WO2003065311A1

WO2003065311A1 - Dispositif de creation de donnees, dispositif de reproduction de donnees, systeme de traitement de donnees, et procedes associes

Info

Publication number: WO2003065311A1
Application number: PCT/JP2003/001013
Authority: WO
Inventors: Katsuhiro Ishiai
Original assignee: Sony Corporation
Priority date: 2002-01-31
Filing date: 2003-01-31
Publication date: 2003-08-07
Also published as: JPWO2003065311A1; US7525556B2; EP1471466A4; EP1471466A1; US20050104903A1; JP4265406B2

Description

曰月糸田 » データ生成装置、データ再生装置、データ処理システムおよびそれらの方法技術分野

動画、静止画、テキス„トなどコンテンツデータ (マルチメディァ素材) の再生形式を管理するデータ生成装置、データ再生装置、データ処理システムおよびそれらの方法に関する。背景技術

動画、静止画、テキストなどの複数のコンテンツデータを再生画面上で同時に表示させるために、データ提供元において、これらを同時に表示する複数のコンテンッデ一夕を組み合わせた新たなコンテンッデータを生成し、これを再生装置に提供するシステムがある。

しかしながら、このようなシステムでは、再生画面上の一部の動画、静止画およびテキストなどを変更した多様な画面を異なる再生装置に提供しょうとした場合に、それぞれの再生装置に提供する上記新たなコンテンツデータ全体を個別に作成する必要があり、手間がかかるという問題がある。

また、データ提供元が、常に全てのコンテンツデータを保持している必要があり、その負担が大きいという問題がある。発明の開示

本発明の目的は、複数のコンテンッデータを組み合わせた多様なコンテンッデ —夕を提供する場合の提供元の負荷を低減できるデータ生成装置、データ再生装置、データ処理システムおよびそれらの方法を提供することを目的とする。また、本発明の目的は、複数のコンテンツデータを組み合わせた多様なコンテンッデータを提供する場合に、提供元によるコンテンツデ.一夕の保存負荷を軽減できるデータ生成装置、データ再生装置、データ処理システムおよびそれらの方法を提供することを目的とする。

上述した目的を達成するために、第 1の発明は、複数のコンテンツデータの提供先における再生形式を指定する再生形式指定デ一タを生成するデータ生成装置であって、前記複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別デ一タに対応した前記コンテンッデ一夕の前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを生成するデ一夕生成手段を有する。

また、第 1の発明の前記データ生成手段は、好ましくは、前記提供先が、新たな前記再生形式指定データを受け取るタイミングを示す更新タイミング規定デ一夕を含む第 1のデータ部と、前記複数のコンテンツデータの各々に対応して設けられ、対応するコンテンツデータの前記識別デ一夕と、前記再生タイミングと、前記同時に再生される他の前記コンテンツデータを特定するデータとを対応付けて示す複数の第 2のデータ部とを含む前記再生形式指定データを生成する。第 2の発明のデータ再生装置は、複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンツデ一夕を特定するデ一タとを対応付けて示す再生形式指定データを入力する入力手段と、前記入力手段が入力した前記再生形式指定デ一タに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別デ一夕と対応付けられた前記他のコンテンッデ一タとを、当該識別データに対応付けられた前記再生夕イミングで同時に再生する再生手段とを有する。

第 2の発明のデータ再生装置の作用は以下のようになる。入力手段が、複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別デ一夕と、当該識別データに対応した前記コンテンッデー夕の前記提供先での再生夕イミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンツデータを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを入力する。

次に、再生手段が、前記入力手段が入力した前記再生形式指定データに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別データと対応付けられた前記他のコンテンツデータとを、当該識別データに対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する。

第 3の発明のデ一夕処理システムは、複数のコンテンツデ一夕の提供先における再生形式を指定する再生形式指定デ一タを生成するデータ生成装置と、前記デ一夕生成装置が生成した前記再生形式指定デー夕を基に再生を行うデ一夕再生装置とを有し、前記データ生成装置は、前記複数のコンテンツデータの各々の識別デ一夕について、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンツデ一夕を特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを生成し、当該生成した前記再生形式指定データを前記データ再生装置に送信し、前記データ再生装置は、前記データ生成装置から受信した前記再生形式指定デ一タに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデ一夕と、当該識別デ一夕と対応付けられた前記他のコンテンツデータとを、当該識別データに対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する。

第 4の発明のデータ生成方法は、複数のコンテンッデータの提供先における再生形式を指定する再生形式指定デ一タを生成するデータ生成方法であって、操作命令を入力する第 1 の工程と、前記第 1の工程で入力した前記操作命令を基に、前記複数のコンテンツデータの各々の識別デ一タについて、当該識別デ一タと、当該識別デ一タに対応した前記コンテンッデ一タの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデ一タと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデ一夕を特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定デ一夕を生成する第 2の工程とを有する。

第 5の発明のデータ再生方法は、複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンツデータを特定するデ —夕とを対応付けて示す再生形式指定データを入力する第 1の工程と、前記第 1 の工程で入力した前記再生形式指定デ一タに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別デ一'タと対応付けられた前記他のコンテンッデータとを、当該識別デ一夕に対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する第 2の工程とを有する。

第 6の発明のデータ処理方法は、デ一夕生成装置によって、前記複数のコンテンッデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別デ —タに対応した前記コンテンツデ一夕と前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデ一夕を特定するデ一夕とを対応付けて示す再生形式指定データを生成する第 1の工程と、前記第 1の工程で生成した前記再生形式指定データを、前記デ一タ生成装置からデ一タ再生装置に送信する第 2の工程と、前記デ一タ再生装置によつて、前記第 2の工程で受信した前記再生形式指定デ一タに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別データと対応付けられた前記他のコンテンツデータとを、当該識別デ一タに対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する第 3の工程とを有する図面の簡単な説明

