JP2000095303A - 廃棄物処理管理システム - Google Patents

廃棄物処理管理システム

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JP2000095303A
JP2000095303A JP28731198A JP28731198A JP2000095303A JP 2000095303 A JP2000095303 A JP 2000095303A JP 28731198 A JP28731198 A JP 28731198A JP 28731198 A JP28731198 A JP 28731198A JP 2000095303 A JP2000095303 A JP 2000095303A
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Masayuki Sumiya
雅之 住谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最
終処分業者のいずれも廃棄物処理管理情報に対する不正
ができないようにする。 【解決手段】 排出事業者、収集・運搬業者、中間処理
・最終処分業者が、各々、端末装置2、5、10によ
り、管理番号に対応付けて入力した、排出事業者関係情
報、廃棄物関係情報、収集・運搬業者関係情報、中間処
理・最終処分業者関係情報等の内、所望の廃棄物処理管
理情報を、ホスト廃棄物処理管理装置1で管理番号に対
応付けて蓄積し、どの端末装置2、5、10でも呼び出
して、表示、印刷可能とする。収集・運搬担当者は、収
集・運搬業者ID、収集・運搬担当者ID、収集・運搬
車両ID、管理番号を記憶したICカード4を排出事業
者の事業場に持参し、端末装置2で内容を読み取り、引
き受け認証情報として、ホスト廃棄物処理管理装置1へ
送信し、蓄積させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃棄物処理管理シス
テムに係り、とくに排出事業者の排出した廃棄物を収集
・運搬業者が収集・運搬して中間処理・最終処分業者に
引き渡し、中間処理・最終処分業者が中間処理または最
終処分を行う場合の廃棄物処理の管理に好適な廃棄物処
理管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の排出事業者が廃棄物の処分をし
ようとする場合、収集・運搬を収集・運搬業者に委託
し、中間処理・最終処分を中間処理・最終処分業者に委
託する。収集・運搬を委託された収集・運搬業者は排出
事業者により指定された場所に置かれた廃棄物を収集
し、中間処理・最終処分業者の所に運搬する。中間処理
・最終処分業者は廃棄物の種別に適した方法で中間処理
または最終処分を行う。
【0003】廃棄物の管理を各業者に勝手に任せると、
思わぬ環境公害を引き起こす場合が有り、従来より、マ
ニフェスト(Manifest)と呼ばれる廃棄物管理票を使用
して廃棄物の流れが管理されている。マニフェストの
内、4枚綴りのタイプはA票(排出事業者用)、B票
(収集・運搬業者用)、C票(中間処理・最終処分業者
用)、D票(排出事業者送付用)で構成されており、管
理番号が付されている。マニフェストの手順を説明する
と、 (I)排出事業者は、4枚複写のマニフェストに排出事
業者の所在地,名称,廃棄物の所在地等の排出事業者関
係情報、廃棄物の種別と量等の廃棄物関係情報、収集・
運搬業者の所在地,名称,収集・運搬車両番号,収集・
運搬担当者名等の収集・運搬業者関係情報、中間処理・
最終処分業者の所在地,名称,中間処理・最終処分場の
所在地,中間処理・最終処分方法等の中間処理・最終処
分業者関係情報などの必要事項を記入し、担当者が署名
・押印したあと廃棄物とともに4枚とも収集・運搬業者
に渡す。
【0004】(II)収集・運搬業者は、4枚複写のマニ
フェストの内、記載洩れ部分を記入し、担当者が署名・
押印したあと、A票を排出事業者に渡す。 (III)収集・運搬業者は、3枚のマニフェストを廃棄物
とともに中間処理・最終処分業者に渡す。 (IV)中間処理・最終処分業者は、3枚のマニフェスト
の内、記載洩れ部分を記入し、担当者が署名・押印した
あと、B票を収集・運搬業者に渡し、収集・運搬業者は
保管する。 (V)中間処理・最終処分業者は、廃棄物の中間処理・
最終処分を完了すると、2枚のマニフェストに担当者が
完了日付を記載し、署名・押印したあと、D票を排出事
業者に渡し、C票を保管する。排出事業者はA、D票を
保管する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記したマ
ニフェストは紙の伝票なので、内容の不正な書き換えが
不可能ではない。ところが、或る業者は他の業者が同じ
管理番号についてどのような内容の伝票を保管している
か知ることができず、法令に基づく検査で食い違いが発
覚したときには、時間が経ちすぎていて正規の委託内容
・受託内容を立証できないという問題があった。本発明
は上記した従来技術の問題に鑑み、排出事業者、収集・
運搬業者、中間処理・最終処分業者のいずれも、同じ廃
棄物処理管理情報を共有でき、不正が起きにくい廃棄物
処理管理システムを提供することを、その目的とする。
また、収集・運搬担当者に掛ける負担の少ないシステム
を提供することを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の廃棄
物処理管理システムでは、外部から通信線を介して受信
した廃棄物処理管理情報を管理番号別に区別して蓄積し
たり、要求に従い所望の管理番号の廃棄物処理管理情報
を通信線を介して外部に送信するホスト用廃棄物処理管
理装置と、ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介し
て情報の送受が可能で、排出事業者が管理番号に対応付
けて入力した、排出事業者関係情報、廃棄物の種別と量
を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者関係情報、排出
事業者から収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、
中間処理・最終処分業者関係情報の内、所望の廃棄物処
理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理
装置へ送信し、また、排出事業者が所望の管理番号の廃
棄物処理管理情報の呼び出し操作をすると、通信線を介
してホスト用廃棄物処理管理装置から該当する廃棄物処
理管理情報を受信及び出力する排出事業者用の端末装置
と、ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報
の授受が可能で、収集・運搬業者が排出事業者の依頼に
係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操
作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装
置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力し、
収集・運搬業者が排出事業者の依頼に係る管理番号に対
応付けて入力した、収集・運搬業者関係情報、排出事業
者から収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄
物の種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者か
ら中間処理・最終処分業者への引き渡し日付の内、所望
の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄
物処理管理装置へ送信する収集・運搬業者用の端末装置
と、ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報
の授受が可能で、中間処理・最終処分業者が排出事業者
の依頼に係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼
び出し操作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処
理管理装置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び
出力し、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依頼に
係る管理番号に対応付けて入力した、中間処理・最終処
分業者関係情報、収集・運搬業者から中間処理・最終処
分業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の種別と量を
含む廃棄物関係情報、中間処理・最終処分完了日付の
内、所望の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホス
ト用廃棄物処理管理装置へ送信する中間処理・最終処分
業者用の端末装置と、収集・運搬業者の収集・運搬担当
者が所持し、収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集
・運搬車両を特定する情報、排出事業者の依頼に係る管
理番号を記憶し、少なくとも管理番号は書き換え可能な
収集・運搬業者用のICカードとを備え、前記排出事業
者用の端末装置に、収集・運搬業者用のICカードの情
報を読み取るICカード読み取り装置を設け、前記排出
事業者用の端末装置により、ICカード読み取り装置で
読み取った収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・
運搬車両を特定する情報を収集・運搬業者が排出事業者
から廃棄物を引き受けた認証情報として、ICカード読
み取り装置で読み取った管理番号に対応付けて通信線を
介してホスト用廃棄物処理管理装置に送信可能としたこ
と、を特徴としている。
【0007】請求項1の廃棄物処理管理システムによれ
ば、排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最終処分
業者のいずれも、それぞれに設置された端末装置によ
り、所望の管理番号に対応付けて、排出事業者関係情
報、廃棄物の種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運
搬業者関係情報、排出事業者から収集・運搬業者への廃
棄物の引き渡し日付、中間処理・最終処分業者関係情
報、中間処理・最終処分完了日付の内、所望の廃棄物処
理管理情報を入力し、ホスト廃棄物処理管理装置に送信
して蓄積させることができ、また、排出事業者、収集・
運搬業者、中間処理・最終処分業者のいずれも、それぞ
れに設置された端末装置により、ホスト廃棄物処理管理
装置に蓄積された所望の管理番号に対応する廃棄物処理
管理情報を呼び出し、出力させることができ、皆が同じ
廃棄物処理管理情報を共有できるので、業者間で管理し
ている情報に食い違いが生じない。しかも、収集・運搬
業者が廃棄物を排出事業者から引き受ける際、収集・運
搬担当者は、収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集
・運搬車両を特定する情報と管理番号を記憶したICカ
ードを持参し、排出事業者の事業場に設置された排出事
業者用の端末装置でICカードの情報を読み取らせれ
ば、排出事業者から廃棄物を引き受けたことの認証を、
ホスト廃棄物処理管理装置に登録させることができるの
で、収集・運搬担当者がキーボードで収集・運搬業者名
称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬車両番号や管理
番号などを入力する手間が省ける。
【0008】本願請求項7記載の廃棄物処理管理システ
ムでは、前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬業
者用のICカードの情報を読み取るICカード読み取り
装置を設け、前記排出事業者用の端末装置により、IC
カード読み取り装置で読み取った収集・運搬業者と収集
・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報を収集・
運搬業者が排出事業者から廃棄物を引き受けた認証情報
として、ICカード読み取り装置で読み取った管理番号
に対応付けて通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装
置に送信可能とするのに加え、前記中間処理・最終処分
業者用の端末装置に、収集・運搬業者用のICカードの
情報を読み取るICカード読み取り装置を設け、前記中
間処理・最終処分業者用の端末装置により、ICカード
読み取り装置で読み取った収集・運搬業者と収集・運搬
担当者と収集・運搬車両を特定する情報を収集・運搬業
者が中間処理・最終処分業者に廃棄物を引き渡した認証
情報として、ICカード読み取り装置で読み取った管理
番号に対応付けて通信線を介してホスト用廃棄物処理管
理装置に送信可能としたこと、を特徴としている。
【0009】請求項7の廃棄物処理管理システムによれ
ば、収集・運搬業者が廃棄物を中間処理・最終処分業者
に引き渡す際、収集・運搬担当者は、収集・運搬業者と
