明 細 書 有機 E L素子 技術分野
本発明は、 有機 E L (電界発光) 素子に関し、 詳しくは、 有機化合物からなる 薄膜に電界を印加して光を放出する素子に関する。 背景技術
有機 E L素子は、 蛍光性有機化合物を含む薄膜を、 陰極と陽極とで挟んだ構成 を有し、前記薄膜に電子および正孔を注入して再結合させることにより励起子(ェ キシトン) を生成させ、 このエキシトンが失活する際の光の放出 (蛍光 ·燐光) を利用して発光する素子である。
有機 E L素子の特徴は、 1 0 V程度の低電圧で 1 0 0〜 1 0 0 0 0 O cd/m2程度 の高輝度の面発光が可能であり、 また蛍光物質の種類を選択することにより青色 から赤色までの発光が可能なことである。
一方、 有機 E L素子の問題点は、 発光寿命が短く、 保存耐久性、 信頼性が低い ことであり、 この原因としては、
① 有機化合物の物理的変化
(結晶ドメインの成長などにより界面の不均一化が生じ、 素子の電荷注入能の劣 化 ·短絡,絶縁破壊の原因となる。 特に分子量 5 0 0以下の低分子化合物を用い ると結晶粒の出現 '成長が起こり、 膜性が著しく低下する。 また、 I T O等の界 面が荒れていても、 顕著な結晶粒の出現 ·成長が起こり、 発光効率の低下や、 電 流のリークを起こし、 発光しなくなる。 また、 部分的非発光部であるダークスポ ッ卜の原因にもなる。 )
② 陰極の酸化 ·剥離
(電子の注入を容易にするために仕事関数の小さな金属として N a ' i g ' L i · C a · K · A 1などを用いてきたが、 これらの金属は大気中の水分や酸素と反応
したり、 有機層と陰極の剥離が起こり、 電荷注入ができなくなる。 特に高分子化 合物などを用い、 スピンコートなどで成膜した場合、 成膜時の残留溶媒や分解物 が電極の酸化反応を促進し、 電極の剥離が起こり部分的な非発光部を生じさせ る。 )
③ 発光効率が低く、 発熱量が多いこと
(有機化合物中に電流を流すので、 高い電界強度下に有機化合物を置かねばなら ず、 発熱からは逃れられない。 その熱のため、 有機化合物の溶融 ·結晶化 ·熱分 解などにより素子の劣化 '破壊が起こる。 )
④有機化合物層の光化学的変化 ·電気化学的変化
などが挙げられる。
有機 E L素子用の蛍光性物質としてクマリン化合物が提案されている (特開昭 63— 264692号、 特開平 2— 1 9 1694号、 特開平 3— 792号、 特開 平 5— 202356号、 特開平 6— 9952号、 特開平 6— 240243号等) 。 クマリン化合物は、 このもののみで発光層に用いられたり、 トリス (8—キノリ ノラ卜) アルミニウムのようなホスト化合物とともに、 ゲスト化合物あるいはド 一パントとして発光層に用いられている。 このような有機 EL素子において発光 層と組み合わせられる正孔注入層ゃ正孔輸送層あるいは正孔注入輸送層には、 N, N' —ジフエ二ルー N, N' —ビス (3—メチルフエニル) 一 1, 1 ' ービフエ 二ルー 4、 4' ージァミンのように、 1, 1 ' —ビフエニル一 4, 4 ' —ジアミ ン骨格を有し、 ジァミンの 2個の窒素原子にフエニル基または置換フエ二ル基を 有するようなテトラフエ二ルジァミン誘導体が用いられている。 しかし、 このよ うな有機 EL素子では発光寿命および耐熱性などの信頼性が十分でなく、 ホスト 化合物に用いられている場合は高輝度な素子は得られていない。
一方、 有機 E L素子の多色発光化に対応するものとして、 積層型白色発光有機 EL素子が提案されている [佐藤佳晴、 信学技報、 OME 94— 78 ( 1 99 5 一 03) ] 。 この場合の発光層は、 亜鉛のォキサゾール錯体を用いた青色発光層. トリス (8—キノリノラ卜) アルミニウムを用いた緑色発光層およびトリス (8 一キノリノラト) アルミニウムに赤色の蛍光色素 (P— 660、 DCM 1 ) をド
ープした赤色発光層を積層したものである。
このように、 赤色発光層には発光種をドーピングすることで、 赤色発光を可能 にしている。 他の層にはドーピングは行われていない。 緑色発光層 '青色発光層 はホスト材料のみで発光するように選ばれているが、 ここで材料選定および発光 色の調整自由度が大きく制限されることになる。
一般に、 有機 E L素子の発光色を変えるのに発光種の微量添加、 すなわちドー ビングが行われる。 メリットとして、 ドーピングの種類を変えることで容易に発 光種を変えることが可能なためである。 したがって、 多色発光の方法としては、 数種類の発光種をドーピングすることで原理的には可能であるが、 単一のホスト の中にそれら全ての発光種を一様にドーピングすると、 ドーピングした発光種の 内、 一種類しか発光しない場合や、 何種類かが発光しない場合がある。 要するに、 一つのホス卜に全てを混合してドーピングしても全てが発光することは困難であ る。 これは特定の発光種にのみエネルギーが移動してしまうためである。
このような理由で、 現在までには 2種以上の発光種をドーピングにより安定に 発光させた例はなかった。
ところで、 一般に有機 E L素子の輝度半減寿命は発光輝度とトレードオフの関 係にある。 トリス (8—キノリノラト) アルミニウムまたは N, N ' ージフエ二 ル一 N , Ν ' —ビス (3—メチルフエニル) 一 1 , 1 ' ービフエ二ルー 4, 4 ' ージァミンにルブレンをドーピングすることで長寿命化が図られ、 初期輝度 5 0 O cd/m2程度、 輝度半減寿命 3 5 0 0時間程度のレベルのものが得られることが 報告されている [筒井哲夫、 応用物理 第 6 6巻 第 2号 ( 1 9 9 7 ) ] 。 しか し、 このものは発光色が黄色 ( 5 6 0 nm付近) に限られている。 また更なる長寿 命化が望まれている。 発明の開示
本発明の目的は、特に物理的変化や光化学的変化、電気化学的変化の少ない光 · 電子機能材料を用い、 信頼性および発光効率の高い種々の発光色を持った有機 E L素子を実現することである。 特に、 分子量の大きな化合物を蒸着法で形成した
有機薄膜を用い、 素子の駆動時の駆動電圧上昇や輝度の低下、 電流のリーク、 部 分的な非発光部の出現 ·成長を抑えた高信頼性かつ、 高輝度発光素子を実現する ことである。 さらには多色発光への対応が可能であり、 発光スペク トルの調整が 可能である有機 EL素子を提供することであり、 これに加えて高輝度で長寿命の 有機 EL素子を提供することである。
このような目的は、 下記 ( 1) 〜 (18) の本発明により達成される。
( 1) 下記式(I)で示されるクマリン誘導体を含有する発光層と、 下記式(II) で示されるテトラァリールジァミン誘導体を含有する正孔注入性および または 輸送性の層とを有する有機 EL素子。
[式(I)中、 R,、 R2および R3は各々水素原子、 シァノ基、 カルボキシル基、 ァ ルキル基、 ァリール基、 ァシル基、 エステル基または複素環基を表し、 これらは 同一でも異なるものであってもよく、 R ,〜R 3は各々互いに結合して環を形成し てもよい。 R4および R7は各々水素原子、 アルキル基またはァリール基を表し、 R5および R。は各々アルキル基またはァリール基を表し、 R4と Rs、 R「,と Rfiお よび R6と R 7は各々互いに結合して環を形成してもよい。 ]
[式(II)中、 A rい A r 2、 A r 3および A r 4は各々ァリール基を表し、 A r , 〜A r のうちの少なくとも 1個は、 2個以上のベンゼン環を有する縮合環また は環集合から誘導される多環のァリール基である。 R および R! 2は各々アルキ ル基を表し、 pおよび Qは各々 0または 1〜4の整数である。 および R,4は 各々ァリール基を表し、 rおよび sは各々 0または 1〜 5の整数である。 ]
(2) 前記クマリン誘導体を含有する発光層が、 ホス卜材料に前記クマリン誘 導体がドーパントとしてドープされたものである (1) の有機 EL素子。
(3) 前記ホスト材料がキノリノナト金属錯体である (2) の有機 EL素子。
( 4 ) 正孔注入輸送性化合物と電子注入輸送性化合物とを含有する混合層に、 さらに下記式 ( I) で示されるクマリン誘導体、 下記式 (III) で示されるキナク リ ドン化合物または下記式 (IV) で示されるスチリル系ァミン化合物をド一パン トとしてドープした発光層を有する有機 EL素子。
[式(I) 中、 R R
2および は各々水素原子、 シァノ基、 カルボキシル基、 アルキル基、 ァリール基、 ァシル基、 エステル基または複素環基を表し、 これら は同一でも異なるものであってもよく、 R【〜R
3は各々互いに結合して環を形成 してもよい。 R
4および R?は各々水素原子、 アルキル基またはァリール基を表し、 R
5および R
6は各々アルキル基またはァリール基を表し、 R
4と R
s、 R
5と R
6お よび R
6と R
7は各々互いに結合して環を形成してもよい。 ]
[式 (III) 中、 R2iおよび R22は各々水素原子、 アルキル基またはァリール基 を表し、 これらは同一でも異なるものであってもよい。 R23および R2 は各々ァ ルキル基またはァリール基を表し、 tおよび uは各々 0または 1〜4の整数であ る。 tまたは uが 2以上であるとき、 隣接する R2:,同士または 同士は互いに 結合して環を形成してもよい。 ]
[式 (IV) 中、 R3 lは水素原子またはァリール基を表す。 R:i2および Rnは水素 原子、 ァリール基またはアルケニル基を表し、 これらは同一でも異なるものであ つてもよい。 はァリ一ルァミノ基またはァリールアミノアリール基を表し、
vは 0または 1〜 5の整数である。 ]
(5) 前記正孔注入輸送性化合物が芳香族三級ァミンであり、 前記電子注入輪 送性化合物がキノリノナト金属錯体である (4) の有機 EL素子。
(6) 前記芳香族三級ァミンが、 下記式 (II) で示されるテトラァリ一ルジァ ミン誘導体である (5) の有機 EL素子。
[式(Π)中、 A r ,、 A r2、 A Γ 3および A r 4は各々ァリール基を表し、 A r , 〜A r 4のうちの少なくとも 1個は、 2個以上のベンゼン環を有する縮合環また は環集合から誘導される多環のァリール基である。 R , Iおよび R 12は各々アルキ ル基を表し、 pおよび Qは各々 0または 1〜4の整数である。 R13および R,4は 各々ァリール基を表し、 rおよび sは各々 0または 1〜5の整数である。 ]
(7) 前記発光層が、 少なくとも 1層の正孔注入性および Zまたは正孔輸送性 の層と少なくとも 1層の電子注入性および/または電子輸送性の層とで挟持され る (1) 〜 (6) のいずれかの有機 EL素子。
(8) 前記正孔注入性および または輸送性の層に、 さらにルブレンがドーパ ントとしてドープされた (1) 、 (2) 、 (3) または (7) の有機 EL素子。
(9) 光の取り出し側にカラ一フィルターおよび Zまたは蛍光変換フィルター
を配置し、 カラ一フィルターおよび または蛍光変換フィルターを通して光を取 り出すように構成した (1) 〜 (8) のいずれかの有機 EL素子。
( 1 0) バイポーラ型発光層を含む 2層以上の発光層を有し、 この発光層より 陽極側の層として正孔注入性および または輸送性の層を有し、 陰極側の層とし て電子注入性および/または輸送性の層を有し、
前記 2層以上の発光層がバイポーラ型発光層同士の組合せ、 またはバイポーラ 型発光層と、 このバイポーラ型発光層より陽極側の正孔輸送性の発光層および Z もしくは陰極側の電子輸送性の発光層との組合せである有機 E L素子。
( 1 1) バイポーラ型発光層が正孔注入輸送性化合物と電子注入輸送性化合物 とを含有する混合層である (1 0) の有機 EL素子。
( 1 2) 前記 2層以上の発光層がすべて混合層である ( 1 1) の有機 EL素子。
(1 3) 前記 2層以上の発光層の少なくとも 1層にドーパン卜がドープされた (1 0) 〜 ( 12) のいずれかの有機 EL素子。
(14) 前記 2層以上の発光層のすべてにドーパントがド一プされた ( 10) ~ ( 1 3) のいずれかの有機 E L素子。
(1 5) 前記 2層以上の発光層の発光特性が互いに異なり、 発光極大波長が長 波長側の発光層を陽極側に設ける (10) 〜 ( 14) のいずれかの有機 EL素子 c
(1 6) 前記ドーパントが、 ナフ夕セン骨格を有する化合物である (1 3) 〜 (1 5) のいずれかの有機 EL素子。
(17) 前記ドーパン卜力 下記式( I ) で示されるクマりン誘導体である ( 1 3) 〜 ( 1 6) のいずれかの有機 EL素子。
( I )
R 5\
[式(I)中、 Ri、 R2および R3は各々水素原子、 シァノ基、 カルボキシル基、 ァ ルキル基、 ァリール基、 ァシル基、 エステル基または複素環基を表し、 これらは 同一でも異なるものであってもよく、 R,〜R は各々互いに結合して環を形成し てもよい。 R4および R7は各々水素原子、 アルキル基またはァリール基を表し、 R5および R6は各々アルキル基またはァリール基を表し、 R4と R5、 R5と R6お よび R6と R 7は各々互いに結合して環を形成してもよい。 ]
(18) 前記正孔注入輸送性化合物が芳香族三級ァミンであり、 前記電子注入 輸送性化合物がキノリノナト金属錯体である (1 1) 〜 (1 7) のいずれかの有 機 EL素子。
本発明の有機 EL素子は式(I)で示されるクマリン誘導体を発光層に用レ 、かつ 式(II)で示されるテトラァリ一ルジァミン誘導体を正孔注入性およびノまたは輪 送性の層に用いているため、 また正孔注入輸送性化合物と電子注入輸送性化合物 との混合層に式 ( I ) のクマリン誘導体、 式 (II) のキナクリ ドン化合物、 式 (I II) のスチリル系ァミン化合物をドープして発光層としているため、 10000 0 cd/m2 程度、 あるいはそれ以上の高輝度が安定して得られる。 また、 式(I)の クマリン誘導体に対し、 耐久性が高いホスト材料を選ぶことで、 素子電流密度 3 OmA/cm2程度でも長時間の安定した駆動が可能である。
上記化合物の蒸着膜はいずれも安定なアモルファス状態なので、 薄膜性が良好 となりムラがなく均一な発光が可能である。 また、 大気下で一年以上安定であり 結晶化を起こさない。
また、 本発明の有機 EL素子は、 低駆動電圧 ·低駆動電流で効率よく発光する。 なお、 本発明の有機 EL素子の発光極大波長は、 480〜64 Onm程度である。 例えば特開平 6— 240243号には、 ホスト物質にトリス (8—キノリノラト) アルミニウムを用い、本発明の式(I)で示されるクマリン誘導体に包含される化合 物をゲスト物質に用いた発光層を有する有機 EL素子が開示されている。 しかし、 正孔輸送層に用いられているのは、 N, N' —ジフエニル—N, N' —ビス (3 一メチルフエニル) — 1, 1 ' ービフエ二ルー 4, 4' —ジァミンであり、 本発 明の式(II)で示される化合物とは異なるものである。 また、 混合層タイプの発光
層に式 ( I ) のクマリン誘導体、 式 (I I ) のキナクリ ドン化合物あるいは式 (I I I) のスチリル系ァミン化合物をドープした例は知られていない。
さらに、 本発明では、 各発光層のキャリア輸送能を変化させ 2種以上の発光を 可能にするため、 発光層を 2層以上とし、 これらの発光層のうち少なくとも 1層 をバイポーラ型、 好ましくは混合層タイプのものとし、 バイポーラ型発光層同士、 好ましくは混合層同士、 あるいはバイポーラ型発光層、 好ましくは混合層と、 こ のバイポーラ型発光層、 好ましくは混合層より陽極側に設けられた正孔輸送性の 発光層およびノまたは陰極側に設けられた電子輸送性の発光層との組合せとし、 さらに好ましくは発光層に各々ドーパントをドープしている。
このなかで、 特に好ましい態様である混合層を設けドーピングする場合につい て考えると、 混合層を設けてドーピングすることによって、 再結合領域が混合層 全域および混合層と正孔輸送性の発光層の界面近傍ないし混合層と電子輸送性の 発光層の界面近傍に広がり、 励起子が生成され、 各発光層のそれぞれのホストか ら、 最も近い発光種にエネルギー移動し、 2種以上の発光種 (ドーパント) の発 光が可能になる。 また、 混合層とする場合、 正孔 (ホール) および電子の注入に 対して安定な化合物を選択することで、 混合層自体の電子耐性 ·ホール耐性を飛 躍的に向上させることができる。 これに対し、 バイポーラ型発光層である混合層 なしで、 正孔輸送性の発光層と電子輸送性の発光層とを組み合わせても 2種以上 の発光種の発光は可能になるが、 発光層等のコントロールが難しく、 2種の強度 比率等がすぐに変化したり、 ホールおよび電子の両方に対する耐性が低いので、 寿命が短く実用に耐えない。 また、 発光層のホスト材料の組合せ、 バイポーラ型 発光層である混合層におけるホス卜材料の組合せや量比、 あるいは膜厚比などを 調整することによって電子および正孔のキヤリァ供給能を調整することが可能に なる。 このため、 発光スペクトルの調整が可能になる。 したがって多色発光型の 有機 E L素子への対応が可能になる。 さらにはルブレン等のナフ夕セン骨格を有 する化合物をドープした発光層 (特に混合層) を設けることによってルブレン等 のド一プ層のキャリアトラップ層としての機能などにより、 隣接層 (例えば電子 輸送層ゃ正孔輸送層) へのキャリア注入が減り、 これらの層の劣化が抑制される
ため、 高輝度 ( 1 0 0 0 cd/m2程度) で長寿命 (輝度の半減期 5 0 0 0 0時間程 度) となる。 また、 発光スペクトルの発光極大波長が長波長域にある発光層を陽 極側に設けることによって、 光学的千渉効果が利用でき、 各々の発光の光取り出 し効率が向上し、 高輝度化が可能になる。
なお、 信学技報、 O M E 9 4— 7 8 ( 1 9 9 5 - 0 3 ) には、 白色発光の有機 E L素子が提案されているが、 本発明と異なり、 バイポーラ型発光層、 特に混合 層を含む 2層以上の発光層に各々ドーピングすることについては全く示されてい ない。 図面の簡単な説明
第 1図は本発明の有機 E L素子の一例を示す概略構成図であり、 第 2図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 3図は有機 E L素子の発光ス ぺクトルを示すグラフであり、 第 4図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグ ラフであり、 第 5図は有機 E L素子の発光スペクトルを示すグラフであり、 第 6 図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 7図は有機 E L素子 の発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 8図は有機 E L素子の発光スぺクトル を示すグラフであり、 第 9図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフであ り、 第 1 0図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 1 1図は 有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 1 2図は有機 E L素子の 発光スぺクトルを示すグラフであり、 第 1 3図は有機 E L素子の発光スぺクトル を示すグラフであり、 第 1 4図は有機 E L素子の発光スぺクトルを示すグラフで ある。 発明を実施するための最良の形態
以下、 本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の有機 E L素子は、式(I)で示されるクマリン誘導体を含有する発光層と 式(I I)で示されるテトラァリールジァミン誘導体を含有する正孔注入性および Z または輸送性の層とを有するものである。
式(I )について説明すると、 式(I )中、 R ,〜R 3は各々水素原子、 シァノ基、 力 ルポキシル基、 アルキル基、 ァリール基、 ァシル基、 エステル基または複素環基 を表し、 これらは同一でも異なるものであってもよい。
R ,〜R 3で表されるアルキル基としては、 炭素数 1〜 5のものが好ましく、 直 鎖状であっても分岐を有するものであってもよく、 置換基 (ハロゲン原子等) を 有していてもよい。 アルキル基の具体例としては、 メチル基、 ェチル基、 (n—, i - ) プロピル基、 (n—, i —, s —, t - ) ブチル基、 n—ペンチル基、 ィ ソペンチル基、 t—ペンチル基、 トリフルォロメチル基等が挙げられる。
R i〜R 3で表されるァリール基としては、 単環のものが好ましく、 炭素数は 6 〜2 4であることが好ましく、 置換基 (ハロゲン原子、 アルキル基等) を有して いてもよい。 具体的にはフエニル基等が挙げられる。
!^〜尺^で表されるァシル基としては、 炭素数は 2〜 1 0のものが好ましく、 具体的にはァセチル基、 プロピオニル基、 プチリル基等が挙げられる。
R i R aで表されるエステル基としては、 炭素数 2〜 1 0のものが好ましく、 具体的にはメトキシカルボニル基、 エトキシカルボニル基、 ブトキシカルボニル 基等が挙げられる。
R ,〜R
3で表される複素環基としては、 ヘテロ原子として窒素原子 (N ) 、 酸 素原子 (〇) 、 硫黄原子 (S ) を有するものが好ましく、 ベンゼン環あるいはナ フ夕レン環に縮合した 5員複素環から誘導される基が好ましい。 また縮合環とし てベンゼン環を有する含窒素 6員複素環から誘導される基も好ましい。 具体的に は、 好ましくはそれぞれ 2—ィルの、 ベンゾチアゾリル基、 ベンゾォキサゾリル 基、 ベンゾイミダゾリル基、 ナフ卜チアゾリル基や、 2 —ピリジル基、 3 —ピリ ジル基、 4 一ピリジル基、 2 —ピラジニル基、 2—キノリル基、 7—キノリル基 等であり、 これらは置換基を有するものであってもよく、 このときの置換基とし てはアルキル基、 ァリール基、 アルコキシ基、 ァリ一口キシ基等が挙げられる。 以下に、 R ,〜R
3で表される複素環基の好適例を示す。
ει
698Z0IL6a£/l d
式(I)中、 R i〜R.は各々互いに結合して環を形成してもよく 形成される環 としてはシクロペンテン等の炭素環が挙げられる。
R i〜R 3は同時に水素原子とはならないことが好ましく、 特に R ,が上記のよ うな複素環基であるものが好ましい。
式(I)中、 R4および R7は各々水素原子、 アルキル基 (メチル基等) またはァ リール基 (フエニル基、 ナフチル基等) を表す。 R5および は各々アルキル基 またはァリール基を表し、 これらは同一でも異なるものであってもよいが、 通常 同一であり、 特にはアルキル基が好ましい。
R4〜R 7で表されるアルキル基としては R ,〜R3のところのものと同じもの を挙げることができる。
R4と R5、 R5と R6および R6と R 7は各々互いに結合して環を形成してもよく、 特に R4と R5、 R6と R7が各々互いに結合して炭素原子 (C) 、 窒素原子 (N) とともに 6員環を同時に形成することが好ましい。 このようにして一部水素化し たキノリジン環を形成する場合の構造式としては下記式(la)で示されるものが好 ましい。 特に、 クマリン化合物同士の相互作用による蛍光濃度消光を防止し蛍光 量子収率が向上する。
式(la)中、 Ri Rsは式(I)におけるものと同義のものである。 R 、 R
42、 Rァ,および R
72は水素原子またはアルキル基を表し、 このときのアルキル基とし ては R,〜R
3のところのものと同じものを挙げることができる。
以下に式(I)に示されるクマリン誘導体の具体例を挙げる力 本発明はこれらに 限定されるものではない。 以下では式(1)、 式(la)中の R ,等の組合せで表示する
( なお、 以下において、 P hはフエ二ル基を表わす。
化合物 Rc R
7
-107 H H H o-卜 IUレ o-卜リル H
-108 H H H m-卜リ レ m-卜リル H
N
-109 H H H p-卜リル p—卜リル H
N
-110 ?-Q> H H H 卜ナフチル 卜ナフチル H /*N
-111 o-Q H H H 2-ナフチル 2-ナフチル H -112 H H H m-ヒ'フ I二リル m-ビフ I二リル H
N
-113 H H H ρ- フ I二リル P-ヒ'フ I二リル H
eH0 εΗ〇 εΗ0 εΗ0 H H 01-2-1
εΗ〇 εΗ0 εΗ0 εΗ〇 Η Η 602-
ZL ϋ
81
698Z0/16df/IDd 09C80/86 ΟΛ\
化合物 Ftつ R 41 R 42 R 71 R 72
-211 — C02C2Hs H H CH, CH CH CH
1-212 H CH, H CH CH, CH, CH'
213 R1と R2とで H CH, CH? CH CH,
縮合シクロペンテン環 、
1-214 H CF3 H CH3 CH3 CH3 CH3
1-215 COCH3 H H CH3 CH3 CH3 CH;
1-216 CN H H CH3 CH3 CH3 CH,
1-217 C°2H H H CH3 CH3 CH3 CH:
1-218 -C02C4H9(t) H H CH3 CH3 CH3 CH,
1-219 -Ph H H CH3 CH3 CH3 CH,
R 72
これらの化合物は特開平 6— 9952号、 Ge r. O f f e n. 1098 1 2 5号等に記載の方法で合成することができる。
式(I)のクマリン誘導体は 1種のみを用いても 2種以上を併用してもよい。 次に、 正孔注入性および Zまたは輸送性の層に用いられる式(II)のテトラァリ 一ルジァミン誘導体について説明する。
式(II)中、 A r A r 2、 A r 3および A r 4は各々ァリール基を表し、 A r , 〜A r 4のうち少なくとも 1個は 2個以上のベンゼン環を有する縮合環または環 集合から誘導される多環のァリール基である。
A r ,〜A r 4で表されるァリール基としては、 置換基を有していてもよく、 総 炭素数 6〜24のものが好ましい。 単環のァリール基としては、 フエニル基、 ト リル基等が挙げられ、 多澴のァリール基としては、 2—ビフエ二リル基、 3—ビ フエ二リル基、 4ービフエ二リル基、 1一ナフチル基、 2—ナフチル基、 アント リル基、 フエナントリル基、 ピレニル基、 ペリレニル等が挙げられる。
式(Π)において、 A r ,、 A r 2が結合して得られるアミノ基部分と A r 3、 A r 4が結合して得られるアミノ基部分とは同一であることが好ましい。
式(II)中、 R! ,および R 12は各々アルキル基を表し、 pおよび Qは各々 0また は 1〜4の整数である。
R 1 R , 2で表されるアルキル基としては式(I)の R >〜R 3のところのものと 同様のものを挙げることができ、 メチル基等が好ましい。 p、 qは 0または 1で あることが好ましい。
式 (II) 中、 R1 :iおよび R は各々ァリ一ル基を表し、 rおよび sは各々 0ま たは 1〜 5の整数である。
R13、 R で表されるァリール基としては式 ( I ) の R ,〜R3のところのもの と同様のものを挙げることができ、 フエニル基等が好ましい。 r、 sは 0または 1であることが好ましい。
以下に式(Π)で示されるテトラァリールジァミン誘導体の具体例を示すが、 本 発明はこれらに限定されるものではない。 以下では式(Ila)中の A r ,等の組合せ を用いて示している。 また ^〜尺^, RS;)〜R ではすベての Ηのときは Ηで
1
化合物 Ar2 Ar3 Ard R51 ~A 58 R59〜R 68
11-101 3-ヒ'フ I二リル 3-ヒ'フ I:リル 3-ビフ I二リル 3-匕'フ I二リル H
11-102 Ph 3-ヒ'フ I二リル Ph 3-ヒ'フ I二リル H H
11-103 4-ヒ'フ I二リル 4-ヒ'フ I二リル 4-ヒ'フ I二リル 4-ヒ'フエ二リル H H
11-104 Ph 4-ヒ'フ I二リル Ph 4-ヒ'フ I二リル H H
11-105 Ph ί-ナフチル Ph -ナフチル H H
11-106 Ph ヒ'レこル Ph f レこル H H
11-107 Ph 1 -ナフチル Ph ナフチル H H
11-108 ナフチル 2-ナフチル 2-ナ 7チル !-ナフチル H H
11-109 3-ヒ'フ I二リル 3-ビフ I二リル 3-匕'フ I二リル 3-ビフ ι二リル R52=R56=CH3 H
11-1 10 3-ヒ'フ I二リル 3-ヒ'フエ二リル 3-ヒ'フ I二リル 3-ヒ'フ I二リル H R61=R66=Ph
11-1 1 1 3-ヒ'フ 1ニリル 3-ヒ'フ I二リル 3-ヒ'フ I二リル 3-ヒ'フ 1ニリル H A60=R65=Ph
11-1 12 3-ヒ'フ I二リル 3-ビフエ二リル 3-ヒ'フエ二リル 3-ヒ'フ I二リル H Rs9=R6 =Ph
これらの化合物は E P 0650955A 1 (対応特願平 7— 43564号) 等 に記載の方法で合成することができる。
これらの化合物は、 1000〜2000程度の分子量をもち、 融点は 200〜 400 程度、 ガラス転移温度は 1 30〜 200°C程度である。 このため、 通常 の真空蒸着等により透明で室温以上でも安定なアモルファス状態を形成し、 平滑 で良好な膜として得られ、 しかもそれが長期間に渡って維持される。 また、 バイ ンダ一樹脂を用いることなく、 それ自体で薄膜化することができる。
式(II)のテトラァリールジァミン誘導体は 1種のみを用いても 2種以上を併用 してもよい。
本発明の有機 E L素子は、 式(I)のクマリン誘導体を発光層に、 また式(II)のテ トラァリールジァミン誘導体を正孔注入輸送層等の正孔注入性および Zまたは輸 送性の層に用いたものである。
本発明の有機 EL素子の構成例を図 1に示す。 同図に示される有機 EL素子 1 は、 基板 2上に、 陽極 3、 正孔注入輸送層 4、 発光層 5、 電子注入輸送層 6、 陰 極 7を順次有し、 基板 2側から発光光を取り出すものである。 そして、 基板 2と 陽極 3との間には、 発光色をコントロールするために、 基板 2側からカラーフィ ルター膜 8および蛍光変換フィルター膜 9が設けられている。 さらに、 有機 EL 素子 1には、 これらの各層 4〜 6、 8、 9および電極 3、 7を覆う封止層 10が 設けられており、 これら全体がガラス基板 2と一体化されたケ一シング 1 1中に 配置されている。 また、 封止層 1 0とケ一シング 1 1との間には気体あるいは液 体 1 2が充填されている。 封止層 10はテフロン等の樹脂で形成されており、 ケ 一シング 1 1の材質はガラスやアルミニウム等とすればよく、 光硬化性樹脂接着 剤等で基板 2等と接合することができる。 気体あるいは液体 12としては乾燥空 気、 N2、 A rなどの不活性気体、 フロン系化合物などの不活性液体や吸湿剤等 が用いられる。
発光層は、 正孔 (ホール) および電子の注入機能、 それらの輸送機能、 正孔と 電子の再結合により励起子を生成させる機能を有する。発光層にはバイポール(電 子およびホール) に安定な化合物で、 かつ蛍光強度の強い化合物を用いることが
好ましい。 正孔注入輸送層は、 陽極からの正孔の注入を容易にする機能、 正孔を 安定に輸送する機能および電子の輸送を低下させる機能を有し、 電子注入輸送層 は、 陰極からの電子の注入を容易にする機能、 電子を安定に輸送する機能および 正孔の輸送を低下させる機能を有するものであり、 これらの層は、 発光層へ注入 される正孔ゃ電子を閉じ込めさせて正孔ゃ電子の密度を増大させて再結合確立を 向上させ、 再結合領域を最適化させ、 発光効率を改善する。 正孔注入輸送層およ び電子注入輸送層は、 発光層に用いる化合物の正孔注入、 正孔輸送、 電子注入、 電子輸送の各機能の高さを考慮し、 必要に応じて設けられる。 例えば、 発光層に 用いる化合物の正孔注入輸送機能または電子注入輸送機能が高い場合には、 正孔 注入輸送層または電子注入輸送層を設けずに、 発光層が正孔注入輸送層または電 子注入輸送層を兼ねる構成とすることができる。 また、 場合によっては正孔注入 輸送層および電子注入輸送層のいずれも設けなくてよい。 また、 正孔注入輸送層 および電子注入輸送層は、 それぞれにおいて、 注入機能を持つ層と輸送機能を持 つ層とに別個に設けてもよい。
発光層の厚さ、 正孔注入輸送層の厚さおよび電子注入輸送層の厚さは特に限定 されず、 形成方法によっても異なるが、 通常、 5〜 1 0 0 0 nm程度、 特に 1 0〜 2 0 O mnとすることが好ましい。
正孔注入輸送層の厚さおよび電子注入輸送層の厚さは、 再結合 ·発光領域の設 計によるが、 発光層の厚さと同程度もしくは 1 Z 1 0〜 1 0倍程度とすればよい。 電子もしくは正孔の、 各々の注入層と輸送層を分ける場合は、 注入層は 1 以上、 輸送層は 2 O nm以上とするのが好ましい。 このときの注入層、 輸送層の厚さの上 限は、 通常、 注入層で 1 0 0 O nm程度、 輸送層で 1 0 0 nm程度である。 このよう な膜厚については注入輸送層を 2層設けるときも同じである。
また、 組み合わせる発光層や電子注入輸送層ゃ正孔注入輸送層のキヤリァ移動 度やキャリア密度 (イオン化ポテンシャル ·電子親和力により決まる) を考慮し、 膜厚をコントロールすることで、 再結合領域 ·発光領域を自由に設計することが 可能であり、 発光色の設計や、 両電極の光の干渉効果による発光輝度 '発光スぺ クトルの制御や、 発光の空間分布の制御を可能にでき、 所望の色純度や素子や高
効率な素子を得ることができる。
式(I)のクマリン誘導体は、高い蛍光強度をもつ化合物なので発光層に用いるこ とが好ましい化合物であり、 発光層におけるその含有量は 0 . O l w 以上、 さら には 1 . O wt¾以上であることが好ましい。
本発明において、発光層には式(I)のクマリン誘導体のほかの蛍光物質を用いる ことができ、 こうした蛍光物質としては、 例えば、 特開昭 6 3— 2 6 4 6 9 2号 公報に開示されているような化合物、 例えばキナクリ ドン、 ルブレン、 スチリル 系色素等の化合物から選択される少なくとも 1種が挙げられる。また、 トリス(8
—キノリノラト) アルミニウム等の 8—キノリノールないしその誘導体を配位子 とする金属錯体色素などのキノリン誘導体、 テトラフェニルブタジエン、 アント ラセン、 ペリレン、 コロネン、 1 2—フタ口ペリノン誘導体等が挙げられる。 さ らには、 特開平 8— 1 2 6 0 0号のフエ二ルアントラセン誘導体、 特開平 8— 1 2 9 6 9号のテトラァリールェテン誘導体等も挙げられる。
特に、 式(I)のクマリン誘導体はホスト材料、特にそれ自体で発光が可能なホス 卜材料と組み合わせて使用することが好ましく、 ドーパントとしての使用が好ま しい。 このような場合の発光層におけるクマリン誘導体の含有量は 0 . 0 1〜 1 O wt¾, さらには 0 . l ~ 5 w であることが好ましい。 ホスト材料と組み合わせ て使用することによって、 ホスト材料の発光波長特性を変化させることができ、 長波長に移行した発光が可能になるとともに、 素子の発光効率や安定性が向上す る。
実際には、 要求される輝度 ·寿命 ·駆動電圧により ドープ濃度を決めればよく、 l w 以上では、 高輝度な素子が得られ、 1 . 5 w 以上 6 w ^以下では高輝度でか つ駆動電圧上昇が小さく、 発光寿命の長い素子が得られる。
式(I)のクマリン誘導体をドープするホスト材料としては、キノリン誘導体が好 ましく、 さらには 8—キノリノールないしその誘導体を配位子とするキノリノナ ト金属錯体、 特にアルミニウム錯体が好ましい。 このときの 8—キノリノールの 誘導体は、 8—キノリノールにハロゲン原子やアルキル基等が置換したもの、 ベ ンゼン環が縮合したものなどである。 このようなアルミニウム錯体としては、 特
開昭 6 3— 2 64 6 9 2号、 特開平 3— 2 5 5 1 9 0号、 特開平 5— 7 0 7 3 3 号、 特開平 5— 2 5 8 8 5 9号、 特開平 6— 2 1 5 8 7 4号等に開示されている ものを挙げることができる。 これらの化合物は電子輸送性のホス卜材料である。 具体的には、 まず、 トリス (8—キノリノラト) アルミニウム、 ビス (8—キ ノリノラ卜) マグネシウム、 ビス (ベンゾ { f } 一 8—キノリノラト) 亜鉛、 ビ ス (2—メチルー 8—キノリノラト) アルミニウムォキシド、 卜リス (8—キノ リノラト) インジウム、 トリス ( 5—メチル一 8—キノリノラト) アルミニウム、 8—キノリノラトリチウム、 トリス (5—クロロー 8—キノリノラト) ガリウム、 ビス (5—クロ口一 8—キノリノラト) カルシウム、 5, 7—ジクロル一 8—キ ノリノラ卜アルミニウム、 トリス (5, 7—ジブ口モー 8—ヒドロキシキノリノ ラト) アルミニウム、 ポリ [亜鉛 (II) 一ビス (8—ヒドロキシー 5—キノリニ ル〉 メタン] 、 等がある。
また、 8—キノリノールないしその誘導体のほかに他の配位子を有するアルミ 二ゥム錯体であってもよく、 このようなものとしては、 ビス (2—メチルー 8— キノリノラト) (フエノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチル一 8—キノ リノラト) (オルト一クレゾラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチル一 8— キノリノラト) (メタークレゾラ卜) アルミニウム(ΠΠ、 ビス (2—メチルー 8 一キノリノラト) (パラークレゾラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) (オルト一フエニルフエノラト)アルミニウム(111)、 ビス(2 —メチル一 8—キノリノラト) (メタ一フエニルフエノラト) アルミニウム(ΙΠ)、 ビス (2—メチル一 8 _キノリノラト) (パラーフエニルフエノラト) アルミ二 ゥム(111)、 ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) (2 , 3—ジメチルフエノラ ト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチル一 8—キノリノラト) (2, 6—ジメ チルフエノラト)アルミニウム(111)、 ビス(2—メチル一 8—キノリノラト) (3, 4ージメチルフエノラト) アルミニウム(ΠΙ)、 ビス (2 _メチル一 8—キノリノ ラト) (3 , 5—ジメチルフエノラ卜) アルミニウム(III)、 ビス (2—メチル一 8—キノリノラト) (3, 5—ジ一 tert—プチルフエノラト) アルミニウム(111)、 ビス ( 2—メチルー 8—キノリノラト) (2 , 6—ジフエニルフエノラト) アル
ミニゥム(111)、 ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) (2, 4, 6—トリフエ ニルフエノラ卜)アルミニウム(111)、 ビス(2—メチルー 8—キノリノラト) (2, 3, 6—卜リメチルフエノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチルー 8—キ ノリノラト) (2, 3, 5, 6—テ卜ラメチルフエノラ卜) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) ( 1一ナフトラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチル一 8—キノリノラト) (2—ナフトラト) アルミニウム(111)、 ビス (2, 4—ジメチルー 8—キノリノラト) (オルト一フエニルフエノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2, 4一ジメチルー 8—キノリノラト) (パラ一フエ ニルフエノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2, 4—ジメチル一 8—キノリノラ ト) (メタ一フエニルフエノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2, 4ージメチル 一 8—キノリノラト) (3, 5—ジメチルフエノラト) アルミニウム(ΠΙ)、 ビス (2, 4—ジメチルー 8—キノリノラト) (3, 5—ジー terl—ブチルフエノラ ト)アルミニウム(111)、 ビス(2—メチルー 4ーェチル一 8—キノリノラト) (パ ラ一クレゾラト) アルミニウム(ΙΠ)、 ビス (2—メチルー 4ーメトキシ一 8—キ ノリノラト) (パラ一フエニルフエノラ卜) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチ ルー 5—シァノー 8—キノリノラト) (オル卜一クレゾラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチル一 6—トリフルォロメチル— 8—キノリノラト) (2—ナフト ラト) アルミニウム(ΠΙ)等がある。
このほか、 ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) アルミニウム(III)— —才 キソ一ビス (2—メチルー 8—キノリノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2, 4 一ジメチルー 8—キノリノラ卜) アルミニウム(III)— —ォキソ一ビス (2, 4 一ジメチルー 8—キノリノラト) アルミニウム(111)、 ビス (4ーェチルー 2—メ チルー 8—キノリノラト) アルミニウム(ΙΠ)— X—ォキソ一ビス (4—ェチルー 2—メチルー 8—キノリノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチルー 4—メ 卜キシキノリノラト) アルミニウム(III)一 一ォキソ一ビス(2—メチルー 4― メ卜キシキノリノラト) アルミニウム(111)、 ビス (5—シァノ一 2—メチルー 8 —キノリノラト) アルミニウム(III)一 —ォキソ一ビス (5—シァノー 2—メチ ル一 8—キノリノラト) アルミニウム(111)、 ビス (2—メチルー 5—トリフルォ
ロメチル一 8—キノリノラト) アルミニウム(III)一〃一ォキソ一ビス (2—メチ ルー 5—トリフルォロメチルー 8—キノりノラ卜)アルミニウム(III)等であって もよい。
これらのなかでも、 本発明では、 特にトリス (8—キノリノラト) アルミニゥ ムを用いることが好ましい。
このほかのホスト材料としては、 特開平 8 - 1 2600号に記載のフエニルァ ントラセン誘導体ゃ特開平 8— 1 2969号に記載のテトラァリールェテン誘導 体なども好ましい。
フエ二ルアントラセン誘導体は、 下記式 (V) で表されるものである。
式 (V)
A1 -L ' -A2 (V)
式 (V) において、 A'および A2は、 各々モノフエ二ルアントリル基またはジ フエ二ルアントリル基を表し、 これらは同一でも異なるものであってもよい。
A'、 A 2で表されるモノフエ二ルアン卜リル基またはジフエ二ルアントリル基 は、 無置換でも置換基を有するものであってもよく、 置換基を有する場合の置換 基としては、 アルキル基、 ァリール基、 アルコキシ基、 ァリーロキシ基、 ァミノ 基等が挙げられ、 これらの置換基はさらに置換されていてもよい。 また、 このよ うな置換基の置換位置は特に限定されないが、 アントラセン環ではなく、 アント ラセン環に結合したフエニル基であることが好ましい。 また、 アントラセン環に おけるフエニル基の結合位置はアントラセン環の 9位、 10位であることが好ま しい。
式 (V) において、 L 1は単結合またはァリーレン基を表す。 L'で表されるァ リーレン基としては、 無置換であることが好ましく、 具体的にはフエ二レン基、 ビフエ二レン基、 アントリレン基等の通常のァリ一レン基の他、 2個ないしそれ 以上のァリーレン基が直接連結したものが挙げられる。 L 'としては、 単結合、 p—フエ二レン基、 4, 4 ' —ピフエ二レン基等が好ましい。
また、 L 'で表されるァリーレン基は、 2個ないしそれ以上のァリーレン基が アルキレン基、 一 O—、 — S—または一 NR—が介在して連結するものであって
もよい。 ここで、 Rはアルキル基またはァリール基を表す。 アルキル基としては メチル基、 ェチル基等が挙げられ、 ァリール基としてはフエニル基等が挙げられ る。 なかでも、 ァリール基が好ましく、 上記のフエニル基のほか、 A '、 A 2であ つてもよく、 さらにはフエニル基に A 'または A 2が置換したものであってもよい。 また、 アルキレン基としてはメチレン基、 エチレン基等が好ましい。
また、 テトラァリ一ルェテン誘導体は下記式(VI)で表されるものである。
式 (VI ) において、 A r A r 2および A r 3は、 各々芳香族残基を表し、 こ れらは同一でも異なるものであってもよい。
A r 1〜 A r 3で表される芳香族残基としては、芳香族炭化水素基(ァリール基)、 芳香族複素環基が挙げられる。 芳香族炭化水素基としては、 単環もしくは多環の 芳香族炭化水素基であってよく、 縮合環や環集合も含まれる。 芳香族炭化水素基 は、 総炭素数が 6〜 3 0のものが好ましく、 置換基を有するものであってもよい。 置換基を有する場合の置換基としては、 アルキル基、 ァリール基、 アルコキシ基、 ァリ一ロキシ基、 アミノ基等が挙げられる。 芳香族炭化水素基としては、 例えば フエニル基、 アルキルフエニル基、 アルコキシフエニル基、 ァリールフエニル基、 ァリ一ロキシフエニル基、 ァミノフエ二ル基、 ビフエ二ル基、 ナフチル基、 アン トリル基、 ピレニル基、 ペリレニル基などが挙げられる。
また、 芳香族複素環基としては、 ヘテロ原子として〇、 N、 Sを含むものが好 ましく、 5員環であっても 6員環であってもよい。 具体的には、 チェニル基、 フ リル基、 ピロ一リル基、 ピリジル基などが挙げられる。
A r '〜Α r :fで表される芳香族基としては、 特にフエニル基が好ましい。
nは 2 ~ 6の整数であり、 特に 2〜 4の整数であることが好ましい。
L 2は n価の芳香族残基を表すが、 特に芳香族炭化水素、 芳香族複素環、 芳香 族エーテルまたは芳香族ァミンから誘導される 2〜 6価、 特に 2〜 4価の残基で あることが好ましい。 これらの芳香族残基は、 さらに置換基を有するものであつ てもよいが、 無置換のものが好ましい。
式 (V ) 、 (VI) の化合物は基の組合せ等によって電子輸送性あるいは正孔輸 送性のホスト材料となりうる。
式(I)のクマリン誘導体を用いる発光層としては、上記のホスト材料と組み合わ せるものとする他、 少なくとも一種以上の正孔注入輸送性化合物と少なくとも 1 種以上の電子注入輸送性化合物との混合層とすることも好ましく、 この混合層中 に式(I)の化合物をド一パン卜として含有させることが好ましレ^このような混合 層における式(I )のクマリン誘導体の含有量は、 0 . 0 1〜2 0 w 、 さらには 0 . 1〜 1 5 w とすることが好ましい。
混合層では、 両キャリアのホッピング伝導パスができるため、 各キャリアは極 性的に優勢な物質中を移動し、 逆の極性のキヤリア注入は起こりにくくなるので、 混合する各化合物をキヤリアに対して安定な化合物とすることで、 有機化合物が ダメージを受けにくくなり、 素子寿命がのびるという利点があるが、 式(I ) のク マリン誘導体をこのような混合層に含有させることにより、 キヤリアに対して安 定なまま混合層自体のもつ発光波長を変化させることができ、 発光波長を主に長 波長に移行させることができるとともに、 発光強度を高め、 かつ素子の安定性が 向上する。
混合層に用いられる正孔注入輸送性化合物および電子注入輸送性化合物は、 各々、 後記の正孔注入輸送層等用の化合物および電子注入輸送層等用の化合物の 中から選択すればよい。 なかでも、 正孔注入輸送性化合物としては芳香族三級ァ ミンを用いることが好ましく、 具体的には式 (I I ) のテトラァリールジァミン誘 導体、 N, N ' —ビス (— 3—メチルフエニル) — N, N ' —ジフエニル— 4, 4 ' ージアミノビフエニル、 N , N ' —ビス (一 3—ビフエニル) 一 N , N ' ― ジフエニル一 4, 4 ' ージアミノビフエニル、 N , Ν ' —ビス (一 4 一 t—ブチ
ルフエニル) 一N, N ' —ジフエ二ルー 1, 1 ' ービフエニル— 4, 4 ' ージァ ミン、 Ν, Ν, Ν' , N' —テ卜ラキス (一 3—ビフエニル) 一 1, 1 ' —ビフ ェニル一4, 4 ' —ジァミン、 Ν, N' —ジフエ二ルー Ν, N' —ビス一 (ー4 ' 一 (Ν- 3 (メチルフエニル) 一 Ν—フエニル) アミノビフエ二ルー 4一ィル) ベンジジンなど、 特開昭 63— 295695号、 特開平 5— 23468 1号、 Ε P 065095 5A 1 (対応特願平 7— 43564号) 等に記載の化合物が挙げ られ、 なかでも式 (II) のテトラァリ一ルジァミン誘導体が好ましい。 また、 電 子注入輸送性化合物としては、 キノリン誘導体、 さらには 8—キノリノールない しその誘導体を配位子とする金属錯体、 特にトリス (8—キノリノラト) アルミ 二ゥムを用いることが好ましい。
この場合の混合比は、 キャリア密度、 キャリア移動度により混合比を決めるこ とが好ましい。 正孔注入輸送性化合物 Ζ電子注入輸送性化合物の重量比が、 1 / 99〜99ノ 1、 さらには 20ノ80〜 80ノ20、 特には 30Ζ70〜70Ζ 30程度となるようにすることが好ましい。 ただし、 素子における材料の組合せ によってはこの制限は受けない。
ここで、正孔注入輸送性化合物とは、 1 m程度のこの化合物の単層膜を陰極と 陽極の間に設けた単層膜素子を用い、 正孔 (ホール) と電子の電流密度を測定し たとき、 正孔の電流密度が電子の電流密度に比べ 2倍を超えるもの、 好ましくは 6倍以上、 より好ましくは 1 0倍以上になるものである。 一方電子注入輸送性化 合物とは、 同様に構成した単層膜素子を用いて正孔 (ホール) と電子の電流密度 を測定したとき、 電子の電流密度が正孔の電流密度に比べ 2倍を超えるもの、 好 ましくは 6倍以上、 より好ましくは 1 0倍以上になるものである。 なお、 上記で 用いる陰極および陽極は、 実際に用いるものと同一のものである。
また、 混合層の厚さは、 分子層一層に相当する厚みから、 有機化合物層の膜厚 未満とすることが好ましく、 具体的には 1〜85mnとすることが好ましく、 さら には 5〜60nm、 特には 5〜 50 nmとすることが好ましい。
なお、 上記のような混合層においては、 式 (I ) のクマリン誘導体のほか、 式 (ΙΠ) のキナクリ ドン化合物または式 (IV) のスチリル系ァミン化合物をドーパ
ントとして用いることができる。 この場合のドープ量は式 ( I ) のクマリン誘導 体と同様である。
式 (ΙΠ) について説明すると、 式 (III) 中、 および R
22は水素原子、 ァ ルキル基またはァリール基を表し、 これらは同一でも異なるものであってもよい。
R 2 ,、 R22で表されるアルキル基としては、 炭素数 1〜 5のものが好ましく、 置 換基を有していてもよい。 具体的には、 メチル基、 ェチル基、 プロピル基、 プチ ル基等が挙げられる。
R2,、 R22で表されるァリール基としては、 置換基を有していてもよく、 総炭 素数 1〜30のものが好ましく、 具体的にはフエニル基、 トリル基、 ジフエニル ァミノフエ二ル基等が挙げられる。
R23、 R24は各々アルキル基またはァリール基を表し、 これらの具体例として は、 R2I、 R22のところのものと同様のものを挙げることができる。 tおよび u は各々 0または 1〜4の整数であり、 0であることが好ましい。 t , uが 2以上 であるとき、 隣接する R23同士、 R24同士は互いに結合して環を形成してもよく、 このような環としてはベンゼン環、 ナフ夕レン環等の炭素環が挙げられる。
式 (III) のキナクリ ドン化合物の具体例を以下に示す。 具体例は下記式 (ΠΙ a) の R
2 ,等の組合せで示している。 また、 両端の縮合ベンゼン環には 1一位〜 5一位の位置を示し、 これらにさらに縮合ベンゼン環がつく場合の位置がわかる ようにされている。
化合物 R 21 R 22 R 23 R 24 No.
