JPWO2016162956A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

画像の情報量が従来のように少なくなることがなく、庫内を撮影するカメラの設置によって生じる上記の弊害を除去し、使い勝手を向上させた冷蔵庫(1)。冷蔵庫(1)は、冷蔵庫本体(1a)と、冷蔵庫本体(1a)内の最下段に形成され、引出式ドア(500a)を備えた野菜室(500)と、引出式ドア(500a)に連結され、野菜室(500)に収納されて食材を収納する収納ケース(501)と、引出式ドア(500a)の下方に配置され、収納ケース(501)に収納された食材を撮影するカメラ(8)と、カメラ(8)の画像データを記憶装置(10a)に記憶させる制御装置(10)とを備えたものである。

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に、冷蔵庫に収納された食材の管理に関する。
近年、冷蔵庫に収納された食材を管理するために、例えば、冷蔵庫にカメラを搭載し、冷蔵室内を撮影した画像データを携帯電話又はパソコンに転送することによって、食材の管理を行うものが提案されている。このように、冷蔵庫にカメラを搭載して食材の管理を行うものの一例として、例えば特許文献1(特開2012−267337号公報)に記載されているものがある。
特許文献1の冷蔵庫においては、引出式ドア上方の開閉扉に庫内撮影用カメラが突起した状態で設置されている。引出式ドアが引き出されて全開した状態になると、庫内撮影用カメラが起動し、庫内撮影用カメラの下方にある引出式ドアに連結された貯蔵室を一定時間間隔で撮影する。そして、引出式ドアが押し戻されて閉じると、庫内撮影用カメラの画像データを記憶する。
特開2012−267337号公報
しかし、上記の特許文献1の構成では、食材を貯蔵室の上部からしか撮影できず、最も見えにくい貯蔵室の底面については撮影することができない、という課題がある。また、使用者が冷蔵庫に手をついた状態で、引出式ドアを開け閉めすると、手が食材の上部に写り込む可能性がある。そのような場合には、画像データの情報量が落ちる。また、庫内撮影用カメラを、貯蔵室の上部の開閉扉に、下方に向けて設ける必要があるため、開閉扉に突起が生じてしまい、外観及び清掃性を大きく損なう、という課題がある。特に、庫内撮影用カメラは、モジュール化されて構成されており、そのモジュール分だけ開閉扉の表面から突起している。このため、設置スペースの奥行き寸法が大きくなったり、庫内撮影用カメラを設置した開閉扉を開いたときに冷蔵庫近傍の壁面に接触したりすることがある。このため、開閉扉の開角度が制約を受けて小さくなり、使い勝手の低下を招いてしまう、という課題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、画像の情報量が従来のように少なくなることがなく、庫内を撮影するカメラの設置によって生じる上記の弊害を除去し、使い勝手を向上させた冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内の最下段に形成され、引出式ドアを備えた貯蔵室と、前記引出式ドアに連結され、前記貯蔵室に収納されて食材を収納する収納ケースと、前記引出式ドアの下方で、且つ前記貯蔵室の外部に配置され、前記収納ケースに収納された食材を撮影するカメラとを備えたものである。
本発明によれば、カメラは、最下段に形成された貯蔵室の引出式ドアの下方に配置されており、このため、最も見えにくい貯蔵室の底面について撮影することができる。また、例えば使用者が冷蔵庫に手をついた状態で引出式ドアを開け閉めしたとしても、手が食材に写り込む可能性がなく、画像の情報量が落ちることは無い。また、カメラは、従来のように開閉扉の表面部分に配置されておらず、引出式ドアの下方に配置されているので、開閉扉に突起が生じることはないので、開閉扉の開角度が小さくなったり、外観、清掃性を大きく損なう等の弊害は解消されており、使い勝手の良いものとなっている。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。 図1の冷蔵庫の側断面図である。 図1の野菜室及び冷蔵庫の足回りの断面図である。 図2の野菜室の上面図である。 図2の野菜室の収納ケースの底面図である。 図1の冷蔵庫の制御ブロック図である。 