JPWO2005035004A1 - ヒトFlt3の機能を抑制するための組成物 - Google Patents
ヒトFlt3の機能を抑制するための組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2005035004A1 JPWO2005035004A1 JP2005514598A JP2005514598A JPWO2005035004A1 JP WO2005035004 A1 JPWO2005035004 A1 JP WO2005035004A1 JP 2005514598 A JP2005514598 A JP 2005514598A JP 2005514598 A JP2005514598 A JP 2005514598A JP WO2005035004 A1 JPWO2005035004 A1 JP WO2005035004A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nucleic acid
- flt3
- seq
- base sequence
- region
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/11—DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
- C12N15/113—Non-coding nucleic acids modulating the expression of genes, e.g. antisense oligonucleotides; Antisense DNA or RNA; Triplex- forming oligonucleotides; Catalytic nucleic acids, e.g. ribozymes; Nucleic acids used in co-suppression or gene silencing
- C12N15/1138—Non-coding nucleic acids modulating the expression of genes, e.g. antisense oligonucleotides; Antisense DNA or RNA; Triplex- forming oligonucleotides; Catalytic nucleic acids, e.g. ribozymes; Nucleic acids used in co-suppression or gene silencing against receptors or cell surface proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
- A61K31/7088—Compounds having three or more nucleosides or nucleotides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
- A61P35/02—Antineoplastic agents specific for leukemia
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Oncology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
Description
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物に関する。本発明の組成物においては、好ましくは、15〜25塩基の鎖長を有する核酸であることが望ましい。特に限定されないが、例えば、配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応するRNA配列を含有するもの等が挙げられる。さらに、本発明の組成物としては、例えば、配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、及び配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸との組み合わせ、を含有するもの等が挙げられる。
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された領域を標的とし、かつ哺乳動物細胞内でFlt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、組成物に関する。本発明の組成物中のベクターにおいて、プロモーターとして、RNAポリメラーゼIIIプロモーター、RNAポリメラーゼIIプロモーター等のプロモーターを含有していてもよい。また、該ベクターにおいては、特に限定されないが、例えば、前記プロモーターが、U6プロモーター、H1プロモーター、tRNAプロモーター、CMVプロモーター等であることが望ましい。さらに、該ベクターには、アデノウイルスベクター、レンチウイルスベクター及びレトロウイルスベクターから選択されたベクターを基本骨格として好適に使用できる。
[1] ヒトFlt3の膜近傍領域、キナーゼ領域及びATP結合部位領域からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物、
[2] 下記(a)〜(c):
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物、
[3] 15〜25塩基の鎖長を有する核酸を含有してなる、前記[1]又は[2]記載の組成物、
[4] 配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応するRNA配列を含有してなる、前記[1]又は[2]記載の組成物、
[5] 配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選択された核酸を含有してなる、前記[1]〜[4]のいずれか1項に記載の組成物、
[6] ヒトFlt3の膜近傍領域、キナーゼ領域及びATP結合部位領域からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、組成物、
[7] 下記(a)〜(c):
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された領域を標的とし、かつ哺乳動物細胞内でFlt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、組成物、
[8] 該核酸が、標的領域の15〜25塩基の塩基配列を有する、前記[6]又は[7]記載の組成物、
[9] 配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応し、かつ該塩基配列に対応するRNAを発現しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、前記[6]又は[7]記載の組成物、
