JPWO2014132364A1 - 固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機 - Google Patents

固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2014132364A1
JPWO2014132364A1 JP2015502630A JP2015502630A JPWO2014132364A1 JP WO2014132364 A1 JPWO2014132364 A1 JP WO2014132364A1 JP 2015502630 A JP2015502630 A JP 2015502630A JP 2015502630 A JP2015502630 A JP 2015502630A JP WO2014132364 A1 JPWO2014132364 A1 JP WO2014132364A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
lead
stator
component
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015502630A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6053912B2 (ja
Inventor
優人 浦辺
優人 浦辺
洋樹 麻生
洋樹 麻生
川久保 守
守 川久保
山本 峰雄
峰雄 山本
石井 博幸
博幸 石井
隼一郎 尾屋
隼一郎 尾屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6053912B2 publication Critical patent/JP6053912B2/ja
Publication of JPWO2014132364A1 publication Critical patent/JPWO2014132364A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • H02K5/225Terminal boxes or connection arrangements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/21Devices for sensing speed or position, or actuated thereby
    • H02K11/215Magnetic effect devices, e.g. Hall-effect or magneto-resistive elements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/10Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with arrangements for protection from ingress, e.g. water or fingers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

基板と、固定子の軸方向の一端に組み付けられ、電源リード線とセンサリード線とが配線されるリード線配線部品と、リード線を口出しする口出し部品6と、電源リード線保持部品と、センサリード線を保持するセンサリード線保持部品と、一端がリード線配線部品を構成する環状板部1aに接続され他端が口出し部品6に接続され、環状板部1aから口出し部品6に向かって延び、かつ、モールド固定子の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、リード線配線部品と口出し部品6とを連結する連結部9と、を備える。

Description

本発明は、モールド固定子、モールド電動機、および空気調和機に関するものである。
従来より、空気調和機の室内機用ファンモータや室外機用ファンモータには、モールド電動機が採用されている。このモールド電動機は、固定子がモールド樹脂によりモールド成形されて外郭が形成され、その外郭の内周側に回転子が自在に配置されている。モールド電動機には、固定子や配線基板からのリード線を外部に引出すための配線口出し部品が取付けられている。そして、この配線口出し部品は、固定子や配線部品とともにモールド樹脂により一体成形されている。
ただし、このような構造の場合、モールド電動機の外郭と配線口出し部品との隙間や界面、あるいは、配線口出し部品とリード線との隙間や界面から水が浸入しやすい。そこで従来ではその防水性を確保するための対策として、シール材の塗布やテープの貼り付け等の二次加工が必要になるという問題があった。
下記特許文献1に示される従来の電動機は、固定子のモールド成形後に、水が基板に到達することがないようにリード線配線部品を備える。リード線配線部品には電子部品が実装される基板を組み付けることができ、リード線配線部品は固定子に設置される。さらにリード線配線部品は、固定子に電力を供給する電源リード線と、基板への電力を供給すると共に回転子の位置情報を基板へ供給するセンサリード線とを引回すように構成されている。
また、下記特許文献2に示される従来の電動機では、固定子がモールド樹脂によりモールド成形されて外郭が形成され、さらに、モールド電動機の外郭からリード線を引出すブッシング(口出し部)が外郭と一体成形される。この電動機は、ブッシング(口出し部)が弾性体であることを特徴とし、ブッシング(口出し部)がモールド化され、外郭に圧縮されることで口出し部からの水の浸入を抑制することができる。
