WO2003072862A1 - Full-dull high-density woven fabric with eliminated gloss - Google Patents

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WO2003072862A1
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Description

明 細 書 光沢感の解消されたフルダル調高密度織物 技術分野

本発明は合成繊維で構成された高密度織物に関するものである。 更に詳しく はスポーツ用の衣料素材として広く使用することが可能な、 高強力、 透湿防水 性を有し、 光沢感の解消されたフルダル感を有したソフトで軽量なポリエステ ルマルチフィラメント高密度織物に関するものである。 背景技術

従来から、 ポリエステル、 ナイロンマルチフィラメントなどの合成繊維を使 つた高密度織物が製造、 商品化され広く消費者に利用されている。 該高密度織 物は比較的、 単糸繊度の細いマルチフィラメントを使用し、 且つカバ一ファク 夕一と呼ばれる織物の経糸、 緯糸の単位密度間のすきまの度合いを示す係数を

2 0 0 0から 3 0 0 0クラスの高密度に製織することによって得ることが出来 、 該高密度織物は優れた高強力、 透湿防水性を有し、 尚且つソフトで柔軟な風 合いを有しており、 取り分けスポーツ衣料分野への用途展開はめざましいもの である。 しかしながら、 従来のスポーツ衣料用のポリエステル高密度織物にお いては繊維表面の屈折率の高さから光沢感が発生しており、 消費者からは嫌わ れる要素となっていた。 光沢感を解消した織物として仮撚加工された合成繊維 で構成された高密度織物があるが、 仮撚加工を施すとコストアップになること から、 繊維内部に屈折率の高い無機微粒子を含有した、 所謂フルダルと呼ばれ たフィラメントを使って光沢感を解消する試みもされている。 しかしながら、 フルダルでありなお且つ高密度織物に適した単糸繊度の細い合成繊維の製糸性 は容易なことでなく、 工業生産する上では多数の問題を抱えていた。 その後、 単糸繊度が 0 . 8程度のフルダル糸がメーカから生産されるようになり、 従来 にない光沢感の軽減された高密度織物を得ることが可能となったが、 消費者か らは更にソフトで軽量な高密度織物を求め、 メーカ側に要望する声が強く、 技 術課題として残っていた。 本発明者らの課題は、 高強力、 透湿防水性を有し、 なお且つ光沢感のないフルダル感を有したソフトで軽量な合成繊維から構成さ れた高密度織物を得ることである。 発明の開示

本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究した結果、 遂に本発明を完 成するに到った。 即ち本発明は、 下記の構成よりなる。

1. 織物を構成する経糸と緯糸のカバーファクターの総和が 2000以上の 高密度織物において、 経糸及び/又は緯糸が無機微粒子を 1. 5重量%以上含 有した単糸繊度が 1. 0デシテックス以下の合成繊維であることを特徴とする 光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。

なお、 カバーファクターとは式: (糸の繊度 (デシテックス) } 1 2 X {織 物密度 (本 Z 2. 54 cm) }

で表される。

2. 無機微粒子の平均粒径が 0. 5 /im以下であることを特徴とする上記第 1 記載の光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。

3. 合成繊維がポリエステルマルチフィラメントであり、 繊度が 100デシテ ックス以下、 単糸繊度が 0. 7デシテックス以下で、 1. 5重量%〜5重量% の二酸化チタンを含有することを特徴とする上記第 1又は第 2に記載の光沢感 の解消されたフルダル調高密度織物。

4. 目付けが 1 50 g/m2以下であることを特徴とする上記第 1〜第 3のい ずれかに記載の光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。

5. 経糸と緯糸のカバ一ファクタ一の総和に対する経糸のカバーファクターの 比率が 50〜 70%であることを特徴とする上記第 1〜第 4のいずれかに記載 の光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。

6. 引裂き強力が経方向、 緯方向ともに 9. 8N以上、 耐水圧が 10. O kP a以上であることを特徴とする上記第 1〜第 5のいずれかに記載の光沢感の解 消されたフルダル調高密度織物。

