JPWO2006062057A1 - 耐熱シート - Google Patents

耐熱シート Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006062057A1
JPWO2006062057A1 JP2006546676A JP2006546676A JPWO2006062057A1 JP WO2006062057 A1 JPWO2006062057 A1 JP WO2006062057A1 JP 2006546676 A JP2006546676 A JP 2006546676A JP 2006546676 A JP2006546676 A JP 2006546676A JP WO2006062057 A1 JPWO2006062057 A1 JP WO2006062057A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
sheet
resin
resistant sheet
resistant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006546676A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5241103B2 (ja
Inventor
克彦 足立
克彦 足立
治 斎藤
治 斎藤
千穂 松下
千穂 松下
稔 山野
稔 山野
Original Assignee
株式会社シグマックス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シグマックス filed Critical 株式会社シグマックス
Priority to JP2006546676A priority Critical patent/JP5241103B2/ja
Publication of JPWO2006062057A1 publication Critical patent/JPWO2006062057A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241103B2 publication Critical patent/JP5241103B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/02Forms or constructions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L101/00Compositions of unspecified macromolecular compounds
    • C08L101/02Compositions of unspecified macromolecular compounds characterised by the presence of specified groups, e.g. terminal or pendant functional groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/01Use of inorganic substances as compounding ingredients characterized by their specific function
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/02Elements
    • C08K3/04Carbon
    • C08K3/041Carbon nanotubes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

本発明は、(A)加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂、並びに
(B)結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物を含むことを特徴とする耐熱シートを提供するものである。

Description

本発明は、耐熱シートに関する。
工業製品の生産現場において、FA(Factory Automation)やCIM(Computer Integrated Manufacturing)が導入されている。例えば、加工すべき製品が通過してきた各加工工程の履歴を、製造工程全体を集中的に管理するコンピュータシステムへ入力したり、又は、加工すべき内容を、コンピュータシステムから出力して、加工に反映させる生産方式が、採用されている。
この際に、加工すべき製品を認識する手段として、バーコード、二次元コードなどの自動認識用のパターンを製品又は製品を搬送する容器に取り付けて、このパターンを光学的に読み取ることで、各種情報の遣り取りが、コンピュータと読取装置の間で行われている。通常、このパターンを取り付ける手段としては、紙、プラスチック等のラベルが使われるが、これらのラベルは高温で消失するので、熱処理工程を必要とする各種工業製品を製造する際には、耐熱ラベルが必要となる。
