JPWO2018185878A1 - 同期モータ駆動装置、送風機および空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

この発明に係る同期モータ駆動装置は、互いに並列に接続された複数台の同期モータを駆動する同期モータ駆動装置であって、電源からの電力を変換して同期モータに供給する1台の電力変換装置と、電力変換装置とそれぞれの同期モータとの間を電気的に接続または切断する第1のスイッチ装置と、上位からの指令に基づいて、同期モータの安定判別処理を行うとともに同期モータの駆動台数および駆動速度を決定し、同期モータの中から駆動台数分の同期モータを選択し、選択した同期モータに対応する第1のスイッチ装置に、電力変換装置と同期モータとの間を電気的に接続させて電力供給させ、電力変換装置に、駆動させる同期モータの駆動速度を指示する制御装置とを備えるものである。

Description

この発明は、1台の電力変換装置で複数台のブラシレス同期モータを駆動する同期モータ駆動装置およびこの装置を有する送風機並びに空気調和装置に関するものである。
従来から、ブラシレス同期モータは無接点化による種々の利点を有することから、あらゆる場面で用いられている。しかし、ブラシレス同期モータは、複数台使用される場合、モータ駆動装置のコスト面では、誘導モータに比べて不利となる面がある。
誘導モータは、交流電源の周波数とモータの回転周波数の差によってトルクを生ずる性質があるため、1台の交流電源に複数台並列接続しても容易に駆動可能である。そのため、誘導モータの台数が増加すると、電源の容量は増えるが、電源の台数を増やす必要がなく、部品点数がさほど増加しないため、電源のコストはあまり増加しない。
これに対し、ブラシレス同期モータは、1台の交流電源に複数台を並列接続して駆動する並列駆動方式にすることは容易ではない。ブラシレス同期モータは回転子の磁極位置に同期した電圧および電流を印加しなければ脱調する。そのため、一般には1台のモータにつき、1台の交流電源を用い、単独で駆動する単独駆動方式を用いる。したがって、ブラシレス同期モータの台数が増加すると、その分、電源の台数を増やさなければならない。それにともなって、部品点数が増加するため、電源のコストは増加する。そこで、電源のコストを抑えるため、様々な提案がなされている。ここで、ブラシレス同期モータ駆動用の交流電源装置としては、インバータ回路構成を有する装置が最も一般的であるが、サイクロコンバータ、マトリックスコンバータなど、別の回路構成を有する装置であってもよい。
たとえば、2台以上の複数のブラシレス同期モータを1台の電源に直列接続して、同時に駆動する駆動装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。また、たとえば、2台以上の複数のブラシレス同期モータを1台の電源に並列接続して、同時に駆動することなく、負荷となるモータを切り替えて駆動する駆動装置が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。また、2台以上の複数のブラシレス同期モータを1台の電源に並列接続して、同時に駆動する駆動装置がある。駆動方法としてたとえば1つのインバータ装置で並列に接続された複数のセンサレスモータをそれぞれ任意の時期に起動可能にするようにして駆動させる(たとえば、特許文献3参照)。また、たとえば、1台のインバータ装置に並列に接続された複数台のモータに関し、フリー回転状態のモータが、他のモータの負荷とならないようにしたものがある(たとえば、特許文献4参照)。また、たとえば、1台のインバータ装置に並列に接続された複数のモータを、常に駆動可能としたモータ駆動装置がある(たとえば、特許文献5参照)。そして、たとえば、1つのインバータ装置に並列に接続された複数のモータを、順次起動可能としたモータ駆動装置がある(たとえば、特許文献6参照)。
特許第4625664号公報 特開2001−129293号公報 特許第2999451号公報 特開2007−259554号公報 特開2015−023621号公報 特開平11−089259号公報
しかしながら、複数台のブラシレス同期モータを並列に駆動させる並列駆動方式は、単独駆動方式に比べて、安定性の面で大きく劣るのが実情である。たとえば、複数台のブラシレス同期モータを並列に駆動させると、高速回転域では比較的安定して駆動できることが多いが、低速回転域では、乱調が生じやすく、電流、速度などが脈動して安定しなくなることが多い。このため、安定した駆動を行おうとすると、駆動範囲が制約される。ここで、たとえば、空気調和装置に用いられる送風ファンを駆動するモータにあっては、幅広い送風量(仕事量)に対応できるようにするため、複数台の送風ファンを駆動できることが望ましい。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、同期モータを安定して駆動させることができる同期モータ駆動装置、送風機および空気調和装置を実現するものである。