特開2010−273525号公報 特開2009−112067号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される従来のモールド電動機の固定子では、配線口出し部がリード線配線部品と一体的に形成され、さらに固定子鉄心の外周側に設置されている。そのため、配線口出し部とリード線配線部品との間には連結部が形成され、この連結部とモールド材との界面が水の浸入経路となる。従って、連結部が配線口出し部から浸入した水の浸水経路となり、この水が基板および固定子に到達する。水が基板に達すると、電源リード線と基板との間に水が溜まり、基板に通電することで基板のパターン腐食が生じてパターン切れが発生する。このことにより回転子位置の検出が困難となり、電動機が運転不能になるおそれがあるといった問題があった。
また、上記特許文献2に示される従来のモールド電動機の固定子では、フレームとブッシングが別部品となり、部品点数が増加するだけでなく、それぞれの部品をモールド成形時に位置決めする必要があり、構造が複雑になりコストの増加を招くという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、更なる品質の向上とコストの低減とを図ることができるモールド固定子、モールド電動機、および空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、固定子鉄心に巻線が施された固定子にモールド樹脂を施して成るモールド固定子であって、センサ回路が実装された基板と、前記固定子の軸方向の一端に組み付けられ、前記巻線に電力を供給する電源リード線と前記基板に接続されるセンサリード線とが配線されるリード線配線部品と、前記リード線配線部品と所定距離隔ててリード線配線部品の径外側に設けられ、モールド固定子の外部にリード線を口出しする口出し部品と、前記口出し部品に組み付けられ前記電源リード線を保持する電源リード線保持部品と、前記口出し部品に組み付けられ前記センサリード線を保持するセンサリード線保持部品と、一端が前記リード線配線部品に接続され他端が前記口出し部品に接続され、前記リード線配線部品から口出し部品に向かって延び、かつ、モールド固定子の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、前記リード線配線部品と前記口出し部品とを連結する連結部と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、容易に切断可能な形状の連結部がリード線配線部品と口出し部品との間に介在するようにしたので、この連結部が切断されることによってリード線口出し部とモールド樹脂との間の界面から浸入した水の経路が遮断され、更なる品質の向上とコストの低減とを図ることができる、という効果を奏する。
図1は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子組立を基板側から見た斜視図である。 図2は図1に示されるリード線配線部品の斜視図である。 図3はリード線配線部品に形成されたリード線端末保持部を中心とする拡大図である。 図4はリード線配線部品とリード線配線部との間に形成された連結部を中心とする拡大図である。 図5は軸方向から見た連結部の平面図である。 図6は図5に示される連結部の切断箇所を説明するための図である。 図7は電源リード線保持部品の斜視図である。 図8はセンサリード線保持部品の斜視図である。 図9はモールド固定子の斜視図である。 図10はモールド電動機の斜視図である。 図11はモールド電動機の製造工程を示す図である。 図12はモールド電動機を内蔵した空気調和機の構成図である。
以下に、本発明に係るモールド固定子、モールド電動機、および空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子組立を基板側から見た斜視図である。図2は図1に示されるリード線配線部品の斜視図である。図3はリード線配線部品に形成されたリード線端末保持部を中心とする拡大図である。図4はリード線配線部品とリード線配線部との間に形成された連結部を中心とする拡大図である。図5は軸方向から見た連結部の平面図である。図6は図5に示される連結部の切断箇所を説明するための図である。図7は電源リード線保持部品の斜視図である。図8はセンサリード線保持部品の斜視図である。図9はモールド固定子の斜視図である。図10はモールド電動機の斜視図である。図11はモールド電動機の製造工程を示す図である。図12はモールド電動機を内蔵した空気調和機の構成図である。
図1において固定子組立30は、環状の固定子10と、固定子10の軸方向の一端にて固定子10に組付けられたリード線配線部3と、リード線配線部3を構成するリード線配線部品1に組付けられる基板11と、リード線配線組立40とを備える。
固定子10は、電磁鋼板が帯状に打ち抜かれ、かしめ、溶接、および接着等で回転子(図示せず)のシャフト72(図10参照)の軸方向に積層して成る固定子鉄心82と、絶縁部83と、絶縁部83にマグネットワイヤが巻回されて成る巻線84とを有して構成されている。
絶縁部83は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を固定子鉄心82と一体に成形され、または成形後に固定子10に組付けることで形成される。絶縁部83には、基板11側に突出した複数のピン81と、外部からの電源が供給される複数の端子12とが設けられている。
マグネットワイヤの端末の一方は、端子12のフック部85に引回され、ヒュージングあるいは半田等で接合される。他方は、全相の端末がまとめられて中性点を形成する。
なお、以下の説明では、固定子鉄心82の軸方向の端面外側、すなわち端子12を備える側を結線側と称し、その反対側を反結線側と称する。
絶縁部83を構成する絶縁外壁83aは、巻線84が固定子鉄心82の外周側に倒れるのを防止し、絶縁外壁83aの結線側の軸方向端部には、リード線配線部品1を固定子10に取り付けるための複数のピン81が設けられている。
絶縁部83を構成する絶縁内壁83bは、巻線84が固定子鉄心82の内周側に倒れるのを防止する。絶縁内壁83bの反結線側の軸方向端部には、固定子組立30をモールド成形する際、金型心金部に対して軸方向に当て止めされる突起(図示せず)が設けられている。
なお、絶縁外壁83aの軸方向端部は、その高さが巻線84の軸方向における最大高さよりも若干高くなるように形成されている。また、巻線84は、その軸方向における高さが、絶縁外壁83aから絶縁内壁83bに向かうにつれて低くなるように形成される。この構成において、絶縁内壁83bの反結線側の突起(図示せず)の高さを、絶縁外壁83aの軸方向端部の高さと同じにした場合、巻線84までの距離を十分に確保することができる。そのため、固定子10の反結線側を下にした状態で金型心金部に固定子10を設置したとき、金型心金部に巻線84が当たることなく固定子10を安定して置くことができる。その結果、生産性が向上すると共に品質も向上する。
リード線配線組立40は、巻線84に電源を供給する電源リード線8と、センサリード線7と、センサリード線7の端末に接続されたボードインコネクタ80とを有して構成されている。センサリード線7の端末は、固定子10がモールド成形された際にモールド内部となる側の端末を示し、ボードインコネクタ80はこの端末に接続される。
基板11には、回転子の位置検出回路として、ホールIC等の電子部品が実装されている。ボードインコネクタ80は、基板11の反固定子側面に設置され、ボードインコネクタ80に設けられた端子(図示せず)が基板11に形成された端子挿入孔(図示せず)を介して基板11の固定子側面に表出する。端子挿入孔は、基板11上の配線パターンと結ばれているため、ボードインコネクタ80に設けられた端子が端子挿入孔に半田接合されることにより、センサリード線7は、基板11上の電子部品と電気的に接合される。
これらのセンサリード線7と電源リード線8は、リード線配線部品1を用いて配線される。リード線配線部3はリード線配線部品1とリード線口出し部2とによって構成され、リード線口出し部2は、口出し部品6と電源リード線保持部品4とセンサリード線保持部品5とによって構成される。
図2において、リード線配線部品1は、PBT等の熱可塑性樹脂を成形して環状に形成され固定子10に組付けられる環状板部1aと、環状板部1aの外周と対向する位置にて径外側に向かって設けられる口出し部品6とを備える。
環状板部1aの外周側には、固定子10にリード線配線部品1を組付ける際に使用される4つの取付け足13が形成される。各取付け足13は環状板部1aの外側に張り出し、取付け足13には、絶縁部83に設けられた端子12を挿入するための穴13aが形成されている。
リード線配線部品1が固定子10に組付けられた際、取付け足13が固定子10の絶縁部83の設置面(図示せず)に当接する。このことにより、リード線配線部品1の軸方向の位置決めがなされる。また、絶縁部83のピン81が取付け足13の穴13aに挿入されることによって、リード線配線部品1の回転方向の位置決めがなされる。
また、環状板部1aの外周側には、電源リード線8の数(3本)に対応する3つのリード線端末保持部15が形成されている。また、環状板部1aの外周側には、リード線端末保持部15と組みで設けられる芯線保持部20が形成されている。芯線保持部20はリード線端末保持部15と所定距離を隔てて設けられている。
環状板部1aの内側には、基板保持部16が形成され、基板保持部16は、基板11を組付けるための一対の組付け足17aと、基板11を組付けるための一対の組付け足17bと、反固定子側に突出する複数の突起14とを有する。
各組付け足(17a,17b)は薄肉構造であるため、モールド成形時に基板11が受ける成形圧力を分散させることができる。また、モールド成形時に突起14が金型に当接することにより、固定子10の軸方向の位置決めがなされる。
環状板部1aの内側には、電源リード線8を口出し部品6からリード線端末保持部15まで引回すための内壁1bが形成されている。環状板部1aに配線される電源リード線8の軸方向の位置ずれを防止するため、内壁1bの径外側面には、径外方向に突出する位置ずれ防止用の突起19が形成されている。電源リード線8が内壁1bの径外側に沿って引回されたとき、内壁1bの突起により、電源リード線8の軸方向の位置決めがなされる。
環状板部1aには、固定子10の端子12と電源リード線8の芯線21(図3参照)とを挟み込む電極であるフック部85(図1参照)の空間を確保するため、電極逃がし用の凹部18が形成される。
図4において、環状板部1aの外側には、電源リード線8を口出し部品6の方向(径外側)に折り返すための折り返し部1cが形成されている。折り返し部1cの先端には、径内側に延びる位置ずれ防止突起1dが形成されている。
また、環状板部1aの外周側には、連結部9が形成されている。連結部9は、一端が環状板部1aの外周部に接続され、他端が口出し部品6に接続され、環状板部1aから口出し部品6に向かって延び、かつ、円周方向外側に突の湾曲状に形成されている。
具体的に説明すると、図5において、連結部9の一端9cは、環状板部1aの外周部から円周方向外側に延び、所定の高さ(h)に達した後、径外方向に折れ曲がる。また、連結部9の他端9dは、口出し部品6(図示例では係り止め部6a)の径内側から一端9cと並行に円周方向外側に延び、所定の高さ(h)に達した後、径内方向に折れ曲がる。なお、図示例では、口出し部品6の周方向の片端部(例えば口出し部品6に設けられた一方の係り止め部6a)のみに連結部9が配置されているが、連結部9は、口出し部品6の周方向の両端部(例えば口出し部品6に設けられた2つの係り止め部6a)に配置してもよい。
なお、連結部9は、図5に示されるように、固定子鉄心82の外周部よりも径外側に突出するように形成することが望ましい。このように構成することによって、連結部9の固定子側面と連結部9の反固定子側面との両面に、切断装置を固定設置することができる。従って、連結部9をプレスなどによって切断することができ、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、切断装置を固定設置することができるため、切断装置の動作制御や設備スペースなどを画一化することができ、製造工程を簡素化することができる。さらに、固定子組立30をモールド成形する前に行う固定子組立30の予備加熱の際、上記の切断工程を導入することで製造時間の短縮を図ることもできる。
次に、電源リード線8の配線に関して説明する。3相分の電源リード線8は、概略120°に配置された固定子10の端子12まで引回される。
電源リード線8はその端末の被覆が剥がされ、被覆の端末がリード線端末保持部15の壁15aの内側(図示せず)に接することによって、電源リード線8の位置決めがなされる(図3参照)。リード線端末保持部15から引き出された電源リード線8の芯線21は、芯線保持部20まで引回される。リード線配線部品1が固定子10に組付けられた際、芯線21は固定子10の端子12と近接するように保持され、芯線21と端子12とがスポット溶接される。なお、環状板部1aには凹部18が設けられているため、電源リード線8は、環状板部1aの固定子側の平坦な面(リード線配線面)よりもさらに固定子側で引回される。
また、環状板部1aの内壁1bには、位置ずれ防止用の突起が形成されているため、電源リード線8の軸方向の位置決めがなされる。
リード線配線部品1が固定子10に組付けられた際、電源リード線8は、内壁1bの径外側に沿って口出し部品6側に引回され、折り返し部1cで口出し部品6の方向に折り曲げられる。そして、電源リード線8は、口出し部品6の電源リード線用の保持突起(図示せず)に嵌め込まれることによって保持される。
なお、口出し部品6の中心の溝6gに配線される電源リード線8は、3つの組みのリード線端末保持部15および芯線保持部20の内、口出し部品6から最も離れた場所(環状板部1aの周りを基板保持部16の位置から約180°回転移動した場所)に位置するリード線端末保持部15および芯線保持部20に到るまで、反時計方向に引回される。
口出し部品6の両側の溝6gに配線される2つの電源リード線8は、口出し部品6の近傍のリード線端末保持部15および芯線保持部20まで引回される。これらの電源リード線8の一方は、最も離れた位置に配線される電源リード線8の径外側を引回される。
そして、電源リード線8およびセンサリード線7は、リード線配線部品1に保持され、口出し部品6より固定子外部に表出される。
図4において、リード線配線部品1は、リード線固定部6jと、一対の係り止め部6aと、一対の係り止め部6bと、センサリード線用の溝6fと、溝6fと環状板部1aとの間に形成されセンサリード線7を保持する複数の保持突起6hと、電源リード線用の溝6gとを備える。なお、リード線固定部6jの溝6g側の面には、溝6gと環状板部1aとの間に、電源リード線8を保持するための複数の保持突起(保持突起6hに相当するもの)が形成されている。
各係り止め部6aは、リード線固定部6jの周方向側面から周方向に延びた後、径外側に屈曲するように形成され、その先端部は鉤状に形成されている。各係り止め部6aの先端とリード線固定部6jとの間には、径外側に開口する開口部6dが形成される。開口部6dには、センサリード線保持部品5の係り止め足5b(図8参照)が挿入される。このことにより、係り止め足5bが係り止め部6aの端部に係止されて、センサリード線保持部品5が保持される。
各係り止め部6bは、リード線固定部6jの周方向側面から径内側に延び、その先端部は鉤状に形成されている。各係り止め部6bの先端とリード線固定部6jとの間には、径内側に開口する開口部6cが形成される。開口部6cには、電源リード線保持部品4の係り止め足4b(図7参照)が挿入される。このことにより、係り止め足4bが係り止め部6bの端部に係止されて、電源リード線保持部品4が保持される。
図7に示される電源リード線保持部品4は、電源リード線固定部4dと、電源リード線固定部4dに形成され電源リード線8を納めるための溝4aと、電源リード線固定部4dの溝4aが形成される面から鉛直方向に延びる一対の係り止め足4bと、電源リード線固定部4dから径内側に延びる一対のリブ4cと、リブ4cを連結する連結部4eとを備える。各係り止め足4bの端部には突起4fが設けられている。
リード線配線部品1に電源リード線8が配線された後、係り止め足4bを口出し部品6の係り止め部6b(図2参照)に係止させることによって、電源リード線保持部品4が口出し部品6に組付けられる。電源リード線保持部品4が口出し部品6に係り止められた際、電源リード線保持部品4のリブ4cが環状板部1aに当接することにより、電源リード線8がリード線口出し部2(図1参照)の外側に表出する量を抑えることができる。
図8に示すように、センサリード線保持部品5は、センサリード線固定部5cと係り止め足5bとを有する。センサリード線固定部5cのリード線側の面には、センサリード線7を保持する複数の溝5aが形成されている。係り止め足5bはL字状に形成され、係り止め足5bは、図2に示される口出し部品6の開口部6dに挿入されて、その端部が口出し部品6の係り止め部6aの基部に係り止めされる。
次に、基板11は基板保持部16に組付けられる。その後、ボードインコネクタ80が基板11に半田付けされる。センサリード線7は、リード線配線部品1に電源リード線8が配線されている面とは反対側の面(リード線配線部品1の反固定子側面)において、口出し部品6に向って引回される。そして、センサリード線7は、口出し部品6の保持突起6hと電源リード線保持部品4の係り止め足4bとにより軽く保持される。
センサリード線7が口出し部品6に引回された後、リード線配線部品1の径外側からリード線配線部品1の中心の方向にスライドさせるようにセンサリード線保持部品5が取付けられる。このとき、係り止め足5bが係り止め部6aに嵌め込まれる。このことによりセンサリード線保持部品5が口出し部品6に組付けられる。
リード線配線部品1は、各リード線が配線された後、固定子10に組付けられる。その際、取付け足13の穴13aには固定子10のピン81が表出し、このピン81が熱溶着、超音波溶着などされることで、リード線配線部品1が固定子10に固定される。その後、芯線21と端子12とにスポット溶接が施され、電源リード線8と端子12とが電気的に接続されて、固定子組立30が得られる。
このように、電源リード線8がリード線配線部品1の固定子側面に引回され、センサリード線7がリード線配線部品1の反固定子側面に引回される。このことにより、各リード線をリード線配線部品1に組付ける作業が容易化され、コストの低減と品質の向上とを図ることができる。
また、各リード線が環状板部1aの複数の突起19で保持されて、各リード線の軸方向の位置ずれが防止されるため、品質の向上を図ることができる。
また、口出し部品6には、2種類の係り止め部(係り止め部6aおよび係り止め部6b)が用いられている。そのため、各リード線をリード線口出し部2へ強固に組付けることができ、信頼性が向上し、それに伴って品質の向上を図ることができる。
さらに、電源リード線保持部品4の係り止め足4bは、センサリード線7の保持にも使用されるため、センサリード線7の組立てが容易化され、コストの低減を図ることができ、また、品質の向上を図ることもできる。
次に連結部9に関して説明する。固定子組立30が組み立てられた後、連結部9は、図6に示される一点鎖線の切断箇所Aで切断される。すなわち、連結部9の円周方向外側の頂部に相当する端部9aが、口出し部品6の環状板部1aと対向する面Bに対して垂直、かつ、直線状に切断される。このことにより、環状板部1aと口出し部品6とが分離される。従って、リード線口出し部2とモールド樹脂との隙間や界面から浸入した水の浸水経路が遮断され、固定子10の品質の向上を図ることができる。
また、連結部9の端部9aが、口出し部品6の環状板部1aと対向する面Bに対して垂直に切断されることにより、環状板部1a側に位置する連結部9の一端9cと、口出し部品6側に位置する連結部9の他端9dとが、それぞれ円周方向外側に向かう突状に残る。すなわち、切断後の連結部9の一端9cおよび他端9dは、非同一直線状に配置される。そのため、環状板部1aは、口出し部品6から所定距離(隙間)隔てた位置に設置される。従って、上記の隙間が何らかの要因で小さくなった場合でも、環状板部1aと口出し部品6との間には浸水経路が形成されることがなく、固定子10の品質の向上を図ることができる。
さらに、この切断作業は、一度の切断工程のみで行うことができ、かつ、一種類の切断工具のみで行うことができる。そのため、製造コストの低減を図ることができ、また電動機を製造する際の作業スペースが最小限で済み、また製造工程の簡素化を図ることができる。
また、本実施の形態に係る固定子組立30では、リード線配線部品1とリード線口出し部2とが連結部9によって一体的に形成されている。従って、固定子組立30の搬送の際、各リード線に負荷がかかった場合でも、電源リード線8と巻線84との接合部や、センサリード線7と基板11との接合部などに負荷が係ることがなく、固定子組立30の品質の向上を図ることができる。
以上のように組み立てられた固定子組立30は、BMC(バルクモールディングコンパウンド)等の熱硬化性樹脂(モールド樹脂)で成形される。このことによってモールド固定子60が得られる(図9参照)。モールド固定子60の開口部62には、回転子(図示せず)およびブラケット74(図10参照)が組み込まれる。
固定子組立30のモールド成形の際、リード線口出し部2は、モールド成形の圧力により固定子10の中心から径外側に押し出される。そのため、リード線口出し部2は、固定子鉄心82に接触することなく、その位置が維持される。そのため、モールド成形時に各リード線が接触した状態で固定されることがなく、各リード線が接触する部分に空隙が生じることもない。従って、リード線口出し部2とモールド樹脂との隙間や界面から浸入した水が、各リード線の空隙を伝わって基板11に到るということがない。その結果、固定子10の品質の向上を図ることができる。
また、固定子10を金型に設置した際、絶縁内壁83bの反結線側に形成された突起(図示せず)は、金型に形成された設置部で支えられる。この設置部は、例えば、固定子鉄心82の内径寸法より若干大きい外径の段付き部や、金型心金部の開口部設置面から固定子10側に突状に延びる複数の爪や、金型心金部の近傍のブラケット設置面から固定子鉄心82の内径とは繋がらない状態で延びる複数の突起などである。
このように、固定子10が金型の設置部で支えられるため、モールド成形時に固定子10の外周部を金型(規制部材)で支える必要が無い。従って、モールド固定子60の外郭には、固定子鉄心82とモールド樹脂との間の境界面が形成されることがない。
さらに、金型の突起で固定子10を支える場合、モールド固定子60を金型に設置したときでも、絶縁内壁83bの反結線側に形成された突起(図示せず)が固定子鉄心82の内径側に表出することがなくなり、水の浸入に対する抑制効果をより高めることができる。
図10において、モールド固定子60には、ブラケット74を用いて、回転子のシャフト72と防水キャップ71とEリング73とが組付けられる。防水キャップ71はシャフト72とブラケット74との間からの水の浸入を防ぐためのものである。このことにより、生産性が良く、これに伴い品質が良く、かつ、コスト低減を図ることが可能なモールド電動機70が得られる。
次に図11を用いてモールド電動機70の製造工程を説明する。
(1)ステップ1:固定子鉄心82を製造する。併せて、リード線配線組立40とリード線配線部品1とを製造する。
(2)ステップ2:固定子鉄心82に巻線84が施される。併せて、リード線配線部品1にリード線配線組立40の電源リード線8が配線される。このとき電源リード線8の芯線21が芯線保持部20まで引回される。併せて、電源リード線保持部品4が製造される。
(3)ステップ3:リード線配線部品1に電源リード線保持部品4を組付ける。併せて、基板11を製造する。
(4)ステップ4:リード線配線部品1に基板11を組付ける。基板保持部16に組付けられた基板11には、ボードインコネクタ80の端子が半田付けされる。併せて、センサリード線保持部品5を製造する。
(5)ステップ5:リード線配線部品1にセンサリード線保持部品5を組付ける。
(6)ステップ6:固定子10にリード線配線部品1を組付け、リード線配線部品1の取付け足13から出るピン81を熱溶着し、固定子10の端子12と芯線21をスポット溶接する。
(7)ステップ7:リード線配線部品1の連結部9の端部9aを切断する。
(8)ステップ8:固定子組立30をモールド成形してモールド固定子60を製造する。併せて、回転子、ブラケット74等の部品を製造する。
(9)ステップ9:モールド固定子60に回転子などを組付けてモールド電動機70を製造する。
図12には、本発明の実施の形態に係るモールド電動機70を内蔵した空気調和機100が示されている。空気調和機100は、室内機200と、室内機200に接続される室外機300とを備える。室内機200および室外機300には、送風機の駆動源としてモールド電動機70が設けられている。なお、モールド電動機70を室内機200および室外機300に設置する際には、モールド固定子60の外周側から径外側に延びる複数の取付け足61(図9参照)が使用される。このようにモールド電動機70を空気調和機100の主要部品である送風機用電動機として用いることで、送風機用電動機の固定子内部への水の浸入が抑制され、低コストで品質の良い空気調和機100を得ることができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係るモールド固定子60は、センサ回路が実装された基板11と、固定子10の軸方向の一端に組み付けられ、巻線84に電力を供給する電源リード線8と基板11に接続されるセンサリード線7とが配線されるリード線配線部品1と、リード線配線部品1と所定距離隔ててリード線配線部品1の径外側に設けられ、モールド固定子60の外部にリード線を口出しする口出し部品6と、口出し部品6に組み付けられ電源リード線8を保持する電源リード線保持部品4と、口出し部品6に組み付けられセンサリード線7を保持するセンサリード線保持部品5と、一端9cがリード線配線部品1に接続され他端9dが口出し部品6に接続され、リード線配線部品1から口出し部品6に向かって延び、かつ、モールド固定子60の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、リード線配線部品1と口出し部品6とを連結する連結部9と、を備える。この構成により、固定子10をモールド金型に設置する際、連結部9の円周方向外側の端部9aを切断してリード線配線部品1と口出し部品6とを分離することによって、リード線口出し部2とモールド樹脂との隙間や界面から浸入した水の浸水経路が遮断され、固定子10の品質の向上を図ることができる。さらに、連結部9の切断作業は一度の切断工程のみで行うことができ、かつ、一種類の切断工具のみで行うことができるため、製造コストの低減を図ることができる。
また、連結部9は、固定子鉄心82の外周部よりも径外側に突出するように形成されている。この構成により、連結部9の固定子側面と連結部9の反固定子側面との両端面に、切断装置を固定設置することができる。従って、連結部9をプレスなどによって切断することができ、製造工程の簡素化を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態にかかるモールド固定子は、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略するなど、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、モールド固定子、モールド電動機、および空気調和機に適用可能であり、特に、更なる品質の向上とコストの低減とを図ることが可能な発明として有用である。
1 リード線配線部品、1a 環状板部、1b 内壁、1c 折り返し部、1d 位置ずれ防止突起、2 リード線口出し部、3 リード線配線部、4 電源リード線保持部品、4a 溝、4b 係り止め足、4c リブ、4d 電源リード線固定部、4e 連結部、4f 突起、5 センサリード線保持部品、5a 溝、5b 係り止め足、5c センサリード線固定部、6 口出し部品、6a,6b 係り止め部、6c,6d 開口部、6f,6g 溝、6h 保持突起、6j リード線固定部、7 センサリード線、8 電源リード線、9 連結部、9a 端部、9c 一端、9d 他端、10 固定子、11 基板、12 端子、13 取付け足、13a 穴、14 突起、15 リード線端末保持部、15a 壁、16 基板保持部、17a,17b 組付け足、18 凹部、19 突起、20 芯線保持部、21 芯線、30 固定子組立、40 リード線配線組立、60 モールド固定子、61 取付け足、62 開口部、70 モールド電動機、71 防水キャップ、72 シャフト、73 Eリング、74 ブラケット、80 ボードインコネクタ、81 ピン、82 固定子鉄心、83 絶縁部、83a 絶縁外壁、83b 絶縁内壁、84 巻線、85 フック部、100 空気調和機、200 室内機、300 室外機。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のモールド固定子、センサ回路が実装された基板と、固定子の軸方向の一端に組み付けられ、前記固定子に施された巻線に電力を供給する電源リード線と前記基板に接続されるセンサリード線とが配線されるリード線配線部品と、前記リード線配線部品と所定距離隔ててリード線配線部品の径外側に設けられ、モールド固定子の外部にリード線を口出しする口出し部品と、一端が前記リード線配線部品に接続され他端が前記口出し部品に接続され、前記リード線配線部品から口出し部品に向かって延び、かつ、モールド固定子の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、前記リード線配線部品と前記口出し部品とを連結する連結部と、を備える
