WO2006038624A1

WO2006038624A1 - プリンター

Info

Publication number: WO2006038624A1
Application number: PCT/JP2005/018365
Authority: WO
Inventors: Takuro Kohyama
Original assignee: Citizen Watch Co., Ltd.
Priority date: 2004-10-06
Filing date: 2005-10-04
Publication date: 2006-04-13
Also published as: CN1914044A; CN100462236C; US8240929B2; JP4616840B2; US20080310903A1; JPWO2006038624A1

Abstract

　プリンター（１）は、印字部（２）と、その側方または下方に配置したロール紙ホルダー（３）とからなる。ロール紙ホルダー（３）は、ロール紙（１０）を下から支持する受け部（７）と引出し部（８）とを有する。受け部（７）と引出し部（８）との間の用紙に作用するガイド部材（１２）を配置する。このガイド部材（１２）でもって受け部（７）とガイド部材（１２）との間の用紙を水平側へ傾斜させる。

Description

明細書

プリンター

技術分野

[0001] 本発明は、ロール紙をロール紙ホルダーの受け部に載せてロール紙の外周面を受け部でもって支持し、そのロール紙力繰り出した用紙にプリントするタイプのプリンタ一に関する。

背景技術

[0002] ロール紙をロール紙ホルダーの受け部に載せ置いて、そのロール紙力繰り出した用紙にプリントするタイプのプリンタ一は周知である。このプリンターでは、ロール紙から用紙を繰り出すときそのロール紙は受け部の上で回転する。

[0003] このタイプのプリンターでは、ロール紙の残量が少なくなつたことを、ロール紙の半径が小さくなつてその巻き芯の位置が低下した (受け部に向かって移動した)ことを利用して検出している（特開平 4— 176674号公報参照)。

[0004] しかし、ロール紙の残量が少なくなつて軽量となると、用紙を送りロール紙から繰り出すときの力によってロール紙は受け部力飛び上がったり受け部上を転がったりする傾向が現れる。すると、ロール紙の位置が変動してロール紙の残量の検出ができなくなる。さらに、ロール紙が受け部力も浮き上がることで印刷部への定量送りが不安定になったり、騒音が発生することもあり得る。

[0005] そこで、ロール紙が受け部力浮き上がること防止するために、ロール紙ホルダーの受け部に載せ置かれたロール紙をパネで付勢された押さえ部材でもって上力ゝら押さえ付けることが提案されている（特開昭 58— 22245号、特開平 4— 176674号公報参照)。

[0006] し力しながら、そのような押さえ部材を有するプリンターでは、ロール紙ホルダーにロール紙を収納するときにじやまにならないように、押さえ部材をロール紙の受け部へ向けての移動の経路力退避させるための機構も必要となる。

発明の開示

[0007] この発明は、印字部の側方または下方にロール紙ホルダーを配置したプリンターにおいて、ロール紙ホルダー内のロール紙が印字部の送りローラーによって繰り出されるときにロール紙がロール紙ホルダー内で上方に浮き上がらないようにすることを目的とする。

[0008] 上記目的を達成するため、本発明によるプリンタ一は、印字部及びロール紙ホルダ一を備え、そして、前記ロール紙ホルダーは、印刷媒体である用紙をロール状に卷 V、たロール紙の外周面を支持する受け部と、そのロール紙を前記印字部側に送り出すための引出し部とを備える。さらに、このプリンタ一は、前記受け部と前記引出し部との間に形成される用紙コースおいてガイド部材を配置して、このガイド部材によって、前記受け部と前記引出し部との間の用紙コースを前記受け部側に規制する。

[0009] 前記ガイド部材の一端は前記印字部側の固定部材に固定し、他端の自由端は用紙に作用するようにすることができる。

前記受け部力前記引出し部までの用紙コースが前記ガイド部材によって折り曲げられて、前記受け部力前記ガイド部材までの用紙コースと前記ガイド部材力前記引出し部までの用紙コースとなり、それら両用紙コースのなす角度が 90° 力 160° の範囲となるようにしてもょ、。

前記引出し部を通過する直前の用紙に作用して、用紙を巻き芯にロール状に卷くときにその終端に形成した折り返し片と係合するセパレータを前記ガイド部材と前記引出し部との間に設けることができる。

[0010] 本発明によれば、ロール紙が印字部の送りローラーによって繰り出されるときに、口ール紙がロール紙ホルダー内で上方に浮き上がらな、ようにされるので、ロール紙の残量が少なくなつたことを検知するセンサの誤動作は回避され且つロール紙の浮き上がりによる騒音の発生が解消される。

図面の簡単な説明

[0011] [図 1]印字部の側方にロール紙ホルダーを配置した横置きタイプのプリンターの一例を示す側面図である。

[図 2]図 1のプリンターにおいて、ロール紙力も繰り出される用紙をガイド部材でガイドすることで用紙を水平に近い傾斜にしていることを説明する図である。

[図 3]印字部に図 2に示すガイド部材を設けな力つた場合の、ロール紙力繰り出される用紙の傾斜を説明する図である。

[図 4A]用紙の残量が巻き芯にほぼ一巻き分となった状態を示す図である。

[図 4B]巻き芯からはずれた用紙が、巻き芯に巻かれて、たときの巻き癖を残しかつ折り返し片が用紙の繰り出し方向に向、た状態で、ロール紙ホルダーの中を印字部に向けて送られる状態を示す図である。

[図 5]図 1のプリンターにおいて、用紙末端の折り返し片の先端がセパレータの突部に突き当たってスリットに入り込むことを説明する図である。

[図 6]図 4Bに示す用紙がさらに送られて、その折り返し片がセパレータの突部に係合する直前の状態を説明する図である。

[図 7]図 6に示す用紙がさらに送られて、その折り返し片がセパレータの突部後方のスリットに入り込んだ状態を説明する図である。

[図 8]図 6のプリンターでセパレータを設けな力つた場合に折り返し片が送り込みローラーで用紙の上に折り重ねられてしまうことを説明する図である。

[図 9]印字部の下方にロール紙ホルダーを配置した縦置きタイプのプリンターの一例を示す側面図である。

発明を実施するための最良の形態

[0012] 図 1は、印字部 2の側方にロール紙ホルダー 3を配置した横置きタイプのプリンター 1を示す。印字部 2は公知の構造であって、印字ヘッド 4、プラテン 5、および一対の送込みローラー 6を備える。送込みローラー 6の回転によって用紙はロール紙ホルダ一 3から引き出されて印字ヘッド 4とプラテン 5との間に送り込まれる。

[0013] ロール紙ホルダー 3はほぼ容器の形をし、合成樹脂製であり、受け部 7と引出し部 8 とを備える。受け部 7はロール紙を下力支えロール紙が前後方向に転動するのを防止するために中央に向力つて傾斜した前後一対の底板 9a, 9bから構成されている。

[0014] 引出し部 8は、ロール紙ホルダー 3の印字部 2に対向する部位に形成されている。

用紙はこの引出し部 8を通ってロール紙ホルダー 3の外に出て印字ヘッド 4とプラテン 5との間に送られる。ところで、印字ヘッド 4とプラテン 5は、図 1に示すように、通常、口ール紙ホルダー 3の受け部 7 (底板 9a、 9b)よりも高い位置にあることから、ロール紙ホルダー 3の引出し部 8も通常、受け部 7よりも高い位置に設けられている。 [0015] 図 1では、受け部 7の底板 9a、 9b上に載せ置かれたロール紙 10が未使用のものを実線で、また、残量が少なくなつたものを破線で、それぞれ示している。ロール紙ホルダー 3内のロール紙 10の残量が一定以下になったことは-ァエンドセンサー 11で検出される。この-ァエンドセンサー 11は反射型フォトセンサを使用したものであって、発光部（図示せず)から出た光が受け部 7上のロール紙 10の側端面で反射して受光部（図示せず）に到達するかどうかでロール紙 10の残量があら力じめ定めた値以下になった力否かを検出する。ロール紙 10の残量が少なくなつてその半径が所定値以下となると、ユアエンドセンサー 11の発光部から出た光がロール紙 10の側端面に当たらず通過する。

[0016] この図 1に示すプリンター 1では、ロール紙 10から繰り出された用紙はガイド部材 12 によりー且ほぼ V字状に屈曲させられてから引出し部 8を通過してロール紙ホルダー 3の外に出る。

[0017] このガイド部材 12は、図 2に示すように、その基端が印字部 2におけるロール紙ホルダー 3に対向する固定部材 16に固定される。一方、ガイド部材 12の先端である自由端はロール紙ホルダー 3の内部に向かって延びて、ロール紙 10から繰り出されたが引出し部 8を通過する前の用紙 P1に作用して、その用紙 P1を下方に押し下げほぼ V字状に屈曲させる。本実施形態では、受け部 7から引出し部 8までの用紙コースがガイド部材 12によって折り曲げられて、受け部 7からガイド部材 12までの用紙コースとガイド部材 12から引出し部 8までの用紙コースとなり、これら 2つの用紙コースのなす角度が 90° 力も 160° の範囲（望ましくは 140° 前後）となる。その結果、ロール紙 10から繰り出されて移動するときの用紙の角度が水平に近くなる。

[0018] なお、図 3は、印字部 2にこのようなガイド部材 12を設けな力つた場合に、用紙 P2 はロール紙からの繰り出し位置から引出し部 8までの一直線上を移動することを説明する図である。この図 3と図 2とを比べると、ガイド部材 12でガイドされる用紙 P1の角度（図 2)の方がガイド部材でガイドされない用紙 P2 (図 2)の角度よりも水平に近いことが分かる。

[0019] この例ではガイド部材 12を印字部 2側の固定部材 16に設けた力これに代えてガイド部材 12をロール紙ホルダー 3側の固定部材に固定しても良、。ガイド部材 12は、その基端がプリンターの固定部材に固定され、先端が引出し部 8を通過する前の用紙 P 1に作用してその用紙 P 1を屈曲させると、うことが必要である。

[0020] 以下、このガイド部材 12の機能を図 2及び図 3を用いて説明する。

[0021] ロール紙 10から用紙を繰り出す時にロール紙 10を受け部 7から浮き上がらせる力は、ロール紙 10から用紙を繰り出すときの力の垂直分力によって決まる。そこで、図 2 に示すように、ロール紙 10から繰り出された用紙 P1をガイド部材 12でガイドすることで水平に近い傾斜にした場合、ロール紙 10から用紙を繰り出すときの力 Fの垂直分力 VIは、ガイド部材 12を用いない場合（図 3)にロール紙 10から用紙を繰り出すときの力 Fの垂直分力 V2に比べて、小さくなる。

[0022] したがって、同じ力 Fでもってロール紙 10から用紙を繰り出しても、ガイド部材 12を用いて用紙の傾斜を水平に近くすれば、ロール紙 10を受け部 7から跳ね上がらせる力はガイド部材 12を設けないときに比べ減少させることができることが分かる。

[0023] 以上説明したように、ロール紙 10から繰り出された用紙の傾斜を水平に近くして口ール紙 10から用紙を繰り出すときの力 Fの垂直分力 VIを小さくすることでロール紙 1 0の受け部 7からの浮き上がりを防止できる。しかし、ロール紙 10は、実際には図 1に示すように傾斜した受け部 9a、 9b上に載せ置かれるのであるから、引出し部 8に近い側の受け部 9aの傾斜以上にロール紙 10力も繰り出された用紙 P1をガイド部材 12でもって傾斜させるのは困難である。したがって、実際には、ロール紙 10から用紙 P1が受け部 9aとほぼ平行した方向に繰り出されるようにガイド部材 12を設置する。

[0024] 以上のように、この実施形態によれば、ロール紙 10から用紙を繰り出すときの力によってロール紙 10を受け部 7から浮き上がらせることを防止して!/、るので、ロール紙 1 0から繰り出される用紙の印字 2部側への送りは安定して行われ、また、ユアエンドセンサー 11による残量検出も的確に行われる。

[0025] さらに、図 1のプリンター 1の印字部 2にはさらにセパレータ 13をロール紙ホルダー 3 の引出し部 8の近くに設ける。このセパレータ 13は、図 6及び図 7の拡大図に示すように、用紙 Pの面に向力つて突出した突部 13aと、その突部 13aの下流側（受け部 7側）に隣接して設けられたスリット 13bとからなる。ここで、このセパレータ 13の機能を以下に説明する。 [0026] 長い用紙を巻き芯 14に巻き付けてロール紙 10とするとき、多くの場合、その用紙 P の巻きつけ側の端部（折り返し片 15)を図 4Aに示すように外側に折り返す。この場合、用紙は巻き芯に接着剤で接着することはしない。このようにして巻き付けて形成したロール紙 10から用紙を送込みローラー 6を駆動して最後まで繰り出すと、用紙 Pは、巻き芯 14からはずれて、ロール紙ホルダー 3の中で図 4B及び図 6に示すように、卷き芯 14に卷かれていたときの巻き癖を残しながらかつ折り返し片 15を用紙 Pの繰り出し方向に向けた状態でロール紙ホルダー 3の弓 I出し部 8に向力つて移動する。

[0027] この図 4Bに示した用紙 Pを引出し部 8まで引き出すと、図 5 (及び図 7)に示すように、折り返し片 15の先端はセパレータ 13の突部 13aに突き当たってスリット 13bに入り込む。

[0028] さらに、送込みローラー 6が回転すると、折り返し片 15がセパレータ 13のスリット 13 bに入ったまま用紙 Pが突部 13aの先端と接触しながら引き込まれ、その結果、用紙 P の巻き癖が突部 13aによって矯正される。最後に折り返し片 15がスリット 13bから出て、送込みローラー 6に到達するときには折り返し片 15の折り返しが解消され、図 8に示すように折り返し片 15が用紙に折り重なった状態で送込みローラー 6を通過することは回避される。その結果、折り返し片 15による送込みローラー 6でのペーパージャムを回避できる。

[0029] 図 9は、印字部 2の下方にロール紙ホルダー 3を配置した縦置きタイプのプリンター 1の一例を示す。この図 9のプリンター 1を構成する印字部 2やロール紙ホルダー 3のそれぞれ構成は実質的に図 1のプリンター 1を構成する印字部 2やロール紙ホルダ一 3のそれぞれ構成と実質的に同じであるので、それらの具体的な説明は省略する

[0030] 印字部 2におけるロール紙ホルダー 3に対向する固定部材にガイド部材 12の基端が固定される。ガイド部材 12の先端である自由端はロール紙ホルダー 3の内部に向けて延びて、ロール紙 10から繰り出されたがまだ引出し部 8を通過する前の用紙 P1 ( 図 2)に側方から作用する。

[0031] 図 9は、残量の少なくなつたロール紙 10 (点線で表示）から繰り出された用紙 P1がガイド部材 12の先端でほぼ V字状に屈曲させられてから引出し部 8を通過して上方の印字ヘッド 4とプラテン 5との間に送り込まれることを表している。さらに、この図において、説明のため、ガイド部材 12を設けな力つた場合にこのロール紙 10から繰り出された用紙 P2が引出し部 8を通過する状態を仮想線でもって示している。

[0032] 本実施形態では、受け部 7から引出し部 8までの用紙コースがガイド部材 12によつて折り曲げられて、受け部 7からガイド部材 12までの用紙コースとガイド部材 12から引出し部 8までの用紙コースとなり、これら 2つの用紙コースのなす角度が 90° 力も 1 60° の範囲（望ましくは 110° 前後）となる。

[0033] そこで、図 9において点線で表示した用紙 P1と仮想線で表示した用紙 P2とを対比すれば明らかなように、用紙をガイド部材 12でガイドするほうが用紙の傾斜が緩やかになるので、ロール紙 10から用紙を繰り出すときの力 Fの垂直分力 VIは、ガイド部材 12を用いなヽ場合にロール紙 10から用紙を繰り出すときの力 Fの垂直分力 V2に比ベて、小さくなる。したがって、残量が少なくなつて軽量となったロール紙 10の用紙繰り出しによる受け部 7上の浮き上がりは回避される。

[0034] ただし、図 9のプリンター 1では、ガイド部材 12を設けることで、用紙ロール 10の残量が多いときにはロール紙 10から用紙 P1を繰り出すときの力 Fの垂直分力 VIを大きくしてしまうことがあり得る力残量の多い用紙ロールはその自重のため容易に浮き上力 ¾ことはないので、定量送りの点及で特に問題は生じない。

[0035] 以上のように、この実施形態によれば、ロール紙 10から用紙を繰り出すときの力によってロール紙 10を受け部 7から浮き上がらせることを防止して!/、るので、ロール紙 1 0から繰り出される用紙の印字 2部側への送りは安定して行われ、また、ユアエンドセンサー 11による残量検出も的確に行われる。

[0036] また、この図 9のプリンター 1においても、図 1のプリンター 1と同様に、その印字部 2 のロール紙ホルダー 3の引出し部 8の近くにセパレータ 13を設けて、用紙をロール卷き芯に巻き付けるときに形成した折り返し片による送込みローラー 6でのペーパージャムを回避できる

Claims

請求の範囲

[1] 印字部及びロール紙ホルダーを備えるプリンターであって、

前記ロール紙ホルダーは、印刷媒体である用紙をロール状に卷、たロール紙の外周面を支持する受け部と、そのロール紙を前記印字部側に送り出すための引出し部とを備え、

前記受け部と前記引出し部との間に形成される用紙コースおいてガイド部材を配置して、このガイド部材によって、前記受け部と前記引出し部との間の用紙コースを前記受け部側に規制している、

前記のプリンター。

[2] 前記ガイド部材の一端は前記印字部側の固定部材に固定され、他端の自由端は用紙に作用する、請求項 1に記載のプリンター。

[3] 前記受け部から前記引出し部までの用紙コースが前記ガイド部材によって折り曲げられて、前記受け部力前記ガイド部材までの用紙コースと前記ガイド部材力前記引出し部までの用紙コースとなり、それら両用紙コースのなす角度が 90° 力 160° の範囲となるようにしている、請求項 1または 2に記載のプリンター。

[4] 前記引出し部を通過する直前の用紙に作用して、用紙を巻き芯にロール状に巻くときにその終端に形成した折り返し片と係合するセパレータを前記ガイド部材と前記引出し部との間に設けた、請求項 1に記載のロール紙ホルダー。

[5] 前記セパレータは、用紙の面に向かって突出した突部と、その突部の前記受け部側に隣接して設けられたスリットとからなり、

用紙を巻き芯にロール状に巻くときにその終端に形成した折り返し片は、送込みローラーの回転によって送られると前記突部に突き当たってその一部が前記スリットに入り込み、

さらに、送込みローラーが回転すると、折り返し片の一部が前記スリットに入ったまま用紙が突部の先端と接触しながら引き込まれ、その結果、用紙の巻き癖が前記突部によって矯正されるようにした、

請求項 4に記載のプリンター。