JPWO2011089693A1 - エレベーターの群管理システム - Google Patents

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Abstract

複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムにおいて、システムのセキュリティ性を低下させることなく、利用者がエレベーターへの乗車前に自分の行先階を登録することができるようにする。本群管理システムは、利用者がエレベーターへの乗車前に手動操作によって行先階を登録する行先操作盤と、利用者が個人特定情報を入力して本人認証を行うための認証装置とを備える。また、行先操作盤からの行先階登録を所定の制限階について制限するとともに、認証装置によって本人認証がなされると、制限階に対する行先階登録の上記制限を解除する。そして、群管理制御装置は、行先操作盤から登録された行先階に対し、複数のエレベーターの中から最適なかごを割り当てる。

Description

この発明は、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムに関するものである。
複数台のエレベーターの運行管理を行う群管理システムでは、利用者が登録した行先階に対し、上記複数台のエレベーターの中から最適なエレベーター(のかご)を割り当てて、応答させている。
このような機能を有する群管理システムの従来技術として、例えば、エレベーターの乗場に認証装置を設置することにより、利用者が所持する情報送信機からの情報を上記認証装置が読み取り、その利用者の行先階登録を自動的に行うものが提案されている(特許文献1参照)。
日本特開平8−81143号公報
特許文献1に記載のものでは、システム側の認証装置が自動的に情報送信機との通信を行うため、利用者の意図しないうちに、行先階登録が行われてしまう可能性がある。このため、システムとしてのセキュリティ性が低下するといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムにおいて、システムのセキュリティ性を低下させることなく、利用者がエレベーターへの乗車前に自分の行先階を登録することができるエレベーターの群管理システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターの群管理システムは、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムであって、利用者がエレベーターへの乗車前に手動操作によって行先階を登録するための行先操作盤と、行先操作盤に近接して設けられ、利用者が個人特定情報を入力して本人認証を行うための認証装置と、行先操作盤からの行先階登録を所定の制限階について制限するとともに、認証装置によって本人認証がなされると、制限階に対する行先階登録の制限を解除する登録階判定手段と、行先操作盤から登録された行先階に対し、複数のエレベーターの中から最適なかごを割り当てる群管理制御装置と、を備えたものである。
この発明によれば、複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムにおいて、システムのセキュリティ性を低下させることなく、利用者がエレベーターへの乗車前に自分の行先階を登録することができるようになる。
この発明に係るエレベーターの群管理システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの他の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの他の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明に係るエレベーターの群管理システムを示す構成図である。本群管理システムは、複数台のエレベーターの運行管理を行う機能を有している。
図1において、1はエレベーターの利用者が手動操作によって行先階を登録するための行先操作盤である。行先操作盤1はエレベーターの乗場等に設置されており、利用者は、エレベーター(のかご)への乗車前に、行先操作盤1から自分の行先階を手動入力する。
2はエレベーターの利用者が、個人を特定するための情報(以下、「個人特定情報」という)を入力して本人認証を行うための認証装置である。認証装置2は、入力された個人特定情報(例えば、カード情報、指紋情報、暗証番号等)と既登録情報との比較を行うことにより、個人特定情報の入力者が既登録者であるか否かを判定する。そして、認証装置2は、上記比較によって、個人特定情報の入力者が既登録者本人であるとの認証を行うと、その旨の情報(認証成功信号)を出力する。認証装置2は、各行先操作盤1に対応しており、例えば、対応の行先操作盤1に近接して設けられている。
3は複数台のエレベーターの運行管理を行う群管理制御装置、4は各エレベーターのかごを制御するかご制御装置である。
群管理制御装置3は、利用者が行先操作盤1を操作することによって登録された行先階に対し、上記複数台のエレベーターの中から最適なエレベーターのかごを割り当てる機能を有している。そして、かご制御装置4は、群管理制御装置3から割当情報を受信すると、受信した割当情報に基づき、利用者が行先操作盤1から登録した行先階に、自号機のかごを応答させる。
上記構成を有する群管理システムには、セキュリティ性の低下を防止するための機能が備えられている。登録階判定手段は、上記機能を実現するために備えられたものであり、常時は、行先操作盤1からの行先階登録を所定の制限階について制限する。また、登録階判定手段は、認証装置2によって本人認証がなされると、上記制限階に対する行先階登録の制限を解除し、制限階を行先階として登録可能な状態にする。なお、登録階判定手段による登録制限が行われていない行先階については、通常通り、利用者の行先操作盤1に対する操作に基づいてその登録が行われる。
登録階判定手段は、群管理制御装置3及び行先操作盤1の何れか一方に備えられていれば良い。本実施の形態においては、登録階判定手段5が群管理制御装置3に備えられている場合について具体的な説明を行う。
かかる場合、行先操作盤1には、テンキー6と表示器7とが設けられる。
テンキー6は、利用者がエレベーターへの乗車前に自分の行先階を手動入力するためのものであり、行先操作盤1に常設されている。なお、テンキー6は、行先階毎の釦等、他の入力手段によって構成されていても良い。また、表示器7は、行先操作盤1から行先階の登録を行う利用者に対して、所定の情報を提供するために備えられている。
一方、群管理制御装置3には、上記登録階判定手段5の他、制限階記憶手段8、制限階制御手段9、制限解除手段10、制限解除階送信手段11、割当かご決定手段12の各手段が備えられている。
制限階記憶手段8は、制限階を記憶する機能を有している。制限階とは、行先操作盤1からの行先階登録を、認証装置2によって本人認証がなされた利用者のみに制限するための階床のことである。例えば、上記複数台のエレベーターがサービスする階床の一部が、制限階として制限階記憶手段8に予め記憶されている。
制限階制御手段9は、行先階登録の制限の解除を行う制限階(制限解除階)を決定する機能を有している。認証装置2によって本人認証がなされると、認証装置2から群管理制御装置3に対して認証成功信号が送信される。制限解除手段10は、群管理制御装置3が認証装置2から認証成功信号を受信すると、制限階制御手段9に対して制限解除要求を出力する。制限階制御手段9は、制限解除手段10からの制限解除要求が入力されると、制限階記憶手段8に記憶されている制限階に基づいて、上記制限解除階を決定する。そして、制限階制御手段9は、上記決定を行うと、制限解除階送信手段11と登録階判定手段5とに対して制限解除階情報を出力する。
制限解除階送信手段11は、制限階制御手段9から入力された制限解除階情報を行先操作盤1に対して送信する機能を有している。なお、行先操作盤1では、制限解除階送信手段11から制限解除階情報を受信すると、表示器7に所定の情報を表示して、利用者に対する報知を行う。例えば、行先操作盤1は、制限解除階情報を受信すると、制限解除階の一覧を表示器7に表示して、各制限解除階の行先階登録が可能である旨を利用者に通知する。或いは、行先操作盤1は、制限解除階情報を受信すると、具体的な制限解除階の階床名を表示器7に表示させず、制限階に対する行先階登録の制限が解除された旨のみを表示器7に表示する。
また、利用者が上記表示器7の表示を確認する等してテンキー6を操作し、行先階を手動入力すると、入力された行先階の情報が行先操作盤1から群管理制御装置3に対して送信される。
登録階判定手段5は、制限階制御手段9からの制限解除階情報と、行先操作盤1からの行先階情報とに基づき、利用者の行先階を登録するか否かを決定する機能を有している。
例えば、登録階判定手段5は、テンキー6から入力された行先階が制限階記憶手段8に制限階として記憶されているか否かを判定する。そして、登録階判定手段5は、入力された行先階が制限階として記憶されている場合は、認証装置2によって本人認証がなされた場合のみ、その登録を許可する。また、登録階判定手段5は、入力された行先階が制限階として記憶されていない場合、その行先階がサービス可能であれば、その登録を許可する。
割当かご決定手段12は、利用者がテンキー6から入力した行先階のうち、登録階判定手段5が登録を許可したものについて、かごを割り当てる機能を有している。そして、割当かご決定手段12は、行先階に対する割当かごを決定すると、対応のかご制御装置4に対して割当情報を送信し、その行先階に対する応答を行わせる。また、割当かご決定手段12は、行先階に対する割当かごを決定すると、対応の行先操作盤1に割当情報を送信し、割当かごの情報を表示器7に表示させる。
次に、図2を参照し、上記構成を有する群管理システムの動作について具体的に説明する。図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
エレベーターの利用者が、認証装置2に対して認証の操作を行うと(S101)、認証装置2は、入力された個人特定情報に基づいて本人認証処理を行い、認証が成功したか否かを判定する(S102)。S102において本人認証がなされると、認証装置2は、群管理制御装置3に対して認証成功信号を送信する(S103)。
群管理制御装置3では、認証装置2からの認証成功信号を受信すると、制限解除手段10から制限階制御手段9に対して制限解除要求を出力する(S104)。制限階制御手段9は、制限解除手段10から制限解除要求が入力されると、本人認証が行われた認証装置2に対応する行先操作盤1から、制限階を行先階として登録することを所定時間許可するための処理を行う(S105)。即ち、制限階制御手段9は、登録階判定手段5に対して制限解除階情報を出力する。
なお、利用者が行先操作盤1のテンキー6を使用して行先階の入力を行うと(S106)、行先操作盤1から群管理制御装置3に対して行先階情報が送信される(S107)。登録階判定手段5は、行先操作盤1から行先階情報を受信すると、その行先階の登録が許可されているか否かを判定する(S108)。S106において、利用者が制限階記憶手段8に制限階として記憶されている階床を行先階として入力した場合、登録階判定手段5は、S105で制限解除階情報が入力された場合のみ、S108において許可されている旨の判定を行う。
かかる場合、割当かご決定手段12は、利用者の行先階に対して最適なかごを割り当てる(S109)。また、利用者の行先階に対する割当かごが決定すると、群管理制御装置3は、S106で利用者が行先階入力を行った行先操作盤1と、対応のかご制御装置4とに対して割当情報を送信する(S110)。
行先操作盤1は、群管理制御装置3から割当情報を受信すると、表示器7に割当かごの情報を表示して利用者に対する報知を行う(S111)。また、かご制御装置4は、群管理制御装置3から受信した割当情報に基づき、かごを適切に制御する(S112)。
一方、S102において本人認証が成功していない、或いは、S101において認証装置2に対する認証操作を行っていない場合、利用者が、S106において制限階記憶手段8に制限階として記憶されている階床を行先階として入力すると、S108において許可されていない旨の判定がなされる。かかる場合、割当かご決定手段12は、利用者の行先階に対するかごの割り当てを行わない(S113)。また、群管理制御装置3は、S106で利用者が行先階入力を行った行先操作盤1に対して、登録禁止情報を送信する(S114)。なお、行先操作盤1は、群管理制御装置3から登録禁止情報を受信すると、表示器7に、利用者が入力した行先階が制限中であり、登録できない旨を表示する(S115)。
この発明の実施の形態1によれば、認証装置2によって本人認証がなされると、その認証装置2と対になっている行先操作盤1において、制限階を行先階として登録するための操作が可能となる。このため、利用者がエレベーターへの乗車前に行先階登録を行う群管理システムにおいて、システムのセキュリティ性を低下させる恐れはなく、その利便性が損なわれる恐れもない。
なお、本実施の形態においては、S102において本人認証がなされた場合に、対応の行先操作盤1から所定の報知を行っても良い。図3及び図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの群管理システムの他の動作を示すフローチャートであり、かかる場合の動作を示している。
例えば、S102において認証が成功すると、行先操作盤1は、行先階登録の制限が解除された制限階の一覧を表示器7から表示する(S116)。具体的に、S102の後に制限階制御手段9から制限解除階情報が出力されると、制限解除階送信手段11は、その制限解除階情報を、行先操作盤1に対して送信する。そして、行先操作盤1は、受信した制限解除階情報に基づき、行先階登録の制限が解除された行先階の一覧を表示器7に表示する。
また、S102において認証が成功すると、行先操作盤1は、具体的な制限解除階の階床名を表示器7に表示することなく、表示器7に、行先階の登録を促す表示を行う(S117)。例えば、行先操作盤1は、制限解除階情報を群管理制御装置3から受信すると、制限階に対する登録制限が解除された旨を表示器7に表示する。
実施の形態2.
本実施の形態においては、登録階判定手段が行先操作盤1に備えられている場合について具体的な説明を行う。
かかる場合、群管理制御装置3には、制限階記憶手段8、制限階送信手段13、割当かご決定手段12が備えられる。
制限階送信手段13は、制限階記憶手段8に記憶されている制限階の情報を、各行先操作盤1に対して送信する機能を有している。
また、行先操作盤1には、テンキー6及び表示器7の他、制限階記憶手段14、制限階制御手段15、制限解除手段16、登録階判定手段17の各手段が備えられている。
制限階記憶手段14は、制限階を記憶する機能を有している。制限階記憶手段14は、行先操作盤1が制限階送信手段13から受信した制限階情報に基づき、制限階を記憶する。即ち、制限階記憶手段14には、制限階記憶手段8の記憶内容と同じ内容が記憶される。
制限階制御手段15は、行先階登録の制限の解除を行う制限階を決定する機能を有している。認証装置2によって本人認証がなされると、認証装置2から対応の行先操作盤1に対して認証成功信号が送信される。制限解除手段16は、行先操作盤1が認証装置2から認証成功信号を受信すると、制限階制御手段15に対して制限解除要求を出力する。制限階制御手段15は、制限解除手段16からの制限解除要求が入力されると、制限階記憶手段14に記憶されている制限階に基づいて、制限解除階を決定する。そして、制限階制御手段15は、上記決定を行うと、登録階判定手段17に対して制限解除階情報を出力する。
なお、行先操作盤1では、制限階制御手段15からの制限解除階情報に基づき、図3及び図4の動作を実施しても良い。
また、利用者が表示器7の表示を確認する等してテンキー6を操作し、行先階を手動入力すると、入力された行先階情報が登録階判定手段17に入力される。
登録階判定手段17は、制限階制御手段15からの制限解除階情報と、テンキー6からの行先階情報とに基づき、利用者の行先階を登録するか否かを決定する。
例えば、登録階判定手段17は、テンキー6から入力された行先階が制限階記憶手段14に制限階として記憶されているか否かを判定する。そして、登録階判定手段17は、入力された行先階が制限階として記憶されている場合は、認証装置2によって本人認証がなされた場合のみ、その登録を許可する。また、登録階判定手段17は、入力された行先階が制限階として記憶されていない場合、その行先階がサービス可能であれば、その登録を許可する。
なお、登録階判定手段17は、登録を許可すると、その登録階情報を群管理制御装置3に対して送信する。一方、上記登録を許可しない場合、登録階判定手段17は、例えば、テンキー6から入力された行先階が登録制限中で、登録できない旨を表示器7に表示させる。
割当かご決定手段12は、登録階判定手段17からの登録階情報に基づき、かごの割り当てを行う機能を有している。即ち、割当かご決定手段12は、利用者がテンキー6から入力した行先階のうち、登録階判定手段17が登録を許可したものについて、割当かごの選択を行う。そして、割当かご決定手段12は、行先階に対する割当かごを決定すると、対応のかご制御装置4に対して割当情報を送信し、その行先階に対する応答を行わせる。また、割当かご決定手段12は、行先階に対する割当かごを決定すると、対応の行先操作盤1に割当情報を送信し、割当かごの情報を表示器7に表示させる。
次に、図5を参照し、上記構成を有する群管理システムの動作について具体的に説明する。図5はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの群管理システムの動作を示すフローチャートである。
エレベーターの利用者が、認証装置2に対して認証の操作を行うと(S201)、認証装置2は、入力された個人特定情報に基づいて本人認証処理を行い、認証が成功したか否かを判定する(S202)。S202において本人認証がなされると、認証装置2は、対応の行先操作盤1に対して認証成功信号を送信する(S203)。
行先操作盤1では、認証装置2からの認証成功信号を受信すると、制限解除手段16から制限階制御手段15に対して制限解除要求を出力する(S204)。制限階制御手段15は、制限解除手段16から制限解除要求が入力されると、制限階を行先階として登録することを所定時間許可するための処理を行う(S205)。即ち、制限階制御手段15は、登録階判定手段17に対して制限解除階情報を出力する。
なお、利用者が行先操作盤1のテンキー6を使用して行先階の入力を行うと(S206)、テンキー6から登録階判定手段17に対して行先階情報が送信され、登録階判定手段17により、その行先階の登録が許可されているか否かが判定される(S207)。S206において、利用者が制限階記憶手段14に制限階として記憶されている階床を行先階として入力した場合、登録階判定手段17は、S205で制限解除階情報が入力された場合のみ、S207において許可されている旨の判定を行う。
S207において許可されている旨の判定がなされると、行先操作盤1から群管理制御装置3に対して、登録された行先階の情報が送信される(S208)。かかる場合、割当かご決定手段12は、利用者の行先階に対して最適なかごを割り当てる(S209)。また、利用者の行先階に対する割当かごが決定すると、群管理制御装置3は、S206で利用者が行先階入力を行った行先操作盤1と、対応のかご制御装置4とに対して割当情報を送信する(S210)。
行先操作盤1は、群管理制御装置3から割当情報を受信すると、表示器7に割当かごの情報を表示して利用者に対する報知を行う(S211)。また、かご制御装置4は、群管理制御装置3から受信した割当情報に基づき、かごを適切に制御する(S212)。
一方、S202において本人認証が成功していない、或いは、S201において認証装置2に対する認証操作を行っていない場合、利用者が、S206において制限階記憶手段14に制限階として記憶されている階床を行先階として入力すると、S207において許可されていない旨の判定がなされる。かかる場合、行先操作盤1は、表示器7に、利用者が入力した行先階が制限中であり、登録できない旨を表示する(S213)。
この発明の実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果を奏することが可能である。
この発明に係るエレベーターの群管理システムは、複数台のエレベーターの運行管理を行い、利用者がエレベーターへの乗車前に行先階登録を行うものに対して適用することができる。
1 行先操作盤
2 認証装置
3 群管理制御装置
4 かご制御装置
5、17 登録階判定手段
6 テンキー
7 表示器
8、14 制限階記憶手段
9、15 制限階制御手段
10、16 制限解除手段
11 制限解除階送信手段
12 割当かご決定手段
13 制限階送信手段

Claims (8)

  1. 複数台のエレベーターの運行管理を行うエレベーターの群管理システムであって、
    利用者がエレベーターへの乗車前に手動操作によって行先階を登録するための行先操作盤と、
    前記行先操作盤に近接して設けられ、利用者が個人特定情報を入力して本人認証を行うための認証装置と、
    前記行先操作盤からの行先階登録を所定の制限階について制限するとともに、前記認証装置によって本人認証がなされると、制限階に対する行先階登録の制限を解除する登録階判定手段と、
    前記行先操作盤から登録された行先階に対し、前記複数のエレベーターの中から最適なかごを割り当てる群管理制御装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターの群管理システム。
  2. 前記登録階判定手段は、前記複数台のエレベーターがサービスする階床の一部についてのみ、行先階登録の制限を行うことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの群管理システム。
  3. 前記登録階判定手段は、前記群管理制御装置に備えられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの群管理システム。
  4. 前記行先操作盤は、
    利用者が行先階を手動入力するために常設された入力手段と、
    を備え、
    前記群管理制御装置は、
    制限階を記憶する制限階記憶手段と、
    を備え、
    前記登録階判定手段は、前記入力手段から入力された行先階が前記制限階記憶手段に制限階として記憶されているか否かを判定し、制限階として記憶されている場合は、前記認証装置によって本人認証がなされた場合のみ、前記入力手段から入力された行先階の登録を許可することを特徴とする請求項3に記載のエレベーターの群管理システム。
  5. 前記登録階判定手段は、前記行先操作盤に備えられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの群管理システム。
  6. 前記行先操作盤は、
    制限階を記憶する制限階記憶手段と、
    利用者が行先階を手動入力するために常設された入力手段と、
    を備え、
    前記登録階判定手段は、前記入力手段から入力された行先階が前記制限階記憶手段に制限階として記憶されているか否かを判定し、制限階として記憶されている場合は、前記認証装置によって本人認証がなされた場合のみ、前記入力手段から入力された行先階の登録を許可することを特徴とする請求項5に記載のエレベーターの群管理システム。
  7. 前記行先操作盤に設けられた表示器と、
    を更に備え、
    前記行先操作盤は、前記認証装置によって本人認証がなされると、行先階登録の制限が解除された制限階の一覧を前記表示器に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの群管理システム。
  8. 前記行先操作盤に設けられた表示器と、
    を更に備え、
    前記行先操作盤は、前記認証装置によって本人認証がなされると、制限階に対する行先階登録の制限が解除された旨を前記表示器に表示し、具体的な階床名表示を行わないことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの群管理システム。
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