JPWO2015199128A1 - 電子機器およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

人体や物体における動きのある場所や湾曲した箇所に対して形状が柔軟に適応する電子機器(101)は配線基板(2)を柔軟材料でインサート成型して形成される。即ち、電子機器(101)は少なくとも一部が可撓性を有する配線基板(2)と、配線基板(2)を外側から覆う可撓性を有する被覆層(3)と、被覆層(3)と配線基板(2)との間に設けられて被覆層(3)と配線基板(2)との相対変位を許容する滑り層(4)とを具備する。配線基板(2)は実装部品(7)を実装する複数の基板部(5)と、基板部(5)間を連結する可撓性を有する配線部(6)とより構成される。これにより、電子機器(101)は多関節体として湾曲変形させることができる。滑り層(4)の形成により、引張応力や圧縮応力を低減して小さい力で電子機器(101)を湾曲変形させることができる。

Description

本発明は、人体や物体における動きのある場所や湾曲した箇所に対して形状が柔軟に適応する電子機器およびその製造方法に関する。
本願は、2014年6月27日に出願された日本国の特願2014−132162号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
社会の様々な課題を解決するためにビッグデータを活用する方法が知られており、電子機器を用いてインフラストラクチャ、構造物、地球環境、自動車、人間などの種々の対象物から情報やデータを収集している。電子機器は種々の対象物に対して容易かつ確実に取り付けられることが望ましい。
例えば、ヘルスケア分野では医療現場において個人の生命活動徴候を示すバイタル情報や身体情報を常時監視することがある。この場合、所望の電子機器を個人の身体に常時装着して身体情報を検出するために、電子機器は被験者が違和感なく装着できるように身体の動きに追従可能な柔軟性を有することが必要である。
特許文献1はひずみゲージを利用して衣服の着衣圧を検出する薄型で柔軟な着衣圧センサを開示している。当該着衣圧センサは衣服の着衣圧の固体圧力測定に供されるものであり、金属シートをエッチング加工してひずみゲージを接着し、外部リード線を取り付けた着衣圧検出部をシリコンゴムなどの柔軟材料で一体成形して筐体を構成している。特許文献2は可撓性および共形性を有する着用可能な自立型の医療デバイスを開示している。具体的には、従来のインスリンポンプに代わるパッチポンプなどの着用可能な薬剤注入デバイスを開示している。
特開2011−209255号公報 特表2013−503692号公報
特許文献1に記載の着衣圧センサのようにセンサ単独での占有領域が小さく肉薄であるデバイスであれば設置場所の制限は少ない。しかし、センサ、メモリ、マイクロコンピュータ、インタフェース、および電池などを備えた多機能なデバイスを一体成形した装置では設置場所が制限される。また、当該装置の占有領域を小さくするために実装部品を集積しても小型化には限界があり、実装部品を集積することにより装置の厚さが増して設置容易性が損なわれる可能性がある。
一方、占有領域は大きくなるが実装部品を配線基板上に分散して実装することで筐体自身の薄型化を図ることができるが、実装部品の殆どは剛性材料で生成されているため湾曲変形することができない。しかし、配線基板をフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuits)にすることで実装部品のない部分では若干湾曲変形することができる。これにより、人体の動きのある場所や湾曲した箇所に対する適合性を向上することができる。
しかし、配線基板を柔軟材料で一体成形すると、配線基板を湾曲させた場合に発生する引張応力や圧縮応力は曲げ中心からの厚さ方向の距離に比例して大きくなる。十分な柔軟性を備えた樹脂と湾曲変形し易く形成された薄型の配線基板について考察すると、当該樹脂と配線基板とが互いに接触または張り合わされることで、樹脂側または配線基板側に曲げ中心が移動することとなる。この場合、樹脂側または配線基板側からみて最適な曲げ中心がずれることとなり、当該配線基板の湾曲変形が阻害されてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、引張応力および圧縮応力を低減して少ない力で湾曲変形させることが可能な電子機器およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、少なくとも一部が可撓性を有する配線基板と、配線基板を外側から覆う可撓性を有する被覆層と、被覆層と配線基板との間に設けられ、被覆層と配線基板との相対変位を許容する滑り層とを具備する電子機器である。
本発明の第二の態様は、少なくとも一部が可撓性を有する配線基板を用意し、配線基板を外側から可撓性を有する被覆層で覆い、被覆層と配線基板との間に潤滑剤を注入して滑り層を形成するようにした電子機器の製造方法である。
本発明の第三の態様は、少なくとも一部が可撓性を有する配線基板を用意し、配線基板を外側から覆う滑り層を形成し、滑り層で覆われた配線基板を可撓性を有する被覆層で覆うようにした電子機器の製造方法である。
本発明は、電子機器において配線基板と被覆層との間に両者の相対変位を許容する滑り層を設けたことを特徴としている。滑り層を形成することにより、配線基板や被覆層に作用する引張応力や圧縮応力を低減して小さい力で電子機器を湾曲変形することができる。
本発明の実施例1に係る電子機器の断面図である。 本発明の実施例2に係る電子機器の平面図である。 図2のII−II線に沿う縦断面図である。 実施例2に係る電子機器の配線基板を湾曲させた状態を示す側面図である。 図3の電極部近傍の一部拡大図である。 実施例2に係る電子機器に適用される配線基板の縦断面図である。 配線基板を滑り層で覆った状態を示す縦断面図である。 配線基板を上部被覆層と下部被覆層とによって挟み込む工程を示す縦断面図である。 配線基板を被覆層によって封止した状態を示す縦断面図である。 実施例2に係る電子機器の製造方法を示すフローチャートである。 被覆層を単体で湾曲させた場合の曲げ中心および応力を示す断面図である。 配線基板を単体で湾曲させた場合の曲げ中心および応力を示す断面図である。 配線基板と被覆層とを固定して湾曲させた場合の曲げ中心および応力を示す断面図である。 配線基板と被覆層との間に滑り層を設けて湾曲させた場合の曲げ中心および応力を示す断面図である。 実施例2の変形例に係る電子機器に適用される配線基板の正面図である。 図15の配線基板を湾曲させた状態を示す正面図である。 図15の配線基板において基板部と配線部とを接続する部分の拡大図である。 図15の配線基板を湾曲させた場合の基板部と配線部とを接続する部分の拡大図である。 本発明の実施例3に係る電子機器の第一端部の拡大断面図である。 実施例3に係る電子機器の第二端部の拡大断面図であり、滑り層を形成する潤滑剤を注入している状態を示している。 実施例3に係る電子機器の第一端部の拡大断面図であり、注入針を内部空間に挿入した状態を示している。 実施例3に係る電子機器の第一端部の拡大断面図であり、注入針を引き抜いた後に貫通孔に充填材を充填した状態を示している。 実施例3の第一変形例に係る電子機器の第二端部の拡大断面図である。 実施例3の第一変形例に係る電子機器の内部空間に注入針を挿入した状態を示す拡大断面図である。 実施例3の第一変形例に係る電子機器から注入針を引き抜いた後の状態を示す拡大断面図である。 実施例3の第二変形例に係る電子機器の第二端部の拡大断面図であり、注入針による潤滑剤の注入作業後の状態を示している。 実施例3の第二変形例に係る電子機器の第二端部において、被覆層の貫通孔をプラグで閉塞した状態を示す拡大断面図である。を参照して説明する。 実施例3の第三変形例に係る電子機器の第二端部の拡大断面図であり、注入針を被覆層内に挿入する前の状態を示す。 実施例3の第三変形例に係る電子機器の被覆層内に注入針を挿入している途中の状態を示す拡大断面図である。 実施例3の第三変形例に係る電子機器の被覆層内に潤滑剤を注入して滑り層4を形成した後に注入針を被覆層から引き抜いた状態を示す拡大断面図である。 本発明の実施例4に係る電子機器に適用される配線基板の平面図である。 実施例4の第一変形例に係る配線基板の平面図である。 実施例4の第二変形例に係る配線基板の平面図である。 実施例4の第三変形例に係る配線基板の平面図である。 実施例4の第四変形例に係る配線基板の平面図である。 実施例4の第四変形例に係る配線基板の正面図である。