図 1は本発明の実施の形態に係わる R F Dデータ作成装置の構成図である。図 2は本発明の実施の形態の変形例を説明するための図である。

図 3は本発明の実施の形態に係わる R F Dデータ作成の際の表示例を説明する. ための図である。

図 4は図 1に示す再生装置において再生される画面の例を説明するための図である。

図 5は図 1に示す R F Dデータ作成装置のハードウヱァ構成図である。

図 6は R F Dデータ作成方法を示すフロ一チヤ一トの図である。

図 7は R F Dデータ作成画面の例を説明するための図である。

図 8 Aは動画ファイルのフォーマツトを示す図であり、図 8 Bは静止画フアイルのフォーマツトを示す図であり、図 8 Cはテロップファイルのフォ一マツトを示す図であり、図 8 Dは外部機器制御ファイルのフォーマツトを示す図である。図 9は動画ファイルと静止画ファイルに付加されるへッダ一部のフォーマツトを示す図である。

図 1 0はテロップファイルのフォ一マツトを示す図である。

図 1 1は外部機器制御ファイルのフォーマツトを示す図である。

図 1 2 Aは R F Dデータのフォ一マツトを示す図であり、図 1 1 Bは送出ログのフォーマツトを示す図である。

図 1 3は R F Dデ一タ ·へッダ一部及び送出ログ ·へッダ一部のフォーマツトを示す図である。

図 1 4は R F Dデ一タ及ぴ送出ログのボディ部のフォーマツトを示す図である図 1 5 Aは R F Dデータの一例を示す図であり、図 1 5 Bはコンテンツデータの送信順序を説明するための図である。

図 1 6は R F Dデータのファイル種別が動画であった場合に作成される動画シ —ゲンスリストを説明するための図である。

図 1 7は R F Dデ一夕の外部機器の制御をフアイル化したときの管理画面を示す図である。

図 1 8は図 1に示す再生装置のハードウア構成図である。

図 1 9は本発明を適用したネットワーク広告システムを説明するための図である。

図 2 0は本発明を適用したトレーニングシステムを説明するための図である。発明を実施するための最良の形態

以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。

図 1は本発明の実施の形態のデータ処理システムの構成図である。

図. 1に示すデータ処理システムは、 R F Dデータ作成装置. i と、再生装置 9とを有し、これらがネットワーク 8を介して接続されている。

図 1において、 R F Dデータ作成装置 1が本発明のデータ生成装置に対応し、再生装置 9が本発明のデ一タ再生装置に対応している。

図 1に示すデータ処理システムでは、 R F Dデータ作成装置 1が、 R F D Olep roduc i ton format Des i gnated)データ（フ。レイリスト）を作成し、これを再生装置 9に送信する。

ここで、 R F Dデータは、本発明の再生形式指定デ一夕に対応し、複数のコンテンッデータ（素材データ）の各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別デ一タに対応したコンテンッデ一タの再生装置 9での再生タイミングと、当該識別データに対応したコンテン'ッデータと再生装置 9で同時に再生される他のコンテンツデータを特定するデ一夕とを対応付けて示している。すなわち、 R F Dデータは、再生装置 9における複数のコンテンッデータの再生形式を指定し、コンテンツデ一夕自体は格納していない。

また、 R F Dデ一夕作成装置 1あるいはその他のサーバ装置が、 R F Dデータ内で指定されたコンテンツデータを、 R F Dデータとは別に再生装置 9に送信する。

. そして、再生装置 9が、 R F Dデータ作成装置 1から受信した R F Dデ一タを基に、 R F Dデータ作成装置 1あるいはその他のサーバ装置から受信した複数のコンテンッデ一タの再生形式を決定して再生を行う。

R F Dデータ作成装置 1

図 1に示すように、 R F Dデ一夕作成装置 1は、ユーザの操作命令を入力する入力部 2と、コンテンツデータが格納されている記憶部 3と、ユーザの操作命令を基に R F Dデータを生成するデータ生成部 4と、 R F Dデータ作成画面を表示する表示制御部 5と、作成した R F Dデータを格納する記憶部 6と、 R F Dデー夕をネットワーク 8を介して再生装置 9に送出する送信部 7とを有する。

図 1に示すデータ生成部 4が本発明のデータ生成手段に対応し、表示制御部 5 が本発明の表示制御手段に対応し、送信部 7が本発明の制御手段に対応している入力部 2は、キーボ一ド 2 aやマウス 2 bと接続されており、ユーザの操作に操作命令を入力する。

記憶部 3には、動画、静止画、テロップ用のテキストなどのコンテンツデ一夕が格納されている。

なお、本実施形態では、コンテンツデータが記憶部 3に記憶される場合を例示するが、図 2に示すように、コンテンッデ一夕はネットワーク 8上のコンテンツサーバ装置 2 2に記憶されていてもよい。この場合に、記憶部 3には、 R F Dデ —夕で指定するコンテンツデータが、ネットワーク 8上の何処に存在するかのデ —夕（ァドレス）が格納される。

このように、 R F Dデータの生成を R F Dデータ作成装置 1で行い、コンテンッデ一夕の保存をコンテンツサーバ装置 2 2で行うことで、 R F Dデータ作成装置 1によるコンテンツデータの保存負荷を軽減できる。なお、図 2に示す例では、再生装置 9には、 F C (パーソナルコンピュータ） 2 1 a、 P D P (プラズマディスプレイパネル） 2 1 b、テレビ 2 1 c、スピ一力 2 1 dなどの出力装置が接続されている。

図 1に示すデータ生成部 4は、入力部 2を介して入力したユーザの操作命令を基に、 R F Dデータを生成する。

データ生成部 4は、複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別デ一タに対応したコンテンッデ一タの再生装置 9での再生タイミングと、当該識別データに対応したコンテンツデータと再生装置 9で同時に再生される他のコンテンツデータを特定するデータとを対応付けて示す R F Dデータを生成する。

