WO2017169407A1 - 根菜類などの皮むき装置 - Google Patents

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    • A23N7/00Peeling vegetables or fruit
    • A23N7/02Peeling potatoes, apples or similarly shaped vegetables or fruit

Abstract

【課題】野菜の種類に応じて乾式、湿式の両方の方式による皮むき作業が可能であるとともに、均一に且つ薄皮での皮むき作業を可能とする根菜類の皮むき装置の提供。 【解決手段】皮むき用の穿孔刃を有する円柱形ドラム(16A,16B)と、多角形状に形成された穿孔刃を有する多角形ドラム(18A,18B)とを備え、これらの円柱形ドラム並びに多角形ドラムを平行に間隔を隔てて配置されてなる根菜類などの皮むき装置(10)において、円柱形ドラム及び多角形ドラムドラムの間に形成される空間を根菜類などの皮むき作業を行う加工経路とするとともに、螺旋状の送り羽根を有する送りスクリュウ(20)を加工経路に沿うようにして設置し、送りスクリュウを回転させることにより、投入口から加工経路上に投入された被加工物を加工経路上に沿って排出口側まで搬送し、搬送中に円柱形ドラム及び多角形ドラムに形成された穿孔刃によって被加工物の表面の皮むき作業を行うように構成している。

Description

根菜類などの皮むき装置
 本発明は、根菜類などの皮むき装置に係わり、特にジャガイモ(馬鈴薯)、ヤマノイモ、里芋、サツマイモや人参等の根菜類などの皮を自動的に剝くのに好適な皮むき装置に関する。
通常、惣菜などを調理する食品工場にて、根菜類を材料として加工する場合は根菜類の表皮をむいて使用する。この皮むき作業は、包丁などの刃物を用いて人手による手作業で行うこともあるが、近年は皮むき装置による自動化も試みられている。
自動化のメリットは大量の根菜類の皮むき作業を連続的且つ迅速に行うことにあるが、従来、このような皮むき装置として特許第3845677号公報(特許文献1)記載のジャガイモ等の皮剥機が知られている。
同公報に記載されている皮剥機は、平行に対向して配置された鼓状回転刃を有する回転刃組を上下三段に設置し、粗削り、中仕上げ削り、仕上げ削りというように、上から被加工物を下へと移動させながら、三段階に分けて表皮を剥くように構成されている。
 また、特許第4247923号公報(特許文献2)にも皮むき装置が開示されており、当該装置は平行に設置された一対の円筒状のドラムを備えた皮むきユニットと、皮むき作業時に、ジャガイモなどの根菜類を入り口側から投入し、排出する出口側へ移動させる押当板等とを備えて構成されている。同装置における円筒状のドラムのうち、入り口側は大径のパンチング孔が穿設されているともに、出口側には小径というように、パンチング孔の径を変えることによって荒削りから、仕上げ削りを搬送時の一連の動きの中で行うようになっている。
 一方、本特許出願の出願人は、既に特許第4497427号公報(特許文献3)記載の皮むき装置を開発している。同公報記載の発明は、円柱状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する円柱形ドラム、正多角形状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する多角形ドラムを備え、当該円柱形ドラム並びに多角形ドラムを、水平且つ平行に間隔を隔てて配置し、これらの円柱形ドラムおよび多角形ドラムとの間を根菜類などの表皮を剥く皮むき経路とし、これらの円柱形ドラムおよび多角形ドラムは該皮むき経路に対し、互いに外向きに回転するように配設され、且つ、該皮むき経路上に根菜類を出口側へ移動させる送り手段が設けられている。この発明では皮むき経路上にて、多角形ドラムにより根菜類を踊らせるように跳ね上げ、各ドラムの穿孔刃に根菜の表面を接触させることにより、皮むきなどの加工作業を行うようになっている。
特許第3845677号公報 特許第4247923号公報 特許第4497427号公報
しかしながら、前述した特許第3845677号公報(特許文献1)の皮剥機は、皮とともに多くの実を削ってしまうという課題があり、例えば、市場に出荷されず加工用となる小径のSサイズやSSサイズのジャガイモの場合、特にその傾向が顕著であり、SSサイズ未満のジャガイモは加工用としても使用することができず、大量に廃棄される結果を招いていた。この点はジャガイモに限ったことではなく、人参、里芋、サツマイモなど多くの根菜類に共通していた。
また、特許第4247923号公報(特許文献2)記載の皮むき装置の場合は、一対の円筒状のドラムのうち、入り口側から出口側にかけて、パンチング孔の径を変えることによって、荒削りから仕上げ削りを行うようにしているが、ある部分は厚く剥けたり、薄く剥けたりと、投入された根菜類の種類によっては皮むき作業を均一に行うことができない場合があった。このため、停止用センサ及び始動用センサを設置して加工経路上の押当板の動きを制御し、根菜類の搬送速度を調整するようにしているが、センサや制御装置が必要となるなど、構造の複雑化を招くという課題があった。
一方、本特許出願の出願人が提案した根菜類の皮むき装置(特許文献3)は、シンプルな構造で定量的な皮むき作業を可能ならしめる画期的な装置ではあるが、ジャガイモなどを扱う最近の食品工場や惣菜工場では、需要の急拡大も相俟って、連続的な大量の皮むき作業が望まれている。このような大量の処理には特許文献3記載の装置では一定の限界があった。
また、別の方式として、皮むき作業を行うに先立ち、予め根菜類に蒸気を吹き付けて表皮を剥きやすいように変質させた後、ブラシを利用して皮むき作業を行う装置も存在するが、蒸気を発生させるための熱源が必要なことから省エネルギーに逆行するととともに、ブラシの毛が脱落するなどして異物混入のおそれもあった。
 本発明は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、野菜(特に根菜類など)の種類に応じて乾式、湿式の両方の方式による皮むき作業が可能であるとともに、均一に且つ薄皮での皮むき作業を可能とする根菜類などの皮むき装置を提供することを目的とする。また、大量・且つ連続的な皮むき作業が可能な皮むき装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、円柱状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する円柱形ドラムと、多角形状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する多角形ドラムとを備え、これらの円柱形ドラム並びに多角形ドラムを平行に間隔を隔てて配置されてなる根菜類などの皮むき装置において、前記円柱形ドラム及び多角形ドラムによって囲まれた空間を根菜類などの皮むき作業を行う加工領域として、該加工領域に沿うようにして螺旋状の送り羽根を有する送りスクリュウを設置し、該送りスクリュウを回転させることにより供給口から該加工領域に投入された被加工物を排出口側まで搬送し、前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラムは、円柱形ドラムに対し隣接するドラムが多角形ドラムとなるよう交互に設置されているとともに、前記送りスクリュウの周囲の一部を取り囲むようにして配置され、前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラム、送りスクリュウは、ケーシングによって形成された空間内に位置し、最も外側に配置されているドラムの直上に沿って、且つ前記送りスクリュウの側方に沿うようにして左右一対の側板が延設されているとともに、該側板並びに、該側板のさらに上方に存在するケーシングによって、根菜類などが前記加工領域から逸脱しないようにしたこと特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記1項において、前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラムは、それぞれ一対ずつ2列以上設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、根菜類を皮むき装置内で搬送するに際し、送りスクリュウを利用していることから、円柱型ドラム並びに多角形ドラムによって、効率的且つ大量の皮むき作業を連続的に行うことが可能となり、食品加工場での能率向上に寄与する。
また、Sサイズ以下の小径のジャガイモ、人参などは生食用としては流通せず、加工用としても皮をむいた場合に、歩留まりが悪く敬遠されがちであった。そのため、小径サイズの野菜は品質に問題がなくても、廃棄される割合が高く、食料需給率の悪化、生産者のコスト増につながっていたが、本発明の皮むき装置によって小径サイズの野菜を原料として利用することができるようになり、生産者原価のコストダウン、加工原料としてのコストダウンを図ることができる。
本発明の一実施形態に係る皮むき装置の概略斜視図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の正面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置のケーシングを拡大して示す正面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の左側面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の右側面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の平面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の要部である円柱形ドラムの構成を示す平面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の要部である多角形ドラムの構成を示した平面図、側面図、拡大図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の要部である送りスクリュウを示す平面図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の要部である円柱形ドラム、多角形ドラム、水噴射手段、送りスクリュウ間の配置関係を示す概略斜視図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置の要部である円柱形ドラム、多角形ドラム、水噴射手段、送りスクリュウ間の配置関係を示す側面説明図である。 同じく、本発明の一実施形態に係る皮むき装置における皮むき作業時における円柱形ドラム、多角形ドラム、水噴射手段、送りスクリュウ間の配置関係を示す概略側面図である。
 以下、本発明に係る根菜類の皮むき装置の好適な実施形態について添付図面を参照して説明する。
 図1は本発明の一つの実施形態に係る皮むき装置の概略斜視図、図2は本実施形態の皮むき装置の正面図、図3は皮むき装置のケーシングを拡大して示す正面図である。図4は皮むき装置の左側面図、図5は右側面図、図6は平面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態における皮むき装置10はベースフレーム12と、本体フレーム13と、ケーシング14等とを備え、ベースフレーム12上に設けられた本体フレーム13にケーシング14が載置されて構成されている。ケーシング14には、下部扉14A,14A、上部扉14B,14Bがヒンジ14Cにより連結されて開閉可能に取り付けられ、これらの扉を開放することによってケーシング14内部の清掃、点検などのメンテナンスを行うことができるようになっている。下部扉14A、上部扉14Bは、通常時、ケーシング14に対し、密閉用ハンドル15によって閉鎖された状態となっている。
図1及び図2に示されるように、ケーシング14の左側方に、皮むき作業を行うジャガイモ、人参などの根菜類の投入口14Eが設けられているとともに、右側方には排出口14Fが設けられている。また、図3に示されるように、ケーシング14は、その下部が漏斗状に形成され、皮むき作業時に供給される洗浄用の水を集めて、中央の排水口14Dから排出するようになっている。
なお、図1及び図2では図示していないが、投入口14Eに別途、コンベアやバイブレータなどの定量供給装置を設置して連続的に根菜類などを供給することも可能である。
図2~図5に示されるように、ケーシング14の内部には本装置の要部となる円柱形ドラム(ピーラー)16A,16B、多角形ドラム(ピーラー)18A,18B、水噴射手段19,送りスクリュウ20等が配設されている。
図4及び図5に示されるように、これらの各ドラムは投入口14E側の一端側、及び排出口14Fの他端側にて、各ドラムの回転軸21,21,・・の両端が軸受22,22・・により回転可能に軸支されてケーシング14内に平行に配設されている。
また、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bは、根菜類の送り手段となる送りスクリュウ20に対し、一定のクリアランスを隔てて取り囲むように設置されている。このクリアランスは、皮むき作業を行う根菜類の大きさや種類に応じ、軸受22の位置を図示しない可動部材によって調整することにより、変更することが可能となっている。
さらに、図2及び図4に示されるように、送りスクリュウ20の上方には、水噴射手段19として、複数の水噴射ノズル19A,19A・・が供給パイプ19B、開閉コック19Cとともに設けられている。供給パイプ19Bには、皮むき作業時には図示しない高圧ポンプから洗浄水が供給されて、高水圧の水をノズル19A,19A・・から噴射し、根菜類を洗浄しながらの湿式での皮むき作業を行うことも可能となっている。
一方、洗浄水を用いることなく、乾式で皮むき作業を行うことも勿論可能である。
投入口14E側にて、円柱形ドラム16A及び多角形ドラム18Aは、各ドラム回転軸21,21に取り付けられているプーリ23A,25A、タイミングベルト26A並びにテンショナー28Aと、順次、駆動モータ24Aの駆動力が伝達されていき、同一方向に回転するようになっている。
同様に、円柱形ドラム16B及び多角形ドラム18Bについても、それぞれプーリ23B,25B、タイミングベルト26B、テンショナー28Bを介して駆動モータ24Bの動力が伝達され、同一方向に回転するようになっている。
つまり、駆動モータ24Aは円柱形ドラム16A及び多角形ドラム18Aを回転させるとともに、駆動モータ24Bは円柱形ドラム16B及び多角形ドラム18Bを回転させる。各々の駆動モータ24A.24Bには図示しない電源装置から電力が供給され、電源装置は回転数を調整するインバータなどの制御回路を備え、根菜類の種類や大きさなど使用状況に応じて、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bの回転方向、回転速度を調節することができるようになっている。各ドラムの回転方向は根菜類の投入口14Eから視た場合に、同一方向に回転することが基本となる。
テンショナー28Bは、プーリ23B,25Bと、駆動モータ24Bの駆動軸との間に張設されたタイミングベルト26Bの張力が適正となるように調整している。
図7は円柱形ドラム16A,16Bの構成を示す平面図である。同図に示されるように、円柱形ドラム16A,16Bは、その表面に切削刃として機能する円形又は楕円形の孔、つまり穿孔刃27A,27Bが多数穿設されている。円柱形ドラム16A,16Bは投入側から出口側にいくに従い、穿孔刃27A,27Bの内径が小さくなるように形成されている。これらの穿孔刃27A,27Bは、ステンレスなどの薄鋼板にパンチングマシンで孔あけ加工を施した後、この薄鋼板を円形のドラム形状に加工することによって製造される。
穿孔刃27A,27Bの内径を変化させているのは、皮むき作業の際、まず内径の大きな穿孔刃27Aによって荒削りを根菜類に施し、その後、内径の小さな穿孔刃27Bによって仕上げ削りを行い、送りスクリュウ20の作用によって移動していく根菜類の表皮を徐々に剥くようにすることで、滑らかで艶のある仕上りが得られるためである。
 図8は、円柱形ドラム16A,16Bに対し隣接配置される多角形ドラム18A,18Bの構成を示した平面図、側面図、要部拡大図である。
 図8(a),(b)に示されるように、多角形ドラム18A,18Bは、その表面に穿孔刃27Cが多数穿設されているとともに、側面形状が正十六角形に形成されている。円柱形ドラム16A,16Bに対し、隣接するドラムを円柱形ではなく多角形としたのは、皮むき作業時に根菜類を単に回転させるだけはなく、根菜類に対して多角形ドラム18A,18Bの角部29に接触させることによって上向きの力を加え、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18B、送りスクリュウ20との間で根菜類を躍らせながら、皮むき作業を行うためである。これによって、例えば人参のような先端が丸くなっているような根菜類で、剥き残しが生じ易い先端部についても、円柱形ドラム16A,16Bの穿孔刃27A,27B並びに多角形ドラム18A,18Bの穿孔刃27Cに接触させることができ、この結果、表皮を残すことなく皮をむくことが可能となっている。
人参に限らず、メークイーンのような細長いジャガイモの場合は、進行方向に対して前方と後方の丸みの帯びた部分には刃に当たらず剥き残しが生じることが多かったが、この多角形ドラム18A,18Bによって躍らせることで、その先端部や後端部についても穿孔刃27A,27B,27Cと接触させることができ、効率よく皮をむくことができる。このような効果は人参に限らず、ジャガイモ、サツマイモ、里芋など三軸不等な形状の野菜であっても同様である。
かかる作用は、穿孔刃27Cに形成された凹んだエッジ部27Dによるものであり、このエッジ部27Dに根菜類などの表皮が接触することにより、皮むき作業が行われる。なお、図示していないが、円柱形ドラム16A,16Bの穿孔刃27A,27Bのエッジ部も同様に、根菜類の表皮が接触して皮むき加工に利用される。
 図4~図6に示されるように、送りスクリュウ20は、その回転軸30が、本体フレーム13の上部位置に設けられた軸受部32A,32B間に軸支されている。回転軸30は、排出口14F側に設置された駆動モータ34によって回転駆動され、駆動モータ34には前述したドラムの駆動モータ24A.24Bと同様、インバータなどの制御回路を備えた電源装置から電力が供給される。
図9は送りスクリュウ20を示す平面図である。同図に示されるように、送りスクリュウ20は、螺旋状の送り羽根40が回転軸30に沿って設けられている。送り羽根40は、その外周部が前述した円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bに対し、一定のクリアランスを隔てる位置に配設されており、ドラムと干渉することなく回転するようになっている。
送りスクリュウ20の回転軸30は、その一端側30Aが本体フレーム13の投入口14E側の軸受32Aに軸支されているとともに、他端側30Bが排出口14F側の軸受32Bに軸支され、且つ、他端部30Bに形成された嵌合部30Cが、駆動モータ34の図示しない駆動軸と連結されて回転駆動されるようになっている。つまり、送りスクリュウ20は、その回転速度を適宜選択することにより、被加工物の搬送速度を調節することができることから、皮むき加工する処理量や、どの程度の厚みで皮をむくかについて細かく微調整することが可能である。要するに、回転速度を早くすれば搬送速度が速くなって根菜類がドラムに対して接触する時間が短くなり、薄皮での皮むき作業を行うことができる。一方、送りスクリュウ20の回転速度を遅くすれば、根菜類の搬送速度が遅くなって、各ドラムとの接触時間が長くなる結果、厚く皮が剥けることとなる。
また、送りスクリュウ20の回転方向は円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bとは反対方向へ回転することが基本であり、送り羽根40によって根菜類を搬送するという機能上、一方向のみに回転するようになっている。
投入口14Eから視た場合、各ドラムが時計回りのとき、送りスクリュウ20は反時計回りの方向に回転する。
一方で、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bは、その回転方向を任意に選択することができることから、送りスクリュウ20と同一の回転方向となる場合も結果的に有りうる。つまり、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bを反時計回りに回転させた場合に、送りスクリュウ20と同一の回転方向となる。
 図10及び図11は円柱形ドラム(ピーラー)16A,16B、多角形ドラム(ピーラー)18A,18B、水噴射手段19、送りスクリュウ20間の配置関係を示す説明図、図12は皮むき作業時における円柱形ドラム(ピーラー)16A,16B、多角形ドラム(ピーラー)18A,18B、水噴射手段19、送りスクリュウ20間の配置関係を示す概略側面図である。
これらの図に示されるように、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bは、円柱形ドラムの隣に多角形ドラムというように交互に隣接して配置されているとともに、送りスクリュウ20の送り羽根40の回りを囲むようにして配置されている。従って、図11(a)に示されるように、各ドラムを上方から視た場合、円柱形ドラム(ピーラー)16A,16B、多角形ドラム(ピーラー)18A,18Bは、その一部が重なり合うように配置され、その上方に送りスクリュウ20が位置している。また、図10に示されるように、送りスクリュウ20の側方には側板50A,50Bが、各ドラム16A,16B,18A,18B並びに送りスクリュウ20に沿うようにしてケーシング14内に配設されている。
そして、根菜類の皮むき作業は、図12に示されるように、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18B、送りスクリュウ20、側板50A,50Bによって囲まれた加工領域Xにて行われる。この加工領域Xは、皮むき作業が実施される根菜類Yが移動していく搬送経路でもあり、この加工領域Xを根菜類Yが回転しながら排出側(排出口14F)へ移動する際に円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18B表面の穿孔刃により表皮を削り取るようにして皮むき作業を行う。
つまり、本実施形態では皮むき作業に際し、4つのドラムに根菜類を接触させながら皮むき作業を行うこととなるため、従来の2列のドラムで行っていた装置に比較して、処理量を大幅に増大させることが可能となったものである。
側板50A,50Bは、送りスクリュウ20によって搬送される根菜類の遠心力による加工領域Xからの逸脱を防止するために、送りスクリュウ20の側方に沿う位置に設置されている。
一方、送りスクリュウ20の上方にケーシング14が存在することから、根菜類Yが加工領域Xから飛び出ることは完全に防止される。
さらに、送りスクリュウ20の上方には水噴射手段19として、複数の水噴射ノズル19A,19A・・が設けられ、皮むき作業時には高水圧の水をノズル19A,19A・・から噴射し、根菜類に付着した表皮を洗浄しつつ皮むき作業を行うことも可能である。図11(b)に示されるように、噴射された水は漏斗状に形成されたケーシング14の下部へ集められ、排水口14Dから排出される。
洗浄水を用いた湿式での皮むき作業は、里芋やヤマノイモのように粘りのある野菜の皮をむくときに有効である。このような根菜類の場合、粘り成分が機械や野菜に付着して皮むきの効率が低下することがあるが、その場合は水を噴射することによって、はがされた表皮を瞬時に洗い流すことができることから、効率よく皮むき作業を続けることができる。また、水噴射手段19は皮むき作業中のみならず、皮むき作業終了後に円柱形ドラムドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18B、送りスクリュウ20等を洗浄する用途に供することも可能である。
また、本実施形態では皮むき作業を突起物ではなく、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bの周面に形成した穿孔刃27A,27B,27Cの凹んだエッジ部を利用して行うようにしているため、実を大きく削りすぎることがないとともに、削られた表皮が付着する部分が少ないことから作業中における清掃の頻度を減らすことができる。さらには、突起物があると、そこを中心として表皮などのゴミが付着してしまい、突起物が刃の場合には切れ味を大幅に減殺することになる。しかし、本発明では、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bの周面には一切突起物がないために、ゴミが付着しづらいとともに切れ味を長期間に亘って維持することができる。
更に、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bの表面に仮に表皮が付着したとしても単に載っているだけであり、こびりつくことがないので、ドラムが回転することによって生じる遠心力によって振るい落とすことが可能となり、皮むき性能が減殺されることを防止しうるとともに、清掃作業の頻度を減少させることができる。
なお、以上の実施形態では、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bを一対ずつ2列に配置しているが、多数列に配置することも当然可能である。また、本実施形態では多角形ドラム18A,18Bを正十六角形としているが、これに限らず、使用状況などに応じて、十六角形以外の多角形とすることも可能である。さらに、円柱形ドラム16A,16B、多角形ドラム18A,18Bに穿設している穿孔刃の内径は、皮をむく根菜類などの種類に応じて適宜設定することができる。
 以上、本実施形態の根菜類などの皮むき装置によれば、根菜類などの種類に応じて乾式、湿式の両方の方式による皮むき作業が可能であるため、水分によって食味が低下するジャガイモなどの場合には乾式による皮むき作業を行い、ヤマノイモなどの粘りのある根菜類の場合は、湿式による皮むき作業を行うというように、乾式、湿式の使い分けが可能である。
 また、皮むき作業時に際しては、多角形ドラムによって根菜類に上向きの力を加え、根菜類を躍らせながら、表皮をむくようにしているので、三軸不等な形状の野菜であっても、薄皮で均一な皮むき作業を可能とするものである。
 さらに、本実施形態の装置では、根菜類の搬送について送りスクリュウ20により行われることから、一塊の状態で大量の根菜類を投入口から供給することが可能であり、大量の皮むき処理を連続的、且つ迅速に行うことが可能になっている。
以上説明したように、本発明は食品加工場や惣菜工場で利用可能である。
また、本装置を利用することによって、廃棄処分されていた小径のジャガイモ、規格外の人参、里芋、サツマイモなどを加工用としても使用することが可能となる。
10  根菜類の皮むき装置
12  ベースフレーム
13  本体フレーム
14  ケーシング
14A 下部扉
14B 上部扉
14C ヒンジ
14D 排水口
14E 投入口
14F 排出口
15  密閉用ハンドル
16A 16B 円柱形ドラム
18A 18B 多角形ドラム
19  水噴射手段
19A 水噴射ノズル
19B 供給パイプ
19C 開閉コック
20  送りスクリュウ
21  ドラム回転軸
22  軸受
23A 25A 23B 25B プーリ
24A 24B 駆動モータ
26A 26B タイミングベルト
27A 27B 27C 穿孔刃
27D エッジ部
28A 28B テンショナー
29  角部
30  送りスクリュウ回転軸
30A 一端側
30B 他端側
30C 嵌合部
32A,32B 軸受部
34 駆動モータ
40 送り羽根
50A,50B 側板
X  加工領域
Y  根菜類

Claims (2)

  1. 円柱状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する円柱形ドラムと、多角形状に形成されたドラムの表面に皮むき用の穿孔刃を有する多角形ドラムとを備え、これらの円柱形ドラム並びに多角形ドラムを平行に間隔を隔てて配置されてなる根菜類などの皮むき装置において、
    前記円柱形ドラム及び多角形ドラムによって囲まれた空間を根菜類などの皮むき作業を行う加工領域として、該加工領域に沿うようにして螺旋状の送り羽根を有する送りスクリュウを設置し、該送りスクリュウを回転させることにより供給口から該加工領域に投入された被加工物を排出口側まで搬送し、
    前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラムは、円柱形ドラムに対し隣接するドラムが多角形ドラムとなるよう交互に設置されているとともに、前記送りスクリュウの周囲の一部を取り囲むようにして配置され、
    前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラム、送りスクリュウは、ケーシングによって形成された空間内に位置し、
    最も外側に配置されているドラムの直上に沿って、且つ前記送りスクリュウの側方に沿うようにして左右一対の側板が延設されているとともに、該側板並びに、該側板のさらに上方に存在するケーシングによって、根菜類などが前記加工領域から逸脱しないようにしたことを特徴とする根菜類などの皮むき装置。
  2. 前記円柱形ドラム及び多角形ドラムの各ドラムは、それぞれ一対ずつ2列以上設置されていることを特徴とする請求項1に記載の根菜類などの皮むき装置。
     
     
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