JPWO2011016396A1 - 多段変速機 - Google Patents
多段変速機 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2011016396A1 JPWO2011016396A1 JP2011525868A JP2011525868A JPWO2011016396A1 JP WO2011016396 A1 JPWO2011016396 A1 JP WO2011016396A1 JP 2011525868 A JP2011525868 A JP 2011525868A JP 2011525868 A JP2011525868 A JP 2011525868A JP WO2011016396 A1 JPWO2011016396 A1 JP WO2011016396A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- gear
- annular plate
- plate member
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/083—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts with radially acting and axially controlled clutching members, e.g. sliding keys
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19219—Interchangeably locked
- Y10T74/19242—Combined gear and clutch
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Abstract
Description
この歯車と歯車軸の係合に、カム部材により作動する揺動爪部材を用いた構成が、同じ出願人により先に出願された例にある(特許文献1)。
互いに平行な歯車軸にそれぞれ複数の駆動歯車(m)と被動歯車(n)が変速段毎に常時噛み合い状態で軸支され、前記駆動歯車(m)と前記被動歯車(n)の一方の複数の歯車が歯車軸に固定され、他方の各歯車の内周面に形成された係合凸部(31)と歯車軸(12)に径方向外側に出没可能に設けられた係合爪(R)の突出により互いの係合を行う係合手段が各歯車ごとに切り換えられて変速を行う多段変速機において、前記歯車(n)の内周面に環状に突出した内周突条部(30C)に前記係合凸部(31)が形成され、前記歯車(n)の前記係合凸部(31)が形成される前記内周突条部(30C)の側面に相対回動自在に近接する環状板部材(35)と、前記歯車(n)と前記環状板部材(35)との間に介装され両者の所定の相対位置関係を弾性的に維持する戻しばね(38)とを備え、前記環状板部材(35)は、内周面に周方向に前記係合爪(R)と当接可能な傾斜面を有して当接凸部(36)が突出形成され、前記当接凸部(36)の少なくとも前記傾斜面形成部分を除いた部分が軸方向視で前記係合凸部(31)に重なるように前記戻しばね(38)により位置決めされ、前記当接凸部(36)の傾斜面は、前記係合爪(R)が係合可能な傾斜角を有する底部傾斜面(36pb)と前記係合爪(R)が係合不能で摺接する傾斜角を有する頂部傾斜面(36ps)とからなる多段変速機とした。
前記係合爪(R)は前記歯車軸に対して揺動して爪先端部(Rp)を径方向に出没し、前記係合爪(R)の爪先端部(Rp)が前記当接凸部(36)の底部傾斜面(36pb)に接したときの接点(Q)と前記係合爪(R)の揺動中心(P)とを結ぶ直線(PQ)と前記底部傾斜面(36pb)とのなす角度を直角に近い鈍角としたことを特徴とする。
前記直線(PQ)と前記底部傾斜面(36pb)とのなす角度(θ)は、90度を超えて100度以下の角度であることを特徴とする。
前記歯車(n)の前記内周突条部(30C)に形成された前記係合凸部(31)の周方向両側基部のうち少なくともシフトアップ用の前記係合爪(Ra)と係合する側の基部に溝(31v)を形成したことを特徴とする。
前記歯車(n)の前記係合凸部(31)が形成される前記内周突条部(30C)の側面に周方向に沿って円弧状溝(32)を設け、
前記環状板部材(35)の前記内周突条部(30C)に対向する側面に前記円弧状溝(32)に対応する円弧状切欠き(37)を形成し、前記円弧状溝(32)と前記円弧状切欠き(37)に跨って前記戻しばね(38)を介装し、前記環状板部材(35)の前記内周突条部(30C)に対向する側面の反対面を係止部材(39)により係止して前記環状板部材(35)の軸方向の移動を規制したことを特徴とする。
前記環状板部材(35)の前記当接凸部(36)の周方向幅は、ともに突出状態にあるシフトアップ用の前記係合爪(Ra)の爪先端部(Rp)とシフトダウン用の前記係合爪(Rb)の爪先端部(Rp)との周方向間隔より小さいことを特徴とする。
前記歯車(n)は、前記歯車軸(12)に外装された隣り合う軸受カラー部材(13,13)間に跨るように外嵌して回転自在に軸支され、前記軸受カラー部材(13)の前記環状板部材(35)が設けられた側の外周端縁が環状に切り欠かれて縁取り段部(13d)が形成され、同縁取り段部(13d)に前記歯車(n)の内周端縁が嵌合して軸支されることを特徴とする。
減速比が最小または最大の歯車のうち少なくとも最小の歯車(n6)には、前記環状板部材(35)との間に、前記戻しばね(38)による位置決めに代えて、前記環状板部材(35)を所定のフリクションを持って前記歯車(n6)に追随させるフリクション構造が構成されることを特徴とする。
前記フリクション構造は、前記歯車(n6)の前記内周突条部(30C)の側面と前記環状板部材(35)との間に環状のウェーブスプリング(60)が挟装される構造であることを特徴とする。
前記フリクション構造は、前記歯車(n6)の前記内周突条部(30C)の側面と前記環状板部材(35)との間に環状の皿ばね(70)が挟装される構造であることを特徴とする。
環状板部材(35)は当接凸部(36)の少なくとも傾斜面形成部分を除いた部分が軸方向視で係合凸部(31)に重なるように戻しばね(38)により位置決め(センタリング)されているので、係合爪(R)が係合するときは、歯車(n)の内周突条部(30C)に形成された係合凸部(31)に係合する前に環状板部材(35)の当接凸部(36)の傾斜面に当接することになり、環状板部材(35)の当接凸部(36)の傾斜面は、係合爪(R)が係合可能な傾斜角を有する底部傾斜面(36pb)と係合爪が係合不能で摺接する傾斜角を有する頂部傾斜面(36ps)とからなるので、係合爪(R)は大きく突出した状態では当接凸部(36)の底部傾斜面(36pb)に当接して係合したまま戻しばね(38)に抗して環状板部材(35)を摺動して歯車(n)の係合凸部(31)に係合するが、係合爪(R)が小さく突出した状態では当接凸部(36)の頂部傾斜面(36ps)に係合せずに摺接して当接凸部(36)を乗り越えてしまうので、係合爪(R)の一部に過大な荷重が加わることが回避され、当接凸部(36)を乗り越えた係合爪(R)は次に来る当接凸部(36)には大きく突出した状態で当接できる。
よって、歯車(n)の係合凸部(31)により係合爪(R)が一部に過大な荷重を受けることなく係合することができる。
すなわち、シフトアップされて有効に働いている減速比が最小の歯車は、さらなるシフトアップ作業がなされないため、環状板部材(35)は戻しばね(38)によりセンタリングされる必要がなく、環状板部材(35)が所定のフリクションを持って歯車(n6)に追随すればよく、よって戻しばね(38)に代えて簡単なフリクション構造にし、構造を簡素化し、部品の加工性および組付け性も良好にしてコストの削減を図ることができる。
なお、減速比が最大の歯車も同様である。
n…被動変速歯車、n1〜n6…第1〜第6被動変速歯車、
10…多段変速機、11…メイン歯車軸、12…カウンタ歯車軸、13…軸受カラー部材、
20…係合手段、22…圧縮スプリング、23…ピン部材、26…支軸ピン、
30L…左側環状穴、30R…右側環状穴、30C…内周突条部、31…係合凸部、31p…係合面、31v…溝、32…円弧溝、33…内周溝、35…環状板部材、36…当接凸部、36pb…底部傾斜面、36ps…頂部傾斜面、38…コイルばね、39…サークリップ、
C…カムロッド、R…揺動爪部材、Rp…係合爪部、Rq…幅広端部、51…コントロールロッド、
60…ウェーブスプリング、70…皿ばね
本実施の形態に係る多段変速機10は、自動二輪車に搭載される内燃機関に組み込まれて構成されている。
図1は、該多段変速機10の断面図であり、同図1に示すように、該多段変速機10は、内燃機関と共通の機関ケース1に設けられている。
左右割りの左機関ケース1Lと右機関ケース1Rが合体して構成された機関ケース1は、変速室2を形成しており、同変速室2にメイン歯車軸11とカウンタ歯車軸12が互いに平行に左右方向に指向して回転自在に軸支されている。
内燃機関のクランク軸の回転がプライマリ被動ギヤ4から係合状態の摩擦クラッチ5を介してメイン歯車軸11に伝達される。
右ベアリング3Rに沿って第1駆動変速歯車m1がメイン歯車軸11に一体に形成され、メイン歯車軸11の同第1駆動変速歯車m1と左ベアリング3Lとの間に形成されたスプラインに右から左へ順に順次径を大きくした第2,第3,第4,第5,第6駆動変速歯車m2,m3,m4,m5,m6がスプライン嵌合されている。
カウンタ歯車軸12において、右ベアリング7Rの左に介装されたカラー部材14Rを介して外装された右端の軸受カラー部材13と、左ベアリング7Lの右に介装されたカラー部材14Lを介して外装された左端の軸受カラー部材13との間に、等間隔に5つの軸受カラー部材13が外装され、この全部で7つの軸受カラー部材13の隣り合う軸受カラー部材13,13間に跨るようにして右から左へ順次径を小さくした第1,第2,第3,第4,第5,第6被動変速歯車n1,n2,n3,n4,n5,n6が回転自在に軸支されている。
コントロールロッド51の軸方向の移動は、ロストモーション機構52,53を介してカムロッドCを軸方向に連動し、このカムロッドCの移動がカウンタ歯車軸12に組み込まれた係合手段20により各被動変速歯車nを選択的にカウンタ歯車軸12と係合して変速を行う。
コントロールロッド51の右端は雄ねじが形成された雄ねじ端部51bbとなっており、雄ねじ端部51bbの手前に6角形状のナット部51cが形成されている。
左右のロストモーション機構52,53は、同じ構造のものを互いに左右対称になるように配設している。
なお、コッタ52cは、スプリングホルダ52hの内周凹部52haの内径を外径とし、コントロールロッド51の外周凹部51aの外径を内径とした中空円板状をなし、組み付けのため半割りにされている。
したがって、コントロールロッド51が軸方向に移動すると、左右のロストモーション機構52,53の圧縮コイルスプリング52s,53sを介してスプリングホルダ52h,53hが軸方向に移動する。
カムロッドCは、断面が特別な形状をしておらず概ね外形が単純な矩形の角柱棒状部材であるので、カムロッドCを容易に製造することができる。
このコントロールロッド操作子55の螺着されたナット57より右側に延出した円筒部に直径方向に穿孔したピン孔55hが形成されており、同ピン孔55hにシフトピン58が貫通する。
右機関ケース1Rの側壁1RRの右方に突出したガイド部1Raに溝条60が左右方向に指向して形成されており、この溝条60にシフトピン58の突出した一端頭部が摺動自在に嵌合してシフトピン58の回り止めとしている。
コントロールロッド操作子55はコントロールロッド51の右端部を回転自在に保持しているので、結局シフトドラム67の回動はコントロールロッド51を軸方向に移動させる。
シフト伝達手段は、シフトドラム67を所定角度毎の変速段位置に安定して保持させるシフトカム部材などの機構を備えてシフトセレクトレバーの操作動力をシフトドラム67の側縁に形成されたギヤ67gに伝達してシフトドラム67を順次変速段位置に回動する。
この中空円筒状のカウンタ歯車軸12は、内径がロストモーション機構52,53のスプリングホルダ52h,53hの外径に略等しく、コントロールロッド51に取り付けられたスプリングホルダ52h,53hを摺動自在に嵌挿する。
8本のカムロッドCao,Cao,Cae,Cae,Cbo,Cbo,Cbe,Cbeは、図7に示す配列で対応するカム案内溝12gに摺動自在に嵌合する。
同種類のカムロッドCは、対称位置に配設される。
カウンタ歯車軸12に対するカムロッドCの回り止めとなるカム案内溝12gは、断面コ字状の単純な形状をして簡単に加工成形できる。
右側の拡大内径部の内側に前記コントロールロッド操作子55が半分程挿入されている。
また、短尺矩形凹部12qと軸方向溝12avとの間の厚肉部で周方向溝12cv上にピン孔12hが前記カム案内溝12gまで径方向に穿孔されている。
各周方向溝12cv上にはそれぞれ4か所ピン孔12hが形成される。
ピン孔12hにはピン部材23が摺動自在に嵌挿される。
なお、ピン孔12hが連通するカム案内溝12gの幅は、ピン部材23の外径幅より小さい。
したがって、ピン孔12hを進退するピン部材23がカム案内溝12gに脱落することがないので、カウンタ歯車軸12への係合手段20の組み付けを容易にする。
ピン孔12h内でのピン部材23の進退は、その遠心側端部を周方向溝12cvの底面より外側に出没させる。
このようにして、全ての揺動爪部材Rが組み付けられた状態を図11に示す。
そして、合致した軸受凹部Rdと軸方向溝12avに支軸ピン26が嵌合される。
また、ピン受部Rrは、ピン部材23を受け止めるだけの幅を具えれば足りるので、揺動爪部材Rを小型に形成することができ、かつ他方の係合爪部Rpの遠心力による揺動を容易にすることができる。
また、ピン部材23が退行したときは、圧縮スプリング22により付勢され遠心力が作用する係合爪部Rpがカウンタ歯車軸12の中央円筒部12aの外周面より外側に突出し被動変速歯車nと係合可能とする。
同様に、正回転偶数段揺動爪部材Raeが前記正回転偶数段用カムロッドCaeの移動により進退するピン部材23により揺動し、逆回転偶数段揺動爪部材Rbeが前記逆回転偶数段用カムロッドCbeの移動により進退するピン部材23により揺動する。
カウンタ歯車軸12の中央円筒部12aの軸方向溝12avに埋設される支軸ピン26は、中央円筒部12aの外周面に接する深さに埋設されるので、軸受カラー部材13が外装されると、ガタなく固定される。
各被動変速歯車nは、図13および図15に示すように、内周面の左右周縁部を切り欠いて左右環状穴30L,30Rが形成され、この左右環状穴30L,30R間に内周突条部30Cが円環状に形成されている。
このようにしてカウンタ歯車軸12に軸受カラー部材13を介して第1,第2,第3,第4,第5,第6被動変速歯車n1,n2,n3,n4,n5,n6が回転自在に軸支される。
係合凸部31は、側面視(図13に示す軸方向視)で円弧状をなし、その周方向の両端面が前記揺動爪部材Rの係合爪部Rpと当接し係合可能な傾斜した係合面31p,31pをなす。
係合凸部31の係合面31pに係合爪部Rpが当接して押圧された際に、この溝31vが形成されていることにより係合凸部31の基部に応力が集中せずに分散して構造的に係合凸部31の強度を高めることができる。
また、右側環状穴30Rの内周面には軸方向所定箇所に内周溝33が形成されている(図15参照)。
環状板部材35は内周突条部30Cの右側面に摺接する。
当接凸部36は、前記被動変速歯車nの係合凸部31と同様に、側面視(図14に示す軸方向視)で円弧状をなし、その周方向の両端面が前記揺動爪部材Rの係合爪部Rpと当接可能な傾斜面36pb,36psをなす。
環状板部材35の当接凸部36は、被動変速歯車nの係合凸部31より周方向に長尺である。
この環状板部材35の円弧状切欠き37は、被動変速歯車nの円弧溝32と周方向の長さは等しく、互いに対向する(図15参照)。
4本のコイルばね38は、被動変速歯車nに対して環状板部材35を弾性的に位置決めし、位置決めされた状態で、環状板部材35の当接凸部36の少なくとも傾斜面形成部分を除く部分が軸方向視で被動変速歯車nの係合凸部31に重なる(図5,図17参照)。
また、軸方向視で、当接凸部36の頂上円弧面は、係合凸部31の頂上円弧面と等しいか若干回転中心側に延出している。
このように、被動変速歯車nの右側環状穴30Rに嵌挿された環状板部材35は、コイルばね38により弾性的に位置決めされているので、被動変速歯車nに対して相対的な回動があると、コイルばね38のばね力が環状板部材35を元に戻す方向に働く。
同図17に示すように、環状板部材35の当接凸部36は、周方向の両端の揺動爪部材Rの係合爪部Rpと当接する傾斜面が、係合爪部Rpが係合可能な傾斜角を有する底部傾斜面36pbと係合爪部Rpが係合不能で摺接する傾斜角を有する頂部傾斜面36psとからなる。
このとき、コイルばね38により弾性的に位置決めされた環状板部材35は、被動変速歯車nに対して殆ど相対的に回動しない。
図17は、被動変速歯車nがコイルばね38により弾性的に位置決めされた環状板部材35とともに回転しているところに、揺動爪部材Rが圧縮スプリング22のばね力により揺動して係合爪部Rpが外側に突出し、係合凸部31より先行して回転する当接凸部36に当接する直前の状態を示しており、係合爪部Rpは十分に大きく突出しているため、当接凸部36の急傾斜面である底部傾斜面36pbが係合爪部Rpに当接しようとしている。
したがって、係合爪部Rpの係合により環状板部材35は回転が規制され、被動変速歯車nが環状板部材35に対してコイルばね38に抗して相対回転して、図19に示すように、被動変速歯車nの係合突起31の係合面31pが係合爪部Rpに当接し係合する。
図21は、被動変速歯車nが環状板部材35とともに回転しているところに、揺動爪部材Rが揺動して係合爪部Rpが外側に突出し、係合凸部31より先行する当接凸部36に当接する直前の状態を示しており、係合爪部Rpは小さく突出して十分でないため、当接凸部36の緩斜面である頂部傾斜面36psが係合爪部Rpに当接しようとしている。
よって、図23に示すように、揺動爪部材Rは圧縮スプリング22に抗して揺動して係合爪部Rpは頂部傾斜面36psに係合することなく頂部傾斜面36ps上を滑りながら回転中心側に揺動して引っ込む。
係合爪部Rpが当接凸部36を乗り越えることことは、被動変速歯車nの係合凸部31を乗り越えることであり、係合爪部Rpは係合凸部31に当接することもなく、当該係合凸部31では動力の伝達はなされない。
そのためには、環状板部材35の一対の底部傾斜面36pbに一対の揺動爪部材Rの係合爪部Rpが必ずともに当接し係合する必要がある。
正確に同時に当接するためには、揺動爪部材Rおよび環状板部材35等の部品の加工・組付け精度に高い精度が要求され、コストが増加する。
すなわち、図18を参照して、揺動爪部材Rの係合爪部Rpが底部傾斜面36pbに接したときの接点Qと揺動爪部材Rの揺動中心P(ピン26の軸中心)とを結ぶ直線PQと、底部傾斜面36pbとのなす角度θを直角に近い鈍角としたものであり、図18に示す状態では角度θは93度である。
なお、角度θが100度を超えて大きくなると、係合爪部Rpが底部傾斜面36pbに係合せずに滑る可能性がある。
図2ないし図5は、1速状態を示しており、図4では第1被動変速歯車n1が矢印方向に回転し、図5では第2被動変速歯車n2が矢印方向に回転しており、第1被動変速歯車n1よりも第2被動変速歯車n2が高速で回転している。
他の第3,第4,第5,第6被動変速歯車n3,n4,n5,n6も同様で空回りしている(図2,図3参照)。
正回転偶数段用カムロッドCaeの移動で、カム溝v2にピン部材23が入り、よって第2被動変速歯車n2に対応する正回転偶数段揺動爪部材Raeが圧縮スプリング22の付勢力および係合爪部Rpの遠心力により揺動して係合爪部Rpを外側に突出し、第2被動変速歯車n2に係合可能となり、第1被動変速歯車n1とともに回転するカウンタ歯車軸12より高速で回転する第2被動変速歯車n2の係合凸部31が正回転偶数段揺動爪部材Raeの外側に突出した係合爪部Rpに追いつき当接する。
本実施の形態における多段変速機は、前記実施の形態に係る多段変速機10と以下の2つの相違点を除き同じ構造のものであり、よって、同じ部材には同じ符号を用いる。
この溝31vは、係合凸部31の係合面31pに係合爪部Rpが当接して押圧された際に、係合凸部31の基部に応力を集中させず分散して構造的に強度を高めるものであるが、シフトアップ時の係合押圧力に比べ、シフトダウン時の係合押圧力は小さく、係合凸部31におけるシフトダウン用の揺動爪部材R(逆回転奇数段揺動爪部材Rbo、逆回転偶数段揺動爪部材Rbe)が係合する側の係合面31pの基部に溝31vを浅く形成したり、必要とされない場合がある。
係合凸部31の一方の溝31vを形成しないことで、加工作業が削減される。
第6被動変速歯車n6の内周面は、左右環状穴30L,30R間に内周突条部30Cが円環状に形成されており、右側環状穴30Rの内周面には所定軸方向位置に、サークリップ39が嵌合される内周溝33が形成されている。
同様に、環状板部材35にもコイルばね38を介装する円弧状切欠き37が形成されていない。
したがって、第6被動変速歯車n6および環状板部材35の加工製造が容易にできる。
なお、環状板部材35は、円弧状切欠き37を有しないこと以外は、前記実施の形態の環状板部材35と同じで、符号も同じとする。
このウェーブスプリング60は、外径が第6被動変速歯車n6の右側環状穴30Rの内径より若干小さく、右側環状穴30Rに嵌挿される。
なお、ウェーブスプリング60の代わりに、図31および図32に図示するような環状の皿ばね70を用いてもよい。
すなわち、第6被動変速歯車n6の軸方向のスラスト力は軸受カラー部材13の縁取り段部13dが受けることで、第6被動変速歯車n6の内周突条部30Cと軸受カラー部材13との間隔は維持される。
なお、先の実施の形態においても、同様の構造をなし、図16に示すように、軸受カラー部材13とサークリップ39との間に隙間40が確保されている。
そして、増速してシフトアップがなされることがない第6被動変速歯車n6については、ウェーブスプリング60により環状板部材35の当接凸部36を係合凸部31に追随させるフリクション構造が採用されている。
Claims (10)
- 互いに平行な歯車軸にそれぞれ複数の駆動歯車(m)と被動歯車(n)が変速段毎に常時噛み合い状態で軸支され、前記駆動歯車(m)と前記被動歯車(n)の一方の複数の歯車が歯車軸に固定され、他方の各歯車の内周面に形成された係合凸部(31)と歯車軸(12)に径方向外側に出没可能に設けられた係合爪(R)の突出により互いの係合を行う係合手段が各歯車ごとに切り換えられて変速を行う多段変速機において、
前記歯車(n)の内周面に環状に突出した内周突条部(30C)に前記係合凸部(31)が形成され、
前記歯車(n)の前記係合凸部(31)が形成される前記内周突条部(30C)の側面に相対回動自在に近接する環状板部材(35)と、
前記歯車(n)と前記環状板部材(35)との間に介装され両者の所定の相対位置関係を弾性的に維持する戻しばね(38)とを備え、
前記環状板部材(35)は、内周面に周方向に前記係合爪(R)と当接可能な傾斜面を有して当接凸部(36)が突出形成され、前記当接凸部(36)の少なくとも前記傾斜面形成部分を除いた部分が軸方向視で前記係合凸部(31)に重なるように前記戻しばね(38)により位置決めされ、
前記当接凸部(36)の傾斜面は、前記係合爪(R)が係合可能な傾斜角を有する底部傾斜面(36pb)と前記係合爪(R)が係合不能で摺接する傾斜角を有する頂部傾斜面(36ps)とからなることを特徴とする多段変速機。 - 前記係合爪(R)は前記歯車軸に対して揺動して爪先端部(Rp)を径方向に出没し、
前記係合爪(R)の爪先端部(Rp)が前記当接凸部(36)の底部傾斜面(36pb)に接したときの接点(Q)と前記係合爪(R)の揺動中心(P)とを結ぶ直線(PQ)と前記底部傾斜面(36pb)とのなす角度(θ)を直角に近い鈍角としたことを特徴とする請求項1記載の多段変速機。 - 前記直線(PQ)と前記底部傾斜面(36pb)とのなす角度(θ)は、90度を超えて100度以下の角度であることを特徴とする請求項2記載の多段変速機。
- 前記歯車(n)の前記内周突条部(30C)に形成された前記係合凸部(31)の周方向両側基部のうち少なくともシフトアップ用の前記係合爪(Ra)と係合する側の基部に溝(31v)を形成したことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項記載の多段変速機。
- 前記歯車(n)の前記係合凸部(31)が形成される前記内周突条部(30C)の側面に周方向に沿って円弧状溝(32)を設け、
前記環状板部材(35)の前記内周突条部(30C)に対向する側面に前記円弧状溝(32)に対応する円弧状切欠き(37)を形成し、
前記円弧状溝(32)と前記円弧状切欠き(37)に跨って前記戻しばね(38)を介装し、
前記環状板部材(35)の前記内周突条部(30C)に対向する側面の反対面を係止部材(39)により係止して前記環状板部材(35)の軸方向の移動を規制したことを特徴とする請求項1記載の多段変速機。 - 前記環状板部材(35)の前記当接凸部(36)の周方向幅は、ともに突出状態にあるシフトアップ用の前記係合爪(Ra)の爪先端部(Rp)とシフトダウン用の前記係合爪(Rb)の爪先端部(Rp)との間の周方向間隔より小さいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項記載の多段変速機。
- 前記歯車(n)は、前記歯車軸(12)に外装された隣り合う軸受カラー部材(13,13)間に跨るように外嵌して回転自在に軸支され、
前記軸受カラー部材(13)の前記環状板部材(35)が設けられた側の外周端縁が環状に切り欠かれて縁取り段部(13d)が形成され、同縁取り段部(13d)に前記歯車(n)の内周端縁が嵌合して前記歯車(n)が軸支されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項記載の多段変速機。 - 減速比が最小または最大の歯車のうち少なくとも最小の歯車(n6)には、前記環状板部材(35)との間に、前記戻しばね(38)による位置決めに代えて、前記環状板部材(35)を所定のフリクションを持って前記歯車(n6)に追随させるフリクション構造が構成されることを特徴とする請求項1記載の多段変速機。
- 前記フリクション構造は、前記歯車(n6)の前記内周突条部(30C)の側面と前記環状板部材(35)との間に環状のウェーブスプリング(60)が挟装される構造であることを特徴とする請求項8記載の多段変速機。
- 前記フリクション構造は、前記歯車(n6)の前記内周突条部(30C)の側面と前記環状板部材(35)との間に環状の皿ばね(70)が挟装される構造であることを特徴とする請求項8記載の多段変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011525868A JP5247886B2 (ja) | 2009-08-03 | 2010-07-30 | 多段変速機 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009180890 | 2009-08-03 | ||
JP2009180890 | 2009-08-03 | ||
PCT/JP2010/062882 WO2011016396A1 (ja) | 2009-08-03 | 2010-07-30 | 多段変速機 |
JP2011525868A JP5247886B2 (ja) | 2009-08-03 | 2010-07-30 | 多段変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011016396A1 true JPWO2011016396A1 (ja) | 2013-01-10 |
JP5247886B2 JP5247886B2 (ja) | 2013-07-24 |
Family
ID=43544291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011525868A Active JP5247886B2 (ja) | 2009-08-03 | 2010-07-30 | 多段変速機 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8616078B2 (ja) |
EP (1) | EP2463555B1 (ja) |
JP (1) | JP5247886B2 (ja) |
CN (1) | CN102472370B (ja) |
CA (1) | CA2767559C (ja) |
ES (1) | ES2428753T3 (ja) |
WO (1) | WO2011016396A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9114458B2 (en) | 2009-08-21 | 2015-08-25 | Illinois Tool Works Inc. | Pipe end machining device with axial autofeed |
KR101241217B1 (ko) * | 2010-11-30 | 2013-03-13 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 수동 변속기 |
JP5899086B2 (ja) * | 2012-08-23 | 2016-04-06 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機の変速駆動機構 |
MX370557B (es) | 2013-10-03 | 2019-12-17 | Illinois Tool Works | Soporte de herramientas giratorio para un aparato de maquinado de tubos. |
DE102016207103B4 (de) | 2016-04-27 | 2018-06-07 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Getriebe mit Kupplung und unterbrechungsfrei schaltbarer Schalteinheit zum Schalten zwischen den Getriebeeingangswellen |
DE102016208932A1 (de) | 2016-05-24 | 2017-11-30 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Doppelkupplung mit unterbrechungsfrei schaltbarer Schalteinheit und Antriebsstrang mit Doppelkupplung |
CN112728021B (zh) * | 2020-12-28 | 2022-05-17 | 重庆市佳南工贸有限公司 | 一种变速箱 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1102427A (en) * | 1911-01-05 | 1914-07-07 | Ralph L Morgan | Transmission-gearing. |
JPS5074560U (ja) * | 1973-11-08 | 1975-06-30 | ||
US3889547A (en) * | 1973-09-13 | 1975-06-17 | Sun Jun Kai | Hydraulically selectable gear transmission |
JPS5074650U (ja) * | 1973-11-13 | 1975-06-30 | ||
JPS54108169A (en) | 1978-02-15 | 1979-08-24 | Yamaha Motor Co Ltd | Change gear device |
JPS5888043U (ja) * | 1981-12-10 | 1983-06-15 | 本田技研工業株式会社 | 自動変速装置 |
US5689998A (en) * | 1994-03-31 | 1997-11-25 | The Anchored Corporation | Continuous-torque variable-speed transmission |
US5570608A (en) * | 1995-02-06 | 1996-11-05 | Miller; Robert H. | Power transmission |
FR2805587B1 (fr) * | 2000-02-28 | 2002-05-17 | Valeo | Dispositif de transmission automatise a engrenages, en particulier pour vehicule automobile |
DE10196189T5 (de) * | 2001-03-15 | 2004-04-22 | Valeo | Vorrichtung zur automatisierten Kraftübertragung mit Drehmomentumsetzung, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
US7484605B2 (en) * | 2005-06-09 | 2009-02-03 | Means Industries, Inc. | Overrunning radial coupling assembly and method for controlling the engagement of inner and outer members of the assembly |
FR2913661B1 (fr) * | 2007-03-16 | 2009-04-24 | Guy Cavalerie | Boite de vitesses a engrenages pour velo,systeme de changement des vitesses |
JP4598012B2 (ja) | 2007-03-29 | 2010-12-15 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録媒体の製造方法 |
EP2065606A1 (en) * | 2007-09-21 | 2009-06-03 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Transmission and method of up-shifting for transmission |
JP4998728B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-08-15 | 本田技研工業株式会社 | ツインクラッチ式変速装置 |
JP5142789B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-02-13 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5386100B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2014-01-15 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5036613B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-09-26 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5086870B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-11-28 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5184942B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-04-17 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5049183B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-10-17 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
JP5086957B2 (ja) | 2008-09-25 | 2012-11-28 | 本田技研工業株式会社 | 多段変速機 |
-
2010
- 2010-07-30 WO PCT/JP2010/062882 patent/WO2011016396A1/ja active Application Filing
- 2010-07-30 CA CA2767559A patent/CA2767559C/en not_active Expired - Fee Related
- 2010-07-30 JP JP2011525868A patent/JP5247886B2/ja active Active
- 2010-07-30 US US13/382,082 patent/US8616078B2/en active Active
- 2010-07-30 ES ES10806395T patent/ES2428753T3/es active Active
- 2010-07-30 EP EP10806395.9A patent/EP2463555B1/en active Active
- 2010-07-30 CN CN201080034120.3A patent/CN102472370B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2463555A1 (en) | 2012-06-13 |
EP2463555B1 (en) | 2013-09-11 |
CN102472370B (zh) | 2014-12-31 |
CA2767559C (en) | 2014-05-13 |
JP5247886B2 (ja) | 2013-07-24 |
CN102472370A (zh) | 2012-05-23 |
CA2767559A1 (en) | 2011-02-10 |
WO2011016396A1 (ja) | 2011-02-10 |
ES2428753T3 (es) | 2013-11-11 |
US8616078B2 (en) | 2013-12-31 |
US20120152046A1 (en) | 2012-06-21 |
EP2463555A4 (en) | 2012-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5086956B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5247886B2 (ja) | 多段変速機 | |
EP2233784B1 (en) | Multistage transmission | |
JP5714954B2 (ja) | 出力スプロケットの取付構造 | |
JP2009243655A (ja) | 多段変速機 | |
JP5143055B2 (ja) | 多段変速機の潤滑構造 | |
JP5231332B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5185227B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5049237B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5049238B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5425741B2 (ja) | 潤滑構造およびその潤滑構造を用いた多段変速機 | |
JP5086957B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5208811B2 (ja) | 多段変速機の変速駆動機構 | |
JP5247538B2 (ja) | 出力スプロケット取付構造 | |
JP5178583B2 (ja) | 多段変速機の変速駆動機構 | |
JP5349209B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP2012215236A (ja) | 多段変速機 | |
JP5238548B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5129180B2 (ja) | 自動二輪車搭載内燃機関の変速用アクチュエータ取付構造 | |
JP5238549B2 (ja) | 多段変速機 | |
JP5238550B2 (ja) | 自動二輪車搭載内燃機関の変速用アクチュエータの配置構造 | |
JP2013204598A (ja) | 多段変速機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130409 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5247886 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419 Year of fee payment: 3 |