111-1 H H H H
III-2 "CH3 - CH3 H H
III-3 - C2H5 - C2H5 H H
III-4 - C3H7 一 C3H7 H H III-5 - C4H9 - C4H9 H H m-6 -Ph 一 Ph H H
III-7 o-卜リル 0 卜リル H H
これらの化合物は公知の方法、 例えば米国特許第 282 1 529号、 同第 28 2 1 530号、 同第 2844484号、 同第 2844485号等によって合成で き、 市販品を用いることもできる。
式 (IV) について説明すると、 式 (IV) 中、 R31は水素原子またはァリール基 を表す。 R 3 ,で表されるァリール基としては置換基を有するものであってもよく、 総炭素数 6〜 30のものが好ましく、 例えばフエニル基等が挙げれられる。
R32および R33は各々水素原子、 ァリール基またはアルケニル基を表し、 これ らは同一でも異なるものであってもよい。
R32、 R 3で表されるァリ一ル基としては置換基を有するものであってもよく、 総炭素数 6〜 70のものが好ましい。 具体的にはフエニル基、 ナフチル基、 アン トリル基等が挙げられ、 置換基としてはァリールアミノ基、 ァリールアミノアり ール基等が好ましい。 また置換基にはスチリル基が含まれることも好ましく、 こ のような場合式 (IV) で示される化合物から誘導される一価の基同士が、 それ自 体でまたは連結基を介して結合したような構造であることも好ましい。
R32、 R34で表されるアルケニル基としては置換基を有するものであってもよ く、 総炭素数 2〜 50のものが好ましく、 ビニル基等が挙げられ、 ビニル基とと もにスチリル基を形成していることが好ましく、 このような場合、 式 (IV) で示 される化合物から誘導される一価の基同士が、 それ自体でまたは連結基を介して 結合したような構造であることも好ましい。
R ^はァリールアミノ基またはァリールアミノァリール基を表し、 これらには
スチリル基を含んでいてもよく、 このような場合、 上記の同じく、 式 (IV) で示 される化合物から誘導される一価の基同士がそれ自体でまたは連結基を介して結 合したような構造であることも好ましい。
式 (IV) のスチリル系ァミン化合物の具体例を以下に示す。
e
これらの化合物は公知の方法、 例えばトリフエニルァミン誘導体を W i t t i g反応させる、 あるいは N i ( O) 錯体を用いてハロゲン化卜リフエニルァミン 誘導体を (ホモ 'ヘテロ) カップリングさせることによって合成でき、 市販品を 用いることもできる。
なお、 混合層におけるドーパン卜は、 1種のみを用いても, 2種以上を併用し てもよい。
混合層の形成方法としては、 異なる蒸着源より蒸発させる共蒸着が好ましいが、 蒸気圧 (蒸発温度) が同程度あるいは非常に近い場合には、 予め同じ蒸着ボード 内で混合させておき、 蒸着することもできる。 混合層は化合物同士が均一に混合 している方が好ましいが、 場合によっては、 化合物が島状に存在するものであつ てもよい。 発光層は、 一般的には、 有機蛍光物質を蒸着するか、 あるいは溶液と して直接スピンコー卜等するか、 あるいは樹脂バインダ一中に分散させてコーテ イングすることにより、 発光層を所定の厚さに形成する。
本発明では、 少なくとも 1層の正孔注入性および. zまたは輸送性の層、 すなわ ち正孔注入輸送層、 正孔注入層、 正孔輸送層のうちの少なくとも 1層を設け、 特 に発光層が混合層タイプでない場合、 少なくとも 1層に式(I I )のテトラァリール ジァミン誘導体を含有させる。 このような層中の式(I I)のテトラァリ一ルジアミ ン誘導体の含有量は 1 0 wt%以上であることが好ましい。また同層中あるいは別層 中で式(Π )のテトラァリールジァミン誘導体と併用できる正孔注入性およびノま たは輸送性の層用の化合物としては、 特開昭 6 3 - 2 9 5 6 9 5号公報、 特開平 2 - 1 9 1 6 9 4号公報、 特開平 3 7 9 2号公報等に記載されている各種有機 化合物、 例えば芳香族三級ァミン、 ヒドラゾン誘導体、 力ルバゾール誘導体、 卜 リアゾール誘導体、 イミダゾール誘導体、 アミノ基を有するォキサジァゾール誘 導体、 ポリチォフェン等が挙げられる。 これらの化合物は 2種以上を混合して用 いてもよく、 また積層して用いることができる。 なお、 混合層タイプの発光層と 組み合わせる場合、 必ずしも式 (Π ) のテトラァリールジァミン誘導体に限定さ れず広く用いることができるが、 素子の設計によっては発光層に隣接する正孔注 入輸送層ゃ正孔輸送層に、 混合層に用いた正孔注入輸送性化合物を用いることが
好ましいこともある。
正孔注入輸送層を正孔注入層と正孔輸送層とに分けて設層する場合は、 正孔注 入輸送層用の化合物のなかから好ましい組合せを選択して用いることができる。 このとき、 陽極 (スズド一プ酸化インジウム : I T O等) 側からイオン化ポテン シャルの小さい化合物の層の順に積雇することが好ましく、 陽極に接して正孔注 入層、 発光層に接して正孔輸送層を設けることが好ましい。 また陽極表面には薄 膜性の良好な化合物を用いることが好ましい。 このようなイオン化ポテンシャル と積層順の関係については、 正孔注入輸送層を 2層以上設けるときも同様である。 このような積層順とすることによって、 駆動電圧が低下し、 電流リークの発生や ダークスポットの発生 ·成長を防ぐことができる。 また、 素子化する場合、 蒸着 を用いているので 1〜 1 O nm程度の薄い膜も、 均一かつピンホールフリーとする ことができるため、 正孔注入層にイオン化ポテンシャルが小さく、 可視部に吸収 をもつような化合物を用いても、 発光色の色調変化や再吸収による効率の低下を 防ぐことができる。
式(I I )のテトラァリ一ルジァミン誘導体は、 一般に発光層側の層に用いること が好ましい。
本発明では、 電子注入性および または輸送性の層として電子注入輸送層を設 けてもよい。 電子注入輸送層には、 トリス (8—キノリノラト) アルミニウム等 の 8—キノリノールなしいその誘導体を配位子とする有機金属錯体などのキノリ ン誘導体、 ォキサジァゾール誘導体、 ペリレン誘導体、 ピリジン誘導体、 ピリミ ジン誘導体、 キノキサリン誘導体、 ジフエ二ルキノン誘導体、 ニトロ置換フルォ レン誘導体等を用いることができる。 電子注入輸送層は発光層を兼ねたものであ つてもよく、 このような場合はトリス (8—キノリノラト) アルミニウム等を使 用することが好ましい。 電子注入輸送層の形成は発光層と同様に蒸着等によれば よい。
電子注入輸送層を電子注入層と電子輸送層とに分けて設層する場合は、 電子注 入輸送雇用の化合物のなかから好ましい組合せを選択して用いることができる。 このとき、 陰極側から電子親和力の値の大きい化合物の層の順に積層することが
好ましく、 陰極に接して電子注入層、 発光層に接して電子輸送層を設けることが 好ましい。 電子親和力と積層順との関係については電子注入輸送層を 2層以上設 けるときも同様である。
本発明では、 上記の発光層ゃ正孔注入輸送層や電子注入輸送層などのような有 機化合物層に、 一重項酸素クェンチヤ一として知られているような化合物を含有 させてもよい。 このようなクェンチヤ一としては、 ルブレンやニッケル錯体、 ジ フエ二ルイソベンゾフラン、 三級アミン等が挙げられる。
特に正孔注入輸送層、 正孔注入層あるいは正孔輸送層において、 式(II)のテト ラァリールジァミン誘導体等の芳香族三級ァミンとルブレンとの併用は好ましく、 この場合のルブレンの使用量は式(Π)のテトラァリ一ルジァミン誘導体等の芳香 族三級ァミンの 0. 1〜20w であることが好ましい。 このようなルブレンに ついては、 EP 065095A 1 (対応特願平 7— 43564号) 等の記載を参 照することができる。 ルブレンを正孔輸送層等に含有させることで正孔輸送層等 の中の化合物を電子注入から守ることができる。 さらには、 再結合領域を卜リス (8—キノリノラト) アルミニウムのような電子注入輸送性化合物を含有する層 中の界面近傍から芳香族三級ァミンのような正孔注入輸送性化合物を含有する層 中の界面近傍にずらすことで正孔注入からトリス (8—キノりラト) アルミニゥ ム等を守ることができる。 なお、 ルブレンに限らず、 電子親和力が正孔注入輸送 性化合物よりも低く、 電子注入と正孔注入に対して安定な化合物であれば同様に 用いることができる。
本発明において、 陰極には、 仕事関数の小さい材料、 例えば、 L i、 N a、 M g、 A l、 Ag、 I nあるいはこれらの 1種以上を含む合金を用いることが好ま しい。 また、 陰極は結晶粒が細かいことが好ましく、 特に、 アモルファス状態で あることが好ましい。 陰極の厚さは 10〜1 00 Onm程度とすることが好ましい。 また、 電極形成の最後に A 1や、 フッ素化合物を蒸着、 スパッ夕することで封止 効果が向上する。
有機 E L素子を面発光させるためには、 少なくとも一方の電極が透明ないし半 透明である必要があり、 上記したように陰極の材料には制限があるので、 好まし
くは発光光の透過率が 80 %以上となるように陽極の材料および厚さを決定する ことが好ましい。 具体的には、 例えば、 I TO (スズド一プ酸化インジウム) 、 I Z 0 (亜鉛ドープ酸化インジウム) 、 S n〇2、 N i、 Au、 P t、 P d、 ド —パントをドープしたポリピロ一ルなどを陽極に用いることが好ましい。 また、 陽極の厚さは 1 0〜 50 Onm程度とすることが好ましい。 また、 素子の信頼性を 向上させるために駆動電圧が低いことが必要であるが、 好ましいものとして 1 0 〜30 (;1112または10 Ω ^πι2以下 (通常 1〜: L 0 QZcm2) の I TO (厚 み 1 0〜 300ηπι) が挙げられる。 実際には、 I TO両界面と陰電極面での光の 多重反射による光干渉効果が、 高い光取り出し効率、 高い色純度を満足できるよ うに I TOの膜厚、 光学定数を設計してやればよい。 またディスプレイのような 大きいデバイスにおいては、 I TOの抵抗が大きくなるので A 1等の配線をして もよい。
基板材料に特に制限はないが、 図示例では基板側から発光光を取り出すため、 ガラスや樹脂等の透明ないし半透明材料を用いる。 また、 基板には、 図示のよう に、 カラーフィルタ一膜や蛍光物質を含む蛍光変換フィルター膜、 あるいは誘電 体反射膜を用いて発光色をコントロールしてもよい。
なお、 基板に不透明な材料を用いる場合には、 図 1に示される積層順序を逆に してもよい。
本発明では、発光層に式(I)の種々のクマリン誘導体を用いることによって例え ば緑 ( λ max 490〜 550 nm) 、 青 ( λ max 440〜 490 nm) 、 赤 ( λ max 580〜660nm) の発光を得ることができ、 特に λ max 480〜 640 mnの発 光を好ましく得ることができる。
このときの緑、 青、 赤の C I E色度座標は、 好ましくは現行 CRTの色純度と 同等以上または NT S C標準の色純度と同等であればよい。
上記の色度座標は一般的な色度測定機で測定することができる。 本発明では卜 プコン社製の測定機 BM— 7、 S R- 1などを用いて測定している。
本発明における好ましい Ainax 、 C I E色度座標の x、 y値の発光は、 カラー フィルター膜や蛍光変換フィルター膜などを設けることによって得てもよい。
カラーフィルター膜には、 液晶ディスプレイ等で用いられているカラ一フィル 夕一を用いてもよいが、 有機 E Lの発光する光に合わせてカラーフィルターの特 性を調整し、 取り出し効率 '色純度を最適化すればよい。 また、 E L素子材料や 蛍光変換層が光吸収するような短波長の光を力ットできるカラ一フィル夕一を用 いることが好ましく、 これにより素子の耐光性 ·表示のコントラストも向上する。 このときカツ卜する光は緑の場合 5 6 O nm以上の波長の光および 4 8 O nm以下の 波長の光であり、 青の場合 4 9 O nm以上の波長の光であり、 赤の場合 5 8 0 nra以 下の波長の光である。 このようなカラ一フィルターを用いることにより、 C I E 色度座標において好ましい x、 y値が得られる。 カラーフィル夕一膜の厚さは 0 . 5〜 2 0 m程度とすればよい。
また、 誘電体多層膜のような光学薄膜を用いてカラ一フィルターの代わりにし てもよい。
蛍光変換フィルタ一膜は、 E L発光を吸収し、 蛍光変換膜中の蛍光体から光を 放出させることで発光色の色変換を行うものであるが、 バインダー、 蛍光材料、 光吸収材料の三つから形成される。
蛍光材料は、 基本的には蛍光量子収率が高いものを用いればよく、 E L発光波 長域に吸収が強いことが望ましい。具体的には蛍光スぺクトルの発光極大波長 λ ιη axが緑の場合 4 9 0〜5 5 0 mn、 青の場合 4 4 0〜 4 8 0 nm、 赤の場合 5 8 0〜 6 4 O nmであり、 λ max付近のスぺクトルの半値幅がいずれの場合にも 1 0〜 1 0 O nmである蛍光物質が好ましい。 実際には、 レーザー用色素などが適しており、 ローダミン系化合物、 ペリレン系化合物、 シァニン系化合物、 フタロシアニン系 化合物 (サブフタロシアニン等も含む) 、 ナフ夕ロイミド系化合物、 縮合環炭化 水素系化合物、 縮合複素環系化合物、 スチリル系化合物等を用いればよい。
バインダーは基本的に蛍光を消光しないような材料を選べばよく、 フォトリソ グラフィー、 印刷等で微細なパターニングができるようなものが好ましい。 また、 I T oの成膜時にダメージを受けないような材料が好ましい。
光吸収材料は、 蛍光材料の光吸収が足りない場合に用いるが、 必要のない場合 は用いなくてもよい。 また、 光吸収材料は、 蛍光材料の蛍光を消光しないような
材料を選べばよい。
このような蛍光変換フィルタ一用いることによって、 C I E色度座標において 好ましい X、 y値が得られる。 また、 蛍光変換フィルタ一膜の厚さは 0 . 5〜 2 0 m程度とすればよい。
本発明では図示例のようにカラ一フィル夕一膜と蛍光変換フィルター膜とを併 用してもよく、 好ましくは発光光を取り出す側に特定波長の光をカツ卜するよう なカラーフィルター膜を配置すればよい。
また、 カラーフィルター膜や蛍光変換フィルター膜の上には保護膜を設けるこ とが好ましい。 保護膜の材質はガラス、 樹脂等であってよく、 フィルター膜のダ メージが防止でき、 後工程での問題が起きないような材料を選択すればよく、 そ の厚さは 1〜 1 0 程度である。保護膜を設けることにより、 フィル夕一膜のダ メ一ジを防止でき、 表面をフラッ ト化でき、 屈折率や膜厚の調整、 光取り出し効 率の向上等を図ることができる。
これらのカラーフィルター膜、 蛍光変換フィルター膜、 保護膜の材料は、 市販 品をそのまま用いることができ、 これらの膜は塗布法、 電解重合法、 気相成長法 (蒸着、 スパッ夕、 C V D ) 等によって形成することができる。
次に、 本発明の有機 E L素子の製造方法を説明する。
陰極および陽極は、 蒸着法やスパッ夕法等の気相成長法により形成することが 好ましい。
正孔注入輸送層、 発光層および電子注入輸送層の形成には、 均質な薄膜が形成 できることから真空蒸着法を用いることが好ましい。 真空蒸着法を用いた場合、 アモルファス状態または結晶粒径が 0 . 1 i m以下 (通常、 下限値は 0 . 0 0 1 m程度である。 ) の均質な薄膜が得られる。 結晶粒径が 0 . l ^ mを超えていると、 不均一な発光となり、 素子の駆動電圧を高くしなければならなくなり、 電荷の注 入効率も著しく低下する。
真空蒸着の条件は特に限定されないが、 1 0— :iPa ( 1 0— δΤθΓ Γ) 以下の真空度 とし、 蒸着速度は 0 . 0 0 1〜 1 nm/sec 程度とすることが好ましい。 また、 真 空中で連続して各層を形成することが好ましい。 真空中で連続して形成すれば、
各層の界面に不純物が吸着することを防げるため、 高特性が得られる。 また、 素 子の駆動電圧を低くすることができる。
これら各層の形成に真空蒸着法を用いる場合において、 1層に複数の化合物を 含有させる場合、 化合物を入れた各ボートを個別に温度制御して共蒸着すること が好ましいが、 予め混合してから蒸着してもよい。 またこの他、 溶液塗布法 (ス ピンコート、 ディップ、 キャスト等) 、 ラングミュア · プロジェット (L B ) 法 などを用いることもできる。 溶液塗布法では、 ポリマー等のマトリクス物質中に 各化合物を分散させる構成としてもよい。
以上においては、 単一色発光の有機 E L素子について述べてきたが、 本発明で は 2種以上の発光種を発光させることが可能な有機 E L素子を構成することがで きる。 このような有機 E L素子では、 バイポーラ型発光層を含む 2層以上の発光 層を設け、 2層以上の発光層をバイポーラ型発光層同士の組合せ、 バイポーラ型 発光層とこれより陽極側の正孔輸送性の発光層との組合せ、 バイポーラ型発光層 とこれより陰極側の電子輸送性の発光層との組合せのいずれかとするものである。 ここで、 バイポーラ型発光層は、 発光層内での電子注入 ·輸送とホール注入 · 輸送が同じ程度あり、 電子とホールが発光層全体に分布することで再結合ボイン トおよび発光ボイン卜が発光層内全体に拡がっている発光層である。
さらに説明すると電子輸送性層から注入される電子による電流密度とホール輸 送性層から注入されるホールによる電流密度が同程度のオーダ一、 すなわち両キ ャリァの電流密度の比が 1 1 0〜 1 0ダ 1、 好ましくは 1 / 6〜 6 / 1、 より 好ましくは 1 Z 2〜 2 Z 1である発光層である。
この場合の両キャリアの電流密度の比は、 具体的には、 実際に使用するものと 同じ電極を用い、 発光層の単層膜を 1 m程度の厚さに成膜し、 この電流密度の測 定値から求めればよい。
一方、 正孔輸送性の発光層は、 ホールの電流密度がバイポーラ型よりも高いも のであり、 電子輸送性のものは、 電子の電流密度がバイポーラ型より高いもので ある。
さらに、 バイポーラ型発光層を主体にして説明する。
一般には電流密度はキヤリァ濃度とキヤリァ移動度の積で決まる。 すなわち、 発光層でのキャリア密度は、 各界面での障壁で決まる。 例えば、 電 子については電子注入される発光層界面での電子の障壁の大きさ (電子親和力の 差) で決まり、 ホールについてはホール注入される発光層界面でのホールの障壁 の大きさ (イオン化ポテンシャルの差) で決まる。 また、 キャリア移動度は発光 層に用いる材料の種類で決まる。
これらの値により、 発光層内の電子とホールの分布が決まり、 発光領域も決ま る。
実際には、 電極 ·電子輸送性層,ホール輸送性層でのキヤリァ濃度 ·キャリア 移動度が十分大きければ上記のように界面の障壁だけで問題は片ずくが、 電子輸 送性層 ·ホール輸送性層に有機化合物を用いた場合、 発光層に対してキャリア輸 送性層の輸送能力が不十分になるため、 発光層のキヤリァ濃度はキヤリァ注入電 極のエネルギーレベルとキヤリア輸送性層のキヤリア輸送性 (キヤリア移動度 · エネルギーレベル) にも依存する。 このため、 発光層への各キャリア電流密度は、 用いる各層の有機化合物の特性に大きく依存する。
ここで比較的単純な場合を用いてさらに説明する。
例えば、 陽極 Zホール輸送性層 Z発光層/電子輸送性層ノ陰極の構成において、 発光層界面での各キヤリァ輸送性層でのキヤリァ密度が一定の場合を考える。 この場合ホール輸送性層から発光層へのホールに対する障壁と電子輸送性層か ら発光層への電子に対する障壁が等しい時もしくは、 非常に近い値 (ぐ 0 . 2 V ) であれば発光層への各キヤリア注入量は同程度となり、 発光層各界面近傍での電 子濃度とホール濃度は等しいか非常に近い濃度となる。 ここで発光層の各キヤリ ァの移動度が等しければ、発光層内で再結合が(キヤリアの突き抜けがない場合) 効率的に起こり高輝度 ·高効率な素子が得られる。 しかしながら、 電子とホール の衝突確率が高く局所的な領域で再結合が起こる場合や、 発光層内に大きなキヤ リアの障壁 (> 0 . 2 e V ) 等がある場合は、 発光領域が拡がらず、 複数 の異なる発光波長の発光分子を同時に発光させることができなくなるので、 バイ ポーラ発光層には向かない。 適当な電子とホールの衝突確率を持たせて再結合領
域を狭めるような大きなキヤリァの障壁のない発光層を作ることがバイポーラ型 発光層には必要である。
また、 発光層からの各キャリアの突き抜けを防止するため、 ホール輸送性層の 電子プロック機能や電子輸送性層のホールプロック機能も効率の向上に有効であ る。 さらにこのような機能は、 複数層の発光層を持つ構成においては、 それぞれ のブロック層が再結合ポイントおよび発光ポイントとなり、 複数の発光層を発光 させるバイポーラ型発光層を設計する上で重要である。
次に発光層内での各キヤリァ移動度が異なる場合、 発光層界面での各キヤリァ 輸送性層でのキヤリア密度を調整することで、 上記のような単純な場合と同様な バイポーラ型発光層と同様な状態を形成できる。 当然発光層でのキヤリア移動度 の低い方のキヤリァ注入性層界面のキヤリア濃度を高めてやらねばならない。 さらに、 発光層界面での各キヤリァ輸送性層でのキヤリァ密度が異なる場合、 発光層内での各キヤリァ移動度を調整することで上記のような単純な場合と同様 なバイポーラ型発光層と同様な状態を形成できる。
ただし、 調整には限界があり、 理想的には発光層の各キャリア移動度と各キヤ リァ濃度が等しいか、 ほぼ同程度であることが望ましい。
上記のようなバイポーラ型発光層を設けることで、 複数の発光層を持つ発光素 子が得られるが、 各発光層の発光安定性を得るには、発光層を、物理的,化学的 - 電気化学的 ·光化学的に安定化しなければならない。
特に発光層は、 電子の注入 '輸送、 ホールの注入 '輸送、 再結合、 発光などの 機能が要求されるが、 特に電子 'ホールの注入輸送する状態は、 ァニオンラジカ ル ·カチオンラジカルもしくは、 それに近い状態に相当し, 有機固体薄膜材料に 対してこのような電気化学的状態での安定性が要求される。
また、 有機 E Lの原理は電気的分子励起状態からの光放出による失活であり、 電気的に蛍光発光させることである。 すなわち、 固体薄膜中で蛍光を失活させる ような劣化物が微量でも生成すると発光寿命は致命的に短くなり、 実用に耐えな い。
素子の発光安定性を得るには上記のような安定性を持つ化合物 ·素子構成、 特
に電気化学的に安定な化合物 ·素子構成を持つことが必要である。
上記の条件を全て満足するような化合物等を用いて発光層を形成してやればよ いが, 一つの化合物で、 バイポーラ型発光層を形成するのは難しい。 より簡便な 方法として、 各キヤリアに安定なホール輸送性化合物と電子輸送性化合物との混 合層とすることで安定なバイポーラ型発光層を得ることができる。 また、 蛍光性 を強めることで高輝度とするために混合層に高蛍光性ドーパントをドーピングし てもよい。
したがって、 本発明におけるバイポーラ型発光層としては、 混合層タイプのも のが好ましく、 2層以上の発光層はすべて混合層であることが好ましい。 また、 2層以上の発光層のうち少なくとも 1層にはドーパントがド一プされていること が好ましく、 さらに好ましくはすべての発光層にドーパントがドープされている ことである。
本発明の好ましい素子構成について説明すると、 ドーパントをドープした混合 層タイプの発光層のほかに、 さらにド一パントをドープした発光層を設け、 ドー ビングした発光層を 2層以上とするものである。 ドーピングした発光層の組合せ としては、 混合層同士、 混合層とこれより陽極側に設けられた正孔輸送性の発光 層および または陰極側に設けられた電子輸送性の発光層であり、 長寿命化を図 る上では、 特に混合層同士の組合せが好ましい。
この場合の混合層は、 前記と同様に、 正孔注入輸送性化合物と電子注入輸送性 化合物とを含有する層であり、 これらの混合物をホスト材料として用いたもので ある。 また正孔輸送性の発光層は正孔注入輸送性化合物を、 電子輸送性の発光層 は電子注入輸送性化合物を各々ホスト材料として用いたものである。
次に、 このような特に好ましい有機 E L素子における発光過程について説明す る。
i ) まず、 混合層同士の組合せ、 例えば混合層が 2層の場合を説明する。 正孔注 入性および または輸送性の層 ( 「正孔層」 と略す) 側の混合層を混合第 1層、 電子注入性および/または輸送性の層 ( 「電子層」 と略す) 側の混合層を混合第 2層とすると、 正孔層から注入された正孔 (ホール) は混合第 1層を通過し混合
第 2層へ、 電子層から注入された電子は混合第 2層を通過し混合第 1層へと進む ことが可能である。 再結合確率は電子濃度、 ホール濃度および電子ホール衝突確 率によって決まるが、 再結合領域は混合第 1、 第 2層、 界面等の障壁がないので 広く分散する。 したがって、 混合第 1、 第 2層でそれぞれ励起子が生成され、 そ れぞれのホストから、 最も近い発光種にエネルギー移動する。 混合第 1層で生成 された励起子はこの層中の発光種 (ド一パント) へ、 混合第 2層ではこの層中の 発光種 (ドーパント) へエネルギー移動することにより、 2種の発光種が発光可 能になっている。
このような現象は混合層が 3層以上であつても同様である。
ただし、 ド一パントがキャリアトラップとして働く場合、 トラップの深さを考 慮する必要がある。
Π ) 次に、 正孔輸送性の発光層と混合発光層の組合せについて、 例えば正孔層側 から正孔輸送性の発光層、 混合発光層の順に 2層設けた場合を説明する。 正孔層 から注入されたホールは正孔輸送性の発光層を通過し、 電子層から注入された電 子は、 混合発光層中を進み、 正孔輸送性の発光層と混合発光層の界面近傍、 およ び混合発光層中に拡がって再結合する。 正孔輸送性の発光層の界面近傍、 および 混合発光層中で、 それぞれ励起子が生成され、 それぞれのホストから、 励起子の マイグレーションできる範囲にあるエネルギーギャップの一番小さい発光種にェ ネルギ一移動する。 この際正孔輸送性の層の界面近傍で生成された励起子はこの 層中の発光種 (ドーパン卜) へ、 混合層ではこの層中の発光種 (ド一パント) へ エネルギー移動することにより、 2種の発光種が発光可能になっている。 また、 正孔輸送性の層のドーパント L U M O準位において電子が運ばれ、 正孔輸送性発 光層中で再結合し発光することで 2種の発光が可能になる。
i i i ) さらに、 電子輸送性の発光層と混合発光層の組合せについて、 例えば電子層 側から電子輸送性の発光層、 混合発光層の順に 2層設けた場合を説明する。 電子 層から注入された電子は、 電子輸送性の発光層中を通過し混合層へ進み、 正孔層 から注入されたホールは混合層へ入る。 混合層と電子輸送性の発光層の界面近傍、 および混合発光層中に拡がって再結合する。 電子輸送性の発光層の界面近傍、 お
よび混合発光層中で、 それぞれ励起子が生成され、 それぞれのホストから、 励起 子のマイグレーシヨンギヤップの一番小さい発光種にエネルギー移動する。 この 際、 電子輸送性の発光層界面で生成された励起子はこの層中の発光種 (ドーパン ト) へ、 混合発光層ではこの層中の発光種 (ド一パント〉 へエネルギー移動する こと、 または電子輸送性の層のドーパント H O M O準位においてホールが運ばれ、 電子輸送性発光層中で再結合することにより、 2種の発光種が発光可能になって いる。
i i ) 、 i i i ) については、 これらの組合せ、 あるいはこれらにおいて発光層を 3 層以上としたときも同様の現象が起きる。
混合層におけるホスト材料としての正孔注入輸送性化合物と電子注入輸送性化 合物との混合比は目的とするホス卜のキヤリァ輸送性によって変化させればよく、 通常体積比で 5ノ 9 5〜9 5 5の範囲のなかから選択される。 正孔注入輸送性 化合物比率の高い場合にはホール輸送量が多く再結合領域は陽極側にシフ卜し、 電子注入輸送性化合物比率の高い場合には電子輸送量が多く再結合域は陰極側に シフトする。 それに伴って混合層の発光強度のバランスが変化する。 このように、 混合層型ホストのキヤリァ輸送性を変えることにより各発光層での発光強度を変 えることができる。
また、 本発明では、 ホスト材料の種類を変えることによつてもキャリア輸送性 を変えることができる。
このように本発明で、 2層以上の発光層の発光特性をそれぞれの層について調 整可能とすることができる。 したがって、 発光層のキャリア輸送性と構成を最適 にすることができる。 このとき、 一層に 2種以上の発光種があってもよい。
このような多色発光に対応した発光層の 1層当たりの厚さは 5〜 1 0 Ο ηπκ さ らには 1 0〜 8 O nmであることが好ましく、 発光層の合計厚さは 6 0〜4 0 O rnii であることが好ましい。 なお、 混合層 1層当たりの厚さは 5〜 1 0 Ο ηπκ さらに は 1 0〜 6 0 rnnであることが好ましい。
このように複数の発光特性の異なる発光層を設ける場合、 発光極大波長が長波 長側の発光層を陽極側に設けることが好ましい。 また、 長寿命化を図る上ではド
—パントとしてルブレン等のナフ夕セン骨格を有する化合物を発光層 (特に混合 層) にドープすることが好ましい。
次に、 このような多色発光に対応した有機 E L素子に用いるホスト材料および ドーパントについて説明する。 ド一パントとしては、 すでに述べた式 ( I ) で示 されるクマリン誘導体、 式 (I I I ) で示されるキナクリ ドン化合物、 式 (VI) で示 されるスチリル系ァミン化合物、 ルブレン等のナフ夕セン骨格を有する化合物を 用いることができる。 このほか、 前記の発光材料となりうる化合物も用いること ができる。 さらには、 式 (VI I ) で示される縮合多環化合物を用いることができる。 式 (VI I) について説明する。 式 (VI I) には前記のルブレンも包含される。
(A r ) m - L (VI I )
式 (VI I) において、 A rは芳香族残基を表し、 mは 2〜 8の整数であり、 各々 の A rは同一でも異なるものであってもよい。
芳香族残基としては、 芳香族炭化水素残基、 芳香族複素環残基が挙げられる。 芳香族炭化水素残基としては、 ベンゼン環を含む炭化水素基のいずれであっても よく、 例えば単環もしくは多環の芳香族炭化水素残基が挙げられ、 縮合環や環集 合も含まれる。
芳香族炭化水素残基は、 総炭素数が 6〜 3 0のものが好ましく、 置換基を有す るものであってもよい。 置換基を有する場合の置換基としては、 アルキル基、 ァ ルコキシ基、 ァリール基、 ァリールォキシ基、 アミノ基、 複素環基等が挙げられ る。 芳香族炭化水素残基としては、 フエニル基、 アルキルフエニル基、 アルコキ シフエ二ル基、 ァリールフエニル基、 ァリールォキシフエニル基、 アルケニルフ ェニル基、 ァミノフエ二ル基、 ナフチル基、 アン卜リル基、 ピレニル基、 ペリレ ニル基などが挙げられる。 また、 アルキニルァレ一ン (ァリールアルキン) から 誘導されるァリールアルキニル基であってもよい。
芳香族複素環残基としてはへテロ原子として〇、 N、 Sを含むものが好ましく、 5員環でも 6員環でもよい。 具体的には、 チェニル基、 フリル基、 ピロ一リル基、 ピリジル基などが挙げられる。
A rとしては、 芳香族炭化水素残基が好ましく, 特に、 フエニル基、 アルキル
フエニル基、 ァリールフエニル基、 アルケニルフエニル基、 ァミノフエ二ル基、 ナフチル基、 ァリールアルキニル基等が好ましい。
アルキルフエニル基としては、 アルキル部分の炭素数が 1〜 1 0のものが好ま しく、 アルキル基は直鎖状であっても分岐を有するものであってもよく、 メチル 基、 ェチル基、 (n , i ) —プロピル基、 (n, i , s e c , t e r t ) —ブチ レ基、 ( n , i, n e o , t e r t ) —ペンチ レ基、 ( n , i , n e o ) 一へキ シル基等のアルキル基が挙げられ、 これらのアルキル基のフエニル基における置 換位置は o, m, p位のいずれであってもよい。 このようなアルキルフエニル基 の具体例としては、 (o , m. p ) 一トリル基、 4一 n—ブチルフエニル基、 4 一 t—プチルフエ二ル基、 等が挙げられる。
ァリールフエニル基としては、 ァリール部分がフエニル基であるものが好まし く、 このようなフエ二ル基は置換されていてもよく、 このときの置換基はアルキ ル基であることが好ましく、 具体的には上記のアルキルフエニル基のところで例 示したアルキル基を挙げることができる。 さらには、 ァリール部分は、 フエニル 基等のァリール基が置換したフエニル基であってもよい。 このようなァリールフ ェニル基の具体例としては、 (o, m, p ) —ビフエ二リル基、 4一トリルフエ ニル基、 3—トリルフエニル基、 テレフエ二リル基等が挙げられる。
アルケニルフエニル基としては、 アルケニル部分の総炭素数が 2〜 2 0のもの が好ましく、 アルケニル基としてはトリアリールアルケニル基が好ましく、 例え ばトリフエ二ルビニル基、 トリ トリルビニル基、 トリビフエ二ルビニル基等が挙 げられる。 このようなアルケニルフエニル基の具体例としては、 卜リフエ二ルビ ニルフエニル基等が挙げられる。
ァミノフエ二ル基としては、 ァミノ部分がジァリールアミノ基であるものが好 ましく、 ァリールアミノ基としてはジフエニルァミノ基、 フエニル卜リルアミノ 基等が挙げられる。 このようなァミノフエ二ル基の具体例としては、 ジフエニル ァミノフエ二ル基、 フエニルトリルアミノフエ二ル基等が挙げられる。
ナフチル基としては、 1—ナフチル基、 2—ナフチル基等であってよい。 ァリールアルキニル基としては、 総炭素数 8〜2 0のものが好ましく、 フエ二
ルェチニル基、 卜リルェチニル基、 ビフエ二リルェチニル基、 ナフチルェチニル 基、 ジフエニルァミノフエニルェチニル基、 N—フエニルトリルァミノフエ二ル ェチニル基、 フエニルプロピニル基等が挙げられる。
また、 式 (VII) における Lは環数 3〜 10、 好ましくは 3〜 6の縮合多環芳香 族の m (2〜8) 価の残基を表す。 縮合環とは、 環の構成原子のうち 2個以上の 原子が他の環と共有して結合している炭素環ゃ複素環などにより形成された環式 構造をいう。 縮合多環芳香族としては、 縮合多環芳香族炭化水素、 縮合多環芳香 族複素環が挙げられる。
縮合多環芳香族炭化水素としては、 アントラセン、 フエナントレン、 ナフ夕セ ン、 ピレン、 クリセン、 卜リフエ二レン、 ベンゾ [c] フエナントレン、 ベンゾ [a] アン卜ラセン、 ペン夕セン、 ペリレン、 ジベンゾ [a, j ] アントラセン、 ジベンゾ [a, h] アントラセン、 ベンゾ [a] ナフ夕セン、 へキサセン、 アン 夕ントレンなどが挙げられる。
縮合多環芳香族複素環としては、 ナフ卜 [2, 1 - f ] イソキノリン、 ナ フ夕フエナントリジン、 フエナント口才キサゾール、 キノリノ [6, 5 - f ] キ ノリン、 ベンゾ [b] チォファントレン、 ベンゾ [g] チォファントレン、 ベン ゾ [ i ] チォファントレン、 ベンゾ [b] チォファントラキノンなどが挙げられ る。
特には、 縮合多環芳香族炭化水素が好ましく、 Lはこれらの縮合多環芳香族炭 化水素から誘導される 2〜 8価、 さらには 2〜 6価の残基であることが好ましい。
このような縮合多環芳香族の 2〜 8価の残基 Lの具体例を以下に示す。
, O60/8S 09
09C80/86 OAV
698Z0/i6df/X3d
99
09C80/86 ΟΛΑ.
