JPS63748Y2 - - Google Patents

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JPS63748Y2
JPS63748Y2 JP1981116732U JP11673281U JPS63748Y2 JP S63748 Y2 JPS63748 Y2 JP S63748Y2 JP 1981116732 U JP1981116732 U JP 1981116732U JP 11673281 U JP11673281 U JP 11673281U JP S63748 Y2 JPS63748 Y2 JP S63748Y2
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JP
Japan
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funnel
sealing surface
tank
fritted glass
glass
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JP1981116732U
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JPS5822938U (ja
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフリツトガラスの塗布装置に係り、特
にカラー受像管のフアンネルのシール面に塗布す
るフリツトガラスの塗布装置に関する。
陰極線管、たとえばカラー受像管は次のように
して製造される。シヤドウマスクと組み合わせて
内面にけい光面の形成されたパネルと、内面に導
電膜の形成されたフアンネルとが、シール面にフ
リツトガラスを塗布してのち封着され、フアンネ
ルのネツク部に電子銃が封止され、排気など所定
の工程を経て製品となる。
このような封着工程は、漏斗状をしたフアンネ
ルのシール面に有機溶剤を混合してなるフリツト
ガラスを塗布し、受像管のフエース面であるパネ
ルのシール面とくみ合わせて封着炉を通し、シー
ル面どうしを接合させている。
フリツトガラスをフアンネルのシール面に塗布
する従来の装置について第1図〜第3図を参照し
て説明する。1はフアンネルで、2はその上方に
配置されたフリツトガラス3の入つているタンク
である。このフアンネル1のシール面4に前記フ
リツトガラス3を塗布する際には、前記タンク2
を前記シール面4に沿つて動かす方法と、前記タ
ンク2を固定して前記フアンネル1を回転させる
方法などの方法がある。いずれにしてもフアンネ
ル1のシール面4にフリツトガラスが均一に塗布
されればいずれの方法で行つてもよい。
このようなフリツトガラスの塗布装置について
更に説明する。第1図のタンク2には所望の粘度
に調合されたフリツトガラス3が入つていて、底
部の吐出口5は栓6でふさがれている。この栓6
はシヤフト7に連結され、このシヤフト7を上下
させるシリンダ8が上方に配設されている。さら
にこのシリンダ8には空気源9から供給される空
気の方向を制御する電磁弁10がとりつけられて
いる。又前記タンク2はOリングを介してふた1
1で密閉され、シヤフト7はこのふた11の中央
部からOリングを介して上下にスライドできるよ
うになつている。さらにタンク2にはクリーンエ
アー源12からクリーンエアーを供給する配管1
3が配設されている。14はそのタンクへの供給
口、15は配管にとりつけられた圧力調整弁であ
る。
このような装置によつてタンク2内のフリツト
ガラス3をフアンネル1のシール面4に塗布する
ときは、フリツトガラスの塗布数量が多くなる
と、タンク2内のフリツトガラス3の量が少なく
なつて吐出圧力が減少し、吐出口からのフリツト
ガラスの吐出量が少なくなる。したがつて作業者
は塗布状態を見ながら、前記タンク2内のフリツ
トガラス3の残量が少なくなるに応じて圧力調整
弁15を少しずつ開いていくことにより所望の量
のフリツトガラス3をタンク2から吐出させるよ
うにしていた。このようにして第2図に示すよう
にフアンネル1のシール面4全面にわたつてフリ
ツトガラスを塗布していた。第3図はフアンネル
1の断面図であつて、フリツトガラス16がフア
ンネル1のシール面4に塗布された状態を示す。
このようにシール面4にフリツトガラスが塗布
されたときの種々の状態を第4図に示す。すなわ
ち同図Aはフリツトガラス17の粘度が小さい場
合、同図Bはフリツトガラス18の粘度が高い場
合、同図Cは良好なフリツトガラス19の場合で
ある。同図Aの場合中央部が凹状になつてしま
い、封着時にエアーが残留し、封着不良を起こし
やすい、同図Bの場合は山形に盛り上がつてい
て、シール面の幅方向に均一に塗布できなくな
り、封着強度が低くなる傾向がある。同図Cの場
合はシール面に一様に塗布できたものであつて、
