JPS6388436A - 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置 - Google Patents

被覆金属の高感度分極測定方法及び装置

Info

Publication number
JPS6388436A
JPS6388436A JP23503686A JP23503686A JPS6388436A JP S6388436 A JPS6388436 A JP S6388436A JP 23503686 A JP23503686 A JP 23503686A JP 23503686 A JP23503686 A JP 23503686A JP S6388436 A JPS6388436 A JP S6388436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarization
external
coated
container
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23503686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0619339B2 (ja
Inventor
Takashi Yamamoto
隆 山本
Mitsuyuki Oda
小田 光之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP61235036A priority Critical patent/JPH0619339B2/ja
Publication of JPS6388436A publication Critical patent/JPS6388436A/ja
Publication of JPH0619339B2 publication Critical patent/JPH0619339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、塗料、ライニング材などで被覆された金属の
腐食反応を外部分極法により高感度で測定する方法及び
装置に関する。
[従来技術] 塗料あるいはライニング材によって被覆、塗布された被
覆金属(以下、これを被覆金属と称す)の腐食反応を測
定する方法としては、外部分極法が知られている(たと
えば、特公昭53−316号公報参照)。即ち、任色の
腐食液中の被覆金属に直流電圧を一定値の大きさに保持
、又はある速度で直線的に増加、減少させながら印加し
、この時、流れるtUt変化又は電位変化を測定し、分
極抵抗、腐食電流、分極曲線(電位−電流曲線)、被覆
膜の電気抵抗あるいは電気二重層容量、被覆膜の電気容
量等々を求めるものである。又、上記の一定値の大きさ
、直線的増減のかわりに、交流波、パルス状波あるいは
直流+パルス状波印加などの方法も知られている。
被覆された金属の腐食反応を測定する装置、いわゆる外
部分極装置としては、ボテンンヨスタット(定電位電解
装置)、ガルバノスタット(定電流電解装置)、クーロ
スタット(定電気量電解装置)、カレントインターラブ
ター法電解装置などがあるが、今、これらの装置の代表
例として、ポテンショスタットの基本構成回路(ブロッ
ク図)を示すと、第5図で表イつされる。測定セル容器
1の中に腐食液2)対極C1基準電極R(又は参照電極
と称される)及び測定極である′4jL覆金属Wが設け
られている。そして、被覆金属Wは接地されており、基
Q電極Rは直流差動増幅器(オペレーンヨナルアンプ)
4の入力の一方aに接続され、かつ電位差計5を介して
接地されている。又、対極Cは電流計6を介して、直流
差動増幅器4の出力dに接続されている。更に、この直
流差動増幅器4の入力の一方すは直流電源7を介して、
接地されている。
又、直流差動増幅器・1を動作させるために、商用電源
を整流して得た直流電圧+15V及び−15■か供給さ
れ、かつ零ポルトラインは接地されている。
今、第5図を用い、ポテンショスタットの動作を説明す
る。例えば、基準電極Rに対して被覆膜BWの電位(R
からみたWの電位、あるいはRとWの電位差)か−〇、
5Vとすると、直流電源7の  −電圧を+0.5Vに
設定すれば、直流差動増幅器4の入力値、叩ちa−b間
の電位差は略々零ボルトとなる。この状態で、被覆金属
は自然電極電位近傍で電解され、この時、被覆金属Wに
流れる電解電流(電流計6で検知される電流値)は略々
零アンペアとなる。そして、上記の直流電源7の電圧+
0.5Vに対して、ある一定の電圧E(又はある速度で
Eを増加、又は減少させる)を印加すると、電流計6に
はある電流■が検知され、このEとIの関係から、被覆
膜下の金属表面近傍の2鳳抵抗、分極曲線、腐食電流、
電気二重層容器、あるいは被覆膜の電気抵抗などの値を
算出することができる。
[発明が解決しようとする問題点コ 金属上の被覆膜の電気抵抗が高くなる程、この被覆膜下
の金属表面の腐食反応挙動(例:分極曲線、腐食電流、
分極抵抗、電気二重層容量などの挙動;以下これらを腐
食反応挙動と称する)を測定する場合、外部分極測定装
置及び被覆金属にノイズが入り込み、この腐食反応挙動
を満足に検知し難くなる。このため、従来、ノイズ除去
のためのフィルター回路、あるいはコンピューターによ
るノイズ除去シュミレーション解析などが知られている
が、応答速度の低下、あるいは極めて複雑な解析技術を
伴う、などの欠点があり、測定感度を充分。
上げる方法とはなっていない。また、実際の測定現場は
、必ずしも研究室のような良い環境ではなく、湿度、接
地などにより悪影響を受けやすい。
それ故、耐食性が優れると推測される被覆十オ料を開発
あるいは実用化しようとしても、その耐食性能を十分把
握できず、又、満足できる評価値を進定又は基準化でき
ないのが現状である。従って、被覆金属の腐食反応挙動
を高感度で検知、測定する方法および装置の確立が強く
望まれている。
本発明の目的は、被覆金属の腐食反応挙動を高感度で測
定する方法および装置を堤供することである。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る被覆金属の高感度分極測定方法は、塗料、
ライニング材などで被覆された被覆金属の腐食反応挙動
を外部分極法で測定する場合において、外部分極装置の
電源をバッテリイー(?tf池)として、かつ、この外
部分極装置とバッテリイーを接地(アース)に対して、
外部分極装置の内部抵抗以上の絶縁抵抗に保持しつつ、
被覆金属の腐食反応を測定することを特徴とする。
本発明に係る高感度分極測定装置は、塗料、ライニング
材などで被覆された被覆金属の腐食反応挙動を外部分極
法で測定する装置において、被覆金属電極、基準′ri
極及び対極とを導電性溶液に浸漬してなる測定セルと、
測定セルに対し外部分極法で腐食反応を測定する外部分
極装置と、外部分極装置の電源であるバッテリイーと、
外部分極装置を収容する第1金属製容器と、バッテリイ
ーを収容する第2金属製容器と、外部分極装置とぞl第
1.金属製容器との間、又は、第1金属製容器とその外
部の接地点との間を、外部分極装置の内部抵抗以上の抵
抗に保持する第1絶縁付と、バッテリイーと第2金属製
容器との間、又は、第2金属製容器とその外部の接地点
との間を、外部分極装置の内部抵抗以上の抵抗に保持す
る第2絶縁材とからなることを特徴とする。
[作 用] 外部分極装置とバッテリイーとを接地(アース)に対し
て外部分極装置の内部抵抗以上の絶縁抵抗を介在させる
こと、および、外部分極装置の電源としてバッテリイー
を用いることにより、高絶縁抵抗の被覆金属についての
測定においてら、ノイズを低域し、高感度で測定できる
[実施例] 以下、本発明の実施例について、添付の図面を参照して
説明する。
第2図に、外部分極装置(ボテンンヨスタット)の回路
図を示す。第2図に示すように、測定セル容器lの中に
導電性溶液である腐食液2)白金等の不活性材質の対極
C,銀銀塩塩化銀電極どの基賭電極R(又は参照電極と
称される)及び測定極である被覆金属Wが収納されてい
る。そして、この測定セル容231と、これら1,2.
C,R,Wを総称した測定系3を収納する金属製(一般
に鋼板製)の容器10とはある後述のポテンショスタッ
トの内部抵抗(10′3Ω)以上の絶縁抵抗R8で絶縁
されている。もしこの絶縁抵抗R1が湿度、汚れなどに
より小さくなることか予想されるならば、接地Aに対し
て1013Ω以上の抵抗になるように絶縁抵抗R2を保
持する。
なお、海水中の腐食を測定する場合などでは、容器lO
は使用できない。このような場合、容器lO1抵抗1N
、、R,を使用しなくてらよい。
測定系の各電極C,R,Wからの信号線は、容器lOと
容器100に設けた穴を通り、ボテンンヨスタット(T
i源を除く)を収容する金属製(好ましくは鋼鉄製)の
容器100内へ導入されろ。
容器lOO内において、被覆金属Wは零ボルトラインZ
の点A+に接続されており、基部電極Rは直流差動増幅
器(オペレーシジナルアンプ)4の入力端子の一方aに
接続され、かつ電位差計5を介して零ボルトラインの点
A、に接続されている。
又、対極Cは電流計6を介して、直流差動増幅器4の出
力端子dに接続されている。更に、この直流差動増幅器
4の入力端子の一方すは直流電源7を介して、零ボルト
ラインZの点A3に接続される。また、直流差動増幅器
4の零ボルト端子は零ボルトラインZの点A4に接続さ
れる。このように、点A+、At、A3.A4は、共通
の零ポルドラ ・インZに接続され、この零ボルトライ
ンZはポテンショスタットの容器100とある絶縁抵抗
R3で絶縁されている。この抵抗はボテンンヨスタット
の内部抵抗(tQI3Ω)以上とすることにより通常あ
るいは特別の高防食塗料などが塗市された被覆金属の腐
食反応挙動を高感度で測定することができる。(従来、
通常の測定では、基準電極Rと直流差動増幅器4の入力
端子の一方aとの間の導線101と電位差計5とを接線
する導線102をto”r”以上の絶縁抵抗とするのみ
でよかった。
しかし、本発明者等は、雑音を除去し、高感度で測定す
るにはR1の値を1013Ω以上とする必要があること
を見出したのである。) しかし、上記の容器100と零ボルトラインZを10+
3Ω以上の抵抗で保持することは困難である。即ち、容
器100内の全ての電気回路部品を容2’a l OO
に対して1013Ω以上の絶縁抵抗にできない場合には
、この容器に3と接地Aの間の絶縁抵抗R4の抵抗を1
013Ω以上に保てばよい。
なお、ポテンショスタットの動作は、従来と同様である
。例えば、基準電極Rに対して被覆金属Wの電位(Rか
らみたWの電位、あるいはRとWの電位差)が−〇、5
vとすると、直流電源7の電圧を+0.5■に設定すれ
ば、直流差動増幅器4の入力値、即ちa−b間の電位差
は略々零ボルトとなる。この状態で、被覆金属は自然電
極電位近傍で電解され、この時、被覆金属Wに流れる電
解電流(ilX流計6で検知されるi流値)は略々零ア
ンペアとなる。そして、上記の直流電源7の電圧十〇、
5■に対して、ある一定の電圧E(又はある速度でEを
増加又は減少させる)を印加すると、電流計6にはある
電流Iが検知され、このEとIの関係から、被覆金属W
の被覆膜下の金属表面近傍の分極抵抗、分極曲線、腐食
電流、電気二重層容量あるいは被覆膜の電気抵抗などの
値を算出することができる。
次に、電位差計5の出力信号103、電流計6の出力信
号104は記録計、計算回路、表示計などの出力計10
5に入力され、前記の腐食反応挙動に関係する所望の値
が判明できるようになっている。
一次電池又は二次Ti池で構成された直流電源(バッテ
リイー)106より、電流計6の電源+07、直流差動
増幅器4の7u源108、被覆金嘱の電解用の直流電源
7の電源+09、電位差計5の電源11O及び出力計1
05の電rAlllとして、直流電圧が供給される。そ
して、このバッテリイー106は、バッテリイーの容器
に4と1013Ω以上の絶縁抵抗値R5で絶縁されてい
る。もし、この抵抗が不十分ならば、この容器112と
接地へとをro+3Ω以上の絶縁抵抗R8て絶縁するよ
うにしている。なお、従来は、ポテンショスタットを動
作するための電源は、商用電源(交流100Vあるいは
交流200V)そのもの、あるいはこの商用電源を整流
回路を介して直流電圧に変換した後、使用されている。
但し、現場で簡便に使用するために携帯型としたものも
あるが、この場合、電源は乾電池が用いられているが、
本発明の様に、高感度測定を対象としていない。
なお、本実施例では、外部分極装置としてポテンショス
タットを用いたが、ガルバノスタット、クーロスタット
、カレントインターラブター法電解装置などの他の種類
の外部電極装置を用いても、同様の構成で高感度測定が
可能になる。
以上のように本発明は、外部分極装置と接地と0) H
jlの抵抗(R,とR4の少なくとも一方)、バッテリ
イーと接地との間の抵抗(R5とRIlの少なくとも一
方)(及び必要ならば測定系と接地との間の抵抗(R1
とR1の少なくとも一方))を少なくとも外部分極装置
の内部抵抗(10”Ω)以上の絶縁抵抗で保持するもの
である。
なお、この抵抗R+、Rt、R3,R4,R5,R−の
絶縁抵抗をrQ+3Ω以上とすると、例えば人間が、こ
れらの測定系、外部分極装置、またはバッテリイーに近
づくのみで測定値に誘導が入り込み、満足な測定は出来
ない。即ち、被覆膜の電気抵抗が極めて高いため、電解
電流は極めて微小となり、誘導を受けやすい。同様に、
測定操作時には、必ず、装置に設置されたスイッチやツ
マミなどにふれて操作しなければならない。しかし、こ
れも誘導のため困難である。そこで、第2図に示す実施
例では、図示しないが自動操作できる様にした。
そして、装置全体を誘導から守るため容it o。
