JPWO2004106189A1 - 即席食品用容器及びその容器を使用した即席食品 - Google Patents

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Abstract

内容物を収容する容器本体とその上端フランジ部にシールされる蓋体とからなり、蓋体が開封用タブ部と、開封用タブ部の両側に設けられた引裂始点と、両始点から引裂方向に延びる直線上に引裂方向に凸となる向きに形成された実質的にU字状又は円弧状の引裂停止用ハーフカットとを有する即席食品用容器。この容器では、蓋体の引裂が引裂停止用ハーフカットにより確実に停止し、もって帯状フラップ部が蓋体から分離するのを防止できる。

Description

本発明は、熱湯を注入した後蓋体を再封する必要があるカップラーメンのような即席食品に好適な容器、及び熱湯を注入した後湯切りをする即席焼きそばのような即席食品に好適な容器、並びにそれらの容器に収容された即席食品に関する。

容器本体に蓋体がシールされるタイプの即席食品用容器には、輸送時及び取り扱い時にシール部が剥離しない密封性が要求される。しかし蓋体を容器本体に強くシールすると、即席食品を食べようとする時に蓋体が容易に容器本体から剥がれないという問題があった。

シール式蓋体を有する即席食品用容器を容易に開封するために、蓋体を部分開封型とすることが提案されている。例えば特開昭54−88490号(特許文献1)は、配向性を有する易裂性フィルムからなる蓋本体と、前記フィルムの配向方向に蓋本体から突出する突片と、突片の根元付近に設けた一対の切込みとを有する蓋体を設けた密封容器を提案している。突片を持ち上げると、蓋本体は一対の切込みから他端側まで引き裂かれ、蓋体は帯状に開封される。

しかし特開昭54−88490号の密封容器には、突片を持ち上げる力が強すぎると、突片に連なる帯片が他端に達して容器本体から分離してしまうという問題があった。カップラーメンや即席焼きそばのような即席食品の場合、調理するために開封した容器に熱湯を注入した後再封する必要があるので、容易に再封できる蓋体を有するのが望ましい。

即席焼きそば用容器には、熱湯を注いだ後の湯切りが容易であることも必要であるので、開封用タブ部と湯切り口形成用タブ部とを有する蓋体が使用されている。この蓋体は、例えば上面から順にプラスチックフィルムと、紙と、アルミニウム箔と、シーラントフィルムとからなる層構成を有する。蓋体は、アルミニウム箔及びシーラントフィルムのみに湯切り口を有する領域と、開口部がないその他の領域とからなり、両領域の間にはプラスチックフィルム及び紙のみに設けられたミシン目がある。湯切り口を有する領域では、紙とアルミニウム箔とが容易に剥離するようになっている。

このような蓋体を有する容器内の即席焼きそばを食べる場合、まず開封用タブ部を持って蓋体を所定の位置まで開封し、容器内に熱湯を注いだ後蓋体を閉めて、放置する。次いで湯切り口形成用タブ部を持ち上げると、蓋体のうちプラスチックフィルム及び紙はミシン目に沿って切れながら、アルミニウム箔から剥離し、湯切り口が現れる。容器全体を傾斜して湯を湯切り口から排出した後、残りの蓋体を全部剥離して、即席焼きそばを食べる。しかしながらこの蓋体は、湯切り口を有する部分の層構成が複雑であるのみならず、湯切り口を有する部分のみを開封するためのミシン目も必要であり、さらに紙とアルミニウム箔との間に設ける剥離剤の剥離性の調整も困難であり、コスト高であるという欠点を有する。

湯切り口を有する部分の複雑な層構成を解消できる蓋体として、例えば特開2002−160779号(特許文献2)は、外周縁に突出した複数のプルタブを有し、各プルタブの根元の両側から蓋体の内側に向かって延びる2本の湯切り口開口用ミシン目又はハーフカット溝が刻設された湯切り機能付蓋体を提案している。しかしこの蓋体は、複数のプルタブを一つずつ開封する必要があり、湯切り口の形成に手間がかかるという欠点を有する。

特開2002−160758号(特許文献3)は、開封用プルタブと湯切り口形成用プルタブとが外周縁の対向位置に設けられ、湯切り口形成用プルタブ付近においてタブの根元の両側から蓋体の表面部に波形状に刻設された第一のハーフカット溝と、第一のハーフカット溝に近接して蓋体の裏面部に波形状に刻設された第二のハーフカット溝とを有する湯切り機能付蓋体を提案している。波形状の両ハーフカット溝の谷部は容器本体の縁部上に位置する。そのため湯切り口形成用プルタブを持ち上げると、第一及び第二のハーフカット溝により複数の湯切り口が形成される。

しかし特開2002−160758号の蓋体は、両側に2つのハーフカット溝を有するので、構造が複雑であり、やはりコスト高であるという欠点を有する。その上、この蓋体は上面から紙と、アルミニウム箔と、ポリエチレンシーラントフィルムとを積層してなる層構成を有し、アルミニウム箔の塑性変形性を利用してデッドホールド性(蓋体が持ち上げた状態に維持される性質)を得ているので、アルミニウム特有の問題がある。すなわち、アルミニウム箔を有する蓋体では、使用後の焼却処理において、アルミニウム箔の発熱量が多いために焼却炉が傷んだり、溶融一体化して焼却効率が低下したりする。そのため、環境保護の観点から、アルミニウム箔を有する蓋体をできるだけ使用しないのが望ましい。よってアルミニウム箔を使用しなくても、熱湯を注ぐ時に蓋体の開封状態を容易に保持できる即席食品用容器が望まれている。

また湯切り機能付蓋体を有する容器の湯切り性を良くするには、容器を傾斜させた時に内容物が出ない範囲内で湯切り口の幅をできるだけ広くするのが望ましいが、単に湯切り口の幅を広くすると、引き剥がし抵抗が大きくなる。そこで、引き剥がし抵抗が大きくならずに湯切り口の幅が広がった湯切り機能付蓋体が望まれている。
特開昭54−88490号公報 特開2002−160779号公報 特開2002−160758号公報

従って、本発明の目的は、シール式蓋体を容易に部分開封でき、かつ開封によりできる帯状フラップ部が蓋体から脱離することがない即席食品用容器を提供することである。

本発明のもう1つの目的は、開封用タブ部と湯切り口形成用タブ部を備えたシール式蓋体を有する即席食品用容器であって、湯切り性が良いだけでなく、熱湯を注ぐ時に蓋体の開封状態を容易に保持できる形状の蓋体を有する低コストの即席食品用容器を提供することである。

本発明のさらにもう1つの目的は、湯切り口形成用タブ部を備えたシール式蓋体を有する即席食品用容器であって、湯切り口形成用タブ部を持ち上げることにより蓋体を容器本体から容易に剥離することができる低コストの即席食品用容器を提供することである。

上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は以下のことを発見した。
(A)容器本体にシールされる蓋体の一端に開封用タブ部を設け、開封用タブ部の両側に引裂始点を形成し、両引裂始点から引裂方向に延びる直線上に引裂方向に凸となる向きの実質的にU字状又は円弧状の引裂停止用ハーフカットを設けると、蓋体の引裂が途中で確実に停止し、もって帯状フラップ部が蓋体から分離するのを防止できる。

(B)容器本体にシールされる蓋体に、開封用タブ部と湯切り口形成用タブ部を外周縁のほぼ対向位置に設け、開封用タブ部にネック部と頭部とからなる突起部を設けるとともに、湯切り口形成用タブ部の内側に実質的にU字状の複数の切れ目を開放端を内側に向けて設けると、開封用タブ部の突起部が1つのU字状切れ目と係合して蓋体の開封状態を容易に保持でき、さらに湯切り口形成用タブ部を持ち上げると、U字状切れ目の延長線に沿って蓋体は引き裂かれて、複数の湯切り口ができる。

(C)容器本体にシールされる蓋体の一端に湯切り口形成用タブ部を設け、湯切り口形成用タブ部の内側に実質的にU字状の複数の切れ目を開放端を内側に向けて設け、かつ各切れ目の先端部に、先に行くほど間隔が狭まるように傾斜した一対の線部を設けると、各U字状切れ目からの蓋体の引裂が容易になる。
本発明はかかる発明に基づき完成したものである。

