JP2000022827A - 判定装置、通信システムおよび判定方法 - Google Patents

判定装置、通信システムおよび判定方法

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JP2000022827A
JP2000022827A JP10191882A JP19188298A JP2000022827A JP 2000022827 A JP2000022827 A JP 2000022827A JP 10191882 A JP10191882 A JP 10191882A JP 19188298 A JP19188298 A JP 19188298A JP 2000022827 A JP2000022827 A JP 2000022827A
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Keisuke Kimura
圭介 木村
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NTT Mobile Communications Networks Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信網を介して通信可能な2以上の通信端末
間で、通信端末が送信した情報から、それぞれの通信端
末に対して客観的な判定結果を通知することを可能とす
る。 【解決手段】 各移動機2A,2B,2C,2Dの使用
者は、判定センタ4を発呼して判定センタ4と接続され
ると、「グー」、「チョキ」、「パー」に対応するキー
を押下する。これにより各移動機2A,2B,2C,2
Dから「グー」、「チョキ」、「パー」に対応する信号
が移動通信網1を経由して判定センタ4の送受信部41
に送信され、記憶部42に記憶される。全ての移動機の
信号を受け取ると、判定部43は記憶部42に記憶され
た各移動機からの信号を比較し、じゃんけんの勝ち負け
を含む判定データを生成する。そして、この判定データ
を移動通信網1を経由して各移動機2A,2B,2C,
2Dに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上の通信端末
から通信網を介して送信された情報から、2以上の通信
端末に対して判定を行い、その判定結果をそれぞれの通
信端末に送信する判定装置、これを備える通信システ
ム、および通信システムを利用した判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、携帯電話などの通信網の発達
により携帯電話等の無線電話、有線電話に関わりなく全
国各地にいる友人などと連絡を取ることができる。ま
た、有線電話や携帯電話の通信網を利用して電子メール
等の授受を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話等
で通話中に、例えば同窓会の幹事をどちらが引き受ける
かといったような通話中の2人のうちいずれか1人を決
めなくてはならない場合があるとする。このような場
合、じゃんけん等で決める方法が考えられるが、携帯電
話における通話の中でじゃんけんを行うと、遅延等に起
因して後出し等の問題が生じることがあり、公正な勝ち
負けの判定を行うのは困難である。また、離れた場所に
いる多数の人に電子メールを送信することにより、同窓
会があることを多くの人に知らせることができるが、電
子メール等で公正なじゃんけんやくじなどを行うことは
不可能であった。従って、これらの多数の人の中から幹
事を決定する場合には、これらの人が1箇所に集まって
じゃんけんやあみだくじなどを行わなければならず、離
れた場所にいながら同窓会の幹事を公正に決定すること
は困難であった。
【0004】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、通信網を介して接続可能な通信端末の使用
者の各々に対して客観的な判定を行い、その判定結果を
通知することが可能な判定装置、これを備える通信シス
テム、および通信システムを利用した判定方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る判定装置は、少なくとも2以上の通信
端末から通信網を介して送信される情報を記憶する記憶
手段と、前記記憶手段に記憶されたそれぞれの前記通信
端末からの情報を比較し、その比較結果に基づいて、そ
れぞれの前記通信端末に対する判定情報を生成する判定
手段と、前記判定手段により生成された判定情報をそれ
ぞれの前記通信端末に前記通信網を介して送信する送信
手段とを具備することを特徴とする。
【0006】この構成によれば、公衆電話網や携帯電話
の通信網等を介して2以上の通信端末から送信された情
報から、それぞれの通信端末に対する判定を行い、その
判定結果を各通信端末に送信することができる。例え
ば、離れた場所にいる通信端末の使用者のいずれか1人
を同窓会の幹事に決定する場合、それぞれの通信端末か
ら送信された情報、例えばじゃんけんの「グー」、「チ
ョキ」、「パー」を示す情報を判定装置に送信すれば、
判定装置によってじゃんけんの勝ち負けが自動的に判定
され、各通信端末の使用者は判定結果を知ることができ
る。
【0007】また、上述した判定装置において、前記判
定手段が、2以上の前記通信端末の優劣を含む判定情報
を生成するようにしてもよい。また、上述したいずれか
の態様の判定装置において、前記判定手段が、2以上の
前記通信端末からの情報を受信した順序に基づいて、2
以上の前記通信端末の順位付けを含む判定情報を生成す
るようにしてもよい。
【0008】また、上述したいずれかの態様の判定装置
において、いずれかの前記通信端末から、判定情報を生
成すべき前記通信端末を指定する指定情報が前記通信網
を介して送信された場合に、指定された前記通信端末に
その旨を通知する通知手段をさらに具備するようにして
もよい。
【0009】また、本発明に係る通信システムは、複数
発呼が可能な少なくとも2以上の通信端末と、前記通信
端末間での通信を可能とする通信網と、前記通信網に接
続される請求項1ないし4のいずれかに記載の判定装置
とを具備する通信システムであって、前記通信端末から
前記判定装置に送信される情報は、2以上の前記通信端
末が互いに通信中に発信されたものであることを特徴と
する。
【0010】この構成によれば、例えば通信端末の使用
者が通話中に同窓会の話が話題となり、幹事をどちらか
の使用者に決めなくてはならない場合にも、通話中に判
定装置に上述したようなじゃんけん情報等を送信するこ
とにより、判定装置から客観的な判定結果が通知され
る。従って、互いの通信端末の通信を切断することな
く、判定装置を利用することができる。
【0011】また、本発明に係る判定方法は、複数の通
信端末間での通信を可能とする通信網を利用して、少な
くとも2以上の前記通信端末に対して判定を行う方法で
あって、少なくとも2以上の前記通信端末から前記通信
網を介して送信される情報を記憶する第1のステップ
と、前記第1のステップで記憶されたそれぞれの前記通
信端末からの情報を比較し、その比較結果に基づいて、
それぞれの前記通信端末に対する判定情報を生成する第
2のステップと、前記第2のステップで生成された判定
情報をそれぞれの前記通信端末に前記通信網を介して送
信する第3のステップとを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.通信システムの構成 まず、図1は本発明の一実施形態に係る通信システムの
構成を示す。同図において、符号1は基地局や交換局な
どを有する移動通信網であり、2A,2B,2C,2D
はそれぞれ移動通信網1に無線接続される移動機(通信
端末)であり、移動通信網1経由での通信を可能として
いる。
【0013】移動機2A,2B,2C,2Dは、複数の
相手に発呼することが可能な端末であり、1つの移動機
と通話中に他の移動機等を発呼することができるように
なっている。また、移動機2A,2B,2C,2Dは、
キャラクタジェネレータと、液晶ディスプレイ装置のよ
うな表示装置を備えており、自身宛の無線信号が文字メ
ッセージ等のメッセージ信号を含む場合に、メモリに記
憶された変換テーブルを参照してメッセージ信号を変換
し、表示装置に文字メッセージ等を表示することが可能
である。また、移動機2A,2B,2C,2Dの各キー
を押下することにより、文字メッセージに対応するメッ
セージ信号を生成し、他の移動機に送信することも可能
となっている。なお、移動通信網1はより多くの移動機
を接続可能であるが、ここでは説明簡略化のために、移
動機2A,2B,2C,2Dのみを図示している。
【0014】符号4は、判定センタ(判定装置)を示
す。判定センタ4は、送受信部(送信手段、通知手段)
41と、記憶部(記憶手段)42と、判定部(判定手
段)43とを備えている。
【0015】送受信部41は移動通信網1に接続可能な
通信端末、例えば移動機2A,2B,2C,2D等との
データの授受を行うものである。通信端末から判定セン
タ4を指定したデータが送信された場合には、送受信部
41はデータを受け取って記憶部42に転送する。一
方、判定センタ4から他の通信端末にデータを送信する
場合には、送受信部41を介して移動通信網1に送信さ
れることになる。記憶部42は、送受信部41が受け取
ったデータ等を記憶する。
【0016】判定部43は、例えば移動機2A,2B,
2C,2Dから判定の対象となる判定対象データが記憶
部42に記憶された場合には、これらの判定対象データ
を比較する。また、判定部43は、上述した比較結果と
判定結果とを対応づけて記憶した判定テーブルを有して
おり、判定テーブルを参照することにより比較結果から
移動機2A,2B,2C,2Dに対して判定を行い、こ
の判定結果を含む判定データを生成する。このようにし
て生成された判定データが送受信部41から移動通信網
1を経由して各移動機2A,2B,2C,2Dに送信さ
れるようになっている。なお、判定テーブルの内容につ
いては後述する。
【0017】上記のような構成の下、判定センタ4は、
判定に参加する移動機から移動通信網1を経由して判定
対象データが送信された場合、図2に示すような判定処
理を行う。まず、移動機から判定対象データが送信され
たか否かを確認し(ステップS1)、判定対象データが
送信された場合には、これらの判定対象データを比較
し、比較結果と判定テーブルを参照することにより判定
データを生成する(ステップS2)。そして、判定に参
加する各移動機に判定データを送信する(ステップS
3)。
【0018】B.動作 次に、上述した通信システムの動作、つまり本実施形態
に係る通信システムにより実現される判定方法について
説明する。この通信システムでは、上述したように判定
データを生成して各移動機に送信する判定処理動作に特
徴を有しいるため、一般的な移動通信システムと共通す
る動作については説明を省略し、判定処理動作について
のみ説明する。
【0019】B−1.移動機指定処理 この通信システムでは、移動通信網1に接続可能な移動
機のいずれかが判定に参加する他の移動機を指定するこ
とができるようになっており、この場合の動作について
図3を用いて説明する。まず、いずれかの移動機(ここ
では移動機2Aとする)の使用者Aは判定センタ4の番
号を指定して発呼する。そして、移動機2Aと判定セン
タ4とが接続されると、使用者Aは移動機2Aのキーを
押下することにより、この判定への参加を呼びかける移
動機(ここでは移動機2B,2C,2Dとする)のID
番号を指定し、この指定データを判定センタ4に送信す
る(ステップSa1)。ここで、移動機2BのIDを
「2345…」、移動機2CのIDを「3456…」、
移動機2DのIDを「4567…」とした場合、使用者
AはこれらのID番号を順次押下することになる。
【0020】このように使用者Aにより判定に参加する
移動機のIDが指定されると、これらのID番号を含む
指定データが移動通信網1を経由して送受信部41に送
信され、記憶部42に記憶される。移動機2Aから指定
データが送信されて記憶部42に記憶されると(ステッ
プSa1)、例えば判定内容がじゃんけんである場合に
は、送受信部41は「じゃんけんを行います。判定対象
データを判定センタに送信して下さい。」等のメッセー
ジに対応するメッセージデータを指定された移動機2
B,2C,2Dに向けて送信する(ステップSa2)。
そして、このメッセージデータが移動通信網1を経由し
て各移動機2B,2C,2Dに送信され、各移動機の表
示装置にメッセージが表示される。これにより移動機2
B,2C,2Dの使用者B,C,Dに、使用者Aからの
参加の呼びかけを通知することができる。このようにし
て移動機2B,2C,2Dにメッセージデータが送信さ
れたことが確認されると(ステップSa3)、送受信部
41は、移動機2Aに「メッセージを送信しました。デ
ータを判定センタに送信して下さい。」といったメッセ
ージに対応するメッセージデータを送信する(ステップ
Sa4)。
【0021】B−2.判定処理 上述のように移動機指定処理がなされ、各移動機2A,
2B,2C,2Dから判定対象データが判定センタ4に
送信されると、判定部43は判定テーブルを参照するこ
とにより、判定を行うことになる。本実施形態に係る通
信システムにおいては、判定部43における判定テーブ
ルの内容によって種々の判定処理を行うことが可能とな
っており、以下においては、いくつかの判定処理例を具
体的に説明する。
【0022】(1)じゃんけん まず、判定内容がじゃんけんの場合について説明する。
この場合、判定部43の判定テーブルには、「グー」は
「チョキ」に勝ち、「パー」に負けるといったじゃんけ
んのルールが記憶されている。また、「グー」、「チョ
キ」、「パー」に対応する移動機のキー番号が予め決め
られており、ここでは、「グー」を「1」、「チョキ」
を「2」、「パー」を「3」とする。
【0023】上述したように移動機指定処理により各移
動機2A,2B,2C,2Dの表示装置に参加を呼びか
けるメッセージが表示されると、使用者A,B,C,D
は判定センタ4の番号を指定して発呼する。そして、移
動機2A,2B,2C,2Dと判定センタ4とが接続さ
れると、使用者A,B,C,Dは、それぞれ「1」、
「2」、「3」のいずれかのキーを押下する。各移動機
でいずれかのキーが押下されると、プッシュボタンのト
ーン音信号が判定対象データとして移動通信網1を経由
して送受信部41に送信され、記憶部42に記憶され
る。そして、判定に参加するように指定された全ての移
動機からの判定対象データを受け取る、または予め設定
された時間が経過すると、判定部43は判定テーブルを
参照しながら各移動機からのトーン音信号に対応する
「グー」、「チョキ」、「パー」を比較し、各移動機に
対してじゃんけんの勝ち負けを決定する。なお、予め設
定された時間内に移動機から判定対照データが送信され
ない場合には、その移動機に対して負けの判定を行う。
【0024】このように各移動機から送信された判定対
象データに基づいて、各移動機に対するじゃんけんの勝
ち負けを判定した後、勝ち負けの結果を含む判定データ
を生成し、送受信部41に転送する。そして、送受信部
41から判定データが移動通信網1を経由して移動機2
A,2B,2C,2Dに送信される。この場合、判定デ
ータとして音声データを送信し、各移動機において音声
で判定結果を知らせる方法や文字メッセージデータを送
信して知らせる方法があるが、表示装置に絵柄等を表示
できる機能を有する移動機に対しては、各移動機が送信
した判定対象データに対応する「グー」、「チョキ」、
「パー」等の絵柄に対応する画像データを含む判定デー
タを送信するようにしてもよい。また、判定部43が生
成した判定データを記憶部42に記憶させておき、いず
れかの移動機からの要求に対して判定データを再送でき
るようにしてもよい。
【0025】このように判定センタ4が客観的に勝ち負
けを判定して各移動機に判定結果を知らせてくれるの
で、例えば離れた場所にいる使用者A,B,C,Dの中
から同窓会の幹事を決定する場合など、公平かつ自動的
に判定を行うことができるので便利である。
【0026】(2)あみだくじ 次に、判定センタ4による判定内容があみだくじである
場合について説明する。この場合、判定部43の判定テ
ーブルには、あみだくじに対応するデータが記憶されて
いる。使用者A,B,C,Dの4人であみだくじを行
い、4人に対して順位付けを行う場合には、例えば図4
に示すようなあみだくじに対応するデータが判定テーブ
ルに記憶されている。
【0027】そして、判定に参加する各移動機2A,2
B,2C,2Dが判定センタ4を発呼する、つまり各移
動機から判定センタ4にアクセスすると、判定部43は
そのアクセス順序にしたがって各移動機をあみだくじに
当てはめる。図4では判定センタ4へのアクセス順序が
移動機2C、移動機2B、移動機2A、移動機2Dであ
り、この順序にしたがって図の左側から各移動機を当て
はめた場合を示す。そして、判定部43により、移動機
2Aは「」、移動機2Bは「」、移動機2Cは
「」、移動機2Dは「」の順位付けがなされる。な
お、各移動機のあみだくじへの当てはめ方法は、上述し
た図の左側から当てはめる方法に限らず、例えばアクセ
ス順序にしたがって図4の右側から当てはめるようにし
てもよい。
【0028】この後、各移動機の順位結果を含む判定デ
ータを送受信部41から移動通信網1を経由して各移動
機2A,2B,2C,2Dに送信される。この場合、じ
ゃんけんと同様に音声データを送信するようにしてもよ
いし、文字メッセージを送信するようにしてもよい。ま
た、絵柄表示機能を有する移動機に対しては、図4に示
すあみだくじに対応する画像データを送信し、移動機の
表示装置にあみだくじが表示されるようにしてもよい。
【0029】このような移動機間であみだくじを利用す
ることにより、離れた場所にいる使用者A,B,C,D
の順位付けを客観的かつ自動的に行うことができ、例え
ば「」の順位付けがなされた使用者Dを同窓会の幹事
に、「」の順位付けがなされた使用者Bを副幹事にと
いったように複数の役職等を決定することも可能とな
る。
【0030】なお、判定テーブルに図4に示すようなあ
みだくじデータを複数通り記憶しておき、判定部43が
いずれかのあみだくじを選択するようにしてもよい。こ
の場合の選択方法としては、例えばあみだくじが10通
り記憶されている場合には、移動機2A,2B,2C,
2Dのうち最も早く判定センタ4にアクセスした移動機
のアクセス時刻における秒の末尾の数字に基づいて選択
する方法がある。アクセス時刻が3時30分26秒であ
る場合には、秒の末尾の数字である「6」番目に記憶さ
れたあみだくじを選択する。
【0031】(3)1対1のじゃんけん 次に、2つの移動機間のみでじゃんけんを行う場合につ
いて説明する。上述したじゃんけんでは、各移動機に対
して文字メッセージ等を送信することにより判定への参
加を呼びかけ、参加する各移動機が判定対象データを判
定センタ4に送信するようにしていたが、本実施形態に
係る通信システムでは、1対1でじゃんけんを行う、つ
まり2つの移動機間でじゃんけんを行う場合には、2つ
の移動機が互いに通話中にじゃんけんを行うこともでき
るようになっている。
【0032】例えば移動機2Aと移動機2Bとが通話中
にじゃんけんを行う場合には、移動機2Aの使用者は、
移動機2Bと通話中に判定センタ4の番号を指定して判
定センタ4に対して発呼する。そして、判定センタ4と
移動機2Aとが接続されると、判定センタ4は移動機2
Aに「対戦相手のIDとグー、チョキ、パーを指定して
下さい」等のメッセージを音声で通知する。すると、使
用者Aは対戦相手である移動機2BのID番号「234
5…」と「グー」、「チョキ」、「パー」のいずれかに
対応するキー番号を指定して判定センタ4に送信する。
一方、移動機2Bの使用者Bも、判定センタ4を発呼し
て移動機2AのID番号と「グー」、「チョキ」、「パ
ー」のいずれかに対応するキー番号を指定して判定セン
タ4に送信する。
【0033】判定センタ4では、このようにして移動機
2A,2Bから送信された「グー」、「チョキ」、「パ
ー」に対応するデータを比較して勝ち負けを決定する。
そして、この勝ち負け結果を含む判定データを生成し、
移動機2A,2Bに送信する。そして、音声または文字
メッセージ等により移動機2A、2Bの使用者A,Bに
勝ち負けが通知されると、移動機2A,2Bと判定セン
タ4との接続が切断され、移動機2Aと移動機2B間で
の通話が再開される。このようにして、通話中の移動機
2A,2Bとの間での判定処理を行うことができる。
【0034】(4)通信相手の照合 次に、通信相手の照合を行う場合について説明する。例
えば、携帯電話等で機密情報を話す場合、または機密情
報を含む電子メールを送信する場合にも、通常、話し相
手は発呼した携帯電話の正当な所持者であるため、相手
の照合を行う必要はない。しかし、携帯電話を紛失した
り、盗まれたりすることもあり、この場合、話し相手が
携帯電話の正当な所持者であるとは限らない。したがっ
て、より高いセキュリティ性を維持するためには、通話
中に相手の照合を行うことが要求されることもある。
【0035】このような点を考慮して本実施形態に係る
通信システムでは、通話中の相手の照合を行うこともで
きるようになっており、以下において移動機2Cと移動
機2Dとの間で照合を行う場合の動作について説明す
る。この場合、まず移動機2Cが移動機2Dを発呼す
る。そして、移動通信網1を経由して移動機2Cと移動
機2Dが接続され、通話が開始される。そして、移動機
2Cの使用者Cは移動機2Dの使用者に対して照合を行
う旨を話し、使用者Cの操作により移動機2Cが判定セ
ンタ4を発呼する。すると、判定センタ4は移動機2C
に対して「照合相手のIDと暗証番号を指定して下さ
い」等のメッセージを音声で通知する。そして、使用者
Cは移動機2Cを操作して判定センタ4に移動機2Dの
ID番号である「4567…」と暗証番号を指定して送
信する。ここで、暗証番号は使用者Cと移動機2Dの正
当な所持者である使用者Dとの間、または使用者Cおよ
び使用者Dが所属する会社内などで予め決められた番号
である。
【0036】一方、移動機2Dが正当な所持者である使
用者Dが所持している場合には、移動機2Cと同様に判
定センタ4を発呼して、移動機2CのID番号と暗証番
号を送信する。判定部43は移動機2C,2Dから送信
された暗証番号を比較し、比較結果、つまり暗証番号が
一致したか否かの判定結果を含む判定データを生成す
る。そして、この判定データを移動通信網1を経由して
移動機2C,2Dに送信する。このように移動機2C,
2Dから送信される暗証番号が一致したか否かを使用者
Cに知らせることにより、使用者Cは移動機2Dの所持
者が使用者Dであるか否かを確認できる。移動機2Dの
所持者が正当な所持者である使用者Dであることが確認
されたときには、機密情報を話したり、移動機2C,2
DにそれぞれPDA(携帯情報端末)等を接続して機密
情報を含む電子メールの授受を行うことができる。一
方、暗証番号が一致しない場合には、移動機2Dの所持
者が使用者Dであることが確認できないため、移動機2
Cの使用者Cは機密情報を話さないようにすればよい。
従って、通信網を介して機密情報の授受を行う場合のセ
キュリティ性を向上させることができる。
【0037】なお、移動機2Dの所持者が正当な所持者
である使用者Dではない場合、判定センタ4の番号が分
からず、判定センタ4を発呼することができないことも
ある。従って、一方の移動機(この場合、移動機2C)
から判定センタ4に発呼があった後、所定時間経過後に
他方の移動機(移動機2D)から判定センタ4にアクセ
スがなかったときには、その旨を移動機2C,2Dに通
知する。この通知を受けた場合には、使用者Cは移動機
2Dの所持者が使用者Dであることが確認できないた
め、機密情報を話さないようにすればよい。
【0038】C.変更例 図5は上記の実施形態に係る通信システムの変更例を示
す。同図に示すように、この通信システムでは、上記の
実施形態に係る通信システムにおける各移動機2A,2
B,2Cに端末装置3A,3B,3Cが接続されてい
る。端末装置3A,3B,3Cは、例えば各種コンピュ
ータやPDAに相当し、端末装置3A,3B,3Cはそ
れぞれ、少なくとも電子メールを作成/表示する機能を
備えている。
【0039】この通信システムにおいては、移動機2
A,2B,2Cの使用者A,B,Cは端末装置3A,3
B,3Cで作成した電子メールにより、上述した移動機
指定処理における指定データや、判定処理における判定
対象データを判定センタ4に送信することができるよう
になっている。例えば、上述の実施形態と同様に移動機
2Aの使用者Aが使用者B、Cに判定の参加を呼びかけ
る場合、使用者Aは図6に示すような電子メールを端末
装置3Aで作成する。なお、図6において、「abc…
@abc…」は判定センタ4のメールアドレスを示し、
「bcd…@abc…」、「cde…@abc…」はそ
れぞれ移動機2B,2Cの使用者B,Cのメールアドレ
スを示す。
【0040】そして、端末装置3Aで作成された電子メ
ールが移動機2Aから移動通信網1を経由して判定セン
タ4に送信され、また同内容の電子メールが使用者B,
Cにも送信される。使用者B,Cは端末装置3B,3C
で使用者Aからの電子メールを確認すると、端末装置3
B,3Cにおいて、図7に示すような判定センタ4宛の
電子メールを作成する。このとき、作成する電子メール
の内容は判定内容によって異なり、例えばじゃんけんを
行う場合には、「グー」、「チョキ」、「パー」に対応
する数字を内容とする電子メールを送信すればよい。ま
た、使用者Aも判定センタ4宛に「グー」、「チョ
キ」、「パー」に対応する数字を含む電子メールを送信
する。
【0041】このように電子メールにより判定センタ4
に判定対象データが送信されると、判定センタ4では、
これらの判定対象データを比較し、上述したじゃんけん
やあみだくじなどの判定処理を行い、判定結果を電子メ
ールで各端末装置3A,3B,3Cに送信する。
【0042】また、使用者Aが使用者B,Cに加えて移
動機2Dの使用者Dに参加を呼びかける場合には、使用
者B,Cのメールアドレスに加えて移動機2DのID番
号を指定した電子メールを判定センタ4宛に送信する。
これにより使用者B,Cに対して電子メールで判定への
参加を呼びかける。また、使用者Aからの電子メールを
受け取った判定センタ4は、移動機2Dに対してじゃん
けん等の参加を呼びかけるメッセージデータを送信す
る。このメッセージを受け取った使用者Dは上述の実施
形態と同様に移動機2Dのキーを操作することにより、
判定対象データを判定センタ4の送信する。このように
移動機2Dから送信された判定対象データと、上述した
使用者A,B,Cから電子メールで送信された判定対象
データとから、判定センタ4が判定処理を行う。そし
て、使用者A,B,Cに判定結果を電子メールで送信す
るとともに、移動機2Dに判定結果を含むメッセージデ
ータや音声データ等を送信する。
【0043】なお、図5に示す通信システムにおいて
は、使用者A,B,C,D等が使用する装置として移動
機と端末装置を一体化させた装置を用いるようにしても
よいし、電子メールの作成・送信および受信を可能とし
た移動機のみを用いるようにしてもよい。
【0044】また、上述した実施形態および変更例にお
いては、移動通信網を備える通信システムについて説明
したが、これに限らず固定網を備える通信システムに適
用することもできる。つまり、上述した実施形態におけ
る移動機の代わりに有線電話と判定センタ4との間で固
定網を介してデータの授受を行うようにしてもよいし、
有線電話と移動機とを含む複数の通信端末の間で上述し
た判定処理を行うようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網を介して通信可能な2以上の通信端末間で、それ
ぞれの通信端末から送信される情報に基づいて、それぞ
れの通信端末に対して客観的な判定結果を通知すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る通信システムの構
成を示す図である。
【図2】 前記通信システムの構成要素である判定セン
タによる判定処理を示すフローチャートである。
【図3】 前記判定センタによる判定処理に参加する移
動機を指定する移動機指定処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】 前記判定装置の判定テーブルに記憶された内
容の一例を説明するための図である。
【図5】 前記通信システムの変更例の構成を示す図で
ある。
【図6】 前記通信システムの変更例において、判定へ
の参加を呼びかける場合の、移動機から判定センタに送
信する電子メールの例を示す図である。
【図7】 前記通信システムの変更例において、判定を
行う場合の、移動機から判定センタに送信する電子メー
ルの例を示す図である。
【符号の説明】
1…移動通信網、2A,2B,2C,2D…移動機(通
信端末)、3A,3B,3C…端末装置、4…判定セン
タ(判定装置)、41…送受信部(送信手段、通知手
段)、42…記憶部(記憶手段)、43…判定部(判定
手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 Fターム(参考) 2C001 AA00 AA13 BB00 BB02 BB04 CB01 CB03 CB08 DA00 DA06 5B089 AA16 AB09 AC07 AD11 BB02 BB06 CB01 5K024 AA71 AA72 CC11 FF03 GG00 GG01 GG06 5K101 KK02 KK18 LL12 MM07 NN02 NN18 TT06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上の通信端末から通信網
    を介して送信される情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたそれぞれの前記通信端末から
    の情報を比較し、その比較結果に基づいて、それぞれの
    前記通信端末に対する判定情報を生成する判定手段と、 前記判定手段により生成された判定情報をそれぞれの前
    記通信端末に前記通信網を介して送信する送信手段とを
    具備することを特徴とする判定装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、2以上の前記通信端末
    の優劣を含む判定情報を生成することを特徴とする請求
    項1に記載の判定装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、2以上の前記通信端末
    からの情報を受信した順序に基づいて、2以上の前記通
    信端末の順位付けを含む判定情報を生成することを特徴
    とする請求項1または2に記載の判定装置。
  4. 【請求項4】 いずれかの前記通信端末から、判定情報
    を生成すべき前記通信端末を指定する指定情報が前記通
    信網を介して送信された場合に、指定された前記通信端
    末にその旨を通知する通知手段をさらに具備することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の判定装
    置。
  5. 【請求項5】 複数発呼が可能な少なくとも2以上の通
    信端末と、 前記通信端末間での通信を可能とする通信網と、 前記通信網に接続される請求項1ないし4のいずれかに
    記載の判定装置とを具備する通信システムであって、 前記通信端末から前記判定装置に送信される情報は、2
    以上の前記通信端末が互いに通信中に発信されたもので
    あることを特徴とする通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の通信端末間での通信を可能とする
    通信網を利用して、少なくとも2以上の前記通信端末に
    対して判定を行う方法であって、 少なくとも2以上の前記通信端末から前記通信網を介し
    て送信される情報を記憶する第1のステップと、 前記第1のステップで記憶されたそれぞれの前記通信端
    末からの情報を比較し、その比較結果に基づいて、それ
    ぞれの前記通信端末に対する判定情報を生成する第2の
    ステップと、 前記第2のステップで生成された判定情報をそれぞれの
    前記通信端末に前記通信網を介して送信する第3のステ
    ップとを有することを特徴とする判定方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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