JPS6397155A

JPS6397155A - 超音波歯科用治療機

Info

Publication number: JPS6397155A
Application number: JP61245130A
Authority: JP
Inventors: 金澤　政男
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-10-14
Filing date: 1986-10-14
Publication date: 1988-04-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉この発明は、超音波振動を利用した超音波歯科用治療機
に関するものである。

〈従来の技術〉従来の歯科用治療機のカッターは電動機や電磁石を用い
たものである。

このような従来の電動ｂ１や電磁石を用いたものは、固
定電源側に電動機を設けて、この電動機とカッタ一部分
とをフレキシブルシャツ１−で連結したものや、自在継
手で連結した複数の回転軸で連結したものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉上記のような従来の電動はや電磁石を用いたもので、固
定電源側に電動機を設（ブたものは、電動はとカッター
とを連結するシャフトが複雑となり、操作の邪魔になり
月つ故障が多い等の問題がある。

又、カッタ一部分に電動機を取付Ｃプると重くなって、
取扱い難いという問題がある。

〈問題点を解決するための手段〉この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、本体ケース内に、振動子を内蔵した振動子ホ
ルダーを設け、該振動子ホルダーの先端を、本体ケース
の先端より突出させ、この振動子ホルダーの先端に超音
波作用片を取付け、前記本体ケースの後端に連結した電
気コードを電＃ｇ装置に接続したものである。

〈作用〉この発明は上記の構造であるから、先端の超音波作用片
がカッターの場合、このカッターを患者の歯に当てがっ
て振動子を超音波振動させて、これと共に、カッターを
超音波振動させる。

乾式の場合は、カッターを硬度の高いものにして、直接
カッターにより歯を切削整形する。

湿式の場合は、カッターの材料は軟らかいものでよく、
その替わりに、カッターを超音波振動させると同時にカ
ッターの部分に砥粒と水の混合液を流す。

これにより、カッターが当っている部分が削られる。

この方法を実施する場合は、五合液が喉に入らないよう
に留意する必要があるが、このＪ：うな方法により歯の
所定の部分が迅速に切削整形できる。

又、超音波作用片が歯石除去用の場合は、この超音波作
用片の先端を歯の裏側に当てがって超音波振動により歯
石の除去を行なう。

更に、超音波作用片が麻酔用の場合は超音波作用片を歯
の患部に当てがって超音波振動させることにより患部の
神経がしびれて麻酔状態となる。

〈実施例〉図面は、この発明の実施例を示すものであり、１はベー
クライト等によって形成された本体ケースであり、その
後部内に超音波振動子２が固定しである。

この振動子２の先端にねじ４によりホルダー５を固定し
、その先端に超音波作用片の一例としてカッター６を固
定する。

該カッター６は種々の形状のものを用意してＪ）いて目
的に応じて取り替えて用いるものであるが、例えば歯等
の切削整形用としては、第１図のような丸棒状のもの、
或いは第２図のように杓状にして歯の裏側の歯石を除去
するもの等がある。

７は、超音波振動発生器を示している。この発生器７は
例えば水晶、セラミック等からなる圧電素子とトランジ
スタ、コンデンサ、チョークコイル等にて構成されてい
る。

その電源回路には電源コード８を接続し、この電源コー
ド８をＮ　ｍ装置９に接続する。

上記の電源装置９は、電灯線からの商用電力（ＡＣｌ０
０Ｖ±１０％、５０／６０ＨＺ　）を受けてこれを例え
ばＤＣ１２Ｖ程度の安全な電圧に落すと共に、整流して
電源コード８により前記の超音波振動発生器７に供給す
る。

又、湿式の場合は、前記本体ケース１に沿って設けた別
のフレキシブルホース１０の先端から、砥粒と水の混合
液を加工部に供給する。但し、砥粒無しの水だけを冷却
用に供給する場合もある。

該、電源装置９は、電源スィッチ１１とペタルスイッチ
１２を設けて、この電源スイッチ１１を投入した状態で
ベタルスイッチ１２の足を踏むと、前記振動子２が超音
波振動をはじめるようにする。

電源装置９には電圧計、出力調整ダイアル等を設けるこ
とはいうまでもない。

尚実施例の場合は、超音波振動発生器７の出力は１０Ｗ
、　１６〜３０ＫＨ２出力は連続可変とする。

この電源装置９内に前記の本体ケース１内と同じ超音波
振動発生器を設けてもよい。

第２図は歯石除去用の超音波作用片１３を示すもので先
端が屈曲している。

又麻酔用の超音波作用片１４は第３図のように先端を丸
くする。

〈効果〉この発明は上記のように、超音波作用片を超音波振動さ
せて歯の切削整形をしたり、歯石の除去等を行なうもの
であるが、従来の電動機や電磁石を用いたもののような
騒音を発せず、人体に感じるような振動もないので歯の
治療が極めて容易である。

又、超音波振動の照射により麻酔薬を用いずに患部の麻
酔が行なえるので、従来のような麻酔剤の注射の手数が
省け、注射を嫌がる子供の歯の治療も容易となる。

更に、注射のように唇等の周辺部にしびれが生じて患者
に不快感を与えるおそれがない等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す一部縦断側面図、第
２図、第３図は超音波作用片の各側を示す斜視図である
。１・・・本体ケース　　　　　　２・・・超音波振動子
５・・・ホルダー　　　　　　　６・・・カッター７・
・・超音波振動発生器　　　９・・・電源装置１３．１
４・・・超音波作用片出願人代理人　　弁理士　　和　１）昭第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）本体ケース内に、振動子を内蔵した振動ホルダー
を設け、該振動子ホルダーの先端を、本体ケースの先端
より突出させ、この振動子ホルダーの先端に超音波作用
片を取付け、前記本体ケースの後端に連結した電気コー
ドを電源装置に接続したことを特徴とする超音波歯科用
治療機。
（２）前記超音波作用片は歯を切削整形するカッターと
したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の超音
波歯科用治療機。
（３）前記超音波作用片は歯の裏側の歯石を除去する形
状としたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
超音波歯科用治療機。
（４）前記超音波作用片は歯の患部に超音波を照射して
麻酔させるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の超音波歯科用治療機。