JPWO2019155513A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019155513A1 JPWO2019155513A1 JP2019503367A JP2019503367A JPWO2019155513A1 JP WO2019155513 A1 JPWO2019155513 A1 JP WO2019155513A1 JP 2019503367 A JP2019503367 A JP 2019503367A JP 2019503367 A JP2019503367 A JP 2019503367A JP WO2019155513 A1 JPWO2019155513 A1 JP WO2019155513A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle
- louver
- indoor unit
- outlets
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/70—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
- F24F11/72—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
- F24F11/79—Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling the direction of the supplied air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0011—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets
- F24F1/0014—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by air outlets having two or more outlet openings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0043—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements
- F24F1/0047—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by mounting arrangements mounted in the ceiling or at the ceiling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F11/00—Control or safety arrangements
- F24F11/50—Control or safety arrangements characterised by user interfaces or communication
- F24F11/56—Remote control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/08—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/08—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
- F24F13/10—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/08—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
- F24F13/10—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
- F24F13/14—Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers built up of tilting members, e.g. louvre
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F13/00—Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
- F24F13/20—Casings or covers
- F24F2013/207—Casings or covers with control knobs; Mounting controlling members or control units therein
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
本発明の目的は、ショートサーキットを抑制でき、且つルーバの撓みも防止できる空気調和機の室内機を得ることにある。空気調和機の室内機は、吸込口と、前記吸込口の周囲を取り囲むように設けられた複数の吹出口と、前記各吹出口に設けられ吹出し方向を調節可能に構成されている複数のルーバを備える。室内機の停止時には前記ルーバは前記吹出口を閉じる方向に回動されると共に、前記吹出口を閉じる方向に回動された室内機停止時のルーバ角度を全閉角度とし、前記室内機の運転時に前記ルーバの動作を設定するためのリモコンを備え、前記リモコンで設定可能な前記ルーバの角度のうちの最小角度を第1角度とし、最大角度を第2角度としたとき、暖房運転時に、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度が、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の前記吹出口のルーバはオートスイングまたは下吹きに設定される。
Description
本発明は、複数の吹出口を有し、それぞれの吹出口の風向を制御するためのルーバを備える空気調和機の室内機に関し、特に4方向天井カセット形の室内機に好適なものである。
従来の空気調和機の室内機として、複数の吹出口(例えば4つ)を有し、それぞれの吹出口の風向を制御するためのルーバを備える天井カセット形のものがある。
通常、空気調和機の室内機におけるルーバは、ユーザがリモコンで設定した風向になるように構成されているが、特定の運転条件では、前記室内機それ自身が強制的にルーバを制御して風向を変更するように構成されているものがある。例えば、暖房開始時に、室内を迅速に暖める暖房運転立上げ制御を実施しているときや、通常の暖房運転時に、室内の上部と下部の温度ムラを改善する制御等を実施しているときである。
上述した暖房運転立上げ制御を実施するようにした従来技術としては、特開平8−320145号公報(特許文献1)に記載のものがある。この特許文献1に記載の空気調和機の室内機(室内ユニット)ものでは、暖房運転開始時(暖房運転立上げ時)に、ルーバ角度を下方向に向けて暖かい空気を室内の居住空間内に直接的に吹出して対流暖房させて室内を暖める。そして、室内温度と設定温度との差が所定値以内となったとき、ルーバを上下にスイングさせ、更に所定時間経過後、吹出空気の風向を天井面に略平行な方向(水平吹き)に制御して輻射暖房運転に移行させることが記載されている。