本発明に係る電子機器およびその製造方法について実施例とともに添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る電子機器1の断面図である。電子機器1は、配線基板2、被覆層3、および滑り層4から構成される。配線基板2は少なくともその一部が可撓性を有している。即ち、配線基板2に外力を加えることにより少なくともその一部を容易に湾曲させることができる。
被覆層3は、シリコン樹脂や低硬度の熱可塑性エラストマなどの可撓性を有する柔軟材料により形成される。被覆層3は、配線基板2よりも十分に柔軟に形成される。被覆層3は、配線基板2を外部から覆うように形成されている。
滑り層4は、被覆層3と配線基板2との間に配置されている。滑り層4は、被覆層3と配線基板2との相対変位を許容する。言い換えれば、滑り層4は被覆層3と配線基板2との間の摩擦を低減するものであり、配線基板2の表裏面に沿う方向へ被覆層3が円滑に相対移動することを可能としている。例えば、滑り層4はシリコンを主とした不活性な液体やゲル状体、又はフッ素樹脂で形成される。
本発明の実施例1によれば、配線基板2と被覆層3との間に滑り層4を設けることで、電子機器1を湾曲する場合に被覆層3の内面と配線基板2の外面とが相対変位可能となる。これにより、配線基板2や被覆層3に作用する引張応力および圧縮応力を低減して電子機器1を円滑に湾曲させることができる。その結果、電子機器1の柔軟性を向上してより少ない力で湾曲変形させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る電子機器101について添付図面を参照して詳細に説明する。電子機器101は配線基板2、被覆層3、および滑り層4を具備している。図2は、電子機器101の平面図である。図3は、図2のII−II線に沿う縦断面図である。図4は、電子機器101の配線基板2を湾曲させた状態を示す側面図である。実施例2に係る電子機器101は、例えば、人体等に装着されるものであり、人体等の状態を検出する検出部(不図示)を具備している。
電子機器101において、配線基板2は基板部5と配線部6とを具備している。配線基板2は複数の基板部5(具体的には、5つの基板部5)を具備している。基板部5は、銅などの金属配線とエポキシ樹脂等からなる絶縁部材とを積層して形成されている。そのため、基板部5自体は可撓性を有しておらず容易に撓まない。基板部5には各種の実装部品7(例えば、センサ、メモリ、マイクロコンピュータ、インタフェース、電池、等)が実装されている。実装部品7も基板部5と同様に可撓性を有していない。つまり、実装部品7を基板部5に実装することで、実装部品7に作用する曲げ応力を低減することができる。電子機器101は配線基板2を柔軟材料でインサート成型して形成されており、配線基板2は多関節体として湾曲させることができる。
例えば、実装部品7には硬質樹脂を塗布したり金属等のフレームを被せたりしてもよい。この場合、実装部品7を外力から保護することができるので、実装部品7と基板部5との間の接続信頼性を向上することができる。電子機器101の配線基板2において、基板部5はそれぞれ矩形板状に形成されている。配線基板2に配列された5つの基板部5のうち、中央の基板部5には実装部品7として電池8が実装されている。尚、図3では実装部品7が基板部5の表面に実装されていることを示しているが、これに限定されるものではない。例えば、実装部品7を基板部5の裏面のみに実装してもよく、或いは、基板部5の表裏面に実装してもよい。
配線部6は、可撓性を有し容易に湾曲させることができる。配線部6は、隣接する基板部5の間を接続するように形成されている。例えば、配線部6はポリイミドなどの薄いシート状の絶縁部材(不図示)に銅などの金属配線(不図示)を形成したものを積層してなる。実施例2に係る電子機器101の配線基板2において、配線部6はその幅寸法H1が基板部5の幅寸法H2よりも小さくされている。また、配線部6は隣接する基板部5間の中央位置C1(図2参照)に向かってその幅寸法が漸次減少するように形成されている。具体的には、配線部6はその幅方向の両側部分が幅方向の中央部に向かって凹んだ円弧状に形成されている。
つまり、図4に示すように、配線基板2では基板部5が湾曲しないものの、配線部6の可撓性によって湾曲させることができる。図示都合上、図4では電極部10を省略している。
図3に示すように、滑り層4は被覆層3と配線基板2との間に設けられている。具体的には、配線基板2の実装部品7が実装されている箇所において滑り層4は実装部品7と被覆層3との間に設けられている。滑り層4はシリコンを主とした不活性な液体やゲル状体、および、表面の摩擦係数が低いフッ素樹脂などを用いて形成される。実施例2に係る電子機器101において、滑り層4は被覆層3の内周面の全域に接するよう配置されている。滑り層4は、配線基板2に対してディップコータやスプレーを用いて形成することができる。
図5は図3の一部拡大図であり、実施例2に係る電子機器101における電極部10の近傍部分を示している。図3及び図5に示すように、配線基板2には被覆層3の外部との電気接続を行うための電極部10が設けられている。具体的には、実施例2に係る電子機器101の配線基板2には5つの基板部5が設けられているが、最端部分の基板部10上に電極部10が形成されている。電極部10は、被覆層3に対して接着材などにより密着固定されている。電極部10の上端部分11は被覆層3の外部に露出している。電極部10は基板部5の長手方向と交差する方向に延伸している。尚、電極部10は必要に応じて設ければよく、省略してもよい。
次に、実施例2に係る電子機器101の製造方法について添付図面を参照して詳細に説明する。
図6は、実施例2に係る電子機器101に適用される配線基板2の縦断面図である。図7は、配線基板2を滑り層4で覆った状態を示す縦断面図である。図8は、配線基板2を上部被覆層3aと下部被覆層3bとによって挟み込む工程を示す縦断面図である。図9は、配線基板2を被覆層3によって封止した状態を示す縦断面図である。図10は、実施例2に係る電子機器101の製造方法を示すフローチャートである。
先ず、図6に示す配線基板2を組み立てる(ステップS01)。また、被覆層3を構成する図8に示す上部被覆層3aおよび下部被覆層3bを形成する(ステップS02)。尚、配線基板2の組立てと被覆層3の形成との順序はステップS01、S02の順序に限定されるものではない。ここで、上部被覆層3aと下部被覆層3bとは被覆層3を配線基板2の厚さ方向の中央を通る面で分割した上側部分と下側部分とに相当する。
上部被覆層3aは、実装部品7を収納する複数の第一凹部13を備えている。第一凹部13は収納する実装部品7の形状に倣って形成されるとともに、当該実装部品7よりも僅かに大きな空間で形成されている。即ち、第一凹部13の内面と実装部品7との間隙には滑り層4を配置することができる。隣接する第一凹部13の間には配線部6を収納する第二凹部14が形成されている。第二凹部14の深さは第一凹部13の深さよりも十分に小さくされている。第一凹部13と同様に、第二凹部14は配線部6に倣って形成されるとともに、当該配線部6よりも僅かに大きな空間で形成されている。即ち、第二凹部14の内面と配線部6との間隙には滑り層4を配置することができる。一方、下部被覆層3bは第三凹部15を備えている。第三凹部15の深さは第二凹部14と同程度とされている。これにより、第三凹部15内にも滑り層4を配置可能な間隙が形成される。
次に、図7に示すように、配線基板2の外面を覆うようにして滑り層4を形成する(ステップS03)。その後、図8に示すように、滑り層4で覆われた配線基板2を上部被覆層3aと下部被覆層3bとによって挟み込み、上部被覆層3aの外縁部16aと下部被覆層3bの外縁部16bとを接着材等により固定する(ステップS04)。図8において図示を省略しているが、最端部側の基板部5に電極部10を形成している場合には、当該電極部10と被覆層3とを接着する。これにより、図9に示すように、配線基板2が被覆層3によって封止された状態となる。
次に、図11乃至図14を参照して曲げ中心Wと応力との関係について説明する。ここで、ハッチング部の大きさが応力の変化を示している。図11に示すように被覆層3を単体で湾曲させた場合や、図12に示すように配線基板2を単体で湾曲させた場合、被覆層3や配線基板2の厚さ方向の中心が曲げ中心Wとなる。即ち、被覆層3や配線基板2の曲げ中心Wから厚さ方向の両側部分に向かって応力が対称方向に徐々に大きくなる。一方、図13に示すように配線基板2と被覆層3とを固定した場合には曲げ中心Wは両者で共通となり、配線基板2から見ると曲げ中心は被覆層3側に移動し、被覆層3から見ると曲げ中心は配線基板2側に移動することとなる。図13では、曲げ中心Wが配線基板2と被覆層3との境界部分に配置されている。そのため、配線基板2の下面18と被覆層3の上面17とが曲げ中心Wから離間することとなり、配線基板2および被覆層3に作用する応力が両方とも増加することとなる。
これに対して、図14に示すように、配線基板2と被覆層3との間に滑り層4を設けると、配線基板2と被覆層3とに対して個別の曲げ中心Wが存在し、単体の曲げ中心と略同じ位置に維持することができる。そのため、配線基板2と被覆層3とに作用する応力を小さくすることができる。ここで、曲げ中心Wよりも内側方向には圧縮応力が作用し、曲げ中心Wよりも外側方向には引張応力が作用する。
実施例1に係る電子機器1と同様に、実施例2に係る電子機器101では配線基板2と被覆層3との間に滑り層4を設けているので、電子機器101を湾曲させる場合に被覆層3の内面と配線基板2の外面とが相対変位可能となる。そのため、配線基板2や被覆層3に作用する引張応力および圧縮応力を低減して電子機器101を円滑に湾曲させることができる。その結果、電子機器101の柔軟性を向上して少ない力で湾曲変形させることができる。
また、配線基板2のうち実装部品7が実装されていない配線部6が可撓性を有するので、実装部品7が実装される基板部5自身が湾曲しなくとも配線基板2を全体的に湾曲させることができる。
また、配線基板2が電極部10を介して被覆層3と固定されているため、被覆層3に対して配線基板2を位置決めすることができる。その結果、電子機器101を安定して湾曲させることができる。また、電極部10が基板部5の長手方向と交差する方向に延伸しているので、電子機器101を湾曲させたときに、電極部10と被覆層3との境界部分にせん断力が作用することを防止できる。その結果、配線基板2と被覆層3とを安定して固定することができる。
更に、上部被覆層3aと下部被覆層3bとによって滑り層4で覆われた配線基板2を挟み込み、上部被覆層3aと下部被覆層3bとを互いに固定すればよいため、容易に電子機器101を製造することができる。その結果、電子機器101を製造する作業者の負担を軽減することができる。
次に、本発明の実施例2の変形例に係る電子機器101について添付図面を参照して説明する。実施例2と実施例2の変形例とは基板部5と配線部6との接続態様が異なる。そのため、実施例2の変形例では実施例2と同一部分に同一の符号を付してその説明を割愛する。
図15は、実施例2の変形例に係る電子機器101に適用される配線基板102の正面図である。図16は、配線基板102を湾曲させた状態を示す正面図である。図17は、図15の配線基板102において基板部5と配線部6とを接続する部分の拡大図である。図18は、配線基板102を湾曲させた場合の基板部5と配線部6とを接続する部分の拡大図である。
図15及び図17に示すように、実施例2の変形例に係る配線基板102は基板部5および配線部6を備えている。配線部6は連続して形成されている。基板部5の表面5aには実装部品7が実装され、当該表面5aと反対側の裏面5bの一部が配線部6と接続されている。具体的には、基板部5の裏面5bの中央部のみが接続部20を介して配線部6に接続されている。実施例2の変形例では基板部5と配線部6とは一部で接続されていればよく、基板部5の裏面5bの中央部以外で配線部6と接続されていればよい。
実施例2の変形例によれば、配線基板102において基板部5の裏面5bと配線部6とが一部で接続されているため、基板部5によって配線基板102全体の湾曲が妨げられない。そのため、図16及び図18に示すように、配線基板102全体を円滑に湾曲させることができる。その結果、電子機器101を少ない力で湾曲変形させることができる。
次に、本発明の実施例3に係る電子機器201について添付図面を参照して詳細に説明する。実施例3は上述の実施例と比べて配線基板2を被覆層3によって封止した(即ち、配線基板2を被覆層3で覆う工程)後に滑り層4を形成する点で異なる。そのため、実施例3において上述の実施例と同一部分には同一の符号を付してその説明を割愛する。
