JP2000092086A - 通信装置、通信情報記録方法、応答情報再生/通信情報記録方法及び記憶媒体 - Google Patents

通信装置、通信情報記録方法、応答情報再生/通信情報記録方法及び記憶媒体

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JP2000092086A
JP2000092086A JP11176280A JP17628099A JP2000092086A JP 2000092086 A JP2000092086 A JP 2000092086A JP 11176280 A JP11176280 A JP 11176280A JP 17628099 A JP17628099 A JP 17628099A JP 2000092086 A JP2000092086 A JP 2000092086A
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Yasumasa Ono
恭正 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 TV電話のような映像信号を記録するために
VTR等の記録装置を使用して記録を行うことで、電話
本体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留
守番機能を利用可能とした通信装置、通信情報記録方
法、応答情報再生/通信情報記録方法及び記憶媒体を提
供する。 【解決手段】 留守番電話/VTRシステムの留守番電
話31は、公衆回線1からTV電話の受信の有無を判別
する制御、TV電話受信時は音声・映像データを復号化
し生成したパケットデータ、記録開始/記録停止コマン
ドを1394I/F部16を介しVTR32へ送出する
制御を行うシステム制御部13を有し、留守番電話/V
TRシステムのVTR32は、システム制御部13から
送出されたパケットデータ、記録開始/記録停止コマン
ドに基づき記録開始/記録停止を制御するシステム制御
部24を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置、通信情
報記録方法、応答情報再生/通信情報記録方法及び記憶
媒体に係り、更に詳しくは、外部から受信したTV電話
信号のような映像信号を記録する留守番機能を有すると
共に、ビデオカメラ等で撮影及び入力した留守番電話応
答用の映像・音声データを利用可能とする場合に好適な
通信装置、通信情報記録方法、応答情報再生/通信情報
記録方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不在時に外部からかかってき
た電話の音声を記録する留守番機能を持つ電話が存在す
る。即ち、上記の留守番機能を実現するためには、電話
本体に音声を記録する機能を持たせ、不在時にはこの音
声記録機能により音声のみの記録を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来技術においては下記のような問題があった。外部か
らTV電話等による映像信号が送信されてきた場合、即
ち、TV電話等により音声信号の他に映像信号も付加さ
れる場合は、上述した音声記録機能の他に、応答用とし
て映像信号を再生するための機能及び留守番記録を行う
ための映像信号を記録するための機能を電話本体に持た
せなければならないという欠点があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、TV電話のような映像信号を記録するためにV
TR等の記録装置を使用して記録を行うことで、電話本
体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留守
番機能を利用可能とした通信装置、通信情報記録方法、
応答情報再生/通信情報記録方法及び記憶媒体を提供す
ることを第一の目的とする。
【0005】また、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、TV電話のような映像信号を記録するた
めにVTR等の記録装置を使用して記録を行う場合、電
話側の操作だけで留守番電話内容を再生可能とした通信
装置、通信情報記録方法、応答情報再生/通信情報記録
方法及び記憶媒体を提供することを第二の目的とする。
【0006】更に、本発明は、上述した点に鑑みなされ
たものであり、電話本体に映像信号の再生及び記録を行
う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及び留守番機
能が利用でき、IEEE1394シリアルバスを利用す
ることによりIEEE1394ケーブルのみの接続で行
えるようにした通信装置、通信情報記録方法、応答情報
再生/通信情報記録方法及び記憶媒体を提供することを
第三の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、外部から通信情報を受信
可能な通信装置であって、通信情報の受信の有無を判定
する判定手段と、通信情報を受信した場合は通信情報が
記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う制
御手段とを有することを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、前記判定手段は、通信情報が映像信号か否
かを判定する機能を有し、前記制御手段は、通信情報が
映像信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始
させる制御を行うことを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、前記制御手段は、通信情報が映像信号と判
定された場合は前記記録装置に記録を開始させると共に
記録開始時に記録開始点を記録させる制御を行うことを
特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記制御手段は、通信情報が映像信号と判
定された場合は前記記録装置に記録を開始させると共に
記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を記録させる
制御を行うことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記記録装置に前記通信情報を送出する送
出手段を有し、前記制御手段は、前記送出手段を介して
前記記録装置を記録可能状態とする制御を行うことを特
徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記送出手段は、IEEE1394に準拠
したインタフェース規格に基づき前記通信情報を送出す
ることを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、留守番電話に適用可能であることを特徴と
する。
【0014】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、前記記録装置は、磁気記録装置であること
を特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、前記記録装置は、ビデオテープレコーダで
あることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、前記記録装置は、ハードディスク装置で
あることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、外部との間で通信情報を受送信可能な通
信装置であって、通信情報を受信した場合、応答情報と
して再生可能な再生装置を再生状態とする制御を行い、
前記通信情報を記録可能な記録装置を記録可能状態とす
る制御を行う制御手段を有することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、ビデオカメラで撮影及び入力した撮影者
自身の映像及び音声を留守番電話応答用の映像/音声デ
ータとして利用可能であるであることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、前記記録装置、前記再生装置は、ビデオ
テープレコーダ等の磁気記録再生装置或いはハードディ
スク装置であることを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、IEEE1394に準拠したインタフェ
ース規格に対応可能であることを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、外部から通信情報を受信可能な通信装置
に適用される通信情報記録方法であって、通信情報の受
信の有無を判定する判定ステップと、通信情報を受信し
た場合は通信情報が記録可能な記録装置を記録可能状態
とする制御を行う制御ステップとを有することを特徴と
する。
【0022】上記目的を達成するために、請求項16記
載の本発明は、前記判定ステップは、通信情報が映像信
号か否かを判定する機能を有し、前記制御ステップで
は、通信情報が映像信号と判定された場合は前記記録装
置に記録を開始させる制御を行うことを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために、請求項17記
載の本発明は、前記制御ステップでは、通信情報が映像
信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始させ
ると共に記録開始時に記録開始点を記録させる制御を行
うことを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために、請求項18記
載の本発明は、前記制御ステップでは、通信情報が映像
信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始させ
ると共に記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を記
録させる制御を行うことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために、請求項19記
載の本発明は、前記記録装置に前記通信情報を送出する
送出ステップを有し、前記制御ステップでは、前記送出
ステップを介して前記記録装置を記録可能状態とする制
御を行うことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために、請求項20記
載の本発明は、前記送出ステップでは、IEEE139
4に準拠したインタフェース規格に基づき前記通信情報
を送出することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するために、請求項21記
載の本発明は、留守番電話に適用可能であることを特徴
とする。
【0028】上記目的を達成するために、請求項22記
載の本発明は、前記記録装置は、磁気記録装置であるこ
とを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するために、請求項23記
載の本発明は、前記記録装置は、ビデオテープレコーダ
であることを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するために、請求項24記
載の本発明は、前記記録装置は、ハードディスク装置で
あることを特徴とする。
【0031】上記目的を達成するために、請求項25記
載の本発明は、外部との間で通信情報を受送信可能な通
信装置に適用される応答情報再生/通信情報記録方法で
あって、通信情報を受信した場合、応答情報として再生
可能な再生装置を再生状態とする制御を行い、前記通信
情報を記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を
行う制御手段を有することを特徴とする。
【0032】上記目的を達成するために、請求項26記
載の本発明は、ビデオカメラで撮影及び入力した撮影者
自身の映像及び音声を留守番電話応答用の映像/音声デ
ータとして利用可能であるであることを特徴とする。
【0033】上記目的を達成するために、請求項27記
載の本発明は、前記記録装置、前記再生装置は、ビデオ
テープレコーダ等の磁気記録再生装置或いはハードディ
スク装置であることを特徴とする。
【0034】上記目的を達成するために、請求項28記
載の本発明は、IEEE1394に準拠したインタフェ
ース規格に対応可能であることを特徴とする。
【0035】上記目的を達成するために、請求項29記
載の本発明は、外部から通信情報を受信可能な通信装置
に適用される通信情報記録方法を実行するプログラムを
記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体で
あって、前記通信情報記録方法は、通信情報の受信の有
無を判定する判定ステップと、通信情報を受信した場合