これにより、室内温度の低下を有効に防止しつつ、天井付近の暖気の輻射熱により、室内の居住者に暖気気流を感じさせない快適な暖房を行うことができることが記載されている。
また、通常の暖房運転時に、室内の上部と下部の温度ムラを改善する制御を実施するようにした従来技術としては、特開2011−196666号公報(特許文献2)に記載のものがある。この特許文献2に記載のものでは、温度ムラ状態であると判断した場合、温度ムラ解消制御部はルーバのスイング動作を開始させ、所定条件が満たされた場合にスイング動作を停止させ、その後ルーバが下向き姿勢を採るように制御することが記載されている。
上記特許文献1のものでは、暖房開始時にはルーバ角度を下方向に向けて対流暖房させて室内を暖め、室内温度と設定温度との差が所定値以内となったとき、ルーバを上下にスイングさせて、天井付近と人が居る床面付近の両方を暖めることができる。
また、上記特許文献2のものでは、温度ムラ状態になると、ルーバのスイング動作を開始させ、所定条件が満たされるとスイング動作を停止させて、ルーバが下向き姿勢を採るように制御し、温度ムラを軽減するようにしている。
しかし、吸込口を取り囲むように複数(例えば4つ)の吹出口を備える空気調和機の室内機の場合、暖房運転時に、全てのルーバを下向きにしたり、全てのルーバを上下にスイング動作を行うと、全ての吹出口の風向が同時に下吹きになる状態が生じる。全ての吹出口の風向が同時に下吹きになると、吹出空気が室内空間に広がる前に前記吸込口に吸い込まれてしまう現象、即ちショートサーキットが発生し易くなり、暖房能力が低下するという課題がある。
また、前記吸込口に吸込空気温度センサが設置される場合が一般的であるが、ショートサーキットが発生すると、前記吸込温度センサに吹き出し空気が当たることにより、吸込空気温度センサは実際の室内空気温度よりも高い温度を検知し、不必要な暖房停止(サーモオフ)を引き起こすという課題もある。
なお、4つの吹出口を備える室内機において、一部の吹出口のルーバを全閉位置(運転停止時の位置)とすることで、残りの吹出口における風速を増加させて上下温度差の小さい(温度ムラの小さい)室内環境を創出するようにしたものもあるが、ルーバを全閉位置にすると高温空気の風圧が作用するためルーバが撓むという課題がある。
本発明の目的は、ショートサーキットを抑制でき、且つルーバの撓みも防止できる空気調和機の室内機を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、吸込口と、前記吸込口の周囲を取り囲むように設けられた複数の吹出口と、前記各吹出口に設けられ吹出し方向を調節可能に構成されている複数のルーバと、を備える空気調和機の室内機において、室内機の停止時には前記ルーバは前記吹出口を閉じる方向に回動されると共に、前記吹出口を閉じる方向に回動された室内機停止時のルーバ角度を全閉角度とし、前記室内機の運転時に前記ルーバの動作を設定するためのリモコンを備え、前記リモコンで設定可能な前記ルーバの角度のうちの最小角度を第1角度とし、最大角度を第2角度としたとき、暖房運転時に、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度が、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の前記吹出口のルーバはオートスイングまたは下吹きに設定されることを特徴とする。
本発明によれば、ショートサーキットを抑制でき、且つルーバの撓みも防止できる空気調和機の室内機を得ることができる効果がある。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて説明する。各図において、同一符号を付した部分は同一或いは相当する部分を示している。
本発明の空気調和機の室内機の実施例1を図1〜図6を用いて説明する。
まず、図1を用いて本実施例1における空気調和機の室内機の全体構成を説明する。図1は、本実施例1の空気調和機の室内機を示す斜視図である。
まず、図1を用いて本実施例1における空気調和機の室内機の全体構成を説明する。図1は、本実施例1の空気調和機の室内機を示す斜視図である。
図1に示すように、空気調和機の室内機1は、図示していない室外機と冷媒配管で接続されて冷媒回路が形成され、冷媒が循環されて冷凍サイクルを構成している。この室内機1は、いわゆる天井カセット型であり、室内の天井などに埋め込まれる筐体2と、この筐体2の下面開口を塞ぐように設けられた化粧パネル3などを備え、前記化粧パネル3には、中央に設けられ、室内空気を吸い込む吸込口4と、この吸込口4を囲むように4か所設けられた空気の吹出口5を備えている。
前記吸込口4には吸込グリル6が設けられ、また前記各吹出口5には、それぞれ前記吹出口5から吹出される空気の吹出し方向を調節するルーバ7が回動自在に設けられている。なお、図1に示すルーバ7は、室内機1が停止されて、全閉となっている状態、即ちルーバ角度が全閉角度(0度)の状態を示している。全閉とは吹出口5を完全に塞いでいる状態だけでなく、ルーバが吹出口をほぼ塞ぐように、ほぼ水平になっていて開口面積が最小となっている状態も含んでいる。
図2は図1に示す室内機1の縦断面図である。この図2に示すように、前記筐体2内の中央部にはモータ8と、このモータ8の回転軸に接続された遠心ファン9が設置されている。前記モータ8は前記筐体2の天板中央に固定されている。
また、前記遠心ファン9を取り囲むように、その遠心ファン9の周囲には平面視でロ字状の熱交換器10が設置されている。この熱交換器10はクロスフィン型のフィンアンドチューブ熱交換器である。また、この熱交換器10の下部には該熱交換器10で生じる結露水を受けるためのドレンパン11が設置されている。このドレンパン11としては、一般に発泡スチロール製の断熱材が使用され、前記熱交換器10の下端に沿った水受溝が形成され、この水受溝に前記熱交換器10の下端部が入り込んでいる。また、図示はしていないが、前記ドレンパン11を構成する断熱材と一体、或いは別体の断熱材で吹出口5が形成されている。
20は室内の天井であり、前記室内機1は前記天井20に前記筐体2の部分が埋め込まれて設置されている。前記化粧パネル3は前記筐体2よりも一回り大きな正方形状に形成されて、前記筐体2の下面を覆うように前記天井20に沿って配置され、室内空間に露出している。
前記化粧パネル3の吹出口5に設けられているルーバ7は、図2では全閉位置(ルーバ角度が0度)となっており、室内機1の運転が停止されている状態を示している。室内機1が運転開始されると、前記吹出口5を開くように、前記ルーバ7は回動され、下吹きや横吹き(水平吹き)など、ユーザがリモコン(図示せず)から設定した所定の角度に固定される。或いはユーザがリモコンから、ルーバ7の動作をオートスイングに設定すると、ルーバ7は最小角度から最大角度の範囲で、オートスイング動作を行う。
また、前記室内機1の運転が開始されると、室内空気が前記吸込口4及び吸込グリル6を介して前記遠心ファン9の吸込部12から吸込まれ、該遠心ファン9の吐出部13から外周方向に吐出される。前記遠心ファン9から吐出された空気は、前記熱交換器10を通過して冷却或いは加熱された後、この空調空気は、前記熱交換器10の外周面と前記筐体2の内周面で形成される風路14を介して、前記化粧パネル3に形成されている前記吹出口5から室内に吹出される。
