WO2009098945A1 - 歯車伝動装置 - Google Patents

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Hiroyuki Miyoshi
Shigehisa Muraki
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Nabtesco Corporation
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/102Gears specially adapted therefor, e.g. reduction gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
    • F16H2001/323Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear comprising eccentric crankshafts driving or driven by a gearing

Definitions

  • a gear transmission that facilitates assembly of an articulated robot can be provided.
  • the input gear 98 is fixed to the end portion 84 of the first shaft 80 by a bolt 94.
  • the input gear 98 meshes with a motor gear (not shown) fixed to the output shaft of the motor 10 (see FIG. 1).
  • the drive shaft 58 is connected to the end 60 of the first shaft 80 by a connecting member 59.
  • the first shaft 80 can be attached to and detached from the drive shaft 58.
  • the drive shaft 58 transmits the torque of the motor 10 to an input shaft (not shown) of the gear transmission 20 (see FIG. 1). In other words, the drive shaft 58 transmits the torque of the motor 10 to the joint ahead of the distal arm 18.
  • the torque of the motor 10 is transmitted to the input shaft of the gear transmission 20 through the input gear 98, the first shaft 80, and the drive shaft 58.

Abstract

 多関節ロボットの組立を容易にする歯車伝動装置を提供する。  歯車伝動装置は、内歯部材とキャリアと外歯歯車と第1シャフトを備えている。内歯部材の内周には、内歯歯車が形成されている。キャリアは、内歯歯車の軸線と同軸に配置されており、内歯部材に回転可能に支持されている。外歯歯車は、キャリアに偏心回転可能に支持されており、内歯歯車と噛み合っている。第1シャフトは、内歯歯車の軸線に沿ってキャリアを貫通しているとともにキャリアに回転可能に支持されており、一方の端部に入力されるトルクを他方の端部に伝達する。

Description

歯車伝動装置
 本出願は、2008年2月7日に出願された日本国特許出願第2008-28068号に基づく優先権を主張する。その出願の全ての内容は、この明細書中に参照により援用されている。本出願は歯車伝動装置に関する。本出願は特に、多関節ロボットの関節を駆動するのに好適な歯車伝動装置に関する。