図6の制御装置の動作を示すフローチャートである。 図7のカメラの画像データの模式図である。 図8の画像データ(凸形状又は凹形状の間隔)を補正する際の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の野菜室の正面模式図である。 図10のカメラの画像データの模式図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の正面図である。冷蔵庫1は、断熱箱体からなる冷蔵庫本体1aを備える。冷蔵庫本体1aの内部を仕切ることによって、冷蔵室100、切替室200、製氷室300、冷凍室400及び野菜室500がそれぞれ形成されている。冷蔵室100は、最上部に配置され、開閉ドア100a、100bを備える。開閉ドア100bの表面部分には操作パネル6が取り付けられている。切替室200は、冷蔵室100の下方に配置され、引出式ドア200aを備える。切替室200は、冷凍温度帯(−18℃)から冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(−7℃)などの各温度帯に切り替えることができる。製氷室300は、切替室200と並列に配置され、引出式ドア300aを備える。冷凍室400は、切替室200と製氷室300の下方に配置され、引出式ドア400aを備える。野菜室500は、最下段に配置され、引出式ドア500aを備える。引出式ドア500aの下方には、食材管理用カメラ(図示せず)が設置される。食材管理用カメラの詳細は、後述の図3、図4等において説明する。なお、本発明の冷蔵庫の形態は、上記の例に限定されるものでなく、例えば切替室200、製氷室300がないものなど、特に冷蔵庫の形態は限定されない。
図2は、図1の冷蔵庫の側断面図である。なお、図2においても、引出式ドア500aの下方部分の詳細は省略されている(詳細は図3、図4参照)。冷蔵庫1は、圧縮機2、冷却器3、冷却器3により冷却された冷気を冷蔵庫内の各部屋へ送風する送風ファン4、及び冷却器3により冷却された冷気を各部屋へ導入するための風路5を備えている。圧縮機2、送風ファン4等は、電子基板(制御装置)7によって制御される。冷却器3によって冷却された冷気は、風路5を通って、冷凍室400、切替室200、製氷室300及び冷蔵室100へと送風されて、各部屋を冷却する。野菜室500は、冷蔵室100の戻り冷気が冷蔵室用帰還風路を経由して野菜室500に供給され、野菜室500が冷却される。そして、野菜室500の冷気は、野菜室用帰還風路を経由して冷却器3に戻される(前記の帰還風路は何れも図示せず)。各部屋の温度は、各部屋に設置された図示しないサーミスタにより検知され、予め設定された温度になるように、風路5に設置された図示しないダンパの開度、圧縮機2の能力(回転数)及び送風ファン4の送風量の一つ以上が調整される。
冷凍室400には、収納ケース401が設置されており、食品を収納することができる。切替室200にも収納ケース201が設置されており、食品を収納することができる。野菜室500にも収納ケース501が設置されており、食品を収納することができる。なお、野菜室500は、本発明の貯蔵室に相当するが、その詳細は後述する。各室の収納ケースの個数は1個でもよいが、冷蔵庫全体の容量からして、整理性などが向上する場合には2個以上あっても構わない。
次に、食材管理用カメラの設置部の周囲について説明する。
図3は、図1の冷蔵庫1の最下段に配置された野菜室500及び冷蔵庫1の足回りの断面図である。上記のように、冷蔵庫1の最下段には、野菜室500が配置されており、野菜室500は引出式ドア500aを備えている。引出式ドア500aには収納ケース501が連結されており、引出式ドア500a及び収納ケース501は引き出し自在に配置されている。引出式ドア500aが引き出されると、それに連動して収納ケース501も引き出される。収納ケース501は例えば透明部材(光透過性部材)から構成される。引出式ドア500aの下端部の下方で、且つ冷蔵庫1の底部を形成する、冷蔵庫足回り構造部品(以下、構造部品という)600の上部には、食材管理用カメラ(以下、カメラという)8及び撮影用光源(以下、光源という)9が配置されている。そして、カメラ8及び光源9を覆うようにして、冷蔵庫足回り用意匠カバー(以下、意匠カバーという)601が着脱自在に配置されている。このため、これらのカメラ8及び光源9は、冷蔵庫1の正面からは視覚的に遮断されている。また、カメラ8は、視野の中心(光軸)が冷蔵庫本体1aの背面側に傾斜するように配置されている。
図4は、図2の野菜室500の上面図である。カメラ8は、冷蔵庫本体1aの幅方向中央部に1個配置されており、意匠カバー601によって覆われている。カメラ8は、図4では1個の例を示しているが、カメラ8の視野角によっては、2個以上のカメラを搭載しても構わない(このような場合の例は後述の実施の形態2において説明する)。光源9は、カメラ8の視野と同方向を照射することのできる角度で設置される。しかし、光源9として、発光ダイオードなど指向性の強い光源を使用する場合には、全体を照射することができない。そのような指向性の強い光源を使用した場合には、収納ケース501の幅方向に導光部材(例えば導光部材からなる筒状部材)を敷設し、導光部材の側面から光を放射させて、収納ケース501を介して食材を照射するようにしてもよい。
カメラ8及び光源9は、図3及び図4に示されるように、意匠カバー601の表面よりは外に出ず、且つ構造部品600の上部に位置する箇所に配置されている。このような配置により、引出式ドア500aの開閉動作及び冷蔵庫1の運搬の際に、カメラ8及び光源9が冷蔵庫近傍の壁面、家財などと接触することが無くなっている。このように、冷蔵庫近傍の壁面又は家財との接触が無くなることは、カメラ8及び光源9の故障の防止につながる。なお、カメラ8の視野は、幅方向には収納ケース501の幅よりも長く、奥行き方向には短い、スリット状をなしているものとする。
次に、収納ケース501の底部に付加される凸形状又は凹形状について説明する。
図5は、図2の野菜室500の収納ケース501の底面図である。収納ケース501の底部には、凸形状又は凹形状(以下、これらを総称して「凹形状」という)502が、収納ケース501の幅方向の中央部に、奥行き方向に等間隔aで複数設けられている。この凹形状502は、カメラ8によって撮影された画像データを補正するために利用される。
図6は、図1の冷蔵庫1の制御系を示したブロック図である。なお、図6においては、本実施の形態に特有な構成が主として図示されており、一般的に使用される構成(例えば冷凍サイクルを構成する各要素)は省略されている。冷蔵庫1は、図1の電子基板7に搭載された制御装置10を備えている。制御装置10は、マイクロコンピュータ等から構成されており、記憶装置10aを内蔵している。記憶装置10aは、カメラ8が撮影した画像データが記憶されるものである。制御装置10には、操作パネル6、カメラ8、光源9、扉開閉検知スイッチ11及び無線LAN子機12が接続されている。操作パネル6は、温度設定を含む各種の設定を行うとともに、その内容を表示するものである。カメラ8及び光源9は、図3及び図4に基づいて既に説明したとおりのものである。扉開閉検知スイッチ11は、この例では野菜室500に設けられ、引出式ドア500aの開閉動作(ドアの閉じる動作の開始、ドアを閉じる動作の完了)を検知するものである。無線LAN子機12は、記憶装置10aに記憶された画像データを無線LANを介して外部に出力するものである。なお、無線LAN子機12は、本発明の送信手段に相当するものである。
図7は、制御装置10の処理動作を示すフローチャートである。引出式ドア500aが完全に引き出された後に閉じ始めると、扉開閉検知スイッチ11は閉開始信号を出力する。制御装置10は、扉開閉検知スイッチ11からの閉開始信号を受信すると(S1)、光源9を発光させるとともに、カメラ8による撮影をさせ(画像素子に対する露光を開始する)、その画像データを取り込む(S2)。制御装置10は、上記の処理(S2)を扉開閉検知スイッチ11からの閉完了信号を受信するまで継続し(画像素子に対する露光を継続し)、1枚分の画像データを取り込む(S3)。制御装置10は、扉開閉検知スイッチ11からの閉完了信号を受信すると、光源9の発光を停止させるとともに、カメラ8による撮影を停止させる(画像素子に対する露光を終了する)(S4)。カメラ8は、上記のように、引出式ドア500aが完全に閉じるまで露光されており、引出式ドア500aを閉める速度は一定ではないので(使用者の手動によるので)、撮影完了時には、奥行き方向に間延びした画像データ、又は奥行き方向に圧縮されたような画像データが得られることが予測される。そこで、制御装置10は、撮影された画像データを、収納ケース501の底面に付加された凹形状502を目印として、画像データの奥行き方向の長さを再構築する補正処理を行う(S5)。この補正処理(S5)の詳細を図8及び図9に基づいて説明する。
図8は、引出式ドア500aを閉めるときに、閉める速度が変化したときの画像データの模式図を示す。図9は、図8の凹形状の間隔を補正する際の説明図である。図8に示されるように、引出式ドア500aを閉めるときの速度が速い場合には、画像データ501aの凹形状の画像データ502aの間隔は短くなり、反対に遅い場合には、凹形状の画像データ502aの間隔は長くなる。そこで、図9に示されるように、収納ケース501の画像データ501aの内、底面の印(凹形状の画像データ502a)ごとの間隔(b1〜b5)に分割し、それぞれの間隔を定められた間隔aと同値になるように圧縮又は引き伸ばすことによって、最適なサイズに修正して記憶装置10aに記憶する(S6)。
ところで、本実施の形態においては、カメラ8を露光させて1枚分の画像データを得るようにした例について説明したが、本発明はそのような処理に限定されない。例えば、制御装置10は、扉開閉検知スイッチ11が引出式ドア500aを閉め始める動作を検出すると、カメラ8に連続写真を撮らせ、収納ケース501の画像データ501aの底面の形状から収納ケース501の画像データを復元するような編集処理をしてもよい。
上記のように処理された画像データは記憶装置10aに記憶されるが、補正処理(又は編集処理)された画像データは、パソコン又は携帯電話から無線LAN子機12を介してアクセスされ、パソコン又は携帯電話に収納ケース501内の食材を確認することができる。なお、本発明の送信手段として、無線LANに代えて、LANケーブルを使用して収納ケース501内の食材を確認するようにしてもよい。また、ネットワーク環境のない場合には次のようにしてもよい。例えば冷蔵庫本体1aに赤外線データ送信モジュールを設ける。引出式ドア500aを閉じた後、赤外線データ送信モジュールを、画像データを記憶した直後から一定時間、当該画像データを送信可能な状態にしておく。赤外線データ送信モジュールが送信可能な状態において、携帯電話等を赤外線データ受信待機状態にして赤外線データ送信モジュールに近づけると、携帯電話等が赤外線を利用して画像データを受信することができる。このようにしてネットワーク環境のない場合であっても画像データを受信して活用することができる。
また、引出式ドア500a(収納ケース501)を開閉する度に画像データを記憶装置10aに記憶させることによって、経時的な画像データが得られることから、同じ位置に同じ食材が一定期間以上有るかどうかについても把握することができる。このため、同じ位置に同じ食材が一定期間以上有った場合には、早期に使用すべき食材として使用者に注意を促せるように、黄色、赤色など特定の色を付して使用者に知らせることができる。これにより、消費期限切れによる廃棄など無駄をなくすことができる。
以上のように本実施の形態によれば、冷蔵庫本体1aと、冷蔵庫本体1a内の最下段に形成され、引出式ドア500aを備えた野菜室500と、引出式ドア500aに連結され、野菜室500に収納されて食材を収納する収納ケース501と、引出式ドア500aの下方で、且つ、野菜室500の外部に配置され、収納ケース501に収納された食材を撮影するカメラ8とを備えた。このため、本実施の形態によれば、最も見えにくい収納ケース501の底面側及び後方(冷蔵庫本体1aの背面側)の食材の状態を確認することができる。また、使用者が冷蔵庫1(例えば開閉ドア100a、100b)に手をついた状態で、引出式ドア500aを開け閉めしても、手が食材に写り込む可能性が無く(カメラ8と食材との間に使用者が入り込む余地が無い)、画像データの情報量が落ちることが無い。また、カメラ8が、引出式ドア500aの下方で、且つ、野菜室500の外部に配置されているので、開閉ドア(例えば開閉ドア100a、100b)に突起を生じることがなく、外観、清掃性を大きく損なう、という弊害が無い。また、カメラ8は、引出式ドア500aの下方に配置されており、開閉ドア100a、100bに配置されていないので、開閉ドア100a、100bの開閉に伴って冷蔵庫近傍の壁面又は家財に接触したりすることも無い。また、カメラ8は、野菜室500の外部に配置され、常に外気温度とカメラ8の温度とが等しい環境下にあるので、引出式ドア500aの開閉による外気との温度差でカメラ8の表面に結露することがなく、温湿度の作用によるカメラ8の故障とカメラ8のレンズの曇りを防止することができる。なお、上記の説明においては、最下段の貯蔵室の例として野菜室500の例について説明したが、本発明においては、最下段の貯蔵室の用途は特に限定されない。
また、本実施の形態によれば、収納ケース501は透明部材から構成されており、収納ケース501を介して収納ケース501内の食材を撮影する。この場合には、カメラ8としては、通常のカメラを利用することができる。つまり、赤外線カメラのような特殊なカメラを必要としない。
また、本実施の形態によれば、カメラ8は、扉開閉検知スイッチ11が引出式ドア500aの閉動作の開始を検知すると露光を開始し、引出式ドア500aの閉完了動作を検知すると露光を終了するようにしたので、収納ケース501の底部の全てを撮影することができる。
また、本実施の形態によれば、カメラ8は、床面垂直方向よりも冷蔵庫本体1aの背面側に撮影角度を傾けて配置されており、このため、視野が収納ケース501の後方に伸びるので、収納ケース501の後端部が冷蔵庫本体1aよりも前方まで引き出せない仕様であっても、収納ケース501の底面の全てを撮影することができる。
また、本実施の形態によれば、収納ケース501は、底部(内側又は外側)に、複数の凹形状502を備えており、画像データを補正する際に、凹形状502に相当する画像データ502aを基準データとして用いることができる。
また、本実施の形態によれば、制御装置10は、画像データ501aに含まれる凹形状に相当する画像データ502aの間隔を基準の間隔に補正し、補正後の画像データを記憶するようにしたので、露光させて撮影しても、引出式ドア500aの閉速度によらず一定の縦横比の正確な画像データが得られる。
また、本実施の形態によれば、画像データが記憶される記憶装置10aと、記憶装置10aに記憶された画像データを冷蔵庫の外部に送信する無線LAN子機12等の送信手段とを備えたので、携帯電話、パソコン等の情報端末で収納ケース501内の食材の状態を簡単に把握することができる。
また、本実施の形態によれば、カメラ8は、構造部品600の上部に配置され、且つ、引出式ドア500aの下段の意匠カバー601によって覆われており、冷蔵庫の外形寸法、庫内の収納容量に影響することなくカメラ8を配置することができるだけでなく、死角となる最下段の野菜室500(貯蔵室)の収納ケース501の底面も撮影することができる。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫1の野菜室500の正面模式図である。図10においては、特に、カメラの配置例が示されている。冷蔵庫本体1aの幅寸法とカメラ8の視野角によっては、収納ケース501の幅方向全てを撮影することができない場合がある。本実施の形態は、そのような場合に対処できるようにした実施の形態である。図10に示されるように、カメラ8a、8bは、冷蔵庫本体の幅方向の中心線に対して線対称となるように、且つ、視野同士が部分的に重なるように、複数個(図の例では2個)配置される。さらに、カメラ8a、8bは、視野の重なる箇所に収納ケース501の凹形状502が位置するように、冷蔵庫本体1aの幅方向の設置位置が調整される。
図11は、2個のカメラ8a、8bの画像データを示した図である。このような2個の画像データ501b、501cの凹形状502の画像データ502b、502cを基準として位置を合わせて、2枚の画像データ501b、501cを合成して1枚の合成写真に加工することができる。つまり、図8に示されるような画像データを得ることができる。その画像データは、実施の形態1と同様な補正処理をして記憶装置10aに記憶される。
以上のように、本実施の形態によれば、冷蔵庫本体1aの幅方向に配置された複数のカメラ8a,8bを備えたので、カメラ8a,8bの幅方向の視野が狭くとも、収納ケース501の幅方向の全域に亘って撮影することができる。また、制御装置10は、複数のカメラ8a、8bの各々で撮影された画像データ501b、501cの凹形状502の画像データ502b、502cを認識し、隣り合うカメラ8a、8bの画像データを凹形状502の画像データ502b、502cを基準として合成して1枚分の画像データを得るようにしたので、複数のカメラ8a、8bで撮影しても正確な画像データが得られる。
実施の形態3.
上記の実施の形態における収納ケース501は光透過部材が使用されている。ところで、収納ケース501に光非透過部材を使用して不透明にすることによって、収納ケース501の底面の目隠しをすることができ、意匠性の改善が期待できる。しかし、収納ケース501が不透明になることで、収納ケース501の底面側から食材を視認することができなくなる。そこで、本実施の形態においては、カメラ8として赤外線カメラを用い、さらに収納ケース501の材料をPE(ポリエチレン)とする。PEは赤外線を通しやすく、収納ケース501越しに赤外線で食材を確認することに適している。赤外線カメラにした場合には、可視光は必要ないため、光源9は設置しない。
以上のように、本実施の形態によれば、収納ケース501にPEを使用して不透明にしたので、意匠性が向上している。なお、本実施の形態においても、実施の形態2のように必要に応じて複数のカメラを使用するようにしてもよい。
1 冷蔵庫、1a 冷蔵庫本体、2 圧縮機、3 冷却器、4 送風ファン、5 風路、6 操作パネル、7 電子基板、8、8a、8b 食材管理用カメラ(カメラ)、9 撮影用光源(光源)、10 制御装置、10a 記憶装置、11 扉開閉検知スイッチ、12 無線LAN子機、100 冷蔵室、100a、100b 開閉ドア、200 切替室、200a 引出式ドア、201 収納ケース、300 製氷室、300a 引出式ドア、400 冷凍室、400a 引出式ドア、401 収納ケース、500 野菜室、500a 引出式ドア、501 収納ケース、501a 画像データ(収納ケース)、501b 画像データ(収納ケース)、502 凸形状又は凹形状、502a〜502c 画像データ(凸形状又は凹形状)、600 冷蔵庫足回り構造部品(構造部品)、601 冷蔵庫足回り用意匠カバー(意匠カバー)。
本発明に係る冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内に形成され、引出式ドアを備えた貯蔵室と、前記引出式ドアに連結され、前記貯蔵室に収納されて収納物を収納する収納ケースと、前記引出式ドアの下方で、且つ前記貯蔵室の外部に配置され、前記収納ケースに収納された収納物を撮影するカメラと、を備えたものである。

Claims (10)

  1. 冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体内の最下段に形成され、引出式ドアを備えた貯蔵室と、
    前記引出式ドアに連結され、前記貯蔵室に収納されて食材を収納する収納ケースと、
    前記引出式ドアの下方で、且つ前記貯蔵室の外部に配置され、前記収納ケースに収納された食材を撮影するカメラと、
    を備えた、冷蔵庫。
  2. 前記収納ケースは、透明部材から構成された、
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記カメラは、前記引出式ドアの閉動作の開始を検知すると露光を開始し、前記引出式ドアの閉動作を検知すると前記露光を終了する、
    請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記カメラは、床面垂直方向よりも冷蔵庫背面側に撮影角度を傾けて配置された、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記収納ケースは、底部の内側に、複数の凸形状又は凹形状を備えた、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記カメラの画像データに含まれる前記凸形状又は凹形状に相当するデータの間隔を基準の間隔に補正し、補正後の画像データを保存する前記制御装置を更に備えた、
    請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記カメラとして複数のカメラを備え、
    前記複数のカメラは、前記冷蔵庫本体の幅方向に配置された、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記制御装置は、前記複数のカメラの各々で撮影された画像データの内、前記収納ケースの凸形状又は凹形状を認識し、隣り合うカメラの画像データを前記凸形状は凹形状を基準として合成する、
    請求項6又は請求項6に従属する請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記収納ケースは、ポリエチレンから構成され、
    前記カメラは、赤外線カメラからなる、
    請求項1又は請求項1に従属する請求項3〜8の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記画像データが記憶される記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された前記画像データを冷蔵庫の外部に送信する送信手段と
    を備えた、請求項1〜9の何れか一項に記載の冷蔵庫。
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