この時、前記ルーバ7が下吹きの角度に設定されていると、前記空調空気は下方に吹出され、横吹きの角度に設定されていると、ほぼ横方向(水平方向)に吹出される。更に、前述したオートスイングに設定された場合、ルーバ7は最小角度から最大角度の範囲で、オートスイング動作を行うので、前記空調空気は、前記ルーバ7の動きに応じて水平に近い方向から垂直に近い方向まで吹出される。
なお、図2において、15は前記遠心ファン9の下方に配置され、中央部に徐々に径を小さくしながら前記遠心ファン9の吸込部12に向けて立ち上がった開口部をもつベルマウスであり、このベルマウス15は前記吸込口4から吸い込まれた空気を前記遠心ファン9に案内するためのものである。また、前記ベルマウス15は、前記ドレンパン11と共に、前記筐体2の内部空間を、前記遠心ファン9の吸込側と吹出側に仕切っている。
なお、図2において、15は前記遠心ファン9の下方に配置され、中央部に徐々に径を小さくしながら前記遠心ファン9の吸込部12に向けて立ち上がった開口部をもつベルマウスであり、このベルマウス15は前記吸込口4から吸い込まれた空気を前記遠心ファン9に案内するためのものである。また、前記ベルマウス15は、前記ドレンパン11と共に、前記筐体2の内部空間を、前記遠心ファン9の吸込側と吹出側に仕切っている。
16は室内機1の運転を制御するための制御基板等を収納している電気品箱で、この電気品箱16は前記ベルマウス15の下面に設置されている。17は前記吸込グリル6の上側に設置された吸込フィルタである。
次に、ルーバ7が全閉状態、即ちルーバ7が全閉角度(0度)の状態でのルーバ7付近の構成を、図3を用いて説明する。図3は図1,図2に示す吹出口の1つの要部断面図で、ルーバが全閉角度状態の図である。前記室内機1の運転が停止されると、前記ルーバ7は図3に示す全閉角度の状態となり、室内機1の停止中に異物が室内機内に侵入するのを防止すると共に、室内機停止時の意匠性を向上させている。
ルーバ7の全閉角度(0度)とは、この図3に示すように、一般には、吹出口5を完全に塞ぐ状態ではなく、ルーバ7の左端及び右端と、吹出口5を形成している化粧パネル3の壁面との間には僅かな隙間が形成されている状態であり、ルーバ7と吹出口5の壁面とが干渉しないように構成されている。
なお、図3において、3aは前記吹出口5を形成している発泡スチロール製などの断熱材である。
なお、図3において、3aは前記吹出口5を形成している発泡スチロール製などの断熱材である。
前記ルーバ7は、図1に示すように、前記吹出口5の長手方向の一端から他端に亘って延びる細長い板状或いは翼形状に形成され、このルーバ7は、その長手方向に延びる中心軸18に取付部材19を介して固定されている。前記中心軸18はその両端側に配設された支持部材(図示せず)に回転自在に支持され、ステッピングモータなどにより、その回動が制御される。
図4は図1,図2に示す吹出口の1つの要部断面図で、室内機運転中のルーバの最小角度と最大角度を示す図である。即ち、図4は室内機1が運転されている状態での、ルーバ7の動作範囲を示しており、実線で示すルーバ7aは、リモコン(図示せず)でユーザが設定できるルーバ7の最小角度(第1角度)を示し、一点鎖線で示すルーバ7bは、リモコンでユーザが設定できるルーバ7の最大角度(第2角度)を示している。
前記ルーバ7が最小角度(第1角度)の位置7aに設定されると、吹出口5から吹出される空調空気はほぼ水平方向に吹出される横吹き運転となる。一方、前記ルーバ7が最大角度(第2角度)の位置7bに設定されると、吹出口5から吹出される空調空気はほぼ垂直方向に吹出される下吹き運転となる。
なお、図3に示す室外機1停止時のルーバ角度である前記全閉角度を0度としたとき、本実施例では、前記最小角度(第1角度)を例えば28度とし、前記最大角度(第2角度)を例えば64度としている。なお、前記最小角度(第1角度)は、例えば27〜30度程度の範囲で任意に設定すると良い。また、前記最大角度(第2角度)は、例えば60〜70度程度の範囲で任意に設定すると良い。
室内機1運転中の前記ルーバ7の角度は、前述した最小角度と最大角度にリモコンから設定可能なだけでなく、前述した最小角度と最大角度との間を数度刻みで複数段階、リモコンから設定可能に構成されている。例えば、最小角度を1段目、最大角度を7段目として、前記1段目と7段目の間に5段階(2段目〜6段目)の角度を設定できるように構成されている。なお、ルーバ7の角度は7段階に限られず、それより多くしても小さくしても良い。また、ルーバ角度を無段階で任意の角度に設定できるように構成しても良い。
リモコンから前記ルーバ7の動作をオートスイングに設定すると、ルーバ7は、オートスイング設定開始時の角度、例えば最小角度である1段目から順次2段目、3段目、…と角度が最大角度の7段目まで増加し、その後、逆方向に順次6段目、5段目、…と最小角度の1段目まで減少するという往復動作を繰り返す。
なお、オートスイングは1段目〜7段目の間の往復動作に限られず、例えば3段目〜7段目の往復動作をするように構成しても良い。また、オートスイング時には、ルーバ角度が無段階に滑らかに変化するように構成することもできる。
上述したような空気調和機の室内機において、例えば暖房運転において、外気温度と室温との温度差が非常に大きいような高負荷運転時には、暖かい空気が下方向に供給されるように風向を下吹きとすることが行われているが、吹出し空気を十分に床面まで到達させることができない場合がある。
また、室内機1の吹出口5の開口面積を小さくするための別の手段として、4つ設けられている前記吹出口5のうちの一部の吹出口のルーバを、図3に示すように、全閉位置(運転停止時の位置)とすることで、残りの吹出口における風速を増加させることも考えられる。
しかし、一部の吹出口5のルーバ7を全閉位置にして室内機を運転すると、全閉位置にされたルーバは、吹出し空気の風圧によって大きくたわむと共に、前記吹出し空気は高温であるため、樹脂製のルーバは長時間運転されると塑性変形を引き起こし易いという課題がある。
上記課題を解決する本実施例の空気調和機の室内機の構成を、図5及び図6を用いて説明する。図5は図1,図2に示す吹出口の1つの要部断面図で、本実施例1におけるルーバの第3角度について説明する図、図6は図5に示すルーバが第3角度の状態での作用を説明する図である。
図5において、一点鎖線で示すルーバ7の位置7aは、前記ルーバ7が最小角度(第1角度)の位置に設定されている場合を示し、同じく一点鎖線で示すルーバ7の位置7bは、前記ルーバ7が最大角度(第2角度)の位置に設定されている場合を示している。これらのルーバ7の位置7a,7bはリモコン(図示せず)から設定可能なルーバ7の角度であり、従来の室内機に一般的に具備されている機能である。また、前記ルーバ7は前記第1の角度位置7aから前記第2の角度位置の範囲でオートスイングする機能も一般的に備えられており、リモコンから設定可能である。
本実施例は、図1に示す4つの吹出口5におけるそれぞれのルーバ7の角度を、図5に示すように、図3に示す室内機停止時のルーバ角度である全閉角度(ルーバ角度0度)よりも大きく且つリモコンから設定可能な前記ルーバ7の最小開度である第1角度よりも小さい第3角度の位置7cに設定できるように構成されているものである。
前記ルーバ7の第3角度の位置7cは、ユーザがリモコンから設定できる角度ではなく、暖房運転の運転開始時など、予め定めた所定の運転条件の場合に、空気調和機の室内機1等に備えられている制御装置(図示せず)から自動的に設定されるルーバ7の角度位置である。
