JPWO2013031844A1 - 液状インキ - Google Patents

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Abstract

有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び無機フィラーを含む熱硬化性樹脂組成物と、熱硬化性樹脂組成物を溶解又は分散する溶剤と、を含有する液状インキ。熱硬化性樹脂組成物が硬化したときに、25℃での貯蔵弾性率が500MPa以下で、引張り弾性率が0.5GPa〜3.0GPaである硬化物1が形成される。

Description

本発明は、液状インキに関する。
従来、片面、両面又は多層の各種プリント配線板が、産業機器又は民生機器の分野で広く使用されている。電子機器においては1枚のプリント配線板だけが使用されていることは少なく、例えば、機能別に分けられた複数のプリント配線板が使用されるのが一般的である。通常、複数の配線板間は各種コネクタにより接続される。
電子機器は軽薄短小を指向しており、特に近年の携帯電話、ビデオカメラ、ノートパソコンには、軽薄短小を代表する高密度実装プリント配線板が組み込まれている。これらの電子機器では、限られた空間に複数のプリント配線板をコンパクトに組み込む必要がある。しかし、それら配線板の基板間をコネクタにより接続すると嵩高くなってしまうことから、コネクタによる接続はもはや難しくなっている。このため、ポリイミドフィルム基材などのフレキシブル基板と、リジッド基板とを複合化した、いわゆるフレキシブル−リジッド配線板が種々、提案されている。
例えば、リジッド基板とフレキシブル基板とを、接着シートを介して熱圧着し、スルーホールによってリジッド基板とフレキシブル基板の回路を電気的に接続する、リジッドフレキシブル配線板の製造方法が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
また、可撓性を有するフレキシブル基板に可撓性を有しないリジッド基板を積層し、リジッド基板に部分的に窓空部を設けてフレキシブル基板を露出させることにより、部分的に可撓性が付与されたリジッドフレキ基板の製造方法が提案されている(例えば特許文献2を参照)。
さらに、プリント配線板の導体部分の厚みを厚くすることにより、部分的にリジッド性を付与することが提案されている(例えば特許文献3を参照)。
特開平2−39594号公報 特開平5−90756号公報 特開2006−352103号公報
本発明の主な目的は、フレキシブル印刷配線板等の屈曲性を有する基材に対して、良好な折り曲げ性を維持しながら、屈曲性を必要としない任意の部分の剛性を高めることが可能な液状インキを提供することにある。
本発明は、有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び無機フィラーを含む熱硬化性樹脂組成物と、熱硬化性樹脂組成物を溶解又は分散する溶剤とを含有する液状インキに関する。前記熱硬化性樹脂組成物が硬化したときに、25℃での貯蔵弾性率が500MPa以下で、引張り弾性率が0.5GPa〜3.0GPaである硬化物が形成され得る。
上記本発明に係る液状インキによれば、無機フィラーが加えられた熱硬化性樹脂組成物の硬化物が、上記特定の貯蔵弾性率及び引張り弾性率を有していることから、フレキシブル印刷配線板等の屈曲性を有する基材に対して、良好な折り曲げ性を維持しながら、屈曲性を必要としない任意の部分の剛性を高めることができる。
熱硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂組成物の全固形分(液状インキのうち溶剤以外の成分)の質量を基準として50質量%以上の無機フィラーを含んでいてもよい。また、有機ポリマーは、アクリル樹脂を含んでいてもよい。これにより、上記の特定の貯蔵弾性率及び引張り弾性率を有する硬化物を形成する熱硬化性樹脂が、特に容易に構成される。
アクリル樹脂は、グリシジル基を有していてもよい。アクリル樹脂の重量平均分子量は、40万〜180万、50万〜150万、又は80万〜140万であってもよい。
無機フィラーは、シリカ粒子を含んでいてもよい。シリカ粒子は、シランカップリング剤により表面処理されていてもよい。これにより、シリカ粒子の沈降が抑制されて、より安定性の高い液状インキを得ることができる。同様の観点から、シランカップリング剤は、アミノ基を有していてもよい。
熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂を含んでいてもよい。この場合、熱硬化性樹脂組成物がフェノール樹脂を更に含んでいてもよい。
エポキシ樹脂は、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂を含んでいてもよい。ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂は、アクリル樹脂等の有機ポリマーに対して高い相溶性を示すことから、これを用いることにより、分散安定性に優れた液状インキが得られる。
本発明に係る液状インキは、ポリイミドフィルム基材に液状インキを塗布し、塗布された液状インキを硬化して、ポリイミドフィルム基材の剛性を高める硬化膜を形成するために用いられることができる。
また、本発明に係る液状インキは、フレキシブルプリント配線板に液状インキを塗布し、塗布された液状インキを硬化して、フレキシブルプリント配線板の剛性を高める硬化膜を形成するために用いられることができる。
本発明によれば、フレキシブル印刷配線板等の屈曲性を有する基材に対して、良好な折り曲げ性を維持しながら、屈曲性を必要としない任意の部分の剛性を高めることが可能な液状インキが提供される。
本発明に係る液状インキにより形成される硬化膜は、ポリイミドフィルムに対して良好な密着性を示す。したがって、ポリイミドフィルム基材を基板として有するフレキシブル印刷配線板の屈曲性を必要としない部分に液状インキを塗布し硬化膜を形成することにより、耐リフロー性の低下を回避しながら、硬化膜が形成された部分のフレキシブル配線板の剛性を高め、リジッド性を持たせることが可能である。すなわち、簡便な工程により、剛直部分とフレキシブル部分とを有するリジッド−フレキシブルプリント配線板を製造することができる。係るリジッド−フレキシブルプリント配線板は、各種電子機器の軽量化に寄与し得る。
さらに、本発明に係る液状インキにより形成される硬化膜は、高い耐リフロー性を有していることから、鉛フリーの半田を使用する際に必要とされる高いレベルの耐リフロー性が容易に達成される。
硬化膜が基材と接して設けられた状態の一実施形態を示す断面図である。 実施例11で得た液状インキの硬化物の応力−変位曲線及びその接線である。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、硬化膜1が基材10と接して設けられた状態の一実施形態を示す断面図である。基材10は、ポリイミドフィルム等の屈曲性を有するフレキシブル基材である。基材10の剛性は、硬化膜1と接している部分において、硬化膜1が形成されていないときと比較して高められている。言い換えると、硬化膜1と接している部分において、基材10の自己支持性が高められている。基材10がフレキシブルプリント配線板であるとき、硬化膜1と接している部分の基材10は、例えば、リジッド−フレキシブル配線板のリジッド部として機能し得る。
本実施形態に係る液状インキは、硬化膜1を形成するために用いることができる。例えば、基材10に液状インキを塗布し、塗布された液状インキを硬化することにより、硬化膜1が形成される。硬化膜1の厚さは、50〜300μm、80〜200μm、又は100〜150μmである。
本実施形態に係る液状インキは、高分子材料である有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び無機フィラーを含む熱硬化性樹脂組成物と、熱硬化性樹脂組成物を溶解又は分散する溶剤とを含有する。
液状インキ中の熱硬化性樹脂組成物が加熱により硬化したときに、例えば、25℃での貯蔵弾性率が500MPa以下で、引張り弾性率が0.5GPa〜3.0GPaである硬化物(例えば、硬化膜1)が形成される。
硬化物の25℃での貯蔵弾性率は、フィルム状の硬化物の動的粘弾性を測定することにより測定される。より詳細には、硬化物の25℃での貯蔵弾性率は、幅5mm、長さ30mmのフィルム状の硬化物の動的粘弾性を、引張りモード、チャック間距離20mm、周期10Hz、昇温速度5℃/分の条件で測定して得られる、貯蔵弾性率と温度との関係を表す粘弾性カーブから、25℃における貯蔵弾性率を読み取る方法により、求めることができる。測定試料としての硬化物は、例えば、厚み125μmの液状インキの塗膜を110℃で10分間の加熱により乾燥した後、185℃で30分間の加熱により硬化することにより形成される。
引張り弾性率は、短冊状の硬化物を測定試料として準備し、これに引張り速度50mm/分で引張り応力を加えたときに得られる応力−変位曲線(弾性変形部分)の接線の傾きの最大値から得られる初期弾性率である。引張り試験は、通常、23℃程度の雰囲気下で行われる。
本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物の硬化物の引張り弾性率は、主として、高い弾性率を有する無機フィラーの含有割合に依存して変化する。有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び無機フィラーを含む熱硬化性樹脂組成物において、無機フィラーの含有割合が、熱硬化性樹脂組成物の質量を基準として50質量%以上であれば、0.5GPa〜3.0GPaの引張り弾性率を有する硬化物が形成される可能性が高い。液状インキの硬化物の引張り弾性率が0.5GPa〜3.0GPaの範囲にあることにより、基材が硬化膜とともに折り曲げられたときに、硬化膜においてクラックが発生し難い。すなわち、基材10の高い屈曲性を維持しながら、硬化膜1を形成することができる。同様の観点から、液状インキ材料の硬化物の引張り弾性率は、0.7GPa〜2.0GPaであってもよい。
一方、本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物の硬化物の貯蔵弾性率は、引張り弾性率とは異なって無機フィラーの影響をあまり受けず、樹脂成分の低い弾性率を主に反映した比較的低い値に維持される。具体的には、硬化物の25℃での貯蔵弾性率は、500MPa以下、又は120MPa以下であってもよい。硬化物の貯蔵弾性率が低いことにより、特に優れた折り曲げ性及び耐リフロー性が達成される。この貯蔵弾性率の下限は、通常10MPa程度であり、25MPaであってもよい。
以上のような特性を有する硬化膜を形成する熱硬化性樹脂組成物の好適な実施形態に関して、以下に詳細に説明する。
上述のように、本実施形態に係る熱硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂組成物の全固形分(液状インキのうち溶剤以外の成分)の質量を基準として、50質量%以上の無機フィラーを含んでいてもよい。無機フィラーの含有割合は、70質量%以上であってもよい。無機フィラーの含有割合は、引張り弾性率の観点から、90質量%以下、又は80質量%以下であってもよい。
無機フィラーは、1種の粒子から構成されていてもよいし、2種以上の粒子の組み合わせから構成されていてもよい。無機フィラーの平均粒子径は、1〜100μm、1〜50μm、1〜20μm、又は1.5〜10μmであってもよい。無機フィラーは、平均粒子径の異なる複数種のフィラーの混合物であってもよい。これにより、無機フィラーによる空間充填率を高めることができる。
無機フィラーは、シリカ粒子であってもよい。シリカ粒子は、例えば、ゾルゲル法により得られる球状シリカ、粉砕により微細化された破砕シリカ、乾式シリカ又は湿式シリカであってもよい。
球状シリカの市販品としては、MSR−2212、MSR−SC3、MSR−SC4、MSR−3512、MSR−FC208(以上、株式会社龍森製商品名)、エクセリカ(株式会社トクヤマ製商品名)、SO−E1、SO−E2、SO−E3、SO−E5、SO−E6、SO−C1、SO−C2、SO−C3、SO−C5、SO−C6、(以上、アドマテックス株式会社製商品名)などがあげられる。破砕シリカの市販品としては、クリスタライト3K−S、NX−7、MCC−4、CMC−12、A1、AA、CMC−1、VX−S2、VX−SR(以上、株式会社龍森製商品名)、F05、F05−30、F05−12(以上、福島窯業株式会社製商品名)などがあげられる。レオロシールなどの乾式シリカ、トクシール、ファインシールなどの湿式シリカ(以上、株式会社トクヤマ製商品名)も利用できる。
シリカ粒子は、シランカップリング剤により表面処理されていてもよい。これにより、シリカ粒子の沈降が抑制されて、より分散安定性の高い液状インキを得ることができる。
シリカ粒子を表面処理するために用いられる表面処理剤としてのシランカップリング剤は、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、n−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランリエトキシシラン、n−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、n−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(ビニルベンジル)−2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシランの塩酸塩、3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、3−イソシアネートプロピルトリエトキシシラン、ジメチルシランの重縮合物、ジフェニルシランの重縮合物、及びジメチルシランとジフェニルシランの共重縮合物からなる群より選ばれる。これらの中でも、アミノ基を有するシランカップリング剤を選択することができる。
熱硬化性樹脂組成物を構成する有機ポリマーは、ポリイミドフィルム基材との接着性及び耐熱性等の観点から、アクリル樹脂又はポリアミドイミド樹脂であってもよい。
ポリアミドイミド樹脂は、アミド基及びイミド基に加えて、シロキサン基及び/又は脂肪族基を有していてもよい。ポリアミドイミド樹脂の重量平均分子量は、10000〜150000、30000〜100000、又は50000〜80000であってもよい。本明細書において、重量平均分子量は、GPC測定により求められる標準ポリスチレン換算値である。
アクリル樹脂は、一般に、2種以上のアクリルモノマーを含む重合性モノマーから構成される共重合体である。アクリル樹脂は、市販の多種のアクリルモノマーを組み合わせることによりその特性を広い範囲で合わせこむことができ、しかも安価に製造できる。また、アクリル樹脂は、低沸点のケトン系溶剤に対して良好な溶解性を有することから、印刷された液状インキを容易に乾燥できるという点でも優れている。
アクリル樹脂を構成するアクリルモノマーは、特に限定されないが、例えば、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸i−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸i−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸n−ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデシル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸ナフチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸イソボルニル、アクリル酸ノルボルニルメチル、アクリル酸トリシクロ[5.2.1.O2,6]デカ−8−イル(ジシクロペンタニルアクリレート)、アクリル酸トリシクロ[5.2.1.O2,6]デカ−4−メチル、アクリル酸アダマンチル、アクリル酸イソボルニル、アクリル酸ノルボルニル、アクリル酸トリシクロヘキシル[5.2.1.O2,6]デカ−8−イル、アクリル酸トリシクロヘキシル[5.2.1.O2,6]デカ−4−メチル、及びアクリル酸アダマンチル等のアクリル酸エステル、並びに、メタクリル酸エチル(エチルメタクリレート)、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸i−プロピル、メタクリル酸n−ブチル(ブチルメタクリレート)、メタクリル酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸ペンチル、メタクリル酸n−ヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸ドデシル、メタクリル酸オクタデシル、メタクリル酸ブトキシエチル、メタクリル酸フェニル、及びメタクリル酸ナフチル等メタクリル酸シクロペンチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸メチルシクロヘキシル、メタクリル酸トリシクロヘキシル、メタクリル酸ノルボルニル、メタクリル酸ノルボルニルメチル、メタクリル酸イソボルニル、メタクリル酸ボルニル、メタクリル酸メンチル、メタクリル酸アダマンチル、メタクリル酸トリシクロ[5.2.1.O2,6]デカ−8−イル(ジシクロペンタニルメタクリレート)、及びメタクリル酸トリシクロ[5.2.1.O2,6]デカー4−メチル等のメタクリル酸エステルから選ばれる1種又は2種以上のモノマーである。
液状インキから形成される硬化膜の耐熱性及び接着性の点から、アクリル樹脂を構成するアクリルモノマーは、カルボキシル基、ヒドロキシル基、酸無水物基、アミノ基、アミド基及びエポキシ基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基と、少なくとも1つの(メタ)アクリル基を有する官能基含有モノマーを含んでいてもよい。官能基含有モノマーは、例えば、アクリル酸、メタクリル酸及びイタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー、アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、N−メチロールメタクリルアミド及び(o−,m−,p−)ヒドロキシスチレン等のヒドロキシル基含有モノマー、無水マレイン酸等の酸無水物基含有モノマー、アクリル酸ジエチルアミノエチル及びメタクリル酸ジエチルアミノエチル等のアミノ基含有モノマー、並びに、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル(グリシジルメタクリレート)、α−エチルアクリル酸グリシジル、α−n−プロピルアクリル酸グリシジル、アクリル酸−3,4−エポキシブチル、メタクリル酸−3,4−エポキシブチル、アクリル酸−4,5−エポキシペンチル、アクリル酸−6,7−エポキシヘプチル、メタクリル酸−6,7−エポキシヘプチル、アクリル酸−3−メチル−4−エポキシブチル、メタクリル酸−3−メチル−3,4−エポキシブチル、アクリル酸−4−メチル−4,5−エポキシペンチル、メタクリル酸−4−メチル−4,5−エポキシペンチル、アクリル酸−5−メチル−5,6−エポキシヘキシル、アクリル酸−β−メチルグリシジル、メタクリル酸−β−メチルグリシジル、α−エチルアクリル酸−β−メチルグリシジル、アクリル酸−3−メチル−3,4−エポキシブチル、メタクリル酸−3−メチル−3,4−エポキシブチル、アクリル酸−4−メチル−4,5−エポキシペンチル、メタクリル酸−4−メチル−4,5−エポキシペンチル、アクリル酸−5−メチル、アクリル酸−6−エポキシヘキシル及びメタクリル酸−5−メチル−5,6−エポキシヘキシル等のエポキシ基含有モノマーからなる群より選ばれる。これらは単独で、又は2種以上を組み合わせて用いられる。
アクリル樹脂は、アクリルモノマーと共重合する他のモノマーを更に含んでいてもよい。他のモノマーは、例えば、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、α−メチルスチレン、α−エチルスチレン、α−フルオロスチレン、α−クロルスチレン、α−ブロモスチレン、フルオロスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、メチルスチレン、メトキシスチレン及びスチレン等の芳香族ビニル化合物、並びに、N−メチルマレイミド、N−エチルマレイミド、N−プロピルマレイミド、N−i−プロピルマレイミド、N−ブチルマレイミド、N−i−ブチルマレイミド、N−t−ブチルマレイミド、N−ラウリルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、N−ベンジルマレイミド及びN−フェニルマレイミド等のN−置換マレイミド類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物である。
アクリル樹脂は、特に熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂であるとき、グリシジル基を有していてもよい。アクリル樹脂がグリシジル基を有することにより、硬化膜の耐熱性が更に高められる。そのため、アクリル樹脂は、官能基含有モノマーである、グリシジルメタクリレート又はグリシジルアクリレートをモノマー単位として含んでいてもよい。アクリル樹脂を構成する全ての重合性モノマーの量を基準として、グリシジルメタクリレートの含有割合は、0.5〜10質量%、1〜8質量%、又は2〜5質量%であってもよい。
アクリル樹脂は、硬化膜としたときのフレキシブル配線板との接着性の点から、アルキルアクリレートをモノマーとして含んでいてもよい。アルキルアクリレートのアルキル基の炭素数は、1〜12又は2〜10であってもよい。アクリル樹脂を構成する全ての重合性モノマーの量を基準として、アルキルアクリレートの含有割合は、50〜99質量%、60〜98質量%、又は70〜96質量%であってもよい。アルキルアクリレートは、例えば、エチルアクリレート及びブチルアクリレートから選ばれる。
アクリル樹脂は、強靭性及び接着性の観点から、アクリロニトリル又はメタクリロニトリルをモノマーとして含んでいてもよい。アクリル樹脂を構成する全ての重合性モノマーの量を基準として、アクリロニトリル又はメタクリロニトリルの含有割合は、0.5〜10質量%、1〜8質量%、又は2〜5質量%であってもよい。
アクリル樹脂は、例えば、グリシジルメタクリレート及びアルキル(メタ)アクリレートの共重合体、グリシジルメタクリレート、アルキル(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリロニトリルの共重合体、グリシジルメタクリレート、アルキル(メタ)アクリレート及びジシクロペンタニル(メタ)アクリレートの共重合体である。
アクリル樹脂の重量平均分子量は、40万〜180万、50万〜150万、又は80万〜140万であってもよい。この重量平均分子量が40万未満であると、液状インキの粘度が低いために、無機フィラーの分散安定性が低下したり、液状インキがチキソ性を発現できなくなったりすることがある。また、アクリル樹脂の重量平均分子量が低いと、硬化膜が脆くなって、硬化膜の折り曲げ性が低下する傾向がある。アクリル樹脂の重量平均分子量が180万を超えると、溶剤への溶解性が著しく低下し、液状インキにおける固形分の濃度を高めることが難しくなる傾向がある。液状インキの固形分の濃度が低いと、塗布された液状インキの膜厚の制御、及び乾燥収縮による膜減りを考慮する必要性が高くなる。
アクリル樹脂のガラス転移温度(Tg)は、−50〜100℃、−45〜20℃、又は−40℃〜5℃であってもよい。アクリル樹脂のガラス転移温度がこれら数値範囲内にあることにより、硬化膜のべたつきを抑制しつつ、硬化膜の貯蔵弾性率及び引張り弾性率を容易に制御することができる。アクリル樹脂のTgは、DSC(Differential scanning calorimetry)により測定できるが、n種のモノマーから構成されるアクリル樹脂のTgは、以下の計算式(FOX式)により算出することもできる。
Tg(℃)={1/(W/Tg+W/Tg+…+W/Tg+…+W/Tg)}−273
上記FOX式において、Tg(K)は、各モノマーのホモポリマーのガラス転移温度を示し、Wは、各モノマーの質量分率を示し、W+W+…+W+…W=1である。
例えば、グリシジルメタクリレートを5質量%、アクリロニトリルを5質量%、エチルアクリレートを85質量%、及びブチルアクリレート5質量%の割合で共重合して得られるアクリル樹脂のガラス転移温度(Tg)は以下のように算出される。
Tg={1/(0.05/319+0.05/498+0.85/251+0.05/219)}−273=−14.7℃
熱硬化性樹脂組成物を構成する熱硬化性樹脂は、硬化性の官能基(例えばエポキシ基)を有する化合物である。熱硬化性樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、トリアジン樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、シアネートエステル樹脂及びこれら樹脂の変性系から選ばれる1種又は2種以上である。
熱硬化性樹脂は、硬化膜の可とう性及び耐熱性の向上等を目的に、高分子量成分を含んでいてもよい。ただし、熱硬化性樹脂の分子量は、通常、3000以下である。
エポキシ樹脂は、例えば、ビスフェノールA、ノボラック型フェノール樹脂、及びオルトクレゾールノボラック型フェノール樹脂等の多価フェノール又は1,4−ブタンジオール等の多価アルコールとエピクロルヒドリンとを反応させて得られるポリグリシジルエーテル、フタル酸及びヘキサヒドロフタル酸等の多塩基酸とエピクロルヒドリンとを反応させて得られるポリグリシジルエステル、アミノ基、アミド基又は複素環式窒素塩基を有する化合物のN−グリシジル誘導体、並びに、脂環式エポキシ樹脂から選ばれる1種又は2種以上である。これらの中で、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂及びナフタレン型4官能エポキシ樹脂から選ばれるポリグリシジルエーテル、並びに、アミド基又は複素環式窒素塩基を有する化合物のN−グリシジル誘導体が、有機ポリマー(特に、アクリル樹脂)との高い相溶性を有する。
フェノール樹脂としては、例えば、フェノール型、ビスフェノールA型、クレゾールノボラック型及びアミノトリアジンノボラック型のフェノール樹脂が挙げられる。アクリル樹脂との相溶性の点から、クレゾールノボラック型及びアミノトリアジンノボラック型のフェノール樹脂のうち一方又は両方を選択することができる。アミントリアジンノボラック型フェノール樹脂は、下記構造式(I)で表される構造単位を有する。フェノール樹脂は、エポキシ樹脂と組み合わせられたとき、エポキシ樹脂の硬化剤として機能することがある。
Figure 2013031844
[式(I)中、Rは水素原子又はメチル基を示し、nは1〜30の整数を示す。]
熱硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂を硬化するために通常用いられている硬化剤を含んでいてもよい。例えば、熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂である場合、硬化剤は、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルフォン、無水フタル酸、無水ピロメリット酸、並びに、フェノールノボラック及びクレゾールノボラック等の多官能性フェノールから選ぶことができる。
しばしば、熱硬化性樹脂と硬化剤との反応等を促進させる目的で、促進剤が用いられる。促進剤の種類及び配合量は特に限定されない。例えば、イミダゾール系化合物、有機リン系化合物、第3級アミン、第4級アンモニウム塩が用いられ、2種類以上を併用してもよい。
有機ポリマー(アクリル樹脂等)、熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂等)及び硬化剤(フェノール樹脂等)の全質量(熱硬化性樹脂組成物の無機フィラー以外の成分の全質量に相当することがある。)を基準として、有機ポリマーの含有割合は、40〜90質量%、50〜85質量%、又は60〜80質量%であってもよい。アクリル樹脂のグリシジル基及びエポキシ樹脂のエポキシ基の合計と、フェノール樹脂の水酸基量は、実質的に当量であってもよい。熱硬化性樹脂と硬化剤との比率は、それらの反応性等を考慮して、通常採用されている範囲で適宜設定される。
液状インキを構成する溶剤としては、例えば、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤を用いることができる。印刷性の観点から、シクロヘキサノンを選択することができる。液状インキにおける熱硬化性樹脂組成物(溶剤以外の成分)の濃度は、液状インキの質量を基準として、40〜70質量%であってもよい。
液状インキは、熱硬化性樹脂組成物を構成する各成分と、溶剤とを混合し、必要により攪拌することにより、調製することができる。無機フィラーは、予め表面処理剤を含む有機溶剤中に分散してスラリー化しておいてもよい。無機フィラー及び溶剤を含むスラリーの固形分濃度(無機フィラーの濃度)は、特に限定されないが、スラリーの質量を基準として、50〜90質量%、60〜80質量%、又は65〜75質量%であってもよい。有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び硬化剤の混合物を予め準備しておいてもよい。この混合物と、無機フィラーのスラリーとを混合して、液状インキを得ることができる。
本実施形態に係る液状インキは、硬化膜を形成するために、基材の所定の部分に塗布される。塗布の方法は、例えば、バーコート、コンマコート及びロールコートなどの連続塗布であってもよいし、スクリーン印刷及びメタルマスク印刷などの印刷法であってもよい。
塗布された液状インキ(塗膜)は、必要により乾燥した後、硬化される。乾燥温度は50〜150℃、80〜130℃、又は100〜120℃であってもよい。塗膜は、さらに高温で処理することにより硬化される。硬化温度は、150〜250℃、160〜200℃、又は180℃〜190℃であってもよい。
以下、実施例を挙げて本発明についてさらに具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
メチルエチルケトン300gに、表面処理剤としてのN−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(KBM573、信越シリコ−ン株式会社製商品名)7gを溶解し、そこに破砕シリカであるF05−12(福島窯業株式会社製商品名)700gを撹拌しながら加え、その後、さらに室温で1時間撹拌した。200メッシュのナイロン布を用いて破砕シリカの凝集分をろ別して、スラリー状のろ液(シリカスラリー)を得た。アクリル樹脂であるグリシジルメタクリレート、エチルアクリレート及びブチルアクリレートの共重合体(重量平均分子量130万、エポキシ当量7800、Tg−45℃)のメチルエチルケトン(MEK)溶液(濃度20質量%)350gと、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(NC−3000H、日本化薬株式会社製商品名)のMEK溶液(濃度50質量%)34.2gと、フェノール樹脂(LA−3018、大日本インキ株式会社製商品名)のMEK溶液(濃度50質量%)25.8gと、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール(2PZ−CN、四国化成株式会社製商品名)0.5gとを混合し、攪拌して、樹脂溶液を得た。この樹脂溶液にシリカスラリー430gを加えて1時間撹拌し、液状インキを得た。
実施例2〜11、参考例1〜4及び比較例5〜8
表1、2に示す各材料を、表に示される配合比で用いたこと以外は実施例1と同様にして、液状インキを調製した。有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び硬化剤の配合比は、熱硬化性樹脂組成物の無機フィラー以外の質量を基準としたものであり、無機フィラーの配合比は熱硬化性樹脂組成物の全固形分(液状インキのうち溶剤以外の成分)の質量を基準としたものである。
実施例12
シクロヘキサノン300gに、表面処理剤としてのN−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(KBM573、信越シリコ−ン株式会社製商品名)7gを溶解し、そこに球状シリカであるSO−25R(アドマテックス株式会社製商品名)700gを撹拌しながら加え、その後、さらに室温で1時間撹拌した。200メッシュのナイロン布を用いて球状シリカの凝集分をろ別して、スラリー状のろ液(シリカスラリー)を得た。アクリル樹脂であるグリシジルメタクリレート、アクリロニトリル、エチルアクリレート及びブチルアクリレートの共重合体(重量平均分子量45万、Tg−14.7℃)のシクロヘキサノン溶液(濃度20質量%)350gと、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(NC−3000H、日本化薬株式会社製商品名)のシクロヘキサノン溶液(濃度50質量%)34.2gと、フェノール樹脂(LA−3018、大日本インキ株式会社製商品名)のプロピレングリコールモノメチルエーテル溶液(濃度50質量%)25.8gと、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール(2PZ−CN、四国化成株式会社製商品名)0.5gとを混合し、攪拌して、樹脂溶液を得た。この樹脂溶液に前記シリカスラリー430g(無機フィラーの濃度70質量%)を加えて1時間撹拌し、液状インキを得た。
表1、2に示される各材料の詳細は以下の通りである。
1.アクリル樹脂
・GMA/EA/BA:グリシジルメタクリレート、エチルアクリレート及びブチルアクリレートの共重合体(モノマーの配合割合:GMA/EA/BA=2/26/72(質量比)、Tg:−45℃)
・GMA/AN/EA/BA:グリシジルメタクリレート、アクリロニトリル、エチルアクリレート及びブチルアクリレートの共重合体(モノマーの配合割合:GMA/AN/EA/BA=5/5/85/5(質量比)、Tg:−14.7℃)
・GMA/EA/BA/FA513AS:グリシジルメタクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート及びジシクロペンタニルアクリレートの共重合体(モノマーの配合割合:GMA/EA/BA/FA513AS=5/28/38.5/28.5(質量比)、Tg:−6.7℃)
2.エポキシ樹脂
・NC−3000H:ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂(日本化薬株式会社製商品名、エポキシ当量290)
・EXA4710:ナフタレン型4官能エポキシ樹脂(大日本インキ株式会社製商品名、エポキシ当量170)
・N770:フェノールノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ株式会社製、エポキシ当量188)
3.フェノール樹脂(硬化剤)
・LA−3018:アミノトリアジンノボラック型フェノール樹脂(大日本インキ株式会社製商品名、水酸基当量151、窒素含有量18%)
・KA−1165:クレゾールノボラック型フェノール樹脂(大日本インキ株式会社製商品名、水酸基当量119)
・LA−1356:アミノトリアジンノボラック型フェノール樹脂(大日本インキ株式会社製商品名、水酸基当量146、窒素含有量19%)
4.シリカ粒子
・F05−12:破砕シリカ、福島窯業株式会社製商品名
・F05−30:破砕シリカ、福島窯業株式会社製商品名
・SO−C6/SO−E3:球状シリカ、アドマテックス株式会社製商品名
・SO−25R:球状シリカ、アドマテックス株式会社製商品名
5.表面処理剤(シランカップリング剤)
・KBM573:N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、信越シリコ−ン株式会社製商品名
・KBM602:N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、信越シリコ−ン株式会社製商品名
・KBM903:3−アミノプロピルトリメトキシシラン、信越シリコ−ン株式会社製商品名
・KBM5103:3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、信越シリコ−ン株式会社製商品名
・DMDS/TEMOS:ジメチルジメトキシシラン(DMDS)とテトラメトキシシラン(TEMOS)から形成されたポリシロキサンオリゴマー
Figure 2013031844
Figure 2013031844
(評価)
1.ポリイミドフィルムとの接着性
ポリイミドフィルム(ユーピレックス50S)に、液状インキを、乾燥後の厚みが125μmになるようにバーコーターを用いて塗布した。塗布された液状インキを110℃で10分間の加熱により乾燥した後、185℃で30分間の加熱により硬化して、ポリイミドフィルムに密着する硬化膜を形成させた。カッターナイフにより、2mm間隔の10本の切れ込みと、これらと直角に交差する2mm間隔の10本の切れ込みとによって、硬化膜を碁盤目状に分割した。そこに粘着テープを貼り付けた後、これを引き剥がし、ポリイミドフィルム状に残った盤目の数に基づいて接着性を評価した。ポリイミドフィルム上に残った盤目の数が多いとき、ポリイミドとの接着性が良好であると判定した。
2.硬化物の貯蔵弾性率
離型処理PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムに、乾燥後の厚みが125μmになる量の液状インキをバーコーターを用いて塗布した。塗布された液状インキを、110℃で10分間の加熱により乾燥した後、185℃で30分間の加熱により硬化して、硬化膜(硬化物)を形成させた。離型処理PETフィルムからはがした硬化物から、幅5mm、長さ30mmの試料を打ち抜いた。この試料について、動的粘弾性測定装置(レオロジー社製REOGEL4000)を用い、チャック間距離20mm、周期10Hz、昇温速度5℃/分で粘弾性測定を行った。得られた粘弾性カーブから、25℃での貯蔵弾性率及びTgを求めた。
3.硬化物の機械特性
離型処理PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムに、乾燥後の厚みが125μmになる量の液状インキをバーコーターを用いて塗布した。塗布された液状インキを、110℃で10分間の加熱により乾燥した後、185℃で30分間の加熱により硬化して、硬化膜(硬化物)を形成させた。離型処理PETフィルムからはがした硬化物から、幅10mm、長さ100mmの試料を打ち抜いた。この試料について、EZテスターを用いて、引張り速度50mm/分で引張り試験を行い、応力−変位曲線を得た。立ち上がり初期の応力−変位曲線の接線の傾きの最大値から、下記式に従って引張り弾性率を求めた。実施例11で得た液状インキの硬化物の応力−変位曲線を図2に示す。図2の応力−変位曲線の接線のうち、最大の傾きを有する接線Tの傾きから、引張り弾性率を計算した。
引張り弾性率(Pa)=応力−変位曲線の接線の傾きの最大値(N/m)×[変位(m)/硬化物の断面積(m)]
4.自己支持性
ポリイミドフィルム(ユーピレックス50S)に、乾燥後の厚みが125μmになる量の液状インキを、バーコーターを用いて塗布した。塗布された液状インキを、110℃で10分間の加熱により乾燥した後、185℃で30分間の加熱により硬化して、硬化膜(硬化物)を形成させた。硬化膜をポリイミドフィルムとともに幅10mm、長さ100mmのサイズに打ち抜き、試料を得た。得られた試料を、80mmの間隔をあけて設置された2つの台上に、それら台を掛け渡すように乗せ、そのときの試料の中央部分の沈み込み量を測定した。沈み込み量が10mm以下であるとき、自己支持性有りと判定した。
5.折り曲げ性
ポリイミドフィルム及びこれに積層された硬化膜から構成される試料に、0.3mmのピンゲージをあて、試料をこれに巻き付けながら180度程度にまで折り曲げ、そのときのクラックの有無を観察した。ポリイミドフィルムをピンゲージに対して外側又は内側に配置して、同様の評価を行った。クラックの発生が認められなかったとき、折り曲げ性が良好であると判定した。
6.耐リフロー性
ポリイミドフィルム及びこれに積層された硬化膜から構成される試料を2枚の金網の間に挟み、コンベア型リフロー試験を行った。すなわち、1.2m/分の速度で試料表面の最高温度が260℃で、その温度が10秒間維持される加熱プロファイルにより、試料を3回処理した。処理後、外観の目視によりポリイミドフィルム/硬化膜間のふくれ及びはがれの有無を確認した。ふくれ及びはがれが認められなかったとき、耐リフロー性が良好であると判定した。
(結果)
実施例の液状インキは、優れた分散安定性を有しており、2週間放置後もシリカの凝集がみられなかった。これら液状インキによって形成される硬化膜により、ポリイミドフィルムに自己支持性を付与することができた。また、硬化膜のポリイミドに対する接着性も良好であり、耐リフロー性も問題なかった。参考例1の液状インキは、シリカが凝集するため、安定性に問題があった。参考例2、3の液状インキは、樹脂が分離するために、安定性に問題があった。比較例5の液状インキによって形成される硬化膜は、ポリイミドフィルムに自己支持性を付与することができなかった。比較例6の液状インキによって形成された硬化膜は、クラックを発生させずにポリイミドフィルムとともに折り曲げることができなかった。
実施例3の液状インキからシリカ粒子を除いた組成を有する参考例4の液状インキにより形成された硬化物の25℃における貯蔵弾性率は、実施例3の硬化物と実質的に同程度の値であった。このことから、硬化物の25℃における貯蔵弾性率は、無機フィラーを除いた樹脂成分の弾性率が主として反映された値であることが確認された。
1…硬化膜(硬化物)、10…基材。

Claims (12)

  1. 有機ポリマー、熱硬化性樹脂及び無機フィラーを含む熱硬化性樹脂組成物と、前記熱硬化性樹脂組成物を溶解又は分散する溶剤と、を含有し、
    前記熱硬化性樹脂組成物が硬化したときに、25℃での貯蔵弾性率が500MPa以下で、引張り弾性率が0.5GPa〜3.0GPaである硬化物が形成される、液状インキ。
  2. 前記熱硬化性樹脂組成物が、前記熱硬化性樹脂組成物の質量を基準として50質量%以上の前記無機フィラーを含む、請求項1に記載の液状インキ。
  3. 前記有機ポリマーがアクリル樹脂を含む、請求項1又は2に記載の液状インキ。
  4. 前記アクリル樹脂がグリシジル基を有する、請求項3に記載の液状インキ。
  5. 前記アクリル樹脂の重量平均分子量が40万〜180万である、請求項3又は4に記載の液状インキ。
  6. 前記無機フィラーがシリカ粒子を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液状インキ。
  7. 前記シリカ粒子がシランカップリング剤により表面処理されている、請求項6に記載の液状インキ。
  8. 前記シランカップリング剤がアミノ基を有する、請求項7に記載の液状インキ。
  9. 前記熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂を含み、前記熱硬化性樹脂組成物がフェノール樹脂を更に含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液状インキ。
  10. 前記エポキシ樹脂がビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂を含む、請求項9に記載の液状インキ。
  11. ポリイミドフィルム基材に液状インキを塗布し、塗布された前記液状インキを硬化して、前記ポリイミドフィルム基材の剛性を高める硬化膜を形成するために用いられる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液状インキ。
  12. フレキシブルプリント配線板に液状インキを塗布し、塗布された前記液状インキを硬化して、前記フレキシブルプリント配線板の剛性を高める硬化膜を形成するために用いられる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液状インキ。
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