WO2002003928A1 - Produits cosmetiques - Google Patents

Description

化粧料 技術分野

本発明は、 力ルポキシル基及ぴ Z又は力ルポン酸無水物を含有する、 ポリエチレンヮックス及び/又明はポリプロピレンワックスをシリ コーン で変性してなる、 シリコーン変性ヮックス

田 を使用した化粧料に関する。 更に詳細には、 上述した特定のシリコーン変性ヮックスを含有すること によって、 軽い延びとさつばりした使用感、 そして汗、 水に強い撥水性 を有すると共に、 塗布する事により、 柔軟性、 平滑性及ぴェモリエン ト 効果を付与し、 自然なつやを与える効果に優れた、 良好な経時安定性を 有する化粧料に関するものである。 背景技術

従来、 柔軟性、 平滑性、 ェモリエント効果等を持たせる目的で、 パラ フィン、 エステル、 高級アルコール、 グリセライ ドなどの液体油を化粧 料に含有したものが用いられているが、 これらの化粧料には、 油っぽさ やべたつき、 油膜感が生じる等の欠点があった。 そこで、 油っぽさやべ たつき、 油膜感を押さえるために、 前記構成の化粧料にジメチルポリシ ロキサンなどのシリコーン油を化粧料に配合することも知られている。 しかしながら、 シリ コーン油は軽い延びと優れた平滑性、 及び撥水性 を有する反面、 炭化水素系の液体油との相溶性が悪いという欠点があつ た。 また、 表面張力が低くすばやく拡散するので持続性に乏しい為、 上 記シリコーン油を固形化する試みもされている。

シリコーン油を固形状にする素材としては、 シリコーン鎖にアルキル 基を導入した化合物（特開平 2— 6 4 1 1 5号公報）、 シリコーン鎖に炭 素数が 2 1〜 3 0の脂肪族アルコール又は酸のエステル基を導入した化 合物 （特開平 1 0— 5 0 0 4 3 1公報）、 アタ リ レートシリ コーン （特開 平 2— 1 3 2 1 4 1公報） などが提案されているが、 シリコーン鎖にァ ルキル基や長鎖脂肪族エステル基を導入した化合物ではシリコーン油自 身を滑らかに固形化することは難しく、 液体油剤であるエステル油、 ト リグリセライ ド油、 パラフィン油等を共存させ、 ワックス類との親和性 を向上させることにより固形化することが一般的である。 また、 アタ リ レートシリコーンの場合には、 シリコーン油単独でも固形化物を形成す るが、 その固形化物は樹脂状となって化粧品で要求される滑らかさに欠 けるので、 シリ コーン油の特性を充分に発揮した固形物で、 滑らかさの 点で十分に満足する事のできるものは未だ得られていない。

本発明者等は、 化粧料に好適な固形状シリコーン油について鋭意研究 を行った結果、 力ルポキシル基及ぴ Z又はカルボン酸無水物を含有する ポリエチレンワックス及び/又はポリプロピレンワックスと、 好ましく は、 分子内にただ 1つのエポキシ基を有するシリコーン化合物を反応さ せるか、 或いは、 上記ワックスと分子内に唯一の炭素一炭素二重結合と 唯一のエポキシ基を併せ持つ化合物を反応させた後、 好ましくは、 分子 内にただ 1つの珪素一水素結合を有するシリコーン化合物をヒ ドロシリ ル化反応させることにより得られる、 分子内にエステル結合を含有する シリコーン変性ワックスを配合することにより、 シリコーン油を滑らか な固形状にすることができることを見出し本発明に到達した。

従って本発明の目的は、塗布時のベたつきや重さがなく さらさらして、 のぴ広がりも軽く、 後肌もさらつとしたなめらかな感触を有する等、 軽 い延びとさっぱりした使用感を有し、 汗や水に対して強い撥水性を持つ と共に、 塗布する事による適度な水分の蒸散性を損なうことなく、 柔軟 性、 平滑性、 ェモリエント効果等を付与し、 自然なつやを与える等、 使 用性に優れると共に良好な経時安定性を有する化粧料を提供することに ある。 発明の開示

本発明は A ) 成分としてシリコーン変性ワックスを含有する化粧料で あって、 前記シリコーン変性ワックスが、 低分子量ポリエチレン及び/ 又は低分子量ポリプロピレンとシリコーンとがエステル結合を介して連 結してなるワックスであることを特徴とする化粧料である。

本発明の化粧料は、 塗布時のベたつきや重さがなくさらさらして、 の ぴ広がりも軽く、 後肌も、 さらつとしたなめらかな感触を有する等、 軽 い延びとさっぱりした使用感を有している。 更に、 汗や水に強い撥水性 を持つと共に、 塗布しても、 適度な水分の蒸散を損なうことなく、 柔軟 性、 平滑性、 ェモリエント効果等を付与することができ、 自然なつやを 与える等、 使用性に優れるだけでなく良好な経時安定性を有する。 発明を実施するための最良の形態

本発明のシリコーン変性ワックスの原料となる、 力ルポキシ基及び/ 又はカルボン酸無水物を含有する、 低分子量のポリエチレン及び Z又は ポリプロピレンにおける分子量は、 1 , 0 0 0〜5 0， 0 0 0であるこ とが好ましく、 特に無水マレイン酸をグラフトしてなる、 酸価が 1 0〜 1 0 0 K O H m g / gのものが好適に使用される。 これらのポリェチ レン及びポリプロピレンは、 例えば三井化学 （株） より三井ハイヮック ス、 三洋化成 （株） よりユーメッタスなる商品名で販売されているが、 このような高融点シリコーンワックスは、 これまで化粧料に使用された 例がない。 しかしながら本発明においては、 この高融点の特性によって シリコーン油自身を滑らかに固形化することが可能となった。

本発明で使用する上記シリコーン変性ヮッタスの合成法は 2つに大別 される。 第 1は、 力ルポキシ基及び/又はカルボン酸無水物含有ポリェ チレン（又はポリプロピレン）ワックスに対し、 好ましくは、 片末端のみ にエポキシ基を有するジメチルシリコーンを反応させる方法である。 両 末端や分子中に 2個以上のエポキシ基を有するシリコーン化合物も、 反 応生成物がゲル化しない範囲で使用可能である。 反応時には、 溶剤は使 用しても使用しなくても良いが、 反応温度は 1 0 0 °C以上であることが 好ましく、 特に 1 4 0 °C以上とすることが好ましい。

無溶剤で反応させる場合にはヮッタスの融点以上で反応させる事が好 ましい。 触媒は使用しても使用しなくても良いが、 使用する場合には、 3級ァミン、 金属石鹼、 イミダゾール化合物等が好適に使用される。 ヮ ッタスとシリコーンの反応比率は、 ヮッタスのカルボキシ基 1当量に対 し、 シリコーン化合物のエポキシ基が 0 . 2〜 5当量となるようにする ことが好ましく、 特に 0 . 5〜 2当量とすることが好ましい。 エポキシ 基は、 鎖状のエポキシ基よりも環状のエポキシ基の方が反応性は良好で ある。 反応温度にもよるが、 通常 5〜 1 0時間で反応は完結する。

第 2の方法は、 カルボキシ基及び/又はカルボン酸無水物含有ポリェ チレン（又はポリプロピレン）ヮッタスに対し、 まず、 セロキサイ ド 2， 0 0 0 (ダイセル化学 （株） 製ビュルシクロへキセンェポキサイ ドの商 品名）等の、 分子内にエポキシ基並びに二重結合を含有する化合物を反 応させる方法である。 この場合、 上記セロキサイ ド 2， 0 0 0等は、 減 圧下の加熱により反応後に除去することが出来るので、 ワックスのカル ボキシ基 1当量に対して 1 . 2〜 5当量のセロキサイ ド 2， 0 0 0等を 使用することが、 反応効率を高める点から好ましい。 反応条件は前述し たエポキシシリコーン化合物の場合と同様である。 セロキサイ ド 2， 0 0 0等を減圧下で加熱 ·留去することにより、 二 重結合が導入されたポリエチレン（又はポリプロピレン）ワックスが得 られる。 このワックスと珪素一水素結合を有するシリコーンとの付加反 応は、 無溶剤で反応させる場合にはワックスの融点以上、 溶剤を使用す る場合には、 8 0 °Cから 1 4 0 ^とすることが好ましい。触媒としては、 塩化白金酸等の貴金属触媒が使用される。 この場合、 ワックスの二重結 合 1当量に対し、 シリコーン化合物中の S i H基を 0 . 1〜5当量とす ることが好ましく、 特に 0 . 2〜 1当量とすることが好ましい。 溶剤を 使用する場合には、 溶剤を減圧下で加熱 ·留去することにより、 目的の シリコーン変性ワックスを得ることができる。

本発明のシリコーン化合物は、各種の用途に使用することができるが、 スキンケア製品、 メークアップ製品、 頭髪製品、 制汗剤製品、 紫外線防 御製品等の、 特に皮膚や毛髪に外用されるすべての化粧料の原料として 好適である。 この場合における、 A ) 成分としてのシリコーン変性ヮッ タスの配合量は、 化粧料全体の 0 . 1〜 9 5重量％の範囲が使用可能で あり、 特に、 粉体成分が処方全体の 2 5 %以下の化粧料における、 固形 状又はスティック状化粧料である場合は、 化粧料全体の 5〜9 5重量％ の配合が好適であり、 粉体成分が処方全体の 8 0重量。 /₀以上である、 固 形状化粧料である場合には、 化粧料全体の 0 . 1〜 1 0重量％配合する ことが好適である。

本発明の化粧料には、その目的に応じて 1種又は 2種以上の油剤を B ) 成分として配合することができる。 この場合、 通常の化粧料に使用され るものであれば、 固体、 半固体、 液状、 いずれの油剤でも使用すること ができる。