収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報と管
理番号を記憶したICカードを持参し、中間処理・最終
処分業者の中間処理・最終処分場に設置された中間処理
・最終処分業者用の端末装置でICカードの情報を読み
取らせれば、中間処理・最終処分業者に廃棄物を引き渡
したことの認証を、ホスト廃棄物処理管理装置に登録さ
せることができるので、収集・運搬担当者がキーボード
で収集・運搬業者名称、収集・運搬担当者氏名、収集・
運搬車両番号や管理番号などを入力する手間が省ける。
【0010】本願請求項11記載の廃棄物処理管理シス
テムでは、収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持
し、収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車
両を特定する情報と管理番号が記憶されるとともに、少
なくとも管理番号は書き換え可能であり、更に、排出事
業者の引き渡し内容確認情報を書き込み可能なICカー
ドとを備え、前記排出事業者用の端末装置に、収集・運
搬業者用のICカードに情報を読み書きするICカード
読み取り・書き込み装置を設け、前記排出事業者用の端
末装置は、ICカード読み取り・書き込み装置で読み取
った収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持し、収集
・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定
する情報を収集・運搬業者が排出事業者から廃棄物を引
き受けた認証情報として、ICカード読み取り・書き込
み装置で読み取った管理番号に対応付けて通信線を介し
てホスト用廃棄物処理管理装置に送信したり、ICカー
ド読み取り・書き込み装置で読み取った管理番号に対応
付けて排出事業者の引き渡し内容確認情報をICカード
読み取り・書き込み装置によりICカードに書き込み可
能としたこと、を特徴としている。
【0011】請求項11の廃棄物処理管理システムによ
れば、収集・運搬業者が廃棄物を排出事業者から引き受
ける際、収集・運搬担当者は、収集・運搬業者と収集・
運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報と管理番号
を記憶したICカードを持参し、排出事業者の事業場に
設置された排出事業者用の端末装置でICカードの情報
を読み取らせれば、排出事業者から廃棄物を引き受けた
ことの認証を、ホスト廃棄物処理管理装置に登録させる
ことができるので、収集・運搬担当者がキーボードで収
集・運搬業者名称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬
車両番号や管理番号などを入力する手間が省ける。ま
た、排出事業者用の端末装置を用いて排出事業者の担当
者による収集・運搬担当者の引き渡し内容確認情報をI
Cカードに書き込んでもらうことができるので、排出事
業者と収集・運搬業者とで授受した廃棄物の種類、量等
に食い違いが生じるのを回避できる。
【0012】本願請求項16記載の廃棄物処理管理シス
テムでは、収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持
し、収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車
両を特定する情報と管理番号が記憶されるとともに、少
なくとも管理番号は書き換え可能であり、更に、排出事
業者による引き渡し確認情報と、中間処理・最終処分業
者による引き受け確認情報を書き込み可能なICカード
とを備え、前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬
業者用のICカードに情報を読み書きするICカード読
み取り・書き込み装置を設け、前記排出事業者用の端末
装置は、ICカード読み取り・書き込み装置で読み取っ
た収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両
を特定する情報を収集・運搬業者が排出事業者から廃棄
物を引き受けた認証情報として、ICカード読み取り・
書き込み装置で読み取った管理番号に対応付けて通信線
を介してホスト用廃棄物処理管理装置に送信したり、I
Cカード読み取り・書き込み装置で読み取った管理番号
に対応付けて排出事業者の引き渡し内容確認情報をIC
カード読み取り・書き込み装置によりICカードに書き
込み可能とし、前記中間処理・最終処分業者用の端末装
置に、収集・運搬業者用のICカードに情報を読み書き
するICカード読み取り・書き込み装置を設け、前記中
間処理・最終処分業者用の端末装置は、ICカード読み
取り・書き込み装置で読み取った収集・運搬業者と収集
・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報を収集・
運搬業者が中間処理・最終処分業者に廃棄物を引き渡し
た認証情報として、ICカード読み取り・書き込み装置
で読み取った管理番号に対応付けて通信線を介してホス
ト用廃棄物処理管理装置に送信したり、ICカード読み
取り・書き込み装置で読み取った管理番号に対応付けて
中間処理・最終処分業者の引き受け内容確認情報をIC
カード読み取り・書き込み装置によりICカードに書き
込み可能としたこと、を特徴としている。
【0013】請求項16の廃棄物処理管理システムによ
れば、収集・運搬業者が廃棄物を排出事業者から引き受
ける際、収集・運搬担当者は、収集・運搬業者と収集・
運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報と管理番号
を記憶したICカードを持参し、排出事業者の事業場に
設置された排出事業者用の端末装置でICカードの情報
を読み取らせれば、排出事業者から廃棄物を引き受けた
ことの認証を、ホスト廃棄物処理管理装置に登録させる
ことができるので、収集・運搬担当者がキーボードで収
集・運搬業者名称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬
車両番号や管理番号などを入力する手間が省ける。ま
た、排出事業者用の端末装置を用いて排出事業者の担当
者による収集・運搬担当者への引き渡し内容確認情報を
ICカードに書き込んでもらうことができるので、排出
事業者と収集・運搬業者とで授受した廃棄物の種類、量
等に食い違いが生じるのを回避できる。一方、収集・運
搬業者が廃棄物を中間処理・最終処分業者に引き渡す
際、収集・運搬担当者は、収集・運搬業者と収集・運搬
担当者と収集・運搬車両を特定する情報と管理番号を記
憶したICカードを持参し、中間処理・最終処分業者の
中間処理・最終処分場に設置された中間処理・最終処分
業者用の端末装置でICカードの情報を読み取らせれ
ば、中間処理・最終処分業者に廃棄物を引き渡したこと
の認証を、ホスト廃棄物処理管理装置に登録させること
ができるので、収集・運搬担当者がキーボードで収集・
運搬業者名称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬車両
番号や管理番号などを入力する手間が省ける。また、中
間処理・最終処分業者用の端末装置を用いて中間処理・
最終処分業者の担当者による収集・運搬担当者からの引
き受け内容確認情報をICカードに書き込んでもらうこ
とができるので、収集・運搬業者と中間処理・最終処分
業者とで授受した廃棄物の種類、量等に食い違いが生じ
るのを回避できる。
【0014】請求項1、6、11、16記載のシステム
において、前記排出事業者用の端末装置、前記収集・運
搬業者用の端末装置、前記中間処理・最終処分業者用の
端末装置の間で、同じ管理番号の同じ項目の廃棄物処理
管理情報について重複する情報が入力されたとき、ホス
ト用廃棄物処理管理装置は、全て蓄積するようにしても
良い。これにより、全ての入力情報の履歴が判るので、
適性な修正がされたか否か容易に判断できる。
【0015】請求項1、6記載のシステムにおいて、前
記収集・運搬業者用の端末装置に、収集・運搬業者用の
ICカードに情報を書き込むICカード書き込み装置を
設け、前記収集・運搬業者用の端末装置により、収集・
運搬業者用のICカードに所望の管理番号を書き込み可
能としても良い。これにより、1つのICカードで異な
る管理番号の廃棄物の収集・運搬に繰り返し利用でき
る。
【0016】請求項1、6記載のシステムにおいて、前
記収集・運搬業者用の端末装置に、収集・運搬業者用の
ICカードに情報を書き込むICカード書き込み装置を
設け、前記収集・運搬業者用の端末装置により、収集・
運搬業者用のICカードに所望の収集・運搬担当者を特
定する情報、所望の収集・運搬車両を特定する情報、所
望の管理番号を書き込み可能としても良い。これによ
り、1つのICカードで異なる収集・運搬担当者、異な
る管理番号の廃棄物の収集・運搬に繰り返し利用でき
る。
【0017】請求項1、6記載のシステムにおいて、前
記排出事業者用の端末装置は、認証情報にICカードの
情報を読み取った日付も付加するようにし、前記中間処
理・最終処分業者用の端末装置は、認証情報にICカー
ドの情報を読み取った日付も付加するようにして良い。
これにより、排出事業者から収集・運搬担当者が廃棄物
を引き受けた日付も、認証情報に含めてホスト廃棄物処
理管理装置に登録することができる。
【0018】請求項11、16記載のシステムにおい
て、前記収集・運搬業者の端末装置に、収集・運搬業者
用のICカードに情報を読み書きするICカード読み取
り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者の端末装
置はICカード読み取り・書き込み装置により収集・運
搬業者用のICカードに所望の管理番号を書き込み可能
とするとともに、排出事業者の引き渡し内容確認情報、
または排出事業者の引き渡し内容確認情報と中間処理・
最終処分業者の引き受け内容確認情報を読み出し可能と
しても良い。これにより、1つのICカードで異なる管
理番号の廃棄物の収集・運搬に繰り返し利用でき、ま
た、ICカードから読み出した排出事業者の引き渡し内
容確認情報、または排出事業者の引き渡し内容確認情報
と中間処理・最終処分業者の引き受け内容確認情報を、
ハードディスク等の大容量記憶装置やフロッピーディス
クなど、他の記憶媒体に記憶保存したり、表示、印刷し
て確認することもできる。
【0019】請求項11、16記載のシステムにおい
て、前記収集・運搬業者の端末装置に、収集・運搬業者
用のICカードに情報を読み書きするICカード読み取
り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者の端末装
置はICカード読み取り・書き込み装置により収集・運
搬業者用のICカードに所望の収集・運搬担当者を特定
する情報、所望の収集・運搬車両を特定する情報、所望
の管理番号を書き込み可能とするとともに、排出事業者
の引き渡し内容確認情報、または排出事業者の引き渡し
内容確認情報と中間処理・最終処分業者の引き受け内容
確認情報を読み出し可能としても良い。これにより、1
つのICカードで異なる収集・運搬担当者、異なる管理
番号の廃棄物の収集・運搬に繰り返し利用でき、また、
ICカードから読み出した排出事業者の引き渡し内容確
認情報、または排出事業者の引き渡し内容確認情報と中
間処理・最終処分業者の引き受け内容確認情報を、ハー
ドディスク等の大容量記憶装置やフロッピーディスクな
ど、他の記憶媒体に記憶保存したり、表示、印刷して確
認することもできる。
【0020】請求項11記載のシステムにおいて、前記
排出事業者用の端末装置は、認証情報にICカードの情
報を読み取った日付も付加するようにしても良い。これ
により、排出事業者から収集・運搬担当者が廃棄物を引
き受けた日付も、引き受け認証情報に含めてホスト廃棄
物処理管理装置に登録することができる。請求項16記
載のシステムにおいて、前記排出事業者用の端末装置
は、認証情報にICカードの情報を読み取った日付も付
加するようにし、前記中間処理・最終処分業者用の端末
装置は、認証情報にICカードの情報を読み取った日付
も付加するようにしても良い。これにより、排出事業者
から収集・運搬担当者が廃棄物を引き受けた日付も、引
き受け認証情報に含めてホスト廃棄物処理管理装置に登
録することができ、収集・運搬担当者が中間処理・最終
処分業者に廃棄物を引き渡した日付も、引き受け認証情
報に含めてホスト廃棄物処理管理装置に登録することが
できる。
【0021】なお、ICカードに記憶される収集・運搬
業者を特定する情報は、具体的な収集・運搬業者名とし
ても良く、或いは識別可能に記号化した収集・運搬業者
ID情報としても良く、或いは両者としても良い。同様
に、収集・運搬車両を特定する情報は、具体的な収集・
運搬担当者名としても良く、或いは識別可能に記号化し
た収集・運搬担当者IDとしても良く、或いは両者とし
ても良い。収集・運搬車両を特定する情報は、具体的な
収集・運搬車両番号としても良く、或いは識別可能に記
号化した収集・運搬車両IDとしても良く、或いは両者
としても良い。また、ICカードの収集・運搬業者と収
集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する情報を読み
取り、認証情報としてホスト廃棄物処理管理装置に送信
して蓄積させることで、排出事業者または収集・運搬業
者または中間処理・最終処分業者が、排出事業者関係情
報をキーボード等のマニュアル操作で入力することを省
略することもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照して本発明の一
つの実施の形態を説明する。図1は廃棄物処理管理シス
テムの構成図である。1はパソコン構成のホスト廃棄物
処理管理装置であり、CPU、RAM等を含むパソコン
本体、キーボード、マウス、ディスプレイ装置、プリン
タ等の入出力装置、ハードディスク等の大容量記憶装置
のほか、通信装置も有し、電話回線や専用線等の通信線
を介して外部の排出事業者、収集・運搬業者、中間処理
・最終処分業者の有する端末装置との間で情報を送受で
きるようになっている。このホスト廃棄物処理管理装置
1は、ここでは一例として、排出事業者の本社(または
支社)に設置されているが、収集・運搬業者または中間
処理・最終処分業者の本社または支社または事業場、中
間処理・最終処分場ほかどこに設置しても良い。
【0023】ホスト廃棄物処理管理装置1は、排出事業
者の有する端末装置からの要求に従い新規の管理番号を
発行し、大容量記憶装置に当該新規に発行した管理番号
に対応する1件分の廃棄物処理管理情報の登録領域を追
加し、管理番号及び発行日付を書き込み他の項目は空欄
とする。そして、今回発行した管理番号と、大容量記憶
装置に新規に登録した1件分の廃棄物処理管理情報を通
信線を介して要求元に送信する。また、ホスト廃棄物処
理管理装置1は、外部から通信線を介して受信した廃棄
物処理管理情報を大容量記憶装置の内、該当する管理番
号の記憶領域に追加したり、外部からの要求に従い大容
量記憶装置に蓄積された所望の管理番号の廃棄物処理管
理情報を1件分全て通信線を介して要求元に送信したり
する。
【0024】図2〜図6はホスト廃棄物処理管理装置1
の大容量記憶装置に記憶(蓄積)される1件分の廃棄物
処理管理情報の内容を示すとともに、排出事業者、収集
・運搬業者、中間処理・最終処分業者の元に設置された
各端末装置での各種情報の入力画面例を示す。図2は排
出事業者の所在地、名称、廃棄物の置かれた事業場名、
事業場所在地、廃棄物の引き渡しを行う担当者名などの
排出事業者関係情報と、収集・運搬業者への委託日付と
が入力担当者情報(入力担当者の属する業者名、所属部
署、入力担当者名、入力日付)と対で入力及び記憶がさ
れることを示し、しかも同一項目について、図2のA1
欄、A2欄、A3欄、・・の如く複数回分の情報入力及
び記憶が可能となっている。複数回分の入力を可能とし
ているのは、例えば、排出事業者が入力した情報の一部
または全部につき排出業者自身または他の収集・運搬業
者や中間処理・最終処分業者が修正情報を入力したり、
未入力情報を追加入力可能とするためであり、また、複
数回分の入力を別個に記憶するのは、履歴を残して誰が
どのような修正や追加をしたのか明らかにするためであ
る。
【0025】図3は廃棄物の種類、重量または容量、形
状、荷姿及び数量などの廃棄物関係情報が入力者情報と
対で入力及び記憶がされることを示し、しかも同一項目
について、図3のB1欄、B2欄、B3欄、・・の如く
複数回分の情報入力及び記憶が可能となっている。複数
回分の入力を可能としているのは、例えば、排出事業者
が入力した情報の一部または全部につき排出業者自身ま
たは他の収集・運搬業者や中間処理・最終処分業者が修
正情報を入力したり、未入力情報を追加入力可能とする
ためであり、また、複数回分の入力を別個に記憶するの
は、履歴を残して誰がどのような修正や追加をしたのか
明らかにするためである。
【0026】図4は収集・運搬業者の所在地、名称、収
集・運搬車両番号、収集・運搬担当者名などの収集・運
搬業者関係情報と、排出事業者から収集・運搬業者への
廃棄物の引き渡し日付が入力担当者情報と対で入力及び
記憶がされることを示し、しかも同一項目について、図
4のC1欄、C2欄、C3欄、・・の如く複数回分の情
報入力及び記憶が可能となっている。複数回分の入力を
可能としているのは、例えば、排出事業者が入力した情
報の一部または全部につき排出事業者自身または他の収
集・運搬業者や中間処理・最終処分業者が修正情報を入
力したり、未入力情報を追加入力可能とするためであ
り、また、複数回分の入力を別個に記憶するのは、履歴
を残して誰がどのような修正や追加をしたのか明らかに
するためである。図4では更に、C0欄の如く、収集・
運搬担当者が廃棄物の引き受けを認証したことを示す引
き受け認証情報(ここでは、収集・運搬業者ID、収集
・運搬担当者ID、収集・運搬車両ID、日付、引き受
け廃棄物を特定する廃棄物欄名で構成される)も入力及
び記憶可能となっている。
【0027】図5は中間処理・最終処分業者の所在地、
名称、中間処理・最終処分方法などの中間処理・最終処
分業者関係情報と、引き受け日付が入力担当者情報と対
で入力及び記憶がされることを示し、しかも同一項目に
ついて、図5のD1欄、D2欄、D3欄、・・の如く複
数回分の情報入力及び記憶が可能となっている。複数回
分の入力を可能としているのは、例えば、排出事業者が
入力した情報の一部または全部につき排出事業者自身ま
たは他の収集・運搬業者や中間処理・最終処分業者が修
正情報を入力したり、未入力情報を追加入力可能とする
ためであり、また、複数回分の入力を別個に記憶するの
は、履歴を残して誰がどのような修正や追加をしたのか
明らかにするためである。図5では更に、D0欄の如く
収集・運搬担当者が廃棄物の引き渡しを認証したことを
示す認証情報(ここでは、収集・運搬業者ID、収集・
運搬担当者ID、収集・運搬車両ID、日付、引き渡し
廃棄物を特定する廃棄物欄名で構成される)も入力及び
記憶される。
【0028】図1に戻って、2は排出事業者の事業場に
設置されたパソコン構成の排出事業者用の端末装置であ
り、CPU、RAMなどを含むパソコン本体、キーボー
ド、マウス、ディスプレイ装置、プリンタなどの入出力
装置、ハードディスク等の大容量記憶装置、通信装置
(これらは図示せず)を有しているほか、ICカードに
対する情報の読み取り、書き込みを行うICカードリー
ド・ライト装置3が付設されている。
【0029】端末装置2は、電話回線や専用線等の通信
線を介して外部のホスト廃棄物処理管理装置1との間で
情報の授受が可能となっている。端末装置2は新規な管
理番号の発行要求が可能となっており、排出事業者の担
当者がキーボード、マウスの操作で新規な管理番号の要
求操作をすると、通信線を介してホスト廃棄物処理管理
装置1に要求を通知する。該要求を受けたホスト廃棄物
処理管理装置1は新規の管理番号を発行し、該管理番号
と、図2〜図6の如き内容の廃棄物処理管理情報(管理
番号と発行日付だけ有効データが存在)を送信する。端
末装置2は新規に発行された管理番号を受信し、大容量
記憶装置の管理番号リスト登録領域に追加登録する。ま
た、管理番号と一緒に送られた廃棄物処理管理情報を受
信し、RAMに一時記憶すると同時に、最初は排出事業
者関係情報を入力可能とするため、図2に示す排出事業
者関係情報の入力画面をディスプレイ装置に表示させ
る。画面切り換え操作により、図2〜図6の任意の画面
に切り換え可能である。
【0030】また、端末装置2は、排出事業者の入力担
当者が図2〜図6の各入力画面が表示された状態で、キ
ーボードとマウスを用いて対話形式の操作で、入力者情
報(入力担当者の属する業者名、所属部署名、入力担当
者の氏名、入力日付)と対で、排出事業者関係情報(図
2参照)、廃棄物の種類、重量又は容量、形状、荷姿及
び数量などの廃棄物関係情報(図3参照)、収集・運搬
業者関係情報(図4参照)、収集・運搬業者への廃棄物
の引き渡し日付(図4参照)、中間処理・最終処分業者
関係情報(図5参照)の内、所望の廃棄物処理管理情報
を入力すると、RAMに一時記憶するとともに、入力内
容を画面表示する。そして、送信指示操作に従い、RA
Mに記憶された廃棄物処理管理情報を、対応する管理番
号とともに通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置1
へ送信し、入力情報を蓄積させる。
【0031】また、端末装置2は、排出事業者の入力担
当者が過去に発行させた管理番号リストの表示操作をす
ると、大容量記憶装置の管理番号リスト登録領域の記憶
内容を表示し、1つが選択されると、該選択された管理
番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し要求を通信線を介
してホスト廃棄物処理管理装置1へ発信する。そして、
該要求に応答して、ホスト廃棄物処理管理装置1が自身
の大容量記憶装置の内、該当する管理番号に対応付けて
記憶された1件分の廃棄物処理管理情報を読み出し、要
求元に送信すると、端末装置2は廃棄物処理管理情報を
受信し、RAMに一時記憶するとともに表示出力する。
表示内容は、印刷指示することでプリントアウトでき、
また、廃棄物処理管理情報を追加入力してホスト廃棄物
処理管理装置1へ送信させることもできる。
【0032】端末装置2に付設されたICカードリード
・ライト装置3は、収集・運搬担当者が所持するICカ
ード4がセットされると、ICカード4のメモリ(図示
せず)の所定領域から必要な情報を読み取って端末装置
2へ出力したり、端末装置2から出力された情報をIC
カード4のメモリの所定領域に書き込んだりする。IC
カード4は日付を計時するタイマ回路(図示せず)と、
読み書き自在のメモリ(図示せず)を有しており、メモ
リには、図7に示す如く、管理番号単位で区分された複
数の登録領域F1、F2、・・が設けられており、各登
録領域には、管理番号、ID情報、排出事業者が収集・
運搬業者へ廃棄物を引き渡した内容を確認する引き渡し
内容確認情報(引き渡し日付、排出事業者関係情報、廃
棄物関係情報を含む)、中間処理・最終処分業者が収集
・運搬業者から廃棄物を引き受けた内容を確認する引き
受け内容確認情報(引き受け日付、中間処理・最終処分
業者関係情報、廃棄物関係情報を含む)とが読み書き自
在に記憶される。この内、ID情報には収集・運搬業者
ID、収集・運搬担当者ID、収集・運搬車両IDが記
憶される。
【0033】端末装置2は事前にRAMに所望の管理番
号に係る廃棄物処理管理情報をRAMに一時記憶すると
ともに画面表示させた状態で、ICカードリード・ライ
ト装置3にICカード4がセットされると、ICカード
4の中のタイマ回路で計時された日付と、所望の管理番
号に対応する登録領域のID情報を読み取らせ、収集・
運搬事業者が排出事業者から廃棄物を引き受けた認証情
報として、RAMに一時記憶された廃棄物処理管理情報
の内、図4中の引き受け認証情報欄(C0欄)に追加す
るとともに画面表示させる。
【0034】続いて、RAMに記憶された廃棄物処理管
理情報の廃棄物関係情報(図3参照)の内、最新に入力
された欄情報を図4中の引き受け認証情報欄(C0欄)
に追加するとともに画面表示させる。また、RAMに記
憶された廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報(図4
のC0欄)の内の日付と、排出事業者関係情報(図2参
照)の内、最新に入力された欄情報と、廃棄物関係関係
情報(図3参照)の内、最新に入力された欄情報を、I
Cカードリード・ライト装置3によりICカード4のメ
モリの内、RAMに記憶された廃棄物処理管理情報の管
理番号に対応する登録領域に引き渡し内容確認情報とし
て書き込ませる。このあと、端末装置2はRAMに記憶
された1件分全ての廃棄物処理管理情報を管理番号に対
応付けて通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置1に
送信する。
【0035】ホスト廃棄物処理管理装置1は、大容量記
憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃棄物処理管
理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶させる。次
に、収集・運搬業者ID、収集・運搬担当者ID、収集
・運搬車両IDについて、事前に用意されたマスタを参
照して収集・運搬業者名、収集・運搬担当者名、収集・
運搬車両番号に変換し、大容量記憶装置の当該管理番号
に対応する廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に
追加し、かつ、これらの収集・運搬業者名、収集・運搬
担当者名、収集・運搬車両番号を端末装置2の側にも送
信する。端末装置2は、受信した収集・運搬業者名、収
集・運搬担当者名、収集・運搬車両番号をRAMに一時
記憶した廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に追
加するとともに、画面表示する。
【0036】5は収集・運搬業者に設置されたパソコン
構成の収集・運搬業者用の端末装置であり、CPU、R
AMなどを含むパソコン本体、キーボード、マウス、デ
ィスプレイ装置、プリンタなどの入出力装置、ハードデ
ィスク等の大容量記憶装置、通信装置を有しているほ
か、ICカード4の読み取り、書き込みが可能なICカ
ードリード・ライト装置6が付設されている。端末装置
