JPWO2006092922A1 - チョコレート及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

繊細な風味でより高級感があり、さらには果実感、ナッツ感をより高めたチョコレート及びその製造方法を提供するため、カカオ豆を炭火による熱で焙煎する焙煎工程を有し、この焙煎工程では、炭火を上記カカオ豆に直接当てるようにしてもよく、さらに上記焙煎工程では、カカオ豆を90℃〜150℃で焙煎するようにしてもよい。

Description

本発明は、繊細な風味からなるチョコレート及びその製造方法に関する。
カカオマス、カカオバター、粉乳、砂糖等を主成分とするチョコレートは、古代メキシコにおける飲み物、ショコラトルをその語源とする。ショコラトルは、カカオ豆を土器に入れて焙煎してすりつぶすことにより作られていたが、アステカを滅亡させたコルテスによってこれがスペインに持ち込まれたとき、スペイン人たちは、ショコラトルに砂糖を入れることを考え出した。それ以来、チョコレートには砂糖を入れることがより一般的となった。
その後、このチョコレートの製法はイタリアやフランスに伝わり、貴族達の間でファッショナブルなドリンクとして広まった。この新しいドリンクは、その後ヨーロッパ全土に広がり、19世紀にはチョコレートの製造会社が続々誕生するようになった。そして、飲み物としてのチョコレート以外に、搾り取ったカカオバターにミルクを加えた、いわゆる板チョコ等のイーティングチョコレートも開発されるに至った。
わが国においては、明治初頭にヨーロッパから初めてチョコレートが輸入され、大正時代に入って全国的に広まり、特に戦後においてはチョコレート産業が飛躍的に成長した。その結果、チョコレートづくりの技術が進み、多種多様なチョコレートが開発されるようになった。
近年においては、単独で板チョコなどとして食される以外に、ドーナツ、ケーキ、シュークリーム、エクレア、アイスクリームなど他の菓子類と組み合わせても食されるようになりつつある。このチョコレートは、栄養価が高く、ポリフェノールやカフェインを多く含み、チョコレートを食した際のテオブロミンによるリラックス作用や、カカオの香りをかいだ際のドーパミン分泌作用などから、特に現代における健康食品としても注目されつつある。
以下、現在におけるチョコレートの一般的な製法につき説明する(例えば、特許文献1参照)。
先ず石片等の夾雑物を除去したカカオ豆を110〜170℃にて焙煎する。焙煎を行う前の生のカカオ豆には、いわゆるココアフレーバーの香りはまだ無い。生豆又は生ニブにつき前述の焙煎を行うことにより、チョコレートのベース風味を発現させるという効果を有するのであるが、同時に粗砕して、外皮(セル)と胚乳(ニブ)および胚芽(ジャーム)等に分離し易くするためでもある。
カカオ豆には、各地産カカオ豆の特徴を生かして、例えばアフリカまたはブラジル産のようなベースになるベースビーンズとトリニダット、スリランカ、ベネズエラ或いはエクアドル産のような香りづけのフレーバービーンズとに分類できる。また、焙煎温度は、ベースビーンズにつき比較的高温で、またフレーバービーンズにつき比較的低温で焙煎するのが一般的である。
このようにして焙煎したカカオ豆を、粗砕して、セル,ニブ,ジャーム等に分離した後、カカオニブをグラインディングミル或いはロールミル等で挽潰してペースト状にする。このペースト状物はカカオマスと呼称され、一般取引ではビターチョコレートといわれている。
次に、このようにして調製したカカオマスに砂糖、或いはさらにココアバター、粉乳等を適切に混ぜ合わせ、この混合物をさらにロールに掛けて粒子を細かくし、これを冷却・成形して製品とする。
特開平7−143851号公報
