JPWO2013027808A1 - 光学素子の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、成形型の表面粗さを反映せずに、滑らかな光学面形状とできる光学素子の製造方法及び製造装置を提供する。本発明の光学素子の製造装置1は、一方の面にガラス素材50を密接させて光学素子を形成する成形型であって、光学面形成部として貫通孔2aを有する板状成形型2と、板状成形型2を保持し、該板状成形型2のガラス素材50との接触面側に形成される第1の空間5と板状成形型2の接触面の反対面側に形成される第2の空間6とを分割する保持容器3と、第1の空間5よりも第2の空間6の方が低圧になるように差圧を生じさせる圧力制御部4と、を含む。

Description

本発明は、光学素子の製造方法及び製造装置に係り、特に、凸状の光学面を滑らかな表面状態で、バラツキのない均一形状で形成可能とした光学素子の製造方法及び製造装置に関する。
デジタルカメラのイメージセンサー、液晶プロジェクター、光通信用のレーザープロジェクターなどに用いられるマイクロレンズは、通常、マイクロレンズアレイと呼ばれるマイクロレンズを碁盤目状等に複数個整列させた形態で用いられる。
このマイクロレンズアレイは、成形面にマイクロレンズに対応する凹面を複数個整列して形成した上型と成形面を平板状とした下型との間に、成形用のガラス素材を挟みプレスして、1度の成形操作で複数個の整列したマイクロレンズ形状をガラス素材に転写して得られる。
ここで用いられる上型の成形面は、成形型とする板状の素材の表面を、先端が球状のパンチ工具により押圧する等によりマイクロレンズに対応する凹面に形成されており、このような凹面からなる成形面を有する成形型に、加熱、軟化したガラス素材を押しつけて、上記成形面形状の光学面を有するマイクロレンズアレイを製造する(特許文献1参照)。
また、マイクロレンズアレイではないが、凹部を有するガラス物品を製造するに当たって、肉厚の均一化及び面性状の適切化を狙い、成形型において成形面に通じる貫通孔を形成し、この貫通孔を通じて成形面内の圧力を負圧にして軟化したガラスを成形面側に引き込む力を生じさせて成形を行う方法が知られている(特許文献2及び3参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のマイクロレンズアレイは、その光学面の表面粗さは、光学面を形成する凹状の成形面の表面粗さに影響され、特に、レンズ径が小さい場合には、成形面を研磨するのも困難であり、十分に滑らかな光学面が得られなかった。また、特許文献2のガラス物品および特許文献3のガラス成形品においては、成形面内を負圧にして成形を補助しているが、結局、成形面形状をガラス物品またはガラス成形品に転写させており、特許文献1と同様、ガラス物品またはガラス成形品の表面は成形面の表面粗さに影響を受けている。なお、特許文献2はガラス物品であり、また、特許文献3はガラス成形品であり、マイクロレンズアレイのような光学製品ではないため、製品の表面粗さについては特に言及されていない。
これに対して、マイクロレンズを転写により成形するのではなく、成形型の成形部表面がその光学面と接触しないように凹部を形成しておき、光学面を自由表面として成形する方法が知られている(例えば、特許文献4及び5参照)。
日本国特開平11−277543号公報 日本国特開2007−131499号公報 日本国特開2011−153051号公報 日本国特開2007−182372号公報 日本国特開2006−111491号公報
しかしながら、これら光学面と接触させずに成形を行う方法は、ガラス素材を成形型で挟み込んで、その成形型のプレス圧力を利用しているため、マイクロレンズの全面において均一な圧力を生じさせるのが困難で、圧力が不均一になった場合には個々のレンズ形状にバラツキが生じてしまうという問題がある。また、プレスによる成形の際には圧力がガラス側面側に逃げるため、形状が面頂部に対して左右対称とならなかったり、ガラス素材を成形面に押し込むのに限界があり、光学面の高さの調整が困難となったりするなどの問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、光学素子の製造にあたって、成形型の表面粗さを反映することなく滑らかな光学面形状を形成できると共に、光学面の高さの調整も容易にでき、さらに、マイクロレンズアレイの製造においては、個々のレンズ形状を均一な形状に成形できる光学素子の製造方法及び製造装置の提供を目的とする。