この発明に係る同期モータ駆動装置は、互いに並列に接続された複数台の同期モータを駆動する同期モータ駆動装置であって、電源からの電力を変換して同期モータに供給する1台の電力変換装置と、電力変換装置とそれぞれの同期モータとの間を電気的に接続または切断する第1のスイッチ装置と、上位からの指令に基づいて、同期モータの安定判別処理を行うとともに同期モータの駆動台数および駆動速度を決定し、同期モータの中から駆動台数分の同期モータを選択し、選択した同期モータに対応する第1のスイッチ装置に、電力変換装置と同期モータとの間を電気的に接続させて電力供給させ、電力変換装置に、駆動させる同期モータの駆動速度を指示する制御装置とを備えるものである。
この発明によれば、制御装置が、互いに並列に接続された複数台の同期モータの中から選択した、安定駆動が可能な同期モータと1台の電力変換装置との間を第1のスイッチ装置により電気的に接続し、決定した駆動速度となるように電力が供給されるようにしたので、任意の駆動台数および駆動速度で駆動させることができる。並列接続されたすべての同期モータを低速で駆動させる必要がなく、任意の駆動台数および駆動速度で駆動させればよいので、安定した駆動を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る指令制御部31が有するマップデータ32の内容を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。 安定な状態から不安定な状態に遷移するときの、モータMに流れる相電流の概略を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る指令制御部31の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5に係る指令制御部31が有するマップデータ32の内容を説明する図である。 この発明の実施の形態6に係る空気調和装置の構成例を表す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。ここで、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。また、明細書全文に示されている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適宜、適用することができる。そして、電圧などの高低については、特に絶対的な値との関係で高低が定まっているものではなく、システム、装置などにおける状態、動作などにおいて相対的に定まるものとする。また、添字で区別などしている複数の同種の機器などについて、特に区別したり、特定したりする必要がない場合には、添字などを省略して記載する場合がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、同期モータ駆動装置50は、直流電圧電源20から供給された電力を変換し、互いに並列に接続された複数のブラシレス同期モータM1、M2、…、Mnに供給して、駆動させる装置である。図1に示すブラシレス同期モータM1、M2、…、Mnは、多相交流のモータである。ここでは、U相、V相およびW相の端子U、端子Vおよび端子Wを有する三相のブラシレス同期モータであるとして説明する。ここで、一般にブラシレス同期モータを駆動するためには磁極位置の情報が必要となる。そこで、磁極位置情報を取得するのに位置センサ(図示せず)を使用してもよい。また、磁極位置推定手段(図示せず)により、電圧や電流とブラシレス同期モータの電気的定数などから磁極位置情報を推定するようにしてもよい。さらに、ブラシレス同期モータのインダクタンスの磁極位置依存性などを利用して磁極位置情報を推定するようにしてもよい。以下、ブラシレス同期モータを、単にモータとして説明する。