100.112を磁気シールド箱とした。
第1図は、本発明の一実施例である高感度測定装置の構
成を図式的に示す。また、本実施例の一部の部分切欠き
斜視図を第3図に示す。
少なくとも測定セル容器、腐食液、対極、基準電極で構
成された測定系Sを外部分極装置Pの内部抵抗(10′
3Ω)以上の電気抵抗を有する絶縁材G1及びG、で支
え、これを磁気シールド機能を有する鋼板製などの容器
に−こ収納する。一方、ポテンショスタット、ガルバノ
スタット、クーロスタットなどの外部分極装置Pと、記
録計、計算回路、コンピュータ、表示計などの出力装置
Yと、この分極装置P及び出力装置Yを自動的に操作運
転するためのプログラマ・指令装置T(本発明では、こ
のP、Y、Tを総称して外部分極系と称する)を、鋼製
又は高分子樹脂製の内部容器に、に収納し、この内部容
器に、を、1013Ω以上の電気抵抗を膏する絶縁材G
、、G、で支え、さらにこれを磁気シールド機能を有す
る鋼板製などの容器に3に収納する。更に一次Ti池、
二次i池などのいわゆるバッテリイーQは1013Ω以
上の電気抵抗を有する絶縁材G、及びG、で支え、これ
を磁気シールド機能を有する鋼板製などの容器に4に収
納した。又、外部分極装置Pと測定系SJi:接続する
電極線、即ち第1図中の対極線01基準電極線R1及び
被覆金属極線Wは、容器に、、に、+及びに、に設けら
れた孔を通し、かつ、これらの電極線とこれらの容器と
は接触しないようにして絶縁を保持する。同様に、バッ
テリイーQからの直流電源線り、、D、及びり、も容器
Kt、Ks及びに4に接触しない様にして絶縁を保持す
る。そして、容器に、、に3.に、は接地する。
以上の様に、本実施例は、測定系、外部分極系及び直流
電源の全てを接地に対して、10′3Ω以上の高絶縁に
して測定するものである。絶縁材G1.Gt、Gx、G
、’、G4.G−°、G5およびG6は、ガラス製、又
はテフロンなどのプラスチック製であり、例えば、直径
30omφ、高さ50鮎の置注形を使用すれば良い。
又、この円柱状絶縁材を固定する場合、接着材を用いて
、あるいはプラスチック製の場合は、第4図に示すよう
に容器に3とこの絶縁材をネジ(ビス)止めで固定する
なお、絶縁材61〜G6の絶縁抵抗は、その表面の水分
のぬれGす度上界に伴う水分の付着)のため低下するお
それのある場合は、乾燥空気を送るコンプレツサΔを用
いて6容器内部に乾燥空気を注入しく但し、絶すン性を
劣化しないようにする)、各種導線を通す容器の孔から
空気が吹き出すことにより、孔の近傍も高絶縁に保つ。
あるいは各容器内部に乾燥剤を入れ、低湿度に保持すれ
ば、より高絶縁に保つことができる。
従来法(商用電源を用い、且つ、絶縁を考慮しない)と
本発明の方法との差異を測定例でもって説明する。ここ
で用いた外部分極法は、特公昭53−43425号公報
、特公昭53−43426号公報、特公昭53−316
号公報に準処し、被覆金属の腐食反応特性を測定し、そ
の際のノイズの大きさくノイズを含めた測定信号の平均
値に対するノイズの大きさの比)を求めた。その−例を
第1表に示す。又第2表に、ノイズの大きさが0゜5%
以内で測定し得る絶縁抵抗の範囲を第1表の試料で検定
した結果を示す。試料は、自動車用塗装鋼板(3コート
 3ベーク;電着、中塗、上塗の3層の塗装系:膜厚(
計90μm)、測定面積(12,5cm”) )である
。絶縁抵抗は、いずれら10140以上に保持した。
以下余白 第2表 塗膜絶縁抵抗に対する測定可能領域第1表と第
2表より、本実施例では、従来法に比べ少なくとも20
倍以上の高感度化が得られることがわかった。また、ノ
イズ除去フィルターなどを利用すれば、より高感度で、
精度のある測定値が得られる。
なお、本発明の応用としては、第1図を参照して説明す
るならば、容器に、中の測定系Sを1013Ω以上の高
絶縁抵抗にしないでも測定可能であり、例えば塩水噴霧
試験機や乾湿交番試験機などの従来の腐食試験機と組合
せてもよく、更に又、実際の海や川、池の中の被覆金属
の挙動を測定することができる。但し、この場合は、ノ
イズが含まれる方向にあるため、感度が低下する。しか
し、従来法では測定不可能であるが、本発明法では測定
可能となる。
[発明の効果] 塗料、ライニング材などで被覆された金属腐食反応を、
塗膜抵抗がIQIIΩ以上の場合でも測定できるように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、外部分極法による高感度測定装置のブロック
図である。 第2図は、ボテンノヨスタットの回路図である。 第3図は、第1図に示した装置の一部の部分切欠き斜視
図である。 第4図は、絶縁材の固定を示す断面図である。 第5図は、従来のポテンショスタットの回路図である。 S・・・測定系、      P・・・外部分極装置、
Q・・・バッテリイー、  K3.に、・・・金属製容
器、G、、G、、〜、 G o・・・絶縁材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料、ライニング材などで被覆された被覆金属の
    腐食反応挙動を外部分極法で測定する場合において、 外部分極装置の電源をバッテリィー(電池)として、か
    つ、この外部分極装置とバッテリィーを接地(アース)
    に対して、外部分極装置の内部抵抗以上の絶縁抵抗に保
    持しつつ、被覆金属の腐食反応を測定することを特徴と
    する被覆金属の高感度分極測定方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載された被覆金属の高
    感度分極測定方法において、 被覆金属を含む測定系を接地に対して、外部分極装置の
    内部抵抗以上の絶縁抵抗に保持しつつ、被覆金属の腐食
    反応を測定することを特徴とする被覆金属の高感度分極
    測定方法。
  3. (3)塗料、ライニング材などで被覆された被覆金属の
    腐食反応挙動を外部分極法で測定する装置において、 被覆金属電極、基準電極及び対極とを導電性溶液に浸漬
    してなる測定セルと、 測定セルに対し外部分極法で腐食反応を測定する外部分
    極装置と、 外部分極装置の電源であるバッテリィーと、外部分極装
    置を収容する第1金属製容器と、バッテリィーを収容す
    る第2金属製容器と、外部分極装置と第1金属製容器と
    の間、又 は、第1金属製容器とその外部の接地点との間を、外部
    分極装置の内部抵抗以上の抵抗に保持する第1絶縁材と
    、 バッテリィーと第2金属製容器との間、又は、第2金属
    製容器とその外部の接地点との間を、外部分極装置の内
    部抵抗以上の抵抗に保持する第2絶縁材とからなること
    を特徴とする被覆金属の高感度分極測定装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項に記載された被覆金属の高
    感度分極測定装置において、 上記の第1絶縁材または第2絶縁材がガラスであること
    を特徴とする被覆金属の高感度分極測定装置。
  5. (5)特許請求の範囲第3項に記載された被覆金属の高
    感度分極測定装置において、 上記の第1金属製容器又は第2金属製容器が磁気シール
    ド機能を有する材料からなることを特徴とする被覆金属
    の高感度分極測定装置。
  6. (6)特許請求の範囲第3項に記載された被覆金属の高
    感度分極測定装置において、 上記の測定系を収容する第3金属製容器を備えているこ
    とを特徴とする被覆金属の高感度分極測定装置。
  7. (7)特許請求の範囲第3項に記載された被覆金属の高
    感度分極測定装置において、 上記の外部装置を自動操作する制御手段を第2金属製容
    器内に設けたことを特徴とする被覆金属の高感度分極測
    定装置。
JP61235036A 1986-10-01 1986-10-01 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0619339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61235036A JPH0619339B2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61235036A JPH0619339B2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6388436A true JPS6388436A (ja) 1988-04-19
JPH0619339B2 JPH0619339B2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=16980136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61235036A Expired - Lifetime JPH0619339B2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619339B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145413A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
JP2011102790A (ja) * 2009-10-16 2011-05-26 Jfe Steel Corp 缶成型体の内容物に対する耐腐食性を迅速に評価する方法
JP2019035655A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 三浦工業株式会社 腐食測定システム、及び腐食測定方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624551A (en) * 1979-08-07 1981-03-09 Toshiba Corp Device for measuring corrosion speed of metal
JPS5780551A (en) * 1980-11-06 1982-05-20 Nippon Paint Co Ltd Method and apparatus for measuring outer polarization characteristics of metal surface under film of coating metal
JPS59155749A (ja) * 1983-02-25 1984-09-04 Nisshin Steel Co Ltd 塗装金属板の腐食試験方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5624551A (en) * 1979-08-07 1981-03-09 Toshiba Corp Device for measuring corrosion speed of metal
JPS5780551A (en) * 1980-11-06 1982-05-20 Nippon Paint Co Ltd Method and apparatus for measuring outer polarization characteristics of metal surface under film of coating metal
JPS59155749A (ja) * 1983-02-25 1984-09-04 Nisshin Steel Co Ltd 塗装金属板の腐食試験方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145413A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Fujikura Ltd 静電容量式近接センサ
JP2011102790A (ja) * 2009-10-16 2011-05-26 Jfe Steel Corp 缶成型体の内容物に対する耐腐食性を迅速に評価する方法
JP2019035655A (ja) * 2017-08-15 2019-03-07 三浦工業株式会社 腐食測定システム、及び腐食測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0619339B2 (ja) 1994-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4861453A (en) Corrosion detecting probe for steel buried in concrete
Scully Electrochemical impedance of organic‐coated steel: correlation of impedance parameters with long‐term coating deterioration
Koopal et al. Surface ionization and complexation models: a comparison of methods for determining model parameters
Taylor et al. AC admittance of the metal/insulator/electrolyte interface
Loveday et al. Evaluation of organic coatings with electrochemical impedance spectroscopy
Frankel et al. Potential control under thin aqueous layers using a Kelvin Probe
Ramos et al. A four-terminal water-quality-monitoring conductivity sensor
Kittel et al. Influence of the coating–substrate interactions on the corrosion protection: characterisation by impedance spectroscopy of the inner and outer parts of a coating
EP0068101B1 (en) Electrochemical analytical apparatus
JPH0543268B2 (ja)
US4488939A (en) Vapor corrosion rate monitoring method and apparatus
US3719884A (en) Process and apparatus for determining the porosity of a dielectric layer coating a metallic surface
Sagüés et al. Kelvin Probe electrode for contactless potential measurement on concrete–Properties and corrosion profiling application
US20050212534A1 (en) Method and apparatus for monitoring corrosion
JP2001215203A (ja) 電気伝導度測定装置、土壌導電率測定方法及び土壌溶液導電率測定装置
CN111788478B (zh) 腐蚀测量装置
Wall et al. Characterizing corrosion behavior under atmospheric conditions using electrochemical techniques
JPS6388436A (ja) 被覆金属の高感度分極測定方法及び装置
JPS63243767A (ja) 分極の影響を除去した導電率測定方法及び装置
Olthuis et al. Modelling of non-steady-state concentration profiles at ISFET-based coulometric sensor—actuator systems
Grasso et al. Impedance spectroscopy of pure water in the 0.01 Hz to 100 kHz range
JP2002296213A (ja) 腐食評価方法及びデータベース
JPH02291952A (ja) 金属の腐食監視装置
Kruise et al. Detection of charged proteins by means of impedance measurements
JPH0546495B2 (ja)