WO2010131336A1 - 空気調和装置 - Google Patents

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Definitions

  • the indoor unit side control device 24 determines whether the calculated external static pressure P is larger or smaller than the initial external static pressure P0 + B (S25).
  • the indoor unit side controller 24 reduces the value of the speed command voltage VSP by ⁇ (S26). And the indoor unit side control apparatus 24 returns to S22, and continues a process.
  • the indoor unit side controller 24 determines whether the external static pressure P is greater than the initial external static pressure P0-B. It is determined whether it is small (S27).

Abstract

 静圧検知器を使用せずに、機外静圧及び風量を算出し、これらの値から室内ユニット側送風機を制御することにより、設計の容易化及び安価な空気調和装置を提供する。 本発明に係る空気調和装置100は、制御装置(室内ユニット側制御装置24)が、室内ユニット側送風機22の風量を予め決められている定格風量に制御したときの室内ユニット側送風機22の回転数から算出した室内ユニット1の機外静圧を記憶し、その後の室内ユニット側送風機22の回転数から得られる室内ユニット1の機外静圧が記憶してある機外静圧に近づけるように室内ユニット側送風機22の回転を制御する。

Description

空気調和装置
 本発明は、機外静圧及び風量を制御し、吹出空気温度に基づき圧縮機容量制御する空気調和装置に関するものである。
 従来から存在する多室空調を実行する空気調和装置では、ダクトにて複数の吹出口に分岐し、静圧検知器を吹出側ダクトに設置し、その静圧検知器で検出される機外静圧に基づいて送風機制御を行なうことが多い。そのような空気調和装置では、吹出口付近にダンパーを設置し、そのダンパーで風量制御を行ない、その制御値に基づいて送風機制御を実行するようにもなっていることが多い。
 そのようなものとして、「送風量を自動制御可能な1の送風機と、その送風機に連通する送風系と、その送風系内に設置されてそれぞれの開度を個別に自動制御可能な複数のダンパと、前記送風系内に設置される1の静圧検出器とを備え、前記送風機は、前記静圧検出器において検出される静圧検出値が所定の静圧設定値に保持されるように追従制御されるように構成された、VAV式空気調和システム」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8-2195352号公報(第1図)
 特許文献1に記載されているような従来の空気調和装置では、送風機の制御や能力の制御などの各種制御が空気調和装置単独では実行することができなかった。その結果、吹出口毎のダンパー制御と、ダクト内に設置される静圧検知器の制御と、空気調和装置の制御と、の連動制御が必要となってしまう。つまり、空気調和装置のシステム全体の設計が必要となり、設計が複雑になりやすく、それに伴うコストの増加を招くことになってしまっていた。
 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、静圧検知器を使用せずに、機外静圧及び風量を算出し、これらの値から室内ユニット側送風機を制御することにより、設計の容易化及び安価な空気調和装置を提供することを目的としている。
 本発明に係る空気調和装置は、圧縮機、熱源側熱交換器、及び、絞り装置が搭載された熱源側ユニットと、利用側送風機、及び、利用側熱交換器が搭載された利用側熱ユニットと、前記利用側送風機の回転を制御する制御装置と、を少なくとも有している空気調和装置であって、前記制御装置は、前記利用側送風機の回転数から得られる前記利用側ユニットの機外静圧と、予め記憶してある定格風量制御時の前記利用側ユニットの機外静圧と、に基づいて前記利用側送風機の回転を制御することを特徴とする。
 本発明に係る空気調和装置によれば、室内ユニットの機外静圧を検知する静圧検知器を設置することなく、室内ユニットの機外静圧を得ることができる。したがって、得られた機外静圧から室内ユニット側送風機を制御することにより、設計の容易化及び安価な空気調和装置を提供することが可能となる。
実施の形態1に係る空気調和装置のシステム構成の一例を示す概略図である。 空気調和装置の冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。 室内ユニット側制御装置の電気的な回路構成を示す模式図である。 室内ユニット側送風機の特性を説明するための説明図である。 室内ユニット側送風機の特性を説明するための説明図である。 室内ユニット側送風機の回転数制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6のS03~S05の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。 図6のS08の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。 機外静圧と風量との関係を示す送風機特性線図。 室内ユニット側送風機の風量と性能との関係を説明するための説明図である。 冷房運転時における圧縮機容量制御の際の処理の流れを示すフローチャートである。 送風機制御と吹出温度制御とをまとめて示したフローチャートである。 実施の形態2に係る空気調和装置のシステム構成の一例を示す概略図である。 室内ユニット側送風機の回転数制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14のS88~S90の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。 風量と機外静圧との関係を示す送風機特性線図である。 冷房運転時における室内ユニット側熱交換器のパス流路及び各部の冷媒状態を説明するための説明図である。 暖房運転時における室内ユニット側熱交換器のパス流路及び各部の冷媒状態を説明するための説明図である。 実施の形態3に係る空気調和装置の冷房運転時における制御処理の流れを示すフローチャートである。
 以下、本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
 図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置100のシステム構成の一例を示す概略図である。図1に基づいて、空気調和装置100のシステム構成(建築物への設置例)について説明する。この空気調和装置100は、ビルやマンション等の建築物に設置され、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用し、空調対象域(たとえば、図1ではA室、B室、C室、D室の4室)の空調(冷房運転又は暖房運転)を実行するものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
 図1に示すように、空気調和装置100は、室内ユニット1と、室内ユニット1に接続されている分岐ダクト2と、分岐ダクト2と各空調対象域とを接続するダクト3と、ダクト3の途中に設けられているダンパー4と、ダンパー4を制御するダンパー制御器5と、ダクト3の一方の端部(空調対象域側の端部)に設けられ、空調対象域に空調空気を吹き出すための吹出口6と、要求風量指示や運転切り替え指示等の使用者からの各種指示を受け付ける操作部としてのダンパー用リモコン7と、要求風量指示や運転の切り替え指示等の使用者からの指示を受け付ける操作部としての室内ユニット用リモコン8と、室内ユニット1に空気を取り込むための吸込口9と、を有している。
 また、空気調和装置100は、複数の空調対象域(A室、B室、C室、D室)の空調を実行可能にしている。そこで、この図1では、各空調対象域に対応して、ダンパー4をダンパー4B~ダンパー4Dとして、ダンパー制御器5をダンパー制御器5B~ダンパー制御器5Dとして、吹出口6を吹出口6A~吹出口6Dとして、ダンパー用リモコン7をダンパー用リモコン7B~ダンパー用リモコン7Dとして、それぞれ図示している。なお、A室は、リビング等の主たる空調空間として位置づけており、常に空調されることを想定している。
 室内ユニット1は、各空調対象域に共通して設けられている(機能について、図2で詳細に説明する)。分岐ダクト2は、室内ユニット1から供給された空調空気を、接続されているダクト3のそれぞれに分岐するようになっている。ダクト3は、分岐ダクト2を介して供給される空調空気をそれぞれの空調対象域に導くものである。ダンパー4は、動作が制御されることで空調対象域に供給される空調空気の風量を調整するものである。ここでは、B室、C室、D室に接続されているダクト3に設けられている。
 ダンパー制御器5は、ダンパー用リモコン7からの指示によってダンパー4を制御するものである。ダンパー4及びダンパー制御器5は、開度をリニアに調節できる電子式可変風量タイプでもよいし、開閉のみの切替タイプでもよい。ダンパー制御器5は、ダンパー用リモコン7で設定された設定温度と検知温度との差により、ダンパー4の開度を決定する。たとえば、検知温度が設定温度に到達していないときは、ダンパー4の開度を開とし、検知温度が設定温度に到達したときは、ダンパー4の開度を閉とする。ダンパー4が電子式可変風量タイプであって、検知温度と設定温度との差が小さいとき、ダンパー4の開度を小さくするように制御される。
 吹出口6は、空調対象域に設けられており、分岐ダクト2及びダクト3を介して供給される空調空気を空調対象域に吹き出すものである。ダンパー用リモコン7は、ダンパー4が設けられているダクト3が接続されている空調対象域(ここでは、B室、C室、D室)に設けられている。このダンパー用リモコン7には、ダンパー4の開度を決定するための温度(空調対象域の温度)を測定する図示省略の温度検知器が搭載されている。室内ユニット用リモコン8は、ダンパー4が設けられていないダクト3が接続されている空調対象域(ここではA室)に設けられている。吸込口9は、空調空気とするための空気を室内ユニット1に供給するものである。
 なお、ダンパー4、ダンパー制御器5、及び、ダンパー用リモコン7などについては、室内ユニット1とは通信などの電気的な接続はなく、制御的にはそれぞれ独立したものである。また、ダンパー用リモコン7は、有線又は無線でダンパー制御器5に接続している。同様に、室内ユニット用リモコン8も、有線又は無線で室内ユニット1に接続している。さらに、吸込口9をA室にのみ設置している場合を例に示しているが、これに限定するものではなく、他の空調対象域に設置されていてもよい。
 図2は、空気調和装置100の冷媒回路構成を示す冷媒回路図である。図2に基づいて、空気調和装置100の冷媒回路構成について説明する。空気調和装置100は、上述した室内ユニット1と、この室内ユニットと配管接続されている熱源側ユニット110と、を有している。なお、熱源側ユニット110及び室内ユニット1の台数を図示してある台数に限定するものではない。また、熱源側ユニット110の設置場所を図1で示さなかったが、熱源側ユニット110は、たとえば建造物の屋上や天井裏等に設置するとよい。
[熱源側ユニット110]
 熱源側ユニット110は、室内ユニット1に冷熱又は温熱を供給するものである。この熱源側ユニット110には、圧縮機111と、冷媒流路切替装置である四方弁112と、熱源側熱交換器113と、絞り装置114とが冷媒配管で直列に接続されて収容されている。また、熱源側ユニット110の熱源側熱交換器113の近傍には、熱源側送風機115が設けられている。さらに、熱源側ユニット110には、圧縮機111の駆動周波数、四方弁112の切り替え、及び、熱源側送風機115の回転数を制御する熱源側制御装置116が設けられている。
 圧縮機111は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものであり、たとえば容量制御可能なインバータ圧縮機等で構成するとよい。四方弁112は、暖房運転時における冷媒の流れと冷房運転時における冷媒の流れとを切り替えるものである。熱源側熱交換器113は、暖房運転時には蒸発器として機能し、冷房運転時には凝縮器として機能し、熱源側送風機115から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行ない、その冷媒を蒸発ガス化又は凝縮液化するものである。絞り装置114は、減圧弁や絞り装置としての機能を有し、冷媒を減圧して膨張させるものである。この絞り装置114は、開度が可変に制御可能なもの、たとえば電子式膨張弁等で構成するとよい。
 熱源側送風機115は、熱源側熱交換器113に空気を供給するものである。この熱源側送風機115は、熱源側制御装置116により出力を任意に変化させることができ、風量が変化可能なもので構成するとよい。熱源側制御装置116は、たとえばコンピューター(演算装置)、記憶装置、及び、電源等で構成されており、後述する室内ユニット1の室内ユニット側制御装置24から送られる情報に基づいて圧縮機111の駆動周波数、四方弁112の切り替え、及び、熱源側送風機115の回転数を制御するものである。なお、熱源側制御装置116は、後述する室内ユニット側制御装置24と有線又は無線で通信可能になっている。
[室内ユニット1]
 室内ユニット1は、空調対象域に空調空気(冷房用空気又は暖房用空気)を供給するものである。室内ユニット1には、熱源側ユニット110の絞り装置114と四方弁112とに配管接続される室内ユニット側熱交換器23が搭載されている。室内ユニット1の室内ユニット側熱交換器23の近傍には、室内ユニット側送風機22が設けられている。この室内ユニット側送風機22は、室内ユニット側制御装置24により出力を任意に変化させることができ、風量が変化可能なもので構成されている。また、熱源側ユニット110には、室内ユニット側送風機22の回転数を制御する室内ユニット側制御装置24が設けられている。
 室内ユニット側熱交換器23は、室内ユニット側送風機22から供給される空気と冷媒との間で熱交換を行ない、空調対象域に供給するための空調空気を生成するものである。室内ユニット側送風機22は、室内ユニット側熱交換器23に空気を供給するものである。制御装置である室内ユニット側制御装置24は、たとえばコンピューター(演算装置)、記憶装置、及び、電源等で構成されており、後述する各種検知器から送られる情報に基づいて熱源側ユニット110の熱源側制御装置116と連絡し、室内ユニット側送風機22の回転数を制御するようになっている。
 また、室内ユニット1には、液側温度検知器28、気液二相温度検知器27、吸込空気温度検知器25、及び、吹出空気温度検知器26が設けられている。液側温度検知器28は、室内ユニット側熱交換器23と絞り装置114との間であって室内ユニット側熱交換器23の近傍に設けられており、液側冷媒が導通する配管温度を検知するものである。この液側温度検知器28は、たとえばサーミスターや温度計、温度センサー等で構成するとよい。気液二相温度検知器27は、室内ユニット側熱交換器23に設けられており、気液二相冷媒が導通する室内ユニット側熱交換器23のパスの中心付近の配管温度を検知するものである(実施の形態3で詳細に説明する)。この気液二相温度検知器27は、たとえばサーミスターや温度計、温度センサー等で構成するとよい。
 吸込空気温度検知器25は、室内ユニット側送風機22の吸込側(室内ユニット1内における風路入口側)に設けられており、室内ユニット側送風機22に吸い込まれる空気の温度を検知するものである。この吸込空気温度検知器25は、たとえばサーミスターや温度計、温度センサー等で構成するとよい。吹出空気温度検知器26は、室内ユニット1の風路出口側に設けられており、空調対象域に吹き出される空調空気の温度を検知するものである。この吹出空気温度検知器26は、たとえばサーミスターや温度計、温度センサー等で構成するとよい。
 液側温度検知器28、気液二相温度検知器27、吸込空気温度検知器25、及び、吹出空気温度検知器26で検知された温度情報は、室内ユニット側制御装置24に送られ、これらの温度情報に基づいて室内ユニット側制御装置24及び熱源側制御装置116により各種制御動作が実行される。また、液側温度検知器28及び気液二相温度検知器27で検知された温度情報は、絞り装置114の開度の決定に利用される。さらに、吹出空気温度検知器26で検知された温度情報が、室内ユニット用リモコン8で設定された温度に達すると、サーモ停止する動作となる。
 空気調和装置100では、圧縮機111、四方弁112、熱源側熱交換器113、絞り装置114、及び、室内ユニット側熱交換器23が、冷媒配管で順に直列に接続されて冷房運転時の冷凍サイクル回路を構成するようになっている。また、空気調和装置100では、四方弁112を切り替えることで、圧縮機111、四方弁112、室内ユニット側熱交換器23、絞り装置114、及び、熱源側熱交換器113が、冷媒配管で順に直列に接続されて暖房運転時の冷凍サイクル回路を構成するようになっている。
 図3は、室内ユニット側制御装置24の電気的な回路構成を示す模式図である。図3に基づいて、送風機制御(室内ユニット側送風機22の回転数制御)に関わる室内ユニット側制御装置24の電気的な回路構成について説明する。室内ユニット側制御装置24の送風機制御回路は、室内ユニット制御回路31と、モーター駆動制御回路32と、モーター巻線33と、で概略構成されている。室内ユニット制御回路31とモーター駆動制御回路32とを接続する動力線及び制御線としては、モーター駆動用電源(Vm)34、駆動制御回路用電圧(Vcc)35、速度指令電圧(VSP)36、モーター回転パルス信号(PG)37、及び、GND38を有している。
 室内ユニット制御回路31は、室内ユニット側送風機22の回転数を制御するために、動力線及び制御線を介してモーター駆動制御回路32に指令を送信する機能を有している。モーター駆動制御回路32は、室内ユニット制御回路31からの指令によって室内ユニット側送風機22の回転数を制御する機能を有している。つまり、モーター駆動制御回路32は、室内ユニット制御回路31からの指令によってモーター巻線33への電源供給を決定し、それによって室内ユニット側送風機22の駆動/停止を含めた回転数制御を実行する。モーター巻線33は、電源供給によって実際に室内ユニット側送風機22の駆動/停止を行なうものである。
 速度指令電圧36は、室内ユニット制御回路31により決定され、所定範囲内で任意の指令をモーター駆動制御回路32に送信することができる。この速度指令電圧36に応じて室内ユニット側送風機22の出力も変化するようになっている。すなわち、室内ユニット制御回路31により決定された速度指令電圧36が最大のとき、室内ユニット側送風機22の出力も最大となり、室内ユニット制御回路31により決定された速度指令電圧36が最小のとき、室内ユニット側送風機22の出力も最小となる。
 図4及び図5は、室内ユニット側送風機22の特性を説明するための説明図である。図4(a)及び図5(a)が機外静圧(縦軸)と風量(横軸)との関係を示す送風機特性線図を、図4(b)及び図5(b)が回転数(縦軸)と風量(横軸)との関係を示す送風機特性線図を、それぞれ示している。図4及び図5に基づいて、室内ユニット側送風機22の特性の概要について説明する。なお、図5は、送風機出力(風量)と、機外静圧並びに回転数の関係を予め計測した際の室内ユニット側送風機22の特性を示している。
 室内ユニット側送風機22には、たとえば遠心式多翼ファンを使用する。それは、一般的に、遠心式多翼ファンは、静圧上昇とともに風量が低減し、回転数が上昇する傾向にあるため、ダンパー4の開閉に伴う機外静圧変化により、風量が変化するという特性を有しているからである。システム設計時には、一般的に各ダクト3や分岐ダクト2、ダンパー4、吹出口6、吸込口9等の風路圧損から設計機外静圧を見積もるようになっている。このとき、全てのダンパー4は全開であることが通常である。そして、ダンパー4を閉じるにつれて(全室開→2/3室開→1/3室開→全閉(A室のみ空調))、図4(a)に示す曲線に沿って機外静圧が上昇し、同時に風量が減少する傾向にある。一方、回転数は、図4(b)に示すように上昇する傾向にある。
 そこで、実施の形態1に係る空気調和装置100では、このような傾向を図5に示すように予め計測し、テーブルもしくは近似式化したものを室内ユニット側制御装置24に格納しておくようにしている。そして、室内ユニット側制御装置24は、既知の送風機出力及び回転数(つまり、予め計測されている室内ユニット側送風機22の特性)から、演算をすることにより、機外静圧(室内ユニット1の機外における静圧)及び風量を算出することができるようになっている。
 図6は、室内ユニット側送風機22の回転数制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に基づいて、図4及び図5で説明した室内ユニット側送風機22の特性によるシステム設計時における送風機制御の処理の概要について説明する。設置した空気調和装置100の室内ユニット側送風機22の初期設定を実行する際、施工者は、まず、初期設定のため、予め搭載されているリモコンメニューから初期設定モードを選択する(S01)。そのとき、全ダンパー4を全開にする。
 ダンパー4の準備が完了した後、運転ONとし(S02;Y)、室内ユニット側制御装置24は、定格風量となるように送風機制御する(S03)。室内ユニット側制御装置24は、室内ユニット側送風機22の回転数が安定したら、そのときの機外静圧を算出し(S04)、その機外静圧を室内ユニット制御装置24に搭載されている図示省略の不揮発メモリー等の記憶手段に記憶する(S05)。室内ユニット側制御装置24は、記憶が完了したら一度運転停止し(S06)、初期設定モードを終了する(S07)。その後は、通常使用となるが、室内ユニット側制御装置24は、計算で求めた機外静圧が所定値となるように送風機制御する(S08)。なお、不揮発メモリーに記憶した内容を、別機種でも適用可能にしておくとよい。
 図7は、図6のS03~S05の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。図7に基づいて、図6のS03~S05の処理の流れを更に詳細に説明する。まず、室内ユニット側制御装置24(詳しくはモーター駆動制御回路32)は、室内ユニット制御回路31からの速度指令電圧36を初期値VSP0とし、モーター巻線33へ出力する(S1)。モーターが回転し、安定した後、室内ユニット側制御装置24は、モーター回転数Nを計測する(S2)。
 続いて、室内ユニット側制御装置24は、風量を算出する実験式f(N,VSP0)により風量Qを算出する(S3)。そして、室内ユニット側制御装置24は、算出した風量Qが定格風量Q0+Aよりも大きいか小さいかを判定する(S4)。風量Qが定格風量Q0+Aよりも大きいと判定したとき(S4;Y)、室内ユニット側制御装置24は、速度指令電圧VSPの値を-α低減させる(S5)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S2に戻り処理を継続する。一方、風量Qが定格風量Q0+Aよりも小さいと判定したとき(S4;N)、室内ユニット側制御装置24は、風量Qが風量が定格風量Q0-Aよりも大きいか小さいかを判定する(S6)。
 風量Qが定格風量Q0-Aよりも小さいとき(S6;Y)、室内ユニット側制御装置24は、速度指令電圧VSPの値を+α増大させる(S7)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S2に戻り処理を継続する。一方、風量Qが定格風量Q0-Aよりも大きいとき(S6;N)、室内ユニット側制御装置24は、風量Qが定格風量±Aの範囲で収まっていると判断する。次に、室内ユニット側制御装置24は、機外静圧を算出し(S8)、算出した機外静圧P0を不揮発メモリーに格納する(S9)。
 図8は、図6のS08の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。図8に基づいて、図6のS08の処理の流れを更に詳細に説明する。室内ユニット側制御装置24は、モーター運転中に、モーター回転数Nを計測する(S22)。次に、室内ユニット側制御装置24は、風量を算出する実験式f(N,VSP)により風量Qを算出する(S23)。また、室内ユニット側制御装置24は、機外静圧Pを算出する実験式g(Q,VSP)により機外静圧Pを算出する(S24)。
 そして、室内ユニット側制御装置24は、算出した機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bより大きいか小さいかを判定する(S25)。機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bよりも大きいとき(S25;Y)、室内ユニット側制御装置24は、速度指令電圧VSPの値をα低減させる(S26)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S22に戻り処理を継続する。一方、機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bよりも小さいとき(S25;N)、室内ユニット側制御装置24は、機外静圧Pが初期機外静圧P0-Bよりも大きいか小さいかを判定する(S27)。
 機外静圧Pが初期機外静圧P0-Bよりも小さいとき(S27;Y)、室内ユニット側制御装置24は、速度指令電圧VSPの値をα増大させる(S28)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S22に戻り処理を継続する。一方、機外静圧Pが初期機外静圧P0-Bよりも大きいとき(S27;N)、室内ユニット側制御装置24は、機外静圧Pが初期機外静圧P0±Bの範囲で収まっていると判断し、VSPを現状維持とする(S29)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S22に戻り処理を継続する。
 ところで、図3において、同一速度指令電圧36でも、電源電圧が変われば、モーター駆動用電源34出力は、あわせて上昇することになる。そうすると、送風機特性も、図9に示すように変化する傾向を示す。そのため、図6~図8で示した実験式f(N,VSP)、g(Q,VSP)を使用する電源電圧に応じたものとする。なお、図9は、図4(a)及び図5(a)と同様に、機外静圧(縦軸)と風量(横軸)との関係を示す送風機特性線図を示している。
 図10は、室内ユニット側送風機22の風量と性能との関係を説明するための説明図である。図10(a1)が冷房運転時における室内ユニット側送風機22の能力比(縦軸)と定格風量(横軸)との関係を、図10(a2)が冷房運転時における室内ユニット側送風機22の吹出温度(縦軸)と定格風量(横軸)との関係を、図10(b1)が暖房運転時における室内ユニット側送風機22の能力比(縦軸)と定格風量(横軸)との関係を、図10(b2)が暖房運転時における室内ユニット側送風機22の吹出温度(縦軸)と定格風量(横軸)との関係を、それぞれ示している。図10に基づいて、室内ユニット側送風機22の風量と性能との関係について説明する。
 図9までで送風機制御について述べたが、風量を小さく制御する場合、室内ユニット1の吹出空気温度は、一般的に、冷房運転時は風量低下とともに吹出温度も低下する傾向に(図10(a2))、暖房運転時は風量低下とともに吹出温度が上昇する傾向に(図10(b2))、それぞれある。なお、図10中に示すTout0は、定格能力時の吹出温度を示している。ダンパー4を閉めて風量低下する場合、ダンパー4の開度を変更していない部屋では、吹出温度が過剰能力となるように変化するため、室内ユニット1の吹出空気温度が所定の温度となるように圧縮機容量の制御を行なう。
 図11は、冷房運転時における圧縮機容量制御の際の処理の流れを示すフローチャートである。図11に基づいて、冷房運転時における圧縮機容量制御の際の処理の流れについて説明する。吹出空気温度検知器26は、空調対象域に吹き出す空気の温度(検出温度Tout)を計測している(S50)。吹出空気温度検知器26で計測された検出温度Toutは、室内ユニット側制御装置24を介して熱源側制御装置116に送られる。検出温度Toutを受け取った熱源側制御装置116は、検出温度Toutが所定値Tout0+Cよりも大きいか小さいかを判定する(S51)。
 検出温度Toutが所定値Tout0+Cよりも大きいとき(S51;Y)、熱源側制御装置116は、圧縮機周波数Fを大きくし(S52)、冷房能力をアップさせて、吹出温度を低くなるようにする(S54)。検出温度Toutが所定値Tout0+Cよりも小さいとき(S51;N)、熱源側制御装置116は、検出温度Toutが所定値Tout0-Cよりも大きいか小さいかを判定する(S56)。そして、検出温度Toutが所定値Tout0-Cよりも小さいとき(S56;Y)、熱源側制御装置116は、圧縮機周波数Fを小さくし(S57)、冷房能力をダウンさせて吹出温度を高くなるようにする(S59)。
 このようにして、熱源側制御装置116は、吹出温度Toutを所定値Tout0となるように制御する。圧縮機周波数Fは、上限Fmax(S53参照)、下限Fmin(S58参照)で制限される。ここで、所定値Tout0は、定格能力発揮時の想定吹出温度を示し、予め熱源側制御装置116に記憶された定数である。
 図12は、送風機制御と吹出温度制御とをまとめて示したフローチャートである。図12に基づいて、送風機制御と吹出温度制御とについてまとめて説明する。このように、空気調和装置100では、ダンパー4側の動作により生じる機外静圧変化に応じて、室内ユニット1の送風機制御、吹出温度制御を行なうため、ダンパー4及びそのダンパー制御器5と、ダンパー用リモコン7と、を独立したシステムとして構成することができ、ダンパー4側の選定自由度が高くなる。この空気調和装置100は、静圧検知器を使用せずに機外静圧および風量を制御し、吹出空気温度に基づき圧縮機容量制御することにより、容易に安価な空気調和装置を提供することが可能となる。
実施の形態2.
 図13は、本発明の実施の形態2に係る空気調和装置200のシステム構成の一例を示す概略図である。図13に基づいて、空気調和装置200のシステム構成(建築物への設置例)について説明する。この空気調和装置200は、ビルやマンション等の建築物に設置され、冷媒を循環させる冷凍サイクルを利用し、空調対象域(たとえば、図13ではA室、B室、C室、D室の4室)の空調(冷房運転又は暖房運転)を実行するものである。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付している。
 実施の形態1に係る空気調和装置100では、室内ユニット1はダンパー4と独立していて、機外静圧が所定値となるように送風機制御を行なった場合を例に説明したが、実施の形態2に係る空気調和装置200では、ダンパー制御器5から室内ユニット1に送風機出力を変更する信号(外部入力信号)を送信し、室内ユニット1は受信した信号に応じて送風機出力や圧縮機容量を変化させる場合を例に示している。なお、空気調和装置200の基本的なシステム構成は、空気調和装置100と同様である。
 空気調和装置200には、空気調和装置100の構成に加え、室内ユニット1と、各ダンパー制御器5と、に接続するダンパー集中制御器10と、ダンパー4Aと、ダンパー制御器5Aと、ダンパー用リモコン7Aと、が追加されている。つまり、A室に対しても、ダンパー4と、ダンパー制御器5と、ダンパー用リモコン7と、が設けられているのである。各ダンパー4、及び、各ダンパー制御器5は、開度をリニアに調節できる電子式可変風量タイプでもよいし、開閉のみの切替タイプでもよい。
 ダンパー用リモコン7Aには、ダンパー4Aの開度を決定するための温度(空調対象域の温度)を測定する図示省略の温度検知器と、ダンパー用リモコン7Aで設定された設定温度と検知温度との差により、ダンパー4Aの開度を調節し、また必要風量の算出を行なう演算部と、が搭載されている。算出した必要風量は、ダンパー集中制御器10に送信される。ダンパー集中制御器10は、各ダンパー4からの情報をまとめて、室内ユニット1からの必要送風風量を算出する。算出された必要送風風量を室内ユニット1に送信し、室内ユニット1は、その情報を元に送風機及び圧縮機制御を行なう。
 図14は、室内ユニット側送風機22の回転数制御の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図14に基づいて、室内ユニット側送風機22の特性によるシステム設計時における送風機制御の処理の概要について説明する。設置した空気調和装置200の室内ユニット側送風機22の初期設定を実行する際、施工者は、まず、初期設定のため、予め搭載されているリモコンメニューから初期設定モードを選択する(S81)。そのとき、全ダンパー4を全開にする。
 ダンパー4の準備が完了した後、運転ONとし(S82;Y)、室内ユニット側制御装置24は、定格風量となるように送風機制御する(S83)。室内ユニット側制御装置24は、室内ユニット側送風機22の回転数が安定したら、そのときの機外静圧を算出し(S84)、その機外静圧を室内ユニット制御装置24に搭載されている図示省略の不揮発メモリー等の記憶手段に記憶する(S85)。室内ユニット側制御装置24は、記憶が完了したら一度運転停止し(S86)、初期設定モードを終了する(S87)。その後は、通常使用となるが、室内ユニット側制御装置24は、計算で求めた機外静圧が記憶した所定値を超えないように送風機制御し(S88、S90)、同時に外部入力信号に応じて送風機出力制御を行なう(S89)。
 図15は、図14のS88~S90の処理の流れを詳細に示したフローチャートである。図15に基づいて、図14のS88~S90の処理の流れを更に詳細に説明する。ダンパー集中制御器10からの信号を外部入力Vinとして、室内ユニット1が受信し(S31)、室内ユニット側制御装置24が送風機出力の定格比に換算する(S32)。次に、モーター運転中に、室内ユニット側制御装置24は、モーター回転数Nを計測する(S33)。
 それから、室内ユニット側制御装置24は、風量を算出する実験式f(N,VSP)により風量Qを算出する(S34)。また、室内ユニット側制御装置24は、機外静圧Pを算出する実験式g(Q,VSP)により機外静圧Pを算出する(S35)。そして、室内ユニット側制御装置24は、算出した機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bより大きいか小さいかを判定する(S36)。機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bよりも大きいとき(S36;Y)、室内ユニット側制御装置24は、速度指令電圧VSPの値をα低減させる(S37)。そして、室内ユニット側制御装置24は、S31に戻り処理を継続する。
 一方、機外静圧Pが初期機外静圧P0+Bよりも小さいとき(S36;N)、室内ユニット側制御装置24は、S34で算出した風量Qと、外部入力からの指令風量Vk*Q0とを比較し(S38)、風量Qと指令風量Vk*Q0との差(S38、S40)が小さくなるように送風機出力VSPを増減する(S39、S41)。圧縮機111の容量制御についても、外部入力の情報を元に制御を行う(S43~S46)。吹出温度制御は、実施の形態1で説明した図11と同じ動作を行う(S50~S60)。したがって、ダンパー4の急激な変化で実際の風量が急に低下した場合でも、外部入力により送風機出力と同時に圧縮機容量を変更できるため、急な変化に追従しやすい。
 図16は、風量(横軸)と機外静圧(縦軸)との関係を示す送風機特性線図である。図16に基づいて、室内ユニット側送風機22の特性について説明する。ダンパー4の開度を固定にし、送風機出力を小さく制御することで、運転ポイントが図16の負荷曲線上を移動する。そのため、機外静圧一定となるように送風機出力を制御する場合よりも、送風機動力を小さく抑えることができて、結果、消費電力を小さくすることができる。この実施の形態2では、ダンパー4の開閉により変化する機外静圧は所定の値を超えないように送風機出力を制御するが、外部入力信号により、目標風量を変更し、それに基づき送風機出力をさらに制御するため、更なる省エネ運転が可能となる。
実施の形態3.
 本発明の実施の形態3に係る空気調和装置では、実施の形態1及び実施の形態2に係る空気調和装置における吹出温度制御に用いる室内ユニット1の吹出空気温度検知器26を使用せず、配管温度検知器(実施の形態1で説明した気液二相温度検知器27)を利用して制御するものである。なお、実施の形態3に係る空気調和装置の送風機制御については、実施の形態1及び実施の形態2に係る空気調和装置と同一構成及び同一動作である。また、実施の形態3に係る空気調和装置のシステムの構成は、実施の形態1及び実施の形態2に係る空気調和装置と同様である。
 図17は、冷房運転時における室内ユニット側熱交換器23のパス流路及び各部の冷媒状態を説明するための説明図である。図17(a)が室内ユニット側熱交換器23の冷房運転時におけるパス流路の概略図を、図17(b)がP-h線図を、それぞれ示している。なお、図17(a)では、室内ユニット側熱交換器23の代表パスの入口から出口までの冷媒配管に冷媒の流れる順に(1)、(2)、(3)、(4)を付している。また、それらの位置は、図17(b)の(1)、(2)、(3)、(4)に対応している。(1)、(2)及び(3)では、冷媒が気液二相状態であり、(4)では、冷媒がガス単相の状態である。
 図18は、暖房運転時における室内ユニット側熱交換器23のパス流路及び各部の冷媒状態を説明するための説明図である。図18(a)が室内ユニット側熱交換器23の暖房運転時におけるパス流路の概略図を、図18(b)がP-h線図を、それぞれ示している。なお、図18(a)では、室内ユニット側熱交換器23の代表パスの入口から出口までの冷媒配管に冷媒の流れる順に(4)、(3)、(2)、(1)を付している。また、それらの位置は、図18(b)の(4)、(3)、(2)、(1)に対応している。(1)では、冷媒が液単相の状態であり、(2)及び(3)では、冷媒が気液二相状態であり、(4)では、冷媒がガス単相の状態である。
  図17及び図18に基づいて、室内ユニット側熱交換器23のパス流路及び室内ユニット側熱交換器23を流れる冷媒の状態について説明する。図17及び図18から、冷房運転時及び暖房運転時ともに(2)及び(3)の位置は、気液二相であるため、(2)または(3)の位置に配管温度検知器を設置する。つまり、配管温度検知器を、室内ユニット側熱交換器23のパス中央付近に設置する。気液二相の温度は、共沸冷媒または擬似共沸冷媒を使用する場合は、その位置の圧力の飽和温度にほぼ等しいため、圧力に比例している。
 定格能力を発揮するときの低圧、高圧は、設計時点で決まっていて、冷房能力が過剰になるときは、低圧が低く、暖房能力が過剰になるときは、高圧が高くなる傾向にある。そこで、設計圧力を超えないように圧縮機周波数を制御することで省エネになる。風量が小さくなると、冷房時は低圧が低く、暖房時は高圧が高くなるため、一定の吹出温度供給のためには、圧力を一定にする必要がある。圧力検知器を搭載し、この圧力検知器で圧力を検知することは可能である。しかしながら、室内ユニット1と熱源側ユニット110との間の冷媒配管が長い場合や、冷媒流量が大きい場合は、圧力損失が大きくなり、熱源側ユニット110の圧力と室内ユニット1の圧力が同一とはならない。そのため、吹出空気を供給する室内ユニット1側の圧力を検出した方が精度は高くなる。
 図19は、実施の形態3に係る空気調和装置の冷房運転時における制御処理の流れを示すフローチャートである。図19に基づいて、実施の形態3に係る空気調和装置の冷房運転時の制御処理について説明する。図17及び図18で説明した配管温度検知器が設置位置付近の配管温度を計測する(S90)。この配管温度検知器の検出温度Tpは、室内ユニット側制御装置24を介して熱源側制御装置116に送信される。熱源側制御装置116は、検出温度Tpが所定値Tp0+Cよりも大きいか小さいかを判定する(S91)。
 検出温度Tpが所定値Tp0+Cよりも大きいとき、熱源側制御装置116は、圧縮機周波数Fを大きくし(S92)、冷房能力をアップさせて、冷媒配管温度を低くなるようにする(S94)。検出温度Tpが所定値Tp0+Cよりも小さいとき(S91;N)、熱源側制御装置116は、検出温度Tpが所定値Tp0-Cよりも大きいか小さいかを判定する(S96)。そして、検出温度Tpが所定値Tp0-Cよりも小さいとき(S96;Y)、熱源側制御装置116は、圧縮機周波数Fを小さくし(S97)、冷房能力をダウンさせて吹出温度を高くなるようにする(S99)。
 このようにして、熱源側制御装置116は、検出温度Tpを所定値Tp0となるように制御する。圧縮機周波数Fは、上限Fmax(S93参照)、下限Fmin(S98参照)で制限される。ここで、所定値Tp0は、定格能力発揮時の想定吹出温度を示し、予め熱源側制御装置116に記憶された定数である。以上のように、定格運転時の二相の冷媒配管温度を目標値として、圧縮機111の容量制御を行なうことで、吹出温度検知器なしで過剰能力を抑えることができる。
 1 室内ユニット(利用側ユニット)、2 分岐ダクト、3 ダクト、4 ダンパー、4A ダンパー、4B ダンパー、4C ダンパー、4D ダンパー、5 ダンパー制御器、5A ダンパー制御器、5B ダンパー制御器、5C ダンパー制御器、5D ダンパー制御器、6 吹出口、6A 吹出口、6B 吹出口、6C 吹出口、6D 吹出口、7 ダンパー用リモコン、7A ダンパー用リモコン、7B ダンパー用リモコン、7C ダンパー用リモコン、7D ダンパー用リモコン、8 室内ユニット用リモコン、9 吸込口、10 ダンパー集中制御器、22 室内ユニット側送風機(利用側送風機)、23 室内ユニット側熱交換器(利用側熱交換器)、24 室内ユニット側制御装置(利用側制御装置)、25 吸込空気温度検知器、26 吹出空気温度検知器、27 気液二相温度検知器、28 液側温度検知器、31 室内ユニット制御回路、32 モーター駆動制御回路、33 モーター巻線、34 モーター駆動用電源、35 駆動制御回路用電圧、36 速度指令電圧、100 空気調和装置、110 熱源側ユニット、111 圧縮機、112 四方弁、113 熱源側熱交換器、114 絞り装置、115 熱源側送風機、116 熱源側制御装置、200 空気調和装置。

Claims (7)

  1.  圧縮機、熱源側熱交換器、及び、絞り装置が搭載された熱源側ユニットと、
     利用側送風機、及び、利用側熱交換器が搭載された利用側熱ユニットと、
     前記利用側送風機の回転を制御する制御装置と、を少なくとも有している空気調和装置であって、
     前記制御装置は、
     前記利用側送風機の回転数から得られる前記利用側ユニットの機外静圧と、予め記憶してある定格風量制御時の前記利用側ユニットの機外静圧と、に基づいて前記利用側送風機の回転を制御する
     ことを特徴とする空気調和装置。
  2.  前記制御装置は、
     前記利用側送風機を予め決められている定格風量に制御したときの前記利用側送風機の回転数から定格風量制御時の前記利用側ユニットの機外静圧を算出し、記憶しておく
     ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3.  前記制御装置が前記圧縮機の容量も制御するものであり、
     前記利用側送風機から吹き出される空気の温度を検知する吹出空気温度検知器を備え、
     前記制御装置は、
     前記吹出空気温度検知器で検知された温度が予め決められている所定の温度になるように前記圧縮機の容量を制御する
     ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和装置。
  4.  前記利用側熱交換器のパス中央付近に設置された気液二相温度検知器を備え、
     前記制御装置は、
     前記吹出空気温度検知器で検知された温度及び前記気液二相温度検知器で検知された温度の少なくとも1つが予め決められている所定の温度になるように前記圧縮機の容量を制御する
     ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5.  空調対象域の温度を検知する温度検知器と、
     使用者により設定された設定温度と前記温度検知器で検知した温度とから必要風量を算出する演算部と、を備え、
     前記制御装置は、
     前記演算部からの入力情報に応じて前記利用側送風機及び前記圧縮機の少なくとも1つを制御する
     ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の空気調和装置。
  6.  前記温度検知器及び前記演算部が、使用者からの各種指示を受け付ける操作部に設けられている
     ことを特徴とする請求項5に記載の空気調和装置。
  7.  前記制御装置が算出した機外静圧を記憶する不揮発メモリーを前記制御装置に搭載している
     ことを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の空気調和装置。
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