JPWO2020021892A1 - 捕虫器 - Google Patents

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由浩 辻
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真二郎 野間
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一樹 白田
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玄将 大西
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Abstract

捕虫器は、吸込口と排出口とを有した筐体を備えている。また、筐体内には、風路と回転体と送風装置とを備えている。吸込口は、室内の気体を筐体内に導入するものである。排出口は、筐体内に流入した気体を筐体外へ排出するものである。風路は、吸込口から排出口へ気体が流すものである。送風装置は、風路内に吸込口から排出口へ向かう気流を発生させるものである。回転体は、回転モーターの軸に取り付けられている。風路内で、回転体は、回転モーターの回転と連動して回転することができる。また、吸込口には捕集体が備えてあり、捕集体は回転体の上流側に配置されている。捕集体は、回転体の動きが視認できる透過性を有しているので、回転体は、吸気口の外側から少なくとも一部が視認できる。また、捕集体は、飛来した飛翔性昆虫を捕捉する捕集性を有している。回転体と捕集体の色の明度は、少なくとも一方が5以下としている。

Description

本発明は伝染病を媒介する蚊などの飛翔昆虫を除去する捕虫器に関するものである。
従来から、蚊などの飛翔性昆虫を誘引して除去する捕虫器が市販されている。その誘引手段には様々な方式が提案されている。なかでも、蚊が黒色を代表とする暗色に集まる習性を利用し、本体や本体の一部、吸引部分などを暗色に塗装した装置が知られている。
図9に示す捕虫機能を有した送風機は、蚊などの飛翔性昆虫を捕集するものである。筐体103には、吸込口101と吹出口102を備えている。筐体103内には、送風ファン104と、濾過フィルタ105とを備えている。送風ファン104は、吸込口101から吸気し、吹出口102から排気するものである。濾過フィルタ105は、吸込口101から吸い込まれた空気を濾過するものである。
この送風機では、筐体103を黒色としていた。筐体103内において、吸込口101の内側の通気経路には、誘引部として近紫外光を発する光源108を設けていた。そして、吸込口101と濾過フィルタ105間の通気経路に虫を捕獲する捕虫部107を設けていた(例えば特許文献1参照)。
また、蚊を誘引して屋外へ排出する装置もあった。
図10に示すように、吸込口付近に蚊を誘引するための光源を備えた換気装置が知られている。
すなわち、このような換気装置は、内部の風路内にモーター203とファン204を備えていた。内部風路につながる吸込口201には誘引部202として光源を備えていた。光源の作用で吸込口201に蚊を引き寄せて、風路内のモーター203とファン204を用いて発生させた気流で、近づいた蚊を本体内に吸込み、排出するものであった(例えば特許文献2参照)。
特開2017−140045号公報 特開平10−227503号公報
従来の装置では、装置近傍へ飛翔性昆虫を誘引することは可能であったが、捕集部に捕集されずに、吸引力の弱い部分に留まるものも多く、誘引された昆虫が捕集されずに再び飛散するという課題があった。
また、同室内に暗色の物質や、人や動物などの体温を持った生物が存在すると、昆虫がそちらに誘引されて捕集効果が低減するという課題があった。
また、誘引部に光源を設けることは、蛾や、蝿の一種であるユスリカのような飛翔性昆虫を誘引することは可能であるが、室内でヒトから吸血し、感染症の媒介なども行う蚊を誘引・除去することまではできないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものである。すなわち、吸血要求の高い蚊などの飛翔昆虫を誘引し、捕集する捕虫器を提供することを目的としている。
本発明は、感染症の原因となるウィルスを媒介し、人への有害性の高い蚊などの飛翔性昆虫を室内から除去する捕虫器を提供するものである。
