JPWO2003056908A1 - 回し車 - Google Patents

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英雄 川井
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Abstract

両側面を開放するとともに、回転中に小動物の挙動に合わせて確実な支持ができ、円滑な回転が得られる回し車が開示される。本発明の一態様において、本発明の回し車は、小動物の運動に用いられる回し車であって、円筒形をなし、その内周部が前記小動物の運動路をなす回し車本体と、前記回し車本体の中心よりも上側であって、前記回し車本体の頂部から両側にそれぞれ離間した位置において前記回し車の内周から前記回し車本体を支持する2つのローラ部と、前記2つのローラ部を回転可能に支持する支持手段とを備えている。

Description

技術分野
本発明は、ハムスター、リス、フェレット、プレーリードック等の飼育用小動物の為の回し車に関する。
背景技術
従来、ハムスター等の小動物に利用されている回し車100には、図11に示すように、円筒形の回し車101の両開口部に略平行に2つの回転棒102を設け、この回転棒102を貫通するように軸103を設け、この軸103を下方斜めに伸ばして台枠104に連結させているものがあった。
しかし、この構造では、ハムスター等が回し車101が回転している状態でその回し車101から降りようとするとき、回転棒102と固定した台枠104との間に、首や足、尻尾等を挟んでしまい、骨折や内出血等の傷を負い易く、ハムスター等の小動物とは言え、飼い主には心の痛む問題であった。
そこで、これに対し、先の特開2001−204291号には、「回し車内部の回転軸を、回し車内部の上壁に接近させる形で延長の加工を施し、その先端は回し車開口部をふさぐこと無く、回し車保持部へ到達させる回し車。」が提案されている。
しかし、この回し車は、回し車本体の片方が開放されでいる一方で、その開放側に回し車の支持が無いために、回し車の回転が不安定となり、円滑な回転が得られないという欠点を有していた。
発明の開示
本発明の目的は、回し車の両側面を開放することによって小動物の安全性を確保すると共に、その回転中にあっても小動物の挙動に合わせて確実な支持ができ、円滑な回転を得ることができる回し車を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の回し車は、小動物の運動に用いられる回し車であって、円筒形をなし、その内周部が前記小動物の運動路をなす回し車本体と、前記回し車本体の中心よりも上側であって、前記回し車本体の頂部から両側にそれぞれ離間した位置において前記回し車の内周から前記回し車本体を支持する2つのローラ部と、前記2つのローラ部を回転可能に支持する支持手段とを備えることを特徴とする。
好ましくは、前記ローラ部のそれぞれは、前記回し車本体の縁部に当接する2つの支持ローラを有する。また、前記縁部には、前記内周側にレールが設けられていてもよい。この場合、好ましくは、前記支持ローラには、前記レールと係合する溝が設けられている。
また、本発明の回し車は、好ましくは、前記回し車本体の上部外周であって、前記2つのローラ部が概ね当接されている位置の間に当接し得るガイドをさらに備えていてもよい。
ここで、前記ガイドは、前記回し車本体の外周に当接する少なくとも一つの外側ローラであってもよく、それに加えて又はその代わりに、前記ガイド及びローラ部は一体的に構成されてもよい。
また、好ましくは、前記ローラ部は、前記回し車本体を構成する円の中心点を基準に、前記回し車本体が停止している状態で前記小動物が前記運動路を駆け登ることができる最上点における前記小動物の重心位置と概ね対称となる位置に配置されている。
さらに、好ましくは、前記内周部には、多数の小孔(運動路がパンチングボードを構成する)又は凹部(ディンプル形状)が分散的に設けられている。
また、本発明の他の態様では、本発明の回し車は、小動物の運動に用いられる回し車であって、円筒形をなし、その内周部が前記小動物の運動路をなす回し車本体と、前記回し車本体の中心よりも上側であって、前記回し車本体の頂部から両側にそれぞれ離間した位置において前記回し車の外周に当接する2つの外部ローラと、前記回し車本体の概ね頂部において前記回し車の内周から前記回し車を支持する支持ローラと、前記外部ローラ及び前記支持ローラを回転可能に支持する支持手段とを備えることを特徴とする。
好ましくは、前記外部ローラ及び支持ローラ部のそれぞれは、前記回し車本体の縁部に当接する2つの支持ローラを有する。また、前記縁部には、前記内周側にレールが設けられていてもよい。この場合、好ましくは、前記支持ローラには、前記レールと係合する溝が設けられている。
さらに、好ましくは、前記外部ローラは、前記回し車本体を構成する円の中心点を基準に、前記回し車本体が停止している状態で前記小動物が前記運動路を駆け登ることができる最上点における前記小動物の重心位置と概ね対称となる位置の前記回し車本体の外側に配置される。
また、好ましくは、前記内周部には、多数の小孔(運動路がパンチングボードを構成する)又は凹部(ディンプル形状)が分散的に設けられている。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の回し車を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態における回し車の側面図であり、図2は、図1に示す線I−I’において切られた回し車の断面図であり、図3は、図1の回し車の上面図である。
第1実施形態における回し車1は、回し車本体10と、2つのローラ部20と、この2つのローラ部20を回転可能に支持する支持手段50とから構成される。
回し車本体10は、図1に示すように、小動物の運動に適した直径を有する円形の開口部を有する円筒形の枠体である。また、回し車本体10は、図2に示すように、ローラ部20を構成する後述の支持ローラ21,22,24,25に刻んだ溝21a,22a,24a,25aと係合する形状のレール11,12を小動物が運動する運動路13の左右の縁部に配設されている。
レール11,12は、具体的には、その断面の直径が5mm程度の円形の枠材を、その小動物の大きさに合わせて、直径50mm〜600mm程度の大きさの円として形成されたものである。但し、このレール11,12の断面の形状や大きさは、支持ローラ21,22,24,25の溝と係合するレールとして機能するものならこれに限定されるものではなく、例えば、引き戸レールの形態のものも含まれる。
そして、小動物の運動路13としては、図11に示した従来の回し車のように、左右に配したレール11,12の間に通常の針金を渡架させたものでもよいが、望ましくは、小さな孔13aを多数分散させて設けた板体(パンチングボードと呼ばれる)、あるいは、ゴルフボールの表面のように小さなくぼみを多数分散させて設けた板体から構成される。なぜならば、運動路13が通常の針金等で形成されると、針金と針金との間に間隙がありすぎて、小動物の足がその隙間に落ち込んで爪が剥がれたり骨折を起こしたりすることがあるためである。運動路13を、例えば、直径2mm程度の円孔又は円凹のパンチングボード又はディンプル形状の板体とすれば、小動物の脚がその円孔などに十分に引っ掛かるので、小動物が足などを骨折等する心配がない。
2つの支持ローラ20は、図3に示すように、回し車本体10の縁部に配置されたレール11,12にそれぞれ係合する、溝21a、24aをそれぞれ刻んだ2つの支持ローラ21,24と、溝22a,25aをそれぞれ刻んだ2つの支持ローラ22,23とからなる。なお、図示していないが、2つの支持ローラ21,24又は22,23を結合するための連結棒をそれぞれの間に備えていてもよい。
ここで、該支持ローラ21,22,24,25を配設する位置は、図1に示すように、回し車本体10を構成する円の中心点を基準に、回し車本体10が停止している状態でハムスター等の小動物が運動路13を駆け登ることができる最上点における小動物の重心位置と概ね対称となる位置に設定する。このため、2つのローラ部の配設される位置は、回し車本体10の底部からみて概ね等しい高さとなるのが好ましいが、これに限定されず、回し車1が円滑に回転可能である限り、2つのローラ部が配設される高さがずれていてもよい。
また、2つの支持ローラ20は、図1に示すように、回し車本体10の中心、すなわち、一方の円形レール11の中心よりも上側であって、その回し車本体10の頂部から両側にそれぞれ離間した位置に配置される。そして、この2つの支持ローラ20は、回し車本体10の内周からこの回し車本体10を支持する。
支持手段50は、支持ローラ21,22,24,25を上記所定の位置で支持するためのものであり、図3に示すように、支持ローラ21,22と支持ローラ24,25とを別々に支持するように配置してもよく、あるいは、図3において、支持ローラ22,25の位置よりさらに延伸させて回し車本体10の外側において結合し、すべての支持ローラ21,22,24,25を一体的に支持するように配置してもよい。
そして、この支持手段50は、小動物用の飼育籠などに係着させるための籠係着杆30に連結させる。この籠係着杆30は、籠の側面に係着させるものを図示したが、これに限定されず、籠の上面から真下に吊り下げる態様等としてもよい。
次いで、本発明の第1実施形態の回し車1の作用を説明する。
まず、籠係着杆30等を利用して本実施形態の回し車1をハムスター等の小動物の飼育籠に設置する。
そして、小動物が回し車1に乗ろうとすると、両側面が開放されて回転軸や軸杆が皆無であるので、その登り降りに際しても、まったく障害物がなく、尻尾を挟まれたり、あるいは骨折したりするなどのけがが皆無となる。
また、左右の両面が開放されているので、ハムスター等の小動物は、回し車1の左右のどちらからでも登り降りが自由にでき、運動の範囲(行動の範囲)が広がる。
さて、ハムスター等の小動物が回し車本体10の運動路13に乗って、例えば、図1においてX方向にランニング運動を開始すると、それに従って、回し車1の回し車本体10が回転を始める。このとき、回し車本体10は、レール11,12に係合した支持ローラ21,22,24,25の溝21a,22b,24a,25aを介して支えられ、支持ローラ21,22,24,25は、回し車本体10に従動して回転する。
ここで、回し車本体10のレール11,12は、支持ローラ21,22,24,25の溝21a,22a,24a,25aと係合状態にあり、回転するローラのレールとして機能しているので、回し車1の回転を振れのない確実なものとすることができる。
そして、ハムスター等の小動物が回し車本体10の運動路13を駆け登って最上点に達するとき、その小動物の重心位置から両側のレールのそれぞれの中心点を介して対偶位置(対称となる位置)に支持ローラ22,25が配設されているので(図3参照)、レール11,12へのハムスター等の小動物による揺動に対し、対偶位置からの反作用が働いて、これを抑えることができる。そして、登板運動を終えて、後退した位置に小動物の重心が移動した場合、反対側に配した支持ローラ21,24が同様の作用を果たして回し車本体10の揺動を抑える。
従って、一方の駆け登りの最上点と他方の駆け登り最上点に挟まれた領域で如何にハムスター等の小動物が激しい運動をしても、上記前後左右の支持ローラ21,22,24,25の協動作用により、回し車1は、揺動の少ない安定した回転をすることが可能である。
この駆け登りの最上点がどの程度の高さであるか、すなわち、各支持ローラがどの位置に配置されるかは、その小動物の回し車1における運動範囲を観察して経験則的に予め決定すべきものであるが、例えば、小動物がハムスターの場合には、対偶のなす角度、すなわち、図1に示す支持ローラ21とレール11の中心とを通る線分と、支持ローラ22とレール11の中心とを通る線分とのなす角度が約120度程度である。
また、上述のような小動物の回し車本体10における運動方向前後の運動に加え、ハムスター等の小動物の重心位置が上記運動方向に対して左右に移動した場合には、回し車本体10の左右に配されたレール11,12に係合している支持ローラ21,22,24,25と小動物の自重との5点からの支持作用が働き、回し車本体10の揺動を抑える。
さらに、運動路13を小さい孔13aが分散して穿設したパンチングボードやディンプル上の小凹が分散して配設されたものとすれば、ハムスター等の小さな脚でもその小孔等に落ち込むことがなく、小動物の爪の剥がれや骨折の恐れを解消することができる。
本実施形態の回し車1は、支持ローラ21,22,24,25が回し車本体10の中心よりも上部で概ね平行に前後左右に4個配されて支持が確実なので、小動物のなかでも比較的身体の大きなプレーリードッグ等の動物に適したものである。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態における回し車の側面図であり、図5は、図4に示す線II−II’において切られた回し車の断面図であり、図6は、図4の回し車の上面図である。
第1実施形態の場合と同様に、第2実施形態における回し車2は、回し車本体10と、ローラ部20とから構成される。なお、上記第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、簡潔のためにその説明を省略する。
第2実施形態における回し車2は、回し車本体10と、2つのローラ部20と、外部ローラ27(ガイド)と、これら2つのローラ部20と外部ローラ27を回転可能に支持する支持手段50とから構成される。
外側ローラ27は、回し車本体10の上方への揺動を抑えるためのガイドであり、図4に示すように、レール11の外側、すなわち、回し車本体10の外側で、支持ローラ21,22に挟まれた位置(好ましくは、回し車本体10の概ね頂部位置)において、運動路13の板体に当接させて配置され、該回し車本体10を外側から支えて円滑な回転に寄与する。
また、外側ローラ27は、運動路13の両側の各支持ローラ21,22,24,25を支持する支持手段50,50の間に渡した縦連結杆28に回転可能に支持させる。以下、この縦連結杆8も含めて支持手段50という。なお、支持手段50は、図4〜6に示すように、支持ローラ21,22,24,25及び外部ローラ27を一体的に支持してもよいが、各支持ローラ21,22,24,25又は外部ローラ27を別々に支持する部材によってこれらを支持してもよい。
次いで、本実施形態の回し車2の作用を説明する。なお、外部ローラ27の作用以外は第1実施形態と同様であるので、外部ローラ27の作用を中心に説明し、その他は省略する。
ハムスター等の小動物が回し車本体10の運動路13に乗ってランニング運動を開始すると、それに従って、回し車1の回し車本体10が回転を始める。このとき、回し車本体10は、レール11,12に係合した支持ローラ21,22,24,25の溝21a,22b,24a,25a及び該支持ローラ21,22,24,25の概ね中間で回し車本体10の外側に配設された外部ローラ27を介して支えられ、支持ローラ21,22,24,25及び外部ローラ27は、回し車本体10に従動して回転する。
上述の第1実施形態の場合と同様に、一方の駆け登りの最上点と他方の駆け登り最上点に挟まれた領域で如何にハムスター等の小動物が激しい運動をしても、上記前後左右の支持ローラ21,22,24,25及び外部ローラ27の協動作用により、回し車1は、さらに揺動の少ない安定した回転をすることが可能である。
本実施形態の回し車2は、支持ローラ21,22,24,25が回し車本体10の中心よりも上部で概ね平行に前後左右に4個配されており、さらに外側ローラ27が配設されて支持が確実なので、小動物のなかでも比較的身体の大きなプレーリードッグ等の動物に適したものである。
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。図7は、本発明の第3実施形態における回し車の斜視図である。図7に示すように、本実施形態の回し車3は、回し車本体10と、2つのローラ部20と、この2つのローラ部20を回転可能に支持する支持手段50と、回し車本体10の上方への揺動を抑えるガイド60と、小動物用の飼育籠に係着させるための籠係着杆30とから構成される。
ガイド60は、上記第2実施形態における外部ローラ27と同様に、回し車本体10の上方への揺動を抑えるためのガイドであり、2つのローラ部20(図7では、支持ローラ21,22)が回し車本体10の内面に当接されている位置の間全体に当接し得るように配置される。すなわち、本実施形態では、ガイド60は、回し車本体10の運動路13の外側に、所定の距離だけ離間されて配置されている。
また、ガイド60は、図7に示すように、支持手段50によって、支持ローラ21,22,24,25とともに一体的に支持されてもよく、支持ローラ21,22,24,25とは別々に支持されてもよい。
なお、本実施形態における回し車3の作用については、回し車本体10の上方への揺動を抑えるガイドが外部ローラ27からガイド60に代わった点を除き、上述の第1又は第2の実施形態の場合と概ね同様であるので、その説明を省略する。
次に、図8〜図10を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。図8は、本発明の第4実施形態における回し車の側面図であり、図9は、図8に示す線III−III’において切られた回し車の断面図であり、図10は、図8の回し車の上面図である。
第4実施形態における回し車4は、回し車本体10と、ローラ部40と、このローラ部40を支持する支持手段50とから構成される。なお、第2及び第3の実施形態の場合と同様に、上述の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、簡潔のためにその説明を省略する。
ローラ部40は、レール11又は12に係合される溝44a,45aが刻まれた支持ローラ44,45と、回し車本体10の運動路13の板体に当接させる2つの外側ローラ41,42とから構成される。
図10に示すように、2つの外側ローラ41,42は、連結杆43で連結され、2つの支持ローラ44,45は、縦連結杆46で連結される。これらの連結杆43及び縦連結杆46は、支持ローラ44,45及び外側ローラ41,42を回転可能に支持する支持手段50を構成する。
なお、外側ローラ41,42を配設する位置は、第1実施形態における支持ローラ21,22,24,25を配設する位置と同様であり、図8に示すように、回し車4の回し車本体10を構成する円の中心点を基準に、回し車本体10が停止している状態でハムスター等の小動物が運動路13を駆け登ることができる最上点における小動物の重心位置と概ね対称となる位置に設定する。このため、2つの外側ローラ41,42の配設される位置は、回し車本体10の底部からみて概ね等しい高さとなるのが好ましいが、これに限定されず、回し車4が円滑に回転可能である限り、2つのローラ部が配設される高さがずれていてもよい。
なお、外側ローラ41,42は、支持ローラ44,45の配設位置に対して前後に1個ずつ配設される場合を図示したが、これに限定されず、例えば、その前後に2個ずつローラを並列させて設けるように構成されてもよい。
次いで、第4の実施形態の作用を説明する。上述の第1実施形態の場合と同様に、ハムスター等の小動物が回し車4に乗って第1実施形態と同様の方向にランニング運動を開始すると、それに従って回し車本体10が回転を始める。このとき、回し車本体10は、レール11,12に係合した支持ローラ44,45の溝44a,45aを介して支えられ、支持ローラ44,45は、回し車本体10に従動して回転する。また、該支持ローラ44,45の中間で回し車本体10の運動路13の外側は、これに当接した外側ローラ41,42が外側から回し車本体10の回転を支えている。
ここで、回し車本体10のレール11,12は、支持ローラ44,45の溝44a,45aと係合状態にあり、回転するローラのレールとして機能しているので、回し車4の回転を振れのない確実なものとすることができる。
そして、ハムスター等の小動物が回し車本体10の運動路13を駆け登って最上点に達するとき、その小動物の重心位置から両側のレールのそれぞれの中心点を介して対偶位置(対称となる位置)に外側ローラ42が配設されているので(図8参照)、回し車本体10へのハムスターによる揺動に対し、対偶位置からの反作用が働いて、これを抑えることができる。そして、登板運動を終えて、後退した位置に小動物の重心が移動した場合、反対側に配した外側ローラ41が同様に作用を果たして回し車本体10の揺動を抑える。また、前後の外側ローラ41,42に挟まれた位置では、支持ローラ44,45の作用により、レール11,12の揺動が抑えられる。
従って、一方の駆け登りの最上点と他方の駆け登り最上点に挟まれた領域で如何にハムスター等の小動物が激しい運動をしても、運動路13の左右の支持ローラ44,45と支持ローラ44,45の前後の外側ローラ41,42の協動作用により、回し車4は、揺動の少ない安定した回転をすることが可能である。
本実施形態の回し車4は、支持ローラ44,45が回し車本体10の概ね頂部であって運動路13の左右に2個のみ配設され、上述の第1〜第3の実施形態よりも少ないが、構造が簡潔で摩擦が少ないために、ハムスター等のより小さな動物に適したものである。
以上、本発明の回し車を図示の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、回し車を構成する各部は、以下の請求の範囲で画定される本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
産業上の利用の可能性
本発明の回し車では、障害物のない左右両側が開放された回し車にハムスター等の小動物が乗り降りできるので、従来の乗り降りの際の擦り傷や骨折等のけがを皆無とすることができ、本発明の回し車を利用する飼い主の安心を得ることができる。また、本発明の回し車では、ハムスター等の小動物は、回し車本体の両側から自由に乗り降りできるので、活発な運動が可能となる。
さらに、本発明の回し車では、回し車本体の縁部に形成したレールが支持ローラに対するレールとして機能すると共に、支持ローラとガイド又は外側ローラとの協動作用により、確実で、振れのない回転とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1実施形態における回し車の側面図である。
図2は、図1に示す線I−I’において切られた回し車の断面図である。
図3は、図1の回し車の上面図である。
図4は、本発明の第2実施形態における回し車の側面図である。
図5は、図4に示す線II−II’において切られた回し車の断面図である。
図6は、図4の回し車の上面図である。
図7は、本発明の第3実施形態における回し車の斜視図である。
図8は、本発明の第4実施形態における回し車の側面図である。
図9は、図8に示す線III−III’において切られた回し車の断面図である。
図10は、図8の回し車の上面図である。
図11は、従来の回し車の斜視図である。

Claims (15)

  1. 小動物の運動に用いられる回し車であって、
    円筒形をなし、その内周部が前記小動物の運動路をなす回し車本体と、
    前記回し車本体の中心よりも上側であって、前記回し車本体の頂部から両側にそれぞれ離間した位置において前記回し車の内周から前記回し車本体を支持する2つのローラ部と、
    前記2つのローラ部を回転可能に支持する支持手段と、
    を備えることを特徴とする回し車。
  2. 前記ローラ部のそれぞれは、前記回し車本体の縁部に当接する2つの支持ローラを有する請求項1に記載の回し車。
  3. 前記縁部には、前記内周側にレールが設けられている請求項2に記載の回し車。
  4. 前記支持ローラには、前記レールと係合する溝が設けられている請求項3に記載の回し車。
  5. 前記回し車本体の上部外周であって、前記2つのローラ部が概ね当接されている位置の間に当接し得るガイドをさらに備える請求項1乃至4のいずれかに記載の回し車。
  6. 前記ガイドは、前記回し車本体の外周に当接する少なくとも一つの外側ローラである請求項5に記載の回し車。
  7. 前記ガイド及びローラ部は一体的に構成されている請求項5又は6に記載の回し車。
  8. 前記ローラ部は、前記回し車本体を構成する円の中心点を基準に、前記回し車本体が停止している状態で前記小動物が前記運動路を駆け登ることができる最上点における前記小動物の重心位置と概ね対称となる位置に配置される請求項1乃至7のいずれかに記載の回し車。
  9. 前記内周部には、多数の小孔又は凹部が分散的に設けられている請求項1乃至8のいずれかに記載の回し車。
  10. 小動物の運動に用いられる回し車であって、
    円筒形をなし、その内周部が前記小動物の運動路をなす回し車本体と、
    前記回し車本体の中心よりも上側であって、前記回し車本体の頂部から両側にそれぞれ離間した位置において前記回し車の外周に当接する2つの外部ローラと、
    前記回し車本体の概ね頂部において前記回し車の内周から前記回し車を支持する支持ローラと、
    前記外部ローラ及び前記支持ローラを回転可能に支持する支持手段と、
    を備えることを特徴とする回し車。
  11. 前記外部ローラ及び支持ローラ部のそれぞれは、前記回し車本体の縁部に当接する2つの支持ローラを有する請求項10に記載の回し車。
  12. 前記縁部には、前記内周側にレールが設けられている請求項11に記載の回し車。
  13. 前記支持ローラには、前記レールと係合する溝が設けられている請求項2に記載の回し車。
  14. 前記外部ローラは、前記回し車本体を構成する円の中心点を基準に、前記回し車本体が停止している状態で前記小動物が前記運動路を駆け登ることができる最上点における前記小動物の重心位置と概ね対称となる位置の前記回し車本体の外側に配置される請求項10乃至13のいずれかに記載の回し車。
  15. 前記内周部には、多数の小孔又は凹部が分散的に設けられている請求項10乃至14のいずれかに記載の回し車。
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