特許第2654735号公報は、熱処理工程を有する各種工業製品を製造する際に使用できる耐熱ラベルとして、無機粉末にシリコーン系樹脂を配合したシートを被着体に貼り付けて焼成して得られる耐熱ラベルを開示している。しかしながら、このシートには、シリコーン樹脂の硬化不足のため、形成される耐熱ラベルの強度が十分ではないという問題があった。また、このシートには、被着体に対する接着性を向上させるため低融点フリットを含む粘着剤を用いる場合があるが、この低融点フリットとして酸化鉛系ガラスフリットを用いるときには、環境に鉛を排出するおそれがあった。
従って、耐熱ラベル用のシートとして、より高強度のラベルを形成できること、加えて鉛フリーであることが要望されている。
本発明の目的は、被着体に貼り付けた後、焼成することにより、強度的に優れた耐熱ラベルを形成でき、しかも鉛フリーである耐熱シートを提供することにある。
本発明者は、耐熱シートを各種被着体に焼成して、バーコード、二次元コード等のパターンを有する耐熱ラベルを、該被着体上に形成する場合において、耐熱性、耐薬品性及び耐久性に優れ、且つ強度的に優れた耐熱ラベルを形成でき、しかも鉛フリーである耐熱シートを開発すべく、鋭意研究した。
その結果、本発明者は、加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂に、結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物を配合した材料で作成したシートによれば、焼成時の加熱により、該無機化合物中の結晶水及び/又は水酸基が脱水又は分解してシート中に水分が放出され、この水分により、該シリコーン系樹脂が有する加水分解性官能基が加水分解されると共に縮合反応することにより、強度的に優れた耐熱ラベルが形成されることを見出した。本発明者は、かかる新たな知見に基づいて、更に種々検討を重ね、本発明を完成するに至った。
本発明は、以下の耐熱シートを提供するものである。
1.(A)加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂、並びに
(B)結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物を含むことを特徴とする耐熱シート。
2.無機化合物(B)の配合割合が、シリコーン系樹脂(A)100重量部に対して、1〜300重量部である上記項1に記載の耐熱シート。
3.更に、無機粉末を含む上記項1に記載の耐熱シート。
4.無機粉末が、無機顔料、セラミック粉末、無機繊維、ガラス粉末及び金属粉末からなる群より選ばれる少なくとも一種である上記項3に記載の耐熱シート。
5.更に、有機樹脂を含む上記項1に記載の耐熱シート。
6.有機樹脂が、樹脂構造中に酸性を呈するモノマー由来部分を含んでいる上記項5に記載の耐熱シート。
7.シートの片面又は両面に、粘着層を有する上記項1に記載の耐熱シート。
8.シートの片面又は両面に、インクからなるパターンを有する上記項1に記載の耐熱シート。
9.耐熱ラベル用である上記項1に記載の耐熱シート。
耐熱シート
本発明耐熱シートは、各種被着体に貼り付けた後、焼成して、耐熱ラベル、耐熱シール等とするための素材シートである。当該シートは、特に、耐熱ラベル用として、好適である。
かかる本発明耐熱シートは、(A)加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂、並びに(B)結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物を、含むことを必須とする。
加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂(A)
シリコーン系樹脂(A)は、無機化合物(B)と共にシートを形成するものである。また、シリコーン系樹脂(A)は、焼成時に無機化合物(B)から発生する水分により、該シリコーン系樹脂が有する加水分解性官能基が加水分解されると共に縮合反応することにより、強度的に優れた膜を形成すると共に被着体に強固に接着する機能を有する。
シリコーン系樹脂(A)としては、例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン等からなるシリコーン系樹脂であって、加水分解性官能基としてメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜6の低級アルコキシ基を有するものが好ましい。
また、シリコーン系樹脂(A)としては、例えば、アルキッド変性シリコーン系樹脂、フェノール変性シリコーン系樹脂、メラミン変性シリコーン系樹脂、エポキシ変性シリコーン系樹脂、ポリエステル変性シリコーン系樹脂、アクリル変性シリコーン系樹脂、ウレタン変性シリコーン系樹脂等の各種変性シリコーン系樹脂であって、加水分解性官能基を有するものも使用することができる。コロイダルシリカなども用いる事も出来る。
結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物(B)
結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物(B)としては、焼成時の加熱で脱水又は分解して、水分を放出する化合物を用いることができる。その具体例としては、硫酸カルシウム2水和物、亜硫酸カルシウム2水和物、水酸化ビスマス、水酸化ニッケル、水酸化バリウム、含水珪酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、アタパルジャイト、カオリン等が挙げられる。
無機化合物(B)の平均粒子径は、通常、0.5〜20μm程度であるのが、好ましい。
無機化合物(B)が脱水又は分解して、水分を放出し始める温度としては、例えば、硫酸カルシウム2水和物は130〜160℃程度、亜硫酸カルシウム2水和物は100℃程度、水酸化ビスマスは100〜150℃程度、水酸化ニッケルは200℃程度、水酸化バリウムは410℃程度、含水珪酸カルシウムは650〜800℃程度、水酸化カルシウムは550℃程度、水酸化マグネシウムは350℃程度、塩基性炭酸マグネシウムは400〜500℃程度、アタパルジャイトは700〜900℃程度、カオリンは600℃程度である。従って、それぞれの化合物の水分を放出する温度がそれぞれ異なるため、耐熱シートの焼成の温度や条件に応じて、その温度等に適した任意の化合物を、一種単独又は2種以上を組み合わせて用いればよい。何段階かに分けて、加水分解反応を起こさせたい場合は、脱水温度の異なる無機化合物を、数種類混合して用いることが特に有用である。
無機化合物(B)の配合割合は、シリコーン系樹脂(A)が有する加水分解性官能基を十分に加水分解し得る水分を放出できる量であればよい。通常、シリコーン系樹脂(A)100重量部に対して、1〜300重量部程度とするのが好ましく、10〜300重量部程度とするのがより好ましく、30〜150重量部程度とするのが特に好ましい。
無機粉末
本発明シートには、必要に応じて、無機粉末を配合することができる。
無機粉末は、シリコーン系樹脂(A)及び無機化合物(B)と共にシートを形成する;シートに白色又は白色以外の種々の色を付与する;シートの耐熱性、強度、印字性等を向上させる;シートに電波吸収性、誘電性、電気抵抗性、導電性、磁性等の機能を付与する;焼成後に発生し易いクラックを防止する等の機能を有する。
無機粉末としては、この種の用途に用いられるものをいずれも使用でき、例えば、無機顔料、セラミック粉末、無機繊維、ガラス粉末、金属粉末等を挙げることができる。無機粉末は、1種単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
無機粉末の配合割合は、シートの取り扱い性、強度、隠蔽力等に応じて適宜決定することができる。通常、シリコーン系樹脂(A)100重量部に対して、0〜300重量部程度が好ましく、30〜150重量部程度がより好ましい。
無機顔料としては、例えば、白色顔料、赤色顔料、青色顔料、黒色顔料、黄色顔料、緑色顔料、桃色顔料等の無機顔料を挙げることができる。無機顔料の平均粒子径は、通常、100μm以下程度が好ましく、50μm以下程度がより好ましく、0.05〜20μm程度が更に好ましい。
白色顔料の具体例としては、シリカ、チタニア、アルミナ、亜鉛華、ジルコニア、酸化カルシウム、マイカ等が挙げられる。
赤色顔料の具体例としては、鉄、銅、金、クロム、セレン等の金属元素を含む、例えば酸化マンガン・アルミナ、酸化クロム・酸化錫、酸化鉄、硫化カドミウム・硫化セレン等を挙げることができる。
青色顔料の具体例としては、マンガン、コバルト、銅、鉄等の金属元素を含む、例えば酸化コバルト、ジルコニア・酸化バナジウム、酸化クロム・五酸化二バナジウム等を挙げることができる。
黒色顔料の具体例としては、鉄、銅、マンガン、クロム、コバルト等の金属元素を含む、例えば酸化クロム・酸化コバルト・酸化鉄・酸化マンガン、クロム酸カリウム、過マンガン酸カリウム等を挙げることができる。
黄色顔料の具体例としては、バナジウム、錫、ジルコニウム、クロム、チタン、アンチモン等の金属元素を含む、例えばジルコニウム・珪素・プラセオジムの複合酸化物、バナジウム・錫の複合酸化物、クロム・チタン・アンチモンの複合酸化物等を挙げることができる。
緑色顔料の具体例としては、クロム、アルミニウム、コバルト、カルシウム等の金属元素を含む、例えば酸化クロム、コバルト・クロムの複合酸化物、アルミナ・クロムの複合酸化物等を挙げることができる。
桃色顔料の具体例としては、鉄、珪素、ジルコニウム、アルミニウム、マンガン等の金属元素を含む、例えばアルミニウム・マンガンの複合酸化物、鉄・珪素・ジルコニウムの複合酸化物等を挙げることができる。
セラミック粉末としては、例えば、窒化アルミニウム(AlN)、チタン酸バリウム(BaTiO)、酸化ルテニウム(RuO)、炭化珪素(SiC)、酸化鉄(Fe)、マグネタイト(Fe)等の粉末を挙げることができる。セラミック粉末の平均粒子径は、通常、100μm以下程度が好ましく、50μm以下程度がより好ましく、0.05〜20μm程度が更に好ましい。
無機繊維は、シートの強度向上、クラック防止等のために添加する成分であり、例えば、炭化珪素ウイスカー、窒化珪素ウイスカー、アルミナウイスカー、チタン酸塩ウイスカー、酸化亜鉛ウイスカー、マグネシアウイスカー、硼酸アルミニウムウイスカー等を挙げることができる。
無機繊維の平均繊維長は、200μm以下程度であるのが好ましく、1〜50μm程度であるのがより好ましい。また、平均繊維長が平均繊維径の3倍以上であるのが好ましく、5〜60倍程度であるのがより好ましい。平均繊維長が平均繊維径の3倍未満であると、繊維同士の絡み合いが少なくなり、シートの強度改善や、クラック防止効果が望めない。
また、無機繊維として、長い繊維を適当な長さに切断したガラスファイバー又はカーボンファイバー、ナノレベルの極小ファイバーであるカーボンナノチューブ等を使用することもできる。
