JPWO2021141969A5

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Publication number: JPWO2021141969A5
Application number: JP2022542118A
Authority: JP
Publication date: 2024-01-17

Claims

式（Ｉ）の化合物：

（式中、
Ｒ^１は、Ｃ_９～Ｃ_２０アルキルまたは１～３単位の不飽和を有するＣ_９～Ｃ_２０アルケニルであり；
Ｘ^１およびＸ^２は、それぞれ独立して不在であるか、または－Ｏ－、ＮＲ^２－、および

から選択され、ここで、各Ｒ^２は、独立して水素またはＣ_１～Ｃ_６アルキルであり；
各ａは、独立して１～６の間の整数であり；
Ｘ^３およびＸ^４はそれぞれ独立して不在であるか、または、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～８員のヘテロシクリル、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された５～６員のヘテロアリール、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された５～６員のアリール、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～７員のシクロアルキル、－Ｏ－、および－ＮＲ^３－からなる群から選択され、ここで、各Ｒ^３は独立して水素原子またはＣ_１～Ｃ_６アルキルであり、ここで、Ｘ^１－Ｘ^２－Ｘ^３－Ｘ^４は、酸素－酸素結合、酸素－窒素結合、または窒素－窒素結合を一切含まず；
Ｘ^５は－（ＣＨ_２）_ｂ－であり、ここで、ｂは０～６の間の整数であり；
Ｘ^６は、水素、Ｃ_１～Ｃ_６アルキル、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された５～６員のヘテロアリール、または－ＮＲ^４Ｒ^５であり、ここで、Ｒ^４およびＲ^５は、それぞれ独立して水素またはＣ_１～Ｃ_６アルキルであり；あるいは代替的に、Ｒ^４およびＲ^５は、これらが結合している窒素と一緒になって、１または２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～７員のヘテロシクリルを形成し、ここで、前記ヘテロシクリルは、酸素、硫黄、および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を必要に応じて含み；
各Ｘ^７は、独立して、水素、ヒドロキシル、または－ＮＲ^６Ｒ^７であり、ここで、Ｒ^６およびＲ^７はそれぞれ独立して水素またはＣ_１～Ｃ_６アルキルであり；あるいは代替的に、Ｒ^６およびＲ^７は、これらが結合している窒素と一緒になって、１もしくは２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～７員のヘテロシクリルを形成し、ここで、前記ヘテロシクリルは、酸素、硫黄、および窒素から選択されるさらなるヘテロ原子を必要に応じて含み；
Ｘ^１、Ｘ^２、Ｘ^３、Ｘ^４、およびＸ^５のうちの少なくとも１つは存在しており；
Ａ^１およびＡ^２は、それぞれ独立して、Ｃ_５～Ｃ_１２ハロアルキル、Ｃ_５～Ｃ_１２アルケニル、Ｃ_５～Ｃ_１２アルキニル、（Ｃ_５～Ｃ_１２アルコキシ）－（ＣＨ_２）_ｎ２－、１または２個のハロ基、Ｃ_１～Ｃ_６アルキル基、Ｃ_１～Ｃ_６ハロアルキル基、またはＣ_１～Ｃ_６アルコキシ基で必要に応じて環置換された（Ｃ_５～Ｃ_１０アリール）－（ＣＨ_２）_ｎ３－、および１または２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて環置換された（Ｃ_３～Ｃ_８シクロアルキル）－（ＣＨ_２）_ｎ４－からなる群から選択され；あるいは代替的に、Ａ^１およびＡ^２は、これらが結合している原子と一緒になって、１または２個のＣ_４～Ｃ_１０アルキル基で置換された５～６員の環状アセタールを形成し；
ｎ１、ｎ２、およびｎ３は、それぞれ個々に１～４の間の整数であり；
ｎ４は、０～４の間の整数である）。
Ａ^１およびＡ^２は、それぞれ独立して、Ｃ_５～Ｃ_１２ハロアルキルまたはＣ_５～Ｃ_１２アルケニルである、請求項１に記載の化合物。
Ａ ^１およびＡ ^２は、それぞれ独立して、Ｃ _５～Ｃ _１２アルケニルである、請求項２に記載の化合物。
Ａ^１およびＡ^２は、それぞれ独立して、１または２個のハロ基、Ｃ_１～Ｃ_６アルキル基、Ｃ_１～Ｃ_６ハロアルキル基、またはＣ_１～Ｃ_６アルコキシ基で必要に応じて環置換された（Ｃ_５～Ｃ_１０アリール）－（ＣＨ_２）_ｎ３－であるか、あるいは、１または２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて環置換された（Ｃ_３～Ｃ_８シクロアルキル）－（ＣＨ_２）_ｎ４－である、請求項１に記載の化合物。
Ａ^１およびＡ^２は、それぞれ独立して、Ｃ_５～Ｃ_１２アルキニルまたは（Ｃ_５～Ｃ_１２アルコキシ）－（ＣＨ_２）_ｎ２－であるか、あるいは、Ａ^１およびＡ^２は、これらが結合している酸素原子と一緒になって、１または２個のＣ_４～Ｃ_１０アルキル基で置換された５～６員の環状アセタールを形成する、請求項１に記載の化合物。
Ｒ^１は、２単位の不飽和を有するＣ_９～Ｃ_２０アルケニルであるか、あるいは、Ｒ^１は、

である、請求項１～５のいずれか一項に記載の化合物。
Ｘ^１は不在であり、Ｘ^２は、

であり、Ｘ^７は水素、ヒドロキシル、または－ＮＲ^６Ｒ^７であり、ａは１である；または
Ｘ^１は－Ｏ－であり、Ｘ^２は、

であり、Ｘ^７は水素、ヒドロキシル、または－ＮＲ^６Ｒ^７であり、ａは１である；または
Ｘ^１は

であり、Ｘ^２は、

であり、Ｘ^７は水素、ヒドロキシル、または－ＮＲ^６Ｒ^７であり、ａは１である；
請求項１～４のいずれか一項に記載の化合物。
Ｘ^３は不在であるか、あるいは、１または２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～８員のヘテロシクリルである、請求項１～７のいずれか一項に記載の化合物。
Ｘ^４は不在である、請求項１～８のいずれか一項に記載の化合物。
ｂは、１～６の間の整数であり、Ｘ^６は水素またはＮＲ^４Ｒ^５であり、必要に応じて、Ｒ^４およびＲ^５は、これらが結合している窒素と一緒になって、１または２個のＣ_１～Ｃ_６アルキル基で必要に応じて置換された４～７員のヘテロシクリルを形成する、請求項１～９のいずれか一項に記載の化合物。
実施例１～１４８

のうちのいずれか１つである、請求項１に記載の化合物。
下記からなる群より選択される、請求項１に記載の化合物。
下記からなる群より選択される、請求項１に記載の化合物。
下記である、請求項１１に記載の化合物。
請求項１～１４のいずれか一項に記載の化合物を含むイオン化可能な脂質、ここで、必要に応じて、イオン化可能な脂質の量が、総モルに対して３５～６５モルパーセントの範囲で存在する；
リン脂質、ここで、必要に応じて、該リン脂質はＤＳＰＣまたはＤＭＰＣである；
ポリエチレングリコール－脂質；
コレステロール；および必要に応じて
核酸
を含む脂質ナノ粒子組成物。
前記核酸は、ｓｉＲＮＡ、ｍｉＲＮＡ、ｍＲＮＡ、発現ＤＮＡ、アンチセンスオリゴヌクレオチド、または免疫刺激性オリゴヌクレオチドである、請求項１５に記載の脂質ナノ粒子組成物。
前記核酸は、ガイドＲＮＡである、請求項１５に記載の脂質ナノ粒子組成物。
対象に核酸を送達するための、請求項１５～１７のいずれか一項に記載の脂質ナノ粒子組成物。