記憶部 6は、デ一タ生成部 4が作成した R F Dデータを格納する。

送信部 7は、記憶部 6に格納した R F Dデータを、所定の日時にネットワーク 8を介して再生装置 9に送信する。

また、送信部 7は、記憶部 3から読み出したコンテンツデータを再生装置 9に送信する。

先ず、 R F Dデータ作成装置 1における R F Dデータの生成処理を説明する。図 3は、キーボードやマウスなどにより、 R F Dデータを作成する旨の命令がなされたときに、表示制御部 5が表示装置 5 aに表示される入力画面 1 0の一例である。

記憶部 3に格納されている選択可能なコンテンッデ一タの一連を示すコンテンッ選択画面 1 1が表示制御部 5によって表示装置 5 aの入力画面 1 0に表示される.。

さらに、入力画面 1 0内に、 R F Dデータ作成画面 1 1が表示される。

R F Dデ一タ作成画面 1 は、作成対象の R F Dデータに応じたコンテンッデータの再生処理が実行される日時と、個々のコンテンツデータによるィベント（再生）が実行される時間が横軸に記載されている。

また、縦軸は動画、静止画、テロップといったコンテンツデータの属性で区分されている。

ユーザは、例えば、 0 6 : 0 0 : 2 5に再生装置 9に動画 1 を再生させたい場合、コンテンッ選択画面 1 1の動画リストから動画 1を選択し、マウス 2 bによるドラッグ&ドロップ動作などにより、矢印 Aのように R F Dデータ作成画面 1 2の所定の欄に貼り付ける。静止画やテロップについても同様に R F Dデータ作成画面 1 2の所定の欄（本発明の入力欄）に貼り付ける操作を行う。

データ生成部 4は、ユーザが行った当該操作を基に、 R F Dデータを生成するこのように作成された R F Dデータは、記憶部 6に格納される。

記憶部 6に格納された R F Dデ一夕は送信部 7によって、 R F Dデータに記載された送出（再生）日時以前に、ネットワーク 8を介して再生装置 9に送出され、再生装置 9で、 R F Dデータに記載されたイベント（再生）を指定された曰時に実行する。

図 4は、上記の動作で、再生装置 9において時刻「 0 6 : 0 0 : 2 5」に再生される画面の例である。

前述したように R F Dデータには再生時の画面のサイズ及び画面の位置が記載されているので、再生装置 9に接続される図示しないモニタなどの画面 1 5上では、 R F Dデータに記載されているイベントが、 R F Dデータで指定された画面上の位置である動画は動画表示領域 1 6、静止画は静止画表示領域 1 7、テロップはテロップ表示領域 1 8に表示されるように実行される。なお、静止画は静止画表示領域 1 7は、動画およびテロップの背景画面として表示されてもよい。このように、ユーザは、画面上で、動画、静止画、テロップなどの表示順番と、表示時間などを指定する R F Dデータを作成するだけで、複雑な編集作業をせずに動画、静止画、テロップを組み合わせた表示を実現できる。

また、詳細なフォーマツ卜については後述するが、 RFDデ一夕には、同時に再生される複数のコンテンツデ一夕を関連付けるデータが記載されている。

例えば、図 4で示したように、動画を再生している最中に静止画やテロップを同時に表示したい場合、 RF Dデータに記載される動画を実行する旨のィベント部には、同時に表示される静止画やテロップのイベント番号が記載される。

これにより、複数ファイルからなる動画において、スキップ再生やシャトルサーチなどを行った場合、即座に関連するイベント番号を参照でき、異なる属性のコンテンッデ一タを組み合わせたイベントの特殊再生が可能になる。

以下、図 1に示す RF Dデータ作成装置 1の構成例を説明する。

図 5は、図 1に示す RF Dデータ作成装置 1のハ一ドウユア構成図である。 R F Dデータ作成装置 1は、例えば、 PC (Personal Computer) であり、装置全体を制御する CPU (Central Processing Unit) 3 1 と、 ROM (Read Only Memory ) 3 2、 RAM (Random Access Memory) 3 3、などのメモリ類と、 H D D (Hard Disk Drive) 3 4と、入カイン夕ーフヱ一ス 3 5と、グラフィックインタ一フェース 3 6と、通信ィン夕一フヱ一ス 3 7がバス 3 8に接続されている構成となる。

ここで、入力インタフヱ一ス 3 5が図 1に示す入力部 2に対応し、 II D D 3 4 が図 1に示す記憶部 3および記憶部 6に対応し、 C F U 3 1が図 1に示すデータ生成部 4に対応し、 C P U 3 1およびグラフィックインタ一フェース 3 6が図 1 に示す表示制御部 5に対応し、通信インタフヱ一ス 3 7が図 1に示す送信部 7に対応している。

RAM 3 3には、 CPU 3 1に実行させる O S (Operation System) のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、 ROM 3 2には HDD 3 4の起動に必要なファームウェアなどが格納されている。また、 H D D 3 4には、 ◦ Sや R F Dデータを作成するためのアプリケ一ションプログラム、動画や静止画、テロップなどのコンテンツデータ、並びに作成された R F Dデ一夕が格納される。

入カインタ一フェース 3 5には、マウス 3 5 aとキ一ボ一ド 3 5 bとが接続されている。入カインタ一フェース 3 5は、マウス 3 5 aやキーポード 3 5 から送られてぐる信号を、バス 3 8を介して C F U 3 1 に送信する。

グラフィックイン夕一フヱ一ス 3 6には、モニタ 3 6 aが接続されている。グラフィックインタ一フェース 3 6は、 C P U 3 1からの命令に従って、画像をモニタ 3 6 aの画面に表示させる。

通信ィンタ一フェース 3 7は、ネットワーク 8に接続されている。通信ィンタ一フェース 3 7は、ネットワーク 8を介して、再生装置 9に作成した R F Dデー夕を送る。

以下、図 5に示す R F Dデータ作成装置 1 における R F Dデータの作成方法を説明する。

図 6は、 R F Dデ一タ作成方法を示すフローチヤ一トである。

〔ステップ S T 1 〕

C P U 3 1はマウス 3 5 aゃキ一ボード 3 5 bによってなされたユーザによる R F Dデ一夕を作成したい旨の命令を、入力インターフヱ一ス 3 5を介して受信する。

〔ステップ S T 2〕

ユーザによる R F Dデ一夕作成命令をうけて、 C P U 3 1は H D D 3 4に格納されているアプリケーションプログラムを実行する。その結果、グラフイツクインタ一フェース 3 6で処理され、モニタ 3 6 aに例えば図 3あるいは図 7に示す入力画面（R F D作成画面） 1 0 , 4 0が表示される。

図 7はモニタ 3 6 aに表示される入力画面の一例例であり、図 4に示す入力画面 1 0をさらに詳細に示した図である。図 7において、 T 1はタイトル、 T 2は時間、 Sはサイズ、 C Nは文字数、 ' I はイベント、 I Nはイベント数、 Rは編集、 I Rは緊急再生、 T Rは転送を示している。

図 7に示すように、入力画面 4 0上に、コンテンツ選択ウインドウ 4 1 と、 R F Dデータ作成ウインドウ 4 2が表示される。なお、図 7の編集ウインドウ 4 2 はコンテンッウインドウ 4 1のリスト内で " 0 2 サンフ。ル 2 " を選択し、例えば、ダブルクリックするか編集ボタン 4 3を押したときに表示されるウィンドウである。

また、緊急再生ボタン 4 4は、災害などの緊急時に自動的に再生したい場合にこのボタンを押すと再生装置 9に緊急プログラムとして割り込ませて送出されるまた、 R F Dデータ欄の転送ボタン 4 5を押すと、選択された R F Dデータが、転送先 4 6で指定された再生装置 9に転送される。また、その他のコンテンツ選択欄で、コンテンツデータを選んで転送ポタンを押すと、転送先 2 6で指定された転送先にコンテンッデ一夕が転送される。

〔ステップ S T 3〕

ユーザが、ステップ S T 2でモニタ 3 6 aに表示された R F Dデータ作成画面上で R F Dデータの編集（作成）操作を行う。

そして、 C P U 3 1が、当該操作に応じて R F Dデータを生成する。

図 7の R F Dデータ作成画面において、ユーザは、コンテンツ選択ウィンドウ 4 1のコンテンツデータのリス卜から所望のコンテンツデータをマウス 3 5 aまたはキ一ポ一ド 3 5 bで選択し、マウス 3 5 aによるドラッグ&ドロップ動作や、コピ一&ペーストなどにより R F Dデ一夕作成ゥインドウ 4 2の、その素材を実行したい時間の欄に貼り付ける。これによつて、選択されたコンテンツデ一夕の識別データを含むィベン卜を作成することができる。この動作を繰り返すことで、複数のイベントからなる R F Dデ一夕を作成することができる。さらに、 RF Dデータ作成装置 1では、再生装置 9側に設けられた外部機器を制御するための制御信号（外部機器制御）を RFDデータで管理しており、当該外部機器制御が可能である。

例えば、図 2に示すように再生装置 9に接続されている P DP 2 1 bの電源のオンオフ制御が可能である。さらに、再生装置 9の図示しない GP I (General Purpose Interface) 端子により、例えば、映画館などで場内放送、力一テンの開け閉め、ライトのオンオフといった制御が RF Dデータに同期して自動的に行うことが可能である。

〔ステップ S T 4〕

C P U 3 1が、ステップ S T 3で生成した RF Dデータを、 HDD 3 4に書き込も、

再ぴ、図 7の RF Dデータ作成画面により、 HD D 3 4に格納された RF Dデ —夕を呼び出し、編集することも可能である。

次に、各コンテンツデ一夕のファイルフォーマツトについて説明する。

コンテンッデ一夕のファイルは、 RF Dデータ作成装置 1あるいはコンテンッサーバ装置 2 2で生成される。

図 8 A，図 8 B，図 8 C, 図 8 Dは、コンテンツデ一夕の概略のフォーマットであり、図 8 Aは動画ファイルのフォーマツト、図 8 Bは静止画ファイルのフォ —マット、図 8 Cはテロップファイルのフォーマット、図 8 Dは外部機器制御フアイルのフォーマツトである。 .

動画ファイルのフォーマツトは、例えば、 MF E G (Moving Picture coding Experts Group) 2形式のファイルに、他にヘッダーファイルとリンクファイルを加えたものを 1ファイルとして扱う。

静止画のフォーマツト、テロップのフォ一マツト、外部機器のフォーマツトは同様で、データ部にヘッダ一部が付加されたフォーマツトである。

図 9は、動画ファイルと静止画ファイルに付加されるへッダ一部のフォーマツトである。

図 9に示ずように、ヘッダ一部には、ファイルのバージンやタイトル、更新日時などが記載される。

再生装置 9は、受信したファイルのへッダ一部で示される図 8に示す更新日時に、新たなコンテンツデータのファイル（更新ファイル）を受信する。

図 1 0はテロップファイルのフォーマツトである。

ヘッダ一部（H 0 1、 H 0 2 ) のファイルバージョンと、国コードのほか、デ —夕部（B 0 1〜0 7) として、タイトル名や、更新日時、文字数、表示の種別、背景色や文字色の指定、テロップの内容などが記載される。

図 1 1は、外部機器制御ファイルのフォーマツトである。

へッダ一部（ H 0 1、 H 0 2 ) のファイルバ一ジョンと、国コードのほか、デ —夕部（B 0 2〜B 0 5) として、タイトル名や、更新曰時、 GF I出力か FD P制御かの制御種別、制御内容などが記載される。

再生装置 9は、 RF Dデータ内で再生を行うコンテンッデータの再生タイミングと対応付けられた外部機器制御ファイルを基に、当該コンテンツデータの再生と同期して同じタイミングで、外部機器の制御を行う。

以下、 RF Dデータ作成装置 1によって生成される RFDデータと送出ログのフォ一マツトを説明する。

ここで、送出口グは、 R F Dデータを通信ィンターフェ一ス 3 7により、ネットワーク 8を介して再生装置 9に送出したときのログである。

図 1 2 A，図 1 2 Bは RF Dデータおよび送出ログの概略のフォーマツトであり、図 1 2 Aは RF Dデータのフォーマツト、図 1 2 Bは送出ログのフォ一マツトである。

R F Dデータおよび送出口グは、図 9で示したへッダ一部と、 R F Dデ一夕（ RF D) 'ヘッダ一部または送出ログ ·ヘッダ一部と、 RF D 'イベント部または送出ログ ·ィベント部とを備えたフォーマツトを有している。図 1 3は、図 1 2 A，図 1 2 Bに示す R F D ·へッダ一部及び送出ログ ·へッダ一部のフォーマツトである。

当該へッダ一部が本発明の第 1のデータ部に対応している。

図 3に示すように、当該ヘッダ一部には、イベント総数、再生装置 9における当該 R F Dデータを用いたコンテンツデータの再生開始日時を示す送出開始日時及び送出終了日時などが記載される。また、 R F Dデータの項目には送出曜日指定などが記載される。

図 1 4は、 R F Dデータ及び送出ログのボディ部であり、図 1 2の R F D ·ィベント部および送出ログ · ィベント部に相当する部分のフォーマツトである。当該ボディ部が本発明の第 1のデータ部に対応している。

図 1 4に示すように、当該イベント部は、ファイル種別、ファイル名、夕イトル名、送出時間、送出予定日時、スポット累積データ、表示位置および表示サイズなどが記載されている。

ファイル種別は、当該イベントで管理する動画、静止画、テロップなどのコンテンッデータ、外部機器制御ファイルの種別を示す。

ファイル名は、当該イベントで管理する動画、静止画、テロップなどのコンテンッデータ、並びに外部機器制御ファイルの識別データ（本発明の識別データ）を示す。

送出予定時間は、当該イベントに係わるコンテンツデータの再生、並びに外部機器制御ファィルを基にした外部機器制御を再生装置 9が行う日時（再生タイミング）を示す。

当該送出予定時間は、例えば、図 3および図 7に示す入力画面上で、コンテンッデータの識別データが割り当てられた時間帯を基に、図 1に示すデータ生成部 4によって生成される。

スポット累積データは、 R F Dデータ内の先頭のィベントの画像フレームから、対象となるィベン卜の動画像の最初のフレームまでのフレーム数を示している表示位置は、コンテンツデ一夕に応じた動画、静止画、テロップなどの画像を再生装置 9の再生画面上で表示するを示す。

表示サイズは、コンテンツデ一夕に応じた動画、静止画、テロップなどの画像を上記再生画面上で表示するサイズを示す。

また、 R F Dデータには、動画依存関係、静止画依存関係、テロップ依存関係の項目が存在する。

当該項目は、対象となるイベント部のフアイル名に示されたコンテンッデータと、同時に再生する動画、静止画およびテロップに関するイベント部の識別データ（本発明における「提供先で同時に再生される他のコンテンツデータを特定するデータ」に対応）を示している。

例えば、イベント番号 1の動画を再生する場合、そのとき同時に再生または表示されるテロップや、静止画などのィベント番号が記載される。

動画依存関係、静止画依存関係、テロップ依存関係の項目は、例えば、図 3および図 7に示す入力画面上で、同じ時間帯に割り当てられた同時に再生される予定の複数のコンテンツデータの識別データを基に、図 1に示すデータ生成部 4によって生成される。

これにより、任意のイベントにスキップまたはシャトルサーチしても動画、静止画、テロップの関連情報をイベントごとに参照できるため、 R F Dデータ間のスキップ、シャトルサーチを行った後に対応する静止画、テロップ、動画を関連付けた表示をすることが可能となる。

本実施形態において、動画 1、静止画 1およびテロップ 1を同時に再生する場合には、 R F Dデータ作成装置 1は、図 1 5 Aに示すように、図 1 2に示す R F Dデー夕内で動画 1、静止画 1およびテロップ 1の R F D ' イベント部を連続して配置する。

そして、 R F Dデータ作成装置 1は、図 1 5 Bに示すように、動画 1、静止画 1およびテロップ 1のファイルデータ（コンテンツデータ）が順にネットワーク 8を介して再生装置 9に送信されるように制御する。

図 1 6は、 RF Dデータのファイル種別が動画（ 1 ) であった場合に作成される動画シーケンスリストである。

このように、 RF Dデータ中の動画ファイルのみを、抽出して HDD 34に記録して動画シーケンスリストを作成してもよい。これにより、動画複数ファイルのシャトルサーチ、スキップ再生がファイル間で黒画やフリーズ画を出さずに制御することができる。

図 1 7は、 RFDデータの外部機器の制御をファイル化したときの管理画面である。

このように、管理画面で一覧表示することで、 HDD 34から任意に呼び出すことが可能となり、ユーザの操作性を向上させることも可能となる。

これにより、例えば、 RFDデータが連続している時間の間だけ FDF 2 1 b の電源のオンオフ、入力切替などを行ったり、 GP Iで外部に対して信号を発生することで、映画館などの場内放送のオンオフ、力一テンの開け閉め、ライトのオンオフといった制御が RF Dデータに同期して行うことを可能にする。

再生装置 9

以下、図 1に示す再生装置 9のハードウユア構成を説明する。

図 1 8は、図 1に示す再生装置 9のハ一ドウア構成図である。

PC I (Peripheral Component Interconnect) ノス 50 (こ（ま、コン卜ローレと A Vデ一夕の転送を兼用して、 I E E E 1 3 94規格の i . L i nk ( i . L i n kはソ二一株式会社の登録商標である）端子 5 1と、 1 00 BASE— Tなどのイーサーネットケーブルでネッ 1、ワーク 8に接続するためのネットワークィン夕一フヱース 5 2と、 RS— 2 3 2 C規格や R S _ 4 22 A規格に準拠したシリァル通信用のシリアルコントローラ 5 3と、 HDD 54 aをコントロールするハードディスクコントローラ 54と、 C P U 5 5と、 P C Iブリッジ 56とが接続される。さらに P C Iブリッジ 5 6には、 2つの MP E Gデコーダ 5 7、 5 8 と、 A V管 ί里用の S DRAM (Synchronous Dynamic Random Access Memory; 5 9が接続されている。

図 1 8に示すに L i n k端子 5 しネットワークィンタ一フヱ一ス 5 2あるいはシリアル通信用のシリアルコントローラ 5 3が本発明の入力手段に対応し、 C P U 5 5および MP E Gデコーダ 5 7 , 5 8が本発明の再生手段に対応している。

C P Uバス 6 0には、 C F U 5 5のほか、 S DRAM 6 1、フラッシュメモリ 6 2、不揮発性メモリ 6 3などのメモリと、 2つの MP E Gデコーダ 5 7、 5 8 とグラフィックコントローラ 6 4とが接続されている。

さらに、アナログ入出力用として、アナログブロック 6 5を有し、 Au d i o /V i d e oインターフエ一ス 6 6と接続されている。また Au d i o/V i d e oィンターフェース 6 6は MP E Gデコーダ 5 7、 5 8と、グラフィッタコントロ一ラ 6 と接続されている。

さらに、再生装置 9は赤外線リモ一トコマンダ一（以下リモコン）によりュ一ザからの命令を受信するリモコン信号受信部（以下 I Rとする） 6 7を備え、 C P U 5 5にリモコンからの命令を伝える。

HDD 5 4 aには、ネットワーク 8を介して受信した動画、静止画、テロップ用のテキストなどのコンテンツデ一夕が格納されているほか、前述した RF Dデ —タ作成装置 1から送信される RF Dデータが格納されている。

ファームウェアは、 CFUバス 6 0上のフラッシュメモリ 6 2上に記録されたプログラムから実行する。フラッシュメモリ 6 2には、 HDD 5 4 aをアクセスすることを可能にするドライバ、イーサーネットを使用することを可能にするドライバ、メンテナンス機能を実現する各種ファームゥヱァが実装されている。フラッシュメモリ 6 2のファームゥヱァは起動後、 HDD 5 4 a上のファイルを検索して、実行するアプリケーションファームゥヱァを検出する。続いて、 HDD 5 4 aから、 S DRAM 6 1にファームウェアを展開して、展開したアプリケーシ 3 ンファームウェアを実行する。

動画の記録や、再生、静止画の出力の制御は、イーサ一ネッ卜、シリアル通信、リモコン及びコントロールパネルからのコマンドで行う。また、内部で送出リストを記憶して、時間や、リモコンからのトリガ一で送出リストを開始する方法を用いてもよい。

再生装置 9での、コンテンッデータの再生または表示について説明する。

RFDデータ作成装置 1からネットワーク 8を介して、ネットワークインタ一フェース 5 2で RF Dデ一タを受信すると、 CPU 5 5の制御のもと HDD 5 4 aに記録する。

C PU 5 5は、 RF Dデータの記載に従って、所定の時間に、所定の画面サイズで、 HDD 5 4 aから使用するコンテンッデータを取り出し、グラフィックコントローラ 6 4などで処理し、 PDP 2 1 bなどに出力し表示する。

例えば、 MPE G 2形式の動画を再生する場合、 C PU 5 5より、再生コマンドを受けると、 HDD 5 4 aに記録されているファイルから指定映像デ一夕を検索して、順次デ一夕を P C Iブリッジ 5 6に転送する。

転送は C PU 5 5の制御のもと、ハードディスクコントローラ 5 4で行われる。 P C Iブリッジ 5 6ではデータを AV管理用のメモリである S DRAM 5 9に展開する。 P C Iプリッジ 5 6は実時間に同期して、一定レートで MP E Gデコ —ダ 5 7、 5 8及び、図示しない音声用のデコーダにデータを転送する。

C PU 5 5は P C Iプリッジ 5 6の S DRAM 5 9のデータ消費量を実時間から推定して、順次 HDD 5 4 aからデータを読み取り S DRAM 6 1に転送して、データがアンダーフローや、オーバーフローしないように、転送を行う。

C PU 5 5は、 RF Dデ一夕内の図 1 1および図 1 4に示す RF D 'イベント部を基にコンテンツデ一夕の再生を行う。

C PU 5 5は、 RF D ·ィベント部のファイル名に対応するコンテンッデータを、その送出予定日時に、その表示位置および表示サイズで表示するように再生処理を行う。

このとき、 C P U 5 5は、 R F D · イベント部の動画、静止画およびテロップの依存関係に示されている R F Dィベント部に対応するコンテンツデータを同時に再生する。

また、 C P U 5 5は、 R F D Zイベント部が外部機器制御デ一夕に関するものである場合に、その送出予定日時に、当該外部機器制御デ.一タを基に、外部機器を制御する。

さらに、 C P U 5 5は、 R F D /イベント部がコンテンツデータが動画像に関するものである場合には、スポット累積データを基に、フレーム数をカウントし、その動画の再生を開始するタイミングを決定する。

ここで、 M P E Gデコーダ 5 7、 5 8のようにデコーダを 2つ使用することで、フレーム精度でシームレスに 2つの画像データを接続することが可能となっている。 M P E G 2は前後の画像デ一夕から、動き予測を行うことでデ一夕の圧縮を行-つている。

したがって、フレームによっては単独で画像デ一夕を構築できない部分がある。そのような位置で編集点が指定されると、正常な画像で映像をつなぐことができなくなる。

そこで、 ' 2つの M P E Gデコーダ 5 7、 5 8を使用して、デコ一ダ出力部にビデォスィッチヤーを用意することで、各映像デ一夕を単独でデコードして、圧縮画像の展開を個別に正常に行わせ、外部のスィツチヤーでアナログ的に切り替えることで、任意の点でのカツト編集を可能としている。

前述したように、 R F Dデータには、各コンテンツデータの識別デ一夕に対応付けて、同時に再生される他のコンテンッデータのィベント部の識別データが記述されているため、再生装置 9は、これを基に用意に当該他のコンテンツデータを特定できる。これにより、複数ファイルからなる動画において、スキップ再生やシャトルサーチなどを行った場合、即座に関連するイベント番号を参照でき、異なる属性のコンテンッデータを組み合わせたイベントの特殊再生が可能になる。

また、図 1 6で示したように R F Dデータで指定された動画ファイルのみを抽出して作成した動画シーケンスリストを受信し、その記載に従ってデコーダ 5 7 、 5 8で再生することにより、ユーザによりリモコンでシャトルサーチや、スキップ再生をする旨の入力がなされたとき、動画複数ファイルのシャトルサーチ、スキップ再生がフアイル間で黒画やフリーズ画を出さずに制御することができるまた、前述したように、 R F Dデータには、外部機器を制御するための制御信号が管理されており、 C P U 5 5は、 R F Dデータの記述に従って、シリアルコントロ一ラ 5 3などで、 P D P 2 1 bなどの外部機器の電源のオンオフや入力切替などの制御を行う。

さらに、 G P I端子などを備えることにより、例えば、映画館や劇場の力一テンの開け閉めや、照明のオンオフなどの制御を R F Dデ一夕に従って自動で行うことが可能となり、人員の削減、コストの削減、省エネルギー化などが期待できる。 ''

また、図 1 5 Aを用いて説明したように、動画 1、静止画 1およびテロップ 1 を同時に再生する場合には、 R F Dデータ内で動画 1、静止画 1およびテロップ 1の R F D ·ィベント部を連続して配置され、動画 1、静止画 1およびテロップ 1のファイルデータ（コンテンツデ一タ）が順にネットワーク 8を介して再生装置 9に送信される。そのため、再生装置 9は、同時に再生する複数のファイルデ —夕の最後のファイルデータを受信したタイミングで、早い段階で再生を開始できる。

本発明のコンテンッデータ再生システムによって、次のようなシステムが可能になる。図 1 9は、ネットワーク広告システムである。

ネットワーク広告システムは、前述した R F Dデータ作成装置 1を有する本部 7 0と、コンテンツを配信するコンテンツ配信業者 7 1 と、前述し再生装置 9 を有する店誧 7 3 a、 7 3 b . 7 3 cとから構成され、これらはネットワーク 7 2を介して接続される。

R F Dデータ作成装置 1を有する本部 7 0から、ネットワーク 7 2を介し再生装置 9を有する店誧 7 3 a、 7 3 b . 7 3 cに R F Dデータが送信される。それとともにコンテンツ配信業者 7 1から宣伝用のコンテンツが送信され、店舗では R F Dデータ 7 5に従って宣伝用のコンテンツを自動的に実行できる。

図 2 0は、企業などで行われるトレーニングシステムである。

トレ一ユングシステムは、コンテンツの供給と R F Dデータ 7 5の作成を行う本部 8 0と、ネットワーク 8 1を介して本部 8 0と接続される企業 8 2内に設置されるサーバ 8 3と L A Nで接続された複数の再生装置 8 4 aとからなる。

上記の構成によれば、 R F Dデータの記載に従って、企業 8 2内に設置される複数の再生装置 8 4 aでトレーニング用のコンテンツを自動的に再生することが可能になる。ここで、再生装置 8 4 aは、前述した再生装置 9と同様の構成を有している。

また、博物館などで、展示物ごとに再生装置を設け、決まった時間に展示物のプレゼンテ一ション用のコンテンツを自動的に再生するようなシステムも実現できる。

以上説明したように、本実施形態のデータ処理システムによれば、 R F Dデ一タ作成装置 1において R F Dデータを生成して再生装置 9に送信し、それとは別にコンテンツデータを再生装置 9に送信する。そのため、再生装置 9の再生画面を変更したり、複数の再生装置 9に異なる再生画面を提供する場合に、 R F Dデータ作成装置 1において R F Dデータのみを変更すればよく、 R F Dデータ作成装置 1の負荷を軽減できる。また、本実施形態のデータ処理システムによれば、図 2に示すように、コンテンッサーバ装置 2 2から再生装置 9にコンテンツデータを提供することで、 R F Dデータ作成装置 1はコンテンッデータ自体を保持する必要がなくなり、 R F D データ作成装置 1の保存に伴う負担を軽減できる。

また、本実施形態のデータ処理システムによれば、 R F Dデータ内に同時に再生される他のコンテンツデータ間の依存関係を示す情報が記述れているため、再生装置 9において、複数ファイルからなる動画において、スキップ再生やシャトルサーチなどを行った場合、即座に関連するイベント番号を参照でき、異なる属性のコンテンツデータを組み合わせたィベントの特殊再生を高速に行うことが可能になる。

また、本実施形態のデータ処理システムによれば、 R F Dデータは外部機器をコントロールするための制御信号を管理するようにしたので、外部機器の制御を R F Dデータに同期して自動的に行うことが可能である。これにより、外部機器の無人運用が可能になり、コストの削減が期待できる'。また、省エネルギー化も期待できる。産業上の利用可能性

以上のように、本発明のデータ生成装置、データ再生装置、データ処理システムおよびそれらの方法動画、静止画、テキストなどコンテンツデータの再生形式を管理する場合に適している。

Claims

言青 5Ef¾ ¾E IS

1 . 複数のコンテンツデータの提供先における再生形式を指定する再生形式指定デ一タを生成するデ一タ生成装置であつて、

前記複数のコンテンッデー夕の各々の識別デ一タについて、当該識別デ

—タと、当該識別データに対応した前記コンテンッデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデ一夕とを対応付けて示す再生形式指定データを生成するデ一タ生成手段

を有するデータ生成装置。

2 . 前記データ生成手段は、

前記提供先が、新たな前記再生形式指定データを受け取るタイミングを示す更新タイミング規定デ一夕を含む第 1のデータ部と、

前記複数のコンテンツデータの各々に対応して設けられ、対応するコンテンッデータの前記識別データと、前記再生タイミングと、前記同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデータとを対応付けて示す複数の第 2のデータ部と

を含む前記再生形式指定データを生成する

請求項 1に記載のデータ生成装置。

3 . 前記データ生成手段は、前記同時に再生される他の前記コンテンツデ一夕に対応する前記第 2のデータ部の識別データを、前記同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデータとして含む前記再生形式指定データを生成する

請求項 2に記載のデ一タ生成装置。

4 . 前記データ生成手段は、前記コンテンツデータが画像データである場合に、前記提供先での再生画面内における前記画像データの表示位置および表示サィズを示すデータをさらに含む前記第 2のデータ部を生成する

請求項 2に記載のデ一タ生成装置。

5 . 前記データ生成手段が生成した前記再生形式指定データを前記提供先に送信する制御を行う制御手段

をさらに有する請求項 1に記載のデータ生成装置。

6 . 前記埠供先で同時に再生される複数の前記コンテンツデータを連続したタイミングで前記提供先に送信する制御を行う制御手段

をさらに有する請求項 1に記載のデータ生成装置。

7 . 前記再生タイミングを規定し、同じ再生タイミングで再生される複数の前記コンテンッデータを指定する入力欄を有し、前記再生タイミングに応じて複数の前記入力欄が順に設けた入力画面を表示する制御を行う表示制御手段

を有し、

前記データ生成手段は、前記表示制御手段によつて表示制御された前記入力画面上で同じ前記入力欄に入力された複数の前記コンテンッデー夕の前記識別データのそれぞれについて、当該コンテンッ 'データと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデ一夕を対応付けて示す前記再生形式指定データを生成する

請求項 1に記載のデータ生成装置。

8 . 前記コンテンツデータは、動画、静止画およびテキストの少なくとも一つのデータである

請求項 1に記載のデータ生成装置。

9 . 前記データ生成手段は、前記コンテンツデータの再生に係わる前記提供 '先の機器を制御する制御データを、当該機器の制御タイミングに対応した前記再生タイミングとさらに対応付けて示す前記再生形式指定データを生成する

請求項 1に記載のデータ生成装置。

1 0 . 前記コンテンツデータが動画像のデータである場合に、所定のフレームから当該動画像の最初に再生されるフレームまでのフレーム数を示すスポット累積データをさらに対応付けて示す前記再生形式指定データを生成する

請求項 1に記載のデータ生成装置。

1 に複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別デ一タに対応した前記コンテンッデ一夕の前記提供先での再生夕ィミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと tii記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを入力する入力手段と、

前記入力手段が入力した前記再生形式指定データに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデ一夕と、当該識別デ一タと対応付けられた前記他のコンテンッデータとを、当該識別デ一夕に対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する再生手段と

を有するデータ再生装置。

1 2 . 前記コンテンツデータは、動画、静止画およびテキストの少なくとも一つのデ一夕である

請求項 1 1に記載のデータ再生生成装置。

1 3 . 前記再生形式指定データが、前記コンテンツデータの再生に係わる前記提供先の機器を制御する制御データを当該機器の制御タイミングに対応した前記再生タイミングとさらに対応付けて示す場合に、前記再生タイミングで、当該再生タイミングに対応付けられた制御データを基に前記機器を制御する制御手段をさらに有する請求項 1 1に記載のデータ再生装置。

1 4 . 前記コンテンツデータが動画像のデータであり、前記再生形式指定データが所定のフレームから当該動画像の最初に再生されるフレームまでのフレーム数を示すスポット累積データをさらに対応付けて示す場合に、

前記再生手段は、前記スポット累積データを基に、前記動画像の再生を開始するタイミグを決定する請求項 1 1に記載のデータ再生装置。

1 5 . 複数のコンテンツデータの提供先における再生形式を指定する再生形式指定データを生成するデータ生成装置と、

前記データ生成装置が生成した前記再生形式指定データを基に再生を行うデータ再生装置と

を有し、

前記データ生成装置は、前記複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンツデータを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを生成し、当該生成した前記再生形式指定デー夕を前記データ再生装置に送信し、

前記データ再生装置は、前記データ生成装置から受信した前記再生形式指定デ一タに示された各々の前記識別デ一タについて、当該識別デ一夕に対応するコンテンツデータと、当該識別データと対応付けられた前記他のコンテンツデ

—タとを、当該識別データに対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する

データ処理システム。

1 6 . 複数のコンテンツデータの提供先における再生形式を指定する再生形式指定デ一タを生成するデータ生成方法であつて、

操作命令を入力する第 1の工程と、

前記第 1の工程で入力した前記操作命令を基に、前記複数のコンテンツデ一夕の各々の識別デ一夕について、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータの前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデ一夕と前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデ一タとを対応付けて示す再生形式指定データを生成する第 1の工程と

•を有するデータ生成方法。

1 7 . 複数のコンテンツデータの各々の識別データについて、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンッデ一夕の前記提供先での再生タィミングと、当該識別データに対応した前記コンテンツデータと前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデータを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを入力する第 1の工程と、

前記第 1の工程で入力した前記再生形式指定データに示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別データと対応付けられた前記他のコンテンツデータとを、当該識別デ一夕に対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する第 2の工程と

を有するデータ再生方法。

1 8 . データ生成装置によって、前記複数のコンテンツデータの各々の識別デ —夕について、当該識別データと、当該識別データに対応した前記コンテンツデ —夕の前記提供先での再生タイミングと、当該識別データに対応した前記コンテンッデ一夕と前記提供先で同時に再生される他の前記コンテンッデ一タを特定するデータとを対応付けて示す再生形式指定データを生成する第 1 の工程と、前記第 1の工程で生成した前記再生形式指定データを、前記データ生成装置からデータ再生装置に送信する第 2の工程と、

前記データ再生装置によって、前記第 2の工程で受信した前記再生形式指定デー夕に示された各々の前記識別データについて、当該識別データに対応するコンテンツデータと、当該識別データと対応付けられた前記他のコンテンツデ一夕とを、当該識別データに対応付けられた前記再生タイミングで同時に再生する第 3の工程と

を有するデータ処理方法。