5は、電話回線や専用線等の通信線を介して外部のホス
ト廃棄物処理管理装置1との間で情報の授受が可能とな
っている。ICカードリード・ライト装置6は、ICカ
ード4がセットされると、ICカード4のメモリ(図示
せず)の所定領域から必要な情報を読み取って端末装置
5へ出力したり、端末装置5から出力された情報をIC
カード4のメモリの所定領域に書き込んだりする。
【0037】端末装置5は、収集・運搬業者の入力担当
者が、キーボードとマウスで排出事業者からの依頼に係
る管理番号を入力し、排出事業者の依頼に係る所望の管
理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作をすると、
該所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し要求
を通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置1へ発信す
る。そして、該要求に応答して、ホスト廃棄物処理管理
装置1が大容量記憶装置の内、該当する管理番号に対応
付けて記憶された1件分の廃棄物処理管理情報を読み出
し、要求元に送信すると、収集・運搬業者用の端末装置
5が受信し、RAMに一時記憶するとともに最初は図2
の入力画面を表示する。画面切り換え操作により、図3
〜図6の画面にも切り換え可能である。表示内容は、印
刷指示することでプリントアウトできる。
【0038】また、端末装置5は、収集・運搬業者の入
力担当者が、図2〜図6の各入力画面が表示された状態
で、キーボードとマウスを用いて対話形式の操作で、入
力担当者情報(入力担当者の所属する業者名、所属部署
名、入力者氏名、入力日付)と対で、排出事業者関係情
報(図2参照)、廃棄物の種類、重量又は容量、形状、
荷姿及び数量などの廃棄物関係情報(図3参照)、収集
・運搬業者関係情報(図4参照)、排出事業者から収集
・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付(図4参照)、中
間処理・最終処分業者関係情報(図5参照)の内、所望
の廃棄物処理管理情報を入力すると、RAMに一時記憶
するとともに、入力内容を画面表示する。そして、送信
指示操作に従い、RAMに記憶された廃棄物処理管理情
報を管理番号とともに通信線を介してホスト廃棄物処理
管理装置1へ送信し、追加情報を蓄積させる。
【0039】また、端末装置5は、ICカードリード・
ライト装置6にICカード4がセットされた状態で、収
集・運搬業者の入力担当者により、キーボードとマウス
により対話形式で任意の新たな管理番号とID情報の書
き込み操作がされると、ICカードリード・ライト装置
6により、ICカード4のメモリの空きの登録領域に書
き込ませる。更に、任意の登録領域の読み出し操作がさ
れると、ICカードリード・ライト装置6により、所望
領域の記憶内容を読み出し、大容量記憶装置に記憶させ
るとともに、画面表示、プリントアウトさせる。
【0040】10は中間処理・最終処分業者に設置され
たパソコン構成の収集・運搬業者用の端末装置であり、
CPU、RAMなどを含むパソコン本体、キーボード、
マウス、ディスプレイ装置、プリンタなどの入出力装
置、ハードディスク等の大容量記憶装置、通信装置を有
しているほか、ICカード4に対する情報の読み取り、
書き込みを行うICカードリード・ライト装置11が付
設されている。端末装置10は、電話回線や専用線等の
通信線を介して外部のホスト廃棄物処理管理装置1との
間で情報の授受が可能となっている。
【0041】端末装置10は、中間処理・最終処分業者
の入力担当者が、キーボードとマウスで排出事業者から
の依頼に係る管理番号を入力し、排出事業者の依頼に係
る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作
をすると、該所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼
び出し要求を通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置
1へ発信する。そして、該要求に応答して、ホスト廃棄
物処理管理装置1が大容量記憶装置の内、該当する管理
番号に対応付けて記憶された1件分の廃棄物処理管理情
報を読み出し、要求元に送信すると、中間処理・最終処
分業者用の端末装置10が受信し、RAMに一時記憶す
るとともに最初は図2の入力画面を表示する。画面切り
換え操作により、図3〜図6の画面にも切り換え可能で
ある。表示内容は、印刷指示することでプリントアウト
できる。
【0042】また、端末装置10は、図2〜図6の各入
力画面が表示された状態で、中間処理・最終処分業者の
入力担当者が、キーボードとマウスを用いて対話形式の
操作で、入力担当者情報(入力担当者の属する業者名、
所属部署、入力担当者氏名、入力日付)と対で、排出事
業者関係情報(図2参照)、廃棄物の種類、重量又は容
量、形状、荷姿及び数量などの廃棄物関係情報(図3参
照)、収集・運搬業者関係情報(図4参照)、排出事業
者から収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付(図4
参照)、中間処理・最終処分業者関係情報(図5参
照)、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業者への
廃棄物の引き渡し日付(図5参照)、中間処理・最終処
分完了日付(図6参照)の内、所望の廃棄物処理管理情
報を入力すると、RAMに一時記憶するとともに、入力
内容を画面表示する。そして、中間処理・最終処分業者
の入力担当者が、送信指示操作をすると、RAMに記憶
された廃棄物処理管理情報を管理番号とともに通信線を
介してホスト廃棄物処理管理装置1へ送信し、追加情報
を蓄積させる。
【0043】端末装置10は事前にRAMに所望の管理
番号に係る廃棄物処理管理情報をRAMに一時記憶する
とともに画面表示させた状態で、ICカードリード・ラ
イト装置11にICカード4がセットされると、ICカ
ード4の中のタイマ回路で計時された日付と、所望の管
理番号に対応する登録領域のID情報を読み取らせ、収
集・運搬事業者が中間処理・最終処分業者に廃棄物を引
き渡した認証情報として、RAMに一時記憶された廃棄
物処理管理情報の内、図5中の引き渡し認証情報欄(D
0欄)に追加するとともに画面表示させる。
【0044】続いて、RAMに記憶された廃棄物処理管
理情報の廃棄物情報(図3参照)の内、最新に入力され
た欄情報を図5中の引き受け認証情報欄(D0欄)に追
加するとともに画面表示させ、また、RAMに記憶され
た廃棄物処理管理情報の中間処理・最終処分業者関係情
報(図5参照)と廃棄物関係情報(図3参照)の内、最
新に入力された欄情報を、ICカードリード・ライト装
置11によりICカード4のメモリの内、RAMに記憶
された廃棄物処理管理情報の管理番号に対応する登録領
域に、中間処理・最終処分業者による廃棄物引き受け内
容を示す引き受け内容確認情報として書き込ませる。こ
のあと、端末装置10はRAMに記憶された1件分全て
の廃棄物処理管理情報を管理番号に対応付けて通信線を
介してホスト廃棄物処理管理装置1に送信する。
【0045】ホスト廃棄物処理管理装置1は、大容量記
憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃棄物処理管
理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶させる。次
に、収集・運搬業者ID、収集・運搬担当者ID、収集
・運搬車両IDについて、事前に用意されたマスタを参
照して収集・運搬業者名、収集・運搬担当者名、収集・
運搬車両番号に変換し、大容量記憶装置の当該管理番号
に対応する廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に
追加し、かつ、これらの収集・運搬業者名、収集・運搬
担当者名、収集・運搬車両番号を端末装置11の側にも
送信する。端末装置11は、受信した収集・運搬業者
名、収集・運搬担当者名、収集・運搬車両番号をRAM
に一時記憶した廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報
欄に追加するとともに、画面表示する。
【0046】次に、上記した実施の形態の動作を説明す
る。なお、ホスト廃棄物処理管理装置1の大容量記憶装
置には、予め、収集・運搬業者ID、収集・運搬担当者
ID、収集・運搬車両IDの各々を、収集・運搬業者名
称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬車両番号に対応
付けたマスタテーブルが設けられているものとする。排
出事業者の入力担当者は、事業場で発生した新規の廃棄
物の処分をしたい場合、事業場に設置された端末装置2
にて、まずホスト廃棄物処理管理装置1に対しての新規
な管理番号の発行要求をする。該発行要求を通信線を介
して受け取ったホスト廃棄物処理管理装置1は新規な管
理番号(ここでは、一例として9809191X1とす
る)を発行し、大容量記憶装置に当該新規に発行した管
理番号に対応する1件分の廃棄物処理管理情報の登録領
域を追加し、管理番号及び発行日付を書き込み他の項目
は空欄とする。
【0047】そして、ホスト廃棄物処理管理装置1は今
回発行した管理番号と、大容量記憶装置に新規に登録し
た1件分の廃棄物処理管理情報(図2〜図6の内容であ
るが、最初は管理番号と発行日付だけ有効データが存在
する)を送信する。端末装置2は新規に発行された管理
番号を受信し、大容量記憶装置の管理番号リスト登録領
域に追加登録する。また、管理番号と一緒に送られた廃
棄物処理管理情報を受信し、RAMに一時記憶すると同
時に、最初は排出事業者関係情報を入力可能とするた
め、図2に示す入力画面をディスプレイ装置に表示させ
る(但し、最初は、図2中の管理番号と発行日付以外、
空欄)。
【0048】排出事業者の入力担当者が排出事業者関係
情報を入力したいとき、図2の画面が表示された状態で
(但し、最初は、管理番号と発行日付以外が空欄)、キ
ーボードとマウスの操作で、A1欄に排出事業者の所在
地、名称、事業場名、事業場所在地、事業場で廃棄物の
引き渡しを担当する担当者名、収集・運搬業者への委託
日付を、入力担当者情報(入力担当者の属する業者名、
所属部署、入力担当者氏名、入力日付)と対にして入力
すると、RAMに一時記憶された廃棄物処理管理情報に
追加し、画面表示させる。画面は丁度、図2の通りにな
る。
【0049】続いて、廃棄物関係情報を入力したいと
き、画面切り換え操作をし、図3に示す如く、廃棄物関
係情報の入力画面に切り換える(最初は、管理番号と発
行日付以外、空欄)。そして、キーボードとマウスの操
作で、B1欄に廃棄物の種類、重量または容量、形状、
荷姿、数量を、入力担当者情報と対にして入力すると、
RAMに一時記憶された廃棄物処理管理情報に追加し、
画面表示させる。画面は図3の内、B2欄を空欄にした
状態になる。
【0050】次に、収集・運搬業者関係情報と、排出事
業者から収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付を入
力したいとき、画面切り換え操作をし、図4に示す如
く、収集・運搬業者関係情報と、排出事業者から収集・
運搬業者への廃棄物の引き渡し日付の入力画面に切り換
える(最初は、管理番号と発行日付以外、空欄)。そし
て、キーボードとマウスの操作で、C1欄に、収集・運
搬業者の所在地、名称、収集・運搬車両番号、収集・運
搬担当者名の内、入力時点で判っている項目と、排出事
業者から収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付を、
入力担当者情報と対にして入力すると、RAMに一時記
憶された廃棄物処理管理情報に追加し、画面表示させ
る。画面は図4の内、C2欄を空欄にした状態になる。
なお、C1欄の内、排出事業者から収集・運搬業者への
廃棄物の引き渡し日付は、間違った日付が入力されたも
のとする。
【0051】最後に、中間処理・最終処分業者関係情報
と、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業者への廃
棄物の引き渡し日付を入力したいとき、画面切り換え操
作をし、図5に示す如く、中間処理・最終処分業者関係
情報の入力画面に切り換える(最初は、管理番号と発行
日付以外、空欄)。そして、キーボードとマウスの操作
で、D1欄に、中間処理・最終処分業者の所在地、名
称、処理・処分場名、処理・処分場所在地、中間処理・
最終処分の担当者、中間処理・最終処分方法の内、入力
時点で判っている項目と、収集・運搬業者から中間処理
・最終処分業者への廃棄物の引き渡し日付を、入力担当
者情報と対にして入力すると、RAMに一時記憶された
廃棄物処理管理情報に追加し、画面表示させる。画面は
図5の内、D2欄を空欄にした状態になる。なお、D1
欄の内、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業者へ
の廃棄物の引き渡し日付は、間違った日付が入力された
ものとする。
【0052】以上の如くして、排出事業者の入力担当者
が新規の1件分の廃棄物処理管理情報の入力をし終えた
