JPWO2016125540A1 - アーク溶接制御方法 - Google Patents

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Abstract

送給速度Fwを正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接する。溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、上記の正逆送給制御中の同期短絡比率を算出し、この同期短絡比率が最大値になるように送給速度Fwの周波数Sfを70〜120Hzの範囲内で自動調整する。同期短絡比率は単位時間中の正送期間の回数に占める正送期間中に発生した短絡の回数の比率である。

Description

本発明は、溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接するアーク溶接制御方法に関するものである。
一般的な消耗電極式アーク溶接では、消耗電極である溶接ワイヤを一定速度で送給し、溶接ワイヤと母材との間にアークを発生させて溶接が行なわれる。消耗電極式アーク溶接では、溶接ワイヤと母材とが短絡期間とアーク期間とを交互に繰り返す溶接状態になることが多い。
溶接品質をさらに向上させるために、溶接ワイヤの正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接する方法が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特許文献1の発明では、溶接電流設定値に応じた送給速度の平均値とし、溶接ワイヤの正送と逆送との周波数及び振幅を溶接電流設定値に応じた値とする。
日本国特許第5201266号公報
従来技術では、溶接ワイヤの送給速度を所定の周波数で正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って溶接する。この正逆送給制御においては、溶滴移行形態が短絡移行形態であるときは、正送期間に同期して短絡が発生し逆送期間に同期してアークが発生するために、良好な溶接状態となる。
他方、溶滴移行形態がグロビュール移行形態になると、溶滴にアークから大きな持ち上げ力が作用するために、短絡の発生が阻害されて短絡が不規則に発生する状態となる。この状態では、1秒間当たりの短絡回数は40回未満となる。これを受けて、従来技術では、正逆送給制御の周波数も40Hz未満に設定していた。しかし、このようにしても、短絡が不規則に発生しやすい状態が維持されるために、正送期間に同期して短絡が発生しない非同期状態に時折陥ることになる。この結果、従来技術では、スパッタが多く発生する不安定な溶接状態となる場合が生じるという問題があった。
そこで、本発明では、正逆送給制御によるアーク溶接において、グロビュール移行形態のときに良好な溶接状態となるアーク溶接制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のアーク溶接制御方法は、
溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接するアーク溶接制御方法において、
溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、前記送給速度を前記正送期間と前記逆送期間とに切り換える周波数が70〜120Hzの範囲になるように前記送給速度の波形パラメータを設定する、
ことを特徴とする。
また、本発明のアーク溶接制御方法は、シールドガスが炭酸ガスであり、溶接ワイヤの材質が鉄であり、溶接ワイヤの直径が1.2mmであるときは、前記グロビュール移行形態は平均溶接電流が200A以上の範囲である、
ことを特徴とする。
また、本発明のアーク溶接制御方法は、前記正逆送給制御中の同期短絡比率を算出し、この同期短絡比率が最大値になるように前記波形パラメータを自動調整し、前記同期短絡比率は単位時間中の前記正送期間の回数に占める前記正送期間中に発生した短絡の回数の比率である、
ことを特徴とする。
また、本発明のアーク溶接制御方法は、前記正送期間中に前記短絡期間になると前記逆送期間への移行を開始し、前記逆送期間中に前記アーク期間になると前記正送期間への移行を開始する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、グロビュール移行溶接において、送給速度の周波数に同期して短絡期間及びアーク期間が発生する略完全な同期状態となる。このために、スパッタ発生量の少ない、ビード外観の美麗な高品質溶接を行うことができる。