封着強度が高く良好な封着が行われるものであ
る。フリツトガラス3はこのような良好な状態が
得られるよう粘度調節されてタンク2に入れられ
ているが、前記のように良好な状態にフリツトガ
ラスを塗布するには、タンク2内のフリツトガラ
ス3の残存量により手動にて圧力調整弁15を操
作しなければならない。したがつてシール面4で
のフリツトガラスの塗布状態が不安定となり、又
作業に熟練が要求されるなどの欠点があつた。
本考案は以上の点にかんがみなされたものであ
つて、タンクに収納されたフリツトガラスに変動
があつても、タンクの吐出口からフリツトガラス
を吐出させて被塗布面にフリツトガラスを均一に
塗布することのできるフリツトガラスの塗布装置
を提供するものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。第5図に本考案の1実施例を示す。
21はフリツトガラス20の入れられたタンク
にして、このタンク21の底部の吐出口22は栓
23でふさがれている。この栓23はシヤフト2
4に連結され、このシヤフト24を上下させるシ
リンダ25が上方に配設されている。さらにこの
シリンダ25には空気源26から供給される空気
の方向を制御する電磁弁27がとりつけられてい
る。又前記タンク21はOリングを介してふた2
8で密閉され、シヤフト24はこのふた28の中
央部からOリングを介して上下にスライドできる
ようになつている。さらにタンク21にクリーン
エアー源30からクリーンエアーを供給する配管
31が配設され、この配管31の途中にコントロ
ールバルブ32がとりつけられている。33はク
リーンエアーのタンク21への供給口である。前
記コントロールバルブ32は制御装置37によつ
て制御されるようになつている。さらにフアンネ
ル35のシール面36近傍にフリツトガラス落下
検出センサ38が設けられており、前記制御装置
37に接続されている。この検出センサ38は光
電式の反射型の検出器であり、タンク21の底部
の栓23がシヤフト24によつて引きあげられ、
吐出口22から離れてフリツトガラス20が吐出
口22を出てシール面36に落下するまでの時間
を測定するものである。
このような装置によりフリツトガラスを塗付す
るには、クリーンエアー源30から配管31を介
してタンク21内のフリツトガラス20を加圧
し、シリンダー25により栓23を引きあげて吐
出口22よりタンク21内のフリツトガラス20
を吐出落下されることにより行われる。この場
合、タンク21内のフリツトガラス20の残量が
異なると吐出口22での摩擦抵抗が異なり、フリ
ツトガラス20が吐出口22から出てシール面3
6へ落下するまでの時間が異なるので、この時間
をはかり、制御装置37を介してコントロールバ
ルブ32の弁を開いて、フリツトガラス20の加
圧を調整すれば、フリツトガラスの落下時間が一
定になつて、常にシール面36へのフリツトガラ
スの均一な塗布を行うことが出来る。
この場合、タンク21とフアンネル35とはシ
ール面36に沿つて相対的に移動させることが必
要であるが、その相対的移動は、タンク21を固
定してフアンネル35を回転してもよく、又フア
ンネル35のシール面36に沿つてタンク21を
動かしても同じようにフリツトガラスの塗布を行
うことが出来る。
次に他の実施例について述べる。前記実施例で
はフリツトガラス20の落下時間を検出し、その
出力に基づいてフリツトガラス20の落下時間が
一定になるように制御装置37によりコントロー
ルバルブ32を制御したが、第6図に示すように
制御装置37によりフアンネル35の回転速度を
変えるようにしてもフリツトガラスを均一に塗付
することが出来る。すなわちフアンネル35のシ
ール面36近傍にフリツトガラス落下検出センサ
38を配設すると共に、制御装置37をフアンネ
ル35の回転速度を制御出来るように接続する。
そしてこの検出センサ38によりタンク21から
フアンネル35のシール面36へのフリツトガラ
ス20の落下時間を検出して、その出力により制
御装置37を介してフアンネル35の回転速度を
変え、たとえば落下時間がおそくなつたときは回
転速度をおそくして、シール面36に塗布するこ
とにより均一にフリツトガラスを塗布することが
出来る。このようにフアンネル35の回転速度を
かえる代りに、フアンネル35を固定しておい
て、タンクの移動速度をかえてもよい。この場合
配設された検出センサと制御装置の働きによつて
落下時間に比例してタンクの移動速度を制御し、
たとえば落下時間がおそくなるにつれてタンクの
移動速度をおそくしてやればよい。何れにしても
これらの装置によつてタンク内のフリツトガラス
の変動により落下時間が変動したとき、タンクと
フアンネルとの相対的な移動速度を変えることに
よつて、常にフリツトガラスの均一な塗布を行う
ことが出来る。
このように本考案の塗布装置においては、フリ
