JPWO2019234418A5 - - Google Patents

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JPWO2019234418A5
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本発明によれば、下記の式(I)の構造を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩が提供される
Figure 2019234418000012
式中、
及びXは、各々、CR又はNから選択され、
、X、及びXは、各々、CR、CR、又はNから選択され、ただし、X、X、及びXうちの少なくとも1つはCRであり、且つただし、X、X、X、X、及びXの1つのみは、Nであることが可能であり、
は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル-カルボニル、C~Cアルコキシ-カルボニル、-C(O)NR、-SO、又は-SONRから選択され、ここで、
中のアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルコキシは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
は、各々独立して、-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-NR2b2c、-S-Y-R2a、-S-Y-C(O)-Y-NR2b2c、-SO-Y-R2a、-NR2b2c、又は-NR2a-Y-C(O)-Y-NR2b2cから選択され、
は、結合、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
は、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、 、-OR 、-C(O)R 、又は-C(O)OR から独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
2aは、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルケニル、3~6員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
2a中のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、又はヘテロシクリルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
2a中のフェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン原子、シアノ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、且つ
2a中のヘテロシクリル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
2b及びR2cは、各々独立して、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、又はC~Cアルキニルから選択され、ここで、
2b及びR2c中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、若しくは-OC(O)NRから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、又は
2b及びR2cは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、環中にO、N、若しくはSから選択される1若しくは2個の追加のヘテロ原子(すなわち、-NR2b2cの窒素原子に加えて)を任意的に含んでいてもよい3~7員ヘテロシクロアルキルを形成し、
2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、若しくは-OC(O)NRから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルの環中のSは、任意的に酸化されていてもよく、
任意的に、(i)CR及びCRが近接し、(ii)RがC~Cアルキルであり、(iii)Rが-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-S-Y-R2a、又は-SO-Y-R2aであり、且つ(iv)R2aがC~Cアルキルであるとき、R及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、環中にO又はSから選択される1個のヘテロ原子を含む4~7員ヘテロシクロアルキルを形成してもよく、
任意的に、(i)CR及びCRが近接し、(ii)各Rが-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-S-Y-R2a、又は-SO-Y-R2aから独立して選択され、且つ(iii)各R2aがC~Cアルキルであるとき、第1のR及び第2のRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、環中にO又はSから選択される2個のヘテロ原子を含む4~7員ヘテロシクロアルキルを形成してもよく、
及びRは、各々独立して、水素原子、ヒドロキシ、カルボキシ、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル-カルボニル、又はC~Cアルコキシ-カルボニルから選択され、
及びR中のアルキル若しくはアルコキシは、ハロゲン原子、シアノ、若しくはヒドロキシから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、又は
及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、3~7員シクロアルキルを形成してもよく、
及びRにより形成される前記シクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、若しくは-C(O)ORから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
及びLは、各々独立して、結合、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
及びL中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
は、結合、-O-、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-C(O)NR-、-NRC(O)-、-NR-、-SONR-、-NRSO-、-S-、-SO-、-SOO-、-OSO-、-NRSONR-、-NRC(O)NR-、-C(O)NRNR-、-NRNRC(O)-、-NRC(O)O-、又は-OC(O)NR-から選択され、
は、水素原子、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~C12シクロアルキル、C~C12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
中のヘテロシクリル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
中のシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、フェニル、又はヘテロアリールは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-C(O)R、-OC(O)R、-C(O)OR、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
は、各々独立して、C~Cアルキル、C~Cハロアルキル、C~Cヒドロキシアルキル、C~Cシアノアルキルから選択され、