本発明の実施の形態1に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るアーク溶接制御方法を示す、図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。 グロビュール移行形態でアーク溶接を行ったときの送給速度Fwの周波数Sfの適正範囲を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るアーク溶接制御方法を示す、図5の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1の発明は、溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、送給速度を正送期間と逆送期間とに切り換える周波数が70〜120Hzの範囲になるように送給速度の波形パラメータを設定するものである。実施の形態1の発明においては、上記の波形パラメータが周波数である場合である。したがって、実施の形態1の発明では、周波数設定信号Sfrを上記の周波数範囲に設定することになる。
図1は、本発明の実施の形態1に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御等による出力制御を行い、出力電圧Eを出力する。この電源主回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流器、整流された直流を平滑する平滑コンデンサ、平滑された直流を高周波交流に変換する上記の駆動信号Dvによって駆動されるインバータ回路、高周波交流を溶接に適した電圧値に降圧する高周波変圧器、降圧された高周波交流を直流に整流する2次整流器を備えている。
リアクトルWLは、上記の出力電圧Eを平滑する。このリアクトルWLのインダクタンス値は、例えば200μHである。
送給モータWMは、後述する送給制御信号Fcを入力として、正送と逆送とを周期的に繰り返して溶接ワイヤ1を送給速度Fwで送給する。送給モータWMには、過渡応答性の速いモータが使用される。溶接ワイヤ1の送給速度Fwの変化率及び送給方向の反転を速くするために、送給モータWMは溶接トーチ4の先端の近くに設置される場合がある。また、送給モータWMを2個使用して、プッシュプル方式の送給系とする場合もある。
溶接ワイヤ1は、上記の送給モータWMに結合された送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接トーチ4内の給電チップ(図示は省略)と母材2との間には溶接電圧Vwが印加し、溶接電流Iwが通電する。
平均送給速度設定回路FARは、予め定めた平均送給速度設定信号Farを出力する。周波数設定回路SFRは、予め定めた周波数設定信号Sfrを出力する。振幅設定回路WFRは、予め定めた振幅設定信号Wfrを出力する。
送給速度設定回路FRは、上記の平均送給速度設定信号Far、上記の周波数設定信号Sfr及び上記の振幅設定信号Wfrを入力として、振幅設定信号Wfrによって定まる振幅Wf及び周波数設定信号Sfrの逆数である周期設定値によって定まる周期Tfで正負対称形状に変化する予め定めた台形波を、平均送給速度設定信号Farの値だけ正送側にシフトした波形となる送給速度設定信号Frを出力する。この送給速度設定信号Frについては、図2で詳述する。
送給制御回路FCは、上記の送給速度設定信号Frを入力として、送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度Fwで溶接ワイヤ1を送給するための送給制御信号Fcを上記の送給モータWMに出力する。
出力電圧設定回路ERは、予め定めた出力電圧設定信号Erを出力する。出力電圧検出回路EDは、上記の出力電圧Eを検出し平滑して、出力電圧検出信号Edを出力する。
電圧誤差増幅回路EVは、上記の出力電圧設定信号Er及び上記の出力電圧検出信号Edを入力として、出力電圧設定信号Er(+)と出力電圧検出信号Ed(−)との誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。この回路によって、溶接電源は定電圧制御される。
駆動回路DVは、上記の電圧誤差増幅信号Evを入力として、電圧誤差増幅信号Evに基づいてPWM変調制御を行い、上記の電源主回路PM内のインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。
図2は、本発明の実施の形態1に係るアーク溶接制御方法を示す、図1の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示す。以下、同図を参照して各信号の動作について説明する。