同期モータ駆動装置50は、後述するように、モータM1、M2、…、Mnに対応するスイッチSW1、SW2…、SWnを第1のスイッチ装置として有している。ここで、モータM1、M2、…、Mnを特定しない場合には、モータMとして説明する。スイッチSW1、SW2…、SWnについても同様に、スイッチSWとする。また、同期モータ駆動装置50は、並列接続する2台以上のモータM1〜Mnに適用できる装置であるが、以下では、説明を簡単にするため、特に断らない限り、2台のモータM1およびM2を並列接続した場合について説明する。同期モータ駆動装置50を有する具体的な装置の例として、たとえば、空気調和装置の熱交換器に送風する複数のファンを有する室外機などがある。複数のファンを各モータMで駆動する。
同期モータ駆動装置50は、電力変換装置1、制御装置30並びにスイッチSWを有している。電力変換装置1と、並列関係にあるモータMの各相とは、接続線Lu、LvおよびLwで接続されている。接続線Lu、LvおよびLwは、電力変換装置1との接続側においては、それぞれ、共通している。そして、各モータMと接続するために分岐点で分岐し、各モータMの端子U、端子Vおよび端子Wと接続している。各スイッチSWは、それぞれ、対応するモータMに電力供給を行うか、電力を遮断するかを切り換える。実施の形態1において、各スイッチSWは、切換装置を2台有している。そして、接続線LuおよびLvには、分岐点以降に切換装置が設置され、電力変換装置1と各モータMのU相およびV相とは、切換装置を介して、電気的に接続されている。接続線Lwには、切換装置が設置されておらず、電力変換装置1と各モータMのW相とは、直接接続されている。ただし、これに限定するものではなく、接続線Lu、LvおよびLwのうち、任意の2本の接続線において、切換装置が設置されていればよい。
電力変換装置1は、電力変換回路部11および電力変換制御部12を有している。電力変換制御部12は、制御装置30からの信号に含まれる速度指令に基づいて、電力変換回路部11に対してPWM制御を行う制御信号を送る。ここで、位置センサが付いているモータMが用いられている場合は、ホールセンサなどからの位置検出信号が電力変換制御部12に入力されるようにしてもよい。
電力変換回路部11は、制御信号に基づいて、直流電圧電源20から供給された電力を変換する。実施の形態1においては、たとえば、スイッチング素子(図示せず)などを有し、直流電力を交流電力に変換する直流−交流変換を行うインバータ回路を有している。電力変換回路部11は、たとえば、電力変換制御部12に接続されたプリドライバおよびドライバからなる回路である。
ドライバは、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)およびパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの半導体素子を複数有する構成である。実施の形態1におけるインバータ回路は、ハイサイドの上アームおよびローサイドの下アームを対とするアームを有する。上アームは、直流電圧電源20と正側で接続されている。また、下アームは、直流電圧電源20と負(接地)側で接続されている。そして、スイッチング素子などとなる半導体素子がアームに用いられている。ここでは、モータのU相、V相およびW相に対応して三対のアームを有している。そして、各相の上アームと下アームとの接続点がモータ側と配線がつながっている。上アームと下アームとは、電力変換制御部12が出力するパルス状のPWM(Pulse Width Modulation)パルス信号に応じてスイッチング動作し、直流−交流変換を行う。半導体素子には、たとえば、シリコン、炭化シリコン、窒化ガリウムなどを材料として使用したパワー半導体が用いられている。
制御装置30は、モータMの駆動台数、モータMの駆動速度などを決定する装置である。実施の形態1の制御装置30は、指令制御部31およびスイッチ駆動回路部33を有している。指令制御部31は、たとえば、同期モータ駆動装置50外の上位の操作制御手段(図示せず)から送られる指令を含む操作信号に基づき、駆動台数(駆動させるモータMの選択を含む)および駆動速度(駆動回転数)を決定する。そして、駆動台数に係るデータを含むモータ駆動選択信号および駆動速度に係るデータを含む速度指令を出力する。指令制御部31は、後述するように、マップデータ32を有している。操作信号中の指示については、たとえば、モータMの駆動台数および駆動速度を決定できるデータを含んだ指示であれば、特に限定するものではない。ここでは、たとえば、モータMを駆動して行われる仕事量、熱交換能力などに関するデータとする。
また、スイッチ駆動回路部33は、指令制御部31からのモータ駆動選択信号に基づいて、各スイッチSWに、オンまたはオフを示す駆動信号を出力する。各スイッチSWは、前述したように、対応するモータMに電力供給を行うかどうかを切り換えるスイッチ装置である。スイッチSWは、スイッチ駆動回路部33からオンを示す駆動信号が送られると、電力変換装置1と対応するモータMとの間を電気的に接続する。一方、スイッチSWは、オフを示す駆動信号が送られると、電力変換装置1と対応するモータMとの間を電気的に遮断(切断)する。スイッチSWは、リレー、トランジスタなどを有する装置である(以下、同じ)。
