JPWO2019156176A1 - 血管拡張器具 - Google Patents
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Abstract
血管拡張器具1は、挿入先端部31を有する挿入管3と、挿入管3の後端部から後方側に延びる延在部分4と、を有する本体部2と、挿入先端部31が挿入された血管を挿入管3との間に挟み込んで押し付け可能な筒状の締付リング6と、締付リング6を軸方向に進退させる進退部7と、を備え、挿入先端部31は、先端側テーパ外面32と、傾斜角度β1で傾斜する基端側テーパ外面33と、を有し、締付リング6は、挿入先端部31の先端側に向かうに従って径が大きくなる傾斜角度β2で傾斜するリング側テーパ内面62を有し、進退部7により締付リング6が退避位置から押付位置に移動されることで、基端側テーパ外面33とリング側テーパ内面62との間に血管が面接触した状態で挟み込まれて押し付けられる。
Description
以下、本発明の血管拡張器具1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る血管拡張器具1は、例えば、慢性透析患者の治療を行う場合における動脈血管に静脈血管を吻合してシャントを形成する場合や、冠動脈疾患や閉塞性動脈疾患などの閉塞を伴う血管不全に対して自己血管を用いて血管をパイパスする手術を行う場合などにおいて、血管を拡張する際に用いられる。血管拡張器具1は、血管内に挿入される挿入管3を備え、血管に挿入管3が挿入された状態で血管を保持する。
基端側テーパ外面33の傾斜角度β1とリング側テーパ内面62の傾斜角度β2とは、血管10を挟み込んで血管10に面接触させるという観点から、前述したように、同じ傾斜角度で形成される。この場合、傾斜角度β1,β2が小さい程、血管10が挟み込まれる際の接触面積が大きくなり、軸方向の広い範囲において血管10を面同士で挟み込むことができる。そのため、傾斜角度β1,β2は小さいことが好ましい。
その一方で、傾斜角度β1,β2を小さくすると、挿入管3の挿入先端部31の基端側テーパ外面33が軸方向の長さが長くなり、挿入管3自体の長さが長くなり過ぎる。挿入管3の長さが長い場合には、例えば、射出成型で製造することが困難になったり、血管10へ装着したりする操作が困難になる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の血管拡張器具1Aは、第1実施形態では器具本体部2(本体部)が一体に構成されるのに対して、器具本体部2A(本体部)を構成する挿入管3Aと本体延在部40とが、製造時に別体で構成された状態から、組立時に接続することで一体に構成される点において、第1実施形態と主に異なる。第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付して説明を省略する。例えば、後部延在部分5及び進退ロック筒7の構成は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
第2実施形態においては、血管拡張器具1Aを組み立てる前において、血管拡張器具1Aは、図10の上段図に示すように、製造時において、別体の4部材(挿入管3A、締付リング6A、進退ロック筒7及び本体延在部40)から構成される。
これにより、組立時に挿入先端部31Aの最大外径の部分を締付リング6Aの最小内径の部分に挿通させなくてよいため、リング側テーパ内面62Aと基端側テーパ外面33Aとの間に挟み込まれる血管の固定面積を広く確保した状態で、血管を面接触させて固定できる。よって、血管を面接触した状態で挟み込んで保持できるため、液体の液密性を担保できると共に血管の損傷を抑制できる。
例えば、本実施形態では、締付リング6と進退ロック筒7とを別部材で構成したが、これに限られず、締付リング6と進退ロック筒7とを一体で構成してもよい。
また、同様に、第2実施形態においても、基端側テーパ外面33Aの傾斜角度θ1と、締付リング6Aのリング側テーパ内面62Aの傾斜角度θ2と、を同じ角度(θ1=θ2)としたが、これに限らず、若干(例えば、1〜5°)異なっていてもよい。
第1実施例では、挿入先端部31Aの基端側テーパ外面33A及び締付リング6Aのリング側テーパ内面62Aの傾斜角度を変化させた場合の各傾斜角度に対する血管圧縮率を算出し、血管固定部の傾斜角度の好ましい値として、血管へ損傷を与えにくい血管圧縮率となる値を求めた。
また、第2実施例では、挿入先端部31Aの基端側テーパ外面33Aと締付リング6Aのリング側テーパ内面62Aとにより血管を固定する固定部面積を変化させた場合の各固定部面積に対する血管圧縮率を算出し、血管固定部の固定部面積の好ましい値として、血管へ損傷を与えにくい血管圧縮率となる値を求めた。
血管固定部の血管の6箇所の測定点1〜6の血管の厚みの平均値から、血管圧縮率を算出し、第1実施例において、血管固定部の傾斜角度と血管圧縮率との関係により評価を行い、第2実施例において、血管固定部の固定部面積と血管圧縮率との関係により評価を行った。
血管圧縮率は、以下の計算式により求めた。
血管圧縮率(%)={(測定点1〜6の平均値)/血管の厚み(0.6mm)}×100
(1)第1実施例(血管固定部の傾斜角度と血管の圧縮率との関係)について、図11Aのグラフが得られた。図11Aのグラフを参照すると、血管固定部の傾斜角度が25°以上の場合には、血管圧縮率が75%程度を超えるため、血管へ損傷を与える可能性が高くなる。血管固定部の傾斜角度が10°〜22.5°の場合には、血管圧縮率が30%〜75%程度の範囲であり、血管の損傷防止と、液密状態の確保との両立が可能である。よって、第2実施形態の血管拡張器具1Aを用いた場合に、血管固定部の傾斜角度は、例えば、10°〜22.5°であることが好ましい。
(2)第2実施例(血管固定部の固定部面積と血管圧縮率との関係)について、図11Bのグラフが得られた。図11Bのグラフを参照すると、血管固定部の固定部面積が10mm2以下の場合には、血管圧縮率が75%程度を超えるため、血管へ損傷を与える可能性が高くなる。血管固定部の固定部面積が11mm2〜24mm2の場合には、血管圧縮率が60%程度以上の範囲であり、血管の損傷防止と、液密状態の確保との両立が可能である。よって、第2実施形態の血管拡張器具1Aを用いた場合に、血管固定部の固定部面積は、例えば、11mm2〜24mm2であることが好ましい。
2、2A 器具本体部(本体部)
3、3A 挿入管
3a 基端
3b 先端
4、4A 中間延在部分(延在部分)
6、6A 締付リング
7 進退ロック筒(進退部)
10 血管
31、31A 挿入先端部
32 先端側テーパ外面
33、33A 基端側テーパ外面
40 本体延在部
62、62A リング側テーパ内面
64 直線状内面(延在内面)
80 中間部側ネジ機構(ネジ機構)
Claims (7)
- 血管の内部に挿入される挿入先端部を有する挿入管と、前記挿入管の後端部から前記挿入管と同軸上に後方側に延びる延在部分と、を有する本体部と、
前記挿入管の外側に配置されて筒状に形成され、前記挿入管の軸方向に移動することで、前記挿入先端部が挿入された血管を前記挿入管との間に挟み込んで押し付け可能な締付リングと、
ネジ機構により前記延在部分の軸方向に移動可能に前記延在部分に取り付けられ、前記挿入先端部に血管を押し付ける押付位置と前記挿入先端部から退避する退避位置とに前記締付リングを前記延在部分の軸方向に進退させる進退部と、を備え、
前記挿入先端部は、該挿入先端部の先端側において該挿入先端部の外面に形成され先端に向かうに従って径が小さくなるように傾斜する先端側テーパ外面と、該挿入先端部の基端側において該挿入先端部の外面に形成され基端に向かうに従って径が小さくなる傾斜角度で該挿入先端部の軸方向に対して傾斜する基端側テーパ外面と、を有し、
前記締付リングは、該締付リングの内面に形成され前記挿入先端部の先端側に向かうに従って径が大きくなる傾斜角度で該締付リングの軸方向に対して傾斜するリング側テーパ内面を有し、
前記進退部により前記締付リングが前記退避位置から前記押付位置に移動されることで、前記基端側テーパ外面と前記リング側テーパ内面との間に血管が面接触した状態で挟み込まれて押し付けられる血管拡張器具。 - 前記リング側テーパ内面の傾斜角度は、前記基端側テーパ外面の傾斜角度以上の傾斜角度である請求項1に記載の血管拡張器具。
- 前記基端側テーパ外面の傾斜角度及び前記リング側テーパ内面の傾斜角度は、略同じ傾斜角度である請求項1又は2に記載の血管拡張器具。
- 前記基端側テーパ外面の傾斜角度及び前記リング側テーパ内面の傾斜角度は、1〜45°である請求項1〜3のいずれかに記載の血管拡張器具。
- 前記挿入管と前記延在部分とは、別体で構成された状態から、前記挿入管の基端側が前記締付リングに挿通された状態で互いが接続されることで一体に構成される請求項1〜4のいずれかに記載の血管拡張器具。
- 前記リング側テーパ内面の最小径は、前記基端側テーパ外面の最小径と略同一の径である請求項5に記載の血管拡張器具。
- 前記締付リングは、該締付リングの内面に形成され軸方向に延びる延在内面を有し、
前記延在内面は、前記リング側テーパ内面の基端から、前記リング側テーパ内面の最小径と略同一の径で軸方向の後方側に延びる請求項1〜6のいずれかに記載の血管拡張器具。
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- 2019-02-07 WO PCT/JP2019/004459 patent/WO2019156176A1/ja active Application Filing
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