なお、 Lで表される縮合多環芳香族の 2〜 8価の残基は、 さらに置換基を有し ていてもよい。
特に、 Lとしては、 ベンゼン環が直鎖状に縮合したナフタセン、 ペン夕センま たはへキサセンから誘導される 2〜8価、 特に 2〜6価の残基が好ましい。 とり わけナフタセンから誘導されるもの、 すなわちナフタセン骨格を有する化合物を 構成するものが好ましい。
また、 Lとしてはアントラセンから誘導される 2〜6価、 さらには 2〜4価の 残基が好ましい。 ただし、 Lがアントラセンから誘導される 2または 3価の残基 であるとき、 2個または 3個存在する A rのうち、 少なくとも 1個はアルキニル ァレーン (ァリールアルキン) から誘導される残基である。 さらには、 A rのう ち 2個以上がこのような残基であることが好ましい。 そして、 特には Lはアン卜 ラセンから誘導される 3価の残基が好ましく、 式 (VII) の化合物としては、 この ような Lであって、 2個の A rがァリールアルキニル基、 1個の A rがビス (ァ リールアルキニル) アントリル基であるものが好ましく、 特には式 (VII— A) で 表されるものが好ましい。
(A r! ,) 2-L ,-L2- (A r ' 2) 2 (VII— A)
式中、 L ,および L2は各々アントラセンから誘導される 3価の残基を表し、 こ れらは通常同一であるが、 異なっていてもよい。 A r および A r 12は各々ァリ ールアルキニル基を表し、 これらは通常同一であるが、 異なっていてもよい。 な お、 ァリールアルキニル基のアントラセンにおける結合位置は、 アントラセンの 9, 10位であることが好ましく、 アントラセン同士は 1位または 2位で結合す ることが好ましい。 また、 ァリールアルキニル基は具体的には前記と同様のもの が挙げられる。
以下に、 式 (VIII) で表される化合物の具体例を示すが、 本発明はこれらに限 定されるものではない。 ここでは、 式 (VII— 1) 〜 (VII— 8) を用いて、 これ ら R。,等の組み合わせで示している。 なお、 R。 ,〜1¾。4等のようにまとめて示し ているものについては、 特にことわらないかぎり、 Hであることを示し、 すべて Hであるときは Hで示している。
SOy 90y 0 fcl
( !■ - ΙΙΛ )
SlOy "。 cuo
Z9
6980/t6<ir/13d 09C80/86 OAV
化合物
R01 - R 04 R
No. 05 RQ6 RO7~RO10 Ron R 012
1-1 H m-ビフ; i:二リル H H H m-ビフエ二リル 1-2 H 〇-ビフエ二リル H H H 0-ビフエ二リル 1-3 H 4-n-ブチルフエニル H H H 4-π-プチルフエニル 1-4 H 4小ブチルフエニル H H H 4小ブチルフヱニル 1-5 H P-ビフエ二リル H H H P-ビフエ二リル
1-8 H Ph H H H Ph
1-9 H 2-ナフチル H H H 2 -ナフチル
1-11 H 1 -ナフチル H H H 1 -ナフチル
1-12 H m - 卜リル H H H m - 卜リル
1-13 H 0 - 卜 Uノレ H H H 0 - 卜リル
1-14 H P- 卜1」ル H H H P- 卜リル
一「 CH3
—尸 3
1-15 H H H H
化合物
R。i~R, 04 R 05 R
No. 06 R 012 -16 H ■C≡C-Ph H H H -C≡C-Ph -17 H -C≡C一 Ph 一 C≡C一 Ph H 一 C≡C一 Ph一 C≡C—Ph
-22 H Ph Ph H Ph Ph-23 H H H -24 H
04 R
N 05 R 06 R。7一 R。10 R 011 R 012
o.
〇OPh OPh
1-32 H H
OPh OPh
1-33 H →Q-OPh --Q-OPh H -Q-OPh →^OPh
1-34 H - <P>
PhO PhO PhO PhO
1-35 H Ph -^-NPh2 H - "NPh 2 Ph
Md Md H Md Md -レ
€0y=S0y
H Md=OLOy= oa H
H H H H 4d„ - L
19
09£80/86 OAV
698tO/L6df/13d
化合物
Rn 0211 ~~Rπ'024 π025~ 027 R 28~R 31 R 32~R 34
No.
2-1 H R026=o-ビフエ二リル H R033=o-ビフエ二リル
2-2 H R026=m-ビフエ二リル H R033=m-ビフエ二リル
2-3 H R026=4-n-ブチルフエニル H Ro33=4-n_ブチルフエニル
2-4 H R026=m-トリル H R033=m-トリル
2-5 H R025=R027=m-ビフエ二リル H n032=Ro34=m ノエ一
2-6 H R025=R027=4-n-ブチルフエニル H R032=R034=4-n-ブチルフエニル
2-7 H R026=p-ビフエ二リル H R033=p-ビフエ二リル
2-8 H R
025=R
027=p-ビフエニル H R032=R034=P_ビフエ二リル
2-10 H R
025=R
027=m-トリル H
トリル
2-1 1 H R025=R027= H Γ1032=π034=
2-15 H R026=1 -ナフチル H R033=1 -ナフチル
H R026=2-ナフチル H R033=2-ナフチル
化合物
Fi041~R 044 Ro45~Ro48 RQ49~R 052 RQ53~RO56 No.
3-11 H Ro45
s R
048=p-ビフエ二リル H R053=F½6=P-ビフ I二リル 3-12 H
H nosa Rose
31 h
3-13 H R。45:
:R。48=m-トリル H
044
π045~
π048 049~
Π052
π053~
π056 No. -18 H o46=— C=C— Ph H R
055=— C=C— Ph -19 H Ro45=
R048=— c≡ c― Ph H R
053=R
056=~cョ c一 Ph -20 H Ro45=Ro47=~Cョ C—Ph H Ro53=
R055=-C≡C— Ph
化合物 R 57
No.
-1 H R。61 = R' 066 : •Cョ C一 Ph
4-10 H Rn 0R6i1 == R Rn0fi6fi6 == — C≡C— ^ ~ n - C4Hg
化合物 R 058~R066
No.
-1 R。61 = R。66 = -C≡C-Ph
J3
: D : D u ID II II
9
2 9-
ド一パントのドープ量は、 発光層の 0. 0 1〜 1 0体積%であることが好まし い。
一方、 発光層に用いるホスト材料としては、 前記のホスト材料、 正孔注入輸送 性化合物、 電子注入輸送性化合物として列挙したもののなかから選択することが できる。
正孔注入輸送性化合物である正孔輸送性のホスト材料としては、 式 (II) で示 されるテトラァリールジァミン誘導体を含む芳香族三級ァミンが好ましいものと して挙げられる。
以下に、 前記の化合物に包含ないし重複するものがあるが、 正孔輸送性のホス 卜材料を列挙する。 ここでは、 式 (H— 1) 〜 (H— 1 2) に従う Φ,等の組合 せで示している。 なお、 式 (H— 6 a) 〜 (H— 6 c) 、 式 (H— 7 a) 〜 (H 一 7 e) では組合せが共通であるため、 H— 6、 H— 7としてまとめて示してい る。
Φ, \ (H-1)
3
(H-1) 化合物 Φι Φフ
H-l-1 Ph 同左 同左
Η-1-2 ο-ビフエ二リル 同左 同左
Η-1-3 m-ピフエ二リル 同左 同左
Η-1-4 P-ビフエ二リル 同左 同左
Η-1-5 同左 同左
Η-1-6 同左 同左
Η-1-8 2-ナフチル 同左 同左
Η-1-9 同左 同左
Η-1-10 同左 同左
Η - 1—11 同左 同左
Η-1-12 同左 同
Η-1-13 同/ £
化合物 Φι φ φ,、
Η-1-14 // W-N N-- (Ph)2 同左 同左 Η-1-15 同左 同左
Η-1-16 Ph 同左 同左 Η-1-17 同左 同左
Η-1-19 m—ビフエニリル m—ビフエ二リル H Η-1-20 同左 同左
Η-1-21 同左 同左 Η-1-22 同左 同左 Η - 1-23 同左 同左
Η-1-24 同左 同左 Η-1-25 同左 同左 Η-1-26 同左 同左
(H-2)
化合物 Φ7 Φ8
Η - 2 - 2 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-3 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2 - 4 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-5 同上 同左 同左 同左
H-2-6 同上 同左 同左 同左
H-2-8 同上 1-ナフチル 同左 同左 同左
H-2-9 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
H-2- 10 同上 - CH3 同左 同左 同左
S S
H-2-11 同上 -C Ph 同左 同左 同左
S S
H-2-12 同上 同左 同左
H-2-14 同]!
(H-2) 化合物 Φ7
Η-2-15 )2 同左 同左 同左
H-2-17 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-18 同上 一 " VN- (Ph)2 同左 同左 同左
H-2-20 同上 Ph H Ph H
H-2-21 同上 0-ビフエ二リル H o-ビフエ二リル H
H-2-22 同上 m-ビフニニリル H m -ビフエニリル H
H-2-23 同上 P-ビフニニリル H p -ビフエ二リル H
H-2-24 同上 1-ナフチル H 1-ナフチル H
H-2-25 同上 2 -ナフチル H 2-ナフチル H
H-2-27 ■NPh2 ハ - - - NPh2 H
•NPho
(H-2)
化合物 Φ5 Φ7
Η-2-102 同上 ο -ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-103 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-104 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-105 同上 同上 同上 同上
Η-2-106 同上 同左 同左 同左
Η-2-108 同上 1 -ナフチル 同左 同左 同左
Η - 2— 109 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
H-2-110 同上 CHq 同左 同左 同左
S S
Η-2-111 同上 同左 同左 同左
Η-2-112 同上 同左 同左 同左
Η-2-113 同上 同左 问
化合物 Φ5 Φ,
Η— 2-115 )2 同左 同左 同左
H - 2— 116 同左 同左 同左
H - 2—117 同上 P 同左 同左 同左
H-2-118 同上 同左
H-2-120 同上 Ph H Ph H
H-2-121 同上 Ph ^- Ph2 Ph -f VNPh2
H - 2-122 同上 Ph ~ " "NPh2 ph -QQ NPh,
H - 2-123 同上 ■NPh2 同左 Ph Ph
(H-2)
化合物 Φ4 Φ6 Φ7
Η-2-201 Ph 同左 同左 同左
Η-2-202 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-203 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-204 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-205 同上 同左 同左 同左
Ph
Η-2-207 同上 - ^ 同左 同左 同左
Η-2-208 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
Η-2-209 同上 1 -ナフチル 同左 同左 同左
Η- 2-210 同上 同左 同左 同左
Η-2-211 同上 同左 同左 同左
Η— 2 - 212 同上 同左 同左 同左
Η-2-213 同上 同左 同左 同左
Η-2-214 同上 同左 同左 同左
(H-2) 化合物 Φ,
Η - 2 - 215 N- (Ph)2 同左 同左 同左
H - 2— 217 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-218 同上 -N- (Ph)2 同左 同左 同左
H - 2-220 同上 Ph H Ph H
(H-2) 化合物 Φ7
Η-2-302 同上 ο -ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η - 2— 303 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-304 同上 同左 同左 同左
Η-2-305 同上 同左 同左 同左
Η-2-306 同上 同左 同左 同左
Η-2-308 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
Η-2-309 同上 1-ナフチル 同左 同左 同左
Η - 2-310 同上 CH 同左 同左 同左
H-2-311 同上 同左 同左 同左
Η - 2-312 同上 同左 同左 同左
Η - 2- 313 同上 同左 同左 同左
Η— 2 - 314 同上 同左 同左 同左
(H-2) 化合物 Φ
6 Φ
7
Η - 2-315 )2 同左 同左 同左
H - 2- 317 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-318 同上 )2 同左 同左 同左
H— 2-320 同上 Ph H Ph H
H-2-321 同上
P
h "CG
N-(
Ph)2
Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左 同左 同左 同左
(H-2) 化合物 Φ
5 Φ
6 Φ
7 R
Η-2-403 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H - 2—404 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-405 同上 同左 同左 同左
H-2-406 同上 同左 同左 同左
Η-2-408 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-2-410 同上 Ph 同左 同左 同
H-2-411 同上 同左 同左 同左
H-2-413 同上 同 |π|Λ-:
(H - 2)
化合物 Φ<1 Φ7
Η-2-414 )2 同左 同左 同左
H-2-416 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-417 同上 一 - - (Ph)2 同左 同左 同左
H - 2-419 同上 Ph H Ph H
(H-2) 化合物 Φ7
Η-2-502 同上 ο—ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-503 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-504 同上 P—ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-505 同上 同左 同左 同左
Η— 2-506 同上 同左 同左 同左
Η-2-508 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
Η-2-509 同上 1 -ナフチル 同左 同左 同左
Η-2-510 同上 Γ ιη C 同左 同左 同左
S S
Η - 2-511 同上 同左 同左 同左
Ph
s s
Η-2-512 同上 同左 同左 同左
Η - 2-513 同上 同左 同左 同左
Η— 2-514 同上 同左 同左 同左
(H-2) 化合物 Φ,
Η-2-515 H
H - 2 - 516 同上 0 同左 同左 同左 同左 同左 同左 h)2 同左 同左 同左
同左 同左 同左
H Ph H 同左 同左 同左
(H-2) 化合物 Φ5 Φ7 Φ8
Η-2-602 同上 ο-ピフエ二リル 同左 同左 同左
H - 2-603 同上 m -ビフヱ二リル 同左 同左 同左
H-2-604 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H - 2-605 同上 同左 同左 同左
H-2-606 同上 同左 同左 同左
H-2-608 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
H-2-609 同上 同左 同左 同左
H-2-610 同上 同左 同左 同左
H-2-611 同上 同左 同左 同左
H - 2 - 613 同上 同ん: firiA-: 1-1 A£
(H-2) 化合物
Η-2-614 )2 同左 同左 同左
H - 2-616 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-617 同上 ■N- (Ph)2 同左 同左 同左
H-2-619 同上 Ph H Ph H
(H-2) 化合物 Φ7
Η-2-702 同上 ο-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-2-703 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-704 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-705 同上 同左 同左 同左
H-2-706 同上 同左 同左 同左
Η-2-708 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
Η-2-709 同上 - CH3 同左 同左 同左
S S
H-2-710 同上 Ph 同左 同左 同左
S S
H-2-711 同上 同左 同左 同左
H-2-712 同上 同左 同/ H 同左
H-2-713 同上 同左 M Ai Ι-Ί Λί
(H-2) 化合物 Φ
6 Φ
7
H - 2-714 )2 同左 同左 同左
H - 2-715
H-2-716 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-717 同上 -Ν- (Ph)2 同左 同左 同左
H-2-719 同上 Ph H Ph H
(H-2)
H-2-802 同上 0-ビフエニリ レ 同左 同左 同左
H-2-803 同上 m—ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-2-804 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H— 2 - 805 同上 同左 同左 同左
H - 2-806 同上 同左 同左 同左
H-2-808 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-2-809 同上 - -^- CH3 同左 同左 同左
H - 2 - 810 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-811 同上 同左 同左 同左
H— 2-812 同上 同左 同左 问 Ξ
H - 2-813 同ヒ
化合物 6 Φ7
Η-2-814 同左
H-2-815
H-2-816 同上 Ph 同左 同左 同左
H-2-817 同上 ~{ \- \V_N_ (ph)2 同左 同左 同左
H - 2- 819 同上 Ph H Ph H
/ \
Θ / ο
(H-3) 化合物 Φο φ 10 Φ, Φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15
Η-3-2 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-3 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-4 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-8 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-9 同上 一 - -CH3 同左 同左 同左 同左 同左 s s 3
H-3-10 同上 ~l j >一 ph 同左 同左 同左 同左 同左
S' S'
H-3-11 同上 -i - 同左 同左 同^ 同左 同左
Η - 3-12 同上 同左 同 同左 「π|Αΐ )左
H-3-13 同上 同左 同^ RAZ RIA- [·'! Ε
(H-3) 化合物 Φο φ !0 Φ, Φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15
Η - 3-14 2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-16 同上 ~ — Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-17 同上 ■N-(Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-19 同上 Ph H Ph H Ph H
(H-3) 化合物 Φ9 Φιο Φ. Φ12 Φ 13 Φ Φ 15
Η-3-101 Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-102 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-103 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-104 同上 P -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-106 同上 同左 同左 同左 同 £ 同左
H - 3-107 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-108 同上 2-ァノチル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-109 同上 同左 同 同左
S ^- -CH3 同左 同左
S
H-3-110 同上 一 一 s — Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-111 同上 I : 同左
H - 3- 112 同上 i【'1左
H- 3-113 同上
(H-3) 化合物 Φο 10 Φ, Φ, Φ 13 Φ 14 Φ 15
H-3-114 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-116 同上 Ph 同左 同左 同左 同左 同左
S
H-3-117 同上 -N- (Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-118 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-119 同上 Ph H Ph H Ph H
(H - 3)
化合物 Φο φ 10 Φ, φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15
Η-3-201 Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3-202 同上 ο-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-203 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-204 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-206 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-207 同上 同左 同左 同左 同左 同左
Η-3-208 同上 2-ナフナル 同左 同左 同 同左 同左
Η-3-209 同上 ^-l -CH, 同左 同左 同左 同左 同左 H - 3-210 同上 同/三 同ん: fu!t
H-3-211 同上 同ん r. 问左
H - 3-212 同上 ίπΙ Λ: | ΐ|Λ· 问左
H-3-213 同上 |π·| Λ· | ι·
(H-3)
化合物 Φο φ 10 Φ, Φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15 同左 同左 同左 同左 同左
同左 同左 同左 同左 同左
H-3-216 同上 -ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-217 同上 ~ΙΠγ^ -N-(Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-218 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-219 同上 Ph H Ph H Ph H
(H - 3) 化合物 Φο φ 10 φ. φ 12 Φ| φ 14 Φ 15
Η— 3-301 Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-302 同上 0-ビフエニリル 同左 同左 同左 同左 同左 o
H - 3 - 303 同上 m-ビフエ二リル 2 同左 同左 同左 同左 同左
H— 3—304 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3- 306 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-307 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-308 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-309 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3-310 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3- 311 同上 一 S 同左 同左 同 同 Α·: 同左
H-3-312 同上 同
H-3-313 同上 |π·] /
Γ; Ι.ίΐ ^
(H-3) 化合物 Φ
9 Φ 10 Φ 11 φ 12 13 Φ 14 Φ 15
H-3-316 同上 Λ ph 同左 同左 同左 同左 同左
S
H-3-317 同上 •N-(Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-318 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-319 同上 Ph H Ph H Ph H
(H-3) 化合物 Φ9 Φ ιο Φ, Φ 12 Φ 13 Φ !4 Φ !5
Η— 3—401 Ph 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-402 同上 ο -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-403 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H— 3 - 404 同上 P -ビフヱ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-406 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3—407 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-408 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左 同左
H -3-409 同上 同左 同左
H-3-410 同上 同左 同左
H-3-411 同上 同も-: 同左
H-3-413 同ヒ 同/ H 同 E Η ,·: liil - ΙΗ| ·
(H-3) 化合物 Φ9 Φ 10 Φ 1 1 φ 12 Φ 13 Φ Φ
Η - 3-414 同左 同左 同左 同左 同左
Η-3-415 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-417 同上 一 xV-N- (Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H - 3-418 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-419 同上 Ph. H Ph H Ph H
(H-3) 化合物 Φο φ 10 Φ 1 1 φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15
H-3-502 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-503 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-504 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-505 同上 ~ p 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-506 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H— 3-507 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-508 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-509 同上 ^-1 ^-CH, 同左 同左 同左 同左 同左
S S
H-3-510 同上 ~Ι[ ~Ι -Ph 同左 同左 同左 同左 同左
S S
H-3-511 同上 同も-: 同左
H- 3-513 同上 同左 同左 Γπ|Α·: H
(H-3) 化合物 Φο φ 10 φ 1 1 φ 12 Φ 13 Φ 14 Φ 15
Η-3-514 )2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-516 同上 ~Jl ¾— Ph 同左 同左 同左 同左 同左
S
H-3-517 同上 一 - V-N- (Ph)2 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-518 同上 同左 同左 同左 同左 同左
H-3-519 同上 Ph H Ph H Ph H
(H-4)
(H-4) 化合物 Φ 16 化合物 16
H - 4—1 Ph H-4-14 •N- (Ph)2
H-4-2 o-ビフエニリ レ H - 4一 15
H - 4-3 m-ビフエニリル H-4-16 Ph
H-4-8 2-ナフチル H-4-22 - C2H5
u Φ
601
698rO/^.6df/X3d 09£80/86 OAV
(H-5)
III
698Z0/t6df/ 3d 09£80/86 O
(H-6) [ H-6a〜H-6cにおいて同じ組合せ;以下の(H-6)にて同じ] 化合物 Φ 19 Φ 20 Φ,,
H-6-1 Ph 同左
Or
H-6-2 0 -ビフヱ二リル 同左 同上
H-6-3 m-ビフエ二リル 同左 同上
H-6-4 P-ビフ I二リル 同左 同上
H-6-5 同左 同上
H-6-6 同左 同上
H-6-8 2-ナフチル 同左 同上
H-6-9 同左 同上
H-6-10 同左 同上
H-6-11 同左 同上
H-6-12 同左 同上
H - 6—13 同左 同上
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ 20 Φ, 21
H - 6—14 N—(Ph)2 同左 Or
H - 6—16 -O S - Ph 同左 同上
H - 6 - 17 ■N- (Ph)2 同左 同上
H-6-19 H 同上
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ 20
Η-6-101 Ph 同左
Η-6-102 ο -ビフ ι二リル 同左 同上
H-6-103 m-ビフエニリル 同左 同上
H-6-104 P -ビフ X二リル 同左 同上
H-6-105 同左 同上
H-6-106 同左 同上
H-6-108 2 -ナフチル 同左 同上
H-6-109 -T -CH3 同左 同上
SU3 S
H— 6-110 Ph 同左 同 -ヒ
H— 6-111 同左 问上
H-6-112 同左 同ヒ
(H-6)
化合物 Φ 19 Φ 20 Φ 21
H-6-116 Ph 同左 同上
s
H-6-117 h)2 同左 同上
H-6-119 Ph H 同上
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ 20
Η— 6 - 201 Ph 同左
Ph s人
H - 6-202 o-ビフエ二リル 同左 同上
H-6-203 m -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-204 P-ビフエ二リル 同左 同上
Ph
H - 6-206 -00 同左 同上
Ph
H-6-207 同左 同上
H-6-208 2-ナフチル 同左 同上
H - 6-210 K ph 同左 同上
S S
H-6-211 同左 同!:
H-6-212 同左
化合物 Φ 19 Φ 20
Η - 6—214 N-(Ph)2 同左
Η-6-215 0 同左 同上
H-6-216 Ph 同左 同上
H-6-217 •N- (P )2 同左 同上
H-6-219 Ph H 同上
H-6-302 o -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-303 m -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-304 P-ビフエ二リル 同左 同上
H-6-305 同左 同上
H-6-306 同左 同上
H-6-308 2 -ナフチル 同左 同上
H-6-309 同左 同上
H-6-310 同左 同丄:
H - 6— 311 同左 同
H-6-312 同/ K Pi
H - 6 - 313 同
H-6-316 Ph 同左 同上
H-6-317 -N- (Ph)2 同左 同上
H - 6-319 Ph H 同上
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ20 Φ
Η-6-401 Ph 同左 Ph
Η - 6 - 402 ο -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-403 m -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-404 P-ビフエ二リル 同左 同上
H-6-405 同左 同上
H-6-406 同左 同上
H-6-408 2-ナフチル 同左 同上
H-6-409 同左 同上
H-6-410 同左 同—ヒ
H - 6-411 同左 同卜-
H - 6—412 同左 「"1
H-6-413
Η - 6-414 N-(Ph)2 同左
Η— 6-415 »0 同左 同上
Η— 6-416 Ph 同左 同上
Η-6-417 ■N- (Ph)2 同左 同上
Η— 6-419 H 同上
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ20 Φつ
H-6-501 Ph 同左 O A
H-6-502 o -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-503 m -ビフエ二リル 同左 同上.
H-6-504 P-ビフエ二リル 同左 同上
H - 6 - 505 同左 同上
H-6-506 同左 同上
H-6-508 2 -ナフチル 同左 同上
H-6-509 CHつ 同左 同 h
S S
H-6-510 同左 同-ヒ
H-6-511 同左 ( 1 .(·.
H-6-512 同左
H - 6-513 同左 In'!
(H-6) 化合物 Φ 19 Φ 20 Φつ
H-6-514
H-6-515
H-6-516 Ph 同左 同上
H-6-517 同上
H-6-519 Ph H 同上
(H-6) 化合物 Φ ! 9 Φ 20 Φ- 2,1
Η-6-601 Ph 同左
Η-6-602 ο-ビフエ二リル 同左 同上
Η-6-603 m—ビフエ二リル 同左 同上
H-6-604 P -ビフエ二リル 同左 同上
H-6-605 同左 同上
Ph
H - 6—607 - ^ 同左 同上
H-6-608 2-ナフチル 同左 同 ±
H-6-609 CH 同左 同ヒ
SU3 S -
H-6-610 同左 同上
H-6-611 同左 同
H-6-612 同左
H-6-613 同 : I I:
Η— 6—614
H-6-615
Η— 6 - 616 Ph 同左 同上
H-6-617 •N- (Ph)2 同左 同上
H— 6—619 Ph H 同上
(H-6)
化合物 Φ 19 φ20 Φつ 21
Η - 6— 703 m-ビフエ二リル 同左 同上
H-6-704 P-ビフヱ二リル 同左 同上
H - 6 - 705 同左 同上
H-6-706 同左 同上
H-6-708 2 -ナフチル 同左 同上
H-6-709 CH, 同左 同上
H-6-713
(H-6)
化合物 Φ 19 Φ 20
Η - 6— 714
H-6-715
H-6-716 Ph 同左 同上 同上
H - 6-719 Ph H 同上
(H-6)
化合物 Φ 19 Φ 20
Η-6-802 ο "ビフエニリル 同左 同上
H-6-803 m-ビフエ二リル 同左 同上
H— 6 - 804 P-ビフヱ二リル 同左 同上
H-6-805 同左 同上
H-6-806 同左 同上
H-6-808 2-ナフチル 同左 同上
Η-6-814
Η-6-815
Η - 6— 816 - - Ph 同左 同上
Η-6-817
Η - 6-818
Η-6-819
Ν— Φ22_ (H - 7a)
(H-7) [ H-7a~H-7eにおいて同じ組合せ;以下の(H-7)にて同じ] 化合物 Φ '22 Φ Φ
24 Φ Φ
H-7-2 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H - 7— 3 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-4 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
Η-7-δ 同上 同左 同左 同左
H - 7-6 同上 同左 同左 同左
H-7-8 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-7-9 同上 -CH3 同左 同左 同左
S S
H-7-10 同上 同左 同左 同左
H-7-11 同上 同左 同左 同左
H-7-12 同上 同左 同左 同左
H-7-13 同上 同左 同左 同 t
(H-7) 化合物 Φ '22 Φ 23 Φ 24 Φ Φ 26
Η - 7-14 )2 同左 同左 同左
H-7-16 同上 Ph 同左 同左 同左
H-7-17 同上 N— (Ph)2 同左 同左 同左
H-7-19 同上 Ph H Ph H
(H-7) 化合物 Φ 22 Φ '23 Φ24 Φ, Φ 26
H-7-102 同上 o -ヒフエ二 同左 同左 同左
H-7-103 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-104 同上 P -ビフエ二 同左 同左 同左
H-7-105 同上 同左 同左 同左
H - 7-106 同上 同左 同左 同左
H-7-108 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-7-110 同上 ~ -l -ph 同左 同左 同左
S S
H-7-111 同上 同左 同左 同左
H-7-112 同上 同左 同左 同左
H-7-113 同上 同ズ (". : ίπΙ -
(H-7) 化合物 Φ '22 Φ
23 Φ
ι24 Φ,<; Φつ
Η-7-114 (Ph)2
H - 7— 115 同上 1X0 同左 同左 同左
H - 7 - 116 同上 Ph 同左 同左 同左
H— 7-117 同上 -N—(Ph)2 同左 同左 同左
H-7-119 同上 Ph H Ph H
CH-7) 化合物 Φ 22 Φ '23 Φ ι2 Φ25 Φ 26
Η-7-201 Ph 同左 同左 同左
H-7-202 同上 0-ビフエニリ レ 同左 同左 同左
H - 7-203 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-204 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-208 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-7-209 同上 左 同左
H-7-210 同上 左 同左
Η— 7 - 211 同上 / 同左
H-7-212 同上 Λ· 同左
H-7-213 同上 Λ Μ /,
(H)7-
(H-7) 化合物 Φ 22 Φ 23 Φ 24 Φつ 26
Η - 7-301 JT\C ~ Ph 同左 同左 同左
S' 'S'
H-7-302 同上 0 "ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-303 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-304 同上 p -ビフ I二リル 同左 同左 同左
H-7-305 同上 同左 同左 同左
H-7-306 同上 同左 同左 同左
Η-7-308 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
Η-7-309 同上 H3 同左 同左
S - -C 同左
S "
H-7-310 同上 ~JL -Ph 同左 同左 同左
'S' S
H-7-311 同上 同左 同左 同左
H-7-312 同上 同 同 Ξ 同 ¾
H- 7-313 同.ヒ W: M Γπ'1 ΰ
(H-7)
化合物 Φ 23 Φ 24 Φ if-
Η - 7-314 - -^c -0- -(Ph)2 同左 同左 同左
H - 7— 315 同上 TCCO 同左 同左 同左
H— 7-316 同上 Ph 同左 同左 同左
H-7-317 同上 -N- (Ph)
2 同左 同左 同左
H-7-319 同上 Ph H Ph H
(H-7) 化合物 Φ22 Φ23 Φ 24 Φ 25 Φ 26
Η - 7-401 Ph 同左 ί· 1左 同,
Η - 7-402
o-ビフヱ二リル 同左 同左 同左
H-7-403 同上 m -ビフエニリル 同左 同左 同左
H - 7—404 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-405 同上 同左 同左 同左
H-7-406 同上 同左 同左 同左
H-7-408 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H-7-409 同上
s ~l -CH3 同左 同左 同左 S
H - 7-410 同上 ~l - -P 同左 同左 同左
S S
H-7-411 同上 同左 同左 同左
H-7-413 同 h 同/ M 1-1 A-:
(H-7)
化合物 Φ 22 Φ 23 Φ '24 Φ 26
Η-7-414 )2 同左 同左 同左
H-7-416 同上 Ph 同左 同左 同左
H - 7-417 同上 h)2 同左 同左 同左
H - 7 - 419 同上 Ph H Ph H
H - 7—420 Ph 同左 同左 同左
H-7-421 Ph 同左 同左 同左
(H-7) 化合物 Φ
22 *23 Φ24 Φ25 Φ 26
H-7-502 同上 o -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H— 7 - 503 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-504 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-505 同上 同左 同左 同左
H - 7-506 同上 同左 同左 同左
H-7-508 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H - 7-509 同上 一 _CH3 同左 同左 同左
H - 7-510 同上 ^-Ph 同左 同 Γ: 同左
H-7-511 同上 同左 同左 同ん
H-7-512 同上 同左 H - . 同左
H - 7- 513 同 t 同^ ίπ| Λ· |π| Λ·
(H-7) 化合物 Φ '22 Φ
23 Φ 24 Φ 25 Φ
Η· - 7 - 514 同左 同左 同左
Η-7-516 同上 Ph 同左 同左 同左
Η - 7— 517 同上 一 )-N- (Ph)2 同左 同左 同左
H-7-519 同上 Ph H Ph H
(H - 7) 化合物 Φ22 Φ 23 Φ24 Φ 25 Φ 26
H - 7-602 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-603 同上 m-ピフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-604 同上 P -ピフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-608 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
H - 7-609 同上 _CH3 同左 同左 同左
o
H-7-610 同上 Ji S - -P 同左 同左 同左
S
H-7-611 同上
H-7-612 同上
H-7-613 同上
H H 6Ϊ9 - -H
5l l 3(Md) -ΝΗ~-Λ~}- ΛΤ9-Ζ-Η
S.
5iMl Md Till 9T9-Z-H
<t> Φ ^
(Z-H) I
698Z0IL6d£/lDd 09C80/86 O
(H-7) 化合物 Φ 22 Φ 23 Φ24 Φ '25 Φ26
Η-7-701 Ph 同左 同左 同左
Η-7-702
0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H - 7 - 703 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-704 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-705 同上 同左 同左 同左
H - 7-706 同上 同左 同左 同左
Η-7-708 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
Η - 7-709 同上 - s ^- -CH3 同左 同左 同左
S
H-7-710 同上 同左 同左 同
H-7-711 同上 同左 同/ Ξ 问左
H-7-712 同上 同左 Λ; ίϊϊΐΑί
H-7-713 同上 同 H fn'| r. [
(H-7) 化合物 Φ Φ 23 Φ 24 Φ 25 Φ 26
Η-7-714 N- (Ph)
2 同左 同左 同左
Η-7-715 同上 TCOO 同左 同左 同左
H - 7-716 同上 Ph 同左 同左 同左
H-7-717 同上 h)2 同左 同左 同左
H-7-719 同上 Ph H Ph H
(H-7)
Η-7-802 同上 ο—ビフエ二リ レ 同左 同左 同左
Η - 7— 803 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H - 7—804 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
H-7-805 同上 同左 同左 同左
H— 7-806 同上 同左 同左 同左
H-7-808 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
H-7-809 同上 "^"Q " — CH3 同左 同左 同左
(H-7) 化合物 Φ 22 Φ"、 Φ '24 Φ 25 Φ 26
Η-7-814 )2 同左 同左 同左
H-7-816 同上 Ph 同左 同左 同左
H - 7— 817 同上 一 V-N- (Ph)2 同左 同左 同左
H-7-819 同上 Ph H Ph K
)8 (H-
(H-8) 化合物 Φ27 Φ28 Φ 29 Φ 30 Φ
Η-8-1 Ph 同左 同左 同左
H-8-2 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-3 m—ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-4 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
Ph
H-8-7 同左 同左 同左 同上
Η-8-8 2-ナフチル 同左 同左 同左 同ト.
Η-8-9 ~1 - -CH3 同左 同左 同左 同上 s s J
H-8-10 -i 同左 同左 同左 同 h
S' S'
(H-8) 化合物 Φ '27 Φ 28 Φ 29 Φ 30 Φ 31
H-8-14 ~ "N~(Ph)2 同左 同左 同左 ~C
H-8- 15 同左 同左 同左
H-8-16
- - Ph 同左 同左 同左 同上
H - 8-19 Ph H Ph H 同上
(H-8) 化合物 Φ 27 Φ 28 Φ 29 Φ 30 Φ 3 1
Η - 8— 101 Ph 同左 同左 同左
H-8-102 ο-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-103 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-104 p—ビフエニリル 同左 同左 同 同上 同上 同上 同上
H— 8—108 2 -ナフチル 同左 同左 同左 同上
H-8-109 同左 同左 问 1:
S S cH3 同左
J
H-8- 110 -1 )>~1_ 一 Ph 同左 同左 同ん: 同丄-.
S S
(H-8) 化合物 Φ '27 Φ 28 Φ 29 Φ 30 Φ
H-8- 114 ~ ~ N -(Ph)∑ 同左 同左 同左
H-8-115 Ό0Ο 同左 同左 同左 同上
H-8-116 Ph 同左 同左 同左 同上
H-8-117 - -N- (P )2 同左 同左 同左 同上
H-8-119 Ph H Ph H 同上
(H - 8) 化合物 Φ 27 Φ '28 Φ2 Φ30 Φ3Ι
Η-8-201 Ph 同左 同左 同^
Ph人 s人
H - 8— 202 0—ビフエニリ レ 同左 同左 同左 同上
H-8-203 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-204 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-208 2 -ナフチル 同左 同左 同左 同上
H - 8- 209 -i ~CH. 同左 同左 同左 同上
H-8-210 - -iL -Ph 同左 同左 同ん: 同 1:
S S
H-8-211 同左 同/ H 同 同上
H-8-212 同左 同 : ίπ|Α: f,,1
H-8-213 同左 ΙπΙΛ; Μノ
(H-8) 化合物 Φ '27 Φ 28 Φ '29 Φ 30 Φ 3 1
Η - 8 - 214 -N- (Ph)2 同左 同左 同左
Ph S'
H-8-215
H-8-216 - - Ph 同左 同左 同左 同上
H - 8— 217 ■N- (Ph)2 同左 同左 同左 同上
H-8-219 Ph H Ph H 同上
(H-8) 化合物 Φ27 Φ '28 Φ 29 Φ 30 Φ 31
Η-8-301 Ph 同左 同左 同左 JT _f\
H - 8—302 0-ビフエ二リル 同左 同左 同お 同上
H-8-303 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-304 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上 同上 同 .ヒ 同上
H-8-308 2 -ナフチル 同左 同左 同左 问上
H -8-309 -I - " -CH3 同左 同左 同左 同上
S S
H-8-310 -I - -Ph 同左 同左 同^ 问 [-.
S S
H - 8 - 311 左 同 ヒ
H-8-312 同 Ι'Ί
H-8-313 lv. ん
X
()sH—
(H-8) 化合物 Φ 27 φ28 Φ29 Φ 30 Φ 31
H— 8-402 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-403 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-404 P-ピフエ二リル 同左 同左 同左 同上 同上 同上 同上
Η-8-408 2-ナフチル 同左 同左 同左 同上
H-8-409 -I ^-CH, 同左 同左 同左 同上
S S
H - 8- 410 -Ph 同左 同左 同左 「":i h
H— 8 - 411 同左 PI [n! /c
H-8-412 同左 同 fn| n 1-1
H-8-413 同左
Tkl H H δΐΐ'-δ-Η
T!ii 81 — 8— H
T£EJ 4d 9 ΐ ー 8-H
ST^-8-Η
Φ oe φ 6Ζφ 82φ Φ
(8-H)
63 1
Z0/£6df/X3d 09ε画 6 OAV
(H-8) 化合物 Φ '27 φ28 Φ29 Φ 30 Φ 3 1
Η - 8-501 Ph 同左 同左 同 :
H-8-502 o-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-503 m -ピフエ二 同左 同左 同左 同上
H - 8-504 p—ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-505 同左 同左 同左 同上
H-8-506 同左 同左 同左 同上
Η - 8— 508 2-ナフチル 同左 同左 同左 同上
Η-8-509 - -CH-, 同左 同左 同左 同上
H - 8- 510 -I }>-1 一 Ph 同左 同左 同お 同上
S S
化合物 Φ '27 Φ 28 Φ 29 Φ 30 Φ 31
Η-8-514
Η - 8— 515
Η - 8-516 Ph 同左 同左 同左 同上
H-8-519 Ph H Ph H 同上
(H-8) 化合物 Φ 27 8 Φ29 Φ 30 Φ 3 1
Η-8-601 Ph 同左 同左 同左
H-8-602 0-ビフ: 二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-603 m -ビフエ二リル 6同左 同左 同左 同上.
2
H-8-604 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-608 2-ナフチル 同左 同左 同左 同上
H - 8-609 -i ^-CH3 同左 同左 同左 同上
S S J
H-8-610 -ίί -Ph 同左 同^ 同 -: 同ヒ
(H-8) 化合物 Φ 27 Φ 28 Φ 29 Φ 30 Φ '3 1
Η-8-614
Η - 8-615
Η - 8-616 - - Ph 同左 同左 同左 同上
S
Η - 8— 617 -N- (Ph)2 同左 同左 同左 同上
H-8-619 Ph H Ph H 同上
(H-8) 化合物 Φ27 Φ 28 Φ29 Φ 30 Φ 3 1
Η-8-701 Ph 同左 同左 同左
H-8-702 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H - 8-703 m -ビフエニリル 同左 同左 同左 同上
H - 8—704 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-708 2-ナフチル 同左 同左 同左 同上
H -8-709 CH, 同左 同左 同左 同上
S S
H-8-710 - 同左 同ノ£ 问ヒ
S )-l 同左
S
(H-8)
化合物 Φ 27 Φ '28 Φ 29 Φ 30
Η-8-801 Ph 同左 同左 同左
H-8-802 o-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H - 8—803 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同
H-8-804 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同上
H-8-808 2 -ナフチル 同左 同左 同左 问上
H 1--88--880099 - X- --(CH3 同左 同左 同左 同ヒ
S S "
H-8-810 Λ S ~l -Ph 同左 同左 同 M上
化合物 Φ 27 Φ 28 Φ '29 Φ 30 Φ 31
H-8-819 Ph H Ph H 同上
9Εφ
(6-H)
δεφ εεφ
891
698Z0/ 6df/X3d 09£80/86 Ο
(H-9) 化合物 Φ37 Φ32 φ33 Φ34 Φ35 Φ 36
H-9-2 同上 0"ピフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-3 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-4 同上 P-ビフヱ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-5 同上 — ~ Ph 同左 同左 同左 同左
Ph
H-9-7 同上 同左 同左 同左 同左
H-9-8 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H-9-9 同上 — ( 同左 同左
S ~i ^一 Chh 同左 同左
S J
H-9-10 同上 ~i -Ph 同左 同左 同左 同左
S S
H-9-11 同上
H-9-12 同上
H-9-13 同上
化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 35 Φ 36
Η-9-14 -Or Ν—(Ph)2 同左 同左 同左 同左
H-9-15 同上 0 同左 同左 同左 同左
H-9-16 同上 Ph 同左 同左 同左 同左
H-9-17 同上 ■N-(Ph)2 同左 同左 同左 同左
H-9-19 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9)
化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ34 Φ 35 Φ 36
H-9-102 同上 0—ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H - 9一 103 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-104 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-106 同上 -00 同左 同左 同左 同左
H - 9-108 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H-9-109 同上 -C~ -CH3 同左 同左 同左 同左
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η-9-114 •N- (Ph)
2 同左 同左 同左 同左
H-9-115 同上 ^ 同左 同左 同左 同左
H— 9 - 116 同上 Ph 同左 同左 同左 同左
H-9-117 同上 \ _N_ (Ph)2 同左 同左 同左 同左
H - 9- 119 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9) 化合物 Φ '37 Φ '32 Φ 33 Φ34 Φ35 Φ 36
Η-9-201 Ph 同左 同左 同左 同左
H-9-202 同上 0 -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-203 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-204 同上 P -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-208 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H-9-209 同上 ~ 同左 同左 同左 同左
H-9-210 同上 -Ph 同左 同お 问左 同左
S S
H-9-211 同上 问左 同 Ξ
H-9-212 同上 Wr. I i fe
H-9-213 同上 1 [n-| r
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η— 9 - 214 )2 同左 同/ £ 同左 同左
H-9-215 同上
H-9-216 同上 同左 同左 同左 同左
H
H - 9- 217 同上 h)2 同左 同お 同左 同左
H-9-219 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ32 Φ33 Φ34 Φ 35 Φ 36
Η-9-301 Ph 同左 同左 M左 同左
S S
H-9-302 同上 0 -ビフ: r二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-303 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-304 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-308 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H - 9- 309 同上
S - ~CH。 同左 同左 ^左 司左 S "
H-9-310 同上 同 ί·: m.
"S' J 一 ph 同左
、s'
H-9-311 同上 同左 同 & 'Ί左
H - 9-312 同上 同 ',二
H-9-313 同上 同 Μ. . Μ.ん-: '.1ノ,-:
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η - 9-314 )2 同左 同左 同左
同左
H - 9一 315
H-9-316 同上 Ph 同左 同左 同左 同左
H— 9-317 同上 ~{ J~ -N- (ph)2 同左 同左 同左 同左
H-9-319 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ32 Φ 33 Φ 34 ^35 Φ36
Η-9-402 同上 0—ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-403 同上 m -ピフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H 9— 404 同上 P-ビフヱ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-408 同上 2-ナフチル 同左 同左 同 同左
H-9-410 同上 -Ph 同左 同左 问左 同左
s- S
H-9-411 同上 同左 同 m:. 问左
H-9-412 同上 同左 Ι"1Λ·; |.τ|Λ:
H-9-413 同上 Μん: M . r:
^d H H Tlsl 6 — 6-H
¾!U ¾ 2(Md) K // TIal I ー 6 - H
3^ ¾ ¾iu d 9ΐ -6—H
¾y ¾ oca ST^-6-Η
9ί Φ ςίφ ε∑φ Ζί, Φ Li, Φ 呦^^
(6 - Η)
8il
698Z0/Z.6tlf/XD«I 09£80/86 OW
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ34 Φ 35 Φ 36
H - 9-502 同上 o -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-503 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-504 同上 p -ビフ I二リル 同左 同左 同左 同左
Ph
H-9-507 同上 - ^ 同左 同左 同左 同左
H-9-508 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H-9-509 同上 同左
S -i )-CH3 同左 同左 问左
S
H-9-510 同上 ~^ -i -Ph 同左 同左 同左 同
S S
H-9-511 同上 Ξ
H-9-512 同上 /H
H-9-513 同上 Λ
(H-9) 化合物 Φ '37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η— 9—514 )2 同左 同左 同お 同左
H-9-516 同上 同左 同左 同左 同左
S Ph
H-9-517 同上 同左 同左 同左 同左
H-9-519 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9)
化合物 Φ '37 Φ32 Φ33 Φ 34 Φ 35 Φ36
Η-9-601 Ph 同左 同左 Ι"Ί左 Μ Ξ
H-9-602 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-603 同上 m-ピフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H— 9—604 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-608 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
Η - 9-610 同上 · ~ -Ph 同左 同左 问左 同左
S S
H-9-611 同上
H-9-612 同上
H - 9-613 同上
(H - 9) 化合物 Φ 37 Φ 32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η-9-614 (Ph)
2 同左 同左 同左 同左
Η-9-615 同上 TCCO 同左 同左 同左 同左
Η - 9— 616 同上 Ph 同左 同左 同左 同左
Η— 9 - 617 同上 " " S-N- (Ph)2 同左 同左 同左 同左
H-9-619 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9) 化合物 Φ37 Φ32 Φ 33 4 φ 35 6
H-9-702 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-703 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-704 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H— 9-705 同上 ~i -4 P 同左 同左 同左 同左
H-9-706 同上 同左 同左 同左 同左
H-9-708 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
H-9-709 同上 一 ^-CH-, 同左 同左 同左 同左
S S
H-9-710 同上 ~l O-Ph 同左 同左 冋 同 s s_
(H-9) 化合物 Φ 37 Φ
32 Φ 33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
Η - 9一 714 (Ph)
2 同左 同左 同左 同左
H-9-715 同上 1X0 同左 同左 同左 同左
H-9-716 同上 Ph 同左 同左 同左 同左
H - 9- 717 同上 一く/ VN- (Ph)2 同左 同左 同左 同左
H-9-719 同上 Ph H Ph H Ph
(H-9)
化合物 Φ37 Φ32 Φ33 Φ 34 Φ 35 Φ 36
H-9-802 同上 o -ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-803 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
H-9-804 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左 同左
Η-9-808 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左 同左
Η-9-809 同上 -CH3 同左 同左 同左 间左 H-9-810 同上 同左 同左 同左 s s
is] -^ ¾ ¾
Md I: j: Ί 028-6-H N
H ^d H 618-6— H
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2( d) - - }-% }- M ZI8-6-H s.
¾IiJ ¾ 5 III ¾I≤J TisJ 9T8-6-H
(6 - Η)
981
698Z0/i6df/XDd 09€80/86 OAV
Ζ81
Z0/.6«If/XDd 09£80/86 ΟΛ
(H-10) 化合物 Φ
4マ〜 Φ ',49 9. Φ«. Φ 45 *38. *40. *4 I , Φ
43.
Φ44, '46
H-10-2 同上 o—ビフエニリノレ Ph
H-10-3 同上 m—ビフエ二リル Ph
H-10-4 同上 P-ビフヱ二リル Ph
H - 10—5 同上 Ph
H-10-6 同上 Ph
H— 10—7 同上 Ph
H - 10-8 同上 2 -ナフチル Ph
H - 10 - 9 同上 -T S SX CH, Ph
H - 10-10 同上 Ph
s s
H - 10-11 同上 Ph
H-10- 12 同上 Ph
H-10-13 同 h Ph
化合物 Φ
47〜Φ, 49 Φ39, Φ
42, . 45 ^38. Φαο. ^41,
43, ^44, Φ
J.46
(H-10) 化合物 47~Φ4 39, Φ
42, Φ 45
φ38. Φαο, Φαι, Φ
43, Φ
44, , 46
H-10-102 同上 o-ビフエ二リル Ph
H - 10 - 103 同上 m—ビフエ二リル Ph
H-10-104 同上 p -ビフニニリル Ph
H - 10— 105 同上 Ph
H - 10-106 同上 Ph
H - 10—107 同上 Ph
H-10 - 108 同上 2-ナフチル Ph
H-10-L09 同上 - - CH3 Ph
s- s
H - 10 - 110 同上 - Ph Ph
s s
H - 10 - 111 同上 Ph
H-10-112 同ヒ Ph
H - 10 - 113 同ヒ Ph
2( d) - ~( }- )- Π-ΟΙ-Η
9t Φ ηΦ ' ίεν^φ 'i ΙΓt-Φ, ' φ '6εφ 'φ〜 φ
(ΟΙ-Η)
161
SZ0IL6d£IIDd 09C80/86 OAV
(H-10)
化合物 Φ47〜 49 Φ39, Φ42 Φ '.45 Φ38. Φ40, ^ 1 . Φ· 43, Φ 4 Φ ^,46
Η- 10-201 Ph Ph
H-10-202 同上 o-ビフエ二リル Ph
H- 10-203 同上 m-ビフエ二リル Ph
H- 10-204 同上 p -ビフエ二リル Ph
H- 10-205 同上 Ph
H- 10-206 同上 Ph
H— 10-207 同上 Ph
H— 10-208 同上 2-ナフチル Ph
H - 10-209 同上 CH Ph
H-10-210 同上 Ph Ph
s s
H— 10— 211 同上 Ph
H-10-212 同上 Ph
H - 10-213 同上. Ph
化合物 Φ47〜Φ49 Φ39, 42, ^<45 38, Φ 0, *4ΐ. Φ_ 4η3,. ^ΛΛ4, Φ ^.6
Η— 10— 214 N-(Ph)2 Ph
H-10-215 同上 Ph
H - 10 - 216 同上 Ph Ph
H-10-217 同上 ~</ (/ N- (Ph)2 Ph
(H - 10) 化合物 Φ47~Φ, 49 Φ39. Φ42. φ45 φ38. Φ40. *4 ! , Φ43, 4 , Φ, 46
Η-10-301 -Ο - Ph Ph
S - S
Η-10-302 同上 ο-ビフエ二リル Ph
H- 10-303 同上 m-ビフエ二リル Ph
H-10-304 同上 p—ビフエニリノレ Ph
H-10-305 同上 Ph
H- 10-306 同上 Ph
H- 10-307 同上 Ph
H-10-308 同上 2-ナフチル Ph
H-10-309 同上 CH, Ph
H-10-310 同上 Ph
H— 10 - 311 同上 Ph
H— 10-312 同上 Ph
H - 10-313 同 1: Ph
(H-10) 化合物 Φ47〜Φ49 Φ39, Φ42, Φ45 *38. φ40, φ41 , Φ43, φ44, Φ 46
Η- 10-314 (Ph)2
S Ph
S
H-10-315 同上 X5» Ph
H - 10-316 同上 Ph Ph
H— 10-317 同上 •N—(Ph)2 Ph
(H-10) 化合物 Φ47〜Φ49 Φ39, Φ42. 45 φ38. ^40, Φ 1, 43, Φ 4, Φ46
Η- 10—401 Ph Ph
Η- 10-402 o-ビフエ二リル Ph
H - 10 - 403 同上 m-ビフエ二リル Ph
H— 10— 404 同上 p -ビフエ二リル Ph
H— 10-405 同上 Ph
H-10-406 同上 Ph
H- 10-407 同上 Ph
H- 10-408 同上 2-ナフチル Ph
H- 10-409 同上 - s -0 s - CH, Ph
H-10-410 同上 Ph
H- 10-411 同上 Ph
H- 10-412 同上 Ph
H- 10-413 同上 Ph
(H-10) 化合物 Φ
47~Φ, 49 Φ
39_ Φ
4 4
72, φ ^,45 *38. Φ40. Φ41. Φ
43. Φαα Φ ^.46
Η— 10— 414 )2 Ph
Η-10-415 Ph
H— 10— 416 同上 Ph Ph
H-10-417 同上 h)2 Ph
(H-10)
化合物 Φ
47~Φ
49 Φ
39, Φ
42,
45
φ38. Φ 0. Φ 1,
43. * 4. Φ 46
H-10-502 同上 o—ビフエニリノレ Ph
H— 10-503 同上 m—ビフエ二リル Ph
H— 10— 504 同上 p -ビフエ二リル Ph
H— 10 - 505 同上 Ph
H-10-506 同上 Ph
H- 10-507 同上 Ph
H-10-508 同上 2-ナフチル Ph
H - 10-509 同上 -Q Ph
s-i CHつ
s
H-10-510 同上 Ph
H-10-511 同上 Ph
H- 10-512 同上 Ph
H - 10— 513 Ph
(H - 10) 化合物 Φ
47〜Φ, 49 Φ39 Φ. 42, Φ, 45 *38, *40. Φ
41, Φ
43, Φ
4 , Φ. 46
Η - 10-515
同上 ΌΟΟ Ph
H-10-516 同上 Ph Ph
s
H - 10-517 同上 ■N- (Ph)2 Ph
(H - 10) 化合物 Φ
4マ〜 Φ
49 3 , Φ
42, Φ
45
φ38.
φ40, Φ ΐ , Φ
43, *44. Φ 46
Η- 10-602 同上 ο—ビフエ二リル Ph
H— 10— 603 同上 m—ビフエ二リル Ph
H- 10-604 同上 p—ビフエ二リル Ph
H-10-605 同上 Ph
H- 10-606 同上 Ph
H - 10-607 同上 Ph
H - 10-608 同上 2-ナフチル Ph
H— 10— 609 同上 CH, Ph
S S
H-10-610 同上
H-10-611 同上
H- 10-612 同上
H-10-613 同上
化合物 Φ
47〜Φ
49 Φ39, Φ
42, Φ
45 Φ38, Φ40, Φ
4!,
43, 44, Φ, 46
Η - 10— 616 同上 Ph Ph
Η— 10— 617 同上 ■N- (P )2 Ph
H-10-618 同上 Ph
(H-10) 化合物 Φ47~Φ49 Φ39. Φ42. Φ45 φ38, Φ 0. Φ4 Ι , Φ43. *44. Φ 46
H-10-703 同上 m-ビフエ二リル Ph
H- 10-704 同上 P -ビフエニリル Ph
H-10-705 同上 Ph
H-10-706 同上 Ph
H— 10-707 同上 Ph
H— 10-708 同上 2 -ナフチル Ph
H-10-709 同上 - CH Ph
s s
H-10-710 同上 J SW' s^ Ph
H— 10— 711 同上 Ph
H - 10 - 712 同 : Ph
H - 10-713 同 L Ph
H-10-716 同上 Ph Ph
H- 10- 717 ■N- (Ph)2 Ph
(H - 10)
化合物 Φ47〜Φ49 Φ39, Φ42, Φ45 Φ38. φ40. Φ4| . Φ43. φ44. Φ ',46
Η-10-802 同上 Ph
ο-ビフエ二リル
H- 10-803 同上 Ph
m—ビフエ二リル
H- 10-804 同上 Ph
H- 10- 805 同上 Ph
H— 10 - 806 同上 Ph
H - 10 - 807 同上 Ph
H-10-808 同上 2-ナフチル Ph
H - 10 - 809 同上 - CH, Ph
H - 10—810 同上 Ph Ph
H- 10— 811 同上 Ph
H-10-812 同上 Ph
H— 10 - 813 同 Ji Ph
05
(H-10) 化合物 Φ47〜Φ ',49
Φ39, Φ 2. Φ 5 ^38, 40, Φ4|, 43, Φ44, Φ4
Η- 10-815 同上 1X0 Ph
Η - 10 - 816 同上 Ph Ph
H— 10— 817 同上 h)2 Ph
H - 10 - 818 同上 Ph
化合物 Φ
57~Φ
58 *50, *52, Φ55
φ51 . *53, 54, 56
H-11-2 同上 o-ビフエ二リル Ph
H-ll-3 同上 m-ビフエ二リル Ph
H-11-4 同上 P -ビフエ二リル Ph
H-11-5 同上 Ph
H-11-6 同上 Ph
H-ll-7 同上 Ph
H-11-8 同上 2 -ナフチル Ph
H-11-9 同上 Ph
H-ll-10 同上 Ph Ph
S S
H-11-11 同上 Ph
H-ll-12 同上 Ph
H-11-13 同上 Ph
化合物 Φ
57~Φ 58
Φ50, *52 Φ 55
Φ51, Φ53, , ; 56
Η— 11 - 15 同上 0 Ph
H-ll-16 同上 Ph
H— 11-17 同上 Ph
H - 11一 18 同上 Ph
(H-11) 化合物 Φ
57~Φ
58 φ50. Φ
52. Φ 55
φ51 . Φ53. Φ 4. Φ 56
H-11-102 同上 o-ビフエ二リル Ph
H-H-103 同上 m-ビフエ二リル Ph
H - 11- 104 同上 P-ビフエ二リル Ph
H-11-105 同上 Ph
H-11-106 同上 Ph
H-11-107 同上 Ph
H- 11- 108 同上 2-ナフチル Ph
H-11-109 同上 Ph
s s
H-11-110 同上 Ph
H-ll-111 同上 Ph
H - 11-112 同上 Ph
H- 11- 113 同上. Ph
化合物 Φ
57〜Φ
58 Φ
50. Φ
52, Φ 55
φ51. Φ53, Φ54. Φ 56
H-11-116 同上 - - Ph Ph
H - 11一 117 同上 •N— (Ph)2 Ph
H - 11— 118 同上 Ph
(H-11) 化合物 Φ57-Φ58 Φ50. Φ52. Φ 55 Φ5| . Φ 5^3. ^54, Φ '56
Η - 11-201 Ph Ph
H-l 1-202 同上 o -ビフエ二リル Ph
H-l 1-203 同上 m -ビフエ二リル Ph
H-l 1-204 同上 p-ビフエ二リル Ph
H-l 1-205 同上 Ph
H-l 1-206 同上 Ph
H-l 1-207 同上 Ph
H-l 1-208 同上 2-ナフチル Ph
H-l 1-209 同上 Ph
H-11-210 同上 Ph
H - 11-211 同上 Ph
H-l l-212 同上 Ph
H— 11- 213 同上 Ph
化合物 Φ57~Φ 58 φ50. Φ52, *55 φ51 , Φ53. ^ 5SJ4, Φ 56
H-ll-216 同上 Ph Ph
H - 11— 217 同上 •N- (Ph)2 Ph
H-11-218 同上 Ph
(H - 11) 化合物 Φ57~Φ58 Φ50. Φ52, *55 *51 , Φ53, Φ54, Φ; 56
Η-11-301 - S - - Ph Ph
S
H-11-302 同上 o -ビフエ二リル Ph
H-11-303 同上 m-ビフエ二リル Ph
H-11-304 同上 P-ビフエ二リル Ph
H-11-305 同上 Ph
H-11-306 同上 Ph
H-11-307 同上 Ph
H-11-308 同上 2-ナフチル Ph
H-11-309 同上 Ph
H - 11— 310 同上 Ph
H-l l-311 同上 Ph
H- 11-312 同上 Ph
H-11-313 同上 Ph
化合物 Φ
57~Φ58
φ50, *52. Φ55
φ51. Φ53, Φ5 , 56
H-11-315 同上 0 Ph
H-11-316 同上 Ph Ph
H-ll-317 同上 -N- (Ph)2 Ph
H-11-318 同上 Ph
(H-11)
化合物 Φ
57~Φ 58 Φ
50 Φ 52, ^55 Φ
5| . 53, ^5 , Φ
J56
Η-11-402 o -ビフエ二リル Ph
H-11-403 同上 m-ビフエ二リル Ph
H-11-404 同上 p -ビフエ二リル Ph
H-11-405 同上 Ph
H-11-406 同上 Ph
H-11-407 同上 Ph
H-11-408 同上 2 -ナフチル Ph
H-11-409 同上 - CH3 Ph
S S
H-11-410 同上 Ph
H-l l-411 同上 Ph
H-11-412 同上 Ph
H-11-413 同上 Ph
(H-ll) 化合物 Φ
57〜Φ 5·8 Φ
5ο,
5? '55
Φ51. Φ
53. Φ
54, Φ
56
Η - 11一 414 Ph
H-11-415 Ph
H-11-416 同上 Ph Ph
H-11-417 同上 •N- (P )2 Ph
(H-11) 化合物 Φ
57~Φ
58 *50, ^52, Φ Φ51 53. ^54, Φ -■56
H-11-502 同上 o -ビフエ二リル Ph
H-11-503 同上 m -ビフエ二リル Ph
H-11-504 同上 p -ビフエ二リル Ph
H-11-505 同上 Ph
H-11-506 同上 Ph
H-11-507 同上 Ph
H-11-508 同上 2 -ナフチル Ph
H-11-509 同上 Ph
H-11-510 同上 Ph Ph
s s
H-11-511 同上 Ph
H-l l-512 同上 Ph
H-1 1-513 同上 Ph
(H-11) 化合物 Φ
57〜Φ
58 Φ50 52, Φ ^55 ^51. Φ53. Φ 54ι, Φ
J56
H- 11-515
同上 TQOO Ph
H-11- 516 同上 s- Ph Ph
H— 11— 517 同上 -N— (Ph)2 Ph
(H-11)
化合物 Φ
57〜Φ
58 *50, Φ52, Φ55
φ51 . Φ
53, *54, 56
H-l 1-602 同上 〇-ビフエ二リル Ph
H-l 1-603 同上 m-ビフエ二リル Ph
H-l 1-604 同上 P -ビフエ二リル Ph
H- 11 -605 同上 Ph
H-l 1-606 同上 Ph
H-l 1-607 同上 Ph
H-l 1-608 同上 2-ナフチル Ph
H-l 1-609 同上 Jc syjc sv CHつ Ph
H-l 1-610 同上 Ph
H-l 1-611 同上 Ph
H-11-612 同上 Ph
H-11-613 同上 Ph
化合物 Φ5
7 Φ 58
φ50. Φ52. 5 に *53. 54, Φ 56
H-ll-616 同上 Ph Ph
H - 11-617 同上 h)2 Ph
H - 11— 618 同上 Ph
(H-11)
化合物 Φ
57〜Φ 5, 8 Φ50 Φ 52. Φ55
φ51 . *53. *54. 56
Η - 11一 702 同上 o-ビフエ二リル Ph
H-11-703 同上 m-ビフエニリル Ph
H-11-704 同上 P-ビフエ二リル Ph
H-11-705 同上 Ph
H-11-706 同上 Ph
H-11-707 同上 Ph
H-11-708 同上 2-ナフチル Ph
H-11-709 同上 Ph
H-11-710 同上 Ph
H-11— 711 同上 Ph
H - 11— 712 同上 Ph
H - 11-713 同上 Ph
化合物 Φ
57~Φ
58 Φ50, Φ52, *55
φ51 . Φ53. Φ54, 56
Η - 11-716 同上 Ph Ph
H— 11-717 同上 ■N- (Ph)2 Ph
H-11-718 同上 Ph
(H-ll)
化合物 Φ57〜Φ 58 Φ50 52. ^55 Φ5 | , Φ53 , Φ54. Φ 56
Η- 11-802 同上 Ph
o -ビフエ二リル
2
H-11-803 同上 2
2 Ph m-ビフエ二リル
H-11-804 同上 Ph
p-ビフエ二リル
H-11-805 同上 Ph
H-11-806 同上 Ph
H-11-807 同上 Ph
H-11-808 同上 2 -ナフチル Ph
H-11-809 同上 Ph
H - 11- 810 同上 Ph
H - 11-811 同上 Ph
H-11-812 同 h Ph
H— 11— 813 Ph
化合物 Φ57〜Φ 5,8 Φ50, Φ 55 Φ5Ι, Φ53 Φ 54, Φ 6
H-ll-816 同上 Ph Ph
H— 11-817 同上 -N- (P )2 Ph
H-11-818 Ph
H— 11— 819 Ph
ηι
698Z0/L6d£l Dd 09£画 6 ΟΛ\
(H-12) 化合物 Φ67~Φ69 Φ 59 Φ, 60 Φ6|〜Φ 'ή63 Φω 64-" Φ J66
Η-12-1 Ph 同左 Ph
H-12-2 同上 o -ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-3 同上 m-ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-4 同上 P—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-5 同上 fV p 同左 Ph Ph
H-12-6 同上 同左 Ph Ph
H-12-8 同上 2-ナフチル 同左 Ph Ph
H-12-9 同上 ~^_ ~ CH3 同左 Ph Ph
H-12-10 同上 _ s "~ s ~Ph 同左 Ph Ph
H-12-11 同上 Ph Ph
H-12— 12 同上 Ph Ph
H-12-13 同上 Ph Ph
(H-12) 化合物 Φ
67~Φ, 69 Φ 59 ΦόΟ Φ
6Ι〜Φ, 63 66
Η-12- -14 -Ο- -Ο- Ν-(ΡΠ)2 同左 Ph Ph
H-12-15 同上 同左 Ph
H— 12-16 同上 -O Ph 同左 Ph Ph
S-
H-12— 17 同上 一< " _ ~ -N—(Ph>2 同左 Ph Ph
(H-12)
化合物 Φ67 Φ69 Φ 59 60 Φ6| ~Φ ,63 Φ 64" Φ,66
H - 12-102 同上 o—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12-103 同上 m -ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12-104 同上 p—ビフエニリル 同左 Ph Ph
H-12-105 同上 同左 Ph Ph
H - 12 - 106 同上 同左 Ph Ph
H - 12-108 同上 2 -ナフチル 同左 Ph Ph
H— 12-109 同上 ~ -CH3 同左 Ph Ph
S S 1:1
H— 12-110 同上 ~ >-Ph 同左 Ph Ph
S S
H-12-111 同上 同左 ph Ph
H - 12— 112 同上 同左 Ph Ph
H— 12-113 同上 同 Ph Ph
(H-12)
化合物 Φ
67~Φ
69 Φ 59 ΦόΟ Φ
6|~Φ
63 Φ6 - , 66
H - 12-116 同上 Ph 同左 Ph Ph
H-12-117 同上 ~^ ^一 (Ph)2 同左 Ph Ph
9
(H-12) 化合物 Φ6マ〜 Φ' 69 59 Φ, 60 ^6Ι~Φ63 Φ64〜 '66
Η— 12-201 Ph 同左 Ph Ph
H-12-202 同上 o-ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H - 12 - 203 同上 m—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12- 204 同上 p-ビフヱ二リル 同左 Ph Ph
H - 12-205 同上 4 -P 同左 Ph Ph
H— 12— 206 同上 同左 Ph Ph
H— 12— 208 同上 2 -ナフチル 同左 Ph Ph
H-12-210 同上 - s y_ ~i -Ph 同左 Ph Ph ,s
H- 12- 211 同上 Ph Ph
H - 12 - 212 同上 同左 Ph Ph
()H12-
1
(H-12)
化合物 Φ67〜 Ρ69 Φ 59 *60 6Ι〜Φ« Φ64- 66
Η- 12-301 - Ph
S -i S' - Ph 同左 Ph
H-12-302 同上 o—ビフエニリノレ 同左 Ph Ph
H-12-303 同上 m—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-304 同上 p-ビフエニリノレ 同左 Ph Ph
H-12-305 同上 -Ph 同左 ph Ph
H-12-306 同上 同左 Ph Ph
H-12-308 同上 2-ナフチル 同左 Ph Ph
H - 12-310 同上 — Ph 同左 Ph Ph s s
H- 12-311 同上 同左 Ph Ph
H-12-312 同上 同左 Ph Ph
H-12-313 同上 !左 Ph Ph
(H - 12)
化合物 Φ67〜Φ69 59 φ60 Φ6|〜Φ63 Φό 〜Φ, 66
Η- 12-314 )2 ph Ph Ph
H-12-315 Ph
H— 12— 316 同上 - - Ph Ph Ph Ph
H-12-317 同上 ■N- (Ph)2 Ph Ph Ph
(H-12) 化合物 Φ67〜Φ69 Φ 59 Φ, 60 Φ6Ι〜Φ63 Φ Φ, 66
Η- 12-402 同上 o—ビフエ二リ レ 同左 Ph Ph
H- 12-403 同上 m—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-404 同上 p—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12-405 同上 同左 Ph Ph
H— 12-406 同上 同左 Ph Ph
H- 12-408 同上 2-ナフチル 同左 Ph Ph
H-12-409 同上 - -CH, 同左 Ph Ph
S S J 同左 Ph Ph
化合物 Φ67~Φ69 Φ 59 Φ, 60 Φ6|〜Φ63 Φ 64" Φ J,66
Η-12-414 ~ ~ N -(Ph)
2 同左 Ph Ph
Η- 12-415 同上 »0 同左 Ph Ph
H— 12-416 同上 2 3 4 Ph 同左 Ph Ph
H- 12-417 同上 → yJ~\- - {Ph)2 同左 ph Ph
(H-12) 化合物 Φ67〜Φ, 69 Φ 59 ΦόΟ 6|〜Φ« Φό4〜Φ' 66
H-12-502 同上 o—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12-503 同上 m-ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H-12-504 同上 p-ピフエ二リル 同左 Ph Ph
H— 12— 505 同上 ~ ph 同左 Ph Ph
H-12-506 同上 同左 Ph Ph
H-12-508 同上 2-ナフチル 同左 Ph Ph
H-12-509 同上 ~ ^ί ^-CH3 同左 ¾ Ph s s
H— 12— 510 同上 _ ~ ~Ph 同左 Ph Ph
S' 、S
H— 12— 511 同上 同左 Ph Ph
H-12-512 同上 同左 Ph Ph
H-12-513 同上 同左 Ph Ph
(H-12) 化合物
67~Φι 69 Φ 59
Φ60 Φ
6!〜Φ
63 Φ^~Φ, 66
Η-12-514 )2 Ph Ph Ph
H— 12-515 Ph
H— 12-516 同上 Ph Ph Ph Ph
H-12-517 同上 ■N- (Ph)2 Ph Ph Ph
(H-12) 化合物 Φ67~Φ ''69 Φ59 ΦόΟ Φ61 ~Φ« Φ, 64· -Φ 66
H— 12— 602 同上 o—ビフエニリ レ 同左 Ph Ph
H- 12-603 同上 m-ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H- 12-604 同上 p—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H— 12-605 同上 T ph 同左 Ph Ph
Ph
H— 12-606 同上 -< < 同左 Ph Ph
Ph
H-12-607 同上 同左 Ph Ph
H - 12— 608 同上 2 -ナフチル 同左 Ph Ph
H- 12-609 同上 ~l - ~CH3 同左 Ph Ph s s
H - 12-610 同上 同左 Ph Ph
H-12-611 同上 Ph Ph
H - 12-612 同上 同左 Ph Ph
H-12-613 同上 Ph Ph
(H-12) 化合物 69 Φ 59 ΦόΟ Φό 1 ~Φ63 Φ
64〜Φ 66
Η - 12— 614 )2 同左 Ph Ph
H— 12— 616 同上 Ph 同左 Ph Ph
H— 12— 617 同上 •N- (Ph)2 同左 Ph Ph
(H-12)
化合物 Φ67~Φ69 59 ΦόΟ Φ61〜Φ63 Φ& 〜Φ66
Η - 12 - 702 同上 ◦ービフエニリル 同左 Ph Ph
H- 12-703 同上 m-ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H— 12— 704 同上 p—ビフエ二リル 同左 Ph Ph
H - 12—705 同上 Ph
H- 12-706 同上 同左 Ph Ph
H-12-708 同上 2-ナフチル 同左 Ph Ph
H- 12-710 同上
s s V-Ph 同左 Ph Ph
H— 12-711 同上 同左 Ph Ph
H-12-712 同上 同左 Ph Ph
H-12-713 同上 ίπ1Λ. Ph Ph
(H-12)
H-12— 716 同上 Ph 同左 Ph Ph
H - 12-717 同上 ■N- (Ph)2 同左 Ph Ph
(H - 12)
化合物 Φ67〜Φ69 Φ 59 ^60 Φό Ι ~Φ63 Φ«-Φ, 66
Η-12-802 同上 同左 Ph Ph
O -ビフエ二リル
H-12-803 同上 同左 Ph Ph m-ビフエ二リル
H-12-804 同上 同左 Ph Ph p -ビフエ二リル
H-12-805 同上 同左 Ph Ph
H - 12— 806 同上 同左 Ph Ph
H-12-808 同上 2 -ナフチル 同左 Ph Ph
H-12-809 同上 同左 Ph Ph
H— 12-810 同上 同左 Ph Ph
H - 12-811 同上 同左 Ph Ph
H- 12- 813 rn ii Ph Ph
(H-12) 化合物 Φ67~Φ, 69 Φ 59 60 Φ6|〜Φ« Φδ4〜Φ' 66
Η - 12— 814 )2 同左 Ph Ph
H-12-816 同上 X Ph 同左
sV- Ph Ph
H-12-817 同上 •N- (Ph)2 同左 Ph Ph
H-12-819 CC :1人 Ph Ph Ph Ph Ph
一方、 電子注入輸送性化合物である電子輸送性のホスト材料としては、 前記の キノリノラト金属錯体が好ましい。
以下に、 前記の化合物に包含ないし重複する化合物もあるが、 電子輸送性のホ スト材料を列挙する。 ここでは式 (E— 1) 〜 (E— 1 4) に従う Φ,。,等の組 合せで示している。
(E-1)
(E-l) 化合物 Φ 105 Φ 10 1 φ 102 Φ 103 Φ 104
E-1-2 同上 o—ビフエニリノレ 同左 同左 同左
E-1-3 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-4 同上 P-ピフ 1二リル 同左 同左 同左
E-1-5 同上 同左 同左 同左
E-1-6 同上 同左 同左 同左
E-1-8 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-1-9 同上 CH3 同左 同左 同左
S S
E-1-10 同上 ~i ~i 一 Ph 同左 同お 同
(E-1) 化合物 *105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-14 )2 同左 同左 同左
Ε-1-15
Ε-1-16 同上 Ph 同左 同左 同左
E-1-17 同上 h)2 同左 同左 同左
E-1-19 同上 Ph H Ph H
(E - 1) 化合物 Φ ΐ05 Φ !01 Φ 102 Φ 103 Φ 104
E- 1-102 同上 0 -ビフエ二 同左 同左 同左
E-1-103 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E- 1-104 同上 p -ビフエニリル 同左 同左 同左
E-1-105 同上 同左 同左 同左
E-1-106 同上 同左 同左 同左
E-1-108 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-1-109 同上 ~J CH3 同左 同左 同左
S S
E-1-110 同上 Λ -ph 同左 同左 同左
S S
E-1-111 同上 ~ >- χ> 同左 同左 同左
E-1-112 同上 同左 同左 l' /v.
E-1-113 同ヒ ίτ|Λ- 1"1/,-:
化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
同左 同左 同左
E-1-116 同上 Ph 同左 同左 同左
E-1-117 •N— (Ph)2 同左 同左 同左
E-1-119 同上 Ph H Ph H
(E-l)
化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-201 Ph 同左 同左 同左
E-1-202 同上 0-ビフ X二リル 同左 同左 同左
E - 1-203 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-204 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
Ε- 1-208 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-1-210 同上 一 -l -Ph 同左 同左 同^
S_ S
E-1-211 同上 同左 同左 同お
E-1-212 同上 同 M左
E-1-213 同 A-: Mん
(E - 1) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-214 ~Q N- (Ph)2
同左 同左 同左
E - 1-215 同上 300 同左 同左 同左
E-1-216 同上 h 同左 同左 同左
E-1-217 同上 •N— (Ph)2 同左 同左 同左
E - 1-219 同上 Ph H Ph H
(E-l) 化合物 Φ 【05 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-ι-3οι C sY_ ^,sy Ph 同左 同左
E - 1-302 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E=l-303 同上 m—ビフエニリル 同左 同左 同お
E-1-304 同上 P—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E- 1-305 同上 同左 同左 同左
Ph
E-1-307 同上 -< o 同左 同左 同同左
E - 1-308 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-1-309 同上 Ji - "-CH3 同左 同左
S S
E-1-310 同上 j >一 Ph 同左 同左
S S
E-1-311 同上 同/
'
E-l-312 同上- [π·|/,-: A-
E-l-313 MI -:
化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-314 -^ Ν- (Ph)2 同左 同左 同左
E- 1-315 同上
E— 1—316 同上 Ph 同左 同左 同左
S
E-1-317 同上 h)2 同左 同左 同左
E - 1—319 同上 Ph H Ph H
(E-l) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-402 同上 0 -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E - 1-403 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E- 1-404 同上 P—ビフエ二リル 同左 同左 同左
Ph
E-1-406 同上 -O0 同左 同左 同左
E- 1-408 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左 同左 同
[πΙ !-'] ,·:
(E- 1) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ !04
Ε - 1—414 )2 同左 同左 同左
Ε - 1-416 同上 Ph 同左 同左 同左
Ε-1-417 同上 一 ~ " N一(Ph)2 同左 同左 同左
E-1-419 同上 Ph H Ph H
(E - 1) 化合物 Φ 105 101 φ !02 Φ !03 Φ 104
Ε- 1-501 Λν Ph 同左 同左
E- 1-502 同上 o-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E- 1-503 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-504 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E十 505 同上 同左 同左 同左
E- 1-506 同上 同左 同左 同左
Ε- 1-508 同上 2-ナフチル 同左 同左 同/ Η
Ε - 1—509 同上 ^一 CH3 同左 同左 同 &
S S
E-1-511 同上 If 同左 同 ·: 同/ π
'
E-1-512 同上 同左 m-. 'i-
E-1-513 同上 同 Γ ίπ| · ■I
(E-l) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε - 1-514 )2 同左 同左
同左
E-1-515
E-1-516 同上 -Q- Ph 同左 同左 同左
E-1-519 同上 Ph H Ph H
(E-l) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ, 102 φ Ί03 Φ 104
Ε-1-602 同上 o -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E— 1—603 同上 m—ビフエニリル 同左 同左 同左
E- 1-604 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E- 1-605 同上 同左 同左 同左
E-1-606 同上 同左 同左 同左
E- 1-608 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E- 1-609 同上 -I ^-l -CH3 同左 同左 同左
E-1-611 同上 『 <
=Nヽ 同左 同左 同
E-1-612 同上 同左 Wv. ΓπΊ ΐΐ
E-1-613 同上- ! Ai Mノ Ι<·Ί Α
化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 φ 103 Φ !04
Ε-1-614 N~(Ph)2 同左 同左 同左
Ε-1-615 同上 TOCO 同左 同左 同左
Ε - 1—616 同上 Ph 同左 同左 同左
S
Ε— 1-617 同上 ~{ f -N- (Ph)2 同左 同左 同左
E-1-619 同上 Ph H Ph H
(E-l) 化合物 Φΐ05 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε— 1-702 同上 0"ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-703 同上 m—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-704 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-1-705 同上 同左 同左 同左
E-1-706 同上 同左 同左 同左
E- 1-708 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-1-709 同上 -I X. -C 2 同左 同左 同左
E-1-710 同上 -Ph 同左 同左 同ノ£
S S
E-1-711 同上
E-1-712 同上 同
E-1-713 同上
化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε-1-714 )2 同左 同左 同左
Ε - 1-715 同左 同左
Ε- 1-716 同上 Ph 同左 同左 同左
Ε-1-717 同上
E-1-719 同上 Ph H Ph H
(E-l)
化合物 Φ !05 Φ 101 φ 102 Φ 103 Φ 104
Ε- 1-801 同左 同左
Ε- 1-802 同上 同左 同左 同左 o-ビフエニリル
E- 1-803 同上 同左 同左 同左 m -ビフエ二リル
E- 1-804 同上 同左 同左 同左 p—ビフエ二リル
E-1-805 同上 同左 同左 同左
E- 1-806 同上 同左 同左 同左
E-1-808 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E - 1-809 同上 "^ "^ ·一 CH3 同左 同左 同左
E-1-810 同上 ~ ^-P 同左 同左 同
S S
(E-l) 化合物 Φ 105 Φ 101 φ 102 Φ !03 Φ 104
Ε— 1—814 - "N- (Ph)
2 同左 同左 同左
Ε - 1-815 同上 O 同左 ^ 同左
Ε-1-816 同上 Ph 同左 同左 同左
Ε-1-817 同上 -N—(Ph)2 同左 同左 同左
Ε-1-819 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ 1 10 φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
E-2-2 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-3 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-4 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-5 同上 4 - Ph 同左 同左 同左
E-2-6 同上 同左 同左 同左
Ε-2-8 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
Ε-2-9 同上 " Q " ~GH3 同左 同左 同左
E-2-10 同上 ^-Ph 同左 同左 同左
S'
E-2-11 同上 同左 同左 同
E-2-12 同上 同左 同左
E-2-13 同上 同 in'I
(E- 2) 化合物 Φ no Φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε-2-14
E-2-15 同上 1X0 同左 同左 同左
E-2-16 同上 Ph 同左 同左 同左
E-2-17 同上 ~{ - - (Ph)2 同左 同左 同左
E-2-19 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ 110 φ 106 Φ !07 Φ]08 Φ 109
E-2-102 同上 o—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-103 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E - 2-104 同上 p-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-105 同上 一~ ~ ~Ph 同左 同左 同左
E-2-106 同上 同左 同左 同左
E-2-108 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E-2-109 同上 -I s ^-1 -CH3 同左 同左 同左 s J
E-2-110 同上 ^- -Ph 同左 同左 同左.
S' 、S'
E-2-111 同上 同左 同左 同左
E-2-112 同上 同左 同/ Ξ 同ん:
E - 2-113 同上 同 ; I"! ,· I-;] ,-:
(E-2) 化合物 Φ 110 φ 106 Φ 107 Φ
ψ108 Φ 109
Ε-2-114 )2 同左 同 同左
E - 2— 115
E-2-116 同上 Ph 同左 同左 同左
E-2-117 同上 S- - (Ph)2 同左 同左 同左
E-2-119 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ I 10 φ 106 Φ !07 Φ|08 Φ 109
Ε-2-201 Ph 同左 同左 同左
Ε - 2-202 同上 o -ビフエニリル 同左 同左 同左
E-2-203 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-204 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
Ph
E-2-207 同上 同左 同左 同左
E-2-208 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E-2-209 同上 一 S ~ S" cH3 同左 同左 同左
E-2-210 同上 -P 同左 同左 同左
S S
E-2-211 同上 、 - J( \〉 同左 同左 同お
=N
E— 2-213 同ヒ - 同お 问左 R
(E-2) 化合物 Φ no Φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε - 2-214 N- (Ph)2 同左 同左 同左
E-2-216 同上 -0- Ph 同左 同左 同左
S
E-2-217 同上 •N- (Ph)2 同左 同左 同左
E-2-219 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ 1 10 φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε - 2-301 - - - Ph 同左 同左 同左 s s
E - 2 - 302 同上 O"ピフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-303 同上 m—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E - 2 - 304 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E— 2-305
E-2-306
Ε— 2 - 308 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
Ε-2-309 同上 -i -c 3 同左 同左 同左
E-2-310 同上 同
Ε - 2-311 同上 同
E-2-312 同上 同
E-2-313 同
(E-2) 化合物 Φ no Φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε-2-314 - - -Ν- (Ph)2
S S \== 同左 同左 同左
E-2-315 同上 TCOO 同左 同左 同左
E— 2-316 同上 Ph 同左 同左 同左
E-2-317 同上
E-2-319 同上 Ph H Ph H
(E-2)
化合物 Φ no Φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ !09
Ε-2-402 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-403 同上 m-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-404 同上 P-ビフ X二リル 同左 同左 同左
E— 2—408 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E-2-409 同上 一 -CH3 同左 同左 同左
S - S d
E-2-410 同上 一 Ph 同左 同左 同^
E-2-411 同上
E-2-412 同上
E-2-413 同.ヒ
化合物 Φ 1 10 φ 106 Φ 107 Φ !08 Φ 109
Ε-2-415 同上 同左 同左 同左
Ε - 2-416 同上 Ph 同左 同左 同左
Ε-2-417 同上 - - (Ph)2 同左 同左 同左
E-2-419 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ no Φ 106 Φ 107 Φ 108 109
Ε - 2-502 同上 0-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-503 同上 m—ピフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-504 同上 P-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-505 同上 ~ ph 同左 同左 同左
E - 2-506 同上 同左 同左 同左
E-2-508 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E- 2-509 同上 一 ~i 一 同左 同左 同左
S S °
E-2-510 同上 ヽ
'S' Ji -ph 同左 同左 同左 、s'
E-2-511 同上 同左 同 同左
E-2-512 同上 同左 Γΰ]Λ-: ίϊίΙ/
E-2-513 ヒ 问 / Μん:
()E2-
(E-2) 化合物 Φ, 10 φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ !09
Ε-2-601 Ph 同左 同左 同ん:
Ε - 2-602 同上 0—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-603 同上 m—ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-604 同上 P-ビフヱ二リル 同左 同左 同左
E-2-605 同上 同左 同左 同左
E-2-606 同上 同左 同左 同左
E-2-608 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E-2-609 同上 ^^3 同左 同左 同左
E-2-610 同上 - Ph 同左 同左 同
E-2-611 同上 同左 同ん: 同 A-:
E-2-612 同上 同左 冋左 同/ c
E-2-613 同上 同左 问ん: Μ
(E-2)
化合物 Φ 110 φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε-2-614 -^-(^)2 同左 同 同
Ε-2-615 同上
E-2-616 同上 Ph 同左 同左 同左
S
E-2-617 同上
E - 2-619 同上 Ph H Ph H
(E-2) 化合物 Φ 1 10 φ 106 Φΐ07 Φ 108 Φ 109
Ε-2-702 同上 〇-ビフエ二リル 同左 同左 同左
E-2-703 同上 m -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E - 2— 704 同上 p -ビフエ二リル 同左 同左 同左
E - 2-705 同上 < -Ph 同左 同左 同左
E-2-706 同上 同左 同左 同左
E-2-708 同上 2-ナフチル 同左 同左 同左
E-2-709 同上 ~^ )> ^-CH3 同左 同 同左
E-2-710 同上 - -Ph 同左 同左 同ん二
S S
E-2-711 同上 同^
E-2-712 同上 同 Λ£
()E2-
(E - 2)
化合物 Φ 1 10 φ 106 Φ 107 Φ 108 Φ 109
Ε— 2-802 同上 同左 同左 同左 o-ピフエ二リル
E - 2-803 同上 同左 同左 同左 m-ビフエ二リル
E-2-804 同上 同左 同左 同左 p -ビフエ二リル
Ph
E-2-806 同上 <X 同左 同左 同左
E-2-808 同上 2 -ナフチル 同左 同左 同左
E-2-809 同上 ~^。
S>^ — CH3 同左 同 同左 S
E- 2-813 ヒ Γ"1 -: |π|/,·; lv
(E-2) 化合物 Φ 1 10 φ 106 Φ, 107 Φ ψ108 Φ 109
Ε - 2 - 814 VM N-— (Ph)
2 同左 同左 同左
E-2-815 同上 0Ο 同左 同左 同左
E-2-816 同上 Ph 同左 同左 同左
E-2-817 同上 同左 同左 同左
E— 2-819 同上 Ph H Ph H
E-2-820 . N:iPh Ph 同左 同左 同左
N Ph
Ι8Ζ
698Ζ0/.6<ΙΓ/Χ3<1 09£80/86 Ο/Ά.
(E-3) 化合物 Φ 1 13 Φ I I ! Φ, 12
Ε-3-1 -ο- Ph 同左
E-3-2 同上 o-ビフエ二リル 同左
E-3-3 同上 m—ビフエ二リル 同左
E-3-4 同上 P-ビフエ二リル 同左
E-3-5 同上 同左
E-3-6 同上 同左
Ε-3-8 同上 2 -ナフチル 同左
Ε-3-9 同上 同左
E-3-10 同上 同左
E-3-11 同上 [πΙΛ:.
E-3-12 同上
E - 3 - 13 同上
(E-3)
化合物 Φ 113 Φ 111 φ 1に
Ε - 3—14
同左
E-3-15
同左
Ε - 3-16 同左
E-3-17 h)2 同左
E-3-19 同上 Ph H
(E-3)
化合物 Φ 113 Φ 11! Φ, 12
E-3-102 同上 o -ビフエ二リル 同左
E-3-103 同上 m-ビフエ二リル 同左
E - 3— 104 同上 P-ビフエ二リル 同左
E-3-105 同上 同左
E-3-106 同上 同左
E - 3-108 同上 2 -ナフチル 同左
E-3-109 同上 - CH 同左
S-0 S-
E-3-110 同上 Ph 同
SU S^- 左
E-3-111 同上 同
E-3-112 同上
E-3-113 同 J
化合物 Φ 113 Φ 111 φ, 12
Ε— 3—114
Ε - 3-115 同上 1X0 同左
Ε-3-116 同上 ■FPh 同左
Ε— 3—117 同上 h)2 同左
E - 3-119 同上 Ph H
(E-3) 化合物 Φ 113 Φ 111 φ 112
E-3-201 - - Ph 同左
E-3-202 同上 o-ビフエ二リル 同左
E-3-203 同上 m -ビフエニリル 同左
E-3-204 同上 P-ビフエ二リル 同左
E-3-205 同上 同左
E-3-206 同上 同左
E - 3-208 同上 2-ナフチル 同左
E— 3 - 209 同上 同左
E-3-210 同上 同左
E-3-211 同上 同左
Ε - 3-212 同上 Μ :
E-3-213 同ヒ :'·!ん
(E-3) 化合物 Φ 113 Φ 111 φ 112
E-3-214 N— (Ph)2 同左
E-3-215 同上
E-3-216 同上 Ph 同左
S
E - 3 - 217 同上 h)2 同左
E-3-219 同上 Ph H
(E - 3) 化合物 Φ 1 13 Φ 1 12
E-3-302 同上 0-ビフ: 二リル 同左
E-3-303 同上 m—ビフエニリル 同左
E-3-304 同上 p -ビフエニリル 同左
E— 3—305 同上 同左
E-3-306 同上 同左
E-3-308 同上 2 -ナフチル 同左
E-3-310 同上 Ph 同左
S S
E-3-311 同上 同左
E-3-312 同上 Ι»Ι -:
E— 3 - 313 同上 [π1 Λ·:
化合物 Φ 113 Φ 112
E— 3 - 316 同上 Ph 同左
E-3-317 同上 ■N— (Ph)2 同左
E-3-319 同上 Ph H
(E - 3) 化合物 Φ 113 Φ 111 φ 112
Ε— 3-402 同上 o—ビフエ二リル 同左
E-3-403 同上 m-ビフエ二リル 同左
E-3-404 同上 p -ビフエニリル 同左
E-3-405 同上 同左
E-3-406 同上 同左
E-3-408 同上 2-ナフチル 同左
E-3-410 同上 同左
、s' s'
E- 3 - 411 同上 同
E-3-412 同上 [nl H
E-3-413
) (E3-
(E - 3) 化合物 Φ 113 Φ 11!
E-3-502 同上 o-ビフエ二リル 同左
E-3-503 同上 m -ビフエ二リル 同左
E-3-504 同上 p -ビフエ二リル 同左
E-3-505 同上 同左
E - 3-506 同上 同左
Ε - 3 - 508 同上 2-ナフチル 同左
Ε-3-509 同上 -r 左
S r CH 同 S
E-3-510 同上 同左
E-3-511 同上 同お
E-3-512 同上 问 -:
Ε - 3— 513 同上 1-1 :
/s6 oi.0969き .〕J
(E-3)
化合物 Φ 1 13 Φ 1 I ! Φ 1 12
E-3-602 同上 o—ビフエニリル 同左
E-3-603 同上 m—ビフエ二リル 同左
E-3-604 同上 同左
E-3-605 同上 同左
E-3-606 同上 同左
E-3-608 同上 2 -ナフチル 同左
E-3-610 同上 Ph 同左
S S
E-3-611 同上 同左
E- 3-612 同上 ん
E- 3-613 同ヒ
(E-3) 化合物 Φ 113 Φ 111 φ Iに
E-3-614 c¾g: 同左
"^
E- 3-615 同上
E-3-616 同上 Ph 同左
s
E-3-617 同上 h)2 同左
E-3-619 同上 Ph H
(E-3) 化合物 Φ 1 13 Φ, Φ 1 12
E-3-702 同上 o—ビフエ二リノレ 同左
E - 3-703 同上 m—ビフエニリル 同左
E-3-704 同上 同左
E-3-705 同上 同左
E-3-706 同上 同左
E-3-708 同上 2 -ナフチル 同左
E-3-709 同上 CHつ 同左
E-3-710 同上 同左
E-3-711 同上 同左
E- 3-712 同上 同 -:
E-3-713 同上.
E-3-719 同上 Ph H
(E-3)
化合物 Φ !13 Φ 111 φ 11:
Ε - 3-802 同上 o—ビフエニリル 同左
2
E - 3-803 同上 9
8 m-ビフエニリル 同左
E— 3-804 同上 同左
E - 3— 805 同上 同左
E-3-806 同上 同左
E - 3— 808 2-ナフチル
同上 同左
E-3-809 同上 同左
E-3-810 同上 同左
E-3-811 同上 同左
E-3-812 同上 !/r.
E - 3 - 813 同上- Wv.
(E-3) 化合物 Φ 113 Φ 111 φ 11:
E-3-814 )2 同左
E-3-816 同上 - - Ph 同左
E - 3-817 同上 •N- (Ph)2 同左
E-3-819 同上 Ph H
化合物 Φ 120 Φ 1 15- -Φ 118 Φ 1 14, φ, 19
Ε-4-2 同上 ο -ビフエ二リル Ph
E-4-3 同上 m-ビフエ二リル Ph
E-4-4 同上 P-ビフ X二リル Ph
E-4-5 同上 Ph
E-4-6 同上 Ph
E-4-8 同上 2 -ナフチル Ph
化合物 Φ 120 Φ 115- 118 Φ 114, Φΐ19
Ε - 4一 14 -o- ~^- -(Ph)2 Ph
E-4-15 同上 0 Ph
E-4-17 同上 -N- (Ph)2 Ph
(E - 4)
化合物 Φ 【20 Φ 1 15- 18 Φ ΐ 14. 1 !9
E-4-102 同上 o -ビフエ二リル Ph
E - 4-103 同上 m-ビフエ二リル Ph
E-4-104 同上 p -ビフエ二リル Ph
E-4-105 同上 Ph
E - 4一 106 同上 Ph
E-4-108 同上 2 -ナフチル Ph
E-4-109 同上 CHつ Ph
s s
Ε-4-Π0 同上 Ph
E-4-111 同上 Ph
E - 4一 112 同上 Ph
E-4-113 同.ヒ Ph
(E-4) 化合物 Φ 120 Φ 115- 118 Φ 114, Φ 119
Ε - 4一 114 )2 Ph
E— 4 - 115
E-4-116 同上 Ph Ph
E-4-117 同上 Ph
E-4-119 同上 p -ビフエ二リル H
E-4-120 同上 m—ビフエ二リル H
E- 4-121 同上 o -ビフエ二リル H
(E-4)
化合物 Φ 120 *115. Φΐ18 Φ 116, Φ 117 Φ
114, Φι 19
Ε-4-123 同上 同上 Η Ph
E-4-124 同上 p-ビフエニル Ph H
E-4-125 同上 m-ビフエニル Ph H
E-4-126 同上 0-ビフエニル Ph H
E-4-127 同上 H H
E— 4-128 同上 H H
E-4-130 同上 Φιΐ5 = Ph Φιΐό =H H
Φιΐ8 =H ΦΠ7 =Ph
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ| 15~Φ 1 18 Φ 1 14, Φ 1 19
Ε - 4-201 Ph Ph
E-4-202 同上 o-ビフエ二リル Ph
E - 4-203 同上 m -ビフエ二リル Ph
E - 4-204 同上 p—ビフエ二リル Ph
E-4-205 同上 Ph
E - 4— 206 同上 Ph
E-4-208 同上 2-ナフチル Ph
E-4-209 同上 Ph
E - 4-210 同上 Ph
E-4-211 同上 Ph
E-4-212 同上 Ph
E-4-213 同上 Ph
(E-4) 化合物 Φ 120 Φ 115- - Φ 118 Φ 114, Φ, 19
Ε-4-214 )2 Ph
Ε-4-216 同上 Ph Ph
Ε— 4-217 同上 ■N- (P )2 Ph
E - 4一 219 同上 Φ115=Φ117 = Ρ1 Η
Φ116 = Φ118 = Η
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 1 15- 1 18 Φι Φ
Ε-4-301 Ph Ph
Ε-4-302 同上 ο-ビフエ二リル Ph
E-4-303 同上 m-ビフエ二リル Ph
E-4-304 同上 P-ビフエニリル Ph
E— 4-305 同上 Ph
E-4-306 同上 Ph
E-4-308 同上 2 -ナフチル Ph
Ph
Ph
Ph
Ph
化合物 Φ 120 Φ
11~ 118 Φ| 1 id4, Φ ^119
Ε-4-315 同上 0 Ph
Ε-4-316 同上 •C P卜 Ph
E-4-317 同上 -N- (P )2 Ph
E-4-319 同上 p-ビフエニリル H
E-4-320 同上 m -ビフエ二リル H
E-4-321 同上 o -ビフエ二リル H
E-4-322 同上 Φ115 = Φ117 = Ρ1^ Η
Φ116 = ΦΜ8 = Η
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 115' 118 Φ||4 Φ 119
Ε-4-402 同上 ο-ピフエ二リル Ph
E-4-403 同上 m -ビフエ二リル Ph
E— 4-404 同上 P-ビフ I二リル Ph
E-4-405 同上 Ph
E-4-406 同上 Ph
E-4-408 同上 2-ナフチル Ph
E-4-409 同上 - H3
s-O Ph
S- C
E-4-410 同上 Ph Ph s s
E-4-411 同上 Ph
E-4-412 同上 Ph
化合物 Φ 120 Φ115~φ 118 Φ1|4, Φ 119
E-4-416 同上 Ph Ph
E - 4一 417 同上 ■N- (Ph)2 Ph
E-4-418 Ph
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ
5〜Φ 1 18 Φ ΐ 14. Φ 1 19
E-4-502 同上 o-ビフエ二リル Ph
E - 4-503 同上 m—ビフエ二リル Ph
E-4-504 同上 P-ビフヱ二リル Ph
E-4-505 同上 Ph
E-4-506 同上 Ph
E-4-508 同上 2-ナフチル Ph
E-4-509 同上 CH3 Ph
Ε-4-δΙΟ 同上 Ph Ph
S s
E-4-511 同上 Ph
E-4-512 同上 Ph
E-4-513 同上 Ph
(E-4) 化合物 Φ 120 Φ
115〜Φ 118 Φ
114, Φ 119
Ε-4-514 Ph
Ε-4-515 Ph
Ε-4-516 Ph
Ε-4-517 Ph
Ε-4-518 Ph
Ε - 4一 519 H
Ε-4-520 H
E-4- 522 同上 Φ115 = Φΐ18 =~0~Ν - (Ph)2 H
Φΐ16 = Φΐ17 =Ph
E-4-523 同上 Φ!15 = Φΐ18 =~ "N—(Ph)2 Ph
Φΐ16 = Φΐ17
E - 4- 524 同上 Φ115 = Φΐ18 = p-ビフエ二リル H
Φΐ16 = Φΐ17 = Ph
E-4- 525 同上 ΦΐΙ5 = Φΐ13 = 0-ビフエ二リル H
Φ|16 = Φΐ17 =Ph
E-4-526 同上 ΦΐΙ5 = *Π8 = in—ビフエ二リル H
Φΐ16 = *Π7 = Ph
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 115- 118 Φ|[4. Φ 119
Ε-4-528 同上 Φπ5 = Φΐ18 = 1—ピレニル Η
Φ116 = Φΐ17 = Η
Ε-4-529 同上 Φΐ15 = Φΐ18 = 2—ピレニル Η
Φΐ16= Φΐ17 = Η
(E-4)
化合物 Φ 120 115- 118 Φ 114, Φ||
E-4-602 同上 o -ピフエニリル Ph
E-4-603 同上 m -ビフエニリル Ph
E-4-604 同上 Ph
E-4-605 同上 Ph
E-4-606 同上 Ph
E-4-607 同上 Ph
E-4-608 同上 2-ナフチル Ph
E - 4-609 同上 CHつ Ph
E-4-610 同上 Ph
E-4-611 同上 Ph
E-4-612 同上 Ph
E- 4-613 (-l h Ph
(E-4) 化合物 Φ 120 Φ
115~Φ 118 Φ
114— Φ 119
E-4-616 同上 -Q- Ph Ph
E-4-617 同上 h)2 Ph
E-4-619 同上 (I)n5 = (I)ii6 = Ph H
ΦΗ6 = 117 = Η
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 1 15- ! 18 Φ 1 14, Φ 1 19
Ε-4-702 同上 ο-ビフエ二リル Ph
E-4-703 同上 m -ビフエ二リル Ph
E-4-704 同上 P-ビフ: 二リル Ph
E-4-705 同上 Ph
E-4-706 同上 Ph
E-4-708 同上 2-ナフチル Ph
E— 4-709 同上
s S
E - 4-710 同上 Ph
E-4-711 同上 Ph
E-4-712 同上 Ph
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 1 15- 1 18 Φ 1 14, Φ[ 19
Ε-4-802 同上 θ"ビフ i二リル Ph
E-4-803 同上 m -ビフエ二リル Ph
E-4-804 同上 p-ビフ X二リル Ph
E-4-805 同上 Ph
E-4-806 同上 Ph
E-4-808 同上 2 -ナフチル Ph
E-4-809 同上 Ph
E - 4—810 同上 Ph
E— 4-811 同上 Ph
E-4-813 同上 Ph
\=Ν \=Ν
(E-4)
化合物 Φ 120 Φ 115' -Φ ί!8 14, 19
化合物 Φ 128 Φ ΐ27 Φΐ21 ^122 Φ123 Φに 4 Φ ΐ25 Φΐ 26
Ε-5-1 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
Ε-5-2 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
Ε-5-3 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
Ε - 5 - 4 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
Ε-5-Ε Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
E-5-6 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左
N^ N
E-5— 7 Ph 同左 同左 同左 同左 同左 同左 Ν'人
N-N N-N
ズ。 ^ 。 130
(E-6)
(E-6)
E-6-7 "^" O一 P—ビフエ二リル p—ビフエ二リル
698iO/,6df/13d
(E - 7)
E-7-3 m-ピフエ二リル m-ビフエ二リル ·
E-7-10 -, NPh2 V-NPh2 -Or
698Z0/Z.6iir/XDd
(E-8)
E-8-3 m-ビフエ二リル m-ビフエ二リル ~! ~
E-8— 7 P-ビフエ二リル P -ビフエ二 -0
E-8-8 m -ビフエ二リル m-ビフエ二リル - -
698Z0//,6df/XDd[ 09C80/86 ΟΛ
(E-9)
化合物 Φ 139 Φ 140 Φ 14 1 Φ 142
Ε-9-1 Ph Ph Ph Ph
E - 9-2 Ph Ph H H
E-9— 3 p—ビフエ二リル p-ビフエ二リル Ph Ph
E-9-4 p-ビフエ二リル P-ビフエ二リル H H
E-9-5 m-ビフエ二リル m -ビフエ二リル Ph Ph
E-9-6 m-ビフエ二リル m-ビフエ二リル H H
E-9- 11 Ph Ph -Q-NPh2 Qj~ NPh,
E-9- 12 Ph Ph
(Ε - 10)
(E-10)
化台物 l" *I45 Φ149 *I50 Φ|5Ι ^152
E-10-1 n Η U M Ph Ph Η 11 11 11
E-10-2 Ph Ph II H H 11 II H Ph Ph
Ε-Ιϋ-3 II 11 H 11 p—ビフエ二 -リル p—ビフエ二 :リル Η 11 11 II
E-10-1 【) -ビフエ二りル Ρ -ビフエ二リル II 11 Π H Η II r>—ビフエ二リル p -ビフエ二リル
E-10-5 n)—ビフエ二リル m -ビフエ二リル 11 II Η II 【I 11 m—ビフエ二リル m—ビフエ二リル
E- 10 - 7 II H l^h Ph Ph Ph Ph Ph H II
E - 10-8 I>h Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Pli
SZ0IL6dT/JLDd
(E - 11)
化 物 Φΐ53 Φΐ54 Φΐ55 156 |57 Φ|58 Φι59 Φ|60 Φΐ6Ι *Ι)162
Ε- 11- - 1 Ph Ph H H H H H H Ph Ph
Ε- 11- -2 ρ -ビフエ二リル p-ビフエ二りル H H H H H H p—ビフエ二リル p -ビフエ二リル
Ε - -11- -3 m—ビフエ二リル m -ビフエ二リル H H I-I H H H ni -ビフエ二リル m-ビフエ二リル
Ε- 11- -5 Ph Ph H Ph H Ph H H Ph Ph
I·.- 11- 6 Ph Pli Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph
Ε- 11- -7 Ph Ph Ph H Ph H H H Ph Ph
T - 3)
699Z0IL6d£IA d 09£80/86 Ο/Ά
(E - 12) 化台物 *!63 *I64 Φ|65 ^!66 Φ|67 Φ|68 Φ|69 Φ|70 Φ|7Ι Φ|72 |73
E-12-1 H II Ph Ph Ph Ph Ph Ph II II
- -
E-12-2 II I! Ph Ph Ph Ph Ph Ph 11 H - - V
E-12-3 Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph
E-12-1 Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph Ph -o-o-
E-12-5 11 II Ph 1)-ビフエ二リル p-ビフエ二リル Ph p -ビフエ二リル p-ビフエ二リル 11 H
E-12-6 11 11 Ph
E-12-7 11 11 Ph
E-12-8 11 !i Ph p-ビフエ二リル P -ビフエ二リル Ph p -ビフエ二リル P -ビフエ二リル II 11 -Or -12- !1 11 Ph in ビフエ二リル m—ビフエ二リル Ph 111-ビフエ二リル Π1 ビフエ二リル 11 II
E-12-10 I! 11 Ph
(3)E1—
(E - 13)
化 物 174 175 (1> 176 177 78
79 80 1 E-l. l CH
3 CH
3 H H CII
3 CH
3 E- 1.3-2 CH
3 CH
3 H H Ph Ph E-1 -3 CH
3 CII3 H H P-ビフエ二リル P-ビフェ二リル ひ1
3 CII3 II H m- -ビフエ二リル m- -ビフエ二リル リル
E-13-9 Ph Ph H 11 Ph Ph
II - 13-10 P I、リル 1) -卜 'Jル H !1 Ph Ph
E - m-ビフエ二リル m-ビフエ二リル 11 ni- 'ビフエ二リル m-ビフエ二リル
E-13-12 Ph Ph Ph Ph Ph Ph
(Ε - 14)
ACS
Z0/£6dT/XDd 09£80/86 OA
3 φ Φ
;
Z0/.6df/X3d
発光層における正孔輸送性のホスト材料および電子輸送性のホス卜材料は各々 1種のみ用いても 2種以上を併用してもよい。
このような有機 EL素子においては、 発光層を挟持する形で陽極側に正孔注入 性および輸送性の層、 および陰極側に電子注入性および Zまたは輸送性の層が設 けられている。 この場合の正孔注入性および または輸送性の層、 電子注入性お よび または輸送性の層、 陽極、 陰極等は前記と同様である。
また、 混合層をはじめとする有機化合物層の形成方法等の有機 EL素子の製造 方法についても前記と同様である。
本発明の有機 EL素子は、 通常、 直流駆動型の EL素子として用いられるが、 交流駆動またはパルス駆動することもできる。 印加電圧は、 通常、 2〜20V 程 度とされる。 実施例
以下、 本発明の具体的実施例を示し、 本発明をさらに詳細に説明する。
〈実施例 1〉
厚さ 10 Onmの I TO透明電極 (陽極) を有するガラス基板を、 中性洗剤、 ァ セトン、 エタノールを用いて超音波洗浄し、 煮沸エタノール中から引き上げて乾 燥し、 UVオゾン洗浄後、 蒸着装置の基板ホルダーに固定して、 1 X 1 0— f'torr まで減圧した。
次いで、 4, 4 ' , 4" 一卜リス (— N— (—3—メチルフエニル) — N—フ ェニルァミノ) トリフエニルァミン (MTDATA) を蒸着速度 2nmZsec で 5 Onmの厚さに蒸着し、 正孔注入層とした。
例示化合物 II一 1 02の N, N' ージフエ二ルー N, N' 一ビス一 (—4' 一 (N— (m—ビフエニル) 一 N—フエニル) アミノビフエ二ルー 4—ィル) ベン ジジンを、 蒸着速度 2nniZsecで 2 Onmの厚さに蒸着し、 正孔輸送層とした。
次いで、例示化合物 I一 201とトリス (8—キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q3) を重量比で 2 : 100の比率で、 5 Onmの厚さに蒸着し、 発光層とした。 次いで、 減圧状態を保ったまま、 電子注入輸送層として、 トリス (8—キノり
ノラト) アルミニウムを蒸着速度 0. 2nm/secで 1 Onmの厚さに蒸着した。
さらに、 減圧状態を保ったまま、 MgAg (重量比 1 0 : 1) を蒸着速度 0. 2nm/sec で 200 nmの厚さに蒸着して陰極とし、 保護層として A 1 を 1 00 mn 蒸着し EL素子を得た。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 4 V · 80 OmA/cm2 で 1 0 380 Ocd/m2の緑色 (発光極大波長 Amax= 525 nm, 色度座標 x = 0. 28 y = 0. 68) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気中で 1 0 000時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 8 90時間 (初期輝度 1 28 8cd/m2, 駆動電圧上昇 1. 5V) 、 初期輝度 30 Ocd/m2では 4500時間であった。
〈実施例 2〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔輸送層に、 例示化合物 II一 1 02の代わりに例示化合物 II— 1 0 1の N, N' —ジフエ二ルー Ν、 Ν' 一ビス 一 (4 ' 一 (Ν, Ν—ビス (m—ビフエニル) アミノビフエニル一 4—ィル) ベ ンジジンを用いた。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 4V · 7 5 3 mAXcm2 で 1 0048 0cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 52 5 nm, 色度座標 x = 0. 3 1 y = 0. 6 6) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 000 0時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝 度の半減期は 1 OmA/cm2の定鼋流駆動で 6 80時間 ( 143 3cd/m2、 駆動電圧 上昇 1. 5 V) 初期輝度 30 Ocd/m2では 4000時間であった。
〈実施例 3〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 発光層に、 例示化合物 I 一 2 0 1 の代わりに例示化合物 1 — 203を用いた。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 3 V · 5 5 3 mA/cm2 で 6 9 500 cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 5 nm、 色度座標 x= 0. 2 6 y = 0. 6 6) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 00 0 時間以上安定していた。 部分非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝度の
半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 6 0 0時間 ( 1 0 78cd/m2、 駆動電圧上昇 1. 5 V) 初期輝度 30 Ocd/m2では 4000時間であった。
〈実施例 4〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 発光層に、 例示化合物 I 一 20 1 の代わりに例示化合物 I一 202を用いた。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 14V ' 7 5 3mA/cm2 で 7 1 7 00 cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 5 nm、 色度座標 x = 0. 2 9 y = 0. 64) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 00 0 時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝度 の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 800時間 (9 9 8 cd/m2、 駆動電圧上昇 1. 5 V) 初期輝度 30 Ocd/m2では 5000時間であった。
〈実施例 5 )
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 発光層に、 例示化合物 I一 20 1 の代わりに例示化合物 I一 1 03を用いた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 6 V · 9 8 OmA/cm2 で 6 140 Ocd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max- 5 1 0 nm、 色度座標 x = 0. 2 3 y = 0. 63) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 000 0 時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝度 の半減期は 1 OmA/cro2の定電流駆動で 300 0時間 (73 Ocd/m2, 駆動電圧上 昇 8. 0 V) 初期輝度 30 Ocd/m2では 1 0000時間であった。
〈実施例 6 )
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 発光層に、 例示化合物 I 一 20 1 の代わりに例示化合物 I一 1 04を用いた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V、 62 5mA/cm2 で 40 3 00cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max = 500 nm, 色度座標 x = 0. 23 y = 0. 5 8) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 0 0 0時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。 輝 度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 800時間 (68 Ocd/m . 駆動電圧上
昇 2. 5 V) 初期輝度 30 Ocd/m2では 4000時間あった。
〈比較例 1〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔輸送層に、 例示化合物 Π— 1 0 2の代わりに N, N' —ビス (一 3—メチルフエニル) — N, N' —ジフエ二 ルー 4, 4 ' —ジァミノビフエ二ル (TPD 00 1 ) を用いた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 3 V · 5 1 8mA/cm2 で 7 1 700 cd/iii2の緑色 (発光極大波長 λ max= 52 5 nm, 色度座標 x = 0. 2 9 y = 0. 6 6) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 000 0 時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OraA/cm2の定電流駆動で 6 5時間 ( 1 28 1 cd/m2, 駆動電圧上昇 1. 5 V) 初期輝度 300 cd/m2では 800時間であ つた。
〈比較例 2〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔輸送層に、 例示化合物 II一 1 0 2の代わりに N, N, —ビス (— 3—ビフエニル) — N, N' —ジフエニル一 4, 4 ' ージアミノビフエニル (TPD 006) を用いた。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 4V · 5 3 2 mA/cm2 で 8 1 00 Ocd/m2の緑色 (発光極大波長 Amax= 525nm、 色度座標 x = 0. 3 2 y = 0. 6 5) の発光が確認され、 この発光は乾燥窆素雰囲気中で 1 0 0 00 時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 68時間 ( 1 7 3 Ocd/m2, 駆動電圧上昇 2. 0 V) 初期輝度 300cd/m2では 800時間であ つた。
〈比較例 3〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔輸送層に、 例示化合物 π— 1
0 2の代わりに Ν, N' 一ビス (一 3— t一ブチルフエニル) —N, N' —ジフ ェニルー 1, 1 ' —ビフエ二ルー 4, 4 ' ージァミン (TPD 008) を用いた, この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 3 V · 5 08mA/cm2 で 7 9300cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 2 5 nm、 色度座標 x = 0. 3 0 y = 0. 66) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 0 0 0
時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 29時間 (1 749 cd/m2、 駆動電圧上昇 1. 4 V) 初期輝度 300 cd/m2では 500時間であ つた。
〈比較例 4〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔輸送層に、 例示化合物 Π— 1 02の代わりに N, N, N' , N' ーテトラキス (一 m—ビフエニル) 一 1, 1 ' ービフエ二ルー 4, 4 ' —ジァミン (TPD 005 ) を用いた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 14 V · 643 D1A/CII12 で 102700 cd/m2の緑色 (発光極大波長 Amax= 525 nm、 色度座標 x = 0. 28 y=0. 68) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1000 0時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 1 1 5時間
( 1 842 cd/m2, 駆動電圧上昇 1. 8 V) 初期輝度 300 cd/m2では 1600時 間であった。
〈比較例 5〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし、 正孔注入層に、 例示化合物 II一 1 02の代わりに N, N' —ジフエニル—N, N, —ビス— (一 4 ' - (N- (3 —メチルフエニル) 一 N—フエニル) アミノビフエ二ルー 4—ィル) ベンジジン
(TPD 0 1 7) を用いた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 14V · 7 1 5mA/cin2 で 75600 cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 525 nm, 色度座標 x = 0. 3 2 y = 0. 66) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0000 時間以上安定していた。輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 1 97時間(1 1 56 cd/m2, 駆動電圧上昇 2. 3 V) 初期輝度 300 cd/m2では 2000時間で あった。
〈比較例 6〉
実施例 1と同様に素子を作製した。 ただし発光層に例示化合物 I一 20 1の代 わりに下記のキナクリ ドン (例示化合物 ΠΙ — 1) を用い 0. 75w となるよう に含有させた。
この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 6 V · 84 OmA/cm2 で 6 0 0 00 cd/m2の黄緑色 (発光極大波長 λ max= 540 nm、 色度座標 x = 0. 3 7 y= 0. 60) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 00 0時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 1 00時間 (8 0 Ocd/m2, 駆動電圧上昇 3. 2 V) 初期輝度 300 cd/m2では 50 0時間で めった。
以上の実施例 1〜6、 比較例 1〜6の有機 EL素子の特性等を表 1、 2にまと めて示す。
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サンブル 発光層 正孔iii^ ¾ 光 輝 度 の 半 減 期
輝 度 安定時間 定電流駆動 (1( /αη2) 初娜軍度
[初讓度、 mE±昇] (300cd/m2) 比較例 1 A1Q3 TPD001 ο25ηπι 71700cd/m2 10000hrj. h 65hr 800hr
+1-201 (綠) (13V-518mA/cm2) [1281cd/mM.5V]
比較例 2 A1Q3 TPD006 525nm 81000cd/m2 lOOOOhrliO: 68hr 800hr
+1-201 (綠) (14V-532mA/cni2) U730cd/m2.2.0V】
比較例 3 A1Q3 TPD008 525nm 79300cd/m2 lOOOOhrliLh 29hr 500hr
+1-201 (綠) (13V-508mA/cm2) [1749cd/mM.4V]
比蛟例 4 A1Q3 TPD005 525nm 102700cd/m2 lOOOOhrliLh 115hr 1600hr
+1-201 (綠) (14V-643mA/cmi) [1842cd/mM.8V]
比糊 5 A1Q3 TPD017 75600cd/m2 lOOOOhriiLh 197hr 2000hr
+1-201 (綠) (14V-715mA/cmz) [ll56cd/mz.2.3V]
比較例 6 A1Q3 11-102 540nm 60000cd/mz lOOOOhrliLh lOOhr 500hr
+キナクリドン (黄緑) (16V-840mA/cm2) [800cd/m2.3.2V]
上記結果より、式(I)のクマリン誘導体と式(Π)のテトラァリールジァミン誘導 体とを組み合わせた本発明の E L素子は発光寿命が長いことがわかる。
〈実施例 7〉
ガラス基板上にカラ一フィルター膜を富士ハント製 CR— 2000を用いて塗 布により 1 厚に形成し、この上に赤色蛍光変換膜を富士ハント製 CT一 1に B AS F製 Lumogen F Red 300を 2 w 溶解したものを用いて塗布しベ一クして 5 m厚に形成し、さらにこの上にオーバ一コートを富士ハント製 CT— 1を用いて塗 布しベ一クして 1 m厚に形成した。 この上に、厚さ 1 0 Onmの I TOをスパッ夕 し陽極付赤色素子基板を作製した。 この基板を用い、 実施例 1と同様に素子を作 製した。
上記のカラーフィル夕一材料は 580 以下の波長の光をカツ卜するものであ り、 赤色蛍光変換材料は発光極大波長 λ maxが 63 Onmであり、 Amax付近のスぺ クトルの半値幅は 5 Onmであった。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 5V · 6 1 5m /c 2 で 900 Ocd/m2の赤色 (発光極大波長え max= 60 Onm, 色度座標 x = 0. 6 0 y = 0. 3 8) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 00 00時 間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなかった。
〈実施例 8〉
実施例 1において、 正孔輸送層を例示化合物 II— 1 02とルブレンとを 1 0 : 1 (重量比) で用い、 共蒸着により形成するほかは同様にして素子を作製した。 この EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 14 V · 7 5 OmA/cm2 で 7 98 00 cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 52 5 nm、 5 5 5 mn、 色度座標 x = 0. 38 y=0. 5 7) の発光が確認され、 この発光は乾燥窆素雰囲気中で 1 0000時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 0mA/cm2の定電流駆動で 7 0 0時間 ( 1 1 7 3 cd/m2、 駆動電圧上昇 2. 5 V) 、 初期輝度 300 cd/m- 'では 4500時間であった。
〈実施例 9 >
実施例 1において, 発光層を、 正孔注入輸送性化合物として N, N, N' , N'
—テトラキス (一 m—ビフエ二ル) 一 1, 1 ' —ビフエニル一 4, 4 ' ージアミ ン (TPD 00 5) 、 電子注入輸送性化合物として卜リス (8—キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) を各々用い、 ほぼ同じ蒸着速度 0. 5nm/secで蒸着し、 それと同時に例示化合物 I 一 1 03も蒸着速度約 0. 00 7 nm/secで蒸着して 4 Onm厚の混合層として形成した。 混合層において、 TPD 0 0 5 : A 1 Q 3 :例 示化合物 I — 1 03 = 50 : 50 : 0. 7 (膜厚比) である。 そのほかは実施例 1と同様にして素子を作製した。 ただし、 MTDATAを用いた正孔注入輸送層 は 50nm厚、 T PD 00 5を用いた正孔輸送層は 1 Onm厚、 A 1 Q 3を用いた電 子注入輸送層は 4 Onm厚とした。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 8 V · 6 0 OmA/cm2 で 540 0 Ocd/tn2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 0nm、 色度座標 x= 0. 3 0 y= 0. 60) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 00 00 時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cni2の定電流駆動で 600 0時間 ( 1 0 3 0 cd/m2, 駆動電圧上昇 2. 0 V) 、 初期輝度 300 cd/m2では 2 000 0時間であった。
比較例 4の混合層を用いない構成の素子に比べ格段と特性が向上することがわ かった。
〈実施例 1 0〉
実施例 1において、 正孔注入層を 4 Onm厚に形成し、 正孔輸送層を TPD 0 0 5とルブレン (7w ) とを用いて 2 Onm厚に形成し、 この上に発光層を実施例 9 と同様に TP D 00 5と A 1 Q 3と例示化合物 1— 1 03とを用いて形成するほ かは同様にして素子を作製した。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2 V · 6 50mA/cm2 で 67600cd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 0 mn、 5 50 nm、 色度座標 x = 0. 3 8 y = 0. 56) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で
1 00 00時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 0mA/cm2の定電流駆動で 6 5 00時間 ( 9 00 cd/ra2、 駆動電圧上昇 2. 0 V) 、 初期輝度 3 00 cd/m2では
2 5000時間であった。
〈実施例 1 1〉
実施例 1において、 発光層を、 正孔注入輸送性化合物として例示化合物 II一 1 0 2、 電子注入輸送性化合物として卜リス (8—キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) を各々用い、 ほぼ同じ蒸着速度 0. 5nm/secで蒸着し、 それと同時に例 示化合物 1 — 2 0 1も蒸着速度約 0. 0 1 5 Mi/secで蒸着して 4 0 nm厚の混合層 として形成した。 混合層において、 例示化合物 II— 1 0 2 : A 1 Q 3 :例示化合 物 I — 2 0 1 = 5 0 : 5 0 : 1. 5 (膜厚比) である。 そのほかは実施例 1と同 様にして素子を作製した。ただし、 MTDATAを用いた正孔注入輸送層は 5 On m厚、 II— 1 0 2を用いた正孔輸送層は 1 Onm厚、 A 1 Q 3を用いた電子注入輸送 層は 2 Onm厚とした。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 3 V · 7 5 0mA/cmJ で 9 8 0 0 Ocd/m2の緑色 (発光極大波長 λ max= 5 2 5 ηπι、 色度座標 χ = 0. 2 9 y = 0. 6 7) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中で 1 0 0 0 0 時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 4 0 0 0時間
( 1 1 0 0cd/m2、 駆動電圧上昇 2. 0 V) 、 初期輝度 3 0 Ocd/m2では 1 8 0 0 0時間であった。
〈実施例 1 2 )
実施例 1において、正孔注入層を 4 Omn厚に形成し、正孔輸送層を例示化合物 I 1- 1 0 2とルブレンとを用いて 2 Onm厚に形成し、この上に発光層を実施例 9と 同様に例示化合物 Π— 1 0 2と A 1 Q 3と例示化合物 1 — 2 0 1とを用いて形成 するほかは同様にして素子を作製した。
この E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 3 V · 9 0 OmA/cm2 で 8 0 0 0 Ocd/m2の黄緑色 (発光極大波長 λ max= 5 2 5 nm、 5 6 Onm, 色度座 標 x = 0. 4 0 y = 0. 5 5) の発光が確認され、 この発光は乾燥窒素雰囲気中 で 1 0 0 0 0時間以上安定していた。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動で 6 0 0 0時間 ( 1 0 5 Ocd/m2, 駆動電圧上昇 1. 5 V) 、 初期輝度 3 0 0 cd/m では 2 5 0 0 0時間であった。
〈実施例 1 3〉
実施例 9、 1 0において、 例示化合物 I 一 1 0 3の代わりに、 例示化合物 I I I 一 1 (キナクリ ドン) を用いて同様に素子を作製し、 特性を調べたところ、 良好 な特性を得た。
〈実施例 1 4〉
実施例 9 、 1 0において、 例示化合物 I 一 1 0 3代わりに、 例示化合物 IV— 1 (スチリル系ァミン化合物) を用いて同様に素子を作製し、 特性を調べたところ、 良好な特性を得た。
〈実施例 1 5〉
実施例 1 1 、 1 2において、 例示化合物 I— 2 0 1の代わりに、 例示化合物 Π I - 1 (キナクリ ドン) を用いて同様に素子を作製し、 特性を調べたところ、 良 好な特性を得た。
〈実施例 1 6〉
実施例 1 1 、 1 2において、 例示化合物 I 一 2 0 1の代わりに、 例示化合物 IV 一 1 (スチリル系ァミン化合物) を用いて同様に素子を作製し、 特性を調べたと ころ、 良好な特性を得た。
次に多色発光に対応した有機 E L素子の実施例を示す。 まず、 これらの実施例 等に用いた正孔注入層用の化合物 H I M、 正孔輸送層用の化合物および正孔輸送 性のホスト材料として用いられる T P D 0 0 5は以下に示すものである。
ΐ3ε
698Z0/ 6dT/XDd 09C80/86 OAV
次いで、 クマリン誘導体 (例示化合物 1 — 1 03) 、 ルブレン (例示化合物 1 - 22) およびトリス (8—キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) の発光ス ぺクトルを参考例として示す。
ぐ参考例 1〉
クマリン誘導体の発光スぺクトルを図 2に示す。 このときの発光スぺクトルは 以下に示すような構成の有機 EL素子を用いて測定したものである。
有機 EL素子の作製
厚さ 1 0 Onmの I T〇透明電極 (陽極) を有するガラス基板 ( 1. 1 mm厚) を、 中性洗剤、 アセトン、 エタノールを用いて超音波洗浄し、 煮沸エタノール中から 引き上げて乾燥し、 UVオゾン洗浄後、 蒸着装置の基板ホルダーに固定して、 I X 1 0 _6Torrまで減圧した。
次いで、 Ν, Ν'- ジフエニル -Ν, Ν'-ビス 〔Ν-フエニル -Ν- 4-トリル (4-ァミノフエ ニル) ] ベンジジン (H I M) を蒸着速度 2nmZsecで 5 Onmの厚さに蒸着し、 正 孔注入層とした。
N, N, Ν', Ν'-テトラキス (-3- ビフエ二ル -卜ィル) ベンジジン (TPD 00 5) を蒸着速度 2mnZsecで 1 Onmの厚さに蒸着し、 正孔輸送層とした。
さらにトリス (8-キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3 ) とクマリン誘導体 とを蒸着速度 SnmZsecと 0. 0 2 mnZsecで共蒸着し、 クマリン誘導体が 1. 0v ol%となる電子輸送性発光層を 7 Omnの厚さに形成した。
さらに、 減圧状態を保ったまま、 MgAg (重量比 1 0 : 1 ) を蒸着速度 0. 2nmZsecで 2 00 nmの厚さに蒸着して陰極とし、 保護層として A Iを 1 00 nm 蒸着し有機 EL素子を得た。
図 2からわかるように、 クマリン誘導体は 5 1 Onm付近に発光極大波長を有す る。 発光スペクトルの半値巾 (ピーク強度の半分の点の巾) は 7 Onmであった。 <参考例 2 >
ルブレンの発光スぺクトルを図 3に示す。 このときの発光スぺクトルは以下に 示すような構成の有機 E L素子を用いて測定したものである。
有機 EL素子の作製
厚さ 1 0 Onmの I TO透明電極 (陽極) を有するガラス基板 ( 1. 1 mm厚) を, 中性洗剤、 アセトン、 エタノールを用いて超音波洗浄し、 煮沸エタノール中から 引き上げて乾燥し、 UVオゾン洗浄後、 蒸着装置の基板ホルダーに固定して、 I X 1 0— 6Torrまで減圧した。
次いで、 N, Ν'-ジフエニル -N, Ν'-ビス [Ν-フエニル 4_トリル (4-ァミノフエ ニル) ] ベンジジン (H I M) を蒸着速度 2nm/secで 1 5ηπιの厚さに蒸着し、 正 孔注入層とした。
Ν, Ν, Ν', Ν'-テトラキス- (-3-ビフエニル -卜ィル) ベンジジン (TPD 00 5 ) を蒸着速度 2nmZsecで 1 5 nmの厚さに蒸着し、 正孔輸送層とした。
さらに、 TPD 005とトリス (8 - キノリノラト) アルミニウム (A I Q 3) とを体積比が 1 : 1となるように、 かつルブレン (例示化合物 1— 20) を 2. 5 vol %含むように 4 Onmの厚さに共蒸着し、混合層タイプの第 1の発光層とした。 このときの蒸着速度は、 順に 0. 05mnZsec、 0. 0 5nm/sec, 0. 00 0 2 5 nm/secとした。
次いで、 減圧状態を保ったまま、 電子注入輸送発光層として、 トリス (8- キ ノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) を蒸着速度 0. 2nm/secで 5 5ηπιの厚さ に蒸着した。
さらに、 減圧状態を保ったまま、 MgAg (重量比 1 0 : 1) を蒸着速度 0. SmnZsecで 20 Onmの厚さに蒸着して陰極とし、 保護層として A 1 を 1 0 0 nm 蒸着し有機 EL素子を得た。
図 3からわかるように、 ルブレンは 56 Onm付近に発光極大波長を有する。 発 光スぺクトルの半値巾は 75ηπιであった。
<参考例 3 >
クマリン誘導体の発光スぺクトルを図 2に示す。 このときの発光スぺク トルは 以下に示すような構成の有機 EL素子を用いて測定したものである。
有機 EL素子の作製
卜リス (8-キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) の発光スぺク トルを図 4 に示す。 このときの発光スぺクトルは以下に示すような構成の有機 E L素子を用
いて測定したものである。
有機 EL素子の作製
厚さ 1 0 Onmの I TO透明電極 (陽極) を有するガラス基板 ( 1. 1 mm厚) を、 中性洗剤、 アセトン、 エタノールを用いて超音波洗浄し、 煮沸エタノール中から 引き上げて乾燥し、 UVオゾン洗浄後、 蒸着装置の基板ホルダ一に固定して、 1 X 1 0— storrまで減圧した。
次いで、 4, 4 ' , 4" 一卜リス (一 N— (— 3—メチルフエニル) 一 N—フ ェニルァミノ) トリフエニルァミン (MTD ATA) を蒸着速度 2mn_ secで 40 mnの厚さに蒸着し、 正孔注入層とした。
N, N, Ν' N' 一テ卜ラキス (一 3—ビフエ二ルー 1一ィル) ベンジジン (Τ PD 005) を、 蒸着速度 2nm/secで 1 5 mnの厚さに蒸着し、 正孔輸送層とした。 次いで、 減圧状態を保ったまま、 電子注入輸送性の発光層として、 トリス (8 —キノリノラト) アルミニウムを蒸着速度 0. 2nm/secで 7 Onmの厚さに蒸着し た。
さらに、 減圧状態を保ったまま、 MgAg (重量比 1 0 : 1) を蒸着速度 0. 2nm/secで 2 0 0 nmの厚さに蒸着して陰極とし、 保護層として A 1 を 1 0 0 nm 蒸着し EL素子を得た。
図 4からわかるように、 卜リス (8 - キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) は 54 Onm付近に発光極大波長を有する。 発光スぺクトルの半値巾は 1 1 0 nmで めった。
<実施例 1 Ί >
厚さ 1 0 Onmの I TO透明電極 (陽極) を有するガラス基板 ( 1. 1隱厚) を、 中性洗剤、 アセトン、 エタノールを用いて超音波洗浄し、 煮沸エタノール中から 引き上げて乾燥し、 UVオゾン洗浄後、 蒸着装置の基板ホルダ一に固定して、 I X 1 0— 6Torrまで減圧した。
次いで、 N, N' -ジフエニル- N, N' -ビス [N-フエ二ル- N- 4-トリル (4-ァミノフエ ニル) ] ベンジジン (H I M) を蒸着速度 2mn/secで 5 Onmの厚さに蒸着し、 正 孔注入層とした。
N, N, Ν', Ν'-テトラキス- (-3-ビフエニル- 1-ィル) ベンジジン (TPD 00 5 ) を蒸着速度 2 Mi/secで 1 5nmの厚さに蒸着し、 正孔輸送層とした。
さらに、 TPD 00 5とトリス (8-キノリノラト) アルミニウム (A 1 Q 3) とを体積比が 1 : 1となるように、 かつルブレン (例示化合物 1— 22) を 2. 5vol%含むように 2 Οππιの厚さに共蒸着し、混合層タイプの第 1の発光層とした。 このときの蒸着速度は順に 0. O SnmZse 0. 0 5 m sec. 0. 002 5 nm また、 TPD O 0 5と A 1 Q 3とを体積比が 1 : 1となるように、 かつクマリ ン誘導体の例示化合物 I一 1 0 3を 1.0 vol %含むように 20 nmの厚さに共蒸着 し、 混合層タイプの第 2の発光層とした。 このときの蒸着速度は順に 0. 0 5mn / sec> 0. 0 5nmzsec、 0. 00 1 nmZsecとした。
次いで、 減圧状態を保ったまま、 電子注入輸送発光層として、 トリス (8- キ ノリノラ卜) アルミニウム (A 1 Q 3 ) を蒸着速度 0. 2 nin secで 50 nmの厚さ に蒸着した。
さらに、 減圧状態を保ったまま、 MgAg (重量比 1 0 : 1) を蒸着速度 0. 2nmZsecで 200 nmの厚さに蒸着して陰極とし、 保護層として A 1 を 1 0 0 nm 蒸着し有機 EL素子を得た。
この有機 EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 0ν · 5 OmA/cm2 で 50 0 Ocd/m2の黄緑色 (発光極大波長 Amax= 56 Onm、 500 nm、 色度座標 = 0. 3 9 y = 0. 55) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気 中で 1 000時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くな かった。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動駆動で 40 00 0 h r (初期 輝度 1 00 Ocdノ m2、 初期駆動電圧 7. 2V、 駆動電圧上昇 3. 0 V) であった。 図 5に発光スペクトルを示す。 図 5より、 クマリン誘導体とルブレンがともに 発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 C/R、 クマリン誘導 体 (5 1 Onm) ノルブレン (560 nm) は 0. 65であった。 また、 発光スぺク トルの半値巾 (最大ピークの強度の半分の点の巾) は 1 20ηιηであり、 クマリン 誘導体、 ルブレンともに発光していることがわかる。 また、 実施例 9に比べ著し
く寿命が延びている。 したがって、 ルブレンを含む混合層が長寿命化に寄与して いることがわかる。
ぐ比較例 7 >
実施例 1 7において、 TPD 00 5の正孔輸送層を形成したのち、 A 1 Q 3と ルブレンとクマリンとを各蒸着速度 0. lnm/sec、 0. 002 5 nm/sec, 0. 0 0 lnm/secで共蒸着し、 ルブレンを 2. 5 vol , クマリン誘導体を 1. 0vol% 含む電子輸送性の発光層を 4 Onm厚に形成し、 その後 A 1 Q 3の電子注入輸送層 を 5 Onm厚に形成するほかは同様にして有機 EL素子を得た。
この発光スぺクトルを図 6に示す。 図 6からルブレンのみが発光していること がわかる。 このときの CZRは 0であり、 発光スペク トルの半値巾は 7 Onmであ つた。
<比較例 8>
比較例 7において、 発光層のホスト材料を A 1 Q 3のかわりに TPD 0 0 5と した正孔輸送性の発光層を形成するほかは同様にして有機 EL素子を得た。
この発光スぺクトルを図 7に示す。 図 7からルブレンのみが発光していること がわかる。 このときの CZRは 0であり、 発光スペクトルの半値巾は 7 Onmであ つた。
ぐ比較例 9 >
実施例 1 7において、 TPD 00 5の正孔輸送層を形成したのち、 A 1 Q 3と ルブレンを各蒸着速度 0. lnm/sec, 0. 002 5 mn/secで共蒸着し、 ルブレン を 2. 5 vol %含む電子輸送性の発光層を 2 Onm厚に形成し、 さらにこの上に A 1 Q 3とクマリン誘導体を各蒸着速度 0. lnm/sec、 0. 00 1 nm/secで共蒸着し、 クマリン誘導体を 1. 0 vol%含む電子輸送性の発光層を 2 Onm厚に形成し、その 後 A 1 Q 3の電子注入輸送層を 5 Onm厚に形成するほかは同様にして有機 E L素 子を得た。
この発光スぺクトルを図 8に示す。 図 8からルブレンのみの発光であることが わかる。 このときの C/Rは 0であり、 発光スペク トルの半値巾は 7 Onmであつ た。
<比較例 1 0>
比較例 9において、 2層構成の発光層のホスト材料をともに TPD 0 0 5とし た正孔輸送性の発光層を 2層形成するほかは同様にして有機 E L素子を得た。 この発光スぺクトルを図 9に示す。 図 9からクマリン誘導体と A 1 Q 3の発光 になっていることがわかる。 このときのスぺクトルの半値巾は 9 Oninであった。 ぐ比較例 1 1 >
実施例 1 7において、 TPD 00 5の正孔輸送層を形成したのち、 TPD 0 0 5とルブレンを各蒸着速度 0. lnm/sec、 0. 002 5 nm/secで共蒸着し、 ルブ レンを 2. 5 vol %含む正孔輸送性の発光層を 2 Onm厚に形成し、次いで A 1 Q 3 とクマリン誘導体を各蒸着速度 0. lnm/sec、 0. 00 1 nm/secで共蒸着し、 ク マリン誘導体を 1. 0 vol %含む電子輸送性の発光層を 2 Onm厚に形成し、その後 A 1 Q 3の電子注入輸送層を 5 Onm厚に形成するほかは同様にして有機 EL素子 を得た。
この有機 EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V ' 5 OmA/cm2 で 4500 cd/m2 の黄緑色 (発光極大波長 λ max= 560 nm、 5 1 0 nm、 色度座 標 x = 0. 42 y = 0. 54) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲 気中で 1 0時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くなか つたいた。 輝度の半減期は 1 OmAZcm2の定電流駆動駆動で 1 00 h r (初期輝 度 1 000cdノ m2、 初期駆動電圧 6. 5V、 駆動電圧上昇 3. 0 V) であった。 図 1 0に発光スペクトルを示す。 図 1 0より、 クマリン誘導体とルブレンがと もに発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 CZRは 0. 5で あった。 また半値巾は 8 Onmであった。
このものでは、 クマリン誘導体とルブレンの発光がみられるが、 発光寿命が短 く実用的でないことがわかった。
<実施例 1 8 >
実施例 1 7において、 TPD 005の正孔輸送層を形成したのち、 TPD 0 0 5と A 1 Q 3とルブレンを各蒸着速度 0. 0 5 nm/sec、 0. 0 5 nm/sec, 0. 0 02 5 nm/secで共蒸着し、 TPD 005 : A 1 Q3が 1 : 1となり、 ルブレンが
2. 5vol%含まれる混合層タイプの発光層を 2 Onm厚に形成した。次いで A 1 Q 3とクマリン誘導体を各蒸着速度 0. lmn/sec、 0. 00 1 nm/secで共蒸着し、 クマリン誘導体を 1. Ovol%含む電子輸送性の発光層を 2 Onm厚に形成し、その 後 A 1 Q 3の電子注入輸送層を 5 Onm厚に形成するほかは同様にして有機 EL素 子を得た。
この有機 EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V * 5 0mAノ cm 2 で 400 0 cd/m2の黄緑色 (発光極大波長 Amax= 5 1 0mn、 5 6 0 nm, 色度座標 x= 0. 42 y = 0. 54) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気 中で 1 00 0時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くな かった。 輝度の半減期は 1 OrnAZcm2の定電流駆動駆動で 40 0 0 0 h r (初期 輝度 1 000cd/m2、 初期駆動電圧 6. 9V、 駆動電圧上昇 3. 0V) であった。 図 1 1に発光スペクトルを示す。 図 1 1より、 クマリン誘導体とルブレンがと もに発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 Cノ Rは 0. 42 であった。 また半値巾は 1 3 Onmであった。
<実施例 1 9>
実施例 1 7において、 混合層タイプの第 1および第 2の発光層のホスト材料の TPD 00 5と A 1 <33の体積比を丁?0005ZA 1 Q 3- 7 5ノ 2 5となる ようにするほかは同様にして有機 EL素子を得た。
この有機 EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V ' 5 OmA/cm2 で 4 1 0 Ocd/m2の黄緑色 (発光極大波長 Amax= 5 1 Onm, 560 nm、 色度座標 x = 0. 32 y = 0. 58) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気 中で 1 000時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くな かった。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動駆動で 30 0 0 0 h r (初期 輝度 90 OcdZni2、 初期駆動電圧 7. 2 V、 駆動電圧上昇 2. 5 V) であった。 図 1 2に発光スペクトルを示す。 図 1 2より、 クマリン誘導体とルブレンがと もに発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 C/Rは 1. 4で あった。 また半値巾は 1 2 Onmであった。 このように混合層のホスト材料の比率 をかえることにより実施例 1 7とは異なる CZR比が得られることがわかる。
ぐ実施例 2 0>
実施例 1 7において、 混合層タイプの第 1および第 2の発光層のホス卜材料の TPD 00 5と A l Q 3の体積比を TP D 005 /A l Q3 = 66Z3 3となる ようにするほかは同様にして有機 E L素子を得た。
この有機 E L素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V * 5 Om /c 2 で 3 500 cd/m2の黄緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 0 nm、 560 ηπκ 色度座標 χ = 0. 34 y= 0. 5 7) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気 中で 1 000時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くな かった。 輝度の半減期は 1 OmA/cm2の定電流駆動駆動で 200 0 0 h r (初期 輝度 900 cd/ni2、 初期駆動電圧 7. 3V、 駆動電圧上昇 2. 5 V) であった。 図 1 3に発光スペクトルを示す。 図 1 3より、 クマリン誘導体とルブレンがと もに発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 CZRは 1. 4で あった。 また半値巾は 1 3 Onmであった。 このように混合層のホスト材料の比率 をかえることにより実施例 1 7とは異なる CZR比が得られることがわかる。 ぐ実施例 2 1 >
実施例 1 7において、 混合層タイプの第 1および第 2の発光層のホスト材料の TPD 00 5と A 1 Q 3の体積比を TPD 00 5ZA I Q3- 2 5Z7 5となる ようにするほかは同様にして有機 EL素子を得た。
この有機 EL素子に電圧を印加して電流を流したところ、 1 2V ' 5 OmA/cm2 で 4200 cd/m2の黄緑色 (発光極大波長 λ max= 5 1 0 πιη、 560 mn、 色度座標 x = 0. 47 y = 0. 5 1) の発光が確認され、 この発光は乾燥アルゴン雰囲気 中で 1 000時間以上安定していた。 部分的非発光部の出現および成長は全くな かった。 輝度の半減期は 1 OmAZcm2の定電流駆動駆動で 1 500 O h r (初期 輝度 900cdZm2、 初期駆動電圧 7. 5V、 駆動電圧上昇 2. 5 V) であった。 図 14に発光スペクトルを示す。 図 14より, クマリン誘導体とルブレンがと もに発光していることがわかる。 この場合の発光スペクトル比 CZRは 0. 2 5 であった。 また半値巾は 8 Onmであった。 このように、 混合層のホス卜材料の比 率をかえることにより実施例 1 7とは異なる CZR比が得られることがわかる。
実施例 1 7〜 2 1の結果から、 発光層のホスト材料をかえることにより、 発光 特性の変化がみられることがわかる。
また、 比較例 7〜 1 1の結果を併せて考えると、 多色発光の方法として、 発光 層のホス卜のキヤリァ輸送特性を本発明の範囲にすればよいことがわかる。
以上より、 積層する発光層のキヤリァ輸送特性を本発明のように選ぶことによ つて (好ましくは、 例えばバイポーラ型発光層として、 混合層タイプの発光層を 含む 2層以上の発光層を設けることによって) 、 2種以上の発光種の発光が実用 レベルで得られることがわかった。 したがつて多色発光が可能なことが確認され た。
さらに、 バイポーラ型である混合層のホスト材料の混合比を変えることで 2層 以上ある各発光層からの寄与を変化させることが可能になることがわかる。 また、 混合比は各層で独立に変えることもでき、 これによる変化も期待できる。 このよ うなバイポーラ型ホスト材料としては混合タイプのみならず、 単一種のバイポー ラ型材料とすることも可能である。 本発明のポイントは積層する発光層のキヤリ ァ輸送性を選ぶことであり、 キヤリァ輸送性を変えるには材料を変える必要があ る。 産業上の利用可能性
以上より本発明の化合物を用いた有機 E L素子は高輝度な発光が可能であり、 連統発光時の輝度低下および駆動電圧上昇の小さい信頼性の高い素子であること は明らかである。 また、 複数の蛍光物質をそれぞれ安定に発光させ、 広いスぺク トル領域にわたる発光を得ることができ、 多色発光が可能になる。 さらに、 多色 発光のスぺクトルを自由に設計することができる。