以下本発明を具体的に説明する。 本発明の合成繊維からなる高密度織物は経糸と緯糸のカバ一ファクターの総 和が 2 0 0 0以上であり、 織物を構成する経糸及び 又は緯糸は無機微粒子を 1 . 5重量%以上含有した単糸繊度が 1 . 0デシテックス以下であることが望 ましい。 また無機微粒子は平均粒径が 0 . 5 i m以下であることが好ましい。 先ず、 カバーファクターとは単位面積間の糸断面の占める割合の程度を表す係 数であって、 式: ' {糸の繊度 (デシテックス) } 1 2 X {織物密度 (本 / 2 . 5 4 c m) } で表され、 カバ一ファクター値が高いと隙間が小さく、 つまり緻 密性が高いことを示す。 優れた防水性を有した高密度織物を得るためには、 耐 水圧 8 k P a以上が好ましく、 さらに好ましくは 1 0 k P a以上である。 但し 、 あまりにも耐水圧を高くしょうとし過ぎると風合いが硬くなる場合があるの で 1 0 0 k P a程度以下でよい。 これらを満足させるためにはカバーファクタ 一が 2 0 0 0以上必要である。 但し、 4 0 0 0を越えると風合いが硬く織物が 重たくなつてあまり好ましくない。 また単糸繊度も緻密性を高めるためと風合 いをソフトにするため比較的細いフィラメントが好ましく、 1 . 0デシテック ス以下が必要であり、 さらに好ましくは 0 . 7デシテックス以下、 さらに望ま しくは 0 . 6デシテックス以下である。 但し、 あまりにも単糸繊度が細いと紡 糸性や製織性に問題を生ずる場合があるので、 0 . 0 1デシテックス以上とし ておくことが好ましい。 総繊度も高密度織物の軽量感を得るためにスポーツ衣 料に適した 1 0 0デシテックス以下が好ましく、 望ましくは 9 0デシテックス 以下、 更に望ましくは 6 0デシテックス以下である。 但し、 あまりにも総繊度 が細いと引裂き強力が不足する場合があるので、 5デシテックス以上であるこ とが好ましい。 フィラメント数は特に言及されないが、 緻密性を高めるために 少なくとも 7 0本以上が好ましく、 より好ましくは 1 0 0本以上であるが、 織 物設計において経緯単位密度間、 即ち経方向、 緯方向 1インチ間のフィラメン ト数を各々少なくとも 1 0 0 0 0本以上することによって耐水、 防水性に非常 に優れた高密度織物に仕上げることができる。 そして、 経糸及び/又は緯糸に は光沢感を解消するために平均粒径が 0 . 5 i m以下、 屈折率の高い無機微粒 子を 1 . 5重量%以上含有することが必要であり、 無機微粒子を含有すること によって紫外線を吸収、 反射したり、 織物の落ち感、 ドレープ性を高めること もできる。 屈折率の高い無機微粒子としては酸化チタン、 シリカ、 炭酸カルシ ゥムなど多くのものが存在するが、 中でも白度が高く、 光の遮光性が優れた二 酸化チタンが好ましく使用され、 製糸する上でも最も適した無機微粒子と言え 、 また繊維間の摩擦力を小さくすることができるので高密度織物の引裂き強力 を高める効果もある。 但し、 平均粒径が 0 . 5 /z mを超えた屈折率の高い無機 微粒子、 或いは過剰に添加することは後述する直接紡糸延伸時における製糸性 を損ねる場合があるので、 平均粒径は好ましくは 0 . 4 m以下、 無機微粒子 の添加量は 5重量%以下に止めることが好ましく、 更に好ましくは 4重量%以 下である。 そして、 本発明の合成繊維で構成された高密度織物はノンコートで あることが好ましい。 防水、 撥水性を高めるためにラミネート或いはコーティ ングを施すことは、 本発明の課題である織物の透湿性及びソフト感が損なわれ る場合があり、 あまり好ましくなく、 また高密度織物の引裂き強力が低くなり 本発明においてはあまり好ましくない。 本発明の課題である高強力、 透湿防水 性なお且つ光沢感のないフルダル感を有したソフトな合成繊維からなる高密度 織物を得るためにはノンコートであることが好ましい。