ところで、上述したチョコレートの製法におけるカカオ豆を焙煎する工程においては、従来より、蒸気やガスの熱を利用した温風を用いて間接的に加熱焙煎する方法が知られている。この方法では、カカオ豆を間接的に加熱することができるため、カカオ豆を焦がしすぎることなく均一に焙煎することが可能となる。この方法により焙煎されて製造されたチョコレートは、チョコレート感を味覚上において強調させることができるため、消費者の間で長年人気を博してきた。
しかしながら、近年において、チョコレートの味に繊細な風味でより高級感を求める消費者や、従来のチョコレートにおいて味覚される苦味が抑制され、更には果実感、ナッツ感をより高めたチョコレートを好む消費者が数多くなりつつある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決すべく案出されたものであり、その目的とするところは、繊細な風味でより高級感があり、さらには果実感、ナッツ感をより高めたチョコレート及びその製造方法を提供することにある。
本発明を適用したチョコレートは、上述した課題を解決するために、チョコレート生地全量に対し、トリメチルピラジンが0.18〜0.22重量%含まれ、及び/又はテトラメチルピラジンが0.73〜0.83重量%含まれている。
また、本発明を適用したチョコレートの製造方法は、上述した課題を解決するために、カカオ豆を炭火による熱で焙煎する焙煎工程を有する。
本発明では、カカオ豆を炭火による熱で焙煎する焙煎工程を経てチョコレートを製造するため、全体が均一な焙煎にはならず、オーバーロースト(焙煎)による香気成分と、アンダーローストによる香気成分の双方が存在するため、一般的な焙煎方法のカカオ豆5と比較して、炭の甘い香りをカカオ豆5に付加することができ、ひいてはより雑味を抑えた繊細な風味を醸し出すことが可能となる。
以下、本発明を適用したチョコレートの製造方法における最良の形態につき、図面を参照しながら詳細に説明する。
このチョコレートの製造方法は、図1に示すフローチャートに基づいて実現される。
先ずステップS11において、原材料であるカカオ豆の選別を行う。このステップS11では、悪い豆や砂、金属、小石等のゴミを除去し、良い豆のみを抽出することを目的としているが、これに限定されるものではない。このステップS11においては、例えば、各地産カカオ豆の特徴を生かして、例えばアフリカまたはブラジル産のようなベースになるベースビーンズとトリニダット、スリランカ、ベネズエラ或いはエクアドル産のような香りづけのフレーバービーンズとに分類するようにしてもよい。また、このカカオ豆の選別においては、あくまで後段における焙煎に最適な豆径に着目して実行するようにしてもよい。
次に、ステップS12へ移行する。このステップS12では、ステップS11において選別したカカオ豆を約4気圧の乾燥蒸気を投入することによって、カカオ豆の表面を殺菌し、高温110℃〜140℃の熱風により15〜20分間乾燥する。これにより、食用に適さない菌を除去する。
次にステップS13へ移行し、カカオ豆を焙煎する。この焙煎においては、例えば図2に示すような炭焼焙煎機1を用いる。この炭焼焙煎機1は、遠赤ヒーター10と、この遠赤ヒーター10内に実装されてなり焙煎すべきカカオ豆5を収容するための焙煎ドラム11と、この焙煎ドラム11の真下に配設されるガスコンロ12と、炭焼用の木炭55を収容するための炭釜13と、この炭釜13から遠赤ヒーター10側面にかけて配管される管14と、この遠赤ヒーター10内を排気するためのダンパー15と、装置全体を制御するための制御部16とを備えている。
遠赤ヒーター10は、実際にカカオ豆5を焙煎する時において、焙煎ドラム11周辺を所望の温度に保つための保温装置としての役割を果たす。
焙煎ドラム11は、図3に示すように、収容されるカカオ豆5につき自動攪拌器21を用いて攪拌する攪拌機能が実装されている。この焙煎ドラム11の底部には、無数の小さな穴23を形成してもよく、これによりカカオ豆5に対して直接的に熱を伝え、炭焼の風味を付加することが可能となり、更にはガスコンロ12や炭釜13からの火力をカカオ豆5に対して直接に通すことも可能となる。この焙煎ドラム11には、焙煎効率を高めるべく、カカオ豆5の充填量を15kg以下に抑えるようにしても良い。
ガスコンロ12は、遠赤ヒーター10内の温度を自在に制御すべく配設されたものである。実際にこのステップS13における焙煎では、このガスコンロ12に基づく熱を用いることはないが、焙煎ドラム11内に収容されたカカオ豆5に対してガスの熱を利用して間接的に加熱焙煎する場合にこれを適用することができるため、これを炭焼焙煎機1に実装していくことにより、装置全体の汎用性を高めることが可能となる。
炭釜13には、収容された木炭55から実際に炭火を起こすための送風ファン24と、実際に炭火の温度を調整するための炭火ブロワー25が付設されている。今回のステップS13においては、この炭釜13において木炭55を燃焼することにより得られる熱を熱源として利用することになる。この炭釜13により発せられる熱は、管14を通って遠赤ヒーター10内に伝わるとともに、木炭55からの直火もこの管14を介して遠赤ヒーター10内における焙煎ドラム11に通されることになる。
ダンパー15は、ダクト15aを開閉することにより、遠赤ヒーター10内における空気の流れを調整すべく配設されるものである。即ち、このダンパー15におけるダクト15aを閉じておくことにより、遠赤ヒーター10内の空気の流れを止めることができ、比較的低温の炭火で焙煎を長時間に亘り行うことが可能となる。その結果、カカオ豆5の組織の膨張に伴い、水分含有率が低下して良質の香りが発現するようになる。これに対してダクト15aを開いた状態で焙煎を行うと、遠赤ヒーター10内に熱風を効率よく循環させることができるため、カカオ豆5をはじけさせ、ひいては水分の気化とともに異臭をも取り除くことが可能となる。
制御部16は、遠赤ヒーター10内に配設された熱電対31と、この熱電対31による電位差に基づいて測定された温度を表示する表示部33と、遠赤ヒーター10内の温度をコントロールすべく、上述した炭釜13に付設された炭火ブロワーに制御信号を送信するための温度コントロール部34とを備えている。
温度コントロール部34は、ユーザ自身が、遠赤ヒーター10内の温度を時間毎にプログラミングするための機能も実装されている。ユーザにより組み込まれたプログラムを走らせることにより、炭釜13における炭火ブロワー25が温度コントロール部34からの命令に基づいて作動し、遠赤ヒーター10内の温度が制御されることになる。
本発明では、このステップS13におけるカカオ豆5の焙煎を図4に示すような手順に基づいて実行する。
先ずステップS21において、ガスコンロ12から熱を発生させることにより、遠赤ヒーター10内の温度を200℃まで昇温する。
次にステップS22へ移行し、ガスコンロ12からの熱の発生を停止させる。そして、ダンパー15を閉めたまま焙煎ドラム11内にカカオ豆5を投入するとともに、自動攪拌器21により攪拌を開始させる。
次にステップS23へ移行し、炭釜13において木炭55を燃焼させる。その結果、炭釜13からの熱が管14を通って遠赤ヒーター10内に伝わることになる。ここで遠赤ヒーター10内の温度が65℃を超えた場合には、ダンパー15を開放する。次に、カカオ豆5の投入後5分間で遠赤ヒーター10内が80℃を超えた場合には、ダンパー15を閉める。
次にステップS24へ移行し、再度ダンパー15を開放しつつ、木炭55を燃焼させる。そしてカカオ豆5投入後10分間で遠赤ヒーター10内が120℃を越えた場合にはダンパー15を閉める。
次にステップS25へ移行し、再度ダンパー15を開放しつつ、木炭55を燃焼させる。そしてカカオ豆5投入後15分間で遠赤ヒーター10内が140℃を越えた場合にはダンパー15を閉める。
次にステップS26へ移行し、再度ダンパー15を開放しつつ、木炭55を燃焼させる。そしてカカオ豆5投入後20分間で遠赤ヒーター10内が150℃を越えた場合にはダンパー15を閉める。
次にステップS27へ移行し、再度ダンパー15を開放しつつ、遠赤ヒーター10が150℃を超えた場合には、ダンパーを閉め、カカオ豆投入後23分前後で焙煎を終了させる。
図5は、遠赤ヒーター10からの排気温度を実測した結果を示している。この遠赤ヒーター10の排気温度は、この遠赤ヒーター内の温度をそのまま反映させたものといえる。ちなみに、この図5に示す実測結果はあくまでも一例であり、焙煎時間に対する排気温度のズレが±5℃以内であれば、ほぼ所望の焙煎を行うことができる。また、この焙煎時間に関しても±3分のズレが生じていてもほぼ同様の焙煎を行うことができる。
上述のステップに基づいて炭火焙煎されたカカオ豆5は、全体が均一な焙煎にはならず、オーバーロースト(焙煎)による香気成分と、アンダーローストによる香気成分の双方が存在するため、通常焙煎のカカオ豆5と比較して、炭の甘い香りをカカオ豆5に付加することができ、ひいてはより雑味を抑えた繊細な風味を醸し出すことが可能となる。
なお、上述の焙煎においては、炭釜13からの直火をカカオ豆5に対して直接的に当てるようにしてもよい。これにより、炭の甘い香りをよりカカオ豆5に付着させるとともに、表面をより香ばしく煎り上げることができる。さらには、この炭火を直接カカオ豆5に当てることにより、いわゆる遠赤外線効果に基づき、カカオ豆5を痛めることなく内部にまでムラなく均一に焙煎することが可能となる。
なお、このステップS13におけるカカオ豆5の焙煎工程は、例えば、図6に示すような手順に基づいて実行するようにしてもよい。
先ずステップS31において、ガスコンロ12から熱を発生させることにより、遠赤ヒーター10内の温度を200℃前後まで昇温する。このとき、炭釜13における木炭55の燃焼熱をともに利用するようにしてもよい。このステップS31において、カカオ豆5を焙煎ドラム11内に投入し、攪拌を開始する。以下、このカカオ豆5を焙煎ドラム11内に投入した時を、焙煎開始時と定義する。この攪拌は、この以後のステップS36が終了するまで継続されることになる。そして遠赤ヒーター10内の温度を200℃前後まで昇温後、ガスコンロ12からの熱の発生を停止させる。その結果、遠赤ヒーター10内の温度は、70℃前後まで低下することになる。
次にステップS32に移行し、炭釜13において木炭55を燃焼させる。その結果、炭釜13からの熱が管14を通って遠赤ヒーター10内に伝わることになる。焙煎開始時から5分程度までに、85℃前後となるように炭釜13からの熱量をコントロールする。ちなみに、この炭釜13からの熱量については、例えば、ダンパー15を開閉することによりコントロールするようにしてもよい。
次にステップS33へ移行し、焙煎開始時から10分程度までに、110℃前後となるように炭釜13からの熱量をコントロールする。
次にステップS34へ移行し、焙煎開始時から15分程度までに、125℃前後となるように炭釜13からの熱量をコントロールする。
次にステップS35へ移行し、焙煎開始時から20分程度までに、135℃前後となるように炭釜13からの熱量をコントロールする。
次にステップS36へ移行し、焙煎開始時から23〜24分程度までに、140℃前後となるように炭釜13からの熱量をコントロールする。ちなみに、上記ステップS33〜ステップS35の各工程における温度調整は、ダンパー15の開閉により実行していくことになる。因みにこのステップS36を終了するまでの投入時から23〜24分間、カカオ豆5を焙煎することになるが、焙煎時間はこれに限定されるものではなく、例えば、焙煎開始時から21〜28分の範囲内であればよいが、少なくとも焙煎開始時から23〜25分程度の焙煎時間が望ましい。
なお、上述した図6のプロセスは、あくまで炭火による燃焼時において経過時間に対する温度の指標の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記ステップS32を除去するようにしてもよい。これは、焙煎開始時から5分程度で85℃前後に至るか否かに関わらず、次にステップS33において、焙煎開始時から10分程度で110℃前後を指標として炭釜13からの熱量をコントロールするようにしてもよい。
また、焙煎を開始してから10±2〜3分程度までに、例えば、5℃/分のペースで炭火による昇温を行うようにしてもよい。このとき、昇温ペースは、3〜7℃/分程度のばらつきがあってもよい。
また、焙煎開始後15分程度から20分程度に至るまでに、2℃/分のペースで炭火による昇温を行うようにしてもよい。このとき、昇温ペースは、0.5〜3℃/分程度の範囲でばらつきがあってもよいが、1.5〜2.5℃/分のペースの範囲内で昇温を行うことが望ましい。
また、焙煎開始後20分程度から23〜24分程度に至るまで、1.0〜1.5℃/分のペースで炭火による昇温を行うようにしてもよい。このとき、昇温ペースは、0.5〜2.0℃/分程度の範囲でばらつきがあってもよい。
このように、焙煎開始後10分程度までに5℃/分の比較的急なペースで昇温を行う。これにより、カカオ豆5に含まれている水分を効率よく除去することが可能となる。焙煎開始後15分程度から20分程度に至るまで2℃/分で、さらに焙煎開始後20分程度から23〜24分程度に至るまで1.0〜1.5℃/分と、比較的緩やかなペースにより炭火による昇温を行う。
焙煎開始後10分程度までに、比較的急なペースで昇温を行うことにより、カカオ豆5に含まれている水分を効率よく飛ばすことが可能となる。このカカオ豆5中の水分の除去は、後述する味覚を出していく上で極めて重要となる。
また焙煎開始後15分程度から焙煎終了時までは、比較的緩やかなペースで昇温を行うことにより、チョコレートの香ばしい風味を醸し出すことが可能となる。
再び図1の説明に戻る。ステップS13における焙煎が終了した後、ステップS14へ移行する。このステップS14では、焙煎したカカオ豆5を、粗砕し、又は粉砕して、分別することにより、カカオニブを取り出す。
次にステップS15へ移行し、抽出したカカオニブをグラインディングミル或いはロールミル等で挽潰してペースト状にする。このペースト状物はカカオマスと呼称される。
次にステップS16へ移行し、ステップS15において調製したカカオマスにビート糖、ココアバター、レシチン、バニリン等を適切に混ぜ合わせ、この混合物をさらにロールに掛けて粒子を細かくする。
ちなみに、このステップS16においては、カカオマスを61wt%、ビート糖を36wt%、ココアバターを2.575wt%、レシチンを0.4wt%、バニリンを0.025wt%の割合で混ぜ合わせるが、これに限定されるものではない。例えば、カカオマス、ビート糖、ココアバター、全粉乳等の組み合わせの合計が99wt%前後とし、さらに乳化物、香料等の添加物が1wt%前後の割合で混ぜ合わせるものであればいかなるものであってもよい。
最後にステップS17へ移行し、この微粒化したチョコレートをコンチェという機械で良く練り上げて風味を調整する。そして、チョコレートを冷却・成形して製品とする。このとき、チョコレート表面の光沢、外観、その他内部組織を調整(テンパリング)して風味や舌ざわりが良好なるようにし、テンパリング後の液状のチョコレート生地を板状、棒状、丸形、角形等種々の形状の型に流し、クーリングトンネルの中を通して冷却する。最後に、この型において固形化されたチョコレートを取り出して包装する。このとき、ココアバターの結晶形を安定にさせるため、一定温度で熟成させるようにしてもよい。
図7は、本発明を適用した炭焼焙煎のチョコレート(炭火焙煎)と、従来通りガスによる熱で焙煎をした同一成分のチョコレート(通常焙煎)の官能試験結果を示している。この官能試験では、10人のパネラーが、果実感、ナッツ感、苦味の3項目につき、炭火焙煎と通常焙煎とを比較評価した。この比較評価は、時期を変えて3回に亘り実行した。
第1回目の官能試験は、図7(a)に示すように、果実感に関しては、炭火焙煎が8人、通常焙煎が2人であった。また、ナッツ感に関しては、炭火焙煎が7人、通常焙煎が3人であった、さらに苦味に関しては、炭火焙煎が3人、通常焙煎が7人であった。 第2回目の官能試験は、図7(b)に示すように、果実感に関しては、炭火焙煎が8人、通常焙煎が2人であった。また、ナッツ感に関しては、炭火焙煎が8人、通常焙煎が2人であった、さらに苦味に関しては、炭火焙煎が4人、通常焙煎が6人であった。また、第3回目の官能試験では、図7(c)に示すように、果実感に関しては、炭火焙煎が8人、通常焙煎が2人であった。また、ナッツ感に関しては、炭火焙煎が8人、通常焙煎が2人であった、さらに苦味に関しては、炭火焙煎が3人、通常焙煎が7人であった。
即ち、上述の官能試験から、炭火焙煎は、通常焙煎と比較して果実感、ナッツ感が強く、苦味が弱いことが確認できた。
この図7に示す結果より、炭火焙煎したカカオ豆5は、オーバーローストによる香気成分とアンダーローストによる香気成分の双方が混在するため、通常焙煎では感じ得ない複雑な香味を形成することが示されている。その中でも特に強調される風味は、りんごのような果実感並びに強いナッツ感であり、結果としてキレの良い繊細な風味を得ることが可能となる。
なお、本発明においては、上述したステップS13における焙煎において、木炭55として備長炭を用いるようにしてもよい。これにより、備長炭の天然香料効果で甘い芳酵で香り高い香味をカカオ豆5に添加することが可能となり、合成香料にない風味を実現することも可能となる。
また、本発明においては、上述したステップで示されるカカオ豆を炭火による熱で焙煎する焙煎工程において、少なくとも120〜150℃の範囲でカカオ豆を焙煎するものであれば、ほぼ上述と同様の風味を出すことが可能となる。さらに焙煎時間を長くすることを考慮に入れれば、少なくとも90〜150℃の範囲でカカオ豆を焙煎すれば、ほぼ上述と同様の風味を出すことが可能となる。
ちなみに、図8は、上述した製法に基づいて製造された炭火焙煎のチョコレートの成分をガスクロマトグラフィ(GCMS)により測定した結果を示している。図8(a)は、この炭火焙煎のチョコレートのGCMSによる分析結果を、また図8(b)には、通常焙煎のチョコレートのGCMSによる分析結果を比較用に示している。
その結果、炭火焙煎のチョコレートからは、3−メチルブタナール、エタノール、2−ペンチルアセテート、2−ペンタノール、イソアミルアセテート、イソアミルアルコール、リモネン、アセトイン、トリメチルピラジン、アセチックアシド、テトラメチルピラジン、チグリックアシド、バニリン等が検出された。
これに対して、通常焙煎のチョコレートからは、3−メチルブタナール、エタノール、リモネン、アセトイン、アセチックアシド、テトラメチルピラジン、バニリン等が検出された。
即ち、クロマトグラム上からは、炭火焙煎のチョコレートの方が、通常焙煎のチョコレートよりも物質の検出感度は高く、香気成分をより多く含んでいるといえる。炭火焙煎のチョコレートにおいては、特にチョコレートのような香気を醸し出す上で重要な低級アルデヒド類、低級アルコール類がより多く検出されており、チョコレート生地全量に対し、アセトアルデヒドが1.11〜1.21重量%含まれ、及び/又はエタノールが16.81〜17.49重量%含まれている。また、炭火焙煎のチョコレートでは、香ばしさを生むピラジン類がより多く検出されており、チョコレート生地全量に対し、トリメチルピラジンが0.18〜0.22重量%含まれ、及び/又はテトラメチルピラジンが0.73〜0.83重量%含まれている。
このため、GCMSにより同定された物質から、上述の官能試験の結果が裏付けることも可能となる。
本発明を適用したチョコレートの製造方法を示すフローチャートである。 カカオ豆を焙煎するための炭焼焙煎機の構成図である。 焙煎ドラムの斜視図である。 焙煎工程の詳細な手順を示すフローチャートである。 遠赤ヒーターからの排気温度を実測した結果を示す図である。 焙煎工程の詳細な手順を示す他のフローチャートである。 官能試験結果を示す図である。 GCMSの結果を示す図である。
符号の説明
1 炭焼焙煎機
5 カカオ豆
10 遠赤ヒーター
11 焙煎ドラム
12 ガスコンロ
13 炭釜
15 ダクト
55 木炭

Claims (11)

  1. チョコレート生地全量に対し、トリメチルピラジンが0.18〜0.22重量%含まれ、及び/又はテトラメチルピラジンが0.73〜0.83重量%含まれていること
    を特徴とするチョコレート。
  2. チョコレート生地全量に対し、アセトアルデヒドが1.11〜1.21重量%含まれ、及び/又はエタノールが16.81〜17.49重量%含まれていること
    を特徴とする請求項1記載のチョコレート。
  3. カカオ豆を炭火による熱で焙煎する焙煎工程を有すること
    を特徴とするチョコレートの製造方法。
  4. 上記焙煎工程では、上記炭火を上記カカオ豆に直接当てること
    を特徴とする請求項3記載のチョコレートの製造方法。
  5. 上記焙煎工程では、上記カカオ豆を90℃〜150℃で焙煎すること
    を特徴とする請求項3又は4記載のチョコレートの製造方法。
  6. 上記焙煎工程では、
    上記カカオ豆を120℃で焙煎するステップと、上記カカオ豆を140℃で焙煎するステップと、上記カカオ豆を150℃で焙煎するステップとを含むこと
    を特徴とする請求項5記載のチョコレートの製造方法。
  7. 上記焙煎工程では、上記カカオ豆の焙煎を開始してから10±2〜3分までに、3〜7℃/分のペースで炭火による熱で焙煎し、
    焙煎開始後15分から20分に至るまでに、0.5〜3℃/分のペースで炭火による熱で焙煎し、
    焙煎開始後20分から23〜24分に至るまでに、0.5〜2.0℃/分のペースで炭火による熱で焙煎した後、この焙煎工程を終了させること
    を特徴とする請求項3記載のチョコレートの製造方法。
  8. 上記焙煎工程では、上記カカオ豆の焙煎を開始してから10±2〜3分までに、3〜7℃/分のペースで炭火による熱で焙煎し、
    焙煎開始後15分から20分に至るまでに、1.5〜2.5℃/分のペースで炭火による熱で焙煎し、
    焙煎開始後20分から23〜24分に至るまでに、1.0〜1.5℃/分のペースで炭火による熱で焙煎した後、この焙煎工程を終了させること
    を特徴とする請求項3記載のチョコレートの製造方法。
  9. 上記請求項3〜8のうち何れか1項記載の焙煎工程を経て製造されたこと
    を特徴とするチョコレート。
  10. チョコレート生地全量に対し、トリメチルピラジンが0.18〜0.22重量%含まれ、及び/又はテトラメチルピラジンが0.73〜0.83重量%含まれていること
    を特徴とする請求項9記載のチョコレート。
  11. チョコレート生地全量に対し、アセトアルデヒドが1.11〜1.21重量%含まれ、及び/又はエタノールが16.81〜17.49重量%含まれていること
    を特徴とする請求項10記載のチョコレート。
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