すなわち、本発明の第一の即席食品用容器は、内容物を収容する容器本体と、その上端フランジ部にシールされる蓋体とを有し、前記蓋体は開封用タブ部と、前記開封用タブ部の両側に設けられた引裂始点と、両始点から引裂方向に延びる直線上に引裂方向に凸となる向きに形成された実質的にU字状又は円弧状の引裂停止用ハーフカットとを有することを特徴とする。

前記引裂始点は前記蓋体の外周縁部に設けられた切れ目又はノッチであるのが好ましい。

前記引裂停止用ハーフカットは前記蓋体の中心を越える位置にあるのが好ましい。前記引裂始点から引裂方向に延びる各直線に開封用ハーフカットが設けられているのが好ましい。前記開封用ハーフカットは前記引裂停止用ハーフカットと連結していないのが好ましい。

前記蓋体は、上面から順に少なくとも樹脂フィルム、紙シート及び熱シール性フィルムを有する積層シートからなり、前記引裂停止用ハーフカット及び前記開封用ハーフカットは、少なくとも前記積層シート中の前記紙シートに達しているのが好ましい。前記紙シートにおける各ハーフカットの深さは、前記紙シートの厚さの少なくとも約30%に相当する深さであるのが好ましい。前記引裂停止用ハーフカットはほぼ前記紙シートの底面に達しているのがより好ましい。

湯を注いだ後湯切りする即席食品用の本発明の第二の容器は、容器本体とその上端フランジ部にシールされる蓋体とからなり、前記蓋体には開封用タブ部と湯切り口形成用タブ部とがほぼ対向位置に設けられており、前記開封用タブ部はネック部と頭部とからなる突起部を有し、前記湯切り口形成用タブ部は一対の直線状切れ目と、前記一対の直線状切れ目の間に開放端を内側に向けて設けられた複数の実質的にU字状の切れ目とを有し、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端はいずれも前記蓋体のシール部内に位置しており、前記開封用タブ部を持ち上げて前記蓋体を部分的に開封することによりフラップ部を形成し、前記フラップ部の先端突起部を前記U字状切れ目の1つ、又は湯切り口の形成によりできた剥離部の貫通孔の1つに係合すると、前記フラップ部が開封状態に保持されることを特徴とする。

前記U字状切れ目のうち前記突起部と係合するものは、前記突起部との係合性を向上させるために、1つの周方向突出部を有するのが好ましい。

前記蓋体が前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部と実質的に平行な易裂性を有すると、前記湯切り口形成用タブ部を持って前記蓋体を前記容器本体から引き剥がすことにより複数の湯切り口を形成する際に、湯切り口が先細にならない。

前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の延長線上において、前記蓋体に湯切り口形成用ハーフカットが設けられているのが好ましい。前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端はそれぞれ、前記蓋体のシール部上でその中央線の外側に位置するのが好ましい。前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端の前記シール部内における位置は、外周から前記シール部の幅の30〜50%の範囲内であるのがより好ましい。

前記蓋体には引き剥がし停止マークが設けられており、前記湯切り口形成用タブ部を持って前記蓋体を前記容器本体から前記引き剥がし停止マークまで引き剥がすようになっているのが好ましい。

第二の即席食品用容器において、各U字状切れ目は先端部に、先に行くほど間隔が狭まるように傾斜した一対の線部を有するのが好ましい。また一対の直線状切れ目は先端部に、先に行くほど間隔が広がるように傾斜した一対の線部を有するのが好ましい。

第一及び第二の即席食品用容器はいずれも、前記蓋体が上面から少なくとも樹脂フィルム、紙シート、剛性フィルム及び熱シール性フィルムを有する積層シートからなるのが好ましい。前記樹脂フィルム、前記剛性フィルム及び前記シーラントフィルムの少なくとも一つは直線引裂性を有するのが好ましい。

前記樹脂フィルムはデッドホールド性を有するのが好ましい。樹脂フィルムのデッドホールド性により、タブを持ち上げることにより蓋体を引き裂いてできたフラップ部は、実質的に持ち上げられたまま(カールしたまま)である。

前記樹脂フィルムに張力を付与した状態で前記紙シートと接着し、その張力の方向と引裂方向とが同じとなるように前記蓋体を打ち抜くと、前記蓋体の開封によりにできたフラップ部にカール性を付与できる。

前記樹脂フィルムはポリブチレンテレフタレートからなるのが好ましい。前記剛性フィルムは一軸又は二軸配向のポリエチレンテレフタレートフィルムからなるのが好ましい。ポリエチレンテレフタレートフィルムの二軸配向は配向度が異なるのが好ましい。

なお第一及び第二の容器の特徴は各々に限定的なものではなく、例えば第一の容器の特徴は第二の容器にあっても良く、またその逆でも良い。

本発明はまた、第一及び第二の容器に収容された即席食品を提供する。

開封用タブ部の両側の引裂始点から引裂方向に延びる直線上に引裂停止用ハーフカットが設けられた第一の即席食品用容器では、開封によりできるフラップ部が蓋体から分離することなく、一定の距離に部分開封することができる。またフラップ部の外側縁の破断部と開口部の破断部とを係合させることにより、フラップ部を簡単に閉じておくことができる。このような特徴を有する容器は、熱湯を注いだ後食べる即席ラーメン等の即席食品用に好適である。

複数のU字状切れ目が形成された湯切り口形成用タブ部と、突起部を有する開封用タブ部とを対向位置に有する第二の即席食品用容器では、開封用タブ部の突起部をU字状切れ目に係合させることにより、フラップ部の開封状態を容易に保持できる。またU字状切れ目に1つの周方向突出部を設けると、開封用タブ部の突起部とU字状切れ目との係合が確実になる。さらにU字状切れ目の先端に間隔が狭まるように傾斜した直線部を設けることにより、U字状切れ目の引裂性が向上する。このような特徴を有する容器は、熱湯を注いだ後食べる焼きそば等の即席食品用に好適である。

本発明の即席食品用容器は簡単な構造を有するので、低コストであるという利点を有する。

[図1]本発明の一実施例による即席食品用容器を示す斜視図である。
[図2]図1の即席食品用容器を示す平面図である。
[図3]図1の即席食品用容器を開封した状態を示す斜視図である。
[図4]本発明の別の実施例による蓋体を示す平面図である。
[図5]本発明のさらに別の実施例による蓋体を示す平面図である。
[図6]引裂始点から延びる直線と引裂停止用ハーフカットの軸線との関係を示す部分拡大図である。
[図7]本発明のさらに別の実施例による蓋体を示す平面図である。
[図8]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す斜視図である。
[図9]図8の即席食品用容器を示す平面図である。
[図10(a)]図8の蓋体の湯切り口形成用タブ部付近を示す部分拡大図である。
[図10(b)]図10(a)の湯切り口形成用タブ部を開封した状態を示す部分拡大図である。
[図11]図8の即席食品用容器を開封した状態の一例を示す斜視図である。
[図12(a)]本発明のさらに別の実施例による蓋体の湯切り口形成用タブ部付近を示す部分拡大図である。
[図12(b)]図12(a)の湯切り口形成用タブ部を開封した状態を示す部分拡大図である。
[図13]図12の蓋体の湯切り口形成用タブ部付近を示す別の部分拡大図である。
[図14]本発明のさらに別の実施例による蓋体を示す平面図である。
[図15]図14の蓋体を示す底面図である。
[図16]図14の蓋体の湯切り口形成用タブ部を開封した状態を示す平面図である。
[図17]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す斜視図である。
[図18]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す斜視図である。
[図19]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す斜視図である。
[図20]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す平面図である。
[図21]本発明のさらに別の実施例による即席食品用容器を示す平面図である。
[図22]本発明の蓋体の層構成例を示す断面図である。
[図23]本発明の蓋体の別の層構成例を示す断面図である。
[図24]本発明の蓋体のさらに別の層構成例を示す断面図である。
[図25]本発明の蓋体のさらに別の層構成例を示す断面図である。
[図26]本発明に用いるハーフカットの深さを示す断面図である。
[図27]引裂停止用ハーフカットの深さの好ましい例を示す断面図である。
[図28]本発明に用いるハーフカットの深さの別の例を示す断面図である。
[図29]本発明に用いるハーフカットの深さのさらに別の例を示す断面図である。
[図30]積層シートから複数の蓋体を打ち抜く様子を示す平面図である。
[図31]図8の即席食品用容器を再封するとともに、湯切り口形成用タブ部を開封した状態を示す斜視図である。
[図32]図8の即席食品用容器を開封した状態のさらに別の例を示す斜視図である。
[図33]図8の即席食品用容器を開封した状態のさらに別の例を示す斜視図である。