[10] 該核酸が、配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選ばれた核酸を保持したベクターを含有してなる、前記[6]〜[9]のいずれか1項に記載の組成物、
[11] プロモーターとして、RNAポリメラーゼIIIプロモーター又はRNAポリメラーゼIIプロモーターを有するベクターを含有してなる、前記[6]〜[10]のいずれか1項に記載の組成物、
[12] 該プロモーターが、U6プロモーター、H1プロモーター、tRNAプロモーター及びCMVプロモーターからなる群より選択されたプロモーターである、前記[11]記載の組成物、
[13] アデノウイルスベクター、レンチウイルスベクター及びレトロウイルスベクターから選択されたベクターを基本骨格として含有してなる、前記[6]〜[12]のいずれか1項に記載の組成物、
[14] 前記[1]〜[13]のいずれか1項に記載の組成物により、FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞の増殖を選択的に抑制し、それにより、該FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞のアポトーシスを誘発させることを特徴とする、アポトーシス誘発方法、
[15] キナーゼを阻害する薬剤をさらに用いて、同時にあるいはいずれか一方の使用後に他方を使用し、FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞の増殖を選択的に抑制し、それにより、該FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞のアポトーシスを誘発させることを特徴とする、前記[14]記載の方法、並びに
[16] 前記[1]〜[13]のいずれか1項に記載の組成物を含有してなる、前記[14]又は[15]記載の方法を行なうためのキット、
に関する。
本発明の1つの側面は、ヒトFlt3の膜近傍領域、キナーゼ領域及びATP結合部位領域からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有した組成物に関する。
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物に関する。
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選択された少なくとも1種の核酸を含有した組成物が例示される。
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された領域を標的とし、かつ哺乳動物細胞内でFlt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有した組成物、具体的には、例えば、配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応し、かつ該塩基配列に対応するRNAを発現しうる核酸を保持したベクターを含有した組成物、さらに具体的には、例えば、配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選ばれた核酸を保持したベクターを含有した組成物に関する。
− 転写開始点は、プリン残基〔グアニル酸残基(G)又はアデニル酸残基(A)〕とすること、及び
− アンチセンス鎖の3’末端に連続した4個のウラシル残基が付加されるため、転写開始点の前2塩基はAAとすること、
を満たすことが望ましい。また、RNAポリメラーゼIIプロモーターを用いる場合、好ましくは、
− ステムループタイプにすること、及び
− 短いポリ(A)配列を付加すること
が望ましい。
本発明は、別の側面では、本発明の組成物を用いたFlt3高発現白血病細胞及び/又はFlt3/ITD変異含有白血病細胞の増殖を選択的に抑制し、アポトーシスを誘発させる、アポトーシス誘発方法に関する。
本発明は、別の側面では、前記アポトーシス誘発方法を行なうためのキットに関する。
Flt3配列のATP結合部位領域、キナーゼ領域(TK領域)又は膜近傍領域を標的としたFlt3の機能を抑制しうる核酸を含有する組成物の有効性を、HL−60細胞〔Flt3WT(野生型)低発現細胞〕、EoL−1細胞〔Flt3WT(野生型)高発現細胞〕及びMV4−11細胞〔Flt3/ITD高発現細胞〕を用いて検討した。
HL−60細胞〔Flt3WT(野生型)低発現細胞;ATCC CCL−240〕、EoL−1細胞〔Flt3WT(野生型)高発現細胞;ECACC 94042252〕及びMV4−11細胞〔Flt3/ITD高発現細胞;ATCC CRL−9591〕の各細胞を、10体積% ウシ胎仔血清(FBS)を添加したRPMI1640培地(タカラバイオ社製)で、5体積% CO2存在下、37℃で培養した。
標的遺伝子のRNA干渉の確認は、以下のように、リアルタイムRT−PCR法によるmRNA量の変化を測定することによって行なった。
本発明の組成物(合成siRNA3)とKinase inhibitorとの組み合わせによる処理によるMV4−11(ITD変異)細胞の増殖阻害活性について検討した。合成siRNA3は、上記実施例1−(1)と同様のものを用いた。Kinase inhibitorとして、ITD変異細胞に対して特異性の高いAG1295(CALBIOCHEM社製)を用いた。
上記実施例1−(2)と同様に、RPMI1640培地(タカラバイオ社製)に10体積% ウシ胎仔血清(FBS)を添加して得られた培地(以下、culture mediumと称す)、5体積% CO2存在下、37℃で24時間、MV4―11細胞を培養した。ついで、Opti−MEM(商品名、Invitrogen社製)で懸濁したMV4―11細胞(1×106細胞/ml)をCuvvet(BIO RAD社製;間隙 4mm)に移し、該Cuvvetに、siRNA3を終濃度1.2μMとなるように添加した。次に、このCuvvetを、Gene Pulser Xcell(商品名、BIO RAD社製)にセットした後、電場強度 650V/cm、25msecでPulseした。次に、Cuvvetに懸濁した細胞液量の4倍量のculture medium中に加えて懸濁し、96ウェルプレートに100μl/ウェルとなるように分注した。
4mM AG1295(DMSOにて溶解)を、前記culture mediumにて10μM、6μM及び0μM(0.25体積% DMSO)に調製した各濃度のAG1295を、上記(2)で用意した96ウェルプレートに100μl/ウェルとなるように添加し、5体積% CO2存在下、37℃で培養した。培養開始後72時間目、Premix WST−1試薬(商品名、タカラバイオ社製)を用い、製造者のプロトコールに従って、細胞の増殖活性を測定した。なお、実験は各々n=6で実施し、その平均値を求めた。コントロールsiRNA/0μM AG1295でトランスフェクションした場合の増殖能に比較した相対増殖率(%)を求めた。結果を図1に示す。
予め5体積% CO2、37℃で培養しておいたMV4−11細胞(2×106細胞)をCuvvet(BIO RAD社製;間隙 4mm)に移し、該Cuvvetに、実施例3で構築したFlt3/ITD領域を有するベクター 3μg、又はコントロールとして、Flt3/ITD領域とGC含量が同じであるベクター 3μgを添加した。次にこのCuvvetを、Gene Pulser Xcell(商品名、BIO RAD社製)にセットした後、電場強度 650V/cm、25msecでPulseした。次にCuvvetに懸濁した細胞液量の4倍量のculture medium中に加えて懸濁し、96ウェルプレートに100μl/ウェル分注し、5体積% CO2存在下、37℃で細胞を培養した。培養開始24時間後、細胞の増殖活性を、Premix WST−1試薬(タカラバイオ社製)を用いて、添付の製造者のプロトコールに従い測定した。なお、実験は各々n=6で実施し、その平均値を求めた。MV4−11(ITD変異高発現)細胞の増殖阻害活性をコントロールの増殖能に比較しての相対増殖率(%)を求めた。結果を図2に示す。
Flt3配列のATP結合部位領域、キナーゼ領域(TK領域)又は膜近傍領域を標的とした核酸としてのsiRNAの有効性を、HL−60細胞(Flt3WT低発現)、EoL−1細胞(Flt3WT高発現)及びMV4−11細胞(Flt3/ITD高発現)を用いて検討した。なお、本発明の組成物として用いるsiRNAも、タカラバイオ社で製造した。
本実施例においては、3’突出構造を有さないdsRNAについて検討した。
HL−60細胞、EoL−1細胞及びMV4−11細胞の各細胞は、10重量% ウシ胎仔血清(FBS)を添加したRPMI1640培地(タカラバイオ社製)で、5体積% CO2存在下、37℃で24時間培養した。
標的遺伝子のRNA干渉の確認は、以下のように、リアルタイムRT−PCR法によるmRNA量によって行なった。すなわち、合成siRNAを各細胞にトランスフェクションした。17時間後、前記細胞から、TRIzolTM試薬(Invitrogen社製)を用いて、全RNAを抽出した。その後、得られた全RNAをDNaseI(タカラバイオ社製)により処理した。トランスフェクション、全RNAの抽出及びDNaseIによる処理について、各々、製造者のプロトコールに従って行なった。
本発明の組成物として合成siRNA1、2、3を含有するカクテル及びsiRNA3単独によるMV4−11(ITD変異)細胞の増殖阻害活性について検討した。合成siRNA1、2及び3は上記実施例1−(1)と同様のものを用いた。
MV4―11細胞の培地は上記実施例1−(2)と同様のものを用い、RPMI1640培地(タカラバイオ社製)に10体積% 牛胎児血清(FBS)を加えた培地(以下、culture mediumと称す)、5体積% CO2存在下、37℃で24時間培養した。次に合成siRNA3のトランスフェクションは、以下のように行った。Opti−MEM(invitrogen社製)で懸濁したMV4―11細胞(2×106細胞/ml)をCuvvet(BIO RAD社製;間隙 4mm)に移し、これに合成したsiRNA1、2及び3を等量モル加えたsiRNAカクテル及びsiRNA3単独をそれぞれ終濃度1.2μMとなるように添加した。次にこのCuvvetをGene Pulser Xcell(BIO RAD社製)にセットした後、電場強度 650V/cm、25msecでPulseした。次に、Cuvvetに懸濁した細胞液量の4倍量のculture medium中に加えて懸濁し、96ウェルプレートに100μl/ウェルとなるように分注した。
上記(2)で用意した96ウェルプレートに100μl/ウェル加え5体積% CO2存在下、37℃で培養した。培養開始後72時間目に細胞の増殖活性をPremix WST−1試薬(タカラバイオ社製)でメーカーのプロトコールに従い測定した。なお、実験は各々n=6で実施し、その平均値を求めた。コントロールsiRNAでTransfectionの増殖能に比較しての相対増殖率(%)を求めた。結果を図3に示す。
Claims (16)
- ヒトFlt3の膜近傍領域、キナーゼ領域及びATP結合部位領域からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物。
- 下記(a)〜(c):
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を含有してなる、組成物。 - 15〜25塩基の鎖長を有する核酸を含有してなる、請求項1又は2記載の組成物。
- 配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応するRNA配列を含有してなる、請求項1又は2記載の組成物。
- 配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選択された核酸を含有してなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。 - ヒトFlt3の膜近傍領域、キナーゼ領域及びATP結合部位領域からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、Flt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、組成物。
- 下記(a)〜(c):
(a)配列番号:27記載のヒト正常型Flt3の膜近傍領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
(b)配列番号:28記載のヒト正常型Flt3のキナーゼ領域のcDNA塩基配列に対応する領域、及び
(c)配列番号:29記載のヒト正常型Flt3のATP結合部位領域のcDNA塩基配列に対応する領域、
からなる群より選択された少なくとも1種の領域を標的とし、かつ哺乳動物細胞内でFlt3の機能を抑制しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、組成物。 - 該核酸が、標的領域の15〜25塩基の塩基配列を有する、請求項6又は7記載の組成物。
- 配列番号:1、4、7、32、35及び38からなる群より選ばれた少なくとも1種の塩基配列に対応し、かつ該塩基配列に対応するRNAを発現しうる核酸を保持したベクターを含有してなる、請求項6又は7記載の組成物。
- 該核酸が、配列番号:2の塩基配列を有する核酸と配列番号:3の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:5の塩基配列を有する核酸と配列番号:6の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:8の塩基配列を有する核酸と配列番号:9の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:33の塩基配列を有する核酸と配列番号:34の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
配列番号:36の塩基配列を有する核酸と配列番号:37の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、及び
配列番号:39の塩基配列を有する核酸と配列番号:40の塩基配列を有する核酸とを組み合わせた核酸、