ツトガラス落下検出センサによつてフリツトガラ
スの落下時間を検出し、この検出センサの出力に
基づいてコントロールバルブ又はタンクとフアン
ネルとの相対移動速度を制御するように構成した
ので、常に均一にフリツトガラスをフアンネルの
シール面に自動で塗布することが出来、従来の装
置によるときに比べて生産性、歩留が向上し、工
業的にきわめて有用である。
なおこの装置はフアンネルのシール面にフリツ
トガラスを塗布する場合ばかりでなく、他の塗布
に適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフアンネルのシール面へフリツ
トガラスを塗布する装置の説明図、第2図は陰極
線管用フアンネルの平面図、第3図は陰極線管用
フアンネルの縦断面図、第4図A,B,Cはフア
ンネルのシール面に塗布されたフリツトガラスの
状態を示す説明図、第5図は本考案の陰極線管用
フアンネルのシール面へのフリツトガラスの塗布
装置の1実施例の一部断面にて示す説明図、第6
図は本考案の他の実施例の一部断面にて示す説明
図である。 20……フリツトガラス、21……タンク、2
2……吐出口、23……栓、25……シリンダ、
28……タンクのふた、30……クリーンエアー
源、31……配管、32……コントロールバル
ブ、34……制御装置、35……フアンネル、3
6……フアンネルのシール面、38……フリツト
ガラス落下検出センサ、37……制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シール面を上向きにして保持されたフアンネル
    の上方に配置され、前記フアンネルのシール面に
    塗付するフリツトガラスを貯蔵し、このフリツト
    ガラスを前記フアンネルのシール面に向かつて吐
    出するフリツトガラス貯蔵タンクと、このフリツ
    トガラス貯蔵タンク内のフリツトガラスを加圧す
    る気体を供給するコントロールバルブ付き配管
    と、前記フアンネルのシール面近傍に設けられ、
    前記タンクから吐出するフリツトガラスの前記フ
    アンネルのシール面への到達時間を検出するフリ
    ツトガラス落下検出センサと、このフリツトガラ
    ス落下検出センサの出力に基づいて前記コントロ
    ールバルブ又は前記タンクとフアンネルとの相対
    移動速度を制御する制御装置とを具備することを
    特徴とするフリツトガラスの塗付装置。
JP11673281U 1981-08-07 1981-08-07 フリツトガラスの塗布装置 Granted JPS5822938U (ja)

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JP11673281U JPS5822938U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 フリツトガラスの塗布装置

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JP11673281U JPS5822938U (ja) 1981-08-07 1981-08-07 フリツトガラスの塗布装置

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JPS5822938U JPS5822938U (ja) 1983-02-12
JPS63748Y2 true JPS63748Y2 (ja) 1988-01-09

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ID=29910941

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62159458U (ja) * 1986-03-31 1987-10-09
JPH0787080B2 (ja) * 1989-05-31 1995-09-20 日本電気株式会社 フリットガラスの塗布装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120920A (ja) * 1974-08-14 1976-02-19 Sony Corp
JPS5437141A (en) * 1977-08-31 1979-03-19 Yamaha Motor Co Ltd Apparatus for coating automatic sealing agent
JPS5438337A (en) * 1977-08-31 1979-03-22 Yamaha Motor Co Ltd Apparatus for coating automatic sealing agent

Patent Citations (3)

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