例えば、 天然動植物油脂類及び半合成油脂としては、 アポガド油、 ァ マ二油、 アーモンド油、 イボタロウ、 エノ油、 ォリーブ油、 カカオ脂、 カポックロウ、 カャ油、 カルナウパロウ、 肝油、 キャンデリラロゥ、 牛 脂、 牛脚脂、 牛骨脂、 硬化牛脂、 キヨウ-ン油、 鯨ロウ、 硬化油、 小麦 胚芽油、 ゴマ油、 コメ胚芽油、 コメヌ力油、 サトウキビロウ、 サザン力 油、 サフラワー油、 シァバター、 シナギリ油、 シナモン油、 ジョジョパ ロウ、 セラックロウ、 タートル油、 大豆油、 茶実油、 ツバキ油、 月見草 油、 トウモロコシ油、 豚脂、 ナタネ油、 日本キリ油、 ヌカロウ、 胚芽油、 馬脂、 パーシック油、 パーム油、 パーム核油、 ヒマシ油、 硬化ヒマシ油、 ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、 ヒマヮリ油、 ブドウ油、 べィベリー口 ゥ、 ホホパ油、 マカデミアナッツ油、 ミツロウ、 ミンク油、 綿実油、 綿 ロウ、 モクロウ、 モクロウ核油、 モンタンロウ、 ヤシ油、 硬化ヤシ油、 トリヤシ油脂肪酸ダリセライ ド、 羊脂、 落花生油、 ラノリン、 液状ラノ リン、 還元ラノ リ ン、 ラノ リンアルコール、 硬質ラノ リン、 酢酸ラノ リ ン、 ラノ リ ン脂肪酸ィソプロピル、 P O Eラノ リ ンアルコールエーテル、 P O Eラノリンアルコールァセテ一ト、 ラノリン脂肪酸ポリエチレング リ コール、 P O E水素添加ラノ リ ンアルコールエーテル、 卵黄油等が挙 げられる。 但し、 P O Eはポリオキシエチレンを意味する。

炭化水素油としては、 ォゾケライ ト、 スクヮラン、 スクワレン、 セレ シン、 パラフィン、 パラフィンワックス、 流動パラフィン、 プリスタン、 ポリイソブチレン、 マイクロク リ スタ リ ンワックス、 ワセリ ン等；高級 脂肪酸としては、 ラウリン酸、 ミ リスチン酸、 パルミチン酸、 ステアリ ン酸、 ベヘン酸、 ゥンデシレン酸、 ォレイン酸、 リノール酸、 リノレン 酸、 ァラキドン酸、 エイコサペンタエン酸 （E P A )、 ドコサへキサェン 酸 （D H A ) 、イソステアリン酸、 1 2—ヒ ドロキシステアリン酸等が 挙げられる。

高級アルコールとしては、 ラウリルアルコール、 ミ リスチルアルコー ル、 パノレミチノレアノレコーノレ、 ステアリノレアノレコーノレ、 ベへニノレアノレコー ル、 へキサデシルアルコール、 ォレイルアルコール、 イソステアリルァ ノレコール、 へキシノレドデカノーノレ、 オタチルドデカノーノレ、 "^ トステア リルアルコール、 2一デシノレテトラデシノール、 コレステロール、 フィ トステロ一ノレ、 p Ο Eコレステローズレエーテノレ、 モノステアリノレグリセ リンエーテル（パチルアルコール）、モノォレイノレグリセリノレエーテル（セ ラキルアルコール） 等が挙げられる。

エステル油としては、 アジピン酸ジイソプチル、 アジピン酸 2 —へキ シルデシル、 アジピン酸ジー 2 —へプチルゥンデシル、 モノイソステア リン酸 N—アルキルグリコール、 イソステアリン酸イソセチル、 トリイ ソステアリン酸トリメチロールプロパン、 ジ一 2—ェチノレへキサン酸ェ チレングリ コー/レ、 2—ェチノレへキサン酸セチノレ、 ト リ ー 2—ェチノレへ キサン酸トリメチロールプロパン、 テトラ 2—ェチレへキサン酸ペン タエリスリ トール、 オタタン酸セチノレ、 ォクチノレドデシノレガムエステノレ、 ォレイン酸ォレイル、ォレイン酸ォクチルドデシル、ォレイン酸デシル、 ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、 タエン酸トリエチル、 コハク酸 2ーェチルへキシル、 酢酸ァミル、 酢酸ェチル、 酢酸ブチル、 ステアリ ン酸イソセチル、 ステアリン酸プチル、 セパシン酸ジイソプロピル、 セ バシン酸ジ一 2—ェチルへキシル、 乳酸セチル、 乳酸ミ リスチル、 パル ミチン酸イソプロピル、 パルミチン酸 2—ェチルへキシノレ、 パルミチン 酸 2—へキシルデシル、 パルミチン酸 2—へプチルゥンデシル、 1 2— ヒ ドロキシステアリル酸コレステリル、 ジペンタエリスリ トール脂肪酸 エステル、 ミリスチン酸イソプロピル、 ミ リスチン酸オタチルドデシル、 ミ リスチン酸 2 —へキシルデシル、 ミ リスチン酸ミリスチル、 ジメチル オクタン酸へキシルデシル、 ラウリン酸ェチル、 ラウリン酸へキシル、 N—ラウロイルー L—グルタミン酸一 2—オタチノレドデシルエステノレ、 リンゴ酸ジイソステアリル等； グリセライ ド油としては、 ァセトグリセ リル、 トリイソオクタン酸グリセリル、 トリイソステアリン酸ダリセリ ル、 トリイソパルミチン酸グリセリル、 モノステアリン酸グリセリル、 ジ一 2—へプチルゥンデカン酸グリセリル、 トリ ミ リスチン酸グリセリ ル、 ミ リスチン酸ィソステアリン酸ジダリセリル等が挙げられる。

シリ コーン油としては、 ジメチルポリシロキサン、 メチルフエ二ルポ リシロキサン， メチノレハイ ドロジエンポリシロキサン、 ジメチノレシ口キ サン ' メチルフエ-ルシロキサン共重合体等の低粘度から高粘度のオル ガノポリシロキサン、 オタタメチルシクロテトラシロキサン、 デカメチ ルシクロペンタシロキサン、 ドデカメチノレシク口へキサシロキサン， テ トラメチルテトラハイ ドロジェンシクロテ トラシロキサン、 テトラメチ ルテトラフエエルシクロテトラシロキサン等の環状シロキサン、 高重合 度のガム状ジメチルポリシロキサン、 ガム状のジメチルシロキサン . メ チルフエエルシロキサン共重合体等のシリ コーンゴム、 及ぴシリ コーン ゴムの環状シロキサン溶液、 トリメチルシロキシケィ酸、 トリメチルシ ロキシケィ酸の環状シロキサン溶液、 ステアロキシシリ コーン等の高級 アルコキシ変性シリ コーン、 高級脂肪酸変性シリ コーン、 アルキル変性 シリコーン、 ァミノ変性シリコーン、 フッ素変性シリコーン、 シリコー ン樹脂及ぴシリコーンレジンの溶解物等が挙げられる。 フッ素系油剤と しては、 パーフルォロポリエーテル、 パーフルォロデ力リン、 パーフル ォロォクタン等が挙げられる。

これらの B )成分である油剤の配合量は、化粧料全体の 1〜9 8重量％ の範囲が好適である。 特に、 化粧料が固形又はスティック状等の固形状 の場合は、 化粧料全体の 5〜9 5重量％配合することが好適である。 本発明の化粧料には、 その目的に応じて C ) 成分として水を配合する ことも出来る。 その配合量は、 化粧料全体の 1〜 9 5重量％の範囲であ ることが好適である。 本発明の化粧料には、 その目的に応じて、 D ) 成分として分子構造中 にアルコール性水酸基を有する化合物を 1種又は 2種以上用いることも できる。

本発明において添加することのできるアルコール性水酸基を有する化 合物としては、 エタノール、 イソプロパノール等の低級アルコール、 ソ ルビトール、 マルトース等の糖アルコール等があり、 コレステロール、 シトステロ一ノレ、 フィ トステロ一ノレ、 ラノステロ一ノレ等のステローノレ、 ブチレングリコーノレ、 プロピレングリコ一ノレ、 ジブチレングリコーノレ等 の多価アルコール等がある。 配合量としては、 化粧料全体の 0 . 1〜9 8重量％の範囲が好適である。

本発明の化粧料には、 その目的に応じて、 E ) 成分として水溶性或い は水膨潤性高分子を 1種又は 2種以上用いることもできる。

例えば、 アラビアゴム、 トラガカント、 ガラクタン、 キヤロブガム、 グァーガム、 カラャガム、 カラギーナン、 ぺクチン、 寒天、 クィンスシ ード （マノレメロ）、 デンプン （コメ、 トウモロコシ、 バレイショ、 コムギ）、 アルゲコロイ ド、 トラントガム、 ローカス トビーンガム等の植物系高分 子、 キサンタンガム、 デキス トラン、 サクシノグルカン、 プルラン等の 微生物系高分子、 コラーゲン、 カゼイン、 アルプミン、 ゼラチン等の動 物系高分子、 カルボキシメチルデンプン、 メチルヒ ドロキシプロビルデ ンプン等のデンプン系高分子、 メチルセルロース、 ェチルセルロース、 メチルヒ ドロキシプロピノレセノレロース、 力/レポキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシメチノレセノレロース、 ヒ ドロキシプロピノレセノレロース、 ニ トロ セルロース、 セノレロース硫酸ナトリウム、 カノレポキシメチルセルロース ナトリウム、 結晶セルロース、 セルロース等のセノレロース系高分子、 ァ ノレギン酸ナトリ ウム、 ァノレギン酸プロピレングリコールエステル等のァ ルギン酸系高分子、 ポリ ビュルメチルエーテル、 カノレポキシビ二ルポリ マー等のビュル系高分子、 ポリオキシエチレン系高分子、 ポリオキシェ チレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子、 ポリアクリル酸ナトリ ゥム、 ポリェチルァクリレート、 ポリアクリルアミ ド等のァクリル系高 分子、 ポリエチレンィミン、 カチオンポリマーなど他の合成水溶性高分 子、 ベントナイ ト、 ケィ酸アルミェゥムマグネシウム、 モンモリ ロナイ ト、 バイデライ ト、 ノントロナイ ト、 サポナイ ト、 ヘク トライ ト、 無水 ケィ酸等の無機系水溶性高分子などがある。

また、 これらの水溶性高分子には、 ポリ ビュルアルコールやポリ ビニ ルピロリ ドン等の皮膜形成剤も含まれる。 また、 その配合量は、 化粧料 全体の 0 . 1〜 2 5重量％の範囲であることが好適である。

本発明の化粧料には、 その目的に応じて F ) 成分として粉体及び /又 は着色剤を 1種又は 2種以上用いることもできる。

粉体としては、通常の化粧料に使用されるものであれば、その形状（球 状、 針状、 板状等） や粒子径 （煙霧状、 微粒子、顔料級等）、 粒子構造 （多 孔質、 無孔質等） を問わず、 いずれのものも使用することができる。 こ のような紛体ゃ顔料としては、 例えば無機粉体、 有機粉体、 界面活性剤 金属塩粉体、 有色顔料、 パール顔料、 金属粉末顔料、 天然色素等があげ られる。

無機粉体の具体例としては、 酸化チタン、 酸化ジルコニウム、 酸化亜 鉛、 酸化セリ ウム、 酸化マグネシウム、 硫酸バリウム、 硫酸カルシウム、 硫酸マグネシウム、 炭酸カルシウム、 炭酸マグネシウム、 タルク、 マイ 力、 カオリン、 セリサイ ト、 白雲母、 合成雲母、 金雲母、 紅雲母、 黒雲 母、 リチア雲母、 ケィ酸、 無水ケィ酸、 ケィ酸アルミエゥム、 ケィ酸マ グネシゥム、 ケィ酸アルミ -ゥムマグネシウム、 ケィ酸カルシウム、 ケ ィ酸バリ ウム、 ケィ酸ス トロンチウム、 タングステン酸金属塩、 ヒ ドロ キシァパタイ ト、 パーミキュライ ト、 ハイジライ ト、 ベントナイ ト、 モ ンモリ ロナイ ト、 ヘク トライ ト、 ゼォライ ト、 セラミックスパウダー、 第二リン酸カルシウム、 アルミナ、 水酸化アルミニウム、 窒化ホウ素、 窒化ボロン、 シリカ等が挙げられる。

有機粉体の具体例としては、 ポリアミ ドパウダー、 ポリエステルパゥ ダー、 ポリエチレンパウダー、 ポリプロピレンパウダー、 ポリスチレン パウダー、 ポリ ウレタンパウダー、 ベンゾグァナミンパウダー、 ポリメ チノレべンゾグアナミンパウダー、 テ トラフ/レオ口エチレンパウダー、 ポ リメチノレメタクリ レー トノ ウダ一、 セノレロースパウダー、 シルクパウダ 一、 ナイロンパウダー、 1 2ナイロンノ ウダ一、 6ナイ口ンパゥダー、 ジメチルシリ コーンを架橋した構造を持つ架橋型シリ コーン微粉末、 ポ リメチルシルセスキォキサンの微粉末、 スチレン 'アタリル酸共重合体、 ジビニルベンゼン ' スチレン共重合体、 ビュル樹脂、 尿素樹脂、 フヱノ ール樹脂、 フッ素樹脂、 ケィ素樹脂、 アク リル樹脂、 メラ ミン樹脂、 ェ ポキシ榭脂、 ポリカーボネィ ト榭脂等の樹脂微粉末、 微結晶繊維粉体、 デンプン粉末、 ラウロイルリジン粉末等が挙げられる。

界面活性剤金属塩粉体 （金属石鹼） の具体例としては、 ステアリン酸 亜鉛、 ステアリ ン酸アルミニウム、 ステアリ ン酸カルシウム、 ステアリ ン酸マグネシウム、 ミリスチン酸亜鉛、 ミ リスチン酸マグネシウム、 セ チルリン酸亜鉛、 セチルリン酸カルシウム、 セチルリン酸亜鉛ナトリ ウ ム等が挙げられる。

有色顔料の具体例としては、 酸化鉄、 水酸化鉄、 チタン酸鉄等の無機 赤色系顔料、 γ—酸化鉄等の無機褐色系顔料、 黄酸化鉄、 黄 ±等の無機 黄色系顔料、 黒酸化鉄、 カーボンブラック等の無機黒色系顔料、 マンガ ンバイオレッ ト、 コバルトバイオレッ ト等の無機紫色系顔料、 水酸化ク ロム、 酸化クロム、 酸化コバルト、 チタン酸コバルト等の無機緑色系顔 料、 紺青、 群青等の無機青色系顔料、 タール系色素をレーキ化したもの、 天然色素をレーキ化したもの、 及びこれらの粉体を複合化した合成樹脂 粉体等が挙げられる。

パール顔料の具体例としては、 酸化チタン被覆雲母、 酸化チタン被覆 マイ力、 ォキシ塩化ビスマス、 酸化チタン被覆ォキシ塩化ビスマス、 酸 化チタン被覆タルク、 魚鱗箔、 酸化チタン被覆着色雲母等；金属粉末顔 料としては、 アルミニウムパウダー、 力ッパーパウダ一、 ステンレスパ ウダ一等が挙げられる。

タール色素としては、 赤色 3号、 赤色 1 0 4号、 赤色 1 0 6 ^·、 赤色 2 0 1号、 赤色 2 0 2号、 赤色 2 0 4号、 赤色 2 0 5号、 赤色 2 2 0号、 赤色 2 2 6号、 赤色 2 2 7号、 赤色 2 2 8号、 赤色 2 3 0号、 赤色 4 0 1号、 赤色 5 0 5号、 黄色 4号、 黄色 5号、 黄色 2 0 2号、 黄色 2 0 3 号、 黄色 2 0 4号、 黄色 4 0 1号、 青色 1号、 青色 2号、 青色 2 0 1号、 青色 4 0 4号、 緑色 3号、 緑色 2 0 1号、 緑色 2 0 4号、 緑色 2 0 5号、 橙色 2 0 1号、 橙色 2 0 3号、 橙色 2 0 4号、 橙色 2 0 6号、 橙色 2 0 7号等；天然色素としては、 カルミン酸、 ラッカイン酸、 カルサミン、 ブラジリ ン、 クロシン等から選ばれる粉体がある。

これらの粉体は本発明の効果を妨げない範囲で、 粉体を複合化したも のや、 一般油剤、 シリ コーン油、 フッ素化合物、 界面活性剤等で処理し たものも使用することができ、 必要に応じて一種、 又は二種以上を用い ることができる。 また、 配合量は化粧料全体の 0 . 1〜9 9重量％の範 囲が好適である。 特に、 粉末状又は固形状化粧料の場合の配合量は、 化 粧料全体の 8 0〜9 9重量％の範囲が好適である。

本発明の化粧料には、 その目的に応じて 1種又は 2種以上の界面活性 剤を G ) 成分として用いることもできる。 このような界面活性剤として は、 ァニオン性、 カチオン性、 非ィオン性及び両性の活性剤があるが、 本発明においては特に制限されることはなく、 通常の化粧料に使用され るものであれば、 いずれのものも使用することができる。

以下に具体的に例示すると、 ァユオン性界面活性剤としては、 ステア リ ン酸ナトリ ゥムゃパルミチン酸ト リエタノールァミン等の脂肪酸セッ ケン、 アルキルエーテルカルボン酸及びその塩、 アミノ酸と脂肪酸の縮 合物塩、 アルカンスルホン酸塩、 アルケンスルホン酸塩、 脂肪酸エステ ルのスルホン酸塩、 脂肪酸アミ ドのスルホン酸塩、 ホルマリ ン縮合系ス ルホン酸塩、 アルキル硫酸エステル塩、 第二級高級アルコール硫酸エス テル塩、 アルキル及びァリルエーテル硫酸エステル塩、 脂肪酸エステル の硫酸エステル塩、 脂肪酸アルキロールアミ ドの硫酸エステル塩、 ロー ト油等の硫酸エステル塩類、 アルキルリン酸塩、 エーテルリン酸塩、 ァ ルキルァリルエーテルリ ン酸塩、 アミ ドリ ン酸塩、 N—ァシルアミノ酸 系活性剤等； カチオン性界面活性剤としては、 アルキルアミン塩、 ポリ ァミン及ぴァミノアルコール脂肪酸誘導体等のアミン塩、 アルキル四級 アンモェゥム塩、 芳香族四級アンモニゥム塩、 ピリジゥム塩、 イミダゾ リ ウム塩等が挙げられる。

非イオン性界面活性剤としては、 ソルビタン脂肪酸エステル、 グリセ リ ン脂肪酸エステル、 ポリ グリセリ ン脂肪酸エステル、 プロピレンダリ コール脂肪酸エステル、 ポリエチレングリ コール脂肪酸エステル、 ショ 糖脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンアルキルエーテル、 ポリオキシ プロピレンアルキルエーテノレ、 ポリオキシエチレンアルキルフエ二/レエ 一テル、 ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンソル ビタン脂肪酸エステル、 ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ ル、 ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、 ポリオキシェチレ ンプロピレングリ コール脂肪酸エステル、ポリォキシエチレンヒマシ油、 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、 ポリオキシエチレンフィ トスタノ一 ノレエーテノレ、 ポリオキシエチレンフィ トステロ一/レエーテノレ、 ポリオキ シエチレンコレスタノールエーテル、 ポリォキシエチレンコレステリノレ エーテル、 直鎖或いは分岐状ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシ ロキサン、 直鎖状或いは分岐状ポリオキシアルキレン · アルキル共変性 オルガノポリシロキサン、 アル力ノールアミ ド、 糖エーテル、 糖アミ ド 等が挙げられ、 両性界面活性剤としては、 ベタイン、 ァミノカルボン酸 塩、 イミダゾリン誘導体、 アミ ドアミン型界面活性剤等が挙げられる。 また、 界面活性剤の配合量は、 化粧料全体の 0 . 1 〜 2 0重量％でぁる ことが好ましく、 特に 0 . 2 〜 1 0重量％の範囲が好適である。

本発明の化粧料には、 その目的に応じて 1種又は 2種以上の架橋型ォ ルガノポリシロキサンを H ) 成分として用いることもできる。 この架橋 型オルガノポリシ口キサンは、 0 . 6 5 m m ²Z秒 ( 2 5 °C ) 〜 1 0 . 0 m m ² /秒 （2 5 °C ) の低粘度シリ コーンに対し、 自重以上の低粘度 シリコーンを含んで膨潤することが好ましい。 また、 この架橋型オルガ ノポリシロキサンの架橋剤は、 分子中に二つ以上のビュル性反応部位を 持ち、 かつ、 ケィ素原子に直接結合した水素原子との間で反応すること により架橋構造を形成することが好ましい。 また、 ポリオキシアルキレ ン部分、 アルキル部分、 アルケニル部分、 ァリール部分、 及びフルォロ アルキル部分からなる群から選択される少なく とも 1種を架橋分子中に 含有する架橋型オルガノポリシロキサンを使用することもできる。 架橋 型オルガノポリシロキサンを用いる場合の配合量は化粧料の総量に対し て 0 . 1 〜 5 0重量％であることが好ましく、 更に好ましくは 1 〜 3 0 重量％である。

本発明の化粧料には、 その目的に応じて 1種又は 2種以上のシリコー ン樹脂を I ) 成分として用いることもできる。

このシリコーン榭脂は、 アクリル Zシリコーングラフト又はブロック 共重合体のアクリルシリコーン樹脂であることが好ましい。 また、 ピロ リ ドン部分、 長鎖アルキル部分、 ポリオキシアルキレン部分、 フルォロ アルキル部分、 及びカルボン酸などのァユオン部分の中から選択される 少なく とも 1種を分子中に含有するァクリルシリコーン樹脂を使用する こともできる。

更にこのシリ コーン樹脂は、 M Q、 M D Q、 M T、 M D T、 M D T Q と表されるシリコーン網状化合物であることが好ましい。伹し、上記 M、 D、 T、 Qは Μ単位、 D単位、 T単位、 Q単位と称される、 シリ コーン 分野における周知の基本構成単位を意味する。 また、 ピロリ ドン部分、 長鎖アルキル部分、ポリォキシアルキレン部分、 フルォロアルキル部分、 及びアミノ部分の中から選択される少なく とも 1種の部分を分子中に含 有するシリコーン網状化合物を使用することもできる。

ァクリルシリコーン樹脂、 シリコーン網状化合物等のシリコーン樹脂 を用いる場合の配合量は、 化粧料の総量に対して 0 . 1〜2 0重量％で あることが好ましく、 特に 1〜 1 0重量％であることが好ましい。

更に本発明の化粧料には、 本発明の効果を妨げない範囲で、 通常の化 粧料に使用される成分である、 油溶性ゲル化剤、 有機変性粘土鉱物、 樹 脂、 制汗剤、 紫外線吸収剤、 紫外線吸収散乱剤、 保湿剤、 防腐剤、 抗菌 剤、 香料、 塩類、 酸化防止剤、 p H調整剤、 キレート剤、 清涼剤、 抗炎 症剤、 美肌用成分 （美白剤、 細胞賦活剤、 肌荒れ改善剤、 血行促進剤、 皮膚収斂剤、 抗脂漏剤等）、 ビタミン類、 アミノ酸類、 核酸、 ホルモン、 包接化合物、 毛髪用固形化剤等を添加することができる。

油溶性ゲル化剤としては、 アルミニウムステアレート、 マグネシウム ステアレート、 ジンクミリステート等の金属セッケン、 N—ラウロイル 一 L—グルタミン酸、 CE， γ—ジ一 n〜ブチルァミン等のアミノ酸誘導 体、 デキストリンパルミチン酸エステル、 デキストリ ンステアリン酸ェ ステル、 デキス ト リ ン 2—ェチルへキサン酸パルミチン酸エステル等の デキス トリン脂肪酸エステル、 ショ糖パルミチン酸エステル、 ショ糖ス テアリン酸エステル等のショ糖脂肪酸エステル、 モノべンジリデンソル ビトール、 ジベンジリデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデ ン誘導体、 ジメチノレべンジルドデシルアンモニゥムモンモリ口ナイ トク レー、 ジメチノレジオクタデシルアンモニゥムモンモリロナイ トクレー等 の有機変性粘土鉱物等から選ばれるゲル化剤が挙げられる。

制汗剤としては、 アルミニウムクロロハイ ドレート、 塩化アルミユウ ム、 ァノレミニゥムセスキクロロノヽイ ドレート、 ジノレコニノレヒ ドロキシク 口ライ ド、 アルミニゥムジルコニウムヒ ドロキシクロライ ド、 アルミ二 ゥムジルコニウムダリシン錯体等から選ばれる制汗剤が挙げられる。 紫外線吸収剤としては、 パラアミノ安息香酸等の安息香酸系紫外線吸 収剤、 アントラニル酸メチル等のアントラニル酸系紫外線吸収剤、 サリ チル酸メチル等のサリチル酸系紫外線吸収剤、 パラメ トキシケィ皮酸ォ クチル等のケィ皮酸系紫外線吸収剤、 2 , 4—ジヒ ドロキシベンゾフエ ノン等のベンゾフヱノン系紫外線吸収剤、 ゥロカニン酸ェチル等のゥロ 力ニン酸系紫外線吸収剤、 4— t _ブチル一 4 ' —メ トキシ―ジベンゾ ィルメタン等のジベンゾィルメタン系紫外線吸収剤等が挙げられ、 紫外 線吸収散乱剤としては、 微粒子酸化チタン、 微粒子鉄含有酸化チタン、 微粒子酸化亜鉛、 微粒子酸化セリウム及びそれらの複合体等、 紫外線を 吸収散乱する粉体が挙げられる。

保湿剤としては、 グリセリン、 ソルビトール、 プロピレングリコール、 ジプロピレングリコーノレ、 1 ， 3—プチレングリコーノレ、 グルコース、 キシリ トーノレ、 マノレチトーノレ、 ポリエチレングリコーノレ、 ヒアノレロン酸、 コンドロイチン硫酸、 ピロリ ドンカルボン酸塩、 ポリオキシエチレンメ チルダルコシド、 ポリオキシプロピレンメチルダルコシド等がある。 防菌防腐剤としては、 パラォキシ安息香酸アルキルエステル、 安息香 酸、 安息香酸ナトリ ウム、 ソルビン酸、 ソルビン酸カリ ウム、 フエノキ シエタノール等、 抗菌剤としては、 安息香酸、 サリチル酸、 石炭酸、 ソ ルビン酸、 パラォキシ安息香酸アルキルエステル、 パラクロルメタタレ ゾール、 へキサクロ口フェン、 塩化ベンザルコニゥム、 塩化クロルへキ シジン、 トリクロロカルバニリ ド、 感光素、 フエノキシエタノール等が める。

酸化防止剤としては、 トコフエロール、 プチルヒ ドロキシァエソール、 ジブチルヒ ドロキシトルエン、 フィチン酸等、 p H調整剤としては、 乳 酸、 クェン酸、 グリコール酸、 コハク酸、 酒石酸、 d l—リンゴ酸、 炭 酸カリウム、 炭酸水素ナトリウム、 炭酸水素アンモユウム等、 キレート 剤としては、 ァラニン、 ェデト酸ナトリ ゥム塩、 ポリ リン酸ナトリ ゥム、 メタリン酸ナトリウム、 リン酸等、 清涼剤としては、 L—メントール、 カンフル等、 抗炎症剤としては、 アラントイン、 グリチルリチン酸及ぴ その塩、 グリチルレチン酸及ぴグリチルレチン酸ステアリル、 トラネキ サム酸、 ァズレン等が挙げられる。

美肌用成分としては、 胎盤抽出液、 アルブチン、 ダルタチオン、 ユキ ノシタ抽出物等の美白剤、 ロイヤルゼリー、 感光素、 コレステロール誘 導体、 幼牛血液抽出液等の細胞賦活剤、 肌荒れ改善剤、 ノ -ル酸ヮレニ ルアミ ド、 ニコチン酸べンジルエステル、 ニコチン酸 —ブトキシェチ ノレエステ/レ、 力プサイシン、 ジンゲロン、 カンタリスチンキ、 イクタモ 一ノレ、 カフェイン、 タンニン酸、 α—ボノレネオール、 ニコチン酸トコフ ェ口一ノレ、 イノシトーノレへキサニコチネート、 シクランデレート、 シン ナリジン、 トラゾリン、 ァセチルコリン、 ベラノ ミル、 セファランチン、 y—オリザノール等の血行促進剤、 酸化亜鉛、 タンニン酸等の皮膚収斂 剤、 ィォゥ、 チアントロール等の抗脂漏剤等が挙げられる。

ビタミン類としては、 ビタミン A油、 レチノール、 酢酸レチノール、 パルミチン酸レチノール等のビタミン A類、 リボフラビン、 酪酸リボフ ラビン、 フラビンアデ-ンヌクレオチド等のビタミン B 2類、 ピリ ドキ シン塩酸塩、 ピリ ドキシンジォクタノエート、 ピリ ドキシントリパルミ テート等のビタミン B 6類、 ビタミン B 1 2及ぴその誘導体、 ビタミン B 1 5及びその誘導体等のビタミン B類、 Lーァスコルビン酸、 L—ァ スコルビン酸ジパルミチン酸エステル、 Lーァスコルビン酸— 2—硫酸 ナトリ ウム、 L—ァスコルビン酸リン酸ジエステルジカリ ゥム等のビ タ ミン C類、 エノレゴカルシフエ口一ノレ、 コレ力/レシフェ口ール等のビタ ミン D類、 CK一トコフェローノレ、 ]3— トコフェローノレ、 τ /一トコフエ口 一ノレ、 酢酸 d l — α—トコフエ口一ノレ、 ニコチン酸 d 1一 α—トコフエ ロール、 コハク酸 d 1— α—トコフエロール等のビタミン E類、 ビタミ ン11、 ビタミン Ρ、 ニコチン酸、 ニコチン酸ベンジル、 ニコチン酸アミ ド等のニコチン酸類、 パントテン酸カルシウム、 D—パントテニルアル コーノレ、 ノ ントテニノレエチノレエーテノレ、 ァセチ レパントテニスレエチノレエ 一テル等のパントテン酸類、 ビォチン等がある。

アミノ酸類としては、 グリシン、 パリン、 ロイシン、 イソロイシン、 セリン、 トレオニン、 フエ二ルァラニン、 アルギニン、 リジン、 ァスパ ラギン酸、 グルタミン酸、 シスチン、 システィン、 メチォニン、 トリプ トフアン等、 核酸としては、 デォキシリボ核酸等、 ホルモンとしては、 エス トラジオール、 ェテュルエス トラジオール等が挙げられる。

毛髪固定用高分子化合物としては、 両性、 ァニオン性、 カチオン性、 非イオン性の各高分子化合物が挙げられ、 ポリ ビニルピロリ ドン、 ビニ ルピロリ ドン/酢酸ビュル共重合体等の、 ポリ ビュルピロリ ドン系高分 子ィ匕合物、 メチ /レビ二ルェ—テノレ Ζ無水マレイン酸アルキルハーフエス テル共重合体等の酸性ビ-ルエーテル系高分子化合物、 酢酸ビニル /ク 口 トン酸共重合体等の酸性ポリ酢酸ビニル系高分子、 （メタ）ァクリル酸 /アルキル （メタ） ァクリ レート共重合体、 （メタ） アタリル酸 zアルキ ル （メタ） アタリ レート Zアルキルアクリルアミ ド共重合体等の酸性ァ クリル系高分子化合物、 N—メタクリロイルェチル一 N、 N—ジメチル アンモェゥム · a—N—メチルカルボキシべタイン Zアルキル (メタ） ァクリ レート共重合体、 ヒ ドロキシプロピル （メタ） アタリ レート /ブ チルァミノェチルメタクリ レートノアクリル酸ォクチルァミ ド共重合体 等の両性アクリル系高分子化合物が挙げられる。 また、 セルロースまた はその誘導体、 ケラチンおよびコラーゲンまたはその誘導体等の天然由 来高分子化合物も好適に用いることができる。

本発明において化粧料とは、 化粧水、 乳液、 クリーム、 クレンジング、 パック、 オイルリキッ ド、 マッサージ料、 洗浄剤、 脱臭剤、 ハンドタ リ ーム、 リップクリーム等のスキンケア化粧料、 メークアップ下地、 白粉、 リキッ ドファンデーション、 油性ファンデーション、 頰紅、 アイシャ ド ゥ、 マスカラ、 アイライナー、 ァイブロウ、 口紅等のメークアップ化粧 料、 シャンプー、 リンス、 トリートメント、 セッ ト剤等の毛髪化粧料、 制汗剤、 日焼け止め乳液や日焼け止めクリームなどの紫外線防御化粧料 等が挙げられる。

またこれらの化粧料の形状としては、 液状、 乳液状、 クリーム状、 固 形状、 ペース ト状、 ゲル状、 粉末状、 プレス状、 多層状、 ムース状、 ス プレー状、 スティック状、 ペンシル状等、 種々の形態を選択することが できるが、 特に、 固形状又はスティック状が好ましい。

実施例

以下に、 本発明を実施例によって更に詳述するが本発明はこれによつ て限定されるものではない. 尚，特に断らない限り，以下に記載する「％」 は「重量％」を意味する。

合成例 1 .— 無水マレイン酸変性低分子量ポリエチレンワックス （三井ハイヮック ス 320 2 A ： 三井化学 （株） 製の商品名、 分子量 4, 400、 酸価 2 0、 カルボキシ当量 2， 8 00、 融点 1 02 ） 2 80 g (カルボキシ 基 0. 1モノレ）、 ビエルシクロへキセンェポキサイ ド 3 7. 2 g ( 0. 3 モル）、 及ぴキシレン 640 gをフラスコに仕込み、 キシレンの還流下 に 5時間反応させた。 反応終了後、 キシレンと過剰のビュルシクロへキ センェポキサイ ドを減圧下で加熱留去し、 ビニル基を分子内に有するポ リエチレンヮックスを得た。 次に、 得られたポリエチレンヮックス 20 0 gを測り取り、 下記平均構造式を有する片末端ハイ ドロジェンシロキ サン 200 g、 キシレン 8 00 g、 及ぴ塩化白金酸の 3 %イソプロパノ ール溶液 0. 2 gと共に、 キシレン還流下のフラスコ中で 5時間反応さ せた。

溶剤を減圧下で加熱 ·留去することにより、 融点が 98°Cのシリコーン 変性ワックス（ I )を得た。

合成例 2.

無水マレイン酸変性低分子量ポリプロピレンワックス (三井ハイヮッ タス NP 05 5 5A :三井化学 （株） 製の商品名、 分子量 1 7， 000、 酸価 47、 カルボキシ当量 1， 1 90、 融点 1 40°C) 1 1 9 g (カル ボキシ基 0. 1モル）、 下記平均構造式を有する片末端エポキシシリ コ ーン 1 1 9 g、 （エポキシ当量 2, 500、 ェポキシ基 0. 047モノレ）、 触媒としてジメチルエタノールァミン 0. 5 g、 及ぴ溶剤としてのキシ レン 4 0 0 gをフラスコ中に仕込み、 キシレン還流下に 5時間反応させ た。

溶剤を減圧下に加熱 ·留去することにより、 融点 1 2 7°Cのシリコーン 変性ワックス（ I I )を得た。

実施例 1 ：乳液

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0

2. ジメチルポリシロキサン （6 mm²/秒 ( 2 5 °C)) 3 0 · 0 3. デカメチノレシクロペンタシロキサン 1 0 · 0

4. トリオクタン酸グリセリル 5. 0

5 · ポリエーテル変性シリコーン (注 1 ) 5. 0

6. 1， 3—プチレングリ コーノレ 5. 0 7. 防腐剤 適 量 8. 香料 適 量

9. 精製水 4 3. 0

(注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 7 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 5を加熱溶解した。

B) 成分 6 ~ 7及び 9を混合した後、 上記 A) を加えて乳化した。

C) 上記 B) を冷却し、 成分 8を加えて乳液を得た。

以上のようにして得られた本発明品の乳液は、 ベたつきがなく、 のぴ 広がりも軽かった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 つやのある 仕上がりが得られることがわかった。

実施例 2 ：油中水型クリーム

(成分） 重量 （％) 1. ジメチルポリシロキサン （6 mm ²ノ秒 （2 5°C)) 1 0. 0

2. デカメチルシクロペンタシロキサン 7. 0

3. トリオクタン酸グリセリル 5. 0

4. ポリエーテル変性分岐型シリコーン (注 1 ) 2. 0

5. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 1. 0 6. ジプロピレングリコール 7. 0

7. 防腐剤 適 量

8. 香料 適 量 9. 精製水 6 8. 0

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 2 8 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 5を加熱混合した。

B) 成分 6〜 9を混合し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

以上のようにして得られた本発明品の油中水型クリームは、 油っぽさ やべたつきがなく、 のぴ広がりも軽くさっぱり としたものであった。 ま た、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 つやのある仕上がりが得られるこ とがわかった。

実施例 3 ：油中水型クリーム

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0 2. ジメチルポリシロキサン (6 mm²/秒 (2 5°C)) 1 0. 0

3. 架橋型ポリエーテル変性シリコーン （注 1 ) 5. 0 4. ジプロピレングリコール 1 0. 0

5. タエン酸ナトリウム 0. 2

6. エタノーノレ 5. 0

7. 防腐剤 適 量 8. 香料 適 量

9 · 精製水 6 7. 8 (注 1) 信越化学工業 （株） 製： KSG— 21 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 3を加熱溶解した。

B) 成分 4〜9を混合溶解し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

以上のようにして得られた本発明品の油中水型クリームは、 油っぽさ やべたつきがなく、 のび広がりも軽く、 みずみずしいさっぱりとした使 用性を有するものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 マ ッ ト感のある仕上がりが得られることがわかった。

実施例 4 ：油中水型メイクアップ下地

(成分）

(%)

1. 架橋型ポリエーテル変性シリコーン （注 1 ) 4 0

2. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 2) 1 0 3. ポリエーテル変性シリ コーン (注 3) 0 5

4. ジメチルポリシロキサン ( 6 mm²Z秒 ( 25。C)) 6 0

5 · ジメチルポリシロキサン (2 Omm ²/秒 (25°C)) 2 0 6. デカメチノレシクロペンタシロキサン 3 0 7. 酸化チタン Zシクロペンタシロキサン分散物 （注 4) 1 0 0 8. 合成例 1で得たシリ コーン変性ワックス （ I ) 1 0

9. ジプロピレングリコール 5 0 1 0. クェン酸ナトリウム 0. 2

1 1. メチルセルロース （2%水溶液） （注 5) 2. 5

1 2. ェタノ一ノレ 3. 0 1 3. 防腐剤 適 量 1 4. 香料 適 量

1 5. 精製水 6 1. 8

(注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 2 1 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 5 (商品名）

(注 3) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 7 (商品名）

(注 4) 信越化学工業 （株） 製： S PD_T 1 S (商品名）

(注 5) 信越化学工業 （株） 製： メ トローズ 6 5— SH4 000 (商品 名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 8を加熱混合した。

B) 成分 9〜 1 5を混合溶解し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

以上のようにして得られた本発明品の油中水型メイクアップ下地は、 油っぽさやべたつきがなく、 のび広がりも軽く、 みずみずしいさっぱり とした使用性を有するものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも 良く、 マッ ト感のある仕上がりが得られ、 さらに紫外線カット効果のあ る化粧持ちの良い優れた油中水型メイクアップ下地であることがわかつ た。

実施例 5 ：水中油型クリーム

(成分） ' 重量 （％)

1. 合成例 1 で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0 2. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 1 ) 1 5. 0

3. デカメチノレシクロペンタシロキサン 1 0. 0 4. ジメチルポリシロキサン ( 6 mm²/秒 (2 5 °C)) 1 8. 0

5. ポリエーテル変性シリコーン （注 2) 0. 7 6. プロピレングリコーノレ 3. 0 7. ポリアクリルアミ ド系混合物 （注 3) 0. 8 8. キサンタンガム （2%水溶液） 8. 0

9. 防腐剤 適 量

1 0. 香料 適 量 1 1. 精製水 ' 4 2. 5

(注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 6 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 1 (商品名）

(注 3) S E P I C製：セピゲル 3 0 5 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱混合した。

B) 成分 5〜 1 1を混合溶解した。

C) 上記 A) を上記 B) に加えて攪拌乳化した。

以上のようにして得られた本発明品の水中油水型クリームは、 のび広 がりの軽い、 さっぱりとした使用性を持つ、 優れた水中油型クリームで あることがわかった。

実施例 6 ：油中水型固形クリーム

(成分) 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 3 0. 0 2. ジメチルポリシロキサン （6mm²Z秒 (2 5 °C)) 24. 0

3. デカメチルシクロペンタシロキサン 24. 0

4. ポリエーテル変性シリコーン (注 1 ) 2. 0 5. 1 , 3—プチレングリコーノレ 2. 0

6. 防腐剤 適 量 7. 香料 適 量

8. 精製水 1 8. 0

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 7 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱溶解した。

B) 成分 5〜8を混合溶解し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

C) 上記 B) を充填して製品とした。

以上のようにして得られた本発明品の油中水型固形クリームは、 油剤 が多いにもかかわらず油っぽさやべたつきがなく、 のび広がりも軽く、 さっぱりとした使用性を有していた。 また、 密着感に優れ、 おさまりも 良く、 優れた油中水型固形クリームであることがわかった。

実施例 7 ： 口紅

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 4 0. 0 2 - ジメチルポリシロキサン （6 mm ²ノ秒 （2 5°C)) 3 0. 0

3. デカメチノレシクロペンタシロキサン 2 6. 0

4. アクリルシリコーン樹脂 （注 1 ) 4. 0

5. 顔料 適 量

6. 防腐剤 適 量 7. 香料 適 量

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KP— 54 5 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 3を加熱溶解した。

B) 成分 4〜6を混合分散し、 上記 A) に加えて均一に攪拌した。

C) 上記 B) に成分 7を添加し、 充填して製品とした。

以上のようにして得られた本発明品の口紅は、 油っぽさやべたつきが なく、 軽い滑りでのび広がりも良いものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりの良い化粧もちに優れた口紅であることがわかった。

実施例 8 ：パゥダーファンデーション

(成分） 重量 （％) 1. セリサイ ト 4 0. 0 2. マイ力 1 0. 0 3. タルク 残 量

4. 酸化チタン 1 0. 0

5. 微粒子酸化チタン 5. 0 6. ステアリン酸マグネシウム 3. 0

7. 顔料 4. 2

8. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 1. 0 9. ジメチルポリシロキサン (6 mm ²/秒 (2 5 °C)) 3. 0 1 0. 防腐剤 適 量 1 1. 香料 適 量 (製造方法）

A) 成分 8〜 1 1を混合した。

B) 成分 1〜7を混合した後、 上記 A) を加えて均一に混合した。

C) 上記 B) を金型にプレス成型し、パウダーファンデーションを得た。 以上のようにして得られた本発明品のパウダーファンデーションは、 ベたつきがなく、 のび広がりも軽いものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 つやのある仕上がりが得られるパウダーファンデ一シ ョンであることがわかった。

実施例 9 ： クリームファンデーション

(成分） 重量 （％)

1. 架橋型ポリエーテル変性シリ コーン （注 1 ) 4. 0 2. トリオクタン酸グリセリル 3. 0

3. ジメチルポリシロキサン （6 mm ²/秒 （2 5。C)) 5. 0

4. デカメチルシクロペンタシロキサン 6. 0 5. 合成例 1で得たシリ コーン変性ワックス （ I ) 2. 0 6. フッ素変性ハイブリッドシリコーン複合粉体 （注 2) 2. 5

7. 顔料 8. 0

8. アク リルシリ コーン樹脂 （注 3) 5. 0

9. ジプロピレングリ コーノレ 5. 0 1 0. クェン酸ナトリウム 0. 2 1 1. 防腐剤 適 量

1 2. 香料 適 量

1 3. 精製水 5 9. 3 (注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 2 1 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KS P— 2 0 0 (商品名）

(注 3) 信越化学工業 （株） 製： KP_ 54 5 (商品名）

(製造方法）

Α) 成分 1〜 6を加熱混合した。

Β) 成分 9〜 1 3を混合溶解し、 上記 Α) に加えて攪拌乳化した。

C) 成分 7〜8を混合し、 上記 Β) に加えて均一にした。

以上のようにして得られた本発明品のクリームファンデーションは、 ベたつきがなく、 のぴ広がりも軽いものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 マツ ト感のある仕上がりが得られるクリームファンデ ーションであることがわかった。

実施例 1 0 ： 固形ファンデーション

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリ コーン変性ワックス （ I ) 3 0. 0 2. ポリエチレンワックス 5. 0

3. ジメチルポリ シロキサン （6 mm²Z秒 （ 2 5°C)) 3 2. 5

4. デカメチノレシクロペンタシロキサン 2 8. 5

5. アク リルシリ コーン樹脂 （注 1 ) 4. 0 6. 顔料 適 量

7. 防腐剤 適 量

8. 香料 適 量 (注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KP— 5 4 5 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱溶解した。

B) 成分 5〜7を混合分散し、 上記 A) に加えて均一に攪拌した。

C) 上記 B) に成分 8を添加し、 充填して製品とした。

以上のようにして得られた本発明品の固形ファンデーションは、 油つ ぼさやべたつきがなく、 軽い滑りでのび広がりも良いものであった。 ま た、 密着感に優れ、 おさまりの良い化粧もちに優れた固形ファンデーシ ョンであることがわかった。

実施例 1 1 ： 油中水型コンパク トフアンデーション

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 3 0. 0 2. ジメチルポリシロキサン ( 6 mm² 秒 ( 2 5 °C)) 2 4. 0 3. デカメチルシクロペンタシロキサン 2 2. 0 4. アク リルシリ コーン樹脂 （注 1 ) 4. 0

5. トリメチルシロキシケィ酸 （注 2) 1. 0

6. ポリエーテル変性シリ コーン （注 3) 2. 0 7. 顔料 適 量

8. 1 , 3—ブチレングリ コーノレ 2. 0 9. 防腐剤 適 量

1 0. 香料 適 量

1 1. 精製水 1 5. 0

(注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KP— 5 4 5 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KF— 7 3 1 2 J (商品名）

(注 3 ) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 7 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜5を加熱溶解した。

B) 成分 8〜 9及び 1 1を混合溶解し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。 C) 成分 6〜 7を混合分散し、 上記 B) に加えて均一に攪拌した。

D) 上記 C) に成分 1 0を添加し、 充填して製品とした。

以上のようにして得られた本発明品の油中水型コンパク トフアンデー シヨンは、 油剤が多いにもかかわらず油っぽさやべたつきがなく、 のぴ 広がりも軽く、 さっぱりとした使用性を有するものであった。 また、 密 着感に優れ、 おさまりも良く化粧もちに優れた油中水型コンパク トファ ンデ——ン 3ンであることがわかった。

実施例 1 2 ： アイシャドウ

(成分） 重量 （％)

1. セリサイ ト 4 0. 0 2. マイ力 1 0. 0

3. タルク 残 量

4. 酸化チタン 1 0. 0

5. 微粒子酸化チタン 5. 0

6. ステアリン酸マグネシウム 3. 0 7. 顔料 適 量

8. オタチルドデカノール 3. 0 9. ジメチルポリシロキサン ( 6 mm²/秒 ( 2 5。C)) 8. 0 1 0. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0 1 1. 防腐剤 適 量 1 2. 香料 適 量 (製造方法）

A) 成分 8〜1 1を加熱混合した。

B) 成分 1〜7を混合した後、 上記 A) を加えて均一に混合した。

C) 成分 1 4を上記 B) に添加した。

以上のようにして得られた本発明品のアイシャドウは、 ベたつきがな く、 のぴ広がりも軽いものであった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも 良く、 つやのある仕上がりが得られ、 化粧持ちの良いことがわかった。 実施例 1 3 ：パウダーアイプロゥ

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 3. 0 2 · ジメチルポリシロキサン ( 6 mm²,秒 ( 2 5。C)) 5. 0

3. トリオクタン酸グリセリル 2. 0

4. シリ コーン処理マイ力 4 0. 0

5. シリコーン処理硫酸バリウム 1 5. 0

6. シリ コーン処理酸化チタン 1 0. 0 7. シリコーン処理顔料 適 量

8. ハイブリッドシリコーン複合粉体 （注 1 ) 1. 5

9. 球状ポリメチルシルセスキォキサン粉体 (注 2 ) 2. 5

1 0. シリコーン処理タルク 残 量

1 1. 防腐剤 適 量 1 2. 香料 適 量

(注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： K S P— 1 0 0 (商品名） (注 2) 信越化学工業 （株） 製： KMP _ 5 9 0 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 4〜 1 2を混合、 均一にした。

B) 成分 1〜3を混合溶解し、 上記 A) に加えて均一にした。

C) 上記 B) を金型にプレス成型し、 パウダーアイプロウを得た。

以上のようにして得られた本発明品のアイプロウは、ベたつきがなく、 のぴ広がりも軽いものであった。 また、密着感に優れ、 おさまりも良く、 つやのある仕上がりが得られ、 化粧持ちも良いことがわかった。

実施例 1 4 ： ペンシル状ァイブ口ゥ

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1 で得たシリ コーン変性ワックス （ I ) 4 0. 0

2 · ポリエチレンワックス 1 0. 0

3. ジメチルポリ シロキサン （6 mm ²/秒 ( 2 5 °C)) 4 0. 0

4. デカメチノレシクロペンタシロキサン 5. 0 5. アク リルシリ コーン樹脂 （注 1 ) 5. 0

6. 顔料 適 量

7. 防腐剤 適 量

8. 香料 適 量 (注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KP— 5 4 5 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱溶解した。

B) 成分 5〜 7を混合分散し、 上記 A) に加えて均一に攪拌した。

C) 上記 B) に成分 8を添加し、 充填して製品とした。

以上のようにして得られた本発明品のペンシル状アイプロウは、 粉飛 びがなく滑り性に優るだけでなく、 持ちの良い化粧効果にも優れている ことがわかった。 実施例 1 5 ： ヘアクリーム

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1 で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0

2. ジメチルポリシロキサン （6 mm²Z秒 （2 5°C)) 5

3. デカメチノレシクロペンタシロキサン 8

4. 塩化ステアリルトリメチルアンモユウム 1

5. グリセリ ン 3

6. プロピレングリ コーノレ 5

7. ヒ ドロキシェチノレセノレロース 0 8. 防腐剤 適 量

9. 香料 適 量

1 0. 精製水 7 5. 3 (製造方法）

A) 成分 1〜 3を加熱溶解した。

B) 成分 4〜 8及び 1 0を均一に混合溶解した。

C) 上記 B) を上記 A) に加えて乳化後、 冷却して成分 9を加えた。 以上のようにして得られた本発明品のヘアクリームは、塗布時の伸び、 使用後の髪の柔軟性、 なめらかさ、 まとまり具合、 しっと り感、 ツヤに おいて、 きわめて優れた効果を示し、 総合的に非常に優れたへアタ リ一 ムであることがわかった。

実施例 1 6 ： コンディショニングムース

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1 で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 0. 5

2. ジメチルポリシロキサン （6 mm²/秒 ( 2 5 °C)) 2. 0 3. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 1 ) 0. 5

4. トリオクタン酸グリセリル 1. 5 5. グリセリ ン 3. 0

6. 塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニゥム 0. 5

7. ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0. 5

8. ェタノ一ノレ 7. 0 9. 防腐剤 適 量

1 0. 香料 適 量

1 1. 精製水 残 量

1 2. 液化石油ガス 5. 0

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 6 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を; 熱溶解した。

B) 成分 5〜 9及ぴ 1 1を均一に混合溶解した。

C) 上記 B) を上記 A) に加えて乳化後、 冷却して成分 1 0を加えた。

D) 上記 C) をエアゾール缶に充填し、 成分 1 2を加えてコンデショニ ングムースを得た。

以上のようにして得られた本発明品のコンデショユングムースは、 し つとり感、 柔軟性、 なめらかさに優れ、 油性感のない良好な感触のもの であった。 また、 密着感に優れ、 おさまりも良く、 マット感のある仕上 がりが得られることがわかった。

実施例 1 7 ： ロールオンタイプ制汗剤

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 5. 0

2. 架橋型ポリエーテル変性シリ コーン （注 1 ) 2 0. 0

3. ジメチルポリシロキサン ( 6 mm²Z秒 (2 5。C)) 1 0. 0 4. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 2) 1 5. 0

5. デカメチ/レシクロペンタシロキサン 3 0. 0 6. ァノレミユウムジノレコニゥムテトラクロロハイ ドレイ ト 2 0. 0

7. 香料 適 量

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 2 1 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 5 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜5を加熱混合した。

B) 上記 Aに成分 6、 7を加え、 均一に分散した。

以上のようにして得られたロールオンタイプの制汗剤は、のびが軽く、 清涼感がある上さっぱりとしてべたつきゃ油感がないものであった。 ま た、 温度や経時による変化もなく、 使用性及び安定性にも非常に優れて いるものであった。

実施例 1 8 ：油中水型タイプ制汗剤

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2. 0 2. 架橋型ポリエーテル変性シリ コーン （注 1 ) 7. 0

3. デカメチルシクロペンタシロキサン 7. 0

4. トリオクタン酸グリセリル 8. 0

5. 1， 3—プチレングリ コーノレ 5. 0

6. タエン酸ナトリ ウム 0. 2 7. ァノレミ-ゥムクロロハイ ドレート 2 0. 0

8. 香料 適 量 9. 精製水 5 0. 8

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 2 1 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱混合した。

B) 成分 5〜 6及び 9を混合し、 成分 7、 8を加えて溶解した。 C) 上記 A) に上記 B) を加え攪拌して乳化した。

以上のようにして得られた油中水型タイプの制汗剤は、 のびが軽く、 清涼感があってさっぱりとして、 ベたつきゃ油感がないものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性及び安定性にも非常に優れ た油中水型タイプの制汗剤であった。

実施例 1 9 ： 固形タイプ制汗剤

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2 2. 0

2. ポリエチレンワックス 4. 0 3. ジメチルポリシロキサン （6 mm²/秒 （2 5°C)) 2 2. 0

4. デカメチ/レシクロペンタシロキサン 2 2. 0

5. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 1 ) 1 5. 0

6. アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイ ドレイ ト 1 5. 0

7. 香料 適 量 (注 1 ) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 6 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 5を加熱均一にした。

B) 成分 6、 7を上記 A) に混合分散した。

C) 上記 B) を充填して製品とした。

以上のようにして得られた固形タイプ制汗剤は、 のびが軽く、 清涼感 があってさっぱりとして、 ベたつきゃ油感がないものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性及び安定性にも非常に優れている ものであった。

実施例 2 0 ： 固形タイプ制汗剤

(成分） 重量 （％)

1. 合成例 2で得たシリコーン変性ワックス （ I I ) 2 6. 0 2. ジメチルポリシロキサン （6 mm²/秒 (25。C)) 22. 0 3. デカメチルシクロペンタシロキサン 22. 0 4. 架橋型ジメチルポリシロキサン （注 1 ) 1 5. 0

5. アルミニウムジルコニウムテトラクロ口ハイ ドレイ ト （グリシン塩）

1 5. 0

6. 香料 適 量

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KSG— 1 6 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜4を加熱均一にした。

B) 成分 5、 6を上記 A) に混合分散した。

C) 上記 B) を充填して製品とした。

以上のようにして得られた固形タイプ制汗剤は、 のびが軽く、 清涼感 があってさっぱりとして、 ベたつきゃ油感のないものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性及び安定性にも非常に優れている ものであった。

実施例 2 1 ： UV力ット油中水型クリーム

(成分） 重量 （％)

1. シリコーン処理酸化亜鉛 20. 0

2. アクリルシリコーン樹脂 （注 1) 1 2

3. デカメチノレシクロペンタシロキサン 20

4. トリオクタン酸グリセリル 3

5. 合成例 1で得たシリコーン変性ワックス （ I ) 2

6. 架橋型ポリエーテル変性シリコーン （注 2) 5

7. ポリエーテル変性シリコーン （注 3) 1

8. アルキル · ポリエーテル共変性シリコーン （注 4)

9. メ トキシ桂皮酸ォクチル 6 1 0. タエン酸ナトリウム 0. 2 1 1. ジプロピレングリコール 3. 0

1 2. 防腐剤 適 量

1 3. 香料 適 量 14. 精製水 26. 8

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KP— 545 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KSG— 21 (商品名）

(注 3) 信越化学工業 （株） 製： KF— 601 7 (商品名）

(注 4) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 02 6 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 3の一部、 及ぴ 4〜 9を加熱混合した。

B) 成分 1 0〜 1 2、 1 4を混合し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

C) 成分 1、 2及び 3の残部を混合分散し、 成分 1 3と共に上記 B) に 加えて均一にした。

以上のようにして得られた油中水型タイプの UV力ットクリームは、 のびが軽くさっぱりとして、 ベたつきゃ油感がなく、 透明感があり化粧 持ちが良いものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性 及ぴ安定性にも非常に優れている UV力ットクリームであった。

実施例 22 ： UVカツト油中水型乳液

(成分） 重量 （％)

1. ジメチルポリシロキサン （6 mm ²/秒 （25°C)) 5. 0

2 架橋型ポリエーテル変性シリ コーン （注 1 ) 5. 0 3 トリオクタン酸グリセリル 2. 0 4 合成例 1で得たシリコーン変性ヮックス （ I ) 1. 0 55. ポリエーテル変性シリ コーン （注 2) 1. 0 6 口ペンタシロキサン分散物 （注 3) 3 0. 0

7. 酸化亜鉛ノデカメチルシクロペンタシロキサン分散物 （注 4)

3 0. 0

8. ジプロピレングリ コール 3. 0 9. タエン酸ナトリウム 0. 2

1 0. 防腐剤 適 量

1 1. 杳料 適 量 1 2. 精製水 2 2. 8

(注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 2 1 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 7 (商品名）

(注 3) 信越化学工業 （株） 製： S PD— T 1 S (商品名）

(注 4) 信越化学工業 （株） 製： S P.D— Z1 (商品名）

(製造方法）

A) 成分 1〜 5を加熱混合した。

B) 成分 8〜 1 0、 1 2を混合溶解し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。 C) 成分 6、 7、 1 1を上記 B) に加えて均一にした。

以上のようにして得られた油中水型タイプの UVカツト乳液は、 のび が軽くさつばりとして、 ベたつきゃ油感がなく、 透明感があり化粧持ち が良いものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性及ぴ 安定性にも非常に優れている UVカツト乳液であった。

実施例 2 3 ： UV力ット水中油型クリーム

(成分） 重量 （％)

1. 架橋型オルガノポリシロキサン （注 1) 5. 0

2. イソオクタン酸セチル 5. 0 3. 合成例 1で得たシリ コーン変性ワックス （ I ) 1. 0

4. 酸 1 口ペンタシロキサン分散物 （注 2) 5 0

5. ポリエーテル変性シリコーン （注 3) 1 0

6. ポリエーテル変性シリコーン （注 4) 1 0 7. アクリル酸アミ ド系混合物 （注 5) 2 0 8. プロピレングリ コール 5 0

9. メチルセルロース （2 %水溶液） （注 6) 5 0 1 0. 防腐剤 適 量

1 1. 香料 適 量

1 2. 精製水 6 0. 0 (注 1) 信越化学工業 （株） 製： KS G— 1 8 (商品名）

(注 2) 信越化学工業 （株） 製： S PD— T 1 S (商品名）

(注 3) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 02 7 (商品名）

(注 4) 信越化学工業 （株） 製： KF— 6 0 1 1 (商品名）

(注 5) S E P I C製：セピゲル 3 0 5 (商品名）

(注 6) 信越化学工業 （株） 製： メ トローズ SM— 4 00 0 (商品名） (製造方法）

A) 成分 5〜8及び 1 0、 1 2を混合した。

B) 成分 1〜3を加熱混合し、 上記 A) に加えて攪拌乳化した。

C) 成分 4を上記 B) に加え、 さらに成分 9、 1 1を加えて均一にした。 以上のようにして得られた水中油型タイプの UV力ットクリームは、 のびが軽くさっぱりとして、 ベ fこっきゃ油感がなく、 透明感があり化粧 持ちの良いものであった。 また、 温度や経時による変化もなく、 使用性 及び安定性にも非常に優れている UV力ッ トクリームであった。 産業上の利用可能性

本発明の化粧料は、 軽い延びとさつばり した使用感と共に、 汗や水に 強い撥水性を有するだけでなく、 塗布した場合に、 柔軟性や平滑性、 ェ モリエント効果等を付与し、 自然なつやを与える効果に優れている。 ま た、 経時安定性に優れているので実用上極めて有意義である。

Claims

請 求 の 範 囲

1. A)成分としてシリコーン変性ワックスを含有する化粧料であって、 前記シリコーン変性ワックスが、 低分子量ポリエチレン及ぴ 又は低分 子量ポリプロピレンとシリコーンとがエステル結合を介して連結してな るワックスであることを特徴とする化粧料。

2. 前記 A) 成分であるシリ コーン変性ワックスが、 カルボキシ基及び /又はカルボン酸無水物を含有するポリエチレンヮックス及び/又はポ リプロピレンヮッタスと二重結合含有エポキシ化合物を反応させ、 しか る後にヒ ドロシリル基含有シリコーンを反応させてなることを特徴とす る、 請求項 1に記載された化粧料。

3. B)成分として油剤を含有する請求項 1又は 2に記載された化粧料。

4. 前記 B) 成分である油剤の少なく とも一部が常温で液状である、 請 求項 3に記載された化粧料。

5. 前記 B) 成分である油剤の少なく とも一部が融点 5 0度以上の固形 油剤である、 請求項 3に記載された化粧料。

6. 前記 B) 成分である油剤の少なくとも一部が、 B^SiOu- _/2 (ただし、 R¹は水素原子、 または炭素数 1〜3 0の、 アルキル基、 ァリール基、 ァラルキル基及ぴフッ素置換アルキル基の中から適宜選択された基であ り、 aは 0≤ a≤ 2. 5である。） で表される直鎖状又は環状のシリコー ン油である、 請求項 3〜 5の何れかに記載された化粧料。

7. 前記 B) 成分である油剤の少なくとも一部が、 フッ素基、 又はアミ ノ基を有する油剤である、 請求項 3〜 6の何れかに記載された化粧料。

8. C) 成分として水を含有する請求項 1〜 7の何れかに記載された化 粧料。

9. D) 成分として、 分子構造中にアルコール性水酸基を有する化合物 を含有する、 請求項 1〜8の何れかに記載された化粧料。

1 0. 前記 D) 成分である分子構造中にアルコール性水酸基を有する化 合物が、 水溶性で一価のアルコール及び/又は水溶性多価アルコールで ある、 請求項 9に記載された化粧料。

1 1. E) 成分として水溶性高分子又は水膨潤性高分子を含有する、 請 求項 1〜 1 0の何れかに記載された化粧料。

1 2. F) 成分として粉体及びノ又は着色剤を含有する請求項 1〜 1 1 の何れかに記載された化粧料。

1 3. 前記 F) 成分である粉体及び 又は着色剤の少なく とも一部が、 ジメチルシリ コーンを架橋した構造を持つ架橋型シリ コーン微粉末、 ポ リ メチルシルセスキォキサンの微粉末、 疎水化シリカ、 及ぴ球状シリ コ ーンゴム表面をポリメチルシルセスキォキサン粒子で被覆した複合微粉 末の中から選択された少なく とも 1種の微粉末である、 請求項 1 2に記 載された化粧料。

1 4. 前記 F) 成分である粉体及び/又は着色剤の少なく とも一部が、 フッ素基を有する粉体及び/又は着色剤である、 請求項 1 2又は 1 3に 記載された化粧料。

1 5. G) 成分として界面活性剤を含有する請求項 1〜 1 4の何れかに 記載された化粧料。

1 6. 前記 G) 成分である界面活性剤が、 分子中にポリオキシアルキレ ン鎖を有する直鎖状又は分岐状のシリコーンである、 請求項 1 5に記載 された化粧料。

1 7. 前記 G) 成分である界面活性剤の H L Bが 2— 8である、 請求項 1 5又は 1 6に記載された化粧料。

1 8. H) 成分として架橋型オルガノポリシロキサンを含有する請求項 1〜 1 7の何れかに記載された化粧料。

1 9. 前記 H) 成分である架橋型オルガノポリシロキサンが、 0. 6 5 mm²ノ秒 （25°C) 〜 1 0. 0 mm²/秒 （2 5 °C) の低粘度シリ コー ンを、 自重以上の量含んで膨潤する架橋型オルガノポリシロキサンであ る、 請求項 1 8に記載された化粧料。

20. 前記 H)成分である架橋型オルガノポリシロキサンが、 分子中に 二つ以上のビニル性反応部位を有する架橋剤とケィ素原子に直接結合し た水素原子との間で反応してなる架橋型オルガノポリシロキサンである、 請求項 1 8又は 1 9に記載された化粧料。

21. 前記 H) 成分である架橋型オルガノポリシロキサンが、 ポリオキ シアルキレン部分、 アルキル部分、 ァルケ-ル部分、 ァリール部分、 フ ルォロアルキル部分の中から選択された少なく とも一つの部分を架橋分 子中に含有する架橋型オルガノポリシロキサンである、 請求項 1 8〜2 0の何れかに記載された化粧料。

22. I ) 成分としてシリ コーン樹脂を含有する請求項 1〜 21の何れ かに記載された化粧料。

23. 前記 I ) 成分であるシリコーン樹脂がアク リルシリコーン樹脂で ある、 請求項 22に記載された化粧料。

24. 前記 I ) 成分であるシリ コーン樹脂が、 ピロリ ドン部分、 長鎖ァ ルキル部分、 ポリォキシアルキレン部分、 フルォロアルキル部分、 カル ボン酸などのァニオン部分の中から選択された少なくとも一つの部分を 分子中に含有するァクリルシリコーン樹脂である、 請求項 23に記載さ れた化粧料。

25. 前記 I ) 成分であるシリコーン樹脂が、 MQ、 MDQ、 MT、 M DT、 MDTQで表されるシリコーン網状化合物から選択された少なく とも 1種からなるシリ コーン樹脂である、 請求項 2 2に記載された化粧 料。

2 6 . 前記シリ コーン網状化合物が、 ピロリ ドン部分、 長鎖アルキル部 分、 ポリオキシアルキレン部分、 フルォロアルキル部分、 ァミノ部分の 中から選択された少なくとも一つの部分を分子中に含有するシリコーン 網状化合物である、 請求項 2 5に記載された化粧料。

2 7 . 請求項 1〜2 6の何れかに記載された化粧料を構成成分の少なく とも一部としてなるスキンケア化粧料。

2 8 . 請求項 1〜2 6の何れかに記載された化粧料を構成成分の少なく とも一部としてなるメークアップ化粧料。

2 9 . 請求項 1〜2 6の何れかに記載された化粧料を構成成分の少なく とも一部としてなる頭髪化粧料。

3 0 . 請求項 1〜2 6の何れかに記載された化粧料を構成成分の少なく とも一部としてなる制汗剤化粧料。

3 1 . 請求項 1〜2 6の何れかに記載された化粧料を構成成分の少なく とも一部としてなる紫外線防御化粧料。

3 2 . 請求項 1〜 3 1の何れかに記載された化粧料の形状が、 液状、 乳 液状、 クリーム状、 固形状、 ペースト状、 ゲル状、 粉末状、 プレス状、 多層状、 ムース状、 スプレー状、 スティ ック状、 又はペンシル状である 化粧料。

3 3 . 化粧料中に、 少なく とも、 前記 A ) 成分であるシリコーン変性ヮ ックスを 5— 9 5重量％、 前記 B ) 成分である油剤を 9 5— 5重量％含 有すると共に、固形状又はスティック状であることを特徴とする化粧料。