JPWO2011114521A1 - 車両用インストルメントパネル - Google Patents

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Abstract

インストルメントパネル本体の表面に結露が発生することを抑制する。本発明のインストルメントパネル(10)は、センタ空調吹出口(22)とセンタデフロスタ吹出口(24)とが形成されたインストルメントパネル本体(12)と、インストルメントパネル本体(12)に接合されると共に、センタ空調ダクト(42)の車両上下方向上側を構成する上側壁部(42A)と、センタデフロスタダクト(44)の一部を構成する第一壁部(44A)とが形成された第一パネル(30)と、インストルメントパネル本体(12)に接合されると共に、上側壁部(42A)とでセンタ空調ダクト(42)を構成する下側壁部(42B)と、第一壁部(44A)とでセンタデフロスタダクト(44)を構成する第二壁部(44B)とが形成された第二パネル(32)と、を備えている。

Description

本発明は、車両用インストルメントパネルに関する。
従来、車両用インストルメントパネルとしては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1に記載の例では、インストルメントパネル部材の裏側に第一パネル部材と第二パネル部材とが配置されている。この第一パネル部材と第二パネル部材とは、インストルメントパネル部材に形成されたデフロスタ吹出口と連通するノズル部を構成している。また、第一パネル部材は、インストルメントパネル部材とで、インストルメントパネル部材に設けられた吹出口部材と連通するダクトを構成している。
特開平10−250414号公報 特開平8−268041号公報 特開平7−52683号公報 特開平8−80762号公報 特開2002−87114号公報 特開2004−299480号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、インストルメントパネル部材が、吹出口部材と連通するダクトの一部を構成している。このため、このダクト内に冷風が流通された場合には、インストルメントパネル部材の表面に結露が発生する虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、インストルメントパネル本体の表面に結露が発生することを抑制できる車両用インストルメントパネルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の車両用インストルメントパネルは、空調装置を有する車両構造体を車両上下方向上側から覆うと共に、空調吹出口とデフロスタ吹出口とが形成されたインストルメントパネル本体と、前記インストルメントパネル本体に対する車両上下方向下側に配置されて前記インストルメントパネル本体に接合されると共に、前記空調装置の送風口と前記空調吹出口とを連通する空調ダクトの車両上下方向上側を構成する上側壁部と、前記空調装置の送風口と前記デフロスタ吹出口とを連通するデフロスタダクトの一部を構成する第一壁部とが形成された第一パネルと、前記第一パネルに対する車両上下方向下側に配置されて前記インストルメントパネル本体に接合されると共に、前記上側壁部とで前記空調ダクトを構成する下側壁部と、前記第一壁部とで前記デフロスタダクトを構成する第二壁部とが形成された第二パネルと、を備えている。
この車両用インストルメントパネルでは、空調装置の送風口から空調ダクトに空調風が送られると、この空調風は、空調ダクトを通じて空調吹出口に案内され、この空調吹出口から車室内に吹出される。
ここで、空調ダクトの車両上下方向上側は、第一パネルの上側壁部によって構成されている。従って、上述の空調風が冷風であっても、この冷風がインストルメントパネル本体の裏面に直接的に接触しないので、空調ダクトに対応するインストルメントパネル本体の表面において結露が発生することを抑制することができる。
なお、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記第一パネル及び第二パネルの少なくとも一方には、それぞれ前記インストルメントパネル本体側に凸を成しその先端に荷重受け面を有する複数の凸部と、前記複数の凸部の基端側を連結する連結部とを有する補強部が形成され、前記複数の凸部のうち少なくともいずれか複数の凸部の荷重受け面は、前記インストルメントパネル本体の裏面に接合されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、インストルメントパネル本体の裏面に接合された複数の凸部の間の閉断面によってインストルメントパネル本体の剛性が向上されるので、このインストルメントパネル本体に荷重や衝撃が加わったときでも、インストルメントパネル本体が必要以上に変形されることを抑制することができる。
しかも、このインストルメントパネル本体に荷重や衝撃が加わったときには、各凸部の荷重受け面で荷重や衝撃を受けるので、各荷重受け面で応力が分散され、インストルメントパネル本体における特定の部分に応力が集中することも抑制される。これにより、インストルメントパネル本体に荷重や衝撃が加わった場合でも、インストルメントパネル本体の割れを抑制することができる。
また、このようにインストルメントパネル本体を補強する構造とすることにより、インストルメントパネル本体の薄肉化が可能となり、軽量化、低コスト化を図ることもできる。
また、この場合に、複数の凸部は、互いに並列する第一群の凸部と第二群の凸部との間に直線状の折れ線が存在しないように配列されるか、又は、全体としてハニカム状を成すように互いに連続して形成されていると好適である。
このように構成されていると、補強部の折れを抑制して、補強部の剛性を確保することができる。
なお、補強部は、空調ダクトの一部を構成する上側壁部に形成されていても良いが、空調ダクト及びデフロスタダクト以外の部分に形成されているとより好適である。
このように構成されていると、例えば、空調ダクトやデフロスタダクトの配置や形状に制約を与えたり、空調ダクトやデフロスタダクト内の空気の流れに影響を与えたりすることを回避することができる。
また、この場合に、補強部は、前記第一壁部と連続して形成されると共に、前記第一壁部と前記上側壁部との間に配置されても良く、前記インストルメントパネル本体の右側パネル部及び左側パネル部の少なくとも一方との接合部に形成されていても良い。