は通信情報が記録可能な記録装置を記録可能状態とする
制御を行う制御ステップとを有することを特徴とする。
【0036】上記目的を達成するために、請求項30記
載の本発明は、外部との間で通信情報を受送信可能な通
信装置に適用される応答情報再生/通信情報記録方法を
実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読み
出し可能な記憶媒体であって、前記応答情報再生/通信
情報記録方法は、通信情報を受信した場合、応答情報と
して再生可能な再生装置を再生状態とする制御を行い、
前記通信情報を記録可能な記録装置を記録可能状態とす
る制御を行う制御ステップを有することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0038】[1]第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態及び後述する第2の実
施の形態に係る留守番電話/VTRシステムの構成を示
すブロック図である。本発明の第1の実施の形態に係る
留守番電話/VTRシステムは、留守番電話31及びV
TR(Video Tape Recorder)32
から大略構成されている。
【0039】留守番電話31は、回線I/F(インタフ
ェース)部2、分離多重化部3、画像復号化部4、画像
I/F部5、画像符号化部6、音声復号化部7、音声I
/F部8、音声符号化部9、復号化部10、パケットデ
ータ作成部11、メモリ12、システム制御部13、表
示部14、操作部15、1394I/F部16、音声記
憶部27を備える構成となっている。また、VTR32
は、1394I/F部17、データセレクタ部18、信
号処理部19、ヘッドアンプ部20、ヘッド部21、D
/A変換部22、外部出力部23、システム制御部2
4、操作部25、表示部26を備える構成となってい
る。尚、図1に示す構成は一例であり、図示の構成に限
定されるものではない。
【0040】上記留守番電話31の各部の構成を詳述す
ると、回線I/F(インタフェース)部2は、ゲート2
a、2bを備えており、公衆回線1を取り込む。分離多
重化部3は、回線I/F部2のゲート2a、2bからの
出力を分離多重化する。画像復号化部4は、画像データ
を復号化する。画像I/F部5は、復号化された画像を
画像符号化部6に伝達する。画像符号化部6は、画像デ
ータを符号化する。音声復号化部7は、音声データを復
号化する。音声I/F部8は、復号化された音声を音声
符号化部9に伝達する。音声符号化部9は、音声データ
を符号化する。復号化部10は、画像データ、音声デー
タを復号化する。パケットデータ作成部11は、復号化
部10の出力に基づきパケットデータを生成する。
【0041】メモリ12は、パケットデータ作成部11
からのデータを記憶する。システム制御部13は、留守
番電話全体の制御を行う。表示部14は、システム制御
部13の制御に基づき電話番号やメッセージ等を表示す
る。操作部15は、テンキー/各種キーを備えており、
留守番電話の操作/設定に使用される。1394I/F
部16は、IEEE1394(Institute o
f Electrical and Electron
ics Engineers:米国電気電子技術者協会
で制定したシリアルインタフェースの規格)準拠のシリ
アル通信を制御する。音声記憶部27は、音声データを
記憶する。
【0042】上記VTR32の各部の構成を詳述する
と、1394I/F部17は、IEEE1394準拠の
シリアル通信を制御する。データセレクタ部18は、1
394I/F部17からのデータを選択する。信号処理
部19は、VTRの記録再生信号を処理する。ヘッドア
ンプ部20は、ヘッド部21を駆動し記録再生を行わせ
る。ヘッド部21は、磁気テープに記録再生を行う。D
/A変換部22は、信号処理部19からのデジタルデー
タをアナログデータに変換する。外部出力部23は、V
TR31の外部出力用の端子等で構成される。システム
制御部24は、VTR全体の制御を行う。操作部25
は、各種キー/ボタンを備えており、VTRの操作/設
定に使用される。表示部26は、システム制御部24の
制御に基づき数字等を表示する。
【0043】この場合、本発明の第1の実施の形態、及
び後述する第2〜第3の実施の形態における留守番電話
31のシステム制御部13は特許請求の範囲における判
定手段、制御手段に対応し、留守番電話31の1394
I/F部16は特許請求の範囲における送出手段に対応
し、VTR32は特許請求の範囲における記録装置、再
生装置に対応する。
【0044】本発明の第1の実施の形態に係る留守番電
話/VTRシステムにおいては、留守番電話31とVT
R32を結ぶネットワークとして、各機器間を接続する
インタフェースを例えばIEEE1394の場合を例に
上げて説明する。そこで、IEEE1394シリアルバ
スに関して予め説明する。
【0045】《IEEE1394の技術の概要》家庭用
デジタルVTRやDVD(Digital Video
Disk)の登場に伴って、ビデオデータやオーディ
オデータなどのリアルタイムで且つ高情報量のデータ転
送のサポートが必要になっている。このようなビデオデ
ータやオーディオデータをリアルタイムで転送し、パー
ソナルコンピュータ(PC)に取り込んだり、またはそ
の他のデジタル機器に転送を行うには、必要な転送機能
を備えた高速データ転送可能なインタフェースが必要に
なってくるものである。このような観点から開発された
インタフェースがIEEE1394−1995(Hig
h Performance Serial Bus)
(以下1394シリアルバスと略称)である。
【0046】図5に1394シリアルバスを用いて構成
されるネットワーク・システムの例を示す。このネット
ワーク・システムは、複数のデジタル機器A、B、C、
D、E、F、G、Hを備えており、機器A−B間、機器
A−C間、機器B−D間、機器D−E間、機器C−F
間、機器C−G間、及び機器C−H間は、それぞれ13
94シリアルバスのツイスト・ペア・ケーブルで接続さ
れている。各デジタル機器A〜Hは、例えばパーソナル
コンピュータ(PC)、デジタルVTR、DVD、デジ
タルカメラ、ハードディスク、モニタ等である。各デジ
タル機器間の接続方式は、ディジーチェーン方式とノー
ド分岐方式とを混在可能としたものであり、自由度の高
い接続が可能である。
【0047】また、各デジタル機器A〜Hは、各自固有
のIDを有しており、それぞれが認識し合うことによっ
て1394シリアルバスで接続された範囲において、1
つのネットワークを構成している。各デジタル機器間を
それぞれ1本の1394シリアルバスケーブルで順次接
続するだけで、それぞれの機器が中継の役割を行い、全
体として1つのネットワークを構成するものである。ま
た、1394シリアルバスの特徴でもあるPlug &
Play(割り込み信号やI/Oポートアドレス等の
設定に関する自動化機構)機能でケーブルを機器に接続
した時点で、自動で機器の認識や接続状況などを認識す
る機能を有している。
【0048】また、上記図5に示したようなネットワー
ク・システムにおいて、ネットワークからある機器が削
除されたり、または新たに追加されたときなど、自動的
にバスリセットを行い、それまでのネットワーク構成を
リセットしてから新たなネットワークの再構築を行う。
この機能によって、その時々のネットワークの構成を常
時設定、認識することができる。
【0049】また、データ転送速度は、100/200
/400Mbpsを有しており、上位の転送速度を持つ
機器が下位の転送速度をサポートし、互換をとるように
なっている。データ転送モードとしては、コントロール
信号などの非同期データ(Asynchronousデ
ータ:以下Asyncデータ)を転送するAsynch
ronous転送モード、リアルタイムなどビデオデー
タやオーディオデータ等の同期データ(Isochro
nousデータ:以下Isoデータ)を転送するIso
chronous転送モードがある。このAsyncデ
ータとIsoデータは各サイクル(通常1サイクル12
5μs)の中において、サイクル開始を示すサイクル・
スタート・パケット(CSP)の転送に続き、Isoデ
ータの転送を優先しつつサイクル内で混在して転送され
る。
【0050】次に、図6に1394シリアルバスの構成
要素を示す。1394シリアルバスは全体としてレイヤ
(階層)構造で構成されている。図6に示す如く、最も
ハード的であるのが1394シリアルバスのケーブル6
1であり、そのケーブル61のコネクタが接続される1
394コネクタ・ポート62があり、その上にハードウ
ェアとしてフィジカルレイヤ63とリンクレイヤ64が
ある。
【0051】ハードウェア部は実質的なインタフェース
チップの部分であり、そのうちフィジカルレイヤ63は
符号化やコネクタ関連の制御等を行い、リンクレイヤ6
4はパケット転送やサイクルタイムの制御等を行う。フ
ァームウェア部のトランザクションレイヤ65は、転送
(トランザクション)すべきデータの管理を行い、Re
adやWriteといった命令を出す。シリアルバスマ
ネージメント66は、接続されている各機器の接続状況
やIDの管理を行い、ネットワークの構成を管理する部
分である。このハードウェアとファームウェアまでが実
質上の1394シリアルバスの構成である。また、ソフ
トウェア部のアプリケーションレイヤ67は、使うソフ
トによって異なり、インタフェース上にどのようにデー
タをのせるか規定する部分であり、AVプロトコルなど
のプロトコルによって規定されている。以上が1394
シリアルバスの構成である。
【0052】次に、図7に1394シリアルバスにおけ
るアドレス空間を示す。1394シリアルバスに接続さ
れた各機器(ノード)には、必ず各ノード固有の64ビ
ットアドレスを持たせておく。そして、このアドレスを
ROMに格納しておくことで、自分や相手のノードアド
レスを常時確認でき、相手を指定した通信も行える。1
394シリアルバスのアドレッシングはIEEE121
2規格に準じた方式であり、アドレス設定は、最初の1
0bitがバスの番号の指定用に、次の16bitがノ
ードID番号の指定用に使われる。残りの48bitが
機器に与えられたアドレス幅になり、それぞれ固有のア
ドレス空間として使用できる。最後の28bitは固有
データの領域として、各機器の識別や使用条件の指定の
情報などを格納する。以上が1394シリアルバスの技
術の概要である。
【0053】次に、1394シリアルバスの特徴ともい
える技術の部分をより詳細に説明する。
【0054】《1394シリアルバスの電気的仕様》図
8に1394シリアルバス・ケーブルの断面図を示す。
1394シリアルバスでは、接続ケーブル内に2組のツ
イストペア信号線81の他に電源線82を設けている。
これによって、電源を持たない機器や故障により電圧低
下した機器等にも電力の供給が可能になっている。電源
線内を流れる電源の電圧は8〜40V、電流は最大電流
DC1.5Aと規定されている。図中83は信号線シー
ルドを示す。
【0055】《DS−Link符号化》1394シリア
ルバスで採用されている、データ転送フォーマットのD
S−Link符号化方式を説明するためのタイミング図
を図9に示す。1394シリアルバスでは、DS−Li
nk(Data/Strobe Link)符号化方式
が採用されている。このDS−Link符号化方式は、
高速なシリアルデータ通信に適しており、その構成は2
本の信号線を必要とする。より対線のうち1本に主とな
るデータを送り、他方のより対線にはストローブ信号を
送る構成になっている。
【0056】受信側では、この通信されるデータとスト
ローブとの排他的論理和をとることによってクロックを
再現できる。このDS−Link符号化方式を用いる利
点として、他のシリアルデータ転送方式に比べて転送効
率が高いこと、PLL(Phase Locked L
oop:位相同期ループ)回路が不要となるのでコント
ローラLSIの回路規模を小さくできること、更には、
転送すべきデータが無いときにアイドル状態であること
を示す情報を送る必要が無いので、各機器のトランシー
バ回路をスリープ状態にすることができることによって
消費電力の低減を図ることができる、などが挙げられ
る。
【0057】《バスリセットのシーケンス》1394シ
リアルバスでは、接続されている各機器(ノード)には
ノードIDが与えられ、ネットワーク構成として認識さ
れている。このネットワーク構成に変化があったとき、
例えばノードの挿抜や電源のON/OFFなどによるノ
ード数の増減などによって変化が生じて、新たなネット
ワーク構成を認識する必要があるとき、変化を検知した
各ノードはバス上にバスリセット信号を送信して新たな
ネットワーク構成を認識するモードに入る。このときの
変化の検知方法は、1394ポート基盤上でのバイアス
電圧の変化を検知することによって行われる。
【0058】あるノードからバスリセット信号が伝達さ
れて、各ノードのフィジカルレイヤはこのバスリセット
信号を受けると同時にリンクレイヤにバスリセットの発
生を伝達し、且つ他のノードにバスリセット信号を伝達
する。最終的に全てのノードがバスリセット信号を検知
した後、バスリセットが起動となる。バスリセットは、
先に述べたようなケーブル挿抜やネットワーク異常等に
よるハード検出による起動と、プロトコルからのホスト
制御などによってフィジカルレイヤに直接命令を出すこ
とによっても起動する。また、バスリセットが起動する
とデータ転送は一時中断され、この間のデータ転送は待
たされ、終了後、新しいネットワーク構成のもとで再開
される。以上がバスリセットのシーケンスである。
【0059】《ノードID決定のシーケンス》バスリセ
ットの後、各ノードは新しいネットワーク構成を構築す
るために、各ノードにIDを与える動作に入る。このと
きのバスリセットからノードID決定までの一般的なシ
ーケンスを図17、図18・図19、図20・図21・
図22のフローチャートを参照しながら説明する。
【0060】図17のフローチャートは、バスリセット
の発生からノードIDが決定しデータ転送が行えるよう
になるまでの一連のバスの作業を示してある。先ず、ス
テップS101として、ネットワーク内にバスリセット
が発生することを常時監視しており、ここでノードの電
源ON/OFFなどでバスリセットが発生するとステッ
プS102に移る。ステップS102では、ネットワー
クがリセットされた状態から、新たなネットワークの接
続要求を知るために、直接接続されている各ノード間に
おいて親子関係の宣言がなされる。ステップS103と
して、全てのノード間で親子関係が決定すると、ステッ
プS104として、一つのルートが決定する。全てのノ
ード間で親子関係が決定するまで、上記ステップS10
2の親子関係の宣言を行い、またルートも決定されな
い。
【0061】上記ステップS104でルートが決定され
ると、次はステップS105として、各ノードにIDを
与えるノードIDの設定作業が行われる。所定のノード
順序でノードIDの設定が行われ、全てのノードにID
が与えられるまで繰り返し設定作業が行われ、最終的に
ステップS106として、全てのノードにIDを設定し
終えたら、新しいネットワーク構成が全てのノードにお
いて認識されたので、ステップS107として、ノード
間のデータ転送が行える状態となり、データ転送が開始
される。このステップS107の状態になると、再びバ
スリセットが発生するのを監視するモードに入り、バス
リセットが発生したら、上記ステップS101〜ステッ
プS106までの設定作業が繰り返し行われる。
【0062】以上が図17のフローチャートの説明であ
るが、図17のフローチャートのバスリセットからルー
ト決定までの部分と、ルート決定後からID設定終了ま
での手順をより詳しく表したものを、それぞれ図18・
図19のフローチャートと、図20・図21・図22の
フローチャートに示す。
【0063】先ず、図18・図19のフローチャートの
説明を行う。ステップS201として、バスリセットが
発生すると、ネットワーク構成は一旦リセットされる。
尚、ステップS201として、バスリセットが発生する
のを常に監視している。次に、ステップS202とし
て、リセットされたネットワークの接続要求を再認識す
る作業の第一歩として各機器にリーフ(ノード)である
ことを示すフラグを立てておく。更に、ステップS20
3として、各機器が自分の持つポートがいくつ他ノード
と接続されているのかを調べる。
【0064】ステップS204のポート数の結果に応じ
て、これから親子関係の宣言を始めていくために、未定
義(親子関係が決定されていない)ポートの数を調べ
る。バスリセットの直後はポート数=未定義ポート数で
あるが、親子関係が決定されていくに従って、ステップ
S204で検知する未定義ポートの数は変化していくも
のである。先ず、バスリセットの直後、始めに親子関係
の宣言を行えるのはリーフに限られている。リーフであ
るというのは上記ステップS203のポート数の確認で
知ることができる。リーフは、ステップS205とし
て、自分に接続されているノードに対して「自分は子、
相手は親」と宣言し動作を終了する。
【0065】上記ステップS203でポート数が複数あ
りブランチと認識したノードは、バスリセットの直後は
上記ステップS204で未定義ポート数>1ということ
なので、ステップS206へと移り、先ずブランチとい
うフラグが立てられ、ステップS207で、リーフから
の親子関係宣言で「親」の受付をするために待つ。リー
フが親子関係の宣言を行い、上記ステップS207でそ
れを受けたブランチは、適宜、上記ステップS204の
未定義ポート数の確認を行い、未定義ポート数が1にな
っていれば、残っているポートに接続されているノード
に対して、上記ステップS205の「自分が子」の宣言
をすることが可能になる。2度目以降、上記ステップS
204で未定義ポート数を確認しても2以上あるブラン
チに対しては、再度、上記ステップS207でリーフ又
は他のブランチからの「親」の受付をするために待つ。
【0066】最終的に、何れか1つのブランチ、又は例
外的にリーフ(子宣言を行えるのに素早く動作しなかっ
たため)が上記ステップS204の未定義ポート数の結
果としてゼロになったら、これにてネットワーク全体の
親子関係の宣言が終了したものであり、未定義ポート数
がゼロ(全ての親のポートとして決定)になった唯一の
ノードは、ステップS208として、ルートのフラグが
立てられ、ステップS209として、ルートとしての認
識がなされる。このようにして、図18・図19のフロ
ーチャートに示したバスリセットからネットワーク内全
てのノード間における親子関係の宣言までが終了する。
【0067】次に、図20・図21・図22のフローチ
ャートについて説明する。先ず、上記図18・図19ま
でのシーケンスでリーフ、ブランチ、ルートという各ノ
ードのフラグの情報が設定されているので、これを元に
して、ステップS301で、それぞれ分類する。各ノー
ドにIDを与える作業として、最初にIDの設定を行う
ことができるのはリーフからである。リーフ→ブランチ
→ルートの順で若い番号(ノード番号=0〜)からID
の設定がなされていく。
【0068】ステップS302として、ネットワーク内
に存在するリーフの数N(Nは自然数)を設定する。こ
の後、ステップS303として、各自リーフがルートに
対して、IDを与えるように要求する。この要求が複数
ある場合には、ステップS304として、ルートはアー
ビトレーション(1つに調停する作業)を行い、ステッ
プS305として、勝ったノード1つにID番号を与
え、負けたノードには失敗の結果通知を行う。ステップ
S306として、ID取得が失敗に終わったリーフは再
度ID要求を出し、同様の作業を繰り返す。
【0069】ステップS307として、IDを取得でき
たリーフからそのノードのID情報をブロードキャスト
(1つのノードからネットワーク上の不特定多数に向け
た通信)で全ノードに転送する。1ノードID情報のブ
ロードキャストが終わると、ステップS308として、
残りのリーフの数が1つ減らされる。ここで、ステップ
S309として、この残りのリーフの数が1以上ある時
は上記ステップS303のID要求の作業からを繰り返
し行い、最終的に全てのリーフがID情報をブロードキ
ャストすると、上記ステップS309がN=0となり、
次はブランチのID設定に移る。
【0070】ブランチのID設定もリーフの時と同様に
行われる。先ず、ステップS310として、ネットワー
ク内に存在するブランチの数M(Mは自然数)を設定す
る。この後、ステップS311として、各自ブランチが
ルートに対して、IDを与えるように要求する。これに
対してルートは、ステップS312として、アービトレ
ーションを行い、勝ったブランチから順にリーフに与え
終わった次の若い番号から与えていく。ステップS31
3として、ルートは要求を出したブランチにID情報又
は失敗結果を通知し、ステップS314として、ID取
得が失敗に終わったブランチは再度ID要求を出し、同
様の作業を繰り返す。
【0071】ステップS315として、IDを取得でき
たブランチからそのノードのID情報をブロードキャス
トで全ノードに転送する。1ノードID情報のブロード
キャストが終わると、ステップS316として、残りの
ブランチの数が1つ減らされる。ここで、ステップS3
17として、この残りのブランチの数が1以上ある時は
上記ステップS311のID要求の作業からを繰り返し
行い、最終的に全てのブランチがID情報をブロードキ
ャストするまで行われる。全てのブランチがノードID
を取得すると、上記ステップS317はM=0となり、
ブランチのID取得モードも終了する。
【0072】ここまで終了すると、最終的にID情報を
取得していないノードはルートのみなので、ステップS
318として、ルートのIDは与えていない番号で最も
大きい番号を自分のID番号と設定し、ステップS31
9として、ルートのID情報をブロードキャストする。
以上で、図20・図21・図22に示したように親子関
係が決定した後から全てのノードのIDが設定されるま
での手順が終了する。
【0073】次に、一例として図10に示す実際のネッ
トワークにおける動作を同図を参照しながら説明する。
図10の説明として、(ルート)ノードBの下位にはノ
ードAとノードCが直接接続されており、更にノードC
の下位にはノードDが直接接続されており、更にノード
Dの下位にはノードEとノードFが直接接続された階層
構造になっている。この階層構造やルートノード、ノー
ドIDを決定する手順を以下で説明する。バスリセット
がされた後、先ず各ノードの接続状況を認識するため
に、各ノードの直接接続されているポート間において親
子関係の宣言がなされる。この親子とは親側が階層構造
で上位となり、子側が下位となると言うことができる。
【0074】図10ではバスリセットの後、最初に親子
関係の宣言を行ったのはノードAである。基本的にノー
ドの1つのポートにのみ接続があるノード(リーフと呼
ぶ)から親子関係の宣言を行うことができる。これは自
分には1ポートの接続のみということを先ず知ることが
できるので、これによってネットワークの端であること
を認識し、その中で早く動作を行ったノードから親子関
係が決定されていく。こうして、親子関係の宣言を行っ
た側(A−B間ではノードA)のポートが子と設定さ
れ、相手側(ノードB)のポートが親と設定される。こ
うして、ノードA−B間では子−親、ノードE−D間で
子−親、ノードF−D間で子−親と決定される。
【0075】更に1階層あがって、今度は複数個接続ポ
ートを持つノード(ブランチと呼ぶ)のうち、他ノード
からの親子関係の宣言を受けたものから順次、更に上位
に親子関係の宣言を行っていく。図10では先ずノード
DがD−E間、D−F間と親子関係が決定した後、ノー
ドCに対する親子関係の宣言を行っており、その結果、
ノードD−C間で子−親と決定している。ノードDから
の親子関係の宣言を受けたノードCは、もう一つのポー
トに接続されているノードBに対して親子関係の宣言を
行っている。これによってノードC−B間で子−親と決
定している。このようにして、図10のような階層構造
が構成され、最終的に接続されている全てのポートにお
いて親となったノードBが、ルートノードと決定され
た。ルートは1つのネットワーク構成中に一つしか存在
しないものである。
【0076】尚、上記図10においてはノードBがルー
トノードと決定されたが、これはノードAから親子関係
宣言を受けたノードBが他のノードに対して親子関係宣
言を早いタイミングで行っていれば、ルートノードは他
ノードに移っていたこともあり得る。即ち、伝達される
タイミングによってはどのノードもルートノードとなる
可能性があり、同じネットワーク構成でもルートノード
は一定とは限らない。
【0077】ルートノードが決定すると、次は各ノード
IDを決定するモードに入る。これは全てのノードが、
決定した自分のノードIDを他の全てのノードに通知す
る(ブロードキャスト機能)。自己ID情報は、自分の
ノード番号、接続されている位置の情報、持っているポ
ートの数、接続のあるポートの数、各ポートの親子関係
の情報等を含んでいる。ノードID番号の割り振りの手
順としては、先ず1つのポートにのみ接続があるノード
(リーフ)から起動することができ、この中から順にノ
ード番号=0、1、2、・・と割り当てられる。ノード
IDを手にしたノードは、ノード番号を含む情報をブロ
ードキャストで各ノードに送信する。これによって、そ
のID番号は「割り当て済み」であることが認識され
る。
【0078】全てのリーフが自己ノードIDを取得し終
わると、次はブランチへ移りリーフに引き続いたノード
ID番号が各ノードに割り当てられる。リーフと同様
に、ノードID番号が割り当てられたブランチから順次
ノードID情報をブロードキャストし、最後にルートノ
ードが自己ID情報をブロードキャストする。即ち、常
にルートは最大のノードID番号を所有するものであ
る。以上のようにして、階層構造全体のノードIDの割
り当てが終わり、ネットワーク構成が再構築され、バス
の初期化作業が完了する。
【0079】《アービトレーション》1394シリアル
バスでは、データ転送に先立って必ずバス使用権のアー
ビトレーション(調停)を行う。1394シリアルバス
は、個別に接続された各機器が転送された信号をそれぞ
れ中継することによってネットワーク内全ての機器に同
信号を伝えるように、論理的なバス型ネットワークであ
るので、パケットの衝突を防ぐ意味でアービトレーショ
ンは必要である。これによって、ある時間にはたった一
つのノードのみ転送を行うことができる。
【0080】アービトレーションを説明するための図と
して図11(a)にバス使用要求の図、図11(b)に
バス使用許可の図を示し、以下これを用いて説明する。
アービトレーションが始まると、1つもしくは複数のノ
ードが親ノードに向かって、それぞれバス使用権の要求
を発する。図11(a)のノードCとノードFがバス使
用権の要求を発しているノードである。これを受けた親
ノード(図11ではノードA)は更に親ノードに向かっ
て、バス使用権の要求を発する(中継する)。この要求
は最終的に調停を行うルートに届けられる。
【0081】バス使用要求を受けたルートノードは、ど
のノードにバスを使用させるかを決める。この調停作業
はルートノードのみが行えるものであり、調停によって
勝ったノードにはバスの使用許可を与える。図11
(b)ではノードCに使用許可が与えられ、ノードFの
使用は拒否された状態を示している。アービトレーショ
ンに負けたノードに対してはDP(Data Pref
ix)パケットを送り、拒否されたことを知らせる。拒
否されたノードのバス使用要求は次回のアービトレーシ
ョンまで待たされる。以上のようにして、アービトレー
ションに勝ってバスの使用許可を得たノードは、以降デ
ータの転送を開始できる。
【0082】ここで、アービトレーションの一連の流れ
を図23・図24のフローチャートを参照しながら説明
する。ノードがデータ転送を開始できるためには、バス
がアイドル状態であることが必要である。先に行われて
いたデータ転送が終了して、現在バスが空き状態である
ことを認識するためには、各転送モードで個別に設定さ
れている所定のアイドル時間ギャップ長(例.サブアク
ション・ギャップ)を経過することによって、各ノード
には自分の転送が開始できると判断する。
【0083】ステップS401として、Asyncデー
タ、Isoデータ等それぞれ転送するデータに応じた所
定のギャップ長が得られたか判断する。所定のギャップ
長が得られない限り、転送を開始するために必要なバス
使用権の要求はできないので、所定のギャップ長が得ら
れるまで待つ。上記ステップS401で所定のギャップ
長が得られたら、ステップS402として、転送すべき
データがあるか判断し、転送すべきデータがある場合
は、ステップS403として、転送するためにバスを確
保するようバス使用権の要求をルートに対して発する。
このときのバス使用権の要求を表す信号の伝達は、上記
図11に示したように、ネットワーク内各機器を中継し
ながら最終的にルートに届けられる。上記ステップS4
02で転送するデータがない場合は、そのまま待機す
る。
【0084】次に、ステップS404として、上記ステ
ップS403のバス使用要求を1つ以上ルートが受信し
たら、ステップS405として、ルートは使用要求を出
したノードの数を調べる。上記ステップS405での選
択値がノード数=1(使用権要求を出したノードは1
つ)だった場合は、そのノードに直後のバス使用許可が
与えられることとなる。上記ステップS405での選択
値がノード数>1(使用要求を出したノードは複数)だ
った場合は、ステップS406として、ルートは使用許
可を与えるノードを1つに決定する調停作業を行う。こ
の調停作業は公平なものであり、毎回同じノードばかり
が許可を得るようなことはなく、平等に権利を与えてい
くような構成となっている。
【0085】ステップS407として、上記ステップS
406で使用要求を出した複数ノードの中からルートが
調停して使用許可を得た1つのノードと、敗れたその他
のノードに分ける選択を行う。ここで、調停されて使用
許可を得た1つのノード、または上記ステップS405
の選択値から使用要求ノード数=1で調停無しに使用許
可を得たノードには、ステップS408として、ルート
はそのノードに対して許可信号を送る。許可信号を得た
ノードは、受け取った直後に転送すべきデータ(パケッ
ト)を転送開始する。また、上記ステップS406の調
停で敗れてバス使用が許可されなかったノードには、ス
テップS409として、ルートからアービトレーション
失敗を示す上記DPパケットを送られ、これを受け取っ
たノードは再度転送を行うためのバス使用要求を出すた
め、上記ステップS401まで戻り、所定ギャップ長が
得られるまで待機する。以上がアービトレーションの流
れを説明した図23・図24のフローチャートの説明で
ある。
【0086】《Asynhronous(非同期)転
送》アシンクロナス転送は非同期転送である。図12に
アシンクロナス転送における時間的な遷移状態を示す。
図12の最初のサブアクション・ギャップは、バスのア
イドル状態を示すものである。このアイドル時間が一定
値になった時点で、転送を希望するノードはバスが使用
できると判断して、バス獲得のためのアービトレーショ
ンを実行する。
【0087】アービトレーションでバスの使用許可を得
ると、次にデータの転送がパケット形式で実行される。
データ転送後、受信したノードは転送されたデータに対
しての受信結果のack(受信確認用返送コード)をa
ck gapという短いギャップの後、返送して応答す
るか、応答パケットを送ることによって転送が完了す
る。ackは4ビットの情報と4ビットのチェックサム
からなり、成功か、ビジー状態か、ペンディング状態で
あるかといった情報を含み、すぐに送信元ノードに返送
される。
【0088】次に、図13にアシンクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示す。パケットには、データ部
及び誤り訂正用のデータCRC(Cyclic Red
undancy Check)の他にはヘッダ部があ
り、そのヘッダ部には、図13に示すような目的ノード
ID、ソースノードID、転送データ長さや各種コード
などが書き込まれ、転送が行われる。また、アシンクロ
ナス転送は自己ノードから相手ノードへの1対1の通信
である。転送元ノードから転送されたパケットは、ネッ
トワーク中の各ノードに行き渡るが、自分宛てのアドレ
ス以外のものは無視されるので、宛先の1つのノードの
みが読み込むことになる。以上がアシンクロナス転送の
説明である。
【0089】《Isochronous(同期)転送》
アイソクロナス転送は同期転送である。1394シリア
ルバスの最大の特徴であるともいえるこのアイソクロナ
ス転送は、特にVIDEO映像データや音声データとい
ったマルチメディアデータなど、リアルタイムな転送を
必要とするデータの転送に適した転送モードである。ま
た、アシンクロナス転送(非同期)が1対1の転送であ
ったのに対し、このアイソクロナス転送はブロードキャ
スト機能によって、転送元の1つのノードから他の全て
のノードへ一様に転送される。
【0090】図14はアイソクロナス転送における時間
的な遷移状態を示す図である。アイソクロナス転送は、
バス上一定時間毎に実行される。この時間間隔をアイソ
クロナスサイクルと呼ぶ。アイソクロナスサイクル時間
は125μsである。この各サイクルの開始時間を示
し、各ノードの時間調整を行う役割を担っているのがサ
イクル・スタート・パケットである。サイクル・スター
ト・パケットを送信するのは、サイクル・マスタと呼ば
れるノードであり、1つ前のサイクル内の転送終了後、
所定のアイドル時間(サブアクションギャップ)を経た
後、本サイクルの開始を告げるサイクル・スタート・パ
ケットを送信する。このサイクル・スタート・パケット
の送信される時間間隔が125μsとなる。
【0091】また、図14にチャネルA、チャネルB、
チャネルCと示したように、1サイクル内において複数
種のパケットがチャネルIDをそれぞれ与えられること
によって、区別して転送できる。これによって同時に複
数ノード間でのリアルタイムな転送が可能であり、また
受信するノードでは自分が欲しいチャネルIDのデータ
のみを取り込む。このチャネルIDは送信先のアドレス
を表すものではなく、データに対する論理的な番号を与
えているに過ぎない。よって、あるパケットの送信は1
つの送信元ノードから他の全てのノードに行き渡るブロ
ードキャストで転送されることになる。
【0092】アイソクロナス転送のパケット送信に先立
って、アシンクロナス転送同様、アービトレーションが
行われる。しかし、アシンクロナス転送のように1対1
の通信ではないので、アイソクロナス転送にはack
(受信確認用返信コード)は存在しない。また、図14
に示したIso gap(アイソクロナスギャップ)と
は、アイソクロナス転送を行う前にバスが空き状態であ
ると認識するために必要なアイドル期間を表している。
この所定のアイドル期間を経過すると、アイソクロナス
転送を行いたいノードはバスが空いていると判断し、転
送前のアービトレーションを行うことができる。
【0093】次に、図15にアイソクロナス転送のパケ
ットフォーマットの例を示し説明する。各チャネルに分
かれた各種のパケットにはそれぞれデータ部及び誤り訂
正用のデータCRCの他にヘッダ部があり、そのヘッダ
部には図15に示す如く、転送データ長やチャネルN
O、その他各種コード及び誤り訂正用のヘッダCRCな
どが書き込まれ、転送が行われる。以上がアイソクロナ
ス転送の説明である。
【0094】《バス・サイクル》実際の1394シリア
ルバス上の転送では、アイソクロナス転送とアシンクロ
ナス転送は混在できる。その時のアイソクロナス転送と
アシンクロナス転送が混在したバス上の転送状態の時間
的な遷移の様子を表したものを図16に示す。アイソク
ロナス転送はアシンクロナス転送より優先して行われ
る。その理由は、サイクル・スタート・パケットの後、
アシンクロナス転送を起動するためにアイドル期間のギ
ャップ長(サブアクションギャップ)よりも短いギャッ
プ長(アイソクロナスギャップ)で、アイソクロナス転
送を起動できるからである。従って、アシンクロナス転
送よりアイソクロナス転送は優先して実行されることと
なる。
【0095】図16に示す一般的なバスサイクルにおい
て、サイクル#mのスタート時にサイクル・スタート・
パケットがサイクル・マスタから各ノードに転送され
る。これによって、各ノードで時刻調整を行い、所定の
アイドル期間(アイソクロナスギャップ)を待ってから
アイソクロナス転送を行うべきノードはアービトレーシ
ョンを行い、パケット転送に入る。図16ではチャネル
eとチャネルsとチャネルkが順にアイソクロナス転送
されている。このアービトレーションからパケット転送
までの動作を、与えられているチャネル分繰り返し行っ
た後、サイクル#mにおけるアイソクロナス転送が全て
終了したら、アシンクロナス転送を行うことができるよ
うになる。
【0096】アイドル時間がアシンクロナス転送可能な
サブアクションギャップに達することによって、アシン
クロナス転送を行いたいノードはアービトレーションの
実行に移れると判断する。但し、アシンクロナス転送が
行える期間は、アイソクロナス転送終了後から、次のサ
イクル・スタート・パケットを転送すべき時間(cyc
le synch)までの間にアシンクロナス転送を起
動するためのサブアクションギャップが得られた場合に
限っている。
【0097】図16のサイクル#mでは3つのチャネル
分のアイソクロナス転送と、その後アシンクロナス転送
(含むack)が2パケット(パケット1、パケット
2)転送されている。このアシンクロナスパケット2の
後は、サイクルm+1をスタートすべき時間(cycl
e synch)に至るので、サイクル#mでの転送は
ここまでで終わる。但し、非同期または同期転送動作中
に次のサイクル・スタート・パケットを送信すべき時間
(cycle synch)に至ったとしたら、無理に
中断せず、その転送が終了した後のアイドル期間を待っ
てから次サイクルのサイクル・スタート・パケットを送
信する。即ち、1つのサイクルが125μs以上続いた
ときは、その分、次サイクルは基準の125μsより短
縮されたとする。このようにアイソクロナス・サイクル
は125μsを基準に超過、短縮し得るものである。
【0098】しかし、アイソクロナス転送はリアルタイ
ム転送を維持するために毎サイクル必要であれば必ず実
行され、アシンクロナス転送はサイクル時間が短縮され
たことによって次以降のサイクルにまわされることもあ
る。こういった遅延情報も含めて、サイクル・マスタに
よって管理される。以上がIEEE1394シリアルバ
スの説明である。
【0099】ところで、ISDN(Integrate
d Services Digital Networ
k:総合デジタル通信網)回線の基本インタフェースの
64Kbps(bit per second)で伝送
可能な符号化方式として、CCITT(Commite
e Consultative Internatio
nal Telegraphique et Tele
phoniqur:国際電信電話諮問委員会)勧告H.
261(ISDNで動画を伝送するテレビ会議/電話用
符号化方式)がある。
【0100】H.261勧告では、NTSC方式(Na
tional Television System
Commitee:テレビジョンの標準方式)、PAL
方式(Phase Alternation by L
ine:欧州や中国が採用するテレビジョン方式)、及
びデジタル・テレビジョン信号などの複数の規格間での
通信を可能にするため、共通のビデオ・フォーマットが
規定されている。CIFフォーマット(Common
Intermediate Format:異なったテ
レビ方式や伝送速度の放送フォーマットへ変換するため
の中間フォーマット)と、QCIF(Quarter
Common Intermediate Forma
t:国際間のテレビ会議システムにおける共通中間フォ
ーマット)フォーマットであり、その構成を図4に示
す。
【0101】CIFフォーマットは、標本数が輝度信号
Yで352画素×288ライン、色差信号Cr、Cbで
176画素×144ラインである。標本点については、
色差(Cr、Cb)は輝度の4点(Y1、Y2、Y3、
Y4)の等距離にある点と定められている。QCIFフ
ォーマットは、CIFフォーマットの1/4の情報量で
あり、標本数が輝度信号Yで176画素×144ライ
ン、色差信号Cr、Cbで88画素×72ラインであ
る。更に、CIFフォーマットは、12個のGOB(グ
ループ・オブ・ブロックス)からなり、1つのGOB
は、33個のMB(マクロブロック)からなり、1つの
MBは、8画素×8ラインからなる4個の輝度ブロック
Y1、Y2、Y3、Y4と、8画素×8ラインからなる
2個の色差ブロックCr、Cbからなる。上記階層構造
により、符号化をMB単位で実行できる。
【0102】GOBは、標本数が輝度Yで176画素×
48ライン、色差Cr、Cbで88画素×24ラインと
なり、CIFの1/12、QCIFの1/3に相当す
る。GOBの番号は、CIFではGOB1〜GOB1
2、QCIFではGOB1、GOB3、GOB5と決め
られている。
【0103】画像圧縮又は画像符号化の要素技術として
は、フレーム内の画像を8画素×8画素のブロックに区
分し、そのブロックに対して二次元離散コサイン変換
(DCT(Discrete Cosine Tran
sform)変換)するフレーム内符号化、前フレーム
と現フレームの同位置のブロックに対してフレーム間の
差分をとり二次元DCT変換するフレーム間符号化、フ
レーム間の画像の動きを補償することで発生符号量を減
らす動き補償、DCT変換係数で高周波領域では一般に
ゼロ値が続くことを利用したゼロ・ランレングス符号
化、データの発生量に応じて量子化ステップ・サイズを
変更する量子化、発生頻度の高いデータ・パターンに短
い符号値を、発生頻度の低いデータ・パターンに長い符
号値を割り当てる可変長符号化、及びフレームをスキッ
プする駒落としが採用されて、これらの組み合わせで高
い圧縮率を達成し、低レートの通信路での動画伝送を可
能にしている。
【0104】フレーム間符号化(INTER)モード
は、フレーム間の相関が高い場合に高い圧縮率を達成で
きるので、フレーム間に一定以上の相関がある場合にI
NTERモードを採用し、一定未満の相関のときフレー
ム内符号化(INTRA)モードを採用する。INTE
Rモードでは、送信側の量子化と受信側の量子化との間
の差である量子化誤差が受信側端末で累積され、量子化
が粗い場合にはこれが顕著になるので、周期的にINT
RAモードを配置するのが普通である。伝送エラーの伝
搬を防ぐためにも、上記ブロック単位に周期的にINT
RAモードが配置される。
【0105】特に、画像通信の開始時などのように、差
分のための参照画像が無い場合や、シーン・チェンジ
(場面が切り換わることで、画面全体でフレーム間相関
が無いと判断された状態)の場合に限り、フレーム内の
全ブロックをフレーム内符号化する。これを全INTR
A処理と呼ぶ。全INTRA処理により、復号化エラー
及び量子化誤差を解消し、画面をリフレッシュできる。
【0106】次に、本発明の第1の実施の形態に係る留
守番電話/VTRシステムにおける動作を図2のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0107】留守番電話/VTRシステムの留守番電話
31のシステム制御部13は、公衆回線1から受信が有
るか無いかを判断する(ステップS21)。公衆回線1
から受信が有った場合は、システム制御部13はTV電
話の受信か否かを判断する(ステップS22)。TV電
話の受信でない場合は、回線I/F部2、分離多重化部
3を介して入力された音声データを音声復号化部7によ
りアナログオーディオ信号に復号化し、音声記憶部27
に音声通話を記憶させて、通常の留守番電話として機能
する(ステップS23、ステップS24)。
【0108】他方、上記ステップS22でTV電話受信
の場合は、システム制御部13は回線I/F部2、分離
多重化部3を介して音声データ及び映像データをそれぞ
れ取り込む。映像データは画像復号化部4、画像I/F
部5により復号化し、画像符号化部6によりデジタルデ
ータに符号化し直す。また、復号化部10により音声デ
ータ及び映像データを復号化し、パケットデータ作成部
11、メモリ12により上述した1394シリアルバス
通信のパケットデータに生成し、1394I/F部16
によりVTR32へ出力する。
【0109】また、留守番電話31のシステム制御部1
3は記録開始コマンドをパケットデータ作成部11にて
1394シリアルバスに音声・映像信号に付加する形で
送信するための制御を行う。これに伴い、留守番電話/
VTRシステムのVTR32のシステム制御部24は、
1394I/F部17、データセレクタ部18を介して
留守番電話31から記録開始コマンドを受信すると、デ
ータセレクタ部18に対して音声・映像信号を信号処理
部19へ送るように制御し、また、信号処理部19に対
してヘッドアンプ部20及びヘッド部21により磁気テ
ープに記録させるための信号処理を行うように制御する
ことにより、ヘッド部21により磁気テープに音声・映
像信号を記録させる(ステップS25)。
【0110】他方、留守番電話31のシステム制御部1
3は回線I/F部2により、TV電話の受信が終わった
か否かを判断する(ステップS26)。TV電話の受信
が終わった場合は、システム制御部13は記録停止コマ
ンドをパケットデータ作成部11にて1394シリアル
バスに送信するための制御を行い、記録停止コマンドを
1394I/F部16によりVTR32へ送信する。こ
れに伴い、VTR32のシステム制御部24は1394
I/F部17、データセレクタ部18を介して記録停止
コマンドを受信すると、信号処理部19に対してヘッド
アンプ部20及びヘッド部21により磁気テープへの記
録停止を行うように制御することにより、ヘッド部21
による記録停止を行う(ステップS27)。
【0111】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る留守番電話/VTRシステムによれば、留
守番電話/VTRシステムの留守番電話31は、公衆回
線1からTV電話の受信の有無を判別する制御を行うと
共に、TV電話受信の場合は音声・映像データを復号化
して生成したパケットデータ及び記録開始/記録停止コ
マンドを1394I/F部16を介してVTR32へ送
出する制御を行うシステム制御部13を有し、留守番電
話/VTRシステムのVTR32は、システム制御部1
3から送出されたパケットデータ及び記録開始/記録停
止コマンドに基づき記録開始/記録停止を制御するシス
テム制御部24を有するため、下記のような作用及び効
果を奏する。
【0112】上記構成において、留守番電話31のシス
テム制御部13は、受信した信号がTV電話の信号と判
別した場合は、映像・音声のデジタル信号と記録開始コ
マンドを1394I/F部16を介してVTR32へ送
出し、VTR32のヘッド部21により磁気テープに記
録を行うよう制御する。そして、留守番電話31のシス
テム制御部13は、TV電話の受信が終了したと判別し
た場合は、記録停止コマンドを1394I/F部16を
介してVTR32へ送出し、VTR32の動作を停止さ
せるよう制御する。
【0113】従って、本発明の第1の実施の形態におい
ては、TV電話の信号のような映像信号を記録するため
にVTRを使用して記録を行うため、電話本体に映像信
号を記録する機能が無くともTV電話の留守番機能を利
用できると共に、IEEE1394シリアルバスを利用
することにより、IEEE1394ケーブルのみの接続
で行えるという効果がある。
【0114】[2]第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態に係る留守番電話/VTRシ
ステムは、上記第1の実施の形態と同様に、留守番電話
31及びVTR32から大略構成されている。留守番電
話31は、回線I/F部2、分離多重化部3、画像復号
化部4、画像I/F部5、画像符号化部6、音声復号化
部7、音声I/F部8、音声符号化部9、復号化部1
0、パケットデータ作成部11、メモリ12、システム
制御部13、表示部14、操作部15、1394I/F
部16、音声記憶部27を備える構成となっている。ま
た、VTR32は、1394I/F部17、データセレ
クタ部18、信号処理部19、ヘッドアンプ部20、ヘ
ッド部21、D/A変換部22、外部出力部23、シス
テム制御部24、操作部25、表示部26を備える構成
となっている(上記図1参照)。各部の構成は上記第1
の実施の形態で詳述したので説明を省略する。
【0115】次に、本発明の第2の実施の形態に係る留
守番電話/VTRシステムにおける動作を図3のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0116】留守番電話/VTRシステムの留守番電話
31のシステム制御部13は、公衆回線1から受信が有
るか無いかを判断する(ステップS31)。公衆回線1
から受信が有った場合は、システム制御部13はTV電
話の受信か否かを判断する(ステップS32)。TV電
話の受信でない場合は、回線I/F部2、分離多重化部
3を介して入力された音声データを音声復号化部7によ
りアナログオーディオ信号に復号化し、音声記憶部27
に音声通話を記憶させて、通常の留守番電話として機能
する(ステップS33、ステップS34)。
【0117】他方、上記ステップS32でTV電話受信
の場合は、システム制御部13は回線I/F部2、分離
多重化部3を介して音声データ及び映像データをそれぞ
れ取り込む。映像データは画像復号化部4、画像I/F
部5により復号化し、画像符号化部6によりデジタルデ
ータに符号化し直す。また、復号化部10により音声デ
ータ及び映像データを復号化し、パケットデータ作成部
11、メモリ12により上述した1394シリアルバス
通信のパケットデータに生成し、1394I/F部16
によりVTR32へ出力する。
【0118】また、留守番電話31のシステム制御部1
3は記録と開始位置を認識させるIDを打ち込むコマン
ドを、パケットデータ作成部11にて1394シリアル
バスに音声・映像信号に付加する形で送信するための制
御を行う。これに伴い、留守番電話/VTRシステムの
VTR32のシステム制御部24は、1394I/F部
17、データセレクタ部18を介して留守番電話31か
ら記録開始コマンドを受信すると、データセレクタ部1
8に対して音声・映像信号を信号処理部19へ送るよう
に制御し、また、信号処理部19に対してヘッドアンプ
部20及びヘッド部21により磁気テープに記録させる
ための信号処理を行うように制御することにより、ヘッ
ド部21により磁気テープに音声・映像信号、及び開始
位置を認識させるIDを記録させる(ステップS3
5)。
【0119】他方、留守番電話31のシステム制御部1
3は回線I/F部2により、TV電話の受信が終わった
か否かを判断する(ステップS36)。TV電話の受信
が終わった場合は、システム制御部13は記録停止コマ
ンドをパケットデータ作成部11にて1394シリアル
バスに送信するための制御を行い、記録停止コマンドを
1394I/F部16によりVTR32へ送信する。こ
れに伴い、VTR32のシステム制御部24は1394
I/F部17、データセレクタ部18を介して記録停止
コマンドを受信すると、信号処理部19に対してヘッド
アンプ部20及びヘッド部21により磁気テープへの記
録停止を行うように制御することにより、ヘッド部21
による記録停止を行う(ステップS37)。
【0120】また、留守番内容の再生時においてTV電
話信号部分を再生する場合、留守番電話31のシステム
制御部13はユーザにより操作部15が所定操作される
と、記録時において記録開始点を検索及び再生を行うコ
マンドを1394シリアルバスを介して送信するよう制
御するため、上記コマンドはパケットデータ作成部11
及び1394I/F部16を介してVTR32へ送信さ
れる。これに伴い、VTR32のシステム制御部24は
1394I/F部17、データセレクタ部18を介して
上記コマンドを受信すると、ヘッドアンプ部20及びヘ
ッド部21により記録開始点の検索を行うように制御す
ることにより、ヘッド部21による再生を行わせる。
【0121】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る留守番電話/VTRシステムによれば、留
守番電話/VTRシステムの留守番電話31は、公衆回
線1からTV電話の受信の有無を判別する制御を行うと
共に、TV電話受信の場合は音声・映像データを復号化
して生成したパケットデータ及び記録開始と記録開始位
置を認識させるためのIDを打ち込む記録開始コマンド
/記録停止コマンド/再生コマンドを1394I/F部
16を介してVTR32へ送出する制御を行うシステム
制御部13を有し、留守番電話/VTRシステムのVT
R32は、システム制御部13から送出されたパケット
データ及び記録開始/記録停止/再生コマンドに基づき
記録開始/記録停止/再生を制御するシステム制御部2
4を有するため、下記のような作用及び効果を奏する。
【0122】上記構成において、留守番電話31のシス
テム制御部13は、受信した信号がTV電話の信号と判
別した場合は、映像・音声のデジタル信号と、記録開始
と記録開始位置を認識させるためのIDを打ち込むコマ
ンドを1394I/F部16を介してVTR32へ送出
し、VTR32のヘッド部21により磁気テープに記録
を行うよう制御する。そして、留守番電話31のシステ
ム制御部13は、TV電話の受信が終了したと判別した
場合は、記録停止コマンドを1394I/F部16を介
してVTR32へ送出し、VTR32の動作を停止させ
るよう制御する。また、留守番電話の再生において上記
TV電話の信号部分を再生する場合、VTR32のシス
テム制御部24は、留守番電話31のシステム制御部1
3からコマンドを受信すると、記録開始点を検索し再生
を行う。
【0123】従って、本発明の第2の実施の形態におい
ても、上記第1の実施の形態と同様に、TV電話の信号
のような映像信号を記録するためにVTRを使用して記
録を行うため、電話本体に映像信号を記録する機能が無
くともTV電話の留守番機能を利用できると共に、IE
EE1394シリアルバスを利用することにより、IE
EE1394ケーブルのみの接続で行えるという効果が
ある。
【0124】[3]第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態に係る留守番電話/VTRシ
ステムは、上記第1の実施の形態と同様に、留守番電話
31及びVTR32から大略構成されている。留守番電
話31は、回線I/F部2、分離多重化部3、画像復号
化部4、画像I/F部5、画像符号化部6、音声復号化
部7、音声I/F部8、音声符号化部9、復号化部1
0、パケットデータ作成部11、メモリ12、システム
制御部13、表示部14、操作部15、1394I/F
部16、音声記憶部27を備える構成となっている。ま
た、VTR32は、1394I/F部17、データセレ
クタ部18、信号処理部19、ヘッドアンプ部20、ヘ
ッド部21、D/A変換部22、外部出力部23、シス
テム制御部24、操作部25、表示部26を備える構成
となっている(上記図1参照)。各部の構成は上記第1
の実施の形態で詳述したので説明を省略する。
【0125】図25は上記図1の留守番電話/VTRシ
ステムで利用可能な本発明の第3の実施の形態に係るビ
デオカメラの構成を示すブロック図である。本発明の第
3の実施の形態に係るビデオカメラは、レンズ251、
CCD252、カメラ信号処理部253、信号処理部2
54、ライン出力部255、IEEE1394I/F部
(以下1394I/F部)256、マイク部257、モ
ニタ制御部258、液晶モニタ259、システム制御部
260、操作部261、VTRメカ部262を備える構
成となっている。
【0126】上記各部の構成を詳述すると、レンズ25
1は、被写体像を入力する。CCD252は、レンズ2
51からの入力を撮像信号に変換する。カメラ信号処理
部253は、撮像信号をAE等の処理を行いデジタルビ
デオ信号に変換する。信号処理部254は、カメラ信号
処理部253とマイク部257からの映像・音声信号を
VTRメカ部262により磁気テープに記録、または磁
気テープを再生してライン出力部255及び液晶モニタ
259へ信号出力する。ライン出力部255は、信号処
理部253からの信号をライン出力する。
【0127】1394I/F部256は、信号処理部2
54からの信号を1394ライン上に映像・音声信号と
して出力する。マイク部257は、音声信号を入力す
る。モニタ制御部258は、信号処理部254からの信
号を液晶モニタ259へ出力する。液晶モニタ259
は、モニタ制御部258からの画像信号を表示する。シ
ステム制御部260は、ビデオカメラ全体を制御する。
操作部261は、ビデオカメラ操作者により操作され
る。VTRメカ部262は、信号処理部254により信
号を記録/再生する。
【0128】図26は本発明の第3の実施の形態に係る
撮影者自身が被写体側となる上記図25に示したビデオ
カメラ本体の外観図である。図中251は被写体像を入
力するレンズ、257は音声信号を入力するためのマイ
ク部、259は画像信号を表示する液晶モニタである。
【0129】本発明の第3の実施の形態では、先ず、留
守番電話応答用の映像/音声データを作成するために、
上記図25のビデオカメラにて、操作者は操作部261
により、レンズ251及びマイク部257からの入力信
号をVTRメカ部262により磁気テープに記録する。
また、この時に撮影者自身を撮影するためには、上記図
26のようにビデオカメラの液晶モニタ259を被写体
側に向けて液晶モニタ259を視認しながら撮影を行え
ば可能であり、撮影者自身の映像/音声を留守番電話応
答用の映像/音声データとして作成が可能である。ま
た、この時に撮影した磁気テープに留守番応答部分と認
識できるようなIDを信号処理部254により磁気テー
プに記録を行う。
【0130】次に、本発明の第3の実施の形態に係るビ
デオカメラにおける動作を図27のフローチャートに基
づいて説明する。図27は本発明の第3の実施の形態に
係る動作フローチャートである。以下は図1のブロック
図及び図27のフローチャートを基に説明する。
【0131】留守番電話/VTRシステムの留守番電話
31のシステム制御部13は、留守公衆回線1から受信
の有り/無しを判断する(ステップS271)。受信が
有った場合は、留守番電話31のシステム制御部13は
TV電話の受信かどうかを判断し(ステップS27
2)、TV電話通信でない場合は、回線I/F部2より
音声データを音声復号化部7によりアナログオーディオ
信号に復号化して音声記憶部27により音声通話を記憶
させて通常の留守番電話として機能する(ステップS2
73、ステップS274)。また、TV電話受信の場合
は、VTR32に記録されている映像・音声データを再
生して留守番応答とする。
【0132】このため、留守番電話31のシステム制御
部13は、1394I/F部16を介してVTR32の
システム制御部24に対してVTRの留守番応答部分を
再生するために留守番応答部分を検索するためのコマン
ドを送出する。そして、VTR32のシステム制御部2
4は、1394I/F部17からデータセレクタ部18
によりコマンドを受信すると検索を行う。VTR32の
システム制御部24は、検索が終了すると1394I/
F部17を通して検索終了したことを留守番電話31の
システム制御部13に伝える(ステップS275、ステ
ップS276)。
【0133】留守番電話31のシステム制御部13は、
次に1394I/F部16を通してVTR32のシステ
ム制御部24に対してVTRの留守番応答部分を再生す
るためのコマンドを送出する。そして、VTR32のシ
ステム制御部24は、1394I/F部17からデータ
セレクタ部18よりコマンドを受信すると再生を行う。
VTR32のシステム制御部24は、ヘッドアンプ部2
0及びヘッド部21により磁気テープの音声・映像信号
の再生処理を行い、音声・映像信号を信号処理部19に
より1394通信のパケットデータとして1394I/
F部17に送信する。留守番電話31のシステム制御部
13は、パケットデータ処理部11を通して復号化部1
0により音声・映像データを復号化し、それぞれ音声信
号は音声復号化部7、映像信号は画像復号化部4を通し
て、分離多重化部3、回線I/F部2により留守番応答
部分の出力を行う(ステップS277)。
【0134】VTR32のシステム制御部24は、留守
番応答部分が終了すると1394I/F部17を通して
留守番応答部分が終了したことを留守番電話31のシス
テム制御部13に伝える。留守番電話31のシステム制
御部13は、再生停止コマンドをパケットデータ処理部
11にて1394シリアルバスに送信するための制御を
行い、1394I/F部16にて送信する。そして、V
TR32のシステム制御部24は、1394I/F部1
7からデータセレクタ部18より再生停止コマンドを受
信すると信号処理部19に対して再生停止制御を行い、
再生停止を行う(ステップS278、ステップS27
9)。
【0135】留守番記録のため、留守番電話31のシス
テム制御部13は回線I/F部2、分離多重化部3より
音声、映像データをそれぞれ出力する。映像データは画
像復号化部4、映像I/Fにより復号化して、画像符号
化部6によりデジタルデータに符号化し直す。また、復
号化部10により音声・映像データを復号化し、パケッ
トデジタルデータ処理部11、メモリ12により上述の
1394通信のパケットデジタルデータに生成し、13
94I/F部16により出力する。また、留守番電話3
1のシステム制御部13は、記録と開始位置を認識させ
るIDを打ち込むコマンドをパケットデータ処理部11
にて1394シリアルバスに音声・映像信号に付加する
形で送信するための制御を行う。
【0136】そして、VTR32のシステム制御部24
は、1394I/F部17からデータセレクタ部18よ
り記録開始コマンドを受信すると、データセレクタ部1
8に対して音声・映像信号を信号処理部19に対して送
るよう制御し、信号処理部19に対してヘッドアンプ部
20及びヘッド部21にて磁気テープへ記録を行うため
信号処理を行い、ヘッド部21により磁気テープに音声
・映像信号と開始位置を認識させるIDを記録する(ス
テップS280)。
【0137】留守番電話31のシステム制御部13は、
回線I/F部2よりTV電話の受信が終わったかどうか
を判別する(ステップS281)。受信が終わった場合
は、留守番電話31のシステム制御部13は記録停止コ
マンドをパケットデータ処理部11にて1394シリア
ルバスに送信するための制御を行い、1394I/F部
16にて送信する。そして、VTR32のシステム制御
部24は、1394I/F部17からデータセレクタ部
18より記録停止コマンドを受信すると信号処理部19
に対して記録停止制御を行い、記録停止を行う(ステッ
プS282)。
【0138】また、留守番内容の再生時にTV電話信号
部分を再生する場合、留守番電話31のシステム制御部
13は、操作者により操作部261(図25)を操作さ
れると、記録時において記録開始点の検索及び再生を行
うコマンドを1394シリアルバスにて送信するため、
パケットデータ処理部11及び1394I/F部16に
て送信する。VTR32のシステム制御部24は、13
94I/F部17からデータセレクタ部18より記録停
止コマンドを受信すると記録開始点の検索を行い再生を
行う。
【0139】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態に係る留守番電話/VTRシステムによれば、留
守番電話/VTRシステムの留守番電話31は、公衆回
線1からTV電話の受信の有無を判別する制御を行うと
共に、TV電話受信の場合はVTR32の留守番応答部
分を再生するために留守番応答部分を検索するためのコ
マンドを1394I/F部16を介してVTR32へ送
出する制御を行うシステム制御部13を有し、留守番電
話/VTRシステムのVTR32は、システム制御部1
3から送出されたコマンドに基づき留守番応答部分の出
力を制御するシステム制御部24を有し、ビデオカメラ
で撮影及び入力した撮影者自身の映像及び音声を利用可
能としているため、下記のような作用及び効果を奏す
る。
【0140】上記構成において、操作者はビデオカメラ
のレンズ251及びマイク部257を介して留守番電話
応答用の映像/音声データを撮影及び入力し、磁気テー
プに記録しておく。留守番電話31のシステム制御部1
3は、公衆回線1からの受信がTV電話と判別した場合
は、留守番応答としてVTR32を再生してVTR32
からの映像・音声のデジタル信号の送出を行い、その後
に留守番機能として留守番電話31のシステム制御部1
3の制御によりVTR32へ信号を送出すると共に、V
TR32のシステム制御部24によりVTRにて記録を
行う。そして、TV電話の受信が終了したらVTR32
のシステム制御部24によりVTRの動作を停止する。
【0141】従って、本発明の第3の実施の形態におい
ては、TV電話の留守番応答及び留守番記録のために、
自己録再可能なビデオカメラを利用して留守番応答用の
作成及び留守番部分の記録を行うため、電話本体に映像
信号の再生及び記録を行う機能なしでもTV電話の留守
番応答機能及び留守番機能が利用でき、1394シリア
ルバスを利用することにより、1394ケーブルのみの
接続で行えるという効果がある。
【0142】上述した本発明の第1〜第3の実施の形態
においては、映像信号を記録する記録装置としてVTR
の場合を例に上げて説明したが、本発明はVTRに限定
されるものではなく、記録装置として例えばHDD(ハ
ードディスクドライブ)やその他の磁気記録装置を使用
してもよい。この場合も上記第1〜第3の実施の形態と
同様の動作で上述した映像信号の記録を行うことが可能
である。
【0143】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0144】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0145】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0146】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0147】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の通信装置によれば、外部から通信情報を受信可能
な通信装置であって、通信情報の受信の有無を判定する
判定手段と、通信情報を受信した場合は通信情報が記録
可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う制御手
段とを有するため、次のような効果を奏する。通信情報
を受信した場合は、通信情報が記録可能な記録装置を記
録可能状態とすることで、例えばTV電話の信号のよう
な映像信号を記録するために、上記記録装置を使用して
記録を行うことが可能となり、通信装置本体に映像信号
を記録する機能が無くともTV電話の留守番機能を利用
できるという効果がある。
【0149】請求項2記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記判定手段は、通信情報が映像信号か否かを判定
する機能を有し、前記制御手段は、通信情報が映像信号
と判定された場合は前記記録装置に記録を開始させる制
御を行うため、次のような効果を奏する。通信情報とし
ての映像信号を受信した場合は、通信情報が記録可能な
記録装置に記録を開始させることで、例えばTV電話の
信号のような映像信号を記録するために、上記記録装置
を使用して記録を行うことが可能となり、通信装置本体
に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留守番
機能を利用できるという効果がある。
【0150】請求項3記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記制御手段は、通信情報が映像信号と判定された
場合は前記記録装置に記録を開始させると共に記録開始
時に記録開始点を記録させる制御を行うため、次のよう
な効果を奏する。記録装置に対し記録開始時に記録開始
点を記録させることで、例えばTV電話の信号のような
映像信号を記録するために上記記録装置を使用して記録
を行う場合、通信装置側の操作だけで留守番電話内容を
再生できるという効果がある。
【0151】請求項4記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記制御手段は、通信情報が映像信号と判定された
場合は前記記録装置に記録を開始させると共に記録開始
時に記録開始点認識用の識別情報を記録させる制御を行
うため、次のような効果を奏する。記録装置に対し記録
開始時に記録開始点認識用の識別情報を記録させること
で、例えばTV電話の信号のような映像信号を記録する
ために上記記録装置を使用して記録を行う場合、通信装
置側の操作だけで留守番電話内容を再生できるという効
果がある。
【0152】請求項5記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記記録装置に前記通信情報を送出する送出手段を
有し、前記制御手段は、前記送出手段を介して前記記録
装置を記録可能状態とする制御を行うため、次のような
効果を奏する。通信情報を受信した場合は、通信情報が
記録可能な記録装置を上記送出手段を介して記録可能状
態とすることで、例えばTV電話の信号のような映像信
号を記録するために、上記記録装置を使用して記録を行
うことが可能となり、通信装置本体に映像信号を記録す
る機能が無くともTV電話の留守番機能を利用できると
いう効果がある。
【0153】請求項6記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記送出手段は、IEEE1394に準拠したイン
タフェース規格に基づき前記通信情報を送出するため、
次のような効果を奏する。通信装置から上記IEEE1
394準拠インタフェースを介して記録装置へ信号送出
が可能なシステムにおいて、例えばTV電話の信号のよ
うな映像信号を記録するために、上記記録装置を使用し
て記録を行うことが可能となり、通信装置本体に映像信
号を記録する機能が無くともTV電話の留守番機能を利
用できるという効果がある。
【0154】請求項7記載の本発明の通信装置によれ
ば、留守番電話に適用可能であるため、次のような効果
を奏する。例えばTV電話の信号のような映像信号を記
録するために、上記記録装置を使用して記録を行うこと
が可能となり、通信装置(留守番電話)本体に映像信号
を記録する機能が無くともTV電話の留守番機能を利用
できるという効果がある。また、例えばTV電話の信号
のような映像信号を記録するために上記記録装置を使用
して記録を行う場合、通信装置(留守番電話)側の操作
だけで留守番電話内容を再生できるという効果がある。
【0155】請求項8記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記記録装置は、磁気記録装置であるため、次のよ
うな効果を奏する。例えばTV電話の信号のような映像
信号を記録するために、上記磁気記録装置を使用して記
録を行うことが可能となり、通信装置(留守番電話)本
体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留守
番機能を利用できるという効果がある。また、例えばT
V電話の信号のような映像信号を記録するために上記磁
気記録装置を使用して記録を行う場合、通信装置(留守
番電話)側の操作だけで留守番電話内容を再生できると
いう効果がある。
【0156】請求項9記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記記録装置は、ビデオテープレコーダであるた
め、次のような効果を奏する。例えばTV電話の信号の
ような映像信号を記録するために、上記ビデオテープレ
コーダを使用して記録を行うことが可能となり、通信装
置(留守番電話)本体に映像信号を記録する機能が無く
ともTV電話の留守番機能を利用できるという効果があ
る。また、例えばTV電話の信号のような映像信号を記
録するために上記ビデオテープレコーダを使用して記録
を行う場合、通信装置(留守番電話)側の操作だけで留
守番電話内容を再生できるという効果がある。
【0157】請求項10記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記記録装置は、ハードディスク装置であるため、
次のような効果を奏する。例えばTV電話の信号のよう
な映像信号を記録するために、上記ハードディスク装置
を使用して記録を行うことが可能となり、通信装置(留
守番電話)本体に映像信号を記録する機能が無くともT
V電話の留守番機能を利用できるという効果がある。ま
た、例えばTV電話の信号のような映像信号を記録する
ために上記ハードディスク装置を使用して記録を行う場
合、通信装置(留守番電話)側の操作だけで留守番電話
内容を再生できるという効果がある。
【0158】請求項11記載の本発明の通信装置によれ
ば、外部の間で通信情報を受送信可能な通信装置であっ
て、通信情報を受信した場合、応答情報として再生可能
な再生装置を再生状態とする制御を行い、前記通信情報
を記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う
制御手段を有するため、次のような効果を奏する。TV
電話の留守番応答及び留守番記録のために、所定の機器
を利用して留守番応答用の作成及び留守番部分の記録を
行うようにすれば、電話本体に映像信号の再生及び記録
を行う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及び留守
番機能が利用できるという効果がある。
【0159】請求項12記載の本発明の通信装置によれ
ば、ビデオカメラで撮影及び入力した撮影者自身の映像
及び音声を留守番電話応答用の映像/音声データとして
利用可能であるため、次のような効果を奏する。TV電
話の留守番応答及び留守番記録のために、自己録再可能
なビデオカメラを利用して留守番応答用の作成及び留守
番部分の記録を行うため、電話本体に映像信号の再生及
び記録を行う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及
び留守番機能が利用できるという効果がある。
【0160】請求項13記載の本発明の通信装置によれ
ば、前記記録装置、前記再生装置は、ビデオテープレコ
ーダ等の磁気記録再生装置或いはハードディスク装置で
あるため、次のような効果を奏する。TV電話の留守番
応答及び留守番記録のために、自己録再可能なビデオカ
メラを利用して留守番応答用の作成及び留守番部分の記
録を行うため、電話本体に映像信号の再生及び記録を行
う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及び留守番機
能が利用できるという効果がある。
【0161】請求項14記載の本発明の通信装置によれ
ば、IEEE1394に準拠したインタフェース規格に
対応可能であるため、次のような効果を奏する。TV電
話の留守番応答及び留守番記録のために、自己録再可能
なビデオカメラを利用して留守番応答用の作成及び留守
番部分の記録を行うため、電話本体に映像信号の再生及
び記録を行う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及
び留守番機能が利用でき、1394シリアルバスを利用
することにより、1394ケーブルのみの接続で行える
という効果がある。
【0162】請求項15記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、外部から通信情報を受信可能な通信装置に
適用される通信情報記録方法であって、通信情報の受信
の有無を判定する判定ステップと、通信情報を受信した
場合は通信情報が記録可能な記録装置を記録可能状態と
する制御を行う制御ステップとを有するため、次のよう
な効果を奏する。通信情報を受信した場合は、通信情報
が記録可能な記録装置を記録可能状態とすることで、例
えばTV電話の信号のような映像信号を記録するため
に、上記記録装置を使用して記録を行うことが可能とな
り、通信装置本体に映像信号を記録する機能が無くとも
TV電話の留守番機能を利用できるという効果がある。
【0163】請求項16記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記判定ステップは、通信情報が映像信号
か否かを判定する機能を有し、前記制御ステップでは、
通信情報が映像信号と判定された場合は前記記録装置に
記録を開始させる制御を行うため、次のような効果を奏
する。通信情報としての映像信号を受信した場合は、通
信情報が記録可能な記録装置に記録を開始させること
で、例えばTV電話の信号のような映像信号を記録する
ために、上記記録装置を使用して記録を行うことが可能
となり、通信装置本体に映像信号を記録する機能が無く
ともTV電話の留守番機能を利用できるという効果があ
る。
【0164】請求項17記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記制御ステップでは、通信情報が映像信
号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始させる
と共に記録開始時に記録開始点を記録させる制御を行う
ため、次のような効果を奏する。記録装置に対し記録開
始時に記録開始点を記録させることで、例えばTV電話
の信号のような映像信号を記録するために上記記録装置
を使用して記録を行う場合、通信装置側の操作だけで留
守番電話内容を再生できるという効果がある。
【0165】請求項18記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記制御ステップでは、通信情報が映像信
号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始させる
と共に記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を記録
させる制御を行うため、次のような効果を奏する。記録
装置に対し記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を
記録させることで、例えばTV電話の信号のような映像
信号を記録するために上記記録装置を使用して記録を行
う場合、通信装置側の操作だけで留守番電話内容を再生
できるという効果がある。
【0166】請求項19記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記記録装置に前記通信情報を送出する送
出ステップを有し、前記制御ステップでは、前記送出ス
テップを介して前記記録装置を記録可能状態とする制御
を行うため、次のような効果を奏する。通信情報を受信
した場合は、通信情報が記録可能な記録装置を上記送出
手段を介して記録可能状態とすることで、例えばTV電
話の信号のような映像信号を記録するために、上記記録
装置を使用して記録を行うことが可能となり、通信装置
本体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留
守番機能を利用できるという効果がある。
【0167】請求項20記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記送出ステップでは、IEEE1394
に準拠したインタフェース規格に基づき前記通信情報を
送出するため、次のような効果を奏する。通信装置から
上記IEEE1394準拠インタフェースを介して記録
装置へ信号送出が可能なシステムにおいて、例えばTV
電話の信号のような映像信号を記録するために、上記記
録装置を使用して記録を行うことが可能となり、通信装
置本体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の
留守番機能を利用できるという効果がある。
【0168】請求項21記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、留守番電話に適用可能であるため、次のよ
うな効果を奏する。例えばTV電話の信号のような映像
信号を記録するために、上記記録装置を使用して記録を
行うことが可能となり、通信装置(留守番電話)本体に
映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留守番機
能を利用できるという効果がある。また、例えばTV電
話の信号のような映像信号を記録するために上記記録装
置を使用して記録を行う場合、通信装置(留守番電話)
側の操作だけで留守番電話内容を再生できるという効果
がある。
【0169】請求項22記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記記録装置は、磁気記録装置であるた
め、次のような効果を奏する。例えばTV電話の信号の
ような映像信号を記録するために、上記磁気記録装置を
使用して記録を行うことが可能となり、通信装置(留守
番電話)本体に映像信号を記録する機能が無くともTV
電話の留守番機能を利用できるという効果がある。ま
た、例えばTV電話の信号のような映像信号を記録する
ために上記磁気記録装置を使用して記録を行う場合、通
信装置(留守番電話)側の操作だけで留守番電話内容を
再生できるという効果がある。
【0170】請求項23記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記記録装置は、ビデオテープレコーダで
あるため、次のような効果を奏する。例えばTV電話の
信号のような映像信号を記録するために、上記ビデオテ
ープレコーダを使用して記録を行うことが可能となり、
通信装置(留守番電話)本体に映像信号を記録する機能
が無くともTV電話の留守番機能を利用できるという効
果がある。また、例えばTV電話の信号のような映像信
号を記録するために上記ビデオテープレコーダを使用し
て記録を行う場合、通信装置(留守番電話)側の操作だ
けで留守番電話内容を再生できるという効果がある。
【0171】請求項24記載の本発明の通信情報記録方
法によれば、前記記録装置は、ハードディスク装置であ
るため、次のような効果を奏する。例えばTV電話の信
号のような映像信号を記録するために、上記ハードディ
スク装置を使用して記録を行うことが可能となり、通信
装置(留守番電話)本体に映像信号を記録する機能が無
くともTV電話の留守番機能を利用できるという効果が
ある。また、例えばTV電話の信号のような映像信号を
記録するために上記ハードディスク装置を使用して記録
を行う場合、通信装置(留守番電話)側の操作だけで留
守番電話内容を再生できるという効果がある。
【0172】請求項25記載の本発明の応答情報再生/
通信情報記録方法によれば、外部の間で通信情報を受送
信可能な通信装置に適用される応答情報再生/通信情報
記録方法であって、通信情報を受信した場合、応答情報
として再生可能な再生装置を再生状態とする制御を行
い、前記通信情報を記録可能な記録装置を記録可能状態
とする制御を行う制御ステップを有するため、次のよう
な効果を奏する。TV電話の留守番応答及び留守番記録
のために、所定の機器を利用して留守番応答用の作成及
び留守番部分の記録を行うようにすれば、電話本体に映
像信号の再生及び記録を行う機能なしでもTV電話の留
守番応答機能及び留守番機能が利用できるという効果が
ある。
【0173】請求項26記載の本発明の応答情報再生/
通信情報記録方法によれば、ビデオカメラで撮影及び入
力した撮影者自身の映像及び音声を留守番電話応答用の
映像/音声データとして利用可能であるため、次のよう
な効果を奏する。TV電話の留守番応答及び留守番記録
のために、自己録再可能なビデオカメラを利用して留守
番応答用の作成及び留守番部分の記録を行うため、電話
本体に映像信号の再生及び記録を行う機能なしでもTV
電話の留守番応答機能及び留守番機能が利用できるとい
う効果がある。
【0174】請求項27記載の本発明の応答情報再生/
通信情報記録方法によれば、前記記録装置、前記再生装
置は、ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置或い
はハードディスク装置であるため、次のような効果を奏
する。TV電話の留守番応答及び留守番記録のために、
自己録再可能なビデオカメラを利用して留守番応答用の
作成及び留守番部分の記録を行うため、電話本体に映像
信号の再生及び記録を行う機能なしでもTV電話の留守
番応答機能及び留守番機能が利用できるという効果があ
る。
【0175】請求項28記載の本発明の応答情報再生/
通信情報記録方法によれば、IEEE1394に準拠し
たインタフェース規格に対応可能であるため、次のよう
な効果を奏する。TV電話の留守番応答及び留守番記録
のために、自己録再可能なビデオカメラを利用して留守
番応答用の作成及び留守番部分の記録を行うため、電話
本体に映像信号の再生及び記録を行う機能なしでもTV
電話の留守番応答機能及び留守番機能が利用でき、13
94シリアルバスを利用することにより、1394ケー
ブルのみの接続で行えるという効果がある。
【0176】請求項29記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、外部から通信情報を受信可能な通信装置に適用され
る通信情報記録方法を実行するプログラムを記憶したコ
ンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であって、前
記通信情報記録方法は、通信情報の受信の有無を判定す
る判定ステップと、通信情報を受信した場合は通信情報
が記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う
制御ステップとを有するため、次のような効果を奏す
る。通信情報を受信した場合は、通信情報が記録可能な
記録装置を記録可能状態とすることで、例えばTV電話
の信号のような映像信号を記録するために、上記記録装
置を使用して記録を行うことが可能となり、通信装置本
体に映像信号を記録する機能が無くともTV電話の留守
番機能を利用できるという効果がある。
【0177】請求項30記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、外部の間で通信情報を受送信可能な通信装置に適用
される応答情報再生/通信情報記録方法を実行するプロ
グラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記
憶媒体であって、前記応答情報再生/通信情報記録方法
は、通信情報を受信した場合、応答情報として再生可能
な再生装置を再生状態とする制御を行い、前記通信情報
を記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う
制御ステップを有するため、次のような効果を奏する。
TV電話の留守番応答及び留守番記録のために、所定の
機器を利用して留守番応答用の作成及び留守番部分の記
録を行うようにすれば、電話本体に映像信号の再生及び
記録を行う機能なしでもTV電話の留守番応答機能及び
留守番機能が利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態に係る留守番
電話/VTRシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る留守番電話/
VTRシステムにおける受信処理及び記録開始/記録停
止処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る留守番電話/
VTRシステムにおける受信処理及び記録開始/記録停
止処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るH.261の
共通ビデオフォーマットのCIFフォーマット及びQC
IFフォーマットの構成を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る1394シリ
アルバスを用いて構成されるネットワーク・システムの
例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る1394シリ
アルバスの構成要素を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る1394シリ
アルバスにおけるアドレス空間を示す説明図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る1394シリ
アルバス・ケーブルの断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る1394シリ
アルバスで採用されているデータ転送フォーマットのD
S−Link符号化方式を説明するためのタイミング図
である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るノードの階
層構造を示す説明図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るアービトレ
ーションの説明図であり、(a)はバス使用要求の説明
図、(b)はバス使用許可の説明図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態に係るアシンクロ
ナス転送における時間的な遷移状態を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の第1の実施の形態に係るアシンクロ
ナス転送のパケットフォーマットの例を示す説明図であ
る。
【図14】本発明の第1の実施の形態に係るアイソクロ
ナス転送における時間的な遷移状態を示すタイミング図
である。
【図15】本発明の第1の実施の形態に係るアイソクロ
ナス転送のパケットフォーマットの例を示す説明図であ
る。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係るアイソクロ
ナス転送とアシンクロナス転送が混在したバス上の転送
状態の時間的な遷移の様子を示すタイミング図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係るバスリセッ
トの発生からノードIDが決定しデータ転送が行えるよ
うになるまでの一連のバスの作業を示すフローチャート
である。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係るバスリセッ
トからルート決定までの手順をより詳細に示したフロー
チャートである。
【図19】本発明の第1の実施の形態に係るバスリセッ
トからルート決定までの手順をより詳細に示したフロー
チャートである。
【図20】本発明の第1の実施の形態に係るルート決定
後からID設定終了までの手順をより詳細に示したフロ
ーチャートである。
【図21】本発明の第1の実施の形態に係るルート決定
後からID設定終了までの手順をより詳細に示したフロ
ーチャートである。
【図22】本発明の第1の実施の形態に係るルート決定
後からID設定終了までの手順をより詳細に示したフロ
ーチャートである。
【図23】本発明の第1の実施の形態に係るアービトレ
ーションの一連の流れを示すフローチャートである。
【図24】本発明の第1の実施の形態に係るアービトレ
ーションの一連の流れを示すフローチャートである。
【図25】本発明の第3の実施の形態に係るビデオカメ
ラの構成を示すブロック図である。
【図26】本発明の第3の実施の形態に係る留守番応答
用の信号を作成するために撮影者自身が被写体側となる
ビデオカメラ本体の外観図である。
【図27】本発明の第3の実施の形態に係る動作フロー
チャートである。
【符号の説明】 1 公衆回線 13、24 システム制御部 16、17 1394I/F部 21 ヘッド部 31 留守番電話 32 VTR 251 レンズ 252 CCD 257 マイク部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/14 H04N 5/782 K

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から通信情報を受信可能な通信装置
    であって、 通信情報の受信の有無を判定する判定手段と、通信情報
    を受信した場合は通信情報が記録可能な記録装置を記録
    可能状態とする制御を行う制御手段とを有することを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、通信情報が映像信号か
    否かを判定する機能を有し、前記制御手段は、通信情報
    が映像信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開
    始させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載の通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、通信情報が映像信号と
    判定された場合は前記記録装置に記録を開始させると共
    に記録開始時に記録開始点を記録させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、通信情報が映像信号と
    判定された場合は前記記録装置に記録を開始させると共
    に記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を記録させ
    る制御を行うことを特徴とする請求項3記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置に前記通信情報を送出する
    送出手段を有し、前記制御手段は、前記送出手段を介し
    て前記記録装置を記録可能状態とする制御を行うことを
    特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記送出手段は、IEEE1394に準
    拠したインタフェース規格に基づき前記通信情報を送出
    することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 留守番電話に適用可能であることを特徴
    とする請求項1乃至6の何れかに記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置は、磁気記録装置であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記記録装置は、ビデオテープレコーダ
    であることを特徴とする請求項8記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記記録装置は、ハードディスク装置
    であることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載
    の通信装置。
  11. 【請求項11】 外部との間で通信情報を受送信可能な
    通信装置であって、 通信情報を受信した場合、応答情報として再生可能な再
    生装置を再生状態とする制御を行い、前記通信情報を記
    録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う制御
    手段を有することを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 ビデオカメラで撮影及び入力した撮影
    者自身の映像及び音声を留守番電話応答用の映像/音声
    データとして利用可能であるであることを特徴とする請
    求項11記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 前記記録装置、前記再生装置は、ビデ
    オテープレコーダ等の磁気記録再生装置或いはハードデ
    ィスク装置であることを特徴とする請求項11又は12
    記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 IEEE1394に準拠したインタフ
    ェース規格に対応可能であることを特徴とする請求項1
    1乃至13の何れかに記載の通信装置。
  15. 【請求項15】 外部から通信情報を受信可能な通信装
    置に適用される通信情報記録方法であって、 通信情報の受信の有無を判定する判定ステップと、通信
    情報を受信した場合は通信情報が記録可能な記録装置を
    記録可能状態とする制御を行う制御ステップとを有する
    ことを特徴とする通信情報記録方法。
  16. 【請求項16】 前記判定ステップは、通信情報が映像
    信号か否かを判定する機能を有し、前記制御ステップで
    は、通信情報が映像信号と判定された場合は前記記録装
    置に記録を開始させる制御を行うことを特徴とする請求
    項15記載の通信情報記録方法。
  17. 【請求項17】 前記制御ステップでは、通信情報が映
    像信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始さ
    せると共に記録開始時に記録開始点を記録させる制御を
    行うことを特徴とする請求項15又は16記載の通信情
    報記録方法。
  18. 【請求項18】 前記制御ステップでは、通信情報が映
    像信号と判定された場合は前記記録装置に記録を開始さ
    せると共に記録開始時に記録開始点認識用の識別情報を
    記録させる制御を行うことを特徴とする請求項17記載
    の通信情報記録方法。
  19. 【請求項19】 前記記録装置に前記通信情報を送出す
    る送出ステップを有し、前記制御ステップでは、前記送
    出ステップを介して前記記録装置を記録可能状態とする
    制御を行うことを特徴とする請求項15乃至18の何れ
    かに記載の通信情報記録方法。
  20. 【請求項20】 前記送出ステップでは、IEEE13
    94に準拠したインタフェース規格に基づき前記通信情
    報を送出することを特徴とする請求項19記載の通信情
    報記録方法。
  21. 【請求項21】 留守番電話に適用可能であることを特
    徴とする請求項15乃至20の何れかに記載の通信情報
    記録方法。
  22. 【請求項22】 前記記録装置は、磁気記録装置である
    ことを特徴とする請求項15乃至21の何れかに記載の
    通信情報記録方法。
  23. 【請求項23】 前記記録装置は、ビデオテープレコー
    ダであることを特徴とする請求項22記載の通信情報記
    録方法。
  24. 【請求項24】 前記記録装置は、ハードディスク装置
    であることを特徴とする請求項15乃至21の何れかに
    記載の通信情報記録方法。
  25. 【請求項25】 外部との間で通信情報を受送信可能な
    通信装置に適用される応答情報再生/通信情報記録方法
    であって、 通信情報を受信した場合、応答情報として再生可能な再
    生装置を再生状態とする制御を行い、前記通信情報を記
    録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行う制御
    ステップを有することを特徴とする応答情報再生/通信
    情報記録方法。
  26. 【請求項26】 ビデオカメラで撮影及び入力した撮影
    者自身の映像及び音声を留守番電話応答用の映像/音声
    データとして利用可能であるであることを特徴とする請
    求項25記載の応答情報再生/通信情報記録方法。
  27. 【請求項27】 前記記録装置、前記再生装置は、ビデ
    オテープレコーダ等の磁気記録再生装置或いはハードデ
    ィスク装置であることを特徴とする請求項25又は26
    記載の応答情報再生/通信情報記録方法。
  28. 【請求項28】 IEEE1394に準拠したインタフ
    ェース規格に対応可能であることを特徴とする請求項2
    5乃至27の何れかに記載の応答情報再生/通信情報記
    録方法。
  29. 【請求項29】 外部から通信情報を受信可能な通信装
    置に適用される通信情報記録方法を実行するプログラム
    を記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体
    であって、 前記通信情報記録方法は、通信情報の受信の有無を判定
    する判定ステップと、通信情報を受信した場合は通信情
    報が記録可能な記録装置を記録可能状態とする制御を行
    う制御ステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
  30. 【請求項30】 外部との間で通信情報を受送信可能な
    通信装置に適用される応答情報再生/通信情報記録方法
    を実行するプログラムを記憶したコンピュータにより読
    み出し可能な記憶媒体であって、 前記応答情報再生/通信情報記録方法は、通信情報を受
    信した場合、応答情報として再生可能な再生装置を再生
    状態とする制御を行い、前記通信情報を記録可能な記録
    装置を記録可能状態とする制御を行う制御ステップを有
    することを特徴とする記憶媒体。
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