、R、及びRは、各々独立して、水素原子又はC~Cアルキルから選択され、ここで、
、R、及びR中のC~Cアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
ただし、Lが窒素原子によりLに結合されているとき、Lは結合ではなく、
ただし、RがC~C12シクロアルキル、C~C12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールであるとき、L、L、及びLの少なくとも1つは結合ではなく、
ただし、-L-L-L-Rは、ベンジルでも、ベンジルオキシカルボニルでも、tert-ブチルオキシカルボニルでもなく、
ただし、XがNであり且つX及びXの各々がCRであるとき、Rはシアノではなく、
ただし、X又はXの1つがNであり、X又はXの1つがCRであり、且つ-L-L-L-Rが2-ピリジルメチル又は3-ピリジルメチルであるとき、Rは-O-ベンジルではなく、且つ
ただし、X又はXの1つがCRであり且つXがCRであるとき、Rはクロロではない。
本発明の特定化合物としては、たとえば、式(I)、(I-a)~(I-i)、(II-a)~(II-h)、(III-a)~(III-i)、(IV-a)~(IV-c)、(V-a)~(V-c)、(VI-a)、(VI-b)、(VII-a)~(VII-f)、(VII-a-a)、(VII-a-b)、(VIII-a)、(VIII-b)、若しくは(IX-a)~(IX-d)、(X-a)、(X-b)、(XI-a)、(XI-b)、(XII-a)~(XII-c)、(XIII-a)、若しくは(XIII-b)のいずれか1つの化合物又はその薬学的に許容可能な塩が挙げられ、式中、とくに明記されていない限り、X、X、X、X、X、R、R、R2a、R2b、R2c、Y、Y、R、R、R、R、R、R、R、R10、R11、R12、L、L、Lの各々は、これ以前に又はこれ以降のパラグラフ(1)~(70)のいずれか1つ以上に定義される意味のいずれかを有する。
1. Rは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル-カルボニル、又はC~Cアルコキシ-カルボニルから選択され、ここで、R中のアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルコキシは、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、-C(O)R、又はC(O)OR(式中、RはC~Cアルキルである)から選択される1個の置換基により任意的に置換されていてもよい。
2. Rは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、又はC~Cアルキニルから選択され、ここで、R中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、-C(O)R、又はC(O)OR(式中、RはC~Cアルキルである)から選択される1個の置換基により任意的に置換されていてもよい。
3. Rは、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C~Cアルキル、又はC~Cアルケニルから選択され、ここで、R中のアルキル及びアルケニルは、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、-C(O)R、又はC(O)OR(式中、RはC~Cアルキルである)から選択される1個の置換基により任意的に置換されていてもよい。
4. Rは、水素原子、フルオロ、シアノ、シアノ若しくはカルボキシで任意的に置換されていてもよいメチル、シアノ若しくはカルボキシで任意的に置換されていてもよいエチル、又はシアノ若しくはカルボキシで任意的に置換されていてもよいエテニルである。
5. Rは水素原子である。
6. Rは、-O-Y-R2a、-S-Y-R2a、-SO-Y-R2a、又は-NR2b2cから選択される。
4. Yは結合である。
5. Rは、-OR2a、-SR2a、-SO2a、又は-NR2b2cから選択される。
6. Rは、-OR2a又は-NR2b2cから選択される。
7. Rは-OR2aである。
8. R2aは、非置換C~Cアルキル(たとえばメチル若しくはエチル)、C~Cアルコキシにより置換されたC~Cアルキル(たとえばメトキシで置換されたエチル)、非置換C~Cシクロアルキル(たとえばシクロプロピル)、非置換3~6員単環式ヘテロシクロアルキル(たとえばピペリジニル)、又は非置換フェニルから選択される。
9. R2aは、非置換C~Cアルキル、とくにメチル又はエチルである。
10. Rは-O-R2aであり、且つR2aは、非置換C~Cアルキル(たとえばメチル若しくはエチル)、C~Cアルコキシにより置換されたC~Cアルキル(たとえばメトキシで置換されたエチル)、非置換C~Cシクロアルキル(たとえばシクロプロピル)、非置換3~6員単環式ヘテロシクロアルキル(たとえばピペリジニル)、又は非置換フェニルから選択される。
11. Rは、-O-R2aであり、且つR2aは、非置換C~Cアルキル、たとえばメチル又はエチルである。
12. Rは-S-R2aである。
13. Rは、-S-R2aであり、且つR2aは、非置換C~Cアルキル、たとえばメチル又はエチルである。
14. Rは-SO-R2aである。
15. Rは、-SO-R2aであり、且つR2aは、非置換C~Cアルキル、たとえばメチル又はエチルである。
16. Rは-NR2b2cである。17. Rは-NR2b2cであり、且つR2b及びR2cは、各々独立して、-NRにより任意的に置換されていてもよい~Cアルキルから選択され、ここで、R及びRは、各々独立して、非置換C~Cアルキルから選択される。
18. Rは-NR2b2cであり、且つR2bは非置換C~Cアルキルであり、且つR2cは-N(CHによりアルキル置換されたC~Cである。
19. Rは-NR2b2cであり、且つR2b及びR2cは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、
環中にN又はSから選択される1個の追加のヘテロ原子を任意的に含んでいてもよい3~7員ヘテロシクロアルキルを形成し、
2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルは、ヒドロキシ又は-SOから独立して選択される1個の置換基により任意的に置換されていてもよく、R2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルの環中のSは、任意的に酸化されていてもよい。
20. Rは-NR2b2cであり、且つR2b及びR2cは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、
Figure 2019234418000013
を形成する。
21. R及びRは、各々独立して、水素原子、ヒドロキシ、カルボキシ、非置換C~Cアルキル(たとえばメチル)、非置換C~Cアルコキシ(たとえばメトキシ)、又は非置換C~Cアルコキシカルボニル(たとえばメトキシカルボニル)から選択され、とくにR及びRは、各々独立して、水素原子又は非置換C~Cアルキル(たとえばメチル)から選択される。
22. R及びRは、同一タイプの置換基である。たとえば、R及びRの各々は水素原子であるか、又はR及びRの各々はメチルである。
23. R及びRの各々は水素原子である。
24. R及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、非置換3~7員シクロアルキルを形成する。
25. Rは、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~C12シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
中のヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
中のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよく、
中のフェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン原子、シアノ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい。
26. Rは、C~Cアルキル、たとえば、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、及びtert-ブチルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
27. Rは、C~Cアルキル、たとえば、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、及びtert-ブチルであり、シアノ、ヒドロキシ、又は-SOCHから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
28. Rは、C~Cアルキル、たとえば、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、又はtert-ブチルであり、シアノ、ヒドロキシ、又は-SOCHから独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよい
29. Rは、-CHCH、-CHCHOH、-CHCHCHCN、-C(CH、-CHCHCN、CHCH(OH)CN、-CHCHSOCH、又は-CHCHCHである。
30. Rは、C~Cアルキル、たとえば、メチル、エチル、n-プロピル、iso-プロピル、n-ブチル、sec-ブチル、又はtert-ブチルであり、シアノ又はヒドロキシから独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよい
31. Rは、-CHCH、-CHCHOH、-CHCHCHCN、又は-C(CHである。
32. Rは、C~Cアルケニル、たとえば、エテニル、プロペニル、ブテニル、ブタジエニル、ペンテニル、ペンタジエニル、ヘキセニル、及びヘキサジエニルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
33. Rは、C~Cアルケニル、たとえば、エテニル、プロペニル、ブテニル、ブタジエニル、ペンテニル、ペンタジエニル、ヘキセニル、及びヘキサジエニルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
34. Rは、非置換C~Cアルケニル、たとえば非置換C~Cアルケニルである。
35. Rは、C~Cアルキニル、たとえば、エチニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、及びヘキシニルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
36. Rは、非置換C~Cアルキニル、たとえば非置換C~Cアルケニルである。
37. Rは、C~C12シクロアルキル、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロ[2.1.1]ヘキサン、ビシクロ[1.1.1]ペンタン、又はトリシクロ[3.3.1.1]-デカンであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
38. Rは、非置換C~C10シクロアルキル、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロ[2.1.1]ヘキサン、ビシクロ[1.1.1]ペンタン、又はトリシクロ[3.3.1.1]デカンから選択される。
39. Rは、非置換C~Cシクロアルキル、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルから選択される。
40. Rはシクロヘキシルである。
41. Rは、C~C10シクロアルキル、たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロ[2.1.1]ヘキサン、ビシクロ[1.1.1]ペンタン、又はトリシクロ[3.3.1.1]デカンであり、ヒドロキシにより置換される。
42. Rは、
Figure 2019234418000014
である。
43. Rは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含む3~12員ヘテロシクロアルキル、たとえば、ピロリジニル、チオモルホリニル、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、及びピペリジニルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
44. Rは、ピロリジニル、チオモルホリニル、モルホリニル、テトラヒドロピラニル、ピペラジニル、又はピペリジニルから選択され、ハロゲン原子(たとえば、フッ素原子)、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、又は-SOCHから独立して選択される1又は2個の置換基により任意的に置換されていてもよい
45. Rは、
Figure 2019234418000015
から選択される。
46. Rは、
Figure 2019234418000016
から選択され、そしてLは結合であり、Lは結合であり、且つLは-C(O)-である。
47. Rは、
Figure 2019234418000017
から選択される。
48. R5は、
Figure 2019234418000018
から選択され、そしてLは結合であり、Lは結合であり、且つLは-C(O)-である。
49. Rは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよいフェニルである。
50. Rは非置換フェニルである。
51. Rは、ハロゲン原子(たとえば、フッ素原子)、ニトロ、又はC~Cアルコキシ(たとえばメトキシ)により置換されたフェニルである。
52. Rは、ニトロにより置換されたフェニルである。
53. Rは、
Figure 2019234418000019
である。
54. Rは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含む5又は6員ヘテロアリールであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
55. Rは、5員ヘテロアリール、たとえば、ピロリル、フラニル、チエニル、イミダゾリル、フラザニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサトリアゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、及びテトラゾリルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
56. Rは、非置換5員ヘテロアリール、たとえば、ピロリル、フラニル、チエニル、イミダゾリル、フラザニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、オキサトリアゾリル、イソキサゾルイル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、及びテトラゾリルである。
57. Rは、6員ヘテロアリール、たとえば、ピリジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、及びトリアジニルであり、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基により任意的に置換されていてもよい
58. Rは、非置換6員ヘテロアリール、たとえば、ピリジル、ピラジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、及びトリアジニルである。
59. Rは非置換ピリジルである。
60. Rは、C~Cアルキル、C~C12シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
中のヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
中のアルキルは、シアノ又はヒドロキシにより任意的に置換されていてもよく、
中のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールは、オキソ、ニトロ、又はヒドロキシにより任意的に置換されていてもよい。
61. Rは、
- 非置換C~Cアルキル、
- シアノ若しくはヒドロキシから独立して選択される1若しくは2個の置換基により置換されたC~Cアルキル、
- 非置換C~C10シクロアルキル、
- ヒドロキシにより置換されたC~C10シクロアルキル、
- 非置換3~10員ヘテロシクロアルキル、
- ヒドロキシにより置換された3~10員ヘテロシクロアルキル、
- 非置換フェニル、又は
- ニトロにより置換されたフェニル
から選択される。
62. Rは、
- 非置換メチル、非置換エチル、非置換n-プロピル、非置換iso-プロピル、非置換n-ブチル、非置換sec-ブチル、非置換tert-ブチル、
- シアノ若しくはヒドロキシにより置換されたメチル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたエチル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたn-プロピル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたiso-プロピル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたn-ブチル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたsec-ブチル、シアノ及び/若しくはヒドロキシにより置換されたtert-ブチル、
- 非置換シクロプロピル、非置換シクロブチル、非置換シクロペンチル、非置換シクロヘキシル、
- ヒドロキシにより置換されたシクロプロピル、ヒドロキシにより置換されたシクロブチル、ヒドロキシにより置換されたシクロペンチル、ヒドロキシにより置換されたシクロヘキシル、
Figure 2019234418000020
- 非置換フェニル、又は
- ニトロにより置換されたフェニル、
から選択される。
63. Rは、-CHCH、-CHCHOH、-CHCHCHCN、-C(CH
Figure 2019234418000021
から選択される。
64. Lは、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択され、とくにLは結合である。
65. Lは、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択され、とくにLは結合である。
66. Lは、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択され、且つLは、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択される。
67. Lは結合であり、且つLは結合である。
68. Lは、結合、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)NR-、-SONR-、-SO-、又は-C(O)NRNR-、たとえば、結合、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)NH-、-C(O)N(CH3)-、-C(O)N(-CHCHOH)-、-SONH-、-SO-、又は-C(O)NHNHから選択される。
69. Lは、結合、-C(O)-、-C(O)O-、又は-C(O)NR-から選択され、とくにLは、結合、-C(O)-、又は-C(O)NR-から選択される。
70. R及びRは、式(I-a)に示されるシス配置である。
「EGFR過剰発現」とは、同一組織型の非癌性細胞と比較して癌細胞内又は癌細胞上の(好ましくは表面の)EGFR遺伝子のコピーの増加又はEGFRタンパク質の増加の存在を意味する。そのため、一実施形態では、過剰発現は、蛍光in-situハイブリダイゼーション(FISH)により決定したときにEGFR遺伝子の少なくとも2倍の増幅として、又は免疫組織化学(IHC)アッセイで抗EGFR抗体を用いて陽性染色として、定義されうる。追加的に又は代替的に、過剰発現は、細胞膜の一部を特異的抗体で標識することにより測定しうる。そのため、EGFRの過剰発現は、少なくとも1%若しくは少なくとも2%若しくは少なくとも3%の膜染色及び1+(若しくは2+若しくは3+)の強度、又は少なくとも10%の膜染色として定義されうる。さらに、細胞は、EGFRを発現しない又は検出不能レベルのEGFRを有する細胞、低レベルのEGFR(約1000~約100,00レセプター/細胞)を発現する細胞、中レベルのEGFR(約10,000~約100,000レセプター/細胞)、及び高レベルのEGFR(約1×10以上のレセプター/細胞)を発現する細胞として分類されうる。したがって、本発明のLOX阻害剤を用いる治療に対して感受性のある癌は、EGFR遺伝子の2倍以上の増幅、陽性(1+、2+、又は3+)IHCアッセイ、少なくとも1%又は少なくとも10%の膜染色、中又は高レベルのEGFRにより特徴付けられる癌、好ましくは高レベルのEGFRにより特徴付けられる癌細胞である。好適には、過剰発現は、免疫組織化学(IHC)アッセイで抗EGFR抗体(好ましくは抗HER1)を用いて決定されうる。
任意的に、本発明のすべての態様では、リシルオキシダーゼ阻害剤は、リシルオキシダーゼの成熟を阻害しうる及び/又はリシルオキシダーゼの触媒活性を阻害しうる。好適には、リシルオキシダーゼ阻害剤は、MAO-A及び/又はMAO-Bを阻害しないこともありうる。好適には、MAO-A及び/又はMAO-Bの阻害は、実施例に記載のin vitroオキシダーゼ-A/-B活性アッセイを用いて決定しうる。好適には、リシルオキシダーゼ阻害剤は、AO及び/又はhERGを阻害しないこともありうる。
かかる化学療法は、以下のカテゴリーの抗癌剤の1つ以上を含みうる。
(i)抗増殖剤/抗新生物剤及びそれらの組合せ、たとえば、アルキル化剤(たとえば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、ナイトロジェンマスタード、ウラシルマスタード、ベンダムスチン、メルファラン、クロラムブシル、クロルメチン、ブスルファン、テモゾラミド、ニトロソウレア、イホスファミド、メルファラン、ピポブロマン、トリエチレン-メラミン、トリエチレンチオホスホラミンカルムスチン、ロムスチン、ストレプトゾシン、及びダカルバジン)、抗代謝物(たとえば、ゲムシタビン、及び抗葉酸剤、たとえば、フルオロピリミジン、たとえば、5-フルオロウラシル及びテガフール、ラルチトレキセド、メトトレキセート、ペメトレキセド、ロイコボリン、シトシンアラビノシド、フロクスウリジン、シタラビン、6-メルカプトプリン、6-チオグアニン、リン酸フルダラビン、ペントスタチン、及びゲムシタビン、及びヒドロキシウレア、及びトリフルラシルを有するトリフルリジン)、抗生物質(たとえば、アントラサイクリン、たとえば、アドリアマイシン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン-C、ダクチノマイシン、及びミトラマイシン)、抗有糸分裂剤(たとえば、ビンカアルカロイド、たとえば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、及びビノレルビン、及びタキソイド、たとえば、タキソール及びタキソテール、及びポロキナーゼ阻害剤、エリブリン)、プロテアソーム阻害剤(たとえば、カルフィルゾミブ、ボルテゾミブ)、インターフェロン療法、及びトポイソメラーゼ阻害剤(たとえば、エピポドフィロトキシン、たとえば、エトポシド及びテニポシド、アムサクリン、トポテカン、イリノテカン、マイトキサントロン、及びカンプトテシン)、ブレオマイシン、ダクチノマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、イダルビシン、ara-C、パクリタキセル(タキソール(商標))、ナブパクリタキセル、ドセタキセル、ミトラマイシン、デオキシコ-ホルマイシン、マイトマイシン-C、L-アスパラギナーゼ、インターフェロン(とりわけIFN-α)、エトポシド、テニポシド、DNA-脱メチル化剤(たとえば、アザシチジン又はデシタビン)、及びヒストン脱アセチラーゼ(HDAC)阻害剤(たとえば、ボリノスタット、MS-275、パノビノスタット、ロミデプシン、バルプロ酸、モセチノスタット(MGCD0103)、及びプラシノスタットSB939、及びベリノスタット、パノビノスタット)、トラベクテジン、
