JPS6410131B2 - - Google Patents
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- JPS6410131B2 JPS6410131B2 JP56005227A JP522781A JPS6410131B2 JP S6410131 B2 JPS6410131 B2 JP S6410131B2 JP 56005227 A JP56005227 A JP 56005227A JP 522781 A JP522781 A JP 522781A JP S6410131 B2 JPS6410131 B2 JP S6410131B2
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- Japan
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- switch
- circuit
- circuit point
- capacitor
- operational amplifier
- Prior art date
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 47
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
- H03H19/004—Switched capacitor networks
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H19/00—Networks using time-varying elements, e.g. N-path filters
- H03H19/004—Switched capacitor networks
- H03H19/006—Switched capacitor networks simulating one-port networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、所定の相クロツクで制御されるスイ
ツチ、コンデンサおよ増幅器を含んでいる少なく
とも1つの模擬インダクタンスを使用した電気フ
イルタ回路であつて、演算増幅器が設けられてお
り、該演算増幅器と反転入力側との間にコンデン
サが設けられており、かつ該演算増幅器の非反転
入力側は固定の基準電位、殊にアース電位に接続
されており、かつ前記演算増幅器の反転入力側と
第1の回路点との間にスイツチが設けられてお
り、前記回路点とアース電位との間にコンデンサ
が設けられており、かつ前記回路点はスイツチを
介して第1の入力端子に接続されている形式のも
のに関する。
ツチ、コンデンサおよ増幅器を含んでいる少なく
とも1つの模擬インダクタンスを使用した電気フ
イルタ回路であつて、演算増幅器が設けられてお
り、該演算増幅器と反転入力側との間にコンデン
サが設けられており、かつ該演算増幅器の非反転
入力側は固定の基準電位、殊にアース電位に接続
されており、かつ前記演算増幅器の反転入力側と
第1の回路点との間にスイツチが設けられてお
り、前記回路点とアース電位との間にコンデンサ
が設けられており、かつ前記回路点はスイツチを
介して第1の入力端子に接続されている形式のも
のに関する。
この形式のスイツチフイルタは、論文「スイツ
チド・キヤパシタ・フイルタ・デザイン・ユージ
ング・バイリニヤ・Z−トランスフオーム」雑誌
「IEEEトランザクシヨン・オン・サーキツツ・ア
ンド・システムズ」Vo1.Cas−25、No.12、1978年
12月、第1039乃至1044頁により、また論文「スイ
ツチド・キヤパシタ・サーキツツ・バイリニアリ
ー・エクイバレント・トウー・フローテイング・
インダクタ・オア・FD.N.R」雑誌「エレクトロ
ニクス・レターズ」1979年2月1日、Vo1.15No.
3、第87および88頁によつて既に公知になつてい
る。その際時間的に連続的なアナログ信号を本来
のように処理するのではなく、標本の形の時間的
に分離した信号を処理するフイルタが取扱われて
おり、その際標本は、クロツク周波数Fに同期し
て発生され、かつそれに応じて式T=1/Fを介
してTは、クロツク周期と称される。この種の標
本を発生する回路は公知なので、ここで詳細に説
明する必要はない。しかし以下において次のこと
を前提とする。即ちそれぞれ図示された回路の前
または後にこのような標本化回路が接続できるの
で、一方においてアナログ信号から取出された標
本をフイルタ回路の入力側に供給し、かつ出力側
で得られた信号を再び時間的に連続したアナログ
信号に変換することができる。この種のフイルタ
の重要な工業的な利点は次の点にある。即ちコイ
ルは、能動スイツチ素子とコンデンサによつてシ
ミユレートされるので、多くのフイルタ回路のモ
ノリシツク集積化に適している。その際増幅器と
主に公知の演算増幅器が使用され、かつその際一
方ではできるだけ僅かな数のスイツチ素子しか必
要とせず、かつ他方ではこの種の回路の安定度も
保証することが望ましい。前記公知の回路では演
算増幅器の反転入力側はコンデンサを介して出力
側に接続されており、従つて或る程度負帰還をか
けられている。しかし使用された演算増幅器は、
一時的に負帰還結合されないかもしくは高度な同
相成分抑圧が必要であるとわかつた。その理由は
所定のスイツチング段階の間演算増幅器の非反転
入力側に短時間負帰還がかからずもしくは恒常的
にアース電位に保持されないからである。更にコ
ンデンサはMOS−技術で形成され、かつこの方
法において不可避的に浮動MOSコンデンサに伴
なうアース容量によりフイルタ機能に著しい障害
を来たすおそれがあることは明らかである。
チド・キヤパシタ・フイルタ・デザイン・ユージ
ング・バイリニヤ・Z−トランスフオーム」雑誌
「IEEEトランザクシヨン・オン・サーキツツ・ア
ンド・システムズ」Vo1.Cas−25、No.12、1978年
12月、第1039乃至1044頁により、また論文「スイ
ツチド・キヤパシタ・サーキツツ・バイリニアリ
ー・エクイバレント・トウー・フローテイング・
インダクタ・オア・FD.N.R」雑誌「エレクトロ
ニクス・レターズ」1979年2月1日、Vo1.15No.
