JPWO2008035492A1 - アクセスルータ、dhcpサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラム - Google Patents

アクセスルータ、dhcpサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラム Download PDF

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Abstract

同一リンク配下に異なるIPコンフィグ情報を必要とする端末が混在した場合、ルータ広告を端末個別に送信しなければならない。要請ノードマルチキャストアドレス宛にルータ広告を送信する手段と、要請ノードマルチキャストアドレスに応じたIPアドレスの割り当て手段とを備えることにより、同一のIPコンフィグ情報を必要とする端末群を同じ要請ノードマルチキャストアドレスを持つようにグルーピングし、グループ毎のルータ広告を可能にする。

Description

本発明は、効率的なルータ広告送信の技術に関し、特に同一アクセスルータ配下に混在する様々な端末を特性毎にグルーピングしてルータ広告を送信できるルータ広告送信の技術に関するものである。
関連するルータ広告送信システムの一例が、非特許文献1に記載されている。図1はNetwork−based Localized Mobility Management(NetLMM)を使用して移動端末にモビリティを提供する場合のルータ広告送信システム構成図を示している。
この関連するルータ広告送信システムは、Local Mobility Anchor(LMA)121、122、123およびMobility Access Gateway(MAG)131、132、133、DHCPサーバ150で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43で構成されている。
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
LMAは移動端末がネットワーク1内を移動するときのアンカールータで、移動管理している移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するMAG宛にIPパケットをカプセル化して転送する。LMA121、122、123はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。
MAGは移動端末が自身の配下に移動してきたときに移動端末の代わりにLMAに位置登録を行うルータである。またMAGはDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っている。さらに、MAG131、132、133はオペレータ11、12、13とは独立である。
DHCPサーバ150は各移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
移動端末はネットワーク1内を通信しながら移動できる端末である。移動端末41−1、41−2はオペレータ11と、移動端末42はオペレータ12と、移動端末43はオペレータ13と契約している。
このような構成を有する関連するルータ広告送信システムは次のように動作する。図2は関連するルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のネットワーク1への初期アクセスから通信開始までのシーケンス図を示している。移動端末41−1はネットワーク1へ入ってくるとMAG131とリンク確立を行う。その後、リンクローカルアドレス(Link Local Address;LLA)を生成し、そのLLAのアドレス重複がないことを確認(DuplicateDADdress Detection;DAD)するためNeighbor Solicitation(NS)を送信する。MAG131はLLAのDAD用NSを受信すると廃棄する。続いて、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、Router Solicitation(RS)を送信する。MAG131はRSを受信すると、RSに含まれる移動端末の識別子(Mobile Node Identifier;MN−ID)から移動端末41−1の移動管理を行うLMAがLMA121であることを知る。例えばMN−IDとしては移動端末のMACアドレスが考えられる。その後、MAG131はLMA121とLocation Registration(LR)/Location Registration(LR) Ackのメッセージ交換を行うことにより、移動端末41−1の位置登録を行う。ここで、LMA121はMAG131にLRAckを送信する際に移動端末41−1用のプリフィクス(NetLMM Network Prefix;NNP)を割り当て、LRAckにNNPを含めてMAG131に送信する。そして、MAG131は移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にNNPを含めたルータ広告(Router Advertisement;RA)を送信する。
その後、移動端末41−1はDHCPによってIPアドレスの獲得処理に移行する。その際に、MAG131は移動端末41−1とDHCPサーバ150がやり取りするメッセージと連携してLMA121とMN Address Setup/MN Address Setup Ackを交換することにより、LMA121に移動端末41−1が獲得したIPアドレスを登録する。
そして、移動端末41−1はLMA121〜MAG131間でパケットをカプセル化されて通信を行う。