捕虫器は、吸込口と排出口とを有した筐体を備えている。また、筐体内には、風路と回転体と送風装置とを備えている。
吸込口は、室内の気体を筐体内に導入するものである。排出口は、筐体内に流入した気体を筐体外へ排出するものである。風路は、吸込口から排出口へ気体を流すものである。送風装置は、風路内に吸込口から排出口へ向かう気流を発生させるものである。回転体は、回転モーターの軸に取り付けられている。風路内で、回転体は、回転モーターの回転と連動して回転することができる。また、吸込口には捕集体が備えてあり、捕集体は回転体の上流側に配置されている。捕集体は、回転体の動きが視認できる透過性を有しているので、回転体は、吸気口の外側から少なくとも一部が視認できる。また、捕集体は、飛来した飛翔性昆虫を捕捉する捕集性を有している。回転体と捕集体の色の明度は、少なくとも一方が5以下である。
これにより、明度が5以下の回転体または捕集体が暗い物体に止まる性質を持つ蚊などの飛翔性昆虫を捕虫器まで誘引することができる。更に、回転体の動きが、特に動物への吸血要求欲求が高い蚊などの飛翔昆虫を効果的に誘引することができる。そして、吸込口から排出口へ流れる気流と共に、回転体に接近した飛翔性昆虫を吸引することができるので、捕集体で飛翔性昆虫を捕集することができる。
図1は、第1の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図2は、第2の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図3は、第3の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図4は、第4、第5の実施形態の捕虫器を示す斜視図である。 図5は、第4、第5の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図6は、第6の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図7は、第7の実施形態の捕虫器を示す側面断面図である。 図8は、第7の実施形態の捕虫器を住宅に設置した際の概略図である。 図9は、従来の捕虫機能を備えた送風機を示す側面断面図である。 図10は、従来の蚊排出機能を備えた換気装置を示す側面断面図である。
以下では、本発明の実施形態に係る捕虫器について、図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態における捕虫器の図である。
本実施形態の捕虫器1は、図1のように、筐体2に吸込口3と排出口4を備えている。筐体2の内部には、風路5と回転体8と送風装置6とを備えている。吸込口3と排出口4は、筐体2において、風路5形成する壁面の端部がそれぞれ筐体2の表面で開口している部分をいう。吸込口3は室内の気体を筐体2内に導入するものである。排出口4は、流入した気体を筐体2外へ排出するものである。風路5は、吸込口3と排出口4を連通させている。送風装置6は風路5内において、吸込口3から排出口4へ向かう気流を発生させる。回転体8は、回転モーター7の軸に取り付けられて、回転モーター7の回転と連動して回転する。風路5には、回転体8の上流側に捕集体9が備えられている。捕集体9の捕虫面14は、水平にしている。風路5内では、気体が流れる方向において上流側から、捕集体9、回転体8、送風装置6の順番に配置されている。
捕集体9は、透過性のある樹脂や金属などの繊維が規則的あるいはランダムに絡んだ構造体である。一例として、網やネット、不織布が挙げられる。網やネット、不織布を用いることで、捕集体9の上流側から下流側の回転体8が回転する様子を容易に視認できる構成とすることができる。加えて、捕集体9に飛来した飛翔性昆虫を下流側へ通過せずに捕捉する捕集性を持たせることができる。
これらの透過性と捕集性の特性を両立するために、具体的には、捕集体9を形成する繊維は繊維径が1mm以下であることが好ましい。より好ましくは繊維径を0.5mm以下とすることである。また、捕集体9内で繊維同士が絡み合って重なることによって形成される開口は、繊維間の距離が最も長い部分において、1.5mm以下であることが好ましい。これにより、飛翔性昆虫、特に動物への吸血要求が高い蚊などの飛翔性昆虫を捕集することができる。例えば、網戸などに使用される格子状に樹脂繊維が配列した20メッシュ程度のネットは、市販で安価に手に入りやすく、透過性も高いため、捕集体9として適している。
また、捕集体9は、その内部または表面に殺虫成分を含有または担持してもよい。捕集体9の表面に殺虫成分を担持させる方法には、浸漬、塗布、吹き付けといった方法がある。例えば、殺虫成分の溶液中に捕集体9を浸漬すればよい。また、刷毛などを用いて殺虫成分の溶液を捕集体9に塗布してもよい。スプレーで殺虫成分の溶液を捕集体9に吹き付けることもできる。その他、捕集体9を形成する繊維が樹脂であれば、樹脂繊維内部に殺虫成分を含有してもよい。樹脂繊維中に殺虫成分を含有させる方法としては、被覆する方法、原料樹脂と混合する方法がある。被覆する方法は、殺虫成分を含む芯材の周りに樹脂成分を被覆するものである。原料樹脂と混合する方法は、殺虫成分を原料樹脂と混合し繊維状に紡糸するものである。
殺虫成分としては、残効性の高いピレスロイド系が好ましい。例えば、ペルメトリン、フェノトリン、エトフェンプロックス、アレスリン等を用いることができる。これら殺虫成分により、捕集体9に捕捉された飛翔性昆虫を衰弱させることができるので、飛翔性昆虫の再飛散を抑制することができる。また、これら殺虫成分は、捕集体9に付与された後、殺虫効果を長期間持続させることができるので、メンテナンスの頻度を削減することができるという利点がある。
回転体8は、飛翔性昆虫が回転による動きを認識することのできる速度で回転している。具体的には、毎分100回転から3000回転程度であることが好ましい。100回転以下であると、複眼を持つ蚊などの飛翔性昆虫には殆ど動いているように見えないので、好ましくない。また、3000回転以上になると、回転による騒音が問題となるので、好ましくない。
回転体8の形状は、飛翔性昆虫が回転の動きを認識できればどのような形状でも効果に差異はないが、円盤形状が好ましい。回転体の動きがより視認しやすく、且つ送風による抵抗を小さくするために、回転体8にスリットや孔が設けられていることが好ましい。
また、捕集体9及び回転体8は黒色に着色している。色の三属性のひとつである明度は0から10で表され、数字が小さいほど暗く、最も明るい白で9.5程度、最も暗い黒で1.0程度の数字で表される。本実施形態において、飛翔性昆虫を効果的に誘引するためには明度が5以下であることが好ましく、より好ましくは3以下である。一方、色の三属性のひとつである色相には特に制限はない。赤でも青でも明度が5以下であれば飛翔性昆虫を誘引する効果は発現する。そのなかで最も誘引効果の高い色は黒色である。尚、本実施の形態では、捕集体9と回転体8は、いずれも黒色に着色しているが、どちらか一方を黒色に着色していれば誘引効果を発現することが可能である。
送風装置6は、回転体8の下流に設置されており、吸込口3から排出口4へ向かう気流を発生させることができる。飛翔性昆虫は、回転体8の回転に引き寄せられて、吸込口3に接近する。その後、飛翔性昆虫は、吸込口3から排出口4へ向かう気流によって、吸い込まれ、捕集体9上に捕集される。捕集された飛翔性昆虫は、飛翔しようとするが、送風装置6による気流の影響を受けるため、捕集体9から飛び立つことはできず、室内に再度飛来することが抑制される。
送風装置6としては、回転体8に近づいた飛翔性昆虫を吸い込み、更に捕集体9から再度飛翔することができない程の気流を発生させる装置であればよい。具体的には、風速1m/秒以上の風速を得られるものであれば、効果に差異はなく、送風用のファンや、エアーポンプなど、最適なものを選べば良い。
また、捕集体9は筐体2から着脱可能にして備えてもよい。これにより、捕集体9に捕集された飛翔性昆虫を容易に払落し、清掃することが可能である。
上記構成により、室内に侵入した飛翔性昆虫は、捕集体9及び回転体8をめがけて飛行する。すなわち、飛翔性昆虫を吸込口3付近まで誘引することができる。送風装置6による気流によって、誘引された飛翔性昆虫の飛行力を失わせることができるので、捕集体9で飛翔性昆虫を捕獲することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本実施形態の捕虫器21を示す側面断面図である。
本実施の形態では、送風装置6において、回転体8の役割を持たせた構成について説明をする。第1の実施形態と同じ構成要件には同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
図2に示すように、捕虫器21は、筐体2に吸込口3と排出口4を備えている。
筐体2の内部には、風路5と送風装置6とを備えている。吸込口3には、捕集体9を備えている。送風装置6は、風路5内に吸込口3から排出口4へ向かう気流を発生させるものである。風路5内には、気体が流れる方向において上流側から順番に、捕集体9、送風装置6が配置されている。
図2に示すように、捕虫器21の送風装置6は、送風ファン23を備えている。送風ファン23は、回転モーター7にプロペラ形状の羽根22が取り付けられたものである。羽根22が回転することにより、風路5内に吸込口3から排出口4へ向かう気流を発生させることができる。
また、羽根22は黒色に着色しているので、羽根22が回転することで飛翔性昆虫を誘引する効果が得られる。これにより、実施の形態1のように回転体8と送風装置6を別々に設ける必要がなく、よりコンパクトな捕虫器21を提供することができる。また、回転体8を備えた場合に比べて空気抵抗がない。すなわち、送風ファン23がスムーズに風を流すことができるため、回転体8に替えて備えた羽根22を回転させて誘引した飛翔性昆虫を捕集体9で効率的に捕集することができる。
送風ファン23は飛翔性昆虫が羽根22の動きを認識することのできる速度で回転している。具体的には、毎分100回転から3000回転の速度とすることが好ましい。
速度が100回転以下であると、複眼を持つ蚊などの飛翔性昆虫には動いているように見ないので、誘引する効果が低い。また、100回転以下の速度は、送風ファン23の回転による気流が弱く、誘引した飛翔性昆虫を捕集体9に捕捉する圧力が小さいため、再飛翔させてしまう可能性が高い。また、速度が3000回転以上になると回転による騒音が問題となる。
尚、飛翔性昆虫を効果的に誘引するためには、羽根22の色は明度が5以下であることが好ましく、より好ましくは3以下である。色相には特に制限はなく、赤でも青であっても明度が5以下であれば、飛翔性昆虫を誘引する効果が発揮できる。最も誘引効果の高い色は黒色である。また、本実施の形態では捕集体9及び羽根22のいずれも黒色に着色しているが、どちらか一方を黒色に着色していれば誘引効果を発揮することができる。
さて、送風ファン23を用いて、近づいた飛翔性昆虫を吸い込むという構成を備えた場合、蚊の一部が羽根22へ衝突してしまうことが懸念されていた。誘引された蚊の一部は、羽根22と衝突するため送風ファン23を通過できず、前面に弾き飛ばされて筐体2の周辺に死骸が散乱することや、送風ファン23に死骸が付着したりすることがあった。しかし、本実施の形態のように捕集体9を送風装置6よりも上流側に備えることで、飛翔性昆虫の羽根22への衝突を防止することができ、頻繁に掃除やメンテナンスを行うことは必要がなくなる。
(第3の実施形態)
飛翔性昆虫が捕集体9で捕らえたのちに、死骸となった飛翔性昆虫を回収するための回収箱32を備えた実施形態について説明する。図3に本実施の形態の捕虫器31を示す。第1の実施の形態、第2の実施形態と同じ構成要件には同一番号を付し詳細な説明およびその作用は省略する。
回収箱32は、上側を開口した箱状の部品であり、捕虫器31の筐体2の下部に配置している。
図3に示すように、捕虫器31では、捕集体9の捕虫面14を略垂直に配置している。そして、捕集体9の下方には回収箱32を備えている。つまり、捕集体9の前面から鉛直下方向に落下した物体を受け止めることのできる位置に設置されている。
上記構成により、捕集体9で捕獲された飛翔性昆虫は、殺虫成分を嫌がり飛翔しようとする。飛翔性昆虫は、殺虫成分に触れて衰弱していることに加えて、送風装置6の排気流の影響を受けるため、ネットから飛び立つことができず、やがて回収箱32内に落下する。このように捕集体9に捕集された飛翔性昆虫は、重力によって落下し、回収箱32へと集められるために、捕集体9に捕集された飛翔性昆虫の死骸を都度清掃する必要がなく、メンテナンス性に優れた捕虫器を提供することができる。
(第4の実施形態)
図4は本実施形態の捕虫器を示す斜視図、図5は本実施形態の捕虫器の内部を示す側面断面図である。第3の実施形態の捕虫器31に対して、本実施形態の捕虫器41は、より具体的な実施形態である。なお、第1の実施の形態から第3の実施の形態と同じ構成要件には同一番号を付し詳細な説明は省略する。
図4に示すように、捕虫器41は、筐体2と、本体パネル43とから構成されている。本体パネル43は筐体2の前面に備えている。
捕虫器31と同様に、捕虫器41は、図5に示すように部屋の壁面を貫通して取り付けられている。
筐体2には、吸込口3と、排出口4と、吸込口3から排出口4へ連通する風路5と、回転モーター7と回転モーター7の軸に取り付けられた羽根22とを備えている。捕虫器41の下部には回収箱32を配置している。
吸込口3は部屋の室内側に、排出口4は室外側に配置されている。
回転モーター7と回転モーター7の軸に取り付けられた羽根22は、運転時に室内側から室外側へと向かう空気流を形成するものである。羽根22は全体が黒色の樹脂または金属からなる。
ルーバー44は、捕虫器41の前面において、筐体2の室内側を覆っている。本体パネル43は、筐体2の前面側で捕虫器41の吸込口3を形成している。本体パネル43の上流側に、ルーバー44を配置している。ルーバー44の表面(室内側から見える面)は黒色となっている。
ルーバー44よりも風路5の下流側には、空気の流れる順番に、捕集体9、本体パネル43、羽根22を配置している。
捕集体9は樹脂や金属からなる枠体45で保持されている。枠体45は、取り外し可能にして、本体パネル43に固定されている。
捕集体9は黒色の樹脂の繊維から形成されている。樹脂繊維の素材には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等を用いることができる。捕集体9を形成する繊維は、その内部または表面にピレスロイド系殺虫剤成分を含有または担持している。
ルーバー44は、外周部46と開口部47と取付部49を有している。外周部46は、捕虫器41の前面において、外側を覆う部分である。開口部47は、外周部46に保持された中央の部分である。開口部47は格子48によって遮られている。取付部49は捕虫器41にルーバー44を取り付けるための部分である。
本体パネル43には、取付受け部50が備えられている。ルーバー44は、取付部49が、取付受け部50に接続されることで固定される。
格子48も黒色となっている。羽根22、ルーバー44の前面、格子48の黒色は、例えばマンセル表色系で規定される明度が1〜3の色が好ましい。このように、捕虫器41の羽根22、ルーバー44の表面、捕集体9が黒色で構成されていることから、排気流が流入する開口部47全体が黒色となり、黒い物体をめがけて飛行する蚊を開口部47まで誘導することができる。
回収箱32は、上側を開口した箱状の部品であり、捕虫器41の筐体2において下部に位置し、捕集体9の前面から鉛直下方向に落下した物体を受け止めることのできる位置に設置されている。
上記構成により、捕集体9で捕獲された飛翔性昆虫は、殺虫成分を嫌がり飛翔しようとする。飛翔性昆虫は、殺虫成分に触れて衰弱していることに加えて、送風装置6の排気流の影響を受けるため、ネットから飛び立つことができず、やがて回収箱32内に落下する。
このように捕集体9に捕集された飛翔性昆虫は、重力によって落下し、回収箱32へと集められるために、捕集体9に捕集された飛翔性昆虫の死骸を都度清掃する必要がなく、メンテナンス性に優れた捕虫器を提供することができる。
(第5の実施形態)
図4、図5において、捕虫器41は、ルーバー44の外周部46を淡色に着色しており、格子48を黒色に着色している。外周部46の色は、格子48の色に対してマンセル表色系で規定される明度を6以上大きくしている。
上記構成により、捕虫器41付近を飛行する蚊は、淡色の外周部46よりも黒色の格子48および捕虫器41の内部に止まろうとする。そこで、蚊は、格子48および捕虫器41の内部に近づくと、開口部47で排気流に吸引され、捕集体9上に捕集される。
つまり、室内に濃色の物体が多い場合でも、外周部46の淡色に対して格子48および捕虫器41の内部は、蚊にとって視認性の高い配色となり、開口部47付近まで蚊を誘引することができる。これにより、蚊を捕集体9上に捕集することが容易にできる。
(第6の実施形態)
本実施形態では、ガス状物質発生部52を備えた実施形態について説明する。本実施の形態の捕虫器51を図6に示す。なお、第1の実施形態から第5の実施形態と同じ構成要件には同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
第4の実施形態、第5の実施形態と同様に、本実施形態の捕虫器51は、部屋の壁面を貫通して取り付けられている。吸込口3は部屋の室内側に、排出口4は室外側に配置されている。筐体2に内蔵した送風ファン23は、捕虫器51の運転時に室内側から室外側へと向かう空気流を発生するものである。
図6に示すように、捕虫器51は、筐体2の上部にガス状物質発生部52を備えている。ガス状物質発生部52は飛翔性昆虫を誘引するガス状物質を発生させるものである。ガス状物質発生部52は、ガスボンベ53と、配管54と、噴出口55とを備えている。配管54は、ガスボンベ53から室内へガス状物質を導く流路である。噴出口55は、配管54の端部に形成した開口であって、筐体2の前面に配置している。
上記構成において、捕虫器51を運転すると、送風ファン23の動作により、室内側から室外側へ向かう気流が発生する。また、ガス状物質発生部52のガスボンベ53から室内側へ、飛翔性昆虫を誘引するガス状物質が供給される。ガス状物質は配管54を通り、噴出口55から放出される。
ガス状物質が室内側に拡散することで、誘引ガスの濃度勾配を検知した室内の飛翔性昆虫が捕虫器1付近に誘引される。捕虫器51に近付いた飛翔性昆虫は、黒色に着色された捕集体9及び羽根22の回転する動きに誘引されて、さらに吸込口3に接近する。吸込口3では、室内側から室外側へ向かう気流が発生しているので、飛翔性昆虫は吸込まれて、捕集体9上に捕集される。
なお、発生させたガス状物質は、室内のガス濃度を上昇させることになるが、本実施の形態では、送風ファン23による排気を行っているため、ガス濃度の上昇を一定値に抑えることが可能である。
また、本実施形態では、ガス状物質発生部52で発生させるガス状物質を、二酸化炭素を含むものとした。吸血要求欲求が高い蚊に対する誘引物質として二酸化炭素以外の化合物も知られている。そのなかで二酸化炭素は最も拡散性の高い物質であり、室内全体に亘って誘引効果を発揮することができる。
二酸化炭素の発生量や発生のタイミングとしては、捕集したい飛翔性昆虫の生態などを考慮して設定すればよい。一般的な吸血性を有する蚊の場合、好ましい発生量は、間欠発生時の休止時間も含めて、10mL/min〜500mL/minである。さらに好ましい発生量は、100mL/min〜500mL/minである。
例えば、30mの室内で100mL/minの発生量で二酸化炭素を発生させ、同時に300m/hの風量で排気を行った場合、室内全体の二酸化炭素濃度上昇を15ppm程度に抑えながら、捕虫器1近傍の二酸化炭素濃度を局所的に上昇させることができ、捕虫器51付近への蚊の誘引量を増やすことが可能である。
また、捕虫器51はガス状物質の放出と停止を交互に行うことも可能である。誘引ガスは常に一定量発生させた場合よりも、ヒトの呼吸のように発生量に変化をつけ場合に、蚊の誘引作用が向上することが知られている。したがって、放出と停止を交互に行うことは、同量のガス状物質を連続して放出する場合に比べて、高い効果で蚊を誘引することができる。
尚、本実施形態では、発生させるガス状物質を二酸化炭素としたが、これに限定されるものではない。飛翔性昆虫の生態や特性に合わせて、誘引する効果の高いガス状物質を選定すればよい。例えば、ガス状物質には、乳酸、アンモニア、オクテノール等の、蚊を誘引するのに一定の効果があるとされている成分を加えてもよい。
また、本実施形態では、ガス状物質発生部52の構成を特に限定するものではない。安全に必要な量のガス状物質を発生させることができる構成であれば、効果に差異はない。例えば、誘引成分を高圧ガスと共に充てんしたガスボンベを備える構成や、光触媒と接触した有機物に紫外(UV)光を照射することにより、前記有機物を分解し、ガス状物質を発生させる構成としてもよい。
(第7の実施形態)
本実施形態では、第6の実施形態の捕虫器に対して、別の形態について詳細に説明する。
図7および図8は本実施形態における捕虫器の図である。図7は捕虫器を示す側面断面図、図8は捕虫器を住宅に設置した際の概略図である。なお、実施の形態1から6と同一の構成要件には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように、捕虫器61は、蚊を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部62を備えている。本実施形態のガス状物質発生部62には、ガス状物質を室内へ供給する手段として、配管54と電磁弁63とガスボンベ64とを備えている。図8に示すように、ガスボンベ64は住宅の屋外へ設置されている。ガスボンベ64には配管54が接続されている。ガスボンベ64を住宅の屋外へ設置したことにより、実施の形態6のガスボンベ53に比べて容量の大きなものを備えることができる。配管54によって、ガスボンベ64内のガス状物質が室内側へ導かれている。配管54には、電磁弁63を介在させている。配管54の室内側に位置する末端は噴出口55となっている。本実施形態では、ガスボンベ64から供給するガス状物質に二酸化炭素が含まれることを考慮して、噴出口55は、筐体2の下方に配置している。
上記構成において、捕虫器61を運転すると、回転モーター7および羽根22の動作により、室内側から室外側へ向かう気流が発生し、室内の空気が排気される。また、電磁弁63を開けると、噴出口55から室内側へ蚊を誘引するガス状物質が放出される。ガス状物質が室内側に拡散することで、ガス状物質に濃度勾配ができる。この濃度勾配を検知した蚊が捕虫器61付近に誘引される。捕虫器61付近に近付いた蚊は、黒色に着色された捕集体9に接近する。捕集体9の前面側には室内側から室外側へ向かう気流が発生しているので、蚊は、捕虫器61内へ向けて吸込まれ、捕集体9上に捕集される。
また、発生させたガス状物質は、室内のガス濃度を上昇させることになるが、第6の実施の形態と同様に、捕虫器61による排気を常に行っているため、ガス濃度の上昇を一定値に抑えることが可能である。
また、本実施の形態では、ガス状物質発生部62で発生させるガス状物質を、二酸化炭素を含むものとした。蚊の誘引物質として知られる化合物のうち、二酸化炭素は最も拡散性の高い物質であるので、室内全体に亘って蚊の誘引効果を発揮することができる。特に、噴出口55を筐体2の下方に配置しているので、空気よりも重い二酸化炭素が室内の壁を伝わって下方に移動する過程で、送風ファン23によって筐体2内へ吸い込まれることなく、室内全体へ拡散し易くなる。
また、本実施の形態では、ガス状物質の放出と停止を交互に行うことも可能である。誘引ガスを常に一定量発生させた場合に比べて、ヒトの呼吸のように発生量に変化をつけて発生させた場合に、蚊の誘引作用が向上することが知られている。したがって、放出と停止を交互に行うことは、同量のガス状物質を連続して放出場合に比べて、高い効果で蚊を誘引することができる。
ガス状物質の放出と停止を交互に行う運転方法において、ガス状物質を間欠的に発生させる構成としては、例えば電磁弁63に加えてタイマー(図示せず)を備えればよい。タイマー制御により電磁弁63の開放と閉鎖を交互に繰り返すことにより、実施することができる。
以上のように、捕虫器は、吸込口と排出口とを有した筐体を備えている。また、筐体内には、風路と回転体と送風装置とを備えている。吸込口は、室内の気体を筐体内に導入するものである。排出口は、筐体内に流入した気体を筐体外へ排出するものである。風路は、吸込口から排出口へ気体が流すものである。送風装置は、風路内に吸込口から排出口へ向かう気流を発生させるものである。回転体は、回転モーターの軸に取り付けられている。風路内で、回転体は、回転モーターの回転と連動して回転することができる。また、吸込口には捕集体が備えてあり、捕集体は回転体の上流側に配置されている。捕集体は、回転体の動きが視認できる透過性を有しているので、回転体は、吸気口の外側から少なくとも一部が視認できる。また、捕集体は、飛来した飛翔性昆虫を捕捉する捕集性を有している。回転体と捕集体の色の明度は、少なくとも一方が5以下である。
これにより、明度が5以下の回転体または捕集体が暗い物体に止まる性質を持つ蚊などの飛翔性昆虫を捕虫器まで誘引することができる。更に、回転体の動きが、特に動物への吸血要求欲求が高い蚊などの飛翔昆虫を高い効果で誘引することができる。そして、吸込口から排出口へ流れる気流と共に、回転体に接近した飛翔性昆虫を吸引することができるので、捕集体で飛翔性昆虫を捕集することができる。
また、捕虫器は、回転体がプロペラ形状であり、送風装置の羽根を兼ねたものとしてよい。
これにより、回転体と送風装置の羽根を別々に設ける必要がなくなるので、コンパクトな捕虫器を提供することができる。また、羽根とは別体として回転体を配置した場合に比べて、回転体の空気抵抗が少なくなり、送風装置はスムーズに風を流すことができるため、誘引した飛翔性昆虫を高い効率で捕集することができる。
また、捕虫器は、捕集体の上流側における風速が1m/秒以上とすれば好ましい。
これにより、捕虫器に誘引された飛翔性昆虫は、風の流れに逆らえずに捕集体に捕集されやすくなる。更に、捕集体に捕集された飛翔性昆虫は、捕集体から逃れようと再度飛翔しても、送風装置が発生する排気流の影響を受けて捕虫器外へと逃げることができなくなる。すなわち、送風装置が発生する排気流によって、飛翔性昆虫が再び室内へ飛翔することを抑制することができる。
また、捕虫器は、捕集体に殺虫成分を含有または担持してもよい。
これにより、捕集体上に捕集された飛翔性昆虫が再度飛翔しようとしても、殺虫成分により衰弱して逃げることができず、捕集した飛翔性昆虫が再び室内へ飛翔することが抑制される。
また、捕虫器は、捕集体が略垂直に配置され、捕集体の下方に回収部を備えたものとしてもよい。
これにより、捕集体に捕集された飛翔性昆虫は、重力によって落下し、回収箱へと集められる。捕集体に捕集された飛翔性昆虫の死骸を都度清掃する必要がなく、メンテナンス性に優れた捕虫器を提供することができる。
また、捕虫器は、吸込口近傍に飛翔性昆虫を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部を備えたものとしてもよい。
明度の低い捕集体や回転体は、主に飛行中の飛翔性昆虫を誘引することができる。また、誘引性のあるガス状物質は、室内の壁面や床に止まっている蚊をガスの濃度の高い方向へと誘引することができる。ガス状物質を用いて止まっている蚊を飛び立たせた上で、回転体によって、捕虫器へと誘引させるという連携的な効果を発揮することができる。さらに、ガス状物質は室内に拡散して、濃度勾配を形成するため、捕虫器から離れた場所であっても、捕虫器付近まで飛翔性昆虫をおびき寄せることができる。
また、請求項7に係る捕虫器は、ガス状物質発生部が電磁弁を備え、ガス状物質を間欠的に発生させるものとしてもよい。
生物の呼吸が断続的なものであることから、ガス状物質を間欠的に発生させることで、特に動物への吸血要求欲求が高い蚊などの飛翔昆虫を高い効果で誘引することができる。ガス状物質を間欠的に発生させることは、連続発生の場合よりも高い確率で蚊を誘引し捕集することができる。
伝染病を媒介する蚊などの飛翔昆虫を除去する捕虫器として有用である。
1 捕虫器
2、103 筐体
3、101、201 吸込口
4 排出口
5 風路
6 送風装置
7 回転モーター
8 回転体
9 捕集体
14 捕虫面
21 捕虫器
22 羽根
23、104 送風ファン
31 捕虫器
32 回収箱
41 捕虫器
43 本体パネル
44 ルーバー
45 枠体
46 外周部
47 開口部
48 格子
49 取付部
50 取付受け部
51 捕虫器
52 ガス状物質発生部
53 ガスボンベ
54 配管
55 噴出口
61 捕虫器
62 ガス状物質発生部
63 電磁弁
64 ガスボンベ

Claims (7)

  1. 室内の気体を筐体内に導入する吸込口と、流入した気体を筐体外へ排出する排出口と、吸込口から排出口へ気体が流れる風路と、前記風路の内に吸込口から排出口へ向かう気流を発生させる送風装置とを備えており、
    回転モーターの軸に取り付けられ、モーターの回転と連動して風路内で回転し、前記吸込口の外側から少なくとも一部が視認できる回転体と、
    前記回転体の上流側に配置され、該回転体の動きが視認できる透過性を有し、かつ飛来した飛翔性昆虫を捕捉する捕集性を持つ捕集体とを備えてなり、
    前記回転体と捕集体の色の明度は、少なくとも一方が5以下であることを特徴とする捕虫器。
  2. 前記回転体がプロペラ形状であり、送風装置を兼ねていることを特徴とする請求項1記載の捕虫器。
  3. 前記捕集体の上流側の風速が1m/秒以上であることを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
  4. 前記捕集体に殺虫成分を含有または担持していることを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
  5. 前記捕集体が略垂直に配置され、前記捕集体の下方に前記飛翔性昆虫を回収する回収部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
  6. 前記吸込口の近傍に前記飛翔性昆虫を誘引するガス状物質を発生させるガス状物質発生部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の捕虫器。
  7. 前記ガス状物質発生部は電磁弁を備え、前記ガス状物質を間欠的に発生させることを特徴とする請求項6記載の捕虫器。
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