本発明の光学素子の製造方法は、ガラス素材を、光学面成形部である貫通孔を有する板状成形型と接触させ、前記ガラス素材を加熱により軟化させる加熱工程と、前記加熱工程後、前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面側の第1の空間と、前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面とは反対面側の第2の空間との間に、前記第1の空間よりも前記第2の空間の方が低圧になるように差圧を生じさせ、前記ガラス素材を前記板状成形型に密接させて貫通孔内に吸引し、前記板状成形型と接触させずに凸状の光学面を形成する成形工程と、前記成形工程により所望の形状となったガラス素材を冷却する冷却工程と、を含む。
本発明の光学素子の製造装置は、一方の面にガラス素材を密接させて光学素子を形成する成形型であって、光学面形成部として略円柱状の貫通孔を有する板状成形型と、前記板状成形型の周縁部を保持し、該板状成形型の前記ガラス素材との接触面側に形成される第1の空間と前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面と反対面側に形成される第2の空間とを分割可能な保持容器と、前記第1の空間よりも前記第2の空間の方が低圧になるように差圧を生じさせる圧力制御部と、を含む。
本発明の光学素子の製造方法及び製造装置によれば、滑らかな光学面を有する光学素子が得られる。特に、成形型の成形面の鏡面研磨が困難であるような小径のレンズを形成する場合であっても、光学面を滑らかなものとでき、また、レンズ高さの調整も容易にできるため、所望の形状及び性能を有する光学素子が得られる。また、マイクロレンズアレイを形成する際には、そのマイクロレンズ形状のバラツキを抑制でき、製品を安定して、歩留まり良く製造できる。
図1は、本発明の一実施形態である光学素子の製造装置の概略構成図である。 図2Aは、図1で示した光学素子の製造装置の変形例を示した図である。 図2Bは、図1で示した光学素子の製造装置の別の変形例を示した図である。 図3Aは、図1の光学素子の製造装置を用いた光学素子の製造方法を説明する図である。 図3Bは、図1の光学素子の製造装置を用いた光学素子の製造方法を説明する図である。 図3Cは、図1の光学素子の製造装置を用いた光学素子の製造方法を説明する図である。 図4は、本発明の他の実施形態である光学素子の製造装置の概略構成図である。 図5は、例1で用いた板状成形型の平面図である。 図6は、例1で得られた光学素子の光学面形状を示した図である。 図7は、レンズのアスペクト比を説明する図である。 図8は、成形時間とアスペクト比との関係を示した図である。 図9は、例6で用いた板状成形型の断面図である。 図10は、例6で得られた光学素子の平面図である。 図11Aは、例6で得られた、中央部の光学素子の断面図である。 図11Bは、例6で得られた、周辺部の光学素子の断面図である。 図12は、比較例1で用いた光学素子の製造装置の概略構成図である。 図13は、比較例1で用いた下型の成形面の平面図である。 図14は、比較例1で得られた光学素子の光学面形状を示した図である。
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
ここで、図1は、本発明の一実施形態である光学素子の製造装置の概略構成を示した図である。なお、成形容器内は断面図として示した。
この図1に示した光学素子の製造装置1は、光学素子を形成する板状成形型2と、板状成形型2の周縁部を保持し、該板状成形型2によって、板状成形型2のガラス素材50との接触面側とその反対面側に分割される気密空間を形成可能な保持容器3と、保持容器3により分割された気密空間に差圧を生じさせる圧力制御部4と、から構成される。