本発明の合成繊維で構成された高密度織物の目付けは 1 5 0 g Zm 2以下が 望ましい。 スポーツ衣料を用途とするものは軽量化が求められ、 逆に重いとス ポーッ運動の妨げになり、 軽快で俊敏なプレーができない。 従って、 目付けは 1 5 0 g Zm2以下が望ましく、 より好ましくは 1 2 0 g /m2以下である。 ま た、 本発明においては限定されないが、 織物の厚みを 0 . 1 5 mm以下とする ことによってスポーツ衣料には申し分のない薄くコンパクトで軽量感を有した 高密度織物とすることが出来る。

本発明の合成繊維で構成された高密度織物の製造方法について、 通常の経糸 、 緯糸準備工程に始まり、 サイジング工程、 整経、 製織工程で製造可能である 。 より詳しくは、 経糸には無撚若しくは撚係数が 5 0 0 0以下の甘撚を施して いることが好ましく、 次いで、 サイジング、 糊付けを行うことが好ましい。 高 密度織物は染色工場にて通常、 カレンダー工程にて織物を押圧し、 繊維を偏平 化させることによって組織間の隙間を小さくする。 従って、 経糸の撚数が高く なると繊維の集束性が増し、 カレンダー工程において繊維が偏平化しにくくな るため、 撚数は低いことが好ましく、 より好ましい範囲は無撚若しくは撚係数 が 4 0 0 0以下である。 ここで、 撚係数とは糸の繊度を D (デシテックス) と し、 撚数を T (回/ m) とするとき、 T Dで表される。 一方、 緯糸の撚数も 前述に記載のとおり無撚、 若しくは撚係数が 5 0 0 0以下の甘撚糸が好ましい 。 そして、 甘撚を施す際にはアップツイスターに分類されるイタリア撚糸機、 ラージアップツイスター、 ダウンツイスターに分類されるリング撚糸機、 合撚 機、 またはダブルツイスターなどの一般の撚糸機を使用して製織準備され、 取 り分け汎用性に優れ、 取り扱いが簡単な合撚機ゃ生産性に優れたダブルツイス ターが好ましく利用される。 なお、 無撚で製織する際には合成繊維に混繊交絡 を施すことが好ましく、 混繊交絡度については 2 0ケ/ m以上、 1 0 0ケ/ m 以下が好ましく、 より好ましくは 4 0ケ Zm以上、 8 0ケ Zm以下であり、 こ の範囲内においては撚糸、 製織工程での工程通過性になんら問題は起きること は無い。 しかし、 1 0 0ケ Zmを越えると風合い硬化と好ましくないムラ外観 をもたらし、 好ましくない。 混繊交絡手段についてはエア一交絡ノズルが好ま しく、 インターレーサーノズルゃタスランノズルなどが好適である。

サイジング、 糊付け工程においては製織工程における織機或いは合成繊維の 種類に応じてアクリル系糊とポリビニルアルコ一ル糊を使い分け、 糊剤の配合 比も適切に行うことが肝要である。 また、 糊剤には平滑剤、 柔軟剤、 帯電防止 剤、 浸透剤などの添加も必要に応じて行われる。 そして、 糊付着量としては合 成繊維の形態にもよるが 1 0 %以下を目安にサイジング、 糊付けを行い、 整経 、 製織される。

なお、 全ての工程において共通することであるが、 接糸部の摩耗が通常のブ ライト、 セミダルと呼ばれる無機微粒子の少ない合成繊維と比べて激しくなる 場合があるため、 製糸、 即ち直接紡糸延伸時に適切な油剤あるいは耐摩耗性に 優れた接糸部品を選択する、 また張力管理など適切な対策を施すことも好まし レ 製織工程においては耐摩耗に優れた箴、 ヘルドの選択、 箴番手の適正化、 或いは、 サイジング糸 ·緯糸にオイリング処理をするなどの方策が必要に応じ て立てられることを追記する。

本発明の合成繊維で構成された高密度織物はノンコートタイプとするため、 経糸、 緯糸の密度バランスを適切に設計する必要がある。 即ち、 経糸と緯糸の カバーファクタ一の総和に対する経糸のカバーファクタ一の比率を 5 0 %以上 、 7 0 %以下とすることが好ましい範囲であり、 この範囲を満たさない場合は 、 高密度織物において透湿防水性が低下したり、 経緯の引裂き強力のバランス が崩れたりなど織物特性を損ねる場合があり、 あまり好ましくない。 より好ま しくは 5 0 %以上、 6 0 %以下である。 また、 本発明においては限定されない が、 製織工程における簇番手も適切に選択する必要があり、 織物規格にもよる が 6 0番 Z 3 . 7 9 c m以下のような粗い箴を使うと生機において箴筋が発生 しゃすくなって生機の品位を下げることになり、 仕上がり品の高密度織物にお ける透湿防水性の特性をも下げる懸念があるので使用は避けたほうが好ましい 。 但し、 簇番手が 1 0 0番 / 3 . 7 9 c m以上になると目が細かく、 作業性の 観点からあまり好ましくない。

本発明の合成繊維で構成された高密度織物の組織は特に限定されず、 ヒラ組 織、 綾組織、 朱子組織、 または梨地、 2重組織、 、 リップストップなど何れで も構わない。 なお、 織物の耐水圧を高めるためには、 組織点の最も多いヒラ組 織が好ましく、 丈夫にするためには、 石目、 ナナコ組織とヒラ組織を組合した リッブストップ組織も好ましく使用される。

本発明の合成繊維で構成された高密度織物はレピア織機、 エアージエツトル ーム、 ウォー夕ジェットルーム、 フライ織機、 グリッパ織機から選択されるい ずれかで製織することできる。 そして、 高付加価値を付与できる多色自由交換 装置を有した織機、 変化組織に対応することが可能なドビー装置を有した織機 などは更に好ましく使用することができる。 中でも、 生産性の高く、 製造コス トが比較的安価なウォータージェットルームが好ましく採用される。

生機の加工については通常の精練、 染色加工を施す事によって仕上げること ができる。

前述の様にして得られた合成繊維で構成された高密度織物は引裂き強力が経 方向、 緯方向ともに 9 . 8 N以上、 耐水圧が 8 . O k P a以上、 更には 1 0 . 0 k P a以上を満たすことが好ましい。 本発明品はスポーツ用途が中心であり 、 過酷なスポーツ運動、 激しい競技にも耐え得る衣料とするためには実用上、 経方向、 緯方向ともに 9 . 8 N以上の引裂き強力を備えていることが好ましく 、 また風雨に晒される機会の多いスポーツ用途には耐水圧が 1 0 . O k P a以 上が好ましい。

本発明に用いられるポリエステルとしては主たる成分がポリエチレンテレフ 夕レートからなるポリエステルを挙げることが出来、 通常の公知の方法で重合 することにより得られるが、 本発明の目的を損なわない程度の範囲内で他の第 3成分を共重合してもよい。 具体的にはアジピン酸、 シユウ酸、 セパシン酸、 イソフタル酸、 5—ソジユームスルホイソフタル酸などのジカルボン酸類、 ジ エチレングリコール、 ポリェチレングリコールなどのグリコ一ル類、 ビスフエ ノール Aまたはそのエチレンオキサイド付加物、 ヒドキシ安息香酸などのォキ シカルポン酸などを単独あるいは 2種以上を組み合わて用いることができる。 また本発明の目的を損なわない範囲で、 つや消し剤、 抗酸化剤、 蛍光増白剤、 紫外線吸収剤、 制電剤、 難燃剤などの添加物を配合しても良い。

そして、 本発明に用いられる合成繊維の断面形状は丸、 三角、 四角などの多 角形、 偏平、 中空、 星、 歯車型などどんな形状でも構わず、 本発明には限定さ れない。 また、 合成繊維は溶融紡糸されたものを延伸機で延伸する方法によつ て得ることが出来るが、 直接紡糸延伸した、 所謂、 スピンドロー方式で得るこ とが好ましく、 得られたスピンドロー糸はコスト合理化され、 更には高い品質 品位を有した合成繊維であり本発明の高密度織物には最適である。 更には混繊 機で収縮率の異なる繊維を混繊した異収縮混繊糸、 自発伸長混繊糸、 タスラン 加工糸など糸加工を施したタイプでも構わない。 また、 合成繊維の乾熱収縮率 は衣料用を目的にしたものであれば 4 0 %以下、 更に好ましくは 2 0 %以下で あり、 通常 1 5 %以下の合成繊維が使用される。 ポリエステルに代表される合 成繊維マルチフィラメントの破断強度は織物の引裂き強力を大きくする目的で 大きいことが好ましく、 3 c NZデシテックス以上であることが好ましい。 更 に好ましくは 4 c N/デシテックス以上であり、 重合度を高めたポリマーによ る 5 c N/デシテックス以上のものも好ましい。 但し、 破断強度が高くても破 断伸度が小さければ、 織物の引裂き強力は小さくなる場合があるので、 破断強 度は破断伸度が 2 0 %以上を保持できる範囲でよく、 通常 1 0 c クス以下である。 破断伸度は前記のように 20 %以上であることが好ましく、 更に好ましくは 30 %以上である。 但し、 あまりにも破断伸度が大きいと、 破 断強度が小さく、 織物の引裂き強力が小さくなる場合があるので、 55%以下 であることが好ましい。

次に、 本発明で使用した引裂き強力は下記の方法によって測定した。

[耐水圧] J I S L一 1092に記載される耐水度試験装置 (低水圧用) に準 じて測定した。

[引裂き強力] J I S L- 1096に記載されるペンジュラム法に準じて測定 した。

[目付け]織物から 50 cm2 の円形試料を 2枚作成し、 2枚合わせて重量を測定 し、 100倍した数値を用いた。 発明を実施するための最良の形態

次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、 本発明は これらに限定されるものではない。

(実施例 1〜3、 比較例 1)

(実施例 1 ) '

二酸化チタンの平均粒径が 0. 3 ^m、 2. 0重量%含有したポリエチレン テレフタレートフルダルレジンを使用し、 直接紡糸延伸方法によって得られた 56デシテックス 108フィラメント丸断面のスピンドロー糸を得た。 先ず経 糸準備として、 (株) ヤマダ製の一本糊付機 YS— 6型にて速度 20 OmZ分 、 乾燥温度 70°C、 糊液温度 40°C、 付着量を 7. 0重量%に設定し糊付けを 行った。 なお、 糊は互応化学工業 (株) 製のアクリル酸エステル共重合体アン モニゥム塩タイプのプラスサイズ (R) J— 60と、 日本合成化学工業 (株) 製のポリビニルアルコール糊としてゴーセノール (R) GL— 05を使用し、 各々の混合比率を 6 : 4に調整した濃度が 8 %、 粘度が 5mP aの混合糊を使 用した。 また混合糊には平滑剤、 柔軟剤、 浸透剤として互応化学工業 (株) 製 のサイテックス K— 380 (有効成分 25%) 、 サイテックス T— 190 (同 35%) 、 サイテックス 24 (同 40%) を添加し、 帯電防止剤として大日本 インギ化学工業 (株) 製の AS— 20 (同 35%) を用い、 各々 2%、 2%、 0. 2%、 0. 2%添加した。 次いで得られた各々の糊付糸を(有)スズキヮー パー製 NAS S UP ER— 1 30 W型を用いて簇入巾 130 cm、 経糸本数

9300本で整経を行った。 次いで、 (株)石川製作所製 2001Sレピア織機 に整経ビームを仕掛け、 織機調整を行い、 緯糸も経糸と同じ 56デシテックス

108フィラメントを打ち込み、 製織した。 製織性は非常に良好であり、 毛羽 発生による経糸切れはなく、 接糸品、 箴などの摩耗は問題にならない程度であ つた。 そして、 得られた生機品質は高いものであり、 簇筋などは見られなかつ た。 該生機を通常の精練リラックス、 染色、 カレンダー、 仕上げ工程に通し、 染色加工布を得た。 なお、 染色加工布のカバーファクタ一は 2570であり、 経緯のカバーファクタ一総和に対する経糸のカバ一ファクターの比率は 60 % 、 目付けは 82gZm2であった。 該染色加工布の引裂き強力は経糸方向 1 3. 6N、 緯糸方向 10. 5Nであり、 また耐水圧が 10. 2 kP aを有した髙強 力、 透湿防水性、 ソフト感で軽量感に優れた光沢感のないフルダル調ポリエス テルマルチフィラメント高密度織物でありスポーツ衣料用途に最適なものであ つた。 結果を表 1に示す。

(比較例 1 ) '

実施例 1において、 二酸化チタンを 0. 4重量%含有したポリエチレンテレ フタレー卜セミダルレジンを用いて直接紡糸延伸し、 以下、 実施例 1と全く同 様にして、 染色加工布を得た。 該染色加工布はスポーツ用途に好適なポリエス テルマルチフィラメント高密度織物であり高強力、 透湿防水性、 ソフト感で軽 量感に優れているが、 実施例 1の高密度織物と比較して光沢感がありやや消費 者には敬遠されがちな高密度織物であった。 結果を表 1に示す。

(実施例 2)

実施例 1において、 得られた生機を通常の精練リラックス、 染色、 カレンダ 一加工を施し、 親水性榭脂にてコーティング処理仕上げを行った。 得られた高 密度織物は実施例 1と比較して高い耐水性、 防水性を示したが、 逆に透湿性、 引裂き強力が低くなり又ソフト感も無くなり、 スポーツ衣料にはやや不満が残 る高密度織物であった。 結果を表 1に示す。 (実施例 3)

実施例 1において、 二酸化チタンの平均粒径が 0. 3 m、 2. 0重量%含 有したポリエチレンテレフタレートフルダルレジンを使用し、 直接紡糸延伸方 法によって得られた 56デシテックス 72フィラメント丸断面のスピンドロー 糸を得た。 得られた生機を通常の精練リラックス、 染色、 カレンダ一加工を施 し染色加工布を得た。 得られた高密度織物は実施例 1と同様に高強力、 透湿防 水性を示したが、 ソフト感が若干、 足りないスポーツ衣料の高密度織物であつ た。 結果を表 1に示す。

(表 1)

規格 実施例 1 比較例 1 実、施例 2 実施例 3 テ"シテックスーフィ

56-108 同左 同左 56-72 ラメント

単糸繊度 (d

0.52 同左 同左 0.78 tex)

経糸

無機微粒子 あり あり あり あり 平均粒径 0.3 /m 0.3 /im 0.3 m ΰ. ό m 種類 二酸化チタン 二酸化チタン 二酸化チタン 二酸化チタン 含有率 2. Owt% 0.4wt% 2.0wt% 2.0wt% 、 テ"シテックスーフィ

経糸と同じ 経糸と同じ 経糸と同じ 経糸と同じ ラメント

コ-ティング有

なし なし あり なし ハ、、

力ハ、、 -ファクタ- 2570 同左 同左 同左 経糸力 Λ" -ファ 60% 同左 同左 同左 クタ -の占め

る比率

染色加工品

目付け (g/m 82 同左 85 82 特性

引裂き強力 13.6N 10.5N 8.9N 13.2N :経

引裂き強力 10.5N 9.8N 8.1N 10.1N 耐水圧 10.2k P a 10. OkP a 14.2k P a 9.9kP a 産業上の利用可能性

本発明によるとスポーツ衣料用途に好適な高強力、 透湿防水性を有し、 ソフ 卜で軽量な従来にないフルダル調の高密度織物を提供することを可能とした。

Claims

請 求 の 範 囲
1. 織物を構成する経糸と緯糸のカバーファクターの総和が 2000以上の 高密度織物において、 経糸及び Z又は緯糸が無機微粒子を 1. 5重量%以上含 有した単糸繊度が 1. 0デシテックス以下の合成繊維であることを特徴とする 光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。
なお、 カバーファクタ一とは式: {糸の繊度 (デシテックス) } 1/2 X {織 物密度 (本ノ 2. 54 cm) }
で表される。
2. 無機微粒子の平均粒径が 0. 5 /im以下であることを特徴とする請求項 1 記載の光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。
3. 合成繊維がポリエステルマルチフィラメントであり、 繊度が 100デシテ ックス以下、 単糸繊度が 0. 7デシテックス以下で、 1. 5重量%〜5重量% の二酸化チタンを含有することを特徴とする請求項 1又は 2に記載の光沢感の 解消されたフルダル調高密度織物。
4. 目付けが 1 50 gZm2以下であることを特徴とする請求項 1〜 3のいず れかに記載の光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。
5. 経糸と緯糸のカバーファクターの総和に対する経糸の力パーファクタ一の 比率が 50〜70 %であることを特徴とする請求項 1〜4のいずれかに記載の 光沢感の解消されたフルダル調高密度織物。
6. 引裂き強力が経方向、 緯方向ともに 9. 8N以上、 耐水圧が 10. O kP a以上であることを特徴とする請求項 1〜 5のいずれかに記載の光沢感の解消 されたフルダル調高密度織物。
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