JPWO2016047793A1 - 歯磨き支援システム、歯ブラシアタッチメント、歯磨き支援装置及び電動式歯ブラシ - Google Patents

歯磨き支援システム、歯ブラシアタッチメント、歯磨き支援装置及び電動式歯ブラシ Download PDF

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Abstract

目的は歯磨き上達を支援することにある。歯磨き支援システムは、歯ブラシの柄に着脱自在に装着される歯ブラシアタッチメントと、表示部を有する情報処理装置とを具備する。歯ブラシアタッチメントは、本体と、歯ブラシの柄に本体を着脱自在に装着する歯ブラシ装着具とからなる。本体は、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知する運動検知部を有する。情報処理装置は、当該検知した運動情報に基づいて画像を生成し、表示する。

Description

本発明は、歯磨き支援システム、歯ブラシアタッチメント、歯磨き支援装置及び電動式歯ブラシに関する。
近年、幼児が興味を引くような流行のキャラクタが印刷された歯ブラシが、数多く販売されている。また、幼児期から歯磨きをする習慣を培えるよう、また、幼児が楽しく歯磨きを行えるよう様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、歯ブラシの植毛部及び/又はハンドル部に、意匠を描いた一次層と、該一次層を隠蔽するように水反応剤にて印刷した二次層とを形成することにより、歯磨きをするとき、水反応剤にて印刷した二次層が水で濡れることで光不透過の二次層の水反応剤が吸水して光透過性を発現することによって、意匠を描いた一次層を透視できるものとなり、歯磨きの前後で歯ブラシの意匠変化を視認できるので、幼い子供たちでも楽しく歯磨きを行って自然に歯磨きの習慣を持たせるようにすることができることが開示されている。
特開2010−005107号公報
しかしながら、特許文献1に開示された歯ブラシに施された意匠は、歯ブラシ本体と一体化した構成を成し、歯磨きの前後で静止的に変化するに過ぎない。歯ブラシ部と表示部が別体から構成され、歯磨き運動と連動して表示部に表示される画像が動画的に変化することによって、幼児の歯磨き習慣をサポートする効果に着目したものではなかった。
目的は歯磨き上達を支援することにある。
本発明の一実施形態に係る歯磨き支援システムは、歯ブラシの柄に着脱自在に装着される歯ブラシアタッチメントと、表示部を有する情報処理装置とを具備する。歯ブラシアタッチメントは、本体と、本体に設けられ、歯ブラシの柄に前記本体を着脱自在に装着する歯ブラシ装着具とからなる。本体は、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知する運動検知手段と、当該検知した運動に基づく運動情報を送信する送信手段とを有する。情報処理装置は、送信された運動情報を受信する受信手段と、受信した運動情報に基づいて画像を生成する画像生成手段と、当該生成した画像を表示する画像表示手段とを備える。
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システム300を構成する、歯ブラシ保持具100および情報処理装置200の要部構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る表示システム(300)を構成する、歯ブラシ保持具(100)と表示部を有する情報処理装置(200)とが、無線インターフェースで送受信可能である状態を示す模式図である。 図3は、本発明の第1実施形態において、幼児が歯ブラシを装着した歯ブラシ保持具を用いて、親子で楽しく歯磨きをしている様子を示す模式図である。 図4は、本発明の第1実施形態において、情報処理装置が有する表示部のアプリケーション選択画面の遷移を示す模式図である。 図5は、本発明の第1実施形態において、情報処理装置が有する表示部の歯磨き運動と連動して特定オブジェクト(キャラクタ)が移動(動作)する画面の遷移を示す模式図である。 図6は、本発明の第1実施形態において、情報処理装置が有する表示部のご褒美スタンプの収集画面の遷移を示す模式図である。 図7は、本発明の第1実施形態において、歯ブラシ保持具と情報処理装置から構成される表示システムが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の第2実施形態に係る歯磨き支援システムの全体構成を示す図である。 図9は、図8の歯ブラシアタッチメントの外観図である。 図10は、図8の歯ブラシアタッチメントの他の構成例を示す外観図である。 図11は、本発明の第2実施形態に係る歯磨き支援システムの全体ブロック図である。 図12は、図11の履歴データ記憶部に記憶される履歴データの一例を示す図である。 図13は、図11の映像発生部で歯磨き期間中に発生される画像の一例を示す図である。 図14は、図11の映像発生部で歯磨き終了時に発生される画像の一例を示す図である。 図15は、図11の歯磨き支援装置の処理手順を示すフローチャートである。 図16は、第2実施形態の変形例に係る歯磨き支援システムの全体構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1〜図7に基づいて、本発明の第1の実施形態を説明する。
(歯ブラシ保持具と情報処理装置とからなる表示システムの概要)
本実施形態によって提供される表示システム(歯磨き支援システムともいう)は、歯ブラシ保持具(歯ブラシアタッチメントともいう)と情報処理装置(歯磨き支援装置ともいう)とから構成される。歯ブラシ保持具は、歯ブラシを保持し、当該保持された歯ブラシを用いて、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知し、当該検知した運動に基づく運動情報を送信する手段を備えている。また、情報処理装置は、歯ブラシ保持具から送信された運動情報を受信し、当該受信した運動情報に基づいて画像を生成し、当該生成した画像を表示する手段を備える。本実施形態に係る表示システムは、利用者の歯磨き運動の情報を送受信させることによって、実現される表示システムである。
(表示システム300の構成)
図1は、表示システム300を構成する、歯ブラシ保持具100および情報処理装置200の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に例示されるように、表示システム300は、歯ブラシ保持具100および情報処理装置200から構成され、上記歯ブラシ保持具100は、装着具11と、運動検知部12、演算部13および送受信部14を備えた本体とからなる。また、上記情報処理装置200は、送受信部15、画像生成部16、および画像表示部17を備えている。
装着具(保持手段)11は、歯ブラシを保持する。運動検知部(運動検知手段)12は、装着具11によって保持された歯ブラシを用いて、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知する。また、運動検知部(運動検知手段)12は、利用者の歯磨き運動に伴って生じる加速度を検知する加速度センサを有することが好ましい。
演算部(演算手段)13は、歯磨き運動のブラッシング回数を演算する。送受信部(送信手段)14は、運動検知部12において検知した運動に基づく運動情報5dを送信する。なお、装着具11から出力された保持情報5aは、運動検知部12に入力される。当該運動検知部12から出力された運動情報5bは、演算部13に入力される。当該演算部13から出力された演算情報5cは、送受信部14に入力される。当該送受信部14から出力された運動情報5dは送受信部15に入力される。
送受信部(受信手段)15は、送受信部14から送信された運動情報5dを受信する。画像生成部(画像生成手段)16は、送受信部15において受信した運動情報5eに基づいて画像を生成する。また、画像生成部(画像生成手段)16は、演算部(演算手段)13が演算したブラッシング回数の結果に連動して、特定オブジェクトが移動する動画像を生成することが好ましい。
