケットを有する。 2sga.付記2sgにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御装置はプローブ種類判別信号記憶手段の内容
を判別し、その内容に応じ上記スキャナを駆動するスキ
ャナドライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御す
る。 2sgb.付記2sgにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御装置はプローブ種類判別信号記憶手段の内容
を判別し、その内容に応じ上記内視鏡制御装置を制御す
る。
【0199】2t.付記2において、共焦点光走査制御
装置と内視鏡制御装置との情報伝達手段を有する。 2u.付記2において、共焦点光走査コントローラ部と
CCUとの情報伝達手段を有する。 2v.付記2において、共焦点光走査制御装置は共焦点
光走査画像の取得を開始する開始スイッチのONまたは
OFF信号を内視鏡制御装置に伝達する。 2ua.付記2uにおいて、共焦点光走査コントローラ
部とCCUは、相互の画像の取得のタイミングを相互に
制御する。
【0200】2va.付記2vにおいて、CCUは、上
記開始スイッチのON信号が共焦点光走査コントローラ
部から伝達されると、観察像を得るための照明光を発生
する内視鏡光源部の光源ランプが間欠発光となるように
制御し、各色の照明光の間に行われる撮像素子(以下、
CCDと略記)の電荷の転送を2度行なう。 2vaa.付記2vaにおいて、共焦点光走査コントロ
ーラ部は、上記CCDの2度の電荷の転送の最初と最後
の転送の間に共焦点光走査光源を駆動し、そして共焦点
光走査プローブに設けた共焦点光走査を行うスキャナを
駆動して共焦点光走査光源部の光を被検部に照射走査
し、その戻り光をディテクタにより検出する。
【0201】2vaaa.付記2vaaにおいて、CC
Uは上記最初の転送が終了したという第1の終了信号を
共焦点光走査コントローラに対して通信し、共焦点光走
査コントローラ部は第1の終了信号を受けて上記共焦点
光走査画像の取得を開始する。 2vaaaa.付記2vaaaにおいて、CCUは上記
最後の転送を開始する前に第2の終了信号をコントロー
ラに通信し、共焦点光走査コントローラ部は第2の終了
信号を受けて上記共焦点光走査画像の取得を終了する。 2w.付記2において、CCUは、内視鏡のフリーズス
イッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリンタスイッチの
ONまたはOFF信号を共焦点光走査コントローラ部に
対して伝達し、共焦点光走査コントローラ部はフリーズ
動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作が終了す
るまで共焦点光走査用光を発生する共焦点光走査用光源
部の発光を禁止する。
【0202】2x.付記2において、共焦点光走査コン
トローラ部は、共焦点光走査画像の取得を開始する開始
スイッチのONまたはOFF信号をCCUに伝達し、C
CUは共焦点光走査画像が取得されている間フリーズス
イッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリンタスイッチの
いずれかが押されても、そのフリーズ動作、レリーズ動
作、ビデオプリンタ撮影動作を禁止する。 2wa.付記2wにおいて、上記共焦点光走査用光源部
の発光、フリーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ
撮影動作が禁止されている状態であることを告知する手
段を有する。 2ka.付記2kにおいて、CCUは、内視鏡のコネク
タがソケットに接続されていない時その情報を共焦点光
走査コントローラ部に通信し、共焦点光走査コントロー
ラ部はこの場合共焦点光走査画像の取得を開始する開始
スイッチのONまたはOFF信号に応じて共焦点光走査
光源部の連続発光を許可し共焦点光走査画像を連続的に
取得可能とする。
【0203】(2−1):共焦点光走査制御装置に光
源、ディテクタを内蔵し、プローブ内のファイバにより
光伝送するタイプ 2−1a.付記2において、共焦点光走査プローブはそ
の先端部に共焦点関係の光走査を行うスキャナを有す
る。 2−1b.付記2において、共焦点光走査制御装置は、
上記共焦点光走査プローブに光を供給する共焦点光走査
光源部を有する。 2−1aa.付記2−1aにおいて、共焦点光走査プロ
ーブはその先端部に配設されたスキャナに、共焦点光走
査用光を発生する共焦点光走査光源からの光を送るファ
イバを有する。
【0204】2−1ba.付記2−1bにおいて、共焦
点光走査制御装置は共焦点光走査プローブのコネクタと
着脱自在なソケットを有する。 2−1baa.付記2−1baにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、上記共焦点光走査プローブに内蔵されたファイバに
上記共焦点光走査光源部からの光を伝達する伝達ファイ
バを共焦点光走査制御装置を有する。 2−1baaa.付記2−1baaにおいて、上記伝達
ファイバ、上記共焦点光走査光源部および、上記スキャ
ナから入射した光を検出するディテクタに光学的に接続
する光カプラを共焦点走査制御装置は有する。 2−1bab.付記2−1baにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、上記共焦点光走査制御装置は共焦点光走査プローブ
に設けたプローブ種類判別信号記憶手段の内容を判別
し、その内容に応じ上記共焦点光走査光源部、上記共焦
点光走査プローブに設けた共焦点関係の光走査を行うス
キャナを駆動するスキャナドライバを制御する。
【0205】(2−2):光源内蔵プローブ 2−2a.付記2において、共焦点光走査プローブの先
端部に少なくとも共焦点光走査用光を発生する共焦点光
走査光源部と、共焦点関係の光走査を行うスキャナを内
蔵し、この共焦点光走査光源部からの出射光がスキャナ
に入射される。 2−2b.付記2において、共焦点光走査プローブのコ
ネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0206】2−2c.付記2において、共焦点光走査
プローブは直視タイプである。 2−2d.付記2において、共焦点光走査プローブは側
視タイプである。 2−2e.付記2において、共焦点光走査プローブは斜
視タイプである。 2−2aa.付記2−2aにおいて、上記スキャナを駆
動するスキャナドライバを共焦点光走査制御装置は有す
る。 2−2f.付記2において、共焦点光走査プローブは、
プローブ種類判別信号記憶手段を有する。
【0207】2−2fa.付記2−2fにおいて、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段はメモリである。 2−2fb.付記2−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 2−2fc.付記2−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 2−2fd.付記2−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 2−2fe.付記2−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 2−2ff.付記2−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。 2−2fg.付記2−2fにおいて、共焦点光走査制御
装置は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソ
ケットを有する。
【0208】2−2fga.付記2−2fgにおいて、
共焦点光走査プローブの上記コネクタが上記ソケットに
接続されると、共焦点光走査制御装置はプローブ種類判
別信号記憶手段の内容を判別し、その内容に応じ共焦点
関係の光走査を行うスキャナを駆動するスキャナドライ
バにおけるスキャナの駆動周波数を制御する。 2−2aa.付記2−2aにおいて、共焦点光走査制御
装置は、共焦点光走査コントローラ部と上記スキャナを
駆動するスキャナドライバと上記共焦点光走査用光源部
を駆動するドライバを有する。
【0209】(2−3):ディテクタ内蔵プローブ 2−3a.付記2において、共焦点光走査プローブの先
端部に少なくとも共焦点関係の光走査を行うスキャナ
と、前記スキャナで光走査された被検部側からの戻り光