ならば、キーボード、マウスにより送信指示操作をす
る。すると、端末装置2は、RAMに一時記憶された1
件分の廃棄物処理管理情報を、発行を受けた管理番号と
ともにホスト廃棄物処理管理装置1へ送信する。ホスト
廃棄物処理管理装置1は大容量記憶装置に当該管理番号
に対応して記憶済の廃棄物処理管理情報と照合し、増え
た情報だけ追加記憶させる。
【0053】(2)収集・運搬業者の入力担当者による
ICカードへの情報入力 排出事業者から廃棄物の収集・運搬を委託された収集・
運搬業者の入力担当者は、委託内容を確認するため、収
集・運搬業者用の端末装置5のキーボードとマウスで排
出事業者からの依頼に係る管理番号を入力し、所望の廃
棄物処理管理情報の呼び出し操作をすると、端末装置5
から当該所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出
し要求が通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置1へ
発信される。ホスト廃棄物処理管理装置1は要求に応答
して、大容量記憶装置の内、該当する管理番号に対応付
けて記憶された1件分の廃棄物処理管理情報を読み出
し、管理番号とともに要求元に送信する。送信された管
理番号及び廃棄物処理管理情報は、収集・運搬業者用の
端末装置5が受信してRAMに一時記憶し、最初は図2
の入力画面を表示する。画面切り換え操作により、図2
〜図6の画面に切り換わるので、収集・運搬業者の入力
担当者は、排出事業者、廃棄物の内容、廃棄物の所在地
などの委託内容を確認できる。
【0054】次に、端末装置5をICカード4に対する
メニューに切り換え、ICカード4をICカードリード
・ライト装置6にセットしたのち、端末装置5のキーボ
ードとマウスの操作により、今回委託された管理番号
と、収集・運搬業者のID、収集・運搬担当者のID、
収集・運搬車両のIDを入力し、ICカード4への書き
込み操作をする。すると、端末装置5はICカードリー
ド・ライト装置6を制御して、ICカード5のメモリの
内、空きの登録領域に管理番号及びID情報を書き込む
(ここでは、図7のF1に書き込まれたものとする)。
【0055】(3)排出事業者から収集・運搬業者への
廃棄物の引き渡し 収集・運搬業者の収集・運搬担当者は、今回の委託に係
る管理番号及びID情報が書き込み済のICカード4を
持参し、収集・運搬車両7に乗って廃棄物の在る排出事
業者の事業場へ出向く。事業場における排出事業者の廃
棄物引き渡し担当者は廃棄物を引き渡す際、ホスト廃棄
物処理管理装置1に登録された内、特に廃棄物関係情報
が実際と一致しているか確認するとともに、ICカード
4に対するリード・ライトをし、収集・運搬担当者が廃
棄物を引き受けた認証をとるともに、廃棄物引き渡し担
当者が廃棄物の引き渡し内容確認情報を記録する。
【0056】すなわち、まず、端末装置2で管理番号リ
スト呼び出し操作をし、大容量記憶装置の管理番号リス
ト記憶領域から過去に発行を受けた全ての管理番号のリ
ストが画面表示されたところで、リストの中から今回委
託した管理番号を選択して所望の廃棄物処理管理情報の
呼び出し操作をすると、端末装置2から当該所望の管理
番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し要求が通信線を介
してホスト廃棄物処理管理装置1へ発信される。ホスト
廃棄物処理管理装置1は要求に応答して、大容量記憶装
置の内、該当する管理番号に対応付けて記憶された1件
分の廃棄物処理管理情報を読み出し、管理番号とともに
要求元に送信する。送信された管理番号及び廃棄物処理
管理情報は、排出事業者の端末装置2が受信してRAM
に一時記憶し、最初は図2の入力画面を表示する。画面
切り換え操作により、図2〜図6の画面に切り換わるの
で、排出事業者の廃棄物引き渡し担当者は、廃棄物の内
容、収集・運搬業者関係情報などの委託内容を確認でき
る。
【0057】若し、例えば、表示された廃棄物関係情報
の中に、間違いが有り、修正したい場合、図3の画面を
表示させ、キーボードとマウスの操作で、空きの欄(こ
こでは、B2欄)に、全ての廃棄物についてその種類、
重量または容量、形状、荷姿、数量を、記入担当者情報
と対にして入力すると、RAMに一時記憶された廃棄物
処理管理情報に追加し、画面表示させる。画面は図3の
状態になる。なお、端末装置2、5、10による図2〜
図6の各欄への入力は1回行えるだけであり、或る欄に
ついて、ホスト廃棄物処理管理装置1から呼び出した時
点で既に何らかの情報が入力されている場合、同一欄へ
の入力はできないようになっている。
【0058】次に、画面に図2〜図6の如く、今回の委
託に係る廃棄物処理管理情報が表示されている状態で、
ICカードリード・ライト装置3に収集・運搬業者の収
集・運搬担当者が持参したICカード4をセットする
と、ICカードリード・ライト装置3はICカード4が
セットされたことを端末装置2に通知し、該通知を受け
た端末装置2は現在画面表示中の廃棄物処理管理情報の
管理番号に対応する登録領域のID情報と、ICカード
4のタイマ回路で計時した日付とをICカードリード・
ライト装置3に読み取らせて入力する。そして、収集・
運搬事業者が排出事業者から廃棄物を引き受けた認証情
報として、RAMに一時記憶された廃棄物処理管理情報
の内、図4中の引き受け認証情報欄(C0欄)に追加す
るとともに画面表示させる。
【0059】続いて、RAMに記憶された廃棄物処理管
理情報の廃棄物関係情報(図3参照)の内、最新に入力
された欄情報(ここでは、B2欄)を図4中の引き受け
認証情報欄(C0欄)に追加するとともに画面表示させ
る。また、RAMに記憶された廃棄物処理管理情報の引
き受け認証情報(図4のC0欄)の内の日付と、排出事
業者関係情報(図2参照)の内、最新に入力された欄情
報(ここでは、A1欄)と、廃棄物関係情報(図3参
照)の内、最新に入力された欄情報(ここでは、B2
欄)を、ICカードリードライト装置3によりICカー
ド4のメモリの内、RAMに記憶された廃棄物処理管理
情報の管理番号に対応する登録領域に引き渡し内容確認
情報として書き込ませる(fa欄参照)。このあと、端
末装置2はRAMに記憶された1件分全ての廃棄物処理
管理情報を管理番号に対応付けて通信線を介してホスト
廃棄物処理管理装置1に送信する。
【0060】ホスト廃棄物処理管理装置1は、大容量記
憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃棄物処理管
理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶させる。次
に、収集・運搬業者ID、収集・運搬担当者ID、収集
・運搬車両IDについて、事前に用意されたマスタを参
照して収集・運搬業者名、収集・運搬担当者名、収集・
運搬車両番号に変換し、大容量記憶装置の当該管理番号
に対応する廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に
追加し、かつ、これらの収集・運搬業者名、収集・運搬
担当者名、収集・運搬車両番号を端末装置2の側にも送
信する。端末装置2は、受信した収集・運搬業者名、収
集・運搬担当者名、収集・運搬車両番号をRAMに一時
記憶した廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に追
加するとともに、画面表示する。この結果、画面の引き
受け認証欄は図5の如くなる。なお、図4のC0欄の各
項目はICカード4からの読み取りに伴い、自動的に入
力されるものであり、キーボード、マウスで入力するこ
とはできない。
【0061】排出事業者の廃棄物引き渡し担当者と収集
・運搬業者の収集・運搬担当者は、端末装置2の画面で
とくに図2〜図4の廃棄物処理管理情報、引き受け認証
情報が正しく入力されていることを確認する。但し、画
面情報に未入力事項や間違いが有っても、排出事業者、
収集・運搬業者、中間処理・最終処分業者のいずれもあ
とで追加、修正可能である。ICカード4の読み取りを
行えば、収集・運搬業者を特定する情報(収集・運搬業
者IDまたは収集・運搬業者名)、収集・運搬担当者を
特定する情報(収集・運搬担当者IDまたは収集・運搬
担当者名)、収集・運搬車両を特定する情報(収集・運
搬車両IDまたは収集・運搬車両番号)などの収集・運
搬業者関係情報がホスト廃棄物処理管理装置1に管理番
号に対応付けて登録されるので、排出事業者または収集
・運搬業者または中間処理・最終処分業者の入力担当者
が、キーボードでマニュアル操作により入力するのを省
略しても良い。収集・運搬業者の収集・運搬担当者は、
ICカード4の中に、今回の管理番号に対応付けて記憶
された引き渡し内容確認情報(fa欄参照)により、排
出事業者が廃棄物を引き渡した内容の認証を受けられ
る。なお、この引き渡し内容確認情報に、排出事業者の
廃棄物引き渡し担当者の電子署名を含めるようにしても
良い。収集・運搬業者の収集・運搬担当者は、廃棄物を
受け取ると、収集・運搬車両7に載せ、ICカード4も
持参して、中間処理・最終処分業者の元に向かう。
【0062】(4)収集・運搬業者から中間処理・最終
処分業者への廃棄物の引き渡し 中間処理・最終処分業者の廃棄物引き受け担当者は、廃
棄物を引き受ける際、ホスト廃棄物処理管理装置1に登
録された内、特に廃棄物関係情報が実際と一致している
か確認するとともに、ICカード4に対するリード・ラ
イトをし、収集・運搬担当者が廃棄物を引き渡した認証
をとるともに、廃棄物引き受け担当者が引き受けた廃棄
物の内容確認を記録する。
【0063】すなわち、まず、中間処理・最終処分業者
用の端末装置10で今回委託を受けた管理番号の呼び出
し操作をすると、端末装置10から当該所望の管理番号
の廃棄物処理管理情報の呼び出し要求が通信線を介して
ホスト廃棄物処理管理装置1へ発信される。ホスト廃棄
物処理管理装置1は要求に応答して、大容量記憶装置の
内、該当する管理番号に対応付けて記憶された1件分の
廃棄物処理管理情報を読み出し、管理番号とともに要求
元に送信する。送信された管理番号及び廃棄物処理管理
情報は、中間処理・最終処分業者用の端末装置10が受
信してRAMに一時記憶し、最初は図2の入力画面を表
示する。画面切り換え操作により、図2〜図6の画面に
切り換わるので、中間処理・最終処分業者の廃棄物引き
受け担当者は、廃棄物の内容、収集・運搬業者関係情
報、中間処理・最終処分業者関係情報などの委託内容を
確認できる。
【0064】若し、例えば、表示された中間処理・最終
処分業者関係情報の中に、未入力事項と間違いが有り、
追加及び修正したい場合、図5の画面を表示させ、キー
ボードとマウスの操作で、空きの欄(ここでは、D2
欄)に、追加、修正事項を、記入担当者情報と対にして
入力してRAMに一時記憶された廃棄物処理管理情報に
追加し、画面表示させる。画面は図5の状態になる。
【0065】次に、画面に図5の如く、今回の委託に係
る廃棄物処理管理情報が表示されている状態で、ICカ
ードリード・ライト装置11に収集・運搬業者の収集・
運搬担当者が持参したICカード4をセットすると、I
Cカードリード・ライト装置11はICカード4がセッ
トされたことを端末装置10に通知し、該通知を受けた
端末装置10は現在画面表示中の廃棄物処理管理情報の
管理番号に対応する登録領域のID情報と、ICカード
4のタイマ回路で計時した日付とをICカードリード・
ライト装置11に読み取らせて入力する。そして、収集
・運搬事業者が中間処理・最終処分業者に廃棄物を引き
渡した認証情報として、RAMに一時記憶された廃棄物
処理管理情報の内、図5中の引き渡し認証情報欄(D0
欄)に追加するとともに画面表示させる。
【0066】続いて、RAMに記憶された廃棄物処理管
理情報の廃棄物関係情報(図3参照)の内、最新に入力
された欄情報(ここでは、B2欄)を図5中の引き受け
認証情報欄(D0欄)に追加するとともに画面表示させ
る。また、RAMに記憶された廃棄物処理管理情報の引
き渡し認証情報(図5のD0欄)の内の日付と、中間処
理・最終処分業者関係情報(図5参照)の内、最新に入
力された欄情報(ここでは、D2欄)と、廃棄物関係情
報(図3参照)の内、最新に入力された欄情報(ここで
は、B2欄)を、ICカードリードライト装置11によ
りICカード4のメモリの内、RAMに記憶された廃棄
物処理管理情報の管理番号に対応する登録領域に引き受
け内容確認情報として書き込ませる(fb欄参照)。こ
のあと、端末装置10はRAMに記憶された1件分全て
の廃棄物処理管理情報を管理番号に対応付けて通信線を
介してホスト廃棄物処理管理装置1に送信する。
【0067】ホスト廃棄物処理管理装置1は、大容量記
憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃棄物処理管
理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶させる。次
に、収集・運搬業者ID、収集・運搬担当者ID、収集
・運搬車両IDについて、事前に用意されたマスタを参
照して収集・運搬業者名、収集・運搬担当者名、収集・
運搬車両番号に変換し、大容量記憶装置の当該管理番号
に対応する廃棄物処理管理情報の引き受け認証情報欄に
追加し、かつ、これらの収集・運搬業者名、収集・運搬