同図(A)に示す送給速度Fwは、図1の送給速度設定回路FRから出力される送給速度設定信号Frの値に制御される。送給速度設定信号Frは、振幅設定信号Wfrによって定まる振幅Wf及び周波数設定信号Sfrによって定まる周波数Sfの逆数となる周期Tf=1/Sfで正負対称形状に変化する予め定めた台形波を、平均送給速度設定信号Farの値だけ正送側にシフトした波形となる。このために、同図(A)に示すように、送給速度Fwは、平均送給速度設定信号Farによって定まる破線で示す平均送給速度Faを基準線として、上下に対称となる振幅Wf及び周期Tfで予め定めた台形波状の送給速度パターンとなる。すなわち、基準線から上側の振幅と下側の振幅とは同一値であり、基準線より上側の期間と下側の期間とは同一値となっている。
ここで、0を基準線として送給速度Fwの台形波を見ると、同図(A)に示すように、時刻t1〜t5の逆送期間は、それぞれ所定の逆送加速期間、逆送ピーク期間、逆送ピーク値及び逆送減速期間から形成され、時刻t5〜t9の正送期間は、それぞれ所定の正送加速期間、正送ピーク期間、正送ピーク値及び正送減速期間から形成される。
[時刻t1〜t5の逆送期間の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t1〜t2の逆送加速期間に入り、0から上記の逆送ピーク値まで加速する。この期間中は短絡状態が継続している。
時刻t2において逆送加速期間が終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t2〜t4の逆送ピーク期間に入り、上記の逆送ピーク値になる。この期間中の時刻t3において、逆送及び溶接電流Iwの通電によるピンチ力によってアークが発生する。これに応動して、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwはこれ以降のアーク期間中は次第に減少する。
時刻t4において逆送ピーク期間が終了すると、同図(A)に示すように、時刻t4〜t5の逆送減速期間に入り、上記の逆送ピーク値から0へと減速する。この期間中は、アーク期間が継続している。
[時刻t5〜t9の正送期間の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t5〜t6の正送加速期間に入り、0から上記の正送ピーク値まで加速する。この期間中は、アーク期間のままである。
時刻t6において正送加速期間が終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t6〜t8の正送ピーク期間に入り、上記の正送ピーク値になる。この期間中の時刻t7において、正送によって短絡が発生する。これに応動して、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwはこれ以降の短絡期間中は次第に増加する。
時刻t8において正送ピーク期間が終了すると、同図(A)に示すように、時刻t8〜t9の正送減速期間に入り、上記の正送ピーク値から0へと減速する。この期間中は、短絡期間が継続している。
これ以降は、上記の逆送期間及び上記の正送期間の動作を繰り返す。
送給速度Fwの台形波の数値例を以下に示す。
周波数Sf=100Hz(周期Tf=10ms)、振幅Wf=60m/min、平均送給速度Fa=5m/min、半周期の各傾斜期間=1.2ms、ピーク期間=2.6ms、ピーク値=30m/minの台形波に設定すると、この台形波を平均送給速度Fa=5m/minだけ正送側にシフトした波形となる。平均溶接電流は約250Aとなる。この場合の各波形パラメータは、以下のようになる。
逆送期間=4.6ms、逆送加速期間=1.0ms、逆送ピーク期間=2.6ms、逆送ピーク値=−25m/min、逆送減速期間=1.0ms
正送期間=5.4ms、正送加速期間=1.4ms、正送ピーク期間=2.6ms、正送ピーク値=35m/min、正送減速期間=1.4ms
図3は、グロビュール移行形態でアーク溶接を行ったときの送給速度Fwの周波数Sfの適正範囲を示す図である。横軸は周波数Sf[Hz]を示し、縦軸は同期短絡比率Rd[%]を示す。以下、同図を参照して説明する。
同期短絡比率Rdは、単位時間中の正送期間の回数に占める正送期間中に発生した短絡の回数の比率である。Rd=100%のときは、全ての正送期間中に短絡が発生した状態である。Rd=90%のときは、正送期間中に短絡が発生しない非同期状態が10%あったことを示している。単位時間は、例えば5秒に設定される。
同図の溶接条件は、シールドガスに炭酸ガスを使用し、溶接ワイヤに直径1.2mmの軟鋼ワイヤを使用した場合である。この溶接条件では、平均溶接電流値が200A以上でグロビュール移行形態となる。溶接ワイヤの材質は軟鋼に限らず鉄であれば、平均溶接電流値が200A以上になる状態がグロビュール移行形態となる。
同図に示すように、50Hzのときは82%となり、60Hzのときは89%となり、65Hzのときは91%となり、70Hzのときは99.5%となり、75Hzのときは99.5%となり、80Hzのときは99.9%となり、90Hzのときは99.9%となり、100Hzのときは99.9%となり、110Hzのときは99.9%となり、115Hzのときは99.5%となり、120Hzのときは99.5%となり、125Hzのときは89%となり、130Hzのときは82%となり、140Hzのときは82%となる。
周波数Sfが70〜120Hzの範囲では同期短絡比率Rd>99%となり、送給速度Fwの1周期ごとに短絡期間及びアーク期間が発生する略完全な同期状態になる。このために、グロビュール移行溶接において、スパッタ発生量の少ないビード外観が美麗な高品質な溶接を行うことができる。周波数Sfがこの範囲外になると、非同期短絡が多く発生するようになり、溶接状態が不安定状態に陥りやすくなるので、スパッタ発生量が多くなりビード外観も悪くなる。
さらに、周波数Sfが80〜110Hzの範囲では、同期短絡比率が一段と高くなり、溶接状態の安定性がさらに良好となる。したがって、グロビュール移行溶接において、送給速度Fwの周波数Sfの適正範囲は70〜120Hzの範囲となり、望ましくは80〜110Hzの範囲となる。
周波数Sfが上記の適正範囲よりも低い場合には、アーク期間が長くなり、溶滴が過大となり、溶滴に作用する持ち上げ力が強いために短絡の発生が阻害されて非同期短絡が多く発生する。周波数Sfが上記の適正範囲よりも高い場合には、アーク期間が短くなり溶滴が過小となり、非同期短絡が発生しやすくなる。周波数Sfが適正範囲にある場合には、アーク期間中に形成される溶滴が適正サイズとなるので、同期短絡が発生することになる。周波数Sfの適正範囲は、従来技術での40Hz未満の約2〜3倍の範囲となる。
上述した実施の形態1によれば、正逆送給制御によるアーク溶接において、溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、送給速度の周波数を70〜120Hzの範囲に設定する。これにより、周波数に同期して短絡期間及びアーク期間が発生する略完全な同期状態となる。このために、スパッタ発生量の少ない、ビード外観の美麗な高品質溶接を行うことができる。
[実施の形態2]
実施の形態2の発明は、正逆送給制御中の同期短絡比率Rdを算出し、この同期短絡比率Rdが最大値になるように送給速度の周波数を自動調整するものである。
図4は、実施の形態2に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。同図は、上述した図1と対応しており、同一のブロックには同一符号を付してそれらの説明は繰り返さない。同図は、図1に電圧検出回路VD、短絡判別回路SD及び同期短絡比率演算回路RDを追加し、図1の周波数設定回路SFRを第2周波数設定回路SFR2に置換したものである。以下、同図を参照してこれらのブロックについて説明する。
電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。短絡判別回路SDは、上記の電圧検出信号Vdを入力として、この値が短絡判別値(10V程度)未満のときは短絡期間であると判別してHighレベルとなり、以上のときはアーク期間であると判別してLowレベルとなる短絡判別信号Sdを出力する。
同期短絡比率演算回路RDは、上記の送給速度設定信号Fr及び上記の短絡判別信号Sdを入力として、単位時間中の正送期間の回数Nsを送給速度設定信号Frから計数し、同時に正送期間中に短絡判別信号SdがLowレベルからHighレベル(短絡)に変化した回数Ndを計数し、(Nd/Ns)・100を演算して同期短絡比率信号Rdとして出力する。
第2周波数設定回路SFR2は、所定範囲内で変化させた周波数設定信号Sfrを出力し、変化させた周波数設定信号Sfrごとの同期短絡比率信号Rdを比較し、比較後は同期短絡比率信号Rdが最大値となる値の周波数設定信号Sfrを出力する。以下に詳細な処理手順を説明する。
1)所定範囲は、図3で上述した適正範囲の70〜120Hzの範囲である。周波数設定信号Sfrの値を、70Hzから5Hz刻みで120Hzまで変化させて出力する。
2)周波数設定信号Sfrの値が変化するごとに同期短絡比率信号Rdの値を記憶する。
3)記憶された同期短絡比率信号Rdの値を比較し、最大値となる周波数設定信号Sfrの値に固定して出力する。
本発明の実施の形態2に係るアーク溶接制御方法を示す、図4の溶接電源における各信号のタイミングチャートは、上述した図2と同様である。但し、送給速度Fwの周波数Sfが自動調整される点は異なっている。
上述した実施の形態2によれば、正逆送給制御中の同期短絡比率を算出し、この同期短絡比率が最大値になるように周波数を自動調整し、同期短絡比率は単位時間中の正送期間の回数に占める正送期間中に発生した短絡の回数の比率である。これにより、本実施の形態では、グロビュール移行溶接が良好な溶接状態となる周波数の適正範囲内において、溶接状態が最も安定している周波数に自動調整することができる。溶接状態が最も安定していることを、同期短絡比率が最大値となることによって判別している。同期短絡比率が最大値のときは、送給速度の周波数に略完全に同期して短絡及びアークが発生している状態のときであり、スパッタ発生量が最も少なくなる。
[実施の形態3]
実施の形態3の発明では、正送期間中に短絡期間になると逆送期間への移行を開始し、逆送期間中にアーク期間になると正送期間への移行を開始する。実施の形態3の発明においては、波形パラメータが正送加速期間、正送減速期間、逆送加速期間、逆送減速期間、正送ピーク値又は逆送ピーク値の少なくとも1つである場合である。実施の形態3の発明では、グロビュール移行形態のときは、上記の波形パラメータを調整して、送給速度の周波数の平均値が所望範囲になるようにしている。すなわち、実施の形態3の発明においては、送給速度の周波数は、一定ではないので、その平均値が所望範囲になるように波形パラメータが調整される。
図5は、本発明の実施の形態3に係るアーク溶接制御方法を実施するための溶接電源のブロック図である。同図は上述した図1と対応しており、同一ブロックには同一符号を付して、それらの説明は繰り返さない。同図は、図1の平均送給速度設定回路FAR、周波数設定回路SFR及び振幅設定回路WFRを削除している。そして、正送加速期間設定回路TSUR、正送減速期間設定回路TSDR、逆送加速期間設定回路TRUR、逆送減速期間設定回路TRDR、正送振幅設定回路WSR、逆送振幅設定回路WRR、電圧検出回路VD及び短絡判別回路SDを追加している。さらに、図1の送給速度設定回路FRを第2送給速度設定回路FR2に置換している。以下、同図を参照して、これらのブロックについて説明する。
正送加速期間設定回路TSURは、予め定めた正送加速期間設定信号Tsurを出力する。正送減速期間設定回路TSDRは、予め定めた正送減速期間設定信号Tsdrを出力する。逆送加速期間設定回路TRURは、予め定めた逆送加速期間設定信号Trurを出力する。逆送減速期間設定回路TRDRは、予め定めた逆送減速期間設定信号Trdrを出力する。
正送振幅設定回路WSRは、予め定めた正送振幅設定信号Wsrを出力する。逆送振幅設定回路WRRは、予め定めた逆送振幅設定信号Wrrを出力する。
電圧検出回路VDは、溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。短絡判別回路SDは、この電圧検出信号Vdを入力として、電圧検出信号Vdが短絡判別値(10V程度)未満のときは短絡期間にあると判別してHighレベルとなり、短絡判別値以上のときはアーク期間にあると判別してLowレベルになる短絡判別信号Sdを出力する。
第2送給速度設定回路FR2は、上記の正送加速期間設定信号Tsur、上記の正送減速期間設定信号Tsdr、上記の逆送加速期間設定信号Trur、上記の逆送減速期間設定信号Trdr、上記の正送振幅設定信号Wsr、上記の逆送振幅設定信号Wrr及び上記の短絡判別信号Sdを入力として、以下の処理によって生成された送給速度パターンを送給速度設定信号Frとして出力する。この送給速度設定信号Frが0以上のときは正送期間となり、0未満のときは逆送期間となる。
1)正送加速期間設定信号Tsurによって定まる正送加速期間Tsu中は0から正送振幅設定信号Wsrによって定まる正の値の正送ピーク値Wspまで直線状に加速する送給速度設定信号Frを出力する。
2)続いて、正送ピーク期間Tsp中は、上記の正送ピーク値Wspを維持する送給速度設定信号Frを出力する。
3)短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)からHighレベル(短絡期間)に変化すると、正送減速期間設定信号Tsdrによって定まる正送減速期間Tsdに移行し、上記の正送ピーク値Wspから0まで直線状に減速する送給速度設定信号Frを出力する。
4)続いて、逆送加速期間設定信号Trurによって定まる逆送加速期間Tru中は0から逆送振幅設定信号Wrrによって定まる負の値の逆送ピーク値Wrpまで直線状に加速する送給速度設定信号Frを出力する。
5)続いて、逆送ピーク期間Trp中は、上記の逆送ピーク値Wrpを維持する送給速度設定信号Frを出力する。
6)短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)からLowレベル(アーク期間)に変化すると、逆送減速期間設定信号Trdrによって定まる逆送減速期間Trdに移行し、上記の逆送ピーク値Wrpから0まで直線状に減速する送給速度設定信号Frを出力する。
7)上記の1)〜6)を繰り返すことによって正負の台形波状に変化する送給パターンの送給速度設定信号Frが生成される。
図6は、本発明の実施の形態3に係るアーク溶接制御方法を示す図5の溶接電源における各信号のタイミングチャートである。同図(A)は送給速度Fwの時間変化を示し、同図(B)は溶接電流Iwの時間変化を示し、同図(C)は溶接電圧Vwの時間変化を示し、同図(D)は短絡判別信号Sdの時間変化を示す。以下、同図を参照して各信号の動作について説明する。
同図(A)に示す送給速度Fwは、図5の第2送給速度設定回路FR2から出力される送給速度設定信号Frの値に制御される。送給速度設定信号Frは、図5の正送加速期間設定信号Tsurによって定まる正送加速期間Tsu、短絡が発生するまで継続する正送ピーク期間Tsp、図5の正送減速期間設定信号Tsdrによって定まる正送減速期間Tsd、図5の逆送加速期間設定信号Trurによって定まる逆送加速期間Tru、アークが発生するまで継続する逆送ピーク期間Trp及び図5の逆送減速期間設定信号Trdrによって定まる逆送減速期間Trdから形成される。さらに、正送ピーク値Wspは図5の正送振幅設定信号Wsrによって定まり、逆送ピーク値Wrpは図5の逆送振幅設定信号Wrrによって定まる。この結果、送給速度設定信号Frは、正負の台形波波状に変化する送給パターンとなる。
[時刻t1〜t4の逆送期間の動作]
同図(A)に示すように、送給速度Fwは時刻t1〜t2の予め定めた逆送加速期間Truに入り、0から上記の逆送ピーク値Wrpまで加速する。この期間中は短絡期間が継続している。
時刻t2において逆送加速期間Truが終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは逆送ピーク期間Trpに入り、上記の逆送ピーク値Wrpになる。この期間中も短絡期間が継続している。
時刻t3においてアークが発生すると、同図(D)に示すように、短絡判別信号SdがLowレベル(アーク期間)に変化する。これに応動して、時刻t3〜t4の予め定めた逆送減速期間Trdに移行し、同図(A)に示すように、送給速度Fwは上記の逆送ピーク値Wrpから0まで減速する。同時に、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数十Vのアーク電圧値に急増し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwはアーク期間中次第に減少する。
[時刻t4〜t7の正送期間の動作]
時刻t4において逆送減速期間Trdが終了すると、時刻t4〜t5の予め定めた正送加速期間Tsuに移行する。この正送加速期間Tsu中は、同図(A)に示すように、送給速度Fwは0から上記の正送ピーク値Wspまで加速する。この期間中はアーク期間が継続している。
時刻t5において正送加速期間Tsuが終了すると、同図(A)に示すように、送給速度Fwは正送ピーク期間Tspに入り、上記の正送ピーク値Wspになる。この期間中もアーク期間が継続している。
時刻t6において短絡が発生すると、同図(D)に示すように、短絡判別信号SdがHighレベル(短絡期間)に変化する。これに応動して、時刻t6〜t7の予め定めた正送減速期間Tsdに移行し、同図(A)に示すように、送給速度Fwは上記の正送ピーク値Wspから0まで減速する。同時に、同図(C)に示すように、溶接電圧Vwは数Vの短絡電圧値に急減し、同図(B)に示すように、溶接電流Iwは短絡期間中次第に増加する。
実施の形態3では、正送ピーク期間Tsp及び逆送ピーク期間Trpは短絡又はアーク発生に応動して期間を終了するので、一定値ではない。このために、送給速度Fwの周期を直に所定値に設定することはできない。しかし、単位時間(0.1〜1秒)ごとの正送ピーク期間Tspの平均値及び逆送ピーク期間Trpの平均値は略一定値となる。したがって、送給速度Fwの波形パラメータである正送加速期間Tsu、正送減速期間Tsd、逆送加速期間Tru、逆送減速期間Trd、正送ピーク値Wsp又は逆送ピーク値Wrpの少なくとも1つの値を調整することによって、単位時間ごとの送給速度Fwの周期の平均値を所定範囲に設定することができる。すなわち、実施の形態3においては、溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、送給速度の波形パラメータである正送加速期間Tsu、正送減速期間Tsd、逆送加速期間Tru、逆送減速期間Trd、正送ピーク値Wsp又は逆送ピーク値Wrpの少なくとも1つの値を変化させることによって、単位時間ごとの送給速度Fwの周期の平均値を適正範囲に設定することができる。実施の形態3においては、図3の横軸は単位時間当たりの周波数の平均値を示している。縦軸の同期短絡比率Rdは、正送ピーク期間Tspが予め定めた正送基準値に達する前に短絡が発生した比率を示している。これは、正送ピーク期間Tspが正送基準値を超えて短絡が発生する状態は、送給速度とアーク状態との同期状態が良好ではないからである。したがって、実施の形態3においては、溶滴移行状態がグロビュール移行形態であるときは、送給速度の波形パラメータを調整して、単位時間当たりの周波数の平均値が図3で示す適正範囲に入るようにすれば良い。上記の正送基準値は、例えば7msである。
上述した実施の形態3によれば、正送期間中に短絡期間になると逆送期間への移行を開始し、逆送期間中にアーク期間になると正送期間への移行を開始する。この場合にも、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
上述した実施の形態1〜3では、送給速度が台形波状に変化する場合であるが、正弦波状、三角波状等に変化する場合も同様である。
本発明によれば、正逆送給制御によるアーク溶接において、グロビュール移行形態のときに良好な溶接状態となるアーク溶接制御方法を提供することができる。
以上、本発明を特定の実施形態によって説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、開示された発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本出願は、2015年2月2日出願の日本特許出願(特願2015−018359)に基づくものであり、その内容はここに取り込まれる。
1 溶接ワイヤ
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
5 送給ロール
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
E 出力電圧
ED 出力電圧検出回路
Ed 出力電圧検出信号
ER 出力電圧設定回路
Er 出力電圧設定信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
Fa 平均送給速度
FAR 平均送給速度設定回路
Far 平均送給速度設定信号
FC 送給制御回路
Fc 送給制御信号
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
FR2 第2送給速度設定回路
Fw 送給速度
Iw 溶接電流
Nd 正送期間中に発生した短絡の回数
Ns 正送期間の回数
PM 電源主回路
RD 同期短絡比率演算回路
Rd 同期短絡比率(信号)
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
Sf 周波数
SFR 周波数設定回路
Sfr 周波数設定信号
Tf 周期
Tfr 周期設定信号
Trd 逆送減速期間
TRDR 逆送減速期間設定回路
Trdr 逆送減速期間設定信号
Trp 逆送ピーク期間
Tru 逆送加速期間
TRUR 逆送加速期間設定回路
Trur 逆送加速期間設定信号
Tsd 正送減速期間
TSDR 正送減速期間設定回路
Tsdr 正送減速期間設定信号
Tsp 正送ピーク期間
Tsu 正送加速期間
TSUR 正送加速期間設定回路
Tsur 正送加速期間設定信号
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
Vw 溶接電圧
Wf 振幅
WFR 振幅設定回路
Wfr 振幅設定信号
WL リアクトル
WM 送給モータ
Wrp 逆送ピーク値
WRR 逆送振幅設定回路
Wrr 逆送振幅設定信号
Wsp 正送ピーク値
WSR 正送振幅設定回路
Wsr 正送振幅設定信号

Claims (4)

  1. 溶接ワイヤの送給速度を正送期間と逆送期間とに交互に切り換える正逆送給制御を行って、短絡期間とアーク期間とを発生させて溶接するアーク溶接制御方法において、
    溶滴移行形態がグロビュール移行形態であるときは、前記送給速度を前記正送期間と前記逆送期間とに切り換える周波数が70〜120Hzの範囲になるように前記送給速度の波形パラメータを設定する、
    ことを特徴とするアーク溶接制御方法。
  2. シールドガスが炭酸ガスであり、溶接ワイヤの材質が鉄であり、溶接ワイヤの直径が1.2mmであるときは、前記グロビュール移行形態は平均溶接電流が200A以上の範囲である、
    ことを特徴とする請求項1記載のアーク溶接制御方法。
  3. 前記正逆送給制御中の同期短絡比率を算出し、この同期短絡比率が最大値になるように前記波形パラメータを自動調整し、前記同期短絡比率は単位時間中の前記正送期間の回数に占める前記正送期間中に発生した短絡の回数の比率である、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のアーク溶接制御方法。
  4. 前記正送期間中に前記短絡期間になると前記逆送期間への移行を開始し、前記逆送期間中に前記アーク期間になると前記正送期間への移行を開始する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のアーク溶接制御方法。

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