さらに、前記補強部は、前記第一パネル及び第二パネルのどちらか一方にのみ形成されることに限らず、前記第一パネルに形成され、前記複数の凸部が形成された第一補強パネル部と、前記第二パネルに形成された前記連結部としての第二補強パネル部と、を有する構成とされていても良い。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記第二パネルにおける前記インストルメントパネル本体との接合部は、前記第一パネルにおける前記インストルメントパネル本体との接合部と重ね合わされた状態で該接合部と共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、第二パネルの接合部を、第一パネルの接合部と共にインストルメントパネル本体の裏面に1工程で接合することができるので、組立工程を短縮することができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが車両上下方向に並んで形成され、前記第二パネルには、前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトの上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部と、前記サイド空調ダクトの車両幅方向外側にインテグラルヒンジを介して一体に形成されると共に、前記インテグラルヒンジを起点に折り返されて前記サイド空調ダクトと車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクトと共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクト上流部と連通されて前記サイドデフロスタダクトの下流側を構成するサイドデフロスタダクト下流部とが形成されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、インテグラルヒンジを起点にサイドデフロスタダクト下流部を折り返してサイド空調ダクトとサイドデフロスタダクトとをクロスさせているので、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口との配置に制約を与えることなく、簡単な構成でサイド空調ダクトとサイドデフロスタダクトとの一体構造を成立させることができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが形成され、前記第二パネルには、前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトとがそれぞれ前記インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクトにおける前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐシート材をさらに備えていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、サイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクトにおけるインストルメントパネル本体側の開放口は、シート材によって塞がれている。従って、このサイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクト内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体の裏面に直接的に接触しないので、サイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクトに対応するインストルメントパネル本体の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記第一パネル及び前記第二パネルの少なくとも一部は、真空成形によって形成されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、第一パネル及び第二パネルの少なくとも一部を真空成形によって形成するので、この部分の薄肉化が可能となり、更なる軽量化、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが車両上下方向に並んで形成され、前記第二パネルには、前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトの上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部とがそれぞれ前記インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、前記第一パネルには、その周縁部が延長されて前記サイド空調ダクトと車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクトと共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクトの下流側を構成するサイドデフロスタダクト下流部が形成されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、第一パネルから延長された周縁部によってサイド空調ダクトとサイドデフロスタダクト下流部とが車両上下方向に並んで形成されているので、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口との配置に制約を与えることなく、簡単な構成でサイド空調ダクトとサイドデフロスタダクトとの一体構造を成立させることができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記第一パネルには、前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクト上流部における前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐシート部が形成されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、サイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクト上流部におけるインストルメントパネル本体側の開放口は、シート部によって塞がれている。従って、このサイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクト内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体の裏面に直接的に接触しないので、サイド空調ダクト及びサイドデフロスタダクト上流部に対応するインストルメントパネル本体の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
また、本発明の車両用インストルメントパネルにおいて、前記サイドデフロスタダクト下流部は、インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、前記第二パネルには、前記サイド空調ダクトの車両幅方向外側にインテグラルヒンジを介して一体に形成されると共に、前記インテグラルヒンジを起点に折り返されて前記第一パネルのサイドデフロスタダクト下流部と車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクト下流部と共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクト下流部における前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐサイドデフロスタダクト上側壁部が形成されていると好適である。
この車両用インストルメントパネルによれば、サイドデフロスタダクト下流部におけるインストルメントパネル本体側の開放口は、サイドデフロスタダクト上側壁部によって塞がれている。従って、このサイドデフロスタダクト内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体の裏面に直接的に接触しないので、サイドデフロスタダクト下流部に対応するインストルメントパネル本体の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、インストルメントパネル本体の表面に結露が発生することを抑制することができる。
本発明の第一実施形態に係るインストルメントパネルの分解斜視図である。 図1に示されるインストルメントパネルを2−2線で切断した要部断面図である。 図1に示される補強部を車両上下方向下側(裏側)から見た要部拡大斜視図である。 図1に示されるインストルメントパネルの要部拡大断面図である。 図1に示されるインストルメントパネルを5−5線で切断した要部拡大断面図である。 本発明の第一実施形態に係るインストルメントパネルの変形例を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係るインストルメントパネルの変形例を示す分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るインストルメントパネルの分解斜視図である。 図8に示されるインストルメントパネルを9−9線で切断した要部拡大断面図である。 図8に示される補強部を車両上下方向上側(表側)から見た要部拡大斜視図である。 図8に示されるインストルメントパネルの要部拡大断面図である。 本発明の第三実施形態に係るインストルメントパネルの分解斜視図である。 図12に示されるインストルメントパネルを13−13線で切断した要部拡大断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
なお、各図における矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側(右側)をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の第一実施形態に係る車両用インストルメントパネルとしてのインストルメントパネル10は、インストルメントパネル本体12と、ダクト構成部材14とを備えている。
インストルメントパネル本体12は、樹脂製とされており、図示しない左右のフロントピラー間に架け渡されたインパネリインフォースメントに取り付けられている。このインストルメントパネル本体12は、車室内に設けられており、車両に備えられた空調装置16やエアバッグ装置18等からなる車両構造体20を車両上下方向上側から覆っている。
このインストルメントパネル10の車両幅方向中央部には、空調吹出口としてのセンタ空調吹出口22と、デフロスタ吹出口としてのセンタデフロスタ吹出口24とが車両前後方向に離間して形成されている。また、このインストルメントパネル10の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口26とサイドデフロスタ吹出口28とが車両上下方向に並んで形成されている。
なお、このインストルメントパネル10は、左ハンドル車用とされている。つまり、このインストルメントパネル10において、左側は、運転席側とされており、右側は、助手席側とされている。
ダクト構成部材14は、樹脂製とされており、インストルメントパネル本体12と車両構造体20との間に設けられている。このダクト構成部材14は、第一パネル30と、第二パネル32とによって構成されている。第一パネル30は、第二パネル32よりも車両幅方向に小さい構成とされており、第二パネル32に対する車両上下方向上側に第二パネル32の車両幅方向中央部32Aと対向して設けられている。
この第一パネル30と第二パネル32とは、空調装置16の送風口34とセンタ空調吹出口22とを連通する空調ダクトとしてのセンタ空調ダクト42と、空調装置16の送風口34とセンタデフロスタ吹出口24とを連通するデフロスタダクトとしてのセンタデフロスタダクト44とを構成している。
つまり、第一パネル30には、図2に示されるように、センタ空調ダクト42の車両上下方向上側を構成する上側壁部42Aと、センタデフロスタダクト44の車両前後方向後側の一部を構成する第一壁部44Aとが形成されている。一方、第二パネル32には、上側壁部42Aとでセンタ空調ダクト42を構成する下側壁部42Bと、第一壁部44Aとでセンタデフロスタダクト44を構成する第二壁部44Bとが形成されている。
この第一壁部44A及び第二壁部44Bには、接合部46A,46Bがそれぞれ形成されており、この接合部46A,46Bは、インストルメントパネル本体12におけるセンタ空調吹出口22とセンタデフロスタ吹出口24との間に形成された中央パネル部48の裏面48Aに接合されている。
また、上側壁部42Aの一部は、補強部50として構成されている。すなわち、補強部50には、図3に示されるように、車両上下方向上側(インストルメントパネル本体12側)に凸を成す複数のビード状の凸部52が形成されている。
この複数の凸部52は、それぞれ平面視にて正六角形状に形成されると共に、この複数の凸部52の基端側(車両上下方向下側)を連結する連結部53が全体としてハニカム状を成すように配列されている。
換言すれば、この複数の凸部52は、互いに並列する第一群の凸部52(例えば、四角Aで囲まれた縦方向に並ぶ複数の凸部52)と、第二群の凸部52(例えば、四角Bで囲まれた縦方向に並ぶ複数の凸部52)との間に直線状の折れ線が存在しないように配列されている。
つまり、この第一群の凸部52と第二群の凸部52との間に境界線Lを設定した場合に、この境界線L上に上述の第一群に属する各凸部52の一部と第二群に属する各凸部52の一部が位置するようになっている。
なお、この場合における互いに並列する第一群の凸部52と第二群の凸部52とは、上述の四角Aで囲まれた縦方向に並ぶ複数の凸部52と四角Bで囲まれた縦方向に並ぶ複数の凸部52だけでなく、例えば、四角Cで囲まれた斜め方向に並ぶ複数の凸部52と四角Dで囲まれた斜め方向に並ぶ複数の凸部52や、特に図示しないが、横方向に並ぶ複数の凸部52とこれと並列する横方向に並ぶ複数の凸部52や、四角C,Dで囲まれた複数の凸部52と異なる斜め方向に並ぶ複数の凸部52とこれと並列する斜め方向に並ぶ複数の凸部52も当てはまる。
この複数の凸部52の先端面は、荷重受け面52Aとされており、平面状に形成されている。この各荷重受け面52Aは、図4に示されるように、中央パネル部48の裏面48Aに例えば溶着等により接合されている。また、この補強部50における一般部は、ハニカム状を成す連結部54とされており、複数の凸部52の基端側(車両上下方向下側)を連結している。また、この補強部50では、インストルメントパネル本体12と連結部54との間に配置された凸部52の側壁52Bが補強リブの役割を果たすようになっている。
また、図1に示されるように、第二パネル32には、空調装置16の送風口34とサイド空調吹出口26とを連通するサイド空調ダクト56と、空調装置16の送風口34とサイドデフロスタ吹出口28とを連通するサイドデフロスタダクト58の上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部58Aとが形成されている。このサイド空調ダクト56及びサイドデフロスタダクト上流部58Aは、それぞれインストルメントパネル本体12側に開放された断面ハット状に形成されている。
さらに、サイド空調ダクト56の下流部56Bの車両幅方向外側には、インテグラルヒンジ60を介してサイドデフロスタダクト下流部58Bが一体に形成されている。このサイドデフロスタダクト下流部58Bは、図5に示されるように、断面ハット状に形成されており、インテグラルヒンジ60を起点に折り返されてサイド空調ダクト56の下流部56Bと車両上下方向に重ね合わされている。
また、このサイドデフロスタダクト下流部58Bの両側には、接合部62が形成されている。この接合部62は、上述の如くサイドデフロスタダクト下流部58Bが折り返された状態では、サイド空調ダクト56の両側に形成された接合部64と重ね合わされる。そして、この接合部64は、接合部62と重ね合わされた状態で、この接合部62と共にインストルメントパネル本体12の裏面12Aに例えば溶着等により接合されている。
また、このサイドデフロスタダクト下流部58Bは、図1に示されるように、一端が開放し他端が終端する構成とされており、上述の如く、サイド空調ダクト56と車両上下方向に重ね合わされた状態(図5参照)では、サイドデフロスタダクト上流部58Aと連通されてサイドデフロスタダクト58の下流側を構成する。
そして、第二パネル32がインストルメントパネル本体12に接合された状態では、サイド空調ダクト56の上流部56Aとインストルメントパネル本体12とで構成された閉断面と、サイド空調ダクト56の下流部56Bとサイドデフロスタダクト下流部58Bとで構成された閉断面とによって、空調装置16の送風口34とサイド空調吹出口26とを連通する通風路が構成される。
また、第二パネル32がインストルメントパネル本体12に接合された状態では、サイドデフロスタダクト上流部58Aとインストルメントパネル本体12とで構成された閉断面と、サイドデフロスタダクト下流部58Bとインストルメントパネル本体12とで構成された閉断面とによって、空調装置16の送風口34とサイドデフロスタ吹出口28とを連通する通風路が構成される。
なお、このダクト構成部材14を構成する第一パネル30及び第二パネル32は、所定の成形機によって一体に形成される。つまり、この成形機において、第一パネル30と、この第一パネル30と対向する第二パネル32の車両幅方向中央部32Aとは、例えば、ブロー成形により形成され、第二パネル32の車両幅方向両端部32Bは、例えば、真空成形によりそれぞれ形成される。
また、第二パネル32には、特に図示しないが、上述の接合部46Bや接合部62,64以外に複数の接合部が形成されており、第二パネル32は、これらの接合部により、インストルメントパネル本体12の裏面に接合されている。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
このインストルメントパネル10では、図2に示される空調装置16の送風口34からセンタ空調ダクト42に空調風が送られると、この空調風は、センタ空調ダクト42を通じてセンタ空調吹出口22に案内され、このセンタ空調吹出口22から車室内に吹出される。
ここで、センタ空調ダクト42の車両上下方向上側は、第一パネル30の上側壁部42Aによって構成されている。従って、上述の空調風が冷風であっても、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、センタ空調ダクト42に対応するインストルメントパネル本体12の表面において結露が発生することを抑制することができる。
しかも、上側壁部42Aは、第一パネル30に一体に形成されているので、インストルメントパネル本体12の表面に結露が発生することを抑制するために、第一パネル30とは別に断熱材等の別部材を設ける必要性も無くすことができる。
また、このインストルメントパネル10によれば、上側壁部42Aには、補強部50が形成されており、この補強部50には、図4に示されるように、それぞれインストルメントパネル本体12側に凸を成しその先端に荷重受け面52Aを有する複数の凸部52と、この複数の凸部52の基端側を連結する連結部54とが形成されている。また、この複数の凸部52の荷重受け面52Aは、いずれも中央パネル部48の裏面48A(車両構造体20側の面)に接合されている。
従って、この複数の凸部52の間の連続した閉断面66によって中央パネル部48の剛性が向上されるので、この中央パネル部48に荷重や衝撃が加わったときでも、中央パネル部48が必要以上に変形されることを抑制することができる。しかも、この中央パネル部48に荷重や衝撃が加わったときには、各凸部52の荷重受け面52Aで荷重や衝撃を受けるので、各荷重受け面52Aで応力が分散され、中央パネル部48における特定の部分に応力が集中することも抑制される。これにより、中央パネル部48に荷重や衝撃が加わった場合でも、中央パネル部48の割れを抑制することができる。
また、このようにインストルメントパネル本体12を補強する構造とすることにより、インストルメントパネル本体12の薄肉化が可能となり、軽量化、低コスト化を図ることもできる。
また、第一パネル30の一部を補強部50として利用しているので、部品点数の増加を回避して、更なる軽量化、低コスト化を図ることができる。
また、複数の凸部52は、図3に示されるように、互いに並列する第一群の凸部52と第二群の凸部52との間に直線状の折れ線が存在しないので、補強部50の折れを抑制して、補強部50の剛性を確保することができる。
また、複数の凸部52の間が共鳴セルとしての役割を果たすので、音の共鳴効果による吸音効果も発揮することができる。これにより、インストルメントパネル本体12の裏側に配置する吸音材を小型化できるか又は廃止することができる。
また、図1に示される第二パネル32の車両幅方向両端部32Bを真空成形によって形成するので、この部分の薄肉化が可能となり、更なる軽量化、低コスト化を図ることができる。
また、インテグラルヒンジ60を起点にサイドデフロスタダクト下流部58Bを折り返してサイド空調ダクト56の下流部56Bとサイドデフロスタダクト下流部58Bとをクロスさせているので、サイド空調吹出口26とサイドデフロスタ吹出口28との配置に制約を与えることなく、簡単な構成でサイド空調ダクト56とサイドデフロスタダクト58との一体構造を成立させることができる。
次に、本発明の第一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、センタ空調ダクト42を構成する上側壁部42Aに補強部50が形成されていたが、次のように構成されていても良い。
すなわち、図6に示される変形例では、第一パネル30に、補強部50に加えて補強部70が形成されている。この補強部70は、第一壁部44Aと連続して形成されると共に、この第一壁部44Aと上側壁部42Aとの間に配置されている(つまり、センタ空調ダクト42及びセンタデフロスタダクト44以外の部分に形成されている)。また、この補強部70は、上述の補強部50と同様の構成とされており(図3,図4参照)、この補強部70と車両前後方向に連続するように並んで配置されて補強部50と共にインストルメントパネル本体12を補強している。
このように、構成されていると、インストルメントパネル本体12のより広い範囲を補強することができる。
なお、例えば、補強部70による補強のみで十分である場合には、上側壁部42Aに補強部50が形成されていなくても良い。
このように、構成されていると、例えば、センタ空調ダクト42の配置や形状に制約を与えたり、センタ空調ダクト42内の空気の流れに影響を与えたりすることを回避することができる。
なお、上側壁部42Aに補強部50が形成されていない場合には、上側壁部42Aとインストルメントパネル本体12との間に断熱空間が確保されていることが望ましい。
また、上記実施形態では、第二パネル32の車両幅方向両端部32Bのみが真空成形によりそれぞれ形成されていたが、第一パネル30及び第二パネル32の全体がそれぞれ真空成形によりそれぞれ形成されていても良い。また、第一パネル30及び第二パネル32のその他の部位が真空成形によって形成されていても良い。
また、上記実施形態では、第一パネル30に補強部50が形成されていたが、図7に示されるように、第二パネル32におけるインストルメントパネル本体12の右側パネル部72及び左側パネル部74との接合部に、補強部50と同様の補強部80,82が形成されていても良い。なお、補強部80,82のうちどちらか一方のみが形成されていても良い。
また、上記実施形態において、複数の凸部52は、それぞれ平面視六角形状に形成されていたが、それぞれ平面視円形状に形成されていても良い。
このように構成されていても、補強部50の折れを抑制して、補強部50の剛性を確保することができる。
また、上記実施形態において、複数の凸部52の荷重受け面52Aは、いずれも中央パネル部48の裏面48Aに接合されていたが、この複数の凸部52のうちいずれか(例えば、6個の凸部52に囲まれた中央の凸部52)の荷重受け面52Aは、中央パネル部48の裏面48Aに接合されていなくても良い。つまり、複数の凸部52のうち少なくともいずれか複数の凸部52の荷重受け面52Aが中央パネル部48の裏面48Aに接合されていれば良い。
また、上記実施形態において、複数の凸部52は、インストルメントパネル本体12に沿う互いに交差する二方向に並んで形成されていたが、それぞれ特定の方向に延びると共に互いに平行に形成された突条で構成されていても良く、また、全体としてハニカム状を成すように互いに連続して形成されていても良い。
また、上記実施形態においては、図1に想像線にて示されるように、第一パネル30及び第二パネル32と別体のシート材68が設けられ、このシート材68が、サイド空調ダクト56の上流部56A及びサイドデフロスタダクト上流部58Aにおけるインストルメントパネル本体12側の開放口をそれぞれ塞ぐように、第二パネル32に重ねられた状態で接合されても良い。つまり、サイド空調ダクト56の上流部56A及びサイドデフロスタダクト上流部58Aにおける車両上下方向上側は、シート材68によって構成されても良い。
このように構成されていると、このサイド空調ダクト56及びサイドデフロスタダクト58内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、サイド空調ダクト56及びサイドデフロスタダクト58に対応するインストルメントパネル本体12の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
なお、このシート材68は、上述の図7に示される変形例においても適用可能である。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図8に示されるように、本発明の第二実施形態に係る車両用インストルメントパネルとしてのインストルメントパネル90は、インストルメントパネル本体12と、ダクト構成部材94とを備えている。
インストルメントパネル本体12は、本発明の第一実施形態のものと同一の構成とされている。このインストルメントパネル本体12の右側パネル部72及び左側パネル部74は、後述する補強部120,122によってそれぞれ補強されている。
ダクト構成部材94は、樹脂製とされており、インストルメントパネル本体12と車両構造体20との間に設けられている。このダクト構成部材94は、第一パネル100と、車両上下方向下側に配置された第二パネル102とによって構成されている。
この第一パネル100と第二パネル102とは、空調装置16の送風口34とセンタ空調吹出口22とを連通する空調ダクトとしてのセンタ空調ダクト112と、空調装置16の送風口34とセンタデフロスタ吹出口24とを連通するデフロスタダクトとしてのセンタデフロスタダクト114と、空調装置16の送風口34とサイド空調吹出口26とを連通する空調ダクトとしてのサイド空調ダクト116と、空調装置16の送風口34とサイドデフロスタ吹出口28とを連通するデフロスタダクトとしてのサイドデフロスタダクト118とを構成している。
つまり、第一パネル100には、センタ空調ダクト112の車両上下方向上側を構成する上側壁部112Aと、センタデフロスタダクト114の車両前後方向後側の一部を構成する第一壁部114Aと、サイド空調ダクト116の車両上下方向上側を構成する上側壁部116Aと、サイドデフロスタダクト118の車両上下方向上側を構成する上側壁部118Aとが形成されている。
一方、第二パネル102には、上側壁部112Aとでセンタ空調ダクト112を構成する下側壁部112Bと、第一壁部114Aとでセンタデフロスタダクト114を構成する第二壁部114Bと、上側壁部116Aとでサイド空調ダクト116を構成する下側壁部116Bと、上側壁部118Aとでサイドデフロスタダクト118を構成する下側壁部118Bとが形成されている。
なお、この第一パネル100及び第二パネル102は、例えば、真空成形や、射出成形等によって個別に形成される。
そして、図9に示されるように、第二パネル102におけるインストルメントパネル本体12との接合部162は、第一パネル100におけるインストルメントパネル本体12との接合部164と重ね合わされた状態で、この接合部164と共に(この接合部と同時に)、インストルメントパネル本体12の裏面12Aに例えば溶着等により接合されている。
なお、特に図示しないが、第二パネル102のその他の接合部も、第一パネル100のその他の接合部と重ね合わされた状態で、この接合部と共に(この接合部と同時に)、インストルメントパネル本体12の裏面12Aに例えば溶着等により接合されている。
また、図8に示されるように、このダクト構成部材94には、センタ空調ダクト112、センタデフロスタダクト114、サイド空調ダクト116、サイドデフロスタダクト118以外の部分で、且つ、右側パネル部72及び左側パネル部74と車両上下方向に対向する部位に、補強部120,122がそれぞれ形成されている。
なお、この一対の補強部120,122は、略同様の構成とされている。従って、ここでは、右側(助手席側)の補強部120について説明し、左側(運転席側)の補強部122については、説明を省略する。
補強部120は、第一パネル100に形成された第一補強パネル部124と、第二パネル102に形成された連結部としての第二補強パネル部126とを有して構成されている。
第一補強パネル部124には、図10に示されるように、車両上下方向下側に凸を成す複数のビード130が形成されている。この複数のビード130は、上述のインストルメントパネル本体12に形成された右側パネル部72(図8参照)に沿う互いに交差する二方向(X方向、Y方向)に並んで形成されている。
ここで、この複数のビード130の底面130Aを基準面にした場合、この第一補強パネル部124には、この複数のビード130の隣り合う底面130Aの間に、車両上下方向上側(インストルメントパネル本体12側)に凸を成す凸部132がそれぞれ形成されていると言える。この複数の凸部132は、全体としてハニカム状を成すように互いに連続して形成されている。
この複数の凸部132の先端面は、荷重受け面132Aとされており、平面状に形成されている。この各荷重受け面132Aは、図11に示されるように、右側パネル部72の裏面72A(車両構造体20側の面)に例えば溶着等により接合されている。また、上述の各ビード130の底面130Aは、第二補強パネル部126に接合されており、これにより、複数の凸部132の基端側は、第二補強パネル部126によって連結されている。また、この補強部120では、インストルメントパネル本体12と第二補強パネル部126との間に配置された凸部132の側壁132Bが補強リブの役割を果たすようになっている。
さらに、この補強部120は、インストルメントパネル本体12によって覆われた車両構造体20と車両上下方向に離間して配置されている。
次に、本発明の第二実施形態の作用及び効果について説明する。
このインストルメントパネル90では、図8に示される空調装置16の送風口34からセンタ空調ダクト112に空調風が送られると、この空調風は、センタ空調ダクト112を通じてセンタ空調吹出口22に案内され、このセンタ空調吹出口22から車室内に吹出される。
ここで、センタ空調ダクト112の車両上下方向上側は、第一パネル100の上側壁部112Aによって構成されている。従って、上述の空調風が冷風であっても、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、インストルメントパネル本体12の表面に結露が発生することを抑制することができる。
また同様に、サイド空調ダクト116の車両上下方向上側は、第一パネル100の上側壁部116Aによって構成されている。従って、空調装置16の送風口34からサイド空調ダクト116に冷風が送られた場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、インストルメントパネル本体12の表面に結露が発生することを抑制することができる。
しかも、これら上側壁部112A,116Aは、第一パネル100に一体に形成されているので、インストルメントパネル本体12の表面に結露が発生することを抑制するために、第一パネル100とは別に断熱材等の別部材を設ける必要性も無くすことができる。
また、ダクト構成部材94には、補強部120が形成されており、この補強部120には、図11に示されるように、それぞれインストルメントパネル本体12側に凸を成しその先端に荷重受け面132Aを有する複数の凸部132と、この複数の凸部132の基端側を連結する第二補強パネル部126とが形成されている。また、この複数の凸部132の荷重受け面132Aは、いずれも右側パネル部72の裏面72Aに接合されている。
従って、この複数の凸部132の間の閉断面136によって右側パネル部72の剛性が向上されるので、この右側パネル部72に荷重や衝撃が加わったときでも、右側パネル部72が必要以上に変形されることを抑制することができる。しかも、この右側パネル部72に荷重や衝撃が加わったときには、各凸部132の荷重受け面132Aで荷重や衝撃を受けるので、各荷重受け面132Aで応力が分散され、右側パネル部72における特定の部分に応力が集中することも抑制される。これにより、右側パネル部72に荷重や衝撃が加わった場合でも、右側パネル部72の割れを抑制することができる。
また、このようにインストルメントパネル本体12を補強する構造とすることにより、インストルメントパネル本体12の薄肉化が可能となり、軽量化、低コスト化を図ることもできる。
また、ダクト構成部材94の一部を補強部120,122として利用しているので、部品点数の増加を回避して、更なる軽量化、低コスト化を図ることができる。
しかも、この補強部120,122は、センタ空調ダクト112、センタデフロスタダクト114、サイド空調ダクト116、サイドデフロスタダクト118以外の部分に形成されている。従って、例えば、これらのダクトの配置や形状に制約を与えたり、これらのダクト内の空気の流れに影響を与えたりすることを回避することができる。
また、このインストルメントパネル90によれば、図10に示されるように、複数の凸部132は、全体としてハニカム状を成すように互いに連続して形成されているので、補強部120の折れを抑制して、補強部120の剛性を確保することができる。
また、複数の凸部132の間が共鳴セルとしての役割を果たすので、音の共鳴効果による吸音効果も発揮することができる。これにより、インストルメントパネル本体12の裏側に配置する吸音材を小型化できるか又は廃止することができる。
また、図9に示されるように、第二パネル102におけるインストルメントパネル本体12との接合部(接合部162やその他の接合部)は、第一パネル100におけるインストルメントパネル本体12との接合部(接合部164やその他の接合部)と全て重ね合わされた状態で、この接合部と共に(この接合部と同時に)、インストルメントパネル本体12の裏面12Aに接合されている。従って、第二パネル102の接合部を、第一パネル100の接合部と共にインストルメントパネル本体12の裏面12Aに1工程で接合することができるので、組立工程を短縮することができる。
次に、本発明の第二実施形態の変形例について説明する。
上記第二実施形態において、複数のビード130は、それぞれ平面視六角形状に形成されていたが、それぞれ平面視円形状に形成されていても良い。
このように構成されていても、補強部120の折れを抑制して、補強部120の剛性を確保することができる。
また、上記第二実施形態において、複数の凸部132の荷重受け面132Aは、いずれも右側パネル部72の裏面72Aに接合されていたが、この複数の凸部132のうちいずれかの荷重受け面132Aは、右側パネル部72の裏面72Aに接合されていなくても良い。つまり、複数の凸部132のうち少なくともいずれか複数の凸部132の荷重受け面132Aが右側パネル部72の裏面72Aに接合されていれば良い。
同様に、複数のビード130の底面130Aが全て第二補強パネル部126に接合されている必要は無く、複数のビード130のうちいずれか複数のビード130の底面130Aが第二補強パネル部126に接合されていれば良い。
また、上記第二実施形態において、複数の凸部132は、全体としてハニカム状を成すように形成されていたが、それぞれ特定の方向に延びると共に互いに平行に形成されていても良い。
また、上記第二実施形態においても、上記第一実施形態における補強部50(図1〜図4参照)と同様の補強部が上側壁部112Aに形成されていても良く、また、上記第一実施形態における補強部70(図6参照)と同様の補強部が第一壁部114Aと連続して形成されると共に、第一壁部114Aと上側壁部112Aとの間に配置されていても良い。
また、上記第二実施形態では、ダクト構成部材94におけるインストルメントパネル本体12の右側パネル部72及び左側パネル部74との接合部に、補強部120,122がそれぞれ形成されていたが、このうちどちらか一方のみが形成されていても良い。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。
図12に示されるように、本発明の第三実施形態に係る車両用インストルメントパネルとしてのインストルメントパネル190は、インストルメントパネル本体12と、ダクト構成部材194とを備えている。
インストルメントパネル本体12は、本発明の第一、第二実施形態のものと同一の構成とされている。
ダクト構成部材194は、車両上下方向上側に配置された第一パネル200と、車両上下方向下側に配置された第二パネル202とによって構成されている。第一パネル200の外形形状は、第二パネル202の外形形状よりも小さい。
この第一パネル200と第二パネル202とは、第二実施形態と同様にセンタ空調ダクト212と、センタデフロスタダクト214と、サイド空調ダクト216と、サイドデフロスタダクト218とを構成している。
具体的には、下側の第二パネル202には、センタ空調ダクト212を構成する上方が開放された断面ハット状の下側壁部212Bと、センタデフロスタダクト214の車両前後方向前側の一部を構成する第二壁部214Bと、上方(インストルメントパネル本体12側)が開放された断面ハット状のサイド空調ダクト216と、上方が開放された断面ハット状に形成されサイドデフロスタダクト218の上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部218Aとが形成されている。
一方、上側の第一パネル200には、下側壁部212Bとでセンタ空調ダクト212を構成する下方が開放された断面ハット状の上側壁部212Aと、第二壁部214Bとでセンタデフロスタダクト214の車両前後方向後側の一部を構成する第一壁部214Aと、サイド空調ダクト216及びサイドデフロスタダクト上流部218Aにおけるインストルメントパネル本体12側の開放口を塞ぐシート部268とが形成されている。シート部268には、下方に向けて凸を成す深さの浅い凹部が形成されることで、インストルメントパネル本体12の裏面との間に断熱空間が形成されることが好ましい。
そして、第一パネル200と第二パネル202とは互いに重ね合わされた状態で、インストルメントパネル本体12の裏面に例えば溶着により接合されている。但し、第一パネル200の外形形状が小さい領域においては、第二パネル202の周縁部でインストルメントパネル本体12の裏面に接合されている。
加えて、第一パネル200における車両幅方向両側の部位は、その周縁部が延長されてサイド空調ダクト216内に向けて凸を成す上方が開放された断面ハット状のサイドデフロスタダクト下流部218Bが形成されている。一方、これに対応する第二パネル202におけるサイド空調ダクト216の車両幅方向外側には、インテグラルヒンジ260を介してサイドデフロスタダクト上側壁部258が一体に形成されている。このサイドデフロスタダクト上側壁部258は、サイドデフロスタダクト下流部218Bに比べて深さが浅い断面ハット状に形成されている。また、図13に示されるように、このサイドデフロスタダクト上側壁部258は、車両への組付状態において、インストルメントパネル本体12の裏面12Aとの間に断熱空間266を形成するようになっている。
そして、図13に示されるように、第二パネル202のサイド空調ダクト216内にサイドデフロスタダクト下流部218Bが上下方向に重ね合わされる。次いで、サイドデフロスタダクト上側壁部258がインテグラルヒンジ260を起点に折り返され、サイド空調ダクト216とサイドデフロスタダクト上側壁部258とでサイドデフロスタダクト下流部218Bが挟み込まれる。そして、これら上下方向に重ね合われたサイド空調ダクト216、サイドデフロスタダクト下流部218B、サイドデフロスタダクト上側壁部258が、その互いに重ね合われた接合面にてインストルメントパネル本体12の裏面12Aと接合される。
なお、第一パネル200は、前述した第一実施形態の第一パネル30に対し、その周縁部が延長されてサイド空調ダクト216及びサイドデフロスタダクト上流部218Aを上方から覆うように重ね合わされて第二パネル202に接合された構成と捉えることができるものである。
次に、本発明の第三実施形態の作用及び効果について、前述した第一実施形態及び第二実施形態と異なる点を説明する。
このインストルメントパネル190によれば、第一パネル200から延長された周縁部によってサイド空調ダクト216とサイドデフロスタダクト下流部218Bとが車両上下方向に並んで形成されているので、サイド空調吹出口26とサイドデフロスタ吹出口28との配置に制約を与えることなく、簡単な構成でサイド空調ダクト216とサイドデフロスタダクト218との一体構造を成立させることができる。
また、サイド空調ダクト216及びサイドデフロスタダクト上流部218Aにおけるインストルメントパネル本体12側の開放口は、シート部268によって塞がれている。従って、このサイド空調ダクト216及びサイドデフロスタダクト218内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、サイド空調ダクト216及びサイドデフロスタダクト上流部218Aに対応するインストルメントパネル本体12の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
また、サイドデフロスタダクト下流部218Bにおけるインストルメントパネル本体12側の開放口は、サイドデフロスタダクト上側壁部258によって塞がれている。従って、このサイドデフロスタダクト218内に冷風が流通された場合でも、この冷風がインストルメントパネル本体12の裏面に直接的に接触しないので、サイドデフロスタダクト下流部218Bに対応するインストルメントパネル本体12の表面においても結露が発生することを抑制することができる。
なお、本発明の第三実施形態において、第一パネル200及び第二パネル202には、上述の第一、第二実施形態と同様の複数の凸部を有する補強部が形成されていても良い(図1,図7,図8参照)。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。

Claims (16)

  1. 空調装置を有する車両構造体を車両上下方向上側から覆うと共に、空調吹出口とデフロスタ吹出口とが形成されたインストルメントパネル本体と、
    前記インストルメントパネル本体に対する車両上下方向下側に配置されて前記インストルメントパネル本体に接合されると共に、前記空調装置の送風口と前記空調吹出口とを連通する空調ダクトの車両上下方向上側を構成する上側壁部と、前記空調装置の送風口と前記デフロスタ吹出口とを連通するデフロスタダクトの一部を構成する第一壁部とが形成された第一パネルと、
    前記第一パネルに対する車両上下方向下側に配置されて前記インストルメントパネル本体に接合されると共に、前記上側壁部とで前記空調ダクトを構成する下側壁部と、前記第一壁部とで前記デフロスタダクトを構成する第二壁部とが形成された第二パネルと、
    を備えた車両用インストルメントパネル。
  2. 前記第一パネル及び第二パネルの少なくとも一方には、それぞれ前記インストルメントパネル本体側に凸を成しその先端に荷重受け面を有する複数の凸部と、前記複数の凸部の基端側を連結する連結部とを有する補強部が形成され、
    前記複数の凸部のうち少なくともいずれか複数の凸部の荷重受け面は、前記インストルメントパネル本体の裏面に接合されている、
    請求項1に記載の車両用インストルメントパネル。
  3. 前記複数の凸部は、互いに並列する第一群の凸部と第二群の凸部との間に直線状の折れ線が存在しないように配列されている、
    請求項2に記載の車両用内装パネル。
  4. 前記複数の凸部は、全体としてハニカム状を成すように互いに連続して形成されている、
    請求項2に記載の車両用内装パネル。
  5. 前記補強部は、前記上側壁部に形成されている、
    請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  6. 前記補強部は、前記空調ダクト及び前記デフロスタダクト以外の部分に形成されている、
    請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  7. 前記補強部は、前記第一壁部と連続して形成されると共に、前記第一壁部と前記上側壁部との間に配置されている、
    請求項6に記載の車両用インストルメントパネル。
  8. 前記補強部は、前記インストルメントパネル本体の右側パネル部及び左側パネル部の少なくとも一方との接合部に形成されている、
    請求項6に記載の車両用インストルメントパネル。
  9. 前記補強部は、
    前記第一パネルに形成され、前記複数の凸部が形成された第一補強パネル部と、
    前記第二パネルに形成された前記連結部としての第二補強パネル部と、
    を有する、
    請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  10. 前記第二パネルにおける前記インストルメントパネル本体との接合部は、前記第一パネルにおける前記インストルメントパネル本体との接合部と重ね合わされた状態で該接合部と共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合されている、
    請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  11. 前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが車両上下方向に並んで形成され、
    前記第二パネルには、
    前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、
    前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトの上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部と、
    前記サイド空調ダクトの車両幅方向外側にインテグラルヒンジを介して一体に形成されると共に、前記インテグラルヒンジを起点に折り返されて前記サイド空調ダクトと車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクトと共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクト上流部と連通されて前記サイドデフロスタダクトの下流側を構成するサイドデフロスタダクト下流部とが形成されている、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  12. 前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが形成され、
    前記第二パネルには、前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトとがそれぞれ前記インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、
    前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクトにおける前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐシート材を備えた、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  13. 前記第一パネル及び前記第二パネルの少なくとも一部は、真空成形によって形成されている、
    請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載の車両用インストルメントパネル。
  14. 前記インストルメントパネル本体の車両幅方向両端側には、サイド空調吹出口とサイドデフロスタ吹出口とが車両上下方向に並んで形成され、
    前記第二パネルには、
    前記空調装置の送風口と前記サイド空調吹出口とを連通するサイド空調ダクトと、前記空調装置の送風口と前記サイドデフロスタ吹出口とを連通するサイドデフロスタダクトの上流側を構成するサイドデフロスタダクト上流部とがそれぞれ前記インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、
    前記第一パネルには、その周縁部が延長されて前記サイド空調ダクトと車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクトと共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクトの下流側を構成するサイドデフロスタダクト下流部が形成されている、
    請求項1に記載の車両用インストルメントパネル。
  15. 前記第一パネルには、前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクト上流部における前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐシート部が形成されている、
    請求項14に記載の車両用インストルメントパネル。
  16. 前記サイドデフロスタダクト下流部は、インストルメントパネル本体側に開放された断面ハット状に形成され、
    前記第二パネルには、前記サイド空調ダクトの車両幅方向外側にインテグラルヒンジを介して一体に形成されると共に、前記インテグラルヒンジを起点に折り返されて前記第一パネルのサイドデフロスタダクト下流部と車両上下方向に重ね合わされた状態で前記サイド空調ダクト及び前記サイドデフロスタダクト下流部と共に前記インストルメントパネル本体の裏面に接合され、且つ、前記サイドデフロスタダクト下流部における前記インストルメントパネル本体側の開放口を塞ぐサイドデフロスタダクト上側壁部が形成されている、
    請求項14又は請求項15に記載の車両用インストルメントパネル。
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