実施の形態1の同期モータ駆動装置50にあっては、指令制御部31によりスイッチ駆動回路部33を介して、モータM1およびモータM2の両方を駆動する場合、1台のモータM(たとえば、モータM1)を駆動して、他のモータM(たとえば、モータM2)を停止(フリー回転)する場合およびモータM1およびモータM2の両方を停止する場合の3つ場合のうち、1つを選択することができる。
図2は、この発明の実施の形態1に係る指令制御部31が有するマップデータ32の内容を説明する図である。図2は、操作信号中に含まれる仕事量とモータMの駆動台数および駆動速度との関係に係るデータを、マップ(テーブル形式)として表したものである。仕事量とモータMの駆動台数および駆動速度との関係は、あらかじめ、事前に試験などで得られた結果に基づいて決定され、データ化されたものである。操作信号に含まれる仕事量のデータに基づいて、マップデータ32を参照し、モータMの駆動台数と駆動速度とを決定する。そして、駆動速度に係るデータを含む速度指令を、電力変換装置1の電力変換制御部12に送る。さらに、モータMの駆動台数に係るデータを含むモータ駆動選択信号をスイッチ駆動回路部33に送る。
たとえば、前述したように、空気調和装置の熱交換器に送風する送風ファンを駆動させるのに、同期モータ駆動装置50を用いる場合には、冷暖房負荷に基づく仕事量などに応じて、前述した3つの場合のうちの1つで、各モータMを駆動制御することができる。ここで、負荷、温度などの空気調和装置の運転環境にかかわらず、モータMの駆動台数、駆動速度などを最適に判定することで、モータMが安定に駆動し、さらに、音、損失などの駆動性能が最適となることが好ましい。
たとえば、送風ファンは、できるだけ低回転で駆動し、騒音や損失を小さくすることが好ましい。しかし、複数台のモータMを低回転で駆動する場合には、不安定になり、脱調することが多い。特に、各モータMにかかる負荷トルクに差が生じた場合、各モータMの温度に差が生じた場合または製造上の理由で各モータMの電気的定数にばらつきがある場合は、その傾向が顕著である。不安定な駆動を避けるために、モータMの駆動速度の範囲を狭めると、設置される機器に要求される性能を出せなくなってしまう可能性がある。そして、これらの性能低下まで考慮すると、設計は複雑化し、装置に係るコストが高騰する。
それに対して、実施の形態1の同期モータ駆動装置50においては、複数台のモータMが低回転駆動にて不安定になった場合には、モータMの駆動台数を減らすとともに、駆動するモータMの回転数を上昇させ、1台あたりの風量を増やすことで、各モータMを安定に駆動することができる。モータMを安定に駆動できるということは、必要な風量を確保できるという効果があるだけでなく、不安定状態、脱調状態に陥った場合に比べて、騒音および損失の改善が期待できる。
また、各スイッチSWの接点構成について、多相モータの少なくとも一相は、電力変換回路部11と直接接続することができる。残りの相(三相の場合の二相)に対して、オンまたはオフできるように接点を設けるようにすればよい。したがって、多相モータの全相に接点を設ける必要がない。このため、各スイッチSWにおいて、接点数(切換装置数)を減らすことができ、接点数の少ないスイッチSWを用いて、部品コストを低廉にすることができる。ただし、全相に接点を設ける構成を妨げない。
ここで、モータMを3台以上並列接続している場合には、一部のモータMを停止する場合とすべてのモータMを停止する場合とを選択することになる。実施の形態1の同期モータ駆動装置50は、電力変換装置1と各モータMとの間に、それぞれスイッチSWが設置されているので、制御装置30が各スイッチSWを個別にオンまたはオフし、任意の1つ以上のものを選択的に駆動または停止させることができる。たとえば、空気調和装置の送風ファン、熱交換機用ファンなどに適用することにより、複数の吹き出し口ごとにファンを設けた室外機などにおいて、1台の電力変換装置1を用いて、複数のファンの駆動または停止を任意に制御することができる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。実施の形態2においては、制御装置30の、特に指令制御部31に係る具体的な構成について説明する。図3において、図1と同じ符号を付している機器については、実施の形態1で説明したことと同様の動作を行う。
指令制御部31は、ハードウェアとして、処理装置となるプロセッサ34および記憶装置となるメモリ35を少なくとも備えている。メモリ35は、プロセッサ34が制御処理を行う際に必要なデータを記憶する。実施の形態1において説明したマップデータ32もメモリ35に記憶されている。ここで、実施の形態2におけるメモリ35は、データを一時的に記憶できるランダムアクセスメモリ(RAM)などの揮発性記憶装置(図示せず)およびハードディスク、データを長期的に記憶できるフラッシュメモリなどの不揮発性の補助記憶装置(図示せず)の両方を有しているものとする。
プロセッサ34は、メモリ35の補助記憶装置に記憶されたプログラムのデータに基づいて、処理を実行する制御演算処理装置である。プロセッサ34は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などを有するマイクロコンピュータなどで構成されている。プロセッサ34には、メモリ35の補助記憶装置から揮発性記憶装置を介して、プログラムのデータが送られる。また、プロセッサ34は、実施の形態1において指令制御部31が行った処理を、プログラムを実行することで実現する。プロセッサ34がプログラムを実行することで得られた演算結果などのデータは、メモリ35の揮発性記憶装置に記憶させてもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置に保存してもよい。
ここで、プロセッサ34は、電動機の駆動装置を兼ねるようにしてもよい。つまり、プロセッサ34で駆動するモータ選択やモータ台数と速度指令を判定するだけでなく、速度が所望の値になるようなPWM制御信号を計算するようにしてもよい。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。図4において、図1と同じ符号を付している機器などについては、実施の形態1において説明したことと同様の動作を行う。実施の形態3における同期モータ駆動装置50は、図4において、電力変換装置1とモータM1との間に設置されていたスイッチSW1を設置しない構成にしたものである。このため、モータM1の端子U1、V1およびW1と電力変換装置1とが、接続線Lu、LvおよびLwを介して直接的に接続されている。
実施の形態3のような同期モータ駆動装置50においては、スイッチSWを介さずに電力変換装置1と直接に接続され、電力供給が遮断されないモータM1は、親モータMとなる。一方、他のモータM(たとえば、2台の場合には、モータM2となる)は、選択的に電力供給が遮断され、駆動が停止される子モータMとなる。
以上のように、同期モータ駆動装置50を構成することにより、実施の形態1では設置していたスイッチSW1の設置を省略することができる。このため、部品コストを低廉化することができる。これは、モータMを3台以上並列接続した場合も同様である。
実施の形態4.
図5は、この発明の実施の形態4に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。図5において、図1と同じ符号を付している機器などについては、実施の形態1において説明したことと同様の動作を行う。実施の形態4における同期モータ駆動装置50は、電力変換装置1が、スイッチ制御部13およびスイッチ駆動回路部14を有している。そして、スイッチSW1、SW2…、SWnとモータM1、M2、…、Mnとの間に、2台の切換装置を有するスイッチSWA1、SWA2…、SWAnが設置されている。ここで、スイッチSWA1、SWA2…、SWAnを特定しない場合には、スイッチSWAとして説明する。スイッチSWAは、各モータMの端子U、VおよびWを短絡させる機能を有する第2のスイッチ装置である。
たとえば、空気調和装置の熱交換器に送風する送風ファンは、外風条件下の場合に、モータMへの駆動電力の供給を停止すると、外風の風速に応じて自由に回転し得るフリーラン状態となる。フリーラン状態からそのまま送風ファンを起動させることも技術的に可能であるが、制御アルゴリズムが複雑になりがちである。制御アルゴリズムを簡素化するには、外風によって回転している送風ファンを起動する前に、一旦、減速または停止させるとよい。減速させる方法として、電力変換回路部11の下アームを全相オンにするものがある。しかし、高速回転しているときにこの方法を用いると、モータMやインバータ回路に大電流が流れ、装置が故障する恐れがある。同期モータ駆動装置50において、複数台のモータMをフリーラン状態から同時に停止させようとすると、電流がさらに大きくなって故障のリスクが高まるため、対策が必要となる。
対策としては2つの方法が考えられる。一つ目の対策は各モータMを順番に減速させることである。たとえば、モータM1とモータM2とがフリーラン状態にあるとき、最初にSW1をオン、SW2をオフ、ほかのスイッチSWnを全てオフにした状態で電力変換回路部11の下アームを全相オンにする。これによりモータM1が減速する。モータM1の減速が終了した後、SW1をオフにし、SW2をオンにして、モータM2を減速させる。モータM2を減速させている間に、外風によりモータM1が増速することを防ぐために、スイッチSWA1をオンにしてモータM1の端子U1、V1およびW1を短絡する。全てのモータMが減速した後、スイッチSWAをオフにし、スイッチSWをオンにして、全てのモータMを停止させる処理に移行する。
二つ目の対策はモータMを駆動していないときは、常にスイッチSWAをオンにし、スイッチSWはオフとすることである。電力変換回路部11の下アームを全相オンにして、モータMの端子U、VおよびWを短絡させたときに大電流が流れるのは、モータMが高速回転して大きな誘起電圧が生じるからである。そのため、回転させる必要のないモータMに関してはスイッチSWAをオン、スイッチSWをオフとしておけば、外風によって高速回転域まで増速される可能性は低くなる。
スイッチ制御部13は、運転指令の信号およびモータ駆動選択信号の信号に基づいて、駆動している状態から駆動停止するモータMおよび駆動停止している状態から駆動するモータMを決定する。そして、決定結果のデータを含むスイッチ駆動信号をスイッチ駆動回路部14に送る。スイッチ駆動回路部14は、決定結果のデータに基づいて、オンからオフにするスイッチSWAおよびオフからオンにするスイッチSWAを決定し、決定したスイッチSWAに駆動信号を送る。駆動信号が送られたスイッチSWAは、切換装置をオンまたはオフする。ここでは、電力変換装置1が、スイッチ制御部13およびスイッチ駆動回路部14を有しているものとして説明するが、たとえば、制御装置30が有していてもよい。
このように、各モータMの端子U、VおよびWを短絡するスイッチSWAを備え、スイッチSWAを適切にオンまたはオフにすることで、フリーラン状態のモータMを、安全に減速または停止することができる。図5では、全てのモータMに対してスイッチSWAを備えているが、必要に応じてスイッチSWAの数を減らしてもよい。たとえば、実施の形態3の装置と実施の形態4の装置とを組み合わせた装置構成とする場合、スイッチSWA1を省略してもよい。
ここで、実施の形態4における同期モータ駆動装置50の構成は、実施の形態1などにおいて説明した制御装置30が行う制御処理の内容に関わらず、独立した装置構成とすることができる。
実施の形態5.
図6は、この発明の実施の形態5に係る同期モータ駆動装置50を中心とするシステム構成の一例を示す図である。図6において、図1と同じ符号を付している機器などについては、実施の形態1において説明したことと同様の動作を行う。図6において、電流検出装置CS1、CS2、…、CSnは、それぞれモータM1、M2、…、Mnの各端子に流れる相電流を電流検出値として検出する。そして、電流検出値を含む信号を電力変換制御部12および指令制御部31に送る。電力変換制御部12は、速度指令に対して追従した処理を行うため、電流検出値を用いる。また、指令制御部31は、電流検出値に基づいて、各モータMの安定判別の処理を行う。
図7は、安定な状態から不安定な状態に遷移するときの、モータMに流れる相電流の概略を示す図である。ここでは、モータM1およびモータM2における相電流幅について説明する。たとえば、各モータMの駆動が安定しているとき、モータM1およびモータM2に流れる相電流に違いはほとんどない。しかし、不安定な状態に遷移すると、時間経過とともに、モータM1およびモータM2に流れる相電流幅に違いが生じ、トルクに差が生じ、不安定になる。最悪、脱調することもある。図7においては、モータM2に流れる相電流の幅が広がっていく。このため、電流実効値にも差が生じる。そこで、実施の形態5では、各モータMに流れる電流を検出し、電流検出値による相電流幅に基づいて、モータMの駆動が不安定であると判別すると、モータMの1台だけを減らして駆動させるようにする。そして、各モータMの速度を上げる。これによりモータの挙動を安定化させることができる。
図8は、この発明の実施の形態5に係る指令制御部31の処理に基づく構成を示すブロック図である。安定判別部36は、各モータMの相電流の差から得られる電流実効値の差に基づいて、モータMの駆動が安定しているか不安定であるかを判別する安定判別処理を行う。たとえば、次式(1)に示すように、不安定検知フラグFlg_Unstableを決定する。ここで、αは、あらかじめ定められたしきい値である。
[数1]
If(Iu_rms<α)
Flg_Unstable=0
Else if(Iu_rms>α)
Flg_Unstable=1 …(1)
また、モータ駆動台数決定部37は、安定判別部36が判別した各モータMのFlg_Unstableに基づいて、モータMの駆動台数(実施の形態5では1台または2台)を決定し、少なくとも1つのモータMの駆動が不安定であると判別すると、モータMの中から1台だけを減らして駆動台数分を駆動させる。実施の形態5では、モータM1を駆動させるかモータM1およびモータM2を駆動させるかを選択することになる。
図9は、この発明の実施の形態5に係る指令制御部31が有するマップデータ32の内容を説明する図である。速度指令決定部38は、図9に示すマップデータ32を参照し、駆動させるモータMの駆動速度を決定し、速度指令を電力変換装置1に送る。また、選択されたモータMに係るデータを含むモータ駆動選択信号をスイッチ駆動回路部33に送る。
ここで、電流検出装置CSが電流を検出する方法については、特に限定するものではない。たとえば、各モータMの相電流を、直接、ホールCT、シャント抵抗などで検出するようにしてもよい。ここで、ホールCTにより、各モータMの相電流を検出する場合は、分岐後の接続線Lu、LvおよびLwのうち、2つの接続線(図6では、接続線LuおよびLv)における電流を直接検出するようにすればよい。
また、分岐前の接続線に流れる電流を、ホールCTにて検出することで、すべてのモータMの各相に流れる相電流の合計を検出することができる。そして、分岐後におけるモータM2との接続線に流れる相電流を、ホールCTにて検出する。たとえば、合計の電流検出値とモータM2の各相に流れる相電流の電流検出値との差から、分岐後におけるモータM1との接続線に流れる相電流の値を得ることができる。
ここで、モータMの各相に流れる電流の合計を検出できる電流検出装置であれば、ホールCTにて分岐前の接続線の電流を検出する以外にも、各モータMの電流を検出することができる。たとえば、DCリンクのグランド側ラインに挿入された1個のシャント抵抗により検出するようにしてもよい。また、電力変換回路部11のローサイドに配設されたスイッチング素子とDCリンクのグランド側ラインの間に挿入されたシャント抵抗により各相の電流を個別に検出するようにしてもよい。
実施の形態6.
図10は、この発明の実施の形態6に係る空気調和装置の構成例を表す図である。ここで、図10では空気調和装置を冷凍サイクル装置の例として示している。空気調和装置は、冷媒に対して蒸発、圧縮、凝縮および膨張の各工程を行い、液体から気体へ、気体から液体へと相変化させながら冷媒を循環させて、冷媒に熱を移動させ、対象空間の空気調和を行うものである。
図10の空気調和装置は、室外機(室外ユニット)200と、室内機(室内ユニット)100とをガス冷媒配管300、液冷媒配管400により配管接続する。室外機200は、圧縮機210、四方弁220、室外熱交換器230、膨張弁240および室外送風機250を有している。
圧縮機210は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、特に限定するものではないが、圧縮機210は、たとえばインバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機210の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を変化させるものであってもよい。四方弁220は、たとえば冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り換える弁である。
本実施の形態における室外熱交換器230は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。たとえば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。室外送風機250は、室外熱交換器230に空気を送り込む。室外送風機250は、複数のファンを有し、それぞれモータMによって駆動される。室外送風機250のファンの回転駆動は、前述した実施の形態1〜実施の形態5に記載のモータ駆動装置により制御される。
絞り装置(流量制御手段)などの膨張弁240は冷媒を減圧して膨張させる。たとえば電子式膨張弁などで構成した場合には、制御装置(図示せず)などの指示に基づいて開度調整を行う。
また、室内機100は、室内熱交換器110を有している。室内熱交換器110は、たとえば、空調対象となる空気と冷媒との熱交換を行う。暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。また、冷房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。
この発明にかかる同期モータ駆動装置50は、並列接続された複数のモータを1つの電流供給手段により駆動するようにした駆動装置において、任意のものまたは全てのモータが運転していた場合に負荷や温度などの運転環境が変化しても、不安定状態になり、脱調することを防止することができ、また、音や損失などの性能が最適な運転することができ、1つの電流供給手段により並列接続された複数のモータを駆動する種々の駆動装置に適用できる。
1 電力変換装置、11 電力変換回路部、12 電力変換制御部、13 スイッチ制御部、14 スイッチ駆動回路部、20 直流電圧電源、30 制御装置、31 指令制御部、32 マップデータ、33 スイッチ駆動回路部、34 プロセッサ、35 メモリ、36 安定判別部、37 モータ駆動台数決定部、38 速度指令決定部、50 同期モータ駆動装置、100 室内機、110 室内熱交換器、200 室外機、210 圧縮機、220 四方弁、230 室外熱交換器、240 膨張弁、250 室外送風機、300 ガス冷媒配管、400 液冷媒配管、CS、CS1〜CSn 電流検出装置、Lu、Lv、Lw 接続線、M、M1〜Mn モータ、SW、SW1〜SWn、SWA、SWA1〜SWAn スイッチ、U、U1〜Un、V、V1〜Vn、W、W1〜Wn 端子。

Claims (9)

  1. 互いに並列に接続された複数台の同期モータを駆動する同期モータ駆動装置であって、
    電源からの電力を変換して前記同期モータに供給する1台の電力変換装置と、
    該電力変換装置とそれぞれの前記同期モータとの間を電気的に接続または切断する第1のスイッチ装置と、
    上位からの指令に基づいて、前記同期モータの安定判別処理を行うとともに前記同期モータの駆動台数および駆動速度を決定し、前記同期モータの中から駆動台数分の前記同期モータを選択し、選択した前記同期モータに対応する前記第1のスイッチ装置に、前記電力変換装置と前記同期モータとの間を電気的に接続させて電力供給させ、前記電力変換装置に、駆動させる前記同期モータの前記駆動速度を指示する制御装置と
    を備える同期モータ駆動装置。
  2. 複数台の前記同期モータのうち、1台の前記同期モータと前記電力変換装置との間は、前記第1のスイッチ装置が設置されずに、直接接続されている請求項1に記載の同期モータ駆動装置。
  3. 複数台の前記同期モータにおいて、一相は、前記電力変換装置と直接的に接続されている請求項1または請求項2に記載の同期モータ駆動装置。
  4. 前記第1のスイッチ装置が前記電力変換装置との間を電気的に切断した前記同期モータの各相を、電気的に接続する第2のスイッチ装置をさらに備える請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の同期モータ駆動装置。
  5. 複数の前記同期モータに流れる電流を検出する電流検出装置を備える請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の同期モータ駆動装置。
  6. 前記制御装置は、前記同期モータに流れる電流に基づいて、前記安定判別処理を行う請求項5に記載の同期モータ駆動装置。
  7. 互いに並列に接続された複数台の同期モータを駆動する同期モータ駆動装置であって、
    電源からの電力を変換して前記同期モータに供給する1台の電力変換装置と、
    該電力変換装置とそれぞれの前記同期モータとの間を電気的に接続または切断する第1のスイッチ装置と、
    前記第1のスイッチ装置が前記電力変換装置との間を電気的に切断した前記同期モータの各相を、電気的に接続する第2のスイッチ装置と
    を備える同期モータ駆動装置。
  8. 請求項1〜請求項7に記載の同期モータ駆動装置と、
    互いに並列に接続された複数台の同期モータと、
    各同期モータの駆動により回転駆動する複数のファンと
    を備える送風機。
  9. 請求項8に記載の送風機と、
    送風機により送られる空気と冷媒との熱交換を行う熱交換器と、
    前記熱交換器に前記冷媒を送る圧縮機と
    を備える空気調和装置。
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