担当者名、収集・運搬車両番号を端末装置10の側にも
送信する。端末装置10は、受信した収集・運搬業者
名、収集・運搬担当者名、収集・運搬車両番号をRAM
に一時記憶した廃棄物処理管理情報の引き渡し認証情報
欄に追加するとともに、画面表示する。この結果、画面
の引き受け認証欄は図5の如くなる。なお、図5のD0
欄の各項目もキーボード、マウスで入力することはでき
ない。
【0068】中間処理・最終処分業者の廃棄物引き受け
担当者と収集・運搬業者の収集・運搬担当者は、端末装
置10の画面でとくに図3〜図5の廃棄物処理管理情
報、引き渡し認証情報が正しく入力されていることを確
認する。但し、画面情報に未入力事項や間違いが有って
も、排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最終処分
業者のいずれもあとで追加、修正可能である。収集・運
搬業者の収集・運搬担当者は、ICカード4の中に、今
回の管理番号に対応付けて記憶された引き受け内容確認
情報(fb欄参照)により、中間処理・最終処分業者が
引き受けた廃棄物の内容の認証を受けられる。この引き
受け内容確認情報に、中間処理・最終処分業者の引き受
け担当者の電子署名を含めるようにしても良い。
【0069】(5)収集・運搬業者の入力担当者による
情報入力 収集・運搬作業を終えた収集・運搬担当者から報告を受
けた収集・運搬業者の入力担当者(収集・運搬担当者自
身でも良い)は、ホスト廃棄物処理管理装置1に登録さ
れた廃棄物関係情報が実際と一致しているか確認すると
ともに、ICカード4に対するリードをし、今回の管理
番号に対応する登録領域の情報を大容量記憶装置に蓄積
する。
【0070】すなわち、まず、端末装置5で今回委託を
受けた管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作を
すると、端末装置5から当該所望の管理番号の廃棄物処
理管理情報の呼び出し要求が通信線を介してホスト廃棄
物処理管理装置1へ発信される。ホスト廃棄物処理管理
装置1は要求に応答して、大容量記憶装置の内、該当す
る管理番号に対応付けて記憶された1件分の廃棄物処理
管理情報を読み出し、管理番号とともに要求元に送信す
る。送信された管理番号及び廃棄物処理管理情報は、収
集・運搬業者用の端末装置5が受信してRAMに一時記
憶し、最初は図2の入力画面を表示する。画面切り換え
操作により、図2〜図6の画面に切り換わるので、収集
・運搬業者の入力担当者は、これまでに入力された廃棄
物処理管理情報を全て確認できる。
【0071】若し、例えば、収集・運搬業者関係情報の
一部に追加事項(ここでは、収集・運搬車両番号と収集
・運搬担当者名)が有り、また、排出事業者が廃棄物を
引き渡した日付に間違いが有り、修正したい場合、図4
の画面を表示させ、空きの欄(ここでは、C2欄)に追
加事項と正しい廃棄物を引き渡し日付を、入力担当者情
報と対にして入力すると、RAMに一時記憶された廃棄
物処理管理情報に追加し、画面表示させる。画面は図4
の状態になる。以上の如くして、追加、修正をし終えた
ならば、送信指示操作をする。すると、端末装置5は、
RAMに一時記憶された1件分の廃棄物処理管理情報
を、発行を受けた管理番号とともにホスト廃棄物処理管
理装置1へ送信する。ホスト廃棄物処理管理装置1は大
容量記憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃棄物
処理管理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶させ
る。
【0072】(6)収集・運搬業者の入力担当者による
ICカードの読み取り 端末装置5をICカード4に対するメニューに切り換
え、ICカード4をICカードリード・ライト装置6に
セットしたのち、端末装置5で今回委託された管理番号
の読み取り操作をする。すると、端末装置5はICカー
ドリード・ライト装置6を制御して、ICカード5のメ
モリの内、今回の管理番号に対応する登録領域(図7の
F1参照)に記憶された全ての情報の読み取り入力を
し、大容量記憶装置のICカード情報記憶領域に、管理
番号に対応付けて蓄積する。これにより、1件分の廃棄
物の収集・運搬に関して、管理番号に対応付けて、収集
・運搬を行った業者、担当者、車両の情報と、排出事業
者の引き渡し内容確認情報と、中間処理・最終処分業者
の引き受け内容確認情報を保存することができ、必要に
応じて画面表示させたり、印刷させて内容確認できる。
【0073】(7)中間処理・最終処分業者の入力担当
者による情報入力 廃棄物の中間処理・最終処分が終わると、中間処理・最
終処分業者の入力担当者は、中間処理・最終処分の完了
日付をホスト廃棄物処理管理装置1に登録するため、ま
ず、端末装置10で今回委託を受けた管理番号の廃棄物
処理管理情報の呼び出し操作をする。すると、端末装置
5から当該所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び
出し要求が通信線を介してホスト廃棄物処理管理装置1
へ発信される。ホスト廃棄物処理管理装置1は要求に応
答して、大容量記憶装置の内、該当する管理番号に対応
付けて記憶された1件分の廃棄物処理管理情報を読み出
し、管理番号とともに要求元に送信する。送信された管
理番号及び廃棄物処理管理情報は、端末装置10が受信
してRAMに一時記憶し、最初は図2の入力画面を表示
する。画面切り換え操作により、図6の中間処理・最終
処分完了情報入力画面に切り換える(図6の画面では、
最初、管理番号と発行日付以外、空欄)。
【0074】そして、空きの欄(ここでは、E1欄)に
中間処理・最終処分完了日付を、入力担当者情報と対に
して入力すると、RAMに一時記憶された廃棄物処理管
理情報に追加し、画面表示させる。画面は丁度、図6の
状態になる。次に、送信指示操作をすると、端末装置1
0は、RAMに一時記憶された1件分の廃棄物処理管理
情報を、発行を受けた管理番号とともにホスト廃棄物処
理管理装置1へ送信する。ホスト廃棄物処理管理装置1
は大容量記憶装置に当該管理番号に対応して記憶済の廃
棄物処理管理情報と照合し、増えた情報だけ追加記憶さ
せる。
【0075】(8)ホストに蓄積された廃棄物処理管理
情報の確認 排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最終処分業者
は、何時でも各々、端末装置2、5、10により、所望
の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作をする
ことで、ホスト廃棄物処理管理装置1から該当する管理
番号に対応付けて蓄積された1件分全ての廃棄物処理管
理情報を呼び出し、画面に表示させたり、更に、印刷さ
せて内容を確認でき、また、追加事項、修正事項が在れ
ば、追加、修正することもできる。
【0076】
【発明の効果】本発明の廃棄物処理管理システムによれ
ば、排出事業者、収集・運搬業者、中間処理・最終処分
業者のいずれも、それぞれに設置された端末装置によ
り、所望の管理番号に対応付けて、排出事業者関係情
報、廃棄物の種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運
搬業者関係情報、排出事業者から収集・運搬業者への廃
棄物の引き渡し日付、中間処理・最終処分業者関係情
報、中間処理・最終処分完了日付の内、所望の廃棄物処
理管理情報を入力し、ホスト廃棄物処理管理装置に送信
して蓄積させることができ、また、排出事業者、収集・
運搬業者、中間処理・最終処分業者のいずれも、それぞ
れに設置された端末装置により、ホスト廃棄物処理管理
装置に蓄積された所望の管理番号に対応する廃棄物処理
管理情報を呼び出し、出力させることができ、皆が同じ
廃棄物処理管理情報を共有できるので、業者間で管理し
ている情報に食い違いが生じない。しかも、収集・運搬
業者が廃棄物を排出事業者から引き受ける際、収集・運
搬担当者は、収集・運搬業者と収集・運搬担当者と収集
・運搬車両を特定する情報と管理番号を記憶したICカ
ードを持参し、排出事業者の事業場に設置された排出事
業者用の端末装置でICカードの情報を読み取らせれ
ば、排出事業者から廃棄物を引き受けたことの認証を、
ホスト廃棄物処理管理装置に登録させることができるの
で、収集・運搬担当者がキーボードで収集・運搬業者名
称、収集・運搬担当者氏名、収集・運搬車両や管理番号
などを入力する手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る廃棄物処理管
理システムを示す構成図である。
【図2】ホスト廃棄物処理管理装置の大容量記憶装置に
管理番号に対応付けて記憶される排出事業者関係情報の
説明図である。
【図3】ホスト廃棄物処理管理装置の大容量記憶装置に
管理番号に対応付けて記憶される廃棄物関係情報の説明
図である。
【図4】ホスト廃棄物処理管理装置の大容量記憶装置に
管理番号に対応付けて記憶される収集・運搬業者関係情
報の説明図である。
【図5】ホスト廃棄物処理管理装置の大容量記憶装置に
管理番号に対応付けて記憶される中間処理・最終処分業
者関係情報の説明図である。
【図6】ホスト廃棄物処理管理装置の大容量記憶装置に
管理番号に対応付けて記憶される中間処理・最終処分日
付情報の説明図である。
【図7】ICカードに記憶される情報の説明図である。
【符号の説明】
1 ホスト廃棄物処理管理装置 2 排出事業者用
の端末装置 3、6、11 ICカードリード・ライト装置 4 ICカード 5 収集・運搬業
者用の端末装置 7 収集・運搬車両 8、9 廃棄物 10 中間処理・最終処分業者用の端末装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から通信線を介して受信した廃棄物
    処理管理情報を管理番号別に区別して蓄積したり、要求
    に従い所望の管理番号の廃棄物処理管理情報を通信線を
    介して外部に送信するホスト用廃棄物処理管理装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の送
    受が可能で、排出事業者が管理番号に対応付けて入力し
    た、排出事業者関係情報、廃棄物の種別と量を含む廃棄
    物関係情報、収集・運搬業者関係情報、排出事業者から
    収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、中間処理・
    最終処分業者関係情報の内、所望の廃棄物処理管理情報
    を、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置へ送信
    し、また、排出事業者が所望の管理番号の廃棄物処理管
    理情報の呼び出し操作をすると、通信線を介してホスト
    用廃棄物処理管理装置から該当する廃棄物処理管理情報
    を受信及び出力する排出事業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、収集・運搬業者が排出事業者の依頼に係る
    所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作を
    すると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置か
    ら該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力し、収集
    ・運搬業者が排出事業者の依頼に係る管理番号に対応付
    けて入力した、収集・運搬業者関係情報、排出事業者か
    ら収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の
    種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者から中
    間処理・最終処分業者への引き渡し日付の内、所望の廃
    棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄物処
    理管理装置へ送信する収集・運搬業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依
    頼に係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出
    し操作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管
    理装置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力
    し、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依頼に係る
    管理番号に対応付けて入力した、中間処理・最終処分業
    者関係情報、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業
    者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の種別と量を含む
    廃棄物関係情報、中間処理・最終処分完了日付の内、所
    望の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃
    棄物処理管理装置へ送信する中間処理・最終処分業者用
    の端末装置と、 収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持し、収集・運
    搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する
    情報、排出事業者の依頼に係る管理番号を記憶し、少な
    くとも管理番号は書き換え可能な収集・運搬業者用のI
    Cカードとを備え、 前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬業者用のI
    Cカードの情報を読み取るICカード読み取り装置を設
    け、前記排出事業者用の端末装置により、ICカード読
    み取り装置で読み取った収集・運搬業者と収集・運搬担
    当者と収集・運搬車両を特定する情報を収集・運搬業者
    が排出事業者から廃棄物を引き受けた認証情報として、
    ICカード読み取り装置で読み取った管理番号に対応付
    けて通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置に送信
    可能としたこと、 を特徴とする廃棄物処理管理システム。
  2. 【請求項2】 前記排出事業者用の端末装置、前記収集
    ・運搬業者用の端末装置、前記中間処理・最終処分業者
    用の端末装置の間で、同じ管理番号の同じ項目の廃棄物
    処理管理情報について重複する情報が入力されたとき、
    ホスト用廃棄物処理管理装置は、全て蓄積するようにし
    たこと、 を特徴とする請求項1記載の廃棄物処理管理システム。
  3. 【請求項3】 前記収集・運搬業者用の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を書き込むICカー
    ド書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者用の端末装
    置により、収集・運搬業者用のICカードに所望の管理
    番号を書き込み可能としたこと、 を特徴とする請求項1または2記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記収集・運搬業者用の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を書き込むICカー
    ド書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者用の端末装
    置により、収集・運搬業者用のICカードに所望の収集
    ・運搬担当者を特定する情報、所望の収集・運搬車両を
    特定する情報、所望の管理番号を書き込み可能としたこ
    と、 を特徴とする請求項1または2記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記排出事業者用の端末装置は、認証情
    報にICカードの情報を読み取った日付も付加するよう
    にし、前記中間処理・最終処分業者用の端末装置は、認
    証情報にICカードの情報を読み取った日付も付加する
    ようにしたこと、 を特徴とする請求項1または2記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 外部から通信線を介して受信した廃棄物
    処理管理情報を管理番号別に区別して蓄積したり、要求
    に従い所望の管理番号の廃棄物処理管理情報を通信線を
    介して外部に送信するホスト用廃棄物処理管理装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の送
    受が可能で、排出事業者が管理番号に対応付けて入力し
    た、排出事業者関係情報、廃棄物の種別と量を含む廃棄
    物関係情報、収集・運搬業者関係情報、排出事業者から
    収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、中間処理・
    最終処分業者関係情報の内、所望の廃棄物処理管理情報
    を、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置へ送信
    し、また、排出事業者が所望の管理番号の廃棄物処理管
    理情報の呼び出し操作をすると、 通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置から該当す
    る廃棄物処理管理情報を受信及び出力する排出事業者用
    の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、収集・運搬業者が排出事業者の依頼に係る
    所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作を
    すると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置か
    ら該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力し、収集
    ・運搬業者が排出事業者の依頼に係る管理番号に対応付
    けて入力した、収集・運搬業者関係情報、排出事業者か
    ら収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の
    種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者から中
    間処理・最終処分業者への引き渡し日付の内、所望の廃
    棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄物処
    理管理装置へ送信する収集・運搬業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依
    頼に係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出
    し操作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管
    理装置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力
    し、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依頼に係る
    管理番号に対応付けて入力した、中間処理・最終処分業
    者関係情報、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業
    者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の種別と量を含む
    廃棄物関係情報、中間処理・最終処分完了日付の内、所
    望の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃
    棄物処理管理装置へ送信する中間処理・最終処分業者用
    の端末装置と、 収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持し、収集・運
    搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する
    情報、排出事業者の依頼に係る管理番号を記憶し、少な
    くとも管理番号は書き換え可能な収集・運搬業者用のI
    Cカードとを備え、 前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬業者用のI
    Cカードの情報を読み取るICカード読み取り装置を設
    け、前記排出事業者用の端末装置により、ICカード読
    み取り装置で読み取った収集・運搬業者と収集・運搬担
    当者と収集・運搬車両を特定する情報を収集・運搬業者
    が排出事業者から廃棄物を引き受けた認証情報として、
    ICカード読み取り装置で読み取った管理番号に対応付
    けて通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置に送信
    可能とし、 前記中間処理・最終処分業者用の端末装置に、収集・運
    搬業者用のICカードの情報を読み取るICカード読み
    取り装置を設け、前記中間処理・最終処分業者用の端末
    装置により、ICカード読み取り装置で読み取った収集
    ・運搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定
    する情報を収集・運搬業者が中間処理・最終処分業者に
    廃棄物を引き渡した認証情報として、ICカード読み取
    り装置で読み取った管理番号に対応付けて通信線を介し
    てホスト用廃棄物処理管理装置に送信可能としたこと、 を特徴とする廃棄物処理管理システム。
  7. 【請求項7】 前記排出事業者用の端末装置、前記収集
    ・運搬業者用の端末装置、前記中間処理・最終処分業者
    用の端末装置の間で、同じ管理番号の同じ項目の廃棄物
    処理管理情報について重複する情報が入力されたとき、
    ホスト用廃棄物処理管理装置は、全て蓄積するようにし
    たこと、 を特徴とする請求項6記載の廃棄物処理管理システム。
  8. 【請求項8】 前記収集・運搬業者用の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を書き込むICカー
    ド書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者用の端末装
    置により、収集・運搬業者用のICカードに所望の管理
    番号を書き込み可能としたこと、 を特徴とする請求項6または7記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記収集・運搬業者用の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を書き込むICカー
    ド書き込み装置を設け、前記収集・運搬業者用の端末装
    置により、収集・運搬業者用のICカードに所望の収集
    ・運搬担当者を特定する情報、所望の収集・運搬車両を
    特定する情報、所望の管理番号を書き込み可能としたこ
    と、 を特徴とする請求項6または7記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記排出事業者用の端末装置は、認証
    情報にICカードの情報を読み取った日付も付加するよ
    うにし、前記中間処理・最終処分業者用の端末装置は、
    認証情報にICカードの情報を読み取った日付も付加す
    るようにしたこと、 を特徴とする請求項6または7記載の廃棄物処理管理シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 外部から通信線を介して受信した廃棄
    物処理管理情報を管理番号別に区別して蓄積したり、要
    求に従い所望の管理番号の廃棄物処理管理情報を通信線
    を介して外部に送信するホスト用廃棄物処理管理装置
    と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の送
    受が可能で、排出事業者が管理番号に対応付けて入力し
    た、排出事業者関係情報、廃棄物の種別と量を含む廃棄
    物関係情報、収集・運搬業者関係情報、排出事業者から
    収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、中間処理・
    最終処分業者関係情報の内、所望の廃棄物処理管理情報
    を、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置へ送信
    し、また、排出事業者が所望の管理番号の廃棄物処理管
    理情報の呼び出し操作をすると、通信線を介してホスト
    用廃棄物処理管理装置から該当する廃棄物処理管理情報
    を受信及び出力する排出事業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、収集・運搬業者が排出事業者の依頼に係る
    所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作を
    すると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置か
    ら該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力し、収集
    ・運搬業者が排出事業者の依頼に係る管理番号に対応付
    けて入力した、収集・運搬業者関係情報、排出事業者か
    ら収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の
    種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者から中
    間処理・最終処分業者への引き渡し日付の内、所望の廃
    棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄物処
    理管理装置へ送信する収集・運搬業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依
    頼に係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出
    し操作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管
    理装置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力
    し、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依頼に係る
    管理番号に対応付けて入力した、中間処理・最終処分業
    者関係情報、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業
    者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の種別と量を含む
    廃棄物関係情報、中間処理・最終処分完了日付の内、所
    望の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃
    棄物処理管理装置へ送信する中間処理・最終処分業者用
    の端末装置と、 収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持し、収集・運
    搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する
    情報と管理番号が記憶されるとともに、少なくとも管理
    番号は書き換え可能であり、更に、排出事業者の引き渡
    し内容確認情報を書き込み可能なICカードとを備え、 前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬業者用のI
    Cカードに情報を読み書きするICカード読み取り・書
    き込み装置を設け、前記排出事業者用の端末装置は、I
    Cカード読み取り・書き込み装置で読み取った収集・運
    搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する
    情報を収集・運搬業者が排出事業者から廃棄物を引き受
    けた認証情報として、ICカード読み取り・書き込み装
    置で読み取った管理番号に対応付けて通信線を介してホ
    スト用廃棄物処理管理装置に送信したり、ICカード読
    み取り・書き込み装置で読み取った管理番号に対応付け
    て排出事業者の引き渡し内容確認情報をICカード読み
    取り・書き込み装置によりICカードに書き込み可能と
    したこと、 を特徴とする廃棄物処理管理システム。
  12. 【請求項12】 前記排出事業者用の端末装置、前記収
    集・運搬業者用の端末装置、前記中間処理・最終処分業
    者用の端末装置の間で、同じ管理番号の同じ項目の廃棄
    物処理管理情報について重複する情報が入力されたと
    き、ホスト用廃棄物処理管理装置は、全て蓄積するよう
    にしたこと、 を特徴とする請求項11記載の廃棄物処理管理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記収集・運搬業者の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を読み書きするIC
    カード読み取り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬
    業者の端末装置はICカード読み取り・書き込み装置に
    より収集・運搬業者用のICカードに所望の管理番号を
    書き込み可能とするとともに、排出事業者の引き渡し内
    容確認情報を読み出し可能としたこと、 を特徴とする請求項11または12記載の廃棄物処理管
    理システム。
  14. 【請求項14】 前記収集・運搬業者の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を読み書きするIC
    カード読み取り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬
    業者の端末装置はICカード読み取り・書き込み装置に
    より収集・運搬業者用のICカードに所望の収集・運搬
    担当者を特定する情報、所望の収集・運搬車両を特定す
    る情報、所望の管理番号を書き込み可能とするととも
    に、排出事業者の引き渡し内容確認情報を読み出し可能
    としたこと、 を特徴とする請求項11または12記載の廃棄物処理管
    理システム。
  15. 【請求項15】 前記排出事業者用の端末装置は、認証
    情報にICカードの情報を読み取った日付も付加するよ
    うにしたこと、 を特徴とする請求項11または12記載の廃棄物処理管
    理システム。
  16. 【請求項16】 外部から通信線を介して受信した廃棄
    物処理管理情報を管理番号別に区別して蓄積したり、要
    求に従い所望の管理番号の廃棄物処理管理情報を通信線
    を介して外部に送信するホスト用廃棄物処理管理装置
    と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の送
    受が可能で、排出事業者が管理番号に対応付けて入力し
    た、排出事業者関係情報、廃棄物の種別と量を含む廃棄
    物関係情報、収集・運搬業者関係情報、排出事業者から
    収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、中間処理・
    最終処分業者関係情報の内、所望の廃棄物処理管理情報
    を、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置へ送信
    し、また、排出事業者が所望の管理番号の廃棄物処理管
    理情報の呼び出し操作をすると、通信線を介してホスト
    用廃棄物処理管理装置から該当する廃棄物処理管理情報
    を受信及び出力する排出事業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、収集・運搬業者が排出事業者の依頼に係る
    所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出し操作を
    すると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管理装置か
    ら該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力し、収集
    ・運搬業者が排出事業者の依頼に係る管理番号に対応付
    けて入力した、収集・運搬業者関係情報、排出事業者か
    ら収集・運搬業者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の
    種別と量を含む廃棄物関係情報、収集・運搬業者から中
    間処理・最終処分業者への引き渡し日付の内、所望の廃
    棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃棄物処
    理管理装置へ送信する収集・運搬業者用の端末装置と、 ホスト用廃棄物処理管理装置と通信線を介して情報の授
    受が可能で、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依
    頼に係る所望の管理番号の廃棄物処理管理情報の呼び出
    し操作をすると、通信線を介してホスト用廃棄物処理管
    理装置から該当する廃棄物処理管理情報を受信及び出力
    し、中間処理・最終処分業者が排出事業者の依頼に係る
    管理番号に対応付けて入力した、中間処理・最終処分業
    者関係情報、収集・運搬業者から中間処理・最終処分業
    者への廃棄物の引き渡し日付、廃棄物の種別と量を含む
    廃棄物関係情報、中間処理・最終処分完了日付の内、所
    望の廃棄物処理管理情報を、通信線を介してホスト用廃
    棄物処理管理装置へ送信する中間処理・最終処分業者用
    の端末装置と、 収集・運搬業者の収集・運搬担当者が所持し、収集・運
    搬業者と収集・運搬担当者と収集・運搬車両を特定する
    情報と管理番号が記憶されるとともに、少なくとも管理
    番号は書き換え可能であり、更に、排出事業者の引き渡
    し内容確認情報と、中間処理・最終処分業者の引き受け
    内容確認情報を書き込み可能なICカードとを備え、 前記排出事業者用の端末装置に、収集・運搬業者用のI
    Cカードに情報を読み書きするICカード読み取り・書
    き込み装置を設け、前記排出事業者用の端末装置は、I
    Cカード読み取り・書き込み装置で読み取ったID情報
    を収集・運搬業者が排出事業者から廃棄物を引き受けた
    認証情報として、ICカード読み取り・書き込み装置で
    読み取った管理番号に対応付けて通信線を介してホスト
    用廃棄物処理管理装置に送信したり、ICカード読み取
    り・書き込み装置で読み取った管理番号に対応付けて排
    出事業者の引き渡し内容確認情報をICカード読み取り
    ・書き込み装置によりICカードに書き込み可能とし、 前記中間処理・最終処分業者用の端末装置に、収集・運
    搬業者用のICカードに情報を読み書きするICカード
    読み取り・書き込み装置を設け、前記中間処理・最終処
    分業者用の端末装置は、ICカード読み取り・書き込み
    装置で読み取ったID情報を収集・運搬業者が中間処理
    ・最終処分業者に廃棄物を引き渡した認証情報として、
    ICカード読み取り・書き込み装置で読み取った管理番
    号に対応付けて通信線を介してホスト用廃棄物処理管理
    装置に送信したり、ICカード読み取り・書き込み装置
    で読み取った管理番号に対応付けて中間処理・最終処分
    業者の引き受け内容確認情報をICカード読み取り・書
    き込み装置によりICカードに書き込み可能としたこ
    と、 を特徴とする廃棄物処理管理システム。
  17. 【請求項17】 前記排出事業者用の端末装置、前記収
    集・運搬業者用の端末装置、前記中間処理・最終処分業
    者用の端末装置の間で、同じ管理番号の同じ項目の廃棄
    物処理管理情報について重複する情報が入力されたと
    き、ホスト用廃棄物処理管理装置は、全て蓄積するよう
    にしたこと、 を特徴とする請求項16記載の廃棄物処理管理システ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記収集・運搬業者の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を読み書きするIC
    カード読み取り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬
    業者の端末装置はICカード読み取り・書き込み装置に
    より収集・運搬業者用のICカードに所望の管理番号を
    書き込み可能とするとともに、排出事業者の引き渡し内
    容確認情報と、中間処理・最終処分業者の引き受け内容
    確認情報を読み出し可能としたこと、 を特徴とする請求項16または17記載の廃棄物処理管
    理システム。
  19. 【請求項19】 前記収集・運搬業者の端末装置に、収
    集・運搬業者用のICカードに情報を読み書きするIC
    カード読み取り・書き込み装置を設け、前記収集・運搬
    業者の端末装置はICカード読み取り・書き込み装置に
    より収集・運搬業者用のICカードに所望の収集・運搬
    担当者を特定する情報、所望の収集・運搬車両を特定す
    る情報、所望の管理番号を書き込み可能とするととも
    に、排出事業者の引き渡し内容確認情報と、中間処理・
    最終処分業者の引き受け内容確認情報を読み出し可能と
    したこと、 を特徴とする請求項16または17記載の廃棄物処理管
    理システム。
  20. 【請求項20】 前記排出事業者用の端末装置は、認証
    情報にICカードの情報を読み取った日付も付加するよ
    うにし、前記中間処理・最終処分業者用の端末装置は、
    認証情報にICカードの情報を読み取った日付も付加す
    るようにしたこと、 を特徴とする請求項16または17記載の廃棄物処理管
    理システム。
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