を検出するディテクタを内蔵し、上記スキャナを経た戻
り光が上記ディテクタに入射する。 2−3b.付記2において、共焦点光走査プローブのコ
ネクタと着脱自在なソケットを共焦点光走査制御装置は
有する。
【0210】2−3c.付記2において、共焦点光走査
プローブは直視タイプである。 2−3d.付記2において、共焦点光走査プローブは側
視タイプである。 2−3e.付記2において、共焦点光走査プローブは斜
視タイプである。 2−3aa.付記2−3aにおいて、上記スキャナを駆
動するスキャナドライバを共焦点光走査制御装置は有す
る。
【0211】2−3f.付記2において、共焦点光走査
プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有する。 2−3fa.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 2−3fb.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 2−3fc.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 2−3fd.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、共焦点関係の光走査を行うスキャナの
タイプを記憶する。 2−3ff.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 2−3fg.付記2−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0212】2−3fh.付記2−3fにおいて、共焦
点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケットを共
焦点光走査制御装置は有する。 2−3fha.付記2−3fhにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御装置はプローブ種類判別信号記憶
手段の内容を判別し、その内容に応じ共焦点関係の光走
査を行うスキャナを駆動するスキャナドライバにおける
スキャナの駆動周波数を制御する。 2−3ab.付記2−3aにおいて、共焦点光走査制御
装置は、少なくとも共焦点光走査コントローラ部と上記
スキャナを駆動するスキャナドライバと上記ディテクタ
からの検出信号を増幅して上記共焦点光走査コントロー
ラ部信号伝送するアンプを有する。
【0213】(2−4):直視、側視、斜視の各共焦点
光走査プローブのコネクタが共用である。 2−4.付記2において、共焦点光走査制御装置に設け
られた上記ソケットは、直視、側視、斜視の各共焦点光
走査プローブのコネクタと選択的に接続可能である。 (付記2群の背景)付記1群に対する従来技術、従来技
術の欠点及びその目的と同様。
【0214】3群:共焦点光走査制御部と内視鏡制御部
が通信するシリーズ 3.被検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素子
を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号を
画像信号に変換するカメラコントロールユニット部(以
下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、共焦点
光走査画像を形成する情報を取得する共焦点光走査プロ
ーブと、上記共焦点光走査プローブからの情報を共焦点
光走査画像信号に変換する共焦点光走査コントローラ部
を少なくとも有する共焦点光走査制御部とを有する共焦
点光走査プローブシステムにおいて、共焦点光走査コン
トローラ部とCCUとの情報伝達手段を有する共焦点光
走査プローブシステム。
【0215】3a.付記3において、少なくとも上記内
視鏡制御部と上記共焦点光走査制御部を一体的に設け
た。 3b.付記3において、上記内視鏡制御部を内視鏡制御
装置として、共焦点光走査制御部を共焦点光走査制御装
置として別体的に設けた。 3c.付記3において、内視鏡制御装置は、CCUと観
察像を取得するための照明光を発生する内視鏡光源部を
有する。 3ca.付記3cにおいて、内視鏡制御装置は、CCU
と内視鏡光源部を一体的に設けた。 3cb.付記3cにおいて、内視鏡制御装置は、別体的
に設けられたCCU装置と内視鏡光源装置からなる。
【0216】3d.付記3において、共焦点光走査制御
装置は、共焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用
光を発生する共焦点光走査用光源部を有する。 3da.付記3dにおいて、共焦点光走査制御装置は、
共焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用光源部を
一体的に設けた。 3db.付記3dにおいて、共焦点光走査制御装置は、
別体的に設けた共焦点光走査コントローラ装置と共焦点
光走査用光源部を含む共焦点光走査用光源装置とから構
成される。 3e.付記3において、共焦点光走査制御部は共焦点光
走査画像の取得を開始する開始スイッチのONまたはO
FF信号をCCUに伝達する。 3f.付記3において、共焦点光走査コントローラ部と
CCUは、相互の画像の取得のタイミングを相互に制御
する。
【0217】3ea.付記3eにおいて、CCUは、開
始スイッチのON信号が共焦点光走査コントローラ部か
ら伝達されると、観察像を取得するための照明光を発生
する内視鏡光源部の光源ランプが間欠発光となるように
制御し、各色の照明光の間に行われる撮像素子(以下、
CCDと略記)の電荷の転送を2度行なう。 3eaa.付記3eaにおいて、共焦点光走査プローブ
の先端部に共焦点関係の光走査を行うスキャナを有し、
前記スキャナで光走査された被検部側からの戻り光はデ
ィテクタで検出される。 3eaaa.付記3eaaにおいて、共焦点光走査コン
トローラ部は、上記CCDの2度の電荷の転送の最初と
最後の転送の間に共焦点光走査用光を発生する共焦点光
走査光源部を駆動し、そして上記スキャナを駆動して共
焦点光走査光源部の光を被検部に照射走査し、その戻り
光をディテクタにより検出する。
【0218】3eab.付記3eaにおいて、CCUは
上記最初の転送が終了したという第1の終了信号を共焦
点光走査コントローラに対して通信し、共焦点光走査コ
ントローラ部は第1の終了信号を受けて上記共焦点光走
査画像の取得を開始する。 3eaba.付記3eabにおいて、CCUは上記最後
の転送を開始する前に第2の終了信号をコントローラに
通信し、共焦点光走査コントローラ部は第2の終了信号
を受けて上記共焦点光走査画像の取得を終了する。 3dc.付記3dにおいて、CCUは、内視鏡のフリー
ズスイッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリンタスイッ
チのONまたはOFF信号を共焦点光走査コントローラ
部に対して伝達し、共焦点光走査コントローラ部はフリ
ーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作が終
了するまで共焦点光走査用光源部の発光を禁止する。
【0219】3eb.付記3eにおいて、共焦点光走査
コントローラ部は、共焦点光走査画像の取得を開始する
開始スイッチのONまたはOFF信号をCCUに伝達
し、CCUは共焦点光走査画像が取得されている間内視
鏡のフリーズスイッチ、レリーズスイッチ、ビデオプリ
ンタスイッチのいずれかが押されても、そのフリーズ動
作、レリーズ動作、ビデオプリンタ撮影動作を禁止す
る。 3eba.付記3ebにおいて、上記共焦点光走査用光
源部の発光、フリーズ動作、レリーズ動作、ビデオプリ
ンタ撮影動作が禁止されている状態であることを告知す
る手段を有する。 3ec.付記3eにおいて、CCUは、内視鏡のコネク
タがソケットに接続されていない時その情報を共焦点光
走査コントローラ部に通信し、共焦点光走査コントロー
ラ部はこの場合共焦点光走査画像の取得を開始する開始
スイッチのONまたはOFF信号に応じて共焦点光走査
光源の連続発光を許可し共焦点光走査画像を連続的に取
得可能とする。
【0220】(付記3群の背景)(付記3群に対する従
来技術の欠点)内視鏡画像を取得しているときに、共焦
点画像を取得しようとして共焦点画像用の光源が被検部
に出射されると内視鏡像に悪影響を及ぼす可能性があ
る。また、反対に共焦点画像を取得しているときに、内
視鏡画像を取得しようとして内視鏡光源が被検部に出射
されると共焦点画像に悪影響を及ぼす可能性がある。し
たがって、一方の検査をする際に他方の検査を中止しな
ければならなかった。 (付記3群の目的)最適な内視鏡検査、共焦点光走査
(顕微鏡)検査を提供する。
【0221】4群:共焦点光走査制御部と内視鏡制御部
の画像を同一のモニタに表示する 4.被検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素子
を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号を
画像信号に変換するカメラコントロールユニット部(以
下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、共焦点
光走査画像を形成する情報を取得する共焦点光走査プロ
ーブと、上記共焦点光走査プローブからの情報を共焦点
光走査画像信号に変換する共焦点光走査コントローラ部
を少なくとも有する共焦点光走査制御部とを有するシス
テムにおいて、上記画像信号及びまたは共焦点光走査画
像を表示するモニタを有する。
【0222】4a.付記4において、少なくとも上記内
視鏡制御部と上記共焦点光走査制御部を一体的に設け
た。 4b.付記4において、上記内視鏡制御部を内視鏡制御
装置として、共焦点光走査制御部を共焦点光走査制御装
置として別体的に設けた。 4c.付記4において、内視鏡制御装置は、CCUと観
察像を取得する照明光を発生する内視鏡光源部を有す
る。 4d.付記4において、内視鏡制御装置は、CCUと観
察像を取得する照明光を発生する内視鏡光源部を一体的
に設けた。 4ca.付記4において、内視鏡制御装置は、別体的に
設けられたCCU装置と内視鏡光源装置からなる。
【0223】4e.付記4において、共焦点光走査制御
装置は、共焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用
光を発生する共焦点光走査用光源部を有する。 4ea.付記4において、共焦点光走査制御装置は、共
焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用光源部を一
体的に設けた。 4f.付記4において、共焦点光走査制御装置は、別体
的に設けた共焦点光走査コントローラ装置と共焦点光走
査用光を発生する共焦点光走査用光源部を含む共焦点光
走査用光源装置を有する。 4g.付記4において、上記内視鏡は照明用光ファイバ
を有し、この光ファイバに光を導入する内視鏡用光源部
を内視鏡制御部は有する。 4h.付記4において、上記モニタに表示される画像は
スイッチャにより、上記画像信号または共焦点光走査画
像信号に選択的に切替表示される。
【0224】4i.付記4において、上記モニタに表示
される画像はスーパインポーザにより、上記画像信号及
びまたは共焦点光走査画像信号を合成およびまたは選択
して表示される。 4j.付記4において、上記モ二夕は別体的に設けられ
る。 4ha.付記4において、上記スイッチャはモ二夕に設
けられる。 4ia.付記4において、上記スーパインポーザはモニ
タに設けられる。 4k.付記4において、内視鏡制御部は上記画像信号及
びまたは共焦点光走査画像信号を表示するモニタを有す
る。 4l.付記4において、内視鏡制御部は上記画像信号と
共焦点光走査画像信号を上記モニタに同時に表示するス
ーパインポーザを有する。 4m.付記4において、内視鏡制御部は上記画像信号と
共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択的に表示する
スイッチャを有する。
【0225】4n.付記4において、共焦点光走査制御
部は上記共焦点光走査画像信号及び/または上記画像信
号を表示するモニタを有する。 4o.付記4において、共焦点光走査制御部は上記画像
信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに同時に表示
するスーパインポーザを有する。 4p.付記4において、共焦点光走査制御部は上記画像
信号と共焦点光走査画像信号を上記モニタに選択的に表
示するスイッチャを有する。
【0226】(付記4群の背景) (付記4群に対する従来の欠点)共焦点画像用のモニタ
の他に内視鏡画像用のモニタを別途準備しなければなら
ない欠点がある。 (付記4群の目的)通常内視鏡検査と共焦点光走査(顕
微鏡)検査を視線を大きく移すことなくできる。
【0227】5群:複数種類の共焦点光走査プローブが
選択的に着脱自在に接続されるシリーズ 5.共焦点光走査画像を形成する情報を取得する複数の
共焦点光走査プローブと、上記共焦点光走査プローブか
らの情報を共焦点光走査画像信号に変換する共焦点光走
査コントローラ部を少なくとも有する共焦点光走査制御
部とを有する共焦点光走査プローブシステムにおいて、
共焦点光走査制御部は上記複数の共焦点光走査プローブ
を選択的に着脱自在なソケットを有する共焦点光走査プ
ローブシステム。 5a.被検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素
子を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号
を画像信号に変換するカメラコントロールユニット部
(以下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、共
焦点光走査画像を形成する情報を取得する複数の共焦点
光走査プローブと、共焦点光走査プローブからの情報を
共焦点光走査画像信号に変換する共焦点光走査コントロ
ーラ部を少なくとも有する共焦点光走査制御部とを有す
る共焦点光走査プローブシステムにおいて、共焦点光走
査制御部は上記複数の共焦点光走査プローブを選択的に
着脱自在なソケットを有する共焦点光走査プローブシス
テム。
【0228】5aa.付記5aにおいて、少なくとも上
記内視鏡制御部と上記共焦点光走査制御部を一体的に設
けた。 5ab.付記5aにおいて、上記内視鏡制御部を内視鏡
制御装置として、共焦点光走査制御部を共焦点光走査制
御装置として別体的に設けた。 5aba.付記5abにおいて、内視鏡制御装置は、C
CUと観察像を取得するための照明光を発生する内視鏡
光源部を有する。 5abb.付記5abにおいて、内視鏡制御装置は、C
CUと観察像を取得するための照明光を発生する内視鏡
光源部を一体的に設けた。
【0229】5abc.付記5abにおいて、内視鏡制
御装置は、別体的に設けられたCCU装置と観察像を取
得するための照明光を発生する内視鏡光源部を含む内視
鏡光源装置からなる。 5abd.付記5abにおいて、共焦点光走査制御装置
は、共焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用光を
発生する共焦点光走査用光源部を有する。 5abda.付記5abdにおいて、共焦点光走査制御
装置は、共焦点光走査コントローラ部と共焦点光走査用
光源部を一体的に設けた。 5abdb.付記5abdにおいて、共焦点光走査制御
装置は、別体的に設けた共焦点光走査コントローラ装置
と、共焦点光走査用光を発生する共焦点光走査用光源部
を含む共焦点光走査用光源装置を有する。 5ac.付記5aにおいて、共焦点光走査プローブは内
視鏡の処置具導入チャンネルに挿入可能である。
【0230】5b.付記5において、共焦点光走査プロ
ーブは共焦点光走査画像取得位置指示手段を有する。 5ba.付記5bにおいて、共焦点光走査画像取得位置
指示手段は、先端部に設けられたマーカである。 5c.付記5において、共焦点光走査プローブは直視タ
イプである。 5d.付記5において、共焦点光走査プローブは側視タ
イプである。 5e.付記5において、共焦点光走査プローブは斜視タ
イプである。
【0231】5f.付記5において、共焦点光走査プロ
ーブはその先端部に共焦点関係の光走査を行うスキャナ
を有する。 5fa.付記5fにおいて、上記スキャナを駆動するス
キャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。 5g.付記5において、共焦点光走査プローブは、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段を有する。
【0232】5ga.付記5gにおいて、プローブ種類
判別信号記憶手段はメモリである。 5gb.付記5gにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は半導体メモリである。 5gc.付記5gにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はROMである。 5gd.付記5gにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、共焦点関係の光走査を行うスキャナのタイプを
記憶する。 5ge.付記5gにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 5gf.付記5gにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、共焦点関係の光走査を行うプローブのタイプを
記憶する。
【0233】5gg.付記5gにおいて、共焦点光走査
プローブのコネクタと着脱自在なソケットを共焦点光走
査制御部は有する。 5gga.付記5ggにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を
判別し、その内容に応じ共焦点関係の光走査を行うスキ
ャナを駆動するスキャナドライバにおけるスキャナの駆
動周波数を制御する。
【0234】5ag.付記5aにおいて、共焦点光走査
プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有し、共
焦点光走査制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと
着脱自在なソケットを有する。 5aga.付記5agにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を
判別し、その内容に応じ上記内視鏡制御部を制御する。
【0235】(5−1):共焦点光走査制御装置に光
源、ディテクタを内蔵し、プローブ内のファイバにより
光伝送する 5−1a.付記5において、共焦点光走査プローブはそ
の先端部に共焦点関係の光走査を行うスキャナを有す
る。 5−1b.付記5において、共焦点光走査制御部は、上
記共焦点光走査プローブに光を供給する共焦点光走査光
源部を有する。 5−1aa.付記5−1aにおいて、共焦点光走査プロ
ーブはその先端部に配設されたスキャナに、共焦点光走
査光を発生する共焦点光走査光源部からの光を送るファ
イバを有する。
【0236】5−1c.付記5において、共焦点光走査
プローブのコネクタと着脱自在なソケットを共焦点光走
査制御部は有する。 5−1ca.付記5−1cにおいて、共焦点光走査プロ
ーブの上記コネクタが上記ソケットに接続されると、上
記共焦点光走査プローブに内蔵されたファイバに上記共
焦点光走査光源からの光を伝達する伝達ファィバを共焦
点光走査制御部は有する。 5−1caa.付記5−1caにおいて、上記伝達ファ
イバ、上記共焦点光走査光源部および、上記共焦点光走
査プローブの先端部に設けた共焦点関係の光走査を行う
スキャナから入射した光を検出するディテクタに光学的
に接続する光カプラを共焦点光走査制御部は有する。
【0237】5−1d.付記5において、共焦点光走査
プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段と共焦点関
係の光走査を行うスキャナを有し、共焦点光走査制御部
は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケッ
トとスキャナを駆動するスキャナドライバを有する。 5−1da.付記5−1dにおいて、共焦点光走査プロ
ーブの上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共
焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内
容を判別し、その内容に応じ上記共焦点光走査プローブ
に光を供給する共焦点光走査光源部と上記スキャナドラ
イバを制御する。
【0238】(5−2):光源内蔵プローブ 5−2.付記5において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくとも共焦点光走査光を発生する共焦点光走査
光源部と、その光を走査するスキャナとを内蔵し、この
共焦点光走査光源部からの出射光がスキャナに入射され
る。 5−2a.付記5−2において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0239】5−2b.付記5−2において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 5−2c.付記5−2において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 5−2d.付記5−2において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 5−2e.付記5−2において、上記スキャナを駆動す
るスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。
【0240】5−2f.付記5−2において、共焦点光
走査プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有す
る。 5−2fa.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 5−2fb.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 5−2fc.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 5−2fd.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 5−2ff.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 5−2fg.付記5−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0241】5−2fh.付記5−2fにおいて、共焦
点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケットを有
する。 5−2fha.付記5−2fhにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じスキャナを駆動する
スキャナドライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御
する。 5−2g.付記5−2において、共焦点光走査プローブ
は少なくとも共焦点光走査用光源部とスキャナを有し、
共焦点光走査制御部は、共焦点光走査コントローラ部と
上記スキャナを駆動するスキャナドライバと上記共焦点
光走査用光源部を駆動するドライバを有する。
【0242】(5−3):ディテクタ内蔵プローブ 5−3.付記5において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくとも共焦点関係の光の走査を行うスキャナ
と、ディテクタを内蔵し、このスキャナからの戻り光が
ディテクタに入射する。 5−3a.付記5−3において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0243】5−3b.付記5−3において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 5−3c.付記5−3において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 5−3d.付記5−3において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 5−3e.付記5−3において、上記スキャナを駆動す
るスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。
【0244】5−3f.付記5−3において、共焦点光
走査プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有す
る。 5−3fa.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 5−3fb.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 5−3fc.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 5−3fd.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 5−3ff.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 5−3fg.付記5−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0245】5−3fh.付記5−3fにおいて、共焦
点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケットを有
する。 5−3fha.付記5−3fhにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じスキャナを駆動する
スキャナドライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御
する。 5−3g.付記5−3において、共焦点光走査制御部
は、少なくとも共焦点光走査コントローラ部と上記スキ
ャナを駆動するスキャナドライバと上記ディテクタから
の検出信号を増幅して上記共焦点光走査コントローラ部
信号伝送するアンプを有する。
【0246】(5−4):直視、側視、斜視の各共焦点
光走査プローブのコネクタが共用である。 5−4.付記5において、上記ソケットは、直視、側
視、斜視の各共焦点光走査プローブのコネクタと選択的
に接続可能である。
【0247】(付記5群の背景) (付記5群に対する従来の欠点)複数種類の共焦点光走
査プローブが使用できなかったので、被検部に最適な共
焦点光走査プローブを選択できなかった。(付記5群の
目的)被検部に最適な共焦点光走査プローブを選択でき
るようにする。
【0248】6群:内視鏡のチャンネル内にプローブが
挿入される 6.被検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素子
と処置具挿通チャンネルを少なくとも有する内視鏡と、
この内視鏡からの信号を画像信号に変換するカメラコン
トロールユニット部(以下CCU)を少なくとも有する
内視鏡制御部と、共焦点光走査画像を形成する情報を取
得する共焦点光走査プローブと、上記共焦点光走査プロ
ーブからの情報を共焦点光走査画像信号に変換する共焦
点光走査コントローラ部を少なくとも有する共焦点光走
査制御部とを有する共焦点光走査プローブシステムにお
いて、上記共焦点光走査プローブを上記内視鏡の処置具
挿通チャンネルに挿通可能とした共焦点光走査プローブ
システム。
【0249】6a.付記6において、上記内視鏡は照明
用光ファイバを有し、この光ファイバに光を導入する観
察像を取得するための照明光を発生する内視鏡用光源部
を内視鏡制御部は有する。 6b.付記6において、上記画像信号及び/または共焦
点光走査画像信号を表示するモニタを有する。 6c.付記6において、内視鏡のコネクタと着脱自在な
ソケットを有する。 6d.付記6において、共焦点光走査プローブのコネク
タと着脱自在なソケットを有する。 6e.付記6において、共焦点光走査プローブは共焦点
光走査画像取得位置指示手段を有する。
【0250】6ea.付記6eにおいて、共焦点光走査
画像取得位置指示手段は、先端部に設けられたマーカで
ある。 6f.付記6において、共焦点光走査プローブは直視タ
イプである。 6g.付記6において、共焦点光走査プローブは側視タ
イプである。 6h.付記6において、共焦点光走査プローブは斜視タ
イプである。 6i.付記6において、共焦点光走査プローブはその先
端部に共焦点関係の光の走査を行うスキャナを有する。
【0251】6ia.付記6iにおいて、上記スキャナ
を駆動するスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有
する。 6j.付記6において、共焦点光走査プローブは、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段を有する。 6ja.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はメモリである。 6jb.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は半導体メモリである。 6jc.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段はROMである。 6jd.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、スキャナのタイプを記憶する。 6je.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 6jf.付記6jにおいて、プローブ種類判別信号記憶
手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0252】6jg.付記6jにおいて、共焦点光走査
制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在な
ソケットを有する。 6jga.付記6jgにおいて、共焦点光走査プローブ
の上記コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点
光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を
判別し、その内容に応じスキャナを駆動するスキャナド
ライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御する。
【0253】6jgb.付記6jgにおいて、共焦点光
走査プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続され
ると、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶
手段の内容を判別し、その内容に応じ上記内視鏡制御部
を制御する。 6k.付記6において、内視鏡制御装置はCCUと観察
像を取得するための照明光を発生する内視鏡光源部を含
む。 6.付記6において、共焦点光走査制御部は、共焦点光
走査コントローラ部と共焦点光走査用光を発生する共焦
点光走査用光源部を含む。
【0254】(6−1):共焦点光走査制御装置に光
源、ディテクタを内蔵し、プローブ内のファイバにより
光伝送する 6−1.付記6において、共焦点光走査プローブはその
先端部に共焦点関係の光の走査を行うスキャナを有す
る。 6−1a.付記6−1において、共焦点光走査制御部
は、上記共焦点光走査プローブに光を供給する共焦点光
走査光源部を有する。 6−1aa.付記6−1aにおいて、共焦点光走査プロ
ーブは先端部に配設されたスキャナに、共焦点光走査光
源部からの光を送るファイバを有する。 6−1aaa.付記6−1aaにおいて、共焦点光走査
制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと着脱自在な
ソケットを有する。
【0255】6−1aaaa.付記6−1aaaにおい
て、共焦点光走査プローブの上記コネクタが上記ソケッ
トに接続されると、上記共焦点光走査プローブに内蔵さ
れたファイバに上記共焦点光走査光源部からの光を伝達
する伝達ファイバを共焦点光走査制御部は有する。 6−1aaaaa.付記6−1aaaaにおいて、上記
伝達ファイバ、上記共焦点光走査光源部および、上記ス
キャナから入射した光を検出するディテクタに光学的に
接続する光カプラを共焦点光走査制御部は有する。 6−1.付記6において、共焦点光走査プローブの上記
コネクタが上記ソケットに接続されると、共焦点光走査
制御部はプローブ種類判別信号記憶手段の内容を判別
し、その内容に応じ上記共焦点光走査光源部、上記スキ
ャナを駆動するスキャナドライバを制御する。
【0256】(6−2):光源内蔵プローブ 6−2.付記6において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくとも共焦点光走査光源部とスキャナを内蔵
し、この共焦点光走査光源部からの出射光がスキャナに
入射される。 6−2a.付記6−2において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0257】6−2b.付記6−2において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。6−2c.付記6−
2において、共焦点光走査プローブは側視タイプであ
る。6−2d.付記6−2において、共焦点光走査プロ
ーブは斜視タイプである。6−2e.付記6−2におい
て、上記スキャナを駆動するスキャナドライバを共焦点
光走査制御部は有する。
【0258】6−2f.付記6−2において、共焦点光
走査プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有す
る。 6−2fa.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 6−2fb.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 6−2fc.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 6−2fd.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 6−2fe.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 6−2ff.付記6−2fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0259】6−2fg.付記6−2fにおいて、共焦
点光走査プローブのコネクタと着脱自在なソケットを有
する。 6−2fga.付記6−2fgにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じスキャナを駆動する
スキャナドライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御
する。 6−2g.付記6−2において、共焦点光走査制御部
は、共焦点光走査コントローラ部と上記スキャナを駆動
するスキャナドライバと上記共焦点光走査用光源部を駆
動するドライバを有する。
【0260】(6−3):ディテクタ内蔵プローブ 6−3.付記6において、共焦点光走査プローブの先端
部に少なくともスキャナとディテクタを内蔵し、このス
キャナからの戻り光がディテクタに入射する。 6−3a.付記6−3において、共焦点光走査プローブ
のコネクタと着脱自在なソケットを有する。
【0261】6−3b.付記6−3において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 6−3c.付記6−3において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 6−3d.付記6−3において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 6−3e.付記6−3において、上記スキャナを駆動す
るスキャナドライバを共焦点光走査制御部は有する。
【0262】6−3f.付記6−3において、共焦点光
走査プローブは、プローブ種類判別信号記憶手段を有す
る。 6−3fa.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。 6−3fb.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 6−3fc.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 6−3fd.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 6−3fe.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 6−3ff.付記6−3fにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0263】6−3fg.付記6−3fにおいて、共焦
点光走査制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと着
脱自在なソケットを有する。 6−3fga.付記6−3ffgにおいて、共焦点光走
査プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じスキャナを駆動する
スキャンドライバにおけるスキャナの駆動周波数を制御
する。
【0264】6−3g.付記6−3において、共焦点光
走査制御部は、少なくとも共焦点光走査コントローラ部
と上記スキャナを駆動するスキャナドライバと上記ディ
テクタからの検出信号を増幅して上記共焦点光走査コン
トローラ部信号伝送するアンプを有する。
【0265】(6−4):直視、側視、斜視の各共焦点
光走査プローブのコネクタが共用である。 6−4.付記6において、上記ソケットは、直視、側
視、斜視の各共焦点光走査プローブのコネクタと選択的
に接続可能である。 (付記6群の背景) (付記6群に対する従来技術、従来技術の問題点)付記
1群と同じ。(付記6群の目的)付記1群と同じ。
【0266】7群:光コネクタと電気コネクタが一体、
共焦点光走査プローブのコネクタと共焦点光走査制御装
置の接続が容易。 7.スキャナを内蔵しこのスキャナに共焦点光走査光源
部からの光を伝送しスキャナからの検出光をディテクタ
に伝送する第1光ファイバを内蔵し、上記スキャナに駆
動信号を伝達する第1伝送線の端部が露出するとともに
上記第1の光ファイバの端部が露出するコネクタを有す
る共焦点光走査プローブと、上記共焦点光走査光源部と
上記ディテクタと上記スキャナを駆動するスキャナドラ
イバを内蔵し、この共焦点光走査光源部とディテクタと
スキャナドライバを制御し、共焦点光走査画像を取得す
る共焦点光走査コントローラ部を少なくとも有し、上記
コネクタが着脱自在に接続されると上記第1の伝送線の
端部と上記第1の光ファイバの端部がそれぞれ電気的、
光学的に接続する第2の伝送線の一端部とともに第2の
光ファイバの一端部を備えるソケットを有し、上記第2
の伝送線の他端部は上記スキャナドライバに電気的に接
続され、上記第2の光ファイバの他端部が上記共焦点光
走査光源部及びディテクタに光学的に接続する共焦点光
走査制御装置とを有する共焦点光走査プローブシステ
ム。
【0267】7ー1.被検部の観察像を取得する撮像素
子を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号
を画像信号に変換するカメラコントロールユニット部
(以下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、ス
キャナを内蔵しこのスキャナに共焦点光走査光源部から
の光を伝送しスキャナからの検出光をディテクタに伝送
する第1光ファイバを内蔵し、上記スキャナに駆動信号
を伝達する第1伝送線の端部が露出するとともに上記第
1の光ファイバの端部が露出するコネクタを有する共焦
点光走査プローブと、上記共焦点光走査光源部と上記デ
ィテクタと上記スキャナを駆動するスキャナドライバを
内蔵し、この共焦点光走査光源部とディテクタとスキャ
ナドライバを制御し共焦点光走査画像を取得する共焦点
光走査コントローラ部を少なくとも有し、上記コネクタ
が着脱自在に接続されると上記第1の伝送線の端部と上
記第1の光ファイバの端部がそれぞれ電気的、光学的に
接続する第2の伝送線の一端部とともに第2の光ファイ
バの一端部を備えるソケットを有し、上記第2の伝送線
の他端部は上記スキャナドライバに電気的に接続され、
上記第2の光ファイバの他端部が上記共焦点光走査光源
部及びディテクタに光学的に接続する共焦点光走査制御
装置とを有する共焦点光走査プローブシステム。
【0268】7−1a.付記7において、共焦点光走査
プローブは直視タイプである。 7−1b.付記7において、共焦点光走査プローブは側
視タイプである。 7−1c.付記7において、共焦点光走査プローブは斜
視タイプである。 7−1d.付記7において、共焦点光走査プローブは、
プローブ種類判別信号記憶手段を有する。 7−1da.付記7−1dにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。
【0269】7−1db.付記7−1dにおいて、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段は半導体メモリである。 7−1dc.付記7−1dにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 7−1dd.付記7−1dにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 7−1de.付記7−1dにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 7−1df.付記7−1dにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0270】7−1dg.付記7−1dにおいて、共焦
点光走査制御部は共焦点光走査プローブのコネクタと着
脱自在なソケットを有する。 7−1dga.付記7−1dgにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じスキャナドライバの
スキャナの駆動周波数を制御する。
【0271】(7−2):光源内蔵プローブ 7−2.共焦点光走査光源部とスキャナを内蔵しこのス
キャナからの検出光をディテクタに伝送する第1光ファ
イバを内蔵し、上記スキャナに駆動信号を伝達する第1
伝送線の端部と上記共焦点光走査光源部に駆動電力を供
給する第2の伝送線の端部が露出するとともに上記第1
の光ファイバの端部が露出するコネクタを有する共焦点
光走査プローブと、上記共焦点光走査光源部を駆動する
ドライバと上記ディテクタと上記スキャナを駆動するス
キャナドライバを内蔵し、この共焦点光走査光源部を駆
動するドライバとディテクタとスキャナドライバを制御
し共焦点光走査画像を取得する共焦点光走査コントロー
ラ部を少なくとも有し、上記コネクタが着脱自在に接続
されると上記第1の伝送線の端部と上記第2の伝送線の
端部と上記第1の光ファイバの端部がそれぞれ電気的、
光学的に接続する第3、第4の伝送線の一端部とともに
第2の光ファイバの一端部を備えるソケットを有し、上
記第3の伝送線の他端部は上記スキャナドライバに電気
的に接続され、上記第4の伝送線の他端部は上記共焦点
光走査光源部を駆動するドライバに電気的に接続され、
上記第2の光ファイバの他端部が上記ディテクタに光学
的に接続する共焦点光走査制御装置とを有する共焦点光
走査プローブシステム。
【0272】7−2a.被検部の観察像を取得する撮像
素子を少なくとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信
号を画像信号に変換するカメラコントロールユニット部
(以下CCU)を少なくとも有する内視鏡制御部と、共
焦点光走査光源部とスキャナを内蔵しこのスキャナから
の検出光をディテクタに伝送する第1光ファイバを内蔵
し、上記スキャナに駆動信号を伝達する第1伝送線の端
部と上記共焦点光走査光源部に駆動電力を供給する第2
の伝送線の端部が露出するとともに上記第1の光ファイ
バの端部が露出するコネクタを有する共焦点光走査プロ
ーブと、上記共焦点光走査光源部を駆動するドライバと
上記ディテクタと上記スキャナを駆動するスキャナドラ
イバを内蔵し、この共焦点光走査光源部を駆動するドラ
イバとディテクタとスキャナドライバを制御し共焦点光
走査画像を取得するコントローラ部を少なくとも有し、
上記コネクタが着脱自在に接続されると上記第1の伝送
線の端部と上記第2の伝送線の端部と上記第1の光ファ
イバの端部がそれぞれ電気的、光学的に接続する第3、
第4の伝送線の一端部とともに第2の光ファイバの一端
部を備えるソケットを有し、上記第3の伝送線の他端部
は上記スキャナドライバに電気的に接続され、上記第4
の伝送線の他端部は上記共焦点光走査光源部を駆動する
ドライバに電気的に接続され、上記第2の光ファイバの
他端部は上記ディテクタに光学的に接続する共焦点光走
査制御装置とを有する共焦点光走査プローブシステム。
【0273】7−2b.付記7において、共焦点光走査
プローブは直視タイプである。 7−2c.付記7において、共焦点光走査プローブは側
視タイプである。 7−2d.付記7において、共焦点光走査プローブは斜
視タイプである。 7−2e.付記7において、共焦点光走査プローブは、
プローブ種類判別信号記憶手段を有する。
【0274】7−2ea.付記7−2eにおいて、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段はメモリである。 7−2eb.付記7−2eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は半導体メモリである。 7−2ec.付記7−2eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 7−2ed.付記7−2eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 7−2ef.付記7−2eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 7−2ef.付記7−2eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0275】7−2eg.付記7−2eにおいて、共焦
点光走査プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続
されると、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号
記憶手段の内容を判別し、その内容に応じスキャナドラ
イバのスキャナの駆動周波数を制御する。 7−2egb.付記7−2egにおいて、共焦点光走査
プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続される
と、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号記憶手
段の内容を判別し、その内容に応じ上記共焦点光走査光
源部を駆動するドライバと上記スキャナドライバを制御
する。
【0276】(7−3):ディテクタ内蔵プローブ 7−3.スキャナとディテクタを内蔵しこのスキャナに
共焦点光走査光源部からの光を伝送する第1の光ファイ
バを内蔵し、上記スキャナに駆動信号を伝達する第1伝
送線の端部と上記ディテクタの出力信号を伝達する第2
の伝送線の端部が露出するとともに上記第1の光ファイ
バの端部が露出するコネクタを有する共焦点光走査プロ
ーブと、上記共焦点光走査光源部と上記ディテクタから
の出力信号を増幅するアンプと上記スキャナを駆動する
スキャナドライバを内蔵し、この共焦点光走査光源部と
アンプとスキャナドライバを制御し共焦点光走査画像を
取得するコントローラ部を少なくとも有し、上記コネク
タが着脱自在に接続されると上記第1の伝送線の端部と
上記第2の伝送線の端部と上記第1の光ファイバの端部
がそれぞれ電気的、光学的に接続する第3の伝送線の一
端部と第4の伝送線の一端部とともに第2の光ファイバ
の一端部を備えるソケットを有し、上記第3の伝送線の
他端部は上記スキャナドライバに電気的に接続され、上
記第4の伝送線の他端部は上記アンプに電気的に接続さ
れ、上記第2の光ファイバの他端部は上記共焦点光走査
光源部に光学的に接続する共焦点光走査制御装置とを有
する共焦点光走査プローブシステム。
【0277】7−3a.被検部の観察像を形成する信号
を取得する撮像素子を少なくとも有する内視鏡と、この
内視鏡からの信号を画像信号に変換するカメラコントロ
ールユニット部(以下CCU)を少なくとも有する内視
鏡制御部と、スキャナとディテクタを内蔵しこのスキャ
ナに共焦点光走査光源部からの光を伝送する第1の光フ
ァイバを内蔵し、上記スキャナに駆動信号を伝達する第
1伝送線の端部と上記ディテクタの出力信号を伝達する
第2の伝送線の端部が露出するとともに上記第1の光フ
ァイバの端部が露出するコネクタを有する共焦点光走査
ブローブと、上記共焦点光走査光源部と上記ディテクタ
からの出力信号を増幅するアンプと上記スキャナを駆動
するスキャナドライバを内蔵し、この共焦点光走査光源
部とアンプとスキャナドライバを制御し共焦点光走査画
像信号を取得する共焦点光走査コントローラ部を少なく
とも有し、上記コネクタが着脱自在に接続されると上記
第1の伝送線の端部と上記第2の伝送線の端部と上記第
1の光ファイバの端部がそれぞれ電気的、光学的に接続
する第3の伝送線の一端部と第4の伝送線の一端部とと
もに第2の光ファイバの一端部を備えるソケットを有
し、上記第3の伝送線の他端部は上記スキャナドライバ
に電気的に接続され、上記第4の伝送線の他端部は上記
アンプに電気的に接続され、上記第2の光ファイバの他
端部は上記共焦点光走査光源部に光学的に接続する共焦
点光走査制御装置とを有する共焦点光走査プローブシス
テム。
【0278】7−3b.付記7−3において、共焦点光
走査プローブは直視タイプである。 7−3c.付記7−3において、共焦点光走査プローブ
は側視タイプである。 7−3d.付記7−3において、共焦点光走査プローブ
は斜視タイプである。 7−3e.付記7−3において、共焦点光走査プローブ
は、プローブ種類判別信号記憶手段を有する。 7−3ea.付記7−3eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はメモリである。
【0279】7−3eb.付記7−3eにおいて、プロ
ーブ種類判別信号記憶手段は半導体メモリである。 7−3ec.付記7−3eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段はROMである。 7−3ed.付記7−3eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナのタイプを記憶する。 7−3ef.付記7−3eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、スキャナの駆動周波数を記憶する。 7−3eg.付記7−3eにおいて、プローブ種類判別
信号記憶手段は、プローブのタイプを記憶する。
【0280】7−3eh.付記7−3eにおいて、共焦
点光走査プローブの上記コネクタが上記ソケットに接続
されると、共焦点光走査制御部はプローブ種類判別信号
記憶手段の内容を判別し、その内容に応じスキャナドラ
イバのスキャナの駆動周波数を制御する。 7−3f.付記7−3において、共焦点光走査制御部
は、少なくとも共焦点光走査コントローラ部と上記スキ
ャナを駆動するスキャナドライバと上記ディテクタから
の検出信号を増幅して上記共焦点光走査コントローラ部
信号伝送するアンプを有する。
【0281】(7−4):直視、側視、斜視の各共焦点
光走査プローブのコネクタが共用である。 7−4.付記7において、上記ソケットは、直視、側
視、斜視の各共焦点光走査プローブのコネクタと選択的
に接続可能である。 (付記7群の背景) (付記7群に対する従来技術の欠点)共焦点光走査プロ
ーブの光コネクタと電磁コネクタが別体であったため
に、共焦点光走査制御装置に各コネクタを接続するのが
煩雑であった。 (付記7群の目的)共焦点光走査プローブのコネクタと
共焦点光走査制御装置の接続が容易にできるようにす
る。
【0282】8.被検部に対する可視光の波長領域での
カラーの観察像を得る内視鏡と、共焦点の関係に設定し
た光を2次元的に走査して共焦点の画像を形成する共焦
点画像情報を取得する共焦点光走査プローブと、前記共
焦点光走査プローブからの共焦点画像情報を共焦点光走
査画像信号に変換する共焦点光走査コントローラ部と、
上記共焦点画像情報信号を表示するモニタとを備えた共
焦点光走査プローブシステム。
【0283】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検部の観察像を形成する信号を取得する撮像素子を少な
くとも有する内視鏡と、この内視鏡からの信号を画像信
号に変換するカメラコントロールユニット部を少なくと
も有する内視鏡制御部と、共焦点光走査画像を形成する
情報を取得する共焦点光走査プローブと、前記共焦点光
走査プローブからの情報を共焦点光走査画像信号に変換
する共焦点光走査コントローラ部を少なくとも含む共焦
点光走査制御部とを有する共焦点光走査プローブシステ
ムにおいて、上記少なくとも内視鏡制御部と共焦点光走
査制御部を一体的に設けているので、内視鏡による通常
の観察像と共に、共焦点光走査画像とが容易に得られ、
診断し易い環境を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の共焦点光走査プロ
ーブシステムの外観図。
【図2】共焦点光走査プローブシステムの全体構成を示
すブロック図。
【図3】回転フィルタの構成を示す正面図。
【図4】共焦点光走査プローブを使用しない状態で内視
鏡検査を行う動作の説明図。
【図5】共焦点光走査プローブを使用した状態で内視鏡
検査を行う動作の説明図。
【図6】共焦点光走査プローブを接続した場合のコント
ローラの制御動作を示すフローチャート図。
【図7】第1の共焦点光走査プローブの先端部の構造を
示す断面図。
【図8】図7のXYスキャナの構成を示す断面図。
【図9】XYスキャナの構成を示す分解透視図。
【図10】第2の共焦点光走査プローブの先端部の構造
を示す断面図。
【図11】図10のジンバルミラーの構成を示す図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの外観図。
【図13】共焦点光走査プローブシステムの全体構成を
示すブロック図。
【図14】本発明の第3の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの外観図。
【図15】共焦点光走査プローブシステムの全体構成を
示すブロック図。
【図16】本発明の第4の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの全体構成を示すブロック図。
【図17】本発明の第5の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの全体構成を示すブロック図。
【図18】本発明の第6の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの全体構成を示すブロック図。
【図19】本発明の第7の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの全体構成を示すブロック図。
【図20】共焦点光走査プローブの先端部の構造を示す
断面図。
【図21】図20のXYスキャナの構成を示す断面図。
【図22】図21のスキャンミラーの構成を示す図。
【図23】本発明の第8の実施の形態の共焦点光走査プ
ローブシステムの全体構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…共焦点光走査プローブシステム 2…内視鏡 2a…コネクタ 3…(第1の共焦点)光走査プローブ 4…(第2の共焦点)光走査プローブ 5…(共焦点光走査/内視鏡)制御装置 6…ソケット 7…ソケット 8,9…コネクタ 10…チャンネル 11…挿入部 12…操作部 14…先端部 17…対物レンズ系 18…CCD 20…CCU 33…ランプ 32…回転フィルタ 34…ランプドライバ 35…モータ 41…内視鏡用光源部 42…共焦点光走査用光源部 46…スーパインポーザ 47…モニタ 48…先端部 49…側視スキャナ 50…挿入部 51…X方向スキャンミラー 52…Y方向スキャンミラー 53…XYスキャナ 54…Zスキャナ 61…ドライバ 62…ROM 65…コントローラ 69,69′…光ファイバ 76…4端子カプラ 79…レーザ光源 84…先端部 85…直視スキャナ 86…挿入部5 87…先端部本体 88…XYスキャンミラー 89…集光レンズ 90…ミラー 92…ジンバルミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H040 AA00 BA00 BA09 CA06 CA09 CA11 CA12 CA22 DA02 DA03 DA14 DA21 DA56 DA57 EA01 GA03 GA05 GA11 2H045 AB01 BA13 DA11 DA31 2H052 AA07 AA08 AC15 AC18 AC26 AC27 AC29 AC34 AD00 AD34 AD37 AF06 AF13 AF19 AF22 AF23 AF25 4C061 AA00 BB02 CC06 DD01 DD03 FF43 GG11 LL02 MM03 NN05 XX02 YY14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部の観察像を形成する信号を取得す
    る撮像素子を少なくとも有する内視鏡と、 この内視鏡からの信号を画像信号に変換するカメラコン
    トロールユニット部を少なくとも有する内視鏡制御部
    と、 共焦点光走査画像を形成する情報を取得する共焦点光走
    査プローブと、 前記共焦点光走査プローブからの情報を共焦点光走査画
    像信号に変換する共焦点光走査コントローラ部を少なく
    とも含む共焦点光走査制御部とを有する共焦点光走査プ
    ローブシステムにおいて、 上記少なくとも内視鏡制御部と共焦点光走査制御部を一
    体的に設けたことを特徴とする共焦点光走査プローブシ
    ステム。
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