 日本国特許公開公報H1-169154号(特許文献1)に、多関節ロボットの関節を駆動するのに適した歯車伝動装置が開示されている。特許文献1の歯車伝動装置は、内歯部材とキャリアを備えている。内歯部材の内周に、内歯歯車が形成されている。キャリアは、内歯歯車の軸線と同軸に配置されており、内歯部材に回転可能に支持されている。内歯歯車と噛み合っている外歯歯車が、キャリアに偏心回転可能に支持されている。内歯歯車と外歯歯車は、歯数が異なっている。外歯歯車は、内歯歯車との噛み合いを維持したまま内歯歯車の軸線周りを偏心回転する。このとき、外歯歯車は、外歯歯車と内歯歯車の歯数差に応じて、内歯歯車に対して相対回転する。外歯歯車が内歯歯車に対して相対回転すると、外歯歯車を支持しているキャリアが、内歯歯車に対して相対回転する。この歯車伝動装置は、外歯歯車と内歯歯車の歯数差に応じた減速比を実現する。
 特許文献1の歯車伝動装置は、多関節ロボットの関節を駆動する。すなわち、特許文献1の歯車伝動装置は、その関節よりもロボット基部側に位置する部材に対して、その関節よりもロボット先端側に位置する部材を回転させる。多関節ロボットには、その基部から先端にかけて複数の関節が配置されている。関節を駆動するためには、モータが必要である。夫々の関節の近傍にモータを夫々配置すると、ロボットの先端が重くなってしまう。そこで、モータをできるだけロボット基部に近い位置に配置し、シャフト等のトルク伝達部材でモータと関節を連結する構造が採用されることがある。
 特許文献1の歯車伝動装置には、内歯歯車の軸線に沿って、キャリアを貫通する貫通孔が設けられている。その貫通孔にシャフトを通過させ、歯車伝動装置よりもロボット基部側に配置されているモータからその歯車伝動装置よりもロボット先端側に配置されている関節にトルクを伝達することができる。すなわち、その歯車伝動装置よりもロボット先端側に配置されている関節を駆動するためのモータを、その歯車伝動装置よりもロボット基部側に配置することができる。これによって、ロボット先端の重量を軽くすることができる。
 特許文献1の歯車伝動装置を使用して多関節ロボットを組み立てる場合、キャリアを貫通するシャフトの一方の端部でそのシャフトとモータの出力シャフトを係合する作業と、シャフトの他方の端部でそのシャフトとその歯車伝動装置よりもロボット先端側の関節(あるいはその関節のための歯車伝動装置)を係合する作業を同時に行う必要がある。すなわち、シャフトを多関節ロボットに組み付ける場合、シャフト両端の作業を連携して行わなければならない。あるいは、ロボット先端側の関節にシャフトを係合させた状態でシャフトをキャリアの貫通孔に通し、その後、シャフトとモータを係合させる作業を行う必要がある。その場合もシャフトが歯車伝動装置を貫通しているので、歯車伝動装置の両側で作業を進めるのは負担が大きい。本明細書に開示する技術は、上記の課題に鑑みて創作されたものであり、多関節ロボットの組立を容易にする歯車伝動装置を提供する。
 本明細書で開示する歯車伝動装置は、内周に内歯歯車が形成されている内歯部材と、内歯歯車の軸線と同軸に配置されているとともに内歯部材に回転可能に支持されているキャリアと、キャリアに偏心回転可能に支持されているとともに内歯歯車と噛み合っている外歯歯車を備えている。キャリアには、内歯歯車の軸線に沿って貫通孔が形成されている。本明細書で開示する歯車伝動装置は、キャリアに貫通孔を設けるだけでなく、さらにキャリアを貫通しているとともにキャリアに回転可能に支持されている第1シャフトを備えている。第1シャフトは、一方の端部に入力される駆動トルクを他方の端部に伝達する。すなわち、本明細書で開示する歯車伝動装置は、ロボットに取り付ける前から、キャリアを貫通し、駆動トルクを伝達する第1シャフトを備えている。この歯車伝動装置をロボットのアームに取り付けると、アームに対して第1シャフトが位置決めされる。従って、第1シャフトの一方の端部(ロボット基部側の端部)をモータに係合させる作業と、第1シャフトの他方の端部をその歯車伝動装置よりもロボット先端側の関節に係合させる作業を独立に行うことが可能となる。多関節ロボットの組立が容易になる。
 歯車伝動装置よりもロボットの先端側に2つの関節が配置されていることがある。そこで、歯車伝動装置は、第1シャフトと同軸にその内側を貫通している第2シャフトを備えていることが好ましい。そのような歯車伝動装置によって、歯車伝動装置よりもロボット基部側に2つのモータを配置することができる。2つのモータのトルクは、歯車伝動装置よりもロボット先端側の2つの関節に伝達される。この歯車伝動装置は、歯車伝動装置よりもロボットの先端側に2つの関節が配置されている多関節ロボットを効率よく組み立てることができる。
 第1シャフトの内側を第2シャフトが貫通している場合、第2シャフトは、第1シャフトに囲まれている。そのため、第2シャフトに対して、モータや関節を係合させにくい。第2シャフトの長さが第1シャフトの長さよりも長ければ、第2シャフトを第1シャフトの端面から突出させることができる。第2シャフトに対して、モータや関節を係合させやすくなる。多関節ロボットの組立がより容易になる。
 本明細書で開示する歯車伝動装置は、好適には、前腕の先端に手首が連結されている多関節ロボットに採用される。すなわち、本明細書で開示する歯車伝動装置は、多関節ロボットの前腕に取り付けられ、手首を前腕の軸線周りに回転させる歯車伝動装置に好適である。この歯車伝動装置は、第1シャフトと第2シャフトのロボット基部側の端部に、モータと係合する歯車が固定されている。第1シャフトと第2シャフトのロボット先端側の端部が、前腕より先の関節にトルクを伝達するための駆動シャフトと着脱可能に連結される。この歯車伝動装置を用いれば、手首関節を駆動するための2つのモータを第1、第2シャフトに係合する作業と、手首関節にトルクを伝達するための2つの駆動シャフトを第1、第2シャフトに係合する作業を独立して行うことができる。
 本明細書で開示する技術によると、多関節ロボットの組立を容易にする歯車伝動装置を提供することができる。
多関節ロボットの概略図を示す。 第1実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。 図2のIII-III線に沿った断面図を示す。 図2のIV-IV線に沿った断面図を示す。 第1実施例の歯車伝動装置の取り付け作業を説明する図を示す。 第2実施例の歯車伝動装置の断面図を示す。
 実施例を説明する前に、各実施例の技術的特徴のいくつかを記す。なお、主要な技術的特徴は、各実施例の説明に含まれている。
(第1特徴) キャリアが、一対の支持部材と内歯歯車の軸線に沿って延びている柱状部とを備えており、支持部材同士が柱状部によって連結されている。
(第2特徴) キャリアに内歯歯車の軸線に沿って第1貫通孔が形成されており、第1シャフトが、第1貫通孔内でキャリアに回転可能に支持されている。
(第3特徴) 外歯歯車に、クランクシャフトの偏心体が嵌合している第2貫通孔と、キャリアの柱状部が遊嵌している第3貫通孔が形成されている。
(第4特徴) 第1シャフトに自身の軸線と同軸の第4貫通孔が形成されており、第2シャフトが、第4貫通孔内で第1シャフトに回転可能に支持されている。
(第1実施例)
 図1は、本実施例の歯車伝動装置16が取り付けられている多関節ロボット100の概略図を示す。図2は、歯車伝動装置16の断面図を示す。図3は、図2のIII-III線に沿った断面図を示す。図4は、図2のIV-IV線に沿った断面図を示す。なお、断面図では、図面の明瞭化のために、一部の部品のハッチングを省略している。
 まず、多関節ロボット100について説明する。多関節ロボット100は、基部に対して回転する基部側アーム(上腕)6と、基部側アーム6に対して回転する先端側アーム(前腕)18を備えている。多関節ロボット100はさらに、手先23等の部材を備えている。多関節ロボット100は6つの関節2、4、8、16、20及び22を備えている。各関節には歯車伝動装置が取り付けられている。モータのトルクが歯車伝動装置で増幅され、各関節を駆動する。以下の説明では、各関節を示す符号を、その関節が備える歯車伝動装置を示す記号としても用いる。例えば、関節2に取り付けられた歯車伝動装置を「歯車伝動装置2」と表す。また、関節20と22を合わせて手首21と称する場合がある。
 歯車伝動装置2は、基部に対して多関節ロボット100の全体を軸線CL1周りに回転させる。歯車伝動装置4は、基部側アーム6を軸線CL2周りに回転させる。歯車伝動装置8は、先端側アーム18を軸線CL3周りに回転させる。歯車伝動装置16は、手首21を軸線CL4周りに回転させる。歯車伝動装置20は、手先23を軸線CL5周りに回転させる。歯車伝動装置22は、手先23を軸線CL6周りに回転させる。なお、歯車伝動装置16によって手首21が軸線CL4周りに回転するときに、先端側アーム18のアーム部18aは、手首21とともに軸線CL4周りに回転する。
 モータ14は、歯車伝動装置16にトルクを伝達する。モータ12は、歯車伝動装置22にトルクを伝達する。モータ10は、歯車伝動装置20にトルクを伝達する。モータ10、12は、歯車伝動装置20、22から離れた位置に配置されている。より具体的にいうと、モータ10、12は、歯車伝動装置16よりも基部側に配置されており、歯車伝動装置16よりもアーム先端側に配置されている歯車伝動装置20、22にトルクを伝達する。後述するが、モータ10、12は、歯車伝動装置16内を通過するシャフトを介して、歯車伝動装置20、22にトルクを伝達している。なお、図1では、歯車伝動装置2、4、8を駆動するためのモータの図示を省略している。
 以下に詳細に説明する歯車伝動装置16は、先端側アーム18のベース部18bとアーム部18aとの間に取り付けられ、手首21を先端側アーム18の軸線CL4周りに回転させる歯車伝動装置である。他の歯車伝動装置2、4、8、20及び22も、歯車伝動装置16と同じ構造を有していてよい。また、先端側アーム18のベース部18bは、歯車伝動装置8の出力側に取り付けられている。
 図2に示すように、歯車伝動装置16は、内歯部材76とキャリアを備えている。内歯部材76の内周には、内歯ピン42が設けられている。複数の内歯ピン42が内歯部材76の内周に設けられており、内歯歯車を形成している(図3を参照)。キャリアは、対向している一対の支持部材32X、32Yと、内歯歯車の軸線CL4に沿って延びている柱状部77を備えている。支持部材32Xと支持部材32Yは、柱状部77によって連結されている。具体的にいうと、支持部材32Xと柱状部77が一体に形成されており、支持部材32Yと柱状部77がボルト72によって固定されている。以下の説明では、一対の支持部材32X、32Yと柱状部77を併せて、キャリア32と称することがある。
 キャリア32は、一対のアンギュラ玉軸受74によって、内歯部材76に回転可能に支持されている。キャリア32は、内歯歯車の軸線CL4と同軸に配置されている。支持部材32X、32Yには、夫々貫通孔(第1貫通孔)51X、51Yが形成されている。第1貫通孔51X、51Yは、内歯歯車の軸線CL4と同軸に形成されている。以下の説明では、第1貫通孔51Xと第1貫通孔51Yを併せて、第1貫通孔51と称することがある。
 キャリア32は、クランクシャフト48と外歯歯車40を支持している。クランクシャフト48は、一対の支持部材32X、32Yの間に配置されており、一対の円錐ころ軸受36によって、キャリア32に回転可能に支持されている。クランクシャフト48は、内歯歯車の軸線CL4に沿って延びている。クランクシャフト48には、偏心体46と入力歯車30が固定されている。なお、入力歯車30は、モータ14の出力シャフト25に固定されているモータ歯車26に噛み合っている(図4も参照)。すなわち、クランクシャフト48は、軸線CL4から半径方向にオフセットした位置で、歯車伝動装置16の入力シャフトの役割をしている。
 図4に示すように、入力歯車30の歯数は、モータ歯車26の歯数よりも多い。そのため、モータ14の出力軸25の回転は、歯車26、30によって減速されてクランクシャフト48に伝達される。クランクシャフト48が回転すると、偏心体46が、クランクシャフト48の軸線周りを偏心回転する。
 図2、3に示すように、外歯歯車40は、内歯部材76に囲まれており、内歯歯車(内歯ピン42)と噛み合っている。外歯歯車40には貫通孔(第2貫通孔)102、116が形成されている。クランクシャフト48の偏心体46が、針状ころ軸受38を介して第2貫通孔102に嵌合している。前述したクランクシャフト48に加えて、一対の支持部材32X、32Yの間に補助クランクシャフト122が回転可能に支持されている(図4を参照)。補助クランクシャフト122に、偏心体112が固定されている。補助クランクシャフト122の偏心体112が、針状ころ軸受114を介して第2貫通孔116に嵌合している。クランクシャフト48が回転すると、偏心体46がクランクシャフト48の軸線周りを偏心回転する。同様に、補助クランクシャフト122が回転すると、偏心体112が補助クランクシャフト122の軸線周りを偏心回転する。そのため、外歯歯車40は、クランクシャフト48の回転に伴って、内歯歯車(内歯ピン42)との噛み合いを維持しながら軸線CL4周りを偏心回転する。外歯歯車40が1回偏心回転すると、外歯歯車40の歯数と内歯歯車の歯数(内歯ピン42の数)の差に応じて、外歯歯車40が内歯部材76に対して回転する。
 なお、図4に示すように、補助クランクシャフト122には入力歯車が固定されていない。そのため、補助クランクシャフト122には、モータ14のトルクが直接伝達されない。実際には、補助クランクシャフト122は、外歯歯車40を偏心回転させない。クランクシャフト48が外歯歯車40を偏心回転させ、その結果、外歯歯車40の偏心回転に伴って補助クランクシャフト122が受動的に回転する。補助クランクシャフト122を配置することによって、外歯歯車40の回転バランスを安定させている。換言すると、補助クランクシャフト122は、クランクシャフト48と同期して回転し、外歯歯車40を安定して回転させている。
 図3に示すように、外歯歯車40には貫通孔(第3貫通孔)106、110及び118が形成されている。キャリア32の柱状部77(図2も参照)が、第3貫通孔118に遊嵌している。符号104、108もキャリア32の柱状部を示している。柱状部104が第3貫通孔106に遊嵌しており、柱状部108が第3貫通孔110に遊嵌している。本明細書でいう「遊嵌」とは、2つの部材が隙間を空けて嵌合していることを意味する。すなわち、柱状部77、104及び108と、それに対応する第3貫通孔118、106、及び110の間には、隙間が設けられている。その隙間が、外歯歯車40の偏心回転を許容する。外歯歯車40が内歯歯車76に対して回転すると、キャリア32は、外歯歯車40の回転に伴って、内歯部材76に対して回転する。
 図2に示すように、ボルト92によって、モータ14がモータ支持部材24に固定されている。ボルト28によって、モータ支持部材24がキャリア32に固定されている。すなわち、モータ14はキャリア32に固定されている。そのため、クランクシャフト48が回転しても、キャリア32はモータ14(又はモータ支持部材24)に対して回転しない。クランクシャフト48が回転すると、内歯部材76がモータ14に対して回転する。他方、ボルト70によって、先端側アーム18のアーム部18aが内歯部材76に固定されている。クランクシャフト48が回転すると、アーム部18aが、モータ支持部材24に対して回転する。すなわち、クランクシャフト48が回転すると、手首21が軸線CL4周りに回転する(図1を参照)。なお、図示は省略しているが、モータ支持部材24には、モータ10及びモータ12が固定されている。
 支持部材32Xと支持部材32Yの間に、貫通孔69を有する筒状部材68が配置されている。貫通孔69は、第1貫通孔51(貫通孔51X及び51Y)と連通している。なお、筒状部材68は、外歯歯車40に形成されている中心貫通孔120(図3を参照)を通過している。貫通孔51、69内に、第1シャフト80が配置されている。第1シャフト80は、内歯歯車の軸線CL4と同軸に配置されている。第1シャフト80は、一対の深溝玉軸受66によって、キャリア32に回転可能に支持されている。また、第1シャフト80は、支持部材32Yの端面と内歯部材76の端面から突出している。
 入力歯車98が、ボルト94によって第1シャフト80の端部84に固定されている。入力歯車98は、モータ10(図1を参照)の出力シャフトに固定されているモータ歯車(図示省略)と噛み合っている。駆動シャフト58が、連結部材59によって第1シャフト80の端部60に接続されている。なお、第1シャフト80は、駆動シャフト58に対して着脱可能である。駆動シャフト58は、歯車伝動装置20(図1を参照)の入力シャフト(図示省略)にモータ10のトルクを伝達する。換言すると、駆動シャフト58は、先端側アーム18よりも先の関節にモータ10のトルクを伝達する。モータ10のトルクは、入力歯車98、第1シャフト80及び駆動シャフト58を介して、歯車伝動装置20の入力シャフトに伝達される。
 上記したように、第1シャフト80はキャリア32に支持されている。そのため、第1シャフト80の端部84にモータ10を係合する作業(端部84に入力歯車98を固定する作業や、入力歯車98とモータ10のモータ歯車を噛み合わせる作業)と、第1シャフト80の端部60に駆動シャフト58を接続する作業を独立に行うことができる。従来の歯車伝動装置のように、歯車伝動装置16の両側で作業を連携して行う必要がない。歯車伝動装置16は、従来の歯車伝動装置と比べて、多関節ロボット100の組立を容易にすることができる。
 第1シャフト80には、軸線CL4と同軸の貫通孔(第4貫通孔)86が形成されている。なお、第1シャフト80が軸線CL4と同軸に配置されているので、第4貫通孔86は、第1シャフト80の軸線と同軸に形成されているといえる。第2シャフト78が、第4貫通孔86を通過している。第2シャフト78は、一対の深溝玉軸受62によって、第1シャフト80に回転可能に支持されている。前記したように、第1シャフト80はキャリア32に回転可能に支持されている。そのため、第2シャフト78は、第1シャフト80を介して、キャリア32に回転可能に支持されているといえる。入力歯車96が、ボルト88によって、第2シャフト78の端部90に固定されている。駆動シャフト56が、連結部材55によって第2シャフト78の端部54に接続されている。第2シャフト78は、駆動シャフト56に対して着脱可能である。駆動シャフト56は、歯車伝動装置22(図1を参照)の入力シャフトにモータ12のトルクを伝達する。第2シャフト78がキャリア32に回転可能に支持されているので、第2シャフト78の端部90にモータ12を係合する作業(端部90に入力歯車96を固定する作業や、入力歯車96とモータ12のモータ歯車を噛み合わせる作業)と、第2シャフト78の端部54に駆動シャフト56を接続する作業を独立に行うことができる。
 図2に示すように、第2シャフト78は第1シャフト80よりも長い。そして、第2シャフト78の端部54が、第1シャフト80の端面から突出している。そのため、第1シャフト80と駆動シャフト58を接続する作業、及び第2シャフト78と駆動シャフト56を接続する作業を容易にすることができる。このことについて図5を参照して説明する。なお、図5では、以下の説明に必要な部品にのみ符号を付している。
 上記したように、第1シャフト80と駆動シャフト58は、連結部材59によって接続される。第2シャフト78と駆動シャフト56は、連結部材55によって接続される。第2シャフト78は第4貫通孔86内に配置されているので、その外観を確認することができない。しかしながら、第2シャフト78の端部54が第1シャフト80の端面から突出しているので、第2シャフト78と駆動シャフト56が確実に接続されているか否かを容易に確認することができる。また、第1シャフト80に邪魔されることなく、第2シャフト78と駆動シャフト56を接続することができる。なお、前記したように、第1シャフト80は、支持部材32Yの端面と内歯部材76の端面から突出している。第1シャフト80と駆動シャフト58が確実に接続されているか否かを容易に確認することができる。また、支持部材32Yや内歯部材76に邪魔されることなく、第1シャフト80と駆動シャフト58を接続することができる。
 歯車伝動装置16の他の構成について説明する。図2に示すように、オイルシール44が、内歯部材76と支持部材32Yの間に配置されている。オイルシール34が、内歯部材76と支持部材32Xの間に配置されている。オイルシール52が、支持部材32Yと第1シャフト80の間に配置されている。オイルシール53が、第1シャフト80と第2シャフト78の間に配置されている。また、キャップ50、71が、支持部材32Yの端面に配置されている。キャップ50は、歯車伝動装置16の外部とクランクシャフト48を隔てている。キャップ71は、歯車伝動装置16の外部とボルト72を隔てている。4つのオイルシール44、34、52、53及びキャップ50、71によって、歯車伝動装置16内の潤滑剤(オイル)が、歯車伝動装置16の外部に漏れることを防止できる。
(第2実施例)
 図6を参照し、歯車伝動装置216について説明する。歯車伝動装置216は、歯車伝動装置16の変形例である。歯車伝動装置16と実質的に同じ部品については、同じ符号又は下二桁に同じ符号を付すことにより説明を省略することがある。
 ボルト203よって、蓋201が内歯部材76に固定されている。蓋201には貫通孔が形成されており、その貫通孔を第1シャフト80が通過している。蓋201と第1シャフト80の間にオイルシール252が配置されている。歯車伝動装置216では、歯車伝動装置16で使用しているオイルシール44、52及びキャップ50、71を使用していない。歯車伝動装置216では3つのオイルシール34、252、53及び蓋201によって、歯車伝動装置216内の潤滑剤が、歯車伝動装置216の外部に漏れることを防止できる。すなわち、歯車伝動装置216は、歯車伝動装置16よりも部品数を少なくすることができる。また、第2シャフト78の端部254が、第1シャフト80の端面から突出していない。そのため、歯車伝動装置216は、歯車伝動装置16と比べて外形の凹凸が少ない。ロボットの組立作業中の安全性を高くすることができる。
 歯車伝動装置16、216では、クランクシャフト48が、内歯歯車の軸線CL4とオフセットした位置で内歯歯車の軸線CL4に沿って延びている。そのため、外歯歯車40の第2貫通孔102、116が、外歯歯車40の周方向に形成されている。クランクシャフト48は、内歯歯車の軸線CL4と同軸に延びていてもよい。その場合、外歯歯車40の第2貫通孔を、外歯歯車の中心に形成すればよい。補助クランクシャフト122(図4を参照)を省略することができる。すなわち、歯車伝動装置の部品数を少なくすることができる。この場合、クランクシャフト48に貫通孔を形成し、第1シャフト80をその貫通孔内に配置する。
 歯車伝動装置16、216では、モータ歯車26がクランクシャフト48に固定された入力歯車30に直接噛み合って、モータ14のトルクをクランクシャフト48に伝達している。モータ歯車26と入力歯車30の間に歯車を配置し、その歯車を介してトルクを伝達してもよい。その場合、モータ歯車26と入力歯車30の間に配置される歯車は、キャリア32に回転可能に支持されていることが好ましい。また、歯車伝動装置16、216では、クランクシャフト48にだけモータ14のトルクが直接伝達され、補助クランクシャフト122は外歯歯車40の偏心回転に伴って受動的に回転する。しかしながら、キャリア32に歯車を回転可能に支持し、その歯車を介して、モータ歯車26のトルクを全てのクランクシャフトに均等に伝達するようにしてもよい。歯車伝動装置のトルク伝達経路はこれらに限られたものではなく、実施形態によって適宜変更することができる。
 歯車伝動装置16、216では、キャリア32の第1貫通孔51が、内歯歯車の軸線CL4と同軸に形成されている。しかしながら、第1貫通孔51は、軸線CL4からオフセットした位置で軸線CL4に沿って形成されていてもよい。その場合、第1シャフト80及び第2シャフト78は、軸線CL4からオフセットした位置で軸線CL4に沿って配置される。すなわち、シャフト80、78がキャリア32を貫通する位置は任意であり、他の要素(例えばクランクシャフトの径や、クランクシャフトが配置される位置等)に応じて適宜変更することができる。
 歯車伝動装置216では、第2シャフト78の端部254が、第1シャフト80の端面から突出していない。歯車伝動装置16のように、第2シャフト78の端部254を、第1シャフト80の端面から突出させてもよい。第1シャフト80と駆動シャフト258を固定する作業、及び第2シャフト78と駆動シャフト256を固定する作業を容易にすることができる。
 以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。

Claims (4)

  1.  多関節ロボットの関節を駆動する歯車伝動装置であり、
     内周に内歯歯車が形成されている内歯部材と、
     内歯歯車の軸線と同軸に配置されているとともに内歯部材に回転可能に支持されているキャリアと、
     キャリアに偏心回転可能に支持されているとともに内歯歯車と噛み合っている外歯歯車と、
     内歯歯車の軸線に沿ってキャリアを貫通しているとともにキャリアに回転可能に支持されており、一方の端部に入力される駆動トルクを他方の端部に伝達する第1シャフトと、
     を備えていることを特徴とする歯車伝動装置。
  2.  第1シャフトと同軸にその内側を貫通している第2シャフトを備えていることを特徴とする請求項1に記載の歯車伝動装置。
  3.  第2シャフトの長さが、第1シャフトの長さよりも長いことを特徴する請求項2に記載の歯車伝動装置。
  4.  前記歯車伝動装置は、多関節ロボットの前腕に取り付けられ、手首を前腕の軸線周りに回転させるための歯車伝動装置であり、
     第1シャフトと第2シャフトのロボット基部側の端部に、モータと係合する歯車が固定されており、
     第1シャフトと第2シャフトのロボット先端側の端部が、前腕より先の関節にトルクを伝達するための駆動シャフトと着脱可能に連結されることを特徴とする請求項2又は3に記載の歯車伝動装置。
     
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