ここで、板状成形型2は、光学素子を成形するもので、その光学素子の光学面形成部として貫通孔2aが設けられている。図1には、複数の貫通孔2aが設けられたマイクロレンズアレイ用の成形型を例示したが、貫通孔を1つ有し、1つの光学面を形成可能な成形型であってもよい。そして、この貫通孔2aが、光学面成形部に相当する。
この板状成形型2は、光学素子の成形の際、一方の面に、成形に用いるガラス素材50を接触させてから圧力差を利用して密接させ、そのガラス素材50の貫通孔2aに相当する部分を貫通孔2a内に吸引し(押出し)、板状成形型2へ接触させずに凸状の光学面を形成可能とする。したがって、貫通孔2aの、ガラス素材50との接触面の開口部は、形成する光学面が所定の径になるように形成されていればよい。一方、板状成形型2における、その接触面と反対面側の開口部は、貫通孔として形成されていれば特に限定されない。
また、貫通孔2aの内部形状は、成形時に光学面と接触しないようにしておけば、その形状は特に問われない。例えば、典型的な円柱状の貫通孔を設ける場合の他、ガラス素材との接触面からその反対面側に向かって、テーパ状に貫通孔2aが狭くなっていったり、広くなっていくように抜け勾配をつけたり、貫通孔2aの内面円柱形状が大きさの違う直径の円柱を多段としたり、してもよい。このとき、抜け勾配の傾斜角度は、鉛直方向に対して1〜10度が好ましく、4〜6度がさらに好ましい。このように、鉛直方向に対して10度以内の傾斜となる貫通孔または10度以内の傾斜で近似できる貫通孔であれば、その貫通孔の形状を略円柱状の形状と定義し、その傾斜角度が途中で変化する形状も含むものとする。
抜け勾配を設けておくと、プレス後に、板状成形型2とガラス素材50とが密着するのを防止し容易に離型できる。また、テーパ状や多段形状として、接触面側から反対面側に向かって徐々に狭くなるようにした場合には開放径を小さくでき、異物などの混入を抑えられる。
この貫通孔2aは、形成するレンズ径となるように開口部を設ければよく、例えば、マイクロレンズアレイ用の成形型の場合には、この開口部を碁盤目状又は千鳥配置等のように整列して設けられる。このとき、開口径は10〜5000μmが好ましく、その開口部のピッチは好ましくは10〜20000μmであって、この貫通孔2aの(直径/ピッチ)で表される比は、好ましくは0.1〜1、より好ましくは0.2〜0.9である。なお、開口部のピッチとは、隣り合う貫通孔2aの開口部の中心間の距離に相当する。
本発明は、このマイクロレンズアレイのように開口径が小さく、従来の成形型では成形面の鏡面研磨が困難であるような場合に、特に好ましい効果を奏する。詳細は後述するが、本発明によれば、成形面を転写して光学面を形成するものではないため、成形面の鏡面研磨等の操作をする必要が無く、それでいて滑らかな光学面が得られる。
保持容器3は、板状成形型2の周縁部を保持し、かつ、板状成形型2のガラス素材との接触面側に形成される第1の空間5と上記接触面の反対面側に形成される第2の空間6とを分割するものである。図1においては、ガラス素材を板状成形型2の上面に密接して成形する場合の例を示している。
この保持容器3は、板状成形型2を水平になるように保持でき、成形時にその板状成形型2の上下を空間的に分割できるものであればよい。また、後述するように分割した空間内に差圧を生じさせるために、この図1では、第1の空間5及び第2の空間6の両方の空間が共に密閉した空間となる例を示している。
圧力制御部4は、上記したような第1の空間5の圧力と第2の空間6との圧力とを制御するもので、第1の空間5内及び第2の空間6内と接続され、それぞれの空間内の気圧を制御できるようになっている。このとき、圧力制御部4により、板状成形型2のガラス素材50との接触面側の空間(第1の空間5)よりもその反対面側の空間(第2の空間6)が低圧になるように差圧を生じさせる。
具体的には、第1の空間5の圧力を加圧するには加圧ポンプ等が、第2の空間6の圧力を減圧するには真空ポンプ等が、用いられ、これら両者の空間の差圧が所定の値となるように調整される。
なお、図1の光学素子の製造装置1は、第1の空間5及び第2の空間6を共に密閉した状態となる場合を示したが、両空間において差圧が生じればよいため、いずれか一方を密閉空間とし、他方を開放した機構を有してもよい。この場合、開放された空間は大気圧となるので、それに対して密閉空間の圧力を負圧とするか正圧とするかはどちらを密閉するかで自ずと決定される。
すなわち、第1の空間5を密閉し、第2の空間6を開放した場合、図2Aに示す装置構成となる。この図2Aに示した光学素子の製造装置11は、光学素子を形成する板状成形型2と、板状成形型2の周縁部を保持し、板状成形型2のガラス素材50との接触面側とその反対面側のそれぞれに形成される空間を分割する保持容器13と、保持容器13により分割された空間に差圧を生じさせる圧力制御部14と、から構成される。
ここで、保持容器13は、第1の空間5を密閉し、第2の空間6を開放した状態とするもので、第2の空間6は大気圧であるため、第1の空間5は大気圧よりも高い圧力とする必要がある。そのため、ここで用いられる圧力制御部14としては、第1の空間5内を加圧できる加圧ポンプ等が挙げられる。
また、第2の空間6を密閉し、第1の空間5を開放した場合、図2Bに示す装置構成となる。この図2Bに示した光学素子の製造装置21は、光学素子を形成する板状成形型2と、板状成形型2の周縁部を保持し、板状成形型2のガラス素材50との接触面側とその反対面側のそれぞれに形成される空間を分割する保持容器23と、保持容器23により分割された空間に差圧を生じさせる圧力制御部24と、から構成される。
ここで、保持容器23は、第1の空間5を開放し、第2の空間6を密閉した状態とするもので、第1の空間5は大気圧であるため、第2の空間6は大気圧よりも低い圧力とする必要がある。そのため、ここで用いられる圧力制御部24としては、第2の空間6内を減圧できる真空ポンプ等が挙げられる。
なお、板状成形型2の素材は、ステンレス鋼、合成石英、超硬(超硬合金)等の、光学素子の成形型として公知の素材を用いればよい。また、板状成形型2の素材として合成石英を基体として用いる場合、ガラスの離型性を向上させるために表面コーティングしてもよく、コーティング材として、例えば、DLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)が挙げられる。また、DLCを表面コーティングとして用いる場合、DLCと合成石英間に中間層を含む構造としてもよく、中間層として例えば、クロムを用いることで、DLCと合成石英との密着性を高めることができる。なお、合成石英としては、高融点性があり、低熱膨張率を満足できるものであればよい。そして、保持容器3の素材は、光学素子の成形時の温度、圧力に耐性を有するものであればよく、例えば、ステンレス鋼、超硬等が挙げられる。
次に、本発明の光学素子の製造方法について図3A〜3Cを参照しながら説明する。図3A〜3Cは、図1の光学素子の製造装置1を用いた場合を例にしたもので、圧力制御部4は記載を省略している。
まず、図1の板状成形型2の上にガラス素材50を載置する。次に、板状成形型2を成形温度まで加熱し、ガラス素材50も同温度にまで加熱して軟化させる加熱工程を経る(図3A)。このときの加熱温度は、ガラス素材50が軟化する温度とすればよく、用いるガラス素材によって異なるが、一般に、500〜1100℃程度である。また、このとき、ガラス素材の粘度をη[dpa・s]として、logηを、例えば4.86〜12.37の範囲とすればよく、5〜9が好ましく、5〜7がより好ましい。
次に、ガラス素材50が十分に加熱され、軟化状態となった後、第1の空間5内の圧力(P1)と第2の空間6内の圧力(P2)との関係を、第1の空間5よりも第2の空間6の方が低圧(P1>P2)になるように差圧を生じさせる。
このように差圧を生じさせると、軟化状態のガラス素材50が、低圧の第2の空間6側に貫通孔2aを通じて吸引され(押出され)、第1の空間5と第2の空間6とがそれぞれ確実に分割され、密閉される。この状態を継続していくと、ガラス素材50は、貫通孔2a内に吸引されて凸状の光学面を形成する成形工程を経る(図3B)。
このとき、光学素子の光学面の面頂高さは、ガラス素材50の粘度、第1の空間5と第2の空間6の差圧(P1−P2)、成形時間の関係によって決定され、これらを所望の光学面形状が得られる条件に設定する。例えば、粘度、差圧を一定にした場合には、吸引時間を調整することで光学面の高さを容易に調整できる。
より具体的には、成形時の第1の空間5と第2の空間6の差圧(P1−P2)は、ガラス素材50の変形を十分に、かつ、実用的な時間で達成するため10〜1000kPaが好ましく、90〜800kPaがより好ましい。また、差圧によるガラス素材を変形させる時間は、光学素子としての機能を損なわないように、かつ、製造の効率性も考慮し、1〜1000秒の範囲が好ましく、1〜150秒がより好ましい。
そして、光学面が所望の形状となったところで、第1の空間5と第2の空間6との差圧を解消し、ガラス素材50がそれ以上変形しないように第1の空間5と第2の空間6の圧力を同一のものとする。
次いで、変形させたガラス素材50を歪点以下まで冷却する冷却工程により、ガラス素材50を固化させる(図3C)。さらに、冷却したガラス素材50を成形型から離型させ、最終的には室温にまで冷却してマイクロレンズアレイを得る。このようにして、球面状のマイクロレンズが等間隔に碁盤目状に整列したマイクロレンズアレイが得られる。なお、板状成形型2の材料の熱膨張係数とガラス素材50の熱膨張係数とが略等しい場合、板状成形型2と一体的に冷却して固化し、その後、板状成形型2と離型してマイクロレンズアレイを得てもよい。
このようにして得られるマイクロレンズは、凸球面状であり、その曲率半径Rは0.005〜100mmの範囲のものを、上記成形条件を調節して所望の形状にして得られる。
また、この成形は高温に加熱した状態で実施され、成形型の酸化による劣化を防止するため、例えば、第1の空間5及び第2の空間6の両方を窒素やアルゴン等の不活性ガス雰囲気としたり、第2の空間6側(低圧側)を1×10−2Pa以下の真空条件下としたり、するのが好ましい。
さらに、板状成形型2及び保持容器3を内部に収容可能なチャンバー(圧力制御部4はチャンバーの外部に配置すればよい)を設けてもよく、この場合、上記成形型の雰囲気の置換が容易で、内部温度も安定させることができ好ましい。
なお、ガラス素材50としては、光学素子が製造できれば特に限定されず、従来、光学素子用として使用されているガラス素材が挙げられる。このガラス素材50の形状は、特に限定されないが、平面形状が矩形又は円形の平板状のものが好ましく、そのときプレス前の厚さは0.1mm〜20mmである。また、ガラス素材は上記した平板状だけではなく、球状が潰れた偏平状等の種々の形状のものも使用できる。
(第2の実施形態)
図4は本発明の他の実施形態である光学素子の製造装置の概略構成を示した図である。
この図4に示した光学素子の製造装置31は、光学素子を形成する板状成形型32と、板状成形型32の周縁部を保持し、板状成形型32のガラス素材との接触面側とその反対面側に分割される空間を形成可能な保持容器33,34と、保持容器33,34により分割された空間に差圧を生じさせる圧力制御部35と、から構成される。さらに、保持容器33,34により形成された空間を気密可能とするためにガスケット37も設けられている。
ここで、板状成形型32は、第1の実施形態における板状成形型2と同様の素材を使用できるものであり、説明を省略する。また、この実施形態は、ガラス素材50を板状成形型32の下側から接触させ密接させる例である。本実施形態では、保持容器は下側の保持容器33と上側の保持容器34の2つのパーツに分かれており、この保持容器33,34を重ね合わせた時に中央に形成される空間内にガラス素材50と板状成形型32が収容される。
そして、図4に示した例では、下側の保持容器33は、ガラス素材50及び板状成形型32を所定の位置に配置できるように段差が設けられ、さらに、ガラス素材50が載置される面は、外部空間と繋がる孔32aが設けられており、第1の空間は開放され大気圧となるように構成されている。一方、板状成形型32のガラス素材50との接触面と反対面側における第2の空間36は密閉された空間とされ、この第2の空間36は圧力制御部35と接続されており、内部の気圧を低減して負圧に調節できるようになっている。