(ii)細胞静止剤、たとえば、抗エストロゲン剤(たとえば、タモキシフェン、フルベストラント、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、及びヨードキシフェン)、抗アンドロゲン剤(たとえば、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド、及び酢酸シプロテロン)、LHRHアンタゴニスト又はLHRHアゴニスト(たとえば、ゴセレリン、リュープロレリン、及びブセレリン)、プロゲストゲン(たとえば、メゲストロールアセテート)、アロマターゼ阻害剤(たとえば、アナストロゾール、レトロゾール、ボロゾール、及びエキセメスタンとして)、及び5α-レダクターゼの阻害剤、たとえば、フィナステリド、及びナベルビン、CPT-ll、アナストラゾール、レトラゾール、カペシタビン、シクロホスファミド、イホスファミド、及びドロロキシフェン、及びアビラテロン、エンザルタミド、ソマトスタチンのアナログ、たとえば、ランレオチド、
(iii)抗浸潤剤、たとえば、ダサチニブ、及びボスチニブ(SKI-606)、及びメタロプロテイナーゼ阻害剤、ウロキナーゼプラスミノーゲンアクチベーターレセプター機能の阻害剤、又はヘパラナーゼに対する抗体)、
(iv)増殖因子機能の阻害剤:たとえば、かかる阻害剤は増殖因子抗体及び増殖因子レセプター抗体を含む、たとえば、抗erbB2抗体トラスツズマブ[ハーセプチン(商標)]、抗HER2抗体ペルツズマブ、抗EGFR抗体パニツムマブ、抗erbB1抗体セツキシマブ、チロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、表皮成長因子ファミリーの阻害剤(たとえば、EGFRファミリーチロシンキナーゼ阻害剤、ゲフィチニブ、エルロチニブ、6-アクリルアミド-N-(3-クロロ-4-フルオロフェニル)-7-(3-モルホリノプロポキシ)-キナゾリン-4-アミン(CI1033)、アファチニブ、バンデタニブ、オシメルチニブ、及びロシレチニブ)erbB2チロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、ラパチニブ)、及び共刺激分子に対する抗体、たとえば、CTLA-4、4-lBB及びPDl、又はサイトカインに対する抗体(IL-I0、TGF-β)、線維芽細胞成長因子レセプターファミリーの低分子阻害剤、たとえば、ポナチニブ、ニンテダニブ、レンバチニブ、ドビチニブ、ルシタニブ、ダヌセルチニブ、PD173074、PD-166866、AZD4547、BGJ398、LY2874455、TAS-120、ARQ 087、JNJ42756493、BLU9931、DEBIO 1347、FGF401、BAY-1163877、FIIN-2、H3B-6527、PRN1371、BLU554、S49076、SU5416、FGFリガンド結合をブロックする抗体(リガンドトラップ)、たとえば、FP-1039、FGFRダイマー化を妨害する抗体、たとえば、MFGR1877S、肝細胞成長因子ファミリーの阻害剤、インスリン増殖因子ファミリーの阻害剤、細胞アポトーシスのタンパク質レギュレーターのモジュレーター(たとえばBcl-2阻害剤)、血小板由来成長因子ファミリーの阻害剤、たとえば、イマチニブ及び/又はニロチニブ(AMN107)、セリン/トレオニンキナーゼの阻害剤(たとえば、Ras/Rafシグナリング阻害剤、たとえば、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、ソラフェニブ、チピファルニブ及びロナファルニブ、ベムラフェニブ、ダブラフェニブ)、及びMEKを介する細胞シグナリングの阻害剤(たとえば、トラメチニブ、コビメチニブ)、及び/又はAKTキナーゼ、c-kit阻害剤、ablキナーゼ阻害剤、たとえば、ポナチニブ、PI3キナーゼ阻害剤、Plt3キナーゼ阻害剤、CSF-1Rキナーゼ阻害剤、IGFレセプター、キナーゼ阻害剤、オーロラキナーゼ阻害剤、及びサイクリン依存性キナーゼ阻害剤、たとえば、CDK2及び/又はCDK4阻害剤、又はCDK4/CDK6阻害剤、たとえば、パルボシクリブ、リボシクリブ、及びアベマシクリブ、CCR2、CCR4、又はCCR6アンタゴニスト、mTORキナーゼ阻害剤、たとえば、エベロリムス、ヤヌスキナーゼファミリー阻害剤、たとえば、ルキソリチニブ、ブルントンチロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、イブルチニブ、未分化リンパ腫キナーゼ-ALK-、たとえば、セリチニブ、クリゾチニブ、アレクチニブ、カボザンチニブ、などのc-Metキナーゼ阻害剤、ヘッジホッグシグナリング経路阻害剤、たとえば、ビスモデギブ、ソニデギブ、及びRAFキナーゼ阻害剤、たとえば、BAL3833、又は国際公開第2006043090号パンフレット、国際公開第2009077766号パンフレット、国際公開第2011092469号パンフレット、若しくは国際公開第2015075483号パンフレットに記載の他のRAF阻害剤、
(v)抗血管新生剤、たとえば、血管内皮成長因子の効果を阻害するもの、[たとえば、抗血管内皮細胞増殖因子抗体ベバシズマブ(アバスチン(商標))、抗VEGF2抗体ラムシルマブ、組換え融合タンパク質ziv-アフリベルセプト]、サリドマイド、ポマリドマイド、レナリドマイド、及びたとえば、VEGFレセプターチロシンキナーゼ阻害剤、たとえば、レゴラフェニブ、バンデタニブ、バタラニブ、スニチニブ、アキシチニブ、及びパゾパニブ、及びレンバチニブ、
(vi)遺伝子療法アプローチ、たとえば、異常遺伝子を置き換えるアプローチなど、たとえば、異常p53又は異常BRCA1又はBRCA2、腫瘍崩壊ウイルス、たとえば、タリモジーンラハーパレプベック、
(vii)免疫療法アプローチ、たとえば、抗体療法などデノスマブ、オビヌツズマブ、ブリナツモマブ、ジヌツキシマブ、イダルシズマブ、ダラツムマブ、デュルバルマブ、ネシツムマブ、エロツズマブ、オララツマブ、アレムツズマブ、リツキシマブ、イブリツモマブ チウキセタン(ゼバリン(登録商標))、及びオファツムマブ、インターフェロン、たとえば、インターフェロンα、ペグインターフェロンα-2b、インターロイキン、たとえば、IL-2(アルデスロイキン)、インターロイキン阻害剤、たとえば、IRAK4阻害剤、癌ワクチン、たとえば、予防剤ワクチン及び治療ワクチン、たとえば、HPVワクチン、たとえば、ガーダシル、サーバリックス、オンコファージ、シプリューセル-T(プロベンジ)、gp100、樹状細胞ベースワクチン(たとえば、Ad.p53 DC)、toll様レセプターモジュレーター、たとえば、TLR-7、TLR-9アゴニスト、PD-1、PD-L1、PD-L2、及びCTL4-Aモジュレーター(たとえば、ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ)、抗体及びワクチン、他のIDO阻害剤(たとえば、インドキシモッド)、抗PD-1モノクローナル抗体(たとえば、MK-3475及びニボルマブ)、抗PDL1モノクローナル抗体(たとえば、MEDI-4736及びRG-7446)、抗PDL2モノクローナル抗体、及び抗CTLA-4抗体(たとえば、イピリムマブ)、抗体-薬剤コンジュゲート、たとえば、ブレンツキシマブベドチン、トラスツズマブエムタンシン、
(viii)細胞傷害剤、たとえば、フルダラビン(フルダラ)、クラドリビン、ペントスタチン(ニペント(商標))、
(ix)標的療法、たとえば、PI3K阻害剤、たとえば、イデラリシブ、ペリホシン、SMAC(カスパーゼの第2ミトコンドリア由来アクチベーター)ミメティック、アポトーシスタンパク質阻害剤(IAP)アンタゴニスト(IAPアンタゴニスト)としても知られる。これらの作用剤は、IAP、たとえば、XIAP、cIAP1、及びcIAP2を抑制するように作用し、それにより細胞アポトーシス経路を再構築する。特定SMACミメティックとしては次のものが挙げられる。ビリナパント(TL32711、TetraLogic Pharmaceuticals)、LCL161(Novartis)、AEG40730(Aegera Therapeutics)、SM-164(University of Michigan)、LBW242(ノバルティス(Novartis))、ML101(Sanford-Burnham Medical Research Institute)、AT-406(Ascenta Therapeutics/University of Michigan)、GDC-0917(Genentech)、AEG35156(Aegera Therapeutic)、及びHGS1029(Human Genome Sciences)、及びユビキチンプロテアソーム系(UPS)を標的とする作用剤、たとえば、ボルテゾミブ、イキサゾミブ、カルフィルゾミブ、マリゾミブ(NPI-0052)、及びMLN9708)、及びDNA修復阻害剤、たとえば、オラパリブ、ルカパリブ、抗アポトーシスBCLタンパク質ファミリー阻害剤、たとえば、ベネトクラックス。
(xii)キメラ抗原レセプター、抗癌ワクチン、及びアルギナーゼ阻害剤。

Claims (23)

  1. 下記の式(I)の構造を持つ化合物又はその薬学的に許容可能な塩
    Figure 2019234418000001
    式中、
    及びXは、各々、CR又はNから選択され、
    、X、及びXは、各々、CR、CR、又はNから選択され、ただし、X、X、及びXうちの少なくとも1つはCRでありただし、X、X、X、X、及びXうちの1つのみは、Nであってもよく
    は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル-カルボニル、C~Cアルコキシ-カルボニル、-C(O)NR、-SO、又は-SONRから選択され、ここで、
    - R中のアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルコキシは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-OC(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    は、各々独立して、-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-NR2b2c、-S-Y-R2a、-S-Y-C(O)-Y-NR2b2c、-SO-Y-R2a、-NR2b2c、又は-NR2a-Y-C(O)-Y-NR2b2cから選択され、
    は、結合、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
    - Y中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、 、-OR 、-C(O)R 、又は-C(O)OR から独立して選択される1又は2個の置換基によ置換されていてもよく、
    は、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
    - Y中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、 、-OR 、-C(O)R 、又は-C(O)OR から独立して選択される1又は2個の置換基によに置換されていてもよく、
    2aは、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~Cシクロアルキル、C~Cシクロアルケニル、3~6員単環式ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
    - R2a中のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、シクロアルケニル、又はヘテロシクリルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    - R2a中のフェニル又はヘテロアリールは、ハロゲン原子、シアノ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、且つ
    - R2a中のヘテロシクリル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
    2b及びR2cは、各々独立して、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、又はC~Cアルキニルから選択され、ここで、
    - R2b及びR2c中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、若しくは-OC(O)NRから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基によ置換されていてもよく、又は
    2b及びR2cは、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、環中にO、N、又はSから選択される1又は2個の追加のヘテロ原子含んでいてもよい3~7員ヘテロシクロアルキルを形成し、
    - R2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、若しくは-OC(O)NRから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基によ置換されていてもよく、
    - R2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルの環中のSは酸化されていてもよく、
    任意的に、(i)CR及びCRが近接し、(ii)RがC~Cアルキルであり、(iii)Rが-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-S-Y-R2a、又は-SO-Y-R2aであり、且つ(iv)R2aがC~Cアルキルであるとき、R及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、環中にO又はSから選択される1個のヘテロ原子を含む4~7員ヘテロシクロアルキルを形成していてもよく、
    任意的に、(i)CR及びCRが近接し、(ii)各Rが-O-Y-R2a、-O-Y-C(O)-Y-R2a、-S-Y-R2a、又は-SO-Y-R2aから独立して選択され、且つ(iii)各R2aがC~Cアルキルであるとき、第1のR及び第2のRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、環中にO又はSから選択される2個のヘテロ原子を含む4~7員ヘテロシクロアルキルを形成していてもよく、
    及びRは、各々独立して、水素原子、ヒドロキシ、カルボキシ、C~Cアルキル、C~Cアルコキシ、C~Cアルキル-カルボニル、又はC~Cアルコキシ-カルボニルから選択され、
    - R及びR中のアルキル若しくはアルコキシは、ハロゲン原子、シアノ、若しくはヒドロキシから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基によ置換されていてもよく、又は
    及びRは、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、3~7員シクロアルキルを形成してもよく、
    - R及びRにより形成される前記シクロアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、若しくは-C(O)ORから独立して選択される1、2、若しくは3個の置換基によ置換されていてもよく、
    及びLは、各々独立して、結合、C~Cアルキレン、C~Cアルケニレン、又はC~Cアルキニレンから選択され、ここで、
    - L及びL中のアルキレン、アルケニレン、又はアルキニレンは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1又は2個の置換基によ置換されていてもよく、
    は、結合、-O-、-C(O)-、-C(O)O-、-OC(O)-、-C(O)NR-、-NRC(O)-、-NR-、-SONR-、-NRSO-、-S-、-SO-、-SOO-、-OSO-、-NRSONR-、-NRC(O)NR-、-C(O)NRNR-、-NRNRC(O)-、-NRC(O)O-、又は-OC(O)NR-から選択され、
    は、水素原子、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~C12シクロアルキル、C~C12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
    - R中のヘテロシクリル又はヘテロアリールは、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
    - R中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、-C(O)R、-C(O)OR、-OC(O)R、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    - R中のシクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、フェニル、又はヘテロアリールは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-C(O)R、-OC(O)R、-C(O)OR、-C(O)NR、-NRC(O)R、-NR、-SONR、-NRSO、-SR、-SO、-SOOR、-OSO、-NRSONR、-NRC(O)NR、-NRC(O)OR、又は-OC(O)NRから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    は、各々独立して、C~Cアルキル、C~Cハロアルキル、C~Cヒドロキシアルキル、C~Cシアノアルキルから選択され、
    、R、及びRは、各々独立して、水素原子又はC~Cアルキルから選択され、ここで、
    - R、R、及びR中のC~Cアルキルは、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、R、-OR、-C(O)R、又は-C(O)ORから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    ただし、Lが窒素原子によりLに結合されているとき、Lは結合ではなく、
    ただし、RがC~C12シクロアルキル、C~C12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクリル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールであるとき、L、L、及びLうちの少なくとも1つは結合ではなく、
    ただし、-L-L-L-Rは、ベンジルでも、ベンジルオキシカルボニルでも、tert-ブチルオキシカルボニルでもなく、
    ただし、XがNであり且つX及びXの各々がCRであるとき、Rはシアノではなく、
    ただし、X又はXの1つがNであり、X又はXの1つがCRであり、且つ-L-L-L-Rが2-ピリジルメチル又は3-ピリジルメチルであるとき、Rは-O-ベンジルではなく、
    ただし、X又はXの1つがCRであり且つXがCRであるとき、Rはクロロではなく、
    ただし、-L-L-L-R-は、
    Figure 2019234418000002
    でもその立体異性体でもなく、且つ
    ただし、式Iの化合物は、以下の化合物(i)~(xi)又はそれらの立体異性体及び/又は塩のいずれでもない:
    (i)2-(5-エトキシ-3-ピリジニル)オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (ii)2-[6-(エチルチオ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (iii)2-[5-(エチルチオ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (iv)2-[5-メトキシ-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (v)2-[5-エトキシ-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (vi)2-[5-プロポキシ-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (vii)2-[5-(2,2,2-トリフルオロエトキシ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (viii)2-[5-(フェニルメトキシ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (ix)2-[5-(1-メチルエトキシ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (x)2-メチル-5-[5-(フェニルメトキシ)-3-ピリジニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール、
    (xi)2-[(2-クロロ-5-トリフルオロメトキシ)フェニル]オクタヒドロピロロ[3,4-c]ピロール。
  2. がCRであり、ここで、、X、X、及びXの各々がCR又はNから選択されてもよく、ただし、X、X、X、及びXの1つのみがNであってもよく、又はX 、X、X、及びXの各々がCRあってもよい、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  3. 下記の式(II-a):
    Figure 2019234418000003
    の構造を有する、請求項1若しくは2に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  4. が、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択され、とくにLは結合である、請求項1~3のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  5. が、結合又は非置換C~Cアルキレンから選択され、とくにLは結合である、請求項1~4のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  6. 下記の式(IV-a):
    Figure 2019234418000004
    の構造を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  7. (i)Lが、結合、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)NR-、-SONR-、-SO-、若しくは-C(O)NRNR-から選択されるか、又は
    (ii)Lが、結合、-C(O)-、-C(O)O-、-C(O)NH-、-C(O)N(CH)-、-C(O)N(-CHCHOH)-、-SONH-、-SO-、若しくは-C(O)NHNH-から選択されるか、又は
    (iii)Lが、結合、-C(O)-、-C(O)O-、若しくは-C(O)NR-から選択されるか、又は
    (iv)Lが、結合、-C(O)-、若しくは-C(O)NR-から選択される、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  8. 下記の式(V):
    Figure 2019234418000005
    の構造を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  9. が、-O-Y-R2a、-S-Y-R2a、-SO-Y-R2a、又は-NR2b2cから選択され、ここで、が結合であってもよい、請求項1~8のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  10. 式(VIII-c)又は(VIII-d):
    Figure 2019234418000006
    の構造を有する請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  11. (i)R2aが、非置換C~Cアルキル、C~Cアルコキシにより置換されたC~Cアルキル、非置換C~Cシクロアルキル、非置換3~6員単環式ヘテロシクロアルキル、若しくは非置換フェニルから選択され、とくにR2aが非置換C~Cアルキルであるか、又は
    (ii)R2aが、非置換C~Cアルキル、とくにメチル若しくはエチルである、
    請求項1~10のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  12. 式(XII-c)又は(XII-d):
    Figure 2019234418000007
    の構造を有する、請求項1~9のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  13. (i)R2b及びR2cが、各々独立して-NRによ置換されていてもよい~Cアルキルから選択されるか、ここで、及びRは、各々独立して、非置換C~Cアルキルから選択され、とくにR2bは非置換C~Cアルキルであり且つR2cは-N(CHにより置換されたC~Cアルキルである、又は
    (ii)R2b及びR2cが、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、環中にN若しくはSから選択される1個の追加のヘテロ原子含んでいてもよい3~7員ヘテロシクロアルキルを形成し、
    - R2b及びR2cにより形成された前記ヘテロシクロアルキルが、ヒドロキシ若しくは-SOから独立して選択される1個の置換基によ置換されていてもよく、
    - R2b及びR2cにより形成される前記ヘテロシクロアルキルの環中のSがいずれも酸化されていてもよく、とくにR2b及びR2cが、それらが結合されている窒素原子と一緒になって、
    Figure 2019234418000008
    を形成する、
    請求項1~9及び12のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  14. 及びRが、各々独立して、水素原子、ヒドロキシ、カルボキシ、非置換C~Cアルキル(たとえばメチル)、非置換C~Cアルコキシ(たとえばメトキシ)、又は非置換C~Cアルコキシカルボニル(たとえばメトキシカルボニル)から選択され、とくにR及びRが、各々独立して、水素原子又は非置換C~Cアルキル(たとえばメチル)から選択され、ここで、及びRが各々水素原子であってもよい、請求項1~13のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  15. 及びRが、それらが結合されている炭素原子と一緒になって、非置換3~7員シクロアルキルを形成する、請求項1~14のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  16. (i)Rが、水素原子、ハロゲン原子、シアノ、C~Cアルキル、若しくはC~Cアルケニルから選択され、ここで、
    - R中の各アルキル及びアルケニルが、シアノ、ヒドロキシ、カルボキシ、-C(O)R、若しくはC(O)OR(ここで、RはC~Cアルキルである)から選択される1個の置換基によ置換されていてもよいか、又は
    (ii)Rが水素原子である、
    請求項1~15のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  17. (i)Rが、C~Cアルキル、C~Cアルケニル、C~Cアルキニル、C~C12シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
    - R中のヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールがいずれも、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
    - R中のアルキル、アルケニル、又はアルキニルがいずれも、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ヒドロキシ、カルボキシ、ニトロ、R、-OR、SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、
    - R中のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールがいずれも、ハロゲン原子、シアノ、オキソ、ニトロ、R、-OR、-SOから独立して選択される1、2、又は3個の置換基によ置換されていてもよく、或いは
    (ii)Rが、C~Cアルキル、C~C12シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル、フェニル、又は5若しくは6員ヘテロアリールから選択され、ここで、
    - R中のヘテロシクロアルキル又はヘテロアリールがいずれも、環中にN、O、又はSから選択される1、2、又は3個のヘテロ原子を含み、
    - R中のアルキルがいずれも、シアノ又はヒドロキシによ置換されていてもよく、
    - R中のシクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、フェニル、又はヘテロアリールがいずれも、オキソ、ニトロ、又はヒドロキシによ置換されていてもよい、
    請求項1~16のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩。
  18. 以下の化合物
    Figure 2019234418000009
    Figure 2019234418000010
    Figure 2019234418000011
    又は上述の化合物のいずれかの薬学的に許容可能な塩から選択される、請求項1に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
  19. 医薬として使用するための、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
  20. LOXにより媒介される疾患又は医学的病態の治療に使用するための、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
  21. 前記化合物が増殖疾患とくに癌の治療に使用するためのものである、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
  22. EGFRの過剰発現を伴う癌の治療又は予防に使用するためのものであり、任意的に前記癌が、NSCLC、膵癌、扁平上皮細胞癌、皮膚癌、甲状腺癌、結腸直腸癌、前立腺癌、腎癌、乳癌、頭頸部癌、神経膠腫、中皮腫、表皮癌、卵巣癌、頸癌、膀胱癌、食道癌、及び胆道癌たとえば胆管癌からなる群から選択される、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
  23. 線維化、肺線維化、腎線維化、心線維化、骨髄線維化、強皮症などの線維性疾患の治療に使用するためのものである、請求項1~18のいずれか一項に記載の化合物又はその薬学的に許容可能な塩
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