JPWO2019147838A5

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Publication number: JPWO2019147838A5
Application number: JP2020561595A
Authority: JP
Publication date: 2022-01-27
Anticipated expiration: 2039-01-24

Claims

架空電気ケーブルをデッドエンド構造に対し固定する終端構成であって、前記架空電気ケーブルは、複合強度部材と前記複合強度部材を包囲する伝導ストランドとを有し、
前記終端構成をデッドエンド構造に対しアンカーするコネクタと、
前記コネクタによって固定され、前記架空電気ケーブルの基端にて前記複合強度部材を把持する、把持要素と、
少なくとも前記把持要素と前記架空電気ケーブルの前記基端とを包囲する外側金属スリーブであって、前記架空電気ケーブルの前記基端上に配置された圧縮された部分を有する、外側金属スリーブと、
前記複合強度部材と前記伝導ストランドとの間に、前記圧縮された部分の下に少なくとも前記伝導ストランドの長さに沿って配置された圧縮シースと、を備える、終端構成。
前記複合強度部材は、結合マトリクス内に配置された補強繊維を含む、請求項１に記載の終端構成。
前記結合マトリクスは金属マトリクスである、請求項２に記載の終端構成。
前記結合マトリクスはポリマーマトリクスである、請求項２に記載の終端構成。
前記ポリマーマトリクスは、熱硬化性樹脂ポリマーと熱可塑性ポリマーとから選択されるポリマーを含む、請求項４に記載の終端構成。
前記補強繊維は、カーボン繊維、ホウ素繊維、金属酸化物セラミック繊維、ガラス繊維、炭化物繊維、アラミド繊維およびバサルト繊維からなる群から選択される繊維を含む、請求項２～５のいずれか一項に記載の終端構成。
前記補強繊維はカーボン繊維を含む、請求項６に記載の終端構成。
前記複合強度部材は、前記複合強度部材を形成するように組み合わされている複数の別個の複合ロッドを含む、請求項１～７のいずれか一項に記載の終端構成。
前記複合強度部材は、実質的に単一の複合ロッドからなる、請求項１～７のいずれか一項に記載の終端構成。
前記伝導ストランドの少なくとも一部は、多角形である断面形状を有する、請求項１～９のいずれか一項に記載の終端構成。
前記伝導ストランドの少なくとも一部は、多角形でない断面形状を有する、請求項１～１０のいずれか一項に記載の終端構成。
多角形でない断面形状を有する前記伝導ストランドは、ほぼ円形である断面形状を有する、請求項１１に記載の終端構成。
ほぼ円形である断面形状を有する前記伝導ストランドの少なくとも一部は、前記圧縮シースと直接接触している、請求項１１または１２に記載の終端構成。
前記伝導ストランドは銅ストランドを含む、請求項１～１３のいずれか一項に記載の終端構成。
前記伝導ストランドはアルミニウムストランドを含む、請求項１～１３のいずれか一項に記載の終端構成。
前記伝導ストランドは硬化アルミニウムストランドを含む、請求項１５に記載の終端構成。
前記圧縮シースは、前記終端構成の先端のほぼ前記圧縮された部分を越えて延びていない、請求項１～１６のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは閉じた円筒チューブである、請求項１～１７のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは円筒チューブであり、前記円筒チューブは、前記複合強度部材上の前記圧縮シースの配置を容易にするように、前記円筒チューブの長さに沿ったスロットを有する、請求項１～１７のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは前記複合強度部材から構造的に独立している、請求項１～１８のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは、金属材料、ポリマー材料、および複合材料からなる群から選択される材料から製造される、請求項１～２０のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは金属材料から製造される、請求項２１に記載の終端構成。
前記圧縮シースはアルミニウムから製造される、請求項２２に記載の終端構成。
前記圧縮シースは硬化アルミニウムから製造される、請求項２３に記載の終端構成。
前記圧縮シースは、０．２０ｍｍ以上の厚さを有する、請求項１～２４のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースは、２．６ｍｍ以下の厚さを有する、請求項１～２５のいずれか一項に記載の終端構成。
前記コネクタはアイボルトを備える、請求項１～２６のいずれか一項に記載の終端構成。
前記終端構成はジャンパープレートをさらに備える、請求項１～２７のいずれか一項に記載の終端構成。
前記把持要素は、前記複合強度部材を把持するように圧縮されたコレットを備える、請求項１～２８のいずれか一項に記載の終端構成。
前記コレットはコレットハウジング内に配置されている、請求項２９に記載の終端構成。
前記コレットハウジングは前記コネクタに対し取付けられている、請求項３０に記載の終端構成。
前記圧縮シースは基端部および先端部を備え、前記先端部は前記複合強度部材と前記伝導ストランドとの間に配置され、前記基端部は、前記複合強度部材のうち、前記架空電気ケーブルの前記基端を越えて延びている部分を包囲する、請求項１～３１のいずれか一項に記載の終端構成。
前記圧縮シースの前記基端部は、前記圧縮シースの前記先端部の外径よりも大きい外径を有する、請求項３２に記載の終端構成。
前記圧縮シースの前記先端部は、前記コネクタに形成されたキャビティ内に配置される、請求項３３に記載の終端構成。
架空電気ケーブルをデッドエンド構造に対し固定する方法であって、前記架空電気ケーブルは、複合強度部材と前記複合強度部材を包囲する伝導ストランドとを有し、
前記架空電気ケーブルの基端にて前記複合強度部材と前記伝導ストランドとの間に圧縮シースを配置する工程と、
少なくとも前記架空電気ケーブルの前記基端と前記圧縮シースとの上に外側金属スリーブを配置する工程と、
前記外側金属スリーブの少なくとも一部を前記伝導ストランドに対し圧縮する圧縮工程と、を備える方法。
前記圧縮工程は、１５トン以上の圧力を前記外側金属スリーブに対し加える工程を含む、請求項３５に記載の方法。
前記複合強度部材の基端をコネクタに対し固定する工程をさらに備える、請求項３５または３６に記載の方法。
前記コネクタをデッドエンド構造に対しアンカーする工程をさらに備える、請求項３７に記載の方法。
前記外側金属スリーブおよび前記コネクタは、請求項１～３３のいずれか一項に記載の終端構成の一部である、請求項３７または３８に記載の方法。
架空電気ケーブルをデッドエンド構造に対し固定するための終端構成へと組み立てられるように構成されたコンポーネントを備えるキットであって、前記架空電気ケーブルは、複合強度部材と前記複合強度部材を包囲する伝導ストランドとを有し、前記キットは、
前記終端構成をデッドエンド構造に対しアンカーするように構成されたコネクタと、
前記コネクタによって固定されるように、また前記架空電気ケーブルの基端にて前記複合強度部材を把持するように構成された、把持要素と、
少なくとも前記把持要素と前記架空電気ケーブルの前記基端とを包囲するように構成された外側金属スリーブと、
前記複合強度部材と前記伝導ストランドとの間に、少なくとも前記外側金属スリーブの長さに沿って配置されるように構成された圧縮シースと、を備える、キット。