画像表示部(画像表示手段)17は、画像生成部16において生成した画像を表示する。歯ブラシ保持具100と情報処理装置200は、無線インターフェースによって連結されることが好ましい。さらに、当該無線インターフェースは、Bluetooth(登録商標)を含むことが好ましい。なお、送受信部15から出力された運動情報5eは、画像生成部16に入力される。当該画像生成部16から出力された画像情報5fは、画像表示部17に入力される。
(歯ブラシ保持具と情報処理装置から構成される表示システムの詳細)
本実施形態において提供される表示システムは、歯ブラシに装着する歯ブラシ保持具と、表示部を有する情報処理装置から構成される。歯ブラシ保持具は、歯ブラシを保持する保持手段と、当該保持手段によって保持された歯ブラシを用いて、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知する運動検知手段と、当該検知した運動に基づく運動情報を送信する送信手段とを備える。歯ブラシ保持具は、さらに、温度センサを備えることもできる。これにより、利用者が歯磨きを行う機会に、掌の温度計測も行え、利用者の健康管理にも活用することができる。
また、情報処理装置は、歯ブラシ保持具が有する送信手段によって送信された運動情報を受信する受信手段と、当該受信した運動情報に基づいて画像を生成する画像生成手段と、当該生成した画像を表示する画像表示手段とを備える。
図2は、本実施形態の表示システム(300)を構成する、歯ブラシ保持具(100)と表示部を有する情報処理装置(200)とが、無線インターフェースで送受信可能である状態を示す模式図である。本実施形態における歯ブラシ保持具(100)は、一般に市販されている歯ブラシ、または、専用品として販売されている歯ブラシ等を装着することが可能となるように設計することができる。
図2に示されるように、歯ブラシ保持具(100)の外観は、特に限定されるものではないが、くまのキャラクタのように幼児に馴染みのあるキャラクタを模したものであってもよい。また、歯ブラシを装着した状態の歯ブラシ保持具(100)は、自立可能となるように設計することもできる。また、図2に示されるように、歯ブラシ保持具(100)から送信された運動情報は、無線インターフェースを介して、当該送信された運動情報を情報処理装置(200)が受信することができる。
無線インターフェースとしては、Bluetooth(登録商標)を好ましく採用することができる。また、Bluetooth(登録商標)の拡張仕様の一つとして、Bluetooth(登録商標) Low Energyも好ましく採用することができる。Bluetooth(登録商標) Low Energyを採用することで、極低電力で送受信(通信)を可能とすることができる。
図3は、幼児が歯ブラシを装着した歯ブラシ保持具(100)を用いて、親子で楽しく歯磨きをしている様子を示す模式図である。図3に示されるように、本発明における歯ブラシ保持具(100)は、利用者が幼児であっても、握り易く、歯磨き運動のブラッシングをスムーズに且つ快適に行えるように設計される。なお、本実施形態において歯ブラシ保持具を利用する利用者としては、幼児に限定されず、大人、お年寄り、および障害者であっても利用が可能となるよう設計することができる。
図4は、情報処理装置が有する表示部において、アプリケーション選択画面の遷移を示す模式図である。図4(a)は、情報処理装置が有する表示部の初期画面表示の具体例を示す模式図である。図4(a)に示される画面には、歯ブラシを持ったくまのキャラクタが登場する画像が表示される。また、図4(a)に示される画面下部には、左から順に、「つかいかた」、「とうろく」、「スタンプ」、「コレクション」といった選択可能なアイコンが表示されていてもよい。
図4(b)は、アプリケーションの遊び方を説明する画面表示の具体例を示す模式図である。図4(b)に示される画面には、アプリケーションの「遊び方」を説明する画面が表示される。また、「コンセプト」のタブをタップすると、アプリケーションの「コンセプト」を説明する画面を表示させることもできる。
また、図4(b)に示される画面には、「すきなキャラクタをえらんでね!」、「はみがきをするとスタンプがもらえる!」、「7かいやるとごほうびチケットゲット!」といった、提供されるアプリケーションの構成を説明するメッセージを表示させて、遊び方の説明を行うことができる。図4(c)は、アプリケーション選択画面の具体例を示す模式図である。情報処理装置(200)が有する表示部には、アプリケーションの選択画面が表示される。当該アプリケーションの選択画面においては、図4(c)に示されるように、起動可能なアプリケーションを示すアイコン群が表示される。
本実施形態において「起動可能なアプリケーション」とは、歯磨き装着具(100)で行われる歯磨き運動に連動して、特定オブジェクトが移動(動作)する動画像を生成し、当該生成した動画像を表示することが可能なものであれば特に限定されるものではない。例えば、幼児に馴染み易い人気のキャラクタが登場して、当該キャラクタが、幼児の歯磨き運動に伴って、何らかの動作をするアプリケーションが好ましく挙げられる。なお、図4(c)においては、アプリケーションの選択画面を構成するアイコン群として、(A)「くまくまダンス」、(B)「ガオガオパーク」、(C)「ペンギンロケット」、および(D)「ウサギのぼうけん」が選択可能に表示されている。
本実施形態において「特定オブジェクト」とは、歯ブラシ保持具(100)が備える、運動検知部で検知された歯磨き運動と連動して移動(動作)するオブジェクトであれば、特に限定されるものではない。例えば、幼児に馴染み易い人気のキャラクタが、幼児の歯磨き運動に伴って、何らかの動作をするオブジェクト(キャラクタ)が好ましく挙げられる。さらに、幼児の歯磨き運動に伴って、何らかの動作をするオブジェクト(キャラクタ)は、ソフトウェア開発キットを用いて、親が子供のために作成することも可能である。
図5は、情報処理装置が有する表示部において、歯磨き運動と連動して特定オブジェクト(キャラクタ)が移動(動作)する画面の遷移を示す模式図である。図5(a)は、特定オブジェクト(くまのキャラクタ)が歯磨き運動のブラッシング回数をカウントしながら、動作する画面表示の具体例を示す模式図である。
図4(c)に示されるアイコン群の中から、利用者が(A)「くまくまダンス」のアプリケーションを選択すると、図5(a)に示されるように、くまのキャラクタ(特定オブジェクト)が登場する。図4(c)において選択した(A)「くまくまダンス」のアプリケーションは、利用者が歯磨きを行うことと、くまのキャラクタの歯磨きが行われることとが連動した構成をとる。すなわち、利用者が自分の歯を磨くと、クマの歯を磨いてあげているような感覚を楽しむことができる。これにより、利用者の歯磨き意欲を喚起し、楽しみながらゲーム感覚で歯磨きをすることができる。
図5(a)に示される、くまのキャラクタは、歯ブラシ保持具(100)が備える、運動検知部で検知された利用者の歯磨き運動と連動して動作(歯磨き動作)する特性を有する。ここで「歯磨き運動」とは、一般的に推奨される歯の磨き方を実行する運動のことを指していい、例えば、適切な圧力で上下の歯列をブラッシングする歯磨き運動、適切な角度で上下の歯列をブラッシングする歯磨き運動、および右側の歯列群と左側の歯列群で均等の割合でブラッシングする歯磨き運動等が挙げられる。
なお、運動検知部においては、加速度センサが、利用者の歯磨き運動に伴って生じる加速度を検知することができる。また、図5(a)に示される、くまのキャラクタは、歯ブラシ保持具(100)が備える、演算部で歯磨き運動のブラッシング回数が演算されるのと連動して動作(カウント動作)する特性を有する。
ここで「ブラッシング回数」とは、一般的に推奨される歯の磨き方に基づいて、厳密に1回のブラッシング回数とカウントすることも可能であるが、上下左右問わず、一回の歯磨き操作を1回のブラッシング回数とカウントすることもできる。
図5(a)に示される画面においては、利用者の歯磨き運動と連動して、くまのキャラクタも歯磨きをする動画像が表示される。また、利用者の歯磨き運動のブラッシング回数が表示される。さらに、「みぎのはをきれいにみがこう!」といったメッセージも表示される。これは、利用者の歯磨き運動が右側の歯列群と左側の歯列群で均等の割合で磨けているかを、運動検知部が検知したことと連動している。これにより、利用者に正しい歯磨き方法を指南する役目も果たすことができる。
図5(a)に示される画面には、「みぎのはをきれいにみがこう!」といった、歯磨き方法を指南するメッセージの他に、「あと少し、がんばろう!」といった、利用者の歯磨き運動を応援するメッセージも表示させることができる。図5(b)は、利用者の歯磨き運動のブラッシング回数が、所定の回数に達したことと連動して、特定オブジェクト(くまのキャラクタ)が歯磨き運動の終了を知らせる画面表示の具体例を示す模式図である。
図5(b)に示される画面には、利用者の歯磨き運動のブラッシング回数が、所定の回数(例えば、100回)に達したことが表示される。また、歯磨き運動の終了を知らせる「おしまい!」といったメッセージも表示される。さらに、「○○○ちゃん、ありがとう!」といった、くまのキャラクタが歯を磨いてもらったことに対してお礼をするメッセージの他に、「○○○ちゃん、とてもきもちよかったよ!」といった感想を伝えるメッセージも表示させることができる。
図5(c)は、利用者の歯磨き運動が無事に行われ終了した際に、ご褒美にスタンプが付与される画面表示の具体例を示す模式図である。図5(a),(b)においては、利用者の歯磨き運動と連動して、くまのキャラクタが動作(歯磨き動作)する。また、利用者の歯磨き運動のブラッシング回数が演算されるのと連動して、くまのキャラクタが動作(カウント動作)する。これにより、幼児がゲーム感覚で、楽しみながら歯磨きを行えることで、歯磨き習慣を培うことができる。
さらに、図5(c)においては、利用者の歯磨き運動が無事に行われて、特定オブジェクト(くまのキャラクタ)の動作(歯磨き動作)が終了すると、ご褒美スタンプが付与される。これにより、幼児は、次回の歯磨きに対する意欲が刺激され、歯磨き習慣を培うことができる。図5(c)に示される画面には、ご褒美スタンプとして、くるまのスタンプが表示される。ご褒美スタンプは、幼児に馴染みやすいアイテムであれば、特に限定されるものではない。また、図5(c)に示される画面には、「スタンプゲット!」といったメッセージを表示させると共に、画面表示を点滅させる等の演出効果を表示させることもできる。これにより、幼児は、次回の歯磨きに対する意欲が刺激され、歯磨き習慣を培うことができる。
図6は、情報処理装置が有する表示部において、ご褒美スタンプの収集画面の遷移を示す模式図である。図6(a)は、1回の歯磨き運動の終了毎に、ご褒美スタンプが1個付与され、6個のスタンプを収集することが可能な画面表示の具体例を示す模式図である。図6(a)に示される画面には、3個のご褒美スタンプが収集され、残り3個のご褒美スタンプが収集可能であることが表示される。
さらに、「7かいやると“ごほうびチケット”がもらえるよ!」といった、メッセージを表示させることもできる。これにより、幼児は、次回の歯磨きに対する意欲が刺激され、歯磨き習慣を培うことができる。
図6(b)は、6回分の歯磨き運動が終了し、ご褒美スタンプが6個付与され、6個のスタンプが収集された画面表示の具体例を示す模式図である。図6(b)に示される画面には、6個のご褒美スタンプが収集されたことが表示される。さらに、「すごい!あと1かいで“ごほうびチケット”!」といった、メッセージを表示させることもできる。これにより、幼児は、次回の歯磨きに対する意欲が刺激され、歯磨き習慣を培うことができる。
図6(c)は、ご褒美チケットが進呈される画面表示の具体例を示す模式図である。図6(c)に示される画面には、図6(b)において7個目のご褒美スタンプが付与されると、ごほうびチケットが進呈されたことが表示される。さらに、「“ごほうびチケット”でおねだりしちゃおう!」といった、メッセージを表示させると共に、画面表示を点滅させる等の演出効果を表示させることもできる。これにより、幼児は、次回の歯磨きに対する意欲が刺激され、歯磨き習慣を培うことができる。
上述した本実施形態の表示システムは、さらに、歯磨きの利用状況、および歯の磨き方などの情報を記録し、当該記録された情報をグラフ化することも可能である。これにより、利用者が視覚的に自身の歯磨き習慣の進捗を確認することができる。また、家族に利用者の歯磨き習慣の進捗をメールなどによって知らせることもできる。
また、上述した本実施形態の表示システムは、歯医者さんから推奨される歯の磨き方についての情報を受け取ることもできる。
(表示システム300が実行する処理)
図7は、歯ブラシ保持具100と情報処理装置200から構成される、表示システム300が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、カッコ書きの「〜ステップ」は、歯ブラシ保持具100および情報処理装置200が実行する各ステップを表す。
装着具11は、歯ブラシを保持し(ステップ1、以下「ステップ」を「S」と略記する、保持ステップ)、運動検知部12は、装着具11によって保持された歯ブラシを用いて、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知できた場合(S2、運動検知ステップにおいて200ES)、演算部13は、歯磨き運動のブラッシング回数を演算し(S3、演算ステップ)、送受信部14は、運動検知部12において検知した運動に基づく運動情報5dを送信する(S4、送信ステップ)。
一方、運動検知部12において、利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知できなかった場合(S2、運動検知ステップにおいてNO)、情報処理装置200が実行する処理が終了する。送受信部15は、送受信部14から送信された運動情報5dを受信し(S5、受信ステップ)、画像生成部16は、送受信部15において受信した運動情報5eに基づいて画像を生成し(S6、画像生成ステップ)、画像表示部17は、画像生成部16において生成した画像を表示する(S7、画像表示ステップ)。
なお、上記歯ブラシ保持具100および情報処理装置200から構成される表示システム300が実行する制御方法は、図7を参照して前述した上記処理だけでなく、歯ブラシ保持具100および情報処理装置200に含まれる各部において実行される処理を任意に含んでよい。
(第2実施形態)
図8は第2実施形態に係る歯磨き支援システムの構成を示す図である。第2実施形態に係る歯磨き支援システム400は、ユーザの歯磨きを支援するためのシステムであり、例えば、歯磨き期間中のユーザに対して磨き足りない歯を通知するための支援映像を提供し、歯磨きを終えたユーザに対して歯磨き結果映像を提供する。歯磨き支援システム400は、歯ブラシ700の歯ブラシアタッチメント(歯ブラシ保持具)100、携帯型情報通信端末(情報処理装置)200及び歯磨き支援装置500を有する。歯ブラシアタッチメント100と携帯型情報通信端末200とは、Bluetooth(登録商標)等により相互通信可能に接続されている。携帯型情報通信端末200と歯磨き支援装置500とは、インターネット等の公衆通信回線600を介して相互通信可能に接続されている。この歯磨き支援装置500に対して、インターネット等の公衆通信回線600を介して他のユーザの携帯型情報通信端末が相互通信可能に接続されている。
歯ブラシアタッチメント100は、装着された歯ブラシ700の動きを検出するモーションセンサとして機能する。歯ブラシアタッチメント100により検出されたセンサデータ(動作データ)は携帯型情報通信端末200に送信される。携帯型情報通信端末200はルータとして機能する。携帯型情報通信端末200は歯ブラシアタッチメント100により検出されたセンサデータを受信し歯磨き支援装置500に送信する。また、携帯型情報通信端末200は表示端末(ビューワー)としても機能する。携帯型情報通信端末200は歯磨き支援装置500から送信された映像データを表示する。歯磨き支援装置500は、受信したセンサデータに対して所定の演算処理を実行し、その演算処理の結果に応じた映像を発生する情報処理装置として機能する。
図9(a)は、図8の歯ブラシアタッチメント100を示す外観斜視図である。図9(b)は、図9(a)のA矢視図である。図9(c)は、図9(a)のB矢視図である。歯ブラシ座標系Σbは例えば柄の後端を原点とする直交3軸(Xb、Yb、Zb)の座標系である。そのZb軸は歯ブラシ700の柄の軸方向と平行に規定される。Xb軸は、ブラシヘッドの刷毛の根元から先端に向かう方向と平行に、Yb軸が歯ブラシ700の幅方向と平行にそれぞれ規定される。歯ブラシアタッチメント座標系Σaは、直交3軸(Xa、Ya、Za)の座標系である。歯ブラシアタッチメントの本体部140は平面矩形の概形に構成され、本体部140の裏面の後方には装着具(クリップ)150が取り付けられる。本体部140の先端付近の任意位置を原点として、Ya軸は例えば本体部140の長さ方向(長軸方向)と平行に、Za軸は例えば本体部140の幅方向(短軸方向)と平行に、Xa軸は例えば本体部140の厚み方向と平行にそれぞれ規定される。本体部140の内部に収容されるセンサ部109は、直交3軸について感度を有する加速度センサと、直交3軸について感度を有する角速度センサと、地磁気センサとを備えたいわゆる9軸センサが採用される。センサ部109は、直交3軸に関する加速度センサと、直交3軸に関する角速度センサとを備えたいわゆる6軸センサが採用されるかもしれない。加速度センサの感度軸(直交3軸)と、角速度センサの感度軸(直交3軸)とが同一になるよう加速度センサと角速度センサとは配設される。加速度センサと角速度センサとの感度軸(直交3軸)が歯ブラシアタッチメント座標系Σaに一致するようセンサ部109は本体部140に設置される。
歯ブラシアタッチメント100は本体部140を有する。本体部140は高分子樹脂、例えばPPSで所定形状に成形される。本体部140の裏面には、歯ブラシアタッチメント100に対して歯ブラシ700を着脱自在に装着するためのクリップ式の装着具150が設けられる。装着具150は、歯ブラシ700の典型的には柄に本体部140を着脱自在に装着する。歯ブラシ700の柄に本体部140が装着された状態では、歯ブラシアタッチメント座標系Σaは歯ブラシ座標系Σbに対して平行である。歯ブラシアタッチメント座標系Σaを歯ブラシ座標系Σbに対して平行にするための構造を装着具150が備える。
装着具150はクリップ台座151を有する。クリップ台座151は本体部140の裏面に固定される。クリップ台座151の幅方向は典型的には本体部140の幅方向に平行である。クリップ台座151の先端には回転自在にクリップ本体153が取り付けられる。クリップ本体153の回転軸は本体部140の幅方向に平行である。クリップ本体153は、そのクリップ面が例えばバネコイルにより本体部140側に接近するように付勢される。当接部155は線条である。当接部155は本体部140の幅方向に平行である。当接部155はクリップ台座151に平行である。当接部155とクリップ台座151との間隔は一般的な歯ブラシの柄の幅より若干長く、例えば10mmである。当接部155はクリップ台座151とともに歯ブラシの柄を収容する溝部の側壁を構成する。本体部140の裏面は溝部の底面を構成する。溝部は歯ブラシの方位を誘導する。溝部に誘導された歯ブラシの歯ブラシ座標系Σbは、歯ブラシアタッチメント100の歯ブラシアタッチメント座標系Σaに対して平行とされる。
クリップ本体153のクリップ面の長さ、クリップ本体153の回転軸からその先端までの長さは、クリップ台座151と当接部155との間隔より長い。クリップ本体153のクリップ面の先端は当接部155に当接する。クリップ台座151のクリップ本体153の回転軸までの高さは、一般的な歯ブラシの柄の厚さより若干高く、例えば6mmである。当接部155はクリップ台座151よりも低い。溝部に収容された歯ブラシ700の柄はクリップ本体153のクリップ面により本体部140の裏面に押圧される。歯ブラシ700を歯ブラシアタッチメント100に対して固定することができる。当接部155がクリップ台座151よりも低いことは、様々な厚さの歯ブラシ700を保持することを実現する。
図10(a)は、図8の歯ブラシアタッチメント100の他の例を示す外観斜視図である。図10(b)は、図10(a)のA−A断面図である。図10(a)に示すように、歯ブラシアタッチメント100は貫通差し込み型であってもよい。歯ブラシアタッチメント100は弾性材料、例えばシリコーン樹脂で略直方体に成形される。歯ブラシアタッチメント100には、略直方体の短軸と平行に貫通した挿入孔160が形成されている。この挿入孔160は、その内部に弾性体で筒状に成形された装着具161が取り付けられている。挿入孔160に挿入された歯ブラシ700の柄は、その柄の表面と装着具161との間に発生する摩擦力により、装着具161に固定される。歯ブラシ700が歯ブラシアタッチメント100に対して固定された状態で、歯ブラシ700は、その柄の軸(Zb軸)方向が歯ブラシアタッチメント100の幅方向と平行、つまりZa軸と平行に固定される。
図11は、図8の歯磨き支援システム400のブロック構成図である。歯ブラシアタッチメント100は制御部101を有する。制御部101は、制御/データバスを介して各部が接続される。制御部101はCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリ等を有するマイクロコンピュータであり、各部を統括して制御する。電源部103は歯ブラシアタッチメント100の各部に対して電源を供給する。操作部105は歯ブラシアタッチメント100をON/OFFするためのスイッチを備える。操作部105を介してON信号が入力されたのを契機に、制御部101はセンサ部109と送受信部107との制御を開始する。
センサ部109は、歯ブラシアタッチメント100が装着された歯ブラシ700の動作を検出するためのモーションセンサであり、例えば3軸加速度センサ111と、3軸角速度センサ(ジャイロセンサ)113と、3軸地磁気センサ115とを有する。3軸加速度センサ111は、直交3軸の各軸方向の歯ブラシ700の移動速度の変化の割合(加速度)を検出して加速度データとして出力する。3軸角速度センサ113は、上記直交3軸の各軸周りの歯ブラシ700の姿勢(向き)の変化の割合(角速度)を検出して角速度データとして出力する。3軸地磁気センサ115は、ある固定座標系(例えばワールド座標系)に対する上記直交3軸の各軸の絶対方向を検出して地磁気データとして出力する。
センサ部109は検出周期Δt毎にセンサデータ(加速度データ、角速度データ、地磁気データ)を出力する。送受信部107は、制御部101の制御に従って、センサ部109により検出されたセンサデータを携帯型情報通信端末200に所定の周期、例えばセンサ部109の検出周期と同期して繰り返し送信する。
歯ブラシアタッチメント100が携帯型情報通信端末200と通信可能に接続されていないとき、センサ部109により検出されたセンサデータは制御部101の制御に従って、歯ブラシアタッチメント100のセンサデータ記憶部106に記憶される。そして、センサデータ記憶部106に記憶されたセンサデータは、歯ブラシアタッチメント100が携帯型情報通信端末200と接続された後、制御部101の制御に従って、携帯型情報通信端末200に送信される。
携帯型情報通信端末200は制御部201を有する。携帯型情報通信端末200は、例えばスマートフォン、タブレット端末等である。なお、携帯型情報通信端末200は、歯磨き支援システム400の専用の端末であってもよい。制御部201には、制御/データバスを介して各部が接続される。制御部201はCPU、半導体メモリ等を有するマイクロコンピュータであり、携帯型情報通信端末200の各部を統括して制御する。携帯型情報通信端末200の送受信部203は、歯ブラシアタッチメント100の送受信部107と、Bluetooth(登録商標)等により双方向通信可能に接続される。送受信部203は、歯ブラシアタッチメント100の送受信部107からセンサデータを受信する。携帯型情報通信端末200の送受信部205は、歯磨き支援装置500の送受信部503とインターネット600を介して通信可能に接続される。送受信部205は、歯ブラシアタッチメント100から受信したセンサデータを歯磨き支援装置500に対して送信する。また、操作部209を介してユーザにより歯磨きアプリケーションが起動されユーザが選択されると、送受信部205は、制御部201の制御に従って、ユーザIDを歯磨き支援装置500に送信する。送受信部205は、制御部201の制御に従って、歯磨き支援装置500から送られた映像データを受信する。
カメラ208は、制御部201の制御に従って、映像データを発生する。カメラ208は、例えば表示部207の表示画面側に取り付けられる。これにより、表示部207を視認しながら歯磨きをしているユーザの口腔部分をカメラ208で撮影することができる。例えば、歯磨きアプリケーションの録画設定がONされているとき、カメラ208による撮影が行われる。カメラ208により発生された口腔映像のデータは、制御部201の制御に従って、撮影日時を表すコードとともに記憶部204に記憶される。記憶部204に記憶された口腔映像のデータは、制御部201の制御に従って、動画として表示部207に表示させることが可能である。これにより、ユーザは、過去の歯磨きの様子を確認することができる。
記憶部204には、歯磨きアプリケーションのデータが記憶される。この歯磨きアプリケーションのデータは、例えば歯磨き支援装置500からダウンロードされたデータである。歯磨きアプリケーションのデータには、歯磨きアプリケーションに係る各種データ、例えば、歯磨きアプリケーションのログイン画面、設定画面等のデータが含まれる。
操作部209は、歯磨きアプリケーションの起動、歯磨きアプリケーションでのユーザの選択、ユーザ情報(年齢、性別、身長、体重、グループ等)の入力等をユーザが入力操作するための入力インターフェースとして機能する。操作部209は、例えば、表示部207と一体化したタッチパネルにより提供される。表示部207は、制御部201の制御に従って、歯磨きアプリケーションのログイン画面、ユーザ情報の入力画面、ユーザの選択画面等を表示する。また、表示部207は、制御部201の制御に従って、送受信部205を介して歯磨き支援装置500から受信した映像データを表示する。
歯磨き支援装置500は制御部501を有する。制御部501には、制御/データバスを介して各部が接続される。制御部501はCPU、半導体メモリ等を有するマイクロコンピュータであり、歯磨き支援装置500の各部を統括して制御する。歯磨き支援装置500の送受信部503は、携帯型情報通信端末200から送られたセンサデータを受信する。受信したセンサデータは、制御部501の制御に従って、検出周期と関連付けて演算処理部513のRAMに記憶される。
履歴データ記憶部505は、ユーザ毎の過去の歯磨きデータを記憶する。図12は、図10の履歴データ記憶部505に記憶されている歯磨きデータの一例を示す図である。歯磨きデータには、ユーザID及びアタッチメントIDのうち少なくとも一方が関連付けされている。また、歯磨きデータには、年齢、性別、身長、体重、所属グループ等のユーザ情報が関連付けされている。歯磨きデータは、歯磨きした日時、部分領域毎の歯磨き達成度、総合達成度、ご褒美スタンプの発生有無に関するデータが含まれる。
演算処理部513はセンサデータに対して所定の演算処理を実行することで、ユーザの歯磨き達成度とともにユーザのランキングを特定する。演算処理部513は、位置特定処理部511、歯磨き指標計算処理部513、達成度判定処理部515及びランキング発生処理部517を有する。
位置特定処理部511は、センサデータに基づいて歯ブラシ700のヘッドの位置を特定する。具体的には、口腔の全体領域を複数、ここでは6つの部分領域(上中央領域、上右領域、上左領域、下中央領域、下右領域、下左領域)に分割し、位置特定処理部511は、歯ブラシ700のヘッドが口腔内のどの部分領域に配置されているかを特定する。そのために、位置特定処理部511は角速度データと地磁気データとに基づいて歯ブラシ700の姿勢を特定する。歯ブラシ700の姿勢は、固定座標系(例えば、ワールド座標系)の各軸に対する歯ブラシ700の歯ブラシ座標系Σbの各軸の向きにより定義される。位置特定処理部511は、地磁気データに基づいて固定座標系上の歯ブラシ座標系Σbの各軸の絶対方向を特定し、角速度データに基づいて固定座標系の各軸に対する歯ブラシ座標系Σbの各軸の向きを特定する。このようにして、位置特定処理部511は歯ブラシ700の姿勢を特定し、特定した歯ブラシ700の姿勢データを予め保持する姿勢データセットに対して比較する。この姿勢データセットは、6つの部分領域各々の歯を磨くときの歯ブラシ700の姿勢データを含む。特定した姿勢データがどの部分領域の姿勢データに類似しているかによって、歯ブラシ700のヘッドがどの領域に配置されているかを特定することができる。なお、口腔内の座標系と歯ブラシ座標系との間を整合させるために、歯磨きを開始するときに、「上の前歯を磨いてね」等のユーザの歯磨きを誘導するためのテキストを携帯型情報通信端末200に表示させてもよい。これにより、歯磨き開始時の、口腔内の座標系上の歯ブラシ700のヘッドの位置が特定できるため、その位置からの移動方向と移動距離とにより、歯ブラシ700のヘッドの口腔内の位置を特定することができる。このようにして、位置特定処理部511は、部分領域毎のセンサデータを特定する。
歯磨き指標計算処理部513は、位置特定処理部511により特定された部分領域毎のセンサデータに基づいて部分領域毎の歯磨き指標を計算する。歯磨き指標として、ここでは、ブラッシング回数、ブラッシング時間、及びブラッシング距離のうち少なくとも一が計算される。
ブラッシング回数は、歯ブラシ700で歯を磨いた回数をいい、歯ブラシ700のヘッドが往復移動する回数で定義される。この往復移動の軌道は、直線軌道であってもよいし曲線軌道であってもよい。歯磨き指標計算処理部513は、部分領域毎のセンサデータに基づいて、部分領域毎のブラッシング回数を計算する。例えば、検出周期Δtごとの加速度データに検出周期Δtを乗算することにより検出周期Δtが経過するごとの、歯ブラシ座標系Σbの各軸方向の歯ブラシ700のヘッドの移動方向と移動距離とを計算することができる。移動方向と移動距離とを計算することで、歯ブラシ700のヘッドが往復移動している回数を特定することができる。なお、ブラッシング回数として認定するための往復移動距離は、例えば50mmに設定される。これにより、往復移動距離が50mm以上を超える歯ブラシ700のヘッドの往復移動を除外し、ブラッシング回数の精度を向上させることができる。
また、部分領域毎のセンサデータには、歯磨きが行われている期間に対応するセンサデータと歯磨きをしていない期間に対応するセンサデータとが含まれる。これらを区別するために、歯磨きを認定する加速度データの範囲を設定してもよい。これにより歯ブラシ700の動きが遅すぎる、又は速すぎるセンサデータを歯磨き指標計算処理部513の計算処理の対象から除外することができる。歯磨きをしていない期間に対応するセンサデータを計算対象から除外することで歯磨き指標の計算処理の精度を向上させることができる。
ブラッシング距離は、歯ブラシ700の往復移動に伴う、歯ブラシ700のヘッドの移動距離で定義される。歯磨き指標計算処理部513は、加速度データに基づいて、部分領域毎のブラッシング距離を計算する。具体的には、検出周期Δtごとの加速度データに検出周期Δtを乗算することにより検出周期Δtが経過するごとの、歯ブラシ座標系Σbの各軸方向の歯ブラシ700のヘッドの移動距離を計算することができる。この計算処理を部分領域毎に積算することにより、部分領域毎のブラッシング距離を計算することができる。
ブラッシング時間は、歯ブラシ700で歯を磨いた時間をいい、歯ブラシ700のヘッドが動いている時間で定義される。歯磨き指標計算処理部513は、歯磨きが行われている期間に対応するセンサデータに基づいて、部分領域毎のブラッシング時間を計算する。
達成度判定処理部515は、歯磨き指標計算処理部513により計算されたブラッシング距離、ブラッシング時間、及びブラッシング回数のうち少なくとも1つの歯磨き指標値に従って、部分領域毎に歯磨きの達成度を判定する。歯磨きの達成度は、歯磨き指標値の大きさに従って複数の段階、ここでは3段階(A,B,C)で判定される。達成度判定処理部515は、歯磨き達成度が高い、つまり歯を良く磨けている順に、A,B,Cを割り当てる。ここでは、達成度特定部513は、ブラッシング距離に従って部分領域毎の歯磨きの達成度を判定する。このとき、ブラッシング距離を3段階に分けるための2つの閾値(第1閾値<第2閾値)が設定される。これら第1、第2閾値は固定値でもよいし、ユーザ情報(年齢、身長、体重、性別等)に応じて変動する変動値でもよい。これらは、ユーザ指示に従って適宜変更することができる。達成度判定処理部515は、ブラッシング距離を第1、第2閾値に対して比較する。ブラッシング距離が第1閾値以下のとき、その部分領域の歯磨きの達成度を「C」と判定する。同様に、達成度判定処理部515は、ブラッシング距離を第1、第2閾値に対して比較し、ブラッシング距離が第1閾値超、第2閾値以下のとき、その部分領域の歯磨きの達成度を「B」と判定する。同様に、達成度判定処理部515は、ブラッシング距離を第1、第2閾値に対して比較し、ブラッシング距離が第2閾値超のとき、その部分領域の歯磨きの達成度を「A」と判定する。
また、達成度判定処理部515は、部分領域毎の歯磨き達成度に従って総合的歯磨き達成度(以下、総合達成度と称す)を判定する。ここでは、口腔の全体領域が6つの部分領域に分割され、部分領域毎の歯磨き達成度が3段階にわけられる。したがって、総合達成度は18段階に分けることができる。ここでは、達成度判定処理部515は、18段階を上から3段階ごとに分け、総合達成度が高い方から順にA,B,C,D,E,Fを割り当てる。
ランキング発生処理部517は、達成度判定処理部515により判定された総合達成度に基づいて、ユーザのランキングを発生する。具体的には、ランキング発生処理部517は、履歴データ記憶部505から他のユーザの総合達成度を読み出し、ユーザの総合達成度と他のユーザの総合達成度とに基づいて、ユーザのランキングを発生する。ランキング発生処理部517により発生されるランキングは、履歴データ記憶部505に記憶されている全てのユーザを対象としたランキングであってもよいし、ユーザが所属するグループ内のメンバーを対象としたランキングであってもよいし、これら2つであってもよい。また、この達成度判定処理部515により発生されるランキングは、履歴データ記憶部505に記憶された一日分のデータに基づいたランキングであってもよいし、所定期間分のデータに基づいたランキングであってもよい。また、ランキング発生処理部517は、ユーザの所定期間中のログイン回数または連続ログイン回数に基づいて、ユーザのランキングを発生するようにしてもよい。
映像発生部507は、達成度判定処理部515により判定された部分領域毎の歯磨き達成度の組み合わせに応じた支援映像のデータを発生する。図13(a)は、図11の映像発生部507により発生される支援映像の一例を示す平面図である。図13(b)は、図11の映像発生部507により発生される支援映像の他の例を示す平面図である。図13(c)は、図11の映像発生部507により発生される支援映像の他の例を示す平面図である。支援映像は、ユーザの歯磨きを支援するための映像である。例えば、支援映像は、既出の歯磨き運動に連動して特定のオブジェクトが移動(動作)する動画像に、ユーザに磨く歯を誘導するためのテキストと、口腔を模した映像と、歯ブラシ700を模した画像とを合成した映像である。口腔を模した映像において、部分領域各々の歯磨きの達成度に応じて、部分領域各々の歯の表示態様が設定される。例えば、歯磨きの達成度「C」に該当する部分領域の歯は赤色、歯磨きの達成度「B」に該当する部分領域の歯は黄色、歯磨きの達成度「A」に該当する部分領域の歯は白色に表示される。また、歯ブラシ700を模した画像は、ユーザが現在磨いている歯に対応する位置に配置される。これにより、ユーザは歯を磨きながら、今磨いている歯の歯磨き達成度とともに他の部分領域の歯磨きの達成度と磨く歯を誘導するためのテキストとを確認することができる。これにより、ユーザは磨き足りない歯の位置を認識することができるため、磨き足りない歯を残して歯磨きが終了する頻度を減らすことができる。なお、口腔を模した映像は、ユーザの口腔映像、例えば実際に歯磨き中のユーザの口腔映像であってもよい。歯磨き中のユーザの口腔映像のデータは、携帯型情報通信端末200のカメラ208により発生され、所定の周期で歯磨き支援装置500に取り込まれる。この場合、映像発生部507は、ユーザの口腔映像に部分領域ごとの達成度を連想させる絵柄を重ねる。例えば、歯磨き達成度「A」を連想させる絵柄として、例えば星マークが考えられる。歯磨き達成度「B」又は「C」を連想させる絵柄として、例えば「ばい菌」の模式絵が例示される。歯磨き達成度「B」の「ばい菌」絵柄の数が歯磨き達成度「C」の「ばい菌」絵柄の数よりも少なくすることは、歯磨きの進行に従って「ばい菌」が歯から脱落していく態様変化を実現する。そのような表示態様変化は、特に幼児が歯磨き効果を視覚的に理解する事ができるという観点で有用である。なお、ユーザの口腔映像は、過去のユーザの口腔の静止画でもよい。また、歯磨き中のユーザの口腔映像を支援画像に組み込む処理が携帯型情報通信端末200で行われてもよい。
また、映像発生部507は、部分領域毎の歯ブラシ達成度と総合達成度とに基づいて歯磨き結果映像のデータを発生する。図14は、図11の映像発生部507により発生される歯磨き結果映像の一例を示す平面図である。この歯磨き結果映像は、ユーザの歯磨きの結果を通知するための画像である。ここでは、歯磨きの結果映像には、歯磨きの結果として総合達成度と現在のランキングと磨き足りない歯をユーザに通知するためのテキストが含まれる。磨き足りない歯を通知するためのテキストの近傍には口腔を模した映像が配置される。この口腔を模した映像では、歯磨き達成度の低い(例えば、歯磨き達成度が「C」)部分領域に対応する歯が目立つように、その表示態様が設定されている。
なお、歯磨き支援装置500の映像発生部507の機能が携帯型情報通信端末200にあってもよい。この場合、歯磨き期間中、歯磨き支援装置500により発生された歯磨き達成度のデータが携帯型情報通信端末200に送受信部503により送信され、携帯型情報通信端末200において支援画像が発生され、表示される。同様に、歯磨き終了後、歯磨き支援装置500により発生された歯磨き達成度のデータと総合達成度のデータとが携帯型情報通信端末200に送受信部503により送信され、携帯型情報通信端末200において歯磨き結果画像が発生され、表示される。
以下、歯磨きアプリケーションが実行されているときの歯磨き支援装置500の処理を説明する。図15は、図10の歯磨き支援装置500の処理手順を示すフローチャートである。
(工程S11)
携帯型情報通信端末200において、歯磨きアプリケーションが起動されたのを契機に、携帯型情報通信端末200からログイン情報が入力される。このログイン情報にはユーザIDが含まれる。これにより、履歴データ記憶部505に記憶されているユーザ情報が読み出される。
(工程S12)
携帯型情報通信端末200からセンサデータが入力される。入力されたセンサデータは検出周期とともに演算処理部509のRAMに記憶される。
(工程S13)
3軸角速度センサ113と3軸地磁気センサ115とのセンサデータに基づいて、歯ブラシ700のヘッドの位置が位置特定処理部511により特定される
(工程S14)
3軸加速度センサ111のセンサデータに基づいて部分領域毎のブラッシング回数、ブラッシング時間及びブラッシング距離が歯磨き指標計算処理部513により計算される。
(工程S15)
工程S14で計算されたブラッシング回数、ブラッシング時間及びブラッシング距離のうち少なくとも1つを用いて、部分領域毎の歯磨き達成度が達成度判定処理部515により判定される。
(工程S16)
工程S15で特定された部分領域毎の歯磨き達成度に従って、支援映像(図13参照)のデータが映像発生部507により発生される。
(工程S17)
工程S16で発生された支援映像のデータが携帯型情報通信端末200に送受信部503により送信される。