からなる群より選ばれた核酸を保持したベクターを含有してなる、請求項6〜9のいずれか1項に記載の組成物。 - プロモーターとして、RNAポリメラーゼIIIプロモーター又はRNAポリメラーゼIIプロモーターを有するベクターを含有してなる、請求項6〜10のいずれか1項に記載の組成物。
- 該プロモーターが、U6プロモーター、H1プロモーター、tRNAプロモーター及びCMVプロモーターからなる群より選択されたプロモーターである、請求項11記載の組成物。
- アデノウイルスベクター、レンチウイルスベクター及びレトロウイルスベクターから選択されたベクターを基本骨格として含有してなる、請求項6〜12のいずれか1項に記載の組成物。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物により、FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞の増殖を選択的に抑制し、それにより、該FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞のアポトーシスを誘発させることを特徴とする、アポトーシス誘発方法。
- キナーゼを阻害する薬剤をさらに用いて、同時に或いはいずれか一方の使用後に他方を使用し、FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞の増殖を選択的に抑制し、それにより、該FLT3高発現細胞及び/又はFLT3/ITD変異含有細胞のアポトーシスを誘発させることを特徴とする、請求項14記載の方法。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の組成物を含有してなる、請求項14又は15記載の方法を行なうためのキット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003350253 | 2003-10-09 | ||
JP2003350253 | 2003-10-09 | ||
PCT/JP2004/014851 WO2005035004A1 (ja) | 2003-10-09 | 2004-10-07 | ヒトFlt3の機能を抑制するための組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2005035004A1 true JPWO2005035004A1 (ja) | 2006-12-21 |
JP4486928B2 JP4486928B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=34431039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005514598A Expired - Fee Related JP4486928B2 (ja) | 2003-10-09 | 2004-10-07 | ヒトFlt3の機能を抑制するための組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8138159B2 (ja) |
JP (1) | JP4486928B2 (ja) |
TW (1) | TW200523358A (ja) |
WO (1) | WO2005035004A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060009409A1 (en) | 2002-02-01 | 2006-01-12 | Woolf Tod M | Double-stranded oligonucleotides |
ATE443133T1 (de) | 2002-02-01 | 2009-10-15 | Life Technologies Corp | Oligonukleotidzusammensetzungen mit verbesserter effizienz |
US20060142228A1 (en) * | 2004-12-23 | 2006-06-29 | Ambion, Inc. | Methods and compositions concerning siRNA's as mediators of RNA interference |
WO2012094115A1 (en) * | 2010-12-17 | 2012-07-12 | Arrowhead Research Corporation | Compositions and methods for inhibiting expression of flt3 genes |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011470A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Procede de criblage de composes d'interet potentiel destines a un medicament contre les tumeurs |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006507841A (ja) * | 2002-11-14 | 2006-03-09 | ダーマコン, インコーポレイテッド | 機能的siRNAおよび超機能的siRNA |
-
2004
- 2004-10-07 JP JP2005514598A patent/JP4486928B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-07 WO PCT/JP2004/014851 patent/WO2005035004A1/ja active Application Filing
- 2004-10-07 US US10/574,904 patent/US8138159B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2004-10-08 TW TW093130634A patent/TW200523358A/zh unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000011470A1 (fr) * | 1998-08-20 | 2000-03-02 | Chugai Seiyaku Kabushiki Kaisha | Procede de criblage de composes d'interet potentiel destines a un medicament contre les tumeurs |
Non-Patent Citations (12)
Title |
---|
JPN6009032866, Blood, 1993, Vol.82, No.4, p.1110−1119 * |
JPN6009032869, Blood, 2002, Vol.100, No.8, p.2941−9 * |
JPN6009032870, Blood, 2001, Vol.97, No.8, p.2434−9 * |