3、第87および88頁によつて既に公知になつてい
る。その際時間的に連続的なアナログ信号を本来
のように処理するのではなく、標本の形の時間的
に分離した信号を処理するフイルタが取扱われて
おり、その際標本は、クロツク周波数Fに同期し
て発生され、かつそれに応じて式T=1/Fを介
してTは、クロツク周期と称される。この種の標
本を発生する回路は公知なので、ここで詳細に説
明する必要はない。しかし以下において次のこと
を前提とする。即ちそれぞれ図示された回路の前
または後にこのような標本化回路が接続できるの
で、一方においてアナログ信号から取出された標
本をフイルタ回路の入力側に供給し、かつ出力側
で得られた信号を再び時間的に連続したアナログ
信号に変換することができる。この種のフイルタ
の重要な工業的な利点は次の点にある。即ちコイ
ルは、能動スイツチ素子とコンデンサによつてシ
ミユレートされるので、多くのフイルタ回路のモ
ノリシツク集積化に適している。その際増幅器と
主に公知の演算増幅器が使用され、かつその際一
方ではできるだけ僅かな数のスイツチ素子しか必
要とせず、かつ他方ではこの種の回路の安定度も
保証することが望ましい。前記公知の回路では演
算増幅器の反転入力側はコンデンサを介して出力
側に接続されており、従つて或る程度負帰還をか
けられている。しかし使用された演算増幅器は、
一時的に負帰還結合されないかもしくは高度な同
相成分抑圧が必要であるとわかつた。その理由は
所定のスイツチング段階の間演算増幅器の非反転
入力側に短時間負帰還がかからずもしくは恒常的
にアース電位に保持されないからである。更にコ
ンデンサはMOS−技術で形成され、かつこの方
法において不可避的に浮動MOSコンデンサに伴
なうアース容量によりフイルタ機能に著しい障害
を来たすおそれがあることは明らかである。
本発明の課題は、浮動コイルとしてもまた一端
が接地されたコイルとしても所謂スイツチド・キ
ヤパシタ・フイルタに使用でき、かつスイツチ過
程時に生じる障害をできる限り回避した、能動的
に実現可能なコイルおよび並列共振回路をシミユ
レートする回路を提供するとである。
が接地されたコイルとしても所謂スイツチド・キ
ヤパシタ・フイルタに使用でき、かつスイツチ過
程時に生じる障害をできる限り回避した、能動的
に実現可能なコイルおよび並列共振回路をシミユ
レートする回路を提供するとである。
冒頭に述べた形式のフイルタ回路から出発して
この課題は本発明により解決される。
この課題は本発明により解決される。
次に本発明を図示の実施例につき詳細に説明す
る。
る。
第1図には、第1の入力端子が17で、また第
2の入力端子が21で示されている電気2端子網
が実現されている1実施例の回路図が略示されて
いる。2つの端子17と21との間に入力電圧U
(Z)が加えられ、かつ回路には電荷Q(Z)が流
れる。端子21は同時にアース電位に接続されて
いる。能動素子として、反転入力側11と、非反
転入力側12と出力側13とを有する演算増幅器
10が設けられている。わかり易くするために入
力側および出力側にそれぞれ回路点19および2
0が書込まれている。回路点19の方はコンデン
サ15を介して、また回路点20の方はコンデン
サ16を介してそれぞれアース電位18に導かれ
ている。演算増幅器10の出力側13はコンデン
サ14を介してその反転入力側11に接続されて
おり、反反転入力側12はアース電位18に接続
されている。コンデンサ14,15,16の容量
値はそれぞれC2,C0,C1で示されている。
2の入力端子が21で示されている電気2端子網
が実現されている1実施例の回路図が略示されて
いる。2つの端子17と21との間に入力電圧U
(Z)が加えられ、かつ回路には電荷Q(Z)が流
れる。端子21は同時にアース電位に接続されて
いる。能動素子として、反転入力側11と、非反
転入力側12と出力側13とを有する演算増幅器
10が設けられている。わかり易くするために入
力側および出力側にそれぞれ回路点19および2
0が書込まれている。回路点19の方はコンデン
サ15を介して、また回路点20の方はコンデン
サ16を介してそれぞれアース電位18に導かれ
ている。演算増幅器10の出力側13はコンデン
サ14を介してその反転入力側11に接続されて
おり、反反転入力側12はアース電位18に接続
されている。コンデンサ14,15,16の容量
値はそれぞれC2,C0,C1で示されている。
回路網全体においてはその他に一連のスイツチ
が設けられている。つまり入力端子17および回
路点19はスイツチS21を介して接続されてお
り、回路点19にはスイツチS12,S13およ
びS14が後置されており、またスイツチS11
は演算増幅器の出力側13とコンデンサ16とを
接続する。
が設けられている。つまり入力端子17および回
路点19はスイツチS21を介して接続されてお
り、回路点19にはスイツチS12,S13およ
びS14が後置されており、またスイツチS11
は演算増幅器の出力側13とコンデンサ16とを
接続する。
個別スイツチの動作を説明するために、第2図
において時間tに依存して示されている相クロツ
クが示されている。このクロツク図において個々
の相クロツクは1,2,3および4で示されてい
る。このクロツク図は後から示す図にも当てはま
る。スイツチの符号は、各スイツチに付けられた
2桁の数のうち2番目の数字が、当該スイツチが
閉成される相クロツクに合致するように選択され
ており、また1番目の数字は変数を示している。
(特別に指示するスイツチはこの限りではない)。
更に第2図からわかるように、スイツチの閉成接
続時間が重ならないことを前提としている。つま
りUaではスイツチの後の状態(“after”)が、ま
たUbではスイツチの前の状態(“before”)が示
されている。従つて第1図の実施例では既述のよ
うに、スイツチS11およびS21は相クロツク
1の間閉成され、スイツチS12は相クロツク2
の間閉成され、スイツチS13は相クロツク3の
間閉成され、スイツチS14は相クロツク4の間
閉される。
において時間tに依存して示されている相クロツ
クが示されている。このクロツク図において個々
の相クロツクは1,2,3および4で示されてい
る。このクロツク図は後から示す図にも当てはま
る。スイツチの符号は、各スイツチに付けられた
2桁の数のうち2番目の数字が、当該スイツチが
閉成される相クロツクに合致するように選択され
ており、また1番目の数字は変数を示している。
(特別に指示するスイツチはこの限りではない)。
更に第2図からわかるように、スイツチの閉成接
続時間が重ならないことを前提としている。つま
りUaではスイツチの後の状態(“after”)が、ま
たUbではスイツチの前の状態(“before”)が示
されている。従つて第1図の実施例では既述のよ
うに、スイツチS11およびS21は相クロツク
1の間閉成され、スイツチS12は相クロツク2
の間閉成され、スイツチS13は相クロツク3の
間閉成され、スイツチS14は相クロツク4の間
閉される。
既述のように、第5図および第6図の実施例に
対しても相応のことが当てはまる。第5図および
第6図においてわかり易くするために第1図同様
スイツチは閉成位相でのみ示されており、また適
当な回路変形が行なわれた所だけ異なつたスイツ
チ符号が付けられている。
対しても相応のことが当てはまる。第5図および
第6図においてわかり易くするために第1図同様
スイツチは閉成位相でのみ示されており、また適
当な回路変形が行なわれた所だけ異なつたスイツ
チ符号が付けられている。
第1図に示した回路は殊に次の利点を有する。
即ちできるだけ少ない数の素子で1端が接地され
たインダクタンスにシミユレートでき、その際こ
のインダクタンスは浮動インダクタンスをシミユ
レートするための出力回路もしくは並列共振回路
の出力回路としても、必要な個々の相クロツクの
数を増やさないで、用いることができる。
即ちできるだけ少ない数の素子で1端が接地され
たインダクタンスにシミユレートでき、その際こ
のインダクタンスは浮動インダクタンスをシミユ
レートするための出力回路もしくは並列共振回路
の出力回路としても、必要な個々の相クロツクの
数を増やさないで、用いることができる。
コンデンサ14,16の容量値に関して、C2
=C0/4、C1=C0/3という関係が成立つよう
に設計すると有利である。ただし、C0はコンデ
ンサ15の容量である。
=C0/4、C1=C0/3という関係が成立つよう
に設計すると有利である。ただし、C0はコンデ
ンサ15の容量である。
第3図の等価回路が示すように、第1の入力端
子17とアース電位18に接続されている第2の
入力端子21との間にはインピーダンスZ=S・
Lが作用する。第3図に更に示されている関係L
=T2/4C0により直接コンデンサ15の容量C0
を、シミユレートすべきインダクタンス値L、系
に固有のクロツク周期Tから求めることができ
る。
子17とアース電位18に接続されている第2の
入力端子21との間にはインピーダンスZ=S・
Lが作用する。第3図に更に示されている関係L
=T2/4C0により直接コンデンサ15の容量C0
を、シミユレートすべきインダクタンス値L、系
に固有のクロツク周期Tから求めることができ
る。
第4図の等価回路において第3図に示したイン
ダクタンスは、等価回路で表わすコンデンサCを
付加接続することによつて浮動並列共振回路とし
て形成されている。インダクタンスLには電荷
QL(Z)が流れ、コンデンサには電荷QC(Z)が
流れ、全体の電荷はQ(Z)で示されている。ま
たこの回路には電圧降下U(Z)が生じる。この
並列共振回路は直接、第1の回路を用いて実現さ
れているので次のことが言える。即ちコンデンサ
14,15および16が次の仕様通り、つまり C0=C+CL、C1=C0 2/3CL−C C2=C0 2/4CL、CL=T2/4L のように設計されているとし、入力端子17に電
荷Q(Z)が受取られ、かつ端子17と21との
間で電圧U(Z)が降下する。
ダクタンスは、等価回路で表わすコンデンサCを
付加接続することによつて浮動並列共振回路とし
て形成されている。インダクタンスLには電荷
QL(Z)が流れ、コンデンサには電荷QC(Z)が
流れ、全体の電荷はQ(Z)で示されている。ま
たこの回路には電圧降下U(Z)が生じる。この
並列共振回路は直接、第1の回路を用いて実現さ
れているので次のことが言える。即ちコンデンサ
14,15および16が次の仕様通り、つまり C0=C+CL、C1=C0 2/3CL−C C2=C0 2/4CL、CL=T2/4L のように設計されているとし、入力端子17に電
荷Q(Z)が受取られ、かつ端子17と21との
間で電圧U(Z)が降下する。
第5図の回路はそれぞれ設計次第で、等価回路
で表わせば第3図のように書き表わすことができ
る(ただし、第3図に記入してあるアース記号は
含まない)浮動インダクタンスまたは第4図の並
列共振回路に向いている。その際並列共振回路の
共振周波数はF/6より小さい。動作および回路
技術上の構成に関しては上記の実施例に大体相応
している。第5図の回路は第1図の回路とは次の
点だけが異なつている。つまり第5図では第2の
入力端子は基準電位18に直接接続されておら
ず、まずスイツチS31が設けられている。この
スイツチは相クロツク1の間は閉成される。更に
別のスイツチS234が、アース電位18に接続
されている非反転入力側12に前置接続されてお
り、このスイツチは相クロツク2および3および
4の間に閉成される。既述のように並列共振回路
の特性は、上記の関係に従つて設計されれば達成
される。
で表わせば第3図のように書き表わすことができ
る(ただし、第3図に記入してあるアース記号は
含まない)浮動インダクタンスまたは第4図の並
列共振回路に向いている。その際並列共振回路の
共振周波数はF/6より小さい。動作および回路
技術上の構成に関しては上記の実施例に大体相応
している。第5図の回路は第1図の回路とは次の
点だけが異なつている。つまり第5図では第2の
入力端子は基準電位18に直接接続されておら
ず、まずスイツチS31が設けられている。この
スイツチは相クロツク1の間は閉成される。更に
別のスイツチS234が、アース電位18に接続
されている非反転入力側12に前置接続されてお
り、このスイツチは相クロツク2および3および
4の間に閉成される。既述のように並列共振回路
の特性は、上記の関係に従つて設計されれば達成
される。
第6図に示されている回路を用いれば、コンデ
ンサ15の極性反転が達せられ、かつ上記の式の
従つて設計した場合第4図の浮動並列共振回路を
F/6より大きい共振周波数用として実現するこ
とができる。第1図および第6図の比較から直接
次のことがわかる。即ち第6図の回路では演算増
幅器10の出力側13は、スイツチS13を介し
て回路点19に接続されているのではなく、S2
3で示されているスイツチを介してスイツチ31
に後置の回路点に導かれている。第5図との比較
では、第6図の回路では更に演算増幅器10の非
反転入力側12に前置接続されているスイツチは
ここでは相クロツク2および4の間にだけ閉成さ
れるので、符号S24で示されていることがわか
る。コンデンサ15の極性反転のためにはその他
にスイツチS13が必要である。このスイツチは
回路点19を相クロツク3の間アース電位18に
接続する。
ンサ15の極性反転が達せられ、かつ上記の式の
従つて設計した場合第4図の浮動並列共振回路を
F/6より大きい共振周波数用として実現するこ
とができる。第1図および第6図の比較から直接
次のことがわかる。即ち第6図の回路では演算増
幅器10の出力側13は、スイツチS13を介し
て回路点19に接続されているのではなく、S2
3で示されているスイツチを介してスイツチ31
に後置の回路点に導かれている。第5図との比較
では、第6図の回路では更に演算増幅器10の非
反転入力側12に前置接続されているスイツチは
ここでは相クロツク2および4の間にだけ閉成さ
れるので、符号S24で示されていることがわか
る。コンデンサ15の極性反転のためにはその他
にスイツチS13が必要である。このスイツチは
回路点19を相クロツク3の間アース電位18に
接続する。
冒頭に既に説明したように、上記の回路は次の
利点を有する。即ちできるだけ僅かなスイツチ素
子においてスイツチの数も、従つて必要なクロツ
ク電圧の数もできるだけ小さく押さえることがで
きるので、この結果これらの回路は集積化される
構成に対しても適している。コンデンサ14は全
部の回路において演算増幅器10の出力側13と
反転入力側11との間に設けられているので、こ
のコンデンサは個別スイツチのスイツチ過程にお
いても常に負帰還結合されている。その上、この
ために特別な回路技術費用をかけないでも並列共
振回路にシミユレートできる。
利点を有する。即ちできるだけ僅かなスイツチ素
子においてスイツチの数も、従つて必要なクロツ
ク電圧の数もできるだけ小さく押さえることがで
きるので、この結果これらの回路は集積化される
構成に対しても適している。コンデンサ14は全
部の回路において演算増幅器10の出力側13と
反転入力側11との間に設けられているので、こ
のコンデンサは個別スイツチのスイツチ過程にお
いても常に負帰還結合されている。その上、この
ために特別な回路技術費用をかけないでも並列共
振回路にシミユレートできる。
第1図は1端が接地されたインダクタンスを実
現した1実施例の回路略図、第2図はクロツク周
期Tを有し相クロツク1乃至4において個々のス
イツチを操作するクロツク図であり、その際クロ
ツク図は第5図および第6図の回路に対しても有
効であり、第3図はLでコイルのインダクタンス
値が、またSで複素周波数が示されている、第1
図の回路の等価回路図であり、第4図は容量Cお
よびインダクタンスLを有する浮動並列共振回路
の等価回路図であり、第5図は浮動インダクタン
ス乃至、共振周波数がF/6より小さい並列共振
回路を実現する1実施例の回路略図、第6図は共
振周波数がF/6より大きい、浮動並列共振回路
を実現する1実施例の回路略図である。 17,21……入力端子、10……演算増幅
器、14〜16……コンデンサ、18……アース
電位、T……クロツク周期、1〜4……相クロツ
ク。
現した1実施例の回路略図、第2図はクロツク周
期Tを有し相クロツク1乃至4において個々のス
イツチを操作するクロツク図であり、その際クロ
ツク図は第5図および第6図の回路に対しても有
効であり、第3図はLでコイルのインダクタンス
値が、またSで複素周波数が示されている、第1
図の回路の等価回路図であり、第4図は容量Cお
よびインダクタンスLを有する浮動並列共振回路
の等価回路図であり、第5図は浮動インダクタン
ス乃至、共振周波数がF/6より小さい並列共振
回路を実現する1実施例の回路略図、第6図は共
振周波数がF/6より大きい、浮動並列共振回路
を実現する1実施例の回路略図である。 17,21……入力端子、10……演算増幅
器、14〜16……コンデンサ、18……アース
電位、T……クロツク周期、1〜4……相クロツ
ク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の相クロツク1,2,3,4で制御され
るスイツチ、コンデンサおよび増幅器を含んでい
る少なくとも1つの模擬インダクタンスを使用し
た電気フイルタ回路であつて、演算増幅器10が
設けられており、該演算増幅器の出力側13と反
転入力側11との間にコンデンサ14が設けられ
ており、かつ該演算増幅器の非反転入力側12は
固定の基準電位に接続されており、かつ前記演算
増幅器10の反転入力側11と第1の回路点19
との間にスイツチS12が設けられており、前記
回路点とアース電位18との間にコンデンサ15
が設けられており、かつ前記回路点19はスイツ
チS21を介して第1の入力端子17に接続され
ている形式のものにおいて、前記第1回路点19
と第2の回路点20との間に直接スイツチS14
が設けられており、前記第2の回路点とアース電
位18との間にコンデンサ16が設けられてお
り、かつ前記第2の回路点20と前記演算増幅器
10の出力側13との間にスイツチS11が設け
られており、かつ前記演算増幅器10の出力側1
3と前記第1の回路点19との間にスイツチS1
3が設けられており、かつスイツチS11および
S21は第1の相クロツク1の間閉成され、かつ
それに続く、時間的には重なることがない第2乃
至第3乃至第4の相クロツク2乃至3乃至4にお
いて順次スイツチS12乃至S13乃至S14が
閉成されることを特徴とする電気フイルタ回路。 2 演算増幅器10の出力側13と反転入力側1
1との間に位置するコンデンサ14の容量値C2
は、第1の回路点19とアース電位18との間に
位置するコンデンサ15の容量値C0の4分の1
(C0/4)であり、これに対し第2の回路点20
とアース電位18との間に位置するコンデンサ1
6の容量値は、前記コンデンサの容量値C0の3
分の1(C0/3)である特許請求の範囲第1項記
載の電気フイルタ回路。 3 等価回路で表わせばインダクタンスL乃至キ
ヤパシタンスCを有する並列共振回路を構成する
ために次の関係 C0=C+CL、C1=C0 2/3CL−C、 C2=C0 2/4CL、CL=T2/4L が成立ち、その際Tはクロツク周期であり、Cお
よびLはそれぞれ構成すべき並列共振回路の容量
値およびインダクタンス値を表わす特許請求の範
囲第1項記載の電気フイルタ回路。 4 所定の相クロツク1,2,3,4で制御され
るスイツチ、コンデンサおよび増幅器を含んでい
る少なくとも1つの模擬インダクタンスを使用し
た電気フイルタ回路であつて、演算増幅器10が
設けられており、該演算増幅器の出力側13と反
転入力側11との間にコンデンサ14が設けられ
ており、かつ該演算増幅器の非反転入力側12は
固定の基準電位に接続されており、かつ前記演算
増幅器10の反転入力側11と第1の回路点19
