JPWO2018083739A1 - エレベーター装置、および秤装置の校正方法 - Google Patents

エレベーター装置、および秤装置の校正方法 Download PDF

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Abstract

本発明に係るエレベーター装置は、巻上機と、綱車と、ロープと、かごと、釣合いおもりと、ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し秤値として出力する秤装置と、秤装置から出力される秤値により、かごの積載状態を検知するコントローラとを備え、秤装置は、かごが無積載状態における秤値を基準として、無積載状態よりもかご重量が増加する場合と低下する場合の両方において、積載負荷率の変化に対して秤値の出力が線形特性を有する構造を備える。

Description

本発明は、校正を容易に行うことができる秤装置を備えたエレベーター装置、および秤装置の校正方法に関するものである。
一般的なエレベーター装置は、かご内の積載状態を検出する秤装置が設けられている。秤装置の構成としては、かご内重量に応じて変化するロープ張力に基づいて、積載状態を検出する方式がある。また、秤装置の重要な機能として、エレベーターのサービス運転中において、積載状態を検知して、乗りすぎによってかごが下降してしまうことを防止することが挙げられる。
このように、過積載に起因してかごが下降してしまう事象を確実に防止するために、秤装置は、精度が確保できるように校正をする必要がある。このような校正方法としては、ピットとかごをチェーンで連結した状態で、かごを上方向に引き上げ、連結したチェーンにかかる負荷状態の変化に基づいて秤装置を校正する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−168938号公報
特許文献1に係る従来技術は、連結チェーンを結ぶ作業、および調整用ロードセルの準備が必要である。このため、校正作業に時間がかかることが問題となる。また、特許文献1に係る従来技術は、連結チェーンで引き上げられる負荷に耐えられるピット床面の追加構造が必要となる。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、秤装置の校正作業を従来よりも容易化することのできるエレベーター装置、および秤装置の校正方法を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベーター装置は、巻上機と、巻上機により駆動させる綱車と、綱車に巻き掛けられたロープと、ロープの内、綱車に巻き掛けられた部分を境として片側のロープ部分に懸垂されたかごと、ロープの内、綱車に巻き掛けられた部分を境としてかごが懸垂された片側と逆側のロープ部分に懸垂された釣合いおもりと、ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し秤値として出力する秤装置と、秤装置から出力される秤値により、かごの積載状態を検知するコントローラとを備え、秤装置は、かごが無積載状態における秤値を基準として、無積載状態よりもかご重量が増加する場合と低下する場合の両方において、積載負荷率の変化に対して秤値の出力が線形特性を有する構造を備えるものである。
また、本発明に係るエレベーター装置において実行される秤装置の校正方法は、コントローラにおいて、校正指令に応じて、無積載状態のかごを静止保持するように制御した後、静止保持の状態における巻上機トルクの出力値を第1の積載負荷率に相当する値とし、第1の積載負荷率に対応する第1の秤値を秤装置から取得することで第1の積載負荷率と第1の秤値とで構成される第1の校正データを生成する第1ステップと、かごが機械的に下降できない第1状態とし、定負荷の巻上機トルクをあらかじめ決められた時間加えた後に第1状態が維持される場合に、定負荷の巻上機トルクを第2の積載負荷率に相当する値とし、第2の積載負荷率に対応する第2の秤値を秤装置から取得することで第2の積載負荷率と第2の秤値とで構成される第2の校正データを生成する第2ステップと、第1の校正データおよび第1の校正データから線形特性を校正する第3ステップとを有するものである。
本発明によれば、ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し、ロープ張力が強くなる場合と、ロープ張力が弱くなる場合の両方の状態を、同じ校正値を利用して検出できる秤装置を備えている。さらに、このような校正を備えた秤装置を利用することで、例えば、かごが下降しない状態で巻上機をかご下降側に回転駆動させて、ロープ張力を低下させ、その際の巻上機のトルク値に基づいて秤装置を校正することができる。この結果、秤装置の校正作業を従来よりも容易化することのできるエレベーター装置、および秤装置の校正方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るエレベーター装置の構成図である。 本発明の実施の形態1に係るエレベーター装置において、正荷重での秤装置校正時の秤値と積載負荷率の関係を示した図である。 本発明の実施の形態1に係る秤装置の構成例を示した図である。 本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置の構成図である。 本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置において、巻上機トルクの出力値に基づいて秤装置を校正する具体的な手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置において、負荷重での秤装置校正時の秤値と積載負荷率の関係を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正原理を示した説明図であり、速度パターンを示した図である。 本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正原理を示した説明図であり、図7Aの速度パターンに対応する巻上機トルクの時間変化パターンを示した図である。 本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正原理を示した説明図であり、トルク出力と駆動負荷との関係を示した図である。 本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るエレベーター装置の構成図である。 本発明の実施の形態3に係る非常止め検査器で実行される非常止め検査の一連処理を示したフローチャートである。
以下、本発明のエレベーター装置、および秤装置の校正方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るエレベーター装置の構成図である。乗りかご1と釣り合いおもり2をつり下げるロープ3は、駆動シーブ4に巻きかけられている。
エレベーター制御装置20は、制御器21と秤値処理器22を備えて構成されている。制御器21が巻上機5を制御することにより、巻上機5と同期する駆動シーブ4を回転させる。この結果、制御器21は、ロープ3につながれた乗りかご1と釣り合いおもり2を、昇降路の内部で上下走行させる。
調速機6は、釣り合いおもり2に連動して動作する乗りかご1の速度が、一定以上になったことを検知した場合には、非常止め装置7を作動させる指令信号を出力する。非常止め装置7は、調速機6からの指令信号に従い、レール8を把持して乗りかご1の下降を機械的に阻止する。
秤装置9は、かご内の積載重量を検出する装置である。そして、秤装置9は、上述したように、検出精度を維持するために、実荷重と対応させて出力値を校正する必要がある。本実施の形態1では、エレベーター制御装置20内に、秤値処理器22を設けられている。秤値処理器22は、校正指令値を外部から入力することで、秤装置9を校正する。
巻上機回転検知器11は、巻上機5の回転角を検知する信号を出力するセンサである。検知された信号は、エレベーター制御装置20内の制御器21により、エレベーターの制御に利用される。
次に、本実施の形態1によるエレベーター装置における秤装置9と、その校正方法について説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係るエレベーター装置において、正荷重での秤装置校正時の秤値と積載負荷率の関係を示した図である。
ここで、積載負荷率とは、かごに何も載ってない状態を0%、定格荷重の重量物がかごに乗っている状態を100%とした値である。本実施の形態1における秤装置9は、積載負荷率の変化に対して秤値の出力が線形の関係、すなわち、両者が比例する関係を備えている。
そのため、かごに何も載ってない状態(すなわち0%の積載負荷率に相当する状態)と、校正用のオモリを載せた状態(例えば、10%の積載負荷率に相当する状態)の2状態における秤値があれば、正の積載負荷率だけでなく、負の積載負荷率も精度よく検出することができる。
このような関係を用いることで、より具体的には、ロープ緩みを判定する負荷率を基準として設けておくことで、秤値の測定結果からロープ緩み状態を正確に検出できる。
図3は、本発明の実施の形態1に係る秤装置9の構成例を示した図である。本実施の形態1における秤装置9は、ロープ3とかご1の間に設けられており、変位検出器91、線形圧縮バネ92、ロッド93、固定板94を備えて構成されている。
かごの積載重量が増えると、線形圧縮バネ92が圧縮される。この圧縮の変化を変位検出器91で検出することで、ロープに係る負荷の変化を検知できる。図3に示すように、ロープ3が3本の場合には、3つの変位検出器91で検知した各ロープ3の負荷変化の総計により、積載状態の変化を検知できる。
また、このような構成を備えた秤装置は、バネが線形に変化する範囲内では、かごが何も載ってない状態から、さらにロープが緩んだ状態を判定することができる。そのため、本実施の形態1における秤装置は、高精度でロープ張力の低下方向を検出できる。換言すると、本実施の形態1における秤装置は、ロープ張力が緩んでいる状態を検知する機能に応用することができる。
以上のように、実施の形態1に係るエレベーター装置によれば、ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し、無積載状態よりもかご重量が増加する場合と低下する場合の両方の状態に対して、同じ校正値を利用できる構成を備えている。この結果、かご内にオモリを乗せて校正した秤装置を用いて、ロープ張力の緩みを高精度で検知することができる。
より具体的には、実施の形態1に係るエレベーター装置は、例えば、かごが下降しない状態で巻上機をかご下降側に回転駆動させることで、ロープ張力を低下させ、その際の巻上機のトルク値に基づいて秤装置を校正することができる。その結果、従来技術に比べて、連結チェーンを結ぶ作業や調整用ロードセルの準備が不要となり、効率よく秤装置を校正できる。
また、チェーン負荷に耐えられるピット床面の構造等が不要となり、一般的なエレベーター構成のまま、秤装置を簡単に、かつ、高精度に校正することができる。
さらに、実施の形態1に係るエレベーター装置は、ロープ張力が弱くなった状態に基づいて秤装置を直接校正する構成を備えている。このため、ロープ張力の低下方向に対して、より高い精度保証ができ、例えば、この校正原理を、ロープ張力の緩み検知機能に利用することができる。
これにより、かご機器や重量調整用の吊り下げロープ等が脱落することでかごにかかる荷重が低下したケースを、秤装置の出力が0%load未満に低下したことによって検出することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置の構成図である。先の図1に示した実施の形態1の構成では、エレベーター制御装置20の秤校正指令を外部から入力していた。これに対して、図4に示した本実施の形態4の構成では、制御器21から秤値処理器22へ秤校正指令を入力する構成となっている。これによって、本実施の形態2に係るエレベーター装置は、制御器21の指令に基づいて秤値処理器22を直接校正することができる。
次に、本実施の形態2によるエレベーター装置における秤装置9について、詳細に説明する。本実施の形態2における秤装置9も、先の実施の形態1と同様に、積載負荷率の変化に対して秤値の出力が線形の関係、すなわち、両者が比例する関係を備えている。そのため、2つの積載状態における秤値があれば、秤装置9の出力を校正することができる。
また、特に、本実施の形態2によれば、制御器21から秤値処理器22へ巻上機トルクの出力値を直接入力できる構成となっている。このため、オモリを用いて実際のかご積載重量を変化させることなく、巻上機トルクの出力値に基づいて秤装置9を校正することができる。
図5は、本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置において、巻上機トルクの出力値に基づいて秤装置9を校正する具体的な手順を示したフローチャートである。まず始めに、かご1内が無人状態であることが確認された後に、校正作業が開始される。
次に、ステップS501において、制御器21は、巻上機保持制御を実行する。すなわち、制御器21は、かご1が静止保持されるように、巻上機5を制御する。この時の巻上機トルクの出力値は、0%load状態におけるかご1とオモリ2の重量差に相当する。
次に、ステップS502において、制御器21は、0%load状態におけるかご1とオモリ2の重量差に相当する巻上機トルクの出力値と、この状態での秤装置9の出力値である秤値を、校正データ1として秤値処理器22に保存する。
次に、ステップS503において、制御器21は、かご1に非常止め装置を作動させる。さらに、ステップS504において、制御器21は、非常止め装置を動作させた状態で、かご1が下降する方向に定負荷の巻上機トルクを出力する。
次に、ステップS505において、制御器21は、定負荷の巻上機トルクを出力している状態が所定時間維持されているか否かを判断する。そして、制御器21は、定負荷の巻上機トルクを出力している状態が所定時間維持されている場合には、かごが下降していないことが確認できたと判断し、ステップS506に進む。
なお、制御器21は、ステップS505において、さらに、巻上機回転検出器により巻上機5が回転していないことを併せて確認することで、より確実にかごが下降していないことを保証することができる。
かご1が下降していない状態では、駆動シーブ4からかご1までを連結するロープ3の張力が、0%loadの状態よりも低下している。従って、この状態では、張力の低下量に相当する重量を非常止め装置が負担していることとなる。
そこで、制御器21は、かごが下降していない状態が確認できた場合には、ステップS506において、その時の状態における巻上機トルクの出力値と、秤装置9の出力値である秤値を、校正データ2として秤値処理器22に保存する。
一方、ステップS505の判断において、巻上機が回転していた場合、あるいはトルク出力が一定値に安定していなかった場合には、ステップS508に進み、制御器21は、本処理をエラーと判断して、一連処理を終了する。
ステップS506において校正データ2の学習が完了した後は、ステップS507に進み、秤値処理器22は、秤値の校正処理を実施する。秤値処理器22は、この校正処理を実行するに当たり、校正データ1と校正データ2を利用する。
図6は、本発明の実施の形態2に係るエレベーター装置において、負荷重での秤装置校正時の秤値と積載負荷率の関係を示した図であり、校正データ1と校正データ2の2点の関係を示している。この図6のケースでは、例えば、校正データ2での巻上機トルクの出力値が積載重量で−10%に相当するとしている。
秤値処理器22は、図6に示すように、校正データ1と校正データ2を線形補完することで、校正処理を実施する。この処理により、秤値処理器22は、「積載重量変化に対する秤値の増減率」および「秤値の原点(積載重量がない状態に対応する秤値)」を校正パラメータとして取得できる。
秤値処理器22は、これらのパラメータがあれば、秤値の原点を基準として、その値からの秤値出力変化に対応する積載重量変化を算出することで、積載重量状態を正確に検知できる。このステップS507の処理をもって、一連処理が終了する。
以上の処理では、通常の秤装置で利用しない0%Load未満の積載重量(以下、この状態をマイナス値と称す)に対応する秤値を利用している。これにより、本実施の形態1に係るエレベーター装置は、オモリ2を載せることなく、積載重量に相当する外部負荷変動を秤装置9に与えた状態を作り出して、校正データを取得利用することで、秤装置9の校正を実施することができる。
特に、本実施の形態1に係る秤装置のように、0%laodをまたいで正負両方に対して、ロープ張力と秤値とが線形特性を有している場合には、マイナス値を用いる校正方法を採用した場合にも、秤装置9の精度が低下することなく、秤装置9を高精度に維持できる。
また、本実施の形態1に係る秤装置9のように、積載重量の変化がロープ張力の変動と対応している構成では、秤値のマイナス負荷出力の結果を利用して、ロープ3の張力低下を検出することができる。
このように、マイナス負荷出力値を利用するケースにおいては、ロープ張力の低下状態に対応する秤値を用いて、直接的に秤装置9を校正している。このため、本実施の形態9に係る秤装置は、校正時におけるロープ張力の低下状態を検出する装置としても活用でき、より高い信頼性を確保することができる。
ここで、秤値の校正精度をさらに向上させるためには、校正元データとなる巻上機のトルク出力自体の精度を向上させる策が考えられる。具体的には、走行中の巻上機トルクの変化を物理現象と対応させて校正することで、精度向上を図ることができる。
図7A〜図7Cは、本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正原理を示した説明図である。図7Aは、速度パターンを示しており、図7Bは、図7Aの速度パターンに対応する巻上機トルクの時間変化パターンを示している。
この時の巻上機トルクは、かご1が接続された側でのロープ3の張力値と、釣合いおもり2が接続された側でのロープ3の張力値との差である、張力差分値に該当する。走行中の加減速時に駆動負荷が変わるため、図7Bに示すように、巻上機トルクも駆動負荷の変動に対応して、T1,T2,T3と変動する。
図7Cは、トルク出力と駆動負荷との関係を示している。理論的には、トルク出力と駆動負荷は、図7Cに示すように線形特性を有している。また、図7Cにおいて、各巻上機トルクT1,T2,T3は、それぞれ駆動負荷T1’,T2’,T3’の大きさと対応している。そして、各駆動負荷は、重力加速度をGとして、以下の関係で定めることができる。
T1’=(釣合錘重量−かご重量)×G+(釣合錘重量+かご重量)×加速度
T2’=(釣合錘重量−かご重量)×G
T3’=(釣合錘重量−かご重量)×G−(釣合錘重量+かご重量)×加速度
以上の関係から、走行中の駆動負荷を特定することができるため、その大きさに合わせた線形特性となるように、トルク出力を校正することで、高精度化を図ることができる。
図8は、本発明の実施の形態2に係る巻上機トルク出力値の校正手順を示したフローチャートである。具体的には、この図8は、トルク出力値T1,T2,T3を取得して、トルク出力値を校正する手順を示している。
まず始めに、かご1内が無人状態であることが確認された後に、ステップS801において、制御器21は、かご1の走行を開始する。その後の手順は、図7Aの走行パターンと対応している。
まず、ステップS802、ステップS803において、制御器21は、走行開始後の一定加速中において、トルク出力T1を取得する。その後、同様に、制御器21は、ステップS804、ステップS805において、一定速走行中にトルク出力T2を取得し、ステップS806、ステップS807において、一定加速中にトルク出力T3を取得する。
そして、ステップS808において、制御器21は、図7Cで説明したように、トルク出力値と駆動負荷との対応関係を用いることで、巻上機トルク出力を校正して、一連処理を完了する。
以上のように、実施の形態2に係るエレベーター装置によれば、トルク出力値に基づいて秤装置の出力値を校正できる。具体的には、非常止めを掛けた状態で巻上機によりロープ張力を低下させ、その際の巻上機トルク出力に基づいて秤装置を校正することができる校正を備えている。この結果、かご内にオモリを乗せずに秤装置を構成することができる。特に、ロープ張力の低下を直接校正できるため、ロープ張力の低下を検出する機能に対しても、高い精度保証が可能となる。
実施の形態3.
前述の通り、本発明に係るエレベーター装置の構成では、0%loadの積載重量での状態よりも、ロープ張力が低下したことを定量的に検出できる。そこで、本実施の形態3においては、特に、このロープ張力の低下検出機能を、非常止め装置の作動検査に応用する技術について説明する。
非常止め装置は、エレベーターに設置が義務づけられているものであり、ロープ3によりかご1を懸架できず、かご1が過大速で下降した場合に、かご1を制動保持する安全装置である。従って、非常止め装置は、安全装置としてエレベーターに適切に取り付けられ、確実に機能を果たすことを保証するために、動作機能の定期検査が必要である。
定期検査では、非常止め装置が掛けられた状態で、かご1が下降できないことを確認している。具体的な方法として、非常止め装置が掛けられた状態で、かご1が下降する回転方向への巻上機トルクを巻上機5から出力する。そして、この出力状態において、「巻上機5の綱車溝をロープ3が滑る状態」または「かご1を懸架するロープ3が緩む状態」を確認し、非常止めが作動していることを確認している。
しかしながら、「綱車溝をロープが滑る状態」とするには、相当に高いトルクを出力できる大型の巻上機が必要である。これに対して、本実施の形態3に係るエレベーター装置は、本発明の秤装置9を用いることで、非常止め装置が掛けられた状態で「かごを懸架するロープが緩む」を判断することができる。この結果、大型の巻上機を備えて「綱車溝をロープが滑る状態」を確認する事なく、非常止め装置の作動検査を実施することができる。
図9は、本発明の実施の形態3に係るエレベーター装置の構成図である。この図9は、秤装置9を用いて、「かごを懸架するロープが緩む状態」を判断して、非常止め装置を検査するエレベーター装置の構成を示している。図9の構成は、先の図4の構成と比較すると、制御器21内に非常止めの検査手順を実施する非常止め検査器21aを備える点のみが異なる。そこで、この相違点を中心に、以下に説明する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る非常止め検査器21aで実行される非常止め検査の一連処理を示したフローチャートである。この図10に沿って、図9の構成により非常止め装置の検査を行う手順を詳細に説明する。
まず始めに、ステップS1001において、非常止め検査器21aは、非常止めを作動させる。次に、ステップS1002において、非常止め検査器21aは、かご1の下降方向に所定の巻上機トルクを出力させる。
その後、ステップS1003において、非常止め検査器21aは、秤値が第1閾値よりも低いことを確認する。ここでは、非常止めが作動してかご1を上に持ち上げている状態を確認する必要がある。このため、秤値は、少なくとも0%load状態未満となっていることが基準となる。従って、第1閾値は、マイナス値で定める必要がある。
また、かご1が非常止め以外の要件により持ち上げられる効果を考慮して、第1閾値をさらに小さくすることで、非常止めの作動により確実にかご1が持ち上げられていることを確認することができる。具体的には、かご1とレール8の接触摩擦力を考慮して、0%load状態より、その摩擦力分低い値を第1閾値として定めることが考えられる。
ステップS1003での判断結果がyesであれば、次に、ステップS1004に進み、非常止め検査器21aは、トルク値が第2閾値よりも高いことを確認する。ここでは、巻上機5のトルクがロープ3を緩ませるのに十分な程度に出力されていることを確認している。
さらに、ステップS1004での判断結果がyesであれば、次に、ステップS1005に進み、非常止め検査器21aは、第2閾値以上のトルクを所定時間維持したか否かを判断する。そして、ステップS1005での判断結果がyesであれば、非常止め検査器21aは、かご1が下降していないことを確認できたと判断し、検査を完了する。
なお、図10には示していないが、非常止め検査器21aは、さらに、巻上機回転検出器により巻上機5が回転していないことを併せて確認することで、より確実にかご1が下降していないことを保証することができる。
一方、ステップS1003、ステップS1004、ステップS1005のいずれかの条件に該当せず、noとなった場合には、ステップS1006に進み、非常止め検査器21aは、検査エラーと判断し、一連の手順を終了する。以上の手順により、非常止め検査器21aは、確実に非常止めが作動して、かご1を上方向に支えている状態を確認することができる。
以上のように、実施の形態3に係るエレベーター装置によれば、非常止め装置を作動させた状態で、巻上機のトルクをかごが下降する方向に発生させ、所定重量よりもかご重量が低下した状態を秤装置によって検出した場合に、非常止め装置の動作機能が正常であると判断できる構成を備えている。この結果、ロープ張力の低下に対して高い精度保証が実現できる秤装置を用いることで、非常止めの動作機能を確実に確認することができる。
なお、上述した図1、図4、図9の構成図では、秤値処理器22をエレベーター制御装置20の内部に備える構成として説明した。しかしながら、秤値処理器22は、必要な情報を授受できるのであれば、別途の装置としてエレベーター制御装置20の外部に備える構成としてもよい。同様に、図9における非常止め検査器21aも、必要な情報を授受できるのであれば、別途の装置としてエレベーター制御装置20の外部に備える構成としてもよい。
また、図5のステップS503における手順説明では、かごが機械的に下降できない状態とするために、非常止め装置を作動させることとしたが、本発明は、この手順に限定されるものではない。かごが機械的に下降できない状態にできるのであれば、例えば、かごを最下階まで下げて、それ以上下降しないようにする等の、他の手段をステップS503で採用することも可能である。
さらに、図6では、校正データ2に関して、積載重量を−10%として例示しているが、0%loadよりも小さいマイナス値であれば、他の値でもよい。
本発明に係るエレベーター装置は、巻上機と、巻上機により駆動させる綱車と、綱車に巻き掛けられたロープと、ロープの内、綱車に巻き掛けられた部分を境として片側のロープ部分に懸垂されたかごと、ロープの内、綱車に巻き掛けられた部分を境としてかごが懸垂された片側と逆側のロープ部分に懸垂された釣合いおもりと、ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し秤値として出力する秤装置と、秤装置から出力される秤値により、かごの積載状態を検知するコントローラとを備え、秤装置は、かごが無積載状態における秤値を基準として、無積載状態よりもかご重量が増加する場合と低下する場合の両方において、積載負荷率の変化に対して秤値の出力が線形特性を有する構造を備え、ロープの張力が強くなる場合と弱くなる場合の両方の状態を同じ校正値を利用して検出するものである。
また、本発明に係るエレベーター装置において実行される秤装置の校正方法は、コントローラにおいて、校正指令に応じて、無積載状態のかごを静止保持するように制御した後、静止保持の状態における巻上機トルクの出力値を第1の積載負荷率に相当する値とし、第1の積載負荷率に対応する第1の秤値を秤装置から取得することで第1の積載負荷率と第1の秤値とで構成される第1の校正データを生成する第1ステップと、かごが機械的に下降できない状態を第1状態とし、定負荷の巻上機トルクをあらかじめ決められた時間加えた後に第1状態が維持される場合に、定負荷の巻上機トルクを第2の積載負荷率に相当する値とし、第2の積載負荷率に対応する第2の秤値を秤装置から取得することで第2の積載負荷率と第2の秤値とで構成される第2の校正データを生成する第2ステップと、第1の校正データおよび第の校正データから線形特性を校正する第3ステップとを有するものである。

Claims (8)

  1. 巻上機と、
    前記巻上機により駆動させる綱車と、
    前記綱車に巻き掛けられたロープと、
    前記ロープの内、前記綱車に巻き掛けられた部分を境として片側のロープ部分に懸垂されたかごと、
    前記ロープの内、前記綱車に巻き掛けられた部分を境として前記かごが懸垂された前記片側と逆側のロープ部分に懸垂された釣合いおもりと、
    前記ロープの張力負荷に基づいてかご重量を検出し秤値として出力する秤装置と、
    前記秤装置から出力される秤値により、前記かごの積載状態を検知するコントローラと
    を備え、
    前記秤装置は、前記かごが無積載状態における前記秤値を基準として、前記無積載状態よりもかご重量が増加する場合と低下する場合の両方において、積載負荷率の変化に対して前記秤値の出力が線形特性を有する構造を備える
    エレベーター装置。