図19は、実施例3に係る電子機器201の第一端部25の拡大断面図である。図20は、実施例3に係る電子機器201の第二端部27の拡大断面図であり、滑り層4を形成する潤滑剤を注入している状態を示している。図21は、実施例3に係る電子機器201の第一端部25の拡大断面図であり、注入針30を内部空間に挿入した状態を示している。図22は、実施例3に係る電子機器201の第一端部25の拡大断面図であり、注入針30を引き抜いた後に貫通孔26に充填材31を充填した状態を示している。
図19に示すように、実施例3に係る電子機器201は被覆層3の第一端部25において、被覆層3と配線基板2との間の内部空間と被覆層3の外部空間とを連通する貫通孔26が形成されている。貫通孔26は、被覆層3の第一端部25からその反対側(即ち、第二端部27)への方向に形成される。図20に示すように、被覆層3の第二端部27にも貫通孔26が形成されている。
図19乃至図21に示すように、被覆層3の内周面には、滑り層4を形成する液体やゲル状体の潤滑剤が貫通孔26から外部に漏れないように逆止弁28が設けられている。逆止弁28は、その端部29が貫通孔26を閉塞する閉塞位置(図19参照)から貫通孔26を開放する開放位置(図21参照)まで弾性変形可能に形成されている。逆止弁28は、貫通孔26に挿入された注入針30によって押圧されると、閉塞位置から開放位置まで変位する。これにより、注入針30を介して配線基板2と被覆層3との間の内部空間に滑り層4を形成する液体やゲル状体の潤滑剤を注入することができる。
また、逆止弁28は注入針30が貫通孔26から引き抜かれると、その弾性によって開放位置から閉塞位置まで変位する。逆止弁28の端部29により貫通孔26が閉塞されて、潤滑剤が貫通孔26を介して一時的に外部に漏れることを防止することができる。図22に示すように、注入針30が引き抜かれた後の貫通孔26には、変性シリコン系接着材やシリコン系樹脂などの充填材31が充填される。ここで、滑り層4が超低硬度の樹脂材料で形成される場合、当該樹脂材料に対して硬化処理を行なうことにより、被覆層3の外部への樹脂材料の漏れを防止することができる。
次に、実施例3の第一変形例について図23乃至図25を参照して説明する。実施例3の第一変形例は実施例3と滑り層4を形成する際の充填物の外部への漏れ防止に係る構造が異なる。従って、実施例3の第一変形例では実施例3と同一部分には同一符号を付してその説明を割愛する。また、配線基板2の図示を省略する。
図23は、実施例3の第一変形例に係る電子機器201の第二端部27の拡大断面図である。図24は、電子機器201の内部空間に注入針30を挿入した状態を示す拡大断面図である。図25は、電子機器201から注入針30を引き抜いた後の状態を示す拡大断面図である。
図23に示すように、実施例3の第一変形例に係る電子機器201の被覆層3には貫通孔26の内側に弁体32が一体に形成されている。弁体32は、貫通孔26の上部と下部との揺動可能に支持されている。弁体32は、注入針30の挿入前にはその上端部及び下端部同士が密着して貫通孔26を閉塞している。
被覆層30の貫通孔26に注入針30が挿入されると、弁体32は注入針30に押圧されて被覆層3の内側に向かって揺動する。これにより、弁体32は貫通孔26を開放した開放状態となり、注入針30による潤滑剤の注入が可能となる。その後、図25に示すように、注入針30を貫通孔26から引き抜くと、滑り層4を形成する液体等の潤滑剤が弁体32を押圧することとなり、弁体32が貫通孔26を閉塞する閉塞位置に戻る。従って、滑り層4を形成する液体等の潤滑剤が貫通孔26を介して外部に漏れることを防止できる。
次に、実施例3の第二変形例に係る電子機器201について図26及び図27を参照して説明する。実施例3及び第一変形例に比べて第二変形例では滑り層4を形成する際の充填物の外部への漏れ防止構造が異なっている。従って、実施例3と同一部分には同一符号を付してその説明を割愛する。また、図26及び図27において配線基板2の図示を省略する。
図26は、実施例3の第二変形例に係る被覆層3の第二端部27の拡大断面図であり、注入針30による潤滑剤の注入作業後の状態を示している。図27は、被覆層3の貫通孔26をプラグ33で閉塞した状態を示す拡大断面図である。図26に示すように、第二変形例は被覆層3の貫通孔26を閉塞するプラグ33を備えている。プラグ33は、本体部34と返し部35とを備えている。本体部34は貫通孔26の口径よりも僅かに大きな直径を有する。
プラグ33の返し部35は本体部34から半径方向の外側に広がる面を備えているおり、当該返し部35は貫通孔26よりも十分大きな直径を有する。そのため、プラグ33が貫通孔26に挿通されて返し部35が被覆層3の内部空間に到達すると、返し部35が貫通孔26の周囲の被覆層3の内面に引っ掛かり、以って、プラグ33が貫通孔26から抜け落ちることを防止する。このように、滑り層4を形成する液体等の潤滑剤が貫通孔26を介して外部に漏れることを防止することができる。
次に、実施例3の第三変形例に係る電子機器201について図28乃至図30を参照して説明する。図28は、実施例3の第三変形例に係る電子機器201の第二端部27の拡大断面図であり、注入針30を被覆層3内に挿入する前の状態を示す。図29は、電子機器201の被覆層3内に注入針30を挿入している途中の状態を示す拡大断面図である。図30は、電子機器201の被覆層3内に潤滑剤を注入して滑り層4を形成した後に注入針30を被覆層3から引き抜いた状態を示す拡大断面図である。
図28に示すように、実施例3の第三変形例では電子機器201の被覆層3の第二端部27において貫通孔26に代えて切れ目36が形成されている。切れ目36は、被覆層3を形成する柔軟材料のタック性によって密閉されている。図29に示すように、注入針30によって切れ目36を押し広げることで注入針30を被覆層3の内部空間に進入させることができる。図30に示すように、注入針30による潤滑剤の注入作業が終了して注入針30を被覆層3から引き抜くと切れ目36は再び密着状態に戻る。そのため、滑り層4を形成する液体等の潤滑剤が外部に漏れることを防止できる。
次に、本発明の実施例4に係る電子機器101について図31乃至図36を参照して詳細に説明する。実施例2に比べて実施例4の電子機器101は配線基板2の配線部106の形状が異なる。そのため、実施例2と同一部分には同一の符号を付してその説明を割愛する。図31は、本発明の実施例4に係る配線基板2の平面図である。図32は、実施例4の第一変形例に係る配線基板2の平面図である。図33は、実施例4の第二変形例に係る配線基板2の平面図である。図34は、実施例4の第三変形例に係る配線基板2の平面図である。図35は、実施例4の第四変形例に係る配線基板2の平面図である。図36は、実施例4の第四変形例に係る配線基板2の正面図である。
図31に示すように、本発明の実施例4に係る配線基板2は複数の基板部5と複数の配線部106とを具備する。配線部106は余長を有している。言い換えれば、隣接する基板部5の間隙よりも配線部106の全長が長い。具体的には、図31に示す配線部106は配線基板2の長手方向に対して幅方向に蛇行する余長が形成されている。これにより、配線部106が捩れ方向にも変形し易くなる。ここで、配線部106が蛇行する方向は配線基板2の幅方向に限られない。例えば、図32に示すように、配線部106を配線基板2の長手方向に蛇行させてもよい。
図31及び図32では、配線部106を蛇行させることにより余長を形成するようにしたが、これに限定されるものではない。図33に示すように、配線部106を基板部5の配列方向に対して斜め方向に形成してもよい。また、図34に示すように、配線部106を互い違いに斜め方向に形成してもよい。即ち、配線部106の延伸方向や角度は特定の方向や角度に限定されるものではない。
更に、図35及び図36に示すように、配線部106を基板部5の厚さ方向に蛇行させてもよい。
本発明は、上述した実施例及び変形例に限定されるものではなく、電子機器の構成要素の具体的な形状は例示であり適宜変更が可能である。即ち、本発明は添付した特許請求の範囲に定義される発明の範囲内における種々の設計変更や改変をも包含するものである。
例えば、上述の実施例及び変形例に係る配線基板では可撓性を有しない基板部と可撓性を有する配線部を具備するものとしたが、これに限定されるものではない。配線基板の可撓性を有する部分に電子回路を搭載することができるのであれば、可撓性を有しない基板部を設ける必要はない。例えば、配線基板をフレキシブル基板(FPC)で構成してもよい。この場合であっても、実装部品は湾曲させることができないので、実装部品を配線基板上に適宜集中又は分散させて配置すればよい。
本発明は配線基板を電子部品を実装する基板部と可撓性を有する配線部とで構成したので、各種の対象物に形状を適応させて電子機器を取り付けることができるので、データ収集や医療用途などの幅広い分野に適用することができる。
1、101、102 電子機器
2 配線基板
3 被覆層
3a 上部被覆層
3b 下部被覆層
4 滑り層
5 基板部
6、106 配線部(非実装領域)
7 実装部品
8 電池
10 電極部(外部端子)
13 第一凹部
14 第二凹部
15 第三凹部
20 接続部
25 第一端部
26 貫通孔(連通路、注入口)
27 第二端部
28 逆止弁(逆流防止部)
30 注入針
31 充填材
32 弁体(逆流防止部)
33 プラグ(逆流防止部)
36 切れ目(注入口)

Claims (14)

  1. 少なくとも一部が可撓性を有する配線基板と、
    前記配線基板を外側から覆う可撓性を有する被覆層と、
    前記被覆層と前記配線基板との間に設けられ、前記被覆層と前記配線基板との相対変位を許容する滑り層とを具備する電子機器。
  2. 前記被覆層の所定位置において前記滑り層に連通する連通路を形成するようにした請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記配線基板は実装部品を実装するための実装領域と前記実装部品が実装されない可撓性を有する非実装領域とを具備するようにした請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記配線基板は、実装部品が実装される基板部と可撓性を有する非実装領域としての配線部とを連結して構成するようにした請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記配線基板は、実装部品が実装される基板部と可撓性を有する非実装領域としての配線部とを具備し、前記基板部の裏面の一部と前記配線部とを接続するようにした請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記配線部は幅方向又は長手方向に蛇行する余長を有するようにした請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記配線基板と前記被覆層とは一部で固定されるようにした請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記配線基板の所定位置と連結されて前記被覆層の外部に露出する外部端子を更に具備し、前記外部端子により前記配線基板と前記被覆層とが固定されるようにした請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記外部端子は前記被覆層の長手方向と交差する方向に延伸するように形成した請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記被覆層の所定位置に前記配線基板と前記被覆層との間に前記滑り層を形成するための潤滑剤を注入する注入口を形成するようにした請求項1に記載の電子機器。
  11. 前記注入口は前記潤滑剤の逆流を防止する逆流防止部を備えるようにした請求項10に記載の電子機器。
  12. 少なくとも一部が可撓性を有する配線基板と、
    前記配線基板を外側から覆う可撓性を有した被覆層からなり、
    前記配線基板は、部品が実装され可撓性を有さない基板部と、前記部品が実装されない可撓性を有する配線部とを備え、
    前記配線部は、前記基板部の前記部品が実装される実装面とは反対側の裏面の一部に接続されている電子機器。
  13. 少なくとも一部が可撓性を有する配線基板を用意し、
    前記配線基板を外側から可撓性を有する被覆層で覆い、
    前記被覆層と前記配線基板との間に潤滑剤を注入して滑り層を形成するようにした電子機器の製造方法。
  14. 少なくとも一部が可撓性を有する配線基板を用意し、
    前記配線基板を外側から覆う滑り層を形成し、
    前記滑り層で覆われた前記配線基板を可撓性を有する被覆層で覆うようにした電子機器の製造方法。
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