との間にスイツチS12が設けられており、前記
回路点とアース電位18との間にコンデンサ15
が設けられており、かつ前記回路点19はスイツ
チS21を介して第1の入力端子17に接続され
ている形式のものにおいて、前記第1回路点19
と第2の回路点20との間に直接スイツチS14
が設けられており、前記第2の回路点とアース電
位18との間にコンデンサ16が設けられてお
り、かつ前記第2の回路点20と前記演算増幅器
10の出力側13との間にスイツチS11が設け
られており、かつ前記演算増幅器10の出力側1
3と前記第1の回路点19との間にスイツチS1
3が設けられており、かつスイツチS11および
S21は第1の相クロツク1の間閉成され、かつ
それに続く、時間的には重なることがない第2乃
至第3乃至第4の相クロツク2乃至3乃至4にお
いて順次スイツチS12乃至13乃至S14が閉
成されかつ第1の接続端子が前記第1回路点19
に接続されているコンデンサ15の第2の接続端
子は一方においてスイツチS31を介して第2の
入力端子21に接続されておりかつ他方において
スイツチS234を介してアース電位18に接続
されており、かつ2つのスイツチS31,S23
4は相応に第1の相クロツクの期間中乃至別の相
クロツク2,3および4の期間中順次閉成される
ようになつていることを特徴とする電気フイルタ
回路。 5 所定の相クロツク1,2,3,4で制御され
るスイツチ、コンデンサおよび増幅器を含んでい
る少なくとも1つの模擬インダクタンスを使用し
た電気フイルタ回路であつて、演算増幅器10が
設けられており、該演算増幅器の出力側13と反
転入力側11との間にコンデンサ14が設けられ
ており、かつ該演算増幅器の非反転入力側12は
固定の基準電位に接続されており、かつ前記演算
増幅器10の反転入力側11と第1の回路点19
との間にスイツチS12が設けられており、前記
回路点とアース電位18との間にコンデンサ15
が設けられており、かつ前記回路点19はスイツ
チS21を介して第1の入力端子17に接続され
ている形式のものにおいて、前記第1回路点19
と第2の回路点20との間に直接スイツチS14
が設けられており、前記第2の回路点とアース電
位18との間にコンデンサ16が設けられてお
り、かつ前記第2の回路点20と前記演算増幅器
10の出力側13との間にスイツチS11が設け
られており、かつスイツチS11およびS21は
第1の相クロツク1の間閉成され、かつそれに続
く、時間的には重なることがない第2乃至第4の
相クロツク2乃至3乃至4において順次スイツチ
S12乃至S14が閉成されかつ第1回路点19
は第3の相クロツク3の期間中スイツチS13を
介してアース電位18に接続され、かつ第1の接
続端子が前記第1の回路点19に接続されている
コンデンサ15の第2の接続端子は一方において
第3の相クロツク3期間中閉成される別のスイツ
チS23を介して演算増幅器10の出力側13に
接続されかつ他方において第2および第4の相ク
ロツク2および4の期間中閉成されるスイツチS
24を介してアース電位18に接続されることを
特徴とする電気フイルタ回路。
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DE3001969A DE3001969C2 (de) | 1980-01-21 | 1980-01-21 | Elektrische Filterschaltung unter Verwendung von wenigstens einer simulierten Induktivität, die gesteuerte Schalter, Kondensatoren und Verstärker enthält |
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---|---|
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