[1]即席食品用容器の構造
以下本発明を第一及び第二の即席食品用容器について詳細に説明するが、各容器の特徴は別の容器も具備し得るものと理解されたい。
(A)蓋体
(1)形状
(a)第一の容器
図1〜3は本発明の第一の容器の一例を示す。図1に示すように、第一の容器は、内容物を収容する容器本体1と、容器本体1の上端フランジ部1aに熱シールされる蓋体2とからなる。蓋体2は開封用タブ部3を有する。開封用タブ部3は指で摘んで蓋体2を剥離するのに十分な大きさであれば良い。

蓋体2の外周縁部には、開封用タブ部3の両側に蓋体2の開封を容易にする引裂始点4,4が設けられている。引裂始点4,4は切れ目でもノッチでも良い。本実施例では引裂始点4,4として切れ目を例にとって、以下説明する。

一対の切れ目4,4の間隔dは内容物の種類に応じて適宜設定できる。例えば熱湯を注ぐカップ麺の場合、容器本体1の上端フランジ部1aの外径を約10cmとすると、切れ目4,4の間隔dは約4〜8cmであるのが好ましい。なお喫食時に蓋体2を全面開封するために、図5に示すように蓋体2にもう一つの開封用タブ部51を外周縁の対向位置に一体的に設けても良い。

図2に示すように、一対の切れ目4,4の先端は、内容物の密封のために、蓋体2のシール部11(容器本体1の上端フランジ部1aに熱シールされる部分)に位置する。

連続した積層シートを打ち抜いて蓋体2を高速で製造する場合の公差は約1mmであるので、一対の切れ目4,4の先端は、蓋体2のシール部11の中央線11aより外側であるのが好ましく、外周からシール部11の幅の30〜50%の範囲内であるのがより好ましく、外周からシール部11の幅の30〜40%の範囲内であるのが特に好ましい。

図2に示すように、一対の切れ目4,4から引裂方向に延びる直線4’,4’上に、引裂方向に凸となる向きの実質的に円弧状又はU字状の引裂停止用ハーフカット6,6が、蓋体2の上面から刻設されている。ここで「実質的に円弧状」は、湾曲状であれば良い。図3に示すように、通常の力でできた蓋体2の裂け目は引裂停止用ハーフカット6,6で確実に停止するので、帯状フラップ部12は分離しない。帯状フラップ部12が容器本体1から分離してしまうと、蓋体2の再封が困難になる。

図2に示すように、引裂停止用ハーフカット6は、U字状の場合、一対の直線部6a,6aと、それらを連結する円弧状連結部6bとからなる。U字状引裂停止用ハーフカット6の一対の直線部6a,6aの間隔dは4〜14mmであるのが好ましく、6〜10mmであるのがより好ましい。直線部6aの長さdは2〜10mmであるのが好ましく、3〜7mmであるのがより好ましい。一対の直線部6a,6aは必ずしも同じ長さでなくてもよい。円弧状連結部6bの曲率半径は2〜7mmであるのが好ましく、3〜5mmであるのがより好ましい。また引裂停止用ハーフカット6が円弧状の場合、その半径は2〜7mmであるのが好ましく、3〜5mmであるのがより好ましい。

引裂停止用ハーフカット6の形状がU字状又は円弧状以外であると、十分な引裂停止能が得られない。例えば引裂停止用ハーフカット6が直線状であると、裂け目が到達した時に、ハーフカット6の端部から蓋体2が裂けてしまう。

図4又は図5に示すように、引裂停止用ハーフカット6,6の軸線は延長線4’,4’に対して傾斜していてもよい。図6に示すように、各延長線4’に対する各引裂停止用ハーフカット6の軸線の傾斜角θは60°以内であるのが好ましく、30°以内であるのがより好ましい。

図2に示す例では、引裂停止用ハーフカット6,6の中心部は延長線4’,4’上に位置するが、必ずしもこれに限らない。例えば図4及び図5に示す場合の他に、図7に示すように、各引裂停止用ハーフカット6の一方の先端が各延長線4’の末端に位置してもよい。

図2に示すように、引裂停止用ハーフカット6,6は、蓋体2の中心線40を越える位置にあるのが好ましく、特にシール部11の近傍にあるのが好ましい。

図2に示すように、蓋体2の引き裂きが引裂停止用ハーフカット6,6に到達するのを確実にするために、一対の切れ目4,4から引裂方向に延びる各直線4’,4’に沿って、蓋体2の上面から開封用ハーフカット7,7を刻設するのが好ましい。開封用ハーフカット7,7は引裂停止用ハーフカット6,6に連結していても良いが、引裂停止用ハーフカット6,6による引裂停止を確実にするためには引裂停止用ハーフカット6,6の直前で終了しているのが好ましい。すなわち、開封用ハーフカット7,7の末端が引裂停止用ハーフカット6,6から離隔しているのが好ましい。

開封用ハーフカット7,7が引裂停止用ハーフカット6,6の直前で終了している場合、開封用ハーフカット7,7の先端7’,7’と引裂停止用ハーフカット6,6との距離dは1〜10mmであるのが好ましく、2〜5mmであるのがより好ましい。また図7に示すように、開封用ハーフカット7,7の末端と、円弧状の引裂停止用ハーフカット6,6の一方の端部とが連結していてもよい。

(b)第二の容器
図8〜11は本発明の第二の容器の一例を示す。図8〜11において図1〜3と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。この例では、蓋体2は開封用タブ部3、及びほぼ対向する位置に設けられた湯切り口形成用タブ部5を有する。

図10(a)に示すように、湯切り口形成用タブ部5は、一対の直線状切れ目8a,8bと、両直線状切れ目8a,8bの間にほぼ等間隔に形成された複数の実質的にU字状の切れ目9,9’とを有し、1つのU字状切れ目9には1つの周方向突出部9b”が設けられている。周方向突出部を有さない各U字状切れ目9’は、一対の直線部9a’,9a’と、両直線部9a’,9a’を連結する湾曲部9b’とからなる。また周方向突出部を有するU字状切れ目9は、一対の直線部9a,9aと、両直線部9a,9aを連結する湾曲部9bと、湾曲部9bの一部で周方向に突出した部分9b”とからなる。開封用タブ部3の突起部31は周方向突出部9b”を有するU字状切れ目9に係合し、蓋体2の開封が保持される。

周方向突出部9b”を有するU字状切れ目9は通常1つでよい。またU字状切れ目9’は1〜5個であるのが好ましく、1個又は2個であるのがより好ましい。U字状切れ目9’を複数設ける場合、図9に示すように、周方向突出部9b”を有するU字状切れ目9の両側に設けるのが好ましい。

図10(a)に示すように、各U字状切れ目9,9’は、開放端を内側に向けて形成されている。実質的にU字状の切れ目9,9’の形状は、円弧状に湾曲した連結部を有する限り、限定されない。切れ目9の周方向突出部9b”の形状は、図10(a)に示すような円弧状のものに限定されず、矩形状、台形状、三角形状等であってもよい。

図10(a)に示すように、十分な熱シール性を確保するとともに、直線状切れ目8a,8b及び直線部9a,9a’からの引裂を容易にするために、一対の直線状切れ目8a,8b及び各U字状切れ目9,9’の先端はいずれも、蓋体2のシール部11内に位置しているのが好ましい。

積層シートを打ち抜いて蓋体2を高速で製造する場合の公差は約1mmであるので、一対の直線状切れ目8a,8bの先端、及び各U字状切れ目9,9’の先端はいずれも、蓋体2のシール部11の中央線11aより外側であるのが好ましく、外周からシール部11の幅Dの30〜50%の範囲内であるのがより好ましく、外周からシール部11の幅Dの30〜40%の範囲内であるのが特に好ましい。

図10(a)に示すように、直線状切れ目8a,8b及びU字状切れ目9,9’の各直線部9a,9a’の各先端から延びる直線43a、43b、44、44’に湯切り口形成用ハーフカット71を刻設するのが好ましい。湯切り口形成用ハーフカット71を刻設することにより、蓋体2の引裂性が向上する。各湯切り口形成用ハーフカット71の先端は、上端フランジ部から数cmするのが好ましい。必要に応じて、各湯切り口形成用ハーフカット71の先端にも、引裂方向が凸のU字状又は円弧状の引裂停止用ハーフカットを設けてよい。

蓋体2を易引裂性を有する積層シートにより形成する場合、その易引裂方向を蓋体2の引裂方向と実質的に一致させるのが好ましい。これにより、湯切り口形成用タブ部5を持って蓋体2を剥離する時に、蓋体2は一対の直線状切れ目8a,8bの先端及び各U字状切れ目9,9’の先端から易引裂方向に沿って容易に直線的に引き裂かれる。また蓋体2が易引裂性を有する場合、湯切り口形成用ハーフカット71を省略することができる。

図9に示すように、開封用タブ部3にはネック部31aと頭部31bとからなる突起部31が設けられている。図11に示すように、突起部31を周方向突出部9b”を有するU字状切れ目9に係合させることにより、蓋体2の開封状態を容易に保持できる。図9及び図10(a)に示すように、突起部31の頭部31b及びネック部31aの幅d,d、及び周方向突出部9b”を有するU字状切れ目9の最大幅(周方向突出部9b”がある位置での幅)dを適宜設定すれば、突起部31とU字状切れ目9との係合性が向上し、係合後に突起部31がU字状切れ目9から容易に脱離することはない。なお周方向突出部9b”がU字状切れ目9の両側にあると、かえって突起部31がU字状切れ目9から抜け易い。図9に示すように、開封用タブ部3において、突起部31の両側に湾曲部32,32を設けても良い。

具体的には、頭部31bの幅dは、ネック部31aの幅dより1〜3mm長いのが好ましい。連結部9bの幅dは、頭部31bの幅dより狭く、かつネック部31aの幅d以上であるのが望ましい。具体的には、連結部9bの幅dは頭部31bの幅dより0.5〜2mm狭いのが好ましい。連結部9bの幅dは両直線部9a,9aの間隔dより0.5〜2mm長いのが好ましい。

容器内の即席食品が焼きそばである場合、頭部31bの幅dは8〜12mmであるのが好ましく、ネック部31aの幅dは7〜9mmであるのが好ましく、連結部9bの幅dは8〜10mmであるのが好ましく、各U字状切れ目9,9’の両直線部の間隔dは7〜9mmであるのが好ましく、直線状切れ目8aとU字状切れ目9’との間隔d10、直線状切れ目8bとU字状切れ9’との間隔d10、及びU字状切れ目9,9’の間隔d11は、各々3〜6mmであるのが好ましい。

図8〜11に示す実施例では、開封用タブ部3の両側に設けられた一対の切れ目4,4の間隔dは、内容物の種類に応じて適宜設定できる。例えば熱湯を注ぐカップ麺の場合、容器本体1の上端フランジ部1aの外径を約18cmとすると、切れ目4,4の間隔dを約9〜15cmとするのが好ましい。

図8及び図9に示すように、蓋体2には、容器内の即席食品(焼きそば等)が漏れずに効率よく湯切りができる位置に、剥離限界を示すマーク10を設けるのが好ましい。マーク10の位置は、湯切り口15の長さが約1〜5cmとなるように設定するのが好ましい。

湯切り口形成用タブ部5を持って蓋体2をハッチングで示した部分13だけ容器本体1から剥がすと、図10(b)に示すように複数の湯切り口15が得られ、各U字状切れ目9,9’から延長する帯片部14,14’は容器本体1の上端フランジ部1aにシールされたままである。

(c)第二の容器の別の例
図12は第二の容器の別の例を示す。この例では、U字状切れ目9,9’の直線部9a,9a’における先端部9c,9c’が間隔が狭まる直線からなり、一対の直線状切れ目8a,8bの先端部81a,81bが間隔が拡開する直線からなる以外、図8〜11に示す例と同じである。図12に示すように、この例では、湯切り口形成用タブ部5の隣りにもう一つの開封用タブ部51を設けても良い。

湯切り時間を短縮するには湯切り口15の幅d13,d’13をできるだけ広くするのが望ましいが、そうするとシール部11から剥離する蓋体部分の面積が大きくなり、開封抵抗が大きくなる。開封抵抗は剥離開始の時が最大であり、シール部11との剥離域が大きいと、大きな初期開封抵抗を感じることになる。そこで図12(a)に示すように、各直線状切れ目8a,8b及びU字状切れ目9,9’の先端に、シール部11からの剥離域が次第に大きくなるように傾斜した直線部9c,9c’,81a,81bを設けると、大きな初期抵抗を感じることなく、スムーズな湯切り口形成用タブ部5の開封を行うことができる。

各先端直線部9c,9c’,81a,81bの長さは0.5〜3mmであるのが好ましい。図13に示すように、各先端直線部9c,9c’,81a,81bと直線部9a,9a’,8a,8bとの角度θは120〜170°であるのが好ましい。角度θがこの範囲外であると、各先端直線部9c,9c’,81a,81bから湯切り口形成用ハーフカット71(ハーフカット71の代わりに易引裂性がある場合には易引裂方向)に沿って直線的に引き裂けないおそれがある。なお角度θは各先端直線部9c,9c’,81a,81bと直線部9a,9a’,8a,8bとの間で全て同じである必要はない。また各先端部9c,9c’,81a,81bを直線の代わりに曲線としてよい。

先端部9c,9c(9c’,9c’)の先端間の間隔d12は、U字状切れ目9(9’)の両直線部間の間隔dより0.5〜3mm狭いのが好ましい。具体的には、容器内の即席食品が焼きそばである場合、先端部9c,9c(9c’,9c’)の先端の間隔d12は6〜8mmであるのが好ましく、湯切り口15の幅d13,d’13は4〜7mmであるのが好ましい。

先端部9c,9c’,81a,81bの先端のシール部11内での位置も、直線状切れ目8a,8b及びU字状切れ目9,9’の先端の位置に関する上記要件を満たすのが好ましい。

(d)その他の例
第一及び第二の容器における蓋体の形状は図示のものに限定されず、本発明の趣旨を変更しない限り種々の変更を加えることができる。例えば図14〜16は、第一の容器の蓋体に湯切り機能を付与した例を示す。図14〜16において図1〜3に示す例と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。

図14に示す例では、湯切り口形成用タブ部105はハーフカット72により蓋体2から分離されるようになっている。ハーフカット72は、湯切り口形成用タブ部105の両側から蓋体2の内側に延びる一対の直線部72a,72aと、両直線部72a,72aの連結部72bとからなる。図15に示すように、ハーフカット72で囲まれた領域(ハッチングで示す)17内では、蓋体2の裏面に複数の湯切り口形成用ハーフカット73が設けられている。

紙シートに外層及び内層を設けた積層シートからなる蓋体の場合、図14〜16に示す例では、ハーフカット72は外層及び紙シートのみ貫通しており、各湯切り口形成用ハーフカット73は内層のみ貫通している。ハーフカット72で囲まれた領域17では、紙シートの内面に剥離層が形成されている。従って湯切り口形成用タブ部5を持ち上げると、ハーフカット72に囲まれた領域17が内層から剥離するとともに、複数の湯切り口に相当する内層部分も除去されるので、図16に示すように複数の湯切り口15が現れる。なお図14に示す例ではハーフカット72はU字状であるが、四角形状でも良い。

図17は、開封用タブ部3のうち上端フランジ部1aの外縁に相当する位置に、スリット状貫通孔34を設けた蓋体2を有する容器を示す。この容器は、スリット状貫通孔34以外第一の容器と同じである。この容器では、開封した蓋体2を元の閉鎖位置に戻した時に、スリット状貫通孔34に上端フランジ部1aを係合させられるので、再封性が向上する。スリット状貫通孔34の代わりに切れ目を設けてもよい。

図18は、蓋体2にスリット状貫通孔34及び別のタブ部115を設けた容器を示す。この容器は、スリット状貫通孔34及びタブ部115以外第一の容器と同じである。スリット状貫通孔34にタブ部115を係合させることにより、蓋体2の開封を保持できる。

図19〜21は容器本体1が直方体状の場合を示す。図19では、蓋体2は実質的に正方形であり、開封用タブ部3と湯切り口形成用タブ部5がほぼ対角線上の角部に設けられている。図20では、長方形状の蓋体2の一方の短辺のほぼ中央に開封用タブ部3が設けられており、他方の短辺のほぼ中央に湯切り口形成用タブ部5が設けられている。図21では、長方形状の蓋体2の一方の長辺のほぼ中央に開封用タブ部3が設けられており、他方の長辺のほぼ中央に湯切り口形成用タブ部5が設けられている。

(2)蓋体用積層シートの層構成
図22〜25は蓋体2の好ましい層構成を例示する。蓋体2は紙シート21に外層2a及び内層2bを設けたものである。図22に示す例では、外層2aは最外層に樹脂フィルム22を有し、内層2bは紙シート21側から順に剛性フィルム23と、遮光性インク層24と、シーラントフィルム25とを有する。樹脂フィルム22と紙シート21との間、紙シート21と剛性フィルム23との間、及び遮光性インク層24とシーラントフィルム25との間には、それぞれ接着剤層26と押出ラミネーションされたポリエチレン層27とからなる接着層がある。接着層はポリエチレン層27のみでもよい。

図23に示す例は、内層2bが剛性フィルム23を有さない以外図22に示す例と同じである。図24に示す例は、内層2bが遮光性付与層として遮光性インク層24の代わりにアルミニウム箔28を有する以外図23に示す例と同じである。図25に示す例は、樹脂フィルム22と剛性フィルム23が交替されている以外図22に示す例と同じである。

以下、各層について詳述する。
(a)樹脂フィルム
本発明の蓋体2は、ガスバリア性等を付与する層として樹脂フィルム22を有する。樹脂フィルム22の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等が挙げられる。ポリエステルフィルムを使用すると、特に保香性やガスバリア性に優れた蓋体が得られる。ポリプロピレンフィルムを使用すると、保湿性に優れた蓋体が得られる。

ポリエステルフィルムとしては、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等からなるフィルムが挙げられる。PBTフィルム及びPETフィルムは市販品として安価に入手できる。特にPBTフィルムはデッドホールド性、保香性、ガスバリア性及び耐熱性に優れているので好ましい。

PBTフィルムは、基本的に1,4−ブタンジオールとテレフタル酸とからなる飽和ポリエステルフィルムである。但し熱収縮性等の物性を損なわない範囲で、1,4−ブタンジオール以外のジオール成分、又はテレフタル酸以外のカンボン酸成分を共重合成分として含んでいてもよい。そのようなジオール成分としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンメタノール等が挙げられる。またジカルボン酸成分としては、例えば、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、コハク酸等が挙げられる。PBTフィルムを構成するPBT樹脂の具体例としては、例えば東レ(株)から商品名「トレコン」として市販されているホモPBT樹脂を挙げることができる。

PETフィルムは、基本的にエチレングリコールとテレフタル酸とからなる飽和ポリエステルフィルムである。但しPETフィルムの特性を損なわない範囲で、エチレングリコール以外のジオール成分、又はテレフタル酸以外のカンボン酸成分を共重合成分として含んでいてもよい。そのようなジオール成分としては、例えば、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンメタノール等が挙げられ、またジカルボン酸成分としては、例えば、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸、アゼライン酸、コハク酸等が挙げられる。PETフィルムは、例えば東レ(株)の「ルミラー」や、東洋紡績(株)の「東洋紡エステルフィルム」や、ユニチカ(株)の「エンブレットPC」等のように、通常二軸延伸フィルムとして市販されている。

ポリエステルフィルムは、単一樹脂成分からなるものに限定されず、複数の樹脂成分からなるものでもよい。樹脂成分の組合せとしては、複数のポリエステル樹脂の組合せの他に、一種又は二種以上のポリエステル樹脂に、その特性を損なわない範囲で他の熱可塑性樹脂を添加したものが挙げられる。他の熱可塑性樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS);ポリアミド(PA);ポリイミド(PI);ポリアミドイミド(PAI);ポリエーテルサルフォン(PES);ポリエーテルエーテルケトン(PEEK);ポリカーボネート;ポリウレタン;フッ素樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリ塩化ビニル;熱可塑性エラストマー等を挙げることができる。例えば樹脂フィルム22としてPBTフィルムを用いる場合、フィルム原料であるPBT樹脂がポリエチレンを含有していると、フィルム製造時の成膜性が向上し、膜厚の均一性に優れたPBTフィルムが得られる。他の熱可塑性樹脂を含有する場合、その割合はポリエステルフィルム全体を100質量%として、5〜20質量%であるのが好ましく、5〜15質量%であるのがより好ましく、5〜10質量%であるのが特に好ましい。従って特に断りがない限り、本明細書において使用する用語「PETフィルム」及び「PBTフィルム」はそれぞれ、PET又はPBTの単体のみならず、PET又はPBT+他の熱可塑性樹脂からなる組成物を含むものと理解すべきである。

樹脂フィルムは、即席食品用容器の用途に応じて、可塑剤、酸化肪止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、帯電防止剤、界面活性剤、染料や顔料等の着色剤、流動性の改善のための潤滑剤、無機充填剤等の添加剤を適宜含有しても良い。

樹脂フィルム22の厚さは実用的には約5〜50μmであるのが好ましい。樹脂フィルム22の厚さを約5μm未満とするのは技術的に困難である。また樹脂フィルム22の厚さを約50μm超にすると蓋体2の引裂性が低下する。好ましくは10〜30μmである。約5〜50μmの厚さのPBTフィルムは十分なデッドホールド性、保香性及びガスバリア性を有する。

PBTフィルムの熱収縮率は、MD(機械方向)及びTD(幅方向)ともに2%以下であるのが好ましい。熱収縮率はPBTフィルムを150℃に10分間加熱することにより測定したものである。熱収縮率が2%以下のPBTフィルムは、空冷インフレーション成形法により製造できる。PBTフィルムを空冷インフレーション成形法により製造する方法として、例えばWO2004/026558に記載の方法を挙げることができる。

蓋体2の引裂を容易にするために、樹脂フィルム22として一方向の易引裂性を有するものを用いるのが好ましい。一方向の易引裂性を有するフィルムとして、一軸配向又は配向度が異なる二軸配向のポリエステルフィルムが好ましい。配向度が異なる二軸配向のPETフィルムは、「エンブレットPC」(ユニチカ(株))として市販されている。後述するように、樹脂フィルム22に直線引裂性を付与するために、多数の実質的に平行な線状痕及び/又は多数の微細孔を形成してもよい。

(b)紙シート
蓋体2は、デッドホールド性付与層として紙シート21を有する。紙の種類は限定されず、合成紙も含む。紙シート21の目付は、約60〜110g/mとするのが好ましく、約75〜90g/mとするのがより好ましい。紙シートの目付が約60g/m未満であると、紙シートの腰が弱すぎて、十分なデッドホールド性を付与することができない。一方、紙シートの目付を約110g/m超にしても、コスト高になるだけで、さらなるデッドホールド性の向上は認められない。

(c)剛性フィルム
蓋体2の剛性を高めるために、剛性フィルム23を有してもよい。剛性フィルム23としてはPETフィルムが好ましい。蓋体2の易裂性を高めるために、PETフィルムとして、一軸配向又は配向度が異なる二軸配向のPETフィルム(例えば上記「エンブレットPC」)を用いるのが好ましい。蓋体2の易裂性を高めるために、剛性フィルム23に、多数の実質的に平行な線状痕及び/又は多数の微細孔を形成してもよい。

(d)遮光性付与層
日光や紫外線による即席食品の変質を防止するために、蓋体2は遮光性インク層24又はアルミニウム箔28を有する。遮光性インクは、例えばカーボンブラックのような黒色もしくは暗色の顔料又は染料を含むインクであれば、特に限定されない。遮光性インク層24は、焼却処理時に環境への悪影響がないという利点を有するとともに、密封した容器内の金属系異物の探知を金属探知機により行うことができるという利点もある。従って、即席食品の安全性がいっそう高まるだけでなく、金属探知機の利用により検査コストを著しく低減できる。アルミニウム箔28は優れた遮光性、ガスバリア性、保香性等を有する。

遮光性インク層24の厚さはインク中の黒色顔料又は染料の濃度に依存するが、一般に紫外線及び可視光線を十分に遮断できる程度であれば良い。アルミニウム箔28の厚さは3〜15μmが好ましく、7〜12μmがより好ましい。

(e)熱シール層
容器本体1の上端フランジ部1aに熱シールする層はシーラントフィルム25又はホットメルト層である。シーラントフィルム25は、ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、アイオノマー樹脂フィルム、ポリスチレンフィルム等により形成できる。また蓋体2を容器本体1から容易に剥離できるように、シーラントフィルム25はイージーピール性を有するのが好ましい。そのために、シーラントフィルム25は比較的弱い熱接着性を有するのが好ましい。ホットメルトは公知のものを用いることができる。

シーラントフィルム25として、例えば紙シート21側から順にポリエチレンベースフィルムと低分子量ポリエチレンフィルムとを有する積層フィルムを使用できる。このポリエチレンベースフィルムの厚さは約10〜40μmが好ましく、約20〜30μmがより好ましい。また低分子量ポリエチレンフィルムの厚さは約5〜20μmが好ましく、約7〜15μmがより好ましい。このような積層ポリエチレンフィルムは、例えば760FD(東レ合成フイルム(株)製)として市販されている。またシーラントフィルム25としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)とポリエチレンとの混合物からなるフィルムも使用できる。この混合物からなるフィルムにおいて、ポリエチレンとしては線状低密度ポリエチレン(LLDPE)が好ましい。この混合物からなるフィルムの厚さも約10〜40μmが好ましく、約20〜30μmがより好ましい。またホットメルト層の厚さは10〜50μmが好ましく、20〜40μmがより好ましい。

シーラントフィルム25として、エチレンと炭素数3〜18のα−オレフィンとを共重合して得られた直鎖状エチレン・α−オレフィン共重合体[密度(JIS K6922):0.870〜0.910g/cm、MFR(JIS K6921、190℃、2.16kg荷重):1〜100g/10分]及びポリスチレンを含む樹脂組成物からなるシーラントフィルム(特開2004−26190号)が挙げられる。このシーラントフィルムからなる熱シール層を有する蓋体2を容器本体1に熱シールすると、密封性と易開封性を両立できる。

蓋体2に優れた直線引裂性を付与するために、シーラントフィルム25に、多数の実質的に平行な線状痕及び/又は多数の微細孔を形成してもよい。

(3)ハーフカットの深さ
図26は、蓋体2において、引裂停止用ハーフカット6、開封用ハーフカット7又は湯切り口形成用ハーフカット71が設けられた部位の断面を例示する。なお図26において図22に示す実施例と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。引裂停止用ハーフカット6、開封用ハーフカット7及び湯切り口形成用ハーフカット71のいずれも、積層シート20の上面から少なくとも紙シート21に達しているのが好ましく、紙シート21の厚さDの少なくとも約30%に相当する深さDに達しているのがより好ましい。

図27に示すように、引裂停止用ハーフカット6は、ほぼ紙シート21の底面に達しているのが特に好ましい。引裂停止用ハーフカット6がほぼ紙シート21の底面に達していることにより、引裂停止能が一層向上する。

但し引裂停止用ハーフカット6、開封用ハーフカット7及び湯切り口形成用ハーフカット71が剛性フィルム23内に侵入すると、蓋体2の剛性が低くなりすぎる。またこれらのハーフカットが遮光性インク層24やアルミニウム箔28(図24参照)内に侵入すると、遮光性が悪化する。

図28は、図14〜16に示す蓋体2においてハーフカット72及び湯切り口形成用ハーフカット73が設けられた部位の断面を例示する。この例は、(1)湯切り口形成用ハーフカット73が積層シート20の裏面から形成されており、かつ(2)紙シート21の内面に剥離層29が設けられている以外、図27に示す例と同じである。従って、図28において図27に示す例と同じ部材又は部分には同じ参照番号を付してある。領域17はハーフカット72に沿って内層2bから容易に剥離し、その際ハーフカット73により湯切り口に相当する蓋体部分も一緒に除去されるので、複数の湯切り口15が現れる(図16参照)。

図29は、図14〜16に示す蓋体2において、U字状ハーフカット72及び湯切り口形成用ハーフカット73が設けられた部位の断面の別の例を示す。この例は、内層2bが剛性フィルム23及び遮光性インク層24を有さず、アルミニウム箔28を有する以外、図28の例と同じである。

(4)各フィルムの予備加工
(a)線状痕の形成
蓋体2の易裂性を一層高めるために、樹脂フィルム22、剛性フィルム23及びシーラントフィルム25の少なくとも一つに、以下に述べる方法により多数の実質的に平行な線状痕を形成してもよい。

フィルム強度と良好な直線的易裂性を両立するために、線状痕の深さは各フィルムの厚さの1〜40%であるのが好ましく、具体的には0.1〜10μmであるのが好ましい。線状痕の幅は0.1〜10μmであるのが好ましく、線状痕同士の間隔は10〜200μmであるのが好ましい。

各フィルム22,23及び25に線状痕を形成するには、例えばWO03/091003に開示の方法を採用することができる。この方法では、多数のモース硬度5以上の微粒子を表面に有するロール又はプレートに、連続走行するフィルムを押し付けながら摺接させることにより、フィルムに多数の実質的に平行な線状痕を形成する。微粒子としてはダイヤモンド微粒子が好ましい。フィルムをロール又はプレートに押し付ける手段としては、空気を吹き付ける手段、又はフィルムに摺接するブラシが好ましい。この方法により得られた線状痕はフィルムを貫通していないため、線状痕を形成したポリエステルフィルムを樹脂フィルム22として用いても、十分な保香性及びガスバリア性を確保することができる。

線状痕は各フィルム22,23,25の少なくとも片面に全体的に形成するのが好ましい。これにより、各フィルム22,23及び25は、フィルム自体の配向性に関わらず一方向の直線的易裂性が付与され、任意の部位から線状痕に沿って直線的に裂くことができる。

(b)微細孔の形成
蓋体2の易裂性を高めるために、樹脂フィルム22、剛性フィルム23及びシーラントフィルム25の少なくとも一つに、以下に述べる方法により多数の微細孔を全面に形成してもよい。

微細孔は、0.5〜100μmの平均開口径及び約500個/cm以上の分布密度を有するのが好ましい。微細孔の分布密度が約500個/cm未満であると、引裂性が不十分である。フィルム強度の観点から、微細孔の分布密度は1×10〜1×10個/cmであるのがより好ましく、1×10〜5×10個/cmであるのが特に好ましい。

各フィルムに微細孔を形成するのに、例えば日本国特許第2063411号及び特開2002−59487号に開示の方法を採用することができる。例えば日本国特許第2063411号の方法では、鋭い角部を有する多数のモース硬度5以上の微粒子が表面に付着した第一のロール(上記線状痕形成用ロールと同じ)と、表面が平滑な第二のロールとの間を均一な押圧力を受けながらフィルムが通過するので、フィルムに微細孔が多数形成される。第二ロールとしては、Niメッキ、Crメッキ等を施した鉄系ロール、ステンレス系ロール、特殊鋼ロール等を用いることができる。

微細孔をシーラントフィルム25に形成する場合、微細孔は貫通孔又は未貫通孔のいずれでも良い。微細孔を樹脂フィルム22又は剛性フィルム23に設ける場合、容器の密封性の観点から微細孔は未貫通孔であるのが好ましい。第一ロール及び第二ロール間の押圧力を調節することにより、貫通孔及び未貫通孔の一方又は両方を形成することができる。

(B)容器本体
容器本体1は、例えば紙、発泡スチロール等の合成樹脂により形成できる。紙製容器本体の場合、焼却が容易であるのみならず、焼却時に環境に悪影響を及ぼすガスが発生しないという利点がある。また発泡スチロール製容器本体の場合、保温性に優れているという利点がある。容器本体1の形状は図示のものに限定されず、内容物の種類に応じて種々変更できる。

[2]蓋体の製造方法
(A)積層シートの製造方法
例えば図22に示す積層シート20を形成する場合、長尺の紙シート21の両面に接着層を形成し、一方の面に樹脂フィルム22を積層するとともに、他方の面に剛性フィルム23と遮光性インク層24とシーラントフィルム25との積層フィルムを積層する。各フィルム22,23又は25には、必要に応じて予め多数の実質的に平行な線状痕及び/又は多数の微細孔を設けても良い。各フィルム22,23及び25の易裂性方向は長尺紙シート21の長手方向と一致させる。

樹脂フィルム22を紙シート21に積層する場合、樹脂フィルム22に弾性変形領域(1〜3%の伸度)内のMD方向延伸を施した状態で紙シート21に接着するのが好ましい。これにより、積層シート20にカール性を付与できる。

1〜3%の延伸を行うには、樹脂フィルム22に10〜20kgf/m幅の張力をかければよい。樹脂フィルム22を延伸せずに紙シート21と接着する場合、樹脂フィルム22にかける張力は5kgf/m幅以下である。弾性変形可能に延伸できる樹脂としては、PBTが好適である。

樹脂フィルム22に張力をかけながら紙シート21と接着してなる積層シート20は、樹脂フィルム22側に反るカール性を有するので、樹脂フィルム22を外側にして巻回する。これにより、巻き戻したときに積層シート20は実質的にカールしない(もちろん積層シート20は経時的にはカールする)。積層シート20はしばらく平坦なままであるので、蓋体2への打ち抜き/熱シールの作業に支障がない。熱シールした蓋体2を容器本体1から剥離すると、蓋体2はカールした状態になる。

樹脂フィルム22としてPBTフィルムを用いる場合、PBTの形状記憶性を利用して積層シート20にカール形状を記憶させることができる。カール形状を記憶したPBT積層シート20を作製するには、例えばWO2004/026577に記載の2通りの方法を採用することができる。

第一の方法は、(a)PBTフィルムを含む積層シート20を、カール形状に保持しながらPBTのガラス転移温度Tg以下の温度Tで賦形処理(冷間加工)し、(b)賦形積層シート20を、Tgを超える温度Tで平坦な形状に変形し、(c)Tg以下の温度Tまで冷却して平坦な形状に固定することからなる。また第二の方法は、(a)(i)PBTフィルムを含む積層シート20をカール形状に保持しながらTg超〜融点未満の温度Tで賦形処理するか、(ii)PBTフィルムをカール形状に保持しながら温度Tで賦形処理した後、紙シート21を含むフィルム積層体(積層シート20を形成した際に内層2bとなる層−紙シート21からなる積層体)と積層することによりカール形状を有する積層シート20を作製し、(b)賦形積層シート20をTg以下の温度Tまで冷却してカール形状に固定し、(c)賦形積層シート20をTg超〜T未満の温度Tで平坦な形状に変形し、(d)Tg以下の温度Tまで冷却して平坦な形状に固定することからなる。これらの方法で作製した形状記憶PBT積層シート20は平坦であるが、それから打ち抜き加工/熱シールした蓋体2はカール性を回復しているので、容器本体1から剥離すればカールする。

(B)打ち抜き/ハーフカット加工
図30に示すように、積層シート20を樹脂フィルム22側を上にして載置し、複数のパンチにより打ち抜き/ハーフカット加工を行うと、一度に複数の蓋体2を製作することができる。打ち抜き/ハーフカット加工自体は公知の方法により行うことができる。一対の切れ目4,4、一対の直線状切れ目8a,8b、U字状切れ目9,9’、及びこれらの切れ目に連結するハーフカットの方向は、長尺紙シートの長手方向と一致させる。打ち抜き加工とハーフカット加工は同時に行っても、連続的に行っても良い。

(C)容器本体への熱シール
蓋体2を形成した後に熱シールする場合を例にとって説明する。内容物(例えば乾燥麺、粉末スープ及び具材等)を容器本体1に収容した後、容器本体1の上端フランジ部1aに蓋体2をシーラントフィルム層25を下にして当接し、熱シールする。イージーピール性を付与するために、熱シール温度は120〜160℃程度であるのが好ましい。

もちろん積層シート20に予めハーフカット加工をした後で打ち抜き加工と容器本体1への熱シールとを同時に行っても良い。特に形状記憶PBT積層シート20は熱シール時の熱によりカール形状を回復するので、打ち抜き加工と容器本体1への熱シールを同時に行うのが好ましい。

[3]容器入り即席食品及びその喫食手順
第一の容器に好ましい即席食品として、カップラーメン、粉末シチュー、粉末状又は流動状の味噌汁やおしる粉やスープ、ジュースを始めとする飲料等が挙げられる。このうちカップラーメン用に使用した場合を例にとって、以下その喫食手順を説明する。

カップラーメンは、乾燥麺(又はフライ麺)42と、粉末スープ又は小袋入り液体スープと、具材(又は小袋入り具材)とを、例えば紙製の有底円筒状の容器本体1に入れ、容器本体1の上端フランジ部1aに蓋体2を熱シールしたものである。

まず蓋体2の開封用タブ部3を掴んで引っ張ると、蓋体2は切れ目4,4から開封用ハーフカット7,7に沿って引裂停止用ハーフカット6,6まで引き裂かれ、蓋体2に開口部41ができる。PBTフィルムを蓋体2の場合、引裂によりできた帯状フラップ部12は十分なデッドホールド性を有し、カールしたままに保持される。従って、そのまま熱湯を開口部41に注げば良い。

熱湯を注いだ後帯状フラップ部12を元の位置に戻すと、帯状フラップ部12の両側縁のギザギザの破断部12’,12’が開口部41のギザギザの破断部41’,41’と係合し、帯状フラップ部12は閉じた状態に維持される。このため、帯状フラップ部12を押圧しなくてもよい。調理時間の経過後に蓋体2全体を剥離し、ラーメンを食べる。

第二の容器に好ましい即席食品として、焼きそばが挙げられる。カップ焼きそばを例にとって、以下その喫食手順を説明する。図8に示す容器を使用する場合、カップラーメンの場合と同様に蓋体2に開口部41を形成した後、引裂によりできた帯状フラップ部12の突起部31を、湯切り口形成用タブ部5のU字状切れ目9に係合させ、帯状フラップ部12を開封した状態に維持する。

熱湯を注ぎ、帯状フラップ部12を閉鎖位置に戻して例えば3分間保持した後、湯切り口形成用タブ部5を持って蓋体2を容器本体1からマーク10まで剥離する。図10(a)に示すハッチング部分13は湯切り口形成用タブ部5とともに剥離するが、各帯片部14,14’は容器本体1に密着したままであるので、図31に示すように湯切り口15が形成される。各湯切り口15の幅を4〜7mmとし、長さを1〜5cmとすると、湯切り中に軟化した焼きそばが湯切り口15から排出されることはない。蓋体2全体を剥離した後、焼きそばを食べる。

なお帯状フラップ部12の先端の突起部31をU字状切れ目9に係合させる代わりに、湯切り口15の形成によりできた剥離部13の貫通孔33の1つに係合させても良い。この場合、図32に示すように貫通孔33に表側から突起部31を係合させても、また図33に示すように貫通孔33に裏側から係合させてもよい。

本発明を図面を参照して説明したが、本発明はそれらに限定されず、本発明の趣旨を変更しない限り種々の変更を加えることができる。

Claims (27)

  1. 内容物を収容する容器本体と、その上端フランジ部にシールされる蓋体とを有し、前記蓋体は開封用タブ部と、前記開封用タブ部の両側に設けられた引裂始点と、両始点から引裂方向に延びる直線上に引裂方向に凸となる向きに形成された実質的にU字状又は円弧状の引裂停止用ハーフカットとを有することを特徴とする即席食品用容器。
  2. 請求項1に記載の即席食品用容器において、引裂始点は前記蓋体の外周縁部に設けられた切れ目又はノッチであることを特徴とする即席食品用容器。
  3. 請求項1又は2に記載の即席食品用容器において、前記引裂停止用ハーフカットは前記蓋体の中心を越える位置にあることを特徴とする即席食品用容器。
  4. 請求項1〜3に記載の即席食品用容器において、前記切れ目から引裂方向に延びる各直線に開封用ハーフカットが設けられていることを特徴とする即席食品用容器。
  5. 請求項4に記載の即席食品用容器において、前記開封用ハーフカットの先端は前記引裂停止用ハーフカットと僅かに離隔していることを特徴とする即席食品用容器。
  6. 請求項4又は5に記載の即席食品用容器において、前記蓋体は、上面から順に少なくとも樹脂フィルム、紙シート及び熱シール性フィルムを有する積層シートからなり、前記引裂停止用ハーフカット及び前記開封用ハーフカットは、少なくとも前記積層シート中の前記紙シートに達していることを特徴とする即席食品用容器。
  7. 請求項6に記載の即席食品用容器において、前記紙シートにおける前記引裂停止用ハーフカット及び前記開封用ハーフカットの深さは、前記紙シートの厚さの少なくとも約30%に相当する深さであることを特徴とする即席食品用容器。
  8. 請求項6又は7に記載の即席食品用容器において、前記引裂停止用ハーフカットはほぼ前記紙シートの底面に達していることを特徴とする即席食品用容器。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記蓋体は前記開封用タブ部の他に湯切り口形成用タブ部を有しており、前記湯切り口形成用タブ部は一対の直線状切れ目と、前記一対の直線状切れ目の間に開放端を内側に向けて設けられた複数の実質的にU字状の切れ目とを有し、各U字状切れ目は一対の直線部と、両直線部を連結するU字状又は円弧状の連結部とからなり、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端はいずれも前記蓋体のシール部内に位置していることを特徴とする即席食品用容器。
  10. 請求項9に記載の即席食品用容器において、前記蓋体の易裂方向は前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部の方向と実質的に一致しており、もって前記湯切り口形成用タブ部を持って前記蓋体を前記容器本体から引き剥がすと、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部のそれぞれ延長線に沿って前記蓋体が引き裂かれて、複数の湯切り口が形成されるようになっていることを特徴とする即席食品用容器。
  11. 請求項9又は10に記載の即席食品用容器において、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部のそれぞれの延長線に湯切り口形成用ハーフカットが設けられていることを特徴とする即席食品用容器。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記直線状切れ目の先端及び前記U字状切れ目の直線部の先端は、前記蓋体のシール部上でその中央線の外側に位置することを特徴とする即席食品用容器。
  13. 請求項12に記載の即席食品用容器において、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端が前記蓋体のシール部内に入り込んだ位置は、外周から前記シール部の幅の30〜50%の範囲内であることを特徴とする即席食品用容器。
  14. 請求項9〜13のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記開封用タブ部と前記湯切り口形成用タブ部は、外周縁の対向位置に設けられており、前記開封用タブ部はネック部と頭部とからなる突起部を有し、もって前記開封用タブ部を持ち上げて前記蓋体を部分的に開封し、前記突起部を前記U字状切れ目の1つ、又は湯切り口の形成によりできた剥離部の貫通孔の1つに係合させることにより前記蓋体の開封を保持できるようになっていることを特徴とする即席食品用容器。
  15. 請求項14に記載の即席食品用容器において、前記U字状切れ目のうち前記突起部と係合するものは1つの周方向突出部を有することを特徴とする即席食品用容器。
  16. 請求項9〜15のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記蓋体には引き剥がし停止マークが設けられており、前記湯切り口形成用タブ部を持って前記蓋体を前記容器本体から前記引き剥がし停止マークまで引き剥がすようになっていることを特徴とする即席食品用容器。
  17. 湯を注いだ後湯切りする即席食品用容器であって、容器本体とその上端フランジ部にシールされる蓋体とからなり、前記蓋体には開封用タブ部と湯切り口形成用タブ部とがほぼ対向位置に設けられており、前記開封用タブ部はネック部と頭部とからなる突起部を有し、前記湯切り口形成用タブ部は一対の直線状切れ目と、前記一対の直線状切れ目の間に開放端を内側に向けて設けられた複数の実質的にU字状の切れ目とを有し、各U字状切れ目は一対の直線部と、両直線部を連結するU字状又は円弧状の連結部とからなり、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の先端はいずれも前記蓋体のシール部内に位置しており、もって前記開封用タブ部を持ち上げて前記蓋体を部分的に開封し、前記突起部を前記U字状切れ目の1つ、又は湯切り口の形成によりできた剥離部の貫通孔の1つに係合させることにより前記蓋体の開封を保持できるようになっていることを特徴とする即席食品用容器。
  18. 請求項17に記載の即席食品用容器において、前記U字状切れ目のうち前記突起部と係合するものは1つの周方向突出部を有することを特徴とする即席食品用容器。
  19. 請求項17又は18に記載の即席食品用容器において、前記蓋体の易裂方向は前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部の方向と実質的に一致しており、もって前記湯切り口形成用タブ部を持って前記蓋体を前記容器本体から引き剥がすと、前記直線状切れ目及び前記U字状切れ目の直線部のそれぞれ延長線に沿って前記蓋体が引き裂かれて、複数の湯切り口が形成されるようになっていることを特徴とする即席食品用容器。
  20. 請求項17〜19のいずれかに記載の即席食品用容器であって、各U字状切れ目の先端には先に行くほど間隔が狭まるように傾斜した一対の線部が設けられていることを特徴とする即席食品用容器。
  21. 請求項17〜20のいずれかに記載の即席食品用容器であって、一対の直線状切れ目の先端には先に行くほど間隔が広がるように傾斜した一対の線部が設けられていることを特徴とする即席食品用容器。
  22. 請求項1〜21のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記蓋体は、上面から少なくとも樹脂フィルム、紙シート、剛性フィルム及び熱シール性フィルムを有する積層シートからなり、前記樹脂フィルム、前記剛性フィルム及び前記シーラントフィルムの少なくとも一つは直線引裂性を有することを特徴とする即席食品用容器。
  23. 請求項22に記載の即席食品用容器において、前記樹脂フィルムはデッドホールド性を有し、もって前記タブ部を持ち上げると、前記樹脂フィルムのデッドホールド性により、前記蓋体を引き裂いてできたフラップ部は、実質的に持ち上げられたままであることを特徴とする即席食品用容器。
  24. 請求項22又は23に記載の即席食品用容器において、前記蓋体は前記樹脂フィルムに張力を付与した状態で前記紙シートと接着してなる積層シートから形成されており、もって前記蓋体はカール性を有することを特徴とする即席食品用容器。
  25. 請求項22〜24のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記樹脂フィルムはポリブチレンテレフタレートからなることを特徴とする即席食品用容器。
  26. 請求項22〜25のいずれかに記載の即席食品用容器において、前記剛性フィルムは、一軸配向又は配向度が異なる二軸配向のポリエチレンテレフタレートフィルムからなることを特徴とする即席食品用容器。
  27. 請求項1〜26のいずれかに記載の即席食品用容器に収容されたことを特徴とする即席食品。
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