例えば前記第1の角度が28度である場合、前記第3角度は、室内機停止時の全閉角度である0度よりも大きく、ユーザがリモコンから設定できる最小角度である前記第1角度(28度)よりも小さい角度、例えば14度などに設定される。前記第3角度は、14度には限られず、5〜25度の範囲、好ましくは10〜18度の範囲で任意に設定すると良い。
例えば前記第1の角度が28度である場合、前記第3角度は、室内機停止時の全閉角度である0度よりも大きく、ユーザがリモコンから設定できる最小角度である前記第1角度(28度)よりも小さい角度、例えば14度などに設定される。前記第3角度は、14度には限られず、5〜25度の範囲、好ましくは10〜18度の範囲で任意に設定すると良い。
即ち、本実施例は、リモコンから設定可能なルーバ7の角度である最小角度(第1角度)を1段目とし、最大角度(第2角度)を7段目とした場合、前記第3角度は0.5段目の角度に相当し、この0.5段目の角度は、ユーザがリモコンから設定可能なルーバ角度ではなく、室内機1等に設けられている制御装置から、所定の運転条件の場合に自動的に設定される角度である。
本実施例では、上述したように、各ルーバ7を前記第3角度(0.5段目の角度)の位置7cに設定できるように構成されており、空気調和機が予め定めた所定の運転条件の場合に、複数の吹出口5のルーバ7のうち、一部の吹出口5のルーバ7が前記第3角度の位置7cに設定されるものである。
一部の吹出口5のルーバ7が前記第3角度(ルーバの全閉角度より大きく第1角度よりも小さい角度)の位置に設定されることにより、図6にハッチングの円で示すように、吹出口5の壁面とルーバ7の端部との間に小さい隙間21を形成することができる。従って、この隙間21から気流を吹き出させることができるので、風圧によるルーバのたわみを低減できる。従って、ルーバ7のたわみを小さく抑えることができるので、高温の空気を室内に吹き出す場合であってもルーバが塑性変形するのを抑制することができる。
なお、前記第3角度に設定される前記ルーバ7は、所定時間毎に順次切り替えられるように構成すると良い。また、他の吹出口5のルーバ7は前記リモコンから設定可能なルーバ動作が為される。即ち、他のルーバ7はオートスイングに設定されたり、或いは任意のルーバ角度に設定される。
空気調和機の予め定めた前記所定の運転条件とは、例えば次のよう運転条件であり、次のような運転が為される場合に、複数の吹出口のルーバの内の一部の吹出口のルーバが、例えば室内機1に備えられている制御装置(図示せず)から自動的に前記第3角度に設定されるように構成すると良い。
(1)暖房運転が設定された場合。
(2)暖房運転時や冷房運転時に、外気温度と室温との温度差が予め定めた所定の温度差以上に大きい高負荷運転条件で運転される場合。
(3)暖房運転時や冷房運転時に、吹出し空気を床面付近など通常より遠くまで到達させる高速吹出し設定が為された場合。
(4)暖房運転時等に吹出し風速を大きくして、室内の上部と下部の温度差を小さくする攪拌運転が設定された場合、或いは空気調和機の制御装置が自動的に攪拌運転を実行する場合。
(1)暖房運転が設定された場合。
(2)暖房運転時や冷房運転時に、外気温度と室温との温度差が予め定めた所定の温度差以上に大きい高負荷運転条件で運転される場合。
(3)暖房運転時や冷房運転時に、吹出し空気を床面付近など通常より遠くまで到達させる高速吹出し設定が為された場合。
(4)暖房運転時等に吹出し風速を大きくして、室内の上部と下部の温度差を小さくする攪拌運転が設定された場合、或いは空気調和機の制御装置が自動的に攪拌運転を実行する場合。
なお、前記第3角度は、前述したように、ユーザが、リモコンから任意のルーバを、前記第3角度に設定することができるものではなく、高速吹出し設定などが為された場合に、空気調和機の制御装置から自動的に設定される角度である。例えば、上述した(1)(3)(4)の何れかの運転が設定されたり、或いは上記(2)の条件で運転される場合や上記(4)の攪拌運転が自動的に実行される場合に、前記制御装置から自動的に、何れかの吹出口5のルーバ7の角度が前記第3角度位置に設定される。
このように構成することにより、前記第3角度に設定されたルーバ部分の吹出口5の開口面積は小さくなるから、その吹出口5から吹き出される風量は大幅に低減され、他の吹出口5からの吹出し風速を十分に増加できる。従って、吹出し空気を床面など十分遠くの位置まで到達させることが可能となる。
また、前記第3角度に設定されたルーバ部分の吹出口5では、該吹出口5の壁面と前記ルーバ7の端部との間に前述した小さい隙間21を形成することができ、この隙間21から気流を吹き出させることができるので、風圧によるルーバ7のたわみを低減できる。従って、遠心ファン9の回転数を増加させ、多量の高温空気を室内に吹き出す場合であっても、ルーバ7のたわみを低減できるから、ルーバ7が塑性変形するのも抑制することができる。
なお、上述した説明では、予め定めた所定の運転条件になると、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバの角度を、前記第3角度に設定する構成としているが、この構成に代えて次のように構成しても良い。
即ち、前記所定の運転条件になった場合、複数の吹出口5の内の一部の吹出口のルーバ7の角度を、すぐに前記第3角度に制御するのではなく、まずルーバ7が塑性変形を起こさない程度の所定時間だけ、まず全閉角度に保持し、その後、前記所定時間経過後に前記ルーバ7を前記第3角度に制御するようにしても良い。
即ち、前記所定の運転条件になった場合、複数の吹出口5の内の一部の吹出口のルーバ7の角度を、すぐに前記第3角度に制御するのではなく、まずルーバ7が塑性変形を起こさない程度の所定時間だけ、まず全閉角度に保持し、その後、前記所定時間経過後に前記ルーバ7を前記第3角度に制御するようにしても良い。
このように構成することにより、前記ルーバ7が全閉角度に保持されている時には、前記第3角度に制御された場合よりも、他の吹出口5からの吹出風速を更に大きくできるから、高速吹出しの効果を更に向上できる。しかも、全閉角度に制御された前記ルーバ7が塑性変形を起こす前に該ルーバ7を前記第3角度に制御するので、ルーバ7の塑性変形も防止できる効果が得られる。
また、上述した説明では、リモコンで設定可能な最小角度を第1角度とし、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さいルーバ角度を第3角度としたが、これに代えて、以下のように構成しても良い。
即ち、ルーバをオートスイングさせる機能を有する場合、オートスイング時のルーバの最小角度を第1角度とし、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さいルーバ角度を第3角度に設定しても良い。
即ち、ルーバをオートスイングさせる機能を有する場合、オートスイング時のルーバの最小角度を第1角度とし、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さいルーバ角度を第3角度に設定しても良い。