JPN6009032873, Nature, 1998, Vol.391, p.806−811 * |
JPN6009032875, Nature Rev. Mol. Cell Biol., 200306, Vol.4, p.457−467 * |
JPN6009032878, Nature, 2001, Vol.411, p.494−498 * |
JPN6009032880, Blood, 20030415, Vol.101, No.8, p.3157−3163 * |
JPN6009032882, Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 2002, Vol.99, p.14849−14854 * |
JPN6009032885, Oncogene, 2002, Vol.21, p.5716−5724 * |
JPN6009032887, Blood, 20030215, Vol.101, No.4, p.1566−1569 * |
JPN6009032889, Blood, 20030915, Vol.102, No.6, p.2236−2239 * |
JPN6009032891, FEBS Letters, 2002, Vol.539, p.111−114 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4486928B2 (ja) | 2010-06-23 |
US20110105582A1 (en) | 2011-05-05 |
US8138159B2 (en) | 2012-03-20 |
WO2005035004A1 (ja) | 2005-04-21 |
TW200523358A (en) | 2005-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Heidenreich et al. | AML1/MTG8 oncogene suppression by small interfering RNAs supports myeloid differentiation of t (8; 21)-positive leukemic cells | |
Teramoto et al. | Autocrine activation of an osteopontin-CD44-Rac pathway enhances invasion and transformation by H-RasV12 | |
Flori et al. | The hematopoietic oncoprotein FOXP1 promotes tumor cell survival in diffuse large B-cell lymphoma by repressing S1PR2 signaling | |
JP4658936B2 (ja) | 肺癌を治療するための組成物および方法 | |
Nagel et al. | Comprehensive analysis of homeobox genes in Hodgkin lymphoma cell lines identifies dysregulated expression of HOXB9 mediated via ERK5 signaling and BMI1 | |
JP5841332B2 (ja) | 細胞増殖阻害剤 | |
Tracz-Gaszewska et al. | Molecular chaperones in the acquisition of cancer cell chemoresistance with mutated TP53 and MDM2 up-regulation | |
JP2011200238A (ja) | Sykキナーゼ発現の阻害 | |
WO2005090572A2 (en) | Compositions and methods for treating pancreatic cancer | |
Lan et al. | Guanylate binding protein-1 mediates EGFRvIII and promotes glioblastoma growth in vivo but not in vitro | |
Meenakshi Sundaram et al. | Polymeric Delivery of siRNA against Integrin‐β1 (CD29) to Reduce Attachment and Migration of Breast Cancer Cells | |
EP1973574B1 (en) | Use of inhibitors of scinderin and/or of ephrin-a1 for treating tumors | |
JP4467559B2 (ja) | 細胞増殖を阻害する組成物および方法 | |
JP4486928B2 (ja) | ヒトFlt3の機能を抑制するための組成物 | |
EP2165710A1 (en) | Tyrosine kinase receptor Tyro3 as a therapeutic target in the treatment of a bladder tumor | |
Li et al. | Ribozyme technology for cancer gene target identification and validation | |
Fouani et al. | The splicing‐regulatory lncRNA NTRAS sustains vascular integrity | |
CN101172994B (zh) | 一种白介素17受体mIL-17RE基因的小干扰RNA及其编码基因与应用 | |
US8003781B2 (en) | Composition for suppressing the expression of fucosyltransferase | |
US20120035241A1 (en) | Use of inhibitors of plac8 activity for the modulation of adipogenesis | |
JP2013018754A (ja) | 悪性胸膜中皮腫治療剤 | |
JP2019165706A (ja) | がんの治療又は予防用医薬および癌のバイオマーカー | |
Pu et al. | Suppression of EGFR Expression by Antisense RNA and RNAi |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090821 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091202 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100316 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |