JPWO2016157730A1 - 車両管理支援システムおよび車載装置 - Google Patents

車両管理支援システムおよび車載装置 Download PDF

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Abstract

車両の停止期間の積荷に関する作業内容を正確に判定できる車両管理支援システムおよび車載装置を提供する。車両管理支援システムは、車両の走行中に車両の少なくとも積荷を含む部分の重量を取得する走行時重量取得部と、車両の停止期間の前の走行時と後の走行時とに走行時重量取得部によりそれぞれ取得された停止前重量と停止後重量とに基づいて、停止期間の積荷の増加又は減少を判定する状況判定部と、を備える構成とする。

Description

本開示は、積荷を運ぶ車両の管理を支援する車両管理支援システム、および、その車載装置に関する。
以前より、物流貨物車両の作業状況、例えば停止期間が「荷積み又は荷卸し」の期間であるのか、「休憩」の期間であるのかを自動で把握するシステムが提案されている(例えば特許文献1、2を参照)。特許文献1のシステムは、積荷室のドアの開閉状況に基づいて「荷積み又は荷卸し」なのか「休憩」なのかを判定する。特許文献2の装置は、作業地情報を予め登録しておき、測定された車両の位置に基づいて作業内容を判定する。
特開平11−283172号公報 特開2011−128918号公報
本開示の目的は、車両の停止期間の積荷に関する作業内容を正確に判定できる車両管理支援システムおよび車載装置を提供することである。
本開示の一態様に係る車両管理支援システムは、車両の走行中に車両の少なくとも積荷を含む部分の重量を取得する走行時重量取得部と、車両の停止期間の前の走行時と後の走行時とに走行時重量取得部によりそれぞれ取得された停止前重量と停止後重量とに基づいて、停止期間の積荷の増加又は減少を判定する状況判定部と、を有する構成を採る。
本開示の一態様に係る車載装置は、車両に搭載される車載装置であって、車両の走行中に車両の少なくとも積荷を含む部分の重量を取得する走行時重量取得部を有し、走行時重量取得部は、車両の停止期間の積荷の増加又は減少の判定に用いるために、車両の停止期間の前の走行時に停止前重量を取得し、車両の停止期間の後の走行時に停止後重量を取得する、構成を採る。
本開示によれば、積荷を運ぶ車両の停止期間の積荷に関する作業内容を正確に判定することができる。
本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムの概要を示す図 本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムを示すブロック図 本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムの処理の流れを示すフローチャート 本開示の実施の形態2に係る車両管理支援システムの概要を示す図 本開示の実施の形態2に係る車両管理支援システムを示すブロック図 本開示の実施の形態3に係る車両管理支援システムを示すブロック図 本開示の実施の形態4に係る車両管理支援システムを示すブロック図 本開示の実施の形態5に係る車両管理支援システムの概要を示す図 本開示の実施の形態5に係る車両管理支援システムの車載器を示すブロック図
本開示の実施の形態の説明に先立ち、従来のシステムにおける問題点を簡単に説明する。特許文献1のシステムでは、積荷室のドアの開閉が必ずしも作業内容を反映していないため、正確な作業状況の把握ができないという問題がある。例えば、積荷室のドアが運転者の昇降用ドアと共用の場合には、「荷積み又は荷卸し」を行わなくてもドアが開閉される。また、積荷室のドア専用であっても、「荷積み又は荷卸し」を行わずにドアを開閉することができる。
また、特許文献2の装置では、作業地点が不定の場合には適用できないという問題がある。以下、本開示の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムの概要を示す図である。図2は、本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムを示すブロック図である。
本開示の実施の形態1に係る車両管理支援システムは、貨物車両101の運行管理の少なくとも一部を支援するシステムである。車両運行支援システムは、図2に示すように、車載装置102と、管理装置105と、車載装置102と管理装置105との間で通信の中継を行う路側機103と、を有している。
図1において、貨物車両101は、例えば走行区間107を走行し、停止場所109で停止し、荷物110の荷卸し又は荷積みを行う。そして、再び、走行区間108を走行して、次の目的地へ向かう。その他、貨物車両101は、ある停止場所で停止して、搭乗者が休憩することもある。
車載装置102は、貨物車両101に搭載される。車載装置102は、図2に示すように、走行時重量取得部11と、走行時重量記憶部12と、停止判定部13と、状況判定部14と、通信部15とを有している。車載装置102は、一体的な筐体内に各構成要素が設けられている構成としてもよいし、複数の構成要素のうちの一つまたは複数が別体に設けられ、信号線を介して接続されている構成としてもよい。
走行時重量取得部11は、貨物車両101の走行時に、少なくとも積荷を含む車両の一部の重量を取得する。走行時重量取得部11は、例えば、貨物車両101の加速時に、加速値と、荷室の車台に対する揺れおよび変位量とを計測し、加速に対する変位量から荷室の重量を算出する。
走行時重量取得部11は、或いは、道路に設けられた重量計から、通信により重量データを取得する装置としてもよい。重量計は、典型的には、高速道路の料金所および一部道路区域に設置されている軸重計を採用できる。
走行時重量記憶部12は、走行時重量取得部11が取得した重量を、逐次記憶する。走行時重量記憶部12は、例えば重量を時刻又は地点情報と関連付けて記憶してもよい。
停止判定部13は、貨物車両101が停止したことを判定する。停止判定部13は、貨物車両101の速度計の情報を入力して、貨物車両101の停止を判定してもよい。また、停止判定部13は、測位装置(例えばGPS:全地球測位システム)により時系列に得られた測位結果から貨物車両101の停止を判定してもよい。停止判定部13は、交通信号による停止または一時停止など、僅かな停止を含めて、停止と判定してもよい。或いは、停止判定部13は、停車と判断できる所定時間以上の停止のみを、停止と判定してもよい。
状況判定部14は、停止判定部13から貨物車両101の停止の判定結果を入力する。状況判定部14は、停止の判定結果を入力すると、この停止期間の前の走行中に走行時重量取得部11に取得された重量と、停止期間の後の走行中に走行時重量取得部11に取得された重量とを、走行時重量記憶部12から読み出す。前者の重量を第1の走行時重量と呼び、後者の重量を第2の走行時重量と呼ぶ。状況判定部14は、これらを比較して、積荷量の変化を表わす差異があれば、停止期間に荷積み又は荷卸しが行われたと判定し、差異がなければ、停止期間は休憩期間であると判定する。
通信部15は、状況判定部14の判定結果を、路側機103を介して、管理装置105へ送信する。通信部15は、判定結果に、停止期間の時刻または地点情報を付加して管理装置105へ送信してもよい。
路側機103は、道路の路側に複数設けられ、貨物車両101が近くを通過したときに、車載装置102と無線通信を行う。路側機103は、車載装置102と無線通信を行う対車両通信部21と、通信回線111を介して管理装置105と通信を行う対センタ通信部22とを有する。
管理装置105は、例えば管理センタに設置され、貨物車両101の運行管理の支援を行う。管理装置105は、1台のコンピュータ105aまたは互いに連携して機能する複数台のコンピュータ105a、105bから構成される。複数台のコンピュータ105a、105bは、通信回線106を介して通信を行って連携する。
管理装置105は、通信部31、荷卸しルール記憶部32、荷卸し異常判定部33、および、荷卸し異常通知部34を有する。
通信部31は、路側機103と通信回線111を介して通信を行う。通信部31は、路側機103を介して、車載装置102から停止期間の状況判定結果を受信する。
荷卸しルール記憶部32は、貨物車両101の荷卸しの計画が分かるデータが記憶されている。計画が分かるデータとは、例えば、荷卸しの計画そのものを示す予定データであってもよいし、荷卸しの計画を算出できる規則データとしてもよい。また、計画が分かるデータとしては、荷卸しの全体の計画が分かる必要なく、例えば、所定の街道の通行時には荷卸しが行われない、或いは、所定のパーキングの停車時には荷卸しが行われないなど、一部の計画が分かるデータでもよい。
荷卸し異常判定部33は、荷卸しルール記憶部32に記憶されているデータから分かる荷卸しの計画と、通信部31が受信した状況判定部14の判定結果とが合致するか判定する。そして、荷卸しの計画がないところで、荷卸しが行われたと判定された場合に、異常と判定する。異常の一例としては、誤りの荷卸し作業が生じた、或いは、盗難が生じたなどである。
逆に、荷卸しの計画があるところで、荷卸しが行われていないと判定された場合も、異常とする。異常の一例としては、荷卸しを忘れた、或いは、何らかの理由で荷卸しを拒否されたなどである。
荷卸し異常通知部34は、荷卸し異常判定部33が異常と判定した場合に、オペレータまたはドライバーに異常の通知を行う。図1の例では、オペレータが操作するコンピュータ105bに異常の警告表示を行う。
なお、異常の判定は、荷卸しに関してのみでなく、荷積みに関して行ってもよい。例えば、荷卸しルール記憶部32に加えて、荷積みの計画が分かるデータが記憶される記憶部を有してもよい。さらに、このデータと状況判定部14の判定結果とを比較して、荷積みの計画と実際の荷積み作業とに齟齬がないか異常判定を行うようにしてもよい。そして、荷積みの異常があった場合に、その通知を行うようにしてもよい。
<車両管理支援処理>
図3は、本発明の実施の形態1に係る車両管理支援システムの処理の流れを示すフローチャートである。
図3のフローチャートは、車載装置102の各機能ブロックと管理装置105の各機能ブロックとが協調して実行する処理の流れを示している。続く説明は、システムの処理の流れの具体的な一例であって、本発明に係る車両管理支援システムの処理方法を限定するものではない。
ステップS1では、走行時重量取得部11が、第1の走行時重量を計測する。第1の走行時重量とは、本発明に係る停止前重量の一例に相当し、停止期間の前の走行中に測定された重量に相当する。
ステップS2では、停止判定部13が停止を判別する。その結果、停止がなければステップS1に戻り、ステップS1とステップS2とを所定時間毎に繰り返す。一方、停止があればステップS2に移行する。
ステップS3では、停止期間を経て走行中になるのを待って、走行時重量取得部11が、第2の走行時重量を計測する。第2の走行時重量とは、本発明に係る停止後重量の一例に相当し、停止期間の後の走行中に測定された重量に相当する。
停止の判定の情報、停止期間の前の走行中に計測された第1の走行時重量、停止期間の後の走行中に計測された第2の走行時重量は、状況判定部14へ送られる。
ステップS4では、状況判定部14が、第1の走行時重量と、第2の走行時重量とに差異があるか判定する。差異は、誤差を超える大きさに限られる。ステップS1の繰り返しにより第1の走行時重量が複数回計測されている場合には、これらのうちの1つを用いて判定を行っても良いし、直前に計測された1つを用いて判定を行っても良いし、複数の平均値等を用いて判定を行ってもよい。
ステップS4の判定の結果、差異があると判定したら、状況判定部14は、停止期間に荷積み又は荷卸しが有ったと判定する(ステップS5)。一方、差異がなければ、状況判定部14は、停止期間は休憩期間であると判定する(ステップS6)。状況判定部14の判定結果は、荷卸し異常判定部33へ送られる。
ステップS7では、荷卸し異常判定部33は、荷卸しルール記憶部32のデータから分かる荷卸し計画と、判定結果とが合致するか判別する。そして、荷卸し計画において荷卸しが生じ得ない地点で、状況判定部14か判定した荷卸しがあった場合を異常と判定する。異常の判定結果は、荷卸し異常通知部34に送られる。
ステップS7の判定の結果、異常と判定されたら、荷卸し異常通知部34が異常を通知する(ステップS8)。そして、その後、再び、ステップS1の処理から繰り返す。一方、非異常と判定されたら、ステップS1の処理に戻る。
以上のように、本実施の形態1の車両管理支援システムおよび車載装置102によれば、状況判定部14が、停止期間の前の走行中の重量と、停止期間の後の走行中の重量とから、停止期間の積荷の増加または減少を判定し、停止期間に荷積み又は荷卸しがあったか判定する。よって、停止期間の積荷に関する作業を正確に把握することができる。
また、荷卸しの計画が分かるデータと、停止期間の荷卸しの判定結果とを比較して、異常がないか判定するので、誤って荷卸しが行われたり、盗難で荷卸しがあったりした場合に、これらの異常を通知して、速やかに異常に対処することができる。
(実施の形態2)
図4は、本開示の実施の形態2に係る車両管理支援システムの概要を示す図である。図5は、本開示の実施の形態2に係る車両管理支援システムを示すブロック図である。
実施の形態2の車両管理支援システムは、路側機103を介さずに、車載装置102と管理装置105とが通信回線112を介して通信するところが、実施の形態1と異なり、その他は、実施の形態1と同様である。実施の形態1と同一の構成要素は、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
実施の形態2の車載装置102は、走行時重量取得部11、走行時重量記憶部12、停止判定部13、状況判定部14、および、通信部15Aを有している。
実施の形態2の管理装置105は、通信部31A、荷卸しルール記憶部32、荷卸し異常判定部33、および、荷卸し異常通知部34を有している。
車載装置102の通信部15Aは、通信回線112を介して、管理装置105の通信部31Aへ情報を送信する。送信する情報は、実施の形態1と同様に、状況判定部14の判定結果である。通信回線112は、例えば、移動体通信回線と、インターネットと、を含む回線などである。
実施の形態1では、車載装置102の通信部15は、貨物車両101が路側機103の近くを通過したときに、情報を管理装置105へ送信することができる構成であった。
しかしながら、実施の形態2では、車載装置102の通信部15Aは、状況判定部14の判定結果を、速やかに管理装置105へ送ることができる。従って、実施の形態2の車両管理システムは、荷卸しの異常があったときに、速やかに異常に対処することができる。
(実施の形態3)
図6は、本開示の実施の形態3に係る車両管理支援システムを示すブロック図である。
実施の形態3の車両管理支援システムは、状況判定部14を管理装置105に設け、計測された走行時重量を、車載装置102から管理装置105へ送信する点が、実施の形態2と異なり、他の要素は実施の形態2と同様である。同様の構成要素については、実施の形態2と同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態3の車載装置102は、走行時重量取得部11、走行時重量記憶部12、停止判定部13、走行時重量送信部16、および、通信部15Bを有している。
実施の形態3の管理装置105は、通信部31B、状況判定部14、荷卸しルール記憶部32、荷卸し異常判定部33、および、荷卸し異常通知部34を有している。
走行時重量送信部16は、停止判定部13から停止の判定結果を入力したことに基づいて、走行時重量記憶部12から、停止期間前の走行中に取得された第1の走行時重量と、その後の停止期間後の走行中に取得された第2の走行時重量とを読み出し、これらを通信部15Bに送る。
なお、走行時重量送信部16は、停止の判定結果の情報に、停止期間の地点、又は、時刻の情報を加えて、通信部15Bに送るようにしてもよい。また、走行時重量送信部16は、走行時重量記憶部12に記憶されている複数の走行時重量と取得時刻とを対応づけ、且つ、停止判定部13から送られた停止の判定結果を時刻情報または地点情報と対応づけ、これらを通信部15Bに送るように構成してもよい。
通信部15Bは、走行時重量送信部16から入力した情報を、管理装置105の通信部31Bへ送信する。通信部15Bが使用する通信回線は、実施の形態2の通信回線と同様である。
管理装置105の通信部31Bは、車載装置102から受信した情報を状況判定部14へ送る。
管理装置105の状況判定部14は、通信部31Bから第1の走行時重量と第2の走行時重量とを入力して、停止期間に、荷積み又は荷卸しがあったか、休憩だったかを判定することができる。
なお、状況判定部14は、通信部31Bから、複数の走行時重量と、停止の判定結果とを入力した場合には、何れの走行時重量が停止期間前の走行時重量と停止期間後の走行時重量かを、自ら判別してもよい。そして、これらに基づき、状況判定部14は、停止期間に、荷積み又は荷卸しがあったか、休憩だったかを判定してもよい。
以上のように、実施の形態3の車両管理支援システムによれば、管理装置105が停止期間の貨物車両の作業状況の判定を行う点が異なるものの、実施の形態2と同様の効果が得られる。
なお、車載装置102と管理装置105の間に、実施の形態1と同様な路側機103を配置する構成を採ってもよい。この場合は実施の形態1と同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
図7は、本開示の実施の形態4に係る車両管理支援システムを示すブロック図である。
実施の形態4の車両管理支援システムは、状況判定部14を省略した点が、実施の形態3と異なる。実施の形態3と同様の構成については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
実施の形態4の管理装置105は、通信部31B、荷卸しルール記憶部32、荷卸し異常判定部33C、および、荷卸し異常通知部34を有している。実施の形態4においては、荷卸し異常判定部33Cが、本開示に係る状況判定部の一例に相当する。
通信部31Bは、停止の判定結果の情報と、停止期間前に取得された第1の走行時重量と、停止期間後に取得された第2の走行時重量とを、車載装置102から受信すると、これらの情報を荷卸し異常判定部33Cに送る。停止の判定結果の情報には、停止期間の地点または時刻の情報が付加されている。
荷卸し異常判定部33Cは、停止の判定結果の情報と、停止期間前に取得された第1の走行時重量と、停止期間後に取得された第2の走行時重量とを入力すると、第1の走行時重量と第2の走行時重量とを比較する。そして、積荷量の変化を表わす差異があれば、荷卸し異常判定部33Cは、停止期間に荷積み又は荷卸しが行われたと判定する。さらに、荷卸し異常判定部33Cは、荷卸しルール記憶部32に記憶されているデータから分かる荷卸しの計画と、荷積み又は荷卸しの判定結果とが合致するか判定する。そして、荷卸しの計画がないところで、荷卸しが行われたと判定された場合に、異常と判定する。異常と判定すると、荷卸し異常判定部33Cは、判定結果を荷卸し異常通知部34へ通知する。
以上のように、本実施の形態4によれば、停止期間についての荷卸し異常の判定および通知を行うことができる。停止期間の作業内容が休憩か否かを判定する必要が無い場合には、実施の形態4のように状況判定部14を省略することができる。
なお、車載装置102と管理装置105の間に、実施の形態1と同様な路側機103を配置する構成を採ってもよい。この場合停止期間の作業内容が休憩か否かを判定する処理を省略した形で、実施の形態1と同様な効果が得られる。
(実施の形態5)
実施の形態5の車両管理支援システムは、車載装置102のみで、実施の形態2に示した機能を実現する構成である。実施の形態5において、実施の形態2と同様の構成要素については、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図8に示すように、実施の形態5の車両管理支援システムは、実施の形態2の管理装置105、或いは、管理装置105と車載装置102との通信を必要としない。
図9に示すように、実施の形態5の車載装置102は、走行時重量取得部11、走行時重量記憶部12、停止判定部13、状況判定部14、荷卸しルール記憶部32、荷卸し異常判定部33、および、荷卸し異常通知部34を有している。
先に説明した実施の形態2では、状況判定部14の出力データを、通信部15Aと通信部31Aとの通信により、荷卸し異常判定部33に送っていた。実施の形態5では、状況判定部14の出力データを、通信を介さずに、荷卸し異常判定部33に送っている。
荷卸し異常通知部34は、貨物車両101の内部で、車両の搭乗者に向けて異常の報知を行う構成としてもよいし、外部の管理センタに通信回線を介して異常の報知を行う構成としてもよい。
さらに、実施の形態5の車両管理支援システムには、車載装置102に状況判定部14の判定結果の情報を蓄積する構成と、蓄積した情報をデータ記憶カード等に移動できる構成を付加してもよい。そして、蓄積した情報を、データ記憶カードを介して、管理装置で収集できるように構成してもよい。
以上のように、実施の形態5の車両管理支援システムによれば、車載装置102単体で、停止期間の作業内容の管理と、停止期間の荷卸しに関する異常の判定とを行うことができる。
以上、本開示の各実施の形態について説明した。
なお、本開示は、実施の形態で具体的に説明した細部構成および細部方法に限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本開示は、貨物車両の管理を支援するシステムおよびその車載装置に利用できる。
11 走行時重量取得部
12 走行時重量記憶部
13 停止判定部
14 状況判定部
15,15A,15B 通信部
16 走行時重量送信部
21 対車両通信部
22 対センタ通信部
31,31A,31B 通信部
32 荷卸しルール記憶部
33,33C 荷卸し異常判定部
34 荷卸し異常通知部
101 貨物車両
102 車載装置
103 路側機
105 管理装置
107,108 走行区間
109 停止場所
106,111,112 通信回線

Claims (7)

  1. 車両の走行中に車両の少なくとも積荷を含む部分の重量を取得する走行時重量取得部と、
    前記車両の停止期間の前の走行時と後の走行時とに前記走行時重量取得部によりそれぞれ取得された停止前重量と停止後重量とに基づいて、前記停止期間の前記積荷の増加又は減少を判定する状況判定部と、
    を備える車両管理支援システム。
  2. 前記状況判定部は、前記停止期間に前記積荷の荷卸しまたは荷積みの作業が行われたか、前記停止期間は休憩期間だったかを判定する、
    請求項1記載の車両管理支援システム。
  3. 前記車両の前記積荷の荷卸しまたは荷積みの計画が分かるデータと、前記状況判定部の判定結果とを比較して、異常を判定する異常判定部を、
    さらに備える、
    請求項1記載の車両管理支援システム。
  4. 前記車両に搭載される車載器と、前記車両と離れて設置される管理装置と、を備え、
    前記車載器は、
    前記走行時重量取得部と、
    前記管理装置と通信を行い、前記停止前重量と前記停止後重量との情報を前記管理装置へ送信する車載器側通信部と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記車載器と通信を行い、前記停止前重量と前記停止後重量との情報を受信する管理装置側通信部と、
    前記状況判定部と、
    を備える、
    請求項1記載の車両管理支援システム。
  5. 前記車載器側通信部は、路側機を介して、前記管理装置側通信部へデータを送信する、
    請求項4記載の車両管理支援システム。
  6. 車両に搭載される車載装置であって、
    前記車両の走行中に車両の少なくとも積荷を含む部分の重量を取得する走行時重量取得部を備え、
    前記走行時重量取得部は、前記車両の停止期間の前記積荷の増加又は減少の判定に用いるために、前記車両の前記停止期間の前の走行時に停止前重量を取得し、前記車両の前記停止期間の後の走行時に停止後重量を取得する、
    車載装置。
  7. 前記停止前重量と前記停止後重量とに基づいて、前記停止期間の前記積荷の増加又は減少を判定し、前記停止期間に前記積荷の荷卸しまたは荷積みの作業が行われたか、前記停止期間は休憩期間だったかを判定する状況判定部と、
    前記車両の積荷の荷卸しまたは荷積みの計画が分かるデータと、前記状況判定部の判定結果とを比較して、異常を判定する異常判定部を、
    さらに備える、
    請求項6記載の車載装置。
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