ガラス粉末は、シートの焼成工程において溶融固化するので、これを添加することにより更に強度に優れた耐熱ラベルを形成できる。ガラス粉末の平均粒子径は、通常、100μm以下程度が好ましく、50μm以下程度がより好ましく、0.05〜20μm程度が更に好ましい。ガラス粉末としては、シートの焼成温度に応じて適当なものを用いて良い。例えば、焼成温度が400〜500℃程度の場合は燐酸ガラス系、ビスマスガラス系等の粉末を、又焼成温度が500〜800℃程度の場合はホウ珪酸ガラス系等の粉末を、用いうる。
金属粉末は、これを添加することにより、得られる耐熱ラベルに、導電性、遮光性、電波遮断性、電気抵抗性等の特性を付与することができる。金属粉末は、金属を粉体化したものであり、形状は、破片状、球状、ブロック状、顆粒状、フレーク状、針状、燐片状などの形状が有り、目的に応じて選択すればよい。金属粉末の平均粒子径は、0.01μm〜1.0mm程度が好ましく、0.1μm〜500μm程度がより好ましい。金属の種類は特に限定されないが、焼成時に酸化せず安定な金属が好ましい。具体的には、例えば、亜鉛、ニッケル、アルミニウム、錫、鉄、ステンレス、金、銀、白金、パラジウム、銅、金属珪素、チタン、これらの合金等を挙げることができ、導電性等の目的に応じて、適宜選択すればよい。
有機樹脂
本発明シートには、必要に応じて、有機樹脂を配合することができる。有機樹脂としては、シート形成時に最適な強度、柔軟性などを付与でき、且つ焼成工程で、十分分解して灰分を残さないものであることが望ましい。また、焼成工程で、有機樹脂が熱分解したときに、樹脂中の酸性成分がシリコーン系樹脂(A)の加水分解性官能基の加水分解を促進して、シートの強度を向上させると共にシートを被着体に強固に接着させることから、有機樹脂が、樹脂構造中に酸性を呈するモノマー由来部分を含んでいることが望ましい。
有機樹脂の配合割合は、シートの強度、柔軟性等に応じて適宜決定することができる。通常、シリコーン系樹脂(A)100重量部に対して、5〜300重量部程度が好ましく、10〜100重量部程度がより好ましい。
有機樹脂の具体例としては、例えば、炭化水素系樹脂、ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、アセタール系樹脂、ブチラール系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、セルロース系樹脂、繊維素系樹脂等を挙げることができる。また、有機バインダー樹脂として、種々のロウ、ワックス等を用いることもできる。特に、比較的低温で焼成する場合には、有機樹脂として、アクリル系樹脂が適している。上記各種樹脂の原料モノマーとして用いることができる酸性を呈するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられる。
シートの製造及び耐熱ラベルの形成
本発明シートは、例えば、加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂(A)及び無機化合物(B)と、必要に応じて、無機粉末、有機樹脂等の任意成分とを、有機溶剤等を用いてボールミル等で分散して混合液とし、この混合液を、離型フィルム等のセパレーターの如き支持体の上に展開して乾燥させる方法などにより、製造することができる。乾燥条件は、通常、50〜110℃程度で、10〜60分間程度とするのが適当である。
上記混合液の調製の際には、必要に応じて、分散剤、可塑剤、助燃剤等の添加剤を適宜配合することができる。混合液の固形分濃度は、特に限定されないが、展開性等に優れる点から、通常、5〜85重量%程度とするのが好ましい。
上記有機溶剤としては、特に限定されないが、通常、例えば、トルエン、キシレン、ブチルカルビトール、酢酸エチル、ブチルセロソルブアセテート、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等を用いることができる。
展開方式は、ドクターブレード法、グラビアロールコータ法等の層厚制御性に優れる方式が好ましい。形成するシートの厚さは、乾燥膜厚で、通常、1μm〜10mm程度であるのが好ましく、20〜200μm程度であるのがより好ましい。厚さが、1μm未満程度では強度に乏しく、10mmを超えると焼成時にクラック等が発生しやすくなる。
本発明シートを自動認識用の耐熱ラベルとして使用する場合には、乾燥後のシートの片面又は両面に、自動認識で用いられるバーコード、二次元コード等の任意のパターンを、公知のインクを用いて、印刷等によって形成する。また、自動認識されるパターン以外の文字、絵、記号等のパターンを形成しても良い。
形成させるパターンの代表例を、図面に示す。図1は、マトリックス型二次元コードの例を示したものである。図2は、バーコードの例を示したものである。
上記インクとしては、通常は耐熱性インクを用いるのが好ましい。しかし、耐熱ラベルの焼成条件や使用条件が、例えば300℃程度の比較的低温である場合には、カーボンインクの様な非耐熱性インクを使用してもよい。
耐熱性インクに使用される着色顔料としては、耐熱性、耐食性、耐久性などに優れ、且つ焼成後のラベルの色との間に明確なコントラストを示す物であれば特に限定されない。ラベルが白色又は白色に近い色を呈する場合には、Fe、Cr、Co、Mnなどの単一金属の酸化物、あるいはこれら金属の複合酸化物等の着色顔料が挙げられる。
