WO2005083605A1

WO2005083605A1 - 保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法並びに保険料算出システム

Info

Publication number: WO2005083605A1
Application number: PCT/JP2005/003045
Authority: WO
Inventors: Toshihiko Kozakai
Original assignee: Aioi Insurance Co., Ltd.
Priority date: 2004-02-26
Filing date: 2005-02-24
Publication date: 2005-09-09
Also published as: JP2010257486A; JP5162629B2; JPWO2005083605A1

Abstract

　実際の車両の走行状況（走行経路、走行時間帯、走行速度、運転操作、シートベルト着用等）に応じた保険料を計算、課金する変動料金型の自動車保険用の保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法、並びに保険料算出システムを提供することを目的とする。　車両が走行する際の走行日時情報及び車両の走行位置を特定する走行位置情報を情報通信サーバ８０に送信するとともに、情報通信サーバ８０が送信した走行コストと保険料を受信して表示する車載端末３０と、車載端末３０が送信した走行日時情報、走行位置情報を保険サーバ９０に送信するとともに、保険サーバ９０が送信した保険料と有料道路料金、車両の燃料費を車載端末３０に送信する情報通信サーバ８０と、情報通信サーバ８０が送信した走行日時情報及び走行位置情報に基づいて取得した保険料を情報通信サーバ８０に送信する保険サーバ９０とを備えた。

Description

明細書

保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法並びに保険料算出システム

技術分野

[0001 ] 本発明は、保険料の掛け金を算出する保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法並びに保険料算出システムに関する。

背景技術

[0002] 従来、保険客体のリスクに寄与する状態を検出するリスク寄与状態検出手段と、その状態に基づいてリスクをフアジィ理論等により評価するリスク評価手段と、前期リスクの評価値から保険客体に対する保険料変動分を決定する保険料変動分決定手段とを備えてなる保険料決定装置が知られている（例えば、特許 2 9 1 7 5 0 2号公報参照）。

[0003] 該保険料決定装置では、リスク評価の際ファジィ理論を利用することによリ、経験に基づいた評価を加えることができるため、ノイズ等に影響されにくいより正確なリスク評価が可能であり、保険をよリ公平化することができるとされている。

[0004] また、保険会社の保険サーバと、自動車に備えられる車載端末とが、ネットワークを介して接続され、車載端末には、乗車中の走行速度、急加減速、急ハンドル等の運転情報を取得して保険会社サーバに送信する運転情報送信手段とが備えられ、保険会社サーバには予め支払われた自動車保険の契約保険料からこの乗車により消費された保険料分を、申告された使用情報と取得された運転情報とに基づき算出する消費保険料算出手段とが備えられる変動消費型保険システムが知られている（例えば、特開 2 0 0 2 - 2 9 7 9 1 0号公報参照) o

[0005] 該変動消費型保険システムは、保険の契約者が契約後に実際にどのような状況で自動車を運転するかによって保険料を算出することができるとされている。 [0006] また従来の自動車保険は、実際の運転者や走行状況を直接保険料に反映するしくみがなく、保険契約締結時点の静的条件（被保険車両の種類、想定される運転者の年齢等）により、固定的なリスク評価に基づいており、将来に向かって走行するための保険料を、当該車両単位に運転者の最低年齢等に応じた固定料金方式としている。

[0007] ところが、特許 2 9 1 7 5 0 2号公報（第 1 - 6ページ、第 1図）に記載の保険料決定装置ではノイズ等に影響されにくい正確なリスク評価が可能であリ、保険をより公平化することができるとされているが、具体的な解決手段が示されておらず、課題の解決が困難であるという不具合を生じていた。

[0008] また、特開 2 0 0 2 - 2 9 7 9 1 0号公報（第 1， 6， 1 0ページ、第 4図 -第 7図）に記載の変動消費型保険システムでは、予め保険料を支払った保険の契約者が、保険の契約後に実際にどのような状況で自動車を運転するかによって保険料を算出することができるとされているが、車両が走行する毎に保険料を更新するとともに、確定した保険料と走行計画に基づき予測した保険料とを対比することができないという不具合を生じていた。

[0009] また、従来の変動消費型保険システムでは、車両の走行地域や走行経路、走行時間帯に応じて保険料を算出することができないという不具合を生じていた。また、車両の走行速度や急加減速、急ハンドル等の運転情報をもとに保険料を算出する旨の記載があるが、車両の走行地域や走行経路、走行時間帯に応じた保険料とともに運転状況に応じた保険料を算出することができないという不具合を生じていた。

[0010] また、従来の自動車保険では、保険契約締結上は想定される運転者のうち、最も若い運転者の年齢条件に合わせて契約条件を設定せざるを得ず、また、実際の走行における特定運転者の運転行動特性や走行経路等の変動的リスク要件が反映されない等のしくみであった。

[0011 ] また、従来の自動車保険では、運転者本人は、自分が補償の対象となる運転者か否か、保険の契約条件を知らない限リ判別しょうのない状況にあり、また、補償の対象外であると判ったとしても、即時に保険加入手続きをとることは困難であリ不便であった。

[0012] また、従来の自動車保険で自動車の走行状況を木目細かく自動車保険料に反映させようとする場合、走行状況を逐次記録して保存する必要があるが、保険会社が車載端末を契約者に提供する方式を採用する場合には、車載端末の提供などに多大なコストを要するという問題があつた。

[0013] また、従来の自動車保険で一保険契約における運転者単位の基本保険料の設定や、実際の走行状況に基づいた保険料への反映を実現させるためには、実際の運転者を特定することが必要であるとともに、実際の走行状況を記録して保存し、保険料を算出することが必要となり、このことは技術的な困難を伴っていた。

[0014] また、実際の走行後に保険料を決める保険の方式を採用する場合には、保険契約者や運転者は、実際に必要となる保険料がどれくらいになるかが重大関心事となる。そこで、予め必要となる保険料を試算することと、走行中の保険料確定状況に関する情報の通知、車両が走行した結果として確定した保険料およびその根拠となる走行状況データを逐次運転者または保険契約者に知らせる技術が切実に求められるところである。

[0015] また、車両の走行に伴うコストは保険料だけではなく、有料道路料金、燃料費、所要時間等も存在する。保険契約者や運転者の関心事は走行コストの総額であるので、保険料と併せて有料道路料金、燃料費、所要時間等を通知する必要が生じていた。

[0016] 更に、車両走行の結果として生じた確定コス卜が、予測コス卜と異なった場合には、その原因を追求する必要がある。

[0017] また、保険提供のコスト面で保険会社による車載端末の提供が困難なため、走行に関する走行状況データを記録，保存する方法として、外部の通信会社等への委託が考えられるが、特定車両の走行状況データと特定保険契約の紐付けを中心としたデータ生成システム構築が必要となる。

[0018] また、保険の契約者には、できるだけ保険料を少なくしたいという要望があった。契約時の保険料が同額の場合でも、常に安全運転を慣行している人、また比較的事故の可能性が高い運転をしがちな人、また自宅周辺の近距離にしか自動車を利用しない人、あるいはドライブを趣味とし日頃から遠距離に利用する人、昼間の運転が多い人、夜間の運転が多い人、めったに運転をしない人等、実際にはさまざまな運転の状況がある。そのため、特に安全運転を慣行し保険上のリスクの少ない運転をする契約者には、保険料に対して不公平感があった。

[0019] また、保険の契約者には、誰が運転するかといった自動車の使用状況にともなつて、できるだけ保険料を少なくしたいという要望があった。しかし、従来の契約変更は手続が煩雑であるうえ、保険会社が休日（もしくは夜間）であったりすると、保険会社に通知したくても手続できないこともあった。また、週末、盆正月、休日等の短期間に普段とは異なる人が運転する場合に条件を変更したくても、保険会社に迅速かつ十分に対応してもらえないといフ不 ¾¾¾めった。

[0020] 特許文献 1 ：特許 2 9 1 7 5 0 2号公報（第 1 -6ページ、第 1図）

特許文献 2 :特開 2 0 0 2- 2 9 7 9 1 0号公報（第 1， 6， 1 0ページ、第 4図-第 7図）

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0021 ] そこで本発明は上記従来の状況に鑑み、車両の走行実績に応じた保険料を算出して表示することが可能な保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法を提供することを目的としている。

[0022] また本発明は、運転者の特定のために個人認証技術を活用し、登録運転者単位のベース保険料を設定可能とする走行状況反映型の自動車保険を提供する際に用いる保険料算出システムを提供することを目的としている。

[0023] また本発明は、個人認証の際に、保険契約上の運転条件から外れる場合に警告を表示し、即時に保険手続き可能な保険料算出システムを提供することを目的としている。

[0024] また本発明は、走行条件を予め複数設定することにより、保険料、有料道路料金、燃料費、所用時間を予測し、車載端末に予測コストを表示することが可能な保険料算出装置を提供することを目的としている。

[0025] また本発明は、実際の走行により必要となった保険料等の確定コストを計算し、車載端末に表示することが可能な保険料算出装置を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

[0026] 上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0027] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名又は経度及び緯度等の経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する複数の地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0028] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する日時情報とその日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベースから、入力した走行日時情報に該当する曰時の保険料を取得する走行日時保険料取得手段と、日時の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。 [0029] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0030] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名又は経度及び緯度等の経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得して各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0031 ] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0032] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データべ一スから、入力した車両の位置情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した第 2の地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、積算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0033] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の走行位置情報及び走行曰時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0034] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の走行位置情報及び走行曰時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した第 2の地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、積算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0035] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステ一タス入力手段と、ブレーキの操作とそのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したブレーキステ一タスに該当する急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、取得した急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0036] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステ一タス入力手段と、ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いとその急ブレーキを操作した回数を計数する計数手段と、急ブレーキの度合いとその急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したブレーキステータスに該当する保険料を取得して急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得する急ブレーキ保険料取得手段と、取得した急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0037] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、ハンドルの操作とそのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、取得した急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0038] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いとその急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、急ハンドルの度合いとその急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得する急ハンドル保険料取得手段と、取得した急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0039] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両の走行速度とその走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0040] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベースから、入力した地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、車両の走行速度と制限速度とを比較して車両の走行速度が制限速度を超過している場合には制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0041 ] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、シートベルト非装着状態とそのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シートベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、取得したシー卜ベル卜保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

[0042] また上記課題を解決するため、本発明に係る保険料算出装置は、走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データべースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜べル卜保険料取得手段と、取得したシー卜ベル卜保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。

発明の効果

[0043] 本発明によれば、特定運転者単位の個別走行を保険料に反映させることが可能となるため、より合理的な保険料での補償提供が可能となる。 [0044] また本発明によれば、実際の走行に応じて保険料が後から定まる保険システムを使用する場合であっても、予め、必要となる保険料を予測して運転者に通知することや、走行の結果として確定した保険料コス卜について逐次途中経過を運転者に通知することが可能となリ、保険契約者は有意義な情報を得ることが可能となる。

[0045] また本発明によれば、走行によリ発生した保険料と併せて有料道路料金、燃料費、時間等のコス卜を表示して運転者に通知することが可能となるので、必要となる総コストについて予測することにより、合理的かつ経済的な走行計画を立てることが可能となる。また、確定コストデータの通知も、保険契約者にとって有意義である。

[0046] また本発明によれば、走行計画に基づいた予測コス卜と走行中または走行後の確定コストの対比、また、走行計画対比で乖離が生じた場合の原因を知ることが可能となる。よって、運転者が走行に関するルート選択や運転操作を是正する効果を期待できる。

[0047] また本発明によれば、合理的かつ経済的な走行計画をシミュレーションにより求めることが可能となるので、燃料消費抑制等の効果も見込まれ、環境負荷軽減にも効果がある。

[0048] また本発明によれば、車両の走行結果として生じたコス卜高の根拠となる、走行経路や平均速度等の走行状況を運転者に通知することができるため、運転者は今後の走行計画を立てる上で、有意義な情報を得ることが可能となる。

[0049] また本発明によれば、車両の運行を管理すべき事業者にとって、各運転者の運行状況に関する総合的な評価が可能となり、安全面を含めた労務管理や事業者としてのコス卜管理に有用となる。

[0050] また本発明によれば、保険契約者所有の汎用の車載端末に保険料算出に関するプログラムを搭載することで、特定運転者単位の個別走行を保険料に反映させることが可能となるので、保険会社側で別途保険料算出用の車載端末を特別に準備する必要がなく、大幅な設備投資を含めたコス卜の削減が可能となる。

[0051 ] また本発明によれば、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行地域に応じた走行予定保険料を知ることが可能となる。

[0052] また本発明によれば、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名又は経度及び緯度等の経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する複数の地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行経路に応じた走行予定保険料を知ることが可能となる。

[0053] また本発明によれば、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両が走行する曰時情報とその日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベースから、入力した走行日時情報に該当する日時の保険料を取得する走行日時保険料取得手段と、日時の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行日時に応じた走行予定保険料を知ることが可能となる。

[0054] また本発明によれば、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行地域及び走行日時に応じた走行予定保険料を知ることが可能となる。

[0055] また本発明によれば、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名又は経度及び緯度等の経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得して各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行経路及び走行日時に応じた走行予定保険料を知ることが可能となる。

[0056] また本発明によれば、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行済の保険料を知ることが可能となる。

[0057] また本発明によれば、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行したことにより第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した第 2の地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、積算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行済の保険料を知ることが可能となる。

[0058] また本発明によれば、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行済の保険料を知ることが可能となる。

[0059] また本発明によれば、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両の位置を特定する地名又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び曰時に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、取得した第 2の地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、積算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は走行済の保険料を知ることが可能となる。

[0060] また本発明によれば、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、ブレーキの操作とそのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データべースから、入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、取得した急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は急ブレーキの操作により加算された保険料を知ることが可能となる。

[0061 ] また本発明によれば、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いとその急ブレーキを操作した回数を計数する計数手段と、急ブレーキの度合いとその急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したブレーキステ一タスに該当する保険料を取得して急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得する急ブレーキ保険料取得手段と、取得した急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は急ブレーキの操作により加算された保険料を知ることが可能となる。

[0062] また本発明によれば、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、ハンドルの操作とそのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、取得した急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は急ハンドル操作により加算された保険料を知ることが可能となる。

[0063] また本発明によれば、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いとその急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、急ハンドルの度合いとその急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得する急ハンドル保険料取得手段と、取得した急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、運転者は急ハンドル操作により加算された保険料を知ることが可能となる。

[0064] また本発明によれば、車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両の走行速度とその走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、走行速度の超過に応じた保険料を知ることが可能となる。

[0065] また本発明によれば、車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベースから、入力した地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、車両の走行速度と制限速度とを比較して車両の走行速度が制限速度を超過している場合には制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、走行速度の超過に応じた保険料を知ることが可能となる。

[0066] また本発明によれば、走行中の車両のシートベルト非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、シー卜ベル卜非装着状態とそのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、取得したシートベルト保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、シートベルト非装着により加算さた保険料を知ることが可能となる。

[0067] また本発明によれば、走行中の車両のシートベルト非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、車両が走行する地域情報とその地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、取得したシー卜べルト保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えたので、シートべル卜非装着により加算さた保険料を知ることが可能となる。

図面の簡単な説明

[0068] [図 1 ]図 1は、運転者保険料算出システムの全体構成を示す図である。

[図 2]図 2は、車載端末の信号処理系ブロック図である。

[図 3]図 3は、情報通信サ一/ の信号処理系ブロック図である。

[図 4]図 4は、保険サ一/ の信号処理系ブロック図である。

[図 5]図 5は、運転者保険料算出システムにおける自動車保険表示処理のフロ一チヤ一卜である。

[図 6]図 6は、自動車保険に関する表示項目を選択する画面である。

[図 7]図 7は、自動車保険運転者登録手続を実行する処理のフローチャートである。

[図 8]図 8は、 n番目の運転者の個別情報を登録する画面である。

[図 9]図 9は、運転者の識別情報を登録する案内画面である。

[図 10]図 1 0は、 n + 1人目の運転者の登録要否画面の表示例を示す図である。

[図 1 1 ]図 1 1は、運転者の登録結果を通知する画面の表示例を示す図である

[図 12]図 1 2は、運転開始手続を実行する処理のフローチャートである。

[図 13]図 1 3は、運転者認証案内画面の表示例を示す図である。

[図 14]図 1 4は、保険適用不可通知画面の表示例を示す図である。

[図 15]図 1 5は、運転者認証画面の表示例を示す図である。

[図 16]図 1 6は、保険の補償画面の表示例を示す図である。

[図 17]図 1 7は、コストシミュレーション処理を実行する際のフローチヤ一卜である。

[図 18]図 1 8は、コストシミュレーションのメニューの表示例を示す図である。

[図 19]図 1 9は、走行計画条件入力処理を実行する際のフローチャートである。

[図 20]図 2 0は、各ルー卜毎の走行予定時刻を入力する画面の表示例を示す図である。

[図 21 ]図 2 1は、各ルート毎の走行経路を入力する画面の表示例を示す図である。

[図 22]図 2 2は、別の走行ルー卜でのシミュレーションを実施するか否かの指示を入力する画面の表示例を示す図である。

[図 23]図 2 3は、運転者から入力した走行計画条件情報の内容例を示す図表である。

[図 24]図 2 4は、運転者から入力した走行計画条件情報に基づいて生成した走行予定情報を示す図表である。

[図 25]図 2 5は、走行状況データベースの記述内容を示す図表である。

[図 26]図 2 6は、走行予定保険料、コスト通知画面の表示例を示す図である

[図 27]図 2 7は、走行予定保険料算出処理（F S r ) を実行する際のフローチヤ一卜である。

[図 28]図 2 8は、保険データベースに記録されている A a地域の走行地域毎保険料率の記録例を示す図である。

[図 29]図 2 9は、保険データベースに記録されている A a地域の走行日時地域保険料率の記録例を示す図である。

[図 30]図 3 0は、車両が走行する A a地域の走行距離保険料（F d ) を算出するフローチヤ一卜である。

[図 31 ]図 3 1は、途中経過保険料表示処理のフローチャートである。

[図 32]図 3 2は、車載端末の表示手段に表示される途中経過コス卜情報の表示例を示す図である。

[図 33]図 3 3は、車載端末の表示手段に表示される走行状況情報の表示例を示す図である。

[図 34]図 3 4は、車載端末の表示手段に表示される走行状況評価の表示例を示す図である。

[図 35]図 3 5は、車載端末の表示手段に表示される走行区分選択の表示例を示す図である。

[図 36]図 3 6は、車載端末の表示手段に表示される確定コス卜情報の表示例を示す図である。

[図 37]図 3 7は、車載端末の表示手段に表示される走行状況情報の表示例を示す図である。

[図 38]図 3 8は、車載端末の表示手段に表示される走行状況評価の表示例を示す図である。

[図 39]図 3 9は、所定経路保険料（F r ) を算出するフローチャートである

[図 40]図 4 0は、運転者が急ブレーキ操作を実施したことによる保険の加算料（F b ) を算出するフローチャートである。

[図 41 ]図 4 1は、運転者が急ハンドル操作を実施したことによる保険の加算料（F h ) を算出するフローチャートである。

[図 42]図 4 2は、運転者が走行速度の超過を実施したことによる保険の加算料（F v ) を算出するフローチャートである。

[図 43]図 4 3は、運転者がシー卜ベルトを装着していないことによる保険の加算料（F s ) を算出するフローチャートである。

[図 44]図 4 4は、保険料データベースに記録される契約毎、月次毎の保険料を例示する図表である。

[図 45]図 4 5は、保険契約データベースに記録される情報を例示する図表でのる。

[図 46]図 4 6は、運転者データベースに記録される情報を例示する図表である。

[図 47]図 4 7は、車載端末から送信される「車両ステータス」に含まれる情報を例示した図表である。

[図 48]図 4 8は、運転者登録時の表示の遷移を示す図である。

[図 49]図 4 9は、コストシミュレーション時の表示の遷移を示す図である。

[図 50]図 5 0は、運転開始時の表示の遷移を示す図である。

[図 51 ]図 5 1は、途中経過コス卜■走行状況データ表示の遷移を示す図である。

[図 52]図 5 2は、走行終了時の確定コス卜■走行状況データの表示の遷移を示す図である。

[図 53]図 5 3は、運転者の年齢、等級等の運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する運転者条件データベースの記載例を示す図表である。 [図 54]図 54は、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースの記載例を示す図表である。符号の説明

1 0 …通信網

2 0 …基地局

3 0 …車載末

3 2

8 0 …情報通信サーバ

8 2 …通信契約データベース

8 4 …表示データベース

9 0 …保険サーバ

9 2 …保険データベース

3 5 0…撮像手段

3 5 1…画像処理手段

3 5 ₂...A_D変換器

3 5 9…位置取得手段

3 6 O...A-D変換器

3 6 5…送受信手段

3 6 6…アンテナ

3 6 9…指紋読取手段

3 7 0…入力手段

3 7 1…入力インターフエ一

3 7 2…表示手段

3 7 3…表示インターフエ一

3 7 6--- I ZO

3 8 0…情報処理手段

3 8 1…メモリ（RAM)

3 8 4…記録手段（HDD) 385- ··記録手段インターフエ

3 9 0- ··力レンダ時計

3 9 9- "バス

8 6 4- 通信網

8 6 5- 送受信手段

8 7 0- 入力手段

8 7 1 - ■■入力インターフエース

8 7 2, 表示手段

8 7 3, "表示インターフエース

8 7 7■ "記録媒体

8 7 8- 記録媒体装着部

8 7 9- ··記録媒体インターフエ

8 8 0- 情報処理手段

8 8 1 - "メモリ（RAM)

8 8 4- ··記録手段（HDD)

8 8 5- ··記録手段インターフエ

8 9 0- ··力レンダ時計

8 9 9- "バス

9 6 4- 通信網

9 6 5- 送受信手段

9 7 0- 入力手段

9 7 1 - ■■入力インターフエース

9 7 2, 表示手段

9 7 3, "表示インターフエース

9 7 7■ "記録媒体

9 7 8- 記録媒体装着部

9 7 9- ··記録媒体インターフエ

9 8 0, 情報処理手段 9 8 1…メモリ（R A M)

9 8 4…記録手段（H D D )

9 8 5…記録手段インターフェース

9 9 0…力レンダ時計

9 9 9…バス

発明を実施するための最良の形態

[0070] 以下、本発明に係る保険料算出装置、保険料算出プログラム、保険料算出方法並びに保険料算出システムについて説明する。

図 1は、運転者保険料算出システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、運転者保険料算出システムには、カーナビゲーシヨンシステムの機能と無線による通信端末の機能と、車両ステータスの送信、自動車保険の申し込み、保険料算出の指示、算出した保険料の表示、走行コストの表示、走行計画と実績との差や原因等の各種機能を有する車載端末 3 0を備えた車両 3 2と、車両 3 2に備えられている車載端末 3 0と無線による情報の送受信を中継する基地局 2 0、 2 0…と、各基地局 2 0、 2 0…と情報通信サーバ 8 0との間で情報の送受信を行なうことが可能な通信網 1 0と、通信網 1 0又は専用の通信回線を介して情報通信サーバ 8 0と保険の申し込みや車両ステータス、保険料等の情報を送受信するとともに、保険契約処理、保険契約者認証処理、保険料算出処理等の各種処理を行なうことが可能な保険サーバ 9 0とを設けてある。

[0071 ] 情報通信サーバ 8 0には、車両 3 2に設けられている各々の車載端末との通信契約に関する情報を記録する通信契約データベース 8 2と、渋滞情報、有料道路案内、有料道路料金案内、所要時間案内、走行経路案内、保険料案内、地図情報案内、店舗案内、車両のメンテナンス案内、車両の位置情報、画像コンテンツ提供、楽曲コンテンツ提供、ニュース情報、天気予報、駐車場情報、金融機関情報、競艇情報、競馬情報、各種スポーツ情報、ゲームセンター情報、釣情報、個人又はイベントなどのスケジュール情報等の、車載端末 3 0において表示をするための画像や音声、 H T M L等の表示用データを記録する表示データベース 84とを設けてある。通信契約データベース 8 2及び表示データベース 84は、図 1に示す例では情報通信サーバ 80に設けた例で示してあるが、本発明はこの例に限定されるものではなく、通信契約データベース 82及び表示データベース 84を車載端末 30や保険サーバ 90等、情報通信サーバ 80とは別の場所に通信可能に設けるようにしても本発明の目的を達成することが可能である。

[0072] 保険サーバ 90には、保険契約データベース、運転者データベース、走行地域毎保険料率、走行日時地域保険料率、車両ステータス、走行状況データベース、用途別車種別保険料データベース、料率クラス係数データベース、運転者条件データベースその他保険に関する情報を記録する保険データべ一ス 92を設けてある。図 1に示す例では、前記各種データベースを保険サーバ 90に設けた例で示してあるが、本発明はこの例に限定されるものではなく、車載端末 30や情報通信サーバ等、保険サーバ 90とは別の場所に通信可能に設けるようにしても本発明の目的を達成することが可能である。

[0073] 図 2に、車載端末 30の信号処理系ブロック図を示す。車載端末 30は、カーナビゲーシヨンシステムの機能を備えるとともに、車両 32の速度や走行距離、現在位置などの各種情報を無線の送受信手段を用いて情報通信サーバ 80や保険会社の保険サーバ 90と情報の送受信を行なうことが可能となつている。

[0074] 車載端末 30には、運転者を識別するために運転者の虹彩や身体の特徴等の被写体像を、受光面に結像させて光電変換し、画像信号として出力する撮像手段 350と、画像サイズの変更、シャープネス補正、輪郭処理、コントラス卜補正等の処理をアナログ信号に対して行う画像処理手段 35 1と、ァナログの画像信号をデジタルの画像データに変換する A-D変換器 352とが設けられている。

[0075] また、車両 32の現在位置を取得することが可能な GPS (G l o b a l

P o s i t i o n i n g S y s t em) などの位置取得手段 359を設けてある。 [0076] また、車載端末 3 0が、基地局 2 0と情報通信サーバ 8 0とを介して保険サーバ 9 0などの他の通信機器と情報の送受信を実施する通信手段には、情報処理手段 3 8 0やメモリ 3 8 1から取得した各種情報を電波信号に変換する送信手段の機能と、基地局 2 0から受信した電波信号を情報処理手段 3 8 0やメモリ 3 8 1に記録する情報に変換する受信手段の機能とを有する送受信手段 3 6 5を設けてある。前記通信手段は、携帯電話や P H Sのキャリアを用いた通信手段であってもよいし、専用の通信規格による通信手段を用いてもよい。

[0077] また、車載端末 3 0の通信手段には、車両 3 2の走行状況や運転者の識別情報、自動車保険に関する情報、走行コストに関する情報等の各種情報を電波等の搬送波に乗せて送受信するアンテナ 3 6 6を設けてある。

[0078] また、車載端末 3 0には、運転者を認証する際に運転者の指紋を読み取つて、その指紋に関する情報を車載端末の情報処理手段 3 8 0に出力することが可能な指紋読取手段 3 6 9を設けてある。

[0079] また、車載端末 3 0には、モード切替ボタン、取消ボタン、実行ボタン、メニューポタン、十字ポタン等から構成される入力手段 3 7 0と、入力手段 3 7 0を介して入力された入力情報及び L E D等の表示用の情報を入出力する入力インターフェース 3 7 1と、地図情報や画像、自動車保険の契約、自動車保険の保険料、自動車保険による補償内容、車両 3 2の走行コスト等の各種情報を表示して運転者や保険の契約者に通知する表示手段 3 7 2と、情報処理手段 3 8 0やメモリ 3 8 1から取得した画像データを表示手段 3 7 2 に表示するための表示信号に変換する表示インターフェース 3 7 3とを設けてある。

[0080] 表示手段 3 7 2がタツチパネルの機能を有している場合には、表示手段ィンターフェース 3 7 3又は入力インターフェース 3 7 1が、運転者等から入力された情報を情報処理手段 3 8 0に出力する信号に変換する処理を行なう

[0081 ] また、車載端末 3 0には A-D変換器 3 6 0を設けてあり、車両 3 2の加速度を測定する急ブレーキセンサ（運転者による急ブレーキ操作時の加速度を計測する加速度センサなど）から出力される加速度信号や、アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルポジションセンサからの信号を入力して、デジタル信号に変換したものを情報処理手段 3 8 0に出力することが可能となっている。

[0082] また、 -0変換器3 6 0は、車両 3 2のョ一回りの角加速度、角速度又は車両 3 2の所定位置の横方向の加速度等を測定する急ハンドルセンサ（運転者による急ハンドル操作時の角加速度、角速度、ステアリングホイールの回転速度等を計測する角加速度センサ又は角速度センサなど）から角加速度信号又は角速度信号等を入力して、デジタル信号に変換したものを情報処理手段 3 8 0に出力することが可能となっている。

[0083] また、車載端末 3 0には I Z0 3 7 6を設けてあり、車両 3 2の走行距離信号、車両 3 2の速度信号、運転者や搭乗者の座席に設けてあるシートベル卜の着用 Z非着用を示す情報を、走行距離センサ、速度センサ、シートベル卜センサ等の各種センサから入力して、情報処理手段 3 8 0に出力することが可能となっている。

[0084] また、車載端末 3 0には、車載端末 3 0全体の制御を行うとともにカーナビゲーシヨンシステムとしての情報処理、車両 3 2の状況や走行状況の収集と処理、自動車保険の契約処理、自動車保険の保険料算出処理、車両 3 2の走行コストの算出処理、各種画像の表示処理、撮像した画像データのサンプリングタイミング制御、画像データの記録制御、通信制御等の各種処理を実行する情報処理手段（C P U ) 3 8 0を設けてある。

[0085] また、車載端末 3 0には、車載端末 3 0の処理プログラムや、処理に使用する各種定数、変数、画像データ等を記憶するメモリ 3 8 1、及びハードデイスクゃ半導体等の記録手段 3 8 4と、記録手段 3 8 4に対して各種情報を記録したリ読み出したりする記録手段ィンターフェース 3 8 5とを設けている。また、記録手段 3 8 4には、車載端末 3 0の車種、車台番号等の固有の識別情報、表示に関する情報、画像、車両 3 2の走行状況を記録する走行状況データベース等の各種の情報を記録することが可能となっている。更に、保険データベース 92に記録されている情報を記録して、運転者の認証処理や、自動車保険料の算出処理を車載端末 30側で実行するようにしてもよい

[0086] また、車載端末 30には、時を刻むとともに情報処理手段 380の指示に基づいて時間を計数するタイマの機能を備えた力レンダ時計 390を設けてめる。

[0087] 図 2に示すように車載端末 30の情報処理手段 380とその周辺の各回路はバス 399で接続されており、互いに情報の伝達を高速で行うことが可能であるとともに、情報処理手段 380が実行する処理プログラムに基づいて周辺の各回路を制御することが可能となっている。また各周辺回路は、独立した回路であってもよいし、 AS I C (A p p I i c a t i o n S p e c i f i c I n t e g r a t e d C i r c u i t ) のように複数の機能をまとめた回路を用いてもよい。

[0088] 図 3に、情報通信サーバ 80の信号処理系ブロック図を示す。同図に示すように情報通信サーバ 80の情報送受信部には、通信網 1 0を介して基地局 20や保険サーバ 90等の他の通信機器と情報の送受信を実施するために、所定の通信形式にデータを変換する送受信手段 865を設けてある。

[0089] また、情報通信サーバ 80には、画像や文字等の情報を確認のために表示する表示手段 872と、情報処理手段 880の指令に基づいて表示手段 87 2に対して表示用の画像信号を出力する表示インターフェース 873と、通信サーバ 80の管理者が入力手段 870を介して入力した各種情報を読み取つて後述する情報処理手段 880に伝達したり、情報処理手段 880から取得した指示に基づいて L E D等の通知手段に表示指令を出力する入カインタ一フェース 87 1とを設けてある。

[0090] また、情報通信サーバ 80には、記録媒体 877を着脱可能に装着する記録媒体装着部 878と、記録媒体 877に対して各種の情報を記録したリ読み出したりする記録媒体インターフェース 879とが設けられている。なお、記録媒体 877は、メモリーカード等の半導体や、 MO、テープ等に代表される磁気記録式、光記録式等の着脱可能な記録媒体である。

[0091] また、情報通信サーバ 80には、情報通信サーバ 80の全体の制御を行う情報処理手段（CPU) 880と、情報処理手段 880が処理を実行する際の作業領域となる記録手段の一形態であるメモリ 88 1と、情報処理手段 8 80が実行する処理プログラムや各種定数、ネッ卜ワーク上の通信機器と通信接続する際のアドレス、ダイヤルアップ電話番号、属性情報、 U RL (U n I f o r m Re s o u r c e L o c a t o r s) 、利用者固有の S或另¹ J 情報、ゲー卜ウェイ情報 DNS (D oma i n N ame S y s t em) 、通信に関する契約情報を記録する通信契約データベース、自動車保険の契約に関する情報を記録する保険契約データベース、各車両の走行状況を記録する走行状況データベース等の各種情報を記録するハードディスク等の記録手段 884と、記録手段 884に対して各種の情報を記録したり読み出したりする記録手段インターフェース 885と、時刻を刻む力レンダ時計 890 とを設けている。

[0092] 情報通信サーバ 80内の情報処理手段 880と、表示インターフェース 8 73、入力インターフェース 87 1、メモリ 88 1、記録媒体インターフエース 879、記録手段インターフェース 885、カレンダ時計 890等を含む各周辺回路はバス 899で接続されており、情報処理手段 880にて実行される処理プログラムに基づいて、情報処理手段 880が各々の周辺回路を制御することが可能となっている。

[0093] 図 4に、保険サーバ 90の信号処理系ブロック図を示す。同図によれば、保険サーバ 90の情報送受信部には、通信網 1 0を介して情報通信サーバ 8 0等の他の通信機器と情報の送受信を行なうために所定の通信形式にデータを変換する送受信手段 965とを設けてある。

[0094] また、保険サーバ 90には、画像や文字等の情報を確認のために表示する表示手段 972と、情報処理手段の指令に基づいて表示手段 972に対して表示用の画像信号を出力する表示インターフェース 973と、保険サーバ 9 0の管理者が入力手段 970を介して入力した各種情報を読み取って後述する情報処理手段に伝達したリ、情報処理手段からの指示に基づいて L E D等の通知手段に表示指令を出力する入力インターフェース 97 1とが設けられている。

[0095] また、保険サーバ 90には、記録媒体 977を着脱可能に装着する記録媒体装着部 978と、記録媒体 977に対して各種の情報を記録したり読み出したりする記録媒体インターフェース 979とが設けられている。なお、記録媒体 977は、メモリーカード等の半導体や、 MO、テープ等に代表される磁気記録式、光記録式等の着脱可能な記録媒体である。

[0096] また、保険サーバ 90には、保険サーバ 90の全体の制御を行う情報処理手段（CPU) 980と、情報処理手段 980が処理を実行する際の作業領域となる記録手段の一形態であるメモリ 98 1と、情報処理手段 980が実行する処理プログラムや各種定数、ネッ卜ワーク上の通信機器と通信接続する際のアドレス、ダイヤルアップ電話番号、属性情報、 U RL (U n i f o r m Re s o u r c e L o c a t o r s) 、禾 lj用者固有の識另 lj¾報、ケ ―トウエイ情報 D NS (D oma i n N ame S y s t em) 、自動車保険の契約に関する情報を記録する保険契約データベース、各車両の走行状況を記録する走行状況データベース、自動車保険の保険料を算出するための等の各種情報、車両や運転者に関する情報を記録する運転者データベース、走行地域毎保険料率、走行日時地域保険料率、車両ステータス、走行状況データベース、算出した保険料を記録する保険データベース等の各種情報を記録するハードディスク等の記録手段 984と、記録手段 984に対して各種の情報を記録したり読み出したりする記録手段インターフェース 985と、時刻を刻む力レンダ時計 990とを設けている。

[0097] 保険サーバ 90内の情報処理手段 980と、表示インターフェース 973 、入力インターフェース 97 1、メモリ 98 1、記録媒体インターフェース 979、記録手段インターフェース 985、カレンダ時計 990等を含む各周辺回路はバス 999で接続されており、情報処理手段 980にて実行される処理プログラムに基づいて、情報処理手段 980が各々の周辺回路を制御することが可能となっている。

[0098] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行地域情報入力手段は、車両が走行する際の地域を特定する地名又は経度及び緯度等の地域情報や、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力することが可能となっている。

[0099] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行地域保険料取得手段は、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベース（図 29に示す走行日時地域保険料率）から、入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得することが可能となっている。

[0100] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行経路情報入力手段は、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名又は経度及び緯度等の経路情報を入力することが可能となっている。

[0101] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行日時情報入力手段は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力することが可能となっている。

[0102] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行位置情報入力手段は、車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力することが可能となっている。

[0103] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料率取得手段は、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得することが可能となっている。

[0104] 入力手段 3 7 0、 8 7 0、 9 7 0、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料率取得手段は、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報及び日時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得することが可能となっている。

[0105] 入力手段 3 7 0、 8 7 0、 9 7 0、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料率取得手段は、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した車両の位置情報及び日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得することが可能となっている。

[0106] 入力手段 3 7 0、 8 7 0、 9 7 0、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の運転者条件入力手段は、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力することが可能となっている。

[0107] 入力手段 3 7 0、 8 7 0、 9 7 0、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の用途別車種別保険料入力手段は、車両の用途別車種別保険料を入力することが可能となっている。

[0108] 入力手段 3 7 0、 8 7 0、 9 7 0、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の車両情報入力手段は、車両の車台番号と登録年を入力することが可能となっている。

[0109] 入力手段 370、 870、 970、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980、 -0変換器360、 I ZO 376等の走行距離入力手段は、車両の走行距離を入力することが可能となっている。

[0110] A-D変換器 360、 I ZO 376、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等のブレーキステータス入力手段は、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力することが可能となっている。

[0111] A-D変換器 360、 I ZO 376、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等のハンドルステータス入力手段は、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力することが可能となっている。

[0112] A-D変換器 360、 I ZO 376、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行速度入力手段は、車両の走行速度を入力することが可能となっている。

[0113] A-D変換器 360、 I ZO 376、送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等のシートベルトステータス入力手段は、走行中の車両のシ一卜ベルト非装着状態を入力することが可能となっている。

[0114] 送受信手段 365、 865、 965、記録手段インターフェース 385、 885、 985、情報処理手段 380、 880、 980等の走行地域保険料取得手段は、車両が走行する複数の地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得することが可能となっている。

[0115] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行日時保険料取得手段は、車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベース（図 2 8に示す走行地域毎保険料率、又は図 2 9に示す走行日時地域保険料率）から、入力した走行日時情報に該当する日時の保険料を取得することが可能となっている

[0116] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料取得手段は、車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した地域情報及び日時情報に該当する地域の保険料を取得することが可能となっている。

[0117] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料取得手段は、車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、入力した複数の地域情報及び日時情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得することが可能となっている。

[0118] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料取得手段は、取得した地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得することが可能となっている。 [0119] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行済地域保険料取得手段は、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得することが可能となっている。

[0120] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行済地域保険料取得手段は、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得することが可能となっている。

[0121 ] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行地域保険料取得手段は、取得した第 2の地域情報と入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し、第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得することが可能となっている。

[0122] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5等の急ブレーキ保険料取得手段は、ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得することが可能となっている。

[0123] また、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の計数手段は、ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いと、その急ブレーキを操作した回数を計数することが可能となっている。

[0124] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の急ブレーキ保険料取得手段は、急ブレーキの度合いと、その急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、入力したブレーキステータスに該当する保険料を取得して、急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得することが可能となっている。

[0125] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の加算保険料取得手段は、急ブレーキ保険料と、地域の保険料、又は積算保険料を加算した加算保険料を取得する

ことが可能となっている。

[0126] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の急ハンドル保険料取得手段は、ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得することが可能となっている。

[0127] また、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の計数手段は、ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いと、その急ハンドルを操作した回数を計数することが可能となっている。

[0128] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の急ハンドル保険料取得手段は、急ハンドルの度合いと、その急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して、更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得することが可能となっている。

[0129] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の加算保険料取得手段は、取得した急ハンドル保険料と、地域の保険料、積算保険料又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得することが可能となつている。

[0130] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の速度超過保険料取得手段は、車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得することが可能となっている。

[0131 ] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の制限速度取得手段は、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、入力した地域情報に該当する制限速度を取得することが可能となっている。

[0132] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の速度超過保険料取得手段は、車両の走行速度と制限速度とを比較して、車両の走行速度が制限速度を超過している場合には、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得することが可能となっている。

[0133] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の料率クラス係数取得手段は、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得することが可能となっている。

[0134] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の料率クラス係数取得手段は、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得することが可能となっている。

[0135] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の運転者条件係数取得手段は、運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する運転者条件データベースから、入力した運転者条件に該当する運転者条件係数を取得することが可能となっている。

[0136] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の運転者毎保険料取得手段等は、前記運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得することが可能となっている。

[0137] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の保険料率取得手段は、車両が走行する距離に応じて保険料を算出する際の保険料率を取得することが可能となっている。

[0138] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行日時情報入力手段は、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報を入力することが可能となっている。

[0139] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の走行日時保険料率取得手段は、車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた車両が走行する距離毎の保険料率とを関連付けて記録する走行日時保険料率データベースから、入力した走行日時情報に該当する日時の保険料率を取得することが可能となっている。 [0140] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の車両運転者毎保険料取得手段は、入力した用途別車種別保険料と、車両情報と、運転者条件とに基づいて車両、運転者毎の保険料を取得することが可能となっている。

[0141 ] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の保険料取得手段は、前記取得した保険料率と車両の走行距離とを積算して保険料を取得することが可能となっている。

[0142] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の加算保険料取得手段は、取得した速度超過保険料と、地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、又は急ハンドル保険料とを加算した加算保険料を取得することが可能となっている。

[0143] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等のシートべルト保険料取得手段は、シートベルト非装着状態と、そのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、シー卜ベル卜非装着状態時のシートベルト保険料を取得することが可能となっている。

[0144] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等のシートべルト保険料取得手段は、車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベース 9 2から、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得することが可能となつている。

[0145] また、送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の加算保険料取得手段は、取得したシートベルト保険料と、地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得することが可能となっている。

[0146] 情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の車両毎保険料取得手段は、前記料率クラス係数を、地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得することが可能となっている。

[0147] 情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の車両運転者毎保険料取得手段は、前記料率クラス係数及び運転者条件係数を、地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両、運転者毎の保険料を取得することが可能となっている。

[0148] 情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の運転者毎保険料取得手段は、前記運転者条件係数を請求項 1乃至 2 5に記載の保険料算出装置にて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して運転者毎の保険料を取得することが可能となっている。

[0149] 表示インターフェース 3 7 3、 8 7 3、 9 7 3、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の出力手段は、地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シ一卜ベルト保険料、車両毎保険料、運転者毎保険料、車両運転車毎保険料、加算保険料、その他の保険料を表示手段に出力することが可能となっている

[0150] また記録手段インターフェース 3 8 5、 8 8 5、 9 8 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の出力手段は、地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、車両毎保険料、運転者毎保険料、車両運転車毎保険料、加算保険料、その他の保険料を記録手段に出力することが可能となつている。

[0151 ] また送受信手段 3 6 5、 8 6 5、 9 6 5、情報処理手段 3 8 0、 8 8 0、 9 8 0等の出力手段は、地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートべルト保険料、車両毎保険料、運転者毎保険料、車両運転車毎保険料、加算保険料、その他の保険料を他の通信機器に出力することが可能となっている。

[0152] 図 5は、運転者保険料算出システムにおける自動車保険表示処理のフローチャートである。同図に示すように、運転者が車載端末 3 0に自動車保険に関する情報の表示を指示すると、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 0 0に分岐してきて、次の S 1 0 2 「自動車保険メニュー表示」の処理に進む。

[0153] S 1 0 2にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4等に記録されている所定の自動車保険表示メニューの表示ファイルを記録手段インターフ Iース 3 8 5とバス 3 9 9とを介して読み出して、表示用のデータに変換した後にバス 3 9 9を介して表示インターフェース 3 7 3に出力する。

[0154] 表示インターフェース 3 7 3は、取得した表示用のデータを R G Bなどの表示用の信号に変換して表示手段 3 7 2に出力する。すると表示手段 3 7 2 には、図 6に示すような自動車保険メニューが表示される。

[0155] 図 6は、自動車保険に関する表示項目を選択する画面である。同図に示す例では、契約済の自動車保険について自動車保険の適用を受ける運転者の登録を行う「自動車保険運転者登録手続」の項目と、運転開始に当たって運転者を認証したり運転者が保険に未加入の場合には保険加入の手続を行う機能を備えた「運転開始手続」の項目と、走行計画の入力や運転中又は運転終了後の保険料並びに走行コストを表示する「コストシミュレーション」の項目とを設けてある。

[0156] 運転者又は保険契約者は、表示手段 3 7 2に表示されている自動車保険メニューを見ながら、所望の項目を選択する情報を、操作ポタン等の入力手段 3 7 0を操作して車載端末 3 0に入力する。

[0157] 運転者又は保険契約者が所望の項目を選択する情報を入力手段 3 7 0を介して入力すると、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は入力手段 3 7 0に入力された情報をバス 3 9 9を介して取得し、次の S 1 0 4 「自動車保険運転者登録手続？」の判断に進む。

[0158] S 1 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0とバス 3 9 9とを介して取得した情報が、「自動車保険運転者登録手続」に関する情報であるか否かの判断を行っている。

[0159] もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「自動車保険運転者登録手続」を選択したことを示す情報であると判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 0 6 「自動車保険運転者登録手続」の処理に進む。 S 1 0 6にて「自動車保険運転者登録手続」の処理が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、 S 1 1 8 「終了」に進み、「自動車保険表示処理」を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0160] また S 1 0 4の判断において、もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「自動車保険運転者登録手続」を選択したことを示す情報でないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 1 0 8 「運転開始手続？」の判断に進む。

[0161 ] S 1 0 8にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0とバス 3 9 9とを介して取得した情報が、「運転開始手続」に関する情報であるか否かの判断を行っている。

[0162] もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「運転開始手続」を選択したことを示す情報であると判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 1 0 「運転開始手続」の処理に進む。 S 1 1 0にて「運転開始手続」の処理が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、 S 1 1 8に進み、「自動車保険表示処理」を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0163] また S 1 0 8の判断において、もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「運転開始手続」を選択したことを示す情報でないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 1 1 2 「コストシミュレーション？」の判断に進む。

[0164] S 1 1 2にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0とバス 3 9 9とを介して取得した情報が、「コストシミュレーション」に関する情報であるか否かの判断を行っている。

[0165] もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「コストシミュレーション」を選択したことを示す情報であると判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 1 4 「コストシミュレーション処理」に進む。 S 1 1 4にて「コストシミュレーション処理」が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、 S 1 1 8に進み、「自動車保険表示処理」を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0166] また S 1 1 2の判断において、もし情報処理手段 3 8 0が入力した情報が、運転者又は保険契約者が「コストシミュレーション」を選択したことを示す情報でないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 1 1 6 「終了？」の判断に進み、運転者等から自動車保険表示処理を終了する指示を入力したか否かの判断を行なっている。

[0167] S 1 1 6にて運転者等から自動車保険表示処理を終了する指示を入力していないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 0 2 に戻る。

また、自動車保険表示処理を終了する指示を入力したと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 1 8に進み、「自動車保険表示処理」を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0168] 図 7は、自動車保険運転者登録手続を実行する処理のフローチャートである。図 5に示した自動車保険表示処理の S 1 0 6に処理が進むと、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理は同図に示す S 2 0 0に分岐してきて、次の S 2 0 2 Γ _η— 1」の処理に進む。

[0169] S 2 0 2にて情報処理手段 3 8 0は、保険の登録を行う運転者を識別する変数 nに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の運転者について登録を行うことを定めている。変数 nに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、次の S 2 0 4 「運転者 n個別情報登録画面表示」に進む。

[0170] S 2 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている運転者の個別情報登録画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力して、表示手段 3 7 2に図 8に示すような n番目の運転者の個別情報登録画面を表示し、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 0 6 「個別情報入力終了？」の判断に進む。

[0171 ] 図 8は、 n番目の運転者の個別情報を登録する画面である。同図に示す例では、入力する n番目の運転者の個別情報として、氏名、生年月日、性別を挙げてある。なお、登録する運転者の個別情報は、図 8に記載した情報に限定されるものではない。

[0172] 運転者又は保険契約者は、表示されている情報を見ながら、氏名、生年月曰、性別等の個別情報を、車載端末 3 0の入力手段 3 7 0を介して入力する。そして、個別情報の入力が完了した場合には、運転者又は保険契約者は入力完了を示す「決定」ポタン（図 8参照）を操作する。

[0173] S 2 0 6にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0を介して入力された個別情報をメモリ 3 8 1又は記録手段 3 8 4に記録する処理を行い、更に、入力された運転者の氏名、生年月日、性別等の個別情報を表示手段 3 7 2に表示する指示を出力して、入力した情報を利用者に通知する。

[0174] また S 2 0 6では、入力手段 3 7 0を介して「決定」のポタンが操作されたことを示す情報に基づいて、個別情報の入力が終了したか否かの判断を行つている。もし情報処理手段 3 8 0が、個別情報の入力を終了していないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 2 0 4に戻り、最新の個別情報登録画面の表示を行う。

[0175] また、もし情報処理手段 3 8 0が個別情報の入力を終了したと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 0 8 「運転者 n識別情報登録画面表示」に進む。

[0176] S 2 0 8にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている運転者の識別情報登録画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力して、表示手段 3 7 2に図 9に示すような運転者の個別情報登録画面を表示し、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 1 0 「識別情報登録処理」に進む。

[0177] 図 9は、運転者の識別情報を登録する案内画面である。同図が示された場合には、運転者又は保険契約者は、パスワード、運転免許証番号等の識別情報を登録する。

[0178] 識別情報として運転者の指紋を入力する場合には、運転者は車載端末 3 0 に設けられている指紋読取手段 3 6 9に所定の指を置いて、指紋の読み取り指示を入力手段 3 7 0を操作して入力する。

[0179] 運転者から指紋の読み取り指示を入力すると、情報処理手段は S 2 1 0にて、バス 3 9 9を介して指紋読取手段 3 6 9に対して指紋情報の読み取り及び出力を指示し、情報処理手段 3 8 0が指紋情報を取得する。指紋情報を取得した情報処理手段 3 8 0は、指紋情報を画像データ等に変換し、必要に応じてトリミングゃ 2値化処理等の画像処理を行った後に、運転者を識別する氏名や I D等と関連付けて記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録し、登録する処理を行う。

[0180] また、識別情報として運転者の虹彩を入力する場合には、運転者は車載端末 3 0に設けられているカメラの前に目を置いて、虹彩の読み取り指示を入力手段 3 7 0を操作して入力する。運転者から虹彩の読み取り指示を入力すると、情報処理手段 3 8 0はバス 3 9 9を介して撮像手段 3 5 0を駆動させる指示を出力する。

[0181 ] 撮像手段 3 5 0では、入射して撮像面に結像した虹彩の像について光電変換して画像信号として画像処理手段 3 5 1に出力する。画像処理手段 3 5 1 では、入力したアナログの画像信号に対して画像サイズの変更、シャープネス補正、輪郭処理、コントラスト補正等の処理を行って、 A— D変換器 3 5 2に出力する。 A— D変換器 3 5 2では、入力したアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換する処理を行って、バス 3 9 9を介して情報処理手段 3 8 0に出力する。

[0182] 虹彩の画像データを取得した情報処理手段 3 8 0は、虹彩の画像データについて必要に応じてトリミングや 2値化処理等の画像処理を行った後に、運転者を識別する氏名や I D等と関連付けて記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1 に記録し、登録する処理を行う。識別情報の登録処理が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 2 1 2 「運転者 n + 1人目登録要否画面表示」の表示処理に進む。

[0183] また、上記の例では免許証番号を入力手段 3 7 0を介して入力した例を示したが、免許証番号を読み取る専用の免許証番号読取装置手段を設けて自動的に読み込むようにしてもよいし、撮像手段 3 5 0を用いて免許証を撮影して、取得した画像データから免許証番号が記載されている位置を抽出して、免許証番号を自動で読み取るように構成してもよい。

[0184] S 2 1 2にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている次の運転者の個別情報登録の要否画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 0に示すような n + 1人目の運転者の登録要否画面が表示され、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 1 4 「n + 1人目登録要？」の判断に進む。

[0185] S 2 1 4にて情報処理手段 3 8 0は、運転者又は保険契約者から入力した情報が、次の運転者の登録を要する旨の情報であるか否かの判断を行っている。

[0186] もし情報処理手段 3 8 0が、運転者又は保険契約者から入力した情報が次の運転者の登録を要する旨の情報であると判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 2 1 6 Γ η— η + 1」に分岐し、保険の登録を行う運転者を識別する変数 ηに 1を加算する処理を行う。ここでは、以降の処理で第 n + 1番目の運転者について登録を行うことを定めている。変数 nに 1を加算する処理が完了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、 S 2 0 4 「運転者 n個別情報登録画面表示」に戻り、 n + 1人目の個別情報及び識別情報の登録処理を行う。

[0187] また、もし情報処理手段 3 8 0が、運転者又は保険契約者から入力した情報が次の運転者の登録を要する旨の情報でないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 1 8 「運転者登録結果画面表示」の処理に進む。

[0188] S 2 1 8にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている運転者の運転者登録結果画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 1に示すような運転者の登録結果を通知する画面を表示し、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 2 2 0 「確認入力有？」の判断に進む。

[0189] S 2 2 0にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0を介して運転者登録結果を確認した旨の情報を入力したか否かの判断を行っている。もし情報処理手段 3 8 0が、運転者登録結果を確認したか旨の情報を入力していないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 2 1 8に戻り、確認情報の入力を待つ。

[0190] また、もし情報処理手段 3 8 0が、運転者登録結果を確認したか旨の情報を入力したと判断した場合には、図 4 5に示す保険契約データベースと関連付けて、図 4 6に示す運転者データベースを記録手段 3 8 4等記録する。また、運転者データベースを情報通信サーバ 8 0を介して保険サーバ 9 0に送信するようにしてもよい。次に情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 2 2 2 「終了」に進み、自動車保険運転者登録手続を終了して、元の処理ルーチンに戻る。

[0191 ] 図 4 5に示すように保険契約データベースには、基本保険料 F iと従量保険料∑ F r a又は∑ F S aを算出する際（図 2 7に示す S 1 0 1 4又は図 3 9に示す S 1 5 2 0参照）に考慮する用途別車種別保険料と料率クラス係数の算出根拠となる車両の車台番号と登録年などが併せて記録されている。

[0192] 図 4 6に示すように運転者データベースには、基本保険料 F iと従量保険料∑ F r a又は∑ F S aを算出する際（図 2 7に示す S 1 0 1 4又は図 3 9 に示す S 1 5 2 0参照）に考慮する年齢条件係数の算出根拠となる運転者の年齢や保険金額、等級などが、対人賠償額、対物賠償額、人身傷害、搭乗者傷害等の保険金額に関する情報等と併せて記録されている。

[0193] 図 1 2は、運転開始手続を実行する処理のフローチャートである。図 5に示した自動車保険表示処理の S 1 1 0に処理が進むと、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理は図 1 2に示す S 3 0 0に分岐してきて、次の S 3 0 2 「運転者認証案内画面表示」の処理に進む。

[0194] S 3 0 2にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている運転者の認証案内画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフ Iース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 3に示すような運転者認証案内画面が表示される。そして情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 0 4 「登録運転者照合処理」に進む。

[0195] S 3 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から入力されたパスヮード、運転免許証番号、指紋、虹彩等の識別情報と、 S 1 0 6 「自動車保険運転者登録手続」にて記録手段 3 8 4等に記録した識別情報とを比較して照合する処理を行う。

[0196] 前記照合処理では、運転者から入力されたパスヮードゃ免許証番号等の識別情報と、記録手段 3 8 4等に記録されている識別情報とが同一である場合には、運転者は同一である旨のフラグをセットする。

[0197] また照合処理では、運転者から入力された指紋や虹彩の識別情報と、記録手段 3 8 4等に記録されている識別情報との差が所定の閾値以下である場合にも、運転者は同一である旨のフラグをセットする。フラグのセットが完了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 0 6 「運転者同一？」の判断に進む。

[0198] S 3 0 6にて情報処理手段 3 8 0は、運転者同一のフラグがセッ卜されているか否かの判断を行う。もし運転者同一のフラグがセッ卜されていない場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 3 0 8 「保険適用不可通知画面表示」の処理に進む。

[0199] S 3 0 8にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている保険適用不可通知画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフ Iース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 4に示すような保険適用不可通知画面が表示され、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 1 0 「加入手続実施？」の判断に： tiむ o

[0200] S 3 1 0にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から加入手続情報の入力を待つ処理を行うとともに、運転者から入力された情報に応じて分岐する処理を行っている。もし運転者から入力した情報が加入手続の実施である場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 3 1 2 「保険申込処理」に分岐して、新たに保険の契約を結ぶための処理を行う。その後処理は S 3 2 0 「終了」に進み、運転開始手続の処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0201 ] また、もし運転者から入力した情報が、加入手続を実施しない旨の情報である場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 3 2 0 「終了」に進み、運転開始手続の処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0202] また、 S 3 0 6にて運転者同一のフラグがセッ卜されている場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 3 1 4 「運転者認証表示」の処理に進む。

[0203] S 3 1 4にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている運転者が認証された旨の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフ Iース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 5に示すような運転者認証画面が表示される。そして情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 1 6 「補償内容確認要？」の判断に進む。

[0204] S 3 1 6にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から保険による補償内容の確認を要するか否かの情報の入力を待つ処理を行うとともに、運転者から入力された情報に応じて分岐する処理を行っている。

[0205] もし運転者から入力した情報が、保険による補償内容の確認を要しない旨の情報である場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 3 2 0に分岐して、運転開始手続の処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0206] また、もし運転者から入力した情報が、保険による補償内容を要する旨の情報である場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 1 8 Γ 適用保険通知画面表示」に進む。

[0207] S 3 1 8にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている認証された運転者の保険による補償内容が既述されている表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフエース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 6に示すような保険の補償画面が表示される。そして情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 3 2 0に進み、運転開始手続の処理を終了して元の処理ルーチンに戻る

[0208] 図 1 7は、コストシミュレーション処理を実行する際のフローチャートである。図 5に示した自動車保険表示処理の S 1 1 4に処理が進むと、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理は同図に示す S 4 0 0に分岐してきて、次の S 4 0 2 「コストシミュレーションメニュー表示」の処理に進む。

[0209] S 4 0 2にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されているコストシミュレーシヨンの表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 1 8に示すようなコストシミュレーシヨンのメニュ一が表示される。そして情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 4 0 4 「走行計画条件入力？」の判断に進む。 [0210] S 4 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から入力された項目が走行計画条件入力処理であるか否かの判断を行っている。もし、入力された情報が走行計画条件入力処理であると情報処理手段 3 8 0が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 0 6 「走行計画条件入力処理」に進む。走行計画条件の入力処理が終了した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 8 「終了」に進み、コストシミュレーション処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0211 ] また、もし入力された情報が走行計画条件入力処理でないと情報処理手段

3 8 0が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 0 8 「途中経過コスト表示？」の判断に進む。

[0212] S 4 0 8にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から入力された項目が途中経過コス卜表示であるか否かの判断を行っている。

もし、入力された情報が途中経過コス卜表示であると情報処理手段 3 8 0が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 0 「途中経過表示指令出力、表示」に進む。 S 4 1 0にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、送受信手段 3 6 5を介して情報通信サーバ 8 0に対して「途中経過表示指令」を出力する。その後の情報通信サーバ 8 0及び保険サーバ 9 0 の処理については、図 3 1の S 1 4 0 2以降に示す。

[0213] 車載端末 3 0にて保険料や走行コス卜等の途中経過コス卜を演算することが可能な場合には、情報処理手段 3 8 0は情報通信サーバ 8 0に「途中経過表示指令」を出力する代わりに、車載端末 3 0内で保険料や走行コストを算出する処理を行う。

[0214] 途中経過の表示処理が終了した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 8に進み、コストシミュレーシヨン処理を終了して元の処理ル一チンに戻る。

[0215] また、もし入力された情報が途中経過コス卜表示でないと情報処理手段 3 8 0が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 2 Γ 確定コスト表示？」の判断に進む。 [0216] S 4 1 2にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から入力された項目が確定コスト表示であるか否かの判断を行っている。もし、入力された情報が確定コス卜表示であると情報処理手段 3 8 0が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 4 「確定内容表示指令出力、表示」に進む。 S 4 1 0にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、送受信手段 3 6 5を介して情報通信サーバ 8 0に対して「確定内容表示指令」を出力する。なお、車載端末 3 0にて確定した保険料や走行コス卜等の確定コス卜を演算することが可能な場合には、情報処理手段 3 8 0は情報通信サーバ 8 0に「確定内容表示指令」を出力する代わりに、車載端末 3 0内で確定した保険料や走行コス卜を算出する処理を行う。

[0217] 確定内容の表示処理が終了した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 8に進み、コストシミュレーシヨン処理を終了して元の処理ル一チンに戻る。

[0218] また、もし入力された情報が確定コス卜表示でないと情報処理手段 3 8 0 が判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 6 「終了？」の判断に進む。

[0219] S 4 1 6にて情報処理手段 3 8 0は、運転者からコストシミュレーション処理を終了する旨の指示を入力したか否かの判断を行っている。

[0220] もし運転者からコストシミュレーション処理を終了する旨の指示を入力していないと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 0 2に戻り、再度コストシミュレーションのメニュー表示を行って、運転者から入力手段 3 7 0を介して指示の入力を待つ処理を行う。

[0221 ] また、もし運転者からコストシミュレーション処理を終了する旨の指示を入力していたと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 4 1 8に進み、コストシミュレーション処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0222] 図 1 9は、走行計画条件入力処理を実行する際のフローチヤ一卜である。

図 1 7に示したコストシミュレーシヨン処理の S 4 0 6に処理が進むと、車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理は同図に示す S 6 0 0に分岐してきて、次の S 6 0 2 Γ「— 1」の処理に進む。

[0223] S 6 0 2にて情報処理手段 3 8 0は、複数の走行経路（走行ルー卜）の中から特定の走行経路を識別する変数 rに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の走行経路（R 1 ) について走行計画を入力することを定めている。変数 rに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、次の S 6 0 4 「走行ルー卜 R rの走行計画条件入力画面表示（走行予定時刻）」に進む。

[0224] S 6 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている走行予定時刻を入力する画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 2 0に示すような r番目の走行ルー卜の走行予定時刻の入力を促す画面が表示される。

[0225] 図 2 0は、各ルート毎の走行予定時刻を入力する画面である。運転者は、表示されている画面を見ながら走行予定年月日と走行予定時刻とを車載端末 3 0の入力手段 3 7 0を介して入力する。そして、走行予定時刻の入力が完了した場合には、運転者は入力完了を示す「決定」ポタン（図 2 0参照）を操作する。

[0226] S 6 0 4にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0を介して入力された走行予定時刻に関する情報をメモリ 3 8 1又は記録手段 3 8 4に記録する処理を行い、更に、入力された走行予定時刻に関する情報を表示手段 3 7 2に表示する指示を出力して、入力した情報を利用者に通知する。

[0227] また S 6 0 4では、「決定」のポタンが操作されたことを示す情報に基づいて、走行予定時刻の入力が終了したか否かの判断を行っている。もし情報処理手段 3 8 0が、「決定」のポタンを操作した旨の情報を入力したと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 0 6 「走行ル一卜 R rの走行計画条件入力画面表示（走行経路）」に進む。

[0228] S 6 0 6にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている走行経路を入力する画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 2 1に示すような r番目の走行ルー卜の走行経路の入力を促す画面が表示される。

[0229] 図 2 1は、各ルー卜毎の走行経路を入力する画面である。運転者は、表示されている画面を見ながら、走行経路の経由地を車載端末 3 0の入力手段 3

7 0を介して入力する。そして、走行経路の入力が完了した場合には、運転者は入力完了を示す「決定」ポタン（図 2 1参照）を操作する。

[0230] S 6 0 6にて情報処理手段 3 8 0は、入力手段 3 7 0を介して入力された走行経路に関する情報をメモリ 3 8 1又は記録手段 3 8 4に記録する処理を行い、更に、入力された走行経路に関する情報を表示手段 3 7 2に表示する指示を出力して、入力した情報を利用者に通知する。

[0231 ] また S 6 0 6では、「決定」のポタンが操作されたことを示す情報に基づいて、走行予定時刻の入力が終了したか否かの判断を行っている。もし情報処理手段 3 8 0が、「決定」のポタンを操作した旨の情報を入力したと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 0 8 「別ルートシミュレーシヨン案内画面表示」に進む。

[0232] S 6 0 8にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている走行経路を入力する画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力する。すると表示手段 3 7 2には、図 2 2に示すような、別の走行ルートでのシミュレ一シヨンを実施するか否かの指示を入力する画面が表示され、情報処理手段 3

8 0が実施する処理は次の S 6 1 0 「別ルートシミュレーション？」の判断に進む。

[0233] 図 2 2は、別の走行ルー卜でのシミュレーションを実施するか否かの指示を入力する画面である。運転者は、「はい」又は「いいえ」のポタンを操作することによって、別ルー卜でのシミュレーションを実施するか否かの指示を入力することが可能となっている。 [0234] 運転者が、「はい」のポタンを選択して、例えば R 2などの別ルートにおけるシミュレーションの実施を指示する旨の情報を入力した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 6 1 2 Γ r— r + 1」に分岐して、走行ルートを示す変数 rに 1を加算する処理を行う。

[0235] S 6 1 2では、以降の処理で第 r + 1番目の走行ルー卜（R r + 1 ) について走行計画を入力することを定めている。変数 rに 1を加算する処理が完了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は、 S 6 0 4に戻り、再度走行計画条件の入力処理を行う。

[0236] また運転者が、「いいえ」のポタンを選択して、別ルートにおけるシミュレーシヨンのを実施しない旨の情報を入力した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 6 1 0から S 6 1 4 「走行予定情報生成」に進む。

[0237] 図 2 3は、運転者から入力した走行計画条件情報の内容例を示す図表である。同図に示すように、走行計画条件情報には走行予定日時が記録されている。また、各ルート（R 1、 R 2、 R 3など）毎に経由する地点の情報が P 1 1、 P 1 2、 P 1 3、 P 1 4、 …のように記録されている。例えば、 P 1 1が出発点、 P 1 2が高樹町ランプ、 P 1 3が三郷料金所等の地点情報である。

[0238] 図 2 4は、運転者から入力した走行計画条件情報に基づいて生成した走行予定情報を示す図表である。

[0239] S 6 1 4にて情報処理手段 3 8 0は、運転者から入力した経由する地点の情報に基づいて経路情報を作成する処理を行う。例えば、 P 1 1と P 1 2との経由する地点の情報に基づいて、その間の経路を意味する A 1 1という経路情報を作成する。このとき、経由する地点の情報とカーナビゲーシヨンシステムの地図情報とに基づいて経路を定めてもよいし、保険料が異なる経路毎に分けて複数の経路情報を作成するようにしてもよい。

[0240] 走行経路によって保険料が異なる場合とは、交通事故が多発する交差点や見通しの悪い道路を含む経路や、事故の発生率の高い都道府県を含む経路を走行する場合には、保険料が割リ増しになるなどである。 [0241 ] また、同図に示すように走行計画条件情報に、保険契約を特定する証券番号や運転者氏名、車両番号、出発点（始点）、終着点（終点）その他の情報を含めるようにしてもよい。 S 6 1 4にて走行予定情報の生成が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 1 6 「走行予定情報出力（記録、送信…）」に進む。

[0242] S 6 1 6にて情報処理手段 3 8 0は、 S 6 1 4にて作成した走行予定情報を情報通信サーバ 8 0に送信する。保険料の算出処理を車載端末 3 0で実施する場合には、走行予定情報は車載端末 3 0で使用するので、情報通信サーバ 8 0に送信せずに車載端末 3 0の記録手段 3 8 4に記録するようにしてもよい。また、保険料の算出処理を保険サーバ 9 0で実施する場合には、走行予定情報を情報通信サーバ 8 0を介さずに直接保険サーバ 9 0に送信するようにしてもよい。

[0243] 車載端末 3 0が送信した走行予定情報を、情報通信サーバ 8 0を経由して保険サーバ 9 0が受信すると、保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は、受信した走行予定情報を記録手段 9 8 4に記録するとともに、受信した走行予定情報の内容を分析、分類して、走行状況データベースに記録する処理を行なう。なお、走行状況データベースの記述内容を図 2 5の図表に示す。

[0244] 次の S 6 1 8にて情報処理手段 3 8 0は、走行予定情報に基づいて算出した走行予定保険料を、情報通信サーバ 8 0等の通信機器に要求して取得する処理を行う。また、走行予定保険料の算出処理を保険サーバ 9 0等の他の通信機器で実施する代わりに、車載端末 3 0で実施するようにしてもよい。走行予定保険料の算出、受信処理が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 2 0 「走行コスト取得（算出、受信…）」の処理に進む。走行予定保険料の算出処理は、例えば図 2 7に示す S 1 0 0 0以降の処理を行なって算出する。走行予定保険料（F S r ) の算出処理については後述する。

[0245] S 6 2 0にて情報処理手段 3 8 0は、走行予定情報に基づいて算出した有料道路料金、走行車両の燃料費、所要時間等の走行コストを、情報通信サーバ 8 0等の通信機器から受信する処理を行う。また、走行コストの算出処理を保険サーバ 9 0等の他の通信機器で実施する代わりに、車載端末 3 0で実施するようにしてもよい。走行コストの算出、受信処理が終了すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 2 2 「走行予定保険料、コスト通知画面表示」に進む。

[0246] S 6 2 2にて情報処理手段 3 8 0は、記録手段 3 8 4又はメモリ 3 8 1に記録されている走行予定保険料、登録画面の表示ファイルを読み出して、表示用のデータに変換した後に表示インターフェース 3 7 3に出力して、表示手段 3 7 2に図 2 6に示すような走行予定保険料、コス卜通知画面を表示する。表示がなされると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 6 2 4 「終了」に進み、走行計画条件入力処理を終了して、元のルーチンに戻る。

[0247] 図 2 7は、走行予定保険料算出処理（F S r ) を実行する際のフローチヤ一卜である。

図 1 9に示した走行計画条件入力処理の S 6 1 8に処理が進み、車載端末 3 0から走行予定保険料取得要求情報を受信すると、保険サーバ 9 0等の情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 0 0 0に分岐してきて、次の S 1 0 0 2 「保険データベースから特定証券番号の「走行状況データべ一ス」とその経路 Rの総数（ r M A X ) を読み出す」の処理に進む。

[0248] S 1 0 0 2にて保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は、記録手段 9 8 4 等に記録されている保険データベース 9 2から、「走行予定保険料取得」の要求があった車両に該当する特定証券番号の「走行状況データベース」（図 2 5参照）を読み出す。「走行状況データベース」には、「走行予定日時」や「走行予定経路」、「走行予定地域」その他の情報が経路 R r毎に記述されている。なお、実際に走行を行なっていない段階では、走行実績に関する情報は記録されていない。「走行状況データベース」等の読み出し処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は、次の S 1 0 0 4 「 r— 1 」に進む。

[0249] S 1 0 0 4にて情報処理手段 9 8 0は、複数の走行経路 R rの中から特定の走行経路を識別する変数 rに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の走行経路（R 1 ) について走行予定保険料を算出することを定めている。変数 rに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 980が実施する処理は、次の S 1 006 「R r経路の走行予定から各地域毎の『走行予定地域』と走行予定地域の総数（a MAX) の情報を取得する」に進む。

[0250] S 1 006にて保険サーバ 90の情報処理手段 980は、「保険データべース」から読み出した「走行状況データベース」の中の車両が走行する際の地域を特定する地域情報「走行予定地域」と、走行予定地域の総数（aMA X) の情報を取得する。例えば、「A 1 ： 2004年 2月 1 1曰 1 0時 00 2004年 2月 1 1日 1 1時 00」や「A2 ： 2004年 2月 1 1日 1 1 時 00 2004年 2月 1 1日 1 1時 20」 ■■■、 a MAX = 4などの情報を取得する。

[0251] ここで地域 A 1は、例えば東京都を示し、 A 2は千葉県などの地域を特定する情報を示す。また、 A 1を郊外の道路、 A 2を事故が比較的多い市街地の道路などのように分類してもよい。また、地域を特定する情報は、複数の経度及び経度等から構成される地域情報であってもよい。「走行予定地域」と、走行予定地域の総数（a MAX) の情報の取得が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 008 「a— 1」に進む。

[0252] S 1 008では、先ず最初に A 1の地域についての保険料を算出するために、保険サーバ 90の情報処理手段 980は、地域を識別する情報 aに 1を代入する処理を行なう。 aに 1を代入する処理が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 01 0 「Aa地域の「走行地域毎保険料率」と「走行日時地域保険料率」の情報を、保険データベースから読み出す」に進む。

[0253] S 1 01 0にて保険サーバ 90の情報処理手段 980は、 A a地域の「走行地域毎保険料率」（図 28参照）と「走行日時地域保険料率」（図 29参照）との情報を、保険データベース 92から読み出して、 RAM等のメモリ 981に記憶する処理を行なう。そして処理は次の S 1 01 2 「Aa地域の走行距離保険料算出処理（ F d ) 」に進む。

[0254] S 1 01 2は、車両 32が走行する A a地域の走行距離保険料（ F d ) を算出するサブルーチンである。処理の詳細は、図 30に示す S 1 200以降にて説明する。

[0255] S 1 01 2にて A a地域の走行距離保険料の算出処理が終了すると、保険サーバ 90の情報処理手段 980が実施する処理は、 S 1 01 4 「R r経路の保険料算出処理（FS r) 」に進み、基本保険料 F iと、算出した全ての地域の保険料 FS r aの総和とを加算して、経路 R rにおける走行予定保険料（FS r) を算出する処理を行なう。ここで基本保険料 F iとは、契約毎に発生する定額の保険料である。基本保険料は、運転者の年齢や運転歴、事故歴等によって異なる値に設定してもよい。走行予定保険料（FS r) の算出が終了すると、処理は次の S 1 01 6 「_a<aMAX?」の判断に進む。

[0256] S 1 01 6にて情報処理手段 380は、現在の地域を識別する情報 aが走行予定地域の総数（a MAX) に達しているか否かの判断を行なっている。もし、 aが（a MAX) 未満である場合には、次の地域について走行距離保険料を算出する目的で、情報処理手段 380が実施する処理は S 1 01 8 Γ a— a + 1」に分岐して、例えば A 2などの次の地域における保険料を算出するために、従来の aに 1を加算して新たな aとして代入し、 S 1 01 0の処理に戻る。

[0257] また、もし aが（aMAX) 未満でないと判断した場合には、経路 R rの全ての地域について走行予定保険料の算出が完了したと判断して、情報処理手段 380が実施する処理は次の S 1 020 「 _r< rMAX?」の判断に進む。

[0258] S 1 020にて情報処理手段 380は、現在の経路を識別する情報 rが計算対象の経路の総数（ rMAX) に達しているか否かの判断を行なっている。もし、 rが（ rMAX) 未満である場合には、次の経路について走行距離保険料を算出するために、情報処理手段 380が実施する処理は S 1 022 「 r— r + 1」に分岐して、例えば R 2などの次の経路について走行予定保険料を算出する処理を行なう。

[0259] また、もし rが（ rMAX) 未満でないと判断した場合には、予定されている全ての経路 R rについて走行予定保険料（FS r) の算出が完了したと判断して、次の S 1 024 「終了」に進み、走行予定保険料（FS r) の算出処理を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0260] 図 27の処理は保険サーバ 90の情報処理手段 980が実行する例で示してあるが、保険データベース 92を車載端末 30側で取得可能な場合には、車載端末 30の情報処理手段 380にて実行するようにしてもよいし、情報通信サーバ 80の情報処理手段 880その他の処理装置で実行するようにしても本発明の目的を達成することが可能である。

[0261] 次に、保険料の途中経過を表示する際の処理について説明する。図 30は、 Aa地域の走行距離保険料（Fd) を算出するフローチャートである。図 27に示した S 1 01 2や、図 39に示す S 1 51 0に処理が進むと、情報処理手段 980が実施する処理は図 30に示す S 1 200に分岐してきて、次の S 1 202 Γ 『走行地域毎保険料率』のデータベースを参照して、該当する走行地域 A aにおける走行日時（D) を選出する」に進む。

[0262] S 1 202にて情報処理手段 980は、図 28に示す走行地域毎保険料率のデータベースの走行日時の内容を参照して、 D 1、 D2、 D 3などの走行日時（D) の区分を選出する処理を行なう。例えば、車両 32が走行地域 A 1を走行する時間帯が 7 : 00-1 7 : 00の間である場合には、情報処理手段 980は同図に示す走行日時の欄から D 1を選出する処理を行なう。走行日時（D) の選出処理が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は次の S 1 204 Γ 『走行日時地域保険料率』の情報を参照して、該当する地域 Aa及び走行日時（D) における保険料（Fa d) を選出する」に進む

[0263] S 1 204にて情報処理手段 980は、図 29に示す走行日時地域保険料率のデータベースから走行地域 A 1及び走行日時（D 1 ) における保険料（ F a d ) を選出する処理を行なう。例えば、地域 A 1を走行する時間帯が、周囲が明るく見通しがよい 7 ： 0 0 - 1 7 ： 0 0の間である場合には、事故の発生が少ないという実績に基づいて保険料を ¥ 2 0 0と割合安価に設定している。

[0264] また、例えば、地域 A 1を走行する時間帯が、周囲が暗く居眠り運転の発生率が高い 0 ： 0 0 7 ： 0 0の間である場合には、事故の発生が多いという実績に基づいて保険料を ¥ 4 0 0と割合高めに設定している。

[0265] また、例えば A 3の地域のように、事故の発生率が高い危険な地域を走行する場合には、保険料を高めに設定することが可能である。このように走行地域や時間帯に応じて保険料を設定し、車両の走行地域に応じて保険料を算出して運転者に通知することによって、運転者はより安全な地域や時間帯を選択して走行することが可能となり、事故の減少を図ることが可能となる。また、事故の発生が減少することによって、保険会社では保険金の総支払額を減少させることが可能となるので、運転者により安価な保険料の保険を提供することが可能となる。

[0266] 図 2 9に示すように走行日時地域保険料率（走行地域保険料データベース ) には、車両が走行する複数の地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とが関連付けて記録されている。

また、走行日時地域保険料率（走行地域保険料データベース）には、車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた保険料とが関連付けて記録されている。

[0267] 次の S 1 2 0 6 「該当する地域 A a (全工程の距離は X a ) における保険料（F a d ) と走行済みの走行距離（Δ Χ ) とに基づいて走行距離保険料（ F d ) を算出する」にて情報処理手段 9 8 0は、走行地域毎保険料率データベース内に記載されている走行距離保険料（F d ) の計算式を読み出して、 S 1 2 0 4にて選出した F a dと、走行地域毎保険利用率データベースに記載されている全工程の距離 X aと、 Δ Χ (例えば走行状況データベースに記載されている最新走行位置に基づいて算出した地域 A a内での地域内走行距離）とに基づいて走行距離保険料（F d ) を算出する。

[0268] 走行距離保険料の算出処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は S 1 2 0 8 「終了」に進み、 A a地域の走行距離保険料算出処理を終了して、元の処理ルーチンに戻る。

[0269] 次に、保険料の途中経過を表示する際の処理について説明する。図 3 1は、途中経過保険料表示処理のフローチャートである。車両 3 2を走行させた場合に、現時点までの保険料を表示するには、走行距離を予め定めておきその走行距離毎に保険料の途中経過を表示する方法や、所定の時間毎に保険料の途中経過を表示する方法、運転者から途中経過表示指令を入力した際に保険料の途中経過を表示する方法等が考えられる。図 3 1に示す例では、前記の 3つの場合の保険料算出処理について記載してある。

[0270] S 1 4 0 2 「途中経過表示指令確定内容表示指令」の処理は、運転者が走行中の車両 3 2の保険料等を確認することを希望した場合、又は確定した保険料等を確認することを希望した場合の、運転者の入力処理である。運転者が車両 3 2に関する保険料の確認を希望する場合には、車載端末 3 0に設けられている操作ポタン等の入力手段 3 7 0を操作して、「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」を入力する。すると現在までの途中経過保険料、又は確定した保険料等が車載端末 3 0の表示手段 3 7 2に表示される。

[0271 ] 図 3 2は、車載端末 3 0の表示手段 3 7 2に表示される保険料や走行コス卜の途中経過の表示例を示す図である。同図に示す例では、保険料の他に、有料道路の通行料金や燃費などについて、走行計画と現時点における途中経過とを表示している。この保険料や走行コストの算出は、車載端末 3 0において実施してもよいし、情報通信サーバ 8 0が実施してもよいし、保険サーバ 9 0が実施するようにしてもよい。

[0272] また、運転者が、同図に示されている「走行状況情報へ」のポタンを選択して走行状況情報の表示を指示すると、車載端末 3 0の表示手段 3 7 2には図 3 3に示す走行状況情報が表示される。走行状況に関する情報は、保険データベース 9 2に記録されている走行状況データベースから読み出して必要に応じて演算を行なって表示する。走行状況データベースは、保険サーバ 9 0に設けてもよいし、情報通信サーバ 8 0に設けてもよいし、車載端末 3 0 に設けてもよい。

[0273] また、運転者が走行計画と実績との差について原因の検討を希望する場合には、同図に示されている「走行状況評価へ」のポタンを選択して走行状況情報の表示を指示する。すると、車載端末 3 0の表示手段 3 7 2には図 3 4 に示す走行状況評価が表示される。運転者による走行状況評価内容の確認が終了した場合には、運転者は図 3 4に表示されている「終了」ポタンを操作して、 S 1 4 0 4 「終了」にて運転者側の途中経過保険料表示処理（又は確定内容表示処理）を終了する。

[0274] 図 3 1に示す S 1 4 1 0以降は、車載端末 3 0における途中経過保険料表示処理である。車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が実施する処理が S 1 4 1 0に分岐してくると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は次の S 1 4 1 2 Γ 『車両ステータス』送信」に進む。

[0275] S 1 4 1 2にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、 5分毎、 1時間毎などの定期的に、保険の証券番号、車両番号、現在位置、現在時刻（計測時刻）、車両 3 2の走行距離、急ブレーキに関するステータス、急ハンドルに関するステータス（角速度、角加速度、発生回数など）、車両 3 2の最大速度、並びに平均速度、運転者と搭乗者のシートベルト着用情報等から構成される「車両ステータス」を、無線の送受信手段 3 6 5を介して情報通信サーバ 8 0に送信する処理を行なう。「車両ステータス」の送信間隔は、運転者によって任意に設定可能なように構成してもよい。また、 1 0 k mなど所定の走行距離毎に送信するようにしてもよい。

[0276] 急ブレーキや急ハンドル、走行中のシートベルトの着用に関するステータスとは、前回の「車両ステータス」の送信後から今回の「車両ステータス」の送信までのサンプリング間隔の間に、急ブレーキや急ハンドル、走行中のシートベルトの非着用状態が存在したか否かの情報である。また、当該サンプリング間隔内での車両の最大速度等の情報を、そのィベン卜の発生時刻と併せて送信するようにしてもよい。

[0277] 図 4 7は、車載端末 3 0から送信される「車両ステータス」に含まれる情報を例示した図表である。同図に示すように「車両ステータス」には、証券番号、車両番号、現在位置、現在時刻、車両の走行距離、車両の平均速度の各種情報が含まれている。

[0278] S 1 4 1 4にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、車両 3 2の走行距離が所定の走行距離に到達したか否かの判断を行なっている。もし、車両 3 2の走行距離が所定の走行距離に達したと判断した場合には、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 4 2 0 「途中経過指令送信確定内容表示指令送信」に分岐する。なお車載端末 3 0が、所定走行距離毎に車両 3 2の保険料を確認するための「途中経過表示」を行なうように設定されていない場合には、 S 1 4 1 4の処理をスキップするようにしてもよい。

