JPWO2010131490A1 - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
フレームキャスタ(38)の−Y側脚部及び+Y側脚部にそれぞれロープ(155)の一端を繋ぎ、各ロープ(155)の他端を、それぞれ装置本体とは切り離されているフレーム(151)の上部に固定されている複数の滑車(153)を介して−Z方向に垂らし、各他端に軽減させる重量の1/2に対応する重さの錘(157)を繋ぐ。この場合には、防振台(130)の作用により装置本体が上下又は左右方向(滑車の法線方向)に揺れても、滑車(153)の回転によって錘(157)の位置が上下に移動するだけであり、装置重量の低減量は変化しない。また、コイルばねを用いていないため、装置本体(110)や防振台(130)との共振も起こらず、防振台(130)の減衰特性を向上させることもできる。そこで、高コスト化を招くことなく、露光装置の大型化を図ることが可能となる。
Description
本発明は、露光装置及びデバイス製造方法に係り、更に詳しくは、エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置、及び該露光装置を用いるデバイス製造方法に関する。
従来、液晶表示素子、半導体素子(集積回路等)等の電子デバイス(マイクロデバイス)を製造するリソグラフィ工程では、主として、ステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(いわゆるステッパ)、あるいはステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置(いわゆるスキャニング・ステッパ(スキャナとも呼ばれる))などが用いられている。
この種の露光装置では、照明光をパターンが形成されたマスク(又はレチクル)に照射し、感応剤(レジスト)が塗布された基板(ガラスプレート、ウエハ等)上に、投影光学系を介してパターンを投影することによって、パターンが基板上の複数のショット領域にそれぞれ転写される。そして、基板上に複数層のパターンを重ね合わせて形成することによって、上記の電子デバイスが製造される。そのため、基板上に既に形成されているパターンにマスクのパターンを精度良く重ね合わせて形成する必要がある。露光装置の振動等も重ね合わせ精度低下の一要因である。このため、床などの外部からの振動が装置へ伝達するのを抑えるために、複数個の防振台の上に、露光装置本体を設置することが行われている(例えば、特許文献1参照)。ここで、防振台とは、装置外部(床など)から装置本体への振動の伝達を抑える役目を有するものを言い、除振台とも呼ばれている。防振台には、主にパッシブ型とアクティブ型の2種類がある。
しかるに、露光装置は時代とともに大型化しており、露光装置の大型化に伴って防振台が同様に大型化し、コストの上昇を招いている。また、防振台にかかる負荷を軽減するために防振台としてコイルばねを増やして装置本体を支持する構造の防振台も知られている。しかし、防振台としての剛性が高くなり過ぎると、却って防振効果が低くなる。
また、例えば特許文献1に記載の露光装置などは、複数の結像光学系を備えている。複数の結像光学系のうちの一部が他の結合光学系に対して相対的に並進や回転変位すると、それらの位置関係の補正が困難になることから、複数の結像光学系は1つの定盤(光学定盤と呼ばれる)に固定(保持)されているのが一般的である。光学定盤は、その局所的な変形を抑制するため、通常、露光装置本体上で、1つの平面を形成する複数箇所、例えば3箇所の支持点(滑節支持部)で支持されている。
しかるに、複数の結像光学系が取り付けられた光学定盤は重量が重い上剛性が低いため、実際には、露光装置本体が変形すると、光学定盤及び複数の結像光学系の自重に起因する摩擦力により、3箇所の滑節支持部の自由な回転が妨げられ、結果的に光学定盤が局所的に変形して複数の結像光学系同士に相対的な変位(主に相対的な角度変位)が発生し、光学性能を悪化させる場合があった。そのため、自重の一部をキャンセルして滑節支持部での摩擦力による抵抗を小さくするために圧縮コイルばねを支持点近くに配置して装置本体から光学定盤を補助的に支持する方法などが採られていた。
しかし、圧縮コイルばねのばね定数は比較的大きいので、装置変形により支持力が変化したり、固有振動数を持つため振動を励起したりして装置性能を悪化させる恐れがあった。
本発明の第1の態様によれば、エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置であって、前記物体の露光を行う露光装置本体と;前記露光装置本体の少なくとも一部を含む被支持部に一部が接続され、重量物の自重を利用して前記被支持部を上方に持ち上げる力を発生し、前記被支持部を下方から支持する支持部に作用する重量を軽減する重量軽減装置と;を備える露光装置が、提供される。
これによれば、簡単な構成で、露光装置本体の少なくとも一部を含む被支持部を支持する支持部に作用する重量を軽減することができる。このため、例えば、露光装置本体を大型化しても、それに伴って防振台を大型化したり、防振台としての剛性を必要以上に高くしたりする必要がない。従って、高コスト化を招くことなく、露光装置本体の大型化を図ることができる。
本発明の第2の態様によれば、本発明の露光装置を用いて物体を露光することと;露光された前記物体を現像することと;を含むデバイス製造方法が、提供される。
ここで、物体としてフラットパネルディスプレイ用の基板を用いることにより、デバイスとしてフラットパネルディスプレイを製造する製造方法が提供される。フラットパネルディスプレイ用の基板は、ガラス基板などの他、フィルム状の部材なども含む。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。図1には、第1の実施形態の液晶露光装置(以下、適宜、露光装置と略称する)100の概略構成が示されている。
以下、本発明の第1の実施形態を図1及び図2を用いて説明する。図1には、第1の実施形態の液晶露光装置(以下、適宜、露光装置と略称する)100の概略構成が示されている。
露光装置100は、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置、いわゆるスキャナである。
露光装置100は、露光装置本体(以下、適宜、装置本体と略称する)110、該露光装置本体110が載置される複数(例えば4つ)の防振台130、及び複数(ここでは一対(2つ))の重量軽減装置150などを備えている。
装置本体110は、照明系IOP、マスクMを保持するマスクステージMST、複数の投影光学系PLを含む投影ユニットPU、基板Pを保持する基板ステージPST、該基板ステージPSTを駆動するステージ駆動系24、及びマスクステージMST、投影ユニットPU及び基板ステージPST等が搭載されたボディなどを備えている。装置本体110の構成各部は、主制御装置(図示省略)によって統括制御される。
本明細書では、露光時にマスクMと基板Pとが投影光学系PLに対してそれぞれ相対走査される方向をX軸方向とし、水平面内でこれに直交する方向をY軸方向、X軸及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向とし、X軸、Y軸、及びZ軸回りの回転(傾斜)方向をそれぞれθx、θy、及びθz方向として説明を行う。
照明系IOPは、例えば米国特許第6,552,775号明細書などに開示される照明系と同様に構成されている。すなわち、照明系IOPは、図示しない水銀ランプから射出された光を、それぞれ図示しない反射鏡、ダイクロイックミラー、シャッター、波長選択フィルタ、各種レンズなどの光学要素を介して、露光用照明光(照明光)ILとしてマスクMに照射する。照明光ILとしては、例えばi線(波長365nm)、g線(波長436nm)、h線(波長405nm)などの光(あるいは、上記i線、g線、h線の合成光)が用いられる。
マスクステージMSTは、照明系IOPの−Z側に配置されている。マスクステージMSTには、回路パターンなどがそのパターン面(図1における下面)に形成されたマスクMが、例えば真空吸着により固定される。
マスクステージMSTは、例えばリニアモータを含むマスクステージ駆動系(不図示)によって、一対のマスクステージガイド35の上で、走査方向(X軸方向)に所定のストロークで駆動されるとともに、Y軸方向、及びθz方向に微少駆動される。
投影ユニットPUは、複数の投影光学系PL、及び該複数の投影光学系PLが固定(保持)されている光学定盤42(図4参照)を含み、マスクステージMSTの−Z側に配置されている。
投影光学系PLを含む投影ユニットPUは、マスクステージMSTの図1における下方において、後述するフレームキャスタ38に支持されている。本実施形態の投影光学系PLは、例えば米国特許第6,552,775号明細書に開示された投影光学系と同様の構成を有している。すなわち、投影光学系PLは、マスクMのパターン像の投影領域が千鳥状に配置された複数の投影光学系(マルチレンズ投影光学系)を含み、Y軸方向を長手方向とする長方形状の単一のイメージフィールドを持つ投影光学系と同等に機能する。本実施形態では、複数の投影光学系それぞれとしては、例えば両側テレセントリックな等倍系で正立正像を形成するものが用いられている。また、以下では投影光学系PLの千鳥状に配置された複数の投影領域をまとめて露光領域とも呼ぶ。
このため、照明系IOPからの照明光ILによってマスクM上の照明領域が照明されると、投影光学系PLの第1面(物体面)とパターン面がほぼ一致して配置されるマスクMを通過した照明光ILにより、投影光学系PLを介してその照明領域内のマスクMの回路パターンの投影像(部分正立像)が、投影光学系PLの第2面(像面)側に配置される、表面にレジスト(感応剤)が塗布された基板P上の照明領域に共役な照明光ILの照射領域(露光領域)に形成される。そして、マスクステージMSTと基板ステージPSTとの同期駆動によって、照明領域(照明光IL)に対してマスクMを走査方向(X軸方向)に相対移動させるとともに、露光領域(照明光IL)に対して基板Pを走査方向(X軸方向)に相対移動させることで、基板P上の1つのショット領域(区画領域)の走査露光が行われ、そのショット領域にマスクMのパターンが転写される。すなわち、本実施形態では照明系IOP及び投影光学系PLによって基板P上にマスクMのパターンが生成され、照明光ILによる基板P上の感応層(レジスト層)の露光によって基板P上にそのパターンが形成される。
ボディは、例えば米国特許出願公開第2008/0030702号明細書などに開示されているように、ベースプレートBSと、該ベースプレートBS上に固定されたフレームキャスタ38とを備えている。
ベースプレートBSは、直方体状(厚さの厚い長方形板状)の部材から成り、その四隅が、床面F上に設置された防振台130に支持されており、床面Fに対して振動的に分離されている。なお、図1では2つの防振台130のみが図示されているが、実際には、例えば別の2つの防振台(防振台130に対して紙面奥行き方向に隠れている)が床面F上に設置されている。
図1に示されるように、基板ステージPSTは、投影ユニットPUの−Z側に設けられ、基板Pを、基板ホルダ(不図示)を介して真空吸着等によって保持する。
ステージ駆動系24は、リニアモータ等を含み、基板ステージPSTをX軸方向、Y軸方向に所定ストロークで駆動するとともに、Z軸方向、θx方向、θy方向、及びθz方向に微小駆動する。
フレームキャスタ38は、基板ステージPST及びステージ駆動系24を取り囲むように、ベースプレートBSの上に置かれている。フレームキャスタ38は、複数本の脚部と、該複数本の脚部によって支えられ、中央に段付の開口部を有する水平部とを含んで構成されている。そして、その開口部の段部に投影ユニットPUの光学定盤42が、複数箇所、例えば3箇所の支持点(例えば、滑節支持部)で支持されている。
なお、上記基板ステージPST、ステージ駆動系24を含み、露光装置本体110は、例えば国際公開第2008/129762号(対応米国特許出願公開第2010/0018950号明細書)などに開示されているステージ装置と同様に構成されている。
上記の如く構成された装置本体110の重量は、例えば約20tである。
一対の重量軽減装置150は、装置本体110の−Y側及び+Y側にそれぞれ配置されている。一対の重量軽減装置150は紙面内左右対称に設けられている点を除き、実質的に同じものである。
各重量軽減装置150は、装置本体110とは切り離されているフレーム151、該フレーム151の上部に取り付けられた一対の滑車153、該一対の滑車153に巻き付けられ両端が下方に垂れ下がっているロープ155、該ロープ155の一端(装置本体110に対して遠い方の端)に吊り下げられた錘157を有している。ここでは、錘157の重さは、例えば500kgである。錘157は、X軸方向を長手方向とする直方体状の部材から成る。
錘157とフレーム151との間には、錘157の上下動を円滑にするためのLMガイド(Linear Motion Guide)159が設けられている。
ロープ155の他端(装置本体110に近い方の端)は、フレームキャスタ38の脚部に固定されているフック40に繋がれている。なお、フック40は、一例として図2に示されるように、防振ラバー160を介してフレームキャスタ38の脚部に固定されている。なお、各図ではその図示が省略されているが、上記一対の滑車153、ロープ155、LMガイド159,フック40などは、それぞれ紙面奥行き方向に複数(ただし、錘157は2つの重量軽減装置150それぞれについて1つずつ)配置されている。
ロープ155の材質としては、例えば鋼線を撚ったワイヤ、チェーン、及びポリエステルや芳香族ポリアミド系樹脂などの繊維スリングを用いることができる。
上述のようにして構成された露光装置100では、防振台130に掛かる重量は、例えば1t(500kg×2)軽減されることとなる。
以上説明したように、本実施形態の露光装置100が備える一対の重量軽減装置150それぞれは、装置本体110とは切り離されているフレーム151の上部に取り付けられた一対の滑車153に巻き付けられたロープ155を有し、ロープ155の一端に錘157が吊り下げられ、ロープ155の他端が装置本体110のフレームキャスタ38に繋がれている。これにより、防振台130に掛かる重量を装置本体110の重量よりも小さくすることができる。従って、装置本体110が大型化して重量が増えても、防振台130を大型化する必要がないとともに、防振台130にコイルばねを追加する必要もない。従って、簡単な構成で、高コスト化を招くことなく、装置本体110の大型化を図ることが可能になる。
また、装置本体110の高さが高くて、その上部に有効な空間がない場合であっても、フレーム151の高さを高くし、ロープ155の長さを長くすることで、安定的に防振台130に掛かる重量を装置本体110の重量よりも小さくすることができる。
この場合、ロープ155の長さが長いために振動の伝達経路が長くなり、振動を減衰すると共に横方向(揺れ方向)の剛性を低くすることができる。そこで、防振台130の作用により装置本体110が前後方向(滑車153の軸方向、ここではX軸方向)に揺れても、滑車153の位置からロープ155の端部までの距離が長いため、滑車153とロープ155の接触位置関係は大きく変化することがない。従って、ロープ155及び滑車153の磨耗や発塵を抑えることができる。
また、フック40が、防振ラバー160を介してフレームキャスタ38の脚部に固定されているため、フレーム151から滑車153、滑車153からロープ155を伝って入ってくる振動を防振ラバー160で吸収し、装置本体110に侵入するのを抑えることができる。
また、経年変化によるロープ155の伸び、あるいは防振ラバー160の変形などにより装置本体110と錘157の位置関係が変化しても、装置重量の低減量は、滑車153の摩擦力などを除いて殆ど変化しない。そこで、錘157、ロープ155、及びフレーム151の位置関係はラフな精度で良く、組立ても容易である。
ところで、従来のように、防振台にコイルばねを追加して支持したり、コイルばねで天井から露光装置本体を吊り下げて重量軽減を図ったりする場合は、ばねのばね定数(=剛性)が大きいため、位置による力の変化が大きい。すなわち、装置重量の低減量は一様ではない。しかしながら、本実施形態の露光装置100では、防振台130の作用により装置本体110が上下又は左右方向(ここではY軸方向)に揺れても、滑車153の回転によって錘157の位置が上下に移動するだけであり、装置重量の低減量に変化はない。また、コイルばねを使用していないため、装置本体と防振台との共振も起こらず、防振台の減衰特性を向上させることもできる。
なお、上記実施形態では、各ロープ155における装置本体110に近い方の端が、フレームキャスタ38の脚部に固定されているフック40に繋がれている場合について説明したが、これに限らず、例えば、次の第2の実施形態のように、投影ユニットPUに繋がれていても良い。
また、上記実施形態では、錘157の重さが、例えば500kgの場合について説明したが、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、装置本体110が複数の防振台130によって支持され、該防振台130に作用する装置本体110の重量を重量軽減装置150が軽減する場合について説明した。しかし、装置本体110を下方から支持する支持部は防振台130に限定されず、種々の構成が考えられるが、いかなる構成の支持部であっても、重量軽減装置150は、その支持部に作用する装置本体110の重量を軽減することができる
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態を図3に基づいて説明する。図3には、第2の実施形態の露光装置1000の概略構成が示されている。
次に、本発明の第2の実施形態を図3に基づいて説明する。図3には、第2の実施形態の露光装置1000の概略構成が示されている。
この露光装置1000は、ステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置、いわゆるスキャナである。
露光装置1000は、一対の重量軽減装置150に代えて、複数(ここでは3つ)の重量軽減装置150’が設けられている点を除き、前述の第1の実施形態の露光装置100と同様に構成されている。以下では、重量軽減装置の構成など第1の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、上記第1の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、第1の実施形態と同一若しくは類似の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
3つの重量軽減装置150’は、配置が違う点を除き、実質的に同じものである。各重量軽減装置150’は、図3に示されるように、露光装置本体110上に取り付けられた4つの滑車153と、該滑車153に巻き付けられたロープ155とを有している。ここで、各ロープ155は、一端が照明系IOPの上面に固定されているフック43に繋がれ、他端は投影ユニットPUを支持する後述する3箇所の滑節支持点Bの近傍の投影ユニットPUの一部を構成する光学定盤42の上面に固定されているフック40に繋がれている。図3に示されるように、フレームキャスタ38の水平部に形成された開口部の段部に光学定盤42が、複数箇所、ここでは同一直線上に無い3箇所の滑節支持部(滑節支持点)B(3箇所のうち1箇所の滑節支持部Bは不図示)で支持されている。この3箇所の滑節支持部Bは光学定盤42をほぼ均等な力で支持するような配置になっており、各支持部(各支持点)は回転可能だが並進は規制するように、大玉球と球面受けの間に多数の回転可能な小球を配した構造を有している。なお、図3ではその図示が省略されているが、上記滑車153、ロープ155、フック40などは、それぞれ紙面奥行き方向に複数配置されている。
ここで、照明系IOPは側面に設けられたレールとスライダとを有するガイド44により、重力方向である上下方向(±Z方向)にのみ移動ができるようになっている。このようにすることで、装置本体110に余分な錘を載せることなく光学定盤42を支持する各滑節支持部Bに掛かる(作用する)投影ユニットPUの自重を軽減することができ、各滑節支持部Bに生じる摩擦力が小さくなる。従って、装置本体110がステージ装置の移動等によって変形した場合、光学定盤42を支持する3箇所の滑節支持部Bの位置が変化しても各滑節支持部Bが抵抗なく微少回転運動して光学定盤42の局所的な変形を抑えるので、光学定盤42の全体が傾いて新たな姿勢を形成するだけである。光学定盤全体42の傾き量は、例えば干渉計等を使って高精度に求めることができるので、ステージ位置の座標変換等によって容易に位置を補正することができる。
また、本第2の実施形態に係る重量軽減装置150’は、ロープ155と滑車153とを使うことによってフレキシブルな配置が可能となり、低空にてコンパクトに処理できるので、結像光学系上部にマスクステージのような移動体がある場合においても容易に構成することができる。
さらに、重量軽減装置150’の重量軽減の効果により、同時に、装置本体110を支持する防振台130に掛かる重量の軽減も図ることができる上、重量物として、錘ではなく、照明系IOPを利用しているので、錘を別途用意する場合に比べて、防振台130に掛かる重量を軽減することができ、防振台130を小型化することができる。
また、本第2の実施形態の露光装置1000では外部からロープ155を伝って光学定盤42に振動が入ってくる心配がないので、重量軽減装置150’に前述した防振ラバー160などを設ける必要がない。
また、本第2の実施形態の露光装置1000によると、経年変化によってロープ155が伸びたりなどし、装置本体110と照明系IOPの位置関係が変化しても、装置重量の低減量は、滑車153の摩擦力などを除いて殆ど変化しない。そこで、ロープ155、及びフレーム照明系IOPの位置関係はラフな精度で良く、組立ても容易である。
また、本第2の実施形態の露光装置1000では、防振台130の作用により装置本体110が上下又は左右方向(ここではY軸方向)に揺れても、滑車153の回転によって照明系IOPの位置が上下に移動するだけであり、装置重量の低減量に変化はない。また、コイルばねを使用していないため、装置本体と防振台との共振も起こらず、防振台の減衰特性を向上させることもできる。なお、照明系IOPの光学系(光学部品配置)は結像系に比べて精度がラフなので、装置変形による光学定盤との相対的な位置の変化は許容できる。
なお、第2の実施形態の露光装置1000のように光学定盤42に重量軽減装置を接続する場合、例えばロープ155を繋ぐためのフック40などは、例えば滑節支持点Bあるいはその近傍の光学定盤42の上面3箇所に取り付けると良い。
また、複数の滑車153及び重量物(上記第2の実施形態の照明系IOPがこれに相当)は第2の実施形態のように装置本体110に設置しても良いし、次の変形例1のように装置本体110から切り離した別のフレームに設置しても良い。ただし、後者の場合、例えば防振ラバー160などを設けるなどして振動などの外乱がロープを伝わって光学定盤に進入しない、あるいはその進入を抑制するようにする必要がある。
《変形例1》
図4には、光学定盤42に重量軽減装置を接続する第2の実施形態の露光装置の変形例1が示されている。この変形例1では、各重量軽減装置が備えるロープ155は、その中間部が、装置本体110とは切り離されている門型のフレーム151’の上部に取り付けられた一対の滑車153に巻き付けられ、両端が下方に垂れ下がっている。そして、ロープ155の一端(装置本体110に対して遠い方の端)には錘157が吊り下げられ、他端は第2の実施形態と同様に投影ユニットPUを支持する3箇所の滑節支持部Bの近傍の光学定盤42の上面に固定されているフック40に繋がれている。
図4には、光学定盤42に重量軽減装置を接続する第2の実施形態の露光装置の変形例1が示されている。この変形例1では、各重量軽減装置が備えるロープ155は、その中間部が、装置本体110とは切り離されている門型のフレーム151’の上部に取り付けられた一対の滑車153に巻き付けられ、両端が下方に垂れ下がっている。そして、ロープ155の一端(装置本体110に対して遠い方の端)には錘157が吊り下げられ、他端は第2の実施形態と同様に投影ユニットPUを支持する3箇所の滑節支持部Bの近傍の光学定盤42の上面に固定されているフック40に繋がれている。
なお、図4では、図面の簡略化のためにマスクステージMSTとロープ155が重なって図示されているが、例えば、マスクステージMSTに開口部を形成し、該開口部にロープ155を挿入すれば良い。あるいは、別の滑車を追加して、マスクステージに接触しないようにロープを迂回させても良い。なお、このときの各錘157の重さは、光学定盤42が持ち上がらない程度(すなわち、複数の投影光学系PLが保持される光学定盤42の重量を錘の個数で除算した値と同程度以下)の重さである。この場合には、光学定盤42を支持する滑節支持部Bに掛かる投影ユニットPUの自重による摩擦力が小さくなり、装置本体110が変形しても、定盤42は局所的に変形されにくい。また、同時に装置本体110を支持する防振台130に掛かる重量も軽減することになるので、防振台130も小型化することができる。
《変形例2》
図5には、光学定盤42に重量軽減装置を接続する第2の実施形態の露光装置の変形例2が示されている。この変形例2では、第1の変形例における複数の滑車153が、フレームキャスタ38の水平部に固定されている。この場合には、変形例1と同等の効果を得られる他、外部からロープ155を伝って定盤42に振動が入ってくる心配がない。
図5には、光学定盤42に重量軽減装置を接続する第2の実施形態の露光装置の変形例2が示されている。この変形例2では、第1の変形例における複数の滑車153が、フレームキャスタ38の水平部に固定されている。この場合には、変形例1と同等の効果を得られる他、外部からロープ155を伝って定盤42に振動が入ってくる心配がない。
また、滑車153の配置を低位置にてコンパクトに処理できるので、投影ユニットPUの上側にマスクステージMSTのような移動体がある場合においても容易に構成することができる。なお、滑車153は定滑車でなくても、定滑車と動滑車から成る組み合わせ滑車や差動滑車などでも良い。
《第3の実施形態》
次に、第3の実施形態の液晶露光装置について図6を用いて説明する。第3の実施形態の液晶露光装置は、重量軽減装置の重量軽減の原理に、てこ(レバー)の原理、すなわち力のモーメントの釣り合いを利用している点、及び照明系IOPの側面にガイド44が設けられていない点を除き、前述の第2の実施形態の液晶露光装置と同様の構成を有している。以下では、重量軽減装置の構成を中心として説明する。なお、上記第1、第2の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、第1又は第2の実施形態と同一の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
次に、第3の実施形態の液晶露光装置について図6を用いて説明する。第3の実施形態の液晶露光装置は、重量軽減装置の重量軽減の原理に、てこ(レバー)の原理、すなわち力のモーメントの釣り合いを利用している点、及び照明系IOPの側面にガイド44が設けられていない点を除き、前述の第2の実施形態の液晶露光装置と同様の構成を有している。以下では、重量軽減装置の構成を中心として説明する。なお、上記第1、第2の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、第1又は第2の実施形態と同一の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
図6には、第3の実施形態の液晶露光装置2000の構成が概略的に示されている。この液晶露光装置2000が備える3つの重量軽減装置150aは、配置が違う点を除き、実質的に同じものである。
各重量軽減装置150aは、フレームキャスタ38上面に固定された軸受部材74に支軸72を介して取り付けられたレバー71と、該レバー71の長手方向の一端と他端にそれぞれの一端が繋がれた一対のロープ155a,155bと、ロープ155aの他端に吊り下げられた錘157と、を備えている。この場合、レバー71は、支軸72を基準として投影光学系PL側の部分の長さより、その反対側の部分の長さの方が長くなる状態で、支軸72を介して軸受部材74に回動(往復回転)可能に取り付けられている。レバー71の他端側(投影光学系PL側)の端部にその一端(上端)が接続されたロープ155bの他端(下端)は、滑節支持部B(3箇所のうち1箇所の滑節支持部Bは不図示)の近傍の光学定盤42の上面に固定されたフック40に繋がれている。ロープ155aの他端(下端)に釣り下げられた錘157は、X軸方向を長手方向とする直方体状の部材から成る。ここで、錘157としては、てこ比(レバー比)から最適な重さが計算され、その重さの錘157が用いられている。
フレームキャスタ38には、錘157を上下に案内する(上下方向以外の動きを規制する)ためのLMガイド(Linear Motion Guide)159が固定されている。ただし、LMガイド159は必ずしも設ける必要はなく、錘157をレバー71の一端に直接(ロープを介することなく)固定しても良い。
なお、図6ではその図示が省略されているが、上記ロープ155a,155b、LMガイド159,フック40などは、それぞれ紙面奥行き方向に複数(ただし、錘157は重量軽減装置150aそれぞれについて1つずつ)配置されている。
このような構成にすることで、錘157の重さを小さくしても、レバー比により大きな引き上げ力を得ることができる。また、第2実施形態と異なり、滑車を使わない構成にしたため、滑車とロープとの間の摩擦力に起因する種々の不都合を解消することができる。具体的には、滑節支持部Bの変位に対する錘157の動き(反応)が速くなり、摩擦力による光学定盤42の引き上げ力(上向きのキャンセル力)の変化も少なくなる。従って、掛かる力の変化による光学定盤42の変形が少なくなり、光学性能の変化が少なくなる。さらに、滑車とロープとの摩擦がない分発塵も少なくなる。
また、レバー71と光学定盤42、レバー71と錘り157とを、それぞれロープを介して接続する代わりに、両端が回転可能な構造の棒状部材若しくは板状部材などを介して接続することとしても良い。このようにすると、ロープ155a,155bの伸びあるいは破断に起因する不都合を解消することができる。
また、外部からの振動伝達を遮断できる場合には、レバー71を支持する軸受部材74(及び錘157)は露光装置本体110から切り離した別のフレームに取り付けても良い。
《第4の実施形態》
次に、第4の実施形態の液晶露光装置について、図7及び図8に基づいて説明する。本第4の実施形態の液晶露光装置は、重量軽減装置に2段てこによる力のモーメントの釣り合いを利用していることを除き、前述した第2の実施形態の液晶露光装置と同様の構成を有している。以下では、重量軽減装置の構成を中心として説明する。なお、上記第1、第2の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、第1又は第2の実施形態と同一の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
次に、第4の実施形態の液晶露光装置について、図7及び図8に基づいて説明する。本第4の実施形態の液晶露光装置は、重量軽減装置に2段てこによる力のモーメントの釣り合いを利用していることを除き、前述した第2の実施形態の液晶露光装置と同様の構成を有している。以下では、重量軽減装置の構成を中心として説明する。なお、上記第1、第2の実施形態と同一若しくは同等の構成部分については、第1又は第2の実施形態と同一の符号を用いるとともに、その説明を省略する。
図7には、第4の実施形態の液晶露光装置3000の構成が概略的に示されている。この液晶露光装置3000が備える3つの重量軽減装置150bは、配置が違う点を除き、実質的に同じものである。
各重量軽減装置150bは、図7に示されるように、フレームキャスタ38上面に固定された2段てこ171と、フレームキャスタ38の上面に固定された支持部材172の上端に取り付けられた一対の滑車153と、2段てこ171の一端(力点)に一端が繋がれたロープ155cとを備えている。ロープ155cは一対の滑車153に巻き付けられ、他端は、照明系IOPの上面に固定されているフック43に繋がれている。
2段てこ171は、フレームキャスタ38上面に固定された第1軸受部材174aに回動(往復回転)可能に取り付けられた第1レバー71Aと、フレームキャスタ38上面に固定され第2軸受部材174bに第1レバー71Aより高い位置で回動(往復回転)可能に取り付けられた第2レバー71Bと、第1レバー71Aの一端にその一端(下端)が支軸721を介して接続されるとともに第2レバー71Bの一端にその他端(上端)が支軸722を介して接続されたリンク部材76とを有している。ここで、リンク部材76は、図4に示されるように、第1レバー71Aと第2レバー71Bとがともにフレームキャスタ38上面に平行な状態にあるときに、Z軸に平行な状態となる。
2段てこ171は、その作用点、すなわち第1レバー71Aの他端(投影光学系PL側の端部)が、滑節支持部B(3箇所のうち1箇所の滑節支持部Bは不図示)の近傍の光学定盤42の上面に固定されたフック40に非常に短いロープなどを介して接続されている。
第1レバー71Aは、支軸723を基準として投影光学系PL側の部分の長さより、その反対側の部分の長さの方が長くなる状態で、支軸723を介して第1軸受部材174aに回動(往復回転)可能に支持され、第2レバー71Bは、支軸724を基準として投影光学系PL側の部分の長さより、その反対側の部分の長さの方が短くなる状態で、支軸724を介して第2軸受部材174bに回動(往復回転)可能に支持されている。
図8には、2段てこ171が、取り出して示されている。図8に示されるように、第1レバー71A、第2レバー71Bの各部の長さを、a,b,c,dとすると、次式の関係が成立する。
このように、2段てこ171は、てこ比を前述のレバー72に比べてより拡大することができるので、より小さな重量で光学定盤42に大きな上向きの力を作用させることができる。
なお、図7ではその図示が省略されているが、上記滑車153、ロープ155c、フック40などは、それぞれ紙面奥行き方向に複数配置されている。
照明系IOPは側面に設けられたレールとスライダとを有するガイド44により、重力方向である上下方向(±Z方向)にのみ移動ができるようになっている点を含み、その他の部分の構成は、前述した第2の実施形態と同様になっている。
以上説明したような構成にすることで、本第4の実施形態に係る重量軽減装置150b及びこれを備えた液晶露光装置3000によると、前述した第2の実施形態と同等の効果を得ることができる。また、これに加え、上記第3の実施形態と同様にてこを用いることにしたので、その点においては、上記第3の実施形態と同等の効果を得ることができる。さらに、2段てこは171、てこ比を前述のレバー72に比べてより拡大することができるので、本第4の実施形態によると、より小さな重量で光学定盤42に大きな上向きの力を作用させることができ、第3の実施形態に比べても、効率的に光学定盤42の滑節支持部Bに作用する重量を軽減することができ、ひいては光学定盤42の局所的な変形の発生を抑制することが可能になる。
また、滑車153を照明系IOPの上方に配置するので、投影光学系PLの上側にマスクステージMSTのような移動体がある場合においても容易に構成することができる。なお、滑車153は定滑車でなくても、定滑車と動滑車から成る組み合わせ滑車や差動滑車などでも良い。
なお、上記第3、第4実施形態では、重量軽減装置に、レバー71又は2段てこ171を用いるものとしたが、これらに代えて、滑車を使って同様に、光学定盤42に対して、重量物(錘157又は照明系IOP)の重量の総和よりも大きい力を、上向きに作用させても良い。(これは、第1実施形態にも全く同様に適用できる。)
また、上記第2〜第4の実施形態では、重量物(錘157又は照明系IOP)の重量の総和、あるいは上向きの力の総和は、複数の投影光学系PLが保持される光学定盤42の重量と同程度以下にすると良い。このとき、滑車の摩擦などを考慮して重量物(例えば第3の実施形態の場合の錘157)の重量(総和)を決定しても良い。ここで、例えば滑車(一例として動滑車)を用いる場合、あるいはてこの原理を考慮すると明らかなように、重量物の重量の総和と光学定盤42に作用する上向きの力の総和は、常に同一ではない。
また、上記第2〜第4の実施形態では、重量物(錘157又は照明系IOP)の重量の総和、あるいは上向きの力の総和は、複数の投影光学系PLが保持される光学定盤42の重量と同程度以下にすると良い。このとき、滑車の摩擦などを考慮して重量物(例えば第3の実施形態の場合の錘157)の重量(総和)を決定しても良い。ここで、例えば滑車(一例として動滑車)を用いる場合、あるいはてこの原理を考慮すると明らかなように、重量物の重量の総和と光学定盤42に作用する上向きの力の総和は、常に同一ではない。
また、上記第2〜第4の実施形態及びその変形例では、光学定盤42に重量軽減装置を接続する場合、ロープ155を繋ぐためのフック40などは、例えば滑節支持点(滑節支持部)Bあるいはその近傍の光学定盤42の上面3箇所に取り付けるものとしたが、これは一例であり、滑節支持点Bから離して取り付けても良い。特に、滑節支持点Bよりも内側に取り付けても良い。
なお、上記第1〜第4の実施形態のそれぞれ(以下、上記各実施形態と記述する)では、ロープ、あるいはロープと滑車との組み合わせを用いているが、これに限らず、例えば、ロープに代えて、チェーン、ベルトなどを用いても良いし、ロープと滑車との組み合わせに代えて、リンク機構を用いても良い。
なお、光学定盤は、メトロロジーフレームとも呼ばれる。また、1つあるいは複数の投影光学系(投影系)が保持される光学定盤(メトロロジーフレーム)に、投影系とは別の光学部材(例えば、プレートPのアライメントに用いられるアライメントマークを検出するマーク検出系、例えばプレートステージPSTの位置を計測するエンコーダシステムあるいは干渉計システム、の少なくとも1つの一部又は全部)を設けても良い。例えば、エンコーダシステムの一部としては、ヘッド又はスケールを、干渉計システムの一部としては光学ユニットの少なくとも一部を、光学定盤(メトロロジーフレーム)に設けることが挙げられる。この他、特に後述する液浸露光装置の場合、そのノズルユニットの一部又は全部を、光学定盤(メトロロジーフレーム)に取り付けても良い。
また、上記各実施形態では、露光装置が走査型露光装置の場合について説明したが、これに限定されることはなく、例えば、露光装置が静止型露光装置であっても良い。また、ショット領域とショット領域とを合成するステップ・アンド・スティッチ方式の縮小投影露光装置、プロキシミティ方式の露光装置、又はミラープロジェクション・アライナーなどであっても良い。さらに、複数のステージ装置を備えたマルチステージ型の露光装置(例えば、米国特許第6,590,634号明細書、米国特許第5,969,441号明細書、米国特許第6,208,407号明細書参照)であっても良い。また、基板を保持するステージとは別に、計測部材(例えば、基準マーク、及び/又はセンサなど)を含む計測ステージを備える露光装置(例えば、国際公開第2005/074014号参照)であっても良い。
また、上記実施形態における投影光学系PLは、等倍系のみならず縮小及び拡大系のいずれでも良い。また、投影光学系PLは、屈折系のみならず、反射系及び反射屈折系のいずれでも良いし、その投影像は倒立像及び正立像のいずれでも良い。
また、上記実施形態の装置本体に、国際公開第2008/129762号(対応米国特許出願公開第2010/0018950号明細書)に開示されるような自重キャンセル装置を設けても良い。
また、上記実施形態では、投影光学系PLが、複数本の投影光学系を備えたマルチレンズ方式の投影光学系である場合について説明したが、投影光学ユニットの本数はこれに限らず、1本以上あれば良い。特に、第1の実施形態では、マルチレンズ方式の投影光学系に限らず、例えばオフナー型の大型ミラーを用いた投影光学系などであっても良い。また、第2の実施形態等では、光学定盤に所定の位置関係で固定された複数の光学部材を備えていれば良い。
また、上記各実施形態の露光装置の光源は、特に限定されず、例えばArFエキシマレーザ(出力波長193nm)、KrFエキシマレーザ(出力波長248nm)、F2レーザ(出力波長157nm)、Ar2レーザ(出力波長126nm)、Kr2レーザ(出力波長146nm)などのパルスレーザ光源などを用いても良い。また、固体レーザ(波長:355nm、266nm)などを使用しても良いし、YAGレーザの高調波発生装置などを用いることもできる。この他、真空紫外光としてDFB半導体レーザ又はファイバーレーザから発振される赤外域、又は可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(又はエルビウムとイッテルビウムの両方)がドープされたファイバーアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波(例えば、米国特許第7,023,610号明細書参照)を用いても良い。
また、上記各実施形態では投影光学系PLとして、投影倍率が等倍のものを用いる場合について説明したが、これに限らず、投影光学系は縮小系及び拡大系のいずれでも良い。
また、上記各実施形態において、露光装置の照明光として、波長100nm以上の光に限らず、波長100nm未満の光を用いても良い。例えば、軟X線領域(例えば5〜15nmの波長域)のEUV(Extreme Ultraviolet)光を用いるEUV露光装置に上記各実施形態を適用しても良い。その他、電子線又はイオンビームなどの荷電粒子線を用いる露光装置に上記各実施形態を適用しても良い。
なお、上記各実施形態の露光装置は、サイズ(外径、対角線、一辺の少なくとも1つを含む)が500mm以上の基板、例えば液晶表示素子などのフラットパネルディスプレイ(FPD)用の大型基板を露光する露光装置に対して適用することが特に有効である。
また、露光装置の用途としては角型のガラスプレートに液晶表示素子パターンを転写する液晶用の露光装置に限定されることなく、例えば半導体製造用の露光装置、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン及びDNAチップなどを製造するための露光装置にも広く適用できる。また、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるマスク又はレチクルを製造するために、ガラス基板又はシリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置にも上記各実施形態は適用できる。なお、露光対象となる物体はガラスプレートに限られるものでなく、例えばウエハ、セラミック基板、フィルム部材、あるいはマスクブランクスなど、他の物体でも良い。また、シリコンウエハなどに回路パターンを転写する露光装置として、例えば米国特許出願公開第2005/0259234号明細書などに開示される、投影光学系とウエハとの間に液体が満たされる液浸型露光装置などに適用しても良い。
なお、上記実施形態においては、光透過性のマスク基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスクを用いたが、このマスクに代えて、例えば米国特許第6,778,257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて、透過パターン又は反射パターン、あるいは発光パターンを形成する電子マスク(可変成形マスク)、例えば、非発光型画像表示素子(空間光変調器とも呼ばれる)の一種であるDMD(Digital Micro-mirror Device)を用いる可変成形マスクを用いても良い。
また、例えば国際公開第2001/035168号に開示されているように、干渉縞をウエハ上に形成することによって、ウエハ上にライン・アンド・スペースパターンを形成する露光装置(リソグラフィシステム)にも適用することができる。
さらに、2つのマスクパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回のスキャン露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置(例えば、米国特許第6,611,316号明細書参照)にも適用することができる。
なお、上記各実施形態でパターンを形成すべき物体(エネルギビームが照射される露光対象の物体)は基板(ガラスプレート)に限られるものでなく、ウエハ、セラミック基板、フィルム部材、あるいはマスクブランクスなど他の物体でも良い。
また、上記各実施形態は、その性質上組み合わせることが不合理な場合を除き、適宜組み合わせることができる。また、上記各実施形態は、露光装置に限らず、他の基板処理装置などにも好適に適用することができる。
液晶表示素子、半導体素子などの電子デバイスは、デバイスの機能・性能設計を行うステップ、この設計ステップに基づいたマスクを製作するステップ、ガラスプレートから基板を製作するステップ、前述した実施形態の露光装置(パターン形成装置)によりマスクのパターンを基板に転写するリソグラフィステップ、露光された基板を現像する現像ステップ、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト除去ステップ、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程を含む)、検査ステップ等を経て製造される。この場合、リソグラフィステップで、上記実施形態の露光装置を用いて、基板上にデバイスパターンが形成されるので、高集積度のデバイスを生産性良く製造することができる。
本発明の露光装置は、高コスト化を招くことなく、露光装置本体の大型化を図るのに適している。また、本発明のデバイス製造方法は、マイクロデバイスの製造に適している。
Claims (25)
- エネルギビームにより物体を露光して該物体上にパターンを形成する露光装置であって、
前記物体の露光を行う露光装置本体と;
前記露光装置本体の少なくとも一部を含む被支持部に一部が接続され、重量物の自重を利用して前記被支持部を上方に持ち上げる力を発生し、前記被支持部を下方から支持する支持部に作用する重量を軽減する重量軽減装置と;を備える露光装置。 - 前記重量軽減装置は、前記被支持部と前記支持部との接触を維持しつつ、前記支持部に作用する重量を軽減する請求項1に記載の露光装置。
- 前記被支持部を上方に持ち上げる力は、前記被支持部の重量と同程度以下である請求項1又は2に記載の露光装置。
- 前記支持部によって、前記被支持部の水平面内での変位が抑制される請求項1〜3のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記重量軽減装置は、前記軽減させる重量に対応する重量を有する前記重量物と、
一端及び他端が、それぞれ前記重量物及び前記被支持部に接続され、前記重量物の重量が前記持ち上げる力となるように中間部に所定の張力が付与された少なくとも1つの長尺の接続部材と、を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記少なくとも1つの接続部材の他端は、防振部材を介して前記被支持部に接続される請求項5に記載の露光装置。
- 前記少なくとも1つの接続部材は、長手方向の中間部が、前記露光装置本体とは分離して配置された中間支持部材に巻き掛けられる請求項5又は6に記載の露光装置。
- 前記支持部は、前記露光装置本体の一部に設けられ、
前記少なくとも1つの接続部材は、その他端が前記被支持部に接続されるとともに、中間部が、前記支持部が設けられた前記露光装置本体の一部に設けられた中間支持部材に巻き掛けられる請求項5〜7のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記中間支持部材は、1又は複数の滑車を有し、
前記少なくとも1つの接続部材は、中間部が前記滑車に巻き掛けられる請求項7又は8に記載の露光装置。 - 前記重量軽減装置は、前記軽減させる重量に対応する重量を有する重量物と、
力点である一端及び作用点である他端が、それぞれ前記重量物及び前記被支持部に接続され、前記重量物の重量をてこ比に応じて拡大するてこ機構と、を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記てこ機構は、2段てこ機構である請求項10に記載の露光装置。
- 前記てこ機構は、前記一端が接続部材を介して前記重量物に接続されている請求項10又は11に記載の露光装置。
- 前記接続部材は、一端が前記てこ機構に接続され、他端が滑車を介して前記重量物に接続されている請求項12に記載の露光装置。
- 前記接続部材は、鋼線を撚ったワイヤ、チェーン、合成樹脂系の材料により形成されたベルト、のいずれかから成る請求項5〜9、12,13のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記支持部は、前記被支持部を下方から支持する防振装置を含む請求項1〜14のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記被支持部は、複数の支持点で前記支持部によって支持され、
前記重量軽減装置は、前記支持点の数に対応して複数設けられ、前記複数の重量軽減装置それぞれの一部が前記複数の支持点に対応する複数箇所それぞれで前記被支持部に接続される請求項1〜15のいずれか一項に記載の露光装置。 - 前記複数の支持点のそれぞれは、滑節支持点である請求項16に記載の露光装置。
- 前記被支持部は、光学部材が載置された光学定盤を含む請求項1〜17のいずれかに記載の露光装置。
- 前記光学部材は投影系を含む請求項18に記載の露光装置。
- 前記投影系は、所定の位置関係で配置される複数の光学系を含む請求項19に記載の露光装置。
- 前記被支持部は、前記エネルギビームを前記物体に投射する光学系を載置するメトロロジーフレームを含む請求項1〜17のいずれかに記載の露光装置。
- 前記重量物は、前記露光装置本体の一部である請求項1〜21のいずれか一項に記載の露光装置。
- 前記物体は、サイズが500mm以上の基板である請求項1〜22のいずれか一項に記載の露光装置。
- 請求項1〜23のいずれか一項に記載の露光装置を用いて物体を露光することと;
露光された前記物体を現像することと;を含むデバイス製造方法。 - 請求項1〜23のいずれか一項に記載の露光装置を用いてフラットパネルディスプレイ用の基板を露光することと;
露光された前記基板を現像することと;を含むフラットパネルディスプレイの製造方法。
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