本発明シートを、被着体に、焼成工程までの間仮に固定するために、シートの片面又は両面に粘着剤を付与することもできる。
粘着剤は、焼成温度及び被着体の材質などに応じて便宜に選択できる。粘着剤の具体例としては、例えば、シリコーン系粘着剤、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ビニルアクリルエーテル系粘着剤、エポキシ系粘着剤などが挙げられる。
シリコーン系粘着剤は、通常の焼成の温度範囲で用いることができる。シリコーン系粘着剤は、特にセラミックシート等の毛羽だった被着体に有用である。
エポキシ系粘着剤は、コンクリート製の建材の様な被着体に優れた接着性を示す。
焼成温度が400℃以上である場合には、200〜300℃程度の比較的低温で分解して消失しうるゴム系粘着剤やアクリル系粘着剤が好ましく用いられる。その例としては天然ゴムないしこれと同系の合成ゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、スチレン・イソブチレン・スチレンブロック共重合体ゴム等のゴム系ポリマーの単独物;かかるゴム系ポリマー又は(メタ)アクリル酸アルキルエステルのポリマーを主体とするポリマー100重量部に、石油系樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、キシレン系樹脂等の粘着付与剤を10〜300重量部程度、必要に応じて、軟化剤、酸化防止剤、着色剤等を配合してなるものが挙げられる。
粘着剤は、ドクターブレード法、グラビアロールコータ法等の層厚制御性に優れる展開方式で、一旦、セパレーターの如き支持体の上に展開され、乾燥後、シートに貼り合わせられる。形成される粘着層の厚みは、通常、1μm〜100μm程度であるのが好ましく、5〜20μm程度であるのがより好ましい。その厚さが、1μm未満では粘着性に乏しく、100μmを超えると焼成時に灰分が残り易くなる。
本発明シートは、被着体に貼り付けた後、焼成して、強固に被着体に焼き付けることにより、耐熱ラベルとすることができる。焼成工程の条件は、通常、200〜800℃程度の温度で、10〜60分間程度である。また、焼成時の雰囲気としては、特に限定されず、酸化雰囲気、非酸化雰囲気又は還元雰囲気であってよく、より具体的には、空気雰囲気、窒素雰囲気、不活性ガス雰囲気等のいずれの雰囲気であっても構わない。
上記被着体としては、熱処理工程を必要とする各種工業製品又はその容器に限られず、耐熱ラベルを必要とする種々の物品を被着体とすることができる。特に、ガラス製、金属製、セラミック製、コンクリート製等の物品を被着体とすることが好ましい。
本発明の耐熱シートによれば、次のような顕著な効果が得られる。
(1)本発明シートを、各種被着体に貼り付けた後、焼成することにより、耐熱性、耐薬品性及び耐久性に優れ、且つ強度的にも優れ、しかも鉛フリーである耐熱ラベルを形成できる。また、形成された耐熱ラベルは、例えば、200〜800℃程度の範囲で好適に使用できる耐熱性を有している。
(2)従って、本発明シートは、環境に配慮すべき製品にも直接貼って使用することが可能で、熱処理工程を有する各種工業製品の生産自動化のみならず、地球環境改善にも貢献することができる。
図1は、マトリックス型二次元コードの例を示したものである。 図2は、バーコードの例を示したものである。
以下、実施例を挙げて、本発明をより一層具体的に説明する。
実施例1
加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂(商品名「KR−255」、信越化学(株)製、ブトキシ基含有メチルフェニルシリコーン樹脂、分子量3×10)100重量部、平均粒子径0.2μmのチタニア(商品名「A220」、石原産業(株)製)50重量部、平均粒子径10μmの水酸化マグネシウム30重量部、樹脂構造中に酸性を呈するモノマー由来部分を含んでいるアクリル系樹脂(商品名「B66」、ロームアンドハース社製、分子量:7×10)20重量部、及びトルエン50重量部を、ボールミルで均一に混合して、ペースト状とした後、ドクターブレード法により、離型フィルム上に塗布し、75℃で30分間乾燥後、剥離して、厚さ70μmの本発明シートを得た。
次に、アクリル系粘着剤(商品名「BPS」、東洋インク製造(株)製)を離型フィルムにドクターブレード法にて塗工し、それを前記シートの片面に移着して、厚さ15μmの粘着層付きシートを得た。このシートを、被着体のガラス板に貼り付け、450℃で30分間、空気雰囲気中で焼成したところ、ガラス板上に、鉛フリーの耐熱ラベルを形成することができた。
実施例2
加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂(商品名「KR−255」、信越化学(株)製、ブトキシ基含有メチルフェニルシリコーン樹脂、分子量3×10)100重量部、平均粒子径0.2μmのチタニア(商品名「A220」、石原産業(株)製)40重量部、平均粒子径10μmの硫酸カルシウム2水和物15重量部、平均粒子径10μmの水酸化マグネシウム15重量部、樹脂構造中に酸性を呈するモノマー由来部分を含んでいるアクリル系樹脂(商品名「B66」、ロームアンドハース社製、分子量:7×10)30重量部、及びトルエン50重量部を、ボールミルで均一に混合して、ペースト状とした後、ドクターブレード法により、離型フィルム上に塗布し、75℃で30分間乾燥後、剥離して、厚さ70μmの本発明シートを得た。
次に、アクリル系粘着剤(商品名「BPS」、東洋インク製造(株)製)を離型フィルムにドクターブレード法にて塗工し、それを前記シートの片面に移着して、厚さ15μmの粘着層付きシートを得た。このシートを、被着体のガラス板に貼り付け、450℃で30分間、空気雰囲気中で焼成したところ、ガラス板上に、鉛フリーの耐熱ラベルを形成することができた。

Claims (9)

  1. (A)加水分解性官能基含有シリコーン系樹脂、並びに
    (B)結晶水及び/又は水酸基を有する無機化合物を含むことを特徴とする耐熱シート。
  2. 無機化合物(B)の配合割合が、シリコーン系樹脂(A)100重量部に対して、1〜300重量部である請求項1に記載の耐熱シート。
  3. 更に、無機粉末を含む請求項1に記載の耐熱シート。
  4. 無機粉末が、無機顔料、セラミック粉末、無機繊維、ガラス粉末及び金属粉末からなる群より選ばれる少なくとも一種である請求項3に記載の耐熱シート。
  5. 更に、有機樹脂を含む請求項1に記載の耐熱シート。
  6. 有機樹脂が、樹脂構造中に酸性を呈するモノマー由来部分を含んでいる請求項5に記載の耐熱シート。
  7. シートの片面又は両面に、粘着層を有する請求項1に記載の耐熱シート。
  8. シートの片面又は両面に、インクからなるパターンを有する請求項1に記載の耐熱シート。
  9. 耐熱ラベル用である請求項1に記載の耐熱シート。
JP2006546676A 2004-12-06 2005-12-05 耐熱シート Active JP5241103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006546676A JP5241103B2 (ja) 2004-12-06 2005-12-05 耐熱シート

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004352462 2004-12-06
JP2004352462 2004-12-06
PCT/JP2005/022291 WO2006062057A1 (ja) 2004-12-06 2005-12-05 耐熱シート
JP2006546676A JP5241103B2 (ja) 2004-12-06 2005-12-05 耐熱シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006062057A1 true JPWO2006062057A1 (ja) 2008-06-12
JP5241103B2 JP5241103B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=36577884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006546676A Active JP5241103B2 (ja) 2004-12-06 2005-12-05 耐熱シート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080102231A1 (ja)
JP (1) JP5241103B2 (ja)
KR (1) KR20070090995A (ja)
WO (1) WO2006062057A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5008342B2 (ja) * 2006-06-07 2012-08-22 株式会社シグマックス 耐熱発光シート
JP4990565B2 (ja) * 2006-06-20 2012-08-01 株式会社クラベ 編組絶縁チューブ、絶縁編組電線及び絶縁電線
JP5025667B2 (ja) * 2009-01-23 2012-09-12 油脂製品株式会社 識別部を有する焼成用積層シート
USD861794S1 (en) * 2017-09-14 2019-10-01 Isp Investments Llc Indicator for a container

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3069365B2 (ja) * 1990-07-31 2000-07-24 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 加熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物
WO1993007844A1 (en) * 1991-10-16 1993-04-29 W.H. Brady Co. High temperature resistant identifying labels
JP2654735B2 (ja) * 1992-12-04 1997-09-17 日東電工株式会社 ラベル基材、インク及びラベル
FR2710343B1 (fr) * 1993-09-22 1995-11-17 Rhone Poulenc Chimie Nouveau système accélérateur de réticulation de polymères durcissant à l'humidité de l'air .
KR0175287B1 (ko) * 1993-10-15 1999-03-20 우노 마사야스 라벨
JP2614022B2 (ja) * 1993-10-15 1997-05-28 日本油脂株式会社 ラベルとその焼き付け方法
JPH0916082A (ja) * 1995-04-27 1997-01-17 Nitto Denko Corp パターン形成用シート及びそのラベル
US6410122B1 (en) * 1997-01-16 2002-06-25 Sekisui Chemical Co., Ltd. Fire-resistant sheetlike molding, fire-resistant laminate for covering steel, fire-resistant structure for wall, and method for constructing fire-resistant steel and fire-resistant wall
JPH1152861A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Nof Corp ラベル
JP2000098902A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Nitto Denko Corp 印刷用シート及び印刷シート
EP0988992B1 (en) * 1998-09-25 2004-12-22 Nitto Denko Corporation Printing sheet for forming high temperature resistant labels
JP2000098899A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Nof Corp 粘着ラベル
EP1279697A4 (en) * 1999-12-10 2006-06-28 Yupo Corp POROUS RESIN FILM
AU2003211469A1 (en) * 2002-02-20 2003-09-09 Yushi-Seihin Co., Ltd. Thermally stable sheet having thermal expansion or shrinkage regulating material
JP2004181729A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Nitto Denko Corp 被覆シート及び被覆シートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006062057A1 (ja) 2006-06-15
US20080102231A1 (en) 2008-05-01
JP5241103B2 (ja) 2013-07-17
KR20070090995A (ko) 2007-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5780142A (en) Pattern-forming sheet and label comprising same
JP5241103B2 (ja) 耐熱シート
US7659005B2 (en) Heat-resistant label applicable at high temperature
US6410097B2 (en) Process for producing printing sheet
TW446926B (en) Printing sheet and printed sheet
JP5008342B2 (ja) 耐熱発光シート
US20120021211A1 (en) Laminated sheet for burning having marking part
KR100453754B1 (ko) 소성패턴형성용시트
AU2004269240B2 (en) Heat-resistant label applicable at high temperature
JP2003127540A (ja) レーザー光書込材料、その形成材及び表示体
JP4128683B2 (ja) 印刷用シート及び印刷シート
JP2000098902A (ja) 印刷用シート及び印刷シート
US20020155259A1 (en) Baking sheet, baking printed sheet and burned sheet thereof
JP2002264548A (ja) Al用焼付シート及びその焼成シート
JPH02131931A (ja) セラミックラベル
JP2002268554A (ja) 焼付用印刷シート及びその焼成シート
JP4488640B2 (ja) 印刷用シート及び印刷シート
JP2006206910A (ja) 高温貼り付け可能な耐熱ラベル
JP2004181729A (ja) 被覆シート及び被覆シートの製造方法
WO1990015786A1 (en) Method of producing fired pattern
JP2645891B2 (ja) 焼成パターン付鉄系基板の製造方法
JP2004237659A (ja) 焼成インク画像形成用シートおよび焼成インク画像形成方法
JP2002127123A (ja) 焼成パターン形成用シート
JPH09330031A (ja) 焼成パターン形成用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5241103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250