ここで説明した光学素子の製造装置31は、ガラス素材50が板状成形型32の下側から密接させて成形する以外は、基本的に第1の実施形態と同様の操作により光学素子を製造できる。装置構成としては、図2Bに示した光学素子の製造装置21の上下をひっくり返した構成で、ガラス素材50及び板状成形型32が下方に落下しないように支持する部材を設けたものである。
以下、本発明を実施例(例1〜例6)及び比較例(例7)によりさらに詳細に説明する。
(例1)
図4の光学素子の製造装置を用い、以下の通りマイクロレンズアレイを製造した。
本実施例に用いる板状成形型は、φ20mm、厚さ3mmのステンレス鋼(SUS316;熱膨張係数αは161×10−7/K(at 〜200℃))からなる円板状の成形型である。その平面図を図5に示したが、ここではφ0.87±0.05mmの貫通孔がピッチ1.5mmで放射状に41個形成されている試験用の成形型を用いた。
図4に示したように、保持容器としては、板状成形型及びガラス素材を内部に収容し、板状成形型の上方の空間が密閉され、下方の空間(第1の空間)はガラス素材が収容され、空間的には開放されている。また、上方の空間(第2の空間)は真空ポンプに接続されている。
まず、下側の保持容器の中央に、ガラス素材を、さらにその上に板状成形型を載置し、その上から上側の保持容器で蓋をして、板状成形型の上下の空間を分割できるようにした。なお、ここで使用したガラス素材は、ホウケイ酸バリウム系の低融点ガラス(ガラス転移点:495℃、屈伏点:542℃、軟化点:591℃、旭硝子社製、商品名:R1B)製のφ15.95mm、厚さ4.4mmの円板状のものである。
次いで、保持容器を加熱し、ガラス素材を564℃にまで昇温させ軟化させた。このときのガラス素材の粘度をη[dpa・s]とするとき、logηは9.04である。十分にガラス素材を加熱し、軟化させた後、真空ポンプを稼働させ、上方の空間(第2の空間)を負圧にし、200秒間保持して、ガラス素材を変形させ光学面形状を成形した。なお、このときの差圧は90kPaであった。
その後、直ちに上方の空間の圧力を開放し、さらに、保持容器を冷却して室温まで戻して成形したガラス素材を固化させた。得られたガラス成形品を取出し、図5の破線で示した部分に相当する光学面の成形面形状を非接触三次元測定機(三鷹光器社製、商品名:NH3−MAS)により測定した。得られた結果を図6に示す。
この図6から、成形面の表面粗さに影響されず、滑らかな表面形状を有する光学面を形成できることがわかった。また、成形型の中央部と外周部での形状のバラツキが極めて小さく、均一な光学面形状を形成できることがわかった。
(例2〜5)
次に、円板状の成形型として、例1と同様8方向に放射状に貫通孔が形成された類似の形状であるが、φ0.75±0.04mmの貫通孔がピッチ1.5mmで33個(図5の同心円状に設けられた貫通孔の最外周部分が形成されていない)形成されている試験用の成形型を用いた。
該試験用の成形型を用いて、表1に記載したように条件を変えた以外は、例1と同様の操作により光学面形状を成形した。
Figure 2013027808
なお、表1における、評価径φ1、高さh1および曲率は、図5における中心のマイクロレンズ1個と、周辺部のうち最端部のマイクロレンズ4個(4隅)の5点について測定した結果を平均して算出した結果である。そして、アスペクト比は、得られたマイクロレンズアレイのレンズの高さと径とから、図7で説明する図及び式で算出したものである。なお、ここでレンズの高さ及び径の測定位置は、図7に示したように、変形したガラス素材のレンズ形状を表すプロファイルと成形型形状を表すプロファイルにおける変曲点を基準とした。
ここで、例2,3,5について、成形時間とアスペクト比の関係を図8に示した。この図から、成形時間と形成されるレンズ形状のアスペクト比は比例関係にあることがわかり、製造条件を統一しておいた上で成形時間を調整することで所望のレンズ形状に調節できることがわかった。
(例6)
本実施例は、図9に断面の模式図として示した板状成形型60を使用した。ここで、板状成形型60は、厚さ約1mmの合成石英基板61の平面に厚さ約0.3μmのCrからなる中間層62を有し、中間層62上に厚さ約1.0μmのDLCからなるコーティング層63を有する。そして、機械加工によって、φ45.24±2.30μmの貫通孔60aが、ピッチ0.1mmで碁盤目状に8個×8個(合計64個)形成されている。また、貫通孔60aを有する部分における合成石英基板61の厚さは、周辺部(厚さ約1.0mm)より薄く、約0.2mmとなるように事前に加工が施されたものである。また、本実施例で用いた板状成形型60の熱膨張係数αは、5.0×10−7/K(at 〜200℃)であった。
そして、板状成形型60を用いて、例1と同様に、図4の光学素子の製造装置を用いて表2に示す条件でマイクロレンズアレイを成形した。また、その条件で得られた結果も表2に示す。なお、成形面形状については、非接触三次元測定機(キーエンス製、商品名:VK9700)により測定した。なお、表2における、評価径φ1、高さh1および曲率は、図10における中心(65aに相当)のマイクロレンズ1個と、周辺部のうち65bを含む最端部のマイクロレンズ4個(4隅)の5点について測定した結果を平均して算出した結果である。
Figure 2013027808
図10は、本実施例で得られた光学素子の平面図を示すものであり、図10において、中央部のマイクロレンズを65a、周辺部のマイクロレンズを65bとして示した。また、図11A及び11Bは、これらのマイクロレンズの断面図を示すものであって、図11Aは、中央部のマイクロレンズ65aの断面図、そして、図11Bは、周辺部のマイクロレンズ65bの断面図を示すものである。ここで、中央部のマイクロレンズ65aは、評価径φ1が0.0423[mm]、高さh1が0.0117[mm]、曲率(R)が0.0257[mm]であった。そして、周辺部のマイクロレンズ65bは、評価径φ1が0.0427[mm]、高さh1が0.0118[mm]、曲率(R)が0.0258[mm]であり、成形型の中央部と外周部でのマイクロレンズ形状のバラツキが極めて小さく、均一な光学面形状を形成できることがわかった。
(例7:比較例)
従来法として、図12に示した装置を用いたプレス法による光学素子の成形を行った。図12は、上型92、下型93及び胴型94からなるプレス用の光学素子の製造装置91を示した図である。
ここで用いた下型93の成形面の平面図を図13に示した。この下型93は、十字形に形成されたφ0.77mmの貫通孔12個とX字形に形成されたφ0.05mmの貫通孔13個を有している。ここで、φ0.77mmの貫通孔において、中央付近の貫通孔を93a、最外周部の貫通孔を93bとする。この成形型を用い、上下から圧力をかけることでガラス素材を成形用の貫通孔内に押出し、光学面を形成した。ガラス素材は、ホウケイ酸バリウム系の低融点ガラス(ガラス転移点:495℃、屈伏点:542℃、軟化点:591℃、旭硝子社製、商品名:R1B)製のφ12mm、厚さ6.3mmの円板状のものを使用した。
ガラス素材を560℃にまで昇温させ、十分に軟化させた後、成形型により上下よりプレスした。このとき圧力3×10kPaで50秒間プレスを行った。また、プレスした際の変位量は2600μmとした。
プレス操作が終わった後、ガラス素材を十分に冷却し、固化させた。得られたガラス成形品を取出し、その成形面形状を非接触三次元測定機(三鷹光器社製、商品名:NH3−MAS)により測定した。得られた結果を図14に示す。
図14では、貫通孔93aで形成された中央側の成形面と、貫通孔93bで形成された最外周部の成形面の形状を重ねて示した。この結果から、成形面の表面粗さによらず、滑らかな表面形状を有する光学面を形成できているが、成形面の最大高さが、中央側では0.22mmであったものが、最外周部では0.17mmとなってしまっていた。また、図14では、図7で説明したアスペクト比における変曲点間の中心を0位置に合わせて成形面形状を表しているが、その形状も中央部のものは面頂部が0位置にあり、ほぼ対称の球面形状が得られているが、最外周部では面頂部が0.049mmの位置にあり、外周側に寄った非対称の形状となっていた。したがって、プレス法によると、成形型の中央部と外周部での形状にバラツキが生じやすいことがわかった。
以上より、本発明の光学素子の製造方法及び製造装置は、滑らかな光学面を有する光学素子を簡便な操作で得ることができ、その際、光学面の高さの調節が容易にできる有用な方法である。さらに、マイクロレンズアレイ等の製造においては、個々のマイクロレンズの形状バラツキを無くし、均一な特性の光学素子を製造するのに有用であることがわかった。
本発明を特定の態様を参照して詳細に説明したが、本発明の精神と範囲を離れることなく様々な変更および修正が可能であることは、当業者にとって明らかである。
なお、本出願は、2011年8月25日付けで出願された日本特許出願(特願2011−183976)に基づいており、その全体が引用により援用される。
本発明の光学素子の製造方法及び製造装置は、凸状の光学面を有する光学素子の製造に広く用いられ、特に、マイクロレンズアレイ等の光学素子を形成するのに有用である。
1…光学素子の製造装置、2…板状成形型、3…保持容器、4…圧力制御部、50…ガラス素材

Claims (12)

  1. ガラス素材を、光学面成形部である貫通孔を有する板状成形型と接触させ、前記ガラス素材を加熱により軟化させる加熱工程と、
    前記加熱工程後、前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面側の第1の空間と、前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面とは反対面側の第2の空間との間に、前記第1の空間よりも前記第2の空間の方が低圧になるように差圧を生じさせ、前記ガラス素材を前記板状成形型に密接させて貫通孔内に吸引し、前記板状成形型と接触させずに凸状の光学面を形成する成形工程と、
    前記成形工程により所望の形状となったガラス素材を冷却する冷却工程と、
    を含む光学素子の製造方法。
  2. 前記成形工程において、前記第1の空間を大気圧に、前記第2の空間を負圧にする請求項1記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記成形工程において、前記第1の空間を正圧に、前記第2の空間を大気圧にする請求項1記載の光学素子の製造方法。
  4. 前記差圧が、10〜1000kPaである請求項1乃至3のいずれか1項記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記加熱工程において、ガラス素材の粘度をη[dpa・s]とするとき、logηを4.86〜12.37とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記光学素子が、マイクロレンズアレイである請求項1乃至5のいずれか1項記載の光学素子の製造方法。
  7. 前記板状成形型が、合成石英を基体とした成形型である請求項1乃至6のいずれか1項記載の光学素子の製造方法。
  8. 一方の面にガラス素材を密接させて光学素子を形成する成形型であって、光学面形成部として略円柱状の貫通孔を有する板状成形型と、
    前記板状成形型の周縁部を保持し、該板状成形型の前記ガラス素材との接触面側に形成される第1の空間と前記板状成形型の前記ガラス素材との接触面の反対面側に形成される第2の空間とを分割可能な保持容器と、
    前記第1の空間よりも前記第2の空間の方が低圧になるように差圧を生じさせる圧力制御部と、
    を含む光学素子の製造装置。
  9. 前記圧力制御部が、前記第2の空間と接続された真空ポンプである請求項8記載の光学素子の製造装置。
  10. 前記圧力制御部が、前記第1の空間と接続された加圧ポンプである請求項8記載の光学素子の製造装置。
  11. 前記板状成形型が、複数の貫通孔を有するマイクロレンズアレイ用成形型である請求項8乃至10のいずれか1項記載の光学素子の製造装置。
  12. 前記板状成形型が、合成石英を基体とした成形型である請求項8乃至11のいずれか1項記載の光学素子の製造装置。
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