WO2013168209A1 - 蛇行判定装置 - Google Patents

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    • G06V20/588Recognition of the road, e.g. of lane markings; Recognition of the vehicle driving pattern in relation to the road

Definitions

  • the threshold learning unit 34 is a processing unit that learns the amplitude thresholds (Th_AMP1, Th_AMP2) used by the threshold setting unit 31 based on the offset amount during normal driving of the driver. Specifically, the threshold learning unit 34 accumulates time series data of an offset amount for a predetermined time T1 after the start of driving since the driver is likely to be in a normal state at the start of driving. The standard deviation of the offset amount for the predetermined time T1 is calculated. The predetermined time T1 is determined by applying a time during which the meandering can be sufficiently determined. Then, the threshold learning unit 34 determines whether or not the lane width of the running lane is equal to or larger than the lane width determination threshold Th_LW1 when the offset amount is accumulated.
  • the alarm device 20 When the alarm device 20 receives the alarm output signal, the alarm device 20 outputs an alarm (S13). By this warning, the driver can recognize that his / her consciousness is decreasing, and takes a break or the like as necessary.
  • the ECU of the consciousness deterioration determination system is provided, and the ECU is configured to perform threshold setting, meandering presence / absence determination, alarm control, and threshold learning, but these processes are performed in the white line recognition camera. It is good also as a structure performed with a processing apparatus.
  • a threshold learning method a method has been described in which the standard deviation of the offset amount from the start of driving to a predetermined time is used as a learned value according to the two lane widths divided.
  • a learning method may be used. For example, an average value of an offset amount for a predetermined time may be used as a learning value.
  • the learning value is set according to the lane width of each level.

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Abstract

 本発明は、蛇行を高精度に判定できる蛇行判定装置を提供することを課題とする。本発明は、車両が走行中の車線の中央からのオフセット量を検出し、車線中央からのオフセット量に基づいて車両の蛇行を判定する蛇行判定装置1であって、車両が走行中の車線の幅を検出する車線幅検出部10と、車線幅検出部10で検出した車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定する閾値設定部31と、車線中央からのオフセット量と閾値設定部31で設定した閾値に基づいて蛇行を判定する蛇行判定部32とを備えることを特徴とし、運転者が平常状態の車両走行時に検出された車線中央からのオフセット量に基づいて蛇行判定用の閾値を学習する閾値学習部34を備え、閾値設定部31は、閾値学習部34で学習した閾値を用いて車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定すると好適である。

Description

蛇行判定装置
 本発明は、車線中央からのオフセット量(横位置)に基づいて車両の蛇行を判定する蛇行判定装置に関する。
 車両の運転者の疲労、居眠り、脇見等による意識低下状態を判定し、運転者に対して警報出力等を行うシステムが開発されている。意識低下状態を判定する方法としては、例えば、意識低下状態で見られる特有の操舵パターンとして車線内の蛇行を判定する方法がある。特許文献1には、車両前方画像から算出した車線に対する車両の相対位置の所定時間内の標準偏差を蛇行率として算出し、この蛇行率を補正した補正蛇行率により運転者の覚醒度を推定し、覚醒度低下と評価した場合には運転者に警告を発することが開示されている。特に、補正方法として、所定時間の車線幅の平均値を算出し、蛇行率を車線幅平均値で除算して蛇行率を補正する方法が開示されている。
特開2007-265101号公報 特開2002-87107号公報
 上記補正方法では、車線幅平均値に基づいて一律に蛇行率を補正している。しかし、車線には、道路種別や地域等により、車線幅が広い車線もあれば、車線幅が狭い車線もある。一般的に運転者は車線を逸脱しないように走行するため、蛇行の振幅は、車線幅の広い車線よりも狭い車線幅の車線の方が小さくなる。そのため、車線幅に関係なく同じ条件で蛇行を判定すると、狭い車線幅の車線では蛇行とされ難くなり、広い車線幅の車線では蛇行と判定され易くなる。
 特に、運転者には、平常走行時も蛇行をしながら走行する人がいる。このように平常走行時に蛇行する場合も、運転者は車線を意識して走行しているので、蛇行の振幅は、車線幅の広い車線よりも狭い車線幅の車線の方が小さくなる。そのため、車線幅に関係なく同じ条件で蛇行を判定すると、例えば、広い車線幅の車線を走行している場合、運転者が平常走行時の蛇行を行ったときに、覚醒度低下による蛇行と判定されて警告が発せられ、運転者が違和感を受ける。
 そこで、本発明は、蛇行を高精度に判定できる蛇行判定装置を提供することを課題とする。
 本発明に係る蛇行判定装置は、車両が走行中の車線の中央からのオフセット量を検出し、車線中央からのオフセット量に基づいて車両の蛇行を判定する蛇行判定装置であって、車両が走行中の車線の幅を検出する車線幅検出部と、車線幅検出部で検出した車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定する閾値設定部と、車線中央からのオフセット量と閾値設定部で設定した閾値に基づいて蛇行を判定する蛇行判定部とを備えることを特徴とする。
 この蛇行判定装置では、車両が走行中の車線の中央からのオフセット量(横位置)を検出し、このオフセット量に基づいて車両の蛇行(特に、意識低下状態等の運転者が平常状態でない場合の蛇行)を判定する。運転者が疲労、居眠り、脇見等による意識低下状態になると、車線中央から車両の横位置が大きくずれてから車線中央側に戻すための修正操舵を行い、このような修正操舵が繰り返されて蛇行する場合がある。このような蛇行は、車両が左右の白線に近づいてから運転者が車線逸脱を回避するための修正操舵を行うので、蛇行の振幅は大きくなるが、車線内での蛇行走行となり、車線幅によって蛇行の振幅が変わる。そこで、蛇行判定装置では、車線幅検出部によって車両が走行中の車線の幅を検出し、閾値設定部によって車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定する。そして、蛇行判定装置では、蛇行判定部によって、車線中央からのオフセット量と車線幅に応じた閾値に基づいて蛇行を判定する。このように、蛇行判定装置は、車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定することにより、蛇行を高精度に判定することができる。
 本発明の上記蛇行判定装置では、運転者が平常状態の車両走行時に検出された車線中央からのオフセット量に基づいて蛇行判定用の閾値を学習する閾値学習部を備え、閾値設定部は、閾値学習部で学習した閾値を用いて車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定すると好適である。
 運転者には平常走行時も蛇行をしながら走行する人がおり、運転者個々に蛇行の振幅も変わる。また、平常走行時に蛇行する場合も、運転者は車線を意識しているので、蛇行の振幅は車線幅によって変わる。そこで、蛇行判定装置では、閾値学習部によって、運転者が平常走行時における車線中央からのオフセット量に基づいて蛇行判定用の閾値を学習する。そして、蛇行判定装置では、閾値設定部によって、学習した閾値を用いて車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定する。このように、蛇行判定装置では、運転者の平常走行時に運転者の運転特性に応じて蛇行判定用の閾値を学習しておくことにより、運転者の運転特性に合った閾値を設定でき、運転者個々(特に、平常走行時に蛇行癖のある運転者)に対して蛇行を高精度に判定することができる。
 本発明の上記蛇行判定装置では、閾値学習部は、区分けされた車線幅毎に閾値を学習すると好適である。このように、蛇行判定装置では、蛇行の振幅は車線幅によって変わるので、区分けされた広さの車線幅毎に閾値を学習するにより、区分けされた広さの車線幅毎に運転者の運転特性に合った閾値を設定できる。
 本発明の上記蛇行判定装置では、閾値設定部は、車線幅が広いほど蛇行判定用の閾値として大きな値を設定すると好適である。このように、蛇行判定装置では、蛇行の振幅は狭い車線幅の車線の場合には小さくなり、広い車線幅の車線の場合には大きくなるので、車線幅が広いほど蛇行判定用の閾値として大きな値を設定することにより、車線幅の広さに合った閾値を設定できる。
 本発明によれば、車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定することにより、蛇行を高精度に判定することができる。
本実施の形態に係る意識低下判定システムの構成図である。 運転者が意識低下状態で蛇行時のオフセット量変化の一例を示す図である。 白線内自車位置振動判定用の振幅閾値を車線幅に比例して設定する場合の説明図である。 本実施の形態に係る意識低下判定システムでのメイン動作の流れを示すフローチャートである。 図4のメイン動作のフローチャートにおける白線内自車位置振動判定用の振幅閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る意識低下判定システムでの白線内自車位置振動判定用の振幅閾値学習処理の流れを示すフローチャートである。
 以下、図面を参照して、本発明に係る蛇行判定装置の実施の形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
 本実施の形態では、本発明を、運転者が意識低下状態か否かを判定し、意識低下状態の場合に警報を行う意識低下判定システムに適用する。本実施の形態に係る意識低下判定システムは、車線中央からのオフセット量を用いて蛇行(ふらつき)が有るか否かを判定し、蛇行が有る場合に運転者が意識低下状態と判断する。
 なお、本実施の形態に係る意識低下判定システムの作動は、ACC電源がONやエンジンが始動等で作動してもよいし、あるいは、所定の作動条件やキャンセル条件を設けてもよい。作動条件としては、例えば、車速が所定速度以上の場合にシステム作動とする。キャンセル条件としては、例えば、車線変更中に作動させないためにウィンカスイッチが左方向ON又は右方向ONの場合に一時的にシステム停止としたり、ウィンカ以外にも他の運転者の操作に応じて一時的にシステム停止としてもよい。
 図1~図3を参照して、本実施の形態に係る意識低下判定システム1について説明する。図1は、意識低下判定システムの構成図である。図2は、運転者が意識低下状態で蛇行時のオフセット量変化の一例を示す図である。図3は、白線内自車位置振動判定用の振幅閾値を車線幅に比例して設定する場合の説明図である。
 意識低下判定システム1は、車線中央からのオフセット量の変化を示す波形に基づいて蛇行しているか否かを判定する。特に、意識低下判定システム1は、蛇行を高精度に判定するために、走行中の車線の車線幅に応じて白線内自車位置振動判定用(蛇行判定用)の振幅閾値を設定する。さらに、意識低下判定システム1は、運転者個々(特に、平常走行時に蛇行癖のある運転者)に対して蛇行を高精度に判定するために、運転者が平常状態で走行しているときのオフセット量を用いて振幅閾値を学習する。
 なお、運転者が疲労、居眠り、脇見等による意識低下状態になると、車線中央から車両の横位置が大きくずれてから車線中央側に戻すための修正操舵を行い、このような修正操舵が繰り返されて蛇行する場合がある。このような運転者の操舵操作に応じた車両の蛇行を示すオフセット量の変化パターンを検出することによって、運転者の意識低下状態を判定できる。特に、運転者には平常走行時も蛇行をしながら走行する人がおり、運転者個々に蛇行の振幅も変わる。したがって、運転者個々に蛇行を示すオフセット量の変化パターンが異なるので、運転者個々に最適な白線内自車位置振動判定用の振幅閾値を学習する。
 図2には、運転者が意識低下状態で蛇行したときの車線中央Cからのオフセット量の変化を示す波形Wの一例を示している。運転者が意識低下状態になると、車両が左右の白線LW、RWに近づいてから反対方向への修正操舵を行い、この修正操舵が周期的に繰り返される。したがって、図2に示すように、車線内の左側でのオフセット量(車両の横位置)が徐々に大きくなり、右側への修正操舵開始時に左側でのオフセット量がピークLP1となり、その修正操舵開始後から左側でのオフセット量が徐々に小さくなって0になり、右側でのオフセット量が徐々に大きくなり、左側への修正操舵開始時に右側でのオフセット量がピークRP1となり、その修正操舵開始後から右側でのオフセット量が徐々に小さくなって0になり、左側でのオフセット量が徐々に大きくなる。このオフセット量の変化が繰り返され、左右の白線LW,RW内で周期的な大きな振動となる。この周期的な大きな振動を示す波形Wを判定するために、白線内での自車位置の振動判定用の閾値として振幅閾値(Th_AMP1,-TH_AMP1)を設定する。
 意識低下判定システム1は、白線認識カメラ10、警報装置20、ECU[Electronic Control Unit]30(閾値設定部31、蛇行有無判定部32、警報制御部33、閾値学習部34)を備えている。なお、本実施の形態では、白線認識カメラ10が請求の範囲に記載する車線幅検出部に相当し、閾値設定部31が請求の範囲に記載する閾値設定部に相当し、蛇行有無判定部32が請求の範囲に記載する蛇行判定部に相当し、閾値学習部34が請求の範囲に記載する閾値学習部に相当する。
 白線認識カメラ10は、車線を構成する左右一対の白線を認識するカメラセンサであり、カメラと処理装置からなる。カメラは、自車の前方に設置され、光軸方向が自車の進行方向と一致するように取り付けられる。カメラでは、一定時間毎に、自車の前方の道路を含む領域を撮像し、その撮像した画像を取得し、その画像情報を処理装置に出力する。カメラは、左右方向に撮像範囲が広く、走行している車線を構成する左右両側(一対)の白線を十分に撮像可能である。なお、カメラは、カラーのカメラでもよいし、白黒のカメラでもよい。
 処理装置では、カメラから画像情報を入力する毎に、画像から自車が走行している車線を構成する左右一対の白線を認識する。この認識方法としては、例えば、路面とその上に描かれた白線との輝度差が大きいことからエッジ処理による方法がある。そして、処理装置では、認識した左右一対の白線から車線幅、左右一対の白線の中央を通る線、車線の中央線又は各白線のカーブの半径や曲率、自車の車線の中央からのオフセット量(横位置)、自車の車線の中央線に対するヨー角(向き)等を算出する。そして、白線認識カメラ10では、一定時間毎に、白線の認識結果や算出した各種情報を白線認識信号としてECU30に送信する。なお、本実施の形態では、オフセット量は、進行方向に対して車線中央よりも左側の場合が正値であり、右側の場合が負値である。
 警報装置20は、運転者に対して意識低下状態を注意喚起するために警報を出力する装置である。警報としては、例えば、スピーカからの警報音の出力、ナビのディスプレイでの警報画面の表示、コンビネーションメータ内の警報ランプの点灯、シートの振動発生装置によるシート振動の発生、ステアリングホイールの振動発生装置によるステアリング振動の発生がある。警報装置20では、ECU30からの警報出力信号を受信すると、警報出力信号に応じて警報を出力する。
 ECU30は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットであり、意識低下判定システム1を統括制御する。ECU30では、ROMに格納されているアプリケーションプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することによって閾値設定部31、蛇行有無判定部32、警報制御部33、閾値学習部34を構成する。ECU30では、白線認識カメラ10からの白線認識信号を受信し、この信号の情報を用いて各処理部31,32,33,34での処理を行う。そして、ECU30では、意識低下状態(蛇行が有る)と判定した場合には警報装置20に警報出力信号を送信する。
 閾値設定部31は、走行中の車線の車線幅に応じて自車内自車位置振動判定用の振幅閾値を設定する処理部である。具体的には、閾値設定部31では、白線認識カメラ10から取得した現在走行中の車線の車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1以上か否かを判定する。車線幅判定用閾値Th_LW1は、車線幅を2つのレベルに区分けするための閾値であり、予め設定される。例えば、車線幅の上限値と下限値との平均値を車線幅判定用閾値Th_LW1とする。そして、閾値設定部31では、車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1以上の車線の場合には振幅閾値としてTh_AMP1を設定し、車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1未満の車線の場合には振幅閾値としてTh_AMP2を設定する。
 運転者は、意識低下状態でも、左右の白線から逸脱しないように修正操舵を行う。したがって、蛇行の振幅は、狭い車線幅の車線の場合には小さくなり、広い車線幅の車線の場合には大きくなる。そこで、この各振幅閾値の関係は、Th_LW1≧Th_LW2である。Th_LW1、Th_LW2の各初期値は、実車実験やシミュレーション等による適合によって、それぞれ予め設定される。以下で説明する閾値学習部34で学習が行われた場合、Th_LW1、Th_LW2には、学習値がそれぞれ設定される。
 あるいは、閾値設定部31では、白線認識カメラ10から取得した現在走行中の車線の車線幅に比例した振幅閾値を設定する。例えば、一次関数の式(1)に車線幅を代入して、振幅閾値を算出する。図3に示すように、式(1)におけるTh_LW2は車線幅の上限値であり、Th_LW3は車線幅の下限値であり、Th_AMP3は振幅閾値の最大値であり、Th_AMP4は振幅閾値の最小値であり、Th_AMP5は一次関数式の切片である。Th_LW2,Th_LW3,Th_AMP3,Th_AMP4,Th_AMP5は、適合にて決定される。
Figure JPOXMLDOC01-appb-M000001
 蛇行有無判定部32は、車線中央からのオフセット量に基づいて蛇行が有るか否かを判定し、蛇行が有る場合には運転者の意識低下状態と判断する処理部である。具体的には、蛇行有無判定部32では、白線認識カメラ10から一定時間毎に取得しているオフセット量の時系列データを用いて、オフセット量の変化を示す波形から蛇行が有るか否かを判定する。この蛇行の有無の判定方法としては、従来の方法を適用する。
 この判定方法としては、例えば、図2に示すように、オフセット量の時系列データから、左側のオフセット量のピーク値LP1,・・・と右側のオフセット量のピーク値RP1,・・・を順次抽出する。蛇行判定の基本条件は、左側のオフセット量のピーク値LP1,・・・が閾値設定部31で設定した振幅閾値のTh_AMP以上であり、右側のオフセット量のピーク値RP1,・・・が閾値設定部31で設定した振幅閾値の-Th_AMP以下の条件である。蛇行判定は、この基本条件を満たした上で、以下の第1条件、第2条件、第3条件を全て満たすことである。第1条件は、左側のオフセット量のピーク値と右側のオフセット量のピーク値との差(例えば、LP1-RP1)がピーク値差閾値以上の条件である。第2条件は、ピーク値の周期(例えば、LP1からLP2までの時間)がピーク値周期範囲内の条件である。第3条件は、第1条件と第2条件を満たすピーク値が連続して現れる回数が回数閾値以上の条件である。この第1条件、第2条件、第3条件を全て満たす波形の場合、蛇行が有ると判定する。ピーク値差閾値、ピーク値周期範囲、回数閾値は、適合によって決定される。
 蛇行有無判定部32は、蛇行が有ると判定した場合には運転者が意識低下状態と判断し、意識低下フラグをONする。意識低下フラグは、ON/OFFフラグであり、運転者が意識低下状態の場合にはONであり、平常状態の場合にはOFFである。
 警報制御部33は、蛇行有無判定部32で運転者が意識低下状態と判断した場合に警報出力するための処理部である。具体的には、警報制御部33では、蛇行有無判定部32で運転者が意識低下状態と判断している場合(意識低下フラグがONの場合)、警報出力するための警報出力信号を警報装置20に送信する。
 閾値学習部34は、運転者の平常走行時のオフセット量に基づいて閾値設定部31で用いる振幅閾値(Th_AMP1,Th_AMP2)を学習する処理部である。具体的には、閾値学習部34では、運転開始時には運転者が平常状態である可能性が高いので、運転開始後の所定時間T1分のオフセット量の時系列データを蓄積し、この運転開始後の所定時間T1分のオフセット量の標準偏差を算出する。この所定時間T1としては、蛇行を十分に判定可能な時間が適用によって決定され、例えば、上記のピーク値周期範囲と回数閾値を考慮して決定される。そして、閾値学習部34では、このオフセット量を蓄積したときに走行中の車線の車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1以上か否かを判定する。そして、閾値学習部34では、車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1以上の場合には運転開始後の所定時間T1分のオフセット量の標準偏差をTh_AMP1に格納し、車線幅が車線幅判定用閾値Th_LW1未満の場合には運転開始後の所定時間T1分のオフセット量の標準偏差をTh_AMP2に格納する。
 運転開始時から所定時間T1を経過する間に、車線幅がTh_LW1以上からTh_LW1未満に変わった場合あるいは車線幅がTh_LW1未満からTh_LW1以上に変わった場合、例えば、時間を延ばして所定時間T1分のTh_LW1未満の車線でのオフセット量の時系列データを蓄積あるいはTh_LW1以上の車線でのオフセット量の時系列データを蓄積して学習値を算出しもよいし、その回の走行時の学習では学習値を算出しないようにしてもよいし、次回の走行時の学習で蓄積データを利用するようにしてもよい。また、運転開始時にTh_LW1未満の車線幅の車線を2回目以降走行する場合あるいはTh_LW1以上の車線幅の車線を2回目以降走行する場合、学習を行わないようにしもよいが、2回目以降の走行毎の所定時間T1分のオフセット量の時系列データも用いて再学習し、前回の学習時までの学習値を更新するようにしてもよい。このように、走行する毎に学習を行うことによって、Th_AMP1,Th_AMP2の学習値として、運転者の運転特性に合った精度の高いものが得られる。
 なお、運転者によって、平常走行時には殆ど蛇行しない人もいる。このような運転者の場合、振幅閾値の学習値は0に近い値となる。このような学習値を振幅閾値(Th_AMP1,Th_AMP2)として格納すると、非常に蛇行と判定され易くなる。そこで、車線幅毎に振幅閾値の下限値をそれぞれ設定し、学習値が下限値を下回る場合にはその学習値を用いずに、振幅閾値(Th_AMP1,Th_AMP2)として初期値(あるいは、下限値)をそれぞれ用いる。
 図1を参照して、意識低下判定システム1の動作について説明する。特に、図4のフローチャートに沿って動作全体を説明し、図5のフローチャートに沿って振幅閾値設定処理を説明し、図6のフローチャートに沿って振幅閾値学習処理について説明する。ここでは、車線幅を2つのレベルに区分けして振幅閾値を設定する場合の動作について説明する。図4は、メイン動作の流れを示すフローチャートである。図5は、メイン動作のフローチャートにおける白線内自車位置振動判定用の振幅閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。図6は、白線内自車位置振動判定用の振幅閾値学習処理の流れを示すフローチャートである。なお、意識低下判定システム1では、作動中は、下記の動作を所定時間毎に繰り返し行う。
 白線認識カメラ10では、自車前方の道路を含む領域を撮像する。そして、白線認識カメラ10では、その撮像画像から自車が走行している車線を示す左右一対の白線を認識し、左右一対の白線から車線幅、左右一対の白線の中央線、カーブ半径や曲率、車線中央からのオフセット量、車線中央線に対するヨー角等を算出する(S10)。そして、白線認識カメラ10では、白線の認識結果や算出した各種情報を白線認識信号としてECU30に送信する。ECU30では、この白線認識信号を受信し、白線の認識結果や各種情報を取得する。特に、ECU30では、オフセット量については現在から過去の所定時間分のデータを蓄積しておく。
 ECU30では、車線幅に応じた白線内自車位置振動判定用の振幅閾値の設定処理を行う(S11)。まず、ECU30では、車線の車線幅がTh_LW1以上か否かで判定する(S20)。S20にて車線幅がTh_LW1以上と判定した場合、ECU30では、白線内自車位置振動判定用の振幅閾値にTh_AMP1を設定する(S21)。S20にて車線幅がTh_LW1未満と判定した場合、ECU30では、白線内自車位置振動判定用の振幅閾値にTh_AMP2(≦Th_AMP1)を設定する(S22)。
 次に、ECU30では、オフセット量の時系列データを用いて、蛇行が有ったか否かを判定する(S12)。この際、蛇行判定には、S11で設定した白線内自車位置振動判定用の振幅閾値を用いる。ECU30では、蛇行が有ったと判定した場合、運転者の意識低下状態と判断し(意識低下フラグをON)、警報出力信号を警報装置20に送信する(S13)。
 警報装置20では、警報出力信号を受信すると、警報を出力する(S13)。この警報によって、運転者は、意識が低下していることを認識することができ、必要に応じて休憩等の対応をとる。
 特に、運転開始時に、ECU30では、運転開始後から所定時間T1分のオフセット量の時系列データを蓄積しておく。そして、ECU30では、そのときに走行中の車線の車線幅がTh_LW1以上か否かを判定する(S30)。S30にて車線幅がTh_LW1以上と判定した場合、ECU30では、運転開始後からT1までのオフセット量の標準偏差を算出し、その標準偏差をTh_AMP1に格納する(S31)。S30にて車線幅がTh_LW1未満と判定した場合、ECU30では、運転開始後からT1までのオフセット量の標準偏差を算出し、その標準偏差をTh_AMP2に格納する(S32)。なお、前回までの走行でTh_AMP1,Th_AMPに既に学習値が格納されている場合、今回走行時の運転開始後からT1までのオフセット量の標準偏差も加味して、学習値を更新する。
 この意識低下判定システム1によれば、走行中の車線幅に応じて白線内自車位置振動判定用の振幅閾値を設定することにより、蛇行を高精度に判定することができ、蛇行の有無の判定結果に基づいて運転者の意識低下状態を高精度に判定できる。特に、意識低下判定システム1によれば、車線幅が広いほど振幅閾値として大きな値を設定することにより、車線幅の広さに合った振幅閾値を設定できる。
 また、意識低下判定システム1によれば、運転者の平常走行時(運転開始後からの所定時間)に区分けされたレベルの車線幅毎に振幅閾値を学習することにより、各レベルの広さの車線幅毎に運転者の運転特性に合った振幅閾値を設定でき、運転者個々(特に、平常走行時に蛇行癖のある運転者)に対して蛇行を高精度に判定することができる。
 以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
 例えば、本実施の形態では蛇行が有ると判定した場合には運転者の意識低下状態と判断し、意識低下状態の場合に警報を出力する意識低下判定システムに適用したが、意識低下状態(蛇行の有無)の情報(意識低下フラグ)をエアサス制御システム、レーンキープアシストシステム、タイヤ空気圧警報システム、アライメントずれ警報システム等の他のシステムで利用してもよい。また、蛇行を判定する蛇行判定装置とし、蛇行の情報を各システムで利用してもよい。
 また、本実施の形態では意識低下判定システムのECUを設け、ECUで閾値設定、蛇行有無判定、警報制御、閾値学習の各処理を行う構成としたが、これらの各処理を白線認識カメラ内の処理装置で行う構成としてもよい。
 また、本実施の形態では区分けする車線幅のレベルとして2つのレベルとしたが、3つ以上のレベルに区分けしてもよい。
 また、本実施の形態では蛇行の判定方法として、振幅閾値を用いた基本条件と、左右のピーク値の差による第1条件、ピーク値の周期による第2条件、第1条件と第2条件を満たすピーク値の連続回数による第3条件とに基づく方法を示したが、他の判定方法でもよく、例えば、振幅閾値を用いた基本条件を満たした上で、オフセット量の変化を示す波形をフーリエ変換によって周波数解析し、その周波数解析結果に基づいて蛇行か否かを判定する。
 また、本実施の形態では閾値学習を行う場合にオフセット量の時系列データを蓄積する期間として運転者の平常時を運転開始時から所定時間内としたが、運転者の平常時を本システムで意識低下状態と判定されていないときでもよいし、あるいは、他のシステムで運転者の状態を判定している場合にはそのシステムで運転者が平常状態と判定しているときでもよい。
 また、本実施の形態では閾値の学習方法として、区分けした2つのレベルの車線幅に応じて運転開始時から所定時間までのオフセット量の標準偏差を学習値とする方法を示したが、他の学習方法でもよく、例えば、所定時間分のオフセット量の平均値を学習値としてもよいし、車線幅を3つ以上のレベルに区分けする場合にはその各レベルの車線幅に応じて学習値を求め、あるいは、車線幅に比例した振幅閾値とする場合には走行する毎に運転開始時から所定時間までのオフセット量の標準偏差とそのときの車線幅を蓄積しておき、複数回の走行分の運転開始時から所定時間までのオフセット量の標準偏差と車線幅のデータを用いて、例えば、式(1)のTh_LW2,Th_LW3,Th_AMP3,Th_AMP4,Th_AMP5の各値を求めるようにする。
 本発明は、車線中央からのオフセット量(横位置)に基づいて車両の蛇行を判定する蛇行判定装置に利用可能である。
 1…意識低下判定システム、10…白線認識カメラ、20…警報装置、30…ECU、31…閾値設定部、32…蛇行有無判定部、33…警報制御部、34…閾値学習部。

Claims (4)

  1.  車両が走行中の車線の中央からのオフセット量を検出し、車線中央からのオフセット量に基づいて車両の蛇行を判定する蛇行判定装置であって、
     車両が走行中の車線の幅を検出する車線幅検出部と、
     前記車線幅検出部で検出した車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定する閾値設定部と、
     車線中央からのオフセット量と前記閾値設定部で設定した閾値に基づいて蛇行を判定する蛇行判定部と、
     を備えることを特徴とする蛇行判定装置。
  2.  運転者が平常状態の車両走行時に検出された車線中央からのオフセット量に基づいて蛇行判定用の閾値を学習する閾値学習部を備え、
     前記閾値設定部は、前記閾値学習部で学習した閾値を用いて車線幅に応じて蛇行判定用の閾値を設定することを特徴とする請求項1に記載の蛇行判定装置。
  3.  前記閾値学習部は、区分けされた車線幅毎に閾値を学習することを特徴とする請求項2に記載の蛇行判定装置。
  4.  前記閾値設定部は、車線幅が広いほど蛇行判定用の閾値として大きな値を設定することを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の蛇行判定装置。
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