JPWO2009022726A1 - 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 - Google Patents
含水物質の脱水システムおよび脱水方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2009022726A1 JPWO2009022726A1 JP2009528149A JP2009528149A JPWO2009022726A1 JP WO2009022726 A1 JPWO2009022726 A1 JP WO2009022726A1 JP 2009528149 A JP2009528149 A JP 2009528149A JP 2009528149 A JP2009528149 A JP 2009528149A JP WO2009022726 A1 JPWO2009022726 A1 JP WO2009022726A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dme
- dimethyl ether
- water
- liquid
- hydrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L3/00—Gaseous fuels; Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by subclass C10G, C10K; Liquefied petroleum gas
- C10L3/06—Natural gas; Synthetic natural gas obtained by processes not covered by C10G, C10K3/02 or C10K3/04
- C10L3/10—Working-up natural gas or synthetic natural gas
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B09—DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09C—RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
- B09C1/00—Reclamation of contaminated soil
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B5/00—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
- F26B5/005—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by dipping them into or mixing them with a chemical liquid, e.g. organic; chemical, e.g. organic, dewatering aids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Soil Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
Abstract
Description
〔1〕 液体のジメチルエーテルと含水物質とを接触させる接触部を有する脱水システム用井と、前記脱水システム用井にそれぞれ接続し、接触部の入口側に開口するジメチルエーテル注入管および含水物質注入管と、前記脱水システム用井の接触部の出口側である略上端部に開口する、接触後のジメチルエーテル−含水物質を排出するためのジメチルエーテル−含水物質排出口と、前記ジメチルエーテル−含水物質排出口により脱水システム用井と接続しジメチルエーテルと含水物質とを分離するジメチルエーテル−含水物質分離装置とを備えることを特徴とする含水物質の脱水システム。
〔2〕 前記ジメチルエーテル注入管および/または前記含水物質注入管が、前記脱水システム用井の略上端より嵌入し、各管が脱水システム用井との間で二重管を形成し前記接触部において開口する、〔1〕に記載の含水物質の脱水システム。
〔3〕 前記脱水システム用井は、その少なくとも一部が地中に埋設されている〔1〕または〔2〕に記載の脱水システム。
〔4〕 気体のジメチルエーテルを圧縮して注入するための圧縮機と、圧縮したジメチルエーテルを冷却して凝縮し、ジメチルエーテルを液化するための凝縮器と、前記圧縮機、凝縮器および前記分離装置の間を接続し、ジメチルエーテルを循環させるジメチルエーテル移送管とを更に有する〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載の脱水システム。
〔5〕 液体のジメチルエーテルを供給するジメチルエーテル供給手段と、含水物質を供給する含水物質供給手段と、前記含水物質供給手段により供給された前記含水物質と、前記ジメチルエーテル供給手段より供給された前記ジメチルエーテルとを加圧して混合する接触部と、該接触部と連結し、前記含水物質中の水分を前記ジメチルエーテルに吸収し、前記含水物質の脱水を行う脱水器と、該脱水器から排出される水分を吸収した含水液体ジメチルエーテルと前記含水物質とを分離する液体サイクロンと、前記含水液体ジメチルエーテル中の前記ジメチルエーテルを気化し、前記ジメチルエーテルと前記ジメチルエーテル中の水分とを分離する蒸発缶と、前記蒸発缶内の気化した気体ジメチルエーテルを抜出すジメチルエーテル移送管と、前記ジメチルエーテル移送管と連結し、前記気化したジメチルエーテルを加圧するための加圧手段と、該加圧手段で加圧されたジメチルエーテルを凝縮するためのジメチルエーテル凝縮管と、凝縮したジメチルエーテルを貯蔵するための凝縮液タンクと、凝縮されたジメチルエーテルを前記接触部に供給する液体のジメチルエーテルを貯蔵するタンクに送給する液体ジメチルエーテル送給管とを有することを特徴とする含水物質の脱水システム。
〔6〕 前記脱水システム用井が、地上または地下に設けられている〔5〕に記載の脱水システム。
〔7〕 前記含水物質は、石炭である〔1〕〜〔6〕のいずれか一項に記載の脱水システム。
〔8〕 〔1〕〜〔6〕のいずれか一項に記載の脱水システムを用いる含水物質の脱水方法。
11A,21A,11A”,73 接触部
12,22,32,71 DME注入管
221A,221B DME注入管の管内開口部
13,23A,23B,33 含水物質注入口
131,231,331,431 含水物質注入管
132,232,332 褐炭注入装置
133、233,333 ホッパー
234 スクリュー・フィーダー
14,24,92 DME−含水物質排出口
15,25 DME−含水物質分離装置
41 圧縮・凝縮器
42,77 DME移送管
43,88 DMEタンク
51、61 加圧タンク
52、62、58 排出管
53、63、55、56、59、65、66 弁
54、64 注入管
57、67 蓋
68 窒素高圧タンク
69 コンプレッサー
70 脱水システム
72 褐炭供給手段
74 脱水器
74a 下端部
74b 上端部
75 液体サイクロン
76 蒸発缶
78、109 加圧ブロア(加圧手段)
79 DME凝縮管
80 凝縮液タンク
81 中間タンク
82 液体DME送給管
83、85 コンベア
84 褐炭貯槽
86 褐炭注入タンク
87、97、112 スクリューフィーダー
89 DME注入分岐管
90 DME−含水物質供給通路
91 DME−含水物質流入口
93 DME−含水物質排出通路
94 含水DME分離通路
95 褐炭抜出し通路
96 褐炭取出しタンク
98 脱水褐炭コンベア
99 液体DME回収管
100 ベーパ圧力調整タンク
101 分離水循環通路
102 DME供給管
103、104 冷却水
105 分離水抜出し管
106 フィルタ
107 最終ガス分離タンク
108、110、111 気体DME回収通路
100 分離水循環通路
114 操作盤
123 建屋
(1)垂直にあるいは内外側に屈曲しつつ上方へ伸張するゾーン
(2)水平或は若干の傾斜を有するゾーン
(3)垂直にあるいは内外側に屈曲しつつ上方へ伸張するゾーン
(例1:常圧分離(固液−気体分離→固液分離))〔図4〕
飽和蒸気圧以上の加圧下(常温下約6気圧)にあるDME−含水物質を、フラッシュ減圧により常圧(1気圧)に戻し、DMEガスを分離する(気体分離)。その後、脱水褐炭および水を遠心分離する(固液分離)。
飽和蒸気圧以上の加圧下(例えば、常温下約6気圧)にあるDME−含水物質を、加圧条件を維持しつつ液体サイクロンにかけて、含水DMEおよび残存脱水褐炭と、水の付着した脱水褐炭とに分ける。液体サイクロンへのDME−含水物質の注入圧力が十分でない場合吹き付け用ポンプとしてノンシール耐圧ポンプ等を設置し、ポンプの吐出量、揚程を調整して、加圧条件を維持する。液体サイクロンを利用した場合の分離特率は約90%である。含水DMEおよび残存脱水褐炭は飽和蒸気圧以下(例えば、常温下約5気圧)まで若干減圧し、ガス・セパレーターによりDMEガスと水とに分離する。水は網による分離および沈澱分離により精製し、残存する脱水褐炭を拾い出す。水の付着した脱水褐炭は、フラッシュ減圧により約1気圧まで減圧してDMEガスを分離した後、遠心分離により水と脱水褐炭とに分離する。回収のDMEガスは、昇圧しDME移送管に接続、液体サイクロン・減圧で分離回収のDMEガスに混合、脱水システム用井における脱水のためリサイクルすることができる。
また、DMEを回収する蒸留塔として、内部に熱交換凝縮器を有するものを用いるようにしてもよい。
飽和蒸気圧以上の加圧下(常温下約6気圧)にあるDME−含水物質を、フラッシュ減圧により常圧(1気圧)に戻し、DMEガスを褐炭および水より分離する(気体分離)。続いて網分離を行って、脱水褐炭と、水とに分離する。脱水褐炭については遠心分離を行い脱水褐炭と水とに分離する。一方水およびDMEガスは、ガス・セパレーターにより気液分離する。
DME注入管から導入される液体DMEが地下にて褐炭と混合するまでのDME単独で存在するゾーン。DMEは通常液体として存在する。液体DMEは重力により井戸底部方向に移動すると共に連続流動性により上方に移動する。
褐炭とDMEが混合し、脱水が行われるゾーン。液体DMEは、一部が含水DME(含水液体DME)となる。DMEは連続流動性により上方へ推進される。
DMEの水分吸収量が飽和状態となるゾーン。含水DMEが大部分を占め、液体DMEはほとんどないまたはまったくない状態。DMEは連続流動性により上方へ推進される。
含水DMEの上昇による圧力低下により、ごく微量のDMEが気化し、更なる浮力を与えるゾーン。含水DMEとDMEガスが混在することにより、含水物質排出口においては、DME注入管の開口部よりも若干低い圧力となる。DMEは浮力により上方へ推進される。一度DMEに溶け込んだ水がDME飽和溶解度の変化、DMEの気化により分離する。なお、DMEの飽和溶解度、飽和蒸気圧が温度に敏感なため、上記のゾーン分類における深度は温度、圧力条件に従い大いに変化する。
図1は、本発明による実施例1に係る脱水システムの構成を簡略に示す概略構成図である。
図1に示すように、実施例1に係る脱水システムは、U字型脱水システム用井を有する脱水システムである。
すなわち、脱水システム用井11はU字形状である。U字型脱水システム用井11の側面から見て右側上部よりDME注入管12が脱水システム用井11に接続している。また、同じ右上端より、含水物質注入管131が脱水システム用井11の上端より入り込み、底部に開口部13を有する。脱水システム用井11のうち含水物質注入管が占めている領域以外の領域(二重管の内管と外管の間部分)であって、U字形状の折り返し部分121までの領域は、DME注入のための流路を形成する。含水物質注入管131には褐炭注入装置132およびホッパー133が接続されている。一方、脱水システム用井11の左上端にはDME−含水物質排出口14が開口し、DME−含水物質分離装置15に開口している。脱水システム用井11のDME注入管の開口部よりも下流のDME−含水物質排出口14までの領域は接触部11Aを形成する。
脱水システム用井11内に、DME注入管12のDME注入口121から液体DMEが供給され、褐炭注入装置132から含水物質注入口13を介して脱水システム用井11の接触部11Aに褐炭スラリーが供給される。液体DMEは、圧縮・凝縮器41において液化されたDMEのみ、またはこれとDMEタンクから新しく補充された液体DMEである。接触部11A内においては、液体DMEと褐炭とが接触することにより褐炭に含まれる水分を溶解して、一部はDME−含水物質排出口14付近で気化して気体DMEとなる。これらのDME−含水物質のうちU字形状の左端に達した、DME−含水物質排出口14に達した排出されたDME−含水物質は、分離装置15においてフラッシュ減圧、遠心分離、液体サイクロンなどを組み合わせて、加圧下または常圧下分離される(前述の例1〜3参照)。脱水褐炭及び水分は分離装置15から排出され、気体DMEはDME移送管42を介して圧縮・凝縮器41に送られ、再び液体DMEとなり脱水システム用井11に送られリサイクルされる。
本実施例に係る脱水システムは、前記図1に示した実施例1に係る脱水システムの構成と略同様であるため、前記図1に示した実施例1に係る脱水システムと同一構成には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図2は、本発明による実施例2に係る脱水システムの構成を簡略に示す概略構成図である。
図2に示すように、実施例2に係る脱水システムは、垂直円柱状脱水システム用井を有する脱水システムである。
すなわち、脱水システム用井21は垂直円柱状であり、その上部よりDME注入管22が脱水システム用井21の最上端より入り込み、脱水システム用井の底部に開口部221Aおよび221Bを有する。また、褐炭注入装置232から延伸する含水物質注入管231が脱水システム用井21の上部より入り込んでいる。この含水物質注入管231は脱水システム用井の開口部221Aおよび221Bよりやや上部に開口している(開口部23Aおよび23B)。開口部23Aおよび23B付近にはスクリュー・フィーダーが設置されている。DME−含水物質分離装置25と脱水システム用井21とは、DME−含水物質排出口24を介して連通している。DME注入管22は、含水物質注入管231よりも脱水システム用井21の底部近くまで延伸している。
脱水システム用井21内に、DME注入管22のDME注入口221から液体DMEが供給される。また、褐炭注入装置232に送られた褐炭が、装置232から含水物質注入口23を介して脱水システム用井21の接触部21Aに供給される。液体DMEは、圧縮・凝縮器41において液化された液体DMEのみ、またはこれとDMEタンクから新しく補充された液体DMEである。接触部21A内においては、液体DMEと褐炭とが接触することにより褐炭に含まれる水分を溶解して、一部はDME−含水物質排出口24付近で気化して気体DMEとなる。これらのDME−含水物質のうちU字形状の左端に達した、DME−含水物質排出口24に達した排出されたDME−含水物質は、分離装置においてフラッシュ減圧、遠心分離などを組み合わせて、加圧下または常圧下分離される(前述の例1〜3参照)。脱水褐炭および水分は分離装置25から排出され、気体DMEはDME移送管42を介して圧縮・凝縮器41に送られ、再び液体DMEとなり脱水システム用井21に送られリサイクルされる。
本実施例に係る脱水システムは、前記図1に示した実施例1に係る脱水システムの構成と略同様であるため、前記図1に示した実施例1に係る脱水システムと同一構成には同一符号を付して重複した説明は省略する。
図3は、本発明による実施例3に係る脱水システムの構成を簡略に示す概略構成図である。
図3に示すように、実施例3に係る脱水システムは、U字型脱水システム用井を有する脱水システムである。
本実施例に係る脱水システムにおいては、U字型脱水システム用井11の側面から見て右側上端にDME注入管32が接続し開口部321を有する。また、同じ右上端に、含水物質注入管33が接続し開口部331を有する。従って、本実施例3のシステムにおいては、脱水システム用井11全体が接触部11A”を形成する。含水物質注入管13には褐炭注入装置132およびホッパー133が接続されている。褐炭注入装置132とDME移送管42は管43で連結され、褐炭注入の際のスラリー化において用いられ、排出されたDMEガスを管43およびDME移送管により圧縮機41に送入し、再び液化して脱水システム用井11での脱水で利用することができる。
また、本実施例では、石炭の種類としては、褐炭を用いて説明する。
図9は、本発明による実施例4に係る脱水システムの構成を簡略に示す概略構成図である。
図9に示すように、実施例4に係る脱水システムは、図1に示す実施例1に係る脱水システムの脱水システム用井を地上に設けるようにしたものである。
なお、本実施例では、褐炭は予め粉砕されたものを用いているが、褐炭貯槽84の前に粉砕手段を設けて、褐炭貯槽84に供給するようにしてもよい。
ここで、褐炭と液体DMEとの混合物を液体DMEで満たされた脱水器74への供給については、バッチ方式またはセミ・バッチ方式としている。そして、これ以降の脱水・分離等は連続方式としている。従って脱水・分離等に付設する弁V5は逆流防止の流量調整弁である。
また、DME−含水物質排出口92付近での圧力は、液体DMEが気体DMEになった分だけ低下する。
ここで、DME−含水物質排出口92付近での気温および圧力について、温度は45℃程度、気圧は10気圧程度としている。
ここで、液体サイクロン75は公知のものを用いることができ、一般的な構造は、例えば特開2007-90165号公報、特開2007-54776号公報および特開2007-38200号公報に開示がある。
ここで、蒸発缶76は2重構造の所謂シェル&チューブ構造になっており、細管のDME凝縮管79が内部に張り巡らされている。
ここで、図10に示す脱水システム70では、その高さを20mとしている。なお、前述したように地下設置の場合には深度を100mとしている。これは十分な圧力を保持するためである。これらの地上型での高さや、地下型での深度は、その他、褐炭脱水に必要な時間、液体DME等液体の速度等により最適値を適宜設定することができる。
また、図9および図10に示す地上型の含水物質の脱水システムの一部、或いは総てをそのまま地下に設置するようにしてもよい。
Claims (8)
- 液体のジメチルエーテルと含水物質とを接触させる接触部を有する脱水システム用井と、前記脱水システム用井にそれぞれ接続し、接触部の入口側に開口するジメチルエーテル注入管および含水物質注入管と、前記脱水システム用井の接触部の出口側である略上端部に開口する、接触後のジメチルエーテル−含水物質を排出するためのジメチルエーテル−含水物質排出口と、前記ジメチルエーテル−含水物質排出口により脱水システム用井と接続しジメチルエーテルと含水物質とを分離するジメチルエーテル−含水物質分離装置とを備えることを特徴とする含水物質の脱水システム。
- 前記ジメチルエーテル注入管および/または前記含水物質注入管が、前記脱水システム用井の略上端より嵌入し、各管が脱水システム用井との間で二重管を形成し前記接触部において開口する、請求項1に記載の含水物質の脱水システム。
- 前記脱水システム用井は、その少なくとも一部が地中に埋設されている請求項1または2に記載の脱水システム。
- 気体のジメチルエーテルを圧縮して注入するための圧縮機と、圧縮したジメチルエーテルを冷却して凝縮し、ジメチルエーテルを液化するための凝縮器と、前記圧縮機、凝縮器および前記分離装置の間を接続し、ジメチルエーテルを循環させるジメチルエーテル移送管とを更に有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱水システム。
- 液体のジメチルエーテルを供給するジメチルエーテル供給手段と、
含水物質を供給する含水物質供給手段と、
前記含水物質供給手段により供給された前記含水物質と、前記ジメチルエーテル供給手段より供給された前記ジメチルエーテルとを加圧して混合する接触部と、
該接触部と連結し、前記含水物質中の水分を前記ジメチルエーテルに吸収し、前記含水物質の脱水を行う脱水器と、
該脱水器から排出される水分を吸収した含水液体ジメチルエーテルと前記含水物質とを分離する液体サイクロンと、
前記含水液体ジメチルエーテル中の前記ジメチルエーテルを気化し、前記ジメチルエーテルと前記ジメチルエーテル中の水分とを分離する蒸発缶と、
前記蒸発缶内の気化した気体ジメチルエーテルを抜出すジメチルエーテル移送管と、
前記ジメチルエーテル移送管と連結し、前記気化したジメチルエーテルを加圧するための加圧手段と、
該加圧手段で加圧されたジメチルエーテルを凝縮するためのジメチルエーテル凝縮管と、
凝縮したジメチルエーテルを貯蔵するための凝縮液タンクと、
凝縮されたジメチルエーテルを前記接触部に供給する液体のジメチルエーテルを貯蔵するタンクに送給する液体ジメチルエーテル送給管とを有することを特徴とする含水物質の脱水システム。 - 前記脱水システム用井が、地上または地下に設けられている請求項5に記載の脱水システム。
- 前記含水物質は、石炭である請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱水システム。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載の脱水システムを用いる含水物質の脱水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009528149A JP5455628B2 (ja) | 2007-08-16 | 2008-08-14 | 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007212215 | 2007-08-16 | ||
JP2007212215 | 2007-08-16 | ||
JP2009528149A JP5455628B2 (ja) | 2007-08-16 | 2008-08-14 | 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 |
PCT/JP2008/064597 WO2009022726A1 (ja) | 2007-08-16 | 2008-08-14 | 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2009022726A1 true JPWO2009022726A1 (ja) | 2010-11-18 |
JP5455628B2 JP5455628B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=40350779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009528149A Expired - Fee Related JP5455628B2 (ja) | 2007-08-16 | 2008-08-14 | 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5455628B2 (ja) |
CN (1) | CN101842140A (ja) |
AU (1) | AU2008287823C1 (ja) |
WO (1) | WO2009022726A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109876488A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-06-14 | 河北工程大学 | 一种矿井压风系统用的自动除水装置 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112013011469A2 (pt) * | 2010-11-09 | 2016-08-09 | Ross Technology Corp | métodos e composições para secar carvão |
MX2016001056A (es) * | 2013-08-02 | 2016-04-25 | Hitachi Ltd | Aparato de separacion de solido/liquido y metodo para el mismo. |
CN105880271B (zh) * | 2016-07-02 | 2019-04-09 | 江苏省山水生态环境建设工程有限公司 | 一种矿山铬重金属污染土壤的修复方法 |
US11840462B2 (en) | 2021-01-04 | 2023-12-12 | Massachusetts Institute Of Technology | Switchable system for high-salinity brine desalination and fractional precipitation |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3606999A (en) * | 1967-08-04 | 1971-09-21 | Harold L Lawless | Method of and apparatus for carrying out a chemical or physical process |
AUPR544601A0 (en) * | 2001-06-04 | 2001-06-28 | Exergen Pty Ltd | High pressure extraction |
JP2007083122A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Central Res Inst Of Electric Power Ind | 液化物を用いた含水物質の脱水方法 |
-
2008
- 2008-08-14 JP JP2009528149A patent/JP5455628B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-08-14 CN CN200880103514A patent/CN101842140A/zh active Pending
- 2008-08-14 WO PCT/JP2008/064597 patent/WO2009022726A1/ja active Application Filing
- 2008-08-14 AU AU2008287823A patent/AU2008287823C1/en not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109876488A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-06-14 | 河北工程大学 | 一种矿井压风系统用的自动除水装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5455628B2 (ja) | 2014-03-26 |
AU2008287823B2 (en) | 2011-09-08 |
AU2008287823A1 (en) | 2009-02-19 |
CN101842140A (zh) | 2010-09-22 |
AU2008287823C1 (en) | 2012-03-22 |
WO2009022726A1 (ja) | 2009-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2012101985A4 (en) | System for removal of toxic waste from woody materials | |
JP5455628B2 (ja) | 含水物質の脱水システムおよび脱水方法 | |
US7807048B2 (en) | Thermal recovery of petroleum crude oil from tar sands and oil shale deposits | |
JP2729744B2 (ja) | 下水汚泥の処理方法 | |
CN102503055B (zh) | 含油污泥的处理方法和处理设备 | |
CA2937235C (en) | Bituminous feed processing | |
US8771503B2 (en) | Process and system for recovering oil from tar sands using microwave energy | |
JP5607884B2 (ja) | 含水物質の処理方法 | |
JPH0237202B2 (ja) | ||
BR112019000349B1 (pt) | Processo contínuo de tratamento de biomassa lignocelulósica por impregnação e explosão a vapor e instalação de tratamento contínuo de biomassa lignocelulósica | |
NO335027B1 (no) | Fremgangsmåte og apparat for rensing av borekaks | |
AU2009252514B2 (en) | Method and apparatus for modifying coal | |
JP2009119378A (ja) | 有機性廃棄物のメタン発酵処理方法及びメタン発酵処理システム | |
EA023805B1 (ru) | Экстракция углеводородов из углеводородсодержащих материалов | |
WO2011034658A1 (en) | Methods for obtaining bitumen from bituminous materials | |
CN102072613B (zh) | 一种对固体物料进行多效蒸发脱水的方法 | |
CN104046375A (zh) | 微波辅助超临界co2萃取油砂中原油的系统及方法 | |
US8398824B2 (en) | Apparatus for hydrocarbon extraction | |
AU2011213789B2 (en) | Dewatering system for water containing material and method of dewatering the same | |
CA3016908A1 (en) | Non-aqueous extraction of bitumen from oil sands | |
KR101555158B1 (ko) | 오니 처리 방법 및 오니 처리 시스템 | |
CN106471103A (zh) | 煤碎屑与经过选矿的含有机碳原料的高能量聚集体 | |
KR101075415B1 (ko) | 음식물쓰레기에서의 지방성분 분리 공정 응용 방법 | |
CA2747004C (en) | Apparatus and methods for hydrocarbon extraction | |
CN116113481A (zh) | 使用醇溶剂进行的油质材料提取 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |