JP2000114642A - 半導体受発光集積素子 - Google Patents

半導体受発光集積素子

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JP2000114642A
JP2000114642A JP28060898A JP28060898A JP2000114642A JP 2000114642 A JP2000114642 A JP 2000114642A JP 28060898 A JP28060898 A JP 28060898A JP 28060898 A JP28060898 A JP 28060898A JP 2000114642 A JP2000114642 A JP 2000114642A
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Tomokazu Mukohara
智一 向原
Akihiko Kasukawa
秋彦 粕川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 性能の高い機能素子を集積した半導体受発光
集積素子を提供する。 【解決手段】 本半導体受発光集積素子10は、共通の
n−InP基板14上に、半導体レーザ12aと、レー
ザモニタ用光検出器14bとを一体的に集積している。
半導体レーザは、基板上に、n−InPクラッド層1
6、量子井戸活性層18、p−InPの第1クラッド層
20と第2クラッド層21、及び、p−GaInAs コ
ンタクト層22を備えている。光検出器は、周期がλ/
effの2次の回折格子28を備え、その上に、半導体
レーザと共通の積層構造を備えている。光検出器では、
量子井戸活性層は、導波路層18aとして機能し、その
膜厚が前端面に向かってテーパ状に薄くなっており、コ
ンタクト層は光吸収層として機能する。素子は、半導体
レーザと光検出器との間で分離溝36を備え、前端面に
低反射膜38を、後端面に反射率95%の高反射膜40
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体受発光集積
素子に関し、更に詳細には、高機能化され、かつ低コス
トで作製できる、光通信分野での使用に最適な半導体受
発光集積素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア社会の実現に向けて、通
信網の大容量化、高機能化、及び低コスト化が益々強く
要求されつつある。その要求を達成するには、通信シス
テム自体、システムを動かすソフトウエア、及び通信シ
ステムを構成するハードウエアの各分野での一層の技術
開発が必要とされている。通信システムを構成するハー
ドウエアでは、その一環として、デバイスの大容量化、
高機能化、及び低コスト化が要求されていて、その要求
に応えるために、半導体レーザ、レーザ光モニター用光
検出器、更には受信用光検出器が、一つの素子に集積さ
れた半導体受発光集積素子が開発されつつある。
【0003】ここで、図6を参照して半導体受発光集積
素子の従来例を説明する。図6は従来の半導体受発光集
積素子の構成を示す模式的断面図である。本従来例は、
半導体レーザとレーザ出力モニタ受光器とを一体的に集
積した半導体受発光集積素子であって、レーザ出力モニ
タ受光器は、半導体レーザを自動制御して半導体レーザ
から出射される光出力を所望値に維持するために、半導
体レーザから出力されたレーザ光を受光し、出力を検出
する素子である。本半導体受発光集積素子70は、n−
InP基板72上に、活性層領域74と、活性層領域7
4からの光が結合される2次の回折格子76を含む導波
路領域78とを有する半導体レーザと、回折格子76の
上方に受光器80とを備えている。半導体受発光集積素
子70では、受光器80が、半導体レーザから出力さ
れ、回折格子76で回折されたレーザ光の一部、即ち1
次の回折光をモニタする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デバイスの
低コスト化のためには、複数個の機能素子を一つの光集
積素子に集積し、しかも光集積素子に集積された各機能
素子の性能が、各機能毎の個別素子と同等であることが
重要である。しかし、従来の半導体受発光集積素子で
は、図6に示したように、受光器はレーザ出力光のモニ
タ用として機能するだけであり、例えば外部からの信号
光を受信する機能はない。これでは、従来の半導体受発
光集積素子に集積された受光器は、機能毎の個別素子と
同じ性能であるとは言えない。
【0005】そこで、本発明の目的は、集積された各機
能素子がその機能を果たす個別素子と同じような性能を
有する機能素子を集積した半導体受発光集積素子を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体受発光集積素子は、発光素子
と、発光素子から延びる導波路層に沿って設けられた受
光素子とを共通の半導体基板上に備え、かつ、受光素子
領域の導波路層に沿って2次の回折格子を半導体基板上
に有する半導体受発光集積素子において、導波路層に交
差する光の入出射面に低反射膜を、及び、光の入出射面
に対向する導波路層の他方の端面に高反射膜を、それぞ
れ、有することを特徴としている。
【0007】本発明で言う2次の回折格子とは、光の進
行方向に対して直交する方向にも光を回折させる機能を
有する回折格子である。本発明で使用する低反射膜及び
高反射膜は、それぞれ、本半導体受発光集積素子に入出
射する光に対して反射率が低い膜及び高い膜であれば良
く、例えば、低反射膜にはSiN等で形成された反射率
1%以下の膜、高反射膜にはSiO2 /Si等で形成さ
れた反射率95%の膜を使用する。
【0008】本発明では、回折格子として2次の回折格
子を使うことにより、光の進行方向、即ち格子面に直交
する方向にも光を回折させ、しかも、光の入出射面であ
る前端面に低反射膜を有することにより、外部からの入
射光に対する受光感度を向上させて、独立の受光素子と
して機能させ、また後端面に高反射膜を有することによ
り発光素子としての半導体レーザのしきい値電流を低減
することができる。
【0009】また、本発明の好適な実施態様では、半導
体基板と回折格子の形成面との間に半導体多層膜からな
る反射鏡を、回折格子の形成面に関し反射鏡とは反対側
に受光素子の光吸収層を、それぞれ、有する。これによ
り、受光素子の受光感度を一層向上させることができ
る。
【0010】本発明の更に好適な実施態様では、2次の
回折格子が、相互に周期の異なる複数個の回折格子で構
成されている。これにより、本発明に係る半導体受発光
集積素子は、異波長を用いた双方向通信にも受発光集積
素子として対応することができる。
【0011】以上のように、本発明に係る半導体受発光
集積素子は、従来の半導体受発光集積素子とは異なり、
複数個の機能素子を有していながら、その性能が個別素
子と同等である光集積素子を実現している。更には、異
波長を用いた双方向通信にも対応できる半導体受発光集
積素子を実現している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、実施形態例を挙げ、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態を具体的かつ詳細
に説明する。実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係る半導体受発光集積素子の
実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の半導体
受発光集積素子の構造を示す断面図である。本実施形態
例の半導体受発光集積素子(以下、簡単に光集積素子と
言う)10は、図1に示すように、共通のn−InP基
板14上に、半導体レーザ12aと、レーザモニタ用光
検出器(以下、簡単に光検出器と言う)14bとを一体
的に集積した光集積素子である。
【0013】半導体レーザ12aは、n−InP基板1
4と、n−InP基板14上に、順次、成膜されたn−
InPの下部クラッド層16、量子井戸活性層18、p
−InPの第1クラッド層20、p−InPの第2クラ
ッド層21、及び、p−GaInAs コンタクト層22
の積層構造を備えている。また、半導体レーザ12a
は、コンタクト層22上にp側電極24、n−InP基
板14の裏面にn側電極26を備えていて、p側電極2
4からn側電極26の方向で量子井戸活性層18に電流
が注入される。
【0014】光検出器12bは、半導体レーザ12aと
共通のn−InP基板14上に、周期がλ/neffの2
次の回折格子28を備え、その上に、半導体レーザ12
aからそれぞれ延長された共通の、n−InPの下部ク
ラッド層16、量子井戸活性層18、p−InPの第1
クラッド層20、p−InPの第2クラッド層21、及
び、p−Ga InAs コンタクト層22の積層構造を備
えている。光検出器12bでは、半導体レーザ12aか
ら延びる量子井戸活性層は、導波路層18aとして機能
し、その膜厚は半導体レーザ12aから離れるにつれて
テーパ状に薄くなっている。また、p−Ga InAs コ
ンタクト層22は、光吸収層として機能する。光検出器
12bは、コンタクト層22上にn−InP層30を介
してn側電極32を有し、光検出器12bは、コンタク
ト層22上に別のp側電極34を有する。
【0015】更に、光集積素子10は、半導体レーザ1
2aと光検出器12bとの間で、コンタクト層22、p
−InPの第2のクラッド層21、及び第2のクラッド
層20の上層部まで掘り下げた分離溝36を備え、電気
的に半導体レーザ12aと光検出器12bとを分離し、
また、光の入出射面となる前端面にはSiNで形成され
た反射率1%のの低反射膜38を、光の入出射面と対向
する後端面にはSiO 2 /Siで形成された反射率95
%の高反射膜40を有する。
【0016】以下に、図2を参照して、本実施形態例の
光集積素子10の作製方法を説明する。図2(a)〜
(e)は、光集積素子10を作製する際の工程を説明す
る図である。先ず、図2(a)に示すように、n−In
P基板14上にEB描画装置により描画して、周期がλ
/neff(λ:波長、neff:等価屈折率)から成る2次
の回折格子28を形成する。本実施形態例では、波長は
1.3μmであり、回折格子の周期は400nmであ
る。
【0017】ここで、図3を参照して、1次と2次の回
折格子の作用の違いを説明する。図3(a)は1次の回
折格子と光の回折方向を示し、図3(b)は2次の回折
格子と光の回折方向を示す。図3(a)に示す1次の回
折格子では、光は進行方向にのみ回折する。一方、図3
(b)に示す2次の回折格子では、光の進行方向と、進
行方向に直交する方向にも回折する。後述するように、
本発明では、進行方向に直交する方向に回折した光を光
検出器12bで検出する。
【0018】続いて、開口幅15μmで幅30μmの図
2(b)に示す開口パターンを有する平行SiNマスク
42を、図2(c)に示すように、半導体レーザ14a
領域に形成する。次に、マスク42を使って、図2
(d)に示すように、MOCVD法により、n−InP
クラッド層16、量子井戸活性層18、及びp−InP
第1クラッド層20をn−InP基板14上に選択成長
する。これにより、半導体レーザ12a領域には波長
1.3μmの量子井戸活性層18が、光検出器12b領
域には波長1.2μmの導波路層18aが成長する。回
折格子28上の導波路層18aはその膜厚がテーパ状に
なっていることから、回折格子28の等価屈折率neff
が変化することが懸念される。よって、より好ましく
は、導波路層膜厚が一定になる部分に回折格子があるほ
うが良い。
【0019】続いて、マスクを取り除いて、既知の方法
に従って、ストライプメサを形成し、p−InP/n−
InPから成る埋め込み構造(図示せず)をストライプ
メサの両側に成長する。
【0020】次いで、p−InP第1クラッド層20及
び埋め込み構造上に、図2(e)に示すように、p−I
nP第2クラッド層21、p−Ga InAs層22、及
びn−InP層30を成長する。ここで、p−Ga In
Asコンタクト層22は、光検出器12bの吸収層にも
なる。
【0021】続いて、図1に示すように、半導体レーザ
12a領域と光検出器12b領域との間のn−InP層
30、コンタクト層22、p−InP第2クラッド層2
1及びp−InP第1クラッド層20の上層部をエッチ
ングして分離溝36を設ける。次に、半導体レーザ12
a領域のn−InP層30を除去して、コンタクト層2
2を露出させ、図1に示すように、そして、コンタクト
層22上にp側電極24を形成する。また、光検出器1
2b領域のn−InP層30の一部を除去して、コンタ
クト層22を露出してp側電極34を、n−InP層3
0上にn側電極32を形成する。更に、n−InP基板
14の裏面にn側電極26を形成する。光の入出射面で
ある前端面には無反射膜38を、及び後端面には高反射
膜40を形成する。
【0022】次に、本実施形態例の光集積素子の動作特
性について説明する。本実施形態例の光集積素子と同じ
構成を有する試料光集積素子を上述の作製方法に従って
作製し、評価試験を行って、次の結果を得た。半導体レ
ーザ12aの光出射方向前方には反射率30%の回折格
子28が存在し、後端面には95%の高反射膜40が配
置されていることから、共振器長300μmにおいて5
mAのしきい値電流が得られた。また、導波路領域でレ
ーザ光のスポットサイズが拡大され、遠視野像は縦方向
が13゜、横方向が11゜と狭く、シングルモードファ
イバとの結合損は3dBであった。また、レーザ光は、
図3(b)に示す回折格子の原理により、光の一部が進
行方向と直交する方向に回折され、回折格子28上部の
光検出器12bのp−GaInAs層22で吸収される
ので、光検出器12bは、半導体レーザ12aから出射
したレーザ光をモニタすることができる。試料光集積素
子では、レーザ出射光の出力が5mWのとき、モニタ電
流として0.1mAが得られた。
【0023】実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係る半導体受発光集積素子の
実施形態の別の例であって、図4は本実施例の光集積素
子の構造を示す断面図である。本実施形態例の光集積素
子50は、実施形態例1の光集積素子10のn−InP
基板14と回折格子28の形成面との間に半導体多層膜
反射鏡52を有することを除いて、実施形態例1の光集
積素子10と同じ構成を備えている。半導体多層膜反射
鏡52は、InP層52aと波長1.1μmのGa In
AsP層52bとの25対の半導体多層膜反射鏡として
構成されている。これにより、回折格子28の下方に回
折したレーザ光は、半導体多層膜反射鏡52で反射さ
れ、光検出器12bでモニタされる。本実施形態例の光
集積素子50を作製するには、先ず、n−InP基板1
4上に25対のInP層52aと波長1.1μmのGa
InAsP層52bから成る半導体多層膜反射鏡52を
形成し、次いでInP層上に回折格子28を形成する。
【0024】本実施形態例の光集積素子52と同じ構成
の試料光集積素子を作製し、評価試験を行ったところ、
光検出器12bの感度が、実施形態例1の光集積素子1
0の2倍に向上した。この光集積素子52は、外から波
長1.3μm信号光を受光することも可能となる。つま
り、本実施形態例の光集積素子50の光検出器12b
は、受光用の受光素子としても用いることができる。ま
た、前端面には無反射膜があることから、信号光は端面
で反射されることなく、そのまま回折格子で回折され、
光検出器12bで受光される。当然のことながら、回折
格子下方に回折した信号光は、半導体多層膜反射鏡52
により反射され、次いで光検出器12bで受光され、受
光感度が向上する。試料光集積素子では、受光感度は
0.3A/W、暗電流は1nA、600Mb/Sまでの
周波数応答を確認した。
【0025】実施形態例3 本実施形態例は、本発明に係る半導体受発光集積素子の
実施形態の別の例であって、図5は本実施例の光集積素
子の構造を示す断面図である。本実施形態例の光集積素
子60は、実施形態例1の光集積素子10の回折格子2
8に代えて、相互に周期の異なる2個の回折格子62、
64を同じ基板面に有することを除いて、実施形態例1
の光集積素子10と同じ構成を備えている。光集積素子
60では、図5に示すように、光検出器12b領域のn
−InP基板14上に周期Λ1 がΛ1 =200nmの第
1の回折格子62と、周期Λ2 がΛ 2 =240nmの第
2の回折格子64とが同じ基板面に形成されている。更
に、光集積素子60は、前端面に波長1.55μmの光
に対して反射率の低い低反射膜66を、後端面に高反射
膜68を有する。
【0026】本実施形態例の光集積素子60では、波長
1.55μmの信号光は低反射端面66を通り、第2の
回折格子64で回折され、光検出器12bで受光され
る。また、波長1.3μmの信号光は低反射端面66を
通り、第1の回折格子62で回折され、光検出器12b
で受光される。このように、本実施形態例の光集積素子
60では、波長1.3μmと1.55μmの異波長を用
いた双方向通信を可能とする光集積素子を実現してい
る。また、光集積素子60でも、実施形態例2の光集積
素子50と同様に、回折格子の形成面とn−InP基板
との間に半導体多層膜反射鏡を設けて、光検出器12b
の感度を向上させることも可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、回折格子として2次の
回折格子を使うことにより、光の進行方向、即ち格子面
に直交する方向にも光を回折させ、しかも、光の入出射
面である前端面に低反射膜を有することにより、入射光
に対する受光感度を向上させ、後端面に高反射膜を有す
ることでレーザのしきい値電流を低減することができ
る。また、本発明に係る半導体受発光集積素子は、従来
の半導体受発光集積素子とは異なり、集積した複数個の
機能素子の性能が個別素子と同等である光集積素子を実
現している。更には、相互に周期の異なる複数個の回折
格子を使用することにより、異波長を用いた双方向通信
にも対応できる半導体受発光集積素子を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の半導体受発光集積素子の構造を
示す断面図である。
【図2】図2(a)〜(e)は、それぞれ、実施形態例
1の半導体受発光集積素子を作製する際の工程を説明す
る図である。
【図3】図3(a)及び(b)は、それぞれ、回折格子
の機能を説明する図である。
【図4】実施形態例2の半導体受発光集積素子の構造を
示す断面図である。
【図5】実施形態例3の半導体受発光集積素子の構造を
示す断面図である。
【図6】従来の半導体受発光集積素子の構造を示す模式
的断面図である。
【符号の説明】
10 実施形態例1の半導体受発光集積素子 12a 半導体レーザ 12b 光検出器 14 n−InP基板 16 n−InPの下部クラッド層 18 量子井戸活性層 18a 導波路層 20 p−InPクラッド層 22 p−Ga InAs コンタクト層 24 p側電極 26 n側電極 28 2次の回折格子 30 n−InP層 32 n側電極 34 p側電極 36 分離溝 38 低反射膜 40 高反射膜 42 マスク 50 実施形態例2の半導体受発光集積素子 52 半導体多層膜反射鏡 52a InP層 52b 波長1.1μmのGa InAsP層 60 実施形態例3の半導体受発光集積素子 62 第1の回折格子 64 第2の回折格子 66 低反射膜 68 高反射膜 70 従来の半導体受発光集積素子 72 n−InP基板 74 活性層領域 76 2次の回折格子 78 導波路領域 80 受光器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、発光素子から延びる導波路
    層に沿って設けられた受光素子とを共通の半導体基板上
    に備え、かつ、受光素子領域の導波路層に沿って2次の
    回折格子を半導体基板上に有する半導体受発光集積素子
    において、 導波路層に交差する光の入出射面に低反射膜を、及び、
    光の入出射面に対向する導波路層の他方の端面に高反射
    膜を、それぞれ、有することを特徴とする半導体受発光
    集積素子。
  2. 【請求項2】 半導体基板と回折格子の形成面との間に
    半導体多層膜からなる反射鏡を、回折格子の形成面に関
    し反射鏡とは反対側に受光素子の光吸収層を、それぞ
    れ、有することを特徴とする請求項1に示す半導体受発
    光集積素子。
  3. 【請求項3】 2次の回折格子が、相互に周期の異なる
    複数個の回折格子で構成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の半導体受発光集積素子。
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