(工程S18)
歯磨きの終了条件を満たすまで、上記工程S12−S17に係る処理が繰り返し実行される。ここでは、歯磨きの終了条件を、歯ブラシ700が停止している時間とする。すなわち、歯ブラシ700が移動されている間、上記工程S12−S17に係る処理が繰り返し実行される。歯ブラシ700が一定時間停止したのを契機に、工程S19に処理が移行される。歯磨きの終了条件は、携帯型情報通信端末200の操作部209を介したユーザ指示であってもよい。
(工程S19)
工程S15で特定された部分領域毎の歯磨き達成度に従って、総合達成度が達成度判定処理部515により特定される。
(工程S20)
工程S19で特定された総合達成度に従って、ユーザのランキングがランキング発生処理部517により発生される。
(工程S21)
工程S15で特定された部分領域毎の歯磨き達成度と、工程S19で特定された総合達成度と、工程S20で特定されたランキングに従って、歯磨き結果映像(図14参照)が映像発生部507により発生される。
(工程S22)
工程S21で発生された歯磨き結果映像のデータが携帯型情報通信端末200に送受信部503により、送信される。
以上説明した第2実施形態に係る歯磨き支援システム400によれば、歯磨き期間中のユーザに対して支援映像を提供し、歯磨きを終えたユーザに対して歯磨き結果映像を提供することができる。支援画像には、ユーザに対して磨けていない歯を通知するための画像と磨く歯を指示するためのテキストとが含まれる。この支援画像は、歯磨きをしている期間、所定の周期で更新される。ユーザは、携帯型情報通信端末200に表示された支援画像を視認しながら歯を磨くことで、磨き足りない歯を残すことなく歯磨きを終えることができる。歯磨き結果映像には、歯磨きの結果として、磨き足りなかった歯を通知するための画像と歯磨きの仕方を指導するテキストとが含まれる。ユーザは、携帯型情報通信端末200に表示された歯磨き結果映像を視認することで、今後の歯磨きの参考にすることができる。また、歯磨き結果映像には、歯磨きの結果として、総合達成度とランキングとに関するテキストが含まれる。ユーザが、その所属するグループ内のランキングや全てのユーザ中のランキングを確認することで、ユーザの歯磨きに対する意欲を向上させることができる。
なお、上述した説明では、位置特定機能、歯磨き指標計算機能、達成度判定機能、映像発生機能は、履歴データ記憶機能、ランキング発生処理機能とともに歯磨き支援装置500で実現するよう説明した。履歴データ記憶機能、ランキング発生処理機能はサーバーとして機能する歯磨き支援装置500で実現する必要がある。しかし、位置特定機能、歯磨き指標計算機能、達成度判定機能、映像発生機能は携帯型情報通信端末200で実現するものであってもよい。位置特定プログラムコード、歯磨き指標計算プログラムコード、達成度判定プログラムコード及び映像データは、歯磨き支援装置500から携帯型情報通信端末200に典型的にはアプリケーション購入時にダウンロードされ、携帯型情報通信端末200にインストールされる。この場合、携帯型情報通信端末200が歯磨き支援装置として機能することができる。
なお、上記説明は手動の歯ブラシの柄に装着する歯ブラシアタッチメントの例について説明したが電動式の歯ブラシの柄に装着するものであってもよい。また図16に示すように、センサ109、操作部105、センサデータ記憶部106、送受信部107を、電動式歯ブラシの通常備える振動部117及び振動制御部119とともに電動式歯ブラシに内蔵させるものであっても良い。
この場合、9軸センサの特に加速度センサ及び角速度センサのセンサデータには電動式歯ブラシの振動に起因する周波数成分が含まれており、これらセンサデータから当該振動による比較的高周波成分を除去し且つ手動による加速度及び角速度に係る比較的低周波成分を通過させるためにセンサデータに、例えばローパスフィルタ121で低域通過処理を適用させ、低域通過処理を受けたサンセデータに対して歯磨き指標計算処理を実行することが必要とされる。
上記達成度判定処理により口腔内の部分領域毎に歯磨きの達成度が歯磨き支援装置500で判定され、これら歯磨きの達成度に応じて歯磨き支援のための映像を選択的に歯磨き支援装置500から携帯型情報通信端末200に送信し、その映像を携帯型情報通信端末200で表示させることで、ユーザは部分領域ごとに歯磨きの達成度を視認して、それに従って歯磨きを実施することができ、それにより歯磨き支援が実現される。
この映像による支援に代えて又はそれと併用して、振動強度・振動周波数決定部519により部分領域ごとの歯磨きの達成度に従って電動式歯ブラシの振動強度、振動周波数又は両方を動的に決定し、それらデータを歯磨き支援装置500から携帯型情報通信端末200を経由して電動式歯ブラシの振動制御部119に送信することにより、電動式歯ブラシの振動強度、振動周波数又は両方を動的に変更させることでユーザに部分領域ごとに歯磨きの達成度を触覚により認識させて、それに従って歯磨きを支援するようにしてもよい。なお、電動式歯ブラシには超音波振動タイプ、音波振動タイプ、振動タイプ、往復運動タイプ、刷毛回転タイプ、ブラシヘッド首振りタイプ等さまざまなタイプが存在する。振動強度、振動周波数は、これら全てのタイプに適用される動作強度、動作周波数を意味するものとして広義に解釈されるべきである。
電動式歯ブラシにおいては、歯磨きの達成度は、典型的には歯ブラシのヘッドの部分領域ごとの歯磨き時間に基づいて判定される。歯磨き支援装置500は現在の歯ブラシヘッドが位置する部分領域に関する歯磨きの達成度に関するデータを携帯型情報通信端末200に繰り返し送信する。携帯型情報通信端末200は電動式歯ブラシに、現在の歯ブラシヘッドが位置する部分領域に関する歯磨きの達成度に関するデータに対応する振動強度等に関するデータを送信する。電動式歯ブラシの振動制御部119は受信器107を介して受信した振動強度等に関するデータに従って振動部117への駆動電流の振幅強度、振幅周波数又はその両方を変化させる。例えば達成度が高いときは振動強度を低く抑え、達成度が低いときは振動強度を高くすることにより、また達成度が高いときは振動周波数を低下させ、達成度が低いときは振動周波数を高くする。ユーザは電動式歯ブラシで歯を磨きながら、その振動の強度や緩急により歯磨きが完了している領域、歯磨きが完了していない領域を理解することができる。ユーザは歯磨きが完了していない領域への歯ブラシヘッドの移動を促される。歯磨きの品質が向上するものと期待され得る。
センサ109、操作部105、位置特定処理部511、歯磨き指標計算処理部513、達成度判定処理部515、振動強度・振動周波数決定部519を、電動式歯ブラシが通常備える振動部117及び振動制御部119に加えて電動式歯ブラシに内蔵させるかもしれない。電動式歯ブラシはスタンドアローンで、歯磨き領域を特定し、歯磨き指標又は歯磨き達成度を領域ごとに計算し、それに従って振動制御部119が振動部117への駆動電流の振幅強度、振幅周波数又はその両方を変化させることを実現し得る。
〔付記事項〕
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても、本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成できる。
5d:運動情報、11:装着具(保持手段)、12:運動検知部(運動検知手段)、13:演算部(演算手段)、14:送受信部(送信手段)、15:送受信部(受信手段)、16:映像発生部(画像生成手段)、17:画像表示部(画像表示手段)、100:歯ブラシ保持具、200:情報処理装置、300:表示システム。

Claims (22)

  1. 歯ブラシの柄に着脱自在に装着される歯ブラシアタッチメントと、表示部を有する情報処理装置とを具備し、
    前記歯ブラシアタッチメントは、本体と、前記歯ブラシの柄に前記本体を着脱自在に装着する歯ブラシ装着具とからなり、
    前記本体は、
    利用者が歯磨き運動をしているかどうかを検知する運動検知手段と、
    当該検知した運動に基づく運動情報を送信する送信手段とを有し、
    前記情報処理装置は、
    前記送信された運動情報を受信する受信手段と、
    当該受信した運動情報に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
    当該生成した画像を表示する画像表示手段とを備えた歯磨き支援システム。
  2. 前記運動検知手段が、前記利用者の歯磨き運動に伴って生じる加速度を検知する加速度センサを有することを特徴とする請求項1に記載の歯磨き支援システム。
  3. 前記本体は、
    前記歯磨き運動のブラッシング回数を演算する演算手段を、さらに備えることを特徴とする請求項2に記載の歯磨き支援システム。
  4. 前記演算手段が演算したブラッシング回数の結果に連動して、前記画像生成手段は、特定オブジェクトが移動する動画像を生成することを特徴とする請求項3に記載の歯磨き支援システム。
  5. 前記本体と前記情報処理装置とは、無線インターフェースによって接続されることを特徴とする請求項4に記載の歯磨き支援システム。
  6. 歯ブラシの柄に着脱自在に装着される歯ブラシアタッチメントにおいて、
    本体と、前記歯ブラシの柄に前記本体を着脱自在に装着する装着具とを具備し、
    前記本体は、
    直交3軸に関する加速度センサと前記直交3軸に関する角速度センサとを有するセンサ部と、
    前記センサ部のデータを外部装置に無線送信する無線送信部と、
    前記センサ部と前記無線送信部とに電力を供給する電源部と、
    前記センサ部と前記無線送信部と前記電源部とを収納する防水性を備えた筐体とを有し、
    前記装着具は、前記歯ブラシの柄を保持し、且つ前記本体が前記歯ブラシの柄に装着された状態で前記センサ部の前記直交3軸の一軸を前記歯ブラシの柄の軸方向に対して平行にさせる構造を備えることを特徴とする歯ブラシアタッチメント。
  7. 前記装着具はクリップで構成され、前記クリップのクリップ台座が前記筐体に設けられ、前記クリップ台座にクリップ本体が回動自在に支持され、前記クリップ本体はクリップ面が前記筐体の表面に接近する向きに付勢され、前記クリップ台座とともに前記歯ブラシの柄を前記所定方向で収容するための溝部を構成するよう前記クリップ台座と平行に線条部が前記筐体に設けられ、前記線条部は前記クリップ本体のクリップ面が当接するよう前記クリップ台座から前記クリップ面より短い距離を隔てて設けられ、前記線条部の高さは前記クリップ台座の高さより低く形成されてなることを特徴とする請求項6記載の歯ブラシアタッチメント。
  8. 前記筐体は平面矩形の概形に構成され、
    前記歯ブラシの柄が前記筐体の短軸と平行になるよう前記クリップ台座と前記線条部とが前記筐体に設けられることを特徴とする請求項7記載の歯ブラシアタッチメント。
  9. 前記クリップ台座と前記線条部は前記筐体の短軸方向の全域にわたって形成されることを特徴とする請求項8記載の歯ブラシアタッチメント。
  10. 前記本体は、平面矩形の概形に構成され、且つ前記本体の短軸と平行に貫通孔が形成され、
    前記装着具は、前記貫通孔内部に固定された筒状の弾性体であることを特徴とする請求項6記載の歯ブラシアタッチメント。
  11. 前記本体は前記センサ部のデータを記憶する記憶部とさらに有し、
    前記無線送信部は前記記憶されたセンサ部のデータを前記外部装置に接続後に無線送信することを特徴とする請求項6記載の歯ブラシアタッチメント。
  12. 前記センサ部は3軸の地磁気センサをさらに備えることを特徴とする請求項6記載の歯ブラシアタッチメント。
  13. 歯ブラシの柄に着脱自在に装着される歯ブラシアタッチメントのセンサで検出された直交3軸の加速度と前記直交3軸の角速度とに関するデータを外部装置から繰り返し受信する受信部と、
    前記角速度に関するデータに基づいて前記歯ブラシのヘッドが位置する口腔内の複数領域のいずれか一を特定する位置特定処理部と、
    前記加速度に関するデータに基づいて前記歯ブラシの往復回数、往復に伴う移動距離、歯磨き時間の少なくとも一を歯磨き指標として前記領域ごとに計算する歯磨き指標計算処理部と、
    前記歯磨き指標に基づいて歯磨き達成度を前記領域ごとに判定する歯磨き達成度判定処理部とを具備し、
    前記複数領域に係る前記歯磨き達成度の組み合わせに応じた映像が前記外部装置に表示されることを特徴とする歯磨き支援装置。
  14. 前記受信部は前記加速度と前記角速度とともに地磁気に関するデータを前記外部装置から繰り返し受信し、
    前記位置特定処理部は前記角速度と前記地磁気とに関するデータに基づいて前記歯ブラシのヘッドが位置する口腔内の複数領域のいずれか一を特定することを特徴とする請求項13記載の歯磨き支援装置。
  15. 前記複数領域に係る前記歯磨き達成度の組み合わせに応じて、予め用意された複数の映像から一の映像のデータを選択し前記外部装置に送信する出力部をさらに備えることを特徴とする請求項13記載の歯磨き支援装置。
  16. 前記映像は口腔を模した絵柄を含み、前記口腔を模した絵柄における前記複数領域に対応する複数の部分それぞれの表示態様は前記歯磨き達成度に応じて相違することを特徴とする請求項13記載の歯磨き支援装置。
  17. 前記外部装置に送信された前記映像は、前記外部装置において他の映像に重ねて表示されることを特徴とする請求項13記載の歯磨き支援装置。
  18. 前記達成度判定処理部は、前記複数領域に係る前記複数の歯磨き達成度に基づいて総合的歯磨き達成度を判定し、
    前記歯磨き達成度と前記総合的歯磨き達成度との少なくも一方をユーザ特定情報及び歯磨き日時を関連付けて記憶する記憶部をさらに備えることを特徴とする請求項13記載の歯磨き支援装置。
  19. 前記記憶された1回、一日分若しくは所定期間分の前記歯磨き達成度と前記総合的歯磨き達成度との少なくとも一方、所定期間あたりの歯磨き日数又は歯磨きの連続日数に関するユーザランキングを発生するランキング発生処理部をさらに備え、
    前記送信部は前記ユーザランキングのデータを前記外部装置に送信することを特徴とする請求項18記載の歯磨き支援装置。
  20. 電動式歯ブラシのセンサで検出された直交3軸の加速度と前記直交3軸の角速度とに関するデータを外部装置から繰り返し受信する受信部と、
    前記角速度に関するデータに基づいて前記歯ブラシのヘッドが位置する口腔内の複数領域のいずれか一を特定する位置特定処理部と、
    前記加速度に関するデータに基づいて前記歯ブラシの往復回数、往復に伴う移動距離、歯磨き時間の少なくとも一を歯磨き指標として前記領域ごとに計算する歯磨き指標計算処理部と、
    前記歯磨き指標に基づいて歯磨き達成度を前記領域ごとに判定する歯磨き達成度判定処理部と、
    前記特定された領域と前記特定された領域の歯磨き達成度とに従って前記電動式歯ブラシの振動強度と振動周波数との少なくとも一方に関するデータを前記電動式歯ブラシ又は前記外部装置に繰り返し送信する送信部とを具備することを特徴とする歯磨き支援装置。
  21. 振動部と、
    外部装置から振動強度と振動周波数との少なくとも一方に関するデータを受信する受信部と、
    前記受信したデータに従って前記振動部の振動強度と振動周波数との少なくとも一方を変化させるために前記振動部を制御する振動制御部とを具備することを特徴とする電動式歯ブラシ。
  22. 振動部と、
    直交3軸に関する加速度センサと前記直交3軸に関する角速度センサとを有するセンサ部と、
    前記角速度に関するデータに基づいて歯ブラシヘッドが位置する口腔内の複数領域のいずれか一を特定する位置特定処理部と、
    前記加速度に関するデータに基づいて前記歯ブラシの往復回数、往復に伴う移動距離、歯磨き時間の少なくとも一を歯磨き指標として前記領域ごとに計算する歯磨き指標計算処理部と、
    前記特定された領域と前記歯磨き指標とに基づいて前記電動式歯ブラシの振動強度と振動周波数との少なくとも一方を動的に変化させるために前記振動部を制御する振動制御部とを具備することを特徴とする電動式歯ブラシ。
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