JPS644367Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644367Y2 JPS644367Y2 JP1983158591U JP15859183U JPS644367Y2 JP S644367 Y2 JPS644367 Y2 JP S644367Y2 JP 1983158591 U JP1983158591 U JP 1983158591U JP 15859183 U JP15859183 U JP 15859183U JP S644367 Y2 JPS644367 Y2 JP S644367Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- sheet
- cover
- laid
- cushion material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 26
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、飛び箱その他のマツト運動など体
育に使用される着地用マツトに係り、さらにいえ
ば、着地時のシヨツク緩和性能に優れた着地用マ
ツトに関する。
育に使用される着地用マツトに係り、さらにいえ
ば、着地時のシヨツク緩和性能に優れた着地用マ
ツトに関する。
この考案の目的は、着地時の衝撃力に対して大
きく沈みゆつくり復元するところの弾力性を発揮
し、シヨツク緩和性に優れた構成の着地用マツト
を提供することにある。
きく沈みゆつくり復元するところの弾力性を発揮
し、シヨツク緩和性に優れた構成の着地用マツト
を提供することにある。
上記目的を達成するために、この考案の着地用
マツトは、やや硬めの発泡シートの下に着地時の
衝撃力を分散し補強を兼ねたメツシユを敷き、そ
の下に十分厚肉で比較的軟らかいウレタンフオー
ムを設置し、さらにその下に力の分散と補強を兼
ねたメツシユとフイルムシートを敷き、周側部に
は発泡フオーム縁材を当てがつて多層構造のクツ
シヨン材を構成している。そして、前記クツシヨ
ン材の上面にカーペツトを布設し、周側部にカバ
ーを被せ、下面にもカバーシートを敷設し、周側
部のカバーにはクツシヨン材の圧縮変形時の呼吸
用としてメツシユ張りの通気口を設けた構成とさ
れている。
マツトは、やや硬めの発泡シートの下に着地時の
衝撃力を分散し補強を兼ねたメツシユを敷き、そ
の下に十分厚肉で比較的軟らかいウレタンフオー
ムを設置し、さらにその下に力の分散と補強を兼
ねたメツシユとフイルムシートを敷き、周側部に
は発泡フオーム縁材を当てがつて多層構造のクツ
シヨン材を構成している。そして、前記クツシヨ
ン材の上面にカーペツトを布設し、周側部にカバ
ーを被せ、下面にもカバーシートを敷設し、周側
部のカバーにはクツシヨン材の圧縮変形時の呼吸
用としてメツシユ張りの通気口を設けた構成とさ
れている。
つまり、着地した際の衝撃力は、まずカーペツ
トと上層の発泡シートで弾性的に受け止める。発
泡シートはやや硬めであり、前記衝撃力は足下の
みならずその周辺部にかなり広範囲に分散して弾
力的に受け止められるとともに、発泡フオーム縁
材で周囲を囲まれているので水平方向へ移動する
ことはなく上下方向にのみ移動する。つづいて、
前記衝撃力は下層の軟らかいウレタンフオームで
軟らかく受け止められ、大きく沈下してシヨツク
が十分に緩らげられる。そして、最大沈下に達し
たあと、今度は復元力によりゆつくりと復元す
る。このとき、クツシヨン材中に存在する空気
は、通気口を通じてのみ制限的に呼吸するので、
前記弾力性、復元性を一層助長するところとな
る。
トと上層の発泡シートで弾性的に受け止める。発
泡シートはやや硬めであり、前記衝撃力は足下の
みならずその周辺部にかなり広範囲に分散して弾
力的に受け止められるとともに、発泡フオーム縁
材で周囲を囲まれているので水平方向へ移動する
ことはなく上下方向にのみ移動する。つづいて、
前記衝撃力は下層の軟らかいウレタンフオームで
軟らかく受け止められ、大きく沈下してシヨツク
が十分に緩らげられる。そして、最大沈下に達し
たあと、今度は復元力によりゆつくりと復元す
る。このとき、クツシヨン材中に存在する空気
は、通気口を通じてのみ制限的に呼吸するので、
前記弾力性、復元性を一層助長するところとな
る。
従つて、この着地用マツトは、シヨツク緩和性
能に優れ、使用者の膝や腰に対する悪影響は未然
に防ぐことができるのである。
能に優れ、使用者の膝や腰に対する悪影響は未然
に防ぐことができるのである。
次に、図示した実施例を説明する。
第１図に全体を示し、第２図に断面構造を、第
３図に分解図を示したとおり、この着地用マツト
は、中身主体としてのクツシヨン材１と、その上
面に布設したカーペツト２と、周側部に被せたカ
バー３、及び下面に敷設したカーバーシー４とよ
り成る。
３図に分解図を示したとおり、この着地用マツト
は、中身主体としてのクツシヨン材１と、その上
面に布設したカーペツト２と、周側部に被せたカ
バー３、及び下面に敷設したカーバーシー４とよ
り成る。
クツシヨン材１の構造は、第４図に分解図を示
したとおりである。すなわち、最上層のやや硬め
の発泡シート５の下に衝撃力の分散と補強を兼ね
たメツシユ６を敷き、その下には十分厚肉で軟ら
かいウレタンフオーム７を敷設し、さらにその下
面には補強用のメツシユ８とフイルムシート９を
敷いていると共に各々は各層の面全体を一枚の板
状に一体的に接着されている。そして、周側部に
はやや硬めの発泡フオーム縁材１０を当てがい、
やはり一体的に接着されている。
したとおりである。すなわち、最上層のやや硬め
の発泡シート５の下に衝撃力の分散と補強を兼ね
たメツシユ６を敷き、その下には十分厚肉で軟ら
かいウレタンフオーム７を敷設し、さらにその下
面には補強用のメツシユ８とフイルムシート９を
敷いていると共に各々は各層の面全体を一枚の板
状に一体的に接着されている。そして、周側部に
はやや硬めの発泡フオーム縁材１０を当てがい、
やはり一体的に接着されている。
このクツシヨン材１は、平面が約1000×2000
mm、厚さ（高さ）が約120mmぐらいの大きさであ
る。
mm、厚さ（高さ）が約120mmぐらいの大きさであ
る。
最上層の発泡シート５は、厚さ25mm程度の白い
発泡ポリエチレンフオーム等から成る。メツシユ
６は、幅が0.5〜1.0mm、厚さ0.3mm程度の合繊テー
プを比較的細かく編んだものである。ウレタンフ
オーム７は、厚さ約100mmの連続気泡でスポンジ
状のものである。メツシユ８は、テープ幅が１
mm、厚さが0.17mm程度のものを比較的粗く編んだ
ものである。フイルムシート９としては、厚さ
0.02mmの透明なビニールフイルムが使用されてい
る。発泡フオーム縁材１０は、上記発泡シート５
と同材質で、硬めの白い発泡ポリエチレンフオー
ム等を、断面が25〜27×120mmの長方形をなす柱
状に形成されている。この発泡フオーム縁材１０
には、ところどころに通気用の透孔１１…が多数
設けられている。しかして、この発泡フオーム縁
材１０により発泡シート５は上下方向にのみ移動
案内されるとともに、上方から加わる荷重により
ウレタンフオーム７が圧縮され、該ウレタンフオ
ームに含まれた空気が透孔１１から排出される。
発泡ポリエチレンフオーム等から成る。メツシユ
６は、幅が0.5〜1.0mm、厚さ0.3mm程度の合繊テー
プを比較的細かく編んだものである。ウレタンフ
オーム７は、厚さ約100mmの連続気泡でスポンジ
状のものである。メツシユ８は、テープ幅が１
mm、厚さが0.17mm程度のものを比較的粗く編んだ
ものである。フイルムシート９としては、厚さ
0.02mmの透明なビニールフイルムが使用されてい
る。発泡フオーム縁材１０は、上記発泡シート５
と同材質で、硬めの白い発泡ポリエチレンフオー
ム等を、断面が25〜27×120mmの長方形をなす柱
状に形成されている。この発泡フオーム縁材１０
には、ところどころに通気用の透孔１１…が多数
設けられている。しかして、この発泡フオーム縁
材１０により発泡シート５は上下方向にのみ移動
案内されるとともに、上方から加わる荷重により
ウレタンフオーム７が圧縮され、該ウレタンフオ
ームに含まれた空気が透孔１１から排出される。
上記クツシヨン材１は、その各構成部材が全一
体的に接着された１個の板状体をなすので、カー
ペツト２、カバー３及びカバーシート４は前記ク
ツシヨン材１を覆う表層となつている。
体的に接着された１個の板状体をなすので、カー
ペツト２、カバー３及びカバーシート４は前記ク
ツシヨン材１を覆う表層となつている。
カーペツト２は、厚さ５〜６mmのナイロン系素
材より成るものであり、接着及び縫製の方法によ
りクツシヨン材１の上面に布設されている。
材より成るものであり、接着及び縫製の方法によ
りクツシヨン材１の上面に布設されている。
周側部のカバー３は、厚さ0.87mm程度のターポ
リンシートより成り、上縁長手方向の全長にわた
り幅23mm程度の縫い代3aを形成し、下縁には幅
35〜65mm程度の折り代３ｂを形成した断面略コ字
形に形成されている。そして、第２図に示したと
おり、縫い代３ａはカーペツト２の下へ入れて縫
合され、折り代３ｂは下面のカバーシート４と熱
風融着法により接着されている。このカバー３
は、クツシヨン材１の発泡フオーム縁材１０と全
面を接着されている。
リンシートより成り、上縁長手方向の全長にわた
り幅23mm程度の縫い代3aを形成し、下縁には幅
35〜65mm程度の折り代３ｂを形成した断面略コ字
形に形成されている。そして、第２図に示したと
おり、縫い代３ａはカーペツト２の下へ入れて縫
合され、折り代３ｂは下面のカバーシート４と熱
風融着法により接着されている。このカバー３
は、クツシヨン材１の発泡フオーム縁材１０と全
面を接着されている。
下面のカバーシート４も、厚さ0.87mm程度のタ
ーポリンシートより成る。
ーポリンシートより成る。
カバー３には、発泡フオーム縁材１０に設けた
透孔１１を連通する位置にメツシユ張りの通気口
１２が設けられている。
透孔１１を連通する位置にメツシユ張りの通気口
１２が設けられている。
以上説明したこの考案によれば、やや硬めの発
泡シート５の下に厚肉で柔らかいウレタンフオー
ム７を配置し、周側部に通気用の透孔１１を穿設
した発泡フオーム縁材１０を当てがつて構成され
たクツシヨン材１の上面にカーペツト２を敷設
し、周側部にカバー３を被せ、下面にもカバーシ
ート４を敷設するとともに、周側部のカバー３に
は前記透孔１１に対面する通気口１２を形成して
なる着地用マツトを構成したから、競技者が着地
した場合に、カーペツト２とやや硬めの発泡シー
ト５が、厚肉のウレタンフオーム７に向け発泡フ
オーム縁材１０にガイドされて水平位を保ちなが
らバランス良く沈下し、そのウレタンフオーム７
内部の空気が透孔１１及び通気口１２から外部に
排出され、かつ、ウレタンフオーム７が復元する
ときは通気口１２及び透孔１１から外部の空気を
吸入する呼吸作用をして緩慢に発泡シート５が上
昇するため、競技者の足許がふらつくのを阻止で
きる。
泡シート５の下に厚肉で柔らかいウレタンフオー
ム７を配置し、周側部に通気用の透孔１１を穿設
した発泡フオーム縁材１０を当てがつて構成され
たクツシヨン材１の上面にカーペツト２を敷設
し、周側部にカバー３を被せ、下面にもカバーシ
ート４を敷設するとともに、周側部のカバー３に
は前記透孔１１に対面する通気口１２を形成して
なる着地用マツトを構成したから、競技者が着地
した場合に、カーペツト２とやや硬めの発泡シー
ト５が、厚肉のウレタンフオーム７に向け発泡フ
オーム縁材１０にガイドされて水平位を保ちなが
らバランス良く沈下し、そのウレタンフオーム７
内部の空気が透孔１１及び通気口１２から外部に
排出され、かつ、ウレタンフオーム７が復元する
ときは通気口１２及び透孔１１から外部の空気を
吸入する呼吸作用をして緩慢に発泡シート５が上
昇するため、競技者の足許がふらつくのを阻止で
きる。
第１図はこの考案に係る着地用マツト全体を示
す斜視図、第２図は第１図の−断面図、第３
図は着地用マツトの分解図、第４図はクツシヨン
材の分解図である。 ２……カーペツト、３……カバー、４……カバ
ーシート、５……発泡シート、７……ウレタンフ
オーム、８……メツシユ、９……フイルムシー
ト、１０……発泡フオーム縁材、１２……通気
口。
す斜視図、第２図は第１図の−断面図、第３
図は着地用マツトの分解図、第４図はクツシヨン
材の分解図である。 ２……カーペツト、３……カバー、４……カバ
ーシート、５……発泡シート、７……ウレタンフ
オーム、８……メツシユ、９……フイルムシー
ト、１０……発泡フオーム縁材、１２……通気
口。
Claims (1)
- やや硬めの発泡シート５の下に厚肉で柔らかい
ウレタンフオーム７を設置し、周側部に通気用の
透孔１１を穿設した発泡フオーム縁材１０を当て
がつて構成されたクツシヨン材１の上面にカーペ
ツト２を敷設し、周側部にカバー３を被せ、下面
にもカバーシート４を敷設するとともに、周側部
のカバー３には前記透孔１１に対面する通気口１
２を形成してなる体育の着地用マツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15859183U JPS6066358U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 体育の着地用マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15859183U JPS6066358U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 体育の着地用マツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6066358U JPS6066358U (ja) | 1985-05-11 |
| JPS644367Y2 true JPS644367Y2 (ja) | 1989-02-03 |
Family
ID=30349330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15859183U Granted JPS6066358U (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 体育の着地用マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6066358U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3052363B1 (fr) * | 2016-06-13 | 2020-12-04 | Piste Gonflable Com | Dispositif de reception pour sortie d'appareils, notamment pour des gymnastes |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5142573U (ja) * | 1974-09-26 | 1976-03-29 | ||
| JPS5626749U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-12 |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP15859183U patent/JPS6066358U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5142573U (ja) * | 1974-09-26 | 1976-03-29 | ||
| JPS5626749U (ja) * | 1979-08-07 | 1981-03-12 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6066358U (ja) | 1985-05-11 |
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