WO2007034652A1 - あん摩マッサージ指圧の術法の表記方法 - Google Patents

あん摩マッサージ指圧の術法の表記方法 Download PDF

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Abstract

 あん摩マッサージ指圧の術法を正確に表記することができ、これにより平易かつ効果的に術法を伝達できるあん摩マッサージ指圧の術法の表記方法及び表記媒体を提供すること。  本発明にかかる、あん摩マッサージ指圧の術法を表記する方法は、図譜部30を用いる。図譜部30は、左手による指圧の術法を図譜部30の上段32に記載し、右手による指圧の術法を図譜部30の下段33に記載する。上段32と下段33には、それぞれ手の指に対応した5本の譜線からなる五線譜が設けられている。そして、指が被施術者の肌に触れる基点35を、当該触れた指に対応した譜線上に記載する。また、施術の手力度の変化を、基点より連続した線36によって記載する。

Description

明 細 書
あん摩マッサージ指圧の術法の表記方法
技術分野
[0001] 本発明は、あん摩マッサージ指圧の術法の表記方法、表記媒体及び伝達システム に関する。
背景技術
[0002] 従来、あん摩マッサージ指圧の施術の指導は、施術順序と施術部位を表記した図 面及びその注釈が記載された教科書により行なうのが一般的であった (例えば、非特 許文献 1参照)。例えば、この教科書では、指圧を受ける被施術者の写真や絵が表 記され、施術位置が表示される。また、施術順序については、例えば、被施術者の写 真や絵上に番号や矢印が付されて表示される。この方法は、あん摩技術の日本への 伝来時より変えられることなく行われてきた。同様にマッサージ、指圧においても洋の 東西を問わず従来の方法がとられていた。
視覚障害者に対するあん摩マッサージ指圧の施術の指導は、視覚障害者が指導 者の手を触れた状態において、指導者が視覚障害者に対して口頭で指示するのが 一般的である。
[0003] 非特許文献 1:「あん摩マッサージ指圧実技く基礎編〉」教科書執筆小委員会著、医 道の日本社
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0004] し力しながら、従来の教科書に記載された図面では、単に施術順序や施術部位が 表記されているに過ぎず、受講者は、あん摩マッサージ指圧の施術を正確に理解す ることは困難であった。注釈によっても的確に表現することは困難であった。特に、施 術リズムや施術の手力度を再現することは極めて困難であった。
[0005] また、視覚障害者にとっては、指導者の手を触れて、口頭で指示を受けて指導を受 けるが、これを再現することは難しぐまた、いわゆる自習を行なうことができず、施術 技能の向上を図ることが難し力つた。 [0006] 本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、あん摩マッサージ 指圧の術法を正確に表記することができ、これにより平易かつ効果的に術法を伝達 できるあん摩マッサージ指圧の術法の表記方法及び表記媒体を提供することを第 1 の目的とする。また、あん摩マッサージ指圧の術法を正確に伝達することができる伝 達システムを提供することを第 2の目的とする。さらに、あん摩マッサージ指圧を定義 することができる表記方法、表記媒体及び伝達システムを提供することを第 3の目的 とする。
課題を解決するための手段
[0007] 本発明にかかる表記方法は、あん摩マッサージ指圧の術法を図譜部に対して表記 する方法であって、左手による指圧の術法を前記図譜部の第 1の段に記載し、右手 による指圧の術法を前記図譜部の第 2の段に記載し、前記第 1の段と前記第 2の段 には、それぞれ手の指に対応した 5本の譜線カゝらなる五線譜が設けられ、指が被施 術者の肌に触れる基点を、当該触れた指に対応した譜線上に記載し、施術の手力 度の変化を、基点より連続した線によって記載するものである。
[0008] ここで、前記施術の手力度の変化は、図譜部上の上下方向により強さの変化を示 すことが望ましい。また、施術のリズムを周波数表示により表記するとよい。さらに、音 楽表記上の強弱表現用語及び Z又は感情表現用語を記載することが望ましい。さら に、また、図版部に表記された被施術者の部位に対して施術の位置及び施術の順 序を連続した線により記載することが望ましい。さらに、注釈部に施術に関する注釈 を文章により記載することがより効果的である。
[0009] 本発明にかかる表記媒体は、あん摩マッサージ指圧の術法を表記するため表記媒 体であって、左手による指圧の術法を表記する第 1の段と、右手による指圧の術法を 表記する第 2の段を有する図譜部を備え、前記第 1の段と前記第 2の段には、それぞ れ手の指に対応した 5本の譜線カゝらなる五線譜が設けられ、指が被施術者の肌に触 れる基点が、当該触れた指に対応した譜線上に記載され、施術の手力度の変化が、 基点より連続した線によって記載されたものである。
[0010] ここで、被施術者の部位に対して施術の位置及び施術の順序を連続した線により 表記した図版部をさらに備えるとよい。施術に関する注釈が文章により記載された注 釈部をさらに備えてもよい。
[0011] 本発明に力かる伝達システムは、あん摩マッサージ指圧の施術方法を伝達するた めの伝達システムであって、前記指圧の施術による圧力変化を測定し、測定信号を 出力するセンサー部と、前記センサー部により出力された測定信号に基づき、少なく とも施術手力度及び手技リズムを含む施術方法に関する施術情報を取得する分析 手段と、前記分析手段により取得された施術情報を音声データに変換する音声処理 手段とを備えたものである。
[0012] 前記音声処理手段は、指圧の施術によって発生した圧力が高い場合には音量が 大きぐ低い場合には音量が低くなるように音声データに変換することが望ましい。ま た、前記音声処理手段は、指圧を行う指のそれぞれに聞き分け可能な音を割り当て ることが好ましい。
発明の効果
[0013] 本発明によれば、あん摩マッサージ指圧の術法を正確に表記することができ、これ により平易かつ効果的に術法を伝達できるあん摩マッサージ指圧の術法の表記方法 及び表記媒体を提供することができる。また、あん摩マッサージ指圧の術法を正確に 伝達することができる伝達システムを提供することができる。さらに、あん摩マッサージ 指圧を定義することができる表記方法、表記媒体及び伝達システムを提供することが できる。
図面の簡単な説明
[0014] [図 1]本発明にかかるあん摩マッサージ指圧の術法の表記方法を説明するための図 である。
[図 2]本発明にかかる図版部を示す図である。
[図 3]本発明にかかる図譜部を示す図である。
[図 4]本発明にかかる図譜部にお!、て用いられる関連表記の例を示す表である。
[図 5]本発明にカゝかる伝達システムのシステム構成図である。
[図 6]本発明に力かる伝達システムのコンピュータのハードウ ア構成図である。
[図 7]本発明に力かる伝達システムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明 [0015] la, lb, lc センサー
2 ターミナル部
3 コンピュータ
4 スピーカ
5 ヘッド、ホン
10 図版部
20 注釈部
30 図譜部
発明を実施するための最良の形態
[0016] 以下に、本発明を適用可能な実施の形態を説明する。以下の説明は、本発明の実 施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない 。説明の明確化のため、以下の記載は、適宜、省略及び簡略ィ匕がなされている。又、 当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更 、追加、変換することが可能である。
[0017] 図 1は、本発明にかかる、あん摩マッサージ指圧の術法の表記方法を説明するた めの図であり、表記媒体上に表記された様子を示す。表記媒体には、教育機関、視 覚障害者教育、指導者育成やセルフケア等で用いられる書籍、教科書、パンフレット 等の紙媒体、コンピュータの表示画像データ等の電子媒体が含まれる。
[0018] 図 1に示されるように、図版部 10、注釈部 20が上側に横並びで配置され、図譜部 3 0がそれらの下側に配置される。但し、これらのレイアウトは図 1の例に限定されず、 図譜部 30を上側に配置してもよぐ様々な態様が可能である。
[0019] 図版部 10には、指圧を受ける人である被施術者の部位に対する施術の位置及び 施術の順序が連続した線により表記されている。具体的な表記内容については後に 詳述する。
[0020] 注釈部 20には、図版部 10や図譜部 30で表現しきれな力つた、施術に関する注釈 が文章により記載されている。この例では、箇条書きで施術の方法が記載されている 。より具体的には、解剖学的位置、支持の仕方、注意点、施術の順序、施術の位置、 手力度の程度等がテキストデータにより表記されている。 [0021] 図譜部 30には、右手及び左手によるあん摩マッサージ指圧の術法が 2段に亘つて 表記されている。具体的な表記内容については、後に詳述する。
[0022] 次に、図 2を用いて、図版部 10の表記内容について説明する。図に示されるように 、図版部 10には、被施術者の、指圧を受ける部位が絵又は写真等の図面 11により 示されている。この例では、被施術者のみならず、施術者の手の様子も示されており 、施術者の姿勢も表わされている。図 2では、被施術者の腕の内側部分のみが表記 されている力 体全体であってもよい。
[0023] 被施術者の部位を示す図面 11上に施術方向を示す矢印 12、施術位置を示す丸 印(点) 13、施術順序を示す番号 14が表記されている。丸印 13において所定の施 術が行なわれる。丸印 13は、直線若しくは曲線よりなる線により連結され、この線によ つて施術経路が示される。このようにして、手技が被施術者のどの部分を経由して終 了するかが表記される。また、番号 14を参照することにより、丸印 13において実行さ れる所定の施術が何回繰り返されるのかが判る。図 2の例では、 6回繰り返される。
[0024] 続いて、図 3を用いて、図譜部 30の表記内容について説明する。図 3に示されるよ うに、図譜部 30は、 2段の五線譜 32、 33により構成されている。五線譜の上段 32に は、左手による指圧の術法が記載され、下段 33には、右手による指圧の術法が記載 される。なお、左手を下段 33に、右手を上段 32に記載してもよい。五線譜 32、 33の それぞれにおいて、音楽の五線譜と同様に、左から右へ時間の経過が示される。
[0025] 五線譜の上段 32に含まれる 5つの譜線は、上から左手の小指、薬指、中指、示指、 母指のそれぞれに割り当てられている。五線譜の下段 33に含まれる 5つの譜線は、 下から右手の小指、薬指、中指、示指、母指のそれぞれに割り当てられる。そして、 施術者の指が被施術者の肌に触れる点 (即ち、押圧動作の始まりを示す点)を基点 3 5とすると、当該基点 35が五線譜 32、 33の譜線上に全音符として記載される。なお、 この例では基点 35として全音符を用いたが他の記号であってもよい。また、この例で は、上段 32にすベての線譜に跨る図形 34を表記している力 これは、左手の全ての 指を用いて被施術者の手首を支持することを示している。さらに、手掌部、指顆部、 前腕部、肘部、膝部、足部等により表記する場合は、基点 35の記号を全音符以外の 音符や記号を割り当てて、五線譜 32、 33上に表記するとよい。 [0026] 施術の手力度の変化は、音楽表記上のスラー記号と同様の線 (以下、単に手力度 線とする) 36により、経時変化的に記載される。手力度線 36は、基点より連続的に示 される。この手力度線 36は、横軸を経過時間、縦軸を施術部位に対する施術の手力 度を表わす。より具体的には、手力度線 36は下方に向かうにしたがって手力度が強 い(即ち、圧が加わる)ことを示し、上方に向かうにしたがって手力度が弱い(即ち、圧 が減ずる)ことを示す。このように手力度線を図譜上に表示することによって、施術の 緩急 (急激に押圧、及び抜圧動作するか、ゆっくりと押圧、および抜圧動作するか) や手力度の時間的変化の経過を的確に表現することができる。例えば、圧力を二分 する場合や素早く行う場合も表現できる。
[0027] 五線譜 32、 33の上側には、関連表記として、周波数表示 311、表記単位 312、強 弱表現用語'感情表現用語及び記号 313、 314、 315が表記されている。
[0028] 周波数表示 311は、施術のリズムを表記する。この例では、 ΓΐΗζ]と記載されてお り、 1秒間に 1回のリズムで基点力も一連の手力度線で示される押圧動作を行うことが 表記されている。この表示により、メトロノーム等の音楽用器具を用いて、再現性のあ る施術練習を行なうことができる。
[0029] 表記単位 312は、五線譜 32、 33がどの単位で表記されているかを示す。この例で は、 1セット分の表記であることを示し、図 1に示す図版部 10の施術位置を示す点 13 のうちの一つ分の施術に対する表記であることを示している。
[0030] 強弱表現用語'感情表現用語及び記号 313、 314、 315には、音楽表記上の強弱 表現や感情表現を表わす用語'記号を用いている。図 3に示す例では、「mp」と記載 されており、やや弱くすべきことが表記されて、また、「adagio」と記載されており、落ち 着いてゆっくりと行なうべきことが表記されている。図 4に、強弱表現用語'感情表現 用語 313、 314の例を示す。この例では、音楽表記上の用語や記号を用いた力 こ れに限らず、独自の用語や記号を作成してもよい。このように、図譜部 30に強弱表現 や感情表現を記載することによって、修行者は、単に機械的に施術を反復するので はなぐ情感のこめて施術を再現できるため、熟練者の施術を正確に再現できる。
[0031] 続いて、図 5を用いて、本発明に力かる伝達システムについて説明する。かかる伝 達システムは、熟練者によるあん摩マッサージ指圧の術法を修行者に伝達するため のシステムである。
[0032] 図 5に示されるように、伝達システムは、センサー la, lb, lc、ターミナル部 2、コン ピュータ 3、スピーカ 4、ヘッドホン 5を備えている。
[0033] センサー la, lb, lcは、あん摩マッサージ指圧の施術による圧力変化を測定し、 電気信号である測定信号を出力する。センサー laは、手袋型センサーであり、手袋 の各指先、手根部、手掌部、手背部に圧力センサが取り付けられている。測定時に は、熟練者が当該手袋型センサー laを手に装着する。
[0034] センサー lbは、マット型センサーである。マット型センサー lbには、マット上に分散 させた複数の圧力センサーが搭載されている。マット型センサー lbを被施術者の施 術部位にのせ、その上力も施術者が施術することによって、測定を実行する。このマ ット型センサー lbは、性状がフレキシブルであるので、人体にのせた場合に、ほどよ く人体にフィットするような柔軟性を有している。なお、測定の際に、施術者は手袋型 センサー laは装着しない。
[0035] センサー lcは、サポータ型センサーである。サポータ型センサー lcは、施術者の 前腕や膝部に接する位置に圧力センサーが内蔵されている。施術者が当該サポー タ型センサー lcを前腕や膝部に装着した状態で測定を実行する。
[0036] センサー la, lb, lcは、それぞれターミナル部 2に有線又は無線により接続されて いる。また、ターミナル部 2は、コンピュータ 3に有線又は無線により接続されている。 ターミナル部 2は、センサー la, lb, lcのいずれかを選択し、測定信号を入力する。 ターミナル部 2は、入力した測定信号をコンピュータ 3に出力する。なお、図 5の例で は、ターミナル部 2を設けた力 このターミナル部 2は必須ではなぐセンサー la, lb , lcを直接コンピュータ 3に対して接続するようにしてもょ 、。
[0037] コンピュータ 3は、入力された測定信号に基づき、少なくとも施術手力度及び手技リ ズムを含む施術方法に関する施術情報を取得する分析手段及び分析手段により取 得された施術情報を音声データに変換する音声処理手段として機能する。コンビュ ータ 3は、パーソナルコンピュータ(PC)や専用コンピュータによって構成することがで きる。コンピュータ 3の具体的な構成については、後に詳述する。
[0038] コンピュータ 3は、スピーカ 4及びヘッドホン 5に有線又は無線により接続されている 。コンピュータ 3は、施術情報を表わす音声データをスピーカ 4及びヘッドホン 5に出 力する。スピーカ 4及びヘッドホン 5は、当該音声データを入力し、音声に変換して出 力する。
[0039] 図 6に、コンピュータ 3のハードウェア構成を示す。図に示されるように、コンピュータ
3は、 CPU301、 RAM302、入出力装置 303、通信処理回路 304、プログラム記憶 部 305、データベース 306を備えている。
[0040] CPU301は、プログラム記憶部 305に予め記憶された OSプログラムやアプリケー シヨンプログラムに基づき、各種の処理を実行する制御部として機能する。
[0041] RAM302は、 CPU11のワークエリアとして用いられ、例えば、プログラムの実行部 分や実行時に使用されるデータ等が一時的に格納される。
[0042] 入出力装置 303は、キーボードやマウス等の入力デバイス、ディスプレイ等の表示 デバイス、プリンタ等である。
[0043] 通信処理回路 304は、接続インターフェースや通信制御回路を備えて 、る。この通 信処理回路 34によって、ターミナル部 2等とデータ通信を実行することができる。
[0044] プログラム記憶部 305は、 EEP—ROM、ハードディスク等の内部記憶手段ゃフレ キシブルディスクや CD— ROM等の外部記憶手段により構成され、 OSプログラムや アプリケーションプログラム等が格納される。
[0045] データベース 306は、ハードディスクや光ディスク等の記憶手段により構成されてい る。この例におけるデータベース(DB) 306には、図 6に示されるように、測定データ 記憶部 3061、表示データ記憶部 3062、音声データ記憶部 3063が含まれる。
[0046] 測定データ記憶部 3061には、センサー la, lb, lcよりターミナル部 2を介して入 力された測定データが格納される。
[0047] 表示データ記憶部 3062には、測定データに基づいて生成された表示データが格 納される。
[0048] 音声データ記憶部 3063には、測定データに基づいて生成された音声データが格 納される。
[0049] 続!、て、図 7のフローチャートを用いて、本発明に力かる伝達システムの処理の流 れについて説明する。 [0050] まず、センサー la, lb, lcによって、施術手力度を測定する(S101)。具体的には 、センサー la, lb, lcが施術により生じる圧力変化を電気信号に変換し、測定信号 としてターミナル 2経由若しくは直接コンピュータ 3に対して出力する。コンピュータ 3 の制御部(CPU)は、測定信号を入力し、測定データ記憶部 3061に格納する。
[0051] 次に、コンピュータ 3の制御部は、測定データ記憶部 3061に格納された測定信号 に基づいて、表示データの作成処理を実行し、表示データ記憶部 3062に格納する (S102)。具体的には、測定信号に基づいて圧力の経時的変化及びリズムをグラフ 等によって表わす表示データを生成する。さらに、測定信号を解析し、測定対象の熟 練者の手力度、手技リズムを含む施術方法に関する施術情報を取得する。このとき、 関連の情報として、施術に用いる部位、施術者等のデータを入出力装置 303を用い て入力し、当該施術情報に含めるようにしてもよい。これらの施術情報も表示データ 化する。このときに生成される表示データは、例えば、図 1に示されるような表示デー タであってもよぐ他の表示データであってもよい。生成された表示データは、入出力 装置 303の表示装置によって表示され、また印刷装置によって印刷される。
[0052] 次に、コンピュータ 3の制御部は、測定データ記憶部 3061に格納された測定信号 若しくは表示データ記憶部 3062に格納された表示データに基づいて音声データの 作成処理を実行し、音声データ記憶部 3063に格納する(S103)。音声データを作 成する場合、制御部は、指圧の施術によって発生した圧力が高い場合には音量が 大きぐ低い場合には音量が低くなるように音声データを生成する。また、制御部は、 指圧を行う指のそれぞれに聞き分け可能な音を割り当てる。聞き分け可能な音は、異 なる周波数 (音階)の音であってもよぐ異なる楽器により発生した音であってもよい。 これにより、修行者は、どの指を用いてどの程度の手力度によってどのようなリズムで 施術を行なうかを把握することができる。特に、視覚障害者にとっては、音声によりか 力る情報を取得できるので、本発明に力かる伝達システムは、極めて有用な伝達手 段である。
[0053] 制御部は、音声データ記憶部 3063に格納された音声データをスピーカ 4やヘッド ホン 5に出力する。
[0054] 表示データ記憶部 3062に格納された表示データや音声データ記憶部 3063に格 納された音声データは、インターネットサーバの記憶部に格納しておき、ユーザの端 末からのアクセスに応じて、配信するようにしてもよい。また、当該表示データや音声 データを持ち運び可能な外部記憶媒体に格納し、必要なときに、プレーヤーや PC 等を用いて外部記憶媒体力 読み出して再生するようにしてもょ 、。
産業上の利用可能性
本発明に力かるあん摩マッサージ指圧の術法の表記方法は、あん摩マッサージ指 圧の術法を伝達する手段として書籍、教科書やパンフレットに表記することによって、 教育機関、視覚障害者教育、指導者育成やセルフケア等で利用される。

Claims

請求の範囲
[1] あん摩マッサージ指圧の術法を図譜部に対して表記する方法であって、
左手による指圧の術法を前記図譜部の第 1の段に記載し、
右手による指圧の術法を前記図譜部の第 2の段に記載し、
前記第 1の段と前記第 2の段には、それぞれ手の指に対応した 5本の譜線力 なる 五線譜が設けられ、
指が被施術者の肌に触れる基点を、当該触れた指に対応した譜線上に記載し、 施術の手力度の変化を、基点より連続した線によって記載する表記方法。
[2] あん摩マッサージ指圧の術法を表記するため表記媒体であって、
左手による指圧の術法を表記する第 1の段と、右手による指圧の術法を表記する第 2の段を有する図譜部を備え、
前記第 1の段と前記第 2の段には、それぞれ手の指に対応した 5本の譜線力 なる 五線譜が設けられ、
指が被施術者の肌に触れる基点が、当該触れた指に対応した譜線上に記載され、 施術の手力度の変化が、基点より連続した線によって記載された表記媒体。
[3] あん摩マッサージ指圧の施術方法を伝達するための伝達システムであって、
前記指圧の施術による圧力変化を測定し、測定信号を出力するセンサー部と、 前記センサー部により出力された測定信号に基づき、少なくとも施術手力度及び手 技リズムを含む施術方法に関する施術情報を取得する分析手段と、
前記分析手段により取得された施術情報を音声データに変換する音声処理手段と を備えた伝達システム。
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