実施の形態.
図1は本発明の実施の形態1に係る電動機の固定子組立30を基板11側から見た斜視図である。図2は図1に示されるリード線配線部品の斜視図である。図3はリード線配線部品に形成されたリード線端末保持部15を中心とする拡大図である。図4はリード線配線部品口出し部品6との間に形成された連結部を中心とする拡大図である。図5は軸方向から見た連結部の平面図である。図6は図5に示される連結部の切断箇所を説明するための図である。図7は電源リード線保持部品の斜視図である。図8はセンサリード線保持部品の斜視図である。図9はモールド固定子60の斜視図である。図10はモールド電動機70の斜視図である。図11はモールド電動機70の製造工程を示す図である。図12はモールド電動機70を内蔵した空気調和機100の構成図である。
以上に説明したように、本実施の形態に係るモールド固定子60は、センサ回路が実装された基板11と、固定子10の軸方向の一端に組み付けられ、巻線84に電力を供給する電源リード線8と基板11に接続されるセンサリード線7とが配線されるリード線配線部品1と、リード線配線部品1と所定距離隔ててリード線配線部品1の径外側に設けられ、モールド固定子60の外部にリード線を口出しする口出し部品6と、一端9cがリード線配線部品1に接続され他端9dが口出し部品6に接続され、リード線配線部品1から口出し部品6に向かって延び、かつ、モールド固定子60の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、リード線配線部品1と口出し部品6とを連結する連結部9と、を備える。この構成により、固定子10をモールド金型に設置する際、連結部9の円周方向外側の端部9aを切断してリード線配線部品1と口出し部品6とを分離することによって、リード線口出し部2とモールド樹脂との隙間や界面から浸入した水の浸水経路が遮断され、固定子10の品質の向上を図ることができる。さらに、連結部9の切断作業は一度の切断工程のみで行うことができ、かつ、一種類の切断工具のみで行うことができるため、製造コストの低減を図ることができる。
本発明は、固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機に関するものである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、更なる品質の向上とコストの低減とを図ることができる固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の固定子組立体は、センサ回路が実装された基板と、固定子の軸方向の一端に組み付けられ、前記固定子に施された巻線に電力を供給する電源リード線と前記基板に接続されるセンサリード線とが配線されるリード線配線部品と、前記リード線配線部品と所定距離隔ててリード線配線部品の径外側に設けられ、前記固定子の外部にリード線を口出しする口出し部品と、一端が前記リード線配線部品に接続され他端が前記口出し部品に接続され、前記リード線配線部品から口出し部品に向かって延び、かつ、前記固定子の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、前記リード線配線部品と前記口出し部品とを連結する連結部備え、モールド樹脂が施されることによりモールド固定子となる
以下に、本発明に係る固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。

Claims (4)

  1. 固定子鉄心に巻線が施された固定子にモールド樹脂を施して成るモールド固定子であって、
    センサ回路が実装された基板と、
    前記固定子の軸方向の一端に組み付けられ、前記巻線に電力を供給する電源リード線と前記基板に接続されるセンサリード線とが配線されるリード線配線部品と、
    前記リード線配線部品と所定距離隔ててリード線配線部品の径外側に設けられ、モールド固定子の外部にリード線を口出しする口出し部品と、
    前記口出し部品に組み付けられ前記電源リード線を保持する電源リード線保持部品と、
    前記口出し部品に組み付けられ前記センサリード線を保持するセンサリード線保持部品と、
    一端が前記リード線配線部品に接続され他端が前記口出し部品に接続され、前記リード線配線部品から口出し部品に向かって延び、かつ、モールド固定子の円周方向外側に突の湾曲状に形成され、前記リード線配線部品と前記口出し部品とを連結する連結部と、
    を備えたことを特徴とするモールド固定子。
  2. 前記連結部は、前記固定子鉄心の外周部よりも径外側に突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモールド固定子。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモールド固定子を用いたモールド電動機。
  4. 請求項3に記載のモールド電動機を送風機用電動機として搭載したことを特徴とする空気調和機。
JP2015502630A 2013-02-27 2013-02-27 固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機 Expired - Fee Related JP6053912B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/055167 WO2014132364A1 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 モールド固定子、モールド電動機、および空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6053912B2 JP6053912B2 (ja) 2016-12-27
JPWO2014132364A1 true JPWO2014132364A1 (ja) 2017-02-02

Family

ID=51427666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015502630A Expired - Fee Related JP6053912B2 (ja) 2013-02-27 2013-02-27 固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6053912B2 (ja)
CN (1) CN203896077U (ja)
WO (1) WO2014132364A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10084357B2 (en) 2013-10-22 2018-09-25 Mitsubishi Electric Corporation Molded stator, molded electric motor, and air conditioner
WO2016063428A1 (ja) * 2014-10-24 2016-04-28 三菱電機株式会社 電動機の固定子、電動機および空気調和機
JP6320554B2 (ja) * 2014-10-24 2018-05-09 三菱電機株式会社 電動機の固定子、電動機および空気調和機
JP6589601B2 (ja) * 2015-11-27 2019-10-16 日立金属株式会社 配線部品及び配線部品の製造方法
WO2017175342A1 (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 固定子、電動機、空気調和機、及び固定子の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3875617B2 (ja) * 2002-10-11 2007-01-31 三菱電機株式会社 電動機の固定子及び電動機及びモールド電動機及び送風機及び空気調和機及び電動機の固定子の製造方法
JP4437484B2 (ja) * 2006-09-20 2010-03-24 三菱電機株式会社 電動機の固定子
JP4906807B2 (ja) * 2008-07-30 2012-03-28 三菱電機株式会社 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機
JP5132631B2 (ja) * 2009-05-25 2013-01-30 三菱電機株式会社 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法
JP5132632B2 (ja) * 2009-05-25 2013-01-30 三菱電機株式会社 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014132364A1 (ja) 2014-09-04
CN203896077U (zh) 2014-10-22
JP6053912B2 (ja) 2016-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5951110B2 (ja) 電動機の固定子、電動機、空気調和機、及び電動機の固定子の製造方法
JP6141440B2 (ja) モールド固定子、モールド電動機および空気調和機
JP6184600B2 (ja) 電動機の固定子、電動機および空気調和機
JP6000470B2 (ja) 電動機、空気調和機及び電気機器
JP6053912B2 (ja) 固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機
JP6282347B2 (ja) 電動機の固定子、電動機、および空気調和機
JPWO2014080675A1 (ja) 電動機、空気調和機、および電動機の製造方法
JP6017059B2 (ja) モールド固定子、モールド電動機および空気調和機
JP6053911B2 (ja) 固定子組立体、モールド電動機、および空気調和機
JP6320555B2 (ja) 電動機の固定子、電動機および空気調和機
JP6087443B2 (ja) 固定子、電動機及び空気調和機
WO2015060409A1 (ja) 固定子、電動機、及び空気調和機
JP6320554B2 (ja) 電動機の固定子、電動機および空気調和機
WO2014147797A1 (ja) 電動機の固定子、電動機、空気調和機、及び電動機の固定子の製造方法
JP6532597B2 (ja) 固定子、電動機、空気調和機、及び固定子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6053912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees