JPWO2021200694A5 - - Google Patents

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JPWO2021200694A5
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Claims (18)

  1. 下記式(2):
    Figure 2021200694000001
    [式(2)において、
    nは、0、1または2の整数を表し;
    およびRは、各々独立して、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子、下記部分構造式(S-1)[式中、破線右側は含まない]:
    Figure 2021200694000002
    (部分構造式(S-1)において、
    mは、0、1または2の整数を表し;
    は、水素原子、C1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基、C4~10アルキルジエニル基およびC6~10アリール基からなる群より選ばれる基であり;
    におけるC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基およびC4~10アルキルジエニル基の各基中の-CH-基は、-O-基により1~3個置換されていてもよく;
    におけるC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基、C4~10アルキルジエニル基およびC6~ 10アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、C1~6アルコキシ基、NR基(NR基におけるRおよびRは、各々独立して、水素原子またはC1~3アルキル基である)、C1~6アルキルスルホニル基、C3~8シクロアルキル基、C6~10アリール基、C7~16アラアルキル基、3~8員非芳香族複素環基、5~6員ヘテロアリール基(前記C1~6アルコキシ基、C3~8シクロアルキル基、C6~10アリール基、C7~16アラアルキル基、3~8員非芳香族複素環基または5~6員ヘテロアリール基は、水酸基、ハロゲン原子、C1~6アルキル基、C3~8シクロアルキル基またはC6~10アリール基により1~3個置換されていてもよい)、およびC2~7アルカノイルアミノ基からなる群より選ばれる基により1~3個置換されていてもよい)
    または下記部分構造式(S-2)[式中、破線右側は含まない]:
    Figure 2021200694000003
    (部分構造式(S-2)において、
    は、C2~7アルカノイルアミノ基である)であり、
    は、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子、C1~6アルキル基、ハロゲン化C1~6アルキル基、C2~10アルケニル基、C6~10アリール基、またはC7~16アラアルキル基であり;RにおけるC6~10アリール基またはC7~16アラアルキル基は、ハロゲン原子、C1~6アルキル基またはC1~6アルコキシ基により1~3個置換されていてもよい]
    で表される化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  2. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)である、請求項1に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  3. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)であり、
    前記Rが前記部分構造式(S-1)である場合に、前記mは0である、請求項2に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  4. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)であり、
    前記Rが前記部分構造式(S-1)である場合に、前記mは0であり、前記RはC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基およびC6~10アリール基からなる群より選ばれる基である、請求項3に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  5. 前記Rは前記部分構造式(S-1)であり、前記mは0であり、前記RはC1~10アルキル基およびC2~10アルケニル基からなる群より選ばれる基である、請求項4に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  6. 前記Rは前記部分構造式(S-1)であり、前記mは0あり、前記RはC1~10アルキル基からなる群より選ばれる基である、請求項5に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  7. 下記のTCP-304、TCP-306、TCP-330またはTCP-341で表される、請求項1に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物:
    Figure 2021200694000004
  8. 前記TCP-306または前記TCP-330で表される、請求項7に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物の少なくとも1つを有効成分として含有することを特徴とする、医薬組成物。
  10. ナンセンス変異に起因する疾患を予防および/または治療するための医薬組成物であって、前記疾患を予防および/または治療するのに有効なある量の、請求項1~8のいずれか1項に記載の化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物の少なくとも1つを有効成分として含有することを特徴とする、医薬組成物。
  11. 下記式(2):
    Figure 2021200694000005
    [式(2)において、
    nは、0、1または2の整数を表し;
    およびRは、各々独立して、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子、下記部分構造式(S-1)[式中、破線右側は含まない]:
    Figure 2021200694000006
    (部分構造式(S-1)において、
    mは、0、1または2の整数を表し;
    は、水素原子、C1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基、C4~10アルキルジエニル基およびC6~10アリール基からなる群より選ばれる基であり;
    におけるC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基およびC4~10アルキルジエニル基の各基中の-CH-基は、-O-基により1~3個置換されていてもよく;
    におけるC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基、C2~10アルキニル基、C4~10アルキルジエニル基およびC6~10アリール基は、ハロゲン原子、水酸基、C1~6アルコキシ基、NR基(NR基におけるRおよびRは、各々独立して、水素原子またはC1~3アルキル基である)、C1~6アルキルスルホニル基、C3~8シクロアルキル基、C6~10アリール基、C7~16アラアルキル基、3~8員非芳香族複素環基、5~6員ヘテロアリール基(前記C1~6アルコキシ基、C3~8シクロアルキル基、C6~10アリール基、C7~16アラアルキル基、3~8員非芳香族複素環基または5~6員ヘテロアリール基は、水酸基、ハロゲン原子、C1~6アルキル基、C3~8シクロアルキル基またはC6~10アリール基により1~3個置換されていてもよい)、およびC2~7アルカノイルアミノ基からなる群より選ばれる基により1~3個置換されていてもよい)
    または下記部分構造式(S-2)[式中、破線右側は含まない]:
    Figure 2021200694000007
    (部分構造式(S-2)において、
    は、C2~7アルカノイルアミノ基である)であり、
    は、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子またはC1~3アルキル基であり;
    は、水素原子、C1~6アルキル基、ハロゲン化C1~6アルキル基、C2~10アルケニル基、C6~10アリール基、またはC7~16アラアルキル基であり;RにおけるC6~10アリール基またはC7~16アラアルキル基は、ハロゲン原子、C1~6アルキル基またはC1~6アルコキシ基により1~3個置換されていてもよい]
    で表される化合物、または製薬学的に許容されるそれらの塩、若しくはそれらの溶媒和物の少なくとも1つを有効成分として含有することを特徴とする、ナンセンス変異により形成される未熟終止コドンのリードスルー剤。
  12. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)である、請求項11に記載のリードスルー剤。
  13. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)であり、
    前記Rが前記部分構造式(S-1)である場合に、前記mは0である、請求項12に記載のリードスルー剤。
  14. 前記Rは、水素原子または前記部分構造式(S-1)であり、
    前記Rが前記部分構造式(S-1)である場合に、前記mは0であり、前記RはC1~10アルキル基、C2~10アルケニル基およびC6~10アリール基からなる群より選ばれる基である、請求項13に記載のリードスルー剤。
  15. 前記Rは前記部分構造式(S-1)であり、前記mは0であり、前記RはC1~10アルキル基およびC2~10アルケニル基からなる群より選ばれる基である、請求項14に記載のリードスルー剤。
  16. 前記Rは前記部分構造式(S-1)であり、前記mは0であり、前記RはC1~10アルキル基からなる群より選ばれる基である、請求項15に記載のリードスルー剤。
  17. 前記化合物が、下記のTCP-304、TCP-306、TCP-330またはTCP-341で表される、請求項11に記載のリードスルー剤:
    Figure 2021200694000008
  18. 前記化合物が、前記TCP-306または前記TCP-330で表される、請求項17に記載のリードスルー剤。
JP2022512136A 2020-03-30 2021-03-26 Pending JPWO2021200694A1 (ja)

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JP6288911B2 (ja) * 2011-12-01 2018-03-07 学校法人東京薬科大学 リードスルー活性を有する化合物

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