ここで、移動ノードが少なくともサブネットワーク間を移動するまでに送信するマルチキャストグループへの参加指示を受信すると、このマルチキャストグループへの参加要求を送信する参加要求手段と、移動ノードがサブネットワーク間を移動したときに送信する、移動ノードの移動先サブネットワークにおける気付アドレスを含む位置登録情報を受信すると、その後受信される前記マルチキャストグループに対応したマルチキャストパケットを、所定の期間、気付アドレス宛に転送するパケット転送手段とを有するようにパケット中継装置を構成することで、移動ノードがサブネットワーク間を移動するときに発生するマルチキャストパケットの喪失を低減し、データ転送品質を向上することができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、モバイルルータが自身の気付アドレスをホームエージェントに知らせ、端末装置が作成したローカルリンクのパケットをトンネル転送できるようにして、端末装置がフォーリンリンク上に移動しても、ホームリンク上と同じようにホームリンク上の端末装置やホームエージェントと通信を行えるようにし、ローカルマルチキャストパケットにその宛先に対応するグローバルマルチキャストアドレス宛先のトンネルヘッダを付与したトンネルパケットをトンネル転送することにより、ローカルリンク内のマルチキャスト通信がホームリンクと外部のサブネットワークとの間でも行えるようにする技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−304644号公報 特開2005−136466号公報 Giaretta.G.,"NetLMM Protocol",HTTP://WWW.ietf.org/internet−dRAfts/dRAft−giaretta−netlmm−dt−protocol−00.txt
しかしながら、上述した関連技術では、以下の問題点があった。第1の問題点は、MAGは移動端末毎にルータ広告を送信しなければならないということである。
その理由は、図1にあるように、MAG131の配下に異なるオペレータに所属する移動端末が混在している場合、各オペレータに特化したルータ広告をブロードキャストで送信すると、そのオペレータとは無関係な移動端末のIPコンフィグ情報を書き換えてしまうためである。
第2の問題点は、端末からルータ広告を要請されなければアクセスルータはルータ広告を送信できないということである。
その理由は、MAGは自身の配下に対象とする端末がいるかどうかわからないためである。MAGはリンク層と連携して端末の存在を確認することができるが処理が複雑となる。
本発明は、以上説明した問題点を解決するためになされたものであり、端末の特性毎に集約されたルータ広告を送信することにある。本発明の他の目的は、端末からの要請がなくても端末の特性に応じたルータ広告を送信することができるアクセスルータ、DHCPサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかるアクセスルータは、
特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信するルータ広告手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるDHCPサーバは、
同一の特徴を持つ端末に同一の要請ノードマルチキャストアドレスを持つIPアドレスの割り当てを行う手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるルータ広告送信システムは、
特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信する手段を備えるアクセスルータと、
位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知する手段を備えるアンカールータと
を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるルータ広告送信方法は、
アクセスルータが特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信し、
アンカールータが位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知することを特徴とする。
また、本発明にかかるアンカールータは、
位置登録応答時にアクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知するグループ識別子通知手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、
アクセスルータに、特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、様々な端末が混在する中で、同一の特徴を持つ端末のみが受信できるルータ広告を送信することができる。
以下、本発明の第1の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図3を参照すると、本実施例におけるルータ広告送信システムは、ルータ機能61、62、63およびアクセスポイント(Access Point;AP)機能71、72、73、Layer2 Switching(L2 SW)機能80で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43、DHCPサーバ機能51、52、53で構成されている。
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
ルータ機能はネットワーク1内に存在する移動端末に対してIPパケットを配信するアクセスルータ機能で、移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するネットワーク1向きのインターフェースにIPパケットを転送する。また、ルータ機能は要請ノードマルチキャストアドレス宛にルータ広告を送信する手段を具備している。ルータ機能61、62、63はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。さらにルータ機能はDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っている。
AP機能はIEEE802.11の方式に準拠したアクセスポイントである。さらに、AP機能71、72、73はオペレータ11、12、13とは独立である。
L2 SW機能80は上り方向はMACフレームの送信元MACアドレスを見て、送信元MACアドレスに応じたオペレータが存在するインターフェースに、下り方向はMACフレームの宛先MACアドレスを見て、宛先MACアドレスに応じた移動端末が存在するインターフェースにスイッチングするスイッチ機能である。また、L2 SW機能80は下り方向のマルチキャストアドレス宛のパケットはAP機能側の全インターフェースにコピーしてスイッチングする機能も具備する。
DHCPサーバ機能51、52、53は各移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
移動端末はネットワーク1内を通信しながら移動できる端末である。移動端末41−1、41−2はオペレータ11と、移動端末42はオペレータ12と、移動端末43はオペレータ13と契約している。
次に、図4のシーケンスを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明する。図4は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のネットワーク1への初期アクセスから通信開始までのシーケンス図を示している。移動端末41−1はネットワーク1へ入ってくるとAP機能71とリンク確立を行う。その後、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、Router Solicitation(RS)を送信する。L2 SW機能80はRSのMACフレームを受信すると、送信元MACアドレスが移動端末41−1のものと判断すると、ルータ機能61に転送する。ここで、L2 SW機能80が移動端末41−1のフレームのスイッチング経路を記憶するタイミングはアクセス認証との連携などが挙げられる。ルータ機能61はRSを受信すると、その応答として移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にRAを送信する。
その後、移動端末41−1はDHCPによってIPアドレスの獲得処理に移行する。その際に、DHCPサーバ機能51はオペレータ11に契約する端末が同一の要請ノードマルチキャストアドレスに帰属するようにグローバルIPアドレスを割り当てる。
移動端末41−1はIPアドレスを獲得した後、ルータ機能61〜AP機能71間でパケットをスイッチングされて通信を行う。
そして、しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、ルータ機能61はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。L2 SW機能80はこのルータ広告のMACフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストであることを確認すると、コピーして全APに配布する。
次に、本実施例の効果について説明する。
本実施例では、DHCPサーバによって要請ノードマルチキャストアドレスが共通になるようにIPアドレスを割り当てているため、特定の端末グループにのみ所望のルータ広告を1発にまとめて送信できる。
また、本実施例では、さらに、ネットワーク1への初期アクセス時には端末のユニキャストアドレス宛にルータ広告が送信されているため、端末のグルーピングが行われていない状態でも端末に所望のルータ広告を配信できる。
次に、本発明の第2の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図5を参照すると、本実施例は、LMA機能21、22、23およびMAG機能31、32、33、DHCPサーバ機能50で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43で構成されている。
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
LMA機能は移動端末がネットワーク1内を移動するときのNetLMMプロトコルをサポートしたアンカールータ機能で、移動管理している移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するMAG機能宛にIPパケットをカプセル化して転送する。LMA機能21、22、23はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。また、LMA機能はMAG機能からの位置登録応答に移動端末の利用している要請ノードマルチキャストアドレスを含めて送信する機能を具備する。
MAG機能は移動端末が自身の配下に移動してきたときに移動端末の代わりにLMA機能に位置登録を行うNetLMMプロトコルをサポートしたアクセスルータ機能である。またMAG機能はDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っており、DHCPメッセージをDHCPサーバに転送する際に移動端末の帰属するグループ情報を付加する機能を持つ。さらに、MAG機能31、32、33はオペレータ11、12、13とは独立である。
DHCPサーバ機能50は各移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットおよびグループに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
移動端末はネットワーク1内を通信しながら移動できる端末である。移動端末41−1、41−2はオペレータ11と、移動端末42はオペレータ12と、移動端末43はオペレータ13と契約している。
このような構成を有する本実施例のルータ広告送信システムは次のように動作する。図6は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のネットワーク1への初期アクセスから通信開始までのシーケンス図を示している。
移動端末41−1はネットワーク1へ入ってくるとMAG機能31とリンク確立を行う。その後、LLAを生成し、そのLLAのアドレス重複がないことを確認(DAD)するためNSを送信する。MAG機能31はLLAのDAD用NSを受信すると廃棄する。続いて、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、RSを送信する。MAG機能31はRSを受信すると、RSに含まれるMN−IDから移動端末41−1の移動管理を行うLMA機能がLMA機能21であることを知る。例えばMN−IDとしては移動端末のMACアドレスが考えられる。その後、MAG機能31はLMA機能21とLR/LRAckのメッセージ交換を行うことにより、移動端末41−1の位置登録を行う。ここで、LMA機能21はMAG機能31にLRAckを送信する際に移動端末41−1用のNNPを割り当て、LRAckにNNPに加えて移動端末に割り当てられるであろう要請ノードマルチキャストアドレスを含めてMAG機能31に送信する。そして、MAG機能31は移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にNNPを含めたRAを送信する。
その後、移動端末41−1はDHCPによってIPアドレスの獲得処理に移行する。その際に、MAG機能31はDHCP RequestをDHCPサーバ機能50に転送する際に移動端末が所属するグループ情報としてLMA機能の識別子であるLMA−IDを付加する。DHCPサーバ機能50は付加された移動端末のグループ情報に応じた要請ノードマルチキャストアドレスが割り当てられるようなグローバルIPアドレスを割り当てる。また、MAG機能31は移動端末41−1とDHCPサーバ機能50がやり取りするメッセージと連携してLMA機能21とMN Address Setup/MN Address Setup Ackを交換することにより、LMA機能21に移動端末41−1が獲得したIPアドレスを登録する。
そして、移動端末41−1はLMA機能21〜MAG機能31間でパケットをカプセル化されて通信を行う。
そして、しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、MAG機能31はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。
続いて、本実施例のルータ広告送信システムにおけるハンドオーバ動作について説明する。図7は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のMAG機能31からMAG機能32へのハンドオーバのシーケンス図を示している。移動端末41−1はMAG機能32の配下に移動するとMAG機能32とリンク確立を行う。その後、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、RSを送信する。MAG機能32はRSを受信すると、図6記載の初期アクセスのときと同様にRSに含まれるMN−IDから移動端末41−1の移動管理を行うLMA機能がLMA機能21であることを知る。その後、MAG機能32は移動端末41−1の位置登録を行うため、LMA機能21にLRを送信する。LMA機能21はLRを受信すると移動端末の経路情報を変更するため、MAG機能32とRouting Setup/Routing Setup Ackのメッセージ交換を行う。その後、LMA機能21は移動端末41−1用のNNPに加えて移動端末41−1のグループに応じた要請ノードマルチキャストアドレスを含めてMAG機能32にLRAckを送信する。
そして、MAG機能32は移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にNNPを含めたRAを送信する。ここでMAG機能32は移動端末41−1のリンクローカルユニキャストアドレス宛にRAを送信したが、ハンドオーバの段階では移動端末はグループに応じた要請ノードマルチキャストアドレスを保持しているため、要請ノードマルチキャストアドレス宛にRAを送信しても良い。
最後にLMA機能21はMAG機能31上の移動端末41−1のキャッシュを削除するため、Location Deregistration/Location Deregistration AckをMAG機能31と交換する。
そして、しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、MAG機能32はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。
次に、本実施例の効果について説明する。
本実施例では、移動端末のハンドオーバ時にアクセスルータに移動端末のグループ識別子である要請ノードマルチキャストアドレスを通知するため、移動端末のハンドオーバ後も継続して端末グループ宛のルータ広告を送信できる。
次に、具体的な実施例を用いて本発明の第1の実施例の動作を説明する。
図8を参照すると、本実施例は、ルータ161、162、163およびAP171、172、173、Broadband Access Server180で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43、DHCPサーバ151、152、153で構成されている。
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
ルータはネットワーク1内に存在する移動端末に対してIPパケットを配信するアクセスルータで、移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するネットワーク1向きのインターフェースにIPパケットを転送する。また、ルータは要請ノードマルチキャストアドレス宛にルータ広告を送信する手段を具備している。ルータ161、162、163はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。さらにルータはDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っている。
APはIEEE802.11の方式に準拠したアクセスポイントである。さらに、AP171、172、173はオペレータ11、12、13とは独立である。
BAS180は上り方向はMACフレームの送信元MACアドレスを見て、送信元MACアドレスに応じたオペレータが存在するインターフェースに、下り方向はMACフレームの宛先MACアドレスを見て、宛先MACアドレスに応じた移動端末が存在するインターフェースにスイッチングするスイッチ装置である。また、BAS180は下り方向のマルチキャストアドレス宛のパケットはAP側の全インターフェースにコピーしてスイッチングする機能も具備する。
DHCPサーバ151、152、153は移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
移動端末はネットワーク1内を通信しながら移動できる端末である。移動端末41−1、41−2はオペレータ11と、移動端末42はオペレータ12と、移動端末43はオペレータ13と契約している。
次に、図9のシーケンスを参照して本実施例の全体の動作について詳細に説明する。図9は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のネットワーク1への初期アクセスから通信開始までのシーケンス図を示している。移動端末41−1はネットワーク1へ入ってくるとAP171とリンク確立を行う。その後、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、RSを送信する。BAS180はRSのMACフレームを受信すると、送信元MACアドレスが移動端末41−1のものと判断すると、ルータ161に転送する。ここで、BAS180が移動端末41−1のフレームのスイッチング経路を記憶するタイミングはアクセス認証との連携などが挙げられる。ルータ161はRSを受信すると、その応答として移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にRAを送信する。
その後、移動端末41−1はDHCPによってIPアドレスの獲得処理に移行する。その際に、DHCPサーバ151はオペレータ11に契約する端末が同一の要請ノードマルチキャストアドレスに帰属するようにグローバルIPアドレスを割り当てる。
移動端末41−1はIPアドレスを獲得した後、ルータ161〜AP171間でパケットをスイッチングされて通信を行う。
そして、しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、ルータ161はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。BAS180はこのルータ広告のMACフレームの宛先MACアドレスがブロードキャストであることを確認すると、コピーして全APに配布する。
次に、具体的な実施例を用いて本発明の第2の実施例の動作を説明する。
図10を参照すると、本実施例は、LMA121、122、123およびMAG131、132、133、DHCPサーバ150で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43で構成されている。
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
LMAは移動端末がネットワーク1内を移動するときのNetLMMプロトコルをサポートしたアンカールータで、移動管理している移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するMAG宛にIPパケットをカプセル化して転送する。LMA121、122、123はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。また、LMAはMAGからの位置登録応答に移動端末の利用している要請ノードマルチキャストアドレスを含めて送信する機能を具備する。
MAGは移動端末が自身の配下に移動してきたときに移動端末の代わりにLMAに位置登録を行うNetLMMプロトコルをサポートしたアクセスルータである。またMAGはDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っており、DHCPメッセージをDHCPサーバに転送する際に移動端末の帰属するグループ情報を付加する機能を持つ。さらに、MAG131、132、133はオペレータ11、12、13とは独立である。
DHCPサーバ150は各移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットおよびグループに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
移動端末はネットワーク1内を通信しながら移動できる端末である。移動端末41−1、41−2はオペレータ11と、移動端末42はオペレータ12と、移動端末43はオペレータ13と契約している。
このような構成を有する本実施例のルータ広告送信システムは次のように動作する。図11は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のネットワーク1への初期アクセスから通信開始までのシーケンス図を示している。
移動端末41−1はネットワーク1へ入ってくるとMAG131とリンク確立を行う。その後、LLAを生成し、そのLLAのアドレス重複がないことを確認(DAD)するためNSを送信する。MAG131はLLAのDAD用NSを受信すると廃棄する。
続いて、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、RSを送信する。MAG131はRSを受信すると、RSに含まれるMN−IDから移動端末41−1の移動管理を行うLMAがLMA121であることを知る。例えばMN−IDとしては移動端末のMACアドレスが考えられる。その後、MAG131はLMA121とLR/LRAckのメッセージ交換を行うことにより、移動端末41−1の位置登録を行う。ここで、LMA121はMAG131にLRAckを送信する際に移動端末41−1用のNNPを割り当て、LRAckにNNPに加えて移動端末に割り当てられるであろう要請ノードマルチキャストアドレスを含めてMAG131に送信する。そして、MAG131は移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にNNPを含めたRAを送信する。
その後、移動端末41−1はDHCPによってIPアドレスの獲得処理に移行する。その際に、MAG131はDHCP RequestをDHCPサーバ150に転送する際に移動端末が所属するグループ情報としてLMA機能の識別子であるLMA−IDを付加する。DHCPサーバ150は付加された移動端末のグループ情報に応じた要請ノードマルチキャストアドレスが割り当てられるようなグローバルIPアドレスを割り当てる。また、MAG131は移動端末41−1とDHCPサーバ150がやり取りするメッセージと連携してLMA121とMN Address Setup/MN Address Setup Ackを交換することにより、LMA121に移動端末41−1が獲得したIPアドレスを登録する。
そして、移動端末41−1はLMA121〜MAG131間でパケットをカプセル化されて通信を行う。
しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、MAG131はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。
続いて、本実施例のルータ広告送信システムにおけるハンドオーバ動作について説明する。図12は本実施例のルータ広告送信システムにおける移動端末41−1のMAG131からMAG132へのハンドオーバのシーケンス図を示している。移動端末41−1はMAG132の配下に移動するとMAG132とリンク確立を行う。その後、移動端末41−1はIPコンフィグ情報を得るため、RSを送信する。
MAG132はRSを受信すると、図11記載の初期アクセスのときと同様にRSに含まれるMN−IDから移動端末41−1の移動管理を行うLMAがLMA121であることを知る。その後、MAG132は移動端末41−1の位置登録を行うため、LMA121にLRを送信する。LMA121はLRを受信すると移動端末の経路情報を変更するため、MAG132とRouting Setup/Routing Setup Ackのメッセージ交換を行う。その後、LMA121は移動端末41−1用のNNPに加えて移動端末41−1のグループに応じた要請ノードマルチキャストアドレスを含めてMAG132にLRAckを送信する。そして、MAG132は移動端末41−1のリンクローカルユニキャスト宛にNNPを含めたRAを送信する。
ここでMAG132は移動端末41−1のリンクローカルユニキャストアドレス宛にRAを送信したが、ハンドオーバの段階では移動端末はグループに応じた要請ノードマルチキャストアドレスを保持しているため、要請ノードマルチキャストアドレス宛にRAを送信しても良い。最後にLMA121はMAG131上の移動端末41−1のキャッシュを削除するため、Location Deregistration/Location Deregistration AckをMAG機能31と交換する。
しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、MAG132はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。
これまで本明細書ではルータ広告を送信するグループを判断する識別子として要請ノードマルチキャストアドレスを例に挙げたが、要請ノードマルチキャストアドレスではなく、グループ識別専用のオプションフィールドをルータ広告に埋め込んだり、MACフレームヘッダに埋め込んだりしても良い。その際には、端末にはそのグループ識別子を判断する機能が必要となる。
なお、上述する各実施例は、本発明の好適な実施例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、ルータ広告送信システムを構成する各装置の機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
また、本発明は、WLAN事業者のような複数のISPが協同で使用しているアクセスシステムといった用途に適用できる。また、複数のISPが協同で使用しているNetLMMシステムといった用途にも適用可能である。
なお、この出願は、2006年9月19日に出願した、日本特許出願番号2006−252795号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明にかかるアクセスルータ、DHCPサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラムは、様々な端末が混在する中で、同一の特徴を持つ端末のみが受信できるルータ広告の送信に好適である。
関連技術の構成を示すシステム図である。 関連技術の動作を示す初期アクセスから通信開始までのシーケンス図である。 本発明の第1の実施例における構成を示すシステム図である。 第1の実施例における動作を示す初期アクセスから通信開始までのシーケンス図である。 本発明の第2の実施例における構成を示すシステム図である。 第2の実施例における動作を示す初期アクセスから通信開始までのシーケンス図である。 第2の実施例における動作を示すハンドオーバのシーケンス図である。 第1の実施例における実施例の構成を示すシステム図である。 第1の実施例における実施例の動作を示す初期アクセスから通信開始までのシーケンス図である。 第2の実施例における実施例の構成を示すシステム図である。 第2の実施例における実施例の動作を示す初期アクセスから通信開始までのシーケンス図である。 第2の実施例における実施例の動作を示すハンドオーバのシーケンス図である。
符号の説明
1 ネットワーク
11,12,13 オペレータ
21,22,23 Local Mobility Anchor(LMA)機能
31,32,33 Mobility Access Gateway(MAG)機能
41−1,41−2,42,43 移動端末
50,51,52,53 DHCPサーバ機能
61,62,63 ルータ機能
71,72,73 Access Point(AP)機能
80 Layer2 Switching(L2 SW)機能
121,122,123 Local Mobility Anchor(LMA)
131,132,133 Mobility Access Gateway(MAG)
150,151,152,153 DHCPサーバ
161,162,163 ルータ
171,172,173 Access Point(AP)
180 Broadband Access Server(BAS)
【0004】
で送信すると、そのオペレータとは無関係な移動端末のIPコンフィグ情報を書き換えてしまうためである。
[0016]
第2の問題点は、端末からルータ広告を要請されなければアクセスルータはルータ広告を送信できないということである。
[0017]
その理由は、MAGは自身の配下に対象とする端末がいるかどうかわからないためである。MAGはリンク層と連携して端末の存在を確認することができるが処理が複雑となる。
[0018]
本発明は、以上説明した問題点を解決するためになされたものであり、端末の特性毎に集約されたルータ広告を送信することにある。本発明の他の目的は、端末からの要請がなくても端末の特性に応じたルータ広告を送信することができるアクセスルータ、DHCPサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
[0019]
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
[0020]
本発明にかかるアクセスルータは、
特定の端末グループが受信可能なルータ広告を送信するルータ広告手段を備えたことを特徴とする。
[0021]
また、本発明にかかるDHCPサーバは、
同一の特徴を持つ端末に同一の要請ノードマルチキャストアドレスを持つIPアドレスの割り当てを行う手段を備えたことを特徴とする。
[0022]
また、本発明にかかるルータ広告送信システムは、
特定の端末グループが受信可能なルータ広告を送信する手段を備えるアクセスルータと、
位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知する手段を備えるアンカールータと
を備えたことを特徴とする。
[0023]
また、本発明にかかるルータ広告送信方法は、
アクセスルータが特定の端末グループが受信可能なルータ広告を送信し、
【0005】
アンカールータが位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知することを特徴とする。
[0024]
また、本発明にかかるアンカールータは、
位置登録応答時にアクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知するグループ識別子通知手段を備えたことを特徴とする。
[0025]
また、本発明にかかるプログラムは、
アクセスルータに、特定の端末グループが受信可能なルータ広告を送信する処理を実行させることを特徴とする。
発明の効果
[0026]
本発明によれば、様々な端末が混在する中で、同一の特徴を持つ端末が受信できるルータ広告を送信することができる。
発明を実施するための最良の形態
[0027]
以下、本発明の第1の実施例について図面を参照して詳細に説明する。図3を参照すると、本実施例におけるルータ広告送信システムは、ルータ機能61、62、63およびアクセスポイント(Access Point;AP)機能71、72、73、Layer2 Switching(L2 SW)機能80で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43、DHCPサーバ機能51、52、53で構成されている。
[0028]
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
[0029]
ルータ機能はネットワーク1内に存在する移動端末に対してIPパケットを配信するアクセスルータ機能で、移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するネットワーク1向きのインターフェースにIPパケットを転送する。また、ルータ機能は要請ノードマルチキャストアドレス宛にルータ広告を送信する手段を具備している。ルータ機能61、62、63はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。さらにルータ機能はDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っている。
[0030]
AP機能はIEEE802.11の方式に準拠したアクセスポイントである。さらに、AP機能71、72、73はオペレータ11、12、13とは独立である。
[0031]
L2 SW機能80は上り方向はMACフレームの送信元MACアドレスを見て、送信
【0007】
キャストであることを確認すると、コピーして全APに配布する。
[0038]
次に、本実施例の効果について説明する。
[0039]
本実施例では、DHCPサーバによって要請ノードマルチキャストアドレスが共通になるようにIPアドレスを割り当てているため、特定の端末グループに所望のルータ広告を1発にまとめて送信できる。
[0040]
また、本実施例では、さらに、ネットワーク1への初期アクセス時には端末のユニキャストアドレス宛にルータ広告が送信されているため、端末のグルーピングが行われていない状態でも端末に所望のルータ広告を配信できる。
[0041]
次に、本発明の第2の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
[0042]
図5を参照すると、本実施例は、LMA機能21、22、23およびMAG機能31、32、33、DHCPサーバ機能50で構成されているネットワーク1とオペレータ11、12、13、移動端末41−1、41−2、42、43で構成されている。
[0043]
オペレータ11、12、13は契約している移動端末にHTTPなどのIPサービスを提供するサービスプロバイダで、異なるサブネットを所有している。
[0044]
LMA機能は移動端末がネットワーク1内を移動するときのNetLMMプロトコルをサポートしたアンカールータ機能で、移動管理している移動端末宛のIPパケットを受信すると、移動端末の存在するMAG機能宛にIPパケットをカプセル化して転送する。LMA機能21、22、23はそれぞれオペレータ11、12、13に対応している。また、LMA機能はMAG機能からの位置登録応答に移動端末の利用している要請ノードマルチキャストアドレスを含めて送信する機能を具備する。
[0045]
MAG機能は移動端末が自身の配下に移動してきたときに移動端末の代わりにLMA機能に位置登録を行うNetLMMプロトコルをサポートしたアクセスルータ機能である。またMAG機能はDHCP Relay Agentとしての機能を併せ持っており、DHCPメッセージをDHCPサーバに転送する際に移動端末の帰属するグループ情報を付加する機能を持つ。さらに、MAG機能31、32、33はオペレータ11、12、13とは独立である。
[0046]
DHCPサーバ機能50は各移動端末の契約しているオペレータが所有しているサブネットおよびグループに応じたIPアドレスを割り当てる機能を持つ。
【0014】
チキャストアドレスを保持しているため、要請ノードマルチキャストアドレス宛にRAを送信しても良い。最後にLMA121はMAG131上の移動端末41−1のキャッシュを削除するため、Location Deregistration/Location Deregistration AckをMAG機能31と交換する。
[0087]
しばらくするとルータ広告の周期的な送信タイミングになる。すると、MAG132はオペレータ11用の要請ノードマルチキャスト宛にルータ広告を送信する。
[0088]
これまで本明細書ではルータ広告を送信するグループを判断する識別子として要請ノードマルチキャストアドレスを例に挙げたが、要請ノードマルチキャストアドレスではなく、グループ識別専用のオプションフィールドをルータ広告に埋め込んだり、MACフレームヘッダに埋め込んだりしても良い。その際には、端末にはそのグループ識別子を判断する機能が必要となる。
[0089]
なお、上述する各実施例は、本発明の好適な実施例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、ルータ広告送信システムを構成する各装置の機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。
[0090]
また、本発明は、WLAN事業者のような複数のISPが協同で使用しているアクセスシステムといった用途に適用できる。また、複数のISPが協同で使用しているNetLMMシステムといった用途にも適用可能である。
[0091]
なお、この出願は、2006年9月19日に出願した、日本特許出願番号2006−252795号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
産業上の利用可能性
[0092]
本発明にかかるアクセスルータ、DHCPサーバ、ルータ広告送信システム、その方法アンカールータおよびプログラムは、様々な端末が混在する中で、同一の特徴を持つ端末が受信できるルータ広告の送信に好適である。
図面の簡単な説明

Claims (13)

  1. 特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信するルータ広告手段を備えたことを特徴とするアクセスルータ。
  2. 前記ルータ広告手段は、前記ルータ広告の宛先アドレスとして要請ノードマルチキャストアドレス(solicited-node multicast address)を使用することにより前記特定の端末グループに所属するメンバのみに受信させることを特徴とする請求項1記載のアクセスルータ。
  3. 前記ルータ広告手段は、端末のネットワークへの初期アクセス時には前記ルータ広告の宛先アドレスとしてユニキャストアドレスを使用することを特徴とする請求項2記載のアクセスルータ。
  4. 端末に送信するマルチキャストアドレスを記載したアドレスリストを具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアクセスルータ。
  5. 同一の特徴を持つ端末に同一の要請ノードマルチキャストアドレスを持つIPアドレスの割り当てを行う手段を備えたことを特徴とするDHCPサーバ。
  6. 特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信する手段を備えるアクセスルータと、
    位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知する手段を備えるアンカールータと
    を備えたことを特徴とするルータ広告送信システム。
  7. アクセスルータが特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信し、
    アンカールータが位置登録応答時に前記アクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知することを特徴とするルータ広告送信方法。
  8. 位置登録応答時にアクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知するグループ識別子通知手段を備えたことを特徴とするアンカールータ。
  9. 前記グループ識別子通知手段は、前記グループ識別子として要請ノードマルチキャストアドレスを使用することを特徴とする請求項8記載のアンカールータ。
  10. アクセスルータに、特定の端末グループのみ受信可能なルータ広告を送信する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  11. DHCPサーバに、同一の特徴を持つ端末に同一の要請ノードマルチキャストアドレスを持つIPアドレスの割り当てを行う処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  12. アンカールータに、位置登録応答時にアクセスルータに位置登録を行っている端末の所属するグループ識別子を通知する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記通知する処理は、前記グループ識別子として要請ノードマルチキャストアドレスを使用することを特徴とする請求項12記載のプログラム。
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