JP2005018673A - Method for supporting formation of process chart - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の属性データや歩掛等の工程作成データ等の基礎データ群を自在に活用するコンピュータにより、3次元CADデータから成る建物データに建物属性を関連付けて作成した建物モデルから実態に即した詳細な工程表の作成を支援する方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、建築工事の工程計画は、過去の類似物件や実績データに基づき、各担当者が個々に作成している。しかし、標準となる工程表の表現方法が少ないだけでなく、計画に当たって必要な施工歩掛、工事機械や労務の投入量等のデータは各担当者が過去に経験し計画したプロジェクトを参照しているのが一般的である。そのため、同一の建物であっても、作成する担当者によって工期、工程内容及びその表現方法が異なる場合が少なくない。そのため、工事概要に基づいて工程表を作成する技術が幾つか開示されている。例えば、
【0003】
特許文献1の発明に係る「建築基本工程計画支援装置」は、地盤の形状図および建物の形状等の簡単な建築情報を入力するだけで、先ず杭・基礎工法及び山留工法が決定される。工法が決定されれば工程計算用データが容易に求められ、それから工程が展開されて工期の算出および工程表が作成できる。
【0004】
また、部材の属性から工程を作成する方法も開示されている。例えば、
特許文献2の発明に係る「工程計画管理支援方法」は、3次元CAD建物データが持つ形状、名称及び種別等の部材の属性に基づき据付手順を作成し、それぞれの情報を関連付けて工程表を作成する。要するに、建物の部材の属性から工程表を作成することができる方法である。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−166983号公報
【特許文献2】
特開2002−117100号公報
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術には幾つかの問題点がある。
特許文献1の発明は、入力として地盤の形状図および建物の形状という簡単な建築情報で工程表を作成することができる。しかし、作成された工程表は大まかな(一般的)構・工法に基づいた工程の表現となる。また、実際の建築工事においては、各階の構法および工法(以下、構・工法と云う。)が異なる場合や、同じ階でも構・工法が異なる場合があるため、実態に即した正確な工程表を作成することはできない。
【0007】
また、特許文献2に記載した発明は、3次元CADデータが持つ形状、名称及び種別等の部材の属性情報から設備工事の据付工程を作成するもので、部材の属性によりその構・工法を限定できる特殊工事においては非常に有効である。
【0008】
しかし、一般的な建築工事では、同じ部材でも状況に応じてユニット化(統合)して構築したり、異なる施工方法(工法)を採用すると、その違いにより必要となる作業や手順が異なるため、部材属性により工程を決定することはできない。
【0009】
本発明は、上記の問題点を解決し、3次元建物データへ建物属性を追加した建物モデルから、実態に即した詳細な全体工程表を簡易に作成できる工程表作成支援方法を提供することにある。
【0010】
本発明の次の目的は、施工計画の変更による追加・修正が生じても、前記追加・修正から生じる関連付けを自動的に行い実態に即した工程表を速やかに修正できる工程表作成支援方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る工程表作成支援方法は、
工程作成用の建物モデルを作成する基礎となる建物属性と、工程表作成の基礎となる作業項目、施工歩掛等とから成る基礎データ群を有するコンピュータを使用して、3次元CADデータから成る建物データに少なくとも階別構造、構・工法、部材の分割・統合、工区等の建物属性を追加して工程作成用の建物モデルを作成し、前記建物モデルの建物属性に合致した工区別の作業項目、施工数量、施工歩掛や順序関係を基礎データ群から自在に抽出し、工程表を自動作成する工程表作成支援方法であって、
3次元CADデータから成る建物データと、当該建物データが付随して持っている共通事項データとを読込み、記憶する読込・記憶ステップと、
前記読込・記憶ステップで読込み、記憶された前記共通事項データから確定できる階別構造、構・工法、部材の分割・統合、工区等の建物属性を基礎データ群から自動抽出して前記建物データへ関連付けを行い建物モデルの雛形を作成する雛形モデル作成ステップと、
前記雛形モデル作成ステップで作成された建物モデルの雛形に前記基礎データ群をそれぞれ参照して階別構造、構・工法、部材の分割・統合、工区等の建物属性の詳細を変更自在に設定して建物モデルを確定する建物モデル確定ステップと、
前記建物モデル確定ステップで確定された建物モデルに基づいて、階工区別施工数量を算出する施工数量算出ステップと、
前記建物モデル確定ステップで確定された建物モデルに基づいて、構・工法属性、工区属性、部材属性の全てが共通する階工区のタクト工程に必要な作業、順序及び作業別歩掛等を作成する基本タクト工程作成ステップと、
前記基本タクト工程ステップで作成された基本タクト工程に、前記施工数量算出ステップで算出された階工区別施工数量を割当て、作業日数を算出する階工区別タクト工程と、前記モデル確定ステップで確定された建物モデルの構・工法属性に基づく階工区別の施工順序から全体工程表とを作成する工程表作成ステップとから成ることを特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した工程表作成支援方法において、
建物モデル確定ステップは、建物全体の構造形式に基づき、柱、大梁、小梁の部位における階別の構造属性を基礎データ群から参照して確定するステップと、
柱、外壁、戸境壁、大梁、床、バルコニー等の主要部位における部位別の構・工法の属性を基礎データ群から参照して確定するステップと、
前記確定された階別の構造属性と部位別の構・工法属性に基づいて、部材の分割・統合を行うことにより部材属性を確定するステップと、
工区の範囲及び工区名を指定することにより、工区属性を確定するステップとから成ることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載した工程表作成支援方法において、
基本タクト工程作成ステップは、モデル確定ステップで確定した建物モデルに基づき、階工区別の構・工法と部材属性が異なる階工区の数を算出することにより基本タクト工程の数を確定するステップと、
基礎データ群に記録格納されている、先行工程や後行工程等の工程順序が同じ工程をグループ化した工程グループ別順序関係データと、部位別の構・工法および部材属性と工程の成立関係を示した構・工法・部材属性−工程データとを参照して、工程の要否の判定と構・工法に適合した作業項目名を自動付与することにより基本タクト工程を作成するステップと、
作成された前記基本タクト工程に含まれる作業項目に基づき、前記基礎データ群から作業別施工歩掛データと投入資源量データを抽出して基本タクト工程の施工歩掛と投入資源量を作成するステップとから成ることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項1に記載した工程表作成支援方法において、
前記工程表作成ステップは、階工区別タクト工程と基礎データ群とを参照して工区別順序関係を確定することにより全体工程を作成するステップを含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施形態及び実施例】
以下、図面を参照して、請求項1、2に記載した発明に係る工程表作成支援方法の実施形態を説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る「工程表作成支援方法」が実施されるコンピュータシステム1(以下、単にコンピュータと云う)の一構成例を示す図である。
【0017】
このコンピュータ1は、主にCPUから成る中央演算処理装置2と、キーボード3aやマウス3b等から成る入力装置3と、出力表示手段であるモニタ4aやプリンタ4b等から成る出力装置4と、ハードディスクや磁気ディスク等の書き込み可能な記憶媒体および駆動ディバイスから成る記憶装置5とで構成されている。したがって、コンピュータは、カスタムメイドのコンピュータのみならず、一般的なパーソナルコンピュータや汎用コンピュータが好適に用いられる。なお、前記コンピュータの中央演算処理装置2は、例えばマイクロソフト社のウインドウズ(登録商標)2000およびme等のオペレーティングシステム(OS)が好適に使用される。
【0018】
前記中央演算処理装置2は、構造、構・工法、部材分割・統合、工区等の建物属性を3次元CADデータから成る建物データ511に追加して工程作成用の建物モデル512を作成させる3次元データ処理部と、階工区別施工数量、基本タクト工程、階工区別タクト工程、階工区別順序関係、全体工程等の工程データを処理する工程データ処理部と、記憶装置5に格納されている各データ等を処理する工程組合データ処理部を有している。
【0019】
前記記憶装置5は、3次元データ記憶装置51と、工程データ記憶装置52と、前記OSおよび本発明に係る工程表作成支援方法を実施するためのプログラム等のアプリケーションを格納しているだけでなく、種々の基礎データを項目別に配備した基礎データ群を格納する基礎データ記憶装置53とから構成されている。
【0020】
前記3次元データ記憶装置51は、3次元CADデータで成る建物データ511及び当該建物データ511へ構造属性、構・工法属性,部材分割・統合属性と工区属性を関連付けして作成された工程作成用の建物モデル512を記録格納する。また、前記建物モデル512を作成する際に追加設定(関連付け)される各建物属性を構造属性DB513、構・工法属性DB514、部材分割・統合属性DB515、工区属性DB516として格納するデータベース領域も有している。
【0021】
前記工程データ記憶装置52は、算出及び作成される前記工程データを工区施工数量データ521、基本タクト工程データ522、階工区別工程データ523、階工区別順序関係データ524、全体工程データ525等として記録格納するデータ領域を有している。
【0022】
前記基礎データ記憶装置53は、建物モデル512を作成する際に基礎となる建物属性のデータを記録格納しているモデル作成基礎データ記群531と、工程表を作成するために基礎となる作業項目、施工歩掛等のデータを記録格納している工程作成基礎データ群532とから構成されている。
【0023】
前記モデル作成基礎データ群531は、構造属性データ531a、構・工法属性データ531b、部材属性データ531c、工区属性データ531d等の建物属性データを格納しており、各データは各建物属性のデータ同士を関連付け可能にコード化されている。
【0024】
前記構造属性データ531aは、建築に使用される柱、(大小)梁等における、例えば、PC(プレキャスト)構造、RC(鉄筋コンクリート)構造等の「構造形式データ」を格納している。
【0025】
前記構・工法属性データ531bは、「概略構法データ」、「鉄筋構法データ」、「型枠構法データ」、「鉄筋建方データ」、「節割データ」、「鉄筋継手データ」、「主筋継手データ」、「コンクリート打設データ」等あらゆる構・工法データを格納している。
【0026】
前記部材属性データ531cは、「自動設定部位属性データ」、「追加設定部位属性データ」等の建築で使用される単独又は統合(ユニット化)された部材の種類名等の部材データを格納している。
【0027】
前記工区属性データ531dは、「工区名リストデータ」等を記録している。
【0028】
工程データ作成基礎データ群532は、工程グループ順序関係データ532a、構・工法・部材属性−工程データ532b、作業別歩掛データ532c、作業別投入資源量データ532d、階工区別工程順序関係データ532e、施工数量算出データ532f等の基礎データとで構成されている。
【0029】
前記工程グループ順序関係データ532aは、作業名の構・工法や部材属性により異なるが実施する順番(先行工程や後続工程)が同じと考えられる工程をグループ化した「工程グループ順序関係データ」を格納している。柱においては言えば、「柱鉄筋継手」工程グループには、「柱圧設」、「柱ねじ継手」、「柱主筋(重ね継手)」、「柱スリーブ」等々の工程をなどである。
前記構・工法・部材属性−工程532bは、「柱構・工法−工程組合せデータ」、「外壁構・工法−工程・組合せデータ」、「戸境壁構・工法−工程組合せデータ」、「大梁構・工法−工程組合せデータ」、「床構・工法−工程組合せデータ」、「バルコニー構・工法−工程組合せデータ」、「共通構・工法−工程組合せデータ」等の構・工法と工程データの組合せデータを格納している。
【0030】
前記作業別施工歩掛データ532cは、「施工数量概略データ」等の作業の施工歩掛データを格納している。
【0031】
前記作業別投入資源量データ532dは、作業の種類別に労務や機械等の「投入資源量データ」を格納している。
【0032】
階工区別順序関係データ532eは、階別の工区別タクトの順序関係を決定するための「工区別工程順序関係データ」を格納している。
施工数量算出データ532fは、「鉄筋歩掛データ」、「継手歩掛データ」、「施工数量区分データ」等各データを格納している。
【0033】
図2には、図1に示したコンピュータ1を用いて実施される、本発明に係る工程表作成支援方法の流れ図の一例を示した。以下、図2の流れ図に沿って処理内容を説明する。
【0034】
上記したコンピュータ1が始動(開始)すると、ステップAにおいて、先ず、工程計画者が、入力装置3を介して前記コンピュータの中央演算処理装置2に対して、図3のダイアログボックス300に表示されている該当する3次元CAD(Computer Aided design)データで成る建物データを選択しマウス3bにより読込ボタン301をクリックすると前記建物データが自動的に読込まれる。
【0035】
前記建物データとは、CADの平面図形の処理機能を製図用途に応用し作成した建築工事にかかる建物の設計図データであり、部材毎の位置、寸法(縦、横、長さ、鉄骨断面)および主要部位(柱、外壁、戸境壁、大梁、小梁、バルコニー)の各データを有している。
【0036】
更に、前記建物データ511が読込まれると、建物データが付随して持っている共通事項データも自動的に読み込まれ図4のダイアログボックス400を表示させる。
【0037】
ステップBでは、読み込まれた前記共通事項データの設定項目から推測できる階別構造、構・工法、部材、工区等の建物属性を前記基礎データ記憶装置53のモデル作成基礎データ群531から自動抽出して建物データへ関連付けを行い建物モデル512の雛形を作成するステップである。
【0038】
前記ダイアログボックス400には、予め工事コード、工事名、施主名、建築地、用途、構造形式、地下階数、地上階数、塔屋階数等の共通事項データが各設定項目401…へ入力されたかたちで表示されている。そこで、工程計画者が入力装置3のマウス3bを操作して、決定ボタン403をクリックすると共通事項データが確定され、前記共通事項データから確定できる階別構造、構・工法、部材、工区等の各属性を基礎データ群53のモデル作成基礎データ群531から中央演算処理装置2によって自動抽出されて工程表作成用の建物モデル512の雛形が自動的に作成され、前記建物モデル512が3次元データ記憶装置51へ格納される。
【0039】
また、このとき前記モデル作成基礎データ群531から自動抽出された各建物属性が構造属性DB513、構・工法属性DB514、部材分割・統合属性DB515、工区属性DB516として作成され3次元データ記憶装置51へ変更自在に記録格納される。そして、次のステップCへ進む。
【0040】
なお、前記共通事項データを変更する際には、工程計画者が入力装置3のキーボード3aにより各入力欄401へ変更事項を入力する。前記構造形式は、プルダウンメニュー402にモデル作成基礎データ群531の構造属性データ531aに格納されている「構造形式データ」が参照されており、工程計画者が入力装置3のマウス3bによって選定することによって全体の構造形式が設定される。また、ステップBの建物モデル512の雛形により、建物モデル512の各構造形式は全てディフォルト値により初期値設定される。
【0041】
ステップCは、前記自動作成された建物モデル512の雛形に前記基礎データ装置53をそれぞれ参照して階別構造、構・工法、部材、工区等の建物属性の詳細を変更自在に設定して、建物モデル512を確定するステップである。
【0042】
ステップC−1において柱、大梁、小梁の階別の構造属性を詳細に設定する。先ず、工程計画者は入力装置3を操作して図5のダイアログボックス500を表示させる。基本的にはステップBで設定した構造形式が初期値として構造入力欄501へ表示されている。階により構造が異なる場合には、モデル作成基礎データ群531の構造属性データ531aに格納された「構造形式データ」を参照して、異なる階の柱、大梁、小梁等の各構造形式を構造入力欄501へ入力装置3のキーボード3aにより入力して修正する。柱、大梁、小梁以外の部位はRC(鉄筋コンクリート)造として設定される。そして、決定ボタン502をマウス3bによりクリックすると、前記中央演算処理装置2が前記建物モデル512の構造属性を確定させ、その内容を3次元データ記憶装置51の構造属性DB513へ更新させる。また、前記追加変更から構・工法及び部材等の属性が推測されて、構・工法属性DB514及び部材分割・統合属性DB515、工区属性DB516の各データを自動変更させる。
【0043】
ステップC−2では、柱、外壁、戸境壁、大梁、床、バルコニー等の主要部位の構・工法の属性の詳細を変更自在に設定する。
先ず、工程計画者が入力装置3を操作して、図6のダイアログボックス600を表示させる。基本的にはステップA及びBで設定又は自動変更された値が初期値として表示されている。前記表示された構・工法に変更がない場合は次のステップへ進む。設定事項に変更がある場合には、前記ダイアログボックス600上の実線で囲んだ部位別構・工法ボックス601内で、柱、外壁、戸境壁、大梁、床、バルコニー、小梁の各主要部位別に構法602、鉄筋603、型枠604の各構・工法を、基礎データ記憶装置53のモデル作成基礎データ群531に格納されている構・工法属性データ531bの各データを参照して設定変更を行う。
【0044】
具体的に、構法602は、前記主要部位別に縦列で設けられた各構法プルダウンメニュー602a…から該当する概略構法を入力装置3のマウス3bによって選定して決定される。前記構法プルダウンメニュー602aには、構・工法属性データ531bの「概略構法データ」が参照されている。鉄筋603は前記主要部位別に縦列で設けられた各鉄筋プルダウンメニュー603a…から該当する鉄筋構法を入力装置3のマウス3bによって選定して決定される。前記鉄筋プルダウンメニュー603aには構・工法属性データ531bの「鉄筋工法データ」が参照されている。型枠604は前記主要部位別に縦列で設けられた各型枠プルダウンメニュー604a…から該当する型枠工法を入力装置3のマウス3bによって選定して決定される。前記型枠プルダウンメニュー604aには構・工法属性データ531bの「型枠工法データ」が参照されている。
【0045】
また、複数の部位に共通と考えられる、鉄骨建方605、鉄骨節割606、鉄骨ジョイント607、コンクリート打設608、主筋接合609についても上述したのと同様の手順で設定される。つまり鉄筋建方605は、構・工法属性531bの「鉄骨建方データ」が参照されている鉄骨建方プルダウンメニュー605aから入力装置3のマウス3bにより実態に沿った設定変更を行う。
【0046】
鉄骨節割606は、構・工法属性531bの「鉄骨節割データ」が参照されている節割プルダウンメニュー606aから入力装置3のマウス3bにより実態に沿った設定変更を行う。前記鉄骨ジョイント607は、構・工法属性531bの「鉄骨継手工法データ」が参照されている継手プルダウンメニュー607aから入力装置3のマウス3bにより実態に沿った設定変更を行う。コンクリート打設608は、構・工法属性データ531bの「コンクリート打設工法データ」が参照されている打設プルダウンメニュー608aから入力装置3のマウス3bにより実態に沿った設定変更を行う。前記鉄筋主筋継手609は、構・工法属性データ531bの「鉄筋主筋継手データ」が参照されている鉄筋主筋プルダウンメニュー609aから入力装置3のマウス3bにより実態に沿った設定変更を行う。
【0047】
なお、ステップBの構造設定においてS又はSRC造が選択されていない場合は、複数の部位に共通と考えられる605〜607の設定は不要となるので設定事項には表示されない。
【0048】
そして、構・工法決定ボタン610を入力装置3のマウスbでクリックすると、図7のダイアログボックス700に示す各階別−部位別の構・工法が中央演算処理装置2により自動的に設定され、前記建物データへ全体の構・工法及び階別−部位別構・工法属性が関連付けられ(付加され)る。図示例では柱における、階別工法が表示されている。勿論、階により各構・工法が異なる場合もあるため、このダイアログボックス700の各入力欄701…へ適切な構・工法を構・工法属性データ531bの各構・工法のデータを参照して入力装置3により追加変更することができる。
【0049】
斯くすると、前記中央演算処理装置2が前記建物モデル512の構・工法属性を関連付け、その内容を3次元データ記憶装置51の構・工法属性DB514へ反映(更新)させる。また、前記追加変更から推測される通り芯、階レベルの基本的な部材分割、工区の属性が算出されて、部材分割・統合属性DB515及び工区属性DB516が自動変更される。
【0050】
ステップC−3では、工程計画者が、部材の分割および統合を行い部材の属性を確定するステップであるが、上述したように、ステップC−2によりある程度の基本的な部材の分割は自動的にされている。更に部材の分割或いは修正する場合は、図8のダイアログボックス800に示すように、部材の通り芯X1〜Xn、Y1〜Ynを基準に、柱、大梁、小梁等の各部材に分割したい箇所、即ちX軸方向に設けられる分割線Lx…、Y軸方向に設けられるLy…を、入力装置3のマウス3bを操作して設け(引き)、分割したい部材の種別をボックス801で指定する。上記の手順を各階毎に繰り返して部材分割を行う。その際、分割線の位置が他の階と同じ場合は分割線の位置をコピーすることができる。そして、ボックス801内の分割決定ボタン802を入力装置3のマウス3bでクリックすることにより部材分割の属性が建物データへ関連付けられ、その内容が部材分割・統合属性DB515へ反映(更新)される。
【0051】
また、部材の統合(ユニット化)は、先ず、工程計画者が入力装置3を操作して、図9のダイアログボックス900を表示させる。前記部材分割の設定により自動設定された部材分割が表示されているが、指定した部材を構・工法や施工期間に応じて個々に統合することができる。
【0052】
前記部材の統合(ユニット化)とは、建物を構成する各部材を予め工場などで複数組み合わせ、一つの部材として例えばタワークレーンなどで所定の箇所まで搬送して組み建て可能な構成に設定することである。
【0053】
部材分割の手順として先ず、上述した部材の分割処理で柱、大梁、小梁などの各部材に分割された当該部材に対して、前記各部材を複数組み合わせて部材の統合を行う。例えば、柱イ、ロと大梁ハの各部材で構成される統合部材9を設定する場合、前記柱イ、ロと大梁ハをマウス3bで一連に指定して、ユニット化指定ボタン901をマウス3bでクリックし、部材のユニット化、マーク部材のユニット化(図示省略)を順次選択すると、部材属性データ531cの部材データが参照されている部材種別ボックス902が表示され、当該ボックス902から統合(ユニット化)した部材種別名をマウス3bにより選定し、決定ボタン903をクリックすることにより統合される。
【0054】
前記ボックス902に表示される部位種別名は部材属性データ531cの「自動設定される部位属性データ」(柱、大梁、小梁、床、バルコニー、戸境壁や外壁等の主要部位)だけでなく、部材属性データ531cの「追加設定できる部位属性データ」の例えば柱と大梁と外壁の各部材から構成される「外装ユニット」や、柱と大梁と外壁と小梁と床から構成される「ベイユニット」や、大梁と小梁と床とから構成される「大梁付きフロアーパネル」など、およそ27種類から選定することができる。
【0055】
なお、柱と柱の統合に関しては、図6の構・工法属性の鉄骨節割606の設定値に基づいて中央演算処理装置2により自動的に部材の統合が行なわれる。
【0056】
そして、部材種別ボックス902内の決定ボタン903を入力装置3のマウス3bでクリックすると部材の統合が行われ部材の属性が建物データへ関連付けられると共に、その内容が部材分割・統合属性DB515へ反映(更新)される。
【0057】
ステップC−4では、工区の範囲及び工区名を指定して工区属性の確定を行う。先ず、工程計画者が入力装置3を操作して、図10のダイアログボックス1000を表示させる。続いて、入力装置3のマウス3bを操作(ドラッグ)して、当該ダイアログボックス1000の平面図を一筆書きに多角形で工区の範囲を設定し、工区名ボックス1001で前記指定された工区の名称を選定する。上記の手順を各階毎に繰り返して工区分割を設定する。前記ボックス1001には工区属性データ531dの「工区名リストデータ」が参照されている。その際、工区分割線の位置が他の階と同じ場合はコピーすることができる。
【0058】
そして、工区名ボックス1001内の工区決定ボタン1002を入力装置3のマウス3bでクリックすることにより工区属性が建物データ511へ関連付けられ、その内容が工区属性DB516へ更新される。
【0059】
以上に説明したように、ステップCにより工程表作成用の建物モデルが確定され、3次元データ記憶装置51の建物モデル512へ記録格納される。
【0060】
続くステップDでは、確定された建物モデル512に基づいた階工区別施工数量を階工区及び項目別に中央演算処理装置2によって自動算出する。
【0061】
具体的には、建物モデル512に追加されている構造属性DB513、構・工法属性DB514、部材分割・統合属性DB515、工区属性DB516と工程作成基礎データ群532の施工数量算出データ532fの「施工数量区分データ」を参照して、建物の基本資材である、コンクリート量、型枠面積、部材ピ−ス数、鉄骨重量、鉄骨溶接長、鉄筋重量、鉄骨継手箇所数等が算出される。
【0062】
前記基本資材のうち鉄筋量及び鉄筋継手箇所数は建物データに登録されていないので前記施工数量算出データ532fの「鉄筋歩掛データ」(コンクリート1m3当たりの鉄筋数)、「継手歩掛データ」(部材の分割面当たりの上端及び下端の本数)に基づいて算出される。また、採用する構・工法により施工数量が変化することを考慮し、基本資材と構・工法に対応した施工数量との関係を示す施工数量算出データ532fの「施工数量算出データ」も参照してより実態に即した算出を行うものとする。
【0063】
上記のように算出された階工区別施工数量は、図11に示すダイアログボックス1010のように出力装置4のモニタ4aへ出力表示され、工程データ記憶装置のデータ領域へ「工区別施工数量データ521」として記録格納される。
【0064】
次にステップEで工程作成基本モデルに基づいた基本タクトの工程を作成する。先ず、当該ステップEで作成される基本タクト工程の表現方式について説明する。
【0065】
建築工事のタクト工程では階工区の施工数量が異なっていても、採用する構・工法およびその工区に含まれる部材の属性が全く同じ場合が多く、その場合はタクト工程(必要となる作業とその作業名や手順)も同じになる。そこで、採用する構・工法および工区に含まれる部材の属性が全く同じであり、階工区に共通で使用できるタクト工程を「基本タクト工程」として作成し、修正時の利便性を考慮している。基本タクト工程の作成方法の概要として、図12に示すような部位別に全ての構・工法及び部材属性に対応できる工程手順を設定しておき、構・工法および部材属性データに基づき各作業の要否を自動的に判断し、作業の変更が必要である場合には構・工法および部材属性に対応した作業名に置換し、必要でない場合には作業を削除して、それ以降の作業を順次前に詰める。また、構・工法により前後の順序関係が反対になる可能性があるものに対しては同じ作業名を前後に配置し、どちらか一つが選択される表現方式を採用している。
【0066】
しかし、現実的な工程の表現方法としては部位別に表現される工程表は少なく、工種別(例えば、鉄骨、鉄筋、型枠、コンクリート等)に表現されるのが一般的であるため、図12に示す部位別工程表から図13に示す工程別工程表の表現へ変更する必要がある。つまり、基本タクト工程は図13に示したように鉄骨タクトMと躯体タクトNの二種類にグループ化した表示方式にする。前記鉄骨タクトMと躯体タクトNとはそれぞれ作成方法が異なる。
【0067】
先ず、鉄骨タクトMを作成する手順を説明する。前記ステップCで設定された節ごとの記載表現になるために、各節に対応する階の行数を考慮して、例えば、鉄骨建方作業は、その行数の最下行から最上行にかけて工程線を書き、それ以外の鉄骨継手作業は最上行に表示する。図13では、2層1節による鉄骨建方構法を採用しているので、当該節に対応する階の行数が2階分合わせて6行となる。よって、鉄骨建方作業はN階の1行目からN+1階の3行目にかけて表現する。
【0068】
次に、前記躯体タクトNにおいては、1行目を各部位に共通する墨出とコンクリート工事、2行目を鉄筋工事および3行目を型枠工事として固定した表現方式とした。このように上記の図13に示した現実的な工程の表現方式で作成された基本タクト工程の雛形が工程作成基礎データ群532の「工程グループ順序関係データ532a」として格納されている。
【0069】
また、前記基本タクト工程の「工程グループ順序関係データ532a」の工程の表現方式はステップC−2で設定した主要部材(柱、大梁、床、バルコニー、戸境壁、外壁、共通の7種類)と各工程の組合せを基準とした工程表示となっている。しかし、実際にはステップC−3で行った部材統合設定で追加した全34種類(追加設定した部位27種類+主要部位7種類)の部位種別と各工程とに対応する必要がある。
【0070】
柱には、柱+柱(ブラケット有−無)、柱+大梁(縦・横連層)、柱+大梁+外壁(外装ユニット)、柱+大梁+外装+小梁+床(ベイユニット)、柱+柱(先行)、柱+柱(後行)、外装ユニット(先行)、外装ユニット(後行)、ベイユニット(先行)、ベイユニット(後行)、柱(先行)、柱(後行)、また、大梁には、大梁+小梁+床(大梁付フロアパネル)、大梁(先行)、大梁(後行)、大梁付フロアパネル(先行)、大梁付フロアパネル(後行)、更に床には、小梁+床(大梁無フロアパネル)、大梁無フロアパネル(先行)、大梁無フロアパネル(後行)、小梁(先行)、小梁(後行)を追加する必要がある。したがって、各部位別の構・工法・部材種別の違いを考慮した工程の組合せは「柱構・工法」1619通り、「外壁構・工法」13通り、「戸境壁構・工法」9通り、「大梁構・工法」548通り、「床構・工法」13通り、「バルコニー構・工法」11通り、「共通構・工法」3通りがあり、全ての部位を組み合わせると127億通り以上の基本タクト工程が作成可能となる。そのため、各構・工法の工程組合せデータ(通り)を工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに各構工法別に参照可能に格納している。したがって、建築時のあらゆる構・工法および部材の違いに対応した工程表の作成に寄与する。
【0071】
次に、ステップC−3で行った部材統合設定に確実に対応した基本タクト工程を作成する手順を説明する。
【0072】
基本タクト工程表の作成は、基本タクト工程の工程部分と、それに対応する作業、作業順序、施工歩掛を含む施工歩掛部分がそれぞれ別々に作成され、図16に示すように一体的に表示される。先ず、基本タクト工程の工程部分の作成を図14に示すフローチャートに基づいて具体的に説明する。
【0073】
ステップE−10では、中央演算処理装置2が全ての部位の構・工法と部材種類が全く同じ階工区があるかのチェックを行う。つまり、建物モデル512に基づいて階工区別の部材属性が異なる階工区数を算出し基本タクト工程の数を確定する。
【0074】
ステップE−11で、全ての構・工法および部材が全く同じ階工区がない場合(NO)は、次のステップE−12へ進み基本タクト工程の追加が決定される。ある場合(YES)は、ステップE−30へ進み全ての階工区についても同様のチェックを行う。
【0075】
ステップE−13で中央演算処理装置2は、先ず、柱の構・工法および部材の属性において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記録格納されている「柱構・工法」の工程組合せデータ(1619通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合して、構・工法および部材属性データが異なる階工区の数をチェックし、基本タクト工程の数を決定する。
【0076】
そして、ステップでE−14で、各々の基本タクト工程において、工程作成基礎データ群532の工程グループ順序関係データ532aと前記「柱構・工法」の工程組合せデータに基づいて、柱に関係する工程の要否を判断し、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。修正された基本タクト工程の結果は図15に示すように、鉄骨タクトMおよび躯体タクトNにグループ化された表現方式で基本タクトの柱に関係する工程が確定される。後述する各主要部位に関係する工程の確定結果も図15と同様の表現方式であるため、以下、図面を省略する。
【0077】
ステップE−15で中央演算処理装置2は外壁構・工法の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「外壁構・工法」の工程組合せデータ(13通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514とを照合する。そしてステップE−16で工程の要否を判断し、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0078】
ステップE−17で中央演算処理装置2は戸境壁構・工法の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「戸境壁構・工法」の工程組合せデータ(9通り)と工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そして、ステップE−18で、工程の要否を判断し、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0079】
ステップE−19で中央演算処理装置2は大梁構工法と部材の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「大梁構・工法」の工程組合せデータ(548通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そして、ステップE−20で、工程の要否を判断をし、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0080】
ステップE−21で中央演算処理装置2は小梁構・工法と部材の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「小梁構・工法」の工程組合せデータ(13通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そして、ステップE−22で、工程の要否を判断をし、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0081】
ステップE−23で中央演算処理装置2は床構・工法の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「床構・工法」の工程組合せデータ(46通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そして、ステップE−24で、工程の要否を判断をし、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0082】
ステップE−25で中央演算処理装置2はバルコニー構・工法の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「バルコニー構・工法」の工程組合せデータ(11通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そしてステップE−26で、工程の要否を判断をし、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0083】
ステップE−27で中央演算処理装置2は共通構・工法の種類において、工程作成基礎データ群532の構・工法・部材属性−工程データ532bに記憶格納されている「共通構・工法」の工程組合せデータ(3通り)と、工程作成用の建物モデル512の構・工法属性DB514を照合する。そして、ステップE−28で、工程の要否を判断をし、不要な工程グループを自動的に削除し、必要な工程グループは適切な作業項目名を自動付与する。
【0084】
このように、ステップE−13〜E−28で、柱、外壁、戸境壁、大梁、小梁、床、バルコニー、共通のそれぞれの構・工法および部材の種類をチェックし必要な作業のみを抽出し、実態に即した作業順序で適切な作業項目名を自動付与して基本タクト工程の工程部分を作成する。
【0085】
そして、一連のチェックステップが完了するとステップE−29で新規基本タクト工程として、工程データ記憶装置52へ格納される。
【0086】
ステップE−30で、全ての階工区のチェックが完了(YES)であると基本タクト工程の工程部分の作成が完了される。すると、図16に示すダイアログボックス160の工程欄161に作成された基本タクト工程別に表示される。
【0087】
図15に示された前記基本タクト工程は、工区別に採用する構・工法およびその工区に含まれる部材の属性が異なる数だけ作成される。つまり、すべての階工区で同一な構・工法および同じ部位の属性が選択されている場合には一つの基本タクト工程、全ての階工区に異なる構・工法が選択されている場合には、階工区数分の基本タクト工程が表示される。
【0088】
次に、基本タクト工程の前記作成された工程部分に対応した施工歩掛部分(歩掛表示欄162)を作成する。つまり、中央演算処理装置2が工程作成基礎データ群532の作業別施工歩掛データ532cおよび作業別投入資源量データ532dを参照して該当する値を抽出して施工歩掛および投入資源量を前記ダイアログボックス160上の歩掛表示欄162へ表示させることによってなされる。
【0089】
上記の手順により、工程部分及び施工歩掛部分が作成され実態に即した基本タクト工程が作成される。そして、工程データ記憶装置52へ基本タクト工程データ522として記録格納される。
【0090】
勿論、編集が必要な場合はこのダイアログボックス160上で行うことができる。編集できる項目は工程追加163、作業名を表示する関係線追加164、作業名変更165、作業名移動166、始点行移動167、終点行移動168、工程行移動169、歩掛表示欄162の施工歩掛及び日別投入量の10項目である。各ボタンをクリックして編集する。また、施工歩掛部分を編集する場合は、太線で囲った歩掛表示欄162の変更値を入力装置3のキーボード3aを操作して編集する。各編集結果を工程データ記憶装置52へ格納され、次項の階工区別タクトの表現方法および各作業日の日数算出に反映される。
【0091】
次に、図2のフローチャートに戻り全体工程作成ステップFを図面に基づいて説明する。
【0092】
先ずステップF−1で、階工区別タクト工程を作成する。前記階工区別タクト工程とは、上述の階工区別施工数量、基本タクト工程の施工歩掛、および日別投入量に基づき算出される各作業の日数を基本タクト工程の表現方法と同様の形態で表現している各階−工区のタクト工程を指す。
【0093】
前記ステップEで作成した基本タクト工程においては、工程の表現方法および施工数量等に影響せずに作業日数が固定されている工程を定義するものである。したがって、階工区別に施工数量、施工歩掛および日別の資源投入量により作業日数が変化する各階工区のタクト工程に関してはその内容を確認・変更する必要がある。それで、中央演算処理装置2は、前記基本タクト工程に、ステップDで算出された階工区別施工数量521を割当て、作業日数を算出することによって階工区別タクト工程を自動作成する。そして、その結果を図17に示すダイアログボックス170に表示させると共に、工程データ記憶装置52へ「階工区別タクト工程データ523」として格納する。
【0094】
前記ダイアログボックス170には、ステップCで属性設定した階名、工区名、基本タクト工程名等の属性が設定表示欄171に表示され、自動作成された階工区別タクト工程が階工区別工程ボックス172に表示されている。
【0095】
また、工区別の施工数量、各作業の施工歩掛、日別投入量が、作業別施工歩掛532cおよび作業別投入資源量532dに格納されているデフォルト(初期値)に基づき作業内容一覧ボックス173に表示されている。当該ボックス173には、ステップEにおいて施工歩掛表示欄162で表示および変更された設定値も連動して表示されている。工程計画者は各設定値を確認し、変更が必要な場合は入力装置3のキーボード3aにより前記各設定値を変更する。なお、作業日数を変更する場合には、施工数量、施工歩掛、日別投入量をキーボード3aにより変更する。
【0096】
ステップF−2では、工区別順序関係の確定を行う。後述する全体工程の作成は、各階工区別のタクト工程と工区間の順序関係に基づいて作成されるため、工区間の順序関係をこのステップで設定しておく必要があるからである。
【0097】
中央演算処理装置2は前記作成された階工区別タクト工程データ523、構・工法属性DB514と工程作成基礎データ群532の階工区別工程順序関係データ532eに基づいて工程順序関係表を自動作成する。そして、その結果を図18のダイアログボックス180に表示させると共に、工程データ記憶装置52へ「階工区順序関係データ524」として格納される。
【0098】
ここには工区別に先行する階工区の階名と工区名、接続関係および接続日数が表示されている。工区間の接続日数は最初の工区の工程日数を工区数で割ったものがデフォルト値として表示されている。接続関係には、接続関係欄181に示すように、SS(スタート−スタート)、SF(スタート−フィニッシュ)、FS(フィニッシュ−スタート)、FF(フィニッシュ−フィニッシュ)の4種類が用意され表示されている。前記接続関係を変更する場合には先行する階工区、接続関係欄181へ入力装置3のキーボード3a等で適切な設定を入力することによってなされる。勿論、変更された内容は前記「階工区順序関係データ524」へ更新される。
【0099】
そして、ステップF−3で全体工程を表示する。現時点で作成された工程は日付データではない実働日数形式である。そこで、工程計画者は、図19に示したように、入力装置3を操作してダイアログボックス190の開始日記入欄191へ工程の開始日を指定して、決定ボタン192をマウス3bでクリックすると、中央演算処理装置2は、工程データ記憶装置52へ格納された作成済みの階工区別タクト工程データ523、階工区別順序関係データ524に基づいて相互に関連付けしながら実日数に対応した全体工程表を自動作成させ、その結果を図20に示すダイアログボックス200に前記全体工程表を表示させる。そして、前記作成された全体工程表を工程データ記憶装置52へ「全体工程データ525」として格納する。
【0100】
以上のような各ステップを経て全体工程表を作成させる。最後にステップGにおいて、変更事項がないか最終確認を行う。前記変更事項がない場合は全ステップが終了される。各建物属性や部材の種類を変更する場合はステップCへ戻り、工程表に関する工程順序、施工歩掛等を変更する場合にはステップEへ戻って、各ダイアログボックス上で変更を行う。上述した全てのステップの作業は関連付けしながら行われているため前記変更事項に伴う以降全ての変更の作業が自動的に行われ全体工程表へ直ちに反映される。
【0101】
このように、ステップA〜Gにより実態に即した全体工程表を作成することができるのである。また、工程、部材等の変更が生じても、図示した各ダイアログボックス上で編集するという簡易な方法により、建物データに追加設定された各建物属性に連動され、前記変更に基づいた全体工程が直ちに作成できるため、より正確な工程表が簡易に且つ迅速に作成することが可能となるのである。
【0102】
【本発明の奏する効果】
請求項1〜4に記載した発明に係る工程表作成支援方法によれば、3次元建物データへ属性を関連付けて作成した工程作成用の建物モデル512から、実態に即した詳細な全体工程表を簡易に作成することが可能である。
【0103】
また、施工計画の変更による追加・修正が生じても、前記追加・修正に伴う以降全ての変更の作業が自動的に行われ全体工程表へ直ちに反映することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工程表作成支援方法を実現するためのシステム全体を示した概略図である。
【図2】本発明に係る工程表作成支援方法を実現するためにコンピュータ上で実行される処理動作の概略を示す流れ図である。
【図3】3次元建物データの読込み画面を示した図である。
【図4】建物概要を入力する画面を示した図である。
【図5】構造属性を追加設定する画面を示した図である。
【図6】工・構法属性を追加設定する画面を示した図である。
【図7】階別構・工法を確認又は追加設定する画面を示した図である。
【図8】部材の分割属性を追加設定する画面を示した図である。
【図9】部材の統合属性を追加設定する画面を示した図である。
【図10】工区分割の属性を追加設定する画面を示した図である。
【図11】工区別の部材数量が算出された結果表を示した図である。
【図12】工程表の表現方式の一例を示した図である。
【図13】図13の工程表の表現方式を修正した一例を示した図である。
【図14】ステップEの具体的な作業手順を示した流れ図である。
【図15】作成された基本タクト工程の工程部分の一例を表した図である。
【図16】基本タクト工程を一例を示した図である。
【図17】階工区別工程の一例を示した図である。
【図18】作成された工区別順序関係の一例を示した図である。
【図19】工程開始日を指定する画面を示した図である。
【図20】作成された全体工程表の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
53 基礎データ群
511 建物データ
512 建物モデル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention is based on a building model created by associating building attributes with building data composed of three-dimensional CAD data by a computer that freely utilizes basic data groups such as building attribute data and process creation data such as walks. It belongs to the technical field of a method that supports the creation of a detailed detailed process chart.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a construction process plan has been individually created by each person in charge based on past similar properties and performance data. However, not only the standard method of expressing the process schedule is small, but also refer to the projects that each person in charge has experienced and planned in the past for data such as construction progress, construction machinery and labor input required for planning. It is common. Therefore, even in the same building, there are many cases where the construction period, the process content, and the expression method thereof are different depending on the person in charge. For this reason, several techniques for creating a process chart based on the construction outline have been disclosed. For example,
[0003]
The “architectural basic process planning support device” according to the invention of
[0004]
A method for creating a process from the attribute of a member is also disclosed. For example,
The “process plan management support method” according to the invention of
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-8-166983
[Patent Document 2]
JP 2002-117100 A
[0006]
[Problems to be solved by the present invention]
However, there are several problems with the above prior art.
The invention of
[0007]
In addition, the invention described in
[0008]
However, in general construction work, even if the same member is constructed as a unit (integrated) according to the situation, or when a different construction method (construction method) is adopted, the required work and procedures differ depending on the difference, The process cannot be determined by the member attribute.
[0009]
The present invention solves the above problems and provides a process chart creation support method that can easily create a detailed overall process chart according to the actual situation from a building model in which building attributes are added to three-dimensional building data. is there.
[0010]
The next object of the present invention is to provide a process chart creation support method that can automatically correct the process chart in accordance with the actual situation by automatically performing the association resulting from the addition / modification even if the addition / correction due to the change of the construction plan occurs. It is to provide.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
As means for solving the above problems, a process chart creation support method according to the invention described in
Consists of 3D CAD data using a computer with a basic data group consisting of building attributes that form a building model for creating processes, work items that form the basis for creating process schedules, construction steps, etc. Create building models for process creation by adding building attributes such as at least floor structure, construction / construction method, material division / integration, work area, etc. to the building data, and work to distinguish between works that match the building attributes of the building model It is a process chart creation support method that automatically extracts items, construction quantities, construction steps and order relations from the basic data group and automatically creates a process chart,
A reading / storing step for reading and storing building data composed of three-dimensional CAD data and common item data accompanying the building data;
Building attributes such as floor structure, structure / construction method, member division / integration, construction zone, etc. that can be determined from the common item data read and stored in the reading / storing step are automatically extracted from the basic data group to the building data. A template model creation step for creating a model of a building model by associating with it,
With reference to the basic data group in the model of the building model created in the model model creation step, the details of the building attributes such as floor structure, structure / construction method, material division / integration, construction zone, etc. can be set freely. A building model finalizing step for finalizing the building model
Based on the building model determined in the building model determination step, a construction quantity calculation step for calculating a floor construction distinguishing construction quantity,
Based on the building model determined in the building model determination step, the work, sequence and work-specific steps, etc. necessary for the tact process of the floor work area where the structure / construction method attribute, the work area attribute, and the member attribute are all common are created. Basic tact process creation step,
The basic tact process created in the basic tact process step is assigned the floor distinction construction quantity calculated in the construction quantity calculation step, and is determined in the floor distinction tact process for calculating the number of work days and in the model confirmation step. It is characterized by comprising a process chart creation step for creating an entire process chart from a construction order of floor distinction based on the construction and construction method attributes of the building model.
[0012]
The invention according to
The building model finalizing step is a step of determining by referring to the basic structural group the structural attributes of the floors, pillars, beams and beam parts based on the structural form of the entire building,
A step of referring to and determining the attributes of the structure and construction method for each part in the main part such as a pillar, an outer wall, a door wall, a large beam, a floor, and a balcony from the basic data group;
Based on the determined structural attribute for each floor and the structure / construction method attribute for each part, determining the member attributes by dividing and integrating the members;
It is characterized by comprising the step of determining the attribute of the work area by designating the range of the work area and the name of the work area.
[0013]
The invention according to
The basic tact process creation step is a step of determining the number of basic tact processes by calculating the number of floor work sections with different construction and construction methods and member attributes based on the building model determined in the model determination step;
Recorded and stored in the basic data group, the order relationship data by process group that grouped processes with the same process order, such as the preceding process and the succeeding process, as well as the structure and construction method of each part and the formation relationship of the member attributes and processes. A step of creating a basic tact process by referring to the indicated structure / construction method / member attribute-process data, determining whether the process is necessary, and automatically assigning a work item name suitable for the structure / construction method;
Based on the work items included in the basic tact process that has been created, a step of extracting the construction progress data and input resource amount data by work from the basic data group to create the construction tact and input resource amount of the basic tact process It is characterized by comprising.
[0014]
The invention according to
The process chart creation step includes a step of creating an overall process by determining a work distinction order relationship with reference to a floor distinction tact process and a basic data group.
[0015]
Embodiments and Examples of the Invention
Hereinafter, an embodiment of a process chart creation support method according to the first and second aspects of the invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a diagram showing a configuration example of a computer system 1 (hereinafter simply referred to as a computer) in which the “process table creation support method” according to the present invention is implemented.
[0017]
The
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
The three-dimensional
[0021]
The process
[0022]
The basic
[0023]
The model creation
[0024]
The structural attribute data 531a stores “structural format data” such as a PC (precast) structure and an RC (reinforced concrete) structure in columns, (large and small) beams, etc. used for construction.
[0025]
The construction / construction method attribute data 531b includes "schematic construction method data", "reinforcement construction method data", "formwork construction method data", "rebar construction data", "section data", "reinforcement joint data", "main reinforcement joints". All data such as “data” and “concrete placement data” are stored.
[0026]
The member attribute data 531c stores member data such as “automatically set site attribute data” and “additionally set site attribute data” such as the type name of a single or integrated (unitized) member used in construction. Yes.
[0027]
The work area attribute data 531d records “work area name list data” and the like.
[0028]
The process data creation
[0029]
The process group order relation data 532a stores “process group order relation data” in which processes that are considered to have the same order of execution (preceding process or subsequent process) are grouped depending on the work name structure / construction method and member attributes. is doing. Speaking of columns, the “column reinforcing bar joint” process group includes processes such as “column pressing”, “column screw joint”, “column main bar (lap joint)”, “column sleeve”, and the like.
The structure / construction method / member attribute-process 532b includes "column structure / construction method-process combination data", "outer wall structure / construction method-process / combination data", "door wall structure / construction method-process combination data", Structure / construction method / process combination data ”,“ floor structure / construction method—process combination data ”,“ balcony structure / construction method—process combination data ”,“ common structure / construction method—process combination data ”, etc. Stores combination data.
[0030]
The work-specific
[0031]
The work input
[0032]
The floor distinction order relation data 532e stores “work distinction process order relation data” for determining the order relation of the floor distinction tact.
The construction
[0033]
FIG. 2 shows an example of a flowchart of the process chart creation support method according to the present invention, which is performed using the
[0034]
When the above-described
[0035]
The building data is the design data of the building related to the construction work created by applying the CAD graphic processing function to drafting applications. The position and dimensions (vertical, horizontal, length, steel cross section) for each member And main data (columns, outer walls, door walls, large beams, small beams, balconies).
[0036]
Further, when the
[0037]
In step B, building attributes such as floor structure, structure / construction method, member, work area, etc. that can be inferred from the setting items of the read common item data are automatically extracted from the model creation
[0038]
In the
[0039]
At this time, each building attribute automatically extracted from the model creation
[0040]
When changing the common item data, the process planner inputs the changed item into each
[0041]
Step C refers to the
[0042]
In step C-1, the structural attributes of the columns, large beams, and small beams are set in detail. First, the process planner operates the
[0043]
In step C-2, the details of the structure / construction method attributes of the main parts such as columns, outer walls, door walls, large beams, floors, balconies and the like are set freely.
First, the process planner operates the
[0044]
Specifically, the
[0045]
Further, the
[0046]
The
[0047]
In addition, when S or SRC structure is not selected in the structure setting of step B, the setting of 605 to 607 considered to be common to a plurality of parts is unnecessary, and is not displayed in the setting items.
[0048]
When the construction / construction
[0049]
Then, the
[0050]
In Step C-3, the process planner is a step of dividing and integrating the members to determine the attributes of the members. As described above, some basic member division is automatically performed in Step C-2. Has been. When further dividing or modifying the member, as shown in the
[0051]
In the integration (unitization) of members, first, the process planner operates the
[0052]
The integration (unitization) of the members means that a plurality of members constituting the building are combined in advance at a factory or the like, and set as a single member, for example, transported to a predetermined location with a tower crane or the like. It is.
[0053]
As a member dividing procedure, first, the members are combined by combining a plurality of the members with respect to the members divided into the respective members such as columns, large beams, and small beams in the above-described member dividing process. For example, when setting the integrated member 9 composed of the respective members of the columns A, B and the large beam C, the columns A, B and the large beam C are designated in series with the
[0054]
The part type name displayed in the
[0055]
Regarding the integration of the columns, the
[0056]
When the
[0057]
In Step C-4, the scope of the work area and the name of the work area are designated to confirm the work area attributes. First, the process planner operates the
[0058]
Then, by clicking the work
[0059]
As described above, the building model for creating the process chart is determined in step C, and is recorded and stored in the
[0060]
In subsequent step D, the
[0061]
Specifically, the “construction quantity” of the construction
[0062]
Among the basic materials, the amount of reinforcing bars and the number of rebar joints are not registered in the building data, so “reinforcing bar step data” (concrete 1 m) of the construction
[0063]
The floor distinction construction quantity calculated as described above is output and displayed on the
[0064]
Next, in step E, a basic tact process based on the process creation basic model is created. First, the expression method of the basic tact process created in step E will be described.
[0065]
In the tact process of building work, even if the construction quantity of the floor work zone is different, the structure / construction method to be adopted and the attributes of the members included in the work area are often exactly the same, in which case the tact process (the required work and its work) The work name and procedure are also the same. Therefore, the structure / construction method to be used and the attributes of the members included in the work section are exactly the same, and a tact process that can be used in common in the floor work section is created as a “basic tact process”, taking into account the convenience at the time of modification. . As an overview of the basic tact process creation method, process procedures that can be applied to all construction / construction methods and member attributes for each part as shown in FIG. 12 are set, and each work is based on the construction / construction method and member attribute data. If it is necessary to change the work, it is replaced with the work name corresponding to the construction / construction method and member attribute. If it is not necessary, the work is deleted and the subsequent work is sequentially performed. Stuff before. In addition, the same work name is placed before and after the order relations that may be reversed depending on the construction and construction method, and an expression method in which one of them is selected is adopted.
[0066]
However, since there are few process charts expressed for each part as a practical process expression method, it is generally expressed by work type (for example, steel frame, reinforcing bar, formwork, concrete, etc.). It is necessary to change from the site-specific process chart shown in Fig. 13 to the process-specific process chart shown in Fig. 13. That is, the basic tact process is a display system grouped into two types of steel tact M and frame tact N as shown in FIG. The steel frame tact M and the body tact N are different from each other.
[0067]
First, a procedure for creating the steel tact M will be described. In order to become the description expression for each section set in the step C, for example, the steel frame construction work is performed from the bottom line to the top line of the number of lines in consideration of the number of floors corresponding to each section. Write a line and display the other steel joint operations on the top line. In FIG. 13, since the steel frame construction method with two layers and one node is adopted, the number of rows of the floor corresponding to the node is six rows in total. Therefore, the steel frame construction work is expressed from the first row on the Nth floor to the third row on the (N + 1) th floor.
[0068]
Next, in the case tact N, an expression method is adopted in which the first line is fixed as a common work and concrete work in each part, the second line is a reinforcing bar work, and the third line is fixed as a formwork. The basic tact process template created by the realistic process expression method shown in FIG. 13 is stored as “process group order relation data 532 a” of the process creation
[0069]
In addition, the process expression method of the “process group order relation data 532a” of the basic tact process is the main member set in step C-2 (column, large beam, floor, balcony, door wall, exterior wall, common 7 types) The process display is based on the combination of each process. However, in actuality, it is necessary to deal with all 34 types (27 types of additional sites + 7 types of main sites) added in the member integration setting performed in step C-3 and each process.
[0070]
Columns include pillars + pillars (with and without brackets), pillars + large beams (vertical / horizontal layers), pillars + large beams + outer walls (exterior units), pillars + large beams + exterior + small beams + floors (bay units), Pillar + Pillar (leading), Pillar + Pillar (following), Exterior unit (leading), Exterior unit (following), Bay unit (leading), Bay unit (following), Pillar (leading), Pillar (following) ) In addition, for large beams, large beams + small beams + floor (floor panels with large beams), large beams (leading), large beams (following), floor panels with large beams (preceding), floor panels with large beams (following), It is necessary to add a small beam + floor (floorless floor panel), large beamless floor panel (leading), large beamless floor panel (following), small beam (leading), and small beam (following) to the floor. . Therefore, the combination of processes considering the structure, construction method, and member type for each part is 1619 “column construction / construction method”, 13 “exterior wall construction / construction method”, 9 “door boundary construction / construction method”, There are 548 streets and construction methods, 13 floors and construction methods, 11 balcony constructions and construction methods, and 3 common constructions and construction methods. When all parts are combined, there are more than 12.7 billion basics. A tact process can be created. Therefore, the process combination data (street) of each structure / construction method is stored in the structure / construction method / member attribute-process data 532b of the process creation
[0071]
Next, a procedure for creating a basic tact process that reliably corresponds to the member integration setting performed in step C-3 will be described.
[0072]
The basic tact process table is created separately from the process part of the basic tact process and the construction work part including the work, work sequence and construction work corresponding to the process part, as shown in FIG. Is done. First, the creation of the process part of the basic tact process will be specifically described based on the flowchart shown in FIG.
[0073]
In step E-10, the
[0074]
If it is determined in step E-11 that all the construction / construction methods and members do not have the same floor work section (NO), the process proceeds to the next step E-12 to add a basic tact process. If there is (YES), the process proceeds to step E-30, and the same check is performed for all the floor sections.
[0075]
In step E-13, the
[0076]
Then, in step E-14, in each basic tact process, the process related to the column based on the process group order relation data 532a of the process creation
[0077]
In step E-15, the
[0078]
In step E-17, the
[0079]
In step E-19, the
[0080]
In step E-21, the
[0081]
In step E-23, the
[0082]
In step E-25, the
[0083]
In step E-27, the
[0084]
In this way, in steps E-13 to E-28, check the pillars, outer walls, door walls, large beams, small beams, floors, balconies, common structures, construction methods, and types of members, and perform only necessary work. The process part of the basic tact process is created by extracting and automatically assigning an appropriate work item name in the work order according to the actual situation.
[0085]
When a series of check steps is completed, the new basic tact process is stored in the process
[0086]
In step E-30, if all floor work zones have been checked (YES), creation of the process part of the basic tact process is completed. Then, it is displayed for each basic tact process created in the
[0087]
The basic tact process shown in FIG. 15 is created by the number of different structures / construction methods employed for construction distinction and the attributes of members included in the construction section. In other words, if the same construction / construction method and the same part attributes are selected in all floor construction zones, one basic tact process, and if a different construction / construction method is selected in all floor construction zones, The basic tact process for the number of work areas is displayed.
[0088]
Next, a construction step portion (pick-up display column 162) corresponding to the created step portion of the basic tact step is created. In other words, the
[0089]
By the above procedure, a process part and a construction step part are created, and a basic tact process is created according to the actual situation. Then, it is recorded and stored as basic
[0090]
Of course, if editing is required, it can be done on this
[0091]
Next, referring back to the flowchart of FIG. 2, the overall process creation step F will be described with reference to the drawings.
[0092]
First, in step F-1, a floor distinguishing tact process is created. The floor distinction tact process is the same form as the expression method of the basic tact process in terms of the number of days of each work calculated based on the above-mentioned floor distinction construction quantity, the construction tact of the basic tact process, and the daily input amount The tact process of each floor-work zone expressed in.
[0093]
In the basic tact process created in Step E, a process in which the number of work days is fixed without affecting the process expression method and the construction quantity is defined. Accordingly, it is necessary to confirm and change the contents of the tact process of each floor work section in which the work days change depending on the work quantity, work progress, and daily resource input amount. Therefore, the
[0094]
In the dialog box 170, the attributes such as the floor name, the work zone name, and the basic tact process name set in step C are displayed in the
[0095]
In addition, the work content list box is based on the default (initial value) stored in the work-
[0096]
In step F-2, the work distinction order relationship is confirmed. This is because the creation of the entire process, which will be described later, is created on the basis of the order relationship between the tact process for distinguishing each floor work and the work section, and therefore, the order relation of the work section needs to be set in this step.
[0097]
The
[0098]
Here, the floor name and the name of the work area, the connection relationship, and the number of connection days preceding the work distinction are displayed. The connection period of the work section is displayed as a default value obtained by dividing the process days of the first work section by the number of work sections. As shown in the
[0099]
Then, the whole process is displayed in step F-3. The process created at the present time is in the working days format which is not date data. Therefore, as shown in FIG. 19, the process planner operates the
[0100]
The entire process chart is created through the above steps. Finally, in step G, a final confirmation is made whether there are any changes. If there is no change, all steps are terminated. When changing each building attribute or member type, the process returns to step C, and when changing the process order, construction step, etc. regarding the process chart, the process returns to step E and changes are made on each dialog box. Since the operations of all the steps described above are performed while being associated with each other, all the operations for the subsequent changes accompanying the change items are automatically performed and immediately reflected in the entire process chart.
[0101]
Thus, the whole process chart according to the actual condition can be created by steps A to G. Even if the process, member, etc. are changed, the entire process based on the change is linked to each building attribute additionally set in the building data by a simple method of editing on each illustrated dialog box. Since it can be created immediately, a more accurate process chart can be created easily and quickly.
[0102]
[Effects of the present invention]
According to the process chart creation support method according to the first to fourth aspects of the present invention, a detailed overall process chart in accordance with the actual situation is obtained from the
[0103]
In addition, even if an addition / correction occurs due to a change in the construction plan, all the changes after the addition / correction are automatically performed and can be immediately reflected in the entire process chart.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram showing an entire system for realizing a process chart creation support method according to the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing an outline of processing operations executed on a computer in order to realize a process chart creation support method according to the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a screen for reading three-dimensional building data.
FIG. 4 is a diagram showing a screen for inputting a building outline.
FIG. 5 is a diagram showing a screen for additionally setting structure attributes;
FIG. 6 is a diagram showing a screen for additionally setting construction / construction attributes.
FIG. 7 is a diagram showing a screen for confirming or additionally setting a floor structure / construction method.
FIG. 8 is a view showing a screen for additionally setting a division attribute of a member.
FIG. 9 is a diagram showing a screen for additionally setting integrated attributes of members.
FIG. 10 is a diagram showing a screen for additionally setting attributes of a work section division.
FIG. 11 is a diagram showing a result table in which the number of members for work distinction is calculated.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a process chart expression method.
13 is a diagram showing an example in which the method for expressing the process chart in FIG. 13 is modified.
FIG. 14 is a flowchart showing a specific work procedure of Step E;
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a process part of the created basic tact process.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a basic tact process.
FIG. 17 is a diagram showing an example of a floor distinguishing process.
FIG. 18 is a diagram showing an example of a created work order relationship.
FIG. 19 is a diagram showing a screen for designating a process start date.
FIG. 20 is a diagram showing an example of the created entire process table.
[Explanation of symbols]
1 computer
53 Basic data group
511 Building data
512 building model
Claims (4)
3次元CADデータから成る建物データと、当該建物データが付随して持っている共通事項データとを読込み、記憶する読込・記憶ステップと、
前記読込・記憶ステップで読込み、記憶された前記共通事項データから確定できる階別構造、構・工法、部材の分割・統合、工区等の建物属性を基礎データ群から自動抽出して前記建物データへ関連付けを行い建物モデルの雛形を作成する雛形モデル作成ステップと、
前記雛形モデル作成ステップで作成された建物モデルの雛形に前記基礎データ群をそれぞれ参照して階別構造、構・工法、部材の分割・統合、工区等の建物属性の詳細を変更自在に設定して建物モデルを確定する建物モデル確定ステップと、
前記建物モデル確定ステップで確定された建物モデルに基づいて、階工区別施工数量を算出する施工数量算出ステップと、
前記建物モデル確定ステップで確定された建物モデルに基づいて、構・工法属性、工区属性、部材属性の全てが共通する階工区のタクト工程に必要な作業、順序及び作業別歩掛等を作成する基本タクト工程作成ステップと、
前記基本タクト工程ステップで作成された基本タクト工程に、前記施工数量算出ステップで算出された階工区別施工数量を割当て、作業日数を算出した階工区別タクト工程と、前記モデル確定ステップで確定された建物モデルの構・工法属性に基づく階工区別の施工順序から全体工程表とを作成する工程表作成ステップとから成ることを特徴とする、工程表作成支援方法。Consists of 3D CAD data using a computer with a basic data group consisting of building attributes that form a building model for creating processes, work items that form the basis for creating process schedules, construction steps, etc. Create building models for process creation by adding building attributes such as at least floor structure, construction / construction method, material division / integration, work area, etc. to the building data, and work to distinguish between works that match the building attributes of the building model It is a process chart creation support method that automatically extracts items, construction quantities, construction steps and order relations from the basic data group and automatically creates a process chart,
A reading / storing step for reading and storing building data composed of three-dimensional CAD data and common item data accompanying the building data;
Building attributes such as floor structure, structure / construction method, member division / integration, construction zone, etc. that can be determined from the common item data read and stored in the reading / storing step are automatically extracted from the basic data group to the building data. A template model creation step for creating a model of a building model by associating with it,
With reference to the basic data group in the model of the building model created in the model model creation step, the details of the building attributes such as floor structure, structure / construction method, material division / integration, construction zone, etc. can be set freely. A building model finalizing step for finalizing the building model
Based on the building model determined in the building model determination step, a construction quantity calculation step for calculating a floor construction distinguishing construction quantity,
Based on the building model determined in the building model determination step, the work, sequence and work-specific steps, etc. necessary for the tact process of the floor work area where the structure / construction method attribute, the work area attribute, and the member attribute are all common are created. Basic tact process creation step,
The basic tact process created in the basic tact process step is assigned the floor distinction construction quantity calculated in the construction quantity calculation step, and is determined in the floor distinction tact process in which the work days are calculated and in the model confirmation step. A process chart creation support method comprising: a process chart creation step for creating an overall process chart from a construction order of floor construction distinction based on a construction / construction method attribute of a building model.
柱、外壁、戸境壁、大梁、床、バルコニー等の主要部位における部位別の構・工法の属性を基礎データ群から参照して確定するステップと、
前記確定された階別の構造属性と部位別の構・工法属性に基づいて、部材の分割・統合を行うことにより部材属性を確定するステップと、
工区の範囲及び工区名を指定することにより、工区属性を確定するステップとから成ることを特徴とする、請求項1に記載した工程表作成支援方法。The building model finalizing step is a step of determining by referring to the basic structural group the structural attributes of the floors, pillars, beams and beam parts based on the structural form of the entire building,
A step of referring to and determining the attributes of the structure and construction method for each part in the main part such as a pillar, an outer wall, a door wall, a large beam, a floor, and a balcony from the basic data group;
Based on the determined structural attribute for each floor and the structure / construction method attribute for each part, determining the member attributes by dividing and integrating the members;
The process table creation support method according to claim 1, further comprising a step of determining a work area attribute by designating a range and a work area name.
基礎データ群に記録格納されている、先行工程や後行工程等の工程順序が同じ工程をグループ化した工程グループ別順序関係データと、部位別の構・工法および部材属性と工程の成立関係を示した構・工法・部材属性−工程データとを参照して、工程の要否の判定と構・工法に適合した作業項目名を自動付与することにより基本タクト工程を作成するステップと、
作成された前記基本タクト工程に含まれる作業項目に基づき、前記基礎データ群から作業別施工歩掛データと投入資源量データを抽出して基本タクト工程の施工歩掛と投入資源量を作成するステップとから成ることを特徴とする、請求項1に記載した工程表作成支援方法。The basic tact process creation step is a step of determining the number of basic tact processes by calculating the number of floor work sections with different construction and construction methods and member attributes based on the building model determined in the model determination step;
Recorded and stored in the basic data group, the order relationship data by process group that grouped processes with the same process order, such as the preceding process and the succeeding process, as well as the structure and construction method of each part and the formation relationship of the member attributes and processes. A step of creating a basic tact process by referring to the indicated structure / construction method / member attribute-process data, determining whether the process is necessary, and automatically assigning a work item name suitable for the structure / construction method;
Based on the work items included in the basic tact process that has been created, a step of extracting the construction progress data and input resource amount data by work from the basic data group to create the construction tact and input resource amount of the basic tact process The process chart creation support method according to claim 1, comprising:
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