  2. 前記コントローラは、校正指令に応じて、第1の積載負荷率に対応する第1の秤値を前記秤装置から取得することで第1の校正データを生成し、第2の積載負荷率に対応する第2の秤値を前記秤装置から取得することで第2の校正データを生成し、前記第1の積載負荷率に対応する第1の校正データおよび前記第2の積載負荷率に対応する第1の校正データからなる2点の校正データから前記線形特性を校正する
    請求項1に記載のエレベーター装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記無積載状態の前記かごを静止保持するように制御した後、前記静止保持の状態における巻上機トルクの出力値を前記第1の積載負荷率に相当する値とするとともに、前記静止保持の状態における前記秤値を取得することで、前記第1の校正データを生成し、
    前記かごに取り付けられた非常止め装置を作動させ、前記かごが下降できない第1状態とし、定負荷の巻上機トルクを前記かごが下降する方向に加えた後に前記第1状態が維持される場合に、前記定負荷の巻上機トルクを前記第2の積載負荷率に相当する値とするとともに、前記第1状態における前記秤値を取得することで、前記第2の校正データを生成し、
    前記第1の校正データおよび前記第2の校正データから前記線形特性を校正する
    請求項2に記載のエレベーター装置。
  4. 前記コントローラは、
    前記非常止め装置を作動させた状態におけるかご重量を第1秤値として前記秤装置から取得し、
    前記非常止め装置を作動させ、かつ、前記巻上機トルクを前記かごが下降する方向に発生させた状態におけるかご重量を第2秤値として前記秤装置から取得し、
    前記第2秤値が前記第1秤値よりも小さい値となった場合には、前記非常止め装置の動作機能が正常であると判断する
    請求項3に記載のエレベーター装置。
  5. 前記コントローラは、
    前記第2秤値を取得した際の前記巻上機トルクの値が、前記釣合いおもりの重量と前記かごの重量との差分よりも大きいことを検出した場合に、前記非常止め装置の前記動作機能が正常であると判断する
    請求項4に記載のエレベーター装置。
  6. 前記コントローラは、
    前記非常止め装置を作動させ、かつ、前記巻上機トルクを前記かごが下降する方向に発生させた時点を起点として、前記秤装置から取得した秤値の遷移状態をモニタし、あらかじめ決められた期間にわたって前記秤値が低下しない場合に、前記非常止め装置の前記動作機能が正常であると判断する
    請求項4または5に記載のエレベーター装置。
  7. 前記コントローラは、
    エレベーターを走行させ、一定加速中における第1の巻上機トルクと、一定速走行中における第2の第1の巻上機トルクと、一定減速中における第3の第1の巻上機トルクとで構成される3点の巻上機トルクを取得し、
    前記かごの重量、前記釣合いおもりの重量、重力加速度、前記一定加速中の加速度、および前記一定減速中の加速度に基づいて、前記3点の巻上機トルクのそれぞれに対応する3点の駆動負荷を算出し、
    前記3点の駆動負荷と前記3点の巻上機トルクとが比例関係を有することを利用して、前記3点の駆動負荷の値に基づいて前記3点の巻上機トルクを校正することで、巻上機トルクの校正処理を実行する
    請求項3から6のいずれか1項に記載のエレベーター装置。
  8. 請求項1に記載されたエレベーター装置において実行される秤装置の校正方法であって、
    前記コントローラにおいて、校正指令に応じて、
    前記無積載状態の前記かごを静止保持するように制御した後、前記静止保持の状態における巻上機トルクの出力値を第1の積載負荷率に相当する値とし、前記第1の積載負荷率に対応する第1の秤値を前記秤装置から取得することで前記第1の積載負荷率と前記第1の秤値とで構成される第1の校正データを生成する第1ステップと、
    前記かごが機械的に下降できない第1状態とし、定負荷の巻上機トルクをあらかじめ決められた時間加えた後に前記第1状態が維持される場合に、前記定負荷の巻上機トルクを第2の積載負荷率に相当する値とし、前記第2の積載負荷率に対応する第2の秤値を前記秤装置から取得することで前記第2の積載負荷率と前記第2の秤値とで構成される第2の校正データを生成する第2ステップと、
    前記第1の校正データおよび前記第1の校正データから前記線形特性を校正する第3ステップと
    を有する秤装置の校正方法。
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