[0279] また、もし車両 3 2の走行距離が未だ所定の走行距離に到達していないと判断した場合には、処理は次の S 1 4 1 6 「所定時間経過したか？」に進む

[0280] S 1 4 1 6にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、車載端末 3 0に設けられている力レンダ時計 3 9 0から現在時刻を読み出して、現在の時刻が所定の時刻を経過しているか否かの判断を行なう。もし現在の時刻が所定の時刻を経過していると判断した場合には、処理は S 1 4 2 0に進む。なお、車載端末 3 0が、所定時間経過毎に車両 3 2の保険料を確認するための「途中経過表示」を行なうように設定されていない場合には、 S 1 4 1 6の処理をスキップするようにしてもよい。

[0281 ] また、現在の時刻が未だ所定の時刻を経過していないと判断した場合には、処理は次の S 1 4 1 8 「途中経過表示指令を入力したか？」の判断に進む

[0282] S 1 4 1 8にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、車載端末 3 0に設けられている操作ポタン等の入力手段 3 7 0を介して運転者から「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」が入力されたか否かの判断を行なう。もし、入力手段 3 7 0を介して運転者から「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」が入力されていたと判断した場合には、処理は S 1 4 2 0 Γ 途中経過表示指令送信確定内容表示指令送信」に進む。

[0283] また、もし未だ入力手段を介して運転者から「途中経過表示指令」又は Γ 確定内容表示指令」が入力されていないと判断した場合には、処理は S 1 4 1 2に戻る。

[0284] S 1 4 2 0にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 7 0は、無線の送受信手段

3 6 5を介して、保険料を算出して途中経過表示を行なう旨の「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」を情報通信サーバに送信する指令を出力する。すると、車載端末 3 0に設けられている無線の送受信手段 3 6 5は、情報通信サーバ 8 0に対して「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」を送信して、情報通信サーバ 8 0から保険料に関する情報が送信されてくるのを待つ処理を行なう。

[0285] S 1 4 2 2にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0が、無線の送受信手段

3 6 5を介して情報通信サーバ 8 0から保険料に関する情報や図 3 4又は図 3 8に示す走行状況評価を表示する際に用いる走行状況データベース（図 2 5参照）に記載されている急ブレーキや速度超過など車両のステータスに関する情報、又は走行状況評価等を受信すると、車載端末 3 0の情報処理手段 3 7 0は表示用のデータを生成して、受信した保険料や車両のステータス情報に基づく走行状況評価に関する情報を表示手段 3 7 2に表示する指令を出力する。

[0286] 保険料の途中経過に関する表示指令を運転者から入力した場合には、車載端末 3 0の表示手段 3 7 2には、図 3 2 図 3 4に示されるような「途中経過コスト情報」や、「走行状況情報」、「走行状況評価」の途中経過に関する通知画面が表示される。また、確定した保険料に関する表示指令を運転者から入力した場合には、車載端末 3 0の表示手段 3 7 2には、図 3 5 図 3 8に示されるような「走行区分選択」や、「確定コスト情報」、「走行状況情報」、「走行状況評価」の確定した保険料に関する通知画面が表示される [0287] 運転者から入力手段 3 7 0を介して保険料等の表示を終了する旨の情報を入力すると、情報処理手段 3 8 0が実施する処理は S 1 4 2 4 「終了」に進み、車載端末 3 0における途中経過保険料表示処理（又は確定内容表示処理 ) を終了して元の処理ルーチンに戻る。

[0288] 図 3 1に示す S 1 4 3 0以降は、情報通信サーバ 8 0における途中経過保険料表示処理である。

[0289] 送受信手段 8 6 5を介して車載端末 3 0から「車両ステータス」を受信すると、情報通信サーバ 8 0の情報処理手段 8 8 0は S 1 4 3 2にて、走行コス卜の算出等に必要な情報を記録手段 8 8 4に記録するとともに、受信した「車両ステータス」を保険サーバ 9 0に対して送信する。

[0290] 送受信手段 8 6 5を介して車載端末 3 0から「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」を受信すると、情報通信サーバ 8 0の情報処理手段 8 8 0は S 1 4 3 4にて、保険サーバ 9 0に対して「途中経過表示指令」又は Γ 確定内容表示指令」を送信する。

[0291 ] 保険サーバ 9 0から保険料に関する情報を受信すると、情報通信サーバ 8 0の情報処理手段 8 8 0は S 1 4 3 6にて、車載端末 3 0に対して、保険料や図 3 4又は図 3 8に示す走行状況評価を表示する際に用いる走行状況データベース（図 2 5参照）に記載されている急ブレーキや速度超過など車両のステータスに関する情報又は走行状況評価等を送信する。

[0292] なおこのとき、有料道路の走行料金に関する情報、車両 3 2の燃料費、走行開始からの所要時間又は目的地までの所要時間などの走行コス卜に関する情報や、登録運転者氏名、走行日時、平均走行速度、走行距離、急ブレーキの動作回数、シートベルトの着用状況などのステータス情報を生成して、これらの各種情報と他のコンテンツとを併せて表示するための H T M L等の表示用ファイルを生成し、車載端末 3 0に送信するようにしてもよい。

[0293] 保険料等の情報の送信が終了すると、情報処理手段 8 8 0が実施する処理は S 1 4 3 8 「終了」に進み、情報通信サーバ 8 0における途中経過保険料表示処理を終了する。

[0294] 図 3 1に示す S 1 4 5 0以降は、保険サーバ 9 0における途中経過保険料表示処理である。保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0が実施する処理が S 1 4 5 0に分岐してくると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は次の S 1 4 5 2 Γ 『車両ステータス』を『保険データベース』に記録」に進む。

[0295] 車載端末 3 0から情報通信サーバ 8 0を介して「車両ステータス」を受信した場合には、保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は S 1 4 5 2にて、受信した「車両ステータス」に含まれる証券番号と車両番号とを読み出し、この証券番号と車両番号と関連付けて「車両ステータス」の情報を「保険データベース」に記録する。

[0296] 次の S 1 4 5 4 Γ 『走行状況データベース』を『保険データベース』から読み出して更新して記録する」にて情報処理手段 9 8 0は、「保険データべース」の中から該当する証券番号と車両番号の「走行状況データベース」（図 2 5参照）を読み出して、走行実績、最新走行位置、急ブレーキステータス、急ハンドルステータス、速度ステータス、シートベルトステータス等の最新情報を追記し、更新した「走行状況データベース」を「保険データべ一ス」に記録する。

[0297] 車両の保険料を確認するための「途中経過表示」が、所定走行距離毎に行なうように設定されている場合には、保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0 は次の S 1 4 5 6 「所定距離走行したか？」にて、最新の車両 3 2の走行距離が所定の走行距離に到達しているか否かの判断を行なう。もし、車両 3 2 の走行距離が所定の走行距離に到達していると判断した場合には、処理は S 1 4 6 2 「保険料算出処理（F r ) 」に進む。なお、所定走行距離毎に車両 3 2の保険料を確認するための「途中経過表示」を行なうように設定されていない場合には、 S 1 4 5 6の処理をスキップするようにしてもよい。

[0298] また、もし車両の走行距離が未だ所定の走行距離に到達していないと判断した場合には、処理は次の S 1 4 5 8 「所定時間経過したか？」に進む。

[0299] 車両の保険料を確認するための「途中経過表示」が、所定時間毎に行なうように設定されている場合には、保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は S 1 4 5 8にて、保険サーバ 9 0に設けられているカレンダ時計 9 9 0から現在時刻を読み出して、現在の時刻が所定の時刻を経過しているか否かの判断を行なう。

[0300] もし、現在の時刻が所定の時刻を経過していると判断した場合には、処理は S 1 4 6 2に進む。なお、所定時間経過毎に車両 3 2の保険料を確認するための「途中経過表示」を行なうように設定されていない場合には、 S 1 4 5 8の処理をスキップするようにしてもよい。

[0301 ] また、現在の時刻が未だ所定の時刻を経過していないと判断した場合には、処理は次の S 1 4 6 0 「途中経過表示指令を入力したか？」の判断に進む

[0302] S 1 4 6 0にて保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は、保険サーバ 9 0 の送受信手段 9 6 5を介して情報通信サーバ 8 0等の通信機器から「途中経過表示指令」を受信したか否かの判断を行なう。

[0303] もし、送受信手段 9 6 5を介して情報通信サーバ 8 0から「途中経過表示指令」を受信していたと判断した場合には、処理は次の S 1 4 6 2 「保険料算出処理（ F r ) 」に進む。

[0304] また、もし未だ送受信手段 9 6 5を介して情報通信サーバ 8 0から「途中経過表示指令」を受信していないと判断した場合には、処理は S 1 4 5 2に戻り、保険料算出のためのトリガーを待つ。

[0305] S 1 4 6 2にて保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0は、該当する証券番号と車両番号の「走行状況データベース」及び「走行地域毎保険料率」と、「走行日時地域保険料率」に関する情報を「保険データベース」から読み出して、最新の車両位置までの保険料を算出する処理を行なう。保険料算出の処理の詳細については、図 3 9に示す S 1 5 0 0以降のサブルーチンにて説明する。保険料の算出が終了すると、保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0 が実施する処理は次の S 1 4 6 4 「保険料送信」の処理に進む。

[0306] S 1 4 6 4にて情報処理手段 9 8 0は、送受信手段 9 6 5並びに専用回線等の通信網 1 0を介して、 S 1 4 6 2にて算出した保険料に関する情報と、図 3 4又は図 3 8に示す走行状況評価を表示する際に用いる走行状況データベース（図 2 5参照）に記載されている急ブレーキや速度超過など車両のステータスに関する情報又は走行状況評価等を併せて情報通信サーバ 8 0を経由して車載端末 3 0に送信する。保険料に関する情報の送信が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実行する処理は次の S 1 4 6 6 「終了」に進み、保険サーバ 9 0における途中経過保険料表示処理を終了して、元の処理ルーチンに戻る。

[0307] なお、算出した保険料を情報通信サーバ 8 0に送信する際に、有料道路の走行料金や燃料費などの他の走行コス卜を算出して、保険料と併せて送信するようにしてもよい。

[0308] 図 3 9に示す S 1 5 0 0以降は、所定経路保険料（F r ) を算出するサブルーチンのフローチヤ一卜である。保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0が実施する処理が図 3 1に示す S 1 4 6 2に進むと、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 5 0 0 「所定経路保険料算出処理（F r ) 」に分岐してきて、次の S 1 5 0 2 「保険データベースから特定証券番号の「走行状況データベースを読み出す」に進む。

[0309] 図 3 1に示した例では、所定経路保険料を算出する処理を保険サーバ 9 0 が実行する例で説明しているが、本発明は保険サーバ 9 0が実行する例に限定するものではなく、情報通信サーバ 8 0や車載端末 3 0、その他の通信機器が実行する場合であっても本発明の目的を達成することが可能である。

[0310] S 1 5 0 2にて情報処理手段 9 8 0は、保険データベース 9 2から「途中経過表示指令」又は「確定内容表示指令」のあった車両に該当する特定証券番号の「走行状況データベース」を読み出す。「走行状況データベース」には、図 2 5に示すように「走行予定日時」や「走行予定地域」、「走行実績」、「走行中であるか否かの情報」、「最新の走行位置」、「急ブレーキステータス」、「急ハンドルステータス」、「速度ステータス」、「シートべルトステータス」その他の情報が含まれている。 [0311] S 1 504にて情報処理手段 980は、「走行状況データベース」の中の「走行実績」から、各地域毎の「走行日時」と、走行済み又は走行中であることを示すフラグ「走行情報」と、走行実績の総数（a MAX) の情報を取得する。例えば、「A 1 ： 2004年 2月 1 1日 1 0時 00 2004年 2 月 1 1日 1 1時 00，走行済」や ΓΑ2 ： 2004年 2月 1 1日 1 1時 00 2004年 2月 1 1日 1 1時 20，走行中」 ■■■、 a MAX = 4などの情報を取得する。ここで経路 A 1は東京都を示し、 A2は千葉県などを示す。また、 A 1を郊外の道路、 A 2を事故が比較的多い市街地などに分類してもよい。

[0312] 次の S 1 506から S 1 520の間では、各地域 A a毎に保険料を算出する処理を行なう。先ず最初に A 1の地域についての保険料を算出するために、 S 1 506 「a— 1」にて情報処理手段 980は、地域情報 aに 1を代入する処理を行なう。

[0313] 次の S 1 508 「Aa地域の「走行地域毎保険料率」と「走行日時地域保険料率」の情報を、保険データベースから読み出す」にて情報処理手段 98 0は、 Aa地域の「走行地域毎保険料率」（図 28参照）と「走行日時地域保険料率」（図 29参照）の情報を保険データベース 92から読み出して、 RAM等のメモリ 981に記憶する処理を行なう。記憶処理が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は、次の S 1 51 0 「A a地域の走行距離保険料算出処理（Fd) 」のサブルーチンに進む。

[0314] S 1 51 0は、 A a地域の走行距離保険料（Fd) を算出するサブルーチンである。処理の詳細は、図 30に示す S 1 200以降に記載してある。

[0315] 次の S 1 51 2は、 Aa地域の急ブレーキ加算料（F b) を算出するサブルーチンである。処理の詳細は、図 40の S 1 600以降に記載してある。

[0316] 次の S 1 51 4は、 Aa地域の急ハンドル加算料（F h) を算出するサブルーチンである。処理の詳細は、図 41の S 1 700以降に記載してある。

[0317] 次の S 1 51 6は、 Aa地域の速度超過加算料（F v) を算出するサブル一チンである。処理の詳細は、図 42の S 1 800以降に記載してある。 [0318] 次の S 1 51 8は、 A a地域のシートベルト加算料（F s) を算出するサブルーチンである。処理の詳細は、図 43の S 1 900以降に記載してある

[0319] 走行距離保険料と、急ブレーキ加算料、急ハンドル加算料、速度超過加算料、シートベルト加算料等の全ての加算料の算出処理が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 520 「R r経路の保険料積算処理（ F r a) 」に進み、前記算出した加算料を積算して A a地域における積算した所定経路保険料（F r) を算出する。そして、基本保険料 F iと、算出した全ての地域の積算した所定地域保険料 F r a (積算保険料）の総和とを加算して、経路 R rにおける所定経路保険料（F r) を算出する。前記基本保険料 F iは、契約毎に発生する定額の保険料である。ここでも基本保険料は、運転者の年齢や運転歴、事故歴等によって異なる値に設定してもよい。経路 R rにおける所定経路保険料 F rの算出処理が終了すると、情報処理手段 9 80が実施する処理は次の S 1 522 「_a<aMAX?」の判断に進む。

[0320] S 1 522にて情報処理手段 980は、現在の地域を識別する情報 aが総数（a MAX) に達しているか否かの判断を行なっている。もし、 aが（a MAX) 未満である場合には、次の地域について走行距離保険料を算出する目的で、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 524 「a— a + 1」に分岐して、例えば A 2などの次の地域における保険料を算出するために、従来の aに 1を加算して新たな aとして代入し、 S 1 508の処理に戻り、次の A a地域について保険料の算出処理を行なう。

[0321] また、もし aの値が aMAX未満でないと判断した場合には、全ての地域について保険料の算出が終了したと判断して、処理は次の S 1 526 「終了」に進む。

[0322] S 1 526にて情報処理手段 980は、所定経路保険料（F r ) のサブル一チン処理を終了して、分岐前の元の処理ルーチンに戻る。

[0323] 図 40に示す S 1 600以降は、運転者が急ブレーキ操作を実施したことによる保険の加算料（F b) を算出するサブルーチンのフローチャートである。情報処理手段 9 8 0が実施する処理が図 3 9に示す S 1 5 1 2に進むと、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 6 0 0 「A a地域の急ブレーキ加算料算出処理（F b ) 」に分岐してきて、次の S 1 6 0 2 「保険データベースから特定証券番号の『走行状況データベース』を読み出す」に進む。

[0324] 図 4 0に示した例では、急ブレーキ加算料を算出する処理を保険サーバ 9 0が実行する例で説明しているが、本発明は保険サーバ 9 0が実行する例に限定するものではなく、情報通信サーバ 8 0や車載端末 3 0、その他の通信機器が実行する場合であっても本発明の目的を達成することが可能である。

[0325] 「走行状況データベース」の読み出し処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は次の S 1 6 0 4 Γ 『走行状況データベース』に記録されている所定経路 R rの所定地域 A aにおける急ブレーキステータス（B s n ) とその数（N ) を読み出す」に進む。

[0326] S 1 6 0 4にて情報処理手段 9 8 0は、図 2 5に示す「走行状況データベース」の中から、例えば経路 R 1の地域 A aにおける急ブレーキステータス B s nの発生時刻、加速度 B Gの値、及び急ブレーキ操作の事象の総数（N ) を取得して、次の S 1 6 0 6 Γ η— 1」の処理に進む。

[0327] S 1 6 0 6にて情報処理手段 9 8 0は、 R r経路の A a地域において操作された急ブレーキの事象を識別する変数 nに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の急ブレーキ操作について保険料の加算分を算出することを定めている。変数 nに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は、次の S 1 6 0 8 「急ブレーキ時の加速度（B G ) に基づいて急ブレーキ（B s n) 時における急ブレーキ加算料（ F b n ) を算出する」に進む。

[0328] S 1 6 0 8にて情報処理手段 9 8 0は、保険データベース 9 2の走行地域毎保険料率に記録されている「急ブレーキ加算料 F b」の計算式を読み出して、運転者による急ブレーキの操作回数と、急ブレーキ時の加速度（減速の加速度）とに応じて、運転者側に請求する保険料の加算料 F b nを算出する処理を行なう。 n番目の急ブレーキ操作による急ブレーキ加算料 F b nの算出が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は次の S 1 61 0 「急ブレーキ加算料（F b n) を積算する」に進む。

[0329] 急ブレーキ時の加速度に応じて急ブレーキ加算料を算出する際には、急ブレーキの加速度が所定の閾値を超えた毎に所定の保険料（Kb 2のような定額）を定めてもよいし、急ブレーキ時の加速度に比例して保険料を定めてもよいし、急ブレーキ時の加速度の 2乗、 3乗、 …に比例して保険料を定めるようにしてもよい。また、急ブレーキ加算料 F bの計算式は、道路状況や交通状況に応じて、経路毎又は地域毎に異なる計算式を設定するようにしてもよい。

[0330] なお、急ブレーキの操作を行なったことにより保険料を加算する理由は、運転者の不注意である場合や、飛び出し、対向車の接近など危険な状況に遭遇した事実の存在に基づいている。なお、運転者の不責事由によって危険な状況に遭遇し、運転者の適切な急ブレーキ操作によって事故が回避できた場合には、保険料を減算するようにしてもよい。

[0331] S 1 61 0にて情報処理手段 980は、 A a地域における全ての急ブレーキ加算料（F b n) を積算して、急ブレーキ加算料の総和（F b) を算出する。急ブレーキ加算料の総和の算出処理が終了すると、情報処理手段 980 が実施する処理は、次の S 1 61 2 Γ_η<Ν？」の判断に進む。

[0332] S 1 61 2にて情報処理手段 980は、今回演算した η番目の急ブレーキ操作の事象が、急ブレーキ操作の事象の総数 Νに達しているか否かの判断を行なっている。もし、 ηが Ν未満である場合には、次の急ブレーキ操作の事象について保険の加算料を算出する目的で、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 61 4 Γ_η— _η + 1」に分岐する。そして、例えば 2回目の急ブレーキ操作の事象についての保険の加算料を算出するために、従来の aに 1 を加算して新たな aとして代入して S 1 608の処理に戻り、次の急ブレーキ加算料 F b nの算出処理を行なう。

[0333] また、もし nの値が N未満でないと判断した場合には、全ての地域について保険料の算出が終了したと判断して、処理は次の S 1 6 1 6 「終了」に進み、 R r経路の A a地域における急ブレーキ加算料算出処理（F b ) のサブルーチンを終了して、分岐前の元の処理ルーチンに戻る。

[0334] 図 4 1に示す S 1 7 0 0以降は、運転者が急ハンドル操作を実施したことによる保険の加算料（F h ) を算出するサブルーチンのフローチャートである。

情報処理手段 9 8 0が実施する処理が図 3 9に示す S 1 5 1 4に進むと、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 7 0 0 「A a地域の急ハンドル加算料算出処理（F h ) 」に分岐してきて、次の S 1 7 0 2 「保険データベースから特定証券番号の『走行状況データベース』を読み出す」に進む。

[0335] 図 4 1に示した例では、急ハンドル加算料を算出する処理を保険サーバ 9 0が実行する例で説明しているが、本発明は保険サーバ 9 0が実行する例に限定するものではなく、情報通信サーバ 8 0や車載端末 3 0、その他の通信機器が実行する場合であっても本発明の目的を達成することが可能である。

[0336] 「走行状況データベース」の読み出し処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は次の S 1 7 0 4 Γ 『走行状況データベース』に記録されている所定経路 R rの所定地域 A aにおける急ハンドルステータス（H s n ) とその数（N ) を取得する」に進む。

[0337] S 1 7 0 4にて情報処理手段 9 8 0は、図 2 5に示す「走行状況データベース」の中から、例えば経路 R 1の地域 A aにおける急ハンドルステータス H s nの発生時刻、加速度 H Gの値、及び急ハンドル操作の事象の総数（N ) を取得して、次の S 1 7 0 6 Γ η— 1」の処理に進む。

[0338] S 1 7 0 6にて情報処理手段 9 8 0は、 R r経路の A a地域において操作された急ハンドルの事象を識別する変数 nに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の急ハンドル操作について保険料の加算分を算出することを定めている。変数 nに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は、次の S 1 7 0 8 「急ハンドル時の加速度（HG) に基づいて急ハンドル（H s n) 時における急ハンドル加算料 (F h n) を算出する」に進む。

[0339] S 1 708にて情報処理手段 980は、保険データベース 92の走行地域毎保険料率に記録されている「急ハンドル加算料 F h」の計算式を読み出して、運転者による急ハンドルの操作回数と、急ハンドル時の加速度（又はョ一方向の角速度を用いてもよい）とに応じて、運転者側に請求する保険料の加算料 F h nを算出する処理を行なう。 n番目の急ハンドル操作による急ハンドル加算料 F h nの算出が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は次の S 1 7 1 0 「急ハンドル加算料（F h n) を積算する」に進む。

[0340] 急ハンドル時の加速度に応じて急ハンドル加算料を算出する際には、急ハンドルの加速度又は角速度が所定の閾値を超えた毎に所定の保険料（Kh 2 のような定額）を定めてもよいし、急ハンドル時の加速度又は角速度に比例して保険料を定めてもよいし、急ハンドル時の加速度又は角速度の 2乗、 3 乗、 …に比例して保険料を定めるようにしてもよい。また、急ハンドル加算料 F hの計算式は、道路状況や交通状況に応じて、経路毎又は地域毎に異なる計算式を設定するようにしてもよい。

[0341] なお、急ハンドルの操作を行なったことにより保険料を加算する理由も、運転者の不注意である場合や、飛び出し、対向車の接近など危険な状況に遭遇した事実の存在に基づいている。この場合にも、運転者の不責事由によつて危険な状況に遭遇し、運転者の適切な急ハンドル操作によって事故が回避できた場合には、保険料を減算するようにしてもよい。

[0342] S 1 7 1 0にて情報処理手段 980は、 A a地域における全ての急ハンドル加算料（F h n) を積算して、急ハンドル加算料の総和（F h) を算出する。急ハンドル加算料の総和の算出処理が終了すると、情報処理手段 980 が実施する処理は、次の S 1 7 1 2 Γ_η<Ν？」の判断に進む。

[0343] S 1 7 1 2にて情報処理手段 980は、今回演算した η番目の急ハンドル操作の事象が、急ハンドル操作の事象の総数 Νに達しているか否かの判断を行なっている。もし、 ηが Ν未満である場合には、次の急ハンドル操作の事象について保険の加算料を算出目的で、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は S 1 7 1 4 Γ η— n + 1」に分岐して、例えば 2回目の急ハンドル操作の事象についての保険の加算料を算出するために、従来の aに 1を加算して新たな aとして代入して S 1 7 0 8の処理に戻り、次の急ハンドル加算料 F h nの算出処理を行なう。

[0344] また、もし nの値が N未満でないと判断した場合には、全ての地域について保険料の算出が終了したと判断して、処理は次の S 1 7 1 6 「終了」に進み、 R r経路の A a地域における急ハンドル加算料算出処理（F h ) のサブルーチンを終了して、分岐前の元の処理ルーチンに戻る。

[0345] 図 4 2に示す S 1 8 0 0以降は、運転者が走行速度の超過を実施したことによる保険の加算料（F v ) を算出するサブルーチンのフローチャートである。情報処理手段 9 8 0が実施する処理が図 3 9に示す S 1 5 1 6に進むと、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 8 0 0 「A a地域の速度超過加算料算出処理（F v ) 」に分岐してきて、次の S 1 8 0 2 「保険データベースから特定証券番号の『走行状況データベース』を読み出す」に進む。

[0346] 図 4 2に示した例では、速度超過加算料を算出する処理を保険サーバ 9 0 が実行する例で説明しているが、本発明は保険サーバ 9 0が実行する例に限定するものではなく、情報通信サーバ 8 0や車載端末 3 0、その他の通信機器が実行する場合であっても本発明の目的を達成することが可能である。

[0347] 「走行状況データベース」の読み出し処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は次の S 1 8 0 4 Γ 『走行状況データベース』に記録されている所定経路 R rの所定地域 A aにおける速度ステータス（V s n) とその数（N ) を取得する」に進む。

[0348] S 1 8 0 4にて情報処理手段 9 8 0は、図 2 5に示す「走行状況データベース」の中から、例えば経路 R 1の地域 A aにおける速度ステータス H s n の発生時刻、速度 Vの値、及び速度超過の事象の総数（N ) を取得して、次の S 1 8 0 6 Γ _n— 1」の処理に進む。 [0349] S 1 806にて情報処理手段 980は、 R r経路の A a地域において発生した速度超過の事象を識別する変数 nに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目の速度超過事象について保険料の加算分を算出することを定めている。変数 nに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 980が実施する処理は、次の S 1 808 「車両の速度（V) に基づいて速度超過（Vs n) 時における速度超過加算料（F v n) を算出する」に進む。

[0350] S 1 808にて情報処理手段 980は、保険データベース 92の走行地域毎保険料率に記録されている「速度超過加算料 F v」の計算式を読み出して、速度超過の回数とその速度とに応じて、運転者側に請求する保険料の加算料 F V nを算出する処理を行なう。 n番目の速度超過による速度超過加算料 F V nの算出が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は次の S 1 81 0 「速度超過加算料（F v n) を積算する」に進む。

[0351] 速度超過に応じて保険料の加算料を算出する際には、超過した速度が所定の閾値（図 28に示す VLなど）を超えた毎に所定の保険料を定めてもよいし、超過した速度に比例して定数（図 28に示す Kv 1など）保険料を定めてもよいし、超過した速度の 2乗、 3乗、 …に比例して保険料を定めるようにしてもよい。また、速度超過加算料 F vの計算式は、道路状況や交通状況、制限速度等に応じて、経路毎又は地域毎に異なる計算式を設定するようにしてもよい。

[0352] なお、車両 32の速度超過により保険料を加算する理由は、速度の超過が事故の発生原因となる場合が多いという事実に基づくものである。

[0353] S 1 81 0にて情報処理手段 980は、 A a地域における全ての速度超過加算料（F v n) を積算して、速度超過加算料の総和（F v) を算出する。速度超過加算料の総和の算出処理が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は、次の S 1 81 2 Γ_η<Ν？」の判断に進む。

[0354] S 1 81 2にて情報処理手段 980は、今回演算した η番目の速度超過の事象が、速度超過の事象の総数 Νに達しているか否かの判断を行なっている。もし、 nが N未満である場合には、次の速度超過の事象について保険の加算料を算出する目的で、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は S 1 8 1 4 Γ n— n + 1」に分岐して、例えば 2回目の速度超過の事象についての保険の加算料を算出するために、従来の _aに 1を加算して新たな aとして代入して S 1 8 0 8の処理に戻り、次の速度超過加算料 F V nの算出処理を行なう。

[0355] また、もし nの値が N未満でないと判断した場合には、全ての地域について保険料の算出が終了したと判断して、処理は次の S 1 8 1 6 「終了」に進み、 R r経路の A a地域における速度超過加算料算出処理（F v ) のサブル一チンを終了して、分岐前の元の処理ルーチンに戻る。

[0356] 図 4 3に示す S 1 9 0 0以降は、運転者がシートベルトを装着していないことによる保険の加算料（F s ) を算出するサブルーチンのフローチャートである。情報処理手段 9 8 0が実施する処理が図 3 9に示す S 1 5 1 8に進むと、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は同図に示す S 1 9 0 0 「A a地域のシートベルト加算料算出処理（F s ) 」に分岐してきて、次の S 1 9 0 2 「保険データベースから特定証券番号の『走行状況データベース』を読み出す」に進む。

[0357] 図 4 3に示した例では、シー卜ベル卜加算料を算出する処理を保険サーバ

9 0が実行する例で説明しているが、本発明は保険サーバ 9 0が実行する例に限定するものではなく、情報通信サーバ 8 0や車載端末 3 0、その他の通信機器が実行する場合であっても本発明の目的を達成することが可能である

[0358] 「走行状況データベース」の読み出し処理が終了すると、情報処理手段 9 8 0が実施する処理は次の S 1 9 0 4 Γ 『走行状況データベース』に記録されている所定経路 R rの所定地域 A aにおけるシートベルトステータス（S s n ) とその数（N ) を取得する」に進む。

[0359] S 1 9 0 4にて情報処理手段 9 8 0は、図 2 5に示す「走行状況データベース」の中から、例えば経路 R 1の地域 A aにおけるシートベルトステータス S s nの値、及びシートベルト非装着状態や人数の総数（N ) を取得して、次の S 1 906 Γ _n— 1」の処理に進む。

[0360] S 1 906にて情報処理手段 980は、 R r経路の A a地域において発生したシー卜ベル卜非装着状態や人数を識別する変数 nに 1を代入する処理を行っている。ここでは、以降の処理で第 1番目のシートベルト非装着の状態について保険料の加算分を算出することを定めている。変数 nに 1を代入する処理が完了すると、情報処理手段 980が実施する処理は、次の S 1 90

8 「シートベルトステータス（S s n) に基づいてシートベルト加算料（F s n) を算出する」に進む。

[0361] S 1 908にて情報処理手段 980は、保険データベース 92の走行地域毎保険料率に記録されている「シートベルト加算料 F s」の計算式を読み出して、シー卜ベル卜非装着の回数又は人数に応じて運転者側に請求する保険料の加算料 F s nを算出する処理を行なう。 n番目のシートベルト非装着状態における加算料の算出が終了すると、情報処理手段 980が実施する処理は次の S 1 91 0 「シートベルト加算料（F s n) を積算する」に進む。シ一卜ベル卜非着用に応じて保険料の加算料を算出する際には、シー卜ベル卜非着用の者が運転者であるか、助手席搭乗者であるか、後席搭乗者であるかに応じて所定の保険料（図 28に示す Ks 1など）を定めてもよいし、シー卜ベルト非着用の情報と車両 32の走行速度とに応じて保険料を定めるようにしてもよい。

[0362] S 1 91 0にて情報処理手段 980は、 A a地域における全てのシートべルト加算料（F s n) を積算して、シートベルト加算料の総和（F s) を算出する。シートベルト加算料の総和の算出処理が終了すると、情報処理手段

980が実施する処理は、次の S 1 91 2 Γ_η<Ν？」の判断に進む。

[0363] S 1 91 2にて情報処理手段 980は、今回演算した η番目のシートベル卜非装着状態が、シー卜ベル卜非装着状態の総数 Νに達しているか否かの判断を行なっている。もし、 ηが Ν未満である場合には、次のシートベルト非装着状態について保険の加算料を算出する目的で、情報処理手段 980が実施する処理は S 1 91 4 Γη— η + 1」に分岐して、例えば 2回目のシー卜ベル卜非装着状態についての保険の加算料を算出するために、従来の aに 1 を加算して新たな aとして代入して S 1 9 0 8の処理に戻り、次のシートべル卜加算料 F s nの算出処理を行なう。

[0364] また、もし nの値が N未満でないと判断した場合には、全ての状態について保険料の算出が終了したと判断して、処理は次の S 1 9 1 6 「終了」に進み、 R r経路の A a地域におけるシートベルト加算料算出処理（F s ) のサブルーチンを終了して、分岐前の元の処理ルーチンに戻る。

[0365] 図 4 4は、保険料データベースに記録される契約毎、月次毎の保険料を例示する図表である。図 1 9の S 6 0 0以降に示す走行計画条件入力処理が終了して走行コス卜を算出すると、その走行予定コス卜に関する情報は図 4 4 に示す保険料データベースに記録する。契約者単位に車両の走行によって発生した保険料を請求する際には、保険料データベースに記載されている明細とともに、請求額を金融機関のサーバに所定の時期（毎月、毎週など）に送信する。

[0366] また、図 3 9の S 1 5 0 0以降に示す所定経路保険料算出処理が終了して保険料を算出すると、その保険料に関する情報は図 4 4に示す保険料データベースの、確定した保険料を格納する部分、又は走行中の保険料を格納する部分に記録する。

[0367] 同図に示す例では、保険の契約を識別する証券番号毎、月次毎に保険料データベースを生成しているが、本発明はこの分類に限定されるものではなく、各車両毎、各運転者毎に保険料データベースを作成しても本発明の目的を達成することが可能である。

[0368] 図 4 5は、保険契約データベースに記録される保険契約に関する情報を例示する図表である。図 4 6は、運転者データベースに記録される情報を例示する図表である。図 7に示す S 2 0 0以降の処理を実施して自動車運転者の登録が完了すると、基本となる保険契約データベースと関連付けて、登録された各運転者毎に運転者データベースを生成する。そしてこの運転者データベースは保険契約データベースと関連付けて、保険データベース 9 2に記録する。

[0369] 図 4 7は、車載端末 3 0から送信される「車両ステータス」に含まれる情報を例示した図表である。 S 1 4 1 2にて車載端末 3 0の情報処理手段 3 8 0は、定期的、一定距離走行毎、又は運転者の指示により、同図に示す車両ステータスを、無線の送受信手段 3 6 5を介して情報通信サーバ 8 0に送信する。

[0370] 図 4 8は、運転者登録時に車載端末の表示手段に表示される運転者登録時の表示遷移を示す図である。運転者登録をする者は、車載端末 3 0に表示される自動車保険メニュー画面の「自動車保険運転者登録手続」ポタンを選択する。運転者が「自動車保険運転者登録手続」ポタンを選択すると次に自動車保険運転者登録手続画面が表示されるので「次へ」ポタンを選択する。

[0371 ] 「次へ」ボタンを選択すると登録運転者 1入力画面が表示されるので、氏名、生年月日、性別を入力し、「決定」ポタンを選択する。「決定」ポタンを選択すると個人識別情報登録画面が表示されるので、個人認証装置（免許証リーダ、指紋認証装置、虹彩認証装置等）に識別情報を登録する。

[0372] 識別情報の登録が完了すると登録運転者 1の識別情報が登録された旨の画面が表示されるので、登録を終了する場合には「いいえ」のポタンを選択し、 2人目を登録する場合は「はい」のポタンを選択する。

[0373] 「いいえ」のポタンを選択した場合には登録は終了し、その旨が表示されるとともに、登録運転者 1の氏名、生年月日、性別が表示される。「はい」のポタンを選択した場合には、登録運転者 2入力画面が表示されるので登録運転者 1の入力時と同様氏名、生年月日、性別を入力し、「決定」ポタンを選択する。

[0374] 「決定」ポタンを選択すると個人識別情報登録画面が表示されるので、個人認証装置（免許証リーダ、指紋認証装置、虹彩認証装置等）に識別情報を登録する。

[0375] 識別情報の登録が完了すると登録運転者 3人目の登録を行うか否かの確認画面が表示されるので、登録を終了する場合には「いいえ」のポタンを選択し、 3人目を登録する場合は「はい」のポタンを選択する。「いいえ」のポタンを選択した場合には登録は終了しその旨が表示されるとともに、登録運転者 1および 2の氏名、生年月日、性別が表示される。「はい」のポタンを選択した場合には、登録運転者 3入力画面が表示されるので登録運転者 2の場合と同様の登録運転者入力、識別情報登録操作を行う。運転者の登録が終了するまで登録運転者入力、識別情報登録操作を繰り返す。

[0376] 図 4 9は、保険のコストシミュレーション時に車載端末の表示手段に表示されるコストシミュレーシヨン時の表示遷移を示す図である。

[0377] コストシミュレーションを行う者は、車載端末に表示される自動車保険メニュー画面の「コストシミュレーション」ポタンを選択する。運転者が「コストシミュレーション」ポタンを選択すると、コストシミュレーションメニユー画面が表示されるので「走行計画条件入力」ポタンを選択する。運転者が「走行計画条件入力」ポタンを選択すると、走行計画条件入力画面が表示されるので現在時刻、走行予定する時刻の年、月、曰、時刻（口時口時）を入力する。入力が終了したら「決定」ポタンを選択する。

[0378] 「決定」ポタンを選択すると、走行計画条件入力画面の走行ルート入力画面が表示されるので経由する地名および目的地を入力する。入力が終了したら「決定」ポタンを選択する。「決定」ポタンを選択すると別の走行ルートでシミュレーションするか否かの確認画面が表示されるので、別の走行ルー卜でシミュレーションする場合は「はい」のポタンを選択し、しない場合は「いいえ」のポタンを選択する。

[0379] 「いいえ」のボタンを選択した場合は、走行計画に基づくコス卜等が表示され、コストシミュレーションは終了する。「はい」のポタンを選択した場合は、ルー卜 2について走行計画条件入力画面の走行ルー卜入力画面が表示されるので、走行ルートが経由する地名を入力する。

[0380] 入力が終了したら「決定」ポタンを選択する。「決定」ポタンを選択すると別の走行ルー卜でシミュレーションするか否かの確認画面が表示されるので、別の走行ルートでシミュレーションする場合は「はい」のポタンを選択し、しない場合は「いいえ」のポタンを選択する。「いいえ」のポタンを選択した場合は、走行計画に基づくコスト等が表示され、コストシミュレーシヨンは終了する。

[0381 ] 「はい」のポタンを選択した場合は、ルート 3について走行計画条件入力画面の走行ルー卜入力画面が表示されるので、ルー卜 2と同様の操作を行う。シミュレーションを希望する走行ルートの確認が終了するまで、上記走行ルート入力操作を繰り返す。

[0382] 図 5 0は、運転者の認証を行なう際に車載端末の表示手段に表示される運転開始時の表示遷移を示す図である。

[0383] 運転を開始する者は、車載端末に表示される自動車保険メニュー画面の Γ 運転開始手続」ポタンを選択する。運転者が「運転開始手続」ポタンを選択すると、運転開始手続画面が表示されるので「次へ」ポタンを選択する。

[0384] 「次へ」ポタンを選択すると登録運転者照合画面が表示されるので、個人認証装置（免許証リーダ、指紋認証装置、虹彩認証装置等）に識別情報を入力する。

[0385] 識別情報の入力が完了すると、登録運転者として認証された場合は運転者認証画面が表示され、登録運転者の氏名、生年月日、性別等の個別情報が表示される。補償内容を確認する場合は「はい」ポタンを選択する。「はい」ポタンを選択すると補償内容が表示される。「いいえ」ポタンを選択すると本手順は終了する。登録した運転者として認証された場合は、本システムを利用した運転を開始する。

[0386] 一方、運転者として登録されておらず、認証がされなかった場合は、運転者として登録されていないため補償を受けることができない旨が表示される。続いて保険の加入手続きを行う場合には、表示されている画面内の「はい」のポタンを選択し、加入手続きを行わない場合には「いいえ」のポタンを選択する。

[0387] 「はい」ポタンを選択すると保険申込画面に誘導され保険申込手続きを行うことができる。「いいえ」ポタンを選択すると本手順は終了する。 [0388] 図 5 1は、保険料や走行コストを車載端末の表示手段に表示する「途中経過コスト■走行状況データ表示時」の表示遷移を示す図である。

[0389] 途中経過コス卜■走行状況データ表示を行う者は、車載端末に表示される自動車保険メニュー画面の「コストシミュレーション」ポタンを選択する。この「コストシミュレーション」ポタンを選択するとコストシミュレーションメニュー画面が表示されるので「途中経過コスト■走行状況情報」ポタンを選択する。

[0390] 運転者が「途中経過コス卜■走行状況情報」ボタンを選択すると走行区分選択画面が表示され、実際に走行した走行経路，日時の一覧が表示される。運転者は、途中経過走行コストを算出するルート（経路）を選択して、走行区分選択画面内の「次へ」ポタンを選択する。

[0391 ] 「次へ」ポタンを選択すると、途中経過コスト情報画面が表示され、走行途中までのコストが表示される。表示内容の確認が終了すると運転者は、途中経過コスト情報画面内の「走行状況情報へ」ポタンを選択する。

[0392] 運転者が「走行状況情報へ」ポタンを選択すると、走行状況情報画面が表示され、登録運転者、走行日時、平均走行速度等走行状況情報が表示される。表示内容の確認が終了すると運転者は、走行状況情報画面内の「走行状況評価へ」ポタンを選択する。

[0393] 運転者が「走行状況評価へ」ポタンを選択すると走行状況評価画面が表示され、走行計画と実際の走行との差額やその原因が表示される。運転者が走行状況評価画面の表示の終了を希望する場合には、走行状況評価画面内の Γ 終了」ポタンを選択する。「終了」ポタンを選択すると本手順は終了する。

[0394] 図 5 2は、保険料や走行コス卜を車載端末の表示手段に表示する「走行終了時確定コス卜■走行状況データ表示時」の表示遷移を示す図である。

[0395] 走行終了時確定コス卜■走行状況データ表示を行う者は、車載端末に表示される自動車保険メニュー画面の「コストシミュレーション」ポタンを選択する。運転者が「コストシミュレーション」ポタンを選択するとコストシミユレーシヨンメニュー画面が表示されるので「確定コス卜■走行状況情報」ポタンを選択する。

[0396] 運転者が「確定コス卜■走行状況情報」ボタンを選択すると走行区分選択画面が表示され、実際に走行した走行経路，日時の一覧が表示される。運転者は、確定コストを算出するルート（経路）を選択して、走行区分選択画面内の「次へ」ポタンを選択する。

[0397] 運転者が「次へ」ポタンを選択すると確定コスト情報画面が表示され、確定したコストが表示される。表示内容の確認が終了すると運転者は、確定コスト情報画面内の「走行状況情報へ」ポタンを選択する。

[0398] 運転者が「走行状況情報へ」ポタンを選択すると走行状況情報画面が表示され、登録運転者、走行日時、平均走行速度等走行状況情報が表示される。更に確定コス卜とシミュレーションした計画コス卜とに差がある場合には、走行状況情報画面内の「走行状況評価へ」ポタンを選択して走行状況評価を表示させるとよい。

[0399] 運転者が「走行状況評価へ」ポタンを選択すると走行状況評価画面が表示され、走行計画と実際の走行との差額やその原因が表示される。運転者が走行状況評価画面の表示の終了を希望する場合には、走行状況評価画面内の Γ 終了」ポタンを選択する。「終了」ポタンを選択すると本手順は終了する。

[0400] 図 5 3は、運転者の年齢、等級等の運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する、運転者条件データベースの記載例を示す図表である。図 5 4は、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する、料率クラス係数データベースの記載例を示す図表である。

[0401 ] 図 2 7の S 1 0 1 4に記載した計算式と、図 3 9の S 1 5 2 0に示した計算式を以下に示す。

F S r = F i +∑ F S r a … （式 1 )

F r = F i +∑ F r a … （式 2 )

但し、

F i ：基本保険料

F S r ：経路保険料（予定） F S r a ：地域保険料（予定）

∑ F S r a ：従量保険料（予定）

F r ：経路保険料（実績）

F r a ：地域保険料（実績）

∑ F r a ：従量保険料（実績）

[0402] 上記の（式 1 ) 又は（式 2 ) のうち、基本保険料 F iを以下のように算出することも可能である。

F i = (用途車種別保険料） X (料率クラス係数） X (運転者条件係数） … (式 3 )

[0403] ここで、用途車種別保険料は、車両の車台番号や用途によって定まる定数である。

料率クラス係数は、例えば保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0等の料率クラス係数取得手段が、図 5 4に示す料率クラス係数データベースを保険データベース 9 2から読み出して、車載端末 3 0等から入力した車台番号と車両の登録年に該当する料率クラス係数を取得する。そして、上記（式 3 ) に代入することによって、車種や車両の用途、年式に応じた車両毎保険料（又は車両運転車毎保険料）を算出することが可能となる。また、車載端末 3 0から車両の車種や年式等の情報を得ることで、間違いなく正確、迅速に保険料を算出して運転者に通知することが可能となる。

[0404] 運転者条件係数は、例えば保険サーバ 9 0の情報処理手段 9 8 0等の運転者条件係数取得手段が、図 5 3に示す運転者条件データベースを保険データベース 9 2から読み出して、車載端末 3 0等から入力した認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件に該当する運転者条件係数を取得する。そして、上記（式 3 ) に代入することによって、運転者の年齢や保険の等級に応じた運転者保険料（又は車両運転車毎保険料）を算出することが可能となる。また、車載端末 3 0から認証済みの運転者に関する運転者条件を得ることで、間違いなく正確、迅速に保険料を算出して運転者に通知することが可能となる。また、保険の適用がある運転者であるか否かも判断して運転者に通知することが可能となる。

[0405] 上記の（式 1 ) 又は（式 2) のうち、従量保険料 ΓΣ FS r a」、又は Γ

∑ F r a」を、車両や運転者によるパラメータを考慮する目的で基本保険料

F iを用いて以下のように算出することも可能である。

∑ FS r a = F i X∑ F S r a ' … （式 4)

=F i X∑ (変動要素毎の定数） X (変動量）

[0406] ここで、変動要素とは、走行距離保険料 Fd、急ブレーキ加算料 F b、急ハンドル加算料 F h、速度超過加算料 F V、シー卜ベル卜加算料 F sなどでめる。

[0407] また、変動要素毎の定数は、 0. 000001などの定数であり、各変動要素毎に別の値に設定することも可能である。

このように、従量保険料の部分にも車種や車両の用途、年式に応じた係数を乗算又は加算することによって、車種や車両の用途、年式に応じた保険料を算出することが可能となる。また、車載端末 30から車両ステータスを得ることで、自動で刻々保険料を算出して運転者に通知することが可能となる。

[0408] また、従量保険料の部分にも運転者の年齢、等級等の運転者条件に応じた係数を乗算又は加算することによって、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件に応じた保険料を、刻々自動で算出して運転者に通知することが可能となる。また、車載端末 30から認証済みの運転者に関する運転者条件を得ることで、間違いなく正確、迅速に保険料を算出して運転者に通知することが可能となる。

[0409] 以下の（式 6) に、従量保険料を算出する際の計算例を示す。

以下に示す例では、変動量として車両の走行距離（km) や速度超過量（k mZh) を代入している。

F i X∑ (変動要素毎の定数） X (変動量） =

= F i X [ (0. 000001 ) X (1 00 km) + + ( 0 . 0 0 0 0 0 0 3 ) x ( 2 0 k mZ h ) +

+ ] … （式 6 )

産業上の利用可能性

[0410] 本発明によれば、自動車保険契約において予め登録運転者を定め、登録運転者毎に基本保険料を設定することが可能となる。また、登録外運転者も補償の対象とする場合は、登録外運転者の基本保険料も設定することが可能となる。

[041 1 ] 本発明によれば、実際の運転者の走行状況（走行経路、走行時間帯、走行速度、運転操作、シートベルト着用等）に応じた保険料を計算、課金する変動料金型の自動車保険を提供することが可能となる。

[0412] また本発明によれば、車載端末に登録運転者の識別情報を入力しておくことにより、個人認証装置を利用して、運転者を特定することが可能となる。

[0413] また本発明によれば、情報通信サーバを備えた通信会社に処理の一部を委託することにより、新たな無線通信網を整備することなく保険契約者の所有する車載端末を通じて個々の車両の走行状況を把握することが可能となる。

[0414] また本発明によれば、情報通信サーバを備えた通信会社が把握する個別車両の走行状況に関するデータと、保険契約データを車両の登録番号や車台番号等でマッチングすることにより、保険会社の保険サーバ側で車両の走行状況を把握することが可能となる。

[0415] また本発明によれば、運転者照合処理により運転者を把握して、当該運転者の基本保険料を基に、車載端末に入力された走行計画情報（走行ルート、走行時間帯等の走行条件）により、必要となる保険料コスト、有料道路料金コスト、燃料費、所要時間（運転者の時間給より金額換算も可能）を予測することが可能となる。

[0416] また、本発明によれば、実際の走行によって生じたコストを計算し、走行中の途中経過情報を表示することが可能となる。

[0417] また本発明によれば、計算されたコストの明細および総合計コスト、また

、計算の条件となった走行状況に関するデータを車載端末の画面に表示することが可能となる。

[0418] また本発明によれば、走行計画対比でのコストの増減、増減の原因となつた走行状況に関する評価内容を車載端末の画面に表示することが可能となる

[0419] また本発明によれば、実際の走行によって生じたコストを計算して、計算されたコストの明細および総合計コスト、また、計算の条件となった走行状況に関するデータを車載端末の表示手段に表示することが可能となる。

[0420] また本発明によれば、走行計画対比でのコストの増減、増減の原因となつた走行状況に関する評価内容を車載端末の表示手段に表示することが可能となる。

Claims

請求の範囲

車両が走行する際の地域を特定する地名、又は経度及び緯度等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、

車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

前記地域の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名、又は経度及び緯度等の経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、

車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名、又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段車両が走行する複数の地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、

前記経路の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、

車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する日時の保険料を取得する走行日時保険料取得手段と、

前記日時の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[4] 車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、

車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び曰時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データべ一スから、前記入力した走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[5] 車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、

車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名、又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した複数の走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[6] 車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、

車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と前記取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、

車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データべースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、

車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、

前記取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、前記積算保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[8] 車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、

車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、

前記取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[9] 車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、

車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、前記取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

前記積算保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[10] 車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、

ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、

前記取得した急ブレーキ保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[11 ] 車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、

ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いと、その急ブレーキを操作した回数を計数する計数手段と、

急ブレーキの度合いと、その急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する保険料を取得して、急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得する急ブレーキ保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[12] 車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、

ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、

前記取得した急ハンドル保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[13] 車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、

ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いと、その急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、

急ハンドルの度合いと、その急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して、更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得する急ハンドル保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[14] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、

車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、前記取得した速度超過保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[15] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、

車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、

車両の走行速度と制限速度とを比較して、車両の走行速度が制限速度を超過している場合には、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、

前記取得した速度超過保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[16] 走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベルトステータス入力手段と、

シートベルト非装着状態と、そのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シートベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、

前記取得したシー卜ベル卜保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[17] 走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベルトステータス入力手段と、

車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[18] 車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、

前記急ブレーキ保険料と、請求項 6乃至請求項 9に記載の保険料算出装置にて取得した地域の保険料、又は積算保険料とを加算した加算保険料を取得する加算保険料取得手段と、

前記取得した加算保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする請求項 6乃至請求項 9に記載の保険料算出装置

[19] 車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、

[20] 車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、

前記取得した急ハンドル保険料と、請求項 6乃至請求項 1 1に記載の保険料算出装置にて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する加算保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする請求項 6乃至請求項 1 1に記載の保険料算出装置。

[21] 車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、

前記取得した急ハンドル保険料と、請求項 6乃至請求項 1 1に記載の保険料算出装置にて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する加算保険料取得手段と、前記取得した加算保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

[22] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、

車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、

前記取得した速度超過保険料と、請求項 6乃至請求項 1 3に記載の保険料算出装置にて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、又は急ハンドル保険料とを加算した加算保険料を取得する加算保険料取得手段と前記取得した加算保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする請求項 6乃至請求項 1 3に記載の保険料算出装置。

[23] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、

[24] 走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベルトステータス入力手段と、

前記取得したシートベルト保険料と、請求項 6乃至請求項 1 5に記載の保険料算出装置にて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得する加算保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする請求項 6乃至請求項 1 5に記載の保険料算出装置。

[25] 走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベルトステータス入力手段と、

[26] 車両が走行する際の地域を特定する地名等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行地域情報入力手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プロワラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行地域情報入力手段に、車両が走行する際の地域を特定する地名、又は経度及び緯度等の地域情報を入力する機能と、

前記走行地域保険料取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得する機能と、前記出力手段に、地域の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[27] 車両が走行する際経路を特定する経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、経路に含まれる複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得して経路の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行経路情報入力手段、走行地域情報入力手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記走行経路情報入力手段に、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名、又は経度及び緯度等の経路情報を入力する機能と、前記走行地域情報入力手段に、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名、又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する機能と、

前記走行地域保険料取得手段に、車両が走行する複数の地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データべースから、前記入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する機能と、前記出力手段に、前記経路の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[28] 車両が走行する際の走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、走行曰時保険料データベースから保険料を取得する走行曰時保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行日時情報入力手段、走行曰時保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記走行日時情報入力手段に、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する機能と、

前記走行日時保険料取得手段に、車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する日時の保険料を取得する機能と、前記出力手段に、日時の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[29] 車両が走行する際の走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行日時情報入力手段、走行地域情報入力手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行地域保険料取得手段に、車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、地域の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両が走行する経路を特定する経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、経路の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行日時情報入力手段、走行経路情報入力手段、走行地域情報入力手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行地域保険料取得手段に、車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した複数の走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する機能と、

前記出力手段に、経路の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行位置情報入力手段、走行地域保険料率取得手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行位置情報入力手段に、車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する機能と、

前記走行地域保険料率取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する機能と、前記走行地域保険料取得手段に、取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから特定地域の保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、走行地域保険料データベースから保険料率を取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行位置情報入力手段、走行済地域保険料取得手段、走行地域保険料率取得手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行済地域保険料取得手段に、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得する機能と、

前記走行地域保険料率取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する機能と、前記走行地域保険料取得手段に、取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2 の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、積算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両が走行する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両の位置を特定走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行日時情報入力手段、走行位置情報入力手段、走行地域保険料率取得手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって前記情報処理手段が、

前記走行地域保険料率取得手段に、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行曰時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する機能前記走行地域保険料取得手段に、取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両が走行する日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから特定地域及び特定日時の保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、走行地域保険料データベースから保険料率を取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行日時情報入力手段、走行位置情報入力手段、走行済地域保険料取得手段、走行地域保険料率取得手段、走行地域保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記走行済地域保険料取得手段に、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する機能と、

前記走行地域保険料率取得手段に，車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する機能と、

前記走行地域保険料取得手段に、取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2 の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ブレーキステ一タス入力手段、急ブレーキ保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記ブレーキステータス入力手段に、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力する機能と、

前記急ブレーキ保険料取得手段に、ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する機能前記出力手段に、取得した急ブレーキ保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。 [36] ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、急ブレーキを操作した回数等を計数する計数手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ブレーキステータス入力手段、計数手段、急ブレーキ保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記計数手段に、ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いと、その急ブレーキを操作した回数を計数する機能と、

前記急ブレーキ保険料取得手段に、急ブレーキの度合いと、その急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する保険料を取得して、急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得する機能と、

前記出力手段に、取得した急ブレーキ保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[37] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ハンドルステータス入力手段、急ハンドル保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記ハンドルステータス入力手段に、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力する機能と、前記急ハンドル保険料取得手段に、ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する機能前記出力手段に、取得した急ハンドル保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[38] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ハンドルステータス入力手段、計数手段、急ハンドル保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記ハンドルステータス入力手段に、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力する機能と、

前記計数手段に、ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いと、その急ハンドルを操作した回数を計数する機能と、

前記急ハンドル保険料取得手段に、急ハンドルの度合いと、その急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して、更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得する機能と、

前記出力手段に、取得した急ハンドル保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[39] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、保険データベースから速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行速度入力手段、速度超過保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記走行速度入力手段に、車両の走行速度を入力する機能と、

前記速度超過保険料取得手段に、車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、取得した速度超過保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースから地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行速度入力手段、走行地域情報入力手段、制限速度取得手段、速度超過保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記制限速度取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した地域情報に該当する制限速度を取得する機能と、

前記速度超過保険料取得手段に、車両の走行速度と制限速度とを比較して、車両の走行速度が制限速度を超過している場合には、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[41 ] シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、シートベルト保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記シートベルトステータス入力手段、シートベルト保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記シー卜ベル卜ステータス入力手段に、走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力する機能と、

前記シートベルト保険料取得手段に、シートベルト非装着状態と、そのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、取得したシー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[42] シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、シー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器等に出力する出力手段と、前記シートベルトステータス入力手段、走行地域情報入力手段、シートベルト保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記シートベルト保険料取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得する機能前記出力手段に、取得したシー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ブレーキステータス入力手段、急ブレーキ保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、前記情報処理手段が、

前記急ブレーキ保険料取得手段に、ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する機能前記加算保険料取得手段に、急ブレーキ保険料と、請求項 3 1乃至請求項 3 4に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、又は積算保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と、前記出力手段に、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 3 1乃至請求項 3 4に記載の保険料算出プログラム。

ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、急ブレーキを操作した回数等を計数する計数手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ブレーキステータス入力手段、計数手段、急ブレーキ保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御する情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記加算保険料取得手段に、急ブレーキ保険料と、請求項 3 1乃至請求項 3 4に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、又は積算保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 3 1乃至請求項 3 4に記載の保険料算出プログラム。 [45] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ハンドルステータス入力手段、急ハンドル保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記急ハンドル保険料取得手段に、ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する機能前記加算保険料取得手段に、取得した急ハンドル保険料と、請求項 3 1乃至請求項 3 6に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と前記出力手段に、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 3 1乃至請求項 3 6に記載の保険料算出プログラム。

[46] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記ハンドルステータス入力手段、計数手段、急ハンドル保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであつて、

前記情報処理手段が、

前記加算保険料取得手段に、取得した急ハンドル保険料と、請求項 3 1乃至請求項 3 6に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と前記出力手段に、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、保険データベースから速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行速度入力手段、速度超過保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行速度入力手段に、車両の走行速度を入力する機能と、前記速度超過保険料取得手段に、車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する機能と、

前記加算保険料取得手段に、取得した速度超過保険料と、請求項 3 1乃至請求項 3 8に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、又は急ハンドル保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 3 1乃至請求項 3 8に記載の保険料算出プログラム。

車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースから地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行速度入力手段、走行地域情報入力手段、制限速度取得手段、速度超過保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記シー卜ベル卜ステータス入力手段、シートベルト保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記加算保険料取得手段に、取得したシートベルト保険料と、請求項 3 1 乃至請求項 4 0に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 3 1乃至請求項 4 0に記載の保険料算出プログラム。

シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器等に出力する出力手段と、前記シー卜べルトステータス入力手段、走行地域情報入力手段、シートベルト保険料取得手段、加算保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであつて、

前記情報処理手段が、

前記シートベルト保険料取得手段に、車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得する機能前記加算保険料取得手段に、取得したシートベルト保険料と、請求項 3 1 乃至請求項 4 0に記載の保険料算出プログラムにて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得する機能と、

[51 ] 車両が走行する際の地域を特定する地名等の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行地域情報入力手段が、車両が走行する際の地域を特定する地名、又は経度及び緯度等の地域情報を入力する工程と、

前記走行地域保険料取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した地域情報に該当する地域の保険料を取得する工程と、前記出力手段が、地域の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[52] 車両が走行する際経路を特定する経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、経路に含まれる複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得して経路の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行経路情報入力手段が、車両が走行する際の始点から終点までの経路を特定する地名、又は経度及び緯度等の経路情報を入力する工程と、前記走行地域情報入力手段が、車両が走行する際の経路に含まれる複数の地域を特定する複数の地名、又は複数の経度及び緯度等の複数の地域情報を入力する工程と、

前記走行地域保険料取得手段が、車両が走行する複数の地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データべースから、前記入力した複数の地域情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する工程と、前記出力手段が、前記経路の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[53] 車両が走行する際の走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、走行曰時保険料データベースから保険料を取得する走行曰時保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行曰時情報入力手段が、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する工程と、

前記走行日時保険料取得手段が、車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行日時保険料データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する日時の保険料を取得する工程と、前記出力手段が、日時の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[54] 車両が走行する際の走行日時情報を入力する走行日時情報入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行地域保険料取得手段が、車両が走行する地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、地域の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[55] 車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両が走行する経路を特定する経路情報を入力する走行経路情報入力手段と、車両が走行する際の複数の地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、経路の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、経路の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行地域保険料取得手段が、車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した複数の走行地域情報及び走行日時情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する工程と、

前記出力手段が、経路の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[56] 車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって前記走行位置情報入力手段が、車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する工程と、

前記走行地域保険料率取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する工程と、

前記走行地域保険料取得手段が、取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、地域の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから特定地域の保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、走行地域保険料データベースから保険料率を取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であつて、

前記走行位置情報入力手段が、車両の位置を特定する地名、又は経度及び緯度等の走行位置情報を入力する工程と、

前記走行済地域保険料取得手段が、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し、車両が走行する地域情報とその地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域に該当する保険料を取得する工程と、前記走行地域保険料率取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の位置情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する工程と、

前記走行地域保険料取得手段が、取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2 の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、積算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

車両が走行する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両の位置を特定走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行地域保険料率取得手段が、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行曰時情報を含む地域の地域情報と保険料率とを取得する工程前記走行地域保険料取得手段が、取得した地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して地域の保険料を取得する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

車両が走行する日時を特定する走行曰時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、車両の位置を特定する走行位置情報を入力する走行位置情報入力手段と、走行地域保険料データベースから特定地域及び特定日時の保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、走行地域保険料データベースから保険料率を取得する走行地域保険料率取得手段と、地域内走行距離と保険料率とを積算して地域の保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、地域の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行済地域保険料取得手段が、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセッ卜し、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する工程と、

前記走行地域保険料率取得手段に，車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[60] ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記ブレーキステータス入力手段が、車両の加速度又はブレーキの効力を示すブレーキステータスを入力する工程と、

前記急ブレーキ保険料取得手段が、ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する工程前記出力手段が、取得した急ブレーキ保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[61 ] ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、急ブレーキを操作した回数等を計数する計数手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、急ブレーキ保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記計数手段が、ブレーキステータスに基づいて急ブレーキの度合いと、その急ブレーキを操作した回数を計数する工程と、

前記急ブレーキ保険料取得手段が、急ブレーキの度合いと、その急ブレーキの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する保険料を取得して、急ブレーキを操作した全ての回数について保険料の総和を急ブレーキ保険料として取得する工程と、

前記出力手段が、取得した急ブレーキ保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[62] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記ハンドルステータス入力手段が、車両の角加速度、角速度又はハンドル回転速度を示すハンドルステータスを入力する工程と、

前記急ハンドル保険料取得手段が、ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する工程前記出力手段が、取得した急ハンドル保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[63] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、急ハンドル保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記計数手段が、ハンドルステータスに基づいて急ハンドルの度合いと、その急ハンドルを操作した回数を計数する工程と、

前記急ハンドル保険料取得手段が、急ハンドルの度合いと、その急ハンドルの度合いに応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する保険料を取得して、更に急ハンドルを操作した全ての回数について保険料の総和を急ハンドル保険料として取得する工程と、

前記出力手段が、取得した急ハンドル保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[64] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、保険データベースから速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行速度入力手段が、車両の走行速度を入力する工程と、前記速度超過保険料取得手段が、車両の走行速度と、その走行速度に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した走行速度に該当する速度超過保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、取得した速度超過保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[65] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースから地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、取得した速度超過保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行速度入力手段が、車両の走行速度を入力する工程と、前記走行地域情報入力手段が、車両が走行する際の地域を特定する地名、又は経度及び緯度等の地域情報を入力する工程と、

前記制限速度取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域に応じて定めた制限速度とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力した地域情報に該当する制限速度を取得する工程と、

前記速度超過保険料取得手段が、車両の走行速度と制限速度とを比較して、車両の走行速度が制限速度を超過している場合には、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[66] シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、シートベルト保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記シー卜ベル卜ステータス入力手段が、走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力する工程と、

前記シートベルト保険料取得手段が、シートベルト非装着状態と、そのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、取得したシー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[67] シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、シー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であつて、

前記シートベルト保険料取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得する工程前記出力手段が、取得したシー卜ベル卜保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であつて、

前記急ブレーキ保険料取得手段が、ブレーキの操作と、そのブレーキの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したブレーキステータスに該当する急ブレーキ保険料を取得する工程前記加算保険料取得手段が、急ブレーキ保険料と、請求項 5 6乃至請求項 5 9に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、又は積算保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする請求項 5 6乃至請求項 5 9に記載の保険料算出方法。

[69] ブレーキステータスを入力するブレーキステータス入力手段と、急ブレーキを操作した回数等を計数する計数手段と、保険データベースから急ブレーキ保険料を取得する急ブレーキ保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記加算保険料取得手段が、急ブレーキ保険料と、請求項 5 6乃至請求項 5 9に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、又は積算保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、

[70] 車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記急ハンドル保険料取得手段が、ハンドルの操作と、そのハンドルの操作に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、前記入力したハンドルステータスに該当する急ハンドル保険料を取得する工程前記加算保険料取得手段が、取得した急ハンドル保険料と、請求項 5 6乃至請求項 6 1に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、前記出力手段が、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする請求項 5 6乃至請求項 6 1に記載の保険料算出方法。

車両のハンドルステータスを入力するハンドルステータス入力手段と、急ハンドルを操作した回数を計数する計数手段と、保険データベースから急ハンドル保険料を取得する急ハンドル保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記加算保険料取得手段が、取得した急ハンドル保険料と、請求項 5 6乃至請求項 6 1に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、積算保険料、又は急ブレーキ保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、前記出力手段が、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

[72] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、保険データベースから速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記加算保険料取得手段が、取得した速度超過保険料と、請求項 5 6乃至請求項 6 3に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、又は急ハンドル保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、

を含むことを特徴とする請求項 5 6乃至請求項 6 3に記載の保険料算出方法。

[73] 車両の走行速度を入力する走行速度入力手段と、車両が走行する地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースから地域情報に該当する制限速度を取得する制限速度取得手段と、制限速度の超過量に応じた速度超過保険料を取得する速度超過保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって前記走行速度入力手段が、車両の走行速度を入力する工程と、

シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記シー卜ベル卜ステータス入力手段が、走行中の車両のシー卜ベル卜非装着状態を入力する工程と、前記シートベルト保険料取得手段が、シートベルト非装着状態と、そのときの保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着状態時のシー卜ベル卜保険料を取得する工程と、

前記加算保険料取得手段が、取得したシートベルト保険料と、請求項 5 6 乃至請求項 6 5に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、

を含むことを特徴とする請求項 5 6乃至請求項 6 5に記載の保険料算出方法。

シー卜ベル卜非装着状態を入力するシー卜ベル卜ステータス入力手段と、車両が走行する際の地域を特定する地域情報を入力する走行地域情報入力手段と、保険データベースからシー卜ベル卜保険料を取得するシー卜ベル卜保険料取得手段と、複数の保険料を加算する加算保険料取得手段と、加算保険料を通信網を経由して他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記シートベルト保険料取得手段が、車両が走行する地域情報と、その地域におけるシー卜ベル卜非装着時の保険料とを関連付けて記録する保険データベースから、シー卜ベル卜非装着時のシー卜ベル卜保険料を取得する工程前記加算保険料取得手段が、取得したシートベルト保険料と、請求項 5 6 乃至請求項 6 5に記載の保険料算出方法にて取得した地域の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、又は速度超過保険料とを加算した加算保険料を取得する工程と、

[76] 車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両が走行する際の始点から終点までの経路等の経路情報を運転者から入力して保険料算出装置に送信する第 1の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、経路の保険料を受信する第 1の受信手段と、前記受信した保険料を表示する表示手段と、

を有する車載端末と、

車載端末が送信した走行日時情報、及び、経路情報を受信する第 2の受信手段と、

車両が走行する複数の地域情報及び車両が走行する日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した複数の地域情報及び日時情報に該当する地域の保険料を取得して、各地域の保険料の総和をその経路の保険料として取得する走行地域保険料取得手段と、

前記経路の保険料を車載端末に送信する第 2の送信手段と、

を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

[77] 車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両が走行する際の始点から終点までの経路等の経路情報を運転者から入力して、車両の急ブレーキ、急ハンドル、速度、シートベルト非着用情報等の車両ステータスとともに保険料算出装置に送信する第 1の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、経路の保険料と車両ステータスに基づく走行状況評価とを受信する第 1の受信手段と、

前記受信した保険料と走行状況評価を表示する表示手段と、を有する車載端末と、

車載端末が送信した走行日時情報、経路情報、及び車両ステータスを受信する第 2の受信手段と、

前記経路の保険料と、車両ステータス又は車両ステータスに基づく走行状況評価とを車載端末に送信する第 2の送信手段と、

を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両が走行する際の始点から終点までの経路等の経路情報を運転者から入力して情報通信サーバに送信する第 1の送信手段と、

情報通信サーバが送信した、走行コス卜と経路の保険料を受信する第 1の受信手段と、

前記受信した走行コス卜と経路の保険料とを併せて表示する表示手段と、を有する車載端末と、

車載端末が送信した走行日時情報、及び経路情報を受信する第 2の受信手段と、

前記受信した曰時情報と経路情報を保険料算出装置に送信する第 2の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、経路の保険料を受信する第 3の受信手段と、車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両が走行する際の始点から終点までの経路等の経路情報に基づいて有料道路料金又は車両の燃料費を算出して、前記経路の保険料と併せて車載端末に送信する第 3の送信手段と、を有する情報通信サーバと、

情報通信サーバが送信した、走行日時情報、及び経路情報を受信する第 4 の受信手段と、

前記経路の保険料を情報通信サーバに送信する第 4の送信手段と、を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報を運転者から入力して保険料算出装置に送信する第 1の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、保険料を受信する第 1の受信手段と、前記受信した保険料を表示する表示手段と、

を有する車載端末と、

車載端末が送信した走行曰時情報、及び走行位置情報を受信する第 2の受信手段と、

車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、

車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報と、その地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記入力した車両の走行位置情報及び走行日時情報を含む地域の第 2の地域情報と保険料率とを取得する走行地域保険料率取得手段と、前記取得した第 2の地域情報と前記入力した走行位置情報とに基づいて、当該地域内において車両が走行した地域内走行距離を算出し、該地域内走行距離と前記取得した保険料率とを積算して第 2の地域の保険料を取得し、前記第 1の地域の保険料と加算して積算保険料を取得する走行地域保険料取得手段と、

前記積算保険料を車載端末に送信する第 2の送信手段と、

を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報を運転者から入力して、車両の急ブレーキ、急ハンドル、速度、シートベルト非着用情報等の車両ステータスとともに保険料算出装置に送信する第 1の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、保険料と車両ステータスに基づく走行状況評価とを受信する第 1の受信手段と、

前記受信した保険料と走行状況評価とを表示する表示手段と、

を有する車載端末と、

車載端末が送信した走行曰時情報、走行位置情報及び車両ステータスを受信する第 2の受信手段と、

前記積算保険料と、車両ステータス又は車両ステータスに基づく走行状況評価を車載端末に送信する第 2の送信手段と、

を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

車両が走行する際の日時を特定する走行日時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報を運転者から入力して情報通信サーバに送信する第 1の送信手段と、

情報通信サーバが送信した、走行コス卜と保険料を受信する第 1の受信手段と、

前記受信した走行コス卜と保険料とを併せて表示する表示手段と、を有する車載端末と、

車載端末が送信した、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報を受信する第 2の受信手段と、

前記受信した走行曰時情報と走行位置情報を保険料算出装置に送信する第 2の送信手段と、

保険料算出装置が送信した、積算保険料を受信する第 3の受信手段と、車載端末が送信した、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報基づいて有料道路料金又は車両の燃料費を算出して、前記積算保険料と併せて車載端末に送信する第 3の送信手段とを有する情報通信サーバと、

情報通信サ一/ が送信した、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報、及び、車両の位置等の走行位置情報を受信する第 4の受信手段と、車両が走行したことによリ第 1の地域の走行を終了したと判断した場合には、第 1の地域の走行済フラグをセットし、車両が走行する地域情報及び車両が走行する際の日時情報とその地域及び日時に応じて定めた保険料とを関連付けて記録する走行地域保険料データベースから、前記走行済フラグをセッ卜した第 1の地域及び日時に該当する保険料を取得する走行済地域保険料取得手段と、

前記積算保険料を情報通信サーバに送信する第 4の送信手段と、を有する保険料算出装置と、

を備えたことを特徴とする保険料算出システム。

[82] 車両の運転者から、パスワード、免許証番号、指紋、虹彩等の運転者を認証する認証情報を入力する入力手段と、

前記認証情報を入力すると、運転者データベースに記録されている認証情報と比較して照合処理を行い、運転者が同一であると判断した場合には、対人賠償額、対物賠償額、人身傷害、搭乗者傷害等の保険金額に関する情報を運転者データベースから読み出す情報処理手段と、

前記保険金額に関する情報を表示する表示手段と、

を備えたことを特徴とする車載端末。

[83] 車両の運転者から、パスワード、免許証番号、指紋、虹彩等の運転者を認証する認証情報を入力する入力手段と、

保険料算出装置が送信した、保険料、走行状況評価、走行コストに関する情報を受信する受信手段と、

前記認証情報を入力すると、運転者データベースに記録されている認証情報と比較して照合処理を行い、運転者が同一であると判断した場合には、対人賠償額、対物賠償額、人身傷害、搭乗者傷害等の保険金額に関する情報を運転者データベースから読み出すとともに、保険料、走行状況評価、走行コス卜に関する情報を表示手段に出力する情報処理手段と、

前記保険金額、保険料、走行状況評価、又は走行コストに関する情報を表示する表示手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[84] 車両の車台番号と登録年を入力する車両情報入力手段と、

車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、

前記料率クラス係数を、請求項 1乃至請求項 2 5に記載の保険料算出装置にて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得する車両毎保険料取得手段と、

前記取得した車両毎の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする請求項 1乃至請求項 2 5に記載の保険料算出装置。

[85] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両の車台番号と登録年を入力する車両情報入力手段と、

車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、

[86] 認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、

運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する運転者条件データベースから、前記入力した運転者条件に該当する運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、

前記運転者条件係数を請求項 1乃至請求項 2 5に記載の保険料算出装置にて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、

前記取得した運転者毎の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

[87] 認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、

前記運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[88] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両の車台番号と登録年を入力する車両情報入力手段と、

認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、

前記料率クラス係数及び運転者条件係数を、請求項 1乃至請求項 2 5に記載の保険料算出装置にて算出した地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、

前記取得した車両運転者毎の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

[89] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両の車台番号と登録年を入力する車両情報入力手段と、

前記入力した用途別車種別保険料と、車両情報と、運転者条件とに基づいて車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、前記取得した車両運転者毎の保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

車両情報を入力する車両情報入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、料率クラス係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両毎の保険料を取得する車両毎保険料取得手段と、車両毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記車両情報入力手段、料率クラス係数取得手段、車両毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プロダラムであって、

前記情報処理手段が、

前記車両情報入力手段に、車両の車台番号と登録年を入力する機能と、前記料率クラス係数取得手段に、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得する機能と、前記車両毎保険料取得手段に、料率クラス係数を、請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラムにて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、取得した車両毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラム。

[91 ] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、料率クラス係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両毎の保険料を取得する車両毎保険料取得手段と、車両毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記用途別車種別保険料入力手段、車両情報入力手段、料率クラス係数取得手段、車両毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記用途別車種別保険料入力手段に、車両の用途別車種別保険料を入力する機能と、

前記車両情報入力手段に、車両の車台番号と登録年を入力する機能と、前記料率クラス係数取得手段に、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得する機能と、

前記車両毎保険料取得手段に、料率クラス係数を、請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラムにて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得する機能と、

[92] 認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、運転者条件係数を地域の保険料等に加算又は乗算して運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記運転者条件入力手段、運転者条件係数取得手段、運転者毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記運転者条件入力手段に、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する機能と、

前記運転者条件係数取得手段に、運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する運転者条件データベースから、前記入力した運転者条件に該当する運転者条件係数を取得する機能と、

前記運転者毎保険料取得手段に、運転者条件係数を請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラムにて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して運転者毎の保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、取得した運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記運転者条件入力手段、運転者条件係数取得手段、運転者毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、前記運転者条件入力手段に、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する機能と、

前記運転者毎保険料取得手段に、運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、料率クラス係数及び運転者条件係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、車両運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記用途別車種別保険料入力手段、車両情報入力手段、運転者条件入力手段、係数取得手段、運転者条件係数取得手段、車両運転者毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プロヮラムであって、

前記情報処理手段が、

前記車両情報入力手段に、車両の車台番号と登録年を入力する機能と、前記運転者条件入力手段に、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する機能と、

前記料率クラス係数取得手段に、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得する機能と、

前記車両運転者毎保険料取得手段に、料率クラス係数及び運転者条件係数を、請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラムにて算出した地域の保険料、経路の保険料、日時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両運転者毎の保険料を取得する機能と、前記出力手段に、取得した車両運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、を実現させることを特徴とする請求項 2 6乃至請求項 5 0に記載の保険料算出プログラム。

車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、車両運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記用途別車種別保険料入力手段、車両情報入力手段、運転者条件入力手段、車両運転者毎保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プロヮラムであって、

前記情報処理手段が、

前記車両運転者毎保険料取得手段に、入力した用途別車種別保険料と、車両情報と、運転者条件とに基づいて車両運転者毎の保険料を取得する機能と前記出力手段に、取得した車両運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[96] 車両情報を入力する車両情報入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、料率クラス係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両毎の保険料を取得する車両毎保険料取得手段と、車両毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記車両情報入力手段が、車両の車台番号と登録年を入力する工程と、前記料率クラス係数取得手段が、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得する工程と、前記車両毎保険料取得手段が、料率クラス係数を、請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法にて算出した地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、取得した車両毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法。

[97] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、料率クラス係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両毎の保険料を取得する車両毎保険料取得手段と、車両毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記用途別車種別保険料入力手段が、車両の用途別車種別保険料を入力する工程と、

前記車両情報入力手段が、車両の車台番号と登録年を入力する工程と、前記料率クラス係数取得手段が、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得する工程と、

前記車両毎保険料取得手段が、料率クラス係数を、請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法にて算出した地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両毎の保険料を取得する工程と、

認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、運転者条件係数を地域の保険料等に加算又は乗算して運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記運転者条件入力手段が、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する工程と、

前記運転者条件係数取得手段が、運転者条件と運転者条件係数とを関連付けて記録する運転者条件データベースから、前記入力した運転者条件に該当する運転者条件係数を取得する工程と、

前記運転者毎保険料取得手段が、運転者条件係数を請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法にて算出した地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して運転者毎の保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、取得した運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

[99] 認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得する運転者毎保険料取得手段と、運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記運転者毎保険料取得手段が、運転者条件係数に基づいて運転者毎の保険料を取得する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[100] 車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、料率クラス係数を取得する料率クラス係数取得手段と、運転者条件係数を取得する運転者条件係数取得手段と、料率クラス係数及び運転者条件係数を地域の保険料等に加算又は乗算して車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、車両運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記車両情報入力手段が、車両の車台番号と登録年を入力する工程と、前記運転者条件入力手段が、認証した運転者の年齢、等級等の運転者条件を入力する工程と、

前記料率クラス係数取得手段が、車両の車台番号及び登録年と、料率クラス係数とを関連付けて記録する料率クラス係数データベースから、前記入力した車台番号と登録年に該当する料率クラス係数を取得し、前記用途別車種別保険料と乗算して新たな料率クラス係数を取得する工程と、

前記車両運転者毎保険料取得手段が、料率クラス係数及び運転者条件係数を、請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法にて算出した地域の保険料、経路の保険料、曰時の保険料、積算保険料、急ブレーキ保険料、急ハンドル保険料、速度超過保険料、シートベルト保険料、又は加算保険料に加算、又は乗算して車両運転者毎の保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、取得した車両運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、を含むことを特徴とする請求項 5 1乃至請求項 7 5に記載の保険料算出方法。

車両の用途別車種別保険料を入力する用途別車種別保険料入力手段と、車両情報を入力する車両情報入力手段と、認証した運転者の運転者条件を入力する運転者条件入力手段と、車両運転者毎の保険料を取得する車両運転者毎保険料取得手段と、車両運転者毎の保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記車両運転者毎保険料取得手段が、入力した用途別車種別保険料と、車両情報と、運転者条件とに基づいて車両運転者毎の保険料を取得する工程と前記出力手段が、取得した車両運転者毎の保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[102] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、

車両が走行する距離に応じて保険料を算出する際の保険料率を取得する保険料率取得手段と、

前記取得した保険料率と車両の走行距離とを積算して保険料を取得する保険料取得手段と、

前記保険料を、通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する出力手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[103] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、

車両が走行する日時情報と、その日時に応じて定めた車両が走行する距離毎の保険料率とを関連付けて記録する走行日時保険料率データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する日時の保険料率を取得する走行日時保険料率取得手段と、

を備えたことを特徴とする保険料算出装置。

[104] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、保険料率を取得する保険料率取得手段と、保険料を取得する保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行距離入力手段、保険料率取得手段、保険料取得手段、及び出力手段を制御することが可能な情報処理手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行距離入力手段に、車両の走行距離を入力する機能と、前記保険料率取得手段に、車両が走行する距離に応じて保険料を算出する際の保険料率を取得する機能と、

前記保険料取得手段に、取得した保険料率と車両の走行距離とを積算して保険料を取得する機能と、

前記出力手段に、保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[105] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、走行日時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、保険料率を取得する走行曰時保険料率取得手段と、保険料を取得する保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段と、前記走行距離入力手段、走行曰時情報入力手段、走行曰時保険料率取得手段、保険料取得手段、及び出力手段とを備えた保険料算出装置にて実行される保険料算出プログラムであって、

前記情報処理手段が、

前記走行距離入力手段に、車両の走行距離を入力する機能と、前記走行日時情報入力手段に、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する機能と、

前記走行日時保険料率取得手段に、車両が走行する日時情報と、その曰時に応じて定めた車両が走行する距離毎の保険料率とを関連付けて記録する走行日時保険料率データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する曰時の保険料率を取得する機能と、

を実現させることを特徴とする保険料算出プログラム。

[106] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、保険料率を取得する保険料率取得手段と、保険料を取得する保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、

前記走行距離入力手段が、車両の走行距離を入力する工程と、前記保険料率取得手段が、車両が走行する距離に応じて保険料を算出する際の保険料率を取得する工程と、

前記保険料取得手段が、取得した保険料率と車両の走行距離とを積算して保険料を取得する工程と、

前記出力手段が、保険料を通信網を経由して他の通信機器に出力、記録手段に出力、又は表示手段に出力する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。

[107] 車両の走行距離を入力する走行距離入力手段と、走行日時情報を入力する走行曰時情報入力手段と、保険料率を取得する走行曰時保険料率取得手段と、保険料を取得する保険料取得手段と、保険料を他の通信機器等に出力する出力手段とを備えた保険料算出装置を用いた保険料算出方法であって、前記走行距離入力手段が、車両の走行距離を入力する工程と、前記走行曰時情報入力手段が、車両が走行する際の日時を特定する走行曰時情報を入力する工程と、

前記走行日時保険料率取得手段が、車両が走行する日時情報と、その曰時に応じて定めた車両が走行する距離毎の保険料率とを関連付けて記録する走行日時保険料率データベースから、前記入力した走行日時情報に該当する曰時の保険料率を取得する工程と、

を含むことを特徴とする保険料算出方法。