以上説明したように、本実施例では、高速吹出し設定などが為された場合など、予め定めた所定の運転条件では、複数の前記吹出口5の内、一部の吹出口のルーバ7の角度を、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度(0度)よりも大きく且つリモコンで設定可能な或いはオートスイング時の最小角度である第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の吹出口のルーバ7は前記第2角度或いはオートスイングに設定されるので、複数の吹出口5の一部の吹出口からの高速吹出しを可能にしつつ、各吹出口5に設けられているルーバ7のたわみを抑制することもできる。
次に、従来の室内機1におけるルーバ動作と本実施例1における室内機1におけるルーバ動作を図7〜図10を用いて説明する。図7は従来の空気調和機の室内機における立上げ運転時とその後の攪拌運転時でのルーバ動作を説明する図、図8は、図7において、立上げ運転時とその後の攪拌運転時に全てのルーバが下吹きとなった場合のショートサーキット現象について説明する図、図9は本実施例1の空気調和機の室内機における立上げ運転時とその後の攪拌運転時でのルーバ動作を説明する図、図10は図9に示す攪拌運転時におけるルーバ動作と、吹出し空気の流れ及び吸込み空気の流れを説明する図である。
従来の室内機において、暖房運転の立上げ運転時には、図7に示すように、図1に示されている4つの吹出口5のルーバ7A〜7Dが前述した第2角度(下吹き)、即ち最大角度に制御され、その後、所定時間経過後に全ての前記ルーバ7A〜7Dの全てがオートスイング動作を行い、攪拌運転が実施される。なお、攪拌運転は所定時間行われ、その後は通常運転になる。
このため、暖房立上げ運転時には、4つの全ての吹出口5の風向が同時に第2角度(下吹き)になる。また、所定時間経過後に実施される前記攪拌運転時には全てのルーバ7A〜7Dがオートスイング動作を行うため、このオートスイング動作中に4つの全てのルーバ7A〜7Dが同時に前記第2角度(下吹き)になることもある。
このように、4つの全てのルーバ7A〜7Dが下吹きになると、図8に示すように、加熱された暖かい吹出し空気22が室内空間Rに広がる前に、室内機1の中央下面に設けられている吸込口4に吸い込まれる現象、即ちショートサーキット現象(ショートサーキットの流れ23を参照)が発生し易くなる。このため、空気調和機の暖房能力が低下すると共に、加熱された高温の吹出し空気をすぐに吸込むため、空気調和機の効率も低下する課題がある。
なお、図8において、24は室内空間Rを形成している床面F付近から前記室内機1の吸込口4に吸込まれる室内冷気の流れを示している。
なお、図8において、24は室内空間Rを形成している床面F付近から前記室内機1の吸込口4に吸込まれる室内冷気の流れを示している。
従来の空気調和機の室内機の上記課題を解決した、本実施例1の空気調和機の室内機を、図9及び図10を用いて説明する。本実施例1では、前述したショートサーキット現象を改善するため、図1に示されている4つの吹出口5のルーバ7A〜7Dは、図9に示すように制御される。本実施例1においても、暖房立上げ運転時には、4つの全ての吹出口5のルーバ7A〜7Dの風向が同時に前記第2角度(下吹き)に制御される点では図7に示すものと同じに制御される。
本実施例1の室内機1が、図7,図8に示す従来のものと異なる点は、暖房立上げ運転が所定時間経過した後に実施される攪拌運転におけるルーバ7A〜7Dの制御である。本実施例では、攪拌運転になると、4つの吹出口5のルーバ7の内、3つの吹出口5のルーバ7B〜7Dはオートスイング動作を行い攪拌運転が実施されるが、4つの吹出口5のルーバ7の内の一部の吹出口5のルーバ7Aについては、図9に示すように、図5を用いて説明した前記第3角度(水平以上吹き)に制御されるものである。
前記第3角度(水平以上吹き)は、図3に示す室内機停止時のルーバ角度である全閉角度(ルーバ角度0度)よりも大きく且つリモコンから設定可能な前記ルーバ7の最小開度である第1角度(1段目角度)よりも小さい角度(0.5段目角度)であり、例えば14度などの角度である。
また、前述したように、前記ルーバ7の第3角度の位置7cは、ユーザがリモコンから設定できる角度ではなく、予め定めた所定の運転条件となった場合に、空気調和機の室内機1等に備えられている制御装置から自動的に設定されるルーバ7の角度位置である。
従来のものでは、前記攪拌運転時には全てのルーバ7A〜7Dがオートスイング動作を行うため、このオートスイング動作中に4つの全てのルーバ7A〜7Dが下向きになることがあり、その場合、図8で説明したようにショートサーキット現象を生じる課題があった。これに対し、本実施例1では、1つの吹出口5のルーバ7Aを前記第3角度(水平以上吹き)とするので、以下の効果が得られる。
即ち、図10に示すように、第3角度となっている前記ルーバ7Aを備える吹出口5からは、吹出し空気22aで示すように、室内空間Rの上方(天井20側)に吹出されることになる。このため、ルーバ7Aを備える吹出口5の下方には吸込空気の通り道25が形成されるので、室内空間Rにおける下方の冷気が、室内空気の流れ24で示すように、室内機1の吸込口4から容易に吸い込まれる。この結果、高温の吹出し空気の一部が、すぐに吸込口4から吸い込まれてしまうショートサーキット現象(図8参照)を抑制でき、加熱された高温の吹出し空気がすぐに吸込口から吸い込まれるのを抑制することで、室内空間Rにおける下方の冷気を効率良く室内機1に吸込ませることができるので、空気調和機の効率も向上できる効果が得られる。
また、前記ルーバ7Aが前記第3角度の位置に設定されるので、図6にハッチングの円で示すように、吹出口5の壁面とルーバ7の端部との間に小さい隙間21を形成することができる。従って、前記隙間21から気流を吹き出させることができるので、風圧によるルーバ7Aのたわみを低減でき、高温の空気を室内に吹き出す場合であってもルーバが塑性変形するのを抑制することができる効果も得られる。
このように、本実施例1によれば、ショートサーキットを抑制でき、且つルーバの撓みも防止できる空気調和機の室内機を得ることができる効果がある。また、前記第3角度に設定されたルーバ以外のルーバを有する吹出口5からは高速吹出しが可能となる。
なお、図9に示す暖房立上げ運転の動作は、ユーザが高負荷暖房モードなどを設定した場合に為されるものであり、高負荷暖房モードなどが設定されていると、空気調和機は自動的に図9に示す暖房立上げ運転の動作を実施する。暖房運転の開始直後には前記立上げ運転が所定時間、例えば30分程度実施され、その後攪拌運転に移行する。この攪拌運転は10分程度実施され、その後はユーザがリモコンから自由に設定できる通常運転に移行する。
なお、図9に示す暖房立上げ運転の動作は、ユーザが高負荷暖房モードなどを設定した場合に為されるものであり、高負荷暖房モードなどが設定されていると、空気調和機は自動的に図9に示す暖房立上げ運転の動作を実施する。暖房運転の開始直後には前記立上げ運転が所定時間、例えば30分程度実施され、その後攪拌運転に移行する。この攪拌運転は10分程度実施され、その後はユーザがリモコンから自由に設定できる通常運転に移行する。
本発明の空気調和機の室内機の実施例2を、図11を用いて説明する。室内機1の基本構成は、図1〜図6、図10を用いて説明した前記実施例1と同様であるので、同様の部分については説明を省略し、本実施例2が上記実施例1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、空気調和機の室内機の実施例2における立上げ運転時とその後の攪拌運転時でのルーバ動作を説明する図である。本実施例2においても、暖房立上げ運転時には、4つの全ての吹出口5のルーバ7A〜7Dの風向が同時に前記第2角度(下吹き)に制御される点では図7に示すものと同じに制御される。
本実施例2の室内機1が、上述した実施例1と異なる点は、図11に示すように、暖房立上げ運転が所定時間経過した後に実施される攪拌運転におけるルーバ7A〜7Dの制御である。本実施例2では、攪拌運転になると、まず4つの吹出口5のルーバ7の内、3つの吹出口5のルーバ7B〜7Dはオートスイング動作を行い攪拌運転が実施されるが、4つの吹出口5のルーバ7の内の一部の吹出口5のルーバ7Aについては、図9に示すものと同様に、前記第3角度(水平以上吹き)に制御される。
但し、本実施例2では、ルーバ7Aが前記第3角度に制御されるのは予め定めた一定時間であり、その後、4つの吹出口5のルーバ7の内、3つの吹出口5のルーバ7A,7C,7Dがオートスイング動作を行い攪拌運転が実施されるようにし、4つの吹出口5のルーバ7の内の一部の吹出口5のルーバ7Bが前記第3角度(水平以上吹き)に制御され固定される。
更に、一定時間経過すると、今度は、3つの吹出口5のルーバ7A,7B,7Dがオートスイング動作を行って攪拌運転が実施され、ルーバ7Cについては前記第3角度(水平以上吹き)に固定されるように制御され、更に一定時間経過すると、次は、3つの吹出口5のルーバ7A〜7Cがオートスイング動作を行って攪拌運転が実施され、ルーバ7Dが前記第3角度(水平以上吹き)に固定されるように制御される。以降は、一定時間毎に順次同様の動作が繰り返されて攪拌運転を行うようにしたものである。なお、攪拌運転終了後は通常運転に移行する。
この図11に示すように、攪拌運転時に、第3角度となるルーバを、一定時間経過毎に順次切り替わるように制御することにより、以下の効果が得られる。
即ち、前記第3角度(水平以上吹き)となるルーバ下方の室内空間は暖まり難くなるが、本実施例2の構成とすることで、室内温度の偏りを緩和できる効果が得られる。
即ち、前記第3角度(水平以上吹き)となるルーバ下方の室内空間は暖まり難くなるが、本実施例2の構成とすることで、室内温度の偏りを緩和できる効果が得られる。
本発明の空気調和機の室内機の実施例3を、図12を用いて説明する。図12は、空気調和機の室内機の実施例3における立上げ運転時とその後の攪拌運転時でのルーバ動作を説明する図である。なお、室内機1の基本構成は、図1〜図6、図10を用いて説明した前記実施例1と同様であるので、同様の部分については説明を省略し、本実施例3が上記実施例1と異なる部分を中心に説明する。
本実施例3においては、暖房立上げ運転時に、4つの吹出口5のルーバ7のうち、一部(本実施例では2つ)のルーバ7A及び7Cの風向が同時に前記第2角度(下吹き)に制御され、他のルーバ7B及び7Dは前記第3角度(水平以上吹き)に制御されるようにしたものである。
また、本実施例3では、暖房立上げ運転が所定時間経過した後に実施される攪拌運転におけるルーバ7A〜7Dの制御については、図9で説明した実施例1と同様に制御される。即ち、本実施例3では、攪拌運転になると、4つの吹出口5のルーバ7の内、3つの吹出口5のルーバ7B〜7Dはオートスイング動作を行って攪拌運転が実施され、4つの吹出口5のルーバ7の内の一部の吹出口5のルーバ7Aについては、図12に示すように、前記第3角度(水平以上吹き)に制御されるように構成されている。
本実施例3によれば、暖房立上げ運転時における下吹き運転時において、一部のルーバ7B,7Dは前記第3角度に制御されているので、他のルーバ7A,7Cから下向きに吹出される風速を更に増速した高速吹出が可能となり、室内空間に居る人の周辺温度を早期に上昇できる効果が得られる。また、前記ルーバ7B,7Dは前記第3角度に制御されているので、これらのルーバ7B,7Dを備える吹出口5の下方には吸込空気の通り道25(図10参照)が形成され、室内空間Rにおける下方の冷気が室内機1の吸込口4から容易に吸い込まれるので、図8で説明したショートサーキット現象も抑制できる。
また、暖房立上げ運転が所定時間経過した後に実施される攪拌運転におけるルーバ7A〜7Dの制御は、図9に示す実施例1と同様に、ショートサーキットを抑制しつつ、室内空間の空気全体を万遍なく暖めることができる。
更に、本実施例3では、暖房立上げ運転及び攪拌運転の何れの場合にも、一部のルーバが前記第3角度に制御されるので、図6を用いて説明したように、風圧によるルーバのたわみを低減でき、高温の空気を室内に吹き出す場合であってもルーバが塑性変形するのを抑制することができる。
なお、上述した実施例3の説明では、暖房立上げ運転時にはルーバ7B,7Dを第3角度に制御する例を説明したが、第3角度に制御するルーバは7A,7Cであっても良く、或いは4つのルーバのうちの何れか一つのルーバのみを前記第3角度に制御するようにしても良い。また、攪拌運転時にはルーバ7Aを第3角度に制御する例を説明したが、第3角度に制御するルーバは、4つのルーバのうちの任意の一つのルーバを前記第3角度に制御すれば良く、或いは任意の複数のルーバを前記第3角度に制御する構成としても良い。
以上説明したように、本発明の各実施例によれば、吸込口の周囲を取り囲むように設けられた複数の吹出口と、前記各吹出口に設けられ吹出し方向を調節可能に構成されている複数のルーバを備える空気調和機の室内機において、暖房運転時には、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度を、全閉角度よりも大きく且つリモコンから設定可能な最小角度である第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の吹出口のルーバは下吹き或いはオートスイングに設定される構成としている。従って、前記第3角度に設定されたルーバ以外のルーバが、同時に、リモコンから設定可能な最大角度である第2角度になった場合でも、前記第3角度に制御されたルーバの下方には室内空気(冷気)を吸い込む通り道を確保することができるから、ショートサーキットを抑制することができる。
即ち、前記第3角度に制御されたルーバを設けた吹出口からは水平方向以上の角度で空気が吹出されるため、そのルーバ下方には、室内空間下方の冷気が室内機の吸込口に吸込まれる通り道が形成される。従って、ショートサーキットが発生するのを抑制することができる。
また、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバを前記第3角度に設定するので、他の吹出口から吹出される風速を増大でき、室内空間に居る人の周辺の温度を早期に上昇させたり、攪拌運転を効率良く行うことができる。更に、前記第3角度に設定されているルーバには、高温空気の風圧が作用するのを緩和できるから、ルーバが撓んで塑性変形するのも抑制できる効果が得られる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例1〜3では、暖房立上げ運転時に、全ルーバを第2角度(下吹き)或いは一部のルーバを第3角度(水平以上吹き)にする例を説明したが、全ルーバをオートスイングに設定したり、一部のルーバを前記第3角度に設定し、他のルーバをオートスイングさせる構成にしても良い。
また、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1:室内機1:筐体、3:化粧パネル、3a:断熱材、4:吸込口、5:吹出口、6:吸込グリル、7:ルーバ、7a:最小角度(第1角度)の位置、7b:最大角度(第2角度)の位置、8:モータ、9:遠心ファン、10:熱交換器、11:ドレンパン、12:吸込部、13:吐出部、14:風路、15:ベルマウス、16:電気品箱、17:吸込フィルタ、18:中心軸、19:取付部材、20:天井、21:隙間、22,22a:吹出し空気、23:ショートサーキットの流れ、24:室内空気の流れ、25:吸込空気の通り道、F:床面、R:室内空間。
Claims (10)
- 吸込口と、前記吸込口の周囲を取り囲むように設けられた複数の吹出口と、前記各吹出口に設けられ吹出し方向を調節可能に構成されている複数のルーバと、を備える空気調和機の室内機において、
室内機の停止時には前記ルーバは前記吹出口を閉じる方向に回動されると共に、前記吹出口を閉じる方向に回動された室内機停止時のルーバ角度を全閉角度とし、
前記室内機の運転時に前記ルーバの動作を設定するためのリモコンを備え、前記リモコンで設定可能な前記ルーバの角度のうちの最小角度を第1角度とし、最大角度を第2角度としたとき、
暖房運転時に、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度が、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の前記吹出口のルーバはオートスイングに設定されることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
前記室内機は、前記吸込口の周りにルーバを設けた吹出口が4か所設けられている4方向室内機であることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
前記第3角度に設定されるルーバは、所定時間全閉角度に保持された後、前記第3角度に制御されることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
室内機停止時のルーバ角度である全閉角度を0度としたとき、前記第1角度は27〜30度の範囲で、前記第2角度は60〜70度の範囲で、それぞれ任意に設定され、更に前記第3角度は5〜25度の範囲で任意に設定されていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項4に記載の空気調和機の室内機において、
前記第3角度は10〜18度の範囲で任意に設定されていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
暖房運転開始時には、全ての前記吹出口のルーバが下吹きに設定され、所定時間経過後、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度が前記第3角度に設定され、他の前記吹出口のルーバはオートスイングに設定されることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機において、
前記第3角度に設定されるルーバは所定時間毎に順次切り替えられるように構成されていることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 吸込口と、前記吸込口の周囲を取り囲むように設けられた複数の吹出口と、前記各吹出口に設けられ吹出し方向を調節可能に構成されている複数のルーバと、を備える空気調和機の室内機において、
室内機の停止時には前記ルーバは前記吹出口を閉じる方向に回動されると共に、前記吹出口を閉じる方向に回動された室内機停止時のルーバ角度を全閉角度とし、
前記室内機の運転時に前記ルーバの動作を設定するためのリモコンを備え、前記リモコンから設定可能なルーバ角度のうちの最小角度を第1角度、最大角度を第2角度としたとき、
暖房運転時に、複数の前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバ角度が、室内機停止時のルーバ角度である全閉角度よりも大きく且つ前記第1角度よりも小さい第3角度に設定され、他の前記吹出口のルーバは下吹きに設定されることを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項8に記載の空気調和機の室内機において、
前記室内機は、前記吸込口の周りにルーバを設けた吹出口が4か所設けられている4方向室内機であり、
暖房運転開始直後の立上げ運転時には、4つの前記吹出口の内、一部の吹出口のルーバは前記第3角度に制御されると共に、他の前記吹出口のルーバは下吹きに設定され、所定時間経過後、一部の吹出口のルーバは前記第3角度に設定され、他の複数の吹出口のルーバをオートスイングさせて攪拌運転を行うことを特徴とする空気調和機の室内機。 - 請求項8に記載の空気調和機の室内機において、
前記第3角度に設定されるルーバは、所定時間全閉角度に保持された後、前記第3角度に制御されることを特徴とする空気調和機の室内機。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2018/003966 WO2019155513A1 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 空気調和機の室内機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6609722B1 JP6609722B1 (ja) | 2019-11-20 |
JPWO2019155513A1 true JPWO2019155513A1 (ja) | 2020-02-27 |
Family
ID=67548258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019503367A Active JP6609722B1 (ja) | 2018-02-06 | 2018-02-06 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20200208850A1 (ja) |
EP (1) | EP3751212A4 (ja) |
JP (1) | JP6609722B1 (ja) |
KR (1) | KR102135621B1 (ja) |
CN (1) | CN110352321B (ja) |
WO (1) | WO2019155513A1 (ja) |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3548627B2 (ja) | 1995-05-25 | 2004-07-28 | 東芝キヤリア株式会社 | 空気調和機 |
JP2001116324A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-04-27 | Matsushita Refrig Co Ltd | 空気調和機 |
JP2001174043A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Fujitsu General Ltd | 天井埋込型空気調和機 |
JP2007024453A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
CN101839522B (zh) * | 2009-03-20 | 2013-09-04 | 海尔集团公司 | 空调及其风向控制方法 |
JP5304574B2 (ja) * | 2009-09-28 | 2013-10-02 | ダイキン工業株式会社 | 制御装置 |
JP2011196666A (ja) | 2010-03-24 | 2011-10-06 | Daikin Industries Ltd | 空気調和機 |
JP4495778B1 (ja) * | 2009-10-08 | 2010-07-07 | デンショー株式会社 | 天井埋め込み型空気調和機およびリモートコントローラ |
ES2558321T3 (es) * | 2010-01-26 | 2016-02-03 | Daikin Industries, Ltd. | Unidad de interior montada en el techo para dispositivo de aire acondicionado |
JP2011185591A (ja) * | 2010-02-15 | 2011-09-22 | Daikin Industries Ltd | 空気調和装置の室内ユニット |
JP5267628B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2013-08-21 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
JP2013113469A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP5692327B1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-01 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
CN104713164B (zh) * | 2013-12-11 | 2017-07-21 | 海尔集团公司 | 一种嵌入式空调室内机 |
JP6570916B2 (ja) * | 2015-08-13 | 2019-09-04 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 室内機及びそれを備えた空気調和装置、室内機の制御方法並びに制御プログラム |
WO2017208404A1 (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
-
2018
- 2018-02-06 EP EP18845338.5A patent/EP3751212A4/en not_active Withdrawn
- 2018-02-06 JP JP2019503367A patent/JP6609722B1/ja active Active
- 2018-02-06 US US16/327,031 patent/US20200208850A1/en not_active Abandoned
- 2018-02-06 CN CN201880002943.4A patent/CN110352321B/zh active Active
- 2018-02-06 KR KR1020197004820A patent/KR102135621B1/ko active IP Right Grant
- 2018-02-06 WO PCT/JP2018/003966 patent/WO2019155513A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3751212A1 (en) | 2020-12-16 |
WO2019155513A1 (ja) | 2019-08-15 |
JP6609722B1 (ja) | 2019-11-20 |
CN110352321A (zh) | 2019-10-18 |
US20200208850A1 (en) | 2020-07-02 |
CN110352321B (zh) | 2021-03-05 |
EP3751212A4 (en) | 2021-08-25 |
KR102135621B1 (ko) | 2020-07-20 |
KR20190096928A (ko) | 2019-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6932009B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JP6229741B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP4478082B2 (ja) | 空気調和機の制御方法 | |
JP6668552B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP6135734B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP2004012060A (ja) | 空気調和機の室内ユニット及び空気調和機 | |
KR100885556B1 (ko) | 공기 조화기 | |
JP4749352B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2007333356A (ja) | 天井埋込型室内機ユニットの吹出構造 | |
CN108474581B (zh) | 空调系统 | |
JP6418147B2 (ja) | 空調機 | |
JP4370461B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP6609722B1 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP2008151477A (ja) | 床置型空気調和機 | |
JP2002243190A (ja) | 空気調和装置 | |
JP7033392B2 (ja) | 空気調和機の室内機、及び空気調和機 | |
CN108474582B (zh) | 空调系统 | |
JP5489794B2 (ja) | 送風装置 | |
JPH0639973B2 (ja) | 天井設置形空気調和機 | |
JP6323469B2 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP6237755B2 (ja) | 室内機 | |
JP2002257403A (ja) | 空気調和装置 | |
JPH11337153A (ja) | 空気調和機 | |
JP2003028457A (ja) | 